JP2014017592A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手のよい、権限管理された画像形成装置を提供する。
【解決手段】
原稿給送部3は、異なるサイズの原稿を読み込むことができる。記憶部9は、ユーザ毎に、記憶フォルダ92内に、スキャンした画像データを一時的に記憶する一次フォルダを備える。文字図形認識部13は、OCR等でスキャンした画像データから名刺と原稿とを判別し、個人特定情報を認識する。制御部8のアカウント認証部82は、認識した個人特定情報から認証案内情報を生成する。そして、アカウント認証部82は、認証案内情報を端末へ送信し、端末から認証された場合にジョブを実行する。
【選択図】図3
【解決手段】
原稿給送部3は、異なるサイズの原稿を読み込むことができる。記憶部9は、ユーザ毎に、記憶フォルダ92内に、スキャンした画像データを一時的に記憶する一次フォルダを備える。文字図形認識部13は、OCR等でスキャンした画像データから名刺と原稿とを判別し、個人特定情報を認識する。制御部8のアカウント認証部82は、認識した個人特定情報から認証案内情報を生成する。そして、アカウント認証部82は、認証案内情報を端末へ送信し、端末から認証された場合にジョブを実行する。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に係り、特に権限管理されている画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来から、課金やセキュリティ上の理由等により、コピーやFAX送信等のジョブについて権限管理された複合機(Multifunctional Printer, MFP)等の画像形成装置が存在する。
このような権限管理された画像形成装置では、通常、ユーザが操作パネルから暗証番号等を入力して認証することで、ジョブの実行が可能になる。
しかしながら、こういった操作パネルを用いた認証操作は一般的に煩雑であり、ユーザの利便性を低下させるという問題があった。
このような権限管理された画像形成装置では、通常、ユーザが操作パネルから暗証番号等を入力して認証することで、ジョブの実行が可能になる。
しかしながら、こういった操作パネルを用いた認証操作は一般的に煩雑であり、ユーザの利便性を低下させるという問題があった。
ここで、従来の操作パネルでの認証を用いない権限管理された複合機について、特許文献1を参照すると、原稿の画像を読み取る原稿読取部と、ユーザ情報を記載した名刺等の媒体を読み込む第2読取部とを備え、媒体のユーザ情報から認証を行い、ジョブ実行を行う技術が開示されている(以下、従来技術1とする。)。
また、特許文献2を参照すると、画像を読み取る読取装置が、ユーザが所持しているID(Identification)番号を記憶した無線カードからのID番号を受信して認証する技術が開示されている(以下、従来技術2とする。)。従来技術2は、無線カードによって個人を特定し、読み込んだ画像を、その個人に事前に関連づけられた端末に送信することができる。
また、特許文献3を参照すると、機器操作部で認証操作を行う認証モジュールを、複合機とは別に備える技術が開示されている(以下、従来技術3とする。)。
また、特許文献2を参照すると、画像を読み取る読取装置が、ユーザが所持しているID(Identification)番号を記憶した無線カードからのID番号を受信して認証する技術が開示されている(以下、従来技術2とする。)。従来技術2は、無線カードによって個人を特定し、読み込んだ画像を、その個人に事前に関連づけられた端末に送信することができる。
また、特許文献3を参照すると、機器操作部で認証操作を行う認証モジュールを、複合機とは別に備える技術が開示されている(以下、従来技術3とする。)。
しかしながら、従来技術1は、本人以外でも比較的簡単に名刺等を入手することは可能であり、名刺だけで認証するのは、厳密な本人確認手段としては十分ではなかった。つまり、ユーザ以外であっても他の認証なしにジョブ実行ができるため、名刺等の管理に注意が必要であり、安全性が低いという問題があった。
また、従来技術2は、認証をIDカードによって行う時点で認証は完了して、あとは画像を端末に送信するだけの技術であった。このため、ジョブの設定等は複合機の操作パネル部で行うか、事前に設定された設定によって画像送信ジョブを行うことしかできないという問題があった。
また、従来技術3は、「まず、複合機100のURLもしくはIPアドレスを指定することにより、携帯端末が複合機100にアクセスする。(従来技術3の明細書第四の実施の形態の段落[0127]参照)」等の記載を参照すると、認証のために、携帯端末のブラウザにいちいちURLやIPアドレスを指定して複合機へアクセスするため手間がかかるという問題があった。
また、従来技術2は、認証をIDカードによって行う時点で認証は完了して、あとは画像を端末に送信するだけの技術であった。このため、ジョブの設定等は複合機の操作パネル部で行うか、事前に設定された設定によって画像送信ジョブを行うことしかできないという問題があった。
また、従来技術3は、「まず、複合機100のURLもしくはIPアドレスを指定することにより、携帯端末が複合機100にアクセスする。(従来技術3の明細書第四の実施の形態の段落[0127]参照)」等の記載を参照すると、認証のために、携帯端末のブラウザにいちいちURLやIPアドレスを指定して複合機へアクセスするため手間がかかるという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消することを課題とする。
本発明の画像形成装置は、異なるサイズの原稿をページ毎に画像データとして読み取る原稿読取手段と、前記画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データから名刺に係るページを判別し、前記名刺と判別されたページから個人特定情報を認識する文字図形認識手段と、前記画像データの送信、保存、又は記録に関するジョブの実行を認証するための認証案内情報を作成するアカウント認証手段と、前記認証案内情報を前記個人特定情報に対応する端末へ送信するネットワーク送受信手段とを備え、前記アカウント認証手段は、前記端末からの認証案内情報に従った認証情報がネットワーク送受信手段から受信された場合に、前記ジョブを実行することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記記憶手段が、ユーザのアカウント情報を記憶し、前記アカウント認証手段は、前記個人特定情報に係るユーザを前記アカウント情報と照合し、該ユーザが前記アカウント情報に存在しない場合には、ゲストアカウントを作成し、前記記憶手段に、前記画像データと前記ジョブの指示とを一時的に記憶することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記アカウント認証手段が、前記文字図形認識手段により認識された前記個人特定情報、又は前記アカウント情報に記憶されている個人特定情報のいずれかを用いて前記認証案内情報を送信することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記アカウント認証手段が、前記端末からの認証の際に、前記ジョブの指示を変更することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記アカウント認証手段が、前記認証に失敗した場合に、前記画像データを削除することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記端末は電話機であり、前記アカウント認証手段は、前記個人特定情報により電話認証を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、異なるサイズの原稿をページ毎に画像データとして読み取り、前記画像データを記憶し、前記画像データから名刺に係るページを判別し、前記名刺と判別されたページから個人特定情報を認識し、前記画像データの送信、保存、又は記録に関するジョブの実行を認証するための認証案内情報を作成し、前記認証案内情報を前記個人特定情報に対応する端末へ送信し、前記端末からの認証案内情報に従った認証情報を受信した場合に、前記ジョブを実行することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記記憶手段が、ユーザのアカウント情報を記憶し、前記アカウント認証手段は、前記個人特定情報に係るユーザを前記アカウント情報と照合し、該ユーザが前記アカウント情報に存在しない場合には、ゲストアカウントを作成し、前記記憶手段に、前記画像データと前記ジョブの指示とを一時的に記憶することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記アカウント認証手段が、前記文字図形認識手段により認識された前記個人特定情報、又は前記アカウント情報に記憶されている個人特定情報のいずれかを用いて前記認証案内情報を送信することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記アカウント認証手段が、前記端末からの認証の際に、前記ジョブの指示を変更することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記アカウント認証手段が、前記認証に失敗した場合に、前記画像データを削除することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記端末は電話機であり、前記アカウント認証手段は、前記個人特定情報により電話認証を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、異なるサイズの原稿をページ毎に画像データとして読み取り、前記画像データを記憶し、前記画像データから名刺に係るページを判別し、前記名刺と判別されたページから個人特定情報を認識し、前記画像データの送信、保存、又は記録に関するジョブの実行を認証するための認証案内情報を作成し、前記認証案内情報を前記個人特定情報に対応する端末へ送信し、前記端末からの認証案内情報に従った認証情報を受信した場合に、前記ジョブを実行することを特徴とする。
本発明によれば、名刺から個人特定情報を認識し、この個人特定情報により端末にて認証を行うことで、安全性が高く、認証に手間がかからない画像形成システムを提供することができる。
<実施の形態>
