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JP2014035536A - 撮影装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法 - Google Patents

撮影装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法 Download PDF

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JP2014035536A JP2012178478A JP2012178478A JP2014035536A JP 2014035536 A JP2014035536 A JP 2014035536A JP 2012178478 A JP2012178478 A JP 2012178478A JP 2012178478 A JP2012178478 A JP 2012178478A JP 2014035536 A JP2014035536 A JP 2014035536A
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Abstract

【課題】ボディ本体の姿勢を固定した状態で回転光学要素の回転角度位置を調整して所望の撮影効果を決めた後は、たとえボディ本体の姿勢が変化したとしても、回転光学要素によって得られる所望の撮影効果を維持する。
【解決手段】回転駆動制御部120は、撮影効果ロック部150の入力操作が行われた後に、姿勢取得部130が取得するボディ本体200の姿勢が変化したとき、回転駆動部111を介して回転光学要素110を回転駆動し、撮影効果ロック部150の入力操作が行われた時点における回転光学要素110の重力方向に対する回転角度位置を維持する。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮影光学系の光路上で光軸を中心に回転することで異なる撮影効果を与える回転光学要素を備えた撮影装置、及びこの撮影装置における回転光学要素の回転駆動制御方法に関する。
従来、カメラボディ(ボディ本体)に、撮影光学系と、この撮影光学系の光路上で光軸を中心に回転することで撮影光学系を通過する光束の偏光状態を変化させる偏光フィルタ(回転光学要素)と、この偏光フィルタを回転駆動する回転駆動部とを備えた偏光フィルタ内蔵型のデジタルカメラ(撮影装置)が知られている。
この種のデジタルカメラを用いて撮影を行うとき、撮影者は、カメラボディを横構図または縦構図の所定の姿勢で固定し、回転駆動部を介して偏光フィルタを所望の偏光効果が得られる回転角度位置まで回転駆動し、シャッターボタンを押して撮影を実行する。これにより撮影者は、偏光フィルタによる所望の偏光効果が反映された撮影画像を得ることができる。
しかし実際の撮影場面では、図6に示すように、回転駆動部を介して偏光フィルタを所望の偏光効果が得られる回転角度位置まで回転駆動した後であってシャッターボタンを押して撮影を実行する前に、カメラボディを90°回転させて横構図から縦構図(または縦構図から横構図)に姿勢変換することがある。このカメラボディの姿勢変換に伴って偏光フィルタの重力方向に対する回転角度位置も90°ずれることになるので、偏光フィルタにより得られる偏光効果が大幅に変化してしまう。図示例では、カメラボディの姿勢変換前は偏光フィルタの偏光効果によって水面反射を除去することで水中の魚をはっきりと撮影可能であるが、カメラボディの姿勢変換後は水面反射を除去しきれずに水中の魚が殆ど見えなくなっている。そのため、カメラボディの姿勢変換後にあらためて偏光フィルタの回転角度位置の調整を行わなければならず煩雑であり、その調整中にシャッターチャンスを逃してしまうことにもなりかねない。
一方、特許文献1には、最も測光データの低い回転角度位置を偏光フィルタの最適な回転角度位置として設定した後、露光動作の実行以前にカメラボディの姿勢が変化したときに、警告を行い、偏光フィルタの回転角度位置の再設定を行うことが開示されている。その際には、初期の設定動作位置(姿勢変化前)ではなく、再設定動作開始時の位置(姿勢変化後)を基準として偏光フィルタの回転角度位置の再設定を行うことで、最適な偏光効果を得られる状態への復帰の迅速化を図っている。
しかし、特許文献1は、カメラボディの姿勢変化を検知する度に、あらためて偏光フィルタの最適な回転角度位置を探索する動作を行わなければならないので、制御シーケンスが複雑となり、偏光フィルタの回転角度位置の再設定動作によるタイムラグが大きくなってしまう。このため動体等の撮影に関して非常な不都合が生じるおそれがある。また、偏光フィルタによってどのような偏光効果を得たいと考えるかは撮影者によってまちまちであるところ、特許文献1は、最も測光データの低い回転角度位置を偏光フィルタの最適な回転角度位置として一律に設定しているため、撮影者ごとの撮影の趣向に対応することができず満足度が低いと考えられる。
