[go: up one dir, main page]

JP2014055835A - 物品分類装置 - Google Patents

物品分類装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014055835A
JP2014055835A JP2012200436A JP2012200436A JP2014055835A JP 2014055835 A JP2014055835 A JP 2014055835A JP 2012200436 A JP2012200436 A JP 2012200436A JP 2012200436 A JP2012200436 A JP 2012200436A JP 2014055835 A JP2014055835 A JP 2014055835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
inspection
rotating body
index table
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012200436A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ikeda
和生 池田
Kazuhiro Kuroda
和祐 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP2012200436A priority Critical patent/JP2014055835A/ja
Publication of JP2014055835A publication Critical patent/JP2014055835A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

【課題】検査成否判定手段が、再検査物品を保持部から排出させずに再検査させて、何度再検査を受けたかを把握可能とし、際限なく再検査する必要をなくし、物品分類の効率化をあげる。
【解決手段】物品の保持部を有する回転体とその駆動手段とからなり、保持部から物品を排出する排出位置を有する搬送手段3と、搬送手段3の搬送経路上に設けられた保持部8への物品の供給手段および物品の特性の検査手段と、検査成功物品を排出位置14で排出させ、検査失敗物品を再検査させる検査成否判定手段と、排出された物品を特性に基づき分類に振り分ける分配手段と、から構成される。検査成否判定手段は、再検査物品を保持部8から排出させずに排出位置14および供給位置10を通過させるとともに、再検査物品が供給位置10を通過する際には、物品の供給を停止させることにより、再検査させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物品分類装置におけるテストハンドラに関する発明であり、詳しくは、物品の電気的特性や光学的特性などを検査して分類する装置において、特性検査を失敗した物品について、再検査させるときの動作に特徴を有する物品分類装置に関するものである。
物品分類装置の一つとして電子部品(LEDチップ)の分類装置がある。該装置でLEDチップの検査時に、LEDチップに対するプローブのコンタクト不良や、LEDチップに対する昇温不良により検査失敗と判断される場合がある。装置要因によるLEDチップの位置決め不良やLEDチップ自体の不良であるバリや寸法ズレやゴミの付着等が主たる原因である。検査が失敗と判断されると再検査が必要となる。従来の再検査は次のように行われていた。
例えば特許文献1に示される物品分類装置では、振り分け先の分類容器の1つを再検査物品を収容する分類容器に割り当てておき、検査が失敗したLEDチップは、この分類容器へ排出され、該分類容器に入ったLEDチップは、再検査物品として、オペレータにより再度供給手段へ移され、この供給手段から検査が行われる搬送手段へと供給されていた。この再検査用の分類容器に入ったLEDチップを再度供給手段に移す作業は人手に頼ることとなり、煩雑なものであった。
他方、人手を必要としないで、検査を行う搬送手段に再検査物品を供給する方法が採用された装置として特許文献2や特許文献3に示される物品分類装置があった。そこでは検査が行われている搬送手段にリターンコンベヤ等を設けて、再検査物品であるLEDチップを、供給手段であるチップ部品フィーダ(特許文献3ではパーツフィーダの容器)に戻し、このLEDチップを自動的に再検査するようにしていた。
