JP2014016166A - 回転角検出装置及びその故障検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】X符号反転部22XとXデータ伝送部23Xとからなる第1の伝送部と、Y符号反転部22YとYデータ伝送部23Yとからなる第2の伝送部とを備え、回転角情報算出部24は、第1の伝送部と第2の伝送部の出力に基づき、回転体の回転角度に関する情報を算出するものである。記憶部26は、所定の時刻における回転角情報算出部24の出力を記憶する。故障診断部27は、記憶部26に記憶される所定の時刻における回転角情報算出部24の出力に基づく情報と、所定の時刻とは異なる時刻における回転角情報算出部24の出力に基づく情報との比較により、回転角検出装置の故障を検知する。
【選択図】図4
Description
また、特許文献2には、回転角検出装置を構成する信号処理回路のオフセットやゲインミスマッチによる角度誤差を低減する手法が開示されている。
そして、X,Y軸ホール素子11X,11Yは、回転する磁場を受けて電気信号へと変換出力する。座標変換部12は、X軸ホール素子11Xの出力(Vhx)とY軸ホール素子11Yの出力(Vhy)を成分とした磁気信号ベクトル(Vhx,Vhy)を座標変換する。ここで座標変換とは、入力された磁気信号ベクトルの各成分に対し、符号や成分の置換によって、信号ベクトルの座標が変換される機能を有するものである。
そして、座標変換部12の出力信号ベクトルのX成分をX軸増幅器13Xに出力し、Y成分をY軸増幅器13Yに出力する。各軸増幅器13X,13Yの出力は角度算出部14に入力され、この角度算出部14は、Xデータ,Yデータから角度算出を行う。また、角度算出部14は、座標変換部12によって座標変換処理していない信号ベクトルから角度θ(φ1)と、座標変換部12によって座標変換処理した信号ベクトルから角度θ(φ2)を算出する。そして、θ(φ1)とθ(φ2)から平均値θaveを算出して回転角検出装置の出力とする。
また、ホール素子を採用した磁気検出装置においては、ホール素子がオフセット電圧を有することから、このオフセット電圧を除去することが行われており、その一例としては、特許文献3に記載のスピニングカレント(spinning current principle)法が知られている。
さらに、上述した特許文献4には、回転角度測定方法が記載されているものの、磁気センサからの出力信号の信号経路に故障が発生した場合に故障を検出することについては何ら開示されていない。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記符号反転部の反転動作周期の半周期が、前記磁電変換素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、前記スイッチング回路(42)の切り替え周期の半周期が、前記磁電変換素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍であることを特徴とする。(図16;実施例5)
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明において、前記回転角情報算出部(24)は、前記第1の伝送部の出力を積分する積分器(37X)を備えていることを特徴とする。(図6;実施例2)
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明において、前記回転角情報算出部(24)は、前記第1の伝送部の出力をAD変換するAD変換器(38X)と、該AD変換器の出力を保持するレジスタ(39X)とを備えていることを特徴とする。(図11;実施例3)
また、請求項12に記載の発明は、請求項10又は11に記載の発明において、前記第2のステップが、前記符号反転部による前記第1の磁電変換素子の出力の反転動作周期の半周期が前記磁電変換素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍となるように反転させるステップを含むことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項10乃至13のいずれかに記載の発明において、前記第1のステップ及び前記第2のステップが、X軸積分器(37X)により前記X軸復調回路の出力を積分するステップを有していることを特徴とする。(実施例2)
