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JP2014016964A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Akira Kishida
晃 岸田
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Abstract

【課題】複数の印刷アプリケーションが存在する環境下において、容易に、高画質、高機能の印刷を行うことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】印刷設定画面を提供する複数の印刷アプリケーションのうちの選択された印刷アプリケーションの印刷設定画面を表示する表示制御手段と、複数の印刷アプリケーションのうち選択された印刷アプリケーションの印刷設定情報の機能レベルより機能レベルの高い印刷設定情報を受け付ける印刷アプリケーションを探す指示を受け付ける受信手段と、指示を受け取ると、選択された印刷アプリケーションよりも高い機能レベルを示す情報が検索条件として定義されたファイルを生成する生成手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
情報処理装置からプリンタを利用して印刷する方法としては、大きく分けて2つある。一つは、プリンタドライバをインストールして、プリンタドライバの設定画面を使って印刷設定情報を設定して、印刷する方法である。もう一つは、プリンタドライバを介さないで印刷アプリケーションの設定画面を使って印刷設定情報を設定して、印刷する方法である。
また、先行技術文献1には、クライアント上のアプリケーションがサーバー上のシステムにファイルを転送した場合、そのファイル形式に応じたアプリケーションを起動し印刷する印刷システムが開示されている。
特開2008−152545号公報
しかしながら、先行技術文献1に示されたネットワーク印刷システムでは、より多くの機能を設定可能な印刷アプリケーションを報知することができなかった。
そのため、複数の印刷アプリケーションが存在し、各印刷アプリケーションが受け付け可能な印刷設定情報の機能に差異がある場合、ユーザは所望とする印刷アプリケーションを容易に選択できなかった。
そこで、本発明の情報処理装置は、印刷設定画面を提供する複数の印刷アプリケーションのうちの選択された印刷アプリケーションの印刷設定画面を表示する表示制御手段と、複数の印刷アプリケーションのうち選択された印刷アプリケーションの印刷設定情報の機能レベルより機能レベルの高い印刷設定情報を受け付ける印刷アプリケーションを探す指示を受け付ける受信手段と、指示を受け取ると、選択された印刷アプリケーションよりも高い機能レベルを示す情報が検索条件として定義されたファイルを生成する生成手段と、を有する。
本発明によれば、複数の印刷アプリケーションが存在する環境下において、容易に、高画質、高機能の印刷を行うことができるようにすることができる。
本実施形態に係るネットワークシステムのシステム構成の一例を示す図である。 図1Aの情報処理装置とプリンタとのハードウェア構成等の一例を示す図である。 従来の印刷システムの印刷データファイルを転送することにより印刷する方法の一例を示すフローチャートである。 従来の印刷システムのOSのファイル転送サービスにより印刷データファイルの印刷する方法の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置101上の印刷アプリケーション127のファイル転送の対象となる独自ファイルの一例を示す図である。 本実施形態に係る印刷アプリケーションの二次印刷アプリケーション検索処理等の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る二次印刷アプリケーションの印刷処理の一例を示すフローチャートである。 UIの遷移の一例を表す図である。 本実施形態に係る印刷アプリケーションの印刷処理の一例を示すフローチャートである。 推奨メッセージのUIの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
第1の実施形態について説明する。
図1Aは、本実施形態に係るネットワークシステムのシステム構成の一例を示す図である。
このネットワークシステムは、情報処理装置101と、この情報処理装置101より印刷データを受信して印刷を行なう複数のプリンタ102a,102b,・・・等を備える。これらは、Ethernet(登録商標)で構成されるネットワーク104を介して接続されている。
図1Bは、図1Aの情報処理装置101とプリンタ102とのハードウェア構成等の一例を示す図である。
情報処理装置101において、CPU111は、RAM112に記憶されているプログラムに従って、システムバス114に接続される各装置を総括的に制御している。
RAM112は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等としても機能している。
ROM113は、各種プログラム及びデータを格納している。
キーボードI/F115は、キーボード119や不図示のポインティング装置(タッチパネル等)からのキー入力を制御する。
ディスプレイI/F116は、ディスプレイ120への表示を制御している。外部メモリI/F117は、例えばフラッシュメモリ、Solid State Disk(SSD)等の外部メモリ121とのアクセスを制御する。
USB又はネットワークI/F118は、ネットワーク104を介してプリンタ102に接続され、プリンタ102との間で通信制御処理を行なう。
外部メモリI/F117は、例えばフラッシュメモリ、Solid State Disk(SSD)等の外部メモリ121とのアクセスを制御する。