しかし、上記いずれの物品分類装置の場合も、検査対象LEDチップが検査の行われている搬送手段から一端排出されてしまうため、検査対象LEDチップが再検査物品であるか否かの特定ができなくなってしまう。その結果、再検査物品であるLEDチップを何度再検査したのかを把握できなくなってしまい、再検査物品が延々と検査され続けるという問題点を有していた。
特許第4474612号特許公報 特許第2585133号特許公報 特許第3200612号特許公報
本発明は、上記問題点を解決しようとするもので、検査手段が搬送手段の搬送経路に沿って設けられている物品分類装置において、検査成否判定手段が、検査手段により再検査させる再検査物品を、搬送手段である回転体の保持部から排出させずに再検査させることにより、何度再検査を受けたかを把握可能とし、同じ再検査物品を際限なく再検査する必要をなくし、物品分類の効率化をあげること、更には、再検査用の分類容器から供給手段へオペレータが人手により戻す場合に比べ、オペレータの作業負荷を減らすことを課題として提供された。
上記課題を解決するため、第1の発明は、物品分類装置に次の手段を採用する。
第1に、物品を保持する複数の保持部を有する回転体と、当該回転体を回転駆動する駆動手段とからなり、当該回転体の保持部から物品を排出する排出位置を有する搬送手段と、前記搬送手段の搬送経路上に設けられた供給位置において前記回転体の保持部に物品を供給する供給手段と、前記搬送手段の搬送経路に沿って設けられ、物品の特性を検査する検査手段と、前記検査手段による検査の成否を判定し、検査が成功した物品を前記排出位置において前記搬送手段から排出させ、検査が失敗した物品を前記検査手段により再検査させる検査成否判定手段と、前記搬送手段から排出された物品を該物品の特性に基づき所要の分類に振り分ける分配手段と、からなる物品分類装置とする。
第2に、前記検査成否判定手段は、前記検査手段により再検査させる再検査物品を前記回転体の保持部から排出させずに前記排出位置および前記供給位置を通過させるとともに、当該再検査物品が前記供給位置を通過する際には、前記供給手段からの物品の供給を停止させることにより、当該再検査物品を前記検査手段により再検査させる。
第2の発明は、第1の発明に、次の手段を付加した物品分類装置である。
第1に、上記搬送手段は、上記供給位置において物品が供給される上流側回転体と、当該上流側回転体と受渡位置を介して接続されるとともに上記排出位置を有する下流側回転体とからなり、上記駆動手段は前記上流側回転体および前記下流側回転体をそれぞれに独立して間欠回転可能とする。
第2に、上記検査成否判定手段は、上記再検査物品が前記下流側回転体の排出位置を通過して受渡位置の1ピッチ上流側の停止位置に到達した後、当該受渡位置に位置する前記上流側回転体の保持部から前記下流側回転体の保持部へと物品が受け渡されると、前記上流側回転体を停止させたまま前記下流側回転体を1ピッチだけ間欠送りして、物品を受け渡して空となった前記上流側回転体の保持部に上記再検査物品を受け渡す。
第1の発明は、物品分類装置において、検査成否判定手段は、検査手段により再検査させる再検査物品を回転体の保持部から排出させずに排出位置および供給位置を通過させるとともに、当該再検査物品が供給位置を通過する際には、供給手段からの物品の供給を停止させて当該再検査物品を検査手段により再検査させることにより、再検査物品を搬送手段から排出することなく再検査でき、何度再検査を受けたかを把握することが可能となった。
上記の結果、同じ再検査物品を際限なく再検査する必要がなくなり、物品分類の効率化に繋がった。更には、再検査用の分類容器から供給手段へオペレータが人手により戻す場合に比べ、オペレータの作業負荷を減らすことができた。
第2の発明によれば、上流側回転体と下流側回転体を受渡位置を介して接続して構成した搬送手段においても、再検査物品を搬送手段から排出することなく再検査でき、第1の発明と同様の効果を発揮することができた。
本発明の実施例を示す電子部品分類装置の概略平面説明図 同概略右側面図 インデックステーブルの断面説明図 点灯検査位置での検査方法を示す説明図であり、(A)が点灯前を示し、(B)が点灯時を示す。 排出位置の部分拡大平面説明図 排出位置の部分拡大断面説明図 分類運転時のLEDチップの搬送経路の他実施例を示す図 上流側インデックステーブルの保持部から下流側インデックステーブルの保持部へLEDチップを受け渡す状態を示す部分説明図 再検査用LEDチップを上流側インデックステーブルの保持部へ受け渡す動作を示す説明図で、(A)は再検査用LEDチップが下流側インデックステーブルでチップ受渡位置の1ピッチ上流側の停止位置に到達した時に分類運転用のLEDチップが上流側インデックステーブル側に残っている場合を示し、(B)は(A)と同じ位置で分類運転用のLEDチップが下流側インデックステーブルに受け渡された状態を示し、(C)は上流側インデックステーブルが停止した状態で下流側インデックステーブルが1ピッチだけ間欠送りされた状態を示し、(D)は(C)と同じ位置で再検査用LEDチップが上流側インデックステーブルに受け渡された状態を示し、(E)は下流側インデックステーブルが停止した状態で上流側インデックステーブルが1ピッチだけ間欠送りされた状態を示す。
