JP2014023829A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、遊技球等の遊技媒体を使用して遊技を行う遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine that plays a game using a game medium such as a game ball.
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機は、遊技動作に関する電気的制御を実行するため、遊技盤の裏面側に種々の制御装置を備えている。特許文献1には、制御装置をスライド移動させることで、遊技盤後方に配設されたベース部材に当該制御装置を取り付けるようにした遊技機が開示されている。この制御装置はデータ等を出力可能な出力部を備えており、出力部は配線を介して他の制御装置等と電気的に接続されている。
Conventional gaming machines, such as pachinko gaming machines, are provided with various control devices on the back side of the game board in order to execute electrical control related to gaming operations.
ところで、特許文献1に記載の遊技機では、ベース部材に設置された制御装置の出力部は露出した状態となっており、出力部に接続されている配線等の抜き差しが不正に行われるおそれがある。そのため、このような遊技機においては、不正な利益を得ようとする不正行為が行われる可能性がある。
By the way, in the gaming machine described in
そこで、本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、遊技機において不正行為を防止することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to prevent fraud in gaming machines.
本発明の一形態では、台間装置に接続可能な台間接続部を備える台間中継基板と、遊技球を払出制御可能な払出制御装置と、前記台間中継基板と前記払出制御装置を電気的に接続可能なコネクタ付き配線と、を有する遊技機において、前記台間中継基板と前記払出制御装置に接続されるコネクタの各々を被覆するカバー部材を備える。 In one aspect of the present invention, the inter-unit relay board having a inter-unit connection unit connectable to the inter-unit apparatus, the payout control apparatus capable of controlling the payout of the game ball, the inter-base relay board and the payout control apparatus are electrically connected. And a wiring with a connector that can be connected to each other, comprising: a cover member that covers each of the connectors connected to the inter-board relay board and the payout control device.
なお、上記において、「台間装置」は、例えば、カードサンドである。「台間中継基板」は、例えば、ベース部材に払出制御装置とともに取付けられる第1中継基板である。「カバー部材」は、例えば、配線を通す開口部以外でコネクタを覆うような部材である。 In the above, “inter-device” is, for example, a card sand. The “inter-table relay board” is, for example, a first relay board that is attached to the base member together with the dispensing control device. The “cover member” is, for example, a member that covers the connector except for an opening through which wiring is passed.
本発明の一形態によれば、台間中継基板と払出制御装置に接続されるコネクタを抜き差しすることが困難になる。従って、台間中継基板と払出制御装置の間の不正行為を防止することが可能となる。 According to one aspect of the present invention, it becomes difficult to insert and remove the connector connected to the inter-station relay board and the payout control device. Therefore, it is possible to prevent an illegal act between the inter-station relay board and the payout control device.
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態による遊技機について説明する。
(First embodiment)
Hereinafter, a gaming machine according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1を参照して、第1実施形態による遊技機1の正面側の構成について説明する。図1は、遊技機1の正面図である。
With reference to FIG. 1, the structure of the front side of the
遊技機1は、島設備に固定される本体枠2にヒンジ3を介して右側部が開閉回動自在に取り付けられる開閉枠4を備える。開閉枠4は、前面枠5及びガラス枠6によって構成される。
The
前面枠5には、遊技領域21を有する遊技盤20が配設される。また、前面枠5には、遊技盤20の前面を覆うカバーガラス6aを備えたガラス枠6が取り付けられる。前面枠5及びガラス枠6は、それぞれ個別に開放することが可能となっている。例えば、ガラス枠6のみを開放して遊技盤20の遊技領域21にアクセスすることができる。また、前面枠5をガラス枠6が開放されていない状態で開放することによって、遊技盤20の裏側に配置された遊技制御装置100(図2参照)等にアクセスすることができる。
A
ガラス枠6のカバーガラス6aの周囲には、装飾部材7が配設されている。装飾部材7の内部にはランプやLED等によって構成された枠装飾装置が収容されており、枠装飾装置を制御することによって装飾部材7における発光状態を調整することができる。
A
ガラス枠6の上部には照明ユニット8が配設され、照明ユニット8の左右両側には可動式照明9が配設される。照明ユニット8は、内部にランプやLED等の照明部材を収容しており、遊技状態に応じて発光演出を行う。可動式照明9は、ランプやLED等の照明部材と、照明部材を駆動する照明駆動モータ等から構成される枠演出装置と、を備える。可動式照明9の枠演出装置は、遊技状態に応じて照明部材を駆動(例えば回転駆動)する。
An
遊技機1は、効果音や警報音、報知音等を発する上スピーカー10a及び下スピーカー10bを備える。上スピーカー10aはガラス枠6の上両側部に配置され、下スピーカー10bは上皿ユニット11を構成する上皿11aの下方に配置される。
The
ガラス枠6の下方位置であって前面枠5に固定される固定パネル12には、下皿13と、球発射装置(図示省略)を駆動するための操作部14とが設けられる。遊技者が操作部14を回動操作することによって、球発射装置は上皿11aから供給された遊技球を遊技盤20の遊技領域21に発射する。下皿13には、下皿13に貯まった遊技球を排出するための球抜きレバー15が設けられる。
A
上皿ユニット11の上面には、遊技者からの操作入力を受け付けるための演出ボタン16が配設されている。遊技者が演出ボタン16を操作することによって、表示装置30での飾り特図変動表示ゲームにおいて遊技者の操作を介入させた演出等を行うことができる。
On the upper surface of the
遊技機1の側部には、遊技球貸出装置や貯球再プレー機等から構成されるカードサンド40が設置される。カードサンド40には、会員カードやプリペイドカード等の記憶媒体を挿入可能な挿入口41が設けられている。なお、カードサンド40は、島設備に複数の遊技機(遊技台)が設置される場合に遊技機(遊技台)の間に配置されるもので、遊技機(遊技台)の間に設置される台間装置の一種となる。
At the side of the
ガラス枠6の下部中央には、会員カード等に記憶されている有価価値に基づいて遊技球を借りる場合に遊技者が操作する球貸ボタン17と、カードサンド40から会員カード等を排出させるために操作される排出ボタン18とが配設される。球貸ボタン17及び排出ボタン18の間には、会員カード等に記憶されている有価価値の残高を表示する残高表示部19が設けられる。
In the center of the lower part of the glass frame 6, in order to eject the member card etc. from the
遊技盤20は、合板やプラスチック等からなる矩形状の板部材であって、その表面に区画部材としてのガイドレールを設けることで、略円形状の遊技領域21を区画形成している。
The
遊技領域21には、開口部を有するセンターケース22が配設される。遊技盤20にはセンターケース22の外周に沿った形状の開口が形成され、センターケース22はその開口に遊技盤20の前方から嵌装される。
A
遊技盤20の裏面には、複数の識別情報がスクロール変動する飾り特図変動表示ゲームを表示可能な表示部31を有する表示装置30が制御ベース(図示省略)を介して配設される。
On the back surface of the
表示装置30は、その表示部31がセンターケース22の開口部に臨むように配設される。表示装置30の表示部31は任意の画像を表示可能な液晶表示器であり、表示画面上には複数の識別情報(飾り特図)や飾り特図変動表示ゲームを演出するキャラクタ等、遊技の進行に基づく画像が表示される。例えば、表示装置30は、表示部31に複数の変動表示領域(例えば、左側、中央、右側の3つの可変表示領域等)を設定して各表示領域の各々で独立した画像を表示する。
The
遊技領域21の下部中央には、遊技球の入賞に基づき第1特別図柄(第1特図)変動表示ゲームの始動条件を付与可能な第1始動入賞口23が配設される。
In the lower center of the
表示装置30の表示部31の右側方には、遊技球の入賞に基づき第2特別図柄(第2特図)変動表示ゲームの始動条件を付与可能な第2始動入賞口24が配設される。第2始動入賞口24は、左右一対の開閉部材(図示省略)を備えている。開閉部材(普通電動役物)は、通常状態においては閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)を保持している。普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合(普図変動表示ゲームが当りとなった場合)には、駆動装置としての普電ソレノイドによって先端が開くように開閉部材が回動され、第2始動入賞口24に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)となる。
On the right side of the
第2始動入賞口24の上方には、遊技球が通過した場合に普通図柄(普図)変動表示ゲームの始動条件を成立させる普図始動ゲート25が配設される。
Above the second
第1始動入賞口23の左側方には、遊技球が入賞した場合に賞球を払い出す条件だけが成立する一般入賞口26が三つ配設される。また、第1始動入賞口23の右側方には、第1変動入賞装置27が設けられる。
On the left side of the first
第1変動入賞装置27は、第1大入賞口と、大入賞口ソレノイドによって上端側が手前側に倒れる方向に回動して第1大入賞口を開放可能とするアタッカ形式の開閉扉27aと、を備える。第1変動入賞装置27は、第1特図変動表示ゲームか第2特図変動表示ゲームの結果が所定の大当りになると、第1大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換し、第1大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせることで、遊技者に賞球(遊技価値)を付与するように構成されている。
The first variable prize-winning
また、表示装置30の表示部31の右下方には、第2変動入賞装置28が設けられる。第2変動入賞装置28は、第2大入賞口と、大入賞口ソレノイドによって先端が回動することで第2大入賞口を開放可能とする回動部28aと、を備える。第2変動入賞装置28は、第1特図変動表示ゲームか第2特図変動表示ゲームの結果が所定の大当りになると、第2大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換し、第2大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせることで、遊技者に賞球(遊技価値)を付与するように構成されている。
Further, a second variable winning
なお、遊技領域21には、上記した各種入賞口等のほかに、遊技球の流下方向を変える風車や障害釘等の流下方向変換部材や、入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口29が設けられている。
In addition to the above-described various winning holes, the
上記のように構成される遊技機1では、球発射装置(図示省略)によって遊技領域21に打ち出された遊技球は、方向変換部材(図示省略)によって落下方向を変えながら遊技領域21内を流下する。遊技領域21内を流下した遊技球は、第1始動入賞口23や第2始動入賞口24、一般入賞口26、第1変動入賞装置27の第1大入賞口、第2変動入賞装置28の第2入賞口、アウト口29に流入して、遊技機1の外部に排出される。
In the
次に、図2を参照して、遊技機1の裏面側の構成について説明する。図2は、遊技機1の裏面側の模式図である。
Next, with reference to FIG. 2, the configuration of the back side of the
前面枠5の裏側中央には、遊技を統括的に制御する遊技制御装置100及び遊技制御装置100から送信される演出制御指令に基づいて表示装置30等を制御する演出制御装置200が制御ベース(図示省略)を介して遊技盤裏面に配置される。遊技制御装置100は、演出制御装置200の下方に配置される。
In the center of the back side of the
前面枠5の裏側上部には、島設備に設置された補給装置(図示省略)から補給される遊技球を貯留する貯留タンク51が設置される。
A
前面枠5の裏側下部であって遊技制御装置100の下方には、遊技球を誘導する通路を複数備える流路ユニット300及び各種制御装置を備える制御ユニット400から構成される下部構成体60が配設される。
A
下部構成体60の流路ユニット300と貯留タンク51とは、遊技機1の一側において上下方向に延設される流下路52を介して連結される。流下路52の上端部は貯留タンク51の一端側の底部に接続されており、流下路52の下端部は、遊技球を1個ずつ排出可能な払出装置53を介して流路ユニット300の上部に接続されている。流路ユニット300には、各種装置と電気的に接続される中継基板を有する中継基板ユニット500が配設される。
The
下部構成体60の制御ユニット400は、遊技制御装置100から送信されるデータに基づいて払出装置53の動作を制御する払出制御装置410と、各種装置に供給する電力を制御する電源装置450と、を有している。
The
なお、電源装置450の下方には、操作部14(図1参照)の操作量に基づいて球発射装置(図示省略)を制御する発射制御装置54が設置されている。
A firing
図3及び図4を参照して、下部構成体60の構成について説明する。図3は下部構成体60の裏面図であり、図4は下部構成体60の分解斜視図である。
With reference to FIG.3 and FIG.4, the structure of the
下部構成体60は、流路ユニット300及び制御ユニット400から構成されている。
The
制御ユニット400は、前面枠5の裏側に配設され、各種構成部材を取り付けるためのベース部材401と、ベース部材401の裏面に取り付けられる払出制御装置410と、払出制御装置410と隣接するようにベース部材401の裏面に取り付けられる電源装置450と、を備える。ベース部材401の前面には、流路ユニット300が設置される。なお、流路ユニット300の詳細については、図12〜図20を参照して後述する。
The
図4及び図5を参照して、払出制御装置410について説明する。図5は、下部構成体60の裏面斜視図である。
The
払出制御装置410は、払出制御基板をケース部材内に収納して構成された箱状部材であって、払出装置53(図2参照)の動作を制御する制御装置である。
The
払出制御装置410は、払出制御基板からのデータ等を入出力可能な第1接続部411と、電源装置450や遊技制御装置100と払出制御基板とを接続するための第2接続部412と、を備える。第1接続部411は払出制御装置410の裏面の下角部に配置され、第2接続部412は払出制御装置410の裏面の上角部に配置される。
The
払出制御装置410の右寄りの裏面には、一対の誘導壁413が後方に向かって立設されている。これら誘導壁413は、左右方向に沿って平行に延設されている。
A pair of
また、払出制御装置410の上縁には、前端面よりも前方に延設された後に上方に屈曲される略L字状の係合突起414が形成されている(図4参照)。払出制御装置410の下縁にも同様の係合突起414が形成されている。下端側の係合突起414は、前端面よりも前方に延設された後に下方に屈曲される略L字状の突起である(図9(A)参照)。
In addition, a substantially L-shaped
払出制御装置410は、誘導壁413及び係合突起414を介して、ベース部材401の裏面に取り付けられる。
The
図4及び図6を参照して、ベース部材401について説明する。図6は、ベース部材401の裏面斜視図である。図6では、ベース部材401の内側構造等の理解を容易にするため、各構成部分を透視可能に記載してある。
The
ベース部材401は、略矩形状の枠体であって、裏面側に払出制御装置410及び電源装置450が取り付けられ、前面側に流路ユニット300が取り付けられる部材である。
The
ベース部材401は、払出制御装置410及び電源装置450が取り付けられる取付部402と、払出制御装置410が取付部402に取り付けられた場合に払出制御装置410の一部を覆うカバー部403と、を備える。
The
取付部402は、平坦面として形成されている。取付部402には、取付部402に対して払出制御装置410をスライド移動させることで、払出制御装置410の取り付け及び取り外しが可能な係合受部404が形成されている。
The
係合受部404は、取付部402の上部及び下部にそれぞれ設けられる。係合受部404は、取付部402を前後方向に貫通し、払出制御装置410の係合突起414が通過可能な開口部404aと、開口部404aの一端寄りの位置において開口部404aの一部を閉塞するとともに係合突起414と係合可能な係合壁404bと、を備える。係合壁404bは、強度を確保するために、前後方向厚さ(板厚)が厚くなる肉厚部404cを左右方向に沿って複数有している。
The
また、取付部402の略中央位置には、前後方向に貫通する貫通孔406が形成されており(図6参照)、貫通孔406には払出制御装置410の側面に係合可能な係合爪405が設けられている。
Further, a through
係合爪405は、弾性部405aと、弾性部405aの先端に形成され払出制御装置410の側面に係合する爪部405bと、を備える。弾性部405aの一端を取付部402に連接し、爪部405bを弾性部405aの他端に形成することで、爪部405bは貫通孔406を介して前後方向に移動可能となっている。
The engaging
カバー部403は、設置された払出制御装置410の第1接続部411を覆うように形成されている。払出制御装置410は図6において左側から挿入されるので、カバー部403の左側部は挿入開口として形成されている。
The
カバー部403の内側後面には、払出制御装置410の誘導壁413が摺動可能な誘導溝403aが水平に設けられている。誘導溝403aは、払出制御装置410の誘導壁413に対応して一対設けられている。誘導溝403aの右寄りの位置には、払出制御装置410の誘導壁413がそれ以上右方向に移動できないようにする規制片403bが形成されている(図6参照)。
A
図3〜図5、図7を参照して、電源装置450について説明する。図7は、電源装置450の分解斜視図である。
The
図3〜図5に示すように、電源装置450は、払出制御装置410がベース部材401に取り付けられた後に、ベース部材401の取付部402に取り付けられる。電源装置450は、払出制御装置410の側方に隣接するように配置される。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
図3、図4、及び図7に示すように、電源装置450は、電源をオン、オフするためのスイッチ451及び各種装置等と電気的に接続される接続部452を有する電源制御基板453と、電源制御基板453を覆う蓋部454と、を備える。
As shown in FIGS. 3, 4, and 7, the
蓋部454には、スイッチ451や接続部452等を外部に露出させるための開口部455が形成されている。蓋部454及び電源制御基板453は、3本のねじを介して、取付部402に同時に取り付けられる。
The
なお、図8に示すように、電源制御基板453を下受部材456に固定し、電源制御基板453を覆うように蓋部454を下受部材456に載置して、蓋部454及び下受部材456を3本のねじを介して取付部402に同時に取り付けるようにしてもよい。
As shown in FIG. 8, the power
次に、図3、図5、図9〜図11を参照して、ベース部材401への払出制御装置410及び電源装置450の取り付けについて説明する。
Next, with reference to FIGS. 3, 5, and 9 to 11, attachment of the dispensing
図9(A)はベース部材401及び払出制御装置410の下面模式図であり、図9(B)はベース部材401の係合受部404近傍の一部横断面図である。図10(A)は取付前におけるベース部材401及び払出制御装置410の裏面図であり、図10(B)は取付前におけるベース部材401及び払出制御装置410の下面図である。図11(A)は取付後におけるベース部材401及び払出制御装置410の裏面図であり、図11(B)は取付後におけるベース部材401及び払出制御装置410の下面図である。
9A is a schematic bottom view of the
図5に示すように、払出制御装置410をベース部材401に対して右方向にスライド移動させることで、払出制御装置410がベース部材401の取付部402に取り付けられる。
As shown in FIG. 5, the
図9(A)及び図10(A)に示すように、払出制御装置410の係合突起414がベース部材401の係合受部404の開口部404aに対応するように位置合わせされ、その状態で払出制御装置410はベース部材401の取付部402に押し付けられる。これにより、払出制御装置410の係合突起414の先端部分は、図9(B)に示すように、開口部404aを介して係合受部404の係合壁404bよりも前方に位置する。この時、ベース部材401の係合爪405の爪部405bは払出制御装置410の前端面により前方に付勢され、係合爪405は、図10(B)に示すように、貫通孔406(図6参照)を介してベース部材401の前方に押し出された状態となっている。
As shown in FIGS. 9A and 10A, the
そして、払出制御装置410を、図10(A)及び図10(B)に示す位置から図11(A)及び図11(B)に示す位置まで右方向にスライド移動させる。
Then, the
図11(A)に示すように、払出制御装置410の誘導壁413はベース部材401の誘導溝403aにガイドされ、これにより払出制御装置410は滑らかに右方向にスライド移動し、払出制御装置410の右側部がベース部材401のカバー部403内に進入する。払出制御装置410の誘導壁413の右端が誘導溝403aの規制片403bに当接することで、払出制御装置410のそれ以上のスライド移動が規制される。
As shown in FIG. 11A, the
このように払出制御装置410が右方向にスライド移動されると、図9(B)の破線に示すように、払出制御装置410の係合突起414もベース部材401の開口部404aを介して、係合壁404bがある位置まで右方向に移動する。払出制御装置410の係合突起414の先端部分が、ベース部材401の係合受部404の係合壁404bに引っ掛かるように係合することで、払出制御装置410がベース部材401の取付部402に取り付けられる。
When the
この時、図11(B)に示すように、ベース部材401の係合爪405の爪部405bが前方に突出し、爪部405bの一側面が払出制御装置410の側面に係合する。これにより、払出制御装置410が取付位置から左方向に抜けることが防止される。
At this time, as shown in FIG. 11B, the
なお、払出制御装置410を取り外す場合には、指等で係合爪405の爪部405bを前方に押し出し、係合爪405と払出制御装置410の係合を解除した後、払出制御装置410を取付位置から左方向にスライド移動させる。
When removing the
図3に示すように、払出制御装置410がベース部材401に取り付けられた後、電源装置450が払出制御装置410の左側方に隣接するようにベース部材401の取付部402にねじ固定される。
As shown in FIG. 3, after the dispensing
払出制御装置410がベース部材401に取り付けられた状態では、払出制御装置410の第1接続部411はベース部材401のカバー部403に覆われているので、第1接続部411に接続する配線等を抜き差しすることはできない。また、払出制御装置410の左側方(払出制御装置410取付時のスライド方向後方側)には電源装置450が隣接するように固定されているので、電源装置450を取り外してからでないと払出制御装置410の取り外しができない。
In a state where the
次に、図12〜図15を参照して、流路ユニット300の構成について説明する。
Next, the configuration of the
図12は流路ユニット300の裏面側の斜視図であり、図13は流路ユニット300の裏面図である。図14は流路ユニット300の分解斜視図であり、図15は流路ユニット300の正面図である。
FIG. 12 is a perspective view of the back surface side of the
図12〜図14に示すように、流路ユニット300は、下部構成体60のベース部材401(図4参照)の前面に固定される固定板310と、固定板310の前面に複数のねじを介して固定される前面構成部材320と、を備える。
As shown in FIGS. 12 to 14, the
図14に示すように、固定板310と前面構成部材320との間には、遊技球を外部に排出する排出通路321と、遊技球を上皿11a(図1参照)に供給する第1供給通路322と、遊技球を下皿13(図1参照)に供給する第2供給通路323と、遊技球を排出通路321に誘導する球抜き通路324とが形成されている。
As shown in FIG. 14, between the
図14及び図15に示すように、排出通路321は、各種入賞口やアウト口29等(図1参照)に流入した遊技球を遊技機1の外部に排出する通路である。
As shown in FIGS. 14 and 15, the
第1供給通路322は、流下路52(図2参照)の下端に設けられる払出装置53(図2参照)と接続しており、払出装置53から払い出された遊技球を上皿11aに誘導する通路である。第1供給通路322を流下した遊技球は、前面構成部材320に形成された上皿供給口322a(図15参照)を介して上皿11aに供給される。
The
第2供給通路323は、第1供給通路322から分岐して形成されており、第1供給通路322からオーバーフローした遊技球を下皿13に誘導する通路である。第2供給通路323を流下した遊技球は、前面構成部材320に形成された下皿供給口323a(図15参照)を介して下皿13に供給される。
The
球抜き通路324は、上流端が流下路52に設けられた球抜き機構(図示省略)と接続し、下流端が排出通路321の途中に合流するように構成されている。球抜き通路324は、球抜き時に球抜き機構を介して流下してきた遊技球を排出通路321に誘導する。
The
図12及び図15に示すように、流路ユニット300の前面構成部材320の下側角部には、中継基板ユニット500を収納可能な収納部325が形成される。収納部325は、前後両端が開口しており、収納部325内に収納された中継基板ユニット500の前側端及び後側端が露出するように構成されている。
As shown in FIGS. 12 and 15, a
図16〜図20を参照して、中継基板ユニット500について説明する。
The
図16は、中継基板ユニット500の分解斜視図である。図17は、第1中継基板510の接続状態を示す図である。図18は、図13のA−A面における中継基板ユニット500の縦断面図である。図19は、中継基板ユニット500の下面図である。図20(A)は、図20(B)のB−B面における中継基板ユニット500の縦断面図である。図20(B)は、中継基板ユニット500の上面図である。
FIG. 16 is an exploded perspective view of the
図16に示すように、中継基板ユニット500は、下支持部材530と、下支持部材530の上面に配設される第1中継基板510と、第1中継基板510の上面を覆うように下支持部材530に載置される上支持部材540と、上支持部材540の上面に配設される第2中継基板520と、を備える。
As shown in FIG. 16, the
図16、図17、及び図19に示すように、第1中継基板510は、カードサンド40(図1参照)の配線と接続するサンド接続部511と、球貸ボタン17や排出ボタン18、残高表示部19から構成されるカード操作表示パネルの配線と接続するパネル接続部512と、払出制御装置410の第1接続部411からの配線と接続する払出接続部513と、アース線が接続するアース接続部514と、を備える。
As shown in FIGS. 16, 17, and 19, the
サンド接続部511は、第1中継基板510の下面後端寄りの位置に配設される。サンド接続部511は、配線接続部分が後方に臨むように設けられている。
The
パネル接続部512は、第1中継基板510の下面前端寄りの位置に配設される。パネル接続部512は、配線接続部分が前方に臨むように設けられている(図15参照)。
The
払出接続部513及びアース接続部514は、第1中継基板510の下面略中央に隣接して配設される。払出接続部513の配線接続部分及びアース接続部514の配線接続部分は下向きに設けられている(図19参照)。
The pay-
第1中継基板510は、上下方向に貫通する貫通孔515を3つ有しており、これら貫通孔515を介して下支持部材530上に載置される。
The
図16、図19、及び図20(A)に示すように、下支持部材530は、略矩形状の枠体である。下支持部材530は、第1中継基板510のサンド接続部511、パネル接続部512、払出接続部513、及びアース接続部514を外部に露出させるための切欠部531と、第1中継基板510を載置するためのボス部532と、を備える。
As shown in FIGS. 16, 19, and 20A, the
図16及び図20(A)に示すように、ボス部532は、第1中継基板510の貫通孔515に対応して3つ形成される。ボス部532は、大径軸部532aと、大径軸部532aの上端に形成される小径軸部532bと、から構成されている。小径軸部532bの外径は第1中継基板510の貫通孔515の内径よりも小さく形成されており、大径軸部532aの外径は第1中継基板510の貫通孔515の内径よりも大きく形成されている。したがって、第1中継基板510は、第1中継基板510の貫通孔515内に下支持部材530の小径軸部532bが挿通された状態で、大径軸部532aと小径軸部532bとの連接位置に形成される段差532c上に載置される。
As shown in FIGS. 16 and 20A, three
このように第1中継基板510が下支持部材530に設置された時には、第1中継基板510のサンド接続部511、パネル接続部512、払出接続部513、及びアース接続部514は下支持部材530のそれぞれの切欠部531を介して露出する。
When the
なお、下支持部材530の下面には、払出接続部513及びアース接続部514に接続する配線をまとめるための配線係止部533が設けられている(図18及び図19参照)。
In addition, the lower surface of the
図16、図18、図20(A)に示すように、上支持部材540は、前側、後側、及び上側が開口するように形成された略コ字状の枠体である。上支持部材540の底面には、上下方向に貫通するとともに下支持部材530の小径軸部532bを挿通可能な挿通部541と、第2中継基板520設置時の位置決めに使用される突起542とが形成される。
As shown in FIGS. 16, 18, and 20 (A), the
上支持部材540は、上支持部材540の挿通部541内に下支持部材530の小径軸部532bが挿通された状態で、第1中継基板510の上面を覆うように下支持部材530に載置される。第1中継基板510は、下支持部材530の段差532cと上支持部材540の挿通部541の下端面とによって挟持される(図18及び図20(A)参照)。
The
図16、図20(A)、及び図20(B)に示すように、第2中継基板520は、演出制御装置200の配線と接続する演出用接続部521と、前面枠5やガラス枠6の照明部材の配線と接続する照明用接続部522と、を備える。
As shown in FIGS. 16, 20 (A), and 20 (B), the
演出用接続部521は、第2中継基板520の上面後端寄りの位置に配設される。演出用接続部521は、配線接続部分が後方に臨むように設けられている。
The
照明用接続部522は、第2中継基板520の上面前端寄りの位置に配設される。照明用接続部522は、配線接続部分が前方に臨むように設けられている。
The
第2中継基板520には、上支持部材540の突起542が挿入される挿入孔523と、第2中継基板520を上支持部材540に固定するためのねじを通過させるねじ孔524とが形成される。挿入孔523は突起542に対応して2つ設けられ、ねじ孔524はボス部532に対応して3つ設けられる。
The
第2中継基板520の挿入孔523に上支持部材540の突起542を挿入することで、第2中継基板520は位置決めされた状態で上支持部材540に載置される。3本のねじが、第2中継基板520のねじ孔524を介して、上支持部材540の挿通部541に挿通されている下支持部材530の小径軸部532bに締結されることで、第2中継基板520と上支持部材540と下支持部材530とが同時に固定される。この時、第1中継基板510は、下支持部材530と上支持部材540とによって挟持され固定される。
By inserting the
次に、図21〜図25を参照して、第1中継基板510に接続される配線の取り回しについて説明する。
Next, with reference to FIGS. 21 to 25, the routing of the wiring connected to the
図21は、中継基板ユニット500近傍の下部構成体60の裏面側からの斜視図である。図22は、払出制御装置410の第1接続部411近傍の下部構成体60の横断面図である。図23は、中継基板ユニット500の流路ユニット300への取り付けを示す図である。図24は、中継基板ユニット500近傍の下部構成体60の下面側からの斜視図である。図25は、中継基板ユニット500近傍の下部構成体60の下面図である。
FIG. 21 is a perspective view from the back side of the
図21及び図22に示すように、払出制御装置410の第1接続部411と第1中継基板510の払出接続部513(図23参照)とは、配線W1を介して電気的に接続されている。
As shown in FIGS. 21 and 22, the
払出制御装置410がベース部材401に設置された状態では、払出制御装置410の第1接続部411はベース部材401のカバー部403によって覆われている。そのため、カバー部403の一側面には、第1接続部411に接続される配線W1をカバー部403内から外側に引き出すための引出開口407が形成されている。このようにカバー部403に引出開口407を形成することで、払出制御装置410の第1接続部411に接続する配線W1を外側に引き出しやすくなる。
In a state where the
なお、カバー部403の一側面には、引出開口407から引き出された配線W1をまとめるための配線係止部408が設けられている。
In addition, on one side surface of the
図23に示すように、カバー部403の引出開口407から引き出された配線W1は、中継基板ユニット500が前面構成部材320の収納部325に収納される前に、第1中継基板510の払出接続部513に接続される。この時、第1中継基板510のアース接続部514にはアース線W2が接続され、配線W1及びアース線W2は中継基板ユニット500の下支持部材530の配線係止部533を介してまとめられている。
As shown in FIG. 23, the wiring W <b> 1 drawn out from the drawing opening 407 of the
図12及び図23に示すように、中継基板ユニット500は、配線W1及びアース線W2が第1中継基板510に接続された状態で、遊技機1の後方側から流路ユニット300の前面構成部材320の収納部325内に収められる。
As shown in FIGS. 12 and 23, the
図23〜図25に示すように、収納部325の後端寄りの底面には配線通過用の切欠325aが形成されており、第1中継基板510に接続される配線W1及びアース線W2は切欠325aを通って収納部325内に導かれる。
As shown in FIGS. 23 to 25, a
中継基板ユニット500を収納部325に収容した状態では、中継基板ユニット500の下支持部材530の配線係止部533と収納部325の切欠325aとが前後方向に隣接するように位置しているので、中継基板ユニット500の設置時に配線W1及びアース線W2をスムーズに収納部325内に誘導することができる。
In the state where the
上記した第1実施形態の遊技機1によれば、以下の効果を得ることができる。
According to the
払出制御装置410がベース部材401に取り付けられた状態では、払出制御装置410の第1接続部411はベース部材401のカバー部403に覆われているので、第1接続部411に接続する配線等を抜き差しすることはできない。したがって、払出制御装置410に対する不正操作を防止することが可能となる。
In a state where the
また、払出制御装置410の側方には電源装置450が隣接するように固定されているので、電源装置450を取り外してからでないと払出制御装置410の取り外しができない。このように払出制御装置410を取り外し難くすることで、払出制御装置410に対する不正操作の防止効果を高めることが可能となる。
Further, since the
ベース部材401のカバー部403には、払出制御装置410の第1接続部411に接続される配線W1をカバー部403内から外側に引き出すための引出開口407が形成されている。これにより、払出制御装置410の第1接続部411に接続する配線W1を外側に引き出しやすくなり、配線W1の取り回しの作業性を改善することが可能となる。
The
(第2の実施の形態)
図26を参照して、本発明の第2の実施の形態における遊技機1及びカードサンド40について説明する。
(Second Embodiment)
With reference to FIG. 26, the
遊技機1は、島設備に固定される本体枠(外枠)2にヒンジ3を介して一側部が開閉回動自在に取り付けられる開閉枠を備える。開閉枠は、前面枠(遊技枠)5及びガラス枠(前枠)6によって構成される。
The
前面枠5には、遊技領域21を有する遊技盤20が、裏面に取り付けられた収納フレーム(図示省略)に収装される。また、前面枠5には、遊技盤20の前面を覆うカバーガラス(透明部材)6aを備えたガラス枠6が取り付けられる。前面枠5及びガラス枠6は、それぞれ個別に開放することが可能であり、例えば、ガラス枠6のみを開放して遊技盤20の遊技領域21にアクセスすることができる。また、前面枠5をガラス枠6が開放されていない状態で開放することによって、遊技盤20の裏側に配置された遊技制御装置100(図27参照)などにアクセスすることができる。
A
ガラス枠6のカバーガラス6aの周囲には、装飾光を発光する装飾部材7が備えられている。装飾部材7の内部にはランプやLED等によって構成された枠装飾装置261(図28参照)が備えられている。枠装飾装置261を所定の発光態様によって発光させることによって、装飾部材7が所定の発光態様によって発光する。
A
ガラス枠6の上方中央部には、照明ユニット8が備えられる。照明ユニット8の内部には、LEDやランプなどの発光部材が備えられる。
An
照明ユニット8の左右には可動式照明9が備えられる。可動式照明9は、上スピーカー10aの上方に配置されている。可動式照明9には、LEDなどの照明部材の他に、照明駆動モータ(枠演出装置271)がそれぞれ備えられており、演出内容に応じて動作(例えば、回転)するように制御される。
A
また、遊技機1には、音響(効果音、警報音、報知音等)を発するスピーカー10が備えられる。スピーカー10には、上スピーカー10a及び下スピーカー10bが含まれる。上スピーカー10aはガラス枠6の上方に配置され、下スピーカー10bは後述する演出ボタン16の左下方に配置される。
Further, the
左方の可動式照明9の右側には、遊技機1において異常が発生したことなどを報知するための遊技状態報知LED32が備えられている。遊技機1において異常が発生した場合には、さらに、スピーカー10から異常を報知するための報知音が出力される。
On the right side of the left
遊技機1で発生する異常には、遊技機1の故障及び不正行為の実施などが含まれる。不正行為は、例えば、磁石によって発射された遊技球の軌道を不正に操作する行為や、遊技機1を振動させる行為などである。これらの不正行為は、磁気センサスイッチ(SW)39a(図27参照)によって磁気を検出したり、振動センサスイッチ(SW)39b(図27参照)によって振動を検出したりすることによって検知される。また、不正に開閉枠を開放する行為も不正行為に含まれる。このとき、枠開放センサスイッチ(前面枠開放検出スイッチ5d、ガラス枠開放検出スイッチ6d、図27参照)によって営業時間中に前面枠5やガラス枠6の開閉枠が開放されたことが検出される。以上のような不正行為が検出されると、遊技状態報知LED32やスピーカー10などによって異常が報知されるようになっている。
Abnormalities occurring in the
ガラス枠6のカバーガラス6aの下方には、上皿11aなどを含む上皿ユニット11が備えられる。上皿11aは、図示しない打球発射装置に遊技球(遊技媒体)を供給する。
Below the
さらに、ガラス枠6の下方位置であって前面枠5に固定される固定パネルには、下皿13及び打球発射装置の操作部14等が備えられる。遊技者が操作部14を回動操作することによって、打球発射装置は、上皿11aから供給される遊技球を遊技盤20の遊技領域21に発射する。
Further, a fixed panel that is positioned below the glass frame 6 and fixed to the
下皿13には、下皿13に貯まった遊技球を排出するための下皿球抜き機構が備えられる。前面枠5の下部右側には、ガラス枠6を施錠するための鍵が備えられている。
The
また、上皿ユニット11のうち上皿11aの手前側には、遊技者からの操作入力を受け付けるための演出ボタンスイッチ(SW)251(図28参照)を内蔵する演出ボタン(演出操作部)16が備えられている。遊技者は、演出ボタン16を操作することによって、表示装置30における変動表示ゲームにおいて遊技者の操作を介入させた演出を行うことが可能となる。例えば、演出内容を選択させることができる。なお、変動表示ゲームには、特図変動表示ゲームと普図変動表示ゲームが含まれ、本明細書では、単に変動表示ゲームとした場合には、特図変動表示ゲームを指すものとする。
In addition, on the front side of the
また、変動表示ゲームの実行中だけでなく、特別な遊技状態が発生していない遊技状態で遊技者が演出ボタン16を操作することによっても演出パターンを変更するようにしてもよい。なお、特別な遊技状態とは、例えば、後述する特定遊技状態(普電サポート状態(電サポ状態)または時短状態)や変動表示ゲームにおいて特別結果(大当り、小当り)の発生確率が高い状態(確変状態)や大当り状態(特別遊技状態)である。
Further, the effect pattern may be changed not only while the variable display game is being executed but also when the player operates the
上皿11aの右上部には、遊技者が遊技球を借りる場合に操作する球貸ボタン17、及び、カードサンド40からプリペイドカードを排出させるために操作される排出ボタン18が設けられている。
A
次に、遊技機1の左側に備えられたカードサンド40について説明する。カードサンド40は、遊技機1での遊技に使う遊技球の貸し出し及び遊技を終了する際のカード返却を行う。カードサンド40には、挿入口41が備えられており、遊技者はまず、挿入口41にプリペイドカードを挿入する。そして、遊技者が遊技機1に設けられた球貸ボタン17を1回押すごとに、所定の遊技球が上皿11aに払い出され、遊技が可能となる。また、遊技を終了する場合には、遊技者が遊技機1に設けられた排出ボタン18を押せば挿入口41からプリペイドカードが排出される。
Next, the
続いて、遊技機1に配設される遊技盤20について説明する。遊技盤20は、合板やプラスチック等からなる矩形状の遊技盤本体の表面に、区画部材としてのガイドレールを設けることで、略円形状の遊技領域21を区画形成している。そして、遊技領域21内に打球発射装置から遊技球を発射して遊技を行うようになっている。遊技領域21には、打球方向変換部材としての風車や多数の障害釘などが配設されており、発射された遊技球はこれらの打球方向変換部材により転動方向を変えながら遊技領域21を流下する。
Next, the
遊技領域21の略中央には、変動表示ゲームの表示領域となる窓部を形成するセンターケース22が取り付けられている。センターケース22に形成された窓部の後方には、複数の識別情報を変動表示(可変表示)する変動表示ゲームの演出を実行可能な演出表示装置としての表示装置30が配置されている。表示装置30は、例えば、液晶ディスプレイを備え、センターケース22の窓部を介して遊技盤20の前面側から表示内容が視認可能となるように配置される。なお、表示装置30は、液晶ディスプレイを備えるものに限らず、EL、CRT等のディスプレイを備えるものであってもよい。
A
表示画面の画像を表示可能な領域(表示領域)31には、複数の変動表示領域が設けられており、各変動表示領域に識別情報(特別図柄)や変動表示ゲームを演出するキャラクタが表示される。その他、表示領域(表示画面)31には遊技の進行に基づく画像(例えば、大当り表示、ファンファーレ表示、エンディング表示等)が表示される。 An area (display area) 31 in which an image of the display screen can be displayed is provided with a plurality of variable display areas, and identification information (special symbols) and characters that produce a variable display game are displayed in each variable display area. The In addition, the display area (display screen) 31 displays an image based on the progress of the game (for example, a jackpot display, a fanfare display, an ending display, etc.).