また、請求項15に記載の発明は、請求項10乃至14のいずれかに記載の発明において、前記第1のステップ及び前記第2のステップが、前記復調するステップの後段に、X軸AD変換器(38X)により前記X軸復調回路の出力をAD変換するステップと、Xデータレジスタ(39X)により前記X軸AD変換器の出力を保持するステップとを有していることを特徴とする。(実施例3)
また、請求項18に記載の発明は、請求項16又は17に記載の発明において、前記スイッチング回路の切り替え周期の半周期が前記磁電変換素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍となるように切り替えるステップを特徴とする。(実施例5)
また、回転角検出装置を利用している状態での故障検出を行うことが可能となる。特に、車載用途向けといった安全要求が厳しい用途で使用される回転角検出装置においては、非常に有益なものである。また、回転角検出装置におけるアナログ回路やデジタル回路の双方の広い範囲に亘る故障を簡単な回路の追加で実現できる。
回転角情報算出部24は、第1の伝送部と第2の伝送部の出力に基づき、回転体の回転角度に関する情報を算出するものである。また、記憶部26は、所定の時刻における回転角情報算出部24の出力を記憶するものである。
本発明の回転角検出装置の動作は、以下のようになる。
すなわち、X,Y軸ホール素子21X,21Yは、回転する磁場を受けて電気信号へと変換出力する。符号反転部22X,22Yは、X軸ホール素子21Xの出力と、Y軸ホール素子21Yの出力を成分とした磁気信号ベクトルを上述したように符号反転することができる。符号反転部22X,22Yは、上述したように、信号処理シーケンスにおいて、符号反転を行わない処理(φ1)と符号反転を行う処理(φ2)とがある。
つまり、ホール素子からの検出信号の符号を符号反転部により反転と、非反転のそれぞれで角度算出を行い、その角度差が180°であるか否かを確認することで、回転角検出装置の故障を判定するものである。
なお、実施例1では、故障診断部27が、記憶部26に保持されたθ(φ1)と角度算出部25から出力されたθ(φ2)から故障診断を行っているが、記憶部26に保持する角度は、θ(φ1)とθ(φ2)のどちらか一方のみでもよい。その場合、故障診断部27では、記憶部26に保持されたθ(φ1)とθ(φ2)のどちらか一方と、回転角情報算出部24からの出力のうち、記憶部26に保持されていないθ(φ1)とθ(φ2)のどちらか一方を利用して故障診断を行う。
図5は、図4に示した回転角検出装置の実施例1の更に具体的な構成を説明するための構成ブロック図で、図中符号31X,31Yは反転動作部、32X,32Yは検知タイミング信号受信部、33X,33Yは検知タイミング信号発生部を示している。なお、図4と同じ機能を有する構成要素は同一の符号を付してある。
まず、φ1において符号反転部22X,22Yによって符号反転されない状態で、X,Y軸ホール素子21X,21Yの出力から角度θ(φ1)を算出する。次に、φ2において符号反転部22X,22Yによって符号反転される状態で、X,Y軸ホール素子21X,21Yの出力から角度θ(φ2)を算出する。次に、角度θ(φ1)とθ(φ2)に一定の角度差があることから故障診断を行う。そして、故障診断結果を出力する。
また、第2の伝送部は、Y軸ホール素子21Yの出力信号を変調するX軸変調回路34Yと、このX軸変調回路34Yからの信号を増幅した出力を復調するX軸復調回路36Yとを備えている。
図7(a)乃至(d)には、4つの端子(T1〜T4)を持つホール素子がそれぞれ描かれている。図7(a)は、T1からT3に向けて電流が流れ、T4とT2間の電位差を信号とする場合である(PH0)。図7(b)は、T2からT4に向けて電流が流れ、T1とT3間の電位差を信号とする場合である(PH90)。図7(c)は、T4からT2に向けて電流が流れ、T1とT3間の電位差を信号とする場合である(PH270)。図7(d)は、T3からT1に向けて電流が流れ、T4とT2間の電位差を信号とする場合である(PH180)。スピニングカレント法は、これら4つの状態をホール素子の端子に接続されたスイッチを適宜切り替えることによって実現する手法である。
Vout_X(PH0)=Vhx+Voff ・・・(1)
Vout_X(PH90)=Vhx−Voff ・・・(2)
Vout_X(PH270)=−Vhx−Voff ・・・(3)
Vout_X(PH180)=−Vhx+Voff ・・・(4)
ここで、Vhxは、X軸ホール素子21Xが磁場を受けて出力する信号で、ホール出力信号又はホール起電力信号と呼ばれる。また、Voffは、磁場のない時にホール素子が出力するオフセット成分である。
Vout_X’(PH90)=Gx(Vhx−Voff) ・・・(6)
