JP2014029777A - 全固体電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】正極電極層と、負極電極層と、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質によって構成される電解質層と、を備える全固体電池において、正極電極層は、正極活物質である硫黄(S)と、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質と、導電性カーボンと、を混合して形成されている。
【選択図】図1
Description
A−1:全固体電池の構成:
図1は、本発明の第1の実施形態の全固体電池10の概略構成を表わす断面図である。図1に示すように、全固体電池10は、各層20,30,40が積層された電池本体15と、電池本体15を両面で挟持する一対の集電体50,60と、を備える。
正極電極層20は、正極活物質である硫黄(S)と、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質と、導電性カーボンと、を混合して形成されている。
XLi2S−(1−X)P2S5 …(1)
(式中、Xは、0.65≦X≦0.80である。)
負極電極層30は、負極活物質を含む。負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵、放出、又は吸蔵と放出の両方を行うことが可能な物質を用いることができる。具体的には、例えば、リチウム金属や、リチウム合金を用いることができる。リチウム合金としては、例えば、リチウム−アルミニウム合金(Li−Al)、リチウム−スズ合金(Li−Sn)、リチウム−ケイ素合金(Li−Si)、リチウム−銀合金(Li−Ag)、およびリチウム−インジウム合金(Li−In)等を用いることができる。
固体電解質層40は、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質によって構成される板状部材である。酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質としては、例えば、以下の式(2)で表されるナシコン型構造を有するリン酸化合物又はその一部を他の元素で置換した置換体、Li7La3Zr2O12系リチウムイオン伝導体等のガーネット型構造又はガーネット型類似の構造を有するリチウムイオン伝導体、Li−La−Ti−O系リチウムイオン伝導体等のペロブスカイト構造又はペロブスカイト類似の構造を有するリチウムイオン伝導体等を用いることができる。
Li1+YAlYM2-Y(PO4)3 …(2)
(式中、Mは、ゲルマニウム、チタン、ハフニウム、ジルコニウムからなる群から選択される少なくとも1種であり、Yは、0<Y<1である)
全固体電池10を製造するには、既述した正極電極層20、固体電解質層40、および負極電極層30を用意し、これらをこの順序で積層し、電池本体15を作製すればよい。電池本体15を作製する際には、正極電極層20と固体電解質層40との接合が、加熱を抑えた状態で加圧することにより行なわれればよく、加熱を伴わない加圧により行なわれることが好ましい。そして、正極電極層20が、製造工程を通して、硫黄の融点以上の高温に曝されなければよい。以下の説明では、加熱を伴わない加圧をコールドプレスとも呼ぶ。なお、接合のための加圧時には、硫黄の融点未満の温度での加熱を行なっても差し支えない。
図2は、第2の実施形態の全固体電池100の概略構成を表わす断面図である。第2の実施形態の全固体電池100は、正極電極層20に代えて正極電極層120を備えること以外は、第1の実施形態の全固体電池10と同様の構成を有している。そのため、第1の実施形態と共通する部分には、同じ参照番号を付して詳しい説明を省略する。
正極電極層120は、正極活物質である金属硫化物と、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質と、を混合して形成されている。
XLi2S−(1−X)P2S5 …(1)
(式中、Xは、0.65≦X≦0.80である。)