センターケース22の右上方の遊技領域21には、遊技球が通過した場合に普通図柄(普図)変動表示ゲームの始動条件を成立させる普図始動ゲート25が配設される。
The
さらに、センターケース22の左下側には、三つの一般入賞口26が配置されている。また、一般入賞口26への遊技球の入賞は、一般入賞口26に備えられた入賞口スイッチ(SW)26a〜26n(図27参照)によって検出される。
Further, three general winning
センターケース22の下方の遊技領域21には、遊技球の入賞に基づき第1特別図柄(第1特図)変動表示ゲームの始動条件を付与可能な第1始動入賞口23が配設される。
In the
センターケース22の右下方の遊技領域21には、遊技球の入賞に基づき第2特別図柄(第2特図)変動表示ゲームの始動条件を付与可能な第2始動入賞口24が配設される。第2始動入賞口24は、その入賞口に遊技球が流入し易い状態と流入しにくい状態とに変換可能な可動部材(普通電動役物)24a(図示省略)を備えている。第2始動入賞口24の可動部材24aは、常時は第2始動入賞口24に遊技球が入賞しにくい状態若しくは入賞しない状態(遊技者にとって不利な状態)を保持している。そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイド24b(図27参照)によって、可動部材24aの態様が変換されて第2始動入賞口24に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態、入賞容易状態)に変化させられるように構成されている。
In the
なお、可動部材24aは、後述する遊技制御装置100(図27参照)によって制御される。遊技制御装置100は、入賞容易状態の発生頻度を高めたり、入賞容易状態の発生時間を長くしたりすることで、前述の特定遊技状態(電サポ状態、時短状態)を発生させる。
The movable member 24a is controlled by a game control device 100 (see FIG. 27) described later. The
さらに遊技領域21の第2始動入賞口24の下方には、センターケース22に第2大入賞口ソレノイド28b(図27参照)によって回動して横方向に開放可能になっているアタッカ形式の回動部(特別電動役物)28aを有する第2大入賞口を備えた第2変動入賞装置28が設けられている。また、センターケース22には、表示装置30の表示画面31の上方に当該表示画面31の上方及び側方を囲むように遊技領域21の前方に突出して翳される鎧部33が設けられており、右側方の鎧部33は第2変動入賞装置28まで伸びている。第2変動入賞装置28の第2大入賞口の回動部28aが閉じた状態の場合は、当該鎧部33と当該回動部28aとの間に遊技球が流入する隙間はなく、第2大入賞口が閉じられた状態となる。そして、回動部28aを右横方向に開くと、鎧部33との間に遊技球が流入可能となるので、第2大入賞口の開放状態となる。このとき、鎧部33は第2変動入賞装置28の第2大入賞口に遊技球を案内するガイド板となり、当該鎧部33に沿って流下する遊技球を第2大入賞口に導く。第2変動入賞装置28は、特図変動表示ゲームの結果によって第2大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態、特別遊技状態)に変換し、第2大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせることで、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。なお、大入賞口の内部(入賞領域)には、当該第2大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としての第2カウントスイッチ28d(図27参照)が配設されている。
Further, below the second
また、センターケース22の上方領域であって、表示装置30の上方には、第1大入賞口ソレノイド27b(図27参照)によって回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉(特別電動役物)27aを有する第1大入賞口を備えた第1変動入賞装置27が設けられている。第1変動入賞装置27は、特図変動表示ゲームの結果によって第1大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態、特別遊技状態)に変換し、第1大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせることで、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。なお、大入賞口の内部(入賞領域)には、当該第1大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としての第1カウントスイッチ27d(図27参照)が配設されている。
Also, in the upper region of the
一般入賞口26、第1始動入賞口23、第2始動入賞口24、第1変動入賞装置27の第1大入賞口、及び第2変動入賞装置28の第2大入賞口に遊技球が入賞すると、払出制御装置410(図27参照)は、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球を払出装置から前面枠5の上皿11a又は下皿13に排出するように制御する。また、第1始動入賞口23の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口29が設けられている。
A game ball wins at the general winning
なお、第1変動入賞装置27の第1大入賞口に入賞した遊技球は、通常、遊技盤20の裏面へ排出する排出通路(図示省略)に案内されるが、本発明の第2の実施の形態では、当該排出通路の他に貯留球演出ユニット70が備えられており、所定の条件が成立すれば当該遊技球は貯留球演出ユニット70に案内される。第1カウントスイッチ27dを通過した遊技球は、排出通路又は貯留球演出ユニット70に案内される。
Note that the game ball that has won the first big prize opening of the first variable
貯留球演出ユニット70は、鎧部33の内側(下方)に表示装置30の表示画面31の左半分の周囲を囲うように設けられる。貯留球演出ユニット70は、その前面がセンターケース22から透過可能である。貯留球演出ユニット70は、貯留通路71と、貯留解除ソレノイド(SOL)72と、流下通路73と、出口表示部74と、演出球検出スイッチ75とを有する。貯留通路71は表示画面31の上部に右から左に傾斜して配設され、上流に球入口70aと、下流に貯留解除SOL72とを備える。貯留解除SOL72は、貯留通路71の通路断面を塞いで、貯留通路71に遊技球を堰き止める。流下通路73は、貯留通路71の下流側と連続し、表示画面31の左側部と下部に上下方向にL型形状に配設され、下流に球出口70bを備える。出口表示部74は表示画面31の下部中央に球出口70bを前面から覆うように配設され、球出口70bを通過した遊技球を検出する演出球検出スイッチ75を備える。
The storage
貯留球演出ユニット70に案内された遊技球は、球入口70aを通過して貯留通路71を流下し、貯留解除SOL72に流下方向を妨げられて貯留通路71に貯留される。貯留通路71には所定数の遊技球が貯留可能であり、貯留される遊技球(貯留球)が所定数(例えば8個)に到達すると、遊技球はもう一方の排出通路に案内されるようになる。
The game ball guided to the storage
ここで、貯留解除SOL72は、遊技者による演出ボタン16の操作入力を受け付ける演出ボタンスイッチ251の検出により作動する。貯留解除SOL72は所定の演出ボタン操作可能期間中に演出ボタンスイッチ251が検出された場合に作動し、貯留球は貯留通路71から流下通路73に流下案内される。
Here, storage cancellation | release SOL72 act | operates by the detection of the production | presentation button switch 251 which receives the operation input of the production |
そして、流下通路73を流下した貯留球は、球出口70bを通過して貯留球演出ユニット70から排出され、図示を省略するが排出通路の下流に合流される。ここで演出球検出スイッチ75により球出口70bを通過した貯留球が検出されることで、表示画面31に関連する演出表示が表示されるようになる。また、出口表示部74においても関連する演出表示が成される。
Then, the stored ball that has flowed down the flow-
貯留球演出ユニット70の貯留通路71及び流下通路73は、少なくとも前面が透過可能な部材で構成される。また、鎧部33も貯留通路71及び流下通路73の前面に被さるようであれば、透過可能なクリア部材で形成される。このような構成により、遊技者は貯留球の貯留状態や流下動作を視認することができる。なお、視認可能としない場合には、貯留通路71の貯留状態や貯留球の解除等を遊技者に報知することができる構成(スピーカー10による音声報知や表示画面31での表示報知)を備える。
The
このように、本発明の第2の実施の形態では、所定の条件が成立した場合に第1変動入賞装置27の第1大入賞口に入賞した遊技球が貯留球演出ユニット70に案内されて貯留通路71に貯留される。そして、遊技状態の報知に係る演出において、貯留された遊技球(貯留球)が用いられる。貯留球を用いるための貯留解除SOL72の貯留解除実行条件に、遊技者による演出ボタン16の操作入力を含めることで、報知演出に遊技者が直接関わることを可能としている。なお、貯留解除SOL72の貯留解除実行条件には、必ずしも遊技者による演出ボタン16の操作入力を含める必要はなく、操作が検出されなくても貯留球を流下通路73に流下可能にしてもよい。
As described above, in the second embodiment of the present invention, when a predetermined condition is satisfied, the game ball that has won the first big winning opening of the first variable winning
また、遊技盤20の右下部には、特図変動表示ゲーム(第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲーム)の特図の変動表示、特図入賞記憶数(第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームの始動記憶数)、普図変動表示ゲームの普図の変動表示、普図入賞記憶数(普図変動表示ゲームの始動記憶数)、及び大当たりの決定ラウンド数等を表示する状態表示器50が配設される。
In addition, in the lower right part of the
ここで、本発明の第2の実施の形態の遊技機1における遊技の流れ、及び変動表示ゲーム(普図変動表示ゲーム、特図変動表示ゲーム)の詳細について説明する。
Here, the flow of the game in the
前述のように、本発明の第2の実施の形態の遊技機1では、図示しない打球発射装置から遊技領域21に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われる。打ち出された遊技球は、遊技領域21内の各所に配置された障害釘や風車等の方向転換部材によって転動方向を変えながら遊技領域21を流下し、普図始動ゲート25、一般入賞口26、第1始動入賞口23、第2始動入賞口24、第1変動入賞装置27又は第2変動入賞装置28に入賞するか、遊技領域21の最下部に設けられたアウト口29へ流入し遊技領域から排出される。そして、一般入賞口26、第1始動入賞口23、第2始動入賞口24、第1変動入賞装置27又は第2変動入賞装置28に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が、払出制御装置410によって制御される払出ユニットから、前面枠5の上皿11a又は下皿13に排出される。
As described above, in the
前述のように、普図始動ゲート25内には、該普図始動ゲート25を通過した遊技球を検出するゲートスイッチ25a(図27参照)が設けられている。普図始動ゲート25は、例えば、非接触型のスイッチである。遊技領域21内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート25内を通過すると、ゲートスイッチ25aによって検出され、普図変動表示ゲームが実行される。
As described above, a gate switch 25a (see FIG. 27) for detecting a game ball that has passed through the general diagram start
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない場合や、普図変動表示ゲームの結果が当りとなって第2始動入賞口24が開放状態に変換されている場合に、普図始動ゲート25を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満ならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。普図始動入賞の記憶数は、状態表示器50の始動入賞数報知用の普図始動記憶表示器に表示される。
In addition, a state in which the normal map change display game cannot be started, for example, when the normal map change display game has already been performed and the normal map change display game has not ended, or the result of the normal map change display game is a hit. When the second
また、普図始動記憶には、普図変動表示ゲームの当りはずれを決定するための当り判定用乱数値が記憶されるようになっていて、この当り判定用乱数値が判定値と一致した場合に、当該普図変動表示ゲームが当りとなって特定の結果態様(特定結果)が導出されることとなる。 In addition, in the normal chart start memory, a random number value for hit determination for determining a hit error of the normal figure fluctuation display game is stored, and when the random number value for hit determination coincides with the determination value In addition, a specific result mode (specific result) is derived by hitting the common map fluctuation display game.
普図変動表示ゲームは、状態表示器50に設けられた変動表示部(普図表示器)で実行されるようになっている。普図表示器は、普通識別情報(普図、普通図柄)として点灯状態の場合に当りを示し、消灯状態の場合にはずれを示すLEDから構成され、このLEDを点滅表示することで普通識別情報の変動表示を行い、所定の変動表示時間の経過後、LEDを点灯又は消灯することで結果を表示するようになっている。
The usual figure change display game is executed by a change display section (common figure display) provided in the
なお、普通識別情報として例えば数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うように構成してもよい。この普図変動表示ゲームの停止表示が特定結果となれば、普図の当りとなって、第2始動入賞口24の一対の可動部材24aが所定時間(例えば、0.3秒間)開放される開放状態となる。これにより、第2始動入賞口24に遊技球が入賞し易くなり、特図2変動表示ゲームが実行される回数が多くなる。
Note that, for example, numbers, symbols, character designs, and the like may be used as the normal identification information, and this may be configured to be displayed by variably displaying for a predetermined time and then stopped. If the stop display of the usual figure change display game is a specific result, the pair of movable members 24a of the second
普図始動ゲート25への通過検出時に抽出した普図乱数値が当り値であるときには、普図表示器に表示される普通図柄が当り状態で停止し、当り状態となる。このとき、第2始動入賞口24は、内蔵されている普電ソレノイド24b(図27参照)が駆動されることにより、可動部材24aが所定の時間(例えば、0.3秒間)だけ開放する状態に変換され、第2始動入賞口24への遊技球の入賞が許容される。
When the random number value extracted at the time of detection of the passage to the normal
第1始動入賞口23への入賞球及び第2始動入賞口24への入賞球は、それぞれは内部に設けられた始動口1スイッチ23d(図27参照)と始動口2スイッチ24d(図27参照)によって検出される。第1始動入賞口23に入賞した遊技球は特図1変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、4個を限度に記憶されるとともに、第2始動入賞口24に入賞した遊技球は特図2変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、4個を限度に記憶される。
The winning ball to the first
また、この始動入賞球の検出時にそれぞれ大当り乱数値や大当り図柄乱数値、並びに各変動パターン乱数値が抽出され、抽出された乱数値は、遊技制御装置100(図27参照)内の特図記憶領域(RAMの一部)に特図始動入賞記憶として各々所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特図始動入賞記憶の記憶数は、状態表示器50の始動入賞数報知用の記憶表示部(特図1保留表示器、特図2保留表示器)に表示されるとともに、表示装置30の表示画面31においても表示される。
In addition, when the starting winning ball is detected, a big hit random number value, a big hit symbol random number value, and each variation pattern random number value are extracted, and the extracted random number value is stored in a special figure in the game control device 100 (see FIG. 27). Each area (a part of the RAM) is stored as a special figure start winning memory for a predetermined number of times (for example, a maximum of four times). The number stored in the special chart start winning memory is displayed on the memory display section for notification of the start winning number in the status display 50 (the special figure 1 hold display, the special figure 2 hold display), and a display device. 30
遊技制御装置100は、第1始動入賞口23又は第2始動入賞口24への入賞、若しくはそれらの始動記憶に基づいて、特図表示器(表示装置、特図1表示器又は特図2表示器)で特図1変動表示ゲーム又は特図2変動表示ゲームを行う。
The
特図1変動表示ゲーム及び特図2変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示画面31にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
The special figure 1 fluctuation display game and the special figure 2 fluctuation display game are performed by variably displaying a plurality of special symbols (special figures and identification information) and then stopping and displaying a predetermined result form. In addition, a decorative special figure fluctuation display game that displays a plurality of types of identification information (for example, numbers, symbols, character designs, etc.) corresponding to each special figure fluctuation display game on the
表示画面31における飾り特図変動表示ゲームは、例えば前述した数字等で構成される飾り特別図柄(識別情報)が左(第一特別図柄)、右(第二特別図柄)、中(第三特別図柄)の順に変動表示を開始して、所定時間後に変動している図柄を順次停止させて、特図変動表示ゲームの結果を表示することで行われる。また、表示画面31では、特図入賞記憶の記憶数に対応する飾り特別図柄による飾り特図変動表示ゲームを行うとともに、興趣向上のためにキャラクタの出現など多様な演出表示が行われる。
In the decorative special symbol variation display game on the
さらに、第1始動入賞口23又は第2始動入賞口24への入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の当り乱数値が当り値であるとき)には特図変動表示ゲームの結果として表示図柄により特定の結果態様(特別結果態様)が導出されて、大当り状態(特別遊技状態)となる。また、これに対応して表示画面31の表示態様も特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字のいずれか)となる。
Further, when a winning is made to the first
このとき、第1変動入賞装置27は、第1大入賞口ソレノイド27b(図27参照)への通電によって、第1大入賞口が所定の時間(例えば、20秒)だけ、遊技球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から遊技球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換される。すなわち、第1変動入賞装置27に備えられた第1大入賞口が所定の時間又は所定数の遊技球が入賞するまで大きく開くので、この間遊技者は多くの遊技球を獲得することができるという特典が付与される。第2変動入賞装置28についても同様である。
At this time, the first variable
なお、本実施形態の遊技機1は、遊技状態に応じて遊技者が左打ち又は右打ちを行うように構成されており、大当り時の特別結果態様(停止図柄)が特定の図柄等である場合には、大当り遊技状態後の遊技状態が時短状態となる。時短状態は、特図変動表示ゲーム(第1特図変動表示ゲーム又は第2特図変動表示ゲーム)が所定回数(例えば100回)行われるまで継続される。時短状態中においては、遊技機1は、遊技者が右打ちを行うように設定されている。
Note that the
ところで、特図1表示器、特図2表示器は、別々の表示器でもよいし同一の表示器でもよいが、各特図変動表示ゲームが同時に実行されないようにする。また、表示装置30における飾り特図変動表示ゲームについても、特図1変動表示ゲームと特図2変動表示ゲームとを別々の表示装置や別々の表示領域で実行するようにしてもよいし、同一の表示装置や表示領域で実行するようにしてもよい。この場合、特図1変動表示ゲーム及び特図2変動表示ゲームに対応する飾り特図変動表示ゲームが同時に実行されないようにする。
By the way, the special figure 1 display and the special figure 2 display may be separate displays or the same display, but each special figure variation display game is not executed simultaneously. In addition, for the decorative special figure variation display game on the
また、特図2変動表示ゲームは、特図1変動表示ゲームよりも優先して実行されるようになっている。すなわち、特図1変動表示ゲームと特図2変動表示ゲームの始動記憶があり、特図変動表示ゲームの実行が可能な状態になった場合は、特図2変動表示ゲームが実行される。 The special figure 2 variable display game is executed with priority over the special figure 1 variable display game. That is, when there is a start memory of the special figure 1 fluctuation display game and the special figure 2 fluctuation display game, and the execution of the special figure fluctuation display game becomes possible, the special figure 2 fluctuation display game is executed.
また、特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が開始可能な状態で、かつ、始動記憶数が0の状態で、第1始動入賞口23(第2始動入賞口24)に遊技球が入賞すると、始動権利の発生に伴って始動記憶が記憶される。このとき、始動記憶数が1加算されるとともに、直ちに始動記憶に基づいて、特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が開始され、この際に始動記憶数が1減算される。 In addition, in a state where the special figure 1 variable display game (special figure 2 variable display game) can be started and the start memory number is 0, a game is played in the first start winning port 23 (second start winning port 24). When the ball wins, the start memory is stored as the start right is generated. At this time, the start memory number is incremented by 1, and the special figure 1 fluctuation display game (special figure 2 fluctuation display game) is immediately started on the basis of the start memory.
一方、特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が直ちに開始できない状態、例えば、既に特図1変動表示ゲーム又は特図2変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、第1始動入賞口23(第2始動入賞口24)に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶される。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了若しくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が開始される。
On the other hand, a state in which the special figure 1 fluctuation display game (the special figure 2 fluctuation display game) cannot be started immediately, for example, the special figure 1 fluctuation display game or the special figure 2 fluctuation display game has already been performed, and the special figure fluctuation display game is ended. If the game ball is won in the first start winning opening 23 (second start winning opening 24) in a state that is not played or in a special gaming state, if the start memory number is less than the upper limit number, the
なお、以下の説明において、特図1変動表示ゲームと特図2変動表示ゲームを区別しない場合は、単に特図変動表示ゲームと称する。 In the following description, when the special figure 1 fluctuation display game and the special figure 2 fluctuation display game are not distinguished, they are simply referred to as a special figure fluctuation display game.
なお、特に限定されるわけではないが、前述した第1始動入賞口23内の第1始動口スイッチ23d、第2始動入賞口24内の第2始動口スイッチ24d、ゲートスイッチ25a、入賞口スイッチ26a〜26n、第1カウントスイッチ27d、第2カウントスイッチ28dには、磁気検出用のコイルを備え該コイルに金属が近接すると磁界が変化する現象を利用して遊技球を検出する非接触型の磁気近接センサ(以下、近接スイッチと称する)が使用されている。前面枠5に前面枠開放検出スイッチ5dやガラス枠6に設けられたガラス枠開放検出スイッチ6dには、機械的な接点を有するマイクロスイッチを用いることができる。
Although not particularly limited, the first start opening switch 23d in the first
次に、図27及び図28を参照して、遊技機1に備えられる遊技制御装置100及び演出制御装置200について説明する。
Next, with reference to FIG. 27 and FIG. 28, the
図27は、本発明の第2の実施の形態の遊技制御装置の構成を示すブロック図である。図28は、本発明の第2の実施の形態の演出制御装置の構成を示すブロック図である。 FIG. 27 is a block diagram showing a configuration of a game control apparatus according to the second embodiment of the present invention. FIG. 28 is a block diagram showing a configuration of an effect control device according to the second embodiment of the present invention.