Vout_X’(PH270)=Gx(Vhx+Voff) ・・・(7)
Vout_X’(PH180)=Gx(Vhx−Voff) ・・・(8)
Vint_X=4・Gx・Vhx ・・・(9)
となり、ホール素子のオフセットVoffはキャンセルされる。
Vout_X’(PH180)=−Gx(Vhx−Voff) ・・・(10)
Vout_X’(PH270)=−Gx(Vhx+Voff) ・・・(11)
Vout_X’(PH90)=−Gx(Vhx−Voff) ・・・(12)
Vout_X’(PH0)=−Gx(Vhx+Voff) ・・・(13)
Vint_X=−4・Gx・Vhx ・・・(14)
となり、先の場合と符号が反転する。つまり、本実施例においては、X軸変調回路34XとX軸復調回路36Xが符号反転部に該当し、第1の伝送部は符号を反転する符号反転部を有する。同様に、Y軸変調回路34YとY軸復調回路36Yが符号反転部に該当し、第2の伝送部も同様に符号を反転する符号反転部を有する。
図8は、変換処理φ1,φ2とPH0,PH90,PH270,PH180と、復調回路の動作タイミングの関係をタイミングチャートで示す図である。
Vint_X(φ1)=4・Gx・Vhx ・・・(15)
Vint_Y(φ1)=4・Gy・Vhy ・・・(16)
となり、φ2におけるX,Y軸積分器37X,37Yの出力は、それぞれ
Vint_X(φ2)=−4・Gx・Vhx ・・・(17)
Vint_Y(φ2)=−4・Gy・Vhy ・・・(18)
となる。ここで、GyはY軸増幅器のゲイン、VhyはY軸ホール素子21Yのホール起電力信号である。
角度算出部25による角度の算出は、例えば、上した特許文献4に記載の方法を利用する。この時、φ1において算出される角度は、以下で表される。
θ(φ1)=Atan(Vint_Y(φ1)/Vint_X(φ1)) ・・・(19)
ここで、Atan(VY/VX)とは、XとYを2次元平面での座標と考えた時に、原点と(VX, VY)とを結んだ線の原点周りの角度を0°〜360°の範囲で返す関数であるとする。
θ(φ2)=Atan(Vint_Y(φ2)/Vint_X(φ2)) ・・・(20)
ここで、φ2において算出される角度は、以下のように変換できる。
θ(φ2)=Atan(−GyVhy/−GxVhx)=180°+Atan(4GyVhy/4GxVhx)=180°+θ(φ1) ・・・(21)
すなわち、φ2において算出される角度は、φ1において算出される角度に180°を加算したものとなる。 尚、θ(φ2)が0°+θ(φ1)か、180°+θ(φ1)か、については、VintXやVitYの符号で判定することが可能である。θ(φ1)とθ(φ2)は、記憶部26に記憶される。
θave=(θ(φ1)+θ(φ2)−180°)/2 ・・・(22)
として、回転角検出装置の角度出力とする。
ここで、Y軸積分器37Yの出力が正常でなく、例えば、経年変化により電源電圧Vddと短絡した故障が発生したとする。すると、式(15)乃至式(18)は、以下のようになる。
Vint_Y(φ1)=Vdd ・・・(24)
Vint_X(φ2)=−GxVhx ・・・(25)
Vint_Y(φ2)=Vdd ・・・(26)
このように、φ1においてもφ2においてもVint_Yの符号は変化しないため、先にあげたφ2で算出した角度θ(φ2)は、φ1で算出した角度θ(φ1)に180°加算したものではなくなる。すなわち、
θ(φ2)≠180°+θ(φ1) ・・・(27)
である。
故障診断部27は、一定の閾値θth>0°を利用して
|θ(φ2)−θ(φ1)|<180°+θth ・・・(28)
|θ(φ2)−θ(φ1)|>180°−θth ・・・(29)
かどうかを診断する。ここで、||は絶対値を表す演算子である。なお、閾値θthは、回転角検出装置のサンプリング周期と、検出対象の回転磁場の回転速度に応じて適切に調節する。Y軸積分器37Yの出力がVddに固定してしまった場合には、上述した関係を満足しなくなるので、故障診断部27は、回転角検出装置の故障を判定できる。
図9の左側は、符号反転前に角度算出部25へ入力される信号ベクトルの様子を表す図である。通常の信号強度において信号ベクトルが回転することでなす円が原点を中心として実線で描かれている。この図においては、故障によってY成分がVddとなってしまったため、信号ベクトルはその円の外側に伸びている。この信号ベクトルがX軸となす角度はθ(φ1)である。
φ1におけるX軸,Y軸AD変換器38X,38Yの出力は、それぞれ
Vad_X(φ1)=4・Gx・Vhx ・・・(30)