〔画像形成システムXの構成〕
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXのシステム構成について説明する。画像形成システムXは、ネットワーク100に、画像形成装置1、端末200、電話機250、ASPサーバ300等が接続されて構成されている。
画像形成装置1(情報処理装置、コンピュータ)は、ネットワーク100を介して音声やFAX信号を含む各種データを送受信可能で、権限管理によりユーザ毎にジョブの認証を行うことができる、例えば複写機、複合機、ネットワークスキャナである。
ネットワーク100は、イントラネット、LAN(Local Area Network)、インターネット等のWAN(Wide Area Network)、内線電話網、携帯電話網、PHS網等のデータや電話の音声情報等を送受信する通信網である。
端末200は、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Data Assistant)、スマートフォン等、メール等を受信して、ウェブページ等を閲覧可能な機器である。また、端末200は、画像形成装置1でスキャンされた画像を閲覧できることが好ましい。
電話機250は、携帯電話、スマートフォン、PHS、内線電話、固定電話等の音声通話が可能な機器である。電話機250は、ウェブページ等を閲覧可能な機能を備えていてもよい。
ASPサーバ300は、いわゆる「クラウド」上のASP(Application Service Provider)のサーバである。ASPサーバ300は、ユーザのアカウント単位で、画像形成装置1からスキャン等された画像データをアップロード可能である。
〔画像形成システムXの構成〕
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXのシステム構成について説明する。画像形成システムXは、ネットワーク100に、画像形成装置1、端末200、電話機250、ASPサーバ300等が接続されて構成されている。
画像形成装置1(情報処理装置、コンピュータ)は、ネットワーク100を介して音声やFAX信号を含む各種データを送受信可能で、権限管理によりユーザ毎にジョブの認証を行うことができる、例えば複写機、複合機、ネットワークスキャナである。
ネットワーク100は、イントラネット、LAN(Local Area Network)、インターネット等のWAN(Wide Area Network)、内線電話網、携帯電話網、PHS網等のデータや電話の音声情報等を送受信する通信網である。
端末200は、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Data Assistant)、スマートフォン等、メール等を受信して、ウェブページ等を閲覧可能な機器である。また、端末200は、画像形成装置1でスキャンされた画像を閲覧できることが好ましい。
電話機250は、携帯電話、スマートフォン、PHS、内線電話、固定電話等の音声通話が可能な機器である。電話機250は、ウェブページ等を閲覧可能な機能を備えていてもよい。
ASPサーバ300は、いわゆる「クラウド」上のASP(Application Service Provider)のサーバである。ASPサーバ300は、ユーザのアカウント単位で、画像形成装置1からスキャン等された画像データをアップロード可能である。
〔画像形成装置1の構成〕
次に、図2〜図3を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の構成について詳しく説明する。
図2によると、本実施の形態の画像形成装置1は、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部4と、スタックトレイ5と、操作パネル部6とを備えている。
原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。スタックトレイ5は、本体部4の形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部6は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
次に、図2〜図3を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の構成について詳しく説明する。
図2によると、本実施の形態の画像形成装置1は、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部4と、スタックトレイ5と、操作パネル部6とを備えている。
原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。スタックトレイ5は、本体部4の形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部6は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
原稿読取部2は、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備える。スキャナー21は、露光ランプ、及びCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像センサ等から構成され、原稿給送部3による原稿の搬送方向に移動可能に構成されている。プラテンガラス22は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
原稿読取部2は、名刺〜A3等の原稿のサイズを、一枚ずつ自動的に認識して、この大きさの範囲の画像を読み取る(スキャン)ことができる。
原稿読取部2は、名刺〜A3等の原稿のサイズを、一枚ずつ自動的に認識して、この大きさの範囲の画像を読み取る(スキャン)ことができる。
プラテンガラス22に載置された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動され、プラテンガラス22に載置された原稿を走査しながら原稿を読み取って画像データを取得して、取得した画像データを本体部4に出力する。
また、原稿給送部3により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
また、原稿給送部3により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿は、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に排出される。なお、原稿給送部3は、可倒式に構成され、原稿給送部3を上方に持ち上げることで、プラテンガラス22の上面を開放させることができる。
原稿給送部3は、例えば、名刺〜A3の用紙等、複数の異なるサイズの原稿が給紙された場合でも、傾きを補正して繰り出すことができる。なお、原稿給送部3は、名刺について、所定の名刺読み取り用シート等に装着された状態で読み込むように構成することも可能である。
原稿給送部3は、例えば、名刺〜A3の用紙等、複数の異なるサイズの原稿が給紙された場合でも、傾きを補正して繰り出すことができる。なお、原稿給送部3は、名刺について、所定の名刺読み取り用シート等に装着された状態で読み込むように構成することも可能である。
本体部4は、記録部7を備えると共に、給紙部42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44と、排出ローラー45とを備えている。給紙部42は、それぞれサイズ又は向きが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット421と、給紙カセット421から記録紙を1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す給紙ローラー422とを備えている。
給紙ローラー422、搬送ローラー44、及び排出ローラー45は、搬送部として機能する。記録紙は、この搬送部により搬送される。給紙ローラー422によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー44によって記録部7に搬送される。
そして、記録部7によって記録が施された記録紙は、排出ローラー45によってスタックトレイ5に排出される。
給紙ローラー422、搬送ローラー44、及び排出ローラー45は、搬送部として機能する。記録紙は、この搬送部により搬送される。給紙ローラー422によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー44によって記録部7に搬送される。
そして、記録部7によって記録が施された記録紙は、排出ローラー45によってスタックトレイ5に排出される。
操作パネル部6は、LCD等の表示部と、スタートキー、テンキー、複写/FAX送信/スキャナー等の動作モードの切り換え、選択された文書の印刷/送信/受信等、送信、保存、又は記録に関するジョブの実行に係る指示を行うためのボタンやタッチパネル等を備えている。つまり、操作パネル部6は、ユーザによる画像形成装置1の各種ジョブの指示を検知する。
また、操作パネル部6により、アカウント情報90の各ユーザの情報を入力・変更することもできる。
また、操作パネル部6により、アカウント情報90の各ユーザの情報を入力・変更することもできる。
記録部7は、感光体ドラム71と、露光部72と、画像形成部73と、転写部74と、定着部75とを備えている。露光部72は、レーザー装置やLEDアレイやミラーやレンズ等を備えた光学ユニットであり、画像データに基づいて光等を出力して感光体ドラム71を露光し、感光体ドラム71の表面に静電潜像を形成する。画像形成部73は、トナーを用いて感光体ドラム71に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム71上に形成させる。転写部74は、画像形成部73によって感光体ドラム71上に形成されたトナー像を記録紙に転写させる。定着部75は、転写部74によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。