図27に示す遊技制御装置100は、遊技機1における遊技を統括的に制御する主制御装置(主基板)である。遊技制御装置100には、電源装置450、払出制御装置410、及び演出制御装置200が接続される。遊技制御装置100は、払出制御装置410や演出制御装置200に制御信号(コマンド)を送信し、各種処理の実行を指示する。さらに、遊技制御装置100には、各種スイッチや制御対象のソレノイド等が接続される。
A
遊技制御装置100は、各種演算処理を行うCPU部110と、各種信号の入力を受け付ける入力部120と、各種信号や制御信号を出力する出力部130とを備える。CPU部110、入力部120及び出力部130は、互いにデータバス180によって接続される。
The
入力部120は、遊技盤等に設けられた各種スイッチから出力される信号や払出制御装置410から出力される信号を受け付ける。この入力部120は、近接インターフェース(I/F)121及び入力ポート122、123を備える。
The input unit 120 receives signals output from various switches provided on the game board and the like and signals output from the
入力ポート122、123は、近接I/F121を介して入力される信号を受け付けたり、外部から入力される信号を直接受け付けたりする。入力ポート122、123に入力した情報は、データバス180を介してCPU部110等に提供される。
The
近接I/F121は、各種スイッチから出力された信号を受け付け、それら入力信号を変換して入力ポート122に出力するインターフェースである。近接I/F121には、第1始動口スイッチ23d、第2始動口スイッチ24d、ゲートスイッチ25a、入賞口スイッチ26a〜26n、第1カウントスイッチ27d、及び第2カウントスイッチ28dが接続される。
The proximity I /
第1始動口スイッチ23dは、遊技球が第1始動入賞口23に入賞したことを検出するスイッチである。第2始動口スイッチ24dは、遊技球が第2始動入賞口24に入賞したことを検出するスイッチである。ゲートスイッチ25aは、遊技球が普図始動ゲート25を通過したことを検出するスイッチである。入賞口スイッチ26a〜26nは、遊技球が一般入賞口26に入賞したことを検出するスイッチである。
The first start port switch 23d is a switch that detects that a game ball has won the first
第1始動口スイッチ23d及び第2始動口スイッチ24dの検出信号は、入力ポート122に出力されるとともに、CPU部110の反転回路112を介して遊技用マイコン111に出力される。これは、遊技用マイコン111の信号入力端子がロウレベルを有効レベルとして検知するように設計されているためである。
Detection signals from the first start port switch 23d and the second start port switch 24d are output to the input port 122 and also output to the
第1カウントスイッチ27d及び第2カウントスイッチ28dは、遊技球がそれぞれ第1大入賞口27及び第2大入賞口28に入賞したことを検出するスイッチである。第1カウントスイッチ27d及び第2カウントスイッチ28dによって遊技球の入賞が検出されると、各大入賞口に入賞した遊技球の数がカウントされ、カウントされた遊技球の数が遊技制御装置100に備えられたメモリに記憶される。
The
近接I/F121への入力信号の電圧は、通常時には所定範囲内となっているため、近接I/F121によれば、各種スイッチからの信号の電圧値に基づいて各種スイッチにおけるリード線の断線、ショート、電圧値異常等を検出できる。このような異常を検出すると、近接I/F121は、異常検知出力端子から異常を示す信号を出力する。
Since the voltage of the input signal to the proximity I /
なお、近接I/F121に接続されるスイッチのコネクタの着脱によって、近接I/F121に入力される信号の出力値(ON/OFF)が切り替わるため、近接I/F121はスイッチが接続されていない場合であっても出力を一定に維持するように構成されている。
In addition, since the output value (ON / OFF) of the signal input to the proximity I /
また、入力ポート122には磁気センサスイッチ39a及び振動センサスイッチ39bからの信号が直接入力され、入力ポート123には前面枠開放検出スイッチ(SW)5d及びガラス枠開放検出スイッチ(SW)6dからの信号が直接入力される。入力ポート123には、払出制御装置410からの各種信号も入力される。
Further, signals from the magnetic sensor switch 39a and the vibration sensor switch 39b are directly input to the input port 122, and the front port opening detection switch (SW) 5d and the glass frame opening detection switch (SW) 6d are input to the
磁気センサスイッチ39aは、発射された遊技球の軌道を磁石によって操作する不正行為を検出するために磁力を検出する。振動センサスイッチ39bは、遊技機1を振動させる不正行為を検出するために遊技機1の振動を検出する。
The magnetic sensor switch 39a detects a magnetic force in order to detect an illegal act of manipulating the trajectory of the launched game ball with a magnet. The vibration sensor switch 39b detects the vibration of the
前面枠開放検出SW5dは、前面枠5が開放されたことを検出する。前面枠開放検出SW5dは、前面枠5が本体枠2から開放されるとオンに設定され、前面枠5が本体枠2に閉止されるとオフに設定される。
The front frame opening detection SW 5d detects that the
ガラス枠開放検出SW6dは、ガラス枠6が開放されたことを検出する。ガラス枠開放検出SW6dは、ガラス枠6が前面枠5から開放されるとオンに設定され、ガラス枠6が前面枠5に閉止されるとオフに設定される。
The glass frame open detection SW 6d detects that the glass frame 6 has been opened. The glass frame open detection SW 6 d is set to ON when the glass frame 6 is released from the
遊技制御装置100のCPU部110は、遊技用マイコン111と、反転回路112と、水晶発振器113とを備える。
The
遊技用マイコン111は、CPU111a、ROM111b、及びRAM111cを有しており、入力部120を介して入力された信号に基づいてROM111bに記憶されたプログラムを実行して大当り抽選等の各種処理を実行する。遊技用マイコン111は、出力部130を介して、遊技状態報知LED32や状態表示器50等から構成される一括表示装置、普電ソレノイド24b、第1大入賞口ソレノイド27b、第2大入賞口ソレノイド28b、演出制御装置200、及び払出制御装置410に制御信号を送信し、遊技機1を統括的に制御する。遊技用マイコン111は、チップセレクトで、信号を入力又は出力するポートを選択している。
The
ROM111bは、不揮発性の記憶媒体であり、遊技制御のためのプログラムやデータ等を記憶する。
The
RAM111cは、揮発性の記憶媒体であり、遊技制御に必要な情報(例えば、乱数値など)を一時的に記憶するワークエリアとして利用される。
The
反転回路112は、近接I/F121を介して入力された信号(第1始動口スイッチ23d及び第2始動口スイッチ24dからの信号)の論理値を反転させて遊技用マイコン111に出力する。
The inverting
水晶発振器113は、タイマ割込み、システムクロック信号、大当り抽選等を行うためのハード乱数の動作クロック源として構成されている。
The
遊技制御装置100の出力部130は、ポート131a〜131eと、バッファ132a、132bと、ドライバ133a〜133dと、フォトカプラ134とを備える。
The output unit 130 of the
ポート131a〜131eは、データバス180を介して入力された信号を受け付ける。
The ports 131a to 131e accept signals input via the
バッファ132a、132bは、データバス180やポート131a、131bを介して入力された信号を一時的に保持する。
The buffers 132a and 132b temporarily hold signals input via the
ドライバ133a〜133dは、ポート131c〜131eを介して入力される信号から各種駆動信号を生成して各装置に出力する。
The
フォトカプラ134は、外部の検査装置170に接続可能に構成されており、入出力される各種信号からノイズを除去して各種信号の波形を整形する。フォトカプラ134と検査装置170との間は、シリアル通信によって情報が送受信される。
The
払出制御装置410には、ポート131aを介してパラレル通信によってCPU部110から出力された情報が送信される。払出制御装置410に対しては片方向通信を担保する必要がないため、ポート131aから払出制御装置410の払出制御基板に制御信号が直接送信される。
Information output from the
払出制御装置410は、遊技制御装置100からの賞球指令信号に基づいて払出ユニット(図示省略)から賞球を排出させたり、カードユニット(図示省略)からの貸球要求信号に基づいて払出ユニットから貸球を排出させたりする。払出制御装置410は、球切れや故障等の障害が発生した場合に、払出異常ステータス信号やシュート球切れスイッチ信号、オーバーフロースイッチ信号を遊技制御装置100に出力する。
The
払出異常ステータス信号は、遊技球の払い出しが正常に行われていない場合に出力される信号である。払出シュート球切れスイッチ信号は、払い出し前の遊技球が不足している場合に出力される信号である。オーバーフロースイッチ信号は、下皿13(図26参照)に所定量以上の遊技球が貯留されている場合に出力される信号である。 The payout abnormality status signal is a signal output when the game ball is not paid out normally. The payout chute ball switch signal is a signal that is output when there is a shortage of game balls before payout. The overflow switch signal is a signal that is output when a predetermined amount or more of game balls are stored in the lower tray 13 (see FIG. 26).
演出制御装置200には、出力部130のポート131aからのデータストローブ信号(SSTB)及びポート131bからの8bitのデータ信号がバッファ132aを介して入力する。データストローブ信号(SSTB)は、データの有効又は無効を示す1bitの信号である。バッファ132aからの8+1bitの信号(サブコマンド)は、パラレル通信で出力される。バッファ132aは、演出制御装置200から遊技制御装置100に信号を送信できないようにして片方向通信を担保するために設けられている。演出制御装置200に送信されるサブコマンドには、変動開始コマンド、客待ちデモコマンド、ファンファーレコマンド、確率情報コマンド、及びエラー指定コマンド等の演出制御指令信号が含まれる。
The
普電ソレノイド24b、第1大入賞口ソレノイド27b、及び第2大入賞口ソレノイド28bには、ポート131c及びドライバ133aを介して、CPU部110から出力された信号が入力する。第1大入賞口ソレノイド27bは第1変動入賞装置27の開閉扉27a(図26参照)を回動させ、第2大入賞口ソレノイド28bは第2変動入賞装置28の回動部28a(図26参照)を回動させ、普電ソレノイド24bは第2始動入賞口24の可動部材24aを開状態に動作させる。
A signal output from the
一括表示装置は、遊技状態報知LED32及び状態表示器50等から構成されている。一括表示装置のLEDのアノード端子はセグメント線を介してドライバ133cに接続し、このドライバ133cとポート131dとが接続している。一括表示装置のLEDのカソード端子はデジット線を介してドライバ133bと接続し、このドライバ133bとポート131cとが接続している。一括表示装置のLEDのアノード端子にはドライバ133cからのオン/オフ駆動信号が入力され、一括表示装置のLEDのカソード端子からはドライバ133bにオン/オフ駆動信号が出力される。
The collective display device includes a gaming
外部情報端子160は、変動表示ゲームの開始を示すスタート信号や大当り遊技状態の発生を示す特賞信号等の遊技データを情報収集端末装置に出力するための端子である。遊技データは、ポート131e及びドライバ133dを介して外部情報端子660に出力される。
The
遊技制御装置100は、中継基板150を介して、外部の試射試験装置に接続可能に構成されている。試射試験装置は、所定機関において遊技機1の型式試験を行うための装置である。試射試験装置には、第1始動口スイッチ23d、第2始動口スイッチ24d、ゲートスイッチ25a、入賞口スイッチ26a〜26n、第1カウントスイッチ27d及び第2カウントスイッチ28dからの信号や、普電ソレノイド24b、第1大入賞口ソレノイド27b、及び第2大入賞口ソレノイド28bに出力される信号等、試射試験に必要な信号が入力される。
The
遊技制御装置100は、入力部120に設けられるシュミット回路124を介して、電源装置450に接続している。シュミット回路124は、電源の立ち上がり時や電源遮断時において遊技機1の動作が不安定になることを防ぐために、入力信号の揺らぎ(ノイズ)を除去する回路である。シュミット回路124には、電源装置450からの停電監視信号や初期化スイッチ信号、リセット信号が入力される。
The
電源装置450は、24Vの交流電源からDC32Vの直流電圧を生成するAC−DCコンバータや、DC32Vの電圧からDC12V、DC5V等のより低いレベルの直流電圧を生成するDC−DCコンバータを有する通常電源部460と、遊技用マイコン111の内部のRAM111cに対して停電時に電源電圧を供給するバックアップ電源部470と、停電監視回路や初期化スイッチを有し、遊技制御装置100に停電の発生、回復を知らせる停電監視信号や初期化スイッチ信号、リセット信号等の制御信号を生成して出力する制御信号生成部480とを備える。
The
バックアップ電源部470は、遊技用マイコン111のRAM111cに記憶された遊技データをバックアップするための電源である。遊技制御装置100は、停電復旧後、RAM111cに保持された遊技データに基づいて、停電前の遊技状態に復旧させる。
The backup
制御信号生成部480は、DC12V及びDC5Vを生成するスイッチングレギュレータの入力電圧(保証DC32V)を監視する。検出電圧がDC17.2V〜DC20.0Vのときに停電と判定し、制御信号生成部480から停電監視信号が出力される。停電監視信号は、シュミット回路124を経由して、入力部120の入力ポート123に入力する。停電監視信号の出力後には、停電監視回路はリセット信号を出力する。リセット信号は、シュミット回路124を経由して、遊技用マイコン111及び出力部130の各ポート131a〜131eに入力する。遊技制御装置100は、停電監視信号を受け付けると所定の停電処理を行い、リセット信号を受け付けた後にCPU部110の動作を停止させる。
The
制御信号生成部480は初期化スイッチ(図示省略)を備えており、電源投入時に初期化スイッチがON状態となっている場合に、制御信号生成部480から初期化スイッチ信号が出力される。初期化スイッチ信号は、シュミット回路124を介して、入力部120の入力ポート123に入力する。初期化スイッチ信号は、遊技用マイコン111のRAM111c及び払出制御装置410のRAMに記憶されている情報を強制的に初期化する信号である。
The control
図30に示す演出制御装置200は、遊技制御装置100の遊技用マイコン111と同様にアミューズメントチップ(IC)からなる主制御用マイコン(1stCPU)210と、主制御用マイコン210の制御下で映像制御等を行う映像制御用マイコン(2ndCPU)220と、映像制御用マイコン220からのコマンドやデータに従って表示装置30(図26参照)への映像表示のための画像処理を行うVDP(Video Display Processor)230と、各種メロディや効果音等を上スピーカー10a及び下スピーカー10bから再生させる音源LSI205とを備える。
The
主制御用マイコン210と映像制御用マイコン220には、各CPUが実行するプログラムを格納したPROM(Programmable Read Only Memory)202、203がそれぞれ接続され、VDP230にはキャラクタ画像や映像データが記憶された画像ROM204が接続され、音源LSI205には音声データが記憶された音声ROM206が接続されている。主制御用マイコン210は、遊技制御装置100の遊技用マイコン111からのコマンドを解析し、映像制御用マイコン220へ出力映像の内容を指示したり、音源LSI205への再生音の指示、LED等の点灯、モータの駆動制御、演出時間の管理等の処理を実行したりする。
The
主制御用マイコン210と映像制御用マイコン220の作業領域を提供するRAM211、221は、それぞれのチップ内部に設けられている。なお、作業領域を提供するRAM211、221はチップの外部に設けるようにしてもよい。
主制御用マイコン210と映像制御用マイコン220との間、主制御用マイコン210と音源LSI205との間は、それぞれシリアル方式でデータの送受信が行われるように構成されている。これに対して、主制御用マイコン210とVDP230との間は、パラレル方式でデータの送受信が行われるように構成されている。パラレル方式でデータを送受信することで、シリアル方式の場合よりも短時間にコマンドやデータを送信することができる。
Data transmission / reception is performed between the
VDP230には、画像ROM204から読み出されたキャラクタ等の画像データを展開したり加工したりするのに使用される超高速なVRAM(ビデオRAM)231、画像を拡大、縮小処理するためのスケーラ232、及びLVDS(小振幅信号伝送)方式で表示装置30へ送信する映像信号を生成する信号変換回路233が設けられる。
The
VDP230から主制御用マイコン210へは、表示装置30の映像と、前面枠5や遊技盤に設けられるLED等の点灯とを同期させるために垂直同期信号VSYNCが出力される。また、VDP230から映像制御用マイコン220へは、VRAM231への描画の終了等処理状況を知らせるため割込み信号INT0〜n及び映像制御用マイコン220からのコマンドやデータの受信待ちの状態にあることを知らせるためのウェイト信号WAITが出力される。
A vertical synchronization signal VSYNC is output from the
映像制御用マイコン220から主制御用マイコン210へは、映像制御用マイコン220が正常に動作していることを知らせるとともにコマンドの送信タイミングを与える同期信号SYNCが出力される。
From the
主制御用マイコン210と音源LSI205との間においては、ハンドシェイク方式でコマンドやデータの送受信を行うために、呼び掛け信号CTSと応答信号RTSが交換される。
Between the
なお、映像制御用マイコン220には、主制御用マイコン210よりも高速なCPUが使用されている。主制御用マイコン210とは別に映像制御用マイコン220を設けて処理を分担させることによって、主制御用マイコン210のみでは実現困難な大画面で動きの速い映像を表示装置30に表示させることが可能となるとともに、映像制御用マイコン220と同等な処理能力を有するCPUを2個使用する場合に比べてコストの上昇を抑制することができる。
The
演出制御装置200は、遊技制御装置100から送信されるコマンドを受信するためのインタフェースチップ(コマンドI/F)201を備えている。演出制御装置200は、コマンドI/F201を介して、遊技制御装置100から送信された変動開始コマンド、客待ちデモコマンド、ファンファーレコマンド、確率情報コマンド、及びエラー指定コマンド等を演出制御指令信号として受信する。遊技制御装置100の遊技用マイコン111はDC5Vで動作し、演出制御装置200の主制御用マイコン210はDC3.3Vで動作するため、コマンドI/F201には信号のレベル変換の機能が設けられている。
The
演出制御装置200には、センターケースや遊技盤に設けられるLED等を含む盤装飾装置260を制御する盤装飾LED制御回路241、前面枠5等に設けられるLED等を含む枠装飾装置261を制御する枠装飾LED制御回路242、表示装置30における演出表示と協働して演出効果を高める電動役物や貯留球演出ユニット70の貯留解除SOL72や貯留防止SOL76等を含む盤演出装置270を駆動制御する盤演出モータ/SOL(ソレノイド)制御回路243、可動式照明9の照明駆動モータ等を含む枠演出装置271を駆動制御する枠演出モータ制御回路244が設けられている。これら制御回路241〜244は、アドレス/データバス240を介して主制御用マイコン210に接続されている。
The
また、演出制御装置200には、演出ボタン16(図26参照)が操作されたことを検知する演出ボタンスイッチ(SW)251や貯留球演出ユニット70から排出される貯留球を検知する演出球検出スイッチ75などを検出して主制御用マイコン210へ検出信号を送信するスイッチ(SW)入力回路250、上スピーカー10a及び下スピーカー10bを駆動するオーディオパワーアンプ等からなるアンプ回路207、208が設けられている。
In addition, the
電源装置450の通常電源部460は、演出制御装置200及び当該演出制御装置200によって制御される電子部品に対して所定レベルの直流電圧を供給するために、複数種類の電圧を生成可能に構成されている。具体的には、駆動モータやソレノイドを駆動するためのDC32V、液晶パネル等からなる表示装置30を駆動するためのDC12V、コマンドI/F201の電源電圧となるDC5Vの他に、上スピーカー10a及び下スピーカー10bを駆動するためのDC18Vや、これらの直流電圧の基準としたり、電源モニタランプを点灯させたりするのに使用するNDC24Vの電圧を生成することが可能となっている。
The normal
電源装置450の制御信号生成部480により生成されたリセット信号RSTは、主制御用マイコン210、映像制御用マイコン220、VDP230、音源LSI205、各種制御回路241〜244、207、208に供給され、これらをリセット状態にする。電源装置450は、映像制御用マイコン220の有する汎用のポートを利用して、VDP230に対するリセット信号を生成して供給する機能を有している。これにより、映像制御用マイコン220とVDP230の動作の連携性を向上させることができる。
The reset signal RST generated by the control
(第1スペック)
図29は、本発明の第2の実施の形態における当りの第1スペックを示すテーブルである。
(1st spec)
FIG. 29 is a table showing the first specs of winning in the second embodiment of the present invention.
ここでは、第1始動入賞口23と第2始動入賞口24とに共通して、小当り確率、大当り確率、高確率中の大当り確率が設定されており、それぞれ1/200、1/99、1/9.9に設定されている。
Here, in common with the first
また、第1始動入賞口23に入賞した始動記憶の大当り振り分けと、第2始動入賞口24に入賞した大当り振り分けとでは、当りが確変又は通常となる割合は同じ(60:40)であるが、種類の設定が異なる。
In addition, the ratio of the winning hit distribution of the start memory won in the first
第1始動入賞口23に入賞した始動記憶の大当り振り分けでは、確変大当りとして、確変16R大当り、確変4R大当り及び突確当りの3種類が設定される。また、通常大当りとして、通常4R大当り及び突通当りの2種類が設定される。
In the big hit allocation of the start memory won in the first
第2始動入賞口24に入賞した大当り振り分けでは、確変大当りとして、確変16R大当り及び確変4R大当りの2種類が設定される。また、通常大当りとして、通常4R大当りの1種類が設定される。
In the big hit allocation that won the second
ここで、確変16R大当り及び確変4R大当りは次回大当りまで高確率状態及び電サポ状態の継続が付与される。また、通常4R大当りは電サポ状態が20回付与される。このように、第1始動入賞口23よりも第2始動入賞口24に入賞した始動記憶の方が大当りの場合に遊技者にとってより有利な遊技状態が選択されやすい。
Here, the
(第1スペックの遊技状態遷移パターン)
次に、図30は、本発明の第2の実施の形態における当りの第1スペックの遊技状態遷移パターンを示す図である。ここでは、第1始動入賞口23に入賞した始動記憶の大当り振り分けについて説明する。
(Game state transition pattern of the first spec)
Next, FIG. 30 is a diagram showing a game state transition pattern of the first spec in the second embodiment of the present invention. Here, the big hit distribution of the start memory won in the first
まず、通常状態の遊技状態から、1/200の確率で小当り(A)が発生する。また、1/99の確率で大当り(B)〜(H)が発生する。さらに、大当りのうち、突通当り(B)、突確当り(C)が発生する割合は、それぞれ5%、25%である。4R当り(D)から電サポ状態が20回付与されるのみの通常4R大当り(D→G)は、35%の割合で発生する。また、4R当り(D)から次回大当りまで高確率状態及び電サポ状態となる確変4R大当り(D→H)は、30%の割合で発生する。また、確変16R大当り(E→H)は、5%の割合で発生する。
First, a small hit (A) is generated with a probability of 1/200 from the gaming state in the normal state. Also, big hits (B) to (H) are generated with a probability of 1/99. Furthermore, of the big hits, the ratios of occurrence of the hit (B) and the hit probability (C) are 5% and 25%, respectively. The normal 4R big hit (D → G), in which the electric support state is only given 20 times from 4D (D), occurs at a rate of 35%. Further, the
そして、第1スペックでは、小当り(A)、突通当り(B)及び突確当り(C)が発生した場合に、特別遊技中に第1変動入賞装置27が開放され、当該第1変動入賞装置27に貯留された遊技球(貯留球)によって特別遊技状態終了後の遊技状態を報知する報知ゲーム(F)が実行される。なお、これらの当りによる第1変動入賞装置27の開放パターンは略同一で見分けがつきにくい。また、これらの当りによって電サポ状態は付与されない。すなわち、報知ゲーム(F)が実行されるとき電サポ状態にはない。
In the first specification, when the small hit (A), the rush hit (B), and the quick hit (C) occur, the first variable winning
(第2スペック)
続いて、図31は、本発明の第2の実施の形態における当りの第2スペックを示すテーブルである。
(Second spec)
Next, FIG. 31 is a table showing the second specs of winning in the second embodiment of the present invention.
ここでは、第1始動入賞口23と第2始動入賞口24とに共通して、小当り確率、大当り確率、高確率中の大当り確率が設定されており、それぞれ1/200、1/399、1/40に設定されている。
Here, in common with the first
また、第1始動入賞口23に入賞した始動記憶の大当り振り分けと、第2始動入賞口24に入賞した大当り振り分けとでは、当りが確変又は通常となる割合は同じ(70:30)であるが、種類の設定が異なる。
In addition, in the big hit distribution of the start memory won in the first
第2始動入賞口24に入賞した大当り振り分けでは、大当りの種類は2種類のみで、確変16R大当りと通常16R大当りとが設定される。
In the jackpot distribution that won the second
第1始動入賞口23に入賞した始動記憶の大当り振り分けでは、確変大当りとして、確変16R大当りの他に実質12R大当り、実質9R大当り、実質6R大当りが設定され、それぞれに電サポ100回付与される場合とされない場合との2パターンが設定されるので、合計7種類が設定される。また、通常大当りとして、通常16R大当り(電サポ100回)の他に電サポなしの実質12R大当り、実質9R大当り、実質6R大当りが設定され、合計4種類が設定される。
In the big hit allocation of the start memory won in the first
そして、第2スペックでは、確率状態に関係なく電サポなしの実質12R大当り、実質9R大当り及び実質6R大当りが発生した場合に、特別遊技中に第1変動入賞装置27が開放され、当該第1変動入賞装置27に貯留された遊技球(貯留球)によって特別遊技状態終了後の遊技状態を報知する報知ゲームが実行される。
In the second specification, when the real 12R big hit, the real 9R big hit and the real 6R big hit without electric support are generated regardless of the probability state, the first variable winning
ここで、実質12R大当りは、本来16R大当りであるが、残りの4Rは対象の変動入賞装置の開放時間が短い大当りである。遊技者が獲得できる遊技球は12R大当りとほとんど差がないことから、このような大当りを実質12R大当りとしている。同様に、実質9R大当り及び実質6R大当りも本来16R大当りであるが、それぞれ残りの7R,10Rは対象の変動入賞装置の開放時間が短く設定されている。また、開放される変動入賞装置は全ラウンドにおいて同一でなくてもよい。例えば、実質12R大当りの場合、最初の12Rは第2変動入賞装置28を開放させ、開放時間の短い残り4Rは第1変動入賞装置27を開放させてもよい。
Here, the actual 12R big hit is originally a 16R big hit, but the remaining 4R is a big hit with a short opening time of the target variable winning device. The game balls that can be acquired by the player are almost the same as the 12R big hit, so such a big hit is regarded as a substantial 12R big hit. Similarly, the actual 9R jackpot and the actual 6R jackpot are also essentially 16R jackpots, but the remaining 7R and 10R are each set with a short opening time of the target variable winning device. Moreover, the variable winning device to be opened may not be the same in all rounds. For example, in the case of a substantial 12R big hit, the first
(報知ゲーム実行タイミング)
次に、図32は、本発明の第2の実施の形態における当りの第2スペックで実質12R大当りのときの貯留タイミングを示す図である。
(Notification game execution timing)
Next, FIG. 32 is a diagram showing a storage timing at the time of a substantial 12R big hit in the second hit specification in the second embodiment of the present invention.
前述したように、第2スペックでは、実質12R大当り、実質9R大当り及び実質6R大当りが発生した場合に、報知ゲームが実行される。そして、報知ゲームに用いられる貯留球は、各大当りにおいて第1変動入賞装置27の開放時間が短い期間に入賞した遊技球である。
As described above, in the second specification, when a substantial 12R big hit, a real 9R big hit, and a real 6R big hit occur, the notification game is executed. And the storage ball used for a notification game is a game ball which won a prize in a period when the opening time of the 1st change prize-winning
実質12R大当りを例に具体的に説明すると、16Rのうち最後4Rにおける第1変動入賞装置27の開放時間が1R〜12Rに比べて短い。第2スペックでは、この最後4R間に第1変動入賞装置27に入賞した遊技球を貯留して、報知ゲームに用いる。
More specifically, taking the actual 12R big hit as an example, the opening time of the first variable winning
実質9R大当りや実質6R大当りにおいても、最後の7R、10Rの間に入賞した遊技球を貯留することにより、報知ゲームが実行される。 Even in the case of a real 9R big hit or a real 6R big hit, the game game is executed by storing the winning game balls during the last 7R, 10R.
(第2スペックの貯留構造)
図33は、本発明の第2の実施の形態における当りの第2スペックに対応する貯留構造を説明する図である。
(Second spec storage structure)
FIG. 33 is a diagram for explaining a storage structure corresponding to the winning second spec in the second embodiment of the present invention.
前述したように、第2スペックにおける遊技球の貯留は、獲得したラウンドの最後数ラウンドで行われる。そこで、貯留球演出ユニット70には、特別遊技状態となってラウンドが開始されても貯留可能となるラウンドになるまでは第1変動入賞装置27に入賞した遊技球を貯留通路71に流下させない貯留防止ソレノイド(SOL)76が設けられる。また、貯留防止SOL76は、貯留球演出ユニット70の球入口70aを塞いだり、該球入口70aを開放したりすることが可能に配置される。
As described above, the storage of game balls in the second specification is performed in the last few rounds of the acquired rounds. Therefore, in the storage
貯留防止SOL76は、実質12R大当りの場合、12Rまで作動して、貯留球演出ユニット70の球入口70aを塞ぐ。そして、13R以降は解除されて該球入口70aを開放し、貯留通路71に遊技球が流下されるようにする。
In the case of substantially 12R big hit, the
続いて、図34から図38を参照して、本発明の第2の実施の形態における画面遷移の一例について説明する。 Next, an example of screen transition in the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
(報知ゲームの演出態様)
図34は、本発明の第2の実施の形態の報知ゲームの演出態様を示す図である。ここでは、第1スペックの小当り(A)、突通当り(B)、突確当り(C)、第2スペックの実質12R/9R/6R大当りのいずれかが発生し、貯留球演出ユニット70の貯留通路71に第1変動入賞装置27に入賞した遊技球が4球貯留された状態から説明する。なお、報知ゲームとして、ロケットで的キャラクタ(UFO)を狙うシューティングゲームが実行される。
(Indication mode of notification game)
FIG. 34 is a diagram showing a presentation aspect of the notification game according to the second embodiment of the present invention. Here, any one of the first spec small hit (A), rush hit (B), bump hit (C), second spec real 12R / 9R / 6R big hit occurs, A description will be given from a state where four game balls won in the first variable
図34(A)は、報知ゲームの開始態様である。このとき表示装置30の表示画面31では、特図変動表示ゲームが実行されており、画面右下に識別情報の変動が表示される。そして、画面右側から中央に向かって浮遊するUFOキャラクタAが表示される。
FIG. 34A shows the start mode of the notification game. At this time, on the
このとき演出ボタン16の操作が有効となり、図34(B)に示すように、遊技者が演出ボタン16を押す。
At this time, the operation of the
すると、図34(C)に示すように、演出ボタン16への操作入力を受けて貯留球演出ユニット70の貯留解除SOL72が作動し、貯留通路71から貯留球が1球のみ解放されて流下通路73を流下する。図34(B)で遊技者が演出ボタン16を押さなかった(操作しなかった)場合には、貯留球が流下通路73を流下することはなく、以下に説明する報知演出は行われない。
Then, as shown in FIG. 34 (C), in response to an operation input to the
そして、図34(D)に示すように、流下した貯留球が貯留球演出ユニット70の球出口70bを通過して演出球検出スイッチ75に検出されると、出口表示部74に「GO」のメッセージが表示され、表示画面31の画面下中央にロケットが表示される。ロケットは、出口表示部74の上方に位置して表示され、画面上方に向かって発射される演出表示が行われる。
Then, as shown in FIG. 34D, when the flowing-down storage ball passes through the
その後、図34(E)に示すように、ロケットが画面上方を浮遊していたUFOを撃墜することができれば、次の図34(F)に示す画面において、遊技状態の報知が実行される。 Thereafter, as shown in FIG. 34E, if the rocket can shoot down the UFO floating above the screen, the game state is notified on the screen shown in FIG. 34F.
図34(F)は、遊技状態を報知する画面表示である。ここでは、表示画面31の画面上方中央に「確変」と表示され、現在の遊技状態が確変状態(高確率状態)であることが報知される。
FIG. 34 (F) is a screen display for notifying the gaming state. Here, “probability change” is displayed in the upper center of the
ここで、図34(E)において、ロケットがUFOを撃墜することができない場合には、図34(F)のような遊技状態の報知は行われないようにしてもよい。 Here, in FIG. 34E, when the rocket cannot shoot down the UFO, the gaming state notification as shown in FIG. 34F may not be performed.
また、実行中の特図変動表示ゲームの結果が当りであった場合には、報知ゲーム中であっても表示画面31にて当りであることが報知される。このようにすることで、確実に当りも遊技者に報知することができる。
In addition, when the result of the special figure variation display game being executed is a win, it is notified on the
さらに、報知ゲームでロケットがUFOを撃墜することができた場合には(ゲームに当たった場合には)、特別遊技状態後の遊技状態が確変状態か否かも報知する。 Further, when the rocket can shoot down the UFO in the notification game (when it hits the game), it is also notified whether or not the gaming state after the special gaming state is a certain change state.
