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JP2013523210A - 滅菌方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、例えばγ線照射による滅菌に不適合性の材料など、特に傷つきやすい材料でできた滅菌連結デバイスを得る方法に関する。方法は、オートクレーブバッグの中にコネクタとチューブを設けるステップと、中にコネクタとチューブを含む密封オートクレーブバッグをオートクレーブ処理し滅菌するステップを含む。任意にはコネクタとチューブは、オートクレーブ前に組み立てられる。またこの方法によって滅菌された、滅菌連結デバイスも提供される。
【選択図】 なし

Description

本発明は、特に傷つきやすい材料でできた滅菌連結デバイスを得る方法に関する。具体的には、本発明は、γ線照射による滅菌に適合できない構成要素を含む滅菌連結デバイスをオートクレーブによって得る方法に関する。
バイオ医薬品の製造、特にタンパク質、ペプチド及び核酸などの生物活性分子に基づく薬剤は、かかる分子を大量に生産及び精製する必要がある。明らかな通り、かかるプロセスを滅菌状態で実施して、使用前に系から、潜在的に危険な夾雑物を除いておくことが極めて重要である。
生産プロセスで複数回使用されるシステムを洗浄、滅菌又は認証する必要性を効果的になくす特徴をもつ製品が幾つか存在する。例えばREADYTOPROCESS(商標)製品(GE Healthcare社、米国マサチューセッツ州ウェストボロー)は、安全性及び経済性を担保しながら、効率的で応答性に富んだバイオ医薬品の開発及び製造が可能となるように設計されている。READYTOPROCESS(商標)製品の典型的用途としては、ワクチン、モノクローナル抗体、組換えタンパク及びプラスミドの無菌清澄化及び精製、無菌的な細胞処理、最終滅菌が実施できない環境、前臨床試験乃至フェーズII臨床試験、ファストトラック医薬品開発プロセスが挙げられる。
滅菌システムを得る際の課題の1つは、チューブとコネクタとの滅菌ユニットを準備することにある。多くのコネクタはγ線照射することができるが、入手可能な長期耐久性の高圧チューブは概してかかるチューブに用いられる材料のためγ線照射することができない。さらにシリコーン系チューブは、チューブ溶接機を用いて封止することができず、それ自体では既製アセンブリ(off-the-shelf assembly)コンセプトを具体化できない。現在、かかるチューブは、まずオートクレーブ処理しておいてから、γ線照射したコネクタと例えば層流フード内などでの滅菌手順に則して組み立てられる。この方法は面倒で汚染のリスクもある。
米国特許出願公開第2007/0149914号
実施が簡単で、汚染の危険性が最小限に抑制されたチューブとコネクタとの滅菌ユニットが得られる方法に対するニーズが存在する。
本発明は、特に傷つきやすい材料でできた滅菌連結デバイスを得るための新規滅菌方法を提供する。本発明者らは、デバイスアセンブリがγ線照査による滅菌に不適合性の構成要素を含んでいる場合には、オートクレーブによって滅菌連結デバイスを得ることができることを見出した。
そこで、第1の態様では、チューブと1個以上のコネクタとを含む連結デバイスを滅菌する方法を提供する。本方法は、まずコネクタとγ線照射に不適合性のチューブをオートクレーブバッグの中に入れ、次いでコネクタ及びチューブの内面に達するように蒸気を浸透させることのできる密封オートクレーブバッグをオートクレーブ処理することを含む。任意には、チューブは、高圧或いは長期使用に適したポンプ用チューブであって、PTFE内部補強層を有する。コネクタは雄雌型(gendered)又は非雄雌型(genderless)コネクタである。
一実施形態では、オートクレーブ処理前は、チューブとコネクタは連結されない。この実施形態では、本方法はさらに、バッグを開封する前に、チューブをコネクタと連結することを含む。こうして、密封ユニットが形成され、その内面はオートクレーブバッグが開封されても滅菌されたままである。
別の実施形態では、2個のコネクタがオートクレーブバッグの中にあり、一方のコネクタがオートクレーブ前にチューブに連結される。この実施形態では、本方法はさらに、バッグを開封する前にチューブをコネクタと連結することを含む。こうして、密封ユニットが形成され、その内面はオートクレーブバッグが開封されても滅菌されたままである。
