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JP2014043261A - 流体荷役装置 - Google Patents

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JP2014043261A
JP2014043261A JP2012186538A JP2012186538A JP2014043261A JP 2014043261 A JP2014043261 A JP 2014043261A JP 2012186538 A JP2012186538 A JP 2012186538A JP 2012186538 A JP2012186538 A JP 2012186538A JP 2014043261 A JP2014043261 A JP 2014043261A
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heat insulating
inert gas
fluid
peripheral wall
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Hideyuki Isurugi
秀幸 石動
Kimito Hoshino
公人 星野
Katsuyuki Mashima
勝行 真島
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NIIGATA LOADING SYSTEMS Ltd
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Abstract

【課題】絶縁性能の低下が起こりにくく耐久性に優れ、また分解整備やフランジ接続ボルトの締付トルクチェックなどのメンテナンスも容易に行え、また経年劣化などの不備を目視により確認することも容易に行え、また、その分解整備やチェック後に断熱構造を再構成することも容易に行えるなど絶縁性能に優れると共にメンテナンス性にも優れる画期的な電気絶縁フランジ部の断熱構造を備えた流体荷役装置を提供すること。
【解決手段】電気絶縁フランジ部9の外周に外装部10を設けて、この外装部10の内側にガス封入空間部を形成し、このガス封入空間部に不活性ガスを注入して、前記電気絶縁フランジ部9を不活性ガスで覆い断熱する断熱構造を施した流体荷役装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば陸上と船舶との間や浮島と船舶との間あるいは船舶間などで、液化天然ガス(LNG)や石油などの流体を、海上の波で船舶が揺動してもこれに追従しながら受渡すことができる船舶受渡し用流体荷役装置などの流体荷役装置に関するものである。
流体荷役装置としては、前述のように、例えば液化天然ガス(LNG)や石油などの流体を、桟橋に接岸したタンカーから陸上の貯蔵タンクに荷上げしたり、逆に陸上の貯蔵タンクからタンカーに荷積みする場合、タンカーが波で揺動してもこれに追従しながら安全に荷役できる船舶受渡し用流体荷役装置などがある。
これは、例えば桟橋などの陸上側とタンカーなどの船舶との間で流体を荷役する(受渡しする)場合、船舶が波で常時揺動するだけでなく、流体が高温であったり、低温であったり可燃であったりすることから耐温度性や防火性の要求などのため、単にゴム製のフレキシブルホースでの受渡しでは安全性や操作性に劣るから、揺動に追従でき耐温度性や防火性に優れたパイプを回動自在に組み合わせ連結した構成としている。
更に説明すると、このような船舶受渡し用流体荷役装置は、例えば特公平3−49839号公報などに示すようなローディングアームなどであって、一般に以下のように構成している。