全固体電池である各サンプルは、固体電解質層を、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質であるLi1.5Al0.5Ge1.5(PO4)3によって構成した。固体電解質層を構成する酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、以下の手順で作製した。まず、原料であるGeO2(関東化学製)、Li2CO3(和光純薬製)、(NH3)2HPO4(キシダ化学製)、およびAl2O3(高純度化学製)を、化学量論的組成で秤量した。その後、秤量した原料を、アルミナポット内にジルコニアボールと共に投入し、エタノール溶媒中で15時間粉砕混合した。次いで、エタノールを気化させて900℃、2時間にて熱処理(焼成)を行った。熱処理後の試料にセラミック用バインダーを添加し、添加後の試料をアルミナポット内にジルコニアボールと共に投入し、エタノール溶媒中で15時間粉砕混合した。粉砕混合後の試料を乾燥してエタノールを気化させ、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質の成形前粉末(「LAPG粉末」とも呼ぶ。)を得た。次いで、冷間静水等方圧プレス機(以下、「CIPプレス機」とも呼ぶ。)を用いて、1.5t/cm2の静水圧を成形前粉末に印加して、成形体を得た。得られた成形体を850℃、12時間にて熱処理(焼成)し、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質の焼結体(「LAGP焼結体」とも呼ぶ。)を得た。
上記のようにLAGP焼結体を作製して、直径10mm、厚さ0.8mmの焼結体を用意した。このLAGP焼結体のかさ密度をアルキメデス法にて測定したところ、かさ密度は3.33g/cm3であった。このかさ密度に基づいて相対密度を求めたところ、相対密度は97.6%であった。
各サンプルの電極層に混合する硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、以下の手順により作製した、まず、アルゴン雰囲気グローブボックス(美和製作所製)中で、原料であるLi2S(フルウチ化学製)とP2S5(アルドリッチ社製)をモル比80:20で秤量した。遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P−6型)を用いて、秤量した原料をジルコニアポット内にジルコニアボールと共に投入し、アルゴン雰囲気中、回転数540rpmで9時間メカニカルミリングを行った。メカニカルミリング後の試料を「硫化物ガラス」とも呼ぶ。
サンプルS01〜S08、S11〜S17、S21〜S25、およびS31の全固体電池の正極電極層は、正極活物質である硫黄と、硫化物ガラスと、導電性カーボンとを含む第1の正極ペレットによって構成した。第1の正極ペレットは、以下のように作製した。第1の正極ペレットを作製するために、まず、硫黄と硫化物ガラスと導電性カーボンとを原料とする正極合材を作製した。正極合材は、上記した各原料を、図3に示す所定の重量割合で秤量し、メカニカルミリングで混合することにより作製した。ここで、サンプルS31以外のサンプルでは、正極合材を作製するために用いる硫黄として、高純度化学製の試薬を粒径が200μm以下になるまで粉砕したものを用いた。また、サンプルS31では、正極合材を作製するために用いる硫黄として、高純度化学製の75μmメッシュパスの試薬を用いた。なお、上記粒径とは、試料を走査型電子顕微鏡にて観察したときの画像内の最大粒径をいう。メカニカルミリングにより得られた正極合材の内、サンプルS24の正極合材を走査型電子顕微鏡で観察したところ、含まれる硫黄の粒径は、150μm以下となっていた。サンプルS31の正極合材を走査型電子顕微鏡で観察したところ、含まれる硫黄の粒径は、70μm以下となっていた。なお、導電性カーボンとしては、ケッチェンブラック(三菱化学製、EC600JD。KBとも表記する)を用いた。
サンプルS51〜S56の全固体電池の正極電極層は、正極活物質である硫化鉄と、硫化物ガラスとを含む第2の正極ペレットによって構成した。第2の正極ペレットを作製するために、まず、硫化鉄(高純度化学製)と硫化物ガラスとを原料とする正極合材を作製した。正極合材は、上記した各原料を、図4に示す所定の重量割合で秤量し、メカニカルミリングで混合することにより作製した。
サンプルS61〜S64の全固体電池の正極電極層は、正極活物質である硫化鉄と、硫化物ガラスと、ケッチェンブラックとを含む第3の正極ペレットによって構成した。第3の正極ペレットを作製するために、まず、硫化鉄(高純度化学製)と、硫化物ガラスと、ケッチェンブラック(三菱化学製、EC600JD)とを原料とする正極合材を作製した。正極合材は、上記した各原料を、図4に示す所定の重量割合で秤量し、メカニカルミリングで混合することにより作製した。
サンプルS41の全固体電池の正極電極層は、正極活物質であるLi4Ti5O12と、硫化物ガラスと、ケッチェンブラックとを含む第4の正極ペレットによって構成した。第4の正極ペレットを作製するために、まず、正極活物質であるLi4Ti5O12(石原産業製)と、硫化物ガラスと、ケッチェンブラック(三菱化学製、EC600JD)とを原料とする正極合材を作製した。正極合材は、上記したLi4Ti5O12と硫化物ガラスとケッチェンブラックとを、重量比70:30:10で秤量し、メカニカルミリングで混合することにより作製した。メカニカルミリングは、遊星ボールミル(フリッチュ社製、P−6型)にて、45ccのジルコニアポットとΦ4mmのジルコニアボール200個を用いて、アルゴン雰囲気にて、回転数230rpmで1時間行なった。第4の正極ペレットは、加圧成形可能な直径10mmの円形型内で、集電体として用いるSUS基材と正極合材約15mgとをこの順番で積層し、180Mpaでプレス成形することにより作製した。