Vad_Y(φ1)=4・Gy・Vhy ・・・(31)
と表され、φ2におけるX軸,Y軸AD変換器38X,38Yの出力は、それぞれ
Vad_X(φ2)=−4・Gx・Vhx ・・・(32)
Vad_Y(φ2)=−4・Gy・Vhy ・・・(33)
と表されるものとする。これらが、X,Yデータレジスタ39X,39Yへそれぞれ出力される。本実施例においては、X軸変調回路34XとX軸復調回路36Xが符号反転部に該当し、第1の伝送部は符号を反転する符号反転部を有する。同様に、Y軸変調回路34YとY軸復調回路36Yが符号反転部に該当し、第2の伝送部も同様に符号を反転する符号反転部を有する。
Vreg_X(φ1)=Vad_X(φ1) ・・・(34)
Vreg_Y(φ1)=Vad_Y(φ1) ・・・(35)
を保持し、φ2において
Vreg_X(φ2)=Vad_X(φ2) ・・・(36)
Vreg_Y(φ2)=Vad_Y(φ2) ・・・(37)
を保持する。
先の例と同様に、φ1において出力される角度は、
θ(φ2)=Atan(Vreg_Y(φ1)/Vreg_X(φ1)) ・・・(38)
と表され、φ2において出力される角度は、
θ(φ2)=Atan(Vreg_Y(φ2)/Vreg_X(φ2)) ・・・(39)
と表される。そして、φ2において算出される角度は、φ1において算出される角度に180°を加算したものとなる。
Yデータレジスタ39Yにおける更新フラグがL出力となってしまった場合、YデータがVfaultという値に固定してしまうと、φ1及びφ2における角度算出部25への入力データは、それぞれ以下のようになる。
Vreg_Y(φ1)=Vfault ・・・(41)
Vreg_X(φ2)=−GxVhx ・・・(42)
Vreg_Y(φ2)=Vfault ・・・(43)
となる。
θ(φ2)≠180°+θ(φ1) ・・・(44)
である。
図13は、Yデータレジスタの更新が停止する故障が発生した場合に、角度θ(φ1)からθ(φ2)の角度差の変化のシミュレーション結果を示す図である。Yデータレジスタ39Yは、信号振幅の1/2の大きさと仮定している。グラフの横軸を磁場の角度、縦軸を角度差としている。グラフからわかるように、このシミュレーション結果では、角度差は±127°の範囲で変化しており、故障がない場合角度差は180°(又は−180°)と大きく異なっていることがわかる。
なお、実施例1,2,3において、ホール素子のスピニングカレント法による駆動周期は、図8に示したタイミングチャートのように、PH0,PH90,PH270,PH180の順に駆動する周期が1周期であり、その逆順PH180,PH270,PH90,PH0の順に駆動する周期も1周期である。そして、磁気センサの出力信号の符号を反転しない(φ1)時間と、符号を反転した(φ2)時間を合わせたものを符号反転周期とすると、この符号反転周期の半周期に相当するφ1である時間、又はφ2である時間は、ホール素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍であることが望ましい。このように構成することで、スピニングカレント法によるオフセットキャンセルと同時に本発明の回転角検出装置の故障検出を行うシーケンスを容易に設計できる。
第1の伝送部は、X軸ホール素子21Xに接続され、第2の伝送部は、Y軸ホール素子21Yに接続されている。また、第1のスイッチング回路42は、第1の伝送部及び第2の伝送部を相互に切り替えるためのものである。
また、故障診断部27は、記憶部26に記憶される所定の時刻における回転角情報算出部24の出力に基づく情報と、所定の時刻とは異なる時刻における回転角情報算出部24の出力に基づく情報との比較により、回転角検出装置の故障を検知するものである。
また、X軸チョッパ回路41Xからの信号を、φ1においてX信号としてX軸増幅器35Xに接続し、φ2においてY信号としてY軸増幅器35Yに接続するとともに、Y軸チョッパ回路41Yからの信号を、φ1においてY信号としてX軸増幅器35Xに接続し、φ2においてX信号としてY軸増幅器35Yに接続する第1のXY切替回路42を備えている。
X軸,Y軸チョッパ回路41X,41Yは、図6に示した回転角検出装置と同様にホール素子に対して図7で説明したスピニングカレント法を利用する。本実施例4においては、φ1においてもφ2においてもその駆動方法は、PH0,PH90,PH270,PH180の順で駆動するものとする。また、X軸,Y軸増幅器35X,35Y及びX軸,Y軸チョッパ回路43X,43Yの動作は、図6に示した回転角検出装置と同様であるとする。
Vint_X(φ1)=4・Gx・Vhx ・・・(45)