特開2001−174898号公報
本発明は、以上の問題意識に基づいて完成されたものであり、ボディ本体の姿勢を固定した状態で回転光学要素の回転角度位置を調整して所望の撮影効果を決めた後は、たとえボディ本体の姿勢が変化したとしても、回転光学要素によって得られる所望の撮影効果を維持することができる撮影装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法を得ることを目的とする。
本発明の撮影装置は、ボディ本体に、撮影光学系と、前記撮影光学系の光路上で光軸を中心に回転することで異なる撮影効果を与える回転光学要素と、前記回転光学要素を回転駆動する回転駆動部とを備えた撮影装置において、前記ボディ本体の姿勢を取得する姿勢取得部と、前記回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を記憶するための入力操作を行う撮影効果ロック部と、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われた後に、前記姿勢取得部が取得する前記ボディ本体の姿勢が変化したとき、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動し、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われた時点における前記回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を維持する回転駆動制御部と、を備えることを特徴としている。
前記姿勢取得部は、前記ボディ本体の水平方向を基準とし且つ前記光軸と平行な軸を中心とする回転角度位置を取得し、前記回転駆動制御部は、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われた後に、前記姿勢取得部が取得する前記ボディ本体の回転角度位置が変化したとき、この回転角度位置の変化を打ち消すように、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動することができる。
前記姿勢取得部は、前記ボディ本体の水平方向を基準とし且つ前記光軸と平行な軸を中心とする回転角度位置を検出する水平水準器から構成することができる。
本発明の撮影装置は、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動するための入力操作を行うフィルタ回転スイッチをさらに備えており、前記回転駆動制御部は、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われていないときは、前記フィルタ回転スイッチの入力操作を有効にし、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われた後は、前記フィルタ回転スイッチの入力操作を無効にすることができる。
本発明の撮影装置は、前記回転光学要素を、前記撮影光学系の光路上に位置する挿入位置と、前記撮影光学系の光路上から離脱した離脱位置との間で挿脱駆動する挿脱駆動機構をさらに備えていてもよい。
前記回転光学要素は、前記撮影光学系を通過する光束の偏光状態を変化させる偏光フィルタから構成することができる。
本発明の回転光学要素の回転駆動制御方法は、ボディ本体に、撮影光学系と、前記撮影光学系の光路上で光軸を中心に回転することで異なる撮影効果を与える回転光学要素と、前記回転光学要素を回転駆動する回転駆動部とを備えた撮影装置において、前記回転光学要素を回転駆動制御する方法であって、前記ボディ本体の姿勢を取得するステップと、前記回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を記憶するための入力操作を行うステップと、前記入力操作を行った後に取得した前記ボディ本体の姿勢が変化したとき、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動し、前記入力操作を行った時点における前記回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を維持するステップと、を備えることを特徴としている。
前記取得するステップでは、前記ボディ本体の水平方向を基準とし且つ前記光軸と平行な軸を中心とする回転角度位置を取得し、前記維持するステップでは、前記入力操作を行った後に取得した前記ボディ本体の回転角度位置が変化したとき、この回転角度位置の変化を打ち消すように、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動することができる。