以下、図示の実施例と共に本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施例を示す電子部品分類装置の概略平面説明図であり、図2は、同概略右側面図である。実施例においてワークである物品は、LEDチップLであり、実施例における電子部品分類装置は該LEDチップLを、断線チップか否かの電気的特性、使用環境下での色味・輝度などの光学的特性および割れ・カケチップか否かの外観的特性などを検査し、振り分け、分類容器Bに分類する装置である。
電子部品分類装置は、LEDチップL又は基準チップSを搬送する搬送手段3と、搬送手段3にLEDチップL又は基準チップSを供給するチップ供給手段と、搬送手段3の搬送経路に沿って設けられるLEDチップLの特性を検査する検査手段と、検査手段による検査の成否を判定する検査成否判定手段と、搬送手段3から排出されたLEDチップLを物品の特性に基づき所要の分類容器Bに振り分ける分配手段とを有する。
搬送手段3は、図1に示されるように、上流側インデックステーブル4と、該上流側インデックステーブル4とチップ受渡位置15を介して接続される下流側インデックステーブル5とからなる。上流側インデックステーブル4が、本発明における上流側回転体であり、下流側インデックステーブル5が、本発明における下流側回転体である。すなわち、搬送手段3は、上流側インデックステーブル4と下流側インデックステーブル5の2つの円盤状のテーブルを有している。尚、本願中第2の発明は、搬送手段3を上流側インデックステーブル4と下流側インデックステーブル5という2つのインデックステーブルで構成するが、第1の発明は、搬送手段3を単一のインデックステーブルで構成しても良い。
上流側インデックステーブル4および下流側インデックステーブル5の外周には所定間隔で多数の切り欠きが設けられており、この切り欠きが、直下に存在する固定テーブル6をチップ支持面としてLEDチップL、基準チップSを収容するポケット状の保持部8となる。尚、固定テーブル6の所定位置にはヒータが内蔵されている。上流側インデックステーブル4および下流側インデックステーブル5での検査はいずれもLEDチップLを加熱した上で行うためである。
上流側インデックステーブル4および下流側インデックステーブル5は、固定テーブル6上に装着され、駆動手段7によってそれぞれ独立して間欠回転可能とされている。実施例での回転方向は、上流側インデックステーブル4が反時計回りであり、下流側インデックステーブル5が時計回りである。尚、回転方向は、図7に示すように両インデックステーブル4,5とも反時計回りにすることも、他の組み合わせにすることも可能である。
上流側インデックステーブル4の搬送経路上には、分類対象のLEDチップ供給位置9と、断線か否かを検査する点灯検査位置11が設定されている。他方、下流側インデックステーブル5の搬送経路上には、テスト運転用の基準チップ供給・回収位置10と、使用環境下での色味・輝度などの光学的特性を検査する光学検査位置12と、割れ・カケチップか否かを検査する外観検査位置13と、分類対象のLEDチップLを保持部8から排出する排出位置14が設定されている。尚、符号15が、上流側インデックステーブル4と下流側インデックステーブル5とが接続されるチップ受渡位置である。
チップ供給手段としては、分類運転時に用いる第1供給手段とテスト運転時に用いる第2の供給手段という2つの供給手段が設けられている。ここにおける分類運転とは、LEDチップLを搬送手段で搬送しながら、その搬送経路上に設けられた検査手段で検査し、検査結果に従って、所要の分類容器Bへ振り分ける運転を意味する。他方、テスト運転とは、基準チップSを搬送手段で搬送して、検査手段の調整の必要性の有無を検査する運転を意味する。
第1供給手段は、搬送手段3により搬送されるLEDチップLを所要の分類容器Bへ振り分ける分類運転において用いられる供給手段であって、搬送手段3にLEDチップLを供給するパーツフィーダ1である。詳記すれば、LEDチップLは、上流側インデックステーブル4の保持部8へ供給される。