図3には、画像形成装置1の概略構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給送部3、搬送部(給紙ローラー422、搬送ローラー44、排出ローラー45)、操作パネル部6、及び記録部7は、制御部8に接続され、制御部8によって動作制御される。また、制御部8には、記憶部9(記憶手段)、画像処理部10(画像処理手段)、FAX送受信部11(FAX送受信手段)、ネットワーク送受信部12(ネットワーク送受信手段)、文字図形認識部13(文字図形認識手段)、電話送受信部14(電話送受信手段)等が接続されている。
制御部8は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部8及び画像処理部10は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作パネル部6から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。
また、制御部8は、サーバ部81(サーバ手段)と、アカウント認証部82(アカウント認証手段)とを備えている。
制御部8及び画像処理部10は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作パネル部6から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。
また、制御部8は、サーバ部81(サーバ手段)と、アカウント認証部82(アカウント認証手段)とを備えている。
サーバ部81は、WWW(World Wide Web)サーバ、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)/POP3(Post Office Protocol)サーバ、SMB(Server Message Block)サーバ、FTP(File Transfer Protocol)サーバ等のインターネットプロトコルを用いるサーバである。サーバ部81は、ネットワーク送受信部12を介して、画像形成装置1、端末200、電話機250、ASPサーバ300等に接続して、各プロトコルに係る機能を提供する。また、サーバ部81は、JSP(Java(登録商標) servlet)やCGI(Common Gateway Interface)等により、ASPサーバ300へのファイルのアップロード等も行うことができる。これに加え、サーバ部81は、CronサーバやTelnet、SSHサーバ等、画像形成装置1の記憶部9に記憶されたプログラム等や各機能を呼び出すサーバを備えていてもよい。
アカウント認証部82は、文字図形認識部13で認識された名刺の文字情報や図形情報から、記憶部9のアカウント情報90を参照して、ユーザを特定する。
アカウント認証部82は、ユーザが特定できないときは、ゲストのアカウントを作成する。この上で、アカウント認証部82は、当該ユーザの一時フォルダに、原稿読取部2でスキャンされた画像データを記憶する。この上で、アカウント認証部82は、名刺の画像データから取得した個人特定情報により、HTMLメール等の認証案内情報を作成し、サーバ部81により認証案内情報を送信してユーザにより認証を行わせる。さらに、アカウント認証部82は、電話送受信部14により電話認証を行わせることもできる。
この上で、アカウント認証部82は、ユーザが認証された場合、送信、保存、又は記録に関するジョブを実行させる。すなわち、アカウント認証部82は、各部に対して、一時フォルダに記憶された画像ファイルをユーザの端末200や電話機250に取得させたり、ASPサーバ300にアップロードさせたり、FAX送信させたり、記録紙に記録させたりといった各種ジョブを行わせる指示をする。
なお、アカウント認証部82は、サーバ部81のJSPやCGIのモジュールやプログラムとして提供されてもよい。
アカウント認証部82は、ユーザが特定できないときは、ゲストのアカウントを作成する。この上で、アカウント認証部82は、当該ユーザの一時フォルダに、原稿読取部2でスキャンされた画像データを記憶する。この上で、アカウント認証部82は、名刺の画像データから取得した個人特定情報により、HTMLメール等の認証案内情報を作成し、サーバ部81により認証案内情報を送信してユーザにより認証を行わせる。さらに、アカウント認証部82は、電話送受信部14により電話認証を行わせることもできる。
この上で、アカウント認証部82は、ユーザが認証された場合、送信、保存、又は記録に関するジョブを実行させる。すなわち、アカウント認証部82は、各部に対して、一時フォルダに記憶された画像ファイルをユーザの端末200や電話機250に取得させたり、ASPサーバ300にアップロードさせたり、FAX送信させたり、記録紙に記録させたりといった各種ジョブを行わせる指示をする。
なお、アカウント認証部82は、サーバ部81のJSPやCGIのモジュールやプログラムとして提供されてもよい。
記憶部9は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体を用いた記憶部位である。記憶部9は、原稿読取部2によってスキャンされた画像データ、画像処理部10で画像処理された画像データ、端末200や電話機250等から送信された印刷文書のデータ、記録媒体に記憶された各種ファイル、サムネイル画像のデータ等を記憶する。
また、記憶部9は、アカウント情報90、記憶フォルダ92を記憶している。
また、記憶部9は、アカウント情報90、記憶フォルダ92を記憶している。
アカウント情報90は、ユーザのアカウント毎に、各種情報を記憶したデータベースである。アカウント情報90には、予め各ユーザが操作パネル部6や端末200や電話機250等から当該ユーザの各種情報を入力して登録することができる。また、アカウント情報90には、原稿読取部2にて名刺を含む原稿を読み取る度に、ゲストとしてユーザを登録することもできる。アカウント情報90の詳細は後述する。
記憶フォルダ92は、各ユーザの各種データを記憶する部位である。
記憶フォルダ92は、ユーザのアカウント毎に、一時フォルダと保存フォルダとを備えることができる。
各ユーザの一時フォルダは、一時的な画像データであるスキャンされた画像データ、メール(電子メール)等の認証案内情報(認証リクエスト)に係るファイル、ユーザが指定したジョブの種類やジョブIDやFAX送信先の電話番号やメール送信用のメールアドレス等を示す付随データのファイル、画像データのプレビュー用のサムネイル(thumbnail)を表示するためのファイル等を記憶することができる。さらに、一時フォルダには、認証用のアクセス制限ファイル、その他のHTMLファイルや画像ファイル等も記憶することができる。このため、一時フォルダは、端末200や電話機250からは通常の手段では読み出せないことが望ましい。なお、認証案内情報の詳細については後述する。
また、各ユーザの保存フォルダは、原稿読取部2で読み取られ画像処理部10で画像処理された一時的ではない画像データ、記録媒体等から読み取られた画像データ、印刷用ファイル等をNAS(Network Attached Storage)のように記憶する。
この他に、記憶フォルダ92は、後述する、各種のジョブに係る付随データ等についても記憶することができる。
記憶フォルダ92は、ユーザのアカウント毎に、一時フォルダと保存フォルダとを備えることができる。
各ユーザの一時フォルダは、一時的な画像データであるスキャンされた画像データ、メール(電子メール)等の認証案内情報(認証リクエスト)に係るファイル、ユーザが指定したジョブの種類やジョブIDやFAX送信先の電話番号やメール送信用のメールアドレス等を示す付随データのファイル、画像データのプレビュー用のサムネイル(thumbnail)を表示するためのファイル等を記憶することができる。さらに、一時フォルダには、認証用のアクセス制限ファイル、その他のHTMLファイルや画像ファイル等も記憶することができる。このため、一時フォルダは、端末200や電話機250からは通常の手段では読み出せないことが望ましい。なお、認証案内情報の詳細については後述する。
また、各ユーザの保存フォルダは、原稿読取部2で読み取られ画像処理部10で画像処理された一時的ではない画像データ、記録媒体等から読み取られた画像データ、印刷用ファイル等をNAS(Network Attached Storage)のように記憶する。
この他に、記憶フォルダ92は、後述する、各種のジョブに係る付随データ等についても記憶することができる。
画像処理部10は、DSP(Digital Signal Processor)やGPU(Graphics Processing Unit)の制御演算部位である。画像処理部10は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理等の各種画像処理を行う。
また、画像処理部10は、原稿読取部2で読み取られた画像を、PDFやTIFF等のフォーマットのファイル単位に変換して、記憶部9の記憶フォルダ92に「スキャンされた画像データ」として記憶することができる。
また、画像処理部10は、原稿読取部2で読み取られた画像を、PDFやTIFF等のフォーマットのファイル単位に変換して、記憶部9の記憶フォルダ92に「スキャンされた画像データ」として記憶することができる。
FAX送受信部11は、ファクシミリの送受信を行う部位であり、通常の電話回線やISDN回線等と接続されている。また、FAX送受信部11は、受信したFAX画像を、記憶部9の記憶フォルダ92に記憶できる。また、FAX送受信部11は、記憶部9の記憶フォルダ92に記憶された画像データを、記録部7で記録する代わりにFAX送信することができる。
ネットワーク送受信部12は、ネットワーク100(図1)に接続するためのLANボードや無線送受信機やテレフォン・ダイアラーやカプラ等を含むネットワーク接続部位である。
ネットワーク送受信部12は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信できる。
ネットワーク送受信部12は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信できる。
文字図形認識部13は、OCR(Optical Character Recognition)、光学文字認識や図形認識を行うためのDSP等の制御演算部位である。文字図形認識部13は、原稿読取部2によりスキャンされた画像データから名刺と原稿とを判別し、特に名刺の文字情報や図形情報を認識することができる。
文字図形認識部13は、文字情報として、名刺の名前、担当部署、役職、住所、電話番号、FAX番号、携帯電話番号、内線番号、画像形成装置1に関するアカウント名、メールアドレス、ASPサーバ300に関するアカウント名、ホームページのアドレス等を認識できる。また、文字図形認識部13は、図形情報として、会社/組織のロゴや標章、一次元/二次元バーコード等を認識することができる。