本発明によれば、回転駆動制御部が、撮影効果ロック部の入力操作が行われた後に、姿勢取得部が取得するボディ本体の姿勢が変化したとき、回転駆動部を介して回転光学要素を回転駆動し、撮影効果ロック部の入力操作が行われた時点における回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を維持する。このため、ボディ本体の姿勢を固定した状態で回転光学要素の回転角度位置を調整して所望の撮影効果を決めた後は、たとえボディ本体の姿勢が変化したとしても、回転光学要素によって得られる所望の撮影効果を維持することができる。
本発明によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 図2(A)は、偏光フィルタを撮影光軸回りに回転させてその偏光方向を調整する様子を説明する図であり、図2(B)は、偏光フィルタの回転角度位置とCCDに入射する被写体光束の信号出力との関係を示す図である。 カメラボディの水平方向を基準とし且つ撮影光軸と平行な軸を中心とする回転角度位置の移り変わりを示す図である。 本発明によるデジタルカメラ及び偏光フィルタの回転駆動制御方法の優位な作用効果を説明するための図である。 本発明による偏光フィルタの回転駆動制御方法を示すフローチャートである。 従来のデジタルカメラ及び偏光フィルタの回転駆動制御方法の技術課題を説明するための図である。
図1は、本発明によるデジタルカメラ(撮影装置)100のブロック図である。デジタルカメラ100は、カメラボディ(ボディ本体)200の内部の撮影光軸Z上に位置させて、物体側から順に、固定レンズ101と、可動のフォーカシングレンズ102と、CCD(撮像素子)103とからなる撮影光学系を備えている。固定レンズ101とフォーカシングレンズ102は、入射した被写体光束をCCD103の撮像面103aに結像させる。フォーカシングレンズ102は、フォーカシングモータを含むフォーカシングレンズ駆動部102aにより駆動されて、フォーカシング時に撮影光軸Z方向に移動する。
デジタルカメラ100は、CCD103の前方の固定レンズ101とフォーカシングレンズ102の間に、偏光フィルタ(回転光学要素)110を備えている。偏光フィルタ110は、図示しない挿脱駆動機構によって、撮影光軸Z上(撮影光路内)に位置する挿入位置と、撮影光軸Z(撮影光路)から脱した離脱位置との間で挿脱自在である。図1は偏光フィルタ110が挿入位置にある場合を描いている。偏光フィルタ110を挿脱する挿脱駆動機構は、例えば特開2007−3970号公報に記載されているように周知である。
偏光フィルタ110は、その挿入位置において、偏光フィルタ駆動部(回転駆動部)111により駆動されて、撮影光軸Z回りに回転自在である。図示していないが、偏光フィルタ駆動部111は、偏光フィルタ110を所定角度ずつステップ駆動するステッピングモータと、このステッピングモータを回転制御するモータドライバとを備えている。
偏光フィルタ110は、例えば自身の偏光方向(偏光格子の方向)に振動する光のみを透過させる機能を持つ直線偏光フィルタである。従って、偏光フィルタ110を撮影光軸Z回りに回転させてその偏光方向(偏光格子の方向)を調整することで、CCD103に入射する被写体光束の偏光状態を変化させて、被写体の反射を低減または除去することができる。
図2(A)、(B)は、偏光フィルタ110を撮影光軸Z回りに回転させたときの偏光フィルタ110の回転角度位置とCCD103に入射する被写体光束の信号出力との関係(偏光特性)を示している。ここでは、偏光フィルタ110の偏光方向が重力方向(鉛直方向)に向いているときの回転角度位置を0°又は180°と定義して、偏光フィルタ110を図中の時計方向に回転させたときの回転角度を正の値で示している。また偏光フィルタ110は、その回転角度位置がθ°のときの偏光効果とその回転角度位置がθ+180°のときの偏光効果とが同一となる偏光特性を有している。点X1、X2で示すように、偏光フィルタ110の回転角度位置が0°又は180°のときは、光の透過率が最大となり、CCD103に入射する被写体光束の信号出力が最大値(最大振幅値)を示す。点Y1、Y2、Y3、Y4で示すように、偏光フィルタ110の回転角度位置が45°、135°、225°又は315°のときは、光の透過率が中間となり、CCD103に入射する被写体光束の信号出力が中間値(中間振幅値)を示す。点Z1、Z2で示すように、偏光フィルタ110の回転角度位置が90°又は270°のときは、光の透過率が最小となり、CCD103に入射する被写体光束の信号出力が最小値(最小振幅値)を示す。