LEDチップ供給位置9で上流側インデックステーブル4に接続されるパーツフィーダ1は、多数のLEDチップLがランダムに収容されるフィーダボール16と、レール17で構成される。パーツフィーダ1は、振動によってLEDチップLをフィーダボール16からレール17へと長手方向1列に整列して送り出し、レール17から上流側インデックステーブル4の保持部8にLEDチップLを供給する。
第2供給手段は、基準チップSを循環搬送するテスト運転において下流側インデックステーブル5との間で基準チップSを供給および回収する基準チップ用インデックステーブル2である。基準チップ用インデックステーブル2は、円盤状で外周に所定間隔で多数の切り欠きを形成し、該切り欠きを基準チップ保持部26とした回転体であり、基準チップ供給・回収位置10で基準チップSを受け渡し可能なるよう下流側インデックステーブル5と接続され、下流側インデックステーブル5と同一ピッチで間欠回転する。
検査手段として、点灯検査手段となるプローブ18と、光学検査手段となる積分球19と、外観検査手段となるカメラ27とが、搬送手段3の搬送経路上の各検査位置11,12,13に設けられる。
図示されていないが、検査手段による検査の成否を判定し、検査が成功したLEDチップLは排出位置14から排出させるようにし、検査が失敗したLEDチップLは上記検査手段により再検査させる検査成否判定手段が設けられている。
図5および図6に示されるように排出位置14には、固定テーブル6を切り欠きして、保持部8で搬送されてきたLEDチップLを下方に配置される分配装置20へ自然落下させる排出部21が形成される。排出部21は、排出部閉鎖手段となるシャッタ22を有する。シャッタ22は、開放時にはLEDチップLを自然落下させ、閉鎖時にはLEDチップLの落下を阻止して、排出部21上を落下せずに通過させるものである。シャッタ22は、図5および図6に示されるように、LEDチップLが通過可能な排出孔23を形成した円盤状のもので、軸24を支点に回転可能とされている。尚、実施例では上記のような回転式のシャッタ22を用いているが、進退式シャッタや、取り外し式シャッタであっても良い。
図2に示されるように排出部21の下方には、排出されたLEDチップLを特性に基づき振り分ける分配装置20と、更に、その下方には、分配装置20から振り分けられチューブ25を通って送り込まれたLEDチップLを貯留する多数の分類容器Bが配置されている。
続いて、搬送経路に従って分類運転について説明する。
先ず、LEDチップ供給位置9で、パーツフィーダ1は、上流側インデックステーブル4の保持部8にLEDチップLを供給する。分類運転時の供給手段としては第1供給手段であるパーツフィーダ1のみが作動しており、第2供給手段である基準チップ用インデックステーブル2は停止している。受け取ったLEDチップLは保持部8に吸着保持されて、LEDチップ供給位置9より図1の搬送経路上に示された矢印に示すように点灯検査位置11に向かう。
点灯検査位置11では、図4(A)(B)に示されるように、プローブ18をLEDチップLの電極に押し当てて通電することにより検査を行う。LEDチップLが断線チップか否かを検査する。プローブ18が接触不良であった場合も、これを検出できるようになっている。尚、点灯検査位置11の手前(上流側)には温度計(熱伝対)が設けられており、所定温度(摂氏200度)までLEDチップLを加熱上昇させたかをチェックしている。
点灯検査位置11を通過したLEDチップLは図1の矢印に示すようにチップ受渡位置15へと向かう。点灯検査および上昇温度を適正に通過したLEDチップLは、チップ受渡位置15で図1の矢印に従って、上流側インデックステーブル4から下流側インデックステーブル5へと受け渡される。上流側インデックステーブル4と下流側インデックステーブル5は、保持部8の間隔を1ピッチとして間欠回転している。
図8に示すように、チップ受渡位置15に至った上流側インデックステーブル4の保持部8にはLEDチップLが収容保持されており、相対する下流側インデックステーブル5の保持部8は空の状態である。この状態で、図1のチップ受渡位置15に示されるように、上流側インデックステーブル4の保持部8から下流側インデックステーブル5の保持部8へLEDチップLが受け渡される。この受け渡しは、上流側インデックステーブル4の保持部8ではエアブローを行うと同時に下流側インデックステーブル5の保持部8では吸引するようにして行う。