Vint_Y(φ1)=4・Gy・Vhy ・・・(46)
となる、φ2において
Vint_X(φ2)=4・Gx・Vhy ・・・(47)
Vint_Y(φ2)=4・Gy・Vhx ・・・(48)
となる。
θ(φ1)=Atan(Vint_Y(φ1)/Vint_X(φ1)) ・・・(49)
同様にφ2において算出される角度は、以下のように演算される。
θ(φ2)=Atan(−Vint_Y(φ2)/Vint_X(φ2)) ・・・(50)
ここで、Gx=Gyとすると、φ2において算出される角度は、以下のように変換できる。
θ(φ2)=Atan(−GyVhx/GxVhy)=90°+Atan(GyVhy/GxVhx)=90°+θ(φ1) ・・・(51)
すなわち、φ2において算出される角度は、φ1において算出される角度から90°加算されたものとなる。
角度算出部25は、このようにφ1とφ2で90°異なる角度を算出するので、上述した特許文献2にあるように、
θave=(θ(φ1)+θ(φ2)−90°)/2 ・・・(52)
として、回転角検出装置の角度出力とする。
Vout_Y’(PH0)=Vdd ・・・(53)
Vout_Y’(PH90)=Vdd ・・・(54)
Vout_Y’(PH270)=−Vdd ・・・(55)
Vout_Y’(PH180)=−Vdd ・・・(56)
となり、そのため、X軸,Y軸積分器37X,37Yの出力は、以下のようになる。
Vint_Y(φ1)=0 ・・・(58)
Vint_X(φ2)=4・Gx・Vhy ・・・(59)
Vint_Y(φ2)=0 ・・・(60)
このように、φ1においてもφ2においてもVint_Yが0であるため、先にあげたφ2で算出した角度θ(φ2)は、φ1で算出した角度θ(φ1)に90°加算したものではなくなる。すなわち、
θ(φ2)≠90°+θ(φ1) ・・・(61)
である。
θ(φ2)<90°+θ(φ1)+θth ・・・(62)
θ(φ2)>90°+θ(φ1)−θth ・・・(63)
かどうかを診断する。Y軸増幅器35Yの出力が、Vddに固定してしまった場合には、上述した関係を満足しなくなるので、故障診断部27は、回転角検出装置の故障を判定する。
なお、図示しないが、第1及び第2の伝送部は、図5に示した構成と同様に、スイッチング回路を動作させるスイッチング動作部を備え、このスイッチング動作部が、故障検知を行うタイミングに関する信号を受信する検知タイミング信号受信部を備え、スイッチング動作部が、検知タイミング信号受信部の出力に基づいてスイッチング回路を動作させるようにすることも可能である。
本実施例4における回転角検出装置の故障検出方法は、回転体の回転中心軸と直交する平面上に、回転軸に対して所定の角度を有して配置された第1の磁電変換素子21X及び第2の磁電変換素子21Yとを備え、第1の磁電変換素子の出力と第2の磁電変換素子の出力に基づき回転体の回転角に関する情報を算出するように構成された回転角検出装置の故障検出方法である。
すなわち、VX’信号及びVY’信号は、それぞれφ1において、
VX’(φ1)=4・Gx・Vhx ・・・(64)
VY’(φ1)=4・Gy・Vhy ・・・(65)
となり、φ2において
VX’(φ2)=4・Gy・Vhx ・・・(66)
VY’(φ2)=4・Gx・Vhy ・・・(67)
となるので、角度算出部25が算出するφ1における角度θ(φ1)と、φ2における角度θ(φ2)は、それぞれ
θ(φ1)=Atan(VY’(φ1)/VX’(φ1)) ・・・(68)
θ(φ2)=Atan(VY’(φ2)/VX’(φ2)) ・・・(69)
と算出され、Gx=Gyとすると、
θ(φ1)=θ(φ2)
となる。つまり、角度は0°の角度差を持つことになる。
|θ(φ2)−θ(φ1)|<0°+θth ・・・(70)
|θ(φ2)−θ(φ1)|>0°−θth ・・・(71)
かどうかを診断する。
なお、実施例4,5において、XY切り替えをしていない時間(φ1)と、XY切り替えをしている時間(φ2)を合わせたものを、XY切替回路の切り替え周期とすると、この切り替え周期の半周期に相当するφ1である時間、又はφ2である時間は、ホール素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍であることが望ましい。このように構成することで、スピニングカレント法によるオフセットキャンセルと同時に本発明の回転角検出装置の故障検出を行うシーケンスを容易に設計できる。
すなわち、X軸LPF52XとY軸LPF52YによってAD化されたX軸成分とY軸成分は、φ1において式(30)、式(31)、φ2において式(32)、式(33)と同様に表される。