外部メモリ121は、オペレーティングシステムプログラム(以下、OS)122をはじめ、アプリケーション125、印刷処理関連プログラム126を記憶する。更に、外部メモリ121は、不図示のユーザファイル、登録プリンタ情報、編集ファイル等を記憶する情報処理装置が読み取り可能な記憶媒体として機能する。
OS122は、本実施形態に係る、プリントマネージャ123、ファイル転送マネージャ124のプログラムを含んでいる。
印刷処理関連プログラム126は、本実施形態に係る、印刷アプリケーション127、プリンタドライバ128、印刷拡張モジュール129のプログラムを含んでいる。
印刷アプリケーション127は、アプリケーション125の一種であるが、印刷処理関連プログラム126として別記し、複数の種類の印刷アプリケーションが存在する。尚、印刷アプリケーション127とその他のアプリケーション125との差異は、印刷データを生成できる機能を備えるか否かである。
プリンタドライバ128は、対象となるプリンタ102が解釈可能な印刷データを生成するソフトウェアである。また、プリンタドライバ128と印刷拡張モジュール129とは、OS122の構造上、搭載できない場合やインストールされていない場合がある。
尚、より具体的に説明すると、CPU111が、OS122や印刷処理関連プログラム126に基づいて情報処理を行うことによって、OS122や印刷処理関連プログラム126の各機能や後述するフローチャート等が実現される。
次にプリンタ102の構成について説明する。
CPU132は、プリンタ102の全体の動作を制御している。
RAM139は、CPU132の主メモリ、ワークエリア等として機能すると共に、出力情報展開領域、環境データ格納領域としても用いられる。またこのRAM139は、NVRAM(Non−volatile RAM:不揮発性RAM)領域も備えており、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
ROM133は、各種フォントを記憶するフォントROM133a、CPU132により実行される制御プログラム等を記憶するプログラムROM133b、及び各種データを記憶するデータROM133cを備えている。
USB又はネットワークI/F138は、情報処理装置101との間でデータの送受信を行なう。
印刷部I/F136は、プリンタエンジンである印刷部137とのインターフェースを制御している。
外部メモリ134は、外部メモリI/F140によりアクセスが制御されており、オプションとして接続されるハードディスク(HD)、Solid State Disk(SSD)等を含んでいる。
外部メモリ134は、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。尚、ハードディスク等の外部メモリ134が接続されていない場合には、ROM133のデータROM133cに、情報処理装置101で利用される情報等を記憶することになる。また、この外部メモリ134は1個に限らず複数備えるものであってもよい。例えば、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラム等を格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。
操作部142には、ユーザによる操作を受け付ける操作パネルが設けられ、その操作パネルには操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている(不図示)。また、操作部142は、不図示のNVRAMを有し、操作パネルからのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
CPU132は、ROM133のプログラムROM133bに記憶された制御プログラム等に基づき、印刷部I/F136を介して印刷部137に出力情報としての画像信号を出力する。また、CPU132は、ネットワークI/F138を介して情報処理装置101との通信処理が可能となっている。そして、プリンタ102は、情報処理装置101から送信される印刷データを受信すると共に、プリンタ102内の情報等を情報処理装置101に通知可能に構成されている。
図2は、一般アプリケーションと印刷設定情報を受け付ける印刷アプリケーション間において実行される印刷データファイルの転送処理方法の一例を示すフローチャートである。
以下の説明においては、図1に示すネットワークシステムを例として用いる。
情報処理装置101にインストールされているアプリケーション125で作成されているデータを印刷する場合、ステップS201で、アプリケーション125は、ユーザから印刷実行の指示を受け付ける。
次にステップS202で、アプリケーション125は、印刷アプリケーションから印刷設定画面を呼び出し、印刷アプリケーション127から印刷設定情報を取得し、表示する。
ここで、印刷アプリケーション127は、予めステップS210で、既に起動し、ファイル監視作業を起動しているものとする。この印刷アプリケーション127は、図示していないが、図1に示すネットワーク104で、アクセスが可能であれば情報処理装置101以外の情報処理装置上で起動されていても動作する。
次にステップS211で、印刷アプリケーション127は、予め接続されているプリンタ102から設定情報を取得し、印刷設定情報を生成し、アプリケーション125からの呼び出しにより、印刷設定情報を送信する。
一方、アプリケーション125は、ステップS202からステップS203に進み、ユーザの印刷設定を受け付ける。
次にステップS204に進み、アプリケーション125は、印刷設定の結果を印刷設定データとして、印刷アプリケーション127に送信する。
ステップS212で、印刷アプリケーション127は、受信した印刷設定用データを保存する。
ステップS205で、アプリケーション125は、印刷するためのデータ(印刷対象データ)を印刷データファイルとして、印刷アプリケーション127に送信する。