サンプルS41以外の全固体電池が備える負極電極層を設けるために用いる負極ペレットは、以下のように作製した。負極ペレットを作製するために、まず、負極活物質としてのLiAl(本城金属製)と硫化物ガラスとを原料とする負極合材を作製した。負極合材は、上記したLiAlと硫化物ガラスとを、アルゴン雰囲気下にて、重量比50:50で秤量して乳鉢を用いて混合することで作製した。負極電極層を構成する負極ペレットは、加圧成形可能な直径10mmの円形型内で、集電体として用いるSUS基材と負極合材約50mgとをこの順番で積層し、360Mpaでプレス成形することにより作製した。
サンプルS41の全固体電池が備える負極電極層を設けるために用いる負極ペレットは、サンプルS41以外の全固体電池のための負極ペレットと同様の負極合材を用いて作製したが、プレス成形の条件が異なる。すなわち、加圧成形可能な直径10mmの円形型内で、集電体として用いるSUS基材と負極合材約15mgとをこの順番で積層し、180Mpaでプレス成形することにより作製した。
各々の全固体電池は、以下のように作製した。まず、固体電解質層として、既述したようにLAGP焼結体を作製して、直径10mm、厚さ350μmの焼結体を用意した。また、各々の全固体電池に対応する正極ペレットおよび負極ペレットを作製した。その後、正極ペレット、LAGP焼結体、および負極ペレットの各部材を、この順序で、各ペレットのSUS集電体が外側に面するように積層して積層体を得た。そして、SUS集電体を介して約50MPaの圧力で積層体を挟持することで、各部材を固定して全固体電池を作製した。
各々の全固体電池について、充放電測定を行なった。硫黄を正極活物質としたサンプルS01〜S08、S11〜S17、S21〜S25、およびS31では、充放電測定としての定電流充放電試験は、電流密度0.064mA/cm2、放電カット電圧を1V、充電カット電圧を3Vとして、25℃の条件にて行なった。また、硫化鉄を正極活物質としたサンプルS51〜S56およびS61〜S64では、充放電測定としての定電流充放電試験は、電流密度0.064mA/cm2、放電カット電圧を0.3V、充電カット電圧を3Vとして、25℃の条件にて行なった。また、Li4Ti5O12を正極活物質としたサンプルS41では、充放電測定としての定電流充放電試験は、電流密度0.064mA/cm2、放電カット電圧を1V、充電カット電圧を1.7Vとして、25℃の条件にて行なった。いずれの場合も、上記定電流充放電試験には、(株)ナガノ製の充放電試験装置(BTS2004H)を用いた。また、上記充放電測定の結果に基づいて、各々の全固体電池について、放電容量を求めた。充放電測定は、2回繰り返して行ない、値がより安定する2サイクル目の放電容量を求めた。
各全固体電池について、内部抵抗(初期抵抗)を測定した。初期抵抗は、交流インピーダンス法により測定した。具体的には、ソーラトロン社製の周波数応答アナライザ1255Bとポテンショ/ガルバノスタット1470Eとを組み合わせた電気化学測定システムにより、測定を行なった。28℃における各サンプルの初期抵抗の値を、図3,4に示す。
15…電池本体
20,120…正極電極層
30…負極電極層
40…固体電解質層
50,60…集電体
Claims (16)
- 正極電極層と、負極電極層と、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質によって構成される電解質層と、を備える全固体電池において、
前記正極電極層は、正極活物質である硫黄(S)と、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質と、導電性カーボンと、を混合して形成されていることを特徴とする
全固体電池。 - 請求項1記載の全固体電池であって、
前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、以下の式(1)
XLi2S−(1−X)P2S5 …(1)
(式中、Xは、0.65≦X≦0.80である)
で表わされる固体電解質であることを特徴とする全固体電池。 - 請求項1または2に記載の全固体電池であって、
前記正極電極層において、前記硫黄と前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との合計重量に対する、前記硫黄の重量の比を、A/100と表わしたときに、Aの値が30≦A≦70であることを特徴とする全固体電池。 - 請求項1または2に記載の全固体電池であって、
前記正極電極層において、