例えば桟橋や波止場や浮島などの受渡し部の一方側に設けた貯蔵タンクに連結させて流体荷役装置を設けるもので、この受渡し部の一方側に設けた船舶受渡し用流体荷役装置の下端部のジョイント部を、例えば受渡し部の他方側となる船舶に設けた貯蔵タンクに連結するジョイント連結部(マニフォールド)に引き寄せ連結して、この間で流体を荷役するものであるが、具体的には、この船舶受渡し用流体荷役装置(ローディングアーム)は、本実施例の全体概要図を示す図1を用いて説明すると、一般に受渡し部1の一方側に設けた貯蔵タンクに連結している立ち上がり管2(ライザパイプ2)に設けられるもので、この立ち上がり管2の上端部に水平中空回動継手24(水平スイベルジョイント)及び垂直中空回動継手25(垂直スイベルジョイント)を介して水平及び垂直方向に回動自在にインボードアーム3を設け、このインボードアーム3の先端部に垂直中空回動継手25(垂直スイベルジョイント)を介して垂直方向に回動自在にアウトボードアーム4を設け、このアウトボードアーム4の下端部に、緊急流体遮断離脱装置20を介すると共に垂直中空回動継手25(垂直スイベルジョイント)と水平中空回動継手24(水平スイベルジョイント)などを介してジョイント部5を設けた構成として、例えばインボードアーム3をライザパイプ2に対して垂直方向に倒伏回動並びに水平回動させつつこのインボードアーム3に対してアウトボードアーム4を前後方向に開放回動させて先端部のジョイント部5を、受渡し部1の他方側である船舶に設けたジョイント連結部8(マニフォールド8)に接近させて連結し、流体を立ち上がり管2からインボードアーム3及びアウトボードアーム4などの送管を介し更にジョイント部5とジョイント連結部8との連結部分を介して船舶の貯蔵タンクに荷役できるように構成している。
また、このローディングアームは、例えばインボードアーム3の基端部にアウトボードアーム4を回動するための上部シーブ27を設け、インボードアーム3の下端部には下部シーブ28を設けその間にはワイヤーロープなどの連結材30を巻回して、例えばこの下部シーブ28を駆動装置によって回動駆動することで上部シーブ27が伝達駆動されてアウトボードアーム4がインボードアーム3に対して垂直方向に開閉回動するように構成している。
また、インボードアーム3の基端部にはバランスウェイト6を設けてインボードアーム3のバランスを保持するバランスウェイト機構7を備えている。このバランスウェイト機構7は、例えばアウトボードアーム4を前述のように開閉回動させる場合には更に下部シーブ28にアウトボードアーム4に連動して回動するバランスウェイト取付用アーム29を設け、このバランスウェイト取付用アーム29に前記バランスウェイト6を設け、これによってアウトボードアーム4が開閉回動してもこのバランスウェイト6も連動回動してウェイト重心位置を自動変化させ、アウトボードアーム4の回動姿勢に応じてこのバランスウェイト6の重心位置をこのように変化させることで常にバランスを取るように構成している。
また、更にインボードアーム3やアウトボードアーム4を夫々所定の方向に所定量回動駆動する駆動装置を油圧駆動装置とし、ジョイント部5とジョイント連結部8とを連結した荷役作動時には、各油圧駆動装置の油圧駆動を切り、循環切換弁を切り換えて圧油循環管路が形成されるフリーホイールモードにすることで、連結後の荷役作業時には各アームがバランスを取りながら自由に回動自在になると共に各スイベルジョイントによって海上の波によって船舶が揺動してもこれに追従でき、ジョイント部5とジョイント連結部8との連結部分にこの揺動による負荷がかからないようにしている。
このようにローディングアームは、海上の波で船舶が揺れてジョイント部5を連結させるジョイント連結部8が揺動する状況の中で、このジョイント部5を手動若しくは駆動装置の作動(例えば遠隔操作)によって揺動しているジョイント連結部8(マニフォールド)に接近させて行き、位置合わせ(移動微調整)してボルト止めや油圧カップラーなどの着脱連結機構によって気密連結させ、連結後フリーホイールモードにより揺動負荷がかからないようにしている。
このような流体荷役装置において、流体が可燃性である場合には、流体荷役装置が帯電していると、例えばマニフォールド8にジョイント部5を接近させて連結作業を行う際に放電するおそれがあるため、流体荷役装置の下端部のジョイント部5を帯電させないために、このジョイント部5付近の送管途中に電気絶縁フランジ部9を設けている。