ステップS213で、印刷アプリケーション127は、印刷データファイルを受信したかどうかを確認し、まだ印刷データファイルが到着していない場合は、ステップS210へ戻り、ステップS211、S212で常に印刷設定情報を更新し続ける。
ステップS213で、印刷データファイルを受信した場合は、印刷アプリケーション127は、ステップS214に進み、ファイル形式に応じた変換アプリケーションを起動し、印刷データファイルと印刷設定データに基づいて印刷用の中間言語データを生成する。
次にステップS215で、印刷アプリケーション127は、中間言語データをプリンタ102に対応した印刷データ(ページ記述言語、以下、PDLと省略する)に変換する。
ステップS216で、印刷アプリケーション127は、プリンタ102へPDLを送信する。そして、プリンタ102で印刷が開始される。
最後にステップS217で、印刷アプリケーション127は、必要に応じて使用した前記印刷データファイルを削除し、本処理を終了する。
図3は、印刷システムのOSのファイル転送サービスを使って印刷データファイルを印刷する方法の一例を示すフローチャートである。
以下の説明においては、図1に示すネットワークシステムを例として用いる。
図3のフローチャートは、情報処理装置101上のOS122で、アプリケーション125が使用しているファイルをファイル転送先のアプリケーションに送り、印刷機能を使用して印刷を行うフローチャートとなる。
ステップS301で、ファイル転送元アプリケーションは、OS122の転送サービスに登録する。
次にステップS302で、ファイル転送元アプリケーションは、OS122が起動しているファイル転送マネージャ124からのイベントを待ち、イベントが来た場合、ステップS303に進む。
ステップS303で、ファイル転送元アプリケーションは、転送ファイルを作成する。
転送ファイルが完成すると、ステップS304で、ファイル転送元アプリケーションは、転送ファイル作成終了通知をファイル転送マネージャ124に送信する。尚、転送ファイルの詳細な例は、図4で後述する。
一方、ファイル転送マネージャ124は、ステップS311で、ユーザが転送メニューを選択した旨を検知すると、ステップS312に進む。
ステップS312で、ファイル転送マネージャ124は、転送イベントをS311の選択時点において有効なアプリケーションに送信する。この場合、有効なアプリケーションは、ファイル転送元アプリケーションである。したがって、ステップS302で、ファイル転送元アプリケーションは、転送イベントを受信する。そして、ステップS303で、ファイル転送元アプリケーションは、上述したように、転送ファイルの作成を行う。
ステップS313で、ファイル転送マネージャ124は、転送ファイルが作成された旨の通知を受け取る。そして、ファイル転送マネージャ124は、OS122に登録されている転送先として対応可能な転送先アプリケーションのリストを前記フィルターリストとして扱い、フィルターリストを作成し、表示する。
次にステップS314で、ファイル転送マネージャ124は、転送先アプリケーションのリストからユーザが選択した転送先アプリケーションの情報を取得する。
ステップS315で、ファイル転送マネージャ124は、取得した前記情報に基づき、転送先のアプリケーションをファイル転送サービス先として、イベントを送信する。
選択の対象となるファイル転送先アプリケーションは、ステップS321で、OS122の転送サービスに登録する。
次にステップS322で、ファイル転送先アプリケーションは、ファイル転送マネージャ124からのイベントを受信し、起動する。
起動したファイル転送先アプリケーションは、ステップS323で、転送ファイルを、ファイル転送マネージャ124の転送サービスから受信し、開く。
ステップS324で、ファイル転送先アプリケーションは、印刷設定情報を受け付ける。
ステップS325で、ファイル転送先アプリケーションは、印刷を行うかを確認する。
ファイル転送先アプリケーションの画面を介して印刷が指示された場合、ステップS326で、ファイル転送先アプリケーションは、前記転送ファイルを印刷データファイルとして扱う。そして、印刷データファイルと印刷設定情報に基づいて印刷データ(PDL)が生成される。
ステップS327で、転送先アプリケーションは、プリンタ102へPDLを送信する。このことにより、プリンタ102で印刷が開始される。
最後にステップS328で、転送が終わり、ファイル転送先アプリケーションは、終了イベントをファイル転送マネージャ124に送信する。
S316で、ファイル転送マネージャ124は、転送サービスを行う。
ステップS317で、ファイル転送マネージャ124は、ファイル転送先アプリケーションからの終了イベントを確認し、イベント受信により転送処理を終了する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置101上の印刷アプリケーション127により転送される独自ファイルの一例を示す図である。図4の独自ファイルは上述した図3のS303で作成される。尚、本実施形態においては、説明の簡略化のため、記述内容を簡素化する。尚、図4の独自ファイルは、後述の図5のS509において生成される。 独自ファイル4000は、幾つかのファイルがZIP形式で圧縮された一つのファイルであり、独自の拡張子を備える。
圧縮されたファイルの内容は、印刷ジョブチケット400、プリンタ情報ファイル420、機能レベル設定ファイル440、印刷データファイル又は中間ファイル460である。それぞれ、ファイル名がついており、本実施形態では順に、JobTicket.xml、PrinterInfo.xml、FunctionLevel.xml、OriginalData.pdfとする。