デジタルカメラ100は、CPU(回転駆動制御部)120と、A/D変換器104と、信号処理回路105と、画像記録部106と、LCDモニタ107と、撮影操作部108とを備えている。CPU120は、デジタルカメラ100の各構成要素を統括的に制御する。A/D変換器104は、CCD103の撮像面103aに結像した被写体像をアナログ信号からデジタル信号に変換して信号処理回路105に送る。信号処理回路105は、A/D変換器104から送られたデジタル信号に所定の画像処理を施して画像信号とする。この画像信号は、CPU120を介して、画像記録部106に記録され、LCDモニタ107に表示される。撮影操作部108は、例えば電源レバー、ズームスイッチ、シャッターボタン、モードダイヤルなどの撮影操作を行うものである。
デジタルカメラ100は、カメラボディ200の姿勢を取得する水平水準器(姿勢取得部)130を備えている。水平水準器130は、例えば、カメラボディ200に内蔵された電子水準器、またはカメラボディ200のアクセサリーシューに取り付けるアタッチメント方式の電子水準器もしくは液体式水準器などの周知のものを用いることができるが、その態様は問わない。
水平水準器130は、図3に示すように、カメラボディ200の水平方向を基準とし且つ撮影光軸Zと平行な軸Pを中心とする回転角度位置を検出(取得)する。水平水準器130は、検出(取得)したカメラボディ200の回転角度位置をCPU120に出力する。CPU120は、カメラボディ200の姿勢(回転角度位置)をリアルタイムでモニタリングし、さらにカメラボディ200の姿勢(回転角度位置)の移り変わりを図示しないメモリに格納している。ここでは、本発明の理解を容易にするために、カメラボディ200を横向きに構えて撮影光軸Zを水平方向に向けた状態(横構図)を、カメラボディ200の回転角度位置が0°の基準姿勢位置と定義する。そしてこの基準姿勢位置からカメラボディ200を前面から見て時計方向に回転させたときの回転角度を正の値で示している。
デジタルカメラ100は、挿入位置にある偏光フィルタ110を撮影光軸Z回りに回転させるための入力操作を行うフィルタ回転スイッチ140を備えている。フィルタ回転スイッチ140が押されている状態では、フィルタ回転スイッチ140からCPU120にフィルタ回転指示信号が入力して、CPU120は、偏光フィルタ駆動部111を介して偏光フィルタ110を回転駆動する。一方、フィルタ回転スイッチ140が押されていない状態では、フィルタ回転スイッチ140からCPU120にフィルタ回転指示信号が入力せず、CPU120は、偏光フィルタ駆動部111による偏光フィルタ110の回転駆動を行わない。これにより撮影者は、LCDモニタ107に表示されたライブビュー画像を見ながらフィルタ回転スイッチ140を操作して偏光フィルタ110の回転角度位置を変化させることで、偏光フィルタ110によって得られる偏光効果を調整することができる。
偏光フィルタ110を回転駆動する偏光フィルタ駆動部111のステッピングモータにはホールICが設けられており、CPU120は、このホールICの出力(ステッピングモータのロータの回転角度に応じて変動する)を読み取ることで、偏光フィルタ110の回転角度位置を検出している。
デジタルカメラ100は、偏光効果ロックスイッチ(偏光効果ロック部、撮影効果ロック部)150を備えている。偏光効果ロックスイッチ150は、フィルタ回転スイッチ140を操作して偏光フィルタ110による所望の偏光効果を決めたときに入力操作を行うことで、その入力操作が行われた時点における偏光フィルタ110の重力方向(鉛直方向)に対する回転角度位置を記憶して、偏光フィルタ110による偏光効果を維持するための機能を持っている。
より具体的に、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われると、CPU120は、偏光フィルタ110のカメラボディ200に対する相対回転位置から、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた時点における偏光フィルタ110の重力方向(鉛直方向)に対する回転角度位置を記憶する。例えばCPU120は、カメラボディ200の回転角度位置が0°の基準姿勢位置であるときは、図2(A)、(B)に示したように、偏光フィルタ110の重力方向(鉛直方向)を基準とした回転角度位置を記憶する。
CPU(回転駆動制御部)120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われていないときは、フィルタ回転スイッチ140の操作に応じて、偏光フィルタ駆動部111を介して偏光フィルタ110を回転駆動する。この回転駆動制御は従来品のそれと同一である。
一方、CPU(回転駆動制御部)120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた後は、フィルタ回転スイッチ140の操作を受け付けずに、水平水準器130から入力したカメラボディ200の姿勢(回転角度位置)に応じた特殊な制御内容で、偏光フィルタ駆動部111を介して偏光フィルタ110を回転駆動する。
