JP2014008949A - 車両用フロントピラー - Google Patents
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Abstract
【課題】仕様変更に容易に応じることのできる汎用性の高い車両用フロントピラーを提供する。
【解決手段】車両用フロントピラー100は、ピラーアウタ108、第2ピラーインナ120、ピラートリム114を備える。ピラーアウタ108および第2ピラーインナ120はそれぞれ、ウインドシールド104側の一端に、互いに接合されるフランジ108a・120aを有す。ピラートリム114は、フランジの面に接触する上側リブ116を有す。第2ピラーインナ120は、フランジ108aに接合されるフランジ120aを有し、フランジ120aは、隆起した第1隆起部122を有する。
【選択図】図5
【解決手段】車両用フロントピラー100は、ピラーアウタ108、第2ピラーインナ120、ピラートリム114を備える。ピラーアウタ108および第2ピラーインナ120はそれぞれ、ウインドシールド104側の一端に、互いに接合されるフランジ108a・120aを有す。ピラートリム114は、フランジの面に接触する上側リブ116を有す。第2ピラーインナ120は、フランジ108aに接合されるフランジ120aを有し、フランジ120aは、隆起した第1隆起部122を有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、車両の車両用フロントピラーに関するものである。
車両の側部には、ルーフ(屋根)を支える複数のピラー(支柱)が設けられている。各ピラーは車両前方側からフロントピラー、センタピラー、リアピラーと呼ばれ、各ピラーの上部は車両の前後方向に延びるルーフサイドレールに接続されている。これらの部材は、車両の側部において骨格を形成している。
上記のピラーは、車両の外装であるアウタパネルや、このアウタパネルに車内側から連結するインナパネルなど、複数の板金製の部材を組み付けることで形成されている。例えば、特許文献1の上部車体構造には、フロントピラーの具体的な構成が記載されている。このフロントピラーは、アウタパネルとインナパネルとで形成した閉断面の内部にリンフォース(補強材)を備えていて、さらに車内側に内装材であるピラートリムを備えている。
特許文献1に記載のフロントピラーでは、アウタパネルとインナパネルのウインドシールド側の端部がフランジになっていて、このフランジで互いに重なって接合している。このフランジには、リンフォースの端部も挟まれて接合されている。ところで、特許文献1では明記されていないものの、ピラートリムは、インナパネルのフランジに接触してこれらに組み付けられている場合がある。さらに、車種によっては、フロントピラーにリンフォースを備えない仕様のものもある。ここで、仮に特許文献1のフロントピラーからリンフォースを外した場合、フランジの厚みは減ってしまう。すると、ピラートリムをフランジに接するよう設定していた場合、ピラートリムとフランジとの間には隙間が生じてしまう。これでは、ピラートリムも異なる形状のものに変更しなくてはならない。
本発明は、このような課題に鑑み、仕様変更に容易に応じることのできる汎用性の高い車両用フロントピラーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用フロントピラーの代表的な構成は、車両用フロントピラーであって、板金製の外装となるピラーアウタと、ピラーアウタに車内側から組み合わされてピラーアウタと共に閉断面を形成する板金製の第1ピラーインナと、ピラーアウタおよび第1ピラーインナの間に配置される板金製のリンフォースと、第1ピラーインナのさらに車内側に組み付けられる樹脂製のピラートリムと、を備え、ピラーアウタ、第1ピラーインナおよびリンフォースはそれぞれ、ウインドシールド側の一端に、互いに接合されるフランジを有し、ピラートリムは、第1ピラーインナのフランジの面に接触するリブを有し、当該車両用フロントピラーはさらに、第1ピラーインナおよびリンフォースに置換してピラーアウタに車内側から組み合わされてピラーアウタと共に閉断面を形成することが可能な第2ピラーインナを備え、第2ピラーインナは、ピラーアウタのフランジに接合される第2のフランジを有し、第2のフランジは、第1ピラーインナおよびリンフォースのそれぞれのフランジを重ねた厚みに等しくなるよう、ピラーアウタのフランジから離れるように隆起した隆起部を有することを特徴とする。
上記の第1ピラーインナおよび第2ピラーインナを使い分けることで、リンフォースを備える仕様の場合、また、リンフォースの無い仕様の場合のいずれにおいても、ピラートリムを共用できる。したがって、仕様変更が容易であり、その際に伴うコストも削減できる。
上記の隆起部は、第2のフランジの根元側に形成されていて、第2のフランジは、隆起部が形成されていない縁においてピラーアウタのフランジに接合されるとよい。この構成によれば、ピラーアウタと第2ピラーインナとで形成している閉断面の内部で音が発生した場合であっても、その音が外部に漏れにくいため、好適である。