文字図形認識部13は、文字情報として、名刺の名前、担当部署、役職、住所、電話番号、FAX番号、携帯電話番号、内線番号、画像形成装置1に関するアカウント名、メールアドレス、ASPサーバ300に関するアカウント名、ホームページのアドレス等を認識できる。また、文字図形認識部13は、図形情報として、会社/組織のロゴや標章、一次元/二次元バーコード等を認識することができる。
電話送受信部14は、文字図形認識部13にて認識された、ユーザの携帯電話番号や内線番号等の個人識別情報を基に、ネットワーク100の電話回線にて電話をかけ、ユーザに電話認証を行わせる部位である。電話認証の詳細については後述する。
電話送受信部14は、音声合成シンセサイザやPCM音声データを再生するウェーブメモリとD/Aコンバータ等の再生手段を備えて、所定のメッセージを電話にて再生することができる。また、電話送受信部14は、ユーザのプッシュボタン音や通話音声を認識するDSP等も備えている。また、電話送受信部14は、ユーザの声紋認識を行うこともできる。
なお、電話送受信部14は、ネットワーク100とは別途の電話回線に、直接接続されていてもよい。
電話送受信部14は、音声合成シンセサイザやPCM音声データを再生するウェーブメモリとD/Aコンバータ等の再生手段を備えて、所定のメッセージを電話にて再生することができる。また、電話送受信部14は、ユーザのプッシュボタン音や通話音声を認識するDSP等も備えている。また、電話送受信部14は、ユーザの声紋認識を行うこともできる。
なお、電話送受信部14は、ネットワーク100とは別途の電話回線に、直接接続されていてもよい。
なお、画像形成装置1において、制御部8、画像処理部10、文字図形認識部13、及び電話送受信部14は、GPU内蔵CPU等やチップ・オン・モジュールパッケージのように、一体的に形成されていてもよい。
(アカウント情報90の構成)
ここで、図4を参照して、記憶部9のアカウント情報90の詳細について説明する。
アカウント情報90は、アカウント毎に、ユーザID(アカウントID、ユーザ名)、パスワード、メールアドレス、一時フォルダ名、サーバアドレス、権限等の属性の情報を記憶する。
ユーザIDは、名刺に記載された人物名と対応する画像形成装置1のユーザIDやアカウント名等を記憶する。これに加えて、ユーザIDとして、端末200や電話機250のユーザのアカウントのID等を記憶してもよい。また、ユーザIDには、ユーザの名前自体も記憶する。
パスワードは、ユーザIDに係るアカウントのパスワードや後述する電話認証のための暗証番号等を暗号化して記憶する。さらに、このパスワードには、ASPサーバ300のアカウントのパスワード、ユーザの端末200や電話機250のパスワード、保存フォルダのパスワード等を記憶することもできる。
メールアドレスは、ユーザの端末200や電話機250のメールアドレス、SMS(Short Message Service)、MMS(Multimedia Messaging Service)、チャット、メッセンジャーやSNS(Social Networking Service)のアドレス等、すなわちメール等の認証案内情報を送信するためのアドレスを記憶する。このアドレスは、認証案内情報の送信に係る個人特定情報となる。
電話番号は、ユーザが予め入力したり名刺から読み取られたりした携帯電話番号や内線番号やIP電話番号等の個人用電話番号を記憶する。この個人用電話番号は、電話認証に係る個人特定情報となる。なお、この電話番号として、電話認証とは直接関係ない、ユーザの会社の電話番号やFAX番号等も記憶することができる。
一時フォルダ名は、画像形成装置1の原稿読取部2で読み取られた画像データを記憶する、記憶フォルダ92の一時フォルダ(ディレクトリ)等のアドレスが記憶される。
サーバアドレスは、読み取られた画像データの最終的な移動先を示すアドレスを記憶する。この最終的な移動先のアドレスとしては、画像形成装置1の当該ユーザの保存フォルダのアドレス、ASPサーバ300のアドレスやアカウント名、ユーザの端末200や電話機250のフォルダのアドレスやアカウント名、ユーザのホームページのURL等のアドレスを用いることができる。
権限は、ユーザの画像形成装置1における、カラー/モノクロのコピー可能枚数、FAX送受信の不可、課金情報、課金部局、一時フォルダ/個人用フォルダにおける画像データの保存期間等の権限管理に係る情報を記憶する。
アカウント情報90は、この他にも、ユーザの住所、電話番号、クレジットカード番号等、送信/受信先情報、アドレス帳等、その他の必要な情報を記憶することができる。また、アカウント情報90には、名刺の図形情報や、バーコード等の情報、名刺の画像データそのものを記憶することもできる。
ここで、図4を参照して、記憶部9のアカウント情報90の詳細について説明する。
アカウント情報90は、アカウント毎に、ユーザID(アカウントID、ユーザ名)、パスワード、メールアドレス、一時フォルダ名、サーバアドレス、権限等の属性の情報を記憶する。
ユーザIDは、名刺に記載された人物名と対応する画像形成装置1のユーザIDやアカウント名等を記憶する。これに加えて、ユーザIDとして、端末200や電話機250のユーザのアカウントのID等を記憶してもよい。また、ユーザIDには、ユーザの名前自体も記憶する。
パスワードは、ユーザIDに係るアカウントのパスワードや後述する電話認証のための暗証番号等を暗号化して記憶する。さらに、このパスワードには、ASPサーバ300のアカウントのパスワード、ユーザの端末200や電話機250のパスワード、保存フォルダのパスワード等を記憶することもできる。
メールアドレスは、ユーザの端末200や電話機250のメールアドレス、SMS(Short Message Service)、MMS(Multimedia Messaging Service)、チャット、メッセンジャーやSNS(Social Networking Service)のアドレス等、すなわちメール等の認証案内情報を送信するためのアドレスを記憶する。このアドレスは、認証案内情報の送信に係る個人特定情報となる。
電話番号は、ユーザが予め入力したり名刺から読み取られたりした携帯電話番号や内線番号やIP電話番号等の個人用電話番号を記憶する。この個人用電話番号は、電話認証に係る個人特定情報となる。なお、この電話番号として、電話認証とは直接関係ない、ユーザの会社の電話番号やFAX番号等も記憶することができる。
一時フォルダ名は、画像形成装置1の原稿読取部2で読み取られた画像データを記憶する、記憶フォルダ92の一時フォルダ(ディレクトリ)等のアドレスが記憶される。
サーバアドレスは、読み取られた画像データの最終的な移動先を示すアドレスを記憶する。この最終的な移動先のアドレスとしては、画像形成装置1の当該ユーザの保存フォルダのアドレス、ASPサーバ300のアドレスやアカウント名、ユーザの端末200や電話機250のフォルダのアドレスやアカウント名、ユーザのホームページのURL等のアドレスを用いることができる。
権限は、ユーザの画像形成装置1における、カラー/モノクロのコピー可能枚数、FAX送受信の不可、課金情報、課金部局、一時フォルダ/個人用フォルダにおける画像データの保存期間等の権限管理に係る情報を記憶する。
アカウント情報90は、この他にも、ユーザの住所、電話番号、クレジットカード番号等、送信/受信先情報、アドレス帳等、その他の必要な情報を記憶することができる。また、アカウント情報90には、名刺の図形情報や、バーコード等の情報、名刺の画像データそのものを記憶することもできる。
〔画像形成装置1による名刺認証ジョブ実行処理〕
次に、図5〜6を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXによる名刺認証ジョブ実行処理の説明を行う。
本実施形態の画像形成装置1は、操作パネル部6からユーザIDやパスワードの入力を行わずに、原稿読取部2にて原稿と一緒に名刺を読み込む。画像形成装置1は、その名刺から抽出されたメールアドレスや電話番号等の個人特定情報により、メール等の認証案内情報を送信してユーザの端末200や電話機250から認証情報を受信することで認証を行い、又はユーザの電話機250との間で電話認証による認証情報の受信を行う。画像形成装置1は、認証が成功した場合は、ユーザに指示された、送信、保存、又は記録に関する各種のジョブを実行する。それ以外の場合、画像形成装置1は、一時フォルダ内のファイルを除去する。
この名刺認証ジョブ実行処理処理は、主に制御部8が記憶部9に記憶されたプログラム等を、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行することで実現する。
以下で、図5のフローチャートを参照し、名刺認証ジョブ実行処理をステップ毎に詳しく説明する。
次に、図5〜6を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXによる名刺認証ジョブ実行処理の説明を行う。
本実施形態の画像形成装置1は、操作パネル部6からユーザIDやパスワードの入力を行わずに、原稿読取部2にて原稿と一緒に名刺を読み込む。画像形成装置1は、その名刺から抽出されたメールアドレスや電話番号等の個人特定情報により、メール等の認証案内情報を送信してユーザの端末200や電話機250から認証情報を受信することで認証を行い、又はユーザの電話機250との間で電話認証による認証情報の受信を行う。画像形成装置1は、認証が成功した場合は、ユーザに指示された、送信、保存、又は記録に関する各種のジョブを実行する。それ以外の場合、画像形成装置1は、一時フォルダ内のファイルを除去する。
この名刺認証ジョブ実行処理処理は、主に制御部8が記憶部9に記憶されたプログラム等を、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行することで実現する。
以下で、図5のフローチャートを参照し、名刺認証ジョブ実行処理をステップ毎に詳しく説明する。
(ステップS100)
まず、原稿読取部2及び画像処理部10は、スキャン処理を行う。
図6を参照して説明すると、まず、原稿給送部3の原稿載置部31に、認証を行うユーザの名刺と、原稿とが一緒に載置される。図6の例では、名刺が最上面になるように置かれ、最初に当該名刺が読み取られるように構成される。