従来、この電気絶縁フランジ部9は、図7(後述する本発明の実施例と同等部に同一符号を付して説明する。)に示すように、ジョイント部と緊急流体遮断離脱装置との間の送管途中を分断し、上側分断フランジ部9Aと下側分断フランジ部9Bとの間に絶縁材9C(絶縁ガスケット)を介在し、分断フランジ部9A,9Bをフランジ接続ボルト9Dで締め付け重合する構成としている。
また、このフランジ接続ボルト9Dをも絶縁するため、ボルト孔には絶縁スリーブ9Eを挿入し、この絶縁スリーブ9E内に接続ボルト9Dを挿入し、またボルト頭部下面には、絶縁ワッシャー9Fを介在している。
従って、たとえローディングアームが帯電しても、その下端部のジョイント部は、この電気絶縁フランジ部9によって絶縁状態となり帯電せず、ジョイント部とマニフォールドとを連結する際にスパークが生じるおそれがないようにしている。
また、従来、この図7に示すように、このような電気絶縁フランジ部9の外周に断熱構造を施している。
例えば、流体が極低温のLNGである場合に、断熱が十分でないと着氷し、これが溶けるなどすると絶縁状態が劣化してしまいジョイント部5が帯電するおそれがある。
そのため断熱構造を施すが、従来は電気絶縁フランジ部9の前記絶縁ガスケット9Cを介した絶縁境界部15に対して上下に取付フランジ部16を突出し、この取付フランジ部16間に断熱外周壁部17を架設状態に囲み配設し、この断熱外周壁部17に設けた注入口(不図示)から発泡剤23を注入発泡させ充填した断熱構造としている。
具体的には、電気絶縁フランジ部9やこれに設ける接続ボルト9D・ナットの表面に、発泡剤23との密着性を高めるための接着剤を塗布した後、例えばFRPで外装したフォームナートカバー(発泡ウレタン)で形成した断熱外周壁部17を、前記上下の取付フランジ部16間に、接着剤(シーリング材)で接着して架設しこの電気絶縁フランジ部9を囲み、その内側の発泡剤注入部内に、注入口から発泡ウレタンなどの発泡剤23を注入発泡させて充填し断熱する構成とし、これにより前述のように着氷や雨水、高湿度による絶縁性能の低下を防止している。
しかしながら、このような従来の電気絶縁フランジ部9の断熱構造は、発泡剤23を注入発泡し発泡剤注入部に発泡剤23を充填しこの発泡剤で全周を覆う断熱構造としているため、この電気絶縁フランジ部9の分解整備や接続ボルト9Dの締付トルクチェックを行う際には、この発泡ウレタンなどの発泡剤23(断熱材)の除去やこの接着剤の剥離をも伴うので非常に手間がかかり、また整備後、或いはトルクチェック後に、再び発泡剤23を注入発泡し直さなければならなかった。
そのためメンテナンスは容易でなく、また、このような厄介な注入発泡を伴う断熱構造の再施工をその都度行わなければならなかった。
また、シーリング材の劣化により湿気も通し易い構造のため、絶縁性能の耐久性にも劣る断熱構造であった。
また、発泡剤を充填しない換わりに、ロックウールなどを詰入して断熱する構造のものもあるが、やはり同様の問題が生じ得る。
特公平3−49839号公報
本発明は、このような電気絶縁フランジ部の断熱構造の問題を見い出し、これを解決したもので、天候、温度、湿度などの環境条件の影響も少なく、絶縁性能の低下が起こりにくく耐久性に優れ、また分解整備やフランジ接続ボルトの締付トルクチェックなどのメンテナンスも容易に行え、また経年劣化などの不備を目視により確認することも容易に行え、また、その分解整備やチェック後に断熱構造を再構成することも容易に行えるなど絶縁性能に優れると共にメンテナンス性にも優れる極めて実用性に優れた電気絶縁フランジ部の断熱構造を備えた画期的な流体荷役装置を提供することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
流体を流通させる送管途中に荷役一側と荷役他方側とを電気的に絶縁する電気絶縁フランジ部9を設け、この電気絶縁フランジ部9の外周に断熱構造を施して、流体が低温である場合に着氷により電気絶縁性が低下することを防止した流体荷役装置において、前記電気絶縁フランジ部9の外周に外装部10を設けて、この外装部10の内側にガス封入空間部11を形成し、このガス封入空間部11に不活性ガス12を注入するガス注入部13を前記外装部10に設け、このガス注入部13から前記ガス封入空間部11に不活性ガス12を注入して、前記電気絶縁フランジ部9を不活性ガス12で覆い断熱する断熱構造を施したことを特徴とする流体荷役装置に係るものである。