なお、貯留球演出ユニット70に貯留される貯留球は、消化(解除)されるまで貯留通路71に貯留されてもよいが、表示装置30の画面が客待ちデモ画面になって遊技者が入れ替わることが予測されるような場合には、貯留解除SOL72を解除して貯留球を一斉解除するようにしてもよい。
The stored balls stored in the stored
(表示態様)
続いて、報知ゲームにおける表示態様について説明する。図35は、本発明の第2の実施の形態の報知ゲームに用いられる表示態様について説明する図である。
(Display mode)
Next, a display mode in the notification game will be described. FIG. 35 is a diagram illustrating a display mode used in the notification game according to the second embodiment of this invention.
図35(A)は、前述の図34においてロケットに狙われた的キャラクタの種類を示す図である。前述の図34ではUFOキャラクタAが用いられていた。このほかに、UFOキャラクタB及びCが用意されている。 FIG. 35A is a diagram showing the type of target character targeted by the rocket in FIG. 34 described above. In FIG. 34 described above, the UFO character A is used. In addition, UFO characters B and C are prepared.
図35(B)は、前述の図34(F)に示すように表示画面31に表示される報知内容の表示態様を示す図である。報知内容としては「確変」、「リーチ」、「アイテム」、「もう1回」、「はずれ」のメッセージが設定されており、報知を曖昧にする場合は語尾に「?」が追加される。ここで、「アイテム」とは、遊技者が演出用の小物(例えば、銃や帽子等)を獲得したことを示す。また、「もう1回」とは、疑似連が行われる場合に遊技者に再度報知ゲームの実行を促すことを示す。なお、「確変」は、遊技状態が確変状態であることを示し、「大当り」や「リーチ」は遊技状態の先読みを示す。
FIG. 35 (B) is a diagram showing a display mode of the notification content displayed on the
図35(C)は、前述の報知内容(図35(B))に対する的キャラクタ(図35(A))の表示割合を示すテーブルである。ここで、報知内容の「その他」とは、図35(B)で説明した各報知内容を曖昧にするために「?」を追加したメッセージを示す。 FIG. 35C is a table showing the display ratio of the target character (FIG. 35A) with respect to the aforementioned notification content (FIG. 35B). Here, “others” in the notification content indicates a message in which “?” Is added to make each notification content described in FIG. 35B ambiguous.
テーブルでは、遊技者にとって価値のある報知内容が上から順に並べられている。報知内容の価値が高いほど、的キャラクタとしてUFOキャラクタCが選択される割合が高くなる。そして、的キャラクタの信頼度(遊技者にとって価値の高い情報を報知する期待度)は、UFOキャラクタA<UFOキャラクタB<UFOキャラクタCとなる。このため、報知ゲームで表示される的キャラクタから遊技者は報知内容を予測することができる。 In the table, notification contents that are valuable to the player are arranged in order from the top. The higher the value of the notification content is, the higher the ratio that the UFO character C is selected as the target character. Then, the reliability of the target character (expectation for notifying information with high value to the player) is UFO character A <UFO character B <UFO character C. Therefore, the player can predict the notification content from the target character displayed in the notification game.
このように、遊技者が演出ボタン16を操作することにより貯留球演出ユニット70から貯留球が流下し、報知ゲームのシューティングゲームが始まるので、遊技者の遊技への参加意識を高めることができるとともに遊技の興趣を高めることができる。
In this way, when the player operates the
また、貯留球1球につき1回の報知ゲームが実行されるので、遊技者は貯留可能な特別遊技状態中に第1変動入賞装置27への入賞を狙う。第1変動入賞装置27の開放時間(貯留球の入賞可能時間)が短くても遊技者は積極的に遊技を行うので、遊技機の稼動率を向上させることができる。
In addition, since one notification game is executed for each stored ball, the player aims to win the first variable winning
また、貯留球は遊技者が演出ボタン16を操作することにより貯留解除されるので、遊技者の意思に基づいて遊技者の希望のタイミングで報知ゲームを実行することができる。そして、貯留球がなくなるまで報知ゲームの実行が可能なので、遊技の興趣を向上させることができる。
Further, since the stored ball is released from the storage when the player operates the
また、本発明の貯留球演出ユニット70はセンターケース22の前面で表示画面31の周囲に配設されるので、貯留球は表示画面31における報知ゲームの演出表示の邪魔にならない。貯留球演出ユニット70の貯留通路71及び流下通路73の前面を透明部材で構成すれば、遊技者は貯留球の動作と表示画面31における貯留球の動作に絡んだ演出表示との両方を楽しむことができ、遊技の興趣を高めることができる。
Moreover, since the stored
(疑似連が行われる場合の演出態様)
図36は、本発明の第2の実施の形態の貯留球が疑似連で消化される場合の演出態様を示す図である。ここで疑似連とは、1個の始動記憶消化に対する1回の特図変動表示ゲームにおいて、擬似的に複数回の変動表示を行う変動表示ゲームをいう。具体的には、変動表示が開始された後、仮停止表示及び再変動を繰り返した後、停止表示する変動表示ゲームをいう。
(Production mode when pseudo-ream is performed)
FIG. 36 is a diagram showing an effect aspect in the case where the stored ball of the second embodiment of the present invention is digested in a pseudo-continuous manner. Here, the pseudo-ream refers to a variation display game in which variation display is performed in a plurality of times in a pseudo special variation display game for one start-up memory digestion. Specifically, it refers to a variation display game in which after the variation display is started, the temporary stop display and the re-variation are repeated, and then the suspension display is performed.
図36(A)は、図34(F)の報知内容が「確変」でなく「もう1回」となった状態の演出態様である。表示画面31に「もう1回」と表示された場合には、1回の特図変動表示ゲームにおいて疑似連が発生している。このとき図36(B)に示すように表示画面31の画面中央では識別情報が揺動する。
FIG. 36 (A) shows an effect mode in a state in which the notification content in FIG. 34 (F) is “another time” instead of “certain change”. When “once again” is displayed on the
そして、図36(C)に示すように、表示画面31には図34(A)の報知ゲーム開始画面が表示されて再び的キャラクタが出現する。なお、報知ゲーム開始画面になると、貯留球演出ユニット70の出口表示部74に表示されていた「GO」のメッセージは非表示される。
Then, as shown in FIG. 36 (C), the notification game start screen of FIG. 34 (A) is displayed on the
その後、遊技者が演出ボタン16を押すと、貯留球演出ユニット70の貯留通路71に貯留されていた貯留球が1球解放されて流下通路73を流下する。そして、図36(D)に示すように、流下した貯留球が貯留球演出ユニット70の球出口70bを通過したことにより、出口表示部74に「GO」のメッセージが再び表示され、表示画面31に的キャラクタを狙うロケットが表示される。これ以降は、前述したように、ロケットが的キャラクタを撃墜することができれば遊技状態に係る報知が実行され、撃墜することができなければ報知は実行されない。
Thereafter, when the player presses the
このように疑似連を行えば、1回の特図変動表示ゲームで複数回の報知ゲームを実行することができる。これにより、遊技者の遊技への参加回数も増えるので、より遊技の興趣を高めることができる。 By performing the pseudo-ream in this way, a plurality of notification games can be executed in one special figure variation display game. Thereby, since the frequency | count of a player's participation in a game also increases, the interest of a game can be raised more.
(的キャラクタによる攻撃を受ける場合の演出態様)
図37は、本発明の第2の実施の形態の貯留球が表示装置の表示演出における攻撃により消化される場合の演出態様を示す図である。
(Directing mode when attacked by target character)
FIG. 37 is a diagram illustrating an effect aspect in the case where the storage ball of the second embodiment of the present invention is digested by an attack in the display effect of the display device.
図37(A)は、図34(D)と同じである。図34では発射したロケットがUFOを撃墜することができたが、ここではロケットがUFOを撃墜することができず、図37(B)に示すように、逆にUFOが貯留球演出ユニット70の貯留解除SOL72又は出口表示部74にぶつかるような演出表示が行われた場合について説明する。
FIG. 37A is the same as FIG. In FIG. 34, the launched rocket was able to shoot down the UFO, but here the rocket was not able to shoot down the UFO. As shown in FIG. A case where an effect display that hits the
図37(C)は、UFOが貯留球演出ユニット70の出口表示部74にぶつかったときの演出態様である。このとき出口表示部74に表示された「GO」のメッセージが右に回転する。なお、出口表示部74ごと右回転してもよい。これにより、貯留球が通過しても演出球検出スイッチ75に検出されなくなる。
FIG. 37C shows an effect mode when the UFO hits the
そして、図37(D)に示すように、出口表示部74の「GO」のメッセージが180度回転すると、貯留解除SOL72も解除されて貯留通路71の貯留球が全て流下通路73に流下される。このとき表示画面31では画面中央で識別情報が変動表示される。
Then, as shown in FIG. 37 (D), when the “GO” message on the
その後、図37(E)に示すように、貯留球演出ユニット70から貯留球が排出され、表示画面31では識別情報の停止態様が表示される。
Thereafter, as shown in FIG. 37 (E), the stored ball is discharged from the stored
このように、表示装置30の表示画面31の表示態様と貯留球演出ユニット70の動作とで一連の演出を行うことで、さらに遊技の興趣を高めることができる。また、ロケットの狙いを外すと貯留球がなくなってしまう可能性があるので、ロケットを発射するタイミングをより計った上で遊技者は演出ボタン16を操作する。これにより、遊技者の遊技への参加意識が高まるとともに、遊技の興趣も高めることができる。
Thus, the entertainment of the game can be further enhanced by performing a series of effects by the display mode of the
(先読み予告に用いられる場合の演出態様)
図38は、本発明の第2の実施の形態の貯留球が始動記憶の先読み予告に用いられる場合の演出態様を示す図である。ここでは貯留球と保留されている始動記憶とを対応させており、このとき保留されている始動記憶は3つある。
(Directing mode when used for pre-reading notice)
FIG. 38 is a diagram illustrating an effect aspect in the case where the storage ball of the second embodiment of the present invention is used for the pre-reading notice of the start memory. Here, the stored ball is associated with the start memory that is held, and there are three start memories that are held at this time.
図38(A)は、図34(D)と同様の状況であるが、このときロケットはUFOではなく、貯留球演出ユニット70の貯留通路71に貯められている貯留球に向かって発射される。
FIG. 38 (A) shows the same situation as FIG. 34 (D). At this time, the rocket is not UFO, but is launched toward the storage ball stored in the
そして、図38(B)に示すように、解除順が2番目の貯留球にロケットがぶつかるような演出表示が行われる。また、ロケットがぶつかった画面表示領域には、図38(C)に示すように何らかの先読み予告用のエフェクトが表示される。 Then, as shown in FIG. 38 (B), an effect display is performed such that the rocket hits the second storage ball in the release order. In the screen display area where the rocket hits, some pre-reading notice effect is displayed as shown in FIG.
その後、解除順が2番目の貯留球が実際に解除されて貯留球演出ユニット70の演出球検出スイッチ75に検出されると、表示装置30の表示画面31には2番目に保留されている始動記憶に対応した先読み予告が実行される。
Thereafter, when the second storage ball in the release order is actually released and detected by the effect
このように、貯留球と始動記憶とを関連させて演出するので、さらに遊技の興趣を高めることができる。また、遊技者は先読み予告の実行に自身の演出ボタン16の操作が関係していると思うので、さらに遊技者の遊技への参加意識が高まる。
In this way, since the storage ball and the start memory are related and produced, the interest of the game can be further enhanced. Further, since the player thinks that the operation of the
以下、遊技制御装置100による制御について具体的な処理を説明する。
Hereinafter, specific processing for the control by the
〔メイン処理(遊技制御装置)〕
まず、メイン処理について説明する。図39は、本発明の第2の実施の形態のメイン処理の前半部のフローチャートである。図40は、本発明の第2の実施の形態のメイン処理の後半部のフローチャートである。
[Main processing (game control device)]
First, the main process will be described. FIG. 39 is a flowchart of the first half of the main processing according to the second embodiment of this invention. FIG. 40 is a flowchart of the latter half of the main processing according to the second embodiment of this invention.
メイン処理は、遊技機1の電源投入時に実行される。例えば、遊技場で営業を開始するために遊技機の電源を投入する場合や停電から復帰した場合に実行される。
The main process is executed when the
遊技制御装置100は、メイン処理の実行が開始されると、まず、割込み禁止する(S1501)。次いで、割込みが発生した場合に実行されるジャンプ先を示すベクタアドレスを設定する割込みベクタ設定処理を実行する(S1502)。さらに、割込みが発生したときにレジスタ等の値を退避する領域の先頭アドレスであるスタックポインタを設定する(S1503)。さらに、割込み処理のモードを設定する(S1504)。
When the execution of the main process is started, the
次に、遊技制御装置100は、払出制御装置(払出基板)410のプログラムが正常に起動するまで待機する(S1505)。例えば、4ミリ秒間待機する。このように制御することによって、電源投入の際に、遊技制御装置100が先に起動してしまい、払出制御装置410の起動が完了する前に、コマンドを当該払出制御装置410に送信してしまい、払出制御装置410が送信されたコマンドを取りこぼすのを回避することができる。
Next, the
その後、遊技制御装置100は、RAMやEEPROM等の読出し書込み可能なRWM(リードライトメモリ)に対するアクセスを許可する(S1506)。さらに、全出力ポートをオフ(出力が無い状態)に設定する(S1507)。また、遊技用マイコン111に予め搭載されているシリアルポートを使用しない状態に設定する(S1508)。本実施形態では、払出制御装置410や演出制御装置200とパラレル通信を行っているため、シリアルポートを使用しないためである。
Thereafter, the
続いて、遊技制御装置100は、電源装置450内の初期化スイッチ信号がオンに設定されているか否か判定する(S1509)。初期化スイッチ信号は、遊技機1に電源が投入された場合に、初期化された状態で遊技を開始するか否かを設定するための信号である。例えば、閉店時などに正常に電源が切断され、翌日の開店時に電源が投入された場合には、初期化された状態で遊技が開始されるように、初期化スイッチ信号がオンに設定される。一方、停電発生後に再度電源が投入された場合には、遊技を可能な限り停電前の遊技状態に近い状態で再開するために、遊技機が初期化されないように、初期化スイッチ信号がオフに設定される。
Subsequently, the
遊技制御装置100は、初期化スイッチ信号がオフに設定されている場合には(S1509の結果が「N」)、RWM内の停電検査領域をチェックする(S1510)。さらに詳しく説明すると、停電検査領域には停電検査領域チェックデータが記憶される。次に、停電検査領域に記憶された停電検査領域チェックデータが正常であるか否かをチェックする(S1510)。
When the initialization switch signal is set to OFF (the result of S1509 is “N”), the
遊技制御装置100は、RWM内の停電検査領域の停電検査領域チェックデータが正常である、すなわち、停電から復旧したと判定された場合には(S1511の結果が「Y」)、チェックサムと呼ばれる検証用データを算出するチェックサム算出処理を実行する(S1512)。
When it is determined that the power failure inspection area check data in the power failure inspection area in the RWM is normal, that is, the
そして、遊技制御装置100は、チェックサム算出処理で算出されたチェックサムの値が、電源切断時に算出されたチェックサムの値と一致するか否かを判定する(S1513)。
Then, the
一方、遊技制御装置100は、初期化スイッチ信号がオンに設定されている場合(S1509の結果が「Y」)、停電から復旧していない場合(S1511の結果が「N」)、電源切断時のチェックサムの値とS1512の処理で算出されたチェックサムの値とが一致しない場合には(S1513の結果が「N」)、図40のS1540〜S1542の初期化処理を実行する。初期化処理の詳細については後述する。
On the other hand, when the initialization switch signal is set to ON (result of S1509 is “Y”), the
遊技制御装置100は、算出されたチェックサムの値と電源切断時のチェックサムの値とが一致する場合には(S1513の結果が「Y」)、停電処理が正常に実行されたため、停電前の状態に復旧させるための処理を実行する(図40のS1514〜S1519)。
When the calculated checksum value matches the checksum value at the time of power-off (the result of S1513 is “Y”), the
まず、遊技制御装置100は、停電時の情報が正常に記憶されていたか否かを判定するための情報が記憶されていた、RWM(リードライトメモリ:実施例ではRAM)内の領域をクリア(初期化)する。具体的には、初期化すべき領域(停電検査領域及びチェックサムが記憶されていた領域)に停電復旧時の初期値をセーブ(保存)する(S1514)。さらに、エラー関連の情報、及び不正行為を監視するための情報を記憶する領域をリセットする(S1515)。
First, the
次に、遊技制御装置100は、RWM内の遊技状態を記憶する領域から停電発生時の遊技状態が高確率状態であったか否かを判定する(S1516)。高確率状態でないと判定された場合には(S1516の結果が「N」)、S1519以降の処理を実行する。
Next, the
停電発生時の遊技状態が高確率状態であったと判定された場合には(S1516の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、高確率報知フラグをオンに設定して高確率報知フラグ領域にセーブ(保存)する(S1517)。続いて、状態表示器50に設けられる高確率報知LEDをオン(点灯)に設定する(S1518)。
When it is determined that the gaming state at the time of the power outage is a high probability state (result of S1516 is “Y”), the
さらに、遊技制御装置100は、特図ゲーム処理番号に対応する停電復旧時のコマンドを演出制御装置200に送信する(S1519)。特図ゲーム処理番号は、特図ゲームの状態を示す番号であり、停電発生時にRWMの所定の領域に記憶されている。このように、特図ゲーム処理番号に対応する停電復旧時のコマンドを演出制御装置200に送信することによって、可能な限り停電発生前に近い状態で遊技を再開することができるのである。
Furthermore, the
ここで、初期化処理を実行する場合について説明する。前述のように、初期化処理は、正常に電源が切断された遊技機を起動する場合や停電発生前の状態に復帰できない場合に実行される。 Here, a case where the initialization process is executed will be described. As described above, the initialization process is executed when a gaming machine that has been normally powered off is activated or when it cannot return to the state before the occurrence of a power failure.
遊技制御装置100は、初期化処理において、まず、使用する作業領域をリセットする(S1540)。さらに、初期化すべき領域に電源投入時用の初期値をセーブ(保存)する(S1541)。そして、電源投入時のコマンドを演出制御装置200に送信し(S1542)、S1520以降の処理を実行する。
In the initialization process, the
遊技制御装置100は、S1519又はS1542の処理が終了すると、遊技用マイコン111(クロックジェネレータ)内のタイマ割込み信号及び乱数更新トリガ信号(CTC)を発生するCTC(Counter/Timer Circuit)回路を起動させる(S1520)。
When the processing of S1519 or S1542 is completed, the
なお、CTC回路は、遊技用マイコン111内のクロックジェネレータに設けられている。クロックジェネレータは、水晶発振器113からの発振信号(原クロック信号)を分周する分周回路と、前述したCTC回路とを備えている。タイマ割込み信号は、分周された信号に基づいてCPU111aに所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込みを発生させるための信号である。乱数更新トリガ信号(CTC)は、分周された信号に基づいて乱数生成回路に供給され、乱数生成回路が乱数を更新するトリガとなる。
The CTC circuit is provided in a clock generator in the
遊技制御装置100は、CTC回路を起動すると、乱数生成回路の起動設定を行う(S1521)。具体的には、CPU111aが乱数生成回路内の所定のレジスタ(CTC更新許可レジスタ)に乱数生成回路を起動させるためのコード(指定値)を設定するなどの処理を実行する。さらに、電源投入時の乱数生成回路内の所定のレジスタ(ソフト乱数レジスタ1〜n)の値を、対応する各種初期値乱数の初期値(スタート値)としてRWMの所定領域にセーブする(S1522)。その後、遊技制御装置100は、割込みを許可する(S1523)。
When the CTC circuit is activated, the
なお、本実施形態のCPU111a内の乱数生成回路では、電源投入毎にソフト乱数レジスタの初期値が変更されるように構成されており、ソフト乱数レジスタの初期値に基づいて各種初期値乱数の初期値(スタート値)を設定することによって、ソフトウェアで生成される乱数の規則性を崩すことが可能となり、遊技者による不正な乱数の取得を困難にすることができる。各種初期値乱数には、例えば、大当り図柄を決定する乱数(大当り図柄乱数1、大当り図柄乱数2)、普図変動表示ゲームの当りを決定する乱数(当り乱数)、遊技状態を時短状態(普電サポート状態)にする電サポ抽選に当選する乱数(電サポ抽選乱数)が含まれる。
Note that the random number generation circuit in the
続いて、遊技制御装置100は、各種初期値乱数の値を更新して乱数の規則性を崩すための初期値乱数更新処理を実行する(S1524)。また、本実施形態では、大当り乱数は乱数生成回路において生成される乱数を使用して生成するように構成されている。すなわち、大当り乱数はハードウェアで生成されるハード乱数であり、大当り図柄乱数、当り乱数、変動パターン乱数、電サポ抽選乱数はソフトウェアで生成されるソフト乱数である。なお、各種乱数の発生源は前述の態様に限定されるわけではなく、大当り乱数がソフトウェア乱数であってもよいし、大当り図柄乱数、当り乱数、変動パターン乱数、電サポ抽選乱数がハードウェア乱数であってもよい。
Subsequently, the
さらに、初期値乱数更新処理が実行された後、遊技制御装置100は、電源装置450から入力され、ポート及びデータバスを介して読み込まれる停電監視信号がオンであるか否かを判定する(S1525)。停電監視信号がオンであるか否かによって停電が発生したか否かを判定することができる。停電監視信号がオンでない場合、すなわち、停電していない場合には(S1525の結果が「N」)、S1524の初期値乱数更新処理を再び実行し、S1524とS1525の処理を繰り返し実行する(ループ処理)。
Further, after the initial value random number update process is executed, the
また、初期値乱数更新処理(S1524)の前に割り込みを許可(S1523)することによって、初期値乱数更新処理中にタイマ割込みが発生した場合に、割込み処理を優先して実行することが可能となる。したがって、初期値乱数更新処理の実行が完了するまでタイマ割込み処理を実行できないために、割込み処理に含まれる各種処理を実行する時間が不足してしまうことを回避できる。 In addition, by permitting an interrupt (S1523) before the initial value random number update process (S1524), if a timer interrupt occurs during the initial value random number update process, the interrupt process can be preferentially executed. Become. Accordingly, since the timer interrupt process cannot be executed until the execution of the initial value random number update process is completed, it is possible to avoid a shortage of time for executing various processes included in the interrupt process.
なお、初期値乱数更新処理(S1524)は、メイン処理の他に、タイマ割込み処理で初期値乱数更新処理を実行してもよい。ただし、タイマ割込み処理で初期値乱数更新処理を実行する場合には、両方の処理で初期値乱数更新処理が実行されることを回避するため、メイン処理における初期値乱数更新処理の実行時に割込みを禁止し、初期値乱数を更新後に割込みを解除する必要がある。しかし、本実施形態のようにタイマ割込み処理で初期値乱数更新処理を実行せず、メイン処理でのみ初期値乱数更新処理を実行すれば、初期値乱数更新処理の前に割込みを解除しても問題が生じることはなく、さらに、メイン処理が簡素化されるという利点がある。 In the initial value random number update process (S1524), the initial value random number update process may be executed by a timer interrupt process in addition to the main process. However, when the initial value random number update process is executed in the timer interrupt process, an interrupt is issued during the initial value random number update process in the main process in order to avoid executing the initial value random number update process in both processes. It is prohibited to release the interrupt after updating the initial random number. However, if the initial value random number update process is not executed in the timer interrupt process and the initial value random number update process is executed only in the main process as in this embodiment, the interrupt can be canceled before the initial value random number update process. There is no problem, and there is an advantage that the main processing is simplified.
一方、停電監視信号がオンに設定されている場合には(S1525の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、停電が発生したものと見なして停電発生時の処理を実行する(S1526〜S1531)。
On the other hand, when the power failure monitoring signal is set to ON (the result of S1525 is “Y”), the
遊技制御装置100は、割込みを禁止し(S1526)、全出力ポートをオフに設定する(S1527)。その後、停電復旧検査領域に停電復旧検査領域チェックデータをセーブする(S1528)。
The
さらに、遊技制御装置100は、RWMの電源遮断時のチェックサムを算出するチェックサム算出処理を実行し(S1529)、算出されたチェックサムの値をRWMのチェックサム領域にセーブ(保存)する(S1530)。最後に、RWMの内容が変更されないように、RWMへのアクセスを禁止し(S1531)、遊技機1の電源が遮断されるまで待機する。このように、停電復旧検査領域にチェック用のデータをセーブするとともに、電源遮断時のチェックサムを算出して記憶させることで、電源の遮断の前にRWMに記憶されていた情報が正しくバックアップされているか否かを電源再投入時に判定することが可能となる。
Further, the
〔タイマ割込み処理(遊技制御装置)〕
次に、タイマ割込み処理について説明する。図41は、本発明の第2の実施の形態のタイマ割込み処理の手順を示すフローチャートである。
[Timer interrupt processing (game control device)]
Next, timer interrupt processing will be described. FIG. 41 is a flowchart illustrating a procedure of timer interrupt processing according to the second embodiment of this invention.
タイマ割込み処理は、クロックジェネレータ内のCTC回路によって生成される周期的(例えば、1ミリ秒周期)なタイマ割込み信号がCPU111aに入力されることによって開始される。
The timer interrupt process is started when a periodic (for example, 1 millisecond) timer interrupt signal generated by a CTC circuit in the clock generator is input to the
タイマ割込み処理が開始されると、遊技制御装置100は、まず、所定のレジスタに保持されている値をRWMに移すことによってレジスタを退避させる(S1601)。なお、本実施形態では遊技用マイコンとしてZ80系のマイコンを使用している。Z80系のマイコンには、表レジスタと裏レジスタが備えられており、表レジスタに保持されている値を裏レジスタに退避させることでS1601の処理を実装することが可能である。
When the timer interrupt process is started, the
次に、遊技制御装置100は、入力部120を介して入力される各種センサやスイッチなどからの入力信号を取り込み、各入力ポートの状態を読み込む入力処理を実行する(S1602)。各種センサには、始動口1スイッチ23d、始動口2スイッチ24d、普図のゲートスイッチ25a、第1カウントスイッチ27d、第2カウントスイッチ28dなどが含まれる。また、入力処理では、入力信号にチャタリング除去等を行って入力情報を確定させる。
Next, the
さらに、遊技制御装置100は、各種処理でセットされた遊技制御に関する出力データを、演出制御装置200及び払出制御装置410に送信するための出力処理を実行する(S1603)。出力データは、ソレノイド等のアクチュエータの駆動制御などを行うための情報であり、制御対象となるソレノイドには、例えば、第1大入賞口ソレノイド(SOL)27b、第2大入賞口ソレノイド(SOL)28b、普電ソレノイド(SOL)24bが含まれる。また、出力処理では、遊技機における遊技データを収集する情報収集端末装置(図示せず)に遊技データを出力するも含まれる。
Further, the
次に、遊技制御装置100は、各種処理で送信バッファにセットされたコマンドを演出制御装置200や払出制御装置410等に送信(出力)するコマンド送信処理を実行する(S1604)。具体的には、特図変動表示ゲームにおける識別情報の変動パターンを指定する変動パターン指定コマンド、及び停電から復旧した場合に演出制御装置200に停電復旧処理を実行させる停電復旧コマンドを演出制御装置200に送信したり、払出装置から払い出す賞球数を指定する賞球コマンドを払出制御装置410に送信したりする。
Next, the
さらに、遊技制御装置100は、大当り図柄乱数1及び大当り図柄乱数2を更新する乱数更新処理1を実行し(S1605)、続いて特図変動表示ゲームにおける変動パターンを決定するための変動パターン乱数を更新する乱数更新処理2を実行する(S1606)。乱数更新処理1及び乱数更新処理2では、各種乱数にランダム性を付与するために、各種乱数に対応するカウンタ(大当り乱数カウンタ、当り乱数カウンタ、演出決定用乱数カウンタなど)の値を1ずつ加算する。
Further, the
その後、遊技制御装置100は、各種入賞口スイッチなどを監視したり、枠の不正な開放などのエラーを監視したりする入賞口スイッチ/エラー監視処理が実行される(S1607)。各種入賞口スイッチには、例えば、始動口1スイッチ23d、始動口2スイッチ24d、ゲートスイッチ25a、入賞口スイッチ26a〜26n、第1カウントスイッチ27d、第2カウントスイッチ28dが含まれる。入賞口スイッチ/エラー監視処理では、これらのスイッチから正常な信号が入力されているか否かを監視したりする。エラーの監視としては、前面枠5やガラス枠6が不正に開放されていないかなどを対象としている。
After that, the
さらに、遊技制御装置100は、特図変動表示ゲームに関する処理を行う特図ゲーム処理を実行する(S1608)。なお、特図ゲーム処理の詳細については、図42にて後述する。続いて、普図変動表示ゲームに関する処理を行う普図ゲーム処理を実行する(S1609)。
Further, the
次に、遊技制御装置100は、特図変動ゲームの表示や遊技に関する各種情報を表示するセグメントLEDの表示内容を制御するセグメントLED編集処理を実行する(S1610)。具体的には、特図変動表示ゲーム及び普図変動表示ゲームの結果をセグメントLED(例えば、状態表示器50)に出力するためのパラメータを編集する。
Next, the
遊技制御装置100は、磁気センサスイッチ39aや振動センサスイッチ39bからの検出信号をチェックし、異常があるか否かを判定する磁石不正監視処理を実行する(S1611)。異常の発生を検出した場合には、スピーカー10から報知音を出力したり、遊技状態報知LED32を点灯させたりするなどして外部に報知する。
The
次に、遊技制御装置100は、外部情報端子160から出力する各種信号を編集する外部情報編集処理を実行する(S1612)。
Next, the
そして、遊技制御装置100は、割込み要求をクリアして割込みの終了を宣言する(S1613)。その後、S1601の処理で一時退避されていたレジスタを復帰させ(S1614)、禁止設定されていた外部機器による割込み及びタイマ割込みを許可し(S1615)、タイマ割込み処理を終了し、メイン処理に復帰する。
Then, the
〔特図ゲーム処理〕
次に、前述したタイマ割込み処理(図41)における特図ゲーム処理(S1608)の詳細について説明する。図42は、本発明の第2の実施の形態の特図ゲーム処理の手順を示すフローチャートである。
[Special Figure Game Processing]
Next, the details of the special game process (S1608) in the timer interrupt process (FIG. 41) described above will be described. FIG. 42 is a flowchart showing the procedure of the special game process according to the second embodiment of this invention.