印刷ジョブチケット400には、印刷設定情報が含まれている。タグ401、タグ402は、チケットのヘッダ情報である。タグ403は、ジョブ名である。タグ404は、ユーザ名である。タグ405は、作成元アプリケーションを表す。作成元アプリケーションの情報は、本実施形態で、印刷アプリ−ケーションが、二次印刷アプリケーションに独自ファイル4000を転送する場合に、使用履歴の情報として利用する。尚、二次印刷アプリケーションは、他の印刷アプリケーション(ファイル転送元アプリケーションに相当)からOS122のファイル転送サービスで呼び出された印刷アプリケーション(ファイル転送先アプリケーションに相当)を示す。タグ406は、当該タグ以下に実行を要求するジョブを定義していることを示している。タグ407は、当該タグ以下に印刷作業を定義していることを示している。タグ408以下に前記印刷作業の内容が定義されている。尚、図示しないが、タグ409以下に、アプリケーション125又は印刷アプリケーション127が設定した印刷設定情報が記述されているものとする。タグ410、タグ411、タグ412、タグ413は終了タグで、それぞれ開始タグである、タグ409、タグ408、タグ407、タグ401に対応する。
プリンタ情報ファイル420には、使用するプリンタ102に関する情報が含まれている。タグ421、タグ422は、チケットのヘッダ情報である。タグ422では、タグ423以下にプリンタ情報を定義している事を示している。タグ424は、そのプリンタ情報の中で、プリンタ102のネットワーク上のアドレスデータである。例えば、情報処理装置101と使用するプリンタ102とがUSBインターフェース接続である場合は、タグ425には情報処理装置101上の使用するUSBポート名が記述される。タグ426、タグ427、タグ428、タグ429は終了タグで、それぞれ開始タグである、タグ424、タグ423、タグ422、タグ421に対応する。
機能レベル設定ファイル440には、転送先の印刷アプリケーションの対応機能レベルに関する情報が含まれている。タグ441、タグ442は、チケットのヘッダ情報であり、タグ443以下に機能レベル設定情報を定義している事を示している。タグ444は、機能レベルを数値的に表した物であり、予め機能の豊富さを数値に表したものである。例えば、機能レベル1の印刷アプリケーションは、最低限印刷に必要な印刷設定情報を受け付ける。また、機能レベル2の印刷アプリケーションは、機能レベル1が受け付け可能な印刷設定情報に加えて、他の印刷設定情報も受け付けることができる。例えば、機能レベル1の印刷アプリケーションは、用紙サイズ、部数を受け付けることができるが、機能レベル2の印刷アプリケーションは、用紙サイズ、部数に加えてプリンタの機能情報を取得することで得られるステイプルの設定も受け付けることができる。つまり、機能レベルは、受け付け可能な印刷設定情報の機能の数により決まる。また、機能レベルは、受け付け可能な印刷設定情報の機能の内容により決められてもよい。ここで、転送元の印刷アプリケーションは、図4の独自ファイル4000を生成する場合、自分よりも機能レベルの高い印刷アプリケーションを転送先としてOSに検索させるために自分の機能レベルよりも1段階上の機能レベルをタグ444に記述する。タグ445は、前記機能レベルの対象となる印刷データファイルの種類を示すものである。例えば、Photoは写真データが対象となっている場合であり、Documentは文字を多く含む書類データが対象となっている。次にタグ447は、実際の独自ファイルに使用する拡張子情報である。例えば印刷データファイルの種類がDocumentであり、タグ444に記述された機能レベルが2である場合はdl2という拡張子が定義される。一方、印刷データファイルの種類がPhotoで、タグ444に記述された機能レベルが3である場合はpl3という拡張子が定義される。タグ446、タグ448、タグ449は終了タグで、それぞれ開始タグである、タグ443、タグ442、タグ441に対応する。印刷データファイル又は中間ファイル460は、アプリケーション125等により生成された印刷対象データの印刷データファイルである。
ファイル転送元アプリケーションは、以上の各ファイルをZiP形式等のOS122が対応可能な圧縮方法により圧縮し、一つのファイルに変換して使用する。ファイル転送元アプリケーションは、独自ファイル4000に使用するファイル拡張子に、タグ447に示した拡張子を定義し、作成する。尚、OSはファイル転送先の二次印刷アプリケーションを検索する際、独自ファイル4000の拡張子を使って検索する。
図5は、本実施形態に係る印刷アプリケーションの処理の一例を示すフローチャートである。
まず、前提として、複数の印刷アプリケーション127が、情報処理装置101上のOS122に存在する状態とする。
ステップS501で、印刷アプリケーション127は、印刷対象データをRAM112にロードする。
次にステップS502で、印刷アプリケーション127(複数の印刷アプリケーション127のうちの一の印刷アプリケーション127)は、プリンタ102からプリンタの機能情報を取得し、印刷設定画面に反映する(表示制御)。
ステップS503で、印刷アプリケーション127は、後述する図7の印刷アプリケーションUI700で、ユーザの印刷設定情報を受け付け、受け付けた印刷設定情報を記憶する。
ステップS504で、印刷アプリケーション127は、図7のメッセージ710を表示する。メッセージ710は、より高機能の印刷アプリケーションを探すか、ユーザの判断を仰ぐメッセージである。尚、メッセージ710は、印刷設定部701が表示された段階で表示されてもよいし、ユーザが図7の印刷ボタン703を押下した段階で表示されてもよい。
次にステップS505に移行し、印刷アプリケーション127は、OSを介して、図7の画面におけるボタンの押下(又は選択)等のイベントを受け取ったか(イベントが有ったか)否かを判定する。印刷アプリケーション127は、イベントが有った場合、ステップS506に進み、イベントが無かった場合、ステップS505の処理を繰り返す。
ステップS506で、印刷アプリケーション127は、前記イベントが、印刷ボタン703の押下か否かを判定する。S506は、OSから通知されるイベント内容を解釈することで実現される。印刷アプリケーション127は、前記イベントが、印刷ボタン703の押下であった場合、ステップS530に進み、印刷ボタン703の押下でない場合、ステップS507に進む。
