JP2014045835A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】掃除中であっても、室内の様々な場所に、延長管およびハンドル部を含む掃除具を立て掛け可能とする電気掃除機を提供する。
【解決手段】ハンドル部4の把手部42の前方側に突出する突出アーム8を設け、当該突出アーム8に滑り止め部9を配設した電気掃除機1とした。また、滑り止め部9は、下向き滑り止め部9A1と前向き滑り止め部9A2と上向き滑り止め部9A3とを形成する構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】ハンドル部4の把手部42の前方側に突出する突出アーム8を設け、当該突出アーム8に滑り止め部9を配設した電気掃除機1とした。また、滑り止め部9は、下向き滑り止め部9A1と前向き滑り止め部9A2と上向き滑り止め部9A3とを形成する構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、電気掃除機に関し、特に、掃除中に掃除具を机や壁などに立て掛け容易な構成とした電気掃除機に関する。
電動送風機と集塵部とを備えた掃除機本体に、屈曲自在な接続ホースとこの接続ホースに連結する延長管と該延長管の先端に取付ける吸込みノズルを一体に接続した電気掃除機が一般に知られている。
また、人が立った姿勢で容易に掃除できるように、接続ホースの先端に曲がった形状のハンドル部が接続されており、このハンドル部に延長管が接続される。そして、このハンドル部を把持して先端の吸込みノズルを床に沿わせて前後に動かして床上の塵埃を吸引収集している。
家の中を掃除する際に、例えば、テーブルの周囲や下を掃除する時に、一旦掃除を中断して椅子などを移動して、その後で掃除を続行する場合がある。また、本棚の周囲を掃除する場合には、一旦掃除を中断して本を片づけたり並べ直したりして、その後、掃除を続行する場合がある。さらに、一旦掃除を中断して掃除以外の要件を行う場合もある。
このように、電気掃除機を用いた掃除中にはこの掃除作業を一旦中断する場合が多くあるので、掃除中に接続ホースやハンドル部や延長管を含む掃除具をテーブルや椅子などの上に置いたり立て掛けたりして、その後の掃除を容易に再開できるようにしている。
また、テーブルや椅子などの上に置いたり立て掛けたりするときに、滑り止め部を介して滑らないように固定しておくことが提案されており、例えば、ハンドル部近傍の延長管に、また、ハンドル部の接続ホース側に滑り止め部を設けた電気掃除機が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されているように、ハンドル部近傍に設けた滑り止め部を介して、テーブルや椅子などに、延長管を立て掛けることが可能になる。しかし、この構成では、垂直な面である壁に立て掛けることは困難であり、本棚のような奥行の短い家具に対しても容易に立て掛けられる構成ではない。
そのために、使い勝手がよく高い利便性を発揮するためには、テーブルや椅子などに加えて壁や本棚などにも容易に立て掛けられる構成の掃除具であることが望ましく、また、使用者が常に立ったままの姿勢で、立て掛け操作と再使用操作とを容易に行えることが望ましい。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、掃除中であっても、室内の様々な場所に、延長管およびハンドル部を含む掃除具を立て掛け可能とする電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、掃除機本体と接続ホースとハンドル部と延長管と吸込みノズルとを備えた電気掃除機であって、前記ハンドル部は、前記接続ホースと前記延長管との間に介装され、吸込気流が流通する吸気通路を形成する連結管部と、前記連結管部から上方に延出して設けられる把手部と、前記把手部の前方側に突出する突出アームと、を備え、前記突出アームには、滑り止め部を配設したことを特徴としている。
この構成によると、把手部の前方に突出アームが延設されているので、使用者が電気掃除機を把持して掃除中には、この突出アームをテーブルや椅子などの家具に係止して、延長管とハンドル部と接続ホースを含む掃除具を容易に立て掛けることが可能になる。また、この突出アームに滑り止め部を配設しているので、壁や本棚などに対しても容易に立て掛けることが可能になる。