特図ゲーム処理では、始動口1スイッチ23d及び始動口2スイッチ24dによる入力信号の監視、特図変動表示ゲームに関する処理全体の制御、特図(識別図柄、識別情報)の表示の設定を行う。
In the special figure game process, the input signal is monitored by the
特図ゲーム処理が開始されると、遊技制御装置100は、まず、始動口1スイッチ23d及び始動口2スイッチ24dの入賞を監視する始動スイッチ監視処理を実行する(S1701)。
When the special figure game process is started, the
始動口スイッチ監視処理では、第1始動入賞口23、第2始動入賞口24に遊技球の入賞があると、各種乱数(大当り乱数など)の抽出を行い、当該入賞に基づく特図変動表示ゲームの開始前の段階で入賞に基づく遊技結果を事前に判定する遊技結果事前判定を行う。なお、始動口スイッチ監視処理の詳細については、図43にて後述する。
In the start port switch monitoring process, when a game ball wins at the first
次に、遊技制御装置100は、カウントスイッチ監視処理を実行する(S1702)。カウントスイッチ監視処理では、第1変動入賞装置27内に設けられた第1カウントスイッチ27d又は第2変動入賞装置28内に設けられた第2カウントスイッチ28dによって対応する特別変動入賞装置に入賞した遊技球を検出し、入賞した遊技球の数を監視する。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、特図ゲーム処理タイマが既にタイムアップしているか、又は、特図ゲーム処理タイマを更新(−1)した結果、当該特図ゲーム処理タイマがタイムアップしたか否かをチェックする(S1703)。なお、特図ゲーム処理タイマは、後述する特図ゲーム処理番号に応じて分岐させる各処理(S1709〜S1715)を実行するときに初期値がセットされ、S1703の処理で当該特図ゲーム処理タイマの値を1減じる。この初期値としてセットされる値は、当該特図ゲーム処理番号に応じた処理を終了させるまでの時間値であり、例えば、特図普段処理(S1709;特図ゲーム処理番号「0」)においてセットされる値は、特図変動表示ゲームにおいて特別図柄が変動表示されている時間値がセットされる。そして、特図ゲーム処理タイマの値が0になると、タイムアップしたと判断される。
Next, the
特図ゲーム処理タイマがタイムアップしていない場合には(S1704の結果が「N」)、遊技制御装置100は、S1716以降の処理を実行する。
If the special game process timer has not expired (the result of S1704 is “N”), the
一方、特図ゲーム処理タイマがタイムアップした場合には(S1704の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、特図ゲーム処理番号に対応する処理に分岐させるために参照する特図ゲームシーケンス分岐テーブルをレジスタに設定する(S1705)。さらに、当該テーブルに基づいて特図ゲーム処理番号に対応する処理の分岐先アドレスを取得する(S1706)。そして、分岐処理終了後のリターンアドレスをスタック領域に退避させ(S1707)、ゲーム処理番号に応じて処理を分岐させる(S1708)。
On the other hand, when the special figure game process timer expires (the result of S1704 is “Y”), the
遊技制御装置100は、ゲーム処理番号が「0」の場合には(S1708の結果が「0」)、特図普段処理を実行する(S1709)。特図普段処理は、特図変動表示ゲームの変動開始を監視し、特図変動表示ゲームの変動開始の設定や演出の設定、特図変動中処理を実行するために必要な情報の設定等を行う。なお、特図普段処理の詳細については、図47にて後述する。
When the game process number is “0” (the result of S1708 is “0”), the
遊技制御装置100は、ゲーム処理番号が「1」の場合には(S1708の結果が「1」)、特図変動中処理を実行する(S1710)。特図変動中処理は、特図変動表示ゲームにおける識別情報の停止表示時間の設定や、特図表示中処理を行うために必要な情報の設定等を行う。
When the game process number is “1” (result of S1708 is “1”), the
遊技制御装置100は、ゲーム処理番号が「2」の場合には(S1708の結果が「2」)、特図表示中処理を実行する(S1711)。特図表示中処理は、特図変動表示ゲームの結果が大当りであれば、大当りの種類に応じたファンファーレコマンドの設定や、各大当りの大入賞口開放パターンに応じたファンファーレ時間を設定したり、ファンファーレ/インターバル中処理を行うために必要な情報の設定等を行ったりする。
When the game process number is “2” (the result of S1708 is “2”), the
遊技制御装置100は、ゲーム処理番号が「3」の場合には(S1708の結果が「3」)、ファンファーレ/インターバル中処理を実行する(S1712)。ファンファーレ/インターバル中処理は、大入賞口の開放時間の設定や開放回数の更新、大入賞口開放中処理を行うために必要な情報の設定等を行う。
When the game process number is “3” (the result of S1708 is “3”), the
遊技制御装置100は、ゲーム処理番号が「4」の場合には(S1708の結果が「4」)、大入賞口開放中処理を実行する(S1713)。大入賞口開放中処理は、大当りラウンドが最終ラウンドでなければインターバルコマンドを設定する一方で最終ラウンドであれば大当り終了画面のコマンドを設定したり、大入賞口残存球処理を行うために必要な情報を設定したりする。
When the game process number is “4” (the result of S1708 is “4”), the
また、大入賞口開放中処理は、特図変動表示ゲームの結果が特別結果になった場合に対応する大入賞口の開放時間に基づいて第1変動入賞装置27の開閉扉27a又は第2変動入賞装置28の回動部28aを開放して遊技者に遊技価値を付与する特別遊技状態を発生させるものであるため、遊技制御装置100が特別遊技状態制御手段をなす。
Further, the opening process of the special winning
遊技制御装置100は、ゲーム処理番号が「5」の場合には(S1708の結果が「5」)、大入賞口残存球処理を実行する(S1714)。大入賞口残存球処理は、大当りラウンドが最終ラウンドの場合に大入賞口内にある残存球が排出されるための時間を設定したり、大当り終了処理を行うために必要な情報の設定等を行ったりする。
When the game process number is “5” (the result of S1708 is “5”), the
大入賞口残存球処理では、特別図柄の処理タイマの更新とファンファーレ/インターバル中処理、又は大当り終了処理を行うために必要な情報を設定する。また、大入賞口の最大開放時間が経過したか、又は大入賞口に遊技球が規定数(所定数)だけ入賞したかを判定し、いずれかの条件が成立した場合に対応する開閉扉を閉鎖する。これが所定ラウンド数繰り返し実行された後、特図ゲーム処理番号を6に設定する。 In the winning prize remaining ball process, information necessary for updating the special symbol process timer and performing the fanfare / interval process or the big hit end process is set. In addition, it is determined whether the maximum opening time of the grand prize opening has elapsed, or whether a predetermined number (predetermined number) of game balls have been won in the big prize opening, and the opening / closing door corresponding to any of the conditions is established. Close. After this is repeated for a predetermined number of rounds, the special figure game process number is set to 6.
遊技制御装置100は、ゲーム処理番号が「6」の場合には(S1708の結果が「6」)、大当り終了処理を実行する(S1715)。大当り終了処理は、S1709の特図普段処理を行うために必要な情報の設定等を行う。
When the game process number is “6” (the result of S1708 is “6”), the
その後、遊技制御装置100は、特図1表示器における図柄の変動を制御するためのテーブルを準備する(S1716)。続いて、特図1表示器に係る図柄変動制御処理を実行する(S1717)。なお、図柄変動制御処理の詳細については、図51にて後述する。
After that, the
さらに、遊技制御装置100は、特図2表示器における図柄の変動を制御するためのテーブルを準備する(S1718)。続いて、特図2表示器に係る図柄変動制御処理を実行する(S1719)。その後、特図ゲーム処理を終了する。
Furthermore, the
〔始動口スイッチ監視処理〕
次に、前述した特図ゲーム処理(図42)における始動口スイッチ監視処理(S1701)の詳細について説明する。図43は、本発明の第2の実施の形態の始動口スイッチ監視処理のフローチャートである。
[Starter switch monitoring process]
Next, the details of the start port switch monitoring process (S1701) in the special figure game process (FIG. 42) described above will be described. FIG. 43 is a flowchart of the start port switch monitoring process according to the second embodiment of this invention.
始動口スイッチ監視処理が開始されると、遊技制御装置100は、まず、第1始動入賞口23に遊技球が入賞したことによる保留の情報を設定するテーブルを準備する(S1801)。
When the start port switch monitoring process is started, the
続いて、遊技制御装置100は、第1始動入賞口23又は第2始動入賞口24に遊技球が入賞した場合に共通して実行される特図始動口スイッチ共通処理を実行する(S1802)。なお、特図始動口スイッチ共通処理の詳細については、図44にて後述する。
Subsequently, the
次に、遊技制御装置100は、普通電動役物(普通変動入賞装置、第2始動入賞口24の可動部材24a)が作動中である、すなわち、第2始動入賞口24の可動部材24aが遊技球の入賞が可能な開状態となっているか否かをチェックする(S1803)。普通電動役物が作動中である場合には(S1803の結果が「Y」)、S1806以降の処理を実行する。
Next, in the
一方、普通電動役物が作動中でない場合には(S1803の結果が「N」)、遊技制御装置100は、第2始動入賞口24への不正入賞数が不正発生判定個数以上であるかをチェックし(S1804)、不正入賞数が不正発生判定個数以上であるか否かを判定する(S1805)。
On the other hand, if the ordinary electric accessory is not in operation (the result of S1803 is “N”), the
不正入賞について具体的に説明すると、第2始動入賞口24は、可動部材24aが閉状態の場合には遊技球が入賞不可能であり、開状態でのみ遊技球が入賞可能である。よって、閉状態で遊技球が入賞した場合には何らかの異常や不正が発生した可能性が高く、閉状態で入賞した遊技球があった場合はその数を不正入賞数として計数している。そして、S1804及びS1805の処理において、このように計数された不正入賞数が所定の不正発生判定個数(上限値)以上であるかを判定する。
The illegal winning will be described in detail. The second
不正入賞数が不正判定個数以上の場合には(S1805の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、第2始動入賞口24への遊技球の入賞と無効として特図変動表示ゲームに関する処理を実行せずに、始動口スイッチ監視処理を終了する。
When the number of illegal winnings is equal to or larger than the number of fraud determinations (the result of S1805 is “Y”), the
一方、不正入賞数が不正判定個数未満の場合には(S1805の結果が「N」)、遊技制御装置100は、第2始動入賞口24による保留の情報を設定するテーブルを準備し(S1806)、特図始動口スイッチ共通処理を実行する(S1807)。その後、始動口スイッチ監視処理を終了する。
On the other hand, if the number of fraudulent winnings is less than the number of fraud determinations (the result of S1805 is “N”), the
〔特図始動口スイッチ共通処理〕
次に、前述した始動口スイッチ監視処理(図43)における特図始動口スイッチ共通処理(S1802、S1807)の詳細について説明する。図44は、本発明の第2の実施の形態の特図始動口スイッチ共通処理の手順を示すフローチャートである。
[Special figure start port switch common processing]
Next, the details of the special-purpose start-port switch common processing (S1802, S1807) in the above-described start-port switch monitoring processing (FIG. 43) will be described. FIG. 44 is a flowchart showing the procedure of the special figure start port switch common process according to the second embodiment of the present invention.
特図始動口スイッチ共通処理は、第1始動入賞口23や第2始動入賞口24に遊技球が入賞したことによって始動口1スイッチ23dや始動口2スイッチ24dから信号入力があった場合に共通して実行される処理である。
The special figure start port switch common process is common when a signal is input from the
遊技制御装置100は、まず、始動口1スイッチ23d及び始動口2スイッチ24dのうち、監視対象の始動口スイッチ(例えば、始動口1スイッチ23d)から信号が入力されたか否かをチェックする(S1901、S1902)。対象の始動口スイッチから信号が入力されていない場合には(S1902の結果が「N」)、特図始動口スイッチ共通処理を終了する。
First, the
一方、対象の始動口スイッチから信号が入力された場合には(S1902の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、当該対象の始動口スイッチに対応する始動口入賞フラグをRWMの所定の領域にセーブする(S1903)。さらに、対象始動口スイッチに対応するハード乱数ラッチレジスタに抽出された大当り乱数をロードし、以降の処理で使用するための準備を行う(S1904)。
On the other hand, when a signal is input from the target start port switch (the result of S1902 is “Y”), the
続いて、遊技制御装置100は、対象の始動口スイッチに対応する始動入賞口への入賞の回数に関する情報、すなわち、遊技機1の外部の管理装置に対して出力された回数(始動口信号出力回数)をロードして、ロードした値に1加算して更新し、始動口信号出力回数がオーバーフローするか否かをチェックする(S1905、S1906)。
Subsequently, the
そして、遊技制御装置100は、始動口信号出力回数がオーバーフローしない場合には(S1906の結果が「N」)、更新後の始動口信号出力回数の値を、RWMの始動口信号出力回数領域にセーブする(S1907)。
When the start port signal output count does not overflow (the result of S1906 is “N”), the
遊技制御装置100は、S1907の処理が終了した後、又は、始動口信号出力回数がオーバーフローする場合には(S1906の結果が「Y」)、対象の始動口スイッチに対応する更新対象の特図保留(始動記憶)数が上限値未満か否かをチェックする(S1908、S1909)。
The
遊技制御装置100は、特図保留数が上限値未満の場合には(S1909の結果が「Y」)、始動口スイッチによって検出された入賞に対応する情報を設定する。具体的には、まず、更新対象の特図保留数(例えば、特図1保留数)を1加算して更新する(S1910)。
When the special figure hold number is less than the upper limit value (the result of S1909 is “Y”), the
続いて、遊技制御装置100は、飾り特図保留数コマンドを準備する。飾り特図保留数コマンドは、MODE部とACTION部によって構成される。具体的に説明すると、遊技制御装置100は、まず、対象の始動口スイッチの飾り特図保留数コマンド(MODE)を準備し(S1911)、さらに、特図保留数に対応する飾り特図保留数コマンド(ACTION)を準備する(S1912)。そして、準備された飾り特図保留数コマンドを設定するためのコマンド設定処理を実行する(S1913)。そして、更新された特図保留数に対応する乱数セーブ領域のアドレスを算出する(S1914)。
Subsequently, the
次に、遊技制御装置100は、大当り乱数をRWMの対象の乱数セーブ領域にセーブし(S1915)、さらに、対象の始動口スイッチに対応する大当り図柄乱数を抽出して、RWMの乱数セーブ領域にセーブする(S1916)。続いて、対応する変動パターン乱数1を抽出し、抽出した値をRWMの乱数セーブ領域にセーブする(S1917)。同様に、対応する変動パターン乱数2を抽出し、抽出した値をRWMの乱数セーブ領域にセーブする(S1918)。さらに、対応する変動パターン乱数3を抽出し、抽出した値をRWMの乱数セーブ領域にセーブする(S1919)。変動パターン乱数1〜3は、例えば、前半と後半の変動パターンを個別に設定したり、特定の演出を実行したりするために用いられる。
Next, the
本発明の第2の実施の形態において、大当り乱数は、始動口1スイッチ23d及び始動口2スイッチ24dのどちらの始動口スイッチが遊技球の入賞を検出しても同じ手順で抽出される。すなわち、第1始動入賞口23から入賞した場合であっても、第2始動入賞口24から入賞した場合であっても、入賞した遊技球が大当りとなる乱数は同じである。なお、始動入賞口毎に大当り乱数を設定してもよい。
In the second embodiment of the present invention, the big hit random number is extracted in the same procedure regardless of which of the
ここで、特図変動表示ゲーム(特図1又は特図2)における変動パターン(各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む)を決定するための変動パターン乱数(変動パターン1〜3)は、大当り図柄乱数のように乱数生成回路のソフトウェアによって更新されるものとは異なり、遊技制御用プログラムによって更新されるものである。なお、変動パターン乱数の更新は遊技制御用プログラムによって更新することに限らず、乱数生成回路のハードウェア又はソフトウェアで更新するようにしてもよい。
Here, a fluctuation pattern random number (fluctuation) for determining a fluctuation pattern (including the execution time of the fluctuation display game in various fluctuation and non-reach fluctuation display) in the special figure fluctuation display game (special figure 1 or special figure 2) The
さらに、遊技制御装置100は、対応する電サポ抽選乱数を抽出し、抽出した値をRWMの乱数セーブ領域にセーブする(S1920)。本発明の第2の実施の形態において、電サポ抽選は、遊技状態が高確率状態であるときに実行されるが、S1920の処理は、遊技状態に関係なく毎回実行される。
Further, the
そして、遊技制御装置100は、S1916の処理でRWMにセーブされた対象の始動口スイッチに対応する大当り図柄乱数をロードし、ロードした値を後述する特図保留情報判定処理にて使用するために準備する(S1921)。最後に、特図保留情報判定処理を実行し(S1922)、特図始動口スイッチ共通処理を終了する。なお、特図保留情報判定処理の詳細については、図45にて後述する。
Then, the
一方、特図保留数が上限値未満でない場合には(S1909の結果が「N」)、遊技制御装置100は、対象の始動口スイッチが始動口1スイッチ37dであるか否かをチェックする(S1930、S1931)。対象が始動口1スイッチ23dでない場合には(S1931の結果が「N」)、飾り特図保留数コマンド(オーバーフローコマンド)を準備し(S1932)、コマンド設定処理を実行する(S1933)。
On the other hand, if the special figure hold number is not less than the upper limit value (the result of S1909 is “N”), the
一方、対象が始動口1スイッチ23dである場合(S1931の結果が「Y」)、又は、S1933のコマンド設定処理が終了した場合には、遊技制御装置100は、特図始動口スイッチ共通処理を終了する。
On the other hand, when the target is the
〔特図保留情報判定処理〕
次に、前述した特図始動口スイッチ共通処理(図44)における特図保留情報判定処理(S1922)の詳細について説明する。図45は、本発明の第2の実施の形態の特図保留情報判定処理の手順を示すフローチャートである。
[Special figure hold information judgment processing]
Next, details of the special figure hold information determination process (S1922) in the special figure start port switch common process (FIG. 44) will be described. FIG. 45 is a flowchart illustrating a procedure of special figure hold information determination processing according to the second embodiment of this invention.
特図保留情報判定処理は、各始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に当該始動記憶に対応した結果関連情報(遊技結果情報)を判定するための先読み処理である。 The special figure hold information determination process is a prefetching process for determining the result related information (game result information) corresponding to the start memory before the start timing of the special figure variation display game based on each start memory.
遊技制御装置100は、まず、特図始動口スイッチ共通処理における監視対象の始動口スイッチが始動口2スイッチ24dであるか否かをチェックする(S2001)。監視対象が始動口2スイッチ24dでない場合には(S2002の結果が「N」)、普通電動役物(第2始動入賞口24に備えられた可動部材24a)の開放延長機能が作動中、すなわち、普電サポート中であるか否かを判定する(S2003)。
First, the
遊技制御装置100は、普電サポート中でない場合には(S2003の結果が「N」)、遊技機1が大当り中(特別遊技状態)であるか否かを判定する(S2004)。そして、遊技機1が大当り中でない場合には(S2004の結果が「N」)、電サポ状態判定処理を実行する(S2005)。電サポ状態判定処理は、保留中の始動記憶に含まれる電サポ抽選乱数値が電サポ抽選当選範囲にあるか否かを判定する。なお、電サポ状態判定処理の詳細については、図46にて後述する。
When the
続いて、遊技制御装置100は、保留中の始動記憶が大当りであるか否かを判定する大当り判定処理を実行する(S2006)。大当り判定処理は、保留中の始動記憶に含まれる大当り乱数値が大当り判定値と一致するか否かを判定することによって、当該始動記憶にかかる変動表示ゲームの結果が大当りであるか否かを判定する。
Subsequently, the
一方、遊技制御装置100は、普電サポート中の場合(S2003の結果が「Y」)、又は、大当り中の場合には(S2004の結果が「Y」)、特図保留情報判定処理を終了する。すなわち、監視対象の始動口スイッチが始動口1スイッチ23dであって、かつ、普電サポート中又は大当り中の場合には、当該始動記憶に対応した結果関連情報(遊技結果情報)を判定する先読み処理を実行しないように構成される。
On the other hand, the
また、遊技制御装置100は、監視対象が始動口2スイッチ24dの場合には(S2002の結果が「Y」)、電サポ状態判定処理を実行する(S2005)。すなわち、監視対象の始動口スイッチが始動口2スイッチ24dの場合には、普電サポート中又は大当り中であるか否かにかかわらず、当該始動記憶に対応した先読み処理を実行する。
In addition, when the monitoring target is the
その後、遊技制御装置100は、S2006の大当り判定処理の判定結果が大当りであるか否かを判定する(S2007)。大当り判定処理の判定結果が大当りでない場合には(S2007の結果が「N」)、演出内容を選択するためのテーブルとしてはずれ情報テーブルを設定する(S2015)。そして、S2016以降の処理を実行する。
After that, the
一方、大当り判定処理の判定結果が大当りの場合には(S2007の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、監視対象の始動口スイッチが始動口1スイッチ23dであるか否かをチェックする(S2008、S2009)。
On the other hand, if the determination result of the big hit determination process is a big hit (the result of S2007 is “Y”), the
そして、遊技制御装置100は、監視対象の始動口スイッチが始動口1スイッチ23dでない場合には(S2009の結果が「N」)、大当り図柄乱数チェックテーブル2を大当り時の識別図柄を特定するためのテーブルとして準備する(S2010)。また、監視対象の始動口スイッチが始動口1スイッチ23dである場合には(S2009の結果が「Y」)、大当り図柄乱数チェックテーブル1を大当り時の識別図柄を特定するためのテーブルとして準備する(S2011)。
Then, when the monitored start port switch is not the
次に、遊技制御装置100は、大当り図柄乱数をチェックして、大当り図柄乱数に対応する入賞情報ポインタを取得し(S2012)、大当り情報テーブルのアドレステーブルを設定する(S2013)。さらに、入賞情報ポインタに対応する大当り情報テーブルを取得して設定する(S2014)。
Next, the
続いて、遊技制御装置100は、S2014又はS2015の処理で設定した情報テーブルから図柄情報を取得し(S2016)、当該図柄情報をRWMの作業用の図柄情報領域にセーブする(S2017)。
Subsequently, the
そして、遊技制御装置100は、設定した情報テーブルから始動口入賞演出図柄コマンドを取得し(S2018)、当該始動口入賞演出図柄コマンドをRWMの入賞演出図柄コマンド領域にセーブする(S2019)。
Then, the
次に、遊技制御装置100は、監視対象の始動口スイッチに対応する始動口入賞フラグを準備し(S2020)、始動口入賞演出コマンドを設定する対象のテーブルを準備する(S2021)。
Next, the
その後、遊技制御装置100は、監視対象の始動口に関して設定された特図情報を設定するための特図情報設定処理を実行する(S2022)。続いて、特図変動表示ゲームにおける変動態様のうち、後半変動パターンを設定する後半変動パターン設定処理を実行した後(S2023)、特図変動表示ゲームの前半変動パターンを設定する変動パターン設定処理を実行する(S2024)。
Thereafter, the
後半変動パターン設定処理(S2023)及び変動パターン設定処理(S2024)は、識別情報の変動態様を示す複数の変動パターンから一つの変動パターンを選択する処理であり、特図変動表示ゲームはこれらの処理によって選択された変動パターンに基づいて実行される。 The second half variation pattern setting process (S2023) and the variation pattern setting process (S2024) are processes for selecting one variation pattern from a plurality of variation patterns indicating the variation mode of the identification information. It is executed based on the variation pattern selected by.
そして、遊技制御装置100は、前半変動番号に対応する変動(始動口入賞演出)コマンド(MODE)を算出して準備し(S2025)、後半変動番号の値を変動コマンド(ACTION)として準備し(S2026)、コマンド設定処理を実行する(S2027)。続いて、入賞演出図柄コマンド領域から始動口入賞演出図柄コマンドをロードして準備し(S2028)、コマンド設定処理を実行する(S2029)。その後、特図保留情報判定処理を終了する。
Then, the
すなわち、S2025及びS2026の処理で始動口入賞演出コマンドを準備し、さらに、S2028の処理で始動口入賞演出図柄コマンドを準備して、始動記憶に対応する判定結果(先読み結果)を、対応する始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に演出制御装置200に対して通知することが可能になっている。演出制御装置200は、表示装置30に表示されている保留表示の表示態様を変化させるなどして、その特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に遊技者に特図変動表示ゲームの結果を報知する。
That is, a start opening prize effect command is prepared in the processes of S2025 and S2026, and a start opening prize effect symbol command is prepared in the process of S2028, and the determination result (prefetch result) corresponding to the start memory is set to the corresponding start. It is possible to notify the
〔電サポ状態判定処理〕
次に、前述した特図保留情報判定処理(図45)における電サポ状態判定処理(S2005)の詳細について説明する。図46は、本発明の第2の実施の形態の電サポ状態判定処理の手順を示すフローチャートである。
[Electric support status judgment processing]
Next, details of the electric support state determination process (S2005) in the special figure hold information determination process (FIG. 45) described above will be described. FIG. 46 is a flowchart illustrating a procedure of electric support state determination processing according to the second embodiment of this invention.
遊技制御装置100は、まず、入賞時の遊技状態が普電サポート状態(電サポ中)であるか否かを判定する(S2101)。そして、電サポ中である場合には(S2101の結果が「Y」)、先読みの判定を行うことなく電サポ状態判定処理を終了する。
First, the
一方、遊技制御装置100は、電サポ中でない場合には(S2101の結果が「N」)、S2102〜S2107の処理で電サポ当選を判定する。
On the other hand, if the
ここで、遊技制御装置100は、S1920においてRWMの乱数セーブ領域にセーブした電サポ抽選乱数値が、電サポ当選判定値と一致するか否かを判定する。電サポ当選判定値は、連続する複数の値が設定され、電サポ当選範囲が設けられている。本発明の第2の実施の形態では、電サポ当選の確率は、1/70である。
Here, the
遊技制御装置100は、まず、電サポ抽選乱数値と比較する電サポ当選範囲の下限値、すなわち、電サポ当選判定値の下限判定値をRWMに設定する(S2102)。そして、電サポ抽選乱数値が下限判定値未満であるか否かをチェックして(S2103)、電サポ抽選乱数値が下限判定値未満である場合は(S2104の結果が「Y」)、電サポ状態判定処理を終了する。
First, the
電サポ抽選乱数値が下限判定値以上である場合は(S2104の結果が「N」)、遊技制御装置100は、電サポ当選範囲の上限値、すなわち、電サポ当選判定値の上限判定値をRWMに設定して(S2105)、電サポ抽選乱数値が上限値以下であるか否かをチェックする(S2106)。そして、電サポ抽選乱数値が上限値より大きい場合は(S2107の結果が「N」)、電サポ状態判定処理を終了する。
When the electric support lottery random value is equal to or greater than the lower limit determination value (the result of S2104 is “N”), the
一方、電サポ抽選乱数値が上限値以下である場合は(S2107の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、電サポ抽選に当選したと判定して、電サポ情報をRWMの作業用の設定情報領域にセーブする(S2108)。
On the other hand, when the electric support lottery random number value is equal to or less than the upper limit value (the result of S2107 is “Y”), the
そして、遊技制御装置100は、当選した電サポ抽選乱数を記憶する始動記憶に対応して電サポ情報コマンドを準備し(S2109)、コマンド設定処理を実行して(S2110)、電サポ状態判定処理を終了する。
Then, the
〔特図普段処理〕
次に、前述した特図ゲーム処理(図42)における特図普段処理(S1709)の詳細について説明する。図47は、本発明の第2の実施の形態の特図普段処理の手順を示すフローチャートである。
[Special figure routine processing]
Next, details of the special figure routine process (S1709) in the special figure game process (FIG. 42) described above will be described. FIG. 47 is a flowchart showing the procedure of the special figure routine processing according to the second embodiment of this invention.
遊技制御装置100は、まず、特図2保留数(第2始動記憶数)が0であるか否かをチェックする(S2201、S2202)。
First, the
遊技制御装置100は、特図2保留数が0の場合には(S2202の結果が「Y」)、第1始動記憶数(特図1保留数)が0であるか否かをチェックする(S2203、S2204)。このように、特図2保留数のチェック(S2201)を、特図1保留数のチェック(S2203)よりも先に行うことによって、特図1変動表示ゲームよりも遊技者にとって有利な特図2変動表示ゲームを優先して実行するようにしている。
When the special figure 2 hold number is 0 (the result of S2202 is “Y”), the
さらに、遊技制御装置100は、特図1保留数が0の場合には(S2204の結果が「Y」)、既に客待ちデモが開始されているか否かをチェックする(S2205、S2206)。客待ちデモを開始していない、すなわち、開始済みでない場合には(S2206の結果が「N」)、客待ちデモフラグ領域に客待ちデモ中フラグを設定する(S2207)。続いて、客待ちデモコマンドを準備し(S2208)、コマンド設定処理を実行する(S2209)。
Furthermore, when the special figure 1 hold number is 0 (the result of S2204 is “Y”), the
一方、既に客待ちデモが開始されている場合には(S2206の結果が「Y」)、既に客待ちデモフラグ領域に客待ちデモ中フラグが設定済みであり、客待ちデモコマンドが演出制御装置200に送信済みであるため、遊技制御装置100は、S2210の処理を実行する。
On the other hand, if the customer waiting demo has already been started (the result of S2206 is “Y”), the customer waiting demo flag is already set in the customer waiting demo flag area, and the customer waiting demo command is sent to the
次に、遊技制御装置100は、特図普段処理に移行するためのテーブルを準備する特図普段処理移行設定処理1を実行する(S2210)。具体的には、当該テーブルに、特図普段処理に係る処理番号「0」、大入賞口不正監視期間を規定するフラグ(大入賞口不正監視情報)等を設定する処理を実行する。その後、特図普段処理を終了する。
Next, the
一方、遊技制御装置100は、特図2保留数が0でない場合(S2202の結果が「N」)、すなわち、第2始動入賞口24に遊技球が入賞したことによる特図変動表示ゲームが実行される場合には、特図2変動開始処理1を実行する(S2211)。なお、S2211における特図2変動開始処理1の詳細については、図48Bにて後述する。
On the other hand, the
そして、遊技制御装置100は、特図変動中処理に移行するためのテーブル(第2特図用)を準備する特図変動中処理移行設定処理(特図2)を実行する(S2212)。具体的には、当該テーブルに、特図変動中処理に係る特図ゲーム処理番号「1」、客待ちデモの終了に係る情報、第2特図の変動中に係る試験信号、特図2表示器における特図2変動表示ゲームの制御用の情報(例えば、特図2表示器の変動中に係るフラグ、特図2表示器の点滅の周期のタイマの初期値など)等を設定する処理を実行する。その後、特図普段処理を終了する。
Then, the
また、遊技制御装置100は、特図1保留数が0でない場合(S2204の結果が「N」)、すなわち、第1始動入賞口23に遊技球が入賞したことによる特図変動表示ゲームが実行される場合には、特図1変動開始処理1を実行する(S2213)。なお、S2213における特図1変動開始処理1の詳細については、図48Aにて後述する。
In addition, the
そして、遊技制御装置100は、特図変動中処理に移行するためのテーブル(第1特図用)を準備する特図変動中処理移行設定処理(特図1)を実行する(S2214)。具体的には、当該テーブルに、特図変動中処理に係る特図ゲーム処理番号「1」、客待ちデモの終了に係る情報、第1特図の変動中に係る試験信号、特図1表示器における特図1変動表示ゲームの制御用の情報(例えば、特図1表示器の変動中に係るフラグ、特図1表示器の点滅の周期のタイマの初期値など)等を設定する。その後、特図普段処理を終了する。
Then, the
〔特図変動開始処理1〕
次に、前述した特図普段処理(図47)における特図1変動開始処理1(S2213)及び特図2変動開始処理1(S2211)の詳細について説明する。図23は、本発明の第2の実施の形態の特図変動開始処理1の手順を示すフローチャートである。図48Aは特図1変動開始処理1のフローチャートで、図48Bは特図2変動開始処理1のフローチャートである。
[Special figure change start process 1]
Next, the details of the special figure 1 fluctuation start process 1 (S2213) and the special figure 2 fluctuation start process 1 (S2211) in the special figure normal process (FIG. 47) described above will be described. FIG. 23 is a flowchart illustrating a procedure of special figure variation start processing 1 according to the second embodiment of this invention. 48A is a flowchart of the special figure 1
図48Aを参照して、特図1変動表示ゲームの開始時に実行される特図1変動開始処理1について説明する。
With reference to FIG. 48A, the special figure 1 fluctuation |
遊技制御装置100は、まず、電サポ状態抽選処理を実行する(S2301a)。前述した電サポ状態判定処理(図46)は、始動記憶に対する先読み処理の一つであるので、当該始動記憶で電サポ当選するか否かを判定するのみである。電サポ状態抽選処理では、実際に電サポ状態を発生させるための処理を実行する。なお、電サポ状態抽選処理の詳細については、図49にて後述する。
The
次に、遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームが大当りであるか否かを判定するための大当りフラグ1に、はずれ情報又は大当り情報を設定する大当りフラグ1設定処理を実行する(S2302a)。
Next, the
さらに、遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームが小当りであるか否かを判定するための小当りフラグ1に、はずれ情報又は小当り情報を設定する小当りフラグ1設定処理を実行する(S2303a)。なお、小当りフラグ1設定処理の詳細については、図25にて後述する。
Further, the
ここで、大当りと小当りとの違いについて説明する。 Here, the difference between the big hit and the small hit will be described.