ステップS530で、印刷アプリケーション127は、印刷処理プロセスへ進み、図5に示す処理を終了する。ステップS530の印刷処理プロセスは、図2のステップS214以降と同等の処理である。
ステップS507で、印刷アプリケーション127は、前記イベントがファイル転送731の選択か、プリンタ732の選択か、を判断する。印刷アプリケーション127は、前記イベントがファイル転送731の選択であった場合、ステップS508に進み、前記イベントがプリンタ732の選択であった場合、ステップS520に進む。
ステップS520で、印刷アプリケーション127は、プリンタドライバを使用して印刷する旨の記録を使用履歴ファイルへ記載する。
次にステップS521で、印刷アプリケーション127は、選択されたプリンタのプリンタドライバ128に印刷対象データを送信し、プリンタドライバ128が印刷対象データに基づく印刷データを生成してプリンタへ送信する。
一方、ステップS508で、印刷アプリケーション127は、前記印刷対象データが画像ファイルかどうかを確認する。印刷アプリケーション127は、画像ファイルである場合、ステップS509に進み、画像ファイルでない場合、ステップS510に進む。
ステップS509において、印刷アプリケーション127は、図4の独自ファイル作成と図3のステップS303から始まる転送処理とを開始する。以下に、S509における独自ファイルの作成方法の一例を説明する。印刷アプリケーション127は、自らの対応機能レベルが1とすると、1ランク上の2をタグ444に入力し、タグ445をPhoto、タグ447にpl2という拡張子を入力する。更に、印刷アプリケーション127は、印刷ジョブチケット400にはステップS503で設定した印刷設定情報を入力し、プリンタ情報ファイル420にはステップS502で取得した情報を入力する。独自ファイルのファイル拡張子は、OSが転送先アプリケーションを検索する際の検索条件として用いられる。
一方、ステップS510に進み、印刷アプリケーション127は、図4の独自ファイル作成と図3のステップS303から始まる転送処理とを開始する。以下に、S510における独自ファイルの作成方法の一例を説明する。印刷アプリケーション127は、自らの対応機能レベルが1とすると、1ランク上の2をタグ444に入力し、タグ445をDocument、タグ447にdl2という拡張子を入力する。更に、印刷アプリケーション127は、印刷ジョブチケット400にはステップS503の印刷設定情報を入力し、プリンタ情報ファイル420にはステップS502で取得した情報を入力する。
これらの独自ファイルが作成されることにより、OS122の持つファイル転送サービスは、転送元の印刷アプリケーションよりも機能レベルが高い印刷機能を持った二次印刷アプリケーションを検索できる。
ステップS509又はステップS510からステップS511に進み、印刷アプリケーション127は、転送処理の確認をOS122からのイベントが来るかどうかで待つ。印刷アプリケーション127は、イベントが来た場合、ステップS512に進み、イベントが来ない場合、ステップS511の処理を繰り返す。
ステップS512において、印刷アプリケーション127は、OS122からのイベントの内容を確認し、キャンセルの場合は、ステップS513に進み、転送成功の場合は、図5に示す処理を終了する。尚、キャンセルの場合とは、独自ファイル4000を受け付け可能なアプリケーションが検索されなかった場合に相当する。
ステップS513において、印刷アプリケーション127は、「より高機能のアプリケーションは見つかりませんでした。これから印刷しますか」というメッセージを画面に表示する。そして、印刷アプリケーション127は、ステップS505の処理に戻り、ユーザが図7のシステムメニューボタン720を操作し、プリンタ732を選択する選択肢を残す。
図6は、本実施形態に係る二次印刷アプリケーションの処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS601で、独自ファイル4000を受信する前に、二次印刷アプリケーションは、情報処理装置101のOS122上のファイル転送サービスに対応するファイル形式を登録する。例えば、二次印刷アプリケーションの機能レベルが2である場合、二次印刷アプリケーションは、ファイル形式として、dl2、pl2など、受け付け可能なファイルの拡張子を登録する。このとき、二次印刷アプリケーションは、自らの機能レベルまでのファイル形式を登録する。具体的には、二次印刷アプリケーションの機能レベルが4である場合、dl2、dl3、dl4、pl2、pl3、pl4と自らの機能レベルまでのファイル形式を登録する。本実施形態の場合、二次印刷アプリケーションとして選択される場合は、図4のタグ444が2以上のレベルで、タグ445の印刷対象データの種類の印刷機能を持つことになる。
ステップS602で、二次印刷アプリケーションは、転送元の印刷アプリケーション127からOS122を介したファイル転送サービスで呼び出され、起動する。
次にステップS603で、二次印刷アプリケーションは、転送されてきたデータを受信する。
ステップS604で、二次印刷アプリケーション(転送先となる印刷アプリケーション)は、一般的なデータファイルも受け付けることが出来るため、受信したデータが独自ファイルであるかを確認する。二次印刷アプリケーションは、例えば、拡張子等に基づき、独自ファイルか否かを確認する。二次印刷アプリケーションは、受信したデータが独自ファイルであった場合、ステップS605に進み、受信したデータが独自ファイルでなかった場合、ステップS620に進む。
ステップS620で、二次印刷アプリケーションは、図5のステップS502からの処理と同様の処理を行う。