この上で、ユーザは、操作パネル部6にて、スキャン、FAX、メール、コピー、保存フォルダ、アップロード等、スキャンされた画像データに対して実行するジョブの指示を行う。この際、ユーザは、FAXの送信先電話番号や、メール送信用のメールアドレス、コピーの部数やソート方法等、その他の指示もジョブの指示として行うことができる。しかしながら、ユーザは、操作パネル部6で、認証操作自体はする必要がない。
このユーザのジョブの指示を検知した場合、原稿読取部2は、名刺と原稿とをページ単位で読み取り(スキャン)する。
原稿読取部2は、それぞれのサイズに合わせた画像データを作成し、画像処理部10に送信する。画像処理部10は、この画像データに各種画像処理を行って、記憶部9にスキャンされた画像データとして一時的に記憶する。この際、画像処理部10は、当該このスキャンされた画像データにジョブIDを付加して、ユーザのジョブの指示やその他の指示等に係る付随データについても、記憶部9に一時的に記憶する。
なお、原稿読取部2は、この操作パネル部6での認証の際に、ユーザの「権限」に従って操作可能なジョブのみを選択させることができる。たとえば、「ゲスト」の場合は、スキャンされた画像データを取得することのみでき、FAX送信等はできない、といった構成が可能である。
まず、原稿読取部2及び画像処理部10は、スキャン処理を行う。
図6を参照して説明すると、まず、原稿給送部3の原稿載置部31に、認証を行うユーザの名刺と、原稿とが一緒に載置される。図6の例では、名刺が最上面になるように置かれ、最初に当該名刺が読み取られるように構成される。
この上で、ユーザは、操作パネル部6にて、スキャン、FAX、メール、コピー、保存フォルダ、アップロード等、スキャンされた画像データに対して実行するジョブの指示を行う。この際、ユーザは、FAXの送信先電話番号や、メール送信用のメールアドレス、コピーの部数やソート方法等、その他の指示もジョブの指示として行うことができる。しかしながら、ユーザは、操作パネル部6で、認証操作自体はする必要がない。
このユーザのジョブの指示を検知した場合、原稿読取部2は、名刺と原稿とをページ単位で読み取り(スキャン)する。
原稿読取部2は、それぞれのサイズに合わせた画像データを作成し、画像処理部10に送信する。画像処理部10は、この画像データに各種画像処理を行って、記憶部9にスキャンされた画像データとして一時的に記憶する。この際、画像処理部10は、当該このスキャンされた画像データにジョブIDを付加して、ユーザのジョブの指示やその他の指示等に係る付随データについても、記憶部9に一時的に記憶する。
なお、原稿読取部2は、この操作パネル部6での認証の際に、ユーザの「権限」に従って操作可能なジョブのみを選択させることができる。たとえば、「ゲスト」の場合は、スキャンされた画像データを取得することのみでき、FAX送信等はできない、といった構成が可能である。
(ステップS101)
次に、文字図形認識部13は、名刺認識処理を行う。
具体的には、文字図形認識部13は、記憶部9に一時的に記憶された画像データから名刺が含まれるか否かを各ページのサイズ等を参照して認識する。
名刺が含まれる場合、文字図形認識部13は、光学文字認識を行って、名刺の文字情報や図形情報を取得し、記憶部9に記憶する。
次に、文字図形認識部13は、名刺認識処理を行う。
具体的には、文字図形認識部13は、記憶部9に一時的に記憶された画像データから名刺が含まれるか否かを各ページのサイズ等を参照して認識する。
名刺が含まれる場合、文字図形認識部13は、光学文字認識を行って、名刺の文字情報や図形情報を取得し、記憶部9に記憶する。
(ステップS102)
次に、アカウント認証部82は、アカウント情報参照処理を行う。
アカウント認証部82は、名刺の文字情報や図形情報を、アカウント情報90から検索して、ユーザのアカウントを特定する。この際、アカウント認証部82は、ユーザの名刺の文字情報や図形情報等により、当該ユーザのアカウントに記憶されていない属性の情報があれば、更新することができる。
また、アカウント認証部82は、名刺の文字情報や図形情報から既存のアカウントを特定できない場合には、当該ユーザのアカウントを「ゲスト」として作成する。つまり、ユーザIDとして「ゲスト」を指定し、アカウントの権限を、制限された「ゲスト」と記憶して、所定期間で消去するように設定する。
次に、アカウント認証部82は、アカウント情報参照処理を行う。
アカウント認証部82は、名刺の文字情報や図形情報を、アカウント情報90から検索して、ユーザのアカウントを特定する。この際、アカウント認証部82は、ユーザの名刺の文字情報や図形情報等により、当該ユーザのアカウントに記憶されていない属性の情報があれば、更新することができる。
また、アカウント認証部82は、名刺の文字情報や図形情報から既存のアカウントを特定できない場合には、当該ユーザのアカウントを「ゲスト」として作成する。つまり、ユーザIDとして「ゲスト」を指定し、アカウントの権限を、制限された「ゲスト」と記憶して、所定期間で消去するように設定する。
これに加え、アカウント認証部82は、名刺の文字情報や図形情報、又は当該ユーザのアカウントのメールの属性又は電話の属性等から、個人特定情報を取得する。
この際、アカウント認証部82は、当該ユーザのアカウントに既に記憶された個人特定情報を優先するよう設定することができる。これにより、光学文字認識の誤りを避けることができる。
この際、アカウント認証部82は、当該ユーザのアカウントに既に記憶された個人特定情報を優先するよう設定することができる。これにより、光学文字認識の誤りを避けることができる。
その後、アカウント認証部82は、検索された又は作成されたユーザのアカウントの一時フォルダに、スキャンされた画像データ及び付随データを移動する。
この際、アカウント認証部82は、当該スキャンされた画像データのファイルや、一時フォルダ自体に、認証しなければGET(取得)等ができないようなパーミション等に変更することが好適である。また、アカウント認証部82は、「.htaccess」のようなアクセス制限用ファイル等を作成して一時フォルダ内に配置することもできる。
この際、アカウント認証部82は、当該スキャンされた画像データのファイルや、一時フォルダ自体に、認証しなければGET(取得)等ができないようなパーミション等に変更することが好適である。また、アカウント認証部82は、「.htaccess」のようなアクセス制限用ファイル等を作成して一時フォルダ内に配置することもできる。
なお、アカウント認証部82が、名刺の文字情報や図形情報を優先して個人特定情報として取得する構成も可能である。このような構成では、更新された最新の個人特定情報を得て、誤った送信先や電話番号に認証案内情報を送信するのを避けることができる。
また、アカウント認証部82は、特定できたユーザのアカウントの属性の情報を更新する場合には、操作パネル部6で確認を求めることもできる。
また、アカウント認証部82は、操作パネル部6や端末200や電話機250にて、文字図形認識部13での光学文字認識の結果をユーザに閲覧させ、エラー等を修正する指示を検知した上で、アカウント情報90を更新することもできる。
また、上述のゲストのアカウントは、複数作成することができる。この場合、アカウント認証部82は、通し番号やランダムなID、当該ユーザの文字情報や図形情報から名前等を取得してユーザIDとすることができる。
また、アカウント認証部82は、特定できたユーザのアカウントの属性の情報を更新する場合には、操作パネル部6で確認を求めることもできる。
また、アカウント認証部82は、操作パネル部6や端末200や電話機250にて、文字図形認識部13での光学文字認識の結果をユーザに閲覧させ、エラー等を修正する指示を検知した上で、アカウント情報90を更新することもできる。
また、上述のゲストのアカウントは、複数作成することができる。この場合、アカウント認証部82は、通し番号やランダムなID、当該ユーザの文字情報や図形情報から名前等を取得してユーザIDとすることができる。
(ステップS103)
次に、アカウント認証部82は、メールアドレス等である認証案内情報の送信に係る個人特定情報を取得したか否かを判定する。アカウント認証部82は、メールアドレス等が取得できた場合、Yesと判定する。それ以外の場合は、Noと判定する。
Yesの場合、アカウント認証部82は、処理をステップS104に進める。
Noの場合、アカウント認証部82は、処理をステップS105に進める。
次に、アカウント認証部82は、メールアドレス等である認証案内情報の送信に係る個人特定情報を取得したか否かを判定する。アカウント認証部82は、メールアドレス等が取得できた場合、Yesと判定する。それ以外の場合は、Noと判定する。
Yesの場合、アカウント認証部82は、処理をステップS104に進める。
Noの場合、アカウント認証部82は、処理をステップS105に進める。
(ステップS104)
アカウント認証部82及びサーバ部81は、メールアドレス等を取得できた場合、メール等の送信によって認証する、メール送信認証処理を行う。
まず、アカウント認証部82は、当該ユーザの一時フォルダ内のスキャンされた画像データに対する認証を行うための認証案内情報である各種メールやメッセージ(以下、メール等という。)を作成する。アカウント認証部82は、例えば、当該スキャンされた画像データへ、httpやFTPでアクセスするためのアドレスのリンクを記載したHTMLやXMLのメールを作成することができる。すなわち、画像形成装置1の一時フォルダ内のスキャンされた画像データを示すURL(Uniform Resource Locator)やURI(Uniform Resource Identifier)を記載することができる。なお、このリンクには、ユーザIDやジョブIDを含めることができる。
その後、アカウント認証部82は、取得した個人特定情報のメールアドレス等へ、作成したメール等を送信する。すなわち、アカウント認証部82は、取得した個人特定情報に対応するユーザの端末200又は電話機250へ、送信案内情報を送信する。
ユーザの端末200又は電話機250は、メール等を受信すると、ネットワーク100を介して、画像形成装置1にアクセスして、アクセス認証を行う。たとえば、端末200や電話機250は、メール等のリンクをユーザがクリックしたことを検知して、WWWブラウザやFTPクライアント等によりサーバ部81にアクセスすることができる。
アカウント認証部82及びサーバ部81は、メールアドレス等を取得できた場合、メール等の送信によって認証する、メール送信認証処理を行う。