下流側インデックステーブル5の保持部8に受け渡されたLEDチップLは図1の矢印に沿って、チップ受渡位置15から光学検査位置12に向かう。所定温度(摂氏85度)の確認を行った後、積分球19による光学的特性(色味・輝度)の検査を行う。続いて、下流側インデックステーブル5の間欠回転に従い、検査対象LEDチップLは、外観検査位置13に向かう。外観検査位置13では、カメラ27でLEDチップLの割れやカケチップか否かの検査をする。
外観検査位置13での検査を終了したLEDチップLは、図1の矢印に従って、排出位置14に向かう。この時、検査成否判定手段が検査成功と判定した場合、該当LEDチップLは、排出位置14より排出される。具体的には、シャッタ22の排出孔23を排出部21上に合わせて、シャッタ22を開く。該当LEDチップLは、排出位置14を通過する時に、開放された排出部21より自然落下し、その下流に接続される分配装置20により、物品の特性に基づき振り分けられ、チューブ25を介して、所要の分類容器Bへと分類される。
検査成否判定手段が、検査が失敗と判定した場合、例えば、点灯検査位置11での検査失敗や所定温度(摂氏200度)までの上昇不足が発見された場合などには、当該再検査用LEDチップLは、排出位置14で下流側インデックステーブル5の保持部8から排出されずに、排出位置14を通過する。具体的には、シャッタ22の排出孔23を排出部21上方より外し、シャッタ22を閉鎖し、該当LEDチップLが閉鎖されたシャッタ22上を通過し、再びチップ受渡位置15へと循環搬送される。
チップ受渡位置15に至った再検査用LEDチップLは、上流側インデックステーブル4へと戻され再度の加熱や再度の点灯検査を受けることになる。以下、再検査用LEDチップL0を下流側インデックステーブル5の保持部83より上流側インデックステーブル4の保持部82へ戻す動作について図9に従って説明する。
図9(A)に示すように、再検査用LEDチップL0が収容された下流側インデックステーブル5の保持部83が、チップ受渡位置15の1ピッチ上流側の停止位置28に到達した時、上流側インデックステーブル4から下流側インデックステーブル5に受け渡される分類運転用のLEDチップL1は上流側インデックステーブル4の保持部82にある。この時、チップ受渡位置15にある下流側インデックステーブル5の保持部81は空になっている。
続いて、図9(B)に示されるように分類運転用のLEDチップL1が下流側インデックステーブル5の空であった保持部81に受け渡される。その結果、分類運転用のLEDチップL1があった上流側インデックステーブル4の保持部82が空となる。
その後、上流側インデックステーブル4が停止した状態を保持し、下流側インデックステーブル5が1ピッチだけ間欠送りされ、図9(C)に示すように、空の上流側インデックステーブル4の保持部82の前に、再検査用LEDチップL0が収容されている下流側インデックステーブル5の保持部83が位置する。
ここで図9(D)に示されるように、再検査用LEDチップL0が上流側インデックステーブル4の保持部82に受け渡される。その結果、再検査用LEDチップL0が収容されていた下流側インデックステーブル5の保持部83は空となる。
その後、図9(E)に示されるように、下流側インデックステーブル5が停止した状態で、上流側インデックステーブル4が1ピッチだけ間欠送りされる。上流側インデックステーブル4の保持部84に収容されていた次の分類運転用のLEDチップL2が空となった下流側インデックステーブル5の保持部83に受け渡され、その後、上流側インデックステーブル4および下流側インデックステーブル5の動作は通常動作に戻る。
戻された再検査用LEDチップL0は、上流側インデックステーブル4の回転により巡回し、再度の加熱や再度の点灯検査を受けた後、下流側インデックステーブル5での検査を受けることになる。尚、再検査用LEDチップL0が、LEDチップ供給位置9を通過する際には、第1供給手段であるパーツフィーダ1からのLEDチップLの供給は停止させられている。
再検査用LEDチップL0は、排出せずにそのまま搬送し、再検査を継続する。規定回数検査不良の続く再検査用LEDチップL0は、規定回数の検査終了後、不良用の分類容器Bへ排出される。
次にテスト運転について説明する。テスト運転は主に色味・輝度の検査手段の校正の必要性を見るため、これらの基準を示す基準チップSを用いる。本手段における色味・輝度の検査は下流側インデックステーブル5で行うため、基準チップ用インデックステーブル2は下流側インデックステーブル5に接続される。ちなみに、上流側インデックステーブル4では、LEDチップLの断線を検出する検査を行っているため、特に校正する必要がなく、基準チップSによるテスト運転は省略されている。