また、前記外装部10は、前記電気絶縁フランジ部9の絶縁材9Cを介在した絶縁境界部15に対して上下に取付フランジ部16を突出し、この取付フランジ部16間に断熱外周壁部17を架設した構成として、この取付フランジ部16及び断熱外周壁部17から成る前記外装部10の内側に前記ガス封入空間部11を形成した構成としたことを特徴とする請求項1記載の流体荷役装置に係るものである。
また、前記断熱外周壁部17は、分割した弧状分割断熱外周壁部17Aを円形に接合した構成とし、この断熱外周壁部17を前記上下の取付フランジ部16内に接着架設して、この断熱外周壁部17の内側に前記ガス封入空間部11を形成した構成としたことを特徴とする請求項2記載の流体荷役装置に係るものである。
また、前記外装部10の内側の前記ガス封入空間部11内に、前記電気絶縁フランジ部9を囲む内側断熱材18を配設したことを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の流体荷役装置に係るものである。
また、前記外装部10にガス排出部14を設けて、前記ガス注入部13から不活性ガス12を注入し前記ガス排出部14から不活性ガス12を排出して断熱効果を高めるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体荷役装置に係るものである。
また、前記ガス注入部13に不活性ガス供給管19を接続して、常時ガス注入部13から前記ガス封入空間部11内に不活性ガス12を注入しつつ、前記ガス排出部14からこの不活性ガス12を排出して、常時新たな不活性ガス12が注入され且つガス封入空間部11内が所定のガス圧となるように構成したことを特徴とする請求項5記載の流体荷役装置に係るものである。
また、海上の波によって常時相対移動している受渡し部1の一方側に立設され流体を流通させる立ち上がり管2に回動自在に接続するインボードアーム3と、このインボードアーム3の先端部に回動自在に垂下接続したアウトボードアーム4と、このアウトボードアーム4の先端部に設けたジョイント部5と、前記インボードアーム3のバランスを調整するバランスウェイト機構7とから成り、前記受渡し部1の一方側の前記ジョイント部5を移動させて受渡し部1の他方側のジョイント連結部8に着脱自在に連結する流体荷役装置の送管途中に、荷役一側と荷役他方側とを電気的に絶縁する前記電気絶縁フランジ部9を設け、この電気絶縁フランジ部9の外周に前記不活性ガス12で覆い断熱する前記断熱構造を施したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の流体荷役装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、天候、温度、湿度などの環境条件の影響も少なく、絶縁性能の低下が起こりにくく耐久性に優れ、また分解整備やフランジ接続ボルトの締付トルクチェックなどのメンテナンスも容易に行え、また経年劣化などの不備を目視により確認することも容易に行え、また、その分解整備やチェック後に断熱構造を再構成することも容易に行えるなど絶縁性能に優れると共にメンテナンス性にも優れる極めて実用性に優れた電気絶縁フランジ部の断熱構造を備えた画期的な流体荷役装置となる。
また、請求項2,3記載の発明においては、一層簡易な構成で、メンテナンス時の除去も再施工も一層容易となるなど一層実用性に優れた断熱構造となる。
また、請求項4記載の発明においては、更に断熱効果に優れ絶縁性能の耐久性も一層向上すると共に、外装部の断熱外周壁部を位置決め配設でき、再施工が一層容易となる優れた断熱構造となる。
また、請求項5,6記載の発明においては、常に新たな不活性ガスを所定圧で封入できるため、一層断熱効果に優れ、この断熱効果により絶縁性能の低下も生じにくく、耐久性に優れた断熱構造となる。