まず、アカウント認証部82は、当該ユーザの一時フォルダ内のスキャンされた画像データに対する認証を行うための認証案内情報である各種メールやメッセージ(以下、メール等という。)を作成する。アカウント認証部82は、例えば、当該スキャンされた画像データへ、httpやFTPでアクセスするためのアドレスのリンクを記載したHTMLやXMLのメールを作成することができる。すなわち、画像形成装置1の一時フォルダ内のスキャンされた画像データを示すURL(Uniform Resource Locator)やURI(Uniform Resource Identifier)を記載することができる。なお、このリンクには、ユーザIDやジョブIDを含めることができる。
その後、アカウント認証部82は、取得した個人特定情報のメールアドレス等へ、作成したメール等を送信する。すなわち、アカウント認証部82は、取得した個人特定情報に対応するユーザの端末200又は電話機250へ、送信案内情報を送信する。
ユーザの端末200又は電話機250は、メール等を受信すると、ネットワーク100を介して、画像形成装置1にアクセスして、アクセス認証を行う。たとえば、端末200や電話機250は、メール等のリンクをユーザがクリックしたことを検知して、WWWブラウザやFTPクライアント等によりサーバ部81にアクセスすることができる。
ここで、図7を参照して、メール等によるアクセス認証の詳細について説明する。
図7の画面例500は、送信案内情報のリンクがクリック等され、画像形成装置1にアクセスされた際の、端末200や電話機250のWWWブラウザ等の画面である。
表示欄600は、スキャンされた画像データの作成日時、読み取った原稿のサイズ、ページ数等を表示する欄である。
表示欄610は、ユーザがキーボードやタッチパネル等を用いて、ユーザIDやパスワード等の認証情報を入力するフォーム等の欄である。この認証情報は、https等を用いて、暗号化された状態でサーバ部81へ送信することができる。
ボタン710は、画像データのプレビューを表示するボタンである。このボタンの押下を検知すると、サーバ部81は、プレビュー用のサムネイルを表示するためのファイルを送信する。端末200や電話機250は、このファイルを描画してユーザに閲覧させることができる。
ボタン720は、ジョブの種類を変更したり、ASPサーバ300へアップロードしたりするための選択を行うためのボタン等である。ボタン720には、複数のアップロード先を指定できる。また、ユーザによりボタン720が押下された場合に、別途、アカウント名やパスワードや送付先のアドレス等を入力させるように構成してもよい。つまり、操作パネル部6でユーザが「スキャン」を指示し認証案内情報が送信された後であっても、認証画面で「FAX」やその他のジョブを指示しなおすことができる。この際も、ユーザの「権限」に従って操作可能なジョブのみを選択させることができる。
ボタン730は、入力が完了した際に送信を指示するためのボタンである。端末200や電話機250は、このボタンの押下を検知して、認証情報をサーバ部81へ送信する。
ボタン740は、認証をキャンセルするためのボタンである。このボタンが押下されると、認証に係る情報は、サーバ部81へ送信されない。なお、この他に、フォームの書き込みを消去する「クリア」ボタンを備えても良い。
図7の画面例500は、送信案内情報のリンクがクリック等され、画像形成装置1にアクセスされた際の、端末200や電話機250のWWWブラウザ等の画面である。
表示欄600は、スキャンされた画像データの作成日時、読み取った原稿のサイズ、ページ数等を表示する欄である。
表示欄610は、ユーザがキーボードやタッチパネル等を用いて、ユーザIDやパスワード等の認証情報を入力するフォーム等の欄である。この認証情報は、https等を用いて、暗号化された状態でサーバ部81へ送信することができる。
ボタン710は、画像データのプレビューを表示するボタンである。このボタンの押下を検知すると、サーバ部81は、プレビュー用のサムネイルを表示するためのファイルを送信する。端末200や電話機250は、このファイルを描画してユーザに閲覧させることができる。
ボタン720は、ジョブの種類を変更したり、ASPサーバ300へアップロードしたりするための選択を行うためのボタン等である。ボタン720には、複数のアップロード先を指定できる。また、ユーザによりボタン720が押下された場合に、別途、アカウント名やパスワードや送付先のアドレス等を入力させるように構成してもよい。つまり、操作パネル部6でユーザが「スキャン」を指示し認証案内情報が送信された後であっても、認証画面で「FAX」やその他のジョブを指示しなおすことができる。この際も、ユーザの「権限」に従って操作可能なジョブのみを選択させることができる。
ボタン730は、入力が完了した際に送信を指示するためのボタンである。端末200や電話機250は、このボタンの押下を検知して、認証情報をサーバ部81へ送信する。
ボタン740は、認証をキャンセルするためのボタンである。このボタンが押下されると、認証に係る情報は、サーバ部81へ送信されない。なお、この他に、フォームの書き込みを消去する「クリア」ボタンを備えても良い。
なお、上述のスキャン処理に操作パネル部6でのスキャン時にはジョブを指定せず、アクセス認証の際、ボタン720により、ジョブの種類そのものを選択するように構成してもよい。
また、アクセス認証の際に、ユーザがリンク等をクリックするだけで認証情報を送信して、認証が完了するような構成であってもよい。さらに、上述したようにメール等をジョブ毎に送信せず、同一のユーザについて、一度、アクセス認証したら、所定期間中は認証不要に構成してもよい。
また、アクセス認証の際に、ユーザがリンク等をクリックするだけで認証情報を送信して、認証が完了するような構成であってもよい。さらに、上述したようにメール等をジョブ毎に送信せず、同一のユーザについて、一度、アクセス認証したら、所定期間中は認証不要に構成してもよい。
ここで、サーバ部81は、暗号化等された認証情報を取得すると、デコード等をして、アカウント認証部82へ送信する。
アカウント認証部82は、この復号化された認証情報を受信すると、アカウント情報90のユーザIDとパスワードを参照して、正しいか否かを判定する。正しかった場合、アカウント認証部82は、認証成功と判断する。正しくなかった場合、アカウント認証部82は、認証失敗と判断する。
その後、アカウント認証部82は、処理をステップS107に進める。
アカウント認証部82は、この復号化された認証情報を受信すると、アカウント情報90のユーザIDとパスワードを参照して、正しいか否かを判定する。正しかった場合、アカウント認証部82は、認証成功と判断する。正しくなかった場合、アカウント認証部82は、認証失敗と判断する。
その後、アカウント認証部82は、処理をステップS107に進める。
(ステップS105)
アカウント認証部82は、メールアドレス等の個人特定情報を取得できなかった場合、電話認証に係る個人特定情報、つまり携帯電話/内線番号のような個人用電話番号を取得したか否かを判定する。アカウント認証部82は、個人用電話番号を取得した場合には、Yesと判定する。それ以外はNoと判定する。
Yesの場合、アカウント認証部82は、処理をステップS106に進める。
Noの場合、アカウント認証部82は、処理をステップS107に進める。
アカウント認証部82は、メールアドレス等の個人特定情報を取得できなかった場合、電話認証に係る個人特定情報、つまり携帯電話/内線番号のような個人用電話番号を取得したか否かを判定する。アカウント認証部82は、個人用電話番号を取得した場合には、Yesと判定する。それ以外はNoと判定する。
Yesの場合、アカウント認証部82は、処理をステップS106に進める。
Noの場合、アカウント認証部82は、処理をステップS107に進める。
(ステップS106)
個人用電話番号を取得した場合、アカウント認証部82は、電話送受信部14を用い、電話認証処理を行う。
この電話認証では、例えば、電話送受信部14により電話機250へネットワーク100の電話回線を用いて電話を掛け、この電話からの応答により認証する。
たとえば、電話送受信部14は、ユーザの個人電話番号に電話をかけ、合成音声等で「暗証番号を入力してください」と音声出力する。ユーザにより電話機250のプッシュボタン等を用いて暗証番号が入力されると、これを認証情報として送信する。電話送受信部14は受信した当該認証情報を、アカウント認証部82に送信する。この際、電話送受信部14は、暗証番号ではなくパスフレーズを入力させて音声認識をしたり、声紋認識等を行ったりすることもできる。
アカウント認証部82は、アカウント情報90パスワードの暗証番号等を参照して、ユーザの入力が正しいか否かを判定する。正しかった場合には、アカウント認証部82は、認証成功と判断する。正しくなかった場合には、アカウント認証部82は、認証失敗と判断する。
その後、アカウント認証部82は、処理をステップS107に進める。
個人用電話番号を取得した場合、アカウント認証部82は、電話送受信部14を用い、電話認証処理を行う。
この電話認証では、例えば、電話送受信部14により電話機250へネットワーク100の電話回線を用いて電話を掛け、この電話からの応答により認証する。
たとえば、電話送受信部14は、ユーザの個人電話番号に電話をかけ、合成音声等で「暗証番号を入力してください」と音声出力する。ユーザにより電話機250のプッシュボタン等を用いて暗証番号が入力されると、これを認証情報として送信する。電話送受信部14は受信した当該認証情報を、アカウント認証部82に送信する。この際、電話送受信部14は、暗証番号ではなくパスフレーズを入力させて音声認識をしたり、声紋認識等を行ったりすることもできる。
アカウント認証部82は、アカウント情報90パスワードの暗証番号等を参照して、ユーザの入力が正しいか否かを判定する。正しかった場合には、アカウント認証部82は、認証成功と判断する。正しくなかった場合には、アカウント認証部82は、認証失敗と判断する。
その後、アカウント認証部82は、処理をステップS107に進める。
なお、電話認証として、FAX送受信部11により、ユーザのFAX番号に電話をかけて認証用のFAXを送信するような認証方法を実行することもできる。
この場合、スキャンされた画像データ毎に二次元バーコード等のIDとサイン欄等を描画してFAX送信する。ユーザは、受信したFAX用紙に、サイン等をして返信する。
このようなIDとユーザのサインが記載された返信FAXをFAX送受信部11で受信した場合、文字図形認識部13でこれを認識し、アカウント認証部82で認証できる。