すなわちCPU(回転駆動制御部)120は、撮影効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた後に水平水準器130から入力したカメラボディ200の回転角度位置が変化したとき、この回転角度位置の変化を打ち消すように、偏光フィルタ駆動部111を介して偏光フィルタ110を回転駆動することで、撮影効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた時点における偏光フィルタ110の重力方向(鉛直方向)に対する回転角度位置を維持する。
例えば、図4に示すように、撮影効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた時点では、カメラボディ200の回転角度位置が0°の基準姿勢位置(横構図)であり、撮影効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた後に、カメラボディ200の回転角度位置が90°に変化(縦構図)した場合を想定する。この場合、CPU(回転駆動制御部)120は、カメラボディ200の回転角度位置が0°から90°に変化するのに連動させて、偏光フィルタ駆動部111を介して偏光フィルタ110を−90°回転駆動することで、撮影効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた時点における偏光フィルタ110の重力方向(鉛直方向)に対する回転角度位置を維持している。これにより、カメラボディ200の姿勢(回転角度位置)が変化する前後を通じて、偏光フィルタ110の偏光効果によって水面反射を除去することで水中の魚をはっきりと撮影可能となっている。
続いて、図5のフローチャートを参照して、本発明による偏光フィルタ110の回転駆動制御方法について説明する。
まずCPU(回転駆動制御部)120は、偏光フィルタ110が撮影光軸Z上(撮影光路内)に位置する挿入位置にあるか否かを判定する(ステップS1)。CPU120は、偏光フィルタ110が挿入位置にないと判定したときは(ステップS1:NO)、偏光フィルタ駆動部111による偏光フィルタ110の回転駆動を行わない。
CPU120は、偏光フィルタ110が挿入位置にあるときは(ステップS1:YES)、撮影者によるフィルタ回転スイッチ140の入力操作に応じて、偏光フィルタ駆動部111を介して偏光フィルタ110を回転駆動することで、偏光フィルタ110によって得られる偏光効果を調整する(ステップS2)。
次いでCPU120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われたか否かを判定する(ステップS3)。CPU120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われていないと判定したときは(ステップS3:NO)、引き続きフィルタ回転スイッチ140の入力操作に応じて、偏光フィルタ駆動部111によって偏光フィルタ110を回転駆動する(ステップS2)。
一方、CPU120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われたと判定したときは(ステップS3:YES)、図示しないメモリから、水平水準器130が検出した、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた時点におけるカメラボディ200の水平方向を基準とし且つ撮影光軸Zと平行な軸Pを中心とする回転角度α°を取得(抽出)する(ステップS4)。CPU120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた後は、フィルタ回転スイッチ140の入力操作を無効とする。
偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた後においても、CPU120は、水平水準器130からリアルタイムで入力してくる現時点での、カメラボディ200の水平方向を基準とし且つ撮影光軸Zと平行な軸Pを中心とする偏光フィルタ110の回転角度β°を取得する(ステップS5)。
CPU120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた時点におけるカメラボディ200の回転角度α°と、現時点でのカメラボディ200の回転角度β°とを比較することで、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた後にカメラボディ200の姿勢(回転角度位置)が変化したか否かを判定する(ステップS6)。
CPU120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた後にカメラボディ200の回転角度位置が変化していない(α°=β°)と判定したときは(ステップS6:NO)、偏光フィルタ駆動部111による偏光フィルタ110の回転駆動を行わない(ステップS7)。