また本発明は上記構成の電気掃除機において、前記滑り止め部は、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部とを形成する滑り止め部であることを特徴としている。この構成によると、立て掛ける相手側の面の角度に応じた適当な面の滑り止め部を用いることにより、室内のどんな場所でも、掃除中に延長管とハンドル部と接続ホースを含む掃除具を立て掛け可能になる。
また本発明は上記構成の電気掃除機において、前記滑り止め部は、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部との3面の滑り止め部を一体に有することを特徴としている。この構成によると、滑り止め部が一体構成品であっても、3面のいずれかの滑り止め部を用いることにより、室内のどんな場所でも延長管とハンドル部と接続ホースを含む掃除具を立て掛けることができる。
また本発明は上記構成の電気掃除機において、前記滑り止め部は、前記突出アームの先端に回動自在に軸支され、一面に滑り止め面を有し、当該滑り止め面が、下向き滑り止め位置と前向き滑り止め位置と上向き滑り止め位置とに変位可能とされ、それぞれ、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部とを構成することを特徴としている。この構成によると、滑り止め部が備える滑り止め面が一面であっても、この滑り止め面を下向きと前向きと上向きに変化させることにより、室内のどんな場所でも延長管とハンドル部と接続ホースを含む掃除具を立て掛けることができる。
また本発明は上記構成の電気掃除機において、前記突出アームは、前記把手部に対して当該把手部の前方側から所定角度上側に向けて突出することを特徴としている。この構成によると、突出アームの突出角度を所定角度上向きにすることにより、この突出アームをテーブル面などの水平な面に載置した時に、突出アームの前側に位置する延長管及び吸込みノズルを含む前側部と、当該突出アームの後側に位置するハンドル部及び接続ホースを含む後側部とがバランスしてハンドル部を静止させることができる。
本発明によれば、把手部の前方に突出アームを延設し、当該突出アームに滑り止め部を配設したので、使用者が電気掃除機を把持して掃除中に、この突出アームおよび滑り止め部を介して、延長管とハンドル部と接続ホースを含む掃除具を、テーブルや椅子などに、また、壁や本棚などに対しても容易に立て掛けることが可能になる。そのために、掃除中であっても、室内の様々な場所に、延長管およびハンドル部を含む掃除具を立て掛け可能とする電気掃除機を得ることができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
図1は、電気掃除機1の全体外観図を示す。図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、電動送風機と集塵部を内蔵する掃除機本体2と可撓性を有し屈曲自在な接続ホース3とハンドル部4と延長管5と吸込ノズル6を備えている。また、掃除機本体2には車輪11と補助輪12とが配設されており、使用者がハンドル部4を把持して移動しながら掃除する操作に応じて移動自在とされる。
また、ハンドル部4は、吸込気流が流通する吸気通路を有する連結管部41と把手部42とが環状に連なった形状とされ、把手部42の上面には各種ボタンが設置された操作部が設けられている。そして、使用者が操作部を操作して掃除運転が実行され、把手部42を把持して吸込ノズル6を移動させる。
吸込ノズル6は、床面に当接して床面上のゴミなどを吸い込むために、所定の横幅の吸込部を有する。また、ハンドル部4と延長管5との間にジョイント部7を介装しており、このジョイント部7に延長管5を着脱可能に装着し、さらにこの延長管5に替えて、隙間ノズルやブラシ付きノズルなどの掃除補助具を装着可能にしている。
また、電気掃除機1を用いた掃除中に掃除作業を一旦中断する場合が多くあるので、掃除中にハンドル部4や延長管5などを含む掃除具をテーブルや椅子などの上に置いたり立て掛けたりして、その後の掃除を容易に再開できるようにしておくことが好ましい。
そのために、本実施形態では、把手部42の前方側に突出する突出アーム8を設け、当該突出アーム8に滑り止め部9を配設した構成とし、この突出アーム8や滑り止め部9を用いて掃除具を立て掛けるようにしている。
また、滑り止め部9は、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部とを形成するようにしている。この構成であれば、立て掛ける相手側の面の角度に応じた適当な面の滑り止め部を用いることにより、室内のどんな場所でも、掃除中に延長管5とハンドル部4と接続ホース3を含む掃除具を立て掛けることが可能になる。