大当りとは条件装置の作動を伴う特別結果であり、小当りとは条件装置の作動を伴わない特別結果である。条件装置とは、特図変動表示ゲームで大当りが発生(大当り図柄の停止表示)した場合に作動するもので、条件装置が作動するとは、例えば大当り状態が発生して特別電動役物としての第1変動入賞装置27又は第2変動入賞装置28を連続して作動させるための特定のフラグがセットされることを意味する。条件装置が作動しないとは、例えば小当り抽選に当選した場合のように上述のフラグがセットされないことを意味する。なお、「条件装置」は、上記のようなソフトウェア的にオンオフされるフラグのようなソフトウェア手段であっても良いし、電気的にオンオフされるスイッチのようなハードウェア手段であっても良い。また、「条件装置」は、その作動が電動役物の連続作動に必要条件とされる装置として、パチンコ遊技機の分野においては一般的に使用されている用語であり、本明細書においても同様の意味を有する用語として使用している。
The big hit is a special result with the operation of the condition device, and the small hit is a special result without the operation of the condition device. The condition device is activated when a big hit occurs in the special figure fluctuation display game (stop display of the big hit symbol). When the conditional device is activated, for example, a big hit state is generated and a special electric accessory is generated. This means that a specific flag for continuously operating the first variable winning
具体的には、大当りの場合は、大当りフラグが設定されることにより第1変動入賞装置27又は第2変動入賞装置28が開放されるのに対して、小当りの場合は、小当りフラグが設定されることにより第1変動入賞装置27又は第2変動入賞装置28が開放される。
Specifically, in the case of big hit, the first variable winning
続いて、遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームにおける停止図柄(特図1停止図柄)を設定する特図1停止図柄設定処理を実行する(S2304a)。
Subsequently, the
その後、遊技制御装置100は、第1特図停止図柄番号(特図1停止図柄)に対応する試験信号を試験信号出力データ領域にセーブする(S2305a)。続いて、図柄情報領域から設定された図柄情報をロードした後(S2306a)、当該図柄情報をRWMの作業用の図柄情報領域にセーブする(S2307a)。
After that, the
次に、遊技制御装置100は、特図1変動フラグ(変動中フラグ)をロードして準備し(S2308a)、特図1変動フラグをRWMの変動図柄判別フラグ領域にセーブする(S2309a)。
Next, the
続いて、遊技制御装置100は、変動パターンに関する情報を設定する対象のテーブルを準備し(S2310a)、特図情報を設定する特図情報設定処理を実行する(S2311a)。続いて、特図1変動表示ゲームにおける変動態様のうち、後半変動パターンを設定する後半変動パターン設定処理を実行し(S2312a)、前半変動パターンを設定する変動パターン設定処理を実行する(S2313a)。
Subsequently, the
その後、遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームを開始するための情報を設定する変動開始情報設定処理を実行し(S2314a)、特図1変動開始処理1を終了する。
Thereafter, the
なお、図48Bの特図2変動表示ゲームの開始時に実行される特図2変動開始処理1(S2211)についても、同様の手順で実行される。具体的には、S2301b〜S2314bの処理はそれぞれS2301a〜S2314aの処理に対応して、S2302b及びS2303bの処理で大当りフラグ2及び小当りフラグ2が処理対象となり、S2304b及びS2305bの処理で特図2停止図柄が処理対象となり、S2308b及びS2309bの処理で特図2変動フラグが処理対象となる。
Note that the special figure 2 fluctuation start process 1 (S2211) executed at the start of the special figure 2 fluctuation display game of FIG. 48B is also executed in the same procedure. Specifically, the processing of S2301b to S2314b corresponds to the processing of S2301a to S2314a, respectively, the
〔電サポ状態抽選処理〕
次に、前述した特図変動開始処理1(図48A、図48B)における電サポ状態抽選処理(S2301a、S2301b)の詳細について説明する。図49は、本発明の第2の実施の形態の電サポ状態抽選処理の手順を示すフローチャートである。
[Electric support status lottery processing]
Next, details of the electric support state lottery process (S2301a, S2301b) in the special figure change start process 1 (FIGS. 48A and 48B) described above will be described. FIG. 49 is a flowchart illustrating a procedure of the electric support state lottery process according to the second embodiment of this invention.
遊技制御装置100は、S1920においてRWMの乱数セーブ領域にセーブした電サポ抽選乱数をロードし、以降の処理で使用するための準備を行う(S2401)。
The
S2402〜S2408の処理は、前述した電サポ状態判定処理のS2101〜S2107の処理と同様である。電サポ状態判定処理では、まだ対象の始動記憶は保留状態であるので、電サポ抽選に当選したか否かを判定するのみで、当選しても実際に電サポ状態を発生させない。電サポ状態抽選処理では、対象の始動記憶の特図変動表示ゲームが開始される際に再び電サポ抽選に当選したか否かを判定し、当選したら実際に電サポ状態を発生させるための処理を実行する。 The processing of S2402 to S2408 is the same as the processing of S2101 to S2107 of the electric support state determination processing described above. In the electric support state determination process, since the target start-up memory is still on hold, it is only determined whether or not the electric support lottery has been won, and even if it is won, no electric support state is actually generated. In the electric support state lottery process, it is determined whether or not the electric support support lottery is won again when the special start variation display game of the target start memory is started, and if it is won, the process for actually generating the electric support state Execute.
具体的には、遊技制御装置100は、現在の遊技状態が電サポ中であるか否かを判定する(S2402)。そして、電サポ中である場合には(S2402の結果が「Y」)、電サポ抽選を行わず、RWMの乱数セーブ領域を0クリアして(S2410)、電サポ状態抽選処理を終了する。
Specifically, the
一方、遊技制御装置100は、電サポ中でない場合には(S2402の結果が「N」)、S2403〜S2408の処理で電サポ当選を判定する。すなわち、電サポ当選判定値の下限判定値をRWMに設定し(S2403)、電サポ抽選乱数値が下限判定値未満であるか否かをチェックする(S2404)。そして、電サポ抽選乱数値が下限判定値未満である場合は(S2405の結果が「Y」)、RWMの乱数セーブ領域を0クリアして(S2410)、電サポ状態抽選処理を終了する。
On the other hand, if the
また、遊技制御装置100は、電サポ抽選乱数値が下限判定値以上である場合は(S2405の結果が「N」)、電サポ当選判定値の上限判定値をRWMに設定して(S2406)、電サポ抽選乱数値が上限値以下であるか否かをチェックする(S2407)。そして、電サポ抽選乱数値が上限値より大きい場合は(S2408の結果が「N」)、RWMの乱数セーブ領域を0クリアして(S2410)、電サポ抽選処理を終了する。
In addition, when the electric support lottery random number value is equal to or greater than the lower limit determination value (the result of S2405 is “N”), the
一方、遊技制御装置100は、電サポ抽選乱数値が上限値以下である場合は(S2408の結果が「Y」)、電サポ抽選に当選したと判定して、電サポ実行回数を設定する電サポカウンタ設定処理を実行する(S2409)。そして、RWMの乱数セーブ領域を0クリアして(S2410)、電サポ状態抽選処理を終了する。
On the other hand, when the electric support lottery random number value is equal to or less than the upper limit value (the result of S2408 is “Y”), the
〔小当りフラグ設定処理〕
続いて、前述した特図変動開始処理1(図48A、図48B)における小当りフラグ設定処理(S2303a、S2303b)の詳細について説明する。図25は、本発明の第2の実施の形態の小当りフラグ設定処理の手順を示すフローチャートである。図50Aは小当りフラグ1設定処理のフローチャートで、図50Bは小当りフラグ2設定処理のフローチャートである。
[Small hit flag setting process]
Next, details of the small hit flag setting process (S2303a, S2303b) in the special figure change start process 1 (FIGS. 48A and 48B) described above will be described. FIG. 25 is a flowchart illustrating a procedure of a small hit flag setting process according to the second embodiment of this invention. FIG. 50A is a flowchart of the small hit
図50Aを参照して、特図1変動開始処理1で実行される小当りフラグ1設定処理について説明する。
With reference to FIG. 50A, the small hit
遊技制御装置100は、まず、RWMの小当りフラグ1領域にはずれ情報をセーブする(S2501a)。そして、小当り1フラグ設定処理の前に実行されるS2302aの大当り1フラグ設定処理の結果、大当りフラグ1が大当りか否かをチェックする(S2502a)。
The
そして、大当りである場合は(S2503aの結果が「Y」)、遊技制御装置100は、小当りフラグ1ははずれ情報を保持した状態で、RWMの特図1用大当り乱数セーブ領域を0クリアして(S2509a)、小当りフラグ1設定処理を終了する。
If it is a big hit (the result of S2503a is “Y”), the
一方、大当りでない場合は(S2503aの結果が「N」)、遊技制御装置100は、RWMの特図1用大当り乱数セーブ領域から大当り乱数をロードして、準備する(S2504a)。
On the other hand, if it is not a big hit (the result of S2503a is "N"), the
本発明の第2の実施の形態では、小当り判定に用いる小当り乱数は、大当り判定に用いる大当り乱数を併用する。なお、大当り乱数とは別に小当り乱数を設定してもよい。また、第1スペックでは、小当りとなる確率は大当りとなる確率よりも小さく設定され、大当り確率が1/99に対して、小当り確率は1/200である(図29参照)。一方、第2スペックでは、小当りとなる確率は大当りとなる確率よりも大きく設定され、大当り確率が1/399に対して、小当り確率は1/200である(図5参照)。 In the second embodiment of the present invention, the big hit random number used for the big hit determination is used in combination as the small hit random number used for the big hit determination. A small hit random number may be set separately from the big hit random number. Further, in the first specification, the probability of hitting a jackpot is set smaller than the probability of hitting a jackpot, and the hit probability is 1/99, whereas the hit probability is 1/200 (see FIG. 29). On the other hand, in the second specification, the probability of a big hit is set to be larger than the probability of a big hit, and the big hit probability is 1/399, whereas the small hit probability is 1/200 (see FIG. 5).
さらに、遊技制御装置100は、特図1判定データを準備して(S2505a)、小当り乱数値、すなわち、大当り乱数値が小当り判定値と一致するか否かを判定する小当り判定処理を実行する(S2506a)。そして、判定結果が小当りにならない場合は(S2507aの結果が「N」)、RWMの特図1用大当り乱数セーブ領域を0クリアして(S2509a)、小当りフラグ1設定処理を終了する。
Further, the
一方、判定結果が小当りになる場合は(S2507aの結果が「Y」)、遊技制御装置100は、小当りフラグ1領域のはずれ情報を小当り情報に置き換えてセーブする(S2508a)。その後、RWMの特図1用大当り乱数セーブ領域を0クリアして(S2509a)、小当りフラグ1設定処理を終了する。
On the other hand, if the determination result is a small hit (the result of S2507a is “Y”), the
なお、図50Bの小当りフラグ2設定処理についても、同様の手順で実行される。具体的には、S2501b〜S2509bの処理はそれぞれS2501a〜S2509aの処理に対応して、S2501b及びS2508bの処理で小当りフラグ2が処理対象となり、S2502bの処理で大当りフラグ2が処理対象となる。また、S2504b及びS2509bの処理で特図2用の大当り乱数セーブ領域が用いられ、S2505bの処理で特図2判定データが用いられる。
The small hit
また、本発明の第2の実施の形態では、小当りフラグ1に対応するS2506aの小当り判定処理と、小当りフラグ2に対応するS2506bの小当り判定処理とでは、小当りとなる確率は同じであるが、変えてもよい。例えば、特図1変動表示ゲームにおいて小当りとなる確率を1/100と設定して、特図2変動表示ゲームにおいて小当りとなる確率を1/200と設定してもよい。
In the second embodiment of the present invention, in the small hit determination process of S2506a corresponding to the small hit
〔図柄変動制御処理〕
次に、前述した特図ゲーム処理(図42)における図柄変動制御処理(S1717、S1719)の詳細について説明する。図51は、本発明の第2の実施の形態の図柄変動制御処理の手順を示すフローチャートである。
[Design variation control processing]
Next, the details of the symbol variation control process (S1717, S1719) in the above-described special figure game process (FIG. 42) will be described. FIG. 51 is a flowchart illustrating a procedure of symbol variation control processing according to the second embodiment of this invention.
遊技制御装置100は、まず、対象となる図柄(特図1又は特図2)の変動制御フラグが変動中であるかをチェックする(S2601)。ここでは、変動図柄判別フラグ領域に特図変動フラグ(変動中フラグ)がセーブされているか否かをチェックする。特図変動フラグは、前述した特図変動開始処理1(図23)のS2308及びS2309の処理で設定される。
First, the
そして、遊技制御装置100は、変動制御フラグが変動中である場合には(S2602の結果が「Y」)、対象の図柄に対応する変動用の図柄表示テーブルを取得して(S2603)、対象となる変動タイマを1減算更新したのちタイムアップになるかチェックする(S2604)。タイムアップになる場合には(S2605の結果が「Y」)、図柄変動制御タイマの初期値(例えば200ms)を対象の変動タイマ領域にセーブし(S2606)、変動用の図柄表示テーブルに定義されている対象の変動図柄番号を更新する(S2607)。そして、表示図柄ポインタとして対象の変動図柄番号領域の値をロードする(S2608)。また、タイムアップにならない場合には(S2605の結果が「N」)、S2606及びS2607の処理は行わず、S2608の処理を実行する。
When the variation control flag is varying (the result of S2602 is “Y”), the
一方、遊技制御装置100は、変動制御フラグが変動中でない場合には(S2602の結果が「N」)、対象の図柄に対応する停止用の図柄表示テーブルを取得して(S2609)、表示ポインタとして対象の停止図柄番号領域の値をロードする(S2610)。
On the other hand, when the fluctuation control flag is not changing (the result of S2602 is “N”), the
その後、遊技制御装置100は、S2608又はS2610の処理で設定した表示図柄ポインタに対応する表示データを取得して(S2611)、取得した表示データを対象のセグメント領域にセーブして(S2612)、図柄変動制御処理を終了する。
Thereafter, the
以下、演出制御装置200による制御について具体的な処理を説明する。
Hereinafter, specific processing for the control by the
〔1stCPUメイン処理(演出制御装置)〕
次に、演出制御装置200によって実行されるメイン処理の詳細を説明する。図52は、本発明の第2の実施の形態の演出制御装置200の主制御用マイコン(1stCPU)210によって実行されるメイン処理の手順を示すフローチャートである。メイン処理は、遊技機1に電源が投入されると実行される。
[1st CPU main processing (production control device)]
Next, details of the main process executed by the
主制御用マイコン(1stCPU)210は、メイン処理の実行が開始されると、まず、割込みを禁止する(S2701)。次に作業領域であるRAM211を0クリアする(S2702)。そしてCPU初期化処理を実行する(S2703)。その後、各種処理の実行に必要な初期値をRAM211に設定し(S2704)、乱数初期化処理を実行する(S2705)。続いて所定のタイミング(例えば、1ミリ秒)で割込みを発生させるための各種割込みタイマを起動させる(S2706)。そして割込みを許可する(S2707)。割込みの発生タイミングでは後述するコマンド受信割込み処理(図53)が実行される。
When the execution of the main process is started, the main control microcomputer (1st CPU) 210 first prohibits interruption (S2701). Next, the
ここで、主制御用マイコン(1stCPU)210は、WDT(ウォッチドックタイマ)をクリアする(S2708)。WDTは、上述したCPU初期化処理(S2703)で起動され、CPUが正常に動作しているかどうかを監視する。WDTが一定周期を経過してもクリアされない場合は、WDTがタイムアップしてCPUがリセットされる。 Here, the main control microcomputer (1st CPU) 210 clears the WDT (watchdog timer) (S2708). The WDT is activated in the CPU initialization process (S2703) described above and monitors whether the CPU is operating normally. If the WDT is not cleared after a certain period, the WDT times out and the CPU is reset.
そして、主制御用マイコン(1stCPU)210は、遊技者による演出ボタン16の操作信号を検出したり、検出した信号に応じた処理を実行したりする(S2709)。また遊技制御装置100から受信した遊技制御コマンドを解析する遊技制御コマンド解析処理を実行する(S2710)。
Then, the main control microcomputer (1st CPU) 210 detects an operation signal of the
次に、主制御用マイコン(1stCPU)210は、テストモード処理を実行する(S2711)。テストモード処理は、工場出荷時の検査の際に検査用のコマンドを受信してLEDの点灯等を検査する。したがって、テストモード処理は、工場出荷時にCPUを検査するときに実行される。 Next, the main control microcomputer (1st CPU) 210 executes a test mode process (S2711). In the test mode process, an inspection command is received at the time of inspection at the time of shipment from the factory, and LED lighting or the like is inspected. Therefore, the test mode process is executed when the CPU is inspected at the time of factory shipment.
続いて、主制御用マイコン(1stCPU)210は、遊技制御コマンド解析処理(S2710)において解析された制御コマンドに基づき、表示装置30に表示させるシーン(表示内容)を制御するシーン制御処理を実行する(S2712)。
Subsequently, the main control microcomputer (1stCPU) 210 executes a scene control process for controlling a scene (display content) to be displayed on the
さらに、主制御用マイコン(1stCPU)210は、遊技機1における異常の発生を監視する遊技機エラー監視処理を実行する(S2713)。演出制御装置200に関わる異常の他に、遊技制御装置100からエラー報知を指示するコマンドを受信した場合などに、警報音の報知など所定の処理を実行する。
Further, the main control microcomputer (1st CPU) 210 executes a gaming machine error monitoring process for monitoring occurrence of an abnormality in the gaming machine 1 (S2713). In addition to the abnormality related to the
そして、主制御用マイコン(1stCPU)210は、映像制御用マイコン(2ndCPU)220に送信するコマンドを編集する演出コマンド編集処理を実行する(S2714)。 Then, the main control microcomputer (1st CPU) 210 executes effect command editing processing for editing a command transmitted to the video control microcomputer (2nd CPU) 220 (S2714).
また、主制御用マイコン(1stCPU)210は、スピーカー10から出力される音を制御するサウンド制御処理を実行する(S2715)。また、LED等の装飾装置(盤装飾装置260、枠装飾装置261)を制御する装飾制御処理を実行し(S2716)、さらにモータ及びソレノイドで駆動される電動役物や可動式照明などの演出装置(盤演出装置270、枠演出装置271)を制御するモータ/SOL制御処理を実行する(S2717)。
Further, the main control microcomputer (1st CPU) 210 executes a sound control process for controlling the sound output from the speaker 10 (S2715). In addition, a decoration control process for controlling decoration devices such as LEDs (
最後に、主制御用マイコン(1stCPU)210は、乱数を更新するための乱数更新処理を実行して(S2718)、S2708の処理に戻る。以降、S2708からS2718までの処理を繰り返す。 Finally, the main control microcomputer (1st CPU) 210 executes a random number update process for updating the random number (S2718), and returns to the process of S2708. Thereafter, the processing from S2708 to S2718 is repeated.
〔コマンド受信割込み処理(1stCPU)〕
次に、主制御用マイコン(1stCPU)210によって実行されるコマンド受信割込み処理の詳細について説明する。図53は、本発明の第2の実施の形態のコマンド受信割込み処理の手順を示すフローチャートである。コマンド受信割込み処理は、遊技制御装置100からコマンドを受信するごとに実行される処理である。コマンド受信割込み処理は、前述したメイン処理において割込みが許可された(S2707)後に実行可能である。
[Command reception interrupt processing (1st CPU)]
Next, details of the command reception interrupt process executed by the main control microcomputer (1st CPU) 210 will be described. FIG. 53 is a flowchart illustrating a procedure of command reception interrupt processing according to the second embodiment of this invention. The command reception interrupt process is a process executed every time a command is received from the
主制御用マイコン(1stCPU)210は、遊技制御装置100から受信したコマンドポートの値を取り込む(S2801)。そしてCPUの状態がMODEコマンド(コマンドのMODE部)の受信を待っている状態であるか否かをチェックする(S2802)。 The main control microcomputer (1st CPU) 210 takes in the value of the command port received from the game control device 100 (S2801). Then, it is checked whether or not the state of the CPU is waiting for reception of a MODE command (command MODE portion) (S2802).
MODEコマンド待ち状態である場合は(S2802の結果が「Y」)、主制御用マイコン(1stCPU)210は、遊技制御装置100から演出制御装置200へ出力するデータストローブ信号SSTBがオンであるかをチェックする(S2803)。そしてSSTBがオンである場合は(S2803の結果が「Y」)、受信したコマンドがMODEコマンドであるかをチェックする(S2804)。受信したコマンドがMODEコマンドである場合は(S2804の結果が「Y」)、S2805〜S2808の処理に移行する。SSTBがオンではない場合(S2803の結果が「N」)、又は受信したコマンドがMODEコマンドでない場合(S2804の結果が「N」)は、S2817及びS2818の処理に移行する。
When waiting for the MODE command (the result of S2802 is “Y”), the main control microcomputer (1stCPU) 210 determines whether the data strobe signal SSTB output from the
コマンドが、MODEコマンド待ち状態、かつ、SSTBがオンのときに受信され、該コマンドがMODEコマンドである場合は(S2802,S2803,S2804の結果が全て「Y」)、主制御用マイコン(1stCPU)210は、受信ポインタに対応するコマンドバッファのアドレスを算出する(S2805)。そして算出後のアドレスに受信したコマンドをMODEコマンドとしてセーブする(S2806)。 If the command is received when the MODE command is waiting and the SSTB is on and the command is a MODE command (the results of S2802, S2803, and S2804 are all “Y”), the main control microcomputer (1st CPU) 210 calculates the address of the command buffer corresponding to the reception pointer (S2805). Then, the command received at the calculated address is saved as a MODE command (S2806).
ここで、主制御用マイコン(1stCPU)210は、タイムアウト監視タイマに初期値を設定してスタートさせる(S2807)。タイムアウト監視タイマは、MODEコマンドを受信してからの経過時間を計測し、設定時間以内にACTIONコマンドを受信しない場合にタイムアウトを発生させる。遊技制御装置100から演出制御装置200に送信されるコマンドは、MODE部(MODEコマンド)及びACTION部(ACTIONコマンド)によって構成されており、通常、連続して送信される。したがって、MODEコマンドを受信してから設定された時間を経過してもACTIONコマンドを受信できなかった場合には、ACTIONコマンドを取りこぼした可能性が高いと判断することができる。そしてCPUの状態をACTIONコマンド(コマンドのACTION部)待ち状態に設定する(S2808)。そしてコマンド受信割込み処理を終了する。
Here, the main control microcomputer (1st CPU) 210 sets an initial value in the timeout monitoring timer and starts it (S2807). The timeout monitoring timer measures an elapsed time after receiving the MODE command, and generates a timeout when the ACTION command is not received within the set time. The command transmitted from the
次に、コマンドが、MODEコマンド待ち状態のときに受信され、このときSSTBがONではない、又は、該コマンドがMODEコマンドでない場合は(S2802の結果が「Y」、かつS2803の結果が「N」又はS2804の結果が「N」)、主制御用マイコン(1stCPU)210は、タイムアウト監視タイマを停止する(S2817)。そしてCPUの状態をMODEコマンド待ち状態に設定する(S2818)。そしてコマンド受信割込み処理を終了する。 Next, the command is received when the MODE command is waiting. At this time, when the SSTB is not ON or the command is not a MODE command (the result of S2802 is “Y” and the result of S2803 is “N”. Or the result of S2804 is “N”), the main control microcomputer (1stCPU) 210 stops the timeout monitoring timer (S2817). Then, the CPU state is set to a MODE command waiting state (S2818). Then, the command reception interrupt process is terminated.
一方、MODEコマンド待ち状態でない場合は(S2802の結果が「N」)、ACTIONコマンド待ち状態であり、主制御用マイコン(1stCPU)210は、タイムアウト監視タイマがタイムアウトしているか否かをチェックする(S2809)。すなわち、MODEコマンドを受信してからACTIONコマンドを受信するまでの時間が、タイムアウト監視タイマで設定した時間を超えていないかをチェックする。 On the other hand, when not waiting for the MODE command (the result of S2802 is “N”), it is waiting for the ACTION command, and the main control microcomputer (1st CPU) 210 checks whether or not the timeout monitoring timer has timed out ( S2809). That is, it is checked whether the time from receiving the MODE command until receiving the ACTION command exceeds the time set by the timeout monitoring timer.
タイムアウトしていない場合は(S2809の結果が「N」)、主制御用マイコン(1stCPU)210は、遊技制御装置100から演出制御装置200へ出力するデータストローブ信号SSTBがオンであるかをチェックする(S2810)。そしてSSTBがオンである場合は(S2810の結果が「Y」)、受信したコマンドがMODEコマンドであるかをチェックする(S2811)。受信したコマンドがMODEコマンドである場合は(S2811の結果が「Y」)、S2805〜S2808の処理に移行する。CPUの状態がACTIONコマンド待ち状態であってもMODEコマンドを受信した場合は、ACTIONコマンドの受信を待たずに、新しく受信した該MODEコマンドを優先に処理する。受信したコマンドがMODEコマンドでない場合は(S2811の結果が「N」)、S2812〜S2814、S2817及びS2818の処理に移行する。
If the time-out has not occurred (the result of S2809 is “N”), the main control microcomputer (1stCPU) 210 checks whether the data strobe signal SSTB output from the
また、タイムアウトしている場合(S2809の結果が「Y」)又はSSTBがオンでない場合(S2810の結果が「N」)は、主制御用マイコン(1stCPU)210は、S2815〜S2818の処理に移行する。 If the time-out has occurred (the result of S2809 is “Y”) or the SSTB is not on (the result of S2810 is “N”), the main control microcomputer (1st CPU) 210 proceeds to the processing of S2815 to S2818. To do.
コマンドがMODEコマンドでない場合は(S2811の結果が「N])、ACTIONコマンドを受信したことになるので、主制御用マイコン(1stCPU)210は、受信ポインタに対応するコマンドバッファのアドレスを算出する(S2812)。そして算出後のアドレスに受信したコマンドをACTIONコマンドとしてセーブする(S2813)。 If the command is not a MODE command (the result of S2811 is “N”), it means that the ACTION command has been received, and the main control microcomputer (1st CPU) 210 calculates the address of the command buffer corresponding to the reception pointer ( Then, the command received at the calculated address is saved as an ACTION command (S2813).
これでMODEコマンド及びACTIONコマンドが1セット揃うので、主制御用マイコン(1stCPU)210は、受信済みコマンド数を1加算して更新する(S2814)。その後、タイムアウト監視タイマを停止する(S2817)。そしてCPUの状態をMODEコマンド待ち状態に設定する(S2818)。そしてコマンド受信割込み処理を終了する。 As a result, one set of MODE command and ACTION command is prepared, and the main control microcomputer (1st CPU) 210 adds 1 to the number of received commands and updates it (S2814). Thereafter, the timeout monitoring timer is stopped (S2817). Then, the CPU state is set to a MODE command waiting state (S2818). Then, the command reception interrupt process is terminated.
次に、MODEコマンドを受信してからACTIONコマンドを受信する前にタイムアウト監視タイマによってタイムアウトが発生した場合(S2809の結果が「Y」)、又は、SSTBがオンでない場合(S2810の結果が「N」)は、主制御用マイコン(1stCPU)210は、受信ポインタに対応するコマンドバッファのアドレスを算出する(S2815)。そして、算出後のアドレスに基づいて、コマンドバッファにセーブされているMODEコマンドを破棄する(S2816)。 Next, when a timeout occurs due to the timeout monitoring timer after receiving the MODE command and before receiving the ACTION command (result of S2809 is “Y”), or when SSTB is not on (result of S2810 is “N”). ]), The main control microcomputer (1st CPU) 210 calculates the address of the command buffer corresponding to the reception pointer (S2815). Then, the MODE command saved in the command buffer is discarded based on the calculated address (S2816).
その後、主制御用マイコン(1stCPU)210は、タイムアウト監視タイマを停止する(S2817)。そしてCPUの状態をMODEコマンド待ち状態に設定する(S2818)。そして本処理を終了して、メイン処理に戻る。 Thereafter, the main control microcomputer (1st CPU) 210 stops the timeout monitoring timer (S2817). Then, the CPU state is set to a MODE command waiting state (S2818). Then, this process is terminated and the process returns to the main process.
〔2ndCPUメイン処理(演出制御装置)〕
続いて、演出制御装置200によって実行されるもう一方のメイン処理の詳細を説明する。図54は、本発明の第2の実施の形態の演出制御装置200の映像制御用マイコン(2ndCPU)220によって実行されるメイン処理の手順を示すフローチャートである。メイン処理は、遊技機1に電源が投入されると実行される。
[2nd CPU main processing (production control device)]
Next, details of another main process executed by the
映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、メイン処理の実行が開始されると、まず、CPU初期化処理を実行する(S2901)。そして、作業領域であるRAM221を0クリアして(S2902)、各種処理の実行に必要な初期値をRAM221に設定する(S2903)。そして、画像処理を行うグラフィックプロセッサを初期化するVDP初期化処理を実行する(S2904)。次に、Vブランク割込みなどの各種割込みを許可する(S2905)。
When the execution of the main process is started, the video control microcomputer (2nd CPU) 220 first executes a CPU initialization process (S2901). Then, the
さらに、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、各種制御処理の初期化処理を実行する(S2906)。各種制御処理の初期化処理では、後述する通常ゲーム処理(S2911)で実行される各制御処理で使用される変数の初期化などが行われる。例えば、表示装置30に表示される映像の背景を初期化したり、図柄の配列を初期化したりする。そして、表示装置30の画面描画を許可する(S2907)。
Further, the video control microcomputer (2nd CPU) 220 executes initialization processing of various control processes (S2906). In the initialization process of various control processes, initialization of variables used in each control process executed in a normal game process (S2911) described later is performed. For example, the background of the video displayed on the
その後、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、システム周期待ちフラグをクリア(初期化)して(S2908)、システム周期待ちフラグが1になるまで待機する(S2909)。システム周期待ちフラグは、図56にて後述するVブランク割込み処理で所定の処理が完了すると1に設定される。 Thereafter, the video control microcomputer (2nd CPU) 220 clears (initializes) the system cycle wait flag (S2908), and waits until the system cycle wait flag becomes 1 (S2909). The system cycle wait flag is set to 1 when a predetermined process is completed in the V blank interrupt process described later with reference to FIG.