基準チップSは、基準チップ用インデックステーブル2の基準チップ保持部26から下流側インデックステーブル5の保持部8に供給される。その後、下流側インデックステーブル5は図1の矢印が示す方向(時計回り)に間欠回転する。この時、基準チップ用インデックステーブル2は反時計回りに間欠回転する。
下流側インデックステーブル5の排出位置14には排出部21を塞ぐシャッタ22が設けられているので、テスト運転に際しては、これを閉じて、下流側インデックステーブル5を間欠回転させることで基準チップSを排出部21で落下させずに循環搬送する。所定周回だけ循環搬送した後は、基準チップ供給・回収位置10で、基準チップSを基準チップ用インデックステーブル2に回収する。
尚、テスト運転は、1日の始まりや、運転を開始してから所定時間、所定個数の検査が終了した時点で行うようにしても良い。また、温度計を設けて装置内の温度が所定温度以上となった場合に行うようにしても良い。
以上、実施例での搬送手段は、上流側インデックステーブル4および下流側インデックステーブル5のようにテーブル外周面に形成された保持部8でLEDチップLや基準チップSを搬送するものであるが、回転体の外周で下方に向かって設置された吸引ノズルでチップを吸引保持し、回転搬送する搬送手段であっても本発明は実施可能である。
1・・・・・・・・・・・・・・・・パーツフィーダ
2・・・・・・・・・・・・・・・・基準チップ用インデックステーブル
3・・・・・・・・・・・・・・・・搬送手段
4・・・・・・・・・・・・・・・・上流側インデックステーブル
5・・・・・・・・・・・・・・・・下流側インデックステーブル
6・・・・・・・・・・・・・・・・固定テーブル
7・・・・・・・・・・・・・・・・駆動手段
8、81、82、83、84・・・・保持部
9・・・・・・・・・・・・・・・・LEDチップ供給位置
10・・・・・・・・・・・・・・・基準チップ供給・回収位置
11・・・・・・・・・・・・・・・点灯検査位置
12・・・・・・・・・・・・・・・光学検査位置
13・・・・・・・・・・・・・・・外観検査位置
14・・・・・・・・・・・・・・・排出位置
15・・・・・・・・・・・・・・・チップ受渡位置
16・・・・・・・・・・・・・・・フィーダボール
17・・・・・・・・・・・・・・・レール
18・・・・・・・・・・・・・・・プローブ
19・・・・・・・・・・・・・・・積分球
20・・・・・・・・・・・・・・・分配装置
21・・・・・・・・・・・・・・・排出部
22・・・・・・・・・・・・・・・シャッタ
23・・・・・・・・・・・・・・・排出孔
24・・・・・・・・・・・・・・・軸
25・・・・・・・・・・・・・・・チューブ
26・・・・・・・・・・・・・・・基準チップ保持部
27・・・・・・・・・・・・・・・カメラ
28・・・・・・・・・・・・・・・停止位置
B・・・・・・・・・・・・・・・・分類容器
L、L1、L2・・・・・・・・・・LEDチップ
L0・・・・・・・・・・・・・・・再検査用LEDチップ
S・・・・・・・・・・・・・・・・基準チップ

Claims (2)

  1. 物品を保持する複数の保持部を有する回転体と、当該回転体を回転駆動する駆動手段とからなり、当該回転体の保持部から物品を排出する排出位置を有する搬送手段と、
    前記搬送手段の搬送経路上に設けられた供給位置において前記回転体の保持部に物品を供給する供給手段と、
    前記搬送手段の搬送経路に沿って設けられ、物品の特性を検査する検査手段と、
    前記検査手段による検査の成否を判定し、検査が成功した物品を前記排出位置において前記搬送手段から排出させ、検査が失敗した物品を前記検査手段により再検査させる検査成否判定手段と、
    前記搬送手段から排出された物品を該物品の特性に基づき所要の分類に振り分ける分配手段と、
    からなる物品分類装置において、
    前記検査成否判定手段は、前記検査手段により再検査させる再検査物品を前記回転体の保持部から排出させずに前記排出位置および前記供給位置を通過させるとともに、当該再検査物品が前記供給位置を通過する際には、前記供給手段からの物品の供給を停止させることにより、当該再検査物品を前記検査手段により再検査させる
    ことを特徴とする物品分類装置。
  2. 上記搬送手段は、
    上記供給位置において物品が供給される上流側回転体と、当該上流側回転体と受渡位置を介して接続されるとともに上記排出位置を有する下流側回転体とからなり、上記駆動手段は前記上流側回転体および前記下流側回転体をそれぞれに独立して間欠回転可能とし、