さらに別の実施形態では、2個のコネクタがオートクレーブバッグの中に含まれ、両方のコネクタとチューブを、オートクレーブ処理前に連結する。ある変更例では、コネクタの少なくとも一方は通気性をもつ。別の変更例では、コネクタは2つとも通気性がある。別の変更例では、コネクタは通気性がないが、少なくとも一方は通気弁を含む。通気弁は、オートクレーブ前に開かれ、オートクレーブ後に、オートクレーブバッグから滅菌連結デバイスを取り出す前に閉じられる。
別の態様では、本方法で滅菌した滅菌連結デバイスを提供する。
本発明は、チューブとコネクタを含む滅菌連結デバイスを得るための新規かつ効果的な方法を提供する。本方法は実施が容易で、汚染のリスクも最小限である。本方法は、γ線照射に不適合性の構成要素を含むすぐに使える滅菌部材を提供する。かかるデバイスは特に、バイオ医薬品の製造に有用である。
第1の態様では、本発明は、チューブと1個以上のコネクタとを含む滅菌連結デバイスを得る方法に関する。最初に、コネクタとチューブをオートクレーブバッグの中に入れる。次いで、密封オートクレーブバッグをオートクレーブ処理する。オートクレーブバッグは、蒸気を浸透させることができ、オートクレーブ段階でコネクタとチューブが滅菌される。好ましい実施形態では、チューブとコネクタは、オートクレーブバッグを開封する前に互いに連結される。別の好ましい実施形態では、チューブとコネクタは、オートクレーブバッグの中に入れる前に、予め連結される。
本発明は、所望の連結アセンブリ(連結デバイス)における、使用前γ線照射又はバイオバーデン低減に適合していない滅菌部品を提供する。例えば高圧ポンプ用チューブは、高圧用途(UF/DF)或いは長いチューブ寿命を要する用途(例えばWAVE CELLBAG(商標)のようなバッグ形式での細胞培養のための連続灌流など)に必須の部品である。しかも、かかるポンプ用チューブはγ線照射適合ではない。かかるポンプ用チューブの一例は、GORE(商標)STA−PURE(登録商標)チューブである。かかるポンプ用チューブは、白金硬化シリコーンでできていて、TFE内部補強層を有しており、内径(ID)50mmまでのサイズで入手可能である。
さらにセンサなどの他の構成要素もオートクレーブ処理され、本明細書に記載される方法に従って所望のコネクタに連結させることができる。本方法は、特に構成部品の1以上が、γ線照射に不適合性の場合に特に有用であり、バッグを汚染から保護しながら簡単に組み立てることができる。
好ましくはチューブは、限られた長さ(例えば長さ1メートル未満)を有する。より好ましくはチューブは50cm未満の長さを有する。後で詳しく説明する通り、オートクレーブ処理したチューブは、γ線照射部品(例えば1個以上のコネクタ)とのアセンブリとして使用される。
好適なコネクタには、雄雌型又は非雄雌型の無菌コネクタが含まれる。これらのコネクタはγ線照射適合性である。或いは、オートクレーブ処理できる限り、これらはγ線照射に不適合性であってもよい。任意には、コネクタはオートクレーブ処理前にγ線照射によって滅菌される。連結後に、連結デバイス(連結アセンブリ)が密封ユニットを形成してオートクレーブバッグを開封しても滅菌されたままであるのが好ましい。好適なコネクタの例としては、READYMATE(商標)コネクタ(GE Healthcare社)並びにKLEENPAK(商標)コネクタ(Pall社)が挙げられる。
任意には、連結を担保するための1個以上のクランプ手段が、オートクレーブ前のオートクレーブバッグに入れられる。クランプ手段の例は、結束バンド又はスナッパークランプである。オートクレーブ後に、クランプ手段を用いてチューブとコネクタとの連結を確保する。
オートクレーブバッグは容易に入手できる。この種のバッグの1つは、TYVEK(商標)製のタイベックスオートクレーブバッグである。かかるバッグは、糸くずが出ないし、耐湿性があり、耐穿刺性で極めて頑丈である。それらは通気性があるが、細菌に対する優れたバリアを形成するという優れた性能を持つ。コネクタとチューブの入ったバッグは、ヒートシール又はテープで密封できる。任意には、バッグの外側に取扱い指示が印刷されており、どのようにオートクレーブ処理し、滅菌バッグ内の構成部品をどのように組み立てるかなどに関してユーザに指示する。タイベックスオートクレーブバッグは、開封時に、浮遊微小粒子をほとんど形成しない。
以下の機能を満たしているのであれば、標準的なオートクレーブバッグ以外の他のオートクレーブバッグも利用することもできる。(1)バッグの一部が、バッグの中の部品のアセンブリを見ることができるようになっている。(2)バッグの一部が、通気性のある膜を含んでいる。(3)オートクレーブ処理後に、滅菌を維持するために閉鎖システムである。(4)バッグの壁が可撓性であることによって、部品を容易に組み立てたり、弁(以下を参照)を閉鎖したりすることができる。
特