上記の隆起部は第2のフランジの縁側および根元側にそれぞれ上底および上底より長い下底を有する台形形状であって、下底にて閉断面につながっているとよい。この形状の隆起部であれば、電着塗装時において、隆起部の内部の奥まで塗料がとどきやすく、空気がたまったり、塗料がかたよったりすることを防止できる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用フロントピラーの他の代表的な構成は、車両用フロントピラーであって、板金製の外装となるピラーアウタと、ピラーアウタに車内側から組み合わされてピラーアウタと共に閉断面を形成する板金製のピラーインナと、ピラーアウタおよびピラーインナの間に配置される板金製のリンフォースと、ピラーインナのさらに車内側に組み付けられる樹脂製のピラートリムと、を備え、ピラーアウタおよびピラーインナはそれぞれ、ウインドシールド側の一端に、互いに接合されるフランジを有し、ピラーインナのフランジは、ピラーアウタのフランジとの間に所定の間隙が空くよう、ピラーアウタのフランジから離れるように隆起した複数の隆起部を有し、リンフォースは、間隙に挿入されてピラーアウタのフランジおよび隆起部に接合される複数の第3のフランジを有し、ピラートリムは、ピラーインナのフランジの面に接触するリブを有することを特徴とする。
上記の構成では、リンフォースを備える仕様の場合、また、リンフォースの無い仕様の場合のいずれにおいても、リンフォース以外の部材を共用することができる。したがって、仕様変更がさらに容易であり、大幅なコスト削減を図ることが可能である。
上記構成によれば、仕様変更に容易に応じることのできる汎用性の高い車両用フロントピラーを提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両用フロントピラー100の概要を示した図である。図1(a)は、車両用フロントピラー100が実施された車両102を、車幅方向の右側から示した図である。車両用フロントピラー100は、ウインドシールド104の側方にて、ルーフ106を支える柱となる部位である。以下、図1(a)以降の各図面を参照して説明する車両用フロントピラー100は車両の右側面用を想定したものとする。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両用フロントピラー100の概要を示した図である。図1(a)は、車両用フロントピラー100が実施された車両102を、車幅方向の右側から示した図である。車両用フロントピラー100は、ウインドシールド104の側方にて、ルーフ106を支える柱となる部位である。以下、図1(a)以降の各図面を参照して説明する車両用フロントピラー100は車両の右側面用を想定したものとする。
図1(b)は、図1(a)の車両用フロントピラー100の分解図である。図1(b)に示すように、車両用フロントピラー100には、外装であるピラーアウタ108、およびピラーアウタ108に車内側から組み合わされる第1ピラーインナ110が含まれている。また、ピラーアウタ108と第1ピラーインナ110との間には、補強材であるリンフォース112が配置される。これらピラーアウタ108およびピラーインナ、ならびにリンフォース112は、板金製のパネル部材であって、互いに溶接によって接合される。そして、第1ピラーインナ110のさらに車内側には、内装材として、樹脂性のピラートリム114が組み付けられる。
図2は、図1(b)のピラートリム114を主に示した図である。図2(a)は、図1(a)の車両用フロントピラー100を車内側から表した図である。ピラートリム114の車内側は意匠面となっていて、表面処理等が適宜施される。図2(b)は、図2(a)のピラートリム114の車外側の一部として、図1(b)のA部を拡大して例示した図である。ピラートリム114の車外側は、図1(a)の第1ピラーインナ110等に組み付くための形状に成型されていて、上側リブ116および下側リブ118が複数設けられている。
図3は、図1(a)のB−B断面図である。図3に示すように、ピラーアウタ108と第1ピラーインナ110とは閉断面E1を形成する。そして、この閉断面E1の内部に、リンフォース112が配置される。これら、ピラーアウタ108および第1ピラーインナ110ならびにリンフォース112はそれぞれ、ウインドシールド104側の一端に、フランジ108a・110a・112aを有している。
フランジ108a・110a・112aは、互いに面接触し、接合(溶接)される(前方フランジ部F1)。また、車両後方側では、ピラーアウタ108および第1ピラーインナ110ならびにリンフォース112はフランジ108b・110b・112bを有し、これらが接合される(後方フランジ部F2)。そして、ピラートリム114が組み付けられる。このとき、上側リブ116はフランジ110aの面に接触し、下側リブ118はフランジ110bの面に接触する。
ところで、車種の仕様によっては、車両用フロントピラー100のうち、リンフォース112が不要の場合がある。しかし、図3の車両用フロントピラー100からリンフォース112を外すと、前方フランジ部F1および後方フランジ部F2の厚みが薄くなるため、上側リブ116および下側リブ118との間に隙間ができてしまう。これでは、ピラートリム114も別の形状のものに変更しなければならない。そこで、本実施形態では、以下に説明する第2ピラーインナ120を備えていて、これによってピラートリム114を共通して使用することが可能になっている。