一方、CPU120は、偏光効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた後にカメラボディ200の回転角度位置が変化した(α°≠β°)と判定したときは(ステップS6:YES)、この回転角度位置の変化を打ち消す回転駆動量(α°−β°)だけ、偏光フィルタ駆動部111を介して偏光フィルタ110を回転駆動することで、撮影効果ロックスイッチ150の入力操作が行われた時点における偏光フィルタ110の重力方向(鉛直方向)に対する回転角度位置を維持する(ステップS8)。
なお、CPU120は、偏光フィルタ駆動部111のステッピングモータに設けられたホールICの出力を読み取ることで偏光フィルタ110の回転角度位置の変化をモニタリングしておき、この偏光フィルタ110の回転角度位置の変化がカメラボディ200の回転角度位置の変化を打ち消すための回転駆動量(α°−β°)と一致するか否かを確認する処理を行ってもよい。
このように本実施形態では、回転駆動制御部120が、撮影効果ロック部150の入力操作が行われた後に、姿勢取得部130が取得するボディ本体200の姿勢が変化したとき、回転駆動部111を介して回転光学要素110を回転駆動し、撮影効果ロック部150の入力操作が行われた時点における回転光学要素110の重力方向に対する回転角度位置を維持する。このため、ボディ本体200の姿勢を固定した状態で回転光学要素110の回転角度位置を調整して所望の撮影効果を決めた後は、たとえボディ本体200の姿勢が変化したとしても、回転光学要素110によって得られる所望の撮影効果を維持することができる。
以上の実施形態では、偏光フィルタ110として直線偏光フィルタを用いた場合を例示して説明したが、円偏光フィルタを用いることも可能である。円偏光フィルタは、その回転角度位置がθ°のときの偏光効果とその回転角度位置がθ+90°のときの偏光効果とが同一となる偏光特性を有している。
以上の実施形態では、回転光学要素として偏光フィルタ110を用いた場合を例示して説明した。しかし、回転光学要素は、撮影光学系の光路上で光軸を中心に回転することで異なる撮影効果を与えるものであればよく、偏光フィルタ以外に、例えば、クロスフィルタ、多面効果フィルタ、NDフィルタ、ハーフNDフィルタなどを用いることも可能である。
以上の実施形態では、カメラボディ200の姿勢(回転角度位置)を取得する姿勢取得部として水平水準器130を用いた場合を例示して説明したが、例えば、加速度センサや角速度センサなどの各種センサまたはその組み合わせによって姿勢取得部を構成することも可能である。
以上の実施形態では、カメラボディ200の姿勢(回転角度位置)を取得する姿勢取得部として水平水準器130を用いた場合を例示して説明した。しかし、デジタルカメラ100の外部でカメラボディ200の姿勢(回転角度位置)を検出してこれをCPU120に伝送(無線または優先)することにより、CPU120がカメラボディ200の姿勢(回転角度位置)を取得することも可能である。この態様ではCPU120が姿勢取得部を構成することになる。
以上の実施形態では、撮影者がフィルタ回転スイッチ140を操作して偏光フィルタ110の回転角度位置を調整することで、偏光フィルタ110によって得られる偏光効果を決める場合(手動調整)を例示して説明した。しかし、CPU120が、例えば被写体輝度などの何らかの指標に基づいて偏光フィルタ駆動部111を介して偏光フィルタ110を回転駆動制御することで、偏光フィルタ110の回転角度位置を自動調整することも可能である。
以上の実施形態では、撮影操作部108等とは別の構成要素として設けた偏光効果ロックスイッチ150の入力操作を行うことで偏光効果ロックスイッチ150を発動させる場合を例示して説明した。しかし、偏光効果ロックスイッチ150を設ける態様や発動契機については種々の変更が可能である。例えば、偏光効果ロックスイッチ150の機能を撮影操作部108のシャッターボタンの一機能として設けて、シャッターボタンが半押しされたハーフレリーズ時に偏光効果ロックスイッチ150を発動させることができる。あるいは、LCDモニタ107を利用したタッチパネル方式のメニューから選択することで偏光効果ロックスイッチ150を発動させることもできる。
100 デジタルカメラ(撮影装置)
101 固定レンズ(撮影光学系)
102 フォーカシングレンズ(撮影光学系)
102a フォーカシングレンズ駆動部
103 CCD(撮影光学系、撮像素子)
103a 撮像面
104 A/D変換器
105 信号処理回路
106 画像記録部
107 LCDモニタ
108 撮影操作部
110 偏光フィルタ(回転光学要素)
111 偏光フィルタ駆動部(回転駆動部)
120 CPU(回転駆動制御部、姿勢取得部)
130 水平水準器(姿勢取得部)
140 フィルタ回転スイッチ
150 偏光効果ロックスイッチ(偏光効果ロック部、撮影効果ロック部)