次に、この滑り止め部9の具体的な構成について図2〜図4を用いて説明する。図2は、滑り止め部9の第1実施形態例を示す側面図であり、図3は、滑り止め部9の第2実施形態例を示す側面図であり、図4は、滑り止め部9の第3実施形態例を示す側面図である。なお、以下の説明においては、突出アーム8が滑り止め部9の一例として、例えば摩擦抵抗が大きい軟質な材料からなる滑り止め部材を有する場合について説明するが、滑り止め部9は、突出アーム8と別部材である場合に限定されない。例えば、滑り止め部9は、突出アーム8の表面を凹凸加工することによって、突出アーム8と一体に成型してもよい。
〈第1実施形態〉
図2に示す第1実施形態の滑り止め部9Aは、下向き滑り止め部9A1と前向き滑り止め部9A2と上向き滑り止め部9A3との3面の滑り止め部を一体に有する。この構成であれば、一体構成品から成る滑り止め部9Aであっても、3面のいずれかの滑り止め部を用いることにより、室内のどんな場所でも延長管5とハンドル部4と接続ホース3を含む掃除具を立て掛けることができる。
図2に示す第1実施形態の滑り止め部9Aは、下向き滑り止め部9A1と前向き滑り止め部9A2と上向き滑り止め部9A3との3面の滑り止め部を一体に有する。この構成であれば、一体構成品から成る滑り止め部9Aであっても、3面のいずれかの滑り止め部を用いることにより、室内のどんな場所でも延長管5とハンドル部4と接続ホース3を含む掃除具を立て掛けることができる。
この滑り止め部9Aは、一連のゴム板体もしくは一体の樹脂成形品として製造できる。また、それぞれの滑り止め部9A1〜9A3は、摩擦抵抗が大きい軟質な材料からなることが好ましい。そのために、滑り止め部9Aは、摩擦抵抗が大きい軟質な材料からなる一体の樹脂成形品でもよく、硬質な樹脂本体の表面に、摩擦抵抗が大きい軟質な材料からなる滑り止め部9A1〜9A3を接着した構成であってもよい。
また、この滑り止め部9Aを取り付ける突出アーム8Aは、把手部42の前方側から所定角度上側(角度θ)に向けて突出している。そして、この突出アーム8Aの先端部に、下向き滑り止め部9A1と前向き滑り止め部9A2と上向き滑り止め部9A3との3面の滑り止め部を一体に有する滑り止め部9Aが配設される。
そのために、下向き滑り止め部9A1は、床を掃除中に略水平になる水平ラインHL(連結管部41の軸ライン)に対して上向きの鋭角な角度α傾斜している。また、前向き滑り止め部9A2は水平ラインHLに対して略直角であり、上向き滑り止め部9A3は、延長管5の軸線Lに対して鋭角な角度β傾斜している。
上記したように、突出アーム8Aの突出角度を把手部42に対して所定角度上向きにすることにより、この突出アーム8Aをテーブル面などの水平な面に載置した時に、突出アーム8Aの前側に位置する延長管5及び吸込みノズル6を含む前側部と、当該突出アーム8Aの後側に位置するハンドル部4及び接続ホース3を含む後側部とがバランスしてハンドル部4を静止させることができる。
また、滑り止め部9が、一面に設ける滑り止め部が下向き滑り止め部9A1と前向き滑り止め部9A2と上向き滑り止め部9A3との3面の滑り止め部を兼任する構成であってもよいので、この第2実施形態の滑り止め部について図3を用いて説明する。
〈第2実施形態〉
図3に示す第2実施形態の滑り止め部9Bは、突出アーム8Bの先端に軸支部90を介して回動自在に軸支され、一面に滑り止め部91を有し、当該滑り止め部91が、下向き滑り止め位置9B1と前向き滑り止め位置9B2と上向き滑り止め位置9B3とに変位可能に構成されている。
図3に示す第2実施形態の滑り止め部9Bは、突出アーム8Bの先端に軸支部90を介して回動自在に軸支され、一面に滑り止め部91を有し、当該滑り止め部91が、下向き滑り止め位置9B1と前向き滑り止め位置9B2と上向き滑り止め位置9B3とに変位可能に構成されている。
この構成であれば、滑り止め部9Bが備える滑り止め部91が一面であっても、この滑り止め部91を下向きと前向きと上向きに変化させることにより、それぞれ、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部とを構成するので、室内のどんな場所でも延長管5とハンドル部4と接続ホース3を含む掃除具を立て掛けることができる。