また、請求項7記載の発明においては、極低温のLNGを荷役するローディングアームに適用するため、一層実用性に優れた流体荷役装置となる。
本実施例の概略構成説明図である。 本実施例の要部の説明正面図である。 本実施例の要部の一部を切り欠いた説明斜視図である。 本実施例の断熱外周壁部を示す説明分解斜視図である。 本実施例の要部の注入側部分の説明正断面図である。 本実施例の要部の排出側部分の説明正断面図である。 従来例の要部の説明正断面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
例えば桟橋や波止場などの陸上又は油田やガス田の海上基地や浮島などの海上構造物と、タンカーなどの船舶との間や船舶(FPSOなども含む)間で、液化天然ガス(LNG)などの耐温度性や防火性が要求される流体を荷役する場合の船舶受渡し用流体荷役装置に本発明を適用した場合、この受渡し部1の一方側、例えば陸上側やFPSOに本装置(船舶受渡し用流体荷役装置)を設け、この本装置の先端部、例えばローディングアームのアウトボードアーム4の先端部のジョイント部5を、他方側、例えば即ち通常の船舶側に設けたジョイント連結部8(マニフォールド)に連結して陸上側やFPSOの貯蔵タンクから通常の船舶側の貯蔵タンクへと流体を荷役するが、このジョイント部5とジョイント連結部8とを連結する連結作業において、FPSOや接岸した船舶は波で揺動しているため、ジョイント部5に対してジョイント連結部8は常に揺動している。
特に防波堤なども無い海上構造物と、これに接岸した船舶との間や船舶間(FPSOを含む)で荷役する場合は波が高く大きく揺動している。
このような状況でジョイント部5をジョイント連結部8に接近操作して位置合わせしてジョイント部5とジョイント連結部8とのフランジ部をボルト止めしたり油圧カップラーなどの着脱連結機構で連結することとなる。
このような場合、このローディングアームが帯電していると、連結作業において放電(スパーク)が生じるおそれがあるため、流体が可燃物である場合は特に電気絶縁フランジ部9を設けている。ローディングアームが船側に設けている場合には一層重要となる。
この電気絶縁フランジ部9は、例えばジョイント部5と緊急流体遮断離脱装置20との間の送管途中を分断し、上側分断フランジ部9Aと下側分断フランジ部9Bとの間に絶縁材9C(絶縁ガスケット)を介在し、分断フランジ部9A,9Bをフランジ接続ボルト9Dで締め付け重合する構成としている。
また、このフランジ接続ボルト9Dをも絶縁するため、ボルト孔には絶縁スリーブ9Eを挿入し、この絶縁スリーブ9E内に接続ボルト9Dを挿入し、またボルト頭部下面には、絶縁ワッシャー9Fを介在している。
従って、たとえローディングアームが帯電しても、その下端部のジョイント部5は、この電気絶縁フランジ部9によって絶縁状態となり帯電せず、ジョイント部5とマニフォールド8とを連結する際にスパークが生じるおそれがないようにしている。
また、特に流体がLNGなどの極低温の場合、この電気絶縁フランジ部9の外周に着氷が生じこれが溶けて水となると更に絶縁性能が低下するため、このような着氷を防止し、また雨水や湿気から守るために断熱材で十分に断熱する必要がある。
本発明は、従来例と同様にこのような電気絶縁フランジ部9を断熱する断熱構造を外周に施した構成であるが、本発明は発泡剤を注入発泡し充填する断熱構造とはせずに、電気絶縁フランジ部9を外装部10で囲みその内側にガス封入空間部11を設け、このガス封入空間部11に不活性ガス12(例えば窒素ガス)を注入することで、電気絶縁フランジ部9全周を不活性ガス12で覆い断熱する断熱構造としている。
従って、発泡剤を充填したり、ロックウールなどを詰入する場合に比して、天候・温度・湿度の影響も少なく、十分な断熱効果或いはそれ以上の断熱効果を発揮することができ、絶縁性能の耐久性に優れる。
しかも電気絶縁フランジ部9を分解整備したり接続ボルト9Dの締付トルクチェックを行う場合に、発泡剤を充填する場合に比べて発泡剤や接続ボルト9Dやナットに塗布した接着剤の除去・剥離などが不要でこのようなメンテナンスも容易であり、また、メンテナンス後の再構成(再施工)も容易となる。