例えば、Vad_Y(φ1)とVad_Y(φ2)は、振幅は同じで符号が異なる量であるから、故障診断部27において、閾値ΔA(>0)を用いて
|Vad_Y(φ1)|−|Vad_Y(φ2)|<ΔA
であることと、符号の同異を確認することで故障が診断される。なお、閾値ΔAは、回転角検出装置のサンプリング周期と、検出対象の回転磁場の回転の変化に応じて適切に調節する。
Vad_Y(φ1)=Vfault
Vad_Y(φ2)=Vfault
であるので、符号が同じとなってしまうことで故障検出が可能である。
なお、本実施例においても、実施例1乃至3と同様に、符号反転周期の半周期は、ホール素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍であることが望ましい。
Vad_X(φ1)=4・Gx・Vhx
Vad_Y(φ1)=4・Gy・Vhy
Vad_X(φ2)=4・Gx・Vhy
Vad_Y(φ2)=4・Gy・Vhx
そして、Vad_X(φ1),Vad_Y(φ1),Vad_X(φ2),Vad_Y(φ2)は、角度算出部25と記憶部26に出力される。そして、角度算出部25は、φ1において、角度θ(φ1)を、φ2においてθ(φ2)を算出する。θ(φ2)はθ(φ1)と式(51)の関係で表すことができるので、式(52)のように平均化して、回転角検出装置の角度出力とすればよい。
例えば、Vad_X(φ1)とVad_Y(φ2)は、第1の伝送部と第2の伝送部の切り替えによって同じベクトル成分が検出されている(ゲインの誤差はないものとする)。したがって、故障診断部27において、実施例6と同様に閾値ΔA(>0)を用いて
|Vad_X(φ1)|−|Vad_Y(φ2)|<ΔA
であることと、符号の同異を確認することで故障が診断される。
Vad_X(φ1)=4・Gx・Vhx
Vad_Y(φ2)=0
であるので、振幅がΔAよりも大きいことで第2の伝送部の故障検出が可能である。
なお、本実施例においても、先の実施例4乃至5と同様に、XY切替回路の切り替え周期の半周期は、ホール素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍であることが望ましい。
また、本発明によると、回転角検出装置におけるアナログ回路、デジタル回路の双方の広い範囲に亘る故障を簡単な回路の追加で実現できる。
また例えば、図11のX,Y軸変調回路及びX,Y復調回路による符号反転は、AD変換器の前としたが、AD変換器の後段に、AD変換器の出力の符号を反転する符号反転部を備え、符号反転部の出力をXデータレジスタ、Yデータレジスタに入力する場合でも上述したデータレジスタにおける故障を判定できる。このような場合も本発明に含まれるものである。
2 集積回路(シリコン基板)
3 ホール素子
4 磁気集束板
11X X軸ホール素子
11Y Y軸ホール素子
12 座標変換部
13X X軸増幅器
13Y Y軸増幅器
14 角度算出部
21X X軸ホール素子
21Y Y軸ホール素子
22X X符号反転部
22Y Y符号反転部
23X Xデータ伝送部
23Y Yデータ伝送部
24 回転角情報算出部
24X X軸成分算出部
24Y Y軸成分算出部
25 角度算出部
26 記憶部
27 故障診断部
31X,31Y 反転動作部
32X,32Y 検知タイミング信号受信部
33X,33Y 検知タイミング信号発生部
34X X軸変調回路
34Y Y軸変調回路
35X X軸増幅器
35Y Y軸増幅器
36X X軸復調回路
36Y Y軸復調回路
37X X軸積分器
37Y Y軸積分器
38X X軸AD変換器
38Y Y軸AD変換器
39X Xデータレジスタ
39Y Yデータレジスタ
41X,41Y 第1のチョッパ回路
42 第1のXY切替回路
43X,43Y 第2のチョッパ回路
44 第2のXY切替回路
51X X軸ΔΣ変調器
51Y Y軸ΔΣ変調器
52X X軸LPF
52Y Y軸LPF
Claims (18)
- 回転体の回転中心軸と直交する平面上に、前記回転軸に対して所定の角度を有して配置された第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子とを備え、前記第1の磁電変換素子の出力と前記第2の磁電変換素子の出力に基づいて前記回転体の回転角に関する情報を算出するように構成された回転角検出装置において、
前記第1の磁電変換素子に接続され、前記第1の磁電変換素子の出力を反転させるための符号反転部を有する第1の伝送部と、
前記第2の磁電変換素子に接続された第2の伝送部と、