映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、システム周期待ちフラグが1になったら(S2909の結果が「Y」)、映像制御用マイコン(2ndCPU)220が正常に動作しているかを判定するためのWDT(ウォッチドックタイマ)をクリアする(S2910)。WDTがクリアされずに所定の時間経過すると、映像制御用マイコン(2ndCPU)220がリセットされる。そして、表示装置30で飾り特図変動表示ゲームを実行したり、様々な画像を表示したりする通常ゲーム処理を実行し(S2911)、S2908の処理に戻る。以降、S2908からS2911までの処理を繰り返す。 When the system cycle wait flag becomes 1 (the result of S2909 is “Y”), the video control microcomputer (2ndCPU) 220 determines whether the video control microcomputer (2ndCPU) 220 is operating normally. (Watchdog timer) is cleared (S2910). When a predetermined time elapses without clearing the WDT, the video control microcomputer (2nd CPU) 220 is reset. Then, a normal game process of executing a decoration special figure variation display game or displaying various images is executed on the display device 30 (S2911), and the process returns to the process of S2908. Thereafter, the processing from S2908 to S2911 is repeated.
〔通常ゲーム処理(2ndCPU)〕
次に、前述したメイン処理(図54)における通常ゲーム処理(S2911)の詳細について説明する。図55は、本発明の第2の実施の形態の通常ゲーム処理の手順を示すフローチャートである。
[Normal game processing (2nd CPU)]
Next, details of the normal game process (S2911) in the main process (FIG. 54) described above will be described. FIG. 55 is a flowchart showing the procedure of the normal game process according to the second embodiment of the present invention.
映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、まず、主制御用マイコン(1stCPU)210で受信したコマンドをチェックする受信コマンドチェック処理を実行する(S3001)。 First, the video control microcomputer (2ndCPU) 220 executes a received command check process for checking a command received by the main control microcomputer (1stCPU) 210 (S3001).
そして、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、表示装置30に表示される画像のうち、演出の中で静止画で動きのない背景の描画を準備する背景処理を実行する(S3002)。次に、表示装置30に表示される画像のうち、変動表示する飾り特別図柄の描画を準備するリール制御/表示処理を実行する(S3003)。さらに、表示装置30に表示される画像のうち、各変動表示ゲームの始動記憶を表示する保留表示の描画を準備する保留表示処理を実行する(S3004)。
Then, the video control microcomputer (2nd CPU) 220 executes a background process for preparing a background of a still image that does not move among the images displayed on the display device 30 (S3002). Next, reel control / display processing for preparing drawing of decorative special symbols to be variably displayed among images displayed on the
また、始動記憶数が無い場合や変動表示ゲームが所定時間なされない場合などは、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、表示装置30に客待ちデモ画面を表示するように客待ちデモ処理を実行する(S3005)。
In addition, when there is no start memory number or when the variable display game is not played for a predetermined time, the video control microcomputer (2nd CPU) 220 executes a customer waiting demo process so that the
続いて、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、主制御用マイコン(1stCPU)210で実行されるメイン処理のシーン制御処理(S3012)におけるシーンの描画を準備するシーン制御/表示処理を実行する(S3006)。ここでシーン制御/表示処理は、背景処理が静止画像の描画に対して実行されるのに対して、演出の中で動きのある画像の描画に対して実行される。そして、表示装置30に実際に画像を表示させるための表示システム処理を実行する(S3007)。そして本処理を終了して、メイン処理のS2908に戻る。
Subsequently, the video control microcomputer (2nd CPU) 220 executes a scene control / display process for preparing scene drawing in the main process scene control process (S3012) executed by the main control microcomputer (1st CPU) 210 ( S3006). Here, the scene control / display process is executed for drawing an image having a motion in the production while the background process is executed for drawing a still image. Then, display system processing for actually displaying an image on the
〔Vブランク割込み処理(2ndCPU)〕
次に、映像制御用マイコン(2ndCPU)220によって実行されるVブランク割込み処理の詳細について説明する。図56は、本発明の第2の実施の形態のVブランク割込み処理の手順を示すフローチャートである。Vブランク割込み処理は、前述したメイン処理(図54)において割込みが許可された(S2905)後に、所定の周期(垂直同期信号V_SYNC,水平同期信号H_SYNC)で実行される。
[V blank interrupt processing (2nd CPU)]
Next, details of the V blank interrupt process executed by the video control microcomputer (2nd CPU) 220 will be described. FIG. 56 is a flowchart illustrating a procedure of V blank interrupt processing according to the second embodiment of this invention. The V blank interrupt process is executed in a predetermined cycle (vertical synchronization signal V_SYNC, horizontal synchronization signal H_SYNC) after an interrupt is permitted (S2905) in the above-described main process (FIG. 54).
映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、まず、フレームカウンタを1加算して更新する(S3101)。そして、フレームカウンタが規定値(例えば、2)以上か否かをチェックする(S3102)。すなわち、規定値分の周期でVDP230が表示装置30に描画し、映像制御用マイコン(2ndCPU)220が通常ゲーム処理(図55)で描画データを準備する。
The video control microcomputer (2nd CPU) 220 first updates the frame counter by adding 1 (S3101). Then, it is checked whether or not the frame counter is a specified value (for example, 2) or more (S3102). That is, the
フレームカウンタが規定値以上になった場合は(S3102の結果が「Y」)、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、システム周期待ちフラグが0か否かをチェックする(S3103)。システム周期待ちフラグが0である場合は(S3103の結果が「Y」)、すなわち、前述したメイン処理(図54)においてシステム周期待ちフラグがクリアされた場合は(S2908)、次の処理に移行して、VDP230は前回の画面表示の描画を完了したか否かをチェックする(S3104)。これは、後述するVDP描画中フラグの状態で判断すればよい。そして、VDP230が描画を完了している場合は(S3104の結果が「Y」)、後述する今回の描画を指示する処理(S3105〜S3109)に移行する。
If the frame counter is equal to or greater than the specified value (the result of S3102 is “Y”), the video control microcomputer (2ndCPU) 220 checks whether the system cycle wait flag is 0 (S3103). When the system cycle wait flag is 0 (result of S3103 is “Y”), that is, when the system cycle wait flag is cleared in the main process (FIG. 54) described above (S2908), the process proceeds to the next process. Then, the
一方、フレームカウンタが規定値未満である場合(S3102の結果が「N」)、システム周期待ちフラグがゼロである場合(S3103の結果が「N」)、又はVDP230が描画を完了していない場合(S3104の結果が「N」)は、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、本処理を終了する。すなわち、規定値分の周期で、描画が完了しなかった場合、又は、描画データの準備が終わらなかった場合に、次の周期で描画を指示するように制御する。
On the other hand, when the frame counter is less than the specified value (result of S3102 is “N”), when the system cycle wait flag is zero (result of S3103 is “N”), or when the
続いて、VDP230が描画を完了している場合には(S3104の結果が「Y」)、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、今回の画面表示を準備するために表示フレームバッファを切り替える(S3105)。ここで、表示フレームバッファは、作業領域221に設けられ、表示装置30に表示される画像データを一時的に記憶する。
Subsequently, when the
そして、映像制御用マイコン(2ndCPU)220は、VDP230に描画開始を指示して(S3106)、VDP描画中フラグをセットする(S3107)。VDP230が描画している間は、前述したS3104の結果が「N」になるので、VDP230に対して二重に描画指示が出されることはない。次に、フレームカウンタを0クリアする(S3108)。その後、システム周期待ちフラグを1にセットする(S3109)。そして、本処理を終了する。この後メイン処理では、S2909の結果が「Y」になるので、次の処理S2910及びS2911に移行することができる。なお、VDP描画中フラグは、描画が完了すると図示しない別の割込み処理でクリアされる。
Then, the video control microcomputer (2nd CPU) 220 instructs the
このように、Vブランク割込み処理は、メイン処理の通常ゲーム処理(S2911)で表示設定されてフレームバッファに記憶された画像の描画をVDP230に指示する。これにより、VDP230によって表示装置30に画像が表示される。
In this way, the V blank interruption process instructs the
(第2の実施の形態の効果)
本発明の第2の実施の形態によれば、遊技者が演出ボタン16を操作することにより貯留球演出ユニット70に貯留されていた貯留球を用いた演出が表示装置30の表示画面31で実行されるので、演出に遊技者が直接参加できる。これにより、遊技者の遊技への参加意識を高めることができるとともに、遊技の興趣を高めることができる。
(Effect of the second embodiment)
According to the second embodiment of the present invention, when the player operates the
また、遊技状態が電サポ中でない場合には、電サポ状態を獲得できる電サポ抽選が実行されるので、遊技者にとって有利な遊技状態でなくても遊技者は電サポ状態となるチャンスに期待を抱きながら遊技を行う。これにより、遊技の興趣を高めることができる。 In addition, when the gaming state is not in the electric support state, the electric support lottery that can acquire the electric support state is executed. Therefore, even if the gaming state is not advantageous to the player, the player is expected to have the electric support state. Play games while holding. Thereby, the interest of the game can be enhanced.
(第3の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態の貯留構造は、第1変動入賞装置27に入賞した遊技球を貯留する構造となっていたが、第3の実施の形態では、第2始動入賞口24に入賞した遊技球を貯留する構造とする。また、第2の実施の形態では、電サポ状態抽選処理(図49)において、遊技状態が電サポ中の場合には電サポ抽選が実行されなかったが、第3の実施の形態では、電サポ中の場合にも電サポ抽選が実行される。
(Third embodiment)
The storage structure of the second embodiment of the present invention has a structure for storing the game balls won in the first variable winning
以下、第3の実施の形態について図57及び図58を参照して説明する。 A third embodiment will be described below with reference to FIGS. 57 and 58.
図57は、本発明の第3の実施の形態の貯留構造を示す図である。第3の実施の形態では、第2の実施の形態の貯留構造において貯留球演出ユニット70に遊技球を供給していた第1変動入賞装置27が第2始動入賞口24に置き換えられる。すなわち、第3の実施の形態の第2始動入賞口24は、入賞した遊技球を貯留球演出ユニット70に供給する。ここで、第3の実施の形態のの貯留構造は第2の実施の形態と同様に遊技球を4個まで貯留可能であり、その他貯留球の消化方法等も第2の実施の形態と同じである。
FIG. 57 is a diagram showing a storage structure according to the third embodiment of the present invention. In the third embodiment, the first variable winning
〔電サポ状態抽選処理〕
図58Aは、本発明の第3の実施の形態の電サポ状態抽選処理の手順を示すフローチャートである。なお、第2の実施の形態と共通の処理については、図49と同じ符号を割り当てて記載を省略する。
[Electric support status lottery processing]
FIG. 58A is a flowchart illustrating a procedure of the electric support state lottery process according to the third embodiment of this invention. In addition, about the process common to 2nd Embodiment, the same code | symbol as FIG. 49 is allocated and description is abbreviate | omitted.
第3の実施の形態では、第2の実施の形態におけるS2402の処理が除かれる。すなわち、遊技制御装置100は、現在の遊技状態が電サポ中であるか否かの判定処理を行わない。遊技状態に関係なく全ての始動記憶に対する特図変動表示ゲーム開始の際に、電サポ抽選に当選したか否かを判定する。このため、第2の実施の形態において電サポ抽選に当選した場合に(S2408の結果が「Y」)実行される電サポカウンタ設定処理の設定方法に、電サポ中に電サポ抽選に当選した場合の設定方法が追加される(S3201)。
In the third embodiment, the process of S2402 in the second embodiment is excluded. In other words, the
ここで、遊技制御装置100は、電サポ中に電サポ抽選に当選した場合には、S3201の処理で設定する電サポカウンタとして、既に設定されている電サポカウンタ(電サポ実行回数)をリセットして今回当選して得られる電サポカウンタを設定したり、これまでの電サポカウンタに今回当選して得られる電サポカウンタを足し合わせたカウンタを設定したりする。これらの設定については図33を参照して詳細を説明する。
Here, when the electric support lottery is won during the electric support, the
〔電サポカウンタ設定〕
図58Bは、本発明の第3の実施の形態の電サポカウンタ設定について説明する図である。
[Electric support counter setting]
FIG. 58B is a diagram illustrating electric support counter settings according to the third embodiment of this invention.
ここでは、電サポ抽選に当選したときに100回の電サポ実行回数が付与され、当選後の特図変動表示ゲームから遊技状態が電サポ中となる。そして、電サポ実行回数が20回目となる特図変動表示ゲームにおいて再び電サポ抽選に当選した場合における電サポカウンタの設定パターンについて説明する。 Here, when the electric support lottery is won, 100 electric support execution times are given, and the gaming state becomes electric support from the special figure variation display game after winning. Then, the setting pattern of the electric support counter when the electric support lottery is won again in the special figure fluctuation display game in which the electric support execution count is 20th will be described.
図58B(A)は、電サポカウンタをリセットするパターンである。この場合は、前回の電サポ当選による電サポ実行回数が80回残っていても今回の電サポ当選を契機に電サポカウンタがリセットされる。そして、今回の電サポ当選により付与される電サポ実行回数100回が新たな電サポカウンタとして設定される。 FIG. 58B (A) shows a pattern for resetting the electric support counter. In this case, the electric support counter is reset when the current electric support is won even if the number of electric support executions by the previous electric support is 80. Then, 100 electric support execution times given by the current electric support winning are set as a new electric support counter.
図58B(B)は、電サポカウンタを足し合わせるパターンである。この場合は、前回の電サポ当選による電サポ実行回数の残り80回に、今回の電サポ当選により付与される電サポ実行回数100回を足し合わせて、電サポ実行回数180回が新たな電サポカウンタとして設定される。 FIG. 58B (B) shows a pattern in which electric support counters are added. In this case, the remaining 80 electric power support executions by the previous electric support winnings are added to the 100 electric support executions given by the current electric support winnings, resulting in 180 new electric support executions. Set as a support counter.
(第3の実施の形態の効果)
本発明の第3の実施の形態によれば、第2始動入賞口24に貯留構造を設けるので、遊技球を貯留する機会は、第1変動入賞装置27が開放される特別遊技状態のときに限られる第2の実施の形態よりも多くなる。これにより、遊技者は貯留球を使った演出に参加する機会が増え、遊技の興趣をさらに高めることができる。
(Effect of the third embodiment)
According to the third embodiment of the present invention, since the storage structure is provided in the second
また、電サポ中の場合も電サポ抽選を実行するので、遊技の興趣を高めることができる。また、電サポ抽選に当選した場合には既に設定されている回数以上の電サポ実行回数が付与されるので、遊技者の遊技に対する関心も高めることができる。電サポ実行回数の付与方法は2パターン(リセットと足し合わせ)あるので、条件に応じてどちらかのパターンが選択されるようにすれば、さらに遊技の興趣を高めることができる。 Moreover, since the electric support lottery is executed even during the electric support, the interest of the game can be enhanced. In addition, when the electric support lottery is won, the number of times the electric support is executed is given more than the preset number of times, so that the player's interest in the game can be increased. Since there are two patterns (addition to reset) for giving the electric support number of times, if one of the patterns is selected according to the conditions, the interest of the game can be further enhanced.
(第4の実施の形態)
本発明の第1及び第3の実施の形態では、特図変動表示ゲームの結果が大当りとなって付与される場合以外の普電サポート状態(電サポ状態)の発生は、電サポ状態抽選処理(図49、図58A)の結果、電サポ抽選に当選した場合にのみ可能である。これに対し、第4の実施の形態では、電サポ状態が所定回数(a回)発生しなかった場合に所定回数(b回)の電サポ状態が発生する。すなわち、電サポ状態抽選処理で電サポ状態が発生しなくても、定期的に電サポ状態が発生するようにしている。
(Fourth embodiment)
In the first and third embodiments of the present invention, the occurrence of a general power support state (electric support state) other than the case where the result of the special figure variation display game is awarded as a big hit is an electric support state lottery process. As a result of (FIG. 49, FIG. 58A), it is possible only when the electric support lottery is won. In contrast, in the fourth embodiment, when the power support state does not occur a predetermined number of times (a times), the power support state occurs a predetermined number of times (b times). That is, even if the electric support state does not occur in the electric support state lottery process, the electric support state is periodically generated.
以下、第4の実施の形態で追加されるカウンタ計数処理について図59を参照して説明する。 The counter counting process added in the fourth embodiment will be described below with reference to FIG.
〔カウンタ計数処理〕
図59は、本発明の第4の実施の形態のカウンタ計数処理の手順を示すフローチャートである。カウンタ計数処理は、前述した特図ゲーム処理(図42)の特図変動中処理(S1710)で実行される処理の一つであり、電サポあり/なしの回数をカウントする。
[Counter counting process]
FIG. 59 is a flowchart illustrating a procedure of counter counting processing according to the fourth embodiment of this invention. The counter counting process is one of the processes executed in the special figure changing process (S1710) of the special figure game process (FIG. 42) described above, and counts the number of times with / without electric support.
遊技制御装置100は、まず、識別情報(図柄)が停止したか否かを判定する(S3401)。そして、図柄が停止していない場合には(S3401の結果が「N」)、カウンタ計数処理を終了する。また、図柄が停止した場合には(S3401の結果が「Y」)、電サポフラグがオンであるか否かを判定する(S3402)。ここで、電サポフラグは後述するS3406及びS3410の処理でオン/オフが設定される。
The
そして、遊技制御装置100は、電サポフラグがオンでない場合には(S3402の結果が「N」)、通常カウンタを1加算更新する(S3403)。ここで、通常カウンタとは、電サポ状態でない場合の遊技状態における特図変動表示ゲームの回数をカウントするカウンタである。
If the power support flag is not on (the result of S3402 is “N”), the
次に、遊技制御装置100は、通常カウンタが所定回数a(例えば1000回)以上であるか否かを判定する(S3404)。そして、通常カウンタが所定回数a未満である場合には(S3404の結果が「N」)、まだ電サポ状態が発生しないのでカウンタ計数処理を終了する。また、通常カウンタが所定回数a以上である場合には(S3404の結果が「Y」)、通常カウンタをクリアする(S3405)。これ以降、電サポ状態が発生するので電サポフラグをオンに設定し(S3406)、カウンタ計数処理を終了する。
Next, the
一方、遊技制御装置100は、電サポフラグがオンである場合には(S3402の結果が「Y」)、電サポカウンタを1加算更新し(S3407)、電サポカウンタが所定回数b(例えば50回)以上であるか否かを判定する(S3408)。そして、電サポカウンタが所定回数b未満である場合には(S3408の結果が「N」)、電サポ状態が継続するのでカウンタ計数処理を終了する。また、電サポカウンタが所定回数b以上である場合には(S3408の結果が「Y」)、電サポカウンタをクリアする(S3409)。さらに、電サポ状態が終了するので電サポフラグをオフに設定し(S3410)、カウンタ計数処理を終了する。
On the other hand, when the electric support flag is on (the result of S3402 is “Y”), the
(第4の実施の形態の効果)
本発明の第4の実施の形態によれば、大当りや電サポ抽選によって電サポ状態が発生しなくても、その状態が所定回数以上となれば電サポ状態が発生する。これにより、遊技の興趣を高めることができるとともに、遊技者に有利な遊技状態が長い間発生していない遊技機(所謂はまり台)で遊技する遊技者に空しさを感じさせない。さらに、はまり台を狙って遊技する遊技者も現れるので、通常敬遠されるはまり台の稼働率を向上させることも可能である。
(Effect of the fourth embodiment)
According to the fourth embodiment of the present invention, even if the electric support state does not occur due to the big hit or the electric support lottery, the electric support state is generated if the state exceeds a predetermined number of times. Thereby, the interest of the game can be enhanced, and a player who plays with a gaming machine (a so-called stand) in which a gaming state advantageous to the player has not been generated for a long time is not felt empty. Furthermore, since a player who plays a game aiming at the stand appears, it is possible to improve the operating rate of the stand that is usually avoided.
(第5の実施の形態)
本発明の第2〜第4の実施の形態では、電サポ抽選における当選確率(電サポ発生確率)は一定である。これに対し、第5の実施の形態では、当選確率は特図変動表示ゲームの実行回数(特図変動回数)に応じて異なる。そして、当選確率の切り替わり数回前の特図変動における電サポ状態判定の判定値(電サポ先読み判定値)を変更する。
(Fifth embodiment)
In the second to fourth embodiments of the present invention, the winning probability (electric support occurrence probability) in the electric support lottery is constant. On the other hand, in the fifth embodiment, the winning probability varies depending on the number of executions of the special figure variation display game (the number of special figure fluctuations). And the determination value (electric support pre-reading determination value) of the electric support state determination in the special figure change several times before the switching of the winning probability is changed.
以下、第5の実施の形態について図60から図65を参照して説明する。 Hereinafter, a fifth embodiment will be described with reference to FIGS.
〔電サポ発生率と電サポ先読みの切替タイミング〕
図60は、本発明の第5の実施の形態の電サポ発生確率と電サポ先読みの切替タイミングとを説明する図である。
[Switching timing between electricity support occurrence rate and electricity support look-ahead]
FIG. 60 is a diagram illustrating the electric support occurrence probability and the electric support prefetch switching timing according to the fifth embodiment of this invention.
図60(A)は、特図変動回数に応じた電サポ発生確率と電サポ状態抽選処理及び電サポ状態判定処理で用いられる判定値とを示すテーブルである。 FIG. 60A is a table showing the electric support occurrence probability according to the number of special figure fluctuations, and determination values used in the electric support state lottery process and the electric support state determination process.
特図変動回数が1〜200回のときの電サポ発生確率(発動確率)は2/200である。そして、このとき電サポ状態抽選処理で用いられる判定値(発動判定値)は0及び1である。通常時の電サポ先読み判定値Aは発動判定値と同様に0及び1であるが、発動確率が変わる201回目の数回前からは電サポ先読み判定値Bに切り替わって0のみとする。 When the number of special figure fluctuations is 1 to 200, the electric support occurrence probability (activation probability) is 2/200. At this time, the determination values (activation determination values) used in the electric support state lottery process are 0 and 1. The electric support pre-reading determination value A in the normal state is 0 and 1 similarly to the activation determination value, but the electric support pre-reading determination value B is switched to only 0 from the 201st time before the activation probability is changed.
特図変動回数が201〜400回のときの発動確率は1/200である。このとき発動判定値は0である。同様に、電サポ先読み判定値Aには0が設定される。そして、発動確率が変わる400回目の数回前からの電サポ先読み判定値Bは設定されず、このとき電サポ先読みは行われない。 The activation probability when the special figure fluctuation frequency is 201 to 400 times is 1/200. At this time, the activation determination value is 0. Similarly, 0 is set to the electric support prefetch determination value A. Then, the electric support prefetching determination value B from the 400th time before the activation probability is changed is not set, and at this time, electric support prefetching is not performed.
特図変動回数が401〜600回のときの発動確率は0である。このため発動判定値は設定されない。また、電サポ先読み判定値A及びBも設定されず、この間電サポ先読みは行われない。 The activation probability when the number of special figure fluctuations is 401 to 600 is 0. For this reason, the activation determination value is not set. Also, the electric support prefetch determination values A and B are not set, and no electric support prefetch is performed during this time.
特図変動回数が601回以降の発動確率は4/200である。このとき発動判定値は0〜3である。そして、電サポ先読み判定値A及びBは0〜3である。 The activation probability when the number of special figure fluctuations is 601 or later is 4/200. At this time, the activation determination value is 0-3. The electric support prefetch determination values A and B are 0 to 3.
ここで、電サポ抽選乱数の範囲は0〜199である。また、特図変動回数のカウントは、遊技者が入れ替わったときにリセットされる。遊技者の入れ替わりは、客待ちデモ画面が表示されたり、カードサンド40の挿入口41からカードが抜き取られたりしたときに判断される。このように、遊技者は、同一遊技機で遊技を継続すると(特図変動回数601回以上行うと)、高い発動確率を得ることができる。よって、遊技者がはまり感を抱くのを防止することができる。
Here, the electric support lottery random number range is 0-199. In addition, the count of the special figure change count is reset when the player is replaced. The replacement of the player is determined when a customer waiting demonstration screen is displayed or when a card is removed from the
図60(B)は、電サポ先読み判定値の切替タイミングについて説明するタイムチャートである。ここでは、特図変動回数201回目に発動確率が切り替わり、切り替わる1回転前(すなわち200回目)の始動記憶に対して電サポ先読み判定値をAからBに切り替える場合を例に説明する。
FIG. 60B is a time chart illustrating the switching timing of the electric support prefetch determination value. Here, an example will be described in which the activation probability is switched to the
まず、第1始動入賞口23及び第2始動入賞口24に入賞した順にカウントされる始動記憶カウント数が199回となる始動記憶が第1始動記憶として記憶され、対応する特図1変動表示ゲームが199回目の特図変動として実行開始される。
First, a start memory having a start memory count number of 199 times counted in the order of winning in the first
ここで、入賞した始動記憶に対して先読み処理である特図保留情報判定処理(図45)が順次実行されるので、始動記憶カウント数は、特図変動表示ゲームの先読み時のカウント数C1である。なお、本発明では、特図普段処理(図47)に示すように特図1変動表示ゲームよりも遊技者にとって有利な特図2変動表示ゲームを優先して実行するようにしている。したがって、必ずしも始動記憶の入賞順と消化順とが同じになるとは限らない。そこで、始動記憶が消化されて実際に変動開始される特図変動表示ゲームを順にカウントしてカウント数C2とする。 Here, since the special figure hold information determination process (FIG. 45) which is a prefetch process is sequentially executed for the winning start memory, the start memory count number is the count number C1 at the time of prefetch of the special figure variable display game. is there. In the present invention, the special figure 2 variable display game that is advantageous to the player is preferentially executed over the special figure 1 variable display game as shown in the special figure normal processing (FIG. 47). Therefore, the winning order and the digestion order of the start memory are not necessarily the same. Therefore, the special-figure display game in which the start memory is consumed and actually starts to change is counted in order to obtain the count number C2.
C1=199回となる始動記憶はC2=199回目の特図変動表示ゲームとなる。先読み時のカウント数C1=変動開始時のカウント数C2であるので、特図変動回数に対応する先読み判定値と発動判定値とは同一(ここでは0,1)であり、正常な先読み判定が行われる。 The starting memory for C1 = 199 is C2 = 199th special figure variation display game. Since the count number C1 at the time of prefetching is equal to the count number C2 at the start of fluctuation, the prefetch determination value corresponding to the special figure fluctuation count and the activation determination value are the same (here, 0, 1), and normal prefetch determination is performed. Done.
その後、C2=199回目の特図変動表示ゲームの実行中に、C1=200回となる第1始動記憶とC1=201回となる第2始動記憶とが順に記憶される。 Thereafter, during the execution of the C2 = 199th special figure variation display game, the first start memory for C1 = 200 times and the second start memory for C1 = 201 times are stored in order.
そして、C2=199回目の特図変動表示ゲーム終了後、C2=200回目の特図変動表示ゲームとして、C1=201回となる第2始動記憶に対応する特図2変動表示ゲームが実行される。これは、前述したように第1始動記憶よりも第2始動記憶の消化が優先されるためである。そして、このとき先読み時(C1=201)と変動開始時(C2=200)とで発動判定値が異なる。このため、例えば電サポ抽選乱数が1のとき、電サポ状態判定処理(先読み時)でははずれとなっても電サポ状態抽選処理(変動開始時)では当選となり、先読み演出が可能であったにもかかわらず行わなかったことになる。 Then, after the C2 = 199th special figure fluctuation display game is completed, the special figure 2 fluctuation display game corresponding to the second start memory with C1 = 201 times is executed as the C2 = 200th special figure fluctuation display game. . This is because the digestion of the second start memory has priority over the first start memory as described above. At this time, the activation determination value differs at the time of prefetching (C1 = 201) and at the start of fluctuation (C2 = 200). For this reason, for example, when the electric support lottery random number is 1, even if it is lost in the electric support state determination process (at the time of prefetching), it is won in the electric support state lottery process (at the start of fluctuation) and a prefetch effect can be performed. However, it was not done.
続いて、C2=200回目の特図変動表示ゲーム終了後、C2=201回目の特図変動表示ゲームとして、C1=200回となる第1始動記憶に対応する特図1変動表示ゲームが実行される。このときも同様に、先読み時(C1=200)と変動開始時(C2=201)とで発動判定値が異なる。このため、例えば電サポ抽選乱数が1のとき、電サポ状態判定処理では当選となっても電サポ状態抽選処理でははずれとなり、電サポ抽選の当選を示唆する先読み演出を行ってもウソの演出になってしまう。 Subsequently, after the C2 = 200th special figure fluctuation display game is completed, the special figure 1 fluctuation display game corresponding to the first start memory with C1 = 200 is executed as the C2 = 201th special figure fluctuation display game. The Similarly, at this time, the activation determination value is different between prefetching (C1 = 200) and fluctuation start (C2 = 201). For this reason, for example, when the electric support lottery random number is 1, even if it is won in the electric support state determination process, it will be lost in the electric support state lottery process, and even if a pre-reading effect that suggests winning of the electric support lottery is performed, a lie effect Become.
このように、C1=C2となる特図変動表示ゲームでは正常な先読み判定が行われるが、発動確率の切替タイミング(ここでは201回)に係ってC1とC2とが異なる値となる特図変動表示ゲームでは正常な先読み判定ができない場合がある。特に、ウソの先読み演出により遊技者に期待させながら実際は電サポ状態にならずに失望させるようなことは避けたい。 Thus, in the special figure variation display game where C1 = C2, normal prefetch determination is performed, but C1 and C2 have different values according to the switching timing of the activation probability (here, 201 times). In a variable display game, normal prefetch determination may not be possible. In particular, I would like to avoid letting the player expect from the lie look-ahead effect, but actually disappointing without being in the electric support state.
そこで、本発明の第5の実施の形態では、図60(A)に示すように同一発動確率において電サポ先読み判定値を2種類(A、B)設け、特図変動回数に応じて用いる電サポ先読み判定値を変更する。 Therefore, in the fifth embodiment of the present invention, as shown in FIG. 60 (A), two types (A, B) of electric support pre-reading determination values are provided at the same activation probability, and are used according to the number of fluctuations in the special figure. Change the support prefetch judgment value.