滑り止め部91は摩擦抵抗が大きい軟質な材料からなることが好ましく、滑り止め部9Bの本体部は硬質な材料からなることが好ましいので、本実施形態では、硬質な樹脂からなる本体部の表面に、摩擦抵抗が大きい軟質な材料からなる滑り止め部91を接着した構成としている。また、摩擦抵抗を大きくするために、滑り止め部91の表面に細かいギザギザ状の凹凸を形成している。
滑り止め部9Bは、突出アーム8Bの先端に軸支部90を介して回動自在に軸支されている。また、下向き滑り止め位置9B1から上向き滑り止め位置9B3まで連続的に無段階に回動自在としてもよく、下向き滑り止め位置9B1と前向き滑り止め位置9B2と上向き滑り止め位置9B3との3段階に停止する構成であってもよい。いずれにしても、少なくとも、下向き滑り止め位置9B1と前向き滑り止め位置9B2と上向き滑り止め位置9B3とに停止可能な構成であればよい。
また、この回動操作は、人が滑り止め部91などを把持して回動させてもよいが、摺動可能なレバー部材を用いて滑り止め部9Bを回動操作する構成であってもよい。例えば、基部21に対して図中に想像線で示すレバー22を図中の矢印D1方向に摺動可能に設け、レバー22の先端を止着部93に係止することで、滑り止め部9Bを図中の矢印D2に示す方向に回動させる構成としてもよい。
次に、滑り止め面の変形例を第3実施形態として図4を用いて説明する。
〈第3実施形態〉
図4は、滑り止め部の第3実施形態例を示す要部拡大図であって、滑り止め本体部92に板状の滑り止め部91Aを装着した第3実施形態の滑り止め部9Cを示す。この滑り止め部91Aは滑り止め本体部92に嵌め込み構成による装着か、もしくは、接着構成による装着でもよい。
図4は、滑り止め部の第3実施形態例を示す要部拡大図であって、滑り止め本体部92に板状の滑り止め部91Aを装着した第3実施形態の滑り止め部9Cを示す。この滑り止め部91Aは滑り止め本体部92に嵌め込み構成による装着か、もしくは、接着構成による装着でもよい。
また、滑り止め部91Aは、摩擦抵抗が大きい軟質な材料からなる板状部材であって、その表面に波形の当接面91Aaを設け、角部にテーパー部91Abを設けている。
滑り止め部91Aの表面に波形の当接面91Aaを設けることにより、滑り止め部91Aの載置面や当接面に対する保持力が増大し、掃除具を立て掛けた際に、この立て掛けた姿勢を維持する力が大きくなる。
また、角部にテーパー部91Abを設けることにより、滑り止め部91Aの立て掛け面に対する当接移動を案内するガイド機能を発揮して、所定の良好な角度に波形の当接面91Aaを配置させることが可能になる。
次に、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部との3面の滑り止め部を介して掃除具を立て掛けた実例について図5(実施例1)、図6(実施例2)、図7(実施例3)を用いて説明する。図5は、下向き滑り止め部を用いて掃除具を保持する状態を示す概略説明図であり、図6は、前向き滑り止め部を用いて掃除具を保持する状態を示す概略説明図であり、図7は、上向き滑り止め部を用いて掃除具を保持する状態を示す概略説明図である。
(実施例1)
図5には、下向き滑り止め部9A1を用いて掃除具を保持する状態とした実施例1を示す。例えば、テーブル31の略水平なテーブル面31Aにこの下向き滑り止め部9A1を当接させるようにして、接続ホース3とハンドル部4と延長管5を含む掃除具を立て掛ける。
図5には、下向き滑り止め部9A1を用いて掃除具を保持する状態とした実施例1を示す。例えば、テーブル31の略水平なテーブル面31Aにこの下向き滑り止め部9A1を当接させるようにして、接続ホース3とハンドル部4と延長管5を含む掃除具を立て掛ける。
図に示すように、この掃除具の状態は、通常の使用状態に近い状態であり、テーブル31の下部空間に吸込ノズル6と延長管5が入り込んだ状態である。すなわち、ハンドル部4の前方側に設ける突出アーム8を載置可能な面(例えば、テーブル面31A)と、吸込ノズル6と延長管5が入り込む下部空間を備えた家具に対しては、この下向き滑り止め部9A1を用いて掃除具を容易に保持することができる。
上記したように、下向き滑り止め部9A1は、ハンドル部4を使用状態に一番近い角度(第一の角度)で保持する。この構成であれば、ハンドル部4の下側に連結される延長管5が入り込む空間のあるテーブル31などの上面に下向き滑り止め部を当接した状態で、延長管5とハンドル部4と接続ホース3を含む掃除具を静止して保持することができる。
(実施例2)