前記第1の伝送部と前記第2の伝送部の出力に基づき、前記回転体の回転角度に関する情報を算出する回転角情報算出部と、
所定の時刻における前記回転角情報算出部の出力を記憶する記憶部と、
該記憶部に記憶される前記所定の時刻における前記回転角情報算出部の出力に基づく情報と、前記所定の時刻とは異なる時刻における前記回転角情報算出部の出力に基づく情報との比較により、前記回転角検出装置の故障を検知する故障診断部と
を備えていることを特徴とする回転角検出装置。 - 前記第1の伝送部が、前記符号反転部を動作させる反転動作部を備え、該反転動作部が、故障検知を行うタイミングに関する信号を受信する検知タイミング信号受信部を備え、前記反転動作部が、前記検知タイミング信号受信部の出力に基づいて前記符号反転部を動作させることを特徴とする請求項1に記載の回転角検出装置。
- 前記符号反転部の反転動作周期の半周期が、前記磁電変換素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍であることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転角検出装置。
- 回転体の回転中心軸と直交する平面上に、前記回転軸に対して所定の角度を有して配置された第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子とを備え、前記第1の磁電変換素子の出力と前記第2の磁電変換素子の出力に基づき前記回転体の回転角に関する情報を算出するように構成された回転角検出装置において、
前記第1の磁電変換素子に接続された第1の伝送部と、
前記第2の磁電変換素子に接続された第2の伝送部と、
前記第1の伝送部及び第2の伝送部を相互に切り替えるためのスイッチング回路と、
前記第1の伝送部と前記第2の伝送部の出力に基づき、前記回転体の回転角度に関する情報を算出する回転角情報算出部と、
所定の時刻における前記回転角情報算出部の出力を記憶する記憶部と、
該記憶部に記憶される前記所定の時刻における前記回転角情報算出部の出力に基づく情報と、前記所定の時刻とは異なる時刻における前記回転角情報算出部の出力に基づく情報との比較により、前記回転角検出装置の故障を検知する故障診断部と
を備えていることを特徴とする回転角検出装置。 - 前記第1及び第2の伝送部が、前記スイッチング回路を動作させるスイッチング動作部を備え、該スイッチング動作部が、故障検知を行うタイミングに関する信号を受信する検知タイミング信号受信部を備え、前記スイッチング動作部が、前記検知タイミング信号受信部の出力に基づいて前記スイッチング回路を動作させることを特徴とする請求項4に記載の回転角検出装置。
- 前記スイッチング回路の切り替え周期の半周期が、前記磁電変換素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍であることを特徴とする請求項4又は5に記載の回転角検出装置。
- 前記第1の伝送部が、前記第1の磁電変換素子の出力信号を変調するX軸変調回路と、該X軸変調回路からの信号を復調するX軸復調回路とを備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の回転角検出装置。
- 前記回転角情報算出部は、前記第1の伝送部の出力を積分する積分器を備えていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の回転角検出装置。
- 前記回転角情報算出部は、前記第1の伝送部の出力をAD変換するAD変換器と、該AD変換器の出力を保持するレジスタとを備えていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の回転角検出装置。
- 回転体の回転中心軸と直交する平面上に、前記回転軸に対して所定の角度を有して配置された第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子とを備え、前記第1の磁電変換素子の出力と前記第2の磁電変換素子の出力に基づいて前記回転体の回転角に関する情報を算出するように構成された回転角検出装置の故障検出方法において、
前記第1の磁電変換素子に接続された第1の伝送部の出力と、前記第2の磁電変換素子に接続された第2の伝送部の出力とに基づき、前記回転体の回転角度に関する情報を算出する第1のステップと、
前記第1の磁電変換素子に接続された第1の伝送部の符号反転部により、前記第1の磁電変換素子の出力を反転させて得られる第1の伝送部の出力と、前記第2の伝送部の出力とに基づき、前記回転体の回転角度に関する情報を算出する第2のステップと、