即ち、外装部10を取り外すだけで、発泡剤の除去や接着剤の除去・剥離などのやっかいな露出作業は不要で、また、接着剤が接続ボルト9Dやナットに塗布されていないため、不備チェックの目視確認も容易となる。
また、整備やトルクチェック後も再度外装部10を取り付け、ガス封入するだけで良いため、断熱構造の再施工も極めて簡単にしてスピーディーに行える。
本実施例はローディングアームに本発明を適用したもので、陸やFPSO側に本装置を設け、LNGタンカーなどの船舶側の貯蔵タンクに連通するパイプの先端部に設けたジョイント連結部8(マニフォールド)に、本装置のジョイント部5を連結してLNGなどの流体を受渡す実施例である。
特にLNGなどは極低温の可燃流体であるため、このジョイント部5の直近に電気絶縁フランジ部9を設け、この電気絶縁フランジ部9の外周に着氷を防止するため断熱構造を施す必要があるLNG荷役用のローディングアームに本発明を適用した実施例である。
即ち、本実施例では、貯蔵タンクに連通しFPSO側に立設した立ち上がり管2の上端部に、この立ち上がり管2からの流体を流通させるインボードアーム3を水平中空回動継手(水平スイベルジョイント)24及び垂直中空回動継手(垂直スイベルジョイント)25を介して水平及び垂直方向に回動自在に設け、このインボードアーム3の先端部に垂直中空回動継手(垂直スイベルジョイント)25を介して垂直方向に回動自在にアウトボードアーム4を設け、このアウトボードアーム4の先端部に、緊急流体遮断離脱装置20を介すると共に、垂直中空回動継手25,水平中空回動継手24などを介してジョイント部5を設けた構成としている。
従って、本実施例では例えば立ち上がり管2に対してインボードアーム3を垂直方向に倒伏回動及び水平旋回させつつこのインボードアーム3に対して垂直方向に開放回動自在に設けたアウトボードアーム4を前後方向に開放回動させて、この下端部のジョイント部5を、船舶側に設けたジョイント連結部8に下降接近させて連結し、流体を立ち上がり管2からインボードアーム3及びアウトボードアーム4を介し更にジョイント部5とジョイント連結部8との連結部分を介して船舶の貯蔵タンクに荷役できるように構成している。
即ち、本実施例ではこのようなローディングアームの緊急流体遮断離脱装置20とジョイント部5との間の縦方向に延びる送管途中(水平スイベルジョイント24付近)に電気絶縁フランジ部9を設け、この外周に断熱構造を設けた構成としている。
具体的には、前記電気絶縁フランジ部9の外周に外装部10を設けて、この外装部10の内側にガス封入空間部11を形成し、このガス封入空間部11に不活性ガス12を注入するガス注入部13を前記外装部10に設け、このガス注入部13から前記ガス封入空間部11に不活性ガス12を注入して、前記電気絶縁フランジ部9を不活性ガス12で覆い断熱する断熱構造を施した構成としている。
更に説明すると、前記外装部10は、前記電気絶縁フランジ部9の上下の金属製の分断フランジ部9A,9B間に絶縁ガスケット9Cを介在した絶縁境界部15に対して、上下に金属製の取付フランジ部16を外周に突出形成し、この上下の取付フランジ部16の先端縁部間に、電気絶縁フランジ部9の全周を覆うように断熱外周壁部17を架設し、シーリング材32で封止固定した構成として、この取付フランジ部16及び断熱外周壁部17から成る前記外装部10の内側に前記ガス封入空間部11を密閉形成した構成としている。
具体的には、従来のように発泡剤との密着性を高める接着剤を電気絶縁フランジ部9の上下の分断フランジ部9A,9Bの表面や接続ボルト9Dやナット表面などに予め塗布することなく、上下の取付フランジ部16の先端縁部間に、断熱外周壁部17を電気絶縁フランジ部9を囲むように架設状態に設けて、この内側にガス封入空間部11を形成し、このガス封入空間部11内に不活性ガス12として窒素ガスを注入する構成としている。
この断熱外周壁部17は、分割した弧状板形の分割断熱外周壁部17Aを円形に接合した構成としている。