図6には、前向き滑り止め部9A2を用いて掃除具を保持する状態とした実施例2を示す。例えば、奥行きの短い棚32の略水平な棚面32Aにこの前向き滑り止め部9A2を当接させるようにして、接続ホース3とハンドル部4と延長管5を含む掃除具を立て掛ける。
図6には、前向き滑り止め部9A2を用いて掃除具を保持する状態とした実施例2を示す。例えば、奥行きの短い棚32の略水平な棚面32Aにこの前向き滑り止め部9A2を当接させるようにして、接続ホース3とハンドル部4と延長管5を含む掃除具を立て掛ける。
図に示すように、この掃除具の状態は、上記の第一の角度からハンドル部を前回りに回転した第二の角度で保持された状態であり、延長管5を垂直に近い状態に保持していることが判る。すなわち、ハンドル部4の前方側に設ける突出アーム8を載置可能な面(例えば、棚面32A)と、吸込ノズル6と延長管5が入り込む下部空間がない家具に対しては、この前向き滑り止め部9A2を用いて掃除具を容易に保持することができる。
上記したように、前向き滑り止め部9A2は、ハンドル部4を前回りに回転した第二の角度で保持する。この構成であれば、ハンドル部4を前回りに回転して延長管5を少し鉛直方向に立てた状態にすることにより、ハンドル部4の下側に連結される延長管5が入り込む空間の奥行が短いテーブルや棚などの上面に前向き滑り止め部を当接した状態で、延長管5とハンドル部4と接続ホース3を含む掃除具を保持することができる。
(実施例3)
図7には、上向き滑り止め部9A3を用いて掃除具を保持する状態とした実施例3を示す。例えば、略垂直な壁Wの面にこの上向き滑り止め部9A3を当接させるようにして、接続ホース3とハンドル部4と延長管5を含む掃除具を立て掛ける。
図7には、上向き滑り止め部9A3を用いて掃除具を保持する状態とした実施例3を示す。例えば、略垂直な壁Wの面にこの上向き滑り止め部9A3を当接させるようにして、接続ホース3とハンドル部4と延長管5を含む掃除具を立て掛ける。
図に示すように、この掃除具の状態は、上記の第二の角度からハンドル部をさらに前回りに回転した第三の角度で保持された状態であり、延長管5を垂直状態からさらに角度を大きくした状態に保持していることが判る。すなわち、ハンドル部4の前方側に設ける突出アーム8を当接可能な面(例えば、壁面)に、この上向き滑り止め部9A3を当接させて、延長管5を壁Wから離した状態で掃除具を容易に保持することができる。
上記したように、上向き滑り止め部9A3は、ハンドル部4を第二の角度よりもさらに前回りに回転した第三の角度で保持し、当該滑り止め部9A3を略垂直な面に当接した状態で延長管5を立設保持する。この構成であれば、掃除具を立て掛ける部分が略垂直な面であっても、上向き滑り止め部9A3を介してハンドル部4を第三の角度で保持することにより、延長管5とハンドル部4と接続ホース3を含む掃除具を立設保持することができる。
上記したように、本発明によれば、把手部の前方に突出アームを延設し、当該突出アームに滑り止め部を配設したので、使用者が電気掃除機を把持して掃除中に、この突出アームおよび滑り止め部を介して、延長管とハンドル部と接続ホースを含む掃除具を、テーブルや椅子などに、また、壁や本棚などに対しても容易に立て掛けることが可能になる。そのために、掃除中であっても、室内の様々な場所に、延長管とハンドル部と接続ホースを含む掃除具を立て掛け可能とする電気掃除機を得ることができる。
また、滑り止め部は、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部とを形成する滑り止め部としているので、立て掛ける相手側の面の角度に応じた適当な面の滑り止め部を用いることにより、室内のどんな場所でも、掃除中に掃除具を立て掛け可能になる。
従って、本発明に係る電気掃除機は、掃除中にこの掃除作業を一旦中断しても、掃除具を室内の任意の場所に立て掛け可能で、容易に再開することが可能になるので、掃除作業の効率を向上させることができて利便性の高い電気掃除機となる。
そのために、本発明に係る電気掃除機は、掃除作業の効率を向上させ利便性を高くすることが求められる電気掃除機に好適に利用可能となる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 接続ホース
4 ハンドル部
5 延長管
6 吸込ノズル
8、8A、8B 突出アーム
9 滑り止め部
9A 滑り止め部(第1実施形態)
9B 滑り止め部(第2実施形態)
9C 滑り止め部(第3実施形態)
9A1 下向き滑り止め部
9A2 前向き滑り止め部