前記第1のステップで得られる前記回転体の回転角度に関する情報と、前記第2のステップで得られる前記回転体の回転角度に関する情報とを比較して前記回転角検出装置の故障を検知する第3のステップと
を有していることを特徴とする回転角検出装置の故障検出方法。 - 前記第2のステップが、反転動作部により前記符号反転部を動作させるステップと、前記反転動作部が、検知タイミング信号受信部により故障検知を行うタイミングに関する信号を受信するステップとを有し、前記反転動作部が、前記検知タイミング信号受信部の出力に基づいて前記符号反転部を動作させることを特徴とする請求項10に記載の回転角検出装置の故障検出方法。
- 前記第2のステップが、前記符号反転部による前記第1の磁電変換素子の出力の反転動作周期の半周期が前記磁電変換素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍となるように反転させるステップを含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の回転角検出装置の故障検出方法。
- 前記第1のステップ及び前記第2のステップが、X軸変調回路により前記第1の磁電変換素子の出力信号を変調するステップと、X軸復調回路により前記X軸変調回路からの信号を復調するステップとを有していることを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の回転角検出装置の故障検出方法。
- 前記第1のステップ及び前記第2のステップが、X軸積分器により前記X軸復調回路の出力を積分するステップを有していることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の回転角検出装置の故障検出方法。
- 前記第1のステップ及び前記第2のステップが、前記復調するステップの後段に、X軸AD変換器により前記X軸復調回路の出力をAD変換するステップと、Xデータレジスタにより前記X軸AD変換器の出力を保持するステップとを有していることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の回転角検出装置の故障検出方法。
- 回転体の回転中心軸と直交する平面上に、前記回転軸に対して所定の角度を有して配置された第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子とを備え、前記第1の磁電変換素子の出力と前記第2の磁電変換素子の出力に基づき前記回転体の回転角に関する情報を算出するように構成された回転角検出装置の故障検出方法において、
前記第1の磁電変換素子に接続された第1の伝送部の出力と、前記第2の磁電変換素子に接続された第2の伝送部の出力とに基づき、前記回転体の回転角度に関する情報を算出する第1のステップと、
前記第1の磁電変換素子に接続された前記第1の伝送部及び前記第2の磁電変換素子に接続された第2の伝送部を、スイッチング回路により相互に切り替えて得られる第1の伝送部の出力と、前記第2の伝送部の出力とに基づき、前記回転体の回転角度に関する情報を算出する第2のステップと、
前記第1のステップで得られる前記回転体の回転角度に関する情報と、前記第2のステップで得られる前記回転体の回転角度に関する情報とを比較して前記回転角検出装置の故障を検知する第3のステップと
を有していることを特徴とする回転角検出装置の故障検出方法。 - 前記第2のステップが、スイッチング動作部により前記スイッチング回路を動作させるステップと、前記スイッチング動作部が、検知タイミング信号受信部により故障検知を行うタイミングに関する信号を受信するステップとを有し、前記スイッチング動作部が、前記検知タイミング信号受信部の出力に基づいて前記スイッチング回路を動作させることを特徴とする請求項16に記載の回転角検出装置の故障検出方法。
- 前記第2のステップが、前記スイッチング回路の切り替え周期の半周期が前記磁電変換素子のスピニングカレント法による駆動周期の整数倍となるように切り替えるステップを特徴とする請求項16又は17に記載の回転角検出装置の故障検出方法。
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- 2012-07-05 JP JP2012151772A patent/JP2014016166A/ja active Pending
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