200 カメラボディ(ボディ本体)
Z 撮影光軸
P カメラボディの回転軸

Claims (8)

  1. ボディ本体に、撮影光学系と、前記撮影光学系の光路上で光軸を中心に回転することで異なる撮影効果を与える回転光学要素と、前記回転光学要素を回転駆動する回転駆動部とを備えた撮影装置において、
    前記ボディ本体の姿勢を取得する姿勢取得部と、
    前記回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を記憶するための入力操作を行う撮影効果ロック部と、
    前記撮影効果ロック部の入力操作が行われた後に、前記姿勢取得部が取得する前記ボディ本体の姿勢が変化したとき、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動し、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われた時点における前記回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を維持する回転駆動制御部と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1記載の撮影装置において、
    前記姿勢取得部は、前記ボディ本体の水平方向を基準とし且つ前記光軸と平行な軸を中心とする回転角度位置を取得し、
    前記回転駆動制御部は、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われた後に、前記姿勢取得部が取得する前記ボディ本体の回転角度位置が変化したとき、この回転角度位置の変化を打ち消すように、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動する撮影装置。
  3. 請求項2記載の撮影装置において、
    前記姿勢取得部は、前記ボディ本体の水平方向を基準とし且つ前記光軸と平行な軸を中心とする回転角度位置を検出する水平水準器からなる撮影装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の撮影装置において、
    前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動するための入力操作を行うフィルタ回転スイッチをさらに備えており、
    前記回転駆動制御部は、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われていないときは、前記フィルタ回転スイッチの入力操作を有効にし、前記撮影効果ロック部の入力操作が行われた後は、前記フィルタ回転スイッチの入力操作を無効にする撮影装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の撮影装置において、
    前記回転光学要素を、前記撮影光学系の光路上に位置する挿入位置と、前記撮影光学系の光路上から離脱した離脱位置との間で挿脱駆動する挿脱駆動機構をさらに備える撮影装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の撮影装置において、
    前記回転光学要素は、前記撮影光学系を通過する光束の偏光状態を変化させる偏光フィルタからなる撮影装置。
  7. ボディ本体に、撮影光学系と、前記撮影光学系の光路上で光軸を中心に回転することで異なる撮影効果を与える回転光学要素と、前記回転光学要素を回転駆動する回転駆動部とを備えた撮影装置において、前記回転光学要素を回転駆動制御する方法であって、
    前記ボディ本体の姿勢を取得するステップと、
    前記回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を記憶するための入力操作を行うステップと、
    前記入力操作を行った後に取得した前記ボディ本体の姿勢が変化したとき、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動し、前記入力操作を行った時点における前記回転光学要素の重力方向に対する回転角度位置を維持するステップと、
    を備えることを特徴とする回転光学要素の回転駆動制御方法。
  8. 請求項7記載の回転光学要素の回転駆動制御方法において、
    前記取得するステップでは、前記ボディ本体の水平方向を基準とし且つ前記光軸と平行な軸を中心とする回転角度位置を取得し、
    前記維持するステップでは、前記入力操作を行った後に取得した前記ボディ本体の回転角度位置が変化したとき、この回転角度位置の変化を打ち消すように、前記回転駆動部を介して前記回転光学要素を回転駆動する回転光学要素の回転駆動制御方法。
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