    上記検査成否判定手段は、上記再検査物品が前記下流側回転体の排出位置を通過して受渡位置の1ピッチ上流側の停止位置に到達した後、当該受渡位置に位置する前記上流側回転体の保持部から前記下流側回転体の保持部へと物品が受け渡されると、前記上流側回転体を停止させたまま前記下流側回転体を1ピッチだけ間欠送りして、物品を受け渡して空となった前記上流側回転体の保持部に上記再検査物品を受け渡す
    ことを特徴とする請求項1記載の物品分類装置。
JP2012200436A 2012-09-12 2012-09-12 物品分類装置 Pending JP2014055835A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200436A JP2014055835A (ja) 2012-09-12 2012-09-12 物品分類装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200436A JP2014055835A (ja) 2012-09-12 2012-09-12 物品分類装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014055835A true JP2014055835A (ja) 2014-03-27

Family

ID=50613280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012200436A Pending JP2014055835A (ja) 2012-09-12 2012-09-12 物品分類装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014055835A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105158668A (zh) * 2015-08-25 2015-12-16 广东金鉴检测科技有限公司 一种检测led光源变色失效的方法及装置
JP2018517635A (ja) * 2015-03-04 2018-07-05 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングOsram Opto Semiconductors GmbH 発光装置のビニング用のビンインサート、発光装置のビニング用のビニング装置、および発光装置のビニング用のビニング装置の使用
CN112079074A (zh) * 2020-08-28 2020-12-15 苏州富强科技有限公司 用于键盘复检的传送机构的控制方法、传送机构

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275524A (ja) * 1988-09-09 1990-03-15 Hitachi Electron Eng Co Ltd 電子部品の搬送移載装置
JP2001334672A (ja) * 2000-05-25 2001-12-04 Canon Inc 検査リトライ方法及びインクジェット記録ヘッド
US20070080700A1 (en) * 2005-10-07 2007-04-12 Kolman Robert S Carousel device, system and method for electronic circuit tester
JP2010102901A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Toshiba It & Control Systems Corp 電池検査装置
WO2010104107A1 (ja) * 2009-03-13 2010-09-16 ポニー工業株式会社 X線検査装置及びx線検査方法
JP2011095107A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Mutual Corp 異物検査装置および異物検査方法
JP2011247672A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Ishida Co Ltd X線検査装置
JP2012158401A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Akim Kk 部品搬送装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275524A (ja) * 1988-09-09 1990-03-15 Hitachi Electron Eng Co Ltd 電子部品の搬送移載装置