前記硫黄と前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との合計重量に対する、前記硫黄の重量の比を、A/100と表わしたときに、Aの値が30≦A≦55であり、
前記硫黄と前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との合計重量に対する、前記導電性カーボンの重量の比を、B/100と表わしたときに、Bの値が3≦B≦100であることを特徴とする
全固体電池。 - 請求項1または2に記載の全固体電池であって、
前記正極電極層において、
前記硫黄と前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との合計重量に対する、前記硫黄の重量の比を、A/100と表わしたときに、Aの値が55<A≦70であり、
前記硫黄と前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との合計重量に対する、前記導電性カーボンの重量の比を、B/100と表わしたときに、Bの値が4≦B≦20であることを特徴とする
全固体電池。 - 請求項1〜5までのいずれか1項に記載の全固体電池であって、
前記導電性カーボンは、ケッチェンブラックであることを特徴とする全固体電池。 - 正極電極層と、負極電極層と、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質によって構成される電解質層と、を備える全固体電池において、
前記正極電極層は、正極活物質である金属硫化物と、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質と、を混合して形成されていることを特徴とする
全固体電池。 - 請求項7記載の全固体電池であって、
前記正極活物質は、FeS2およびFeSから選択されることを特徴とする全固体電池。 - 請求項7または8に記載の全固体電池であって、
前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、以下の式(1)
XLi2S−(1−X)P2S5 …(1)
(式中、Xは、0.65≦X≦0.80である)
で表わされる固体電解質であることを特徴とする全固体電池。 - 請求項7〜9までのいずれか1項に記載の全固体電池であって、
前記正極活物質は、FeS2であり、
前記正極電極層において、前記正極活物質と前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との合計重量に対する、前記正極活物質の重量の比を、A/100と表わしたときに、Aの値が40≦A≦80であることを特徴とする全固体電池。 - 請求項10記載の全固体電池であって、
前記正極電極層には、さらに、導電性カーボンが混合されており、
前記正極電極層において、前記正極活物質と前記硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との合計重量に対する、前記導電性カーボンの重量の比を、B/100と表わしたときに、Bの値がB≦40であることを特徴とする
全固体電池。 - 請求項1〜6までのいずれか1項に記載の全固体電池であって、
電流密度を0.064mA/cm2、放電カット電圧を1V、充電カット電圧を3Vとして、25℃にて定電流充放電を複数回行なったときの2サイクル目の放電容量が200mA/g以上であることを特徴とする全固体電池。 - 請求項7〜11までのいずれか1項に記載の全固体電池であって、
電流密度を0.064mA/cm2、放電カット電圧を0.3V、充電カット電圧を3Vとして、25℃にて定電流充放電を複数回行なったときの2サイクル目の放電容量が200mA/g以上であることを特徴とする全固体電池。 - 請求項1〜13までのいずれか1項に記載の全固体電池であって、
前記酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、以下の式(2)
Li1+YAlYM2-Y(PO4)3 …(2)
(式中、Mは、ゲルマニウム、チタン、ハフニウム、ジルコニウムからなる群から選択される少なくとも1種であり、Yは、0<Y<1である)
で表わされる固体電解質であることを特徴とする全固体電池。 - 請求項14記載の全固体電池であって、
前記酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、式(2)中のMがゲルマニウムであることを特徴とする全固体電池。 - 請求項15記載の全固体電池であって、
前記酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、式(2)中のY=0.5であることを特徴とする全固体電池。
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