図4は、第1実施形態の車両用フロントピラー100に含まれる第2ピラーインナ120を示した図である。図4(a)は、図1(b)に対応して示した第2ピラーインナ120の斜視図である。この第2ピラーインナ120は、図1(b)の第1ピラーインナ110およびリンフォース112に置換して、車両用フロントピラー100に備えられる。
図4(b)は、第2ピラーインナ120を上方から見た図である。第2ピラーインナ120のフランジ120a(第2のフランジ)には、複数箇所に第1隆起部122が設けられている。この第1隆起部122は、図中では奥方へ向かって隆起している(すなわち、図4(b)では窪んでいる)。
図4(c)は、第2ピラーインナ120を側方から見た図である。第2ピラーインナ120には、車両後方側(図中左方)のフランジ120bにも第2隆起部124が複数設けられている。第2隆起部124もまた、図中では奥方へ向かって隆起している。
図5は、図3の第1ピラーインナ110およびリンフォース112を第2ピラーインナ120に置換した図である。図5に示すように、第2ピラーインナ120のフランジ120aは、ピラーアウタ108のフランジ108aに接合される(前方フランジ部F3)。そして、フランジ120bはフランジ108bに接合され(後方フランジ部F4)、これらによって閉断面E2が形成される。そして、ピラートリム114が組み付けられる。
この第2ピラーインナ120を備えた構成では、第1隆起部122がフランジ108aから離れるように隆起していて、第1隆起部122は上側リブ116と接触する構成となっている。また、車両後方側(図中下方)では、第2隆起部124がフランジ108bから離れるように隆起し、下側リブ118に接触する。従って、図3の構成と共通のピラートリム114であっても、上側リブ116および下側リブ118とフランジ120a・120bとの間には隙間が生じない。このとき、第1隆起部122は、図3のフランジ110aとフランジ112aを重ねた厚みに隆起するよう、設定してある。第2隆起部124もまた、図3のフランジ110bとフランジ112bを重ねた厚みに隆起するよう、設定している。
このように、当該車両用フロントピラー100は、第1ピラーインナ110および第2ピラーインナ120を使い分けることで、リンフォース112を備える仕様(図3参照)の場合、また、リンフォース112の無い仕様(図5参照)の場合のいずれにおいても、ピラートリム114を共用することができる。このようにして、当該車両用フロントピラー100は仕様変更が容易になっていて、汎用性が高く、伴うコストも削減できる。
また、図5の第1隆起部122は、フランジ120aの根元側に形成されている。そして、フランジ120aは、第1隆起部122が形成されていない先端側の縁においてフランジ108aに接合している。この構成によれば、ピラーアウタ108と第2ピラーインナ120とで形成している閉断面E2の内部に音が発生した場合であっても、その音が外部に漏れにくく、好適である。なお、後方フランジ部F4の先端には隙間があるが、ピラートリム114の端部が回りこんでこれを覆っているため、閉断面E2の内部からの音は後方フランジ部F4側からは漏れにくい。
図6は、図4(b)の第1隆起部122を裏側から見て示した図である。第1隆起部122は、台形形状に形成されている。このとき、上底122aがフランジ120aの先端側に位置し、上底122aよりも長い下底122bは図5の閉断面E2につながっている。この形状の第1隆起部122であれば、電着塗装時において塗料が内部の奥までとどきやすく、空気がたまったり、塗料がかたよったりすることを防止できる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態にかかる車両用フロントピラー200を示した図である。車両用フロントピラー200は、第2ピラーインナ120に加えて、新たにリンフォース202を備えている点で、図1(b)の車両用フロントピラー200と異なっている。
図7は、本発明の第2実施形態にかかる車両用フロントピラー200を示した図である。車両用フロントピラー200は、第2ピラーインナ120に加えて、新たにリンフォース202を備えている点で、図1(b)の車両用フロントピラー200と異なっている。
図8は、図7のリンフォース202を各方向から示す図である。図8(a)は、図7のリンフォース202を上方から見て示している。リンフォース202は、互いに離間した複数のフランジ202a(第3のフランジ)を上部に有している。また、図8(a)は、図7のリンフォース202を側方から見た図であるが、リンフォース202は、下部にもまた、互いに離間した複数のフランジ202bを有している。これらフランジ202a・202bは、図7の第2インナパネルの第1隆起部122・第2隆起部124に対応して形成されている。