JP2001334672A (ja) * 2000-05-25 2001-12-04 Canon Inc 検査リトライ方法及びインクジェット記録ヘッド
US20070080700A1 (en) * 2005-10-07 2007-04-12 Kolman Robert S Carousel device, system and method for electronic circuit tester
JP2010102901A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Toshiba It & Control Systems Corp 電池検査装置
WO2010104107A1 (ja) * 2009-03-13 2010-09-16 ポニー工業株式会社 X線検査装置及びx線検査方法
JP2011095107A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Mutual Corp 異物検査装置および異物検査方法
JP2011247672A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Ishida Co Ltd X線検査装置
JP2012158401A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Akim Kk 部品搬送装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018517635A (ja) * 2015-03-04 2018-07-05 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングOsram Opto Semiconductors GmbH 発光装置のビニング用のビンインサート、発光装置のビニング用のビニング装置、および発光装置のビニング用のビニング装置の使用
CN105158668A (zh) * 2015-08-25 2015-12-16 广东金鉴检测科技有限公司 一种检测led光源变色失效的方法及装置
CN112079074A (zh) * 2020-08-28 2020-12-15 苏州富强科技有限公司 用于键盘复检的传送机构的控制方法、传送机构
CN112079074B (zh) * 2020-08-28 2022-05-20 苏州富强科技有限公司 用于键盘复检的传送机构的控制方法、传送机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4805285B2 (ja) 電子部品を検査し、且つ選別するためのシステム
EP2214467B1 (en) Method and device for filling carrier tapes with electronic components
KR100854993B1 (ko) 워크 반송 시스템
JP2008073653A5 (ja)
CN103394473B (zh) 自动选片机
TW201641001A (zh) 電子元件包裝載帶補料方法及裝置
JP2014055835A (ja) 物品分類装置
JP5866726B2 (ja) 物品分類装置およびその運転方法
CN109193303A (zh) 一种usb芯片模块的组装机构
JP2018095468A (ja) チップ部品搬送装置
CN105911457A (zh) 一种实现ict和fct多机并行测试的方法
JPWO2011125115A1 (ja) 検査装置及び検査分類装置
KR101269524B1 (ko) 오일리스 베어링용 불량 선별장치
JP2014055041A (ja) 物品分類装置
JP5600984B2 (ja) 透明物品の外観検査装置および外観検査方法
KR101496994B1 (ko) 휴대폰 부품의 후면 검사장치
JP6332727B2 (ja) 透過式内部検査装置の被検査物搬送方法
CN205810338U (zh) 检测装置及检测系统
CN105080849A (zh) 电子元件检测分选的搬送方法及装置
JP2010019731A (ja) 外観検査装置
JP2013046909A (ja) 物品分類装置
JP7115905B2 (ja) 小型物品の処理システム
CN111256756A (zh) 检测装置
JP2016049515A (ja) 対象物検査装置
JP3691675B2 (ja) 部品装着装置のノズル検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170228