一方、ステップS605で、二次印刷アプリケーションは、独自ファイル4000から、印刷ジョブチケット400、プリンタ情報ファイル420、印刷データファイル又は中間ファイル460を取り出す。
次に、ステップS606で、二次印刷アプリケーションは、プリンタ情報ファイル420から指定されたプリンタの情報を取得し、そのプリンタからプリンタの機能情報を取得する。そして、二次印刷アプリケーションは、印刷ジョブチケット400の印刷設定情報とプリンタから取得した機能情報を印刷設定画面に反映する。そのため、転送元アプリケーションで設定された印刷設定情報が、二次印刷アプリケーションの印刷設定画面のデフォルト値として表示される。また、プリンタの機能情報も印刷設定画面に反映されるため、例えば、プリンタがステイプル機能を有している場合、ステイプルのONまたはOFFを選択可能な機能も印刷設定画面に含まれる。
ステップS607で、二次印刷アプリケーションは、印刷設定情報を図7の二次印刷アプリケーションUI740に反映するとともに、印刷データファイルをプレビュー画像として二次印刷アプリケーションUI740上の印刷プレビュー部742に表示する。
ステップS608で、二次印刷アプリケーションは、図7の二次印刷アプリケーションUI740上で、ユーザの印刷設定情報の設定(又は入力)等を受け付ける。
ステップS609で、二次印刷アプリケーションは、ユーザが印刷ボタン743を選択するまで待機する。
印刷ボタン743が選択された場合は、ステップS610に進み、二次印刷アプリケーションは、独自ファイル4000に含まれる印刷データファイルを印刷データ(PDL)に変換する。
ステップS611で、二次印刷アプリケーションは、独自ファイル4000のタグ425から対象プリンタのアドレスを取り出し、印刷データを送信する。
ステップS612で、二次印刷アプリケーションは、独自ファイル4000のタグ405から、データ送信元の印刷アプリケーション127の名称を使用履歴ファイルとして記録し、図6に示す処理を終了する。
二次印刷アプリケーションは、前記使用履歴ファイルを、各印刷アプリケーションが共有可能な外部メモリ121に保存する。これにより使用履歴ファイルにデータ送信元として記述された印刷アプリケーション127が選択されることに応じて、印刷設定部701等が表示される前にメッセージ710を表示することが可能となる。
図7は、UIの遷移の一例を表す図である。
印刷アプリケーションUI700(印刷設定画面に相当)、二次印刷アプリケーションUI740は、本実施形態の印刷アプリケーション127が表示するUI(画面)の一例であり、メッセージ710も状況によって表示している。尚、印刷アプリケーションUI700、二次印刷アプリケーションUI740は、本実施形態の印刷アプリケーション127が表示するUI(画面)の一例と記載したが、印刷アプリケーションと二次印刷アプリケーションは、別々の印刷アプリケーションである。次に、システムメニューボタン720、システムメニュー711、ファイル転送サービスシステムメニュー712は、OS122により提供される。
印刷アプリケーションUI700を構成する、701〜704について説明する。尚、メッセージ710も印刷アプリケーションUI700の一部である。
印刷設定部701は、印刷設定情報を受け付けるUI部である。
印刷プレビュー部702は、印刷対象データをプレビュー画像として表示する。
印刷ボタン703は、印刷アプリケーション127に対して印刷を指示する際に押下等されるボタンである。印刷ボタン703が押下等されると、印刷アプリケーション127は、図5のS506の判定において「はい」と判定し、ステップS530に進む。
閉じるボタン704は、印刷アプリケーションUI700を閉じるときに(又は選択)されるボタンである。
次に本実施形態で二次印刷アプリケーションのUIとなる二次印刷アプリケーションUI740を構成する、741〜744について説明する。
印刷設定部741は、印刷設定情報を受け付けるUI部であり、ユーザは、印刷設定部741において二次印刷アプリケーションUI740より、詳細で多機能な印刷設定情報の設定等が行える。
印刷プレビュー部742は、印刷データファイルをプレビュー画像として表示する。
印刷ボタン743は、二次印刷アプリケーションに対して印刷を指示する際に押下等されるボタンである。印刷ボタン743が押下等されると、二次印刷アプリケーションは、図6のステップS610以降の処理を行う。
閉じるボタン744は、二次印刷アプリケーションUI740を閉じるときに(又は選択)される。
次に、OS122の持つ、システムメニューの一部について説明する。
システムメニューボタン720は、システムメニュー711を起動させる際に押下等されるボタンである。システムメニュー711では、設定730、ファイル転送731、プリンタ432等のOS122が持つ機能及びサービスを起動させるためのボタン等を有する。本実施形態で使用する、ファイル転送731が選択されると、ファイル転送サービスシステムメニュー712が起動され、転送先となり得るアプリケーション125又は印刷アプリケーション127の候補である、733、734が一例として表示される。ここで、OSが印刷アプリケーション733、734を表示する方法の一例を説明する。例えば、図7において印刷アプリケーションUI700を提供している印刷アプリケーションが、ファイル転送731の指示により拡張子として「.dl2」の独自ファイルを生成したとする。また、各種印刷アプリケーションは、インストールされる際に受け取り可能な拡張子を登録している。そのため、OSは、「.dl2」を受け取り可能な拡張子として登録している印刷アプリケーションを検索することで図7の印刷アプリケーション733、734を表示できる。
UIの遷移としては、まず印刷アプリケーションUI700、メッセージ710が表示されている状態から、システムメニューボタン720が押下され、システムメニュー711が起動される。システムメニュー711で、ファイル転送731が選択されると、印刷アプリケーション127は、図5のステップS508に処理を進め、その結果として、ファイル転送サービスシステムメニュー712が表示される。