即ち、本実施例では、四分割した弧状板形の硬質断熱材の端部同士を突き合わせることで円形(輪形)となる構成としている。具体的には、この分割した弧状板形の硬質断熱材(フォームナートカバー)の突き合わせ端部間に、接着材や防湿効果の高い軟質ゴム発泡体31などを介在させて突き合わせ接合して円形の断熱外周壁部17を構成し、例えばこれをスチールバンド21で結束し、接着剤32(シーリング材)にて上下の取付フランジ部16に架設固定し、電気絶縁フランジ部9の全周をこの断熱外周壁部17と取付フランジ部16で囲み、この取付フランジ部16と断熱外周壁部17の内側にガス封入空間部11を形成している。
また、この断熱外周壁部17は、例えば円形のFRP製外装板22で覆った硬質ウレタンフォーム(フォームナートカバー)を四分割した断熱板体を採用し、このようなフォームナートカバー17で全周を覆う構成とし、着脱容易で断熱効果にも優れた構成としている。
また、このように断熱外周壁部17は、断熱性に優れた硬質ウレタンフォーム17をFRP製外装板22で覆う構成とし、硬質ウレタンフォームが大気に直接さらされない構成として耐久性を高めている。
また、前述のように分割構造とし、これを突き合わせてスチールバンド21で結束する構成とすることで、強度も増し、また取り外しや再施工が極めて容易となるようにしている。
そして本実施例では、このような構成とした断熱外周壁部17(フォームナートカバー)の上下端と取付フランジ部16との間には、グラスウールなどの隙間断熱材33を介在させて隙間を埋め断熱性を高めている。
また、断熱外周壁部17の端部と取付フランジ部16とを接着する接着剤32(シーリング材)は、LNGの極低温下においても接着性が保持されるエラストボンドACWを用いて、耐久性を高めると共に、これが硬化するまでの一時的なシーリング材32として空気中の湿気と反応して表面から硬化するシーラントマスタ300などを重ね塗りしている。
また、本実施例では、この外装部10の前記断熱外周壁部17の内側の前記ガス封入空間部11内に、前記電気絶縁フランジ部9を囲むグラスウールなどを採用した内側断熱材18を配設している。
例えば、グラスウールを採用した内側断熱材18を電気絶縁フランジ部9に巻き付けることで断熱性を一層高め、またその外側に封止囲み体として設ける前記断熱外周壁部17を位置決めすることにもなり、一層強度も増し再施工も容易となる。
また、本実施例では、前記外装部10の断熱外周壁部17にガス注入部13を設け、この断熱外周壁部17の反対側位置にガス排出部14を設けて、前記ガス注入部13から不活性ガス12を注入し前記ガス排出部14から不活性ガス12を排出して、常に新たな不活性ガス12を注入して断熱効果を高めるように構成すると共に、ガス封入空間部11内のガス圧が所定圧以下となるように構成している。
即ち、前記ガス注入部13及びガス排出部14として外装部10の断熱外周壁部17の対向位置にスペシャルソケットを設け、ガス注入部13として設けたソケットには不活性ガス供給管19となるジョイントパージラインを接続し、またガス排出部14として設けたソケットには、ガス排出量を調整するための調整弁34(ニードル弁)を設けている。
従って、常時ガス注入部13から前記ガス封入空間部11内に不活性ガス12を注入しつつ、前記ガス排出部14からこの不活性ガス12を排出して、常時新たな不活性ガス12が注入されるように構成している。
また、前述のように排出量を調整制御することで、ガス封入空間部11内のガス圧を常に所定圧以下に保つことが容易に実現でき、シーリング材32にこの接着強度以上の圧力(内圧)がかからないように調整している。
また、本実施例では、既存の窒素ガス供給管19と接続することでこの窒素ガスを利用して(注入発泡させる発泡剤によらずに)断熱効果を高めることができ、また、前述のように注入と排出と常時行っていることで常に新しい窒素ガスによって断熱できると共に、このガス圧が必要以上に高まらないように調整弁34によって調整する構成としている。
また、接着剤32の性能によっては、排出部を設けない構成としたり、前記排出部を閉止して密閉する構成とすることも可能である。