具体的には、図60(B)に示すように、発動判定値には、C2=200回目の特図変動表示ゲームまでは0、1が用いられ、C2=201回目の特図変動表示ゲームからは0のみが用いられる。これに対し、電サポ先読み判定値には、C1=199回までの始動記憶に対する電サポ先読み判定に判定値A(0,1)が用いられ、C1=201回の1回転前であるC1=200回目に記憶される始動記憶に対する電サポ先読み判定に判定値B(0)が用いられる。また、C1=201回目に記憶される始動記憶に対する電サポ先読み判定には、電サポ先読み判定値A(0)が用いられる(図60(A)参照)。 Specifically, as shown in FIG. 60B, 0 and 1 are used for the activation determination value until the C2 = 200th special figure fluctuation display game, and the C2 = 201th special figure fluctuation display game. Only 0 is used from. On the other hand, as the electric support pre-read determination value, the determination value A (0, 1) is used for the electric support pre-read determination with respect to the start memory up to C1 = 199 times, and C1 = 201 before one rotation of C1 = Determination value B (0) is used for electric support pre-reading determination with respect to the start-up memory stored for the 200th time. Further, the electric support pre-read determination value A (0) is used for the electric support pre-read determination for the start memory stored at C1 = 201th (see FIG. 60A).
このように、発動確率が切り替わる直前(数回転前)の電サポ先読み判定値をAからBに切り替えて、このときの判定値Bを発動確率切り替わり後の電サポ先読み判定値Aと同じに設定する。これにより、C2=201回目となる始動記憶の電サポ先読み判定結果と電サポ抽選結果とが同一になるので、正確な先読み判定が可能となり、ウソの先読み演出が行われることを防ぐことができる。 In this way, the electric support pre-read determination value immediately before the activation probability is switched (before several rotations) is switched from A to B, and the determination value B at this time is set to be the same as the electric support pre-read determination value A after the activation probability is switched. To do. As a result, the electric support pre-reading determination result of the start memory and the electric support lottery result for C2 = 201 are the same, so that accurate pre-reading determination can be performed and it is possible to prevent a lie pre-reading effect from being performed. .
なお、図60(A)に示すように、特図変動回数401〜600回のときは、通常時に先読み判定を行わない(判定値Aなし)ので、切り替わり数回転前でも先読み判定を行わない(判定値Bなし)。また、特図変動回数601回以上では、それ以降カウンタがリセットされるまで発動確率は変わらないので、電サポ先読み判定値Bを設定しなくてもよいし、設定する場合には電サポ先読み判定値Aと同じにする。 As shown in FIG. 60 (A), when the number of special figure fluctuations is 401 to 600, the prefetch determination is not performed at normal time (no determination value A), so the prefetch determination is not performed even before the number of rotations of switching ( No judgment value B). Further, when the number of special figure fluctuations is 601 or more, the activation probability does not change until the counter is reset thereafter. Therefore, it is not necessary to set the electric support prefetch determination value B. Same as value A.
続いて、本発明の第5の実施の形態で追加される処理についての詳細を説明する。ここでは、前述の図60(B)のような状況が発生しないようにする処理が追加される。これらの処理は遊技制御装置100及び演出制御装置200のどちらの制御装置が実行してもよい。以下では演出制御装置200の主制御用マイコン(1stCPU)210が実行するものとする。
Next, details of processing added in the fifth embodiment of the present invention will be described. Here, processing is added to prevent the situation as shown in FIG. 60 (B) from occurring. These processes may be executed by either the
〔電サポ先読み処理〕
図61は、本発明の第5の実施の形態の電サポ先読み処理の手順を示すフローチャートである。
[Electric support pre-reading process]
FIG. 61 is a flowchart illustrating a procedure of the electric support prefetch process according to the fifth embodiment of this invention.
主制御用マイコン(1stCPU)210は、普図変動表示ゲーム(普図)が実行中、又は、普通電動役物(普電、第2始動入賞口24の可動部材24a)が作動中であるか否かを判定する(S3601)。 Whether the main control microcomputer (1st CPU) 210 is executing a normal fluctuation display game (normal figure), or is an ordinary electric accessory (normal electric, movable member 24a of the second start winning opening 24) operating? It is determined whether or not (S3601).
そして、主制御用マイコン(1stCPU)210は、普図又は普電が動作中である場合には(S3601の結果が「Y」)、第2始動入賞口24に入賞して第2始動記憶が発生する可能性が高いので、先読み演出を実行しない先読み演出不実行処理を実行して(S3602)、電サポ先読み処理を終了する。
Then, the main control microcomputer (1st CPU) 210 wins the second
一方、主制御用マイコン(1stCPU)210は、普図又は普電が動作中でない場合には(S3601の結果が「N」)、先読み演出を実行する先読み演出実行処理を実行して(S3603)、電サポ先読み処理を終了する。 On the other hand, the main control microcomputer (1st CPU) 210 executes pre-reading effect execution processing for executing the pre-reading effect when the normal map or the ordinary power is not operating (the result of S3601 is “N”) (S3603). Then, the electronic support prefetching process is terminated.
〔電サポ先読み抑制処理〕
図62は、本発明の第5の実施の形態の電サポ先読み抑制処理の手順を示すフローチャートである。
[Electronic support prefetch suppression processing]
FIG. 62 is a flowchart illustrating a procedure of the electric support prefetch suppression processing according to the fifth embodiment of this invention.
主制御用マイコン(1stCPU)210は、変動中の特図変動表示ゲームに対応する始動記憶及び始動記憶領域内の始動記憶に電サポ発動となる契機があるか否かを判定する(S3701)。そして、電サポ発動となる契機がある場合には(S3701の結果が「Y」)、以降の先読み演出を禁止する以降先読み演出禁止処理を実行して(S3702)、電サポ先読み抑制処理を終了する。なお、先読み演出の禁止は、電サポ抽選に対する先読みだけを対象として、大当り等による先読みは対象としなくてもよい。 The main control microcomputer (1st CPU) 210 determines whether or not there is a trigger for the electric support to be activated in the start memory corresponding to the changing special map change display game and the start memory in the start memory area (S3701). If there is an opportunity to trigger the electric support (the result of S3701 is “Y”), the prefetch effect prohibition process is executed after the prefetch effect is prohibited (S3702), and the electric support prefetch suppression process is terminated. To do. In addition, prohibition of pre-reading effects is intended only for pre-reading with respect to the electric support lottery, and may not be targeted for pre-reading due to big hits or the like.
一方、主制御用マイコン(1stCPU)210は、電サポ発動となる契機がない場合には(S3701の結果が「N」)、先読み演出を抑制する必要はないので、電サポ先読み抑制処理を終了する。 On the other hand, the main control microcomputer (1stCPU) 210 ends the electric support pre-reading suppression process because there is no need to suppress the pre-reading effect when there is no trigger for the electric support (the result of S3701 is “N”). To do.
〔特図1先読み抑制処理〕
図63は、本発明の第5の実施の形態の特図1先読み抑制処理の手順を示すフローチャートである。
[Special figure 1 prefetch suppression processing]
FIG. 63 is a flow chart showing the procedure of the special figure 1 prefetch suppression process of the fifth embodiment of the present invention.
主制御用マイコン(1stCPU)210は、普図保留があるか否かを判定する(S3801)。そして、普図保留がある場合には(S3801の結果が「Y」)、以降の特図1に係る先読み演出を禁止する以降特図1先読み演出禁止処理を実行して(S3802)、特図1先読み抑制処理を終了する。これは、普図保留に当りとなる保留がある場合に、普通電動役物(第2始動入賞口24の可動部材24a)が開状態になる可能性がある。そして、普電が開状態では第2始動入賞口24に遊技球が入賞し易く、第2始動記憶が発生する可能性が高い。第2始動記憶が発生すると、その前に第1始動記憶が記憶されていても消化順序が変わるので、第1始動記憶に基づく特図1先読み演出を実行しないようにする。なお、すでに表示装置30等に表示している特図1先読み演出については、表示し続けてもよいし、S3802の処理で非表示にするようにしてもよい。
The main control microcomputer (1st CPU) 210 determines whether or not there is a general map hold (S3801). If there is a general map hold (the result of S3801 is "Y"), the pre-reading effect prohibition process is executed after prohibiting the pre-reading effect relating to the special figure 1 thereafter (S3802). 1 Prefetch suppression processing is terminated. This is because there is a possibility that the ordinary electric accessory (the movable member 24a of the second start winning opening 24) will be in an open state when there is a hold that is a common hold. When the ordinary train is in an open state, it is easy for a game ball to win the second
一方、主制御用マイコン(1stCPU)210は、普図保留がない場合には(S3801の結果が「N」)、第2始動記憶の発生による消化順序の変更が発生する可能性が低いため、特図1の先読み演出を抑制することなく特図1先読み抑制処理を終了する。 On the other hand, the main control microcomputer (1st CPU) 210 is less likely to cause a change in digestion sequence due to the occurrence of the second start memory when there is no general hold (result of S3801 is “N”). The special figure 1 prefetch suppression process is terminated without suppressing the special figure 1 prefetch effect.
〔特図2入賞抑制処理〕
図64は、本発明の第5の実施の形態の特図2入賞抑制処理の手順を示すフローチャートである。
[Special Figure 2 Winning Suppression Processing]
FIG. 64 is a flow chart showing the procedure of the special figure 2 winning suppression process of the fifth embodiment of the present invention.
主制御用マイコン(1stCPU)210は、特図変動回数Xが所定回転数(例えば198回)以上であるか否かを判定する(S3901)。ここで、所定回転数には、発動確率が切り替わる回転数の数回転前が設定される。そして、所定回転数以上である場合には(S3901の結果が「Y」)、先読みの辻褄を合せるため(C1=C2となる始動記憶が同一となるように)、第2始動記憶の発生させないように第2始動入賞口24への遊技球の入賞を控えるよう遊技者に報知する特図2入賞抑制表示処理を実行して(S3902)、特図2入賞抑制処理を終了する。
The main control microcomputer (1st CPU) 210 determines whether or not the special figure fluctuation number X is equal to or greater than a predetermined rotation number (for example, 198 times) (S3901). Here, the predetermined number of rotations before the number of rotations at which the activation probability is switched is set. If the rotation speed is equal to or higher than the predetermined number of revolutions (the result of S3901 is “Y”), the second start memory is not generated in order to match the prefetching habits (so that the start memories where C1 = C2 are the same). In this way, the special figure 2 winning suppression display process for informing the player to refrain from winning the game ball at the second
一方、主制御用マイコン(1stCPU)210は、特図変動回数Xが所定回転数未満である場合には(S3901の結果が「N」)、先読み時の電サポ抽選結果と変動開始時の電サポ抽選結果とが相違する可能性が低いので、そのまま特図2入賞抑制処理を終了する。 On the other hand, the main control microcomputer (1st CPU) 210, when the special figure fluctuation number X is less than the predetermined rotation number (the result of S3901 is “N”), the electric support lottery result at the time of pre-reading and the electric power at the start of fluctuation Since it is unlikely that the support lottery result is different, the special figure 2 winning suppression process is terminated as it is.
〔画面表示例〕
図65は、本発明の第5の実施の形態の特図2入賞抑制を促す画面表示の一例を示す図である。
[Screen display example]
FIG. 65 is a diagram showing an example of a screen display for encouraging special figure 2 winning suppression according to the fifth embodiment of the present invention.
前述の特図2入賞抑制処理(図64)における特図2入賞抑制表示処理(S3902)が実行されると、表示装置30の表示画面31には、「普電に入賞させるな!!」と促すメッセージ画面が表示される。
When the special figure 2 winning suppression display process (S3902) in the above-described special figure 2 winning suppression process (FIG. 64) is executed, the
なお、ここでは表示画面31での画面表示のみであるが、特図2入賞抑制を徹底する場合は普電(第2始動入賞口24の可動部材24a)が作動しないように設定してもよい。
Here, only the screen display on the
(第5の実施の形態の効果)
本発明の第5の実施の形態によれば、電サポ発生確率が特図変動回数に応じて設定されるので、遊技の興趣を向上させることができる。また、遊技者が同一遊技機で遊技を継続し、所定回数(601回以上)の特図変動回数に到達すると、電サポ状態の発生確率が高くなるので、遊技者がはまり感を抱くのを防止することができる。
(Effect of 5th Embodiment)
According to the fifth embodiment of the present invention, since the electric support occurrence probability is set according to the number of special figure fluctuations, the interest of the game can be improved. In addition, when the player continues playing with the same gaming machine and reaches the number of special figure fluctuations of a predetermined number (601 times or more), the occurrence probability of the electric support state increases, so that the player feels addicted. Can be prevented.
さらに、電サポ発生確率が切り替わることにより、特図2変動表示ゲームを特図1変動表示ゲームよりも優先的に消化する本発明の第5の実施の形態では、先読み時と変動開始時とで特図変動表示ゲームの結果が異なって、先読み演出がウソの演出になる場合が生じる。ここでは、電サポ発生確率が切り替わる数回転前から電サポ先読み判定値を切り替わり後の電サポ先読み判定値と同じに設定しているので、正確な先読み判定が可能となり、遊技者に正確な先読み演出を提供することができる。 Furthermore, in the fifth embodiment of the present invention in which the special figure 2 fluctuation display game is preferentially consumed over the special figure 1 fluctuation display game by switching the electric support occurrence probability, at the time of prefetching and at the start of fluctuation There are cases where the result of the special figure variation display game is different and the prefetching effect is a lie effect. Here, since the electric support pre-read determination value is set to be the same as the electric support pre-read determination value after switching several times before the electric support occurrence probability is switched, accurate pre-read determination can be performed, and the player can accurately read ahead. Production can be provided.
また、第2始動記憶の発生の可能性が高い場合や電サポ状態となる始動記憶がある場合には先読み演出を行わなかったり、電サポ発生確率の切り替え近くになると遊技者に第2始動入賞口24に入賞させないように促したりするので、先読み時と変動開始時との結果相違によるウソの先読み演出が実行されるのを防止することができる。
In addition, when there is a high possibility of occurrence of the second start memory or when there is a start memory that is in the electric support state, no pre-reading effect is performed, or when the electric support occurrence probability is close to switching, the player is given a second start prize. Since the
(第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態は、遊技機1の制御ユニット400の構造に関するものである。図66、図67、及び、図68を参照して、第6の実施の形態に係る制御ユニット400の構成について説明する。図66は、制御ユニット400の裏面図であり、図68は、制御ユニット400の一部拡大図であり、図69は、制御ユニット400の分解斜視図である。
(Sixth embodiment)
The sixth embodiment of the present invention relates to the structure of the
第1実施形態では、遊技機の裏面側に配設される制御ユニット400において、払出制御装置410がベース部材401に取り付けられた状態で、払出制御装置410の第1接続部411はベース部材401のカバー部403に覆われるようにした。また、中継基板ユニット500に設けられた第1中継基板510と第2中継基板520は、流路ユニット300の収納部325内に収納される。これに対し、第6の実施の形態では、ベース部材401はカバー部403を有さず、また、第1中継基板510と第2中継基板520は、流路ユニット300内に配設されずに、ベース部材401の裏面に取付けられる。その代りに、払出制御装置410の第1接続部411を覆うコネクタカバー部材475(第1コネクタカバー部材)と、第1中継基板510の払出接続部513を覆うコネクタカバー部材551(第2コネクタカバー部材)とを設け、第1接続部411と払出接続部513を接続する配線W1のコネクタの抜き差しを妨げ、払出制御装置410に対する不正操作を防止する。なお、他の構成は、第1実施形態と同様であり、説明が省略される場合がある。
In the first embodiment, in the
制御ユニット400において、ベース部材401の裏面(一方の側)には、払出制御装置410と、電源装置450と、第1中継基板510と、第2中継基板520が取り付けられる。ベース部材401の前面(他方の側)には、プレート部材710が取り付けられる(図68参照)。本実施の形態において、ベース部材401は樹脂製であるが、プレート部材710は金属製である。このため、プレート部材710は、導電性を有し電気的に導通可能である。プレート部材710の前方には、第1実施形態と同様に、流路ユニット300が設けられる。なお、本実施の形態において、流路ユニット300は、第1中継基板510と第2中継基板520を収容しないため、収納部325を有さない。また、ベース部材401の一端において、上側回動軸部724と下側回動軸部725を有する。上側回動軸部724と下側回動軸部725は、流路ユニット300の一端に取付けられた軸部に嵌め込まれてその周りで回動する。
In the
第1実施形態と異なり、第1中継基板510と第2中継基板520は、組立体(中継基板ユニット500)として設けられず、ベース部材401の裏面の一端において、上下方向において、個々に並べて設けられている。第1中継基板510は、第1中継基板510を覆う中継基板カバー部材516と共に、ねじ517でベース部材401にねじ止めされている。第2中継基板520は、ベース部材401に嵌め込まれて固定されている。
Unlike the first embodiment, the
第6の実施の形態において、払出装置53の動作を制御する払出制御装置410と、各種装置に供給する電力を制御する電源装置450とは、第1実施形態から位置が入れ替わっている。第6の実施の形態において、ベース部材401は、払出制御装置410の第1接続部411を覆うカバー部403を有さない。このため、第1実施形態と異なり、電源装置450から各種装置への配線を短くするなどのために、ベース部材401において、払出制御装置410の代わりに電源装置450が中心部付近に配置される。従って、払出制御装置410と、電源装置450と、中継基板ユニット500は、この順に並べられて配置されている。しかし、この限りでなく、払出制御装置410と電源装置450の位置を入れ替えるなど他の配置も可能である。
In the sixth embodiment, the
前述のように、ベース部材401において略平坦面として形成された取付部402には、払出制御装置410の係合突起部と係合して、払出制御装置410のスライド移動による取り付け及び取り外しを可能とする係合受部404が形成されている(図72参照)。同様に、取付部402には、電源装置450の係合突起部と係合して、電源装置450のスライド移動による取り付け及び取り外しを可能とする係合受部711が形成されている(図68参照)。取付部402の略中央位置には、前後方向に貫通する貫通孔713において、電源装置450の側面に係合可能な係合爪715と、払出制御装置410の側面に係合可能な係合爪717が設けられている(図68参照)。また、ベース部材401の取付部402には、電源装置450を避けて配線を通すための二つの配線用開口部718、719が設けられる。
As described above, the mounting
電源装置450は、電源をオン、オフするためのスイッチ451及び各種装置等と電気的に接続される接続部452を有する電源制御基板453と、電源制御基板453を覆う蓋部454と、を備える。第1実施形態と同様に、払出制御装置410の側方において電源装置450が隣接するように固定されているので、電源装置450を取り外してからでないと払出制御装置410の取り外しができない場合がある。
The
第1実施形態と同様に、払出制御装置410は、払出制御基板からのデータ等を入出力可能な第1接続部411を備えるとともに、電源装置450、遊技制御装置100、第2中継基板520と、払出制御基板とを接続するための第2接続部412と、を備える。払出制御装置410の第1接続部411と第1中継基板510の払出接続部513とは、コネクタ付き配線W1を介して電気的に接続されている。第1実施形態と異なり、払出制御装置410には、第1接続部411上において、第1接続部411に接続する配線W1のコネクタ720を覆うコネクタカバー部材475が取付けられている。コネクタカバー部材475によって、第1接続部411に接続するコネクタ720に不正を働くことを防止できる。払出制御装置410のケース部材は、コネクタカバー部材475を取り付けるための略円柱形状のカバー取付部420を有する(図68参照)。カバー取付部420は、内部にねじ穴を有し、コネクタカバー部材475は、ねじ止めによってカバー取付部420に取付けられる。
Similar to the first embodiment, the
第1中継基板510は、カードサンド40(即ち台間装置)の配線と接続するサンド接続部511(即ち台間接続部)を有し、台間中継基板とも呼ばれる。また、第1中継基板510は、球貸ボタン17や排出ボタン18、残高表示部19から構成されるカード操作表示パネル(貸球表示部)の配線と接続するパネル接続部512を有する。さらに、第1中継基板510は、払出制御装置410の第1接続部411からの配線W1と接続する払出接続部513等を有する。第1中継基板510は、また、電源装置450からの過剰な電流を遮断するヒューズ553を備える。
The
第2中継基板520(枠側中継基板)は、演出制御装置200からの配線と接続する演出用接続部521と、前面枠5やガラス枠6の照明部材からの配線と接続する照明用接続部522と、遊技制御装置100からの配線と接続する遊技制御用接続部525と、払出制御装置410の第2接続部412からの配線と接続する払出用接続部526と、を備える。
The second relay board 520 (frame side relay board) is an
第1実施形態と異なり、第1中継基板510(台間中継基板)を覆う中継基板カバー部材516には、払出接続部513上において、払出接続部513に接続する配線W1のコネクタ722を覆うコネクタカバー部材551が取付けられている。コネクタカバー部材551によって、払出接続部513に接続するコネクタ722に不正を働くことを防止できる。コネクタカバー部材551は、コネクタカバー部材475と同じ部材を反転して使用するものでもよい。
Unlike the first embodiment, the relay
図69は、第1中継基板510に嵌め合わされた中継基板カバー部材516の拡大斜視図である。中継基板カバー部材516は、第1中継基板510の各接続部に対応した形状の開口を有し各接続部を挿通することができ、第1中継基板510上に積層されてこれに接触して配置される。中継基板カバー部材516は、コネクタカバー部材551をねじ止めによって取り付けるための略円柱形状のカバー取付部555を有する。
FIG. 69 is an enlarged perspective view of the relay
図70は、コネクタカバー部材551の拡大斜視図である。コネクタカバー部材551は、中継基板カバー部材516に取付けられた場合に第1中継基板510に略平行に配置される天板部560と、天板部560から略垂直に起立する側壁部562とを有する。側壁部562は、コの字の断面形状を有し、三つの側壁562a、562b、562cから構成される。中央の側壁562bにおいて、一方の端部で略垂直に側壁562aが設けられ、他方の端部で略垂直に側壁562cが設けられる。中央の側壁562bに対向して開口部570が設けられる。コネクタカバー部材551が中継基板カバー部材516に取付けられた場合に、開口部570は、第1中継基板510の払出接続部513に接続するコネクタ722からの配線W1が通過する部分になる(図73参照)。
FIG. 70 is an enlarged perspective view of the
さらに、コネクタカバー部材551は、側壁562aの傍で天板部560から起立する円弧状の位置決め部564と、側壁562cの表面に沿って天板部560に対して略垂直に延在するカバー係合部566とを有する。位置決め部564の内周面は、略円柱形状のカバー取付部555の外周に形状適合するため、位置決め部564は、カバー取付部555の端部に嵌合して、コネクタカバー部材551の位置決めがされる。
Further, the
天板部560は、半円状の舌部560aを一端に有するとともに、コネクタカバー部材551を取り付けるねじ518の頭部を受けるねじ受け部560bを舌部560a上に有する。半円状の舌部560aと円状のねじ受け部560bは同軸的に設けられ、これらの軸上に延びる貫通孔560cが天板部560に形成されている。位置決め部564によって、貫通孔560cは、カバー取付部555のねじ穴555aに対向する位置に位置合わせされる。
The
図71は、図67のD−Dに沿った制御ユニット400の一部断面図である。カバー取付部555は、内部にねじ穴555aを有し、コネクタカバー部材551は、ねじ518によるねじ止めによってカバー取付部555に取付けられる。なお、カバー係合部566は、その先端部566a(側壁部562から天板部560の反対側へと突出する部分)において、中継基板カバー部材516の穴部516aに係合する。
71 is a partial cross-sectional view of the
図72は、図66のA−Aに沿った制御ユニット400の断面図である。払出制御装置410の第1接続部411からの配線W1は、一方の配線用開口部718において電源装置450の背面側へ潜り、ベース部材401とプレート部材710の間の空間(隙間)を通過し、他方の配線用開口部719から出て、第1中継基板510の払出接続部513に電気的に接続する。即ち、配線W1は、ベース部材401とプレート部材710の間に配設される。
FIG. 72 is a cross-sectional view of the
図73は、図66のB−Bに沿った制御ユニット400の一部断面図である。第1中継基板510は、中継基板カバー部材516とベース部材401に挟まれて覆われている。中継基板カバー部材516とベース部材401は、所定の一部分を除いて、第1中継基板510を封止(密閉)した状態(封止状態)でそれらの内部に収納可能である(図69も参照)。これにより、第1中継基板510に不正な電子部品を付けることが困難となる。ここで、第1中継基板510の封止(密閉)しない所定の一部分とは、各接続部(サンド接続部511、パネル接続部512、払出接続部513等)とその周囲である。なお、第1中継基板510の背面側(接続部に対して反対側)は、ベース部材401の一部から第1中継基板510に向かって起立する起立壁417に接触しており、不正な電子部品が取付できない。
FIG. 73 is a partial cross-sectional view of the
中継基板カバー部材516の外面から測って、コネクタカバー部材551の天板部560の高さ(距離)T1、即ち、開口部570の高さは、払出接続部513に接続するコネクタ722の高さよりも短くしてよい。この場合、コネクタカバー部材551を中継基板カバー部材516に取付けた状態では、コネクタ722を取り外せなくなり不正が防止できる。また、コネクタカバー部材551の天板部560の高さ(距離)T1は、遊技機1で使用する遊技球の直径よりも小さく、コネクタカバー部材551内に開口部570から遊技球が入ることを防止できる。
The height (distance) T1 of the
図74は、図66のC−Cに沿った制御ユニット400の一部断面図である。払出制御装置410のケース部材から測って、コネクタカバー部材475の天板部475aの高さ(距離)T2、即ち、開口部の高さは、第1接続部411に接続するコネクタ720の高さよりも短くしてよい。この場合、コネクタカバー部材475を払出制御装置410に取付けた状態では、コネクタ720を取り外せなくなり不正が防止できる。また、コネクタカバー部材475の天板部475aの高さ(距離)T2は、遊技機1で使用する遊技球の直径よりも小さく、コネクタカバー部材475内に開口部から遊技球が入ることを防止できる。
FIG. 74 is a partial cross-sectional view of the
(第6の実施の形態の効果)
本実施の形態によると、遊技機1は、カードサンド40(台間装置)に接続可能なサンド接続部511(台間接続部)を備える第1中継基板510(台間中継基板)と、遊技球を払出制御可能な払出制御装置410と、第1中継基板510と払出制御装置410を電気的に接続可能なコネクタ付き配線W1と、を有する。さらに、遊技機1は、第1中継基板510と払出制御装置410に接続されるコネクタ720、722の各々を被覆するコネクタカバー部材475、551を備える。従って、第1中継基板510と払出制御装置410に接続されるコネクタ720、722を抜き差しすることが困難になり、第1中継基板510と払出制御装置410の間の不正行為を防止することが可能となる。ここで、不正行為とは、例えば、カードサンド40(台間装置)に残金データがないにも拘わらず、コネクタ720、722に不正を働くことで、一定数の貸球を得ようとする行為である。
(Effect of 6th Embodiment)
According to the present embodiment, the
本実施の形態によると、遊技機1は、第1中継基板510(台間中継基板)と払出制御装置410を一方の側に取り付け可能なベース部材401と、ベース部材401の他方の側に取り付け可能で導電性を有するプレート部材710と、を備える。ベース部材401とプレート部材710の間に配線W1は配設される。従って、配線W1が保護され、配線W1自体に対して不正が行われることを防止できる。また、導電性を有するプレート部材710により、配線W1が、前方の球流路(流路ユニット300など)からの静電気等の影響を受け難くなる。
According to the present embodiment, the
本実施の形態によると、遊技機1は、第1中継基板510(台間中継基板)を覆う中継基板カバー部材516を備え、ベース部材401と中継基板カバー部材516は、第1中継基板510を封止状態で内部に収納可能である。従って、第1中継基板510(台間中継基板)の表裏に不正な電子部品を付けることが困難になる。
According to the present embodiment, the
本実施の形態によると、遊技機1は、コネクタカバー部材475、551における開口部の高さが遊技球の直径より低い。従って、コネクタカバー部材475、551の中の空間(隙間)に球が入ることを防止できる。
According to the present embodiment, in the
本発明は、上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなし得ることは明白である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is obvious that various modifications can be made within the scope of the technical idea.
例えば、第1実施形態においては、払出制御装置410及び電源装置450をベース部材401に取り付ける場合を説明したが、ベース部材401に取り付けられる制御装置は、払出制御装置や電源装置に限られず、その他の制御装置であってもよい。
For example, in the first embodiment, the case where the
例えば、第1実施形態においては、払出制御装置410の側方に隣接するように電源装置450を配置したが、電源装置450の代わりに発射制御装置54等の制御装置を配置してもよい。
For example, in the first embodiment, the
本発明の遊技機1は、上記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、パチスロ遊技機やアレンジボール遊技機等の遊技媒体を使用する遊技機に適用可能である。
The
1 遊技機
20 遊技盤
21 遊技領域
22 センターケース
23 第1始動入賞口
24 第2始動入賞口
25 普図始動ゲート
27 第1変動入賞装置
28 第2変動入賞装置
30 表示装置
60 下部構成体
100 遊技制御装置
200 演出制御装置
300 流路ユニット
320 前面構成部材
325 収納部
325a 切欠
400 制御ユニット
401 ベース部材
403 カバー部
403a 誘導溝
403b 規制片
404 係合受部
404a 開口部
404b 係合壁
404c 肉厚部
405 係合爪
405a 弾性部
405b 爪部
407 引出開口
410 払出制御装置
411 第1接続部(接続部)
413 誘導壁
414 係合突起
417 起立壁
420 カバー取付部
450 電源装置
475 コネクタカバー部材
500 中継基板ユニット
510 第1中継基板
516 中継基板カバー部材
520 第2中継基板
530 下支持部材
540 上支持部材
551 コネクタカバー部材
555 カバー取付部
560 天板部
562 側壁部
564 位置決め部
566 カバー係合部
570 開口部
710 プレート部材
718 配線用開口部
719 配線用開口部
720 コネクタ
722 コネクタ
W1 配線
DESCRIPTION OF
413
Claims (4)
前記台間中継基板と前記払出制御装置に接続されるコネクタの各々を被覆するカバー部材を備えることを特徴とする遊技機。 With inter-base relay board having inter-base connection part connectable to inter-base equipment, payout control device capable of controlling payout of game balls, and connector capable of electrically connecting the inter-base relay board and the payout control device In a gaming machine having wiring,
A gaming machine comprising a cover member that covers each of the connectors connected to the inter-table relay board and the payout control device.
前記ベース部材の他方の側に取り付け可能で導電性を有するプレート部材と、を備え、
前記ベース部材と前記プレート部材の間に前記配線を配設することを特徴とする請求項1記載の遊技機。 A base member capable of mounting the inter-board relay board and the payout control device on one side;
A plate member that can be attached to the other side of the base member and has conductivity,
The gaming machine according to claim 1, wherein the wiring is disposed between the base member and the plate member.
前記ベース部材と前記中継基板カバー部材は、前記台間中継基板を封止状態で内部に収納可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 A relay board cover member covering the inter-board relay board;
3. The gaming machine according to claim 1, wherein the base member and the relay board cover member can accommodate the inter-table relay board in a sealed state. 4.
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