図9は、図7の車両用フロントピラー200を図5に対応して表した図である。図9(a)のリンフォース202は、図8(b)のD−D断面図である。図中には、リンフォース202以外にも、図5に対応した各部材が示してある。図9(a)に示すように、フランジ202aは、第1隆起部122とフランジ108aとの間隙S1に挿入され、これらと接合される(前方フランジ部F6)。また、フランジ202bは、第2隆起部124とフランジ108bとの間の間隙S2に挿入され、これらと接合される(後方フランジ部F7)。
この構成の車両用フロントピラー200であれば、リンフォース202の無い仕様への変更が、図9(b)のようにリンフォース202を単に省くだけで達成できる。その際、リンフォース202以外の各部材は共用することができる。このように、車両用フロントピラー200は、仕様変更をさらに容易に行うことができ、また、各仕様で部材が共用できるため大幅なコスト削減を図ることが可能になっている。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両の車両用フロントピラーとして利用することができる。
E1・E2 …閉断面、S1・S2 …間隙、100・200 …車両用フロントピラー、102 …車両、104 …ウインドシールド、106 …ルーフ、108 …ピラーアウタ、108a・108b …ピラーアウタのフランジ、110 …第1ピラーインナ、110a・110b …ピラーアウタのフランジ、112・202 …リンフォース、114 …ピラートリム、116 …上側リブ、118 …下側リブ、120 …第2ピラーインナ、120a・120b …第2ピラーインナのフランジ(第2のフランジ)、122 …第1隆起部、122a …第1隆起部の上底、122b …第1隆起部の下底、124 …第2隆起部、200 …車両用フロントピラー、202a・202b …リンフォースのフランジ(第3のフランジ)
Claims (4)
- 車両用フロントピラーであって、
板金製の外装となるピラーアウタと、
前記ピラーアウタに車内側から組み合わされて該ピラーアウタと共に閉断面を形成する板金製の第1ピラーインナと、
前記ピラーアウタおよび前記第1ピラーインナの間に配置される板金製のリンフォースと、
前記第1ピラーインナのさらに車内側に組み付けられる樹脂製のピラートリムと、を備え、
前記ピラーアウタ、第1ピラーインナおよびリンフォースはそれぞれ、ウインドシールド側の一端に、互いに接合されるフランジを有し、
前記ピラートリムは、前記第1ピラーインナのフランジの面に接触するリブを有し、
当該車両用フロントピラーはさらに、前記第1ピラーインナおよびリンフォースに置換して前記ピラーアウタに車内側から組み合わされて該ピラーアウタと共に閉断面を形成することが可能な第2ピラーインナを備え、
前記第2ピラーインナは、前記ピラーアウタのフランジに接合される第2のフランジを有し、
前記第2のフランジは、前記第1ピラーインナおよびリンフォースのそれぞれのフランジを重ねた厚みに等しくなるよう、前記ピラーアウタのフランジから離れるように隆起した隆起部を有することを特徴とする車両用フロントピラー。 - 前記隆起部は、前記第2のフランジの根元側に形成されていて、
前記第2のフランジは、前記隆起部が形成されていない縁において前記ピラーアウタのフランジに接合されることを 特徴とする請求項1に記載の車両用フロントピラー。 - 前記隆起部は前記第2のフランジの縁側および根元側にそれぞれ上底および該上底より長い下底を有する台形形状であって、該下底にて前記閉断面につながっていることを特徴とする請求項2に記載の車両用フロントピラー。
- 車両用フロントピラーであって、
板金製の外装となるピラーアウタと、
前記ピラーアウタに車内側から組み合わされて該ピラーアウタと共に閉断面を形成する板金製のピラーインナと、
前記ピラーアウタおよび前記ピラーインナの間に配置される板金製のリンフォースと、
前記ピラーインナのさらに車内側に組み付けられる樹脂製のピラートリムと、を備え、
前記ピラーアウタおよびピラーインナはそれぞれ、ウインドシールド側の一端に、互いに接合されるフランジを有し、
前記ピラーインナのフランジは、前記ピラーアウタのフランジとの間に所定の間隙が空くよう、該ピラーアウタのフランジから離れるように隆起した複数の隆起部を有し、
前記リンフォースは、前記間隙に挿入されて前記ピラーアウタのフランジおよび前記隆起部に接合される複数の第3のフランジを有し、
前記ピラートリムは、前記ピラーインナのフランジの面に接触するリブを有することを特徴とする車両用フロントピラー。
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CN113511266A (zh) * | 2021-07-01 | 2021-10-19 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 一种内板加强板、前立柱结构和焊接方法 |
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2012
- 2012-07-03 JP JP2012149392A patent/JP2014008949A/ja active Pending
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