ファイル転送サービスシステムメニュー712において、例えば、ユーザが印刷アプリケーション2 733を二次印刷アプリケーションとして選択すると、各印刷設定情報、印刷データファイルの引き継ぎが図6のステップS602の処理以降で行われる。その結果として二次印刷アプリケーションUI740が呼び出され、ユーザは、印刷アプリケーションより高機能な二次印刷アプリケーションを利用することが可能となる。
本実施形態により、印刷アプリケーション2、3が、転送元アプリケーションよりも機能レベルが高いということをユーザが知らなくても、ユーザは容易に印刷アプリケーション2、3を選択できる。
<実施形態2>
第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係るネットワークシステムのシステム構成、図1Aと同じく、情報処理装置101と、この情報処理装置101より印刷データを受信して印刷を行なうプリンタ102a,102b,・・・等を備える。情報処理装置101とプリンタ102とのハードウェア構成等についても図1Bで示した構成と同一である。
図8は、本実施形態に係る印刷アプリケーションの処理の一例を示すフローチャートである。
まず、前提として、複数の印刷アプリケーション127が、情報処理装置101上のOS122に存在し、また、印刷対象データを作成したファイル転送元のアプリケーション125が存在する状態とする。
ステップS801で、印刷アプリケーション127は、図3のステップS322と同様に、ファイル転送先のアプリケーションとして起動される。
ステップS802で、印刷アプリケーション127は、ファイル転送元のアプリケーションから、印刷設定情報、印刷データファイルを受信し、RAM112に展開する。
次にステップS803で、印刷アプリケーション127は、プリンタ102からプリンタの機能情報を取得し、印刷設定画面に反映する。
ステップS804で、印刷アプリケーション127は、図7の印刷アプリケーションUI700上で、ユーザの印刷設定情報の設定等を受け付ける。
ステップS805で、印刷アプリケーション127は、より高機能の印刷アプリケーションを探すか、ユーザの判断を仰ぐメッセージ710を表示する。
次にステップS806で、印刷アプリケーション127は、システムメニューを介して、図7の画面におけるボタンの押下等のイベントを受け取ったか(イベントが有ったか)否かを判定する。印刷アプリケーション127は、イベントが有った場合、ステップS807に進み、イベントが無かった場合、ステップS806の処理を繰り返す。
ステップS807で、印刷アプリケーション127は、前記イベントがファイル転送731の選択か、プリンタ732の選択か、を判断する。印刷アプリケーション127は、前記イベントがファイル転送731の選択であった場合、ステップS808に進み、前記イベントがプリンタ732の選択であった場合、ステップS820に進む。
ステップS820で、印刷アプリケーション127は、プリンタドライバを使用して印刷する旨の記録を使用履歴ファイルへ記載する。
次にステップS821で、印刷アプリケーション127は、プリンタドライバ128に印刷データファイルを渡し、プリンタドライバが印刷データファイルに基づく印刷データをプリンタに送信する。
一方、ステップS808で、印刷アプリケーション127は、前記印刷データファイルが、以下のファイル形式であるか否かを確認する。つまり、印刷アプリケーション127は、ファイル転送元のアプリケーションがプリンタドライバ128を介して印刷する場合、画像処理や印刷対象データを持つアプリケーションならではの補完処理ができる可能性があるファイル形式か否かを確認する。例えば、印刷アプリケーション127は、画像データやテキストデータ、WebページのHMTLデータ等はファイル転送時に情報や画質等が制約されている場合があるため、前記補完処理ができる可能性があるファイル形式であると判断する。一方、PDFデータや、XPSデータは、補完処理ができないファイル形式と判断される。更に、印刷アプリケーション127は、複数のデータを集めて印刷するファイル形式の場合、補完処理ができる可能性があるファイル形式であると判断するようにしてもよい。印刷アプリケーション127は、補完可能な印刷データの形式であると判断すると、ステップS809に進み、補完可能な印刷データの形式でないと判断すると、ステップS812に進む。
ステップS809において、印刷アプリケーション127は、使用履歴ファイルからプリンタドライバの使用履歴があるかを確認する。印刷アプリケーション127は、使用履歴がある場合は、プリンタドライバが存在するので、ステップS810に進み、使用履歴がない場合、ステップS812に進む。
ステップS810で、印刷アプリケーション127は、後述する図9に示すような推奨メッセージのUI900を表示する。推奨メッセージの内容は、例えば、「プリンタドライバを使用し印刷した方が高画質になりますが、続けますか」等である。
ステップS811で、印刷アプリケーション127は、ユーザが、推奨メッセージのUI900において、キャンセル901を選択したか、続ける902を選択したかを判断する。印刷アプリケーション127は、続ける902が選択されたと判断すると、ステップS812に進み、キャンセル901が選択されたと判断すると、図8に示す処理を終了する。
ステップS812で、印刷アプリケーション127は、図5のステップS502からの処理と同様の処理を行う。
ステップS813で、印刷アプリケーション127は、独自ファイル4000のタグ405から、データ送信元の印刷アプリケーションの名称を使用履歴として記録し、図8に示す処理を終了する。
図9は、推奨メッセージのUIの一例を示す図である。推奨メッセージのUI900は、図8のステップS810で、プリンタドライバが存在し、ファイル転送元のアプリケーション125ならではの補完処理ができる可能性があるファイル形式である場合に、ユーザに状況説明と判断を促すUIである。