9A3 上向き滑り止め部
31 テーブル
31A テーブル面
32 棚
32A 棚面
W 壁
2 掃除機本体
3 接続ホース
4 ハンドル部
5 延長管
6 吸込ノズル
8、8A、8B 突出アーム
9 滑り止め部
9A 滑り止め部(第1実施形態)
9B 滑り止め部(第2実施形態)
9C 滑り止め部(第3実施形態)
9A1 下向き滑り止め部
9A2 前向き滑り止め部
9A3 上向き滑り止め部
31 テーブル
31A テーブル面
32 棚
32A 棚面
W 壁
Claims (5)
- 掃除機本体と接続ホースとハンドル部と延長管と吸込みノズルとを備えた電気掃除機であって、
前記ハンドル部は、
前記接続ホースと前記延長管との間に介装され、吸込気流が流通する吸気通路を形成する連結管部と、
前記連結管部から上方に延出して設けられる把手部と、
前記把手部の前方側に突出する突出アームと、を備え、
前記突出アームには、滑り止め部を配設したことを特徴とする電気掃除機。 - 前記滑り止め部は、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部とを形成する滑り止め部であることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
- 前記滑り止め部は、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部との3面の滑り止め部を一体に有することを特徴とする請求項1または2に記載の電気掃除機。
- 前記滑り止め部は、前記突出アームの先端に回動自在に軸支され、一面に滑り止め面を有し、当該滑り止め面が、下向き滑り止め位置と前向き滑り止め位置と上向き滑り止め位置とに変位可能とされ、それぞれ、下向き滑り止め部と前向き滑り止め部と上向き滑り止め部とを構成することを特徴とする請求項1または2に記載の電気掃除機。
- 前記突出アームは、前記把手部に対して当該把手部の前方側から所定角度上側に向けて突出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電気掃除機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012189459A JP2014045835A (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 電気掃除機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012189459A JP2014045835A (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014045835A true JP2014045835A (ja) | 2014-03-17 |
Family
ID=50606155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012189459A Pending JP2014045835A (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014045835A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023286929A1 (ko) * | 2021-07-14 | 2023-01-19 | 주식회사 미로 | 청소기 지지 장치 및 이를 포함하는 청소기 |
-
2012
- 2012-08-30 JP JP2012189459A patent/JP2014045835A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023286929A1 (ko) * | 2021-07-14 | 2023-01-19 | 주식회사 미로 | 청소기 지지 장치 및 이를 포함하는 청소기 |
KR20230012112A (ko) * | 2021-07-14 | 2023-01-26 | 주식회사 미로 | 청소기 지지 장치 및 이를 포함하는 청소기 |
KR102529162B1 (ko) * | 2021-07-14 | 2023-05-09 | 주식회사 미로 | 청소기 지지 장치 및 이를 포함하는 청소기 |
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