また、本実施例は、このように簡易な構成で極めて高い断熱効果が発揮される断熱構造となると共に、天候等の環境状況に左右されにくく耐久性に優れ、また既存構成にガス注入部13等を設けて既存の窒素ガス供給管19を連結することで容易にこの断熱効果に優れた断熱構造を構築でき、また前述のようにメンテナンス後の再構築(再施工)も極めて容易となる優れた断熱構造となるものである。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 受渡し部
2 立ち上がり部
3 インボードアーム
4 アウトボードアーム
5 ジョイント部
7 バランスウェイト機構
8 ジョイント連結部
9 電気絶縁フランジ部
9C 絶縁材
10 外装部
11 ガス封入空間部
12 不活性ガス
13 ガス注入部
14 ガス排出部
15 絶縁境界部
16 取付フランジ部
17 断熱外周壁部
17A 弧状分割断熱外周壁部
18 内側断熱材
19 不活性ガス供給管

Claims (7)

  1. 流体を流通させる送管途中に荷役一側と荷役他方側とを電気的に絶縁する電気絶縁フランジ部を設け、この電気絶縁フランジ部の外周に断熱構造を施して、流体が低温である場合に着氷により電気絶縁性が低下することを防止した流体荷役装置において、前記電気絶縁フランジ部の外周に外装部を設けて、この外装部の内側にガス封入空間部を形成し、このガス封入空間部に不活性ガスを注入するガス注入部を前記外装部に設け、このガス注入部から前記ガス封入空間部に不活性ガスを注入して、前記電気絶縁フランジ部を不活性ガスで覆い断熱する断熱構造を施したことを特徴とする流体荷役装置。
  2. 前記外装部は、前記電気絶縁フランジ部の絶縁材を介在した絶縁境界部に対して上下に取付フランジ部を突出し、この取付フランジ部間に断熱外周壁部を架設した構成として、この取付フランジ部及び断熱外周壁部から成る前記外装部の内側に前記ガス封入空間部を形成した構成としたことを特徴とする請求項1記載の流体荷役装置。
  3. 前記断熱外周壁部は、分割した弧状分割断熱外周壁部を円形に接合した構成とし、この断熱外周壁部を前記上下の取付フランジ部内に接着架設して、この断熱外周壁部の内側に前記ガス封入空間部を形成した構成としたことを特徴とする請求項2記載の流体荷役装置。
  4. 前記外装部の内側の前記ガス封入空間部内に、前記電気絶縁フランジ部を囲む内側断熱材を配設したことを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の流体荷役装置。
  5. 前記外装部にガス排出部を設けて、前記ガス注入部から不活性ガスを注入し前記ガス排出部から不活性ガスを排出して断熱効果を高めるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体荷役装置。
  6. 前記ガス注入部に不活性ガス供給管を接続して、常時ガス注入部から前記ガス封入空間部内に不活性ガスを注入しつつ、前記ガス排出部からこの不活性ガスを排出して、常時新たな不活性ガスが注入され且つガス封入空間部内が所定のガス圧となるように構成したことを特徴とする請求項5記載の流体荷役装置。
  7. 海上の波によって常時相対移動している受渡し部の一方側に立設され流体を流通させる立ち上がり管に回動自在に接続するインボードアームと、このインボードアームの先端部に回動自在に垂下接続したアウトボードアームと、このアウトボードアームの先端部に設けたジョイント部と、前記インボードアームのバランスを調整するバランスウェイト機構とから成り、前記受渡し部の一方側の前記ジョイント部を移動させて受渡し部の他方側のジョイント連結部に着脱自在に連結する流体荷役装置の送管途中に、荷役一側と荷役他方側とを電気的に絶縁する前記電気絶縁フランジ部を設け、この電気絶縁フランジ部の外周に前記不活性ガスで覆い断熱する前記断熱構造を施したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の流体荷役装置。
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