この場合、スキャンされた画像データ毎に二次元バーコード等のIDとサイン欄等を描画してFAX送信する。ユーザは、受信したFAX用紙に、サイン等をして返信する。
このようなIDとユーザのサインが記載された返信FAXをFAX送受信部11で受信した場合、文字図形認識部13でこれを認識し、アカウント認証部82で認証できる。
(ステップS107)
次に、アカウント認証部82は、メール等によるアクセス認証又は電話認証が成功したか否かを判定する。
Yes、すなわちいずれかの認証が成功した場合は、アカウント認証部82は、処理をステップS108に進める。
No、すなわちどちらの認証も失敗の場合は、アカウント認証部82は、処理をステップS109に進める。
次に、アカウント認証部82は、メール等によるアクセス認証又は電話認証が成功したか否かを判定する。
Yes、すなわちいずれかの認証が成功した場合は、アカウント認証部82は、処理をステップS108に進める。
No、すなわちどちらの認証も失敗の場合は、アカウント認証部82は、処理をステップS109に進める。
なお、記憶部9のユーザ毎に、メール等の送信によるアクセス認証と、電話認証のいずれを優先させるかについての設定情報を記憶することもできる。
また、メール等での認証及び電話認証に失敗した場合でも、画像形成装置1の操作パネル部6からユーザが認証することでスキャンされた画像に対して、ジョブを実行するような構成も可能である。この際に、ユーザがゲストであった場合には、スキャンされた画像データの端末200や電話機250への送信のみ可能なように設定してもよい。
また、メール等での認証及び電話認証に失敗した場合でも、画像形成装置1の操作パネル部6からユーザが認証することでスキャンされた画像に対して、ジョブを実行するような構成も可能である。この際に、ユーザがゲストであった場合には、スキャンされた画像データの端末200や電話機250への送信のみ可能なように設定してもよい。
(ステップS108)
認証が成功した場合、アカウント認証部82は、スキャンされた画像データに対するジョブを実行するジョブ実行処理を行う。
このジョブ実行処理では、アカウント認証部82は、ユーザのジョブの指示に従い、各部へ指示を行う。
たとえば、ユーザのジョブの指示が「スキャン」の場合、アカウント認証部82は、サーバ部81に対して、端末200や電話機250のWWWブラウザやFTPサーバのGETメソッドに対してスキャンされた画像データを送信するよう指示する。この際に、サーバ部81は、圧縮したり、暗号化したり、パスワードを付加して送信することもできる。
また、ジョブの指示が「FAX」の場合、アカウント認証部82は、FAX送受信部11に対して、スキャンされた画像データを描画し、指定された電話番号へFAX送信するよう指示する。
また、ジョブの指示が「メール」の場合、アカウント認証部82は、サーバ部81に対し、送信用のメールアドレスへ、スキャンされた画像データを送信するよう指示する。
また、ジョブの指示が「コピー」の場合、アカウント認証部82は、記録部7に、スキャンされた画像データを描画して、記録紙に記録するよう指示する。
また、ジョブの指示が「保存フォルダ」の場合、アカウント認証部82は、一時フォルダ内のスキャンされた画像ファイルを、保存フォルダ内に移動する。この際、他のユーザの保存フォルダに移動してもよい。
また、ジョブの指示が「アップロード」の場合、アカウント認証部82は、指定されたASPサーバ300のフォルダ等へ、スキャンされた画像データをアップロードする。
これらの指示を受けた各部は、スキャンされた画像データに関する指示されたジョブを実行する。その際に、付随データを参照して、行うことができる。
その後、アカウント認証部82は、処理をステップS109に進める。
認証が成功した場合、アカウント認証部82は、スキャンされた画像データに対するジョブを実行するジョブ実行処理を行う。
このジョブ実行処理では、アカウント認証部82は、ユーザのジョブの指示に従い、各部へ指示を行う。
たとえば、ユーザのジョブの指示が「スキャン」の場合、アカウント認証部82は、サーバ部81に対して、端末200や電話機250のWWWブラウザやFTPサーバのGETメソッドに対してスキャンされた画像データを送信するよう指示する。この際に、サーバ部81は、圧縮したり、暗号化したり、パスワードを付加して送信することもできる。
また、ジョブの指示が「FAX」の場合、アカウント認証部82は、FAX送受信部11に対して、スキャンされた画像データを描画し、指定された電話番号へFAX送信するよう指示する。
また、ジョブの指示が「メール」の場合、アカウント認証部82は、サーバ部81に対し、送信用のメールアドレスへ、スキャンされた画像データを送信するよう指示する。
また、ジョブの指示が「コピー」の場合、アカウント認証部82は、記録部7に、スキャンされた画像データを描画して、記録紙に記録するよう指示する。
また、ジョブの指示が「保存フォルダ」の場合、アカウント認証部82は、一時フォルダ内のスキャンされた画像ファイルを、保存フォルダ内に移動する。この際、他のユーザの保存フォルダに移動してもよい。
また、ジョブの指示が「アップロード」の場合、アカウント認証部82は、指定されたASPサーバ300のフォルダ等へ、スキャンされた画像データをアップロードする。
これらの指示を受けた各部は、スキャンされた画像データに関する指示されたジョブを実行する。その際に、付随データを参照して、行うことができる。
その後、アカウント認証部82は、処理をステップS109に進める。
(ステップS109)
次に、アカウント認証部82は、ジョブの実行が終わった場合、又は認証が失敗して所定期間経過した場合に、スキャン画像削除処理を行う。
具体的には、アカウント認証部82は、ユーザの一時フォルダ内に記憶された、スキャンされた画像データ及び付随データを削除する。
また、アカウント認証部82は、アカウント情報90のゲストのアカウント自体についても、削除することができる。
以上により、名刺認証ジョブ実行処理を終了する。
次に、アカウント認証部82は、ジョブの実行が終わった場合、又は認証が失敗して所定期間経過した場合に、スキャン画像削除処理を行う。
具体的には、アカウント認証部82は、ユーザの一時フォルダ内に記憶された、スキャンされた画像データ及び付随データを削除する。
また、アカウント認証部82は、アカウント情報90のゲストのアカウント自体についても、削除することができる。
以上により、名刺認証ジョブ実行処理を終了する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
また、従来の権限管理された複合機には、従来技術1のように操作パネルでの認証操作を簡易に行う手段を提供するものが存在するが、安全性(セキュリティ)のレベルは逆に低下していた。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、送信する原稿と一緒に名刺をスキャンして読み込ませ、名刺から抽出されたメールアドレス等の個人特定情報により、当該個人特定情報に係るユーザの端末200や電話機250へ認証案内情報を送信して端末200や電話機250からアカウント認証をする又は電話認証により、各種ジョブを実行する。
このため、本実施形態の画像形成装置1は、操作性の優れる端末200や電話機250との間でメール等によるアカウント認証又は電話認証を行うことで、安全性のレベルを下げずに認証を行うことができる。
また、従来の権限管理された複合機には、従来技術1のように操作パネルでの認証操作を簡易に行う手段を提供するものが存在するが、安全性(セキュリティ)のレベルは逆に低下していた。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、送信する原稿と一緒に名刺をスキャンして読み込ませ、名刺から抽出されたメールアドレス等の個人特定情報により、当該個人特定情報に係るユーザの端末200や電話機250へ認証案内情報を送信して端末200や電話機250からアカウント認証をする又は電話認証により、各種ジョブを実行する。
このため、本実施形態の画像形成装置1は、操作性の優れる端末200や電話機250との間でメール等によるアカウント認証又は電話認証を行うことで、安全性のレベルを下げずに認証を行うことができる。
また、従来技術1は、名刺を読み取るための第2原稿読み取り部を別途設けていたために、コストが高くなるという問題があった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、名刺と原稿とを混在させた状態でスキャンする原稿読取部2と、スキャンした画像データのサイズにより名刺と原稿とを判別する文字図形認識部13とを備えている。このため、別途、名刺専用の読み取り手段を備える必要がなく、コストを低減できる。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、名刺と原稿とを混在させた状態でスキャンする原稿読取部2と、スキャンした画像データのサイズにより名刺と原稿とを判別する文字図形認識部13とを備えている。このため、別途、名刺専用の読み取り手段を備える必要がなく、コストを低減できる。
また、従来技術2は、無線カードにより認証された後で、ジョブの設定等ができず、機器制御性が悪いという問題があった。
これに対して、本実施形態の画像形成装置1は、認証案内情報による認証の際に、ジョブの選択を行わせることが可能である。よって、ユーザの操作性を高め、複数のジョブを同時に指定するといったことが可能となる。
これに対して、本実施形態の画像形成装置1は、認証案内情報による認証の際に、ジョブの選択を行わせることが可能である。よって、ユーザの操作性を高め、複数のジョブを同時に指定するといったことが可能となる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、認証案内情報や電話認証により、操作パネル部6でユーザIDやパスワードを入力して認証操作を行う必要がない。
このため、本実施形態の画像形成装置1は、さまざまな機器構成を持つ複合機に対しても、同様の認証方法を提供することができる。つまり、複合機に搭載されている操作パネルの違いによる認証方法の差異をなくし、機器の差異による機能・操作性の相違をなくすことも可能となる。
このため、本実施形態の画像形成装置1は、さまざまな機器構成を持つ複合機に対しても、同様の認証方法を提供することができる。つまり、複合機に搭載されている操作パネルの違いによる認証方法の差異をなくし、機器の差異による機能・操作性の相違をなくすことも可能となる。