ユーザがキャンセル901を押下等すると、図8のステップS811で、印刷アプリケーション127は、図8に示す処理を終了し、転送元のアプリケーション125に処理が移行し、プリンタドライバを使用して印刷する作業に移ることが促される。
一方、ユーザが続ける902を押下等すると、印刷アプリケーション127は、ステップS811からステップS812に処理を進め、図5のステップS502と同様の処理を行う。
本実施形態により、印刷データファイルの形式によっては転送元アプリケーションがプリンタドライバを使って印刷データを生成することにより、より品質の高い印刷物を出力できる可能性があることを報知できる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、複数の印刷アプリケーションが存在する環境下において、容易に、高画質、高機能の印刷を行うことができるようにすることができる。
より具体的には、ユーザは、複数の印刷アプリケーションが存在する場合に、他の印刷アプリケーションがより高機能で印刷データに適切であるかどうかを容易に判断することできる。
これにより、ユーザは、環境設定等の調査をすることなく、その環境で最適な印刷機能を利用することが可能になる。
また、独自ファイルを転送出来る印刷アプリケーション間での関係性が明らかになり、ユーザにとってわかりやすい印刷環境を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、実施形態1と実施形態2とでは、印刷アプリケーション127がOSのファイル転送サービスシステムメニュー712を呼び出し、ファイル転送サービスを実行した。しかし、印刷アプリケーション127がOS122のもつアプリケショーンインターフェースでユーザの操作を受け付けず、ファイル転送サービス、更にプリンタドライバによる印刷を呼び出すようにしてもよい。このようにすれば、ユーザはより自動的に適切な印刷手段の検索、実行を行うことができる。

Claims (11)

  1. 印刷設定画面を提供する複数の印刷アプリケーションのうちの選択された印刷アプリケーションの印刷設定画面を表示する表示制御手段と、
    前記複数の印刷アプリケーションのうち前記選択された印刷アプリケーションの印刷設定情報の機能レベルより機能レベルの高い印刷設定情報を受け付ける印刷アプリケーションを探す指示を受け付ける受信手段と、
    前記指示を受け取ると、前記選択された印刷アプリケーションよりも高い機能レベルを示す情報が検索条件として定義されたファイルを生成する生成手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記検索条件として前記機能レベルに対応するファイル拡張子に含む前記ファイルを生成する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記検索条件には、印刷データファイルの形式の情報が含まれる請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 印刷データファイルの形式に応じて、プリンタドライバを介して印刷した方がよいと判断した場合は、前記プリンタドライバを介した印刷を推奨する推奨手段を更に有する請求項1乃至3何れか1項記載の情報処理装置。
  5. 前記推奨手段は、前記印刷データファイルの形式が、画像データ、テキストデータ、Webページのデータであった場合は、前記プリンタドライバを介した印刷を推奨する請求項4記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    印刷設定画面を提供する複数の印刷アプリケーションのうちの選択された印刷アプリケーションの印刷設定画面を表示する表示制御ステップと、
    前記複数の印刷アプリケーションのうち前記選択された印刷アプリケーションの印刷設定情報の機能レベルより機能レベルの高い印刷設定情報を受け付ける印刷アプリケーションを探す指示を受け付ける受信ステップと、
    前記指示を受け取ると、前記選択された印刷アプリケーションよりも高い機能レベルを示す情報が検索条件として定義されたファイルを生成する生成ステップと、
    を含む情報処理方法。
  7. コンピュータに
    印刷設定画面を提供する複数の印刷アプリケーションのうちの選択された印刷アプリケーションの印刷設定画面を表示する表示制御ステップと、
    前記複数の印刷アプリケーションのうち前記選択された印刷アプリケーションの印刷設定情報の機能レベルより機能レベルの高い印刷設定情報を受け付ける印刷アプリケーションを探す指示を受け付ける受信ステップと、
    前記指示を受け取ると、前記選択された印刷アプリケーションよりも高い機能レベルを示す情報が検索条件として定義されたファイルを生成する生成ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  8. 前記生成ステップでは、前記検索条件として前記機能レベルに対応するファイル拡張子に含む前記ファイルを生成する請求項7記載のプログラム。
  9. 前記検索条件には、印刷データファイルの形式の情報が含まれる請求項7又は8記載のプログラム。
  10. 印刷データファイルの形式に応じて、プリンタドライバを介して印刷した方がよいと判断した場合は、前記プリンタドライバを介した印刷を推奨する推奨ステップを更に有する請求項7乃至9何れか1項記載のプログラム。
  11. 前記推奨ステップでは、前記印刷データファイルの形式が、画像データ、テキストデータ、Webページのデータであった場合は、前記プリンタドライバを介した印刷を推奨する請求項10記載のプログラム。
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