また、従来技術3は、ブラウザでURLやIPアドレスを打ち込んで複合機にアクセスするため、操作性が悪いという問題があった。
これに対して、本実施形態の画像形成装置1は、認証案内情報を送信して、これによりユーザが認証を行える。
これに対して、本実施形態の画像形成装置1は、認証案内情報を送信して、これによりユーザが認証を行える。
加えて、従来技術3では、ジョブと認証とが分離されているため、何のジョブについて認証しているのかをユーザが知ることができず不便であった。
これに対して、本実施形態の画像形成システムXは、認証案内情報に記載されたジョブを端末200又は電話機250で確認できる。また、端末200又は電話機250上で、プレビューを表示させることも可能である。よって、ユーザの利便性を向上させることができる。
これに対して、本実施形態の画像形成システムXは、認証案内情報に記載されたジョブを端末200又は電話機250で確認できる。また、端末200又は電話機250上で、プレビューを表示させることも可能である。よって、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上をまとめると、本実施形態の画像形成装置1は、異なるサイズの原稿を読み込む原稿給送部3と、スキャンした画像データを一時的に記憶する記憶部9と、スキャンした画像データから名刺と原稿とを判別し、個人特定情報を認識する文字図形認識部13と、認識した個人特定情報から認証案内情報を生成し、該認証案内情報をネットワーク100を介して端末200又は電話機250へ送信し、端末200又は電話機250から認証情報を受信して認証を行うことによりジョブを実行することを特徴とする。
また、本実施形態の画像形成装置1は、名刺から個人特定情報を認識する手段として、OCR等の文字認識より直接メールアドレス等を取得する場合と、読み込んだ名刺画像と複合機装置に事前に登録されているユーザ登録情報に登録されている個人特定情報とを照合することによりメールアドレス等を取得する場合とを選択することを特徴とする。
また、本実施形態の画像形成装置1は、端末から認証する際に、ジョブに対する各種操作を行うことを特徴とする。
また、本実施形態の画像形成装置1は、認証に失敗した場合に、一時的に記憶された、スキャンされた画像データを削除することを特徴とする。
また、本実施形態の画像形成装置1は、名刺から個人特定情報を認識する手段として、OCR等の文字認識より直接メールアドレス等を取得する場合と、読み込んだ名刺画像と複合機装置に事前に登録されているユーザ登録情報に登録されている個人特定情報とを照合することによりメールアドレス等を取得する場合とを選択することを特徴とする。
また、本実施形態の画像形成装置1は、端末から認証する際に、ジョブに対する各種操作を行うことを特徴とする。
また、本実施形態の画像形成装置1は、認証に失敗した場合に、一時的に記憶された、スキャンされた画像データを削除することを特徴とする。
なお、画像形成システムXは、画像形成装置以外の情報処理装置にも適用できる。つまり、画像形成システムXは、ネットワークスキャナと認証を別途行うサーバ、スキャナをUSB等で別途接続したサーバ等を用いる構成であってもよい。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 スタックトレイ
6 操作パネル部
7 記録部
8 制御部
9 記憶部
10 画像処理部
11 FAX送受信部
12 ネットワーク送受信部
13 文字図形認識部
14 電話送受信部
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
41 排出口
42 給紙部
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
71 感光体ドラム
72 露光部
73 画像形成部
74 転写部
75 定着部
81 サーバ部
82 アカウント認証部
90 アカウント情報
92 記憶フォルダ
100 ネットワーク
200 端末
250 電話機
300 ASPサーバ
421 給紙カセット
422 給紙ローラー
500 画面例
600、610 表示欄
710、720、730、740 ボタン
X 画像形成システム
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 スタックトレイ
6 操作パネル部
7 記録部
8 制御部
9 記憶部
10 画像処理部
11 FAX送受信部
12 ネットワーク送受信部
13 文字図形認識部
14 電話送受信部
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
41 排出口
42 給紙部
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
71 感光体ドラム
72 露光部
73 画像形成部
74 転写部
75 定着部
81 サーバ部
82 アカウント認証部
90 アカウント情報
92 記憶フォルダ
100 ネットワーク
200 端末
250 電話機
300 ASPサーバ
421 給紙カセット
422 給紙ローラー
500 画面例
600、610 表示欄
710、720、730、740 ボタン
X 画像形成システム
Claims (7)
- 異なるサイズの原稿をページ毎に画像データとして読み取る原稿読取手段と、
前記画像データを記憶する記憶手段と、
前記画像データから名刺に係るページを判別し、前記名刺と判別されたページから個人特定情報を認識する文字図形認識手段と、
前記画像データの送信、保存、又は記録に関するジョブの実行を認証するための認証案内情報を作成するアカウント認証手段と、
前記認証案内情報を前記個人特定情報に対応する端末へ送信するネットワーク送受信手段とを備え、
前記アカウント認証手段は、前記端末からの認証案内情報に従った認証情報がネットワーク送受信手段から受信された場合に、前記ジョブを実行する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記記憶手段は、ユーザのアカウント情報を記憶し、
前記アカウント認証手段は、前記個人特定情報に係るユーザを前記アカウント情報と照合し、該ユーザが前記アカウント情報に存在しない場合には、ゲストアカウントを作成し、前記記憶手段に、前記画像データと前記ジョブの指示とを一時的に記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記アカウント認証手段は、前記文字図形認識手段により認識された前記個人特定情報、又は前記アカウント情報に記憶されている個人特定情報のいずれかを用いて前記認証案内情報を送信する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記アカウント認証手段は、
前記端末からの認証の際に、前記ジョブの指示を変更する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記アカウント認証手段は、前記認証に失敗した場合に、前記画像データを削除する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記端末は電話機であり、
前記アカウント認証手段は、前記個人特定情報により電話認証を行う
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 異なるサイズの原稿をページ毎に画像データとして読み取り、
前記画像データを記憶し、
前記画像データから名刺に係るページを判別し、前記名刺と判別されたページから個人特定情報を認識し、
前記画像データの送信、保存、又は記録に関するジョブの実行を認証するための認証案内情報を作成し、
前記認証案内情報を前記個人特定情報に対応する端末へ送信し、
前記端末からの認証案内情報に従った認証情報を受信した場合に、前記ジョブを実行する
ことを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012152389A JP2014017592A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012152389A JP2014017592A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014017592A true JP2014017592A (ja) | 2014-01-30 |
Family
ID=50111937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012152389A Pending JP2014017592A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014017592A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017175198A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 株式会社リコー | 画像処理装置、画像処理プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法 |
JP2020195146A (ja) * | 2020-08-07 | 2020-12-03 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2021026630A (ja) * | 2019-08-07 | 2021-02-22 | 株式会社ネオジャパン | 情報管理装置及びプログラム |
-
2012
- 2012-07-06 JP JP2012152389A patent/JP2014017592A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017175198A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 株式会社リコー | 画像処理装置、画像処理プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法 |
JP2021026630A (ja) * | 2019-08-07 | 2021-02-22 | 株式会社ネオジャパン | 情報管理装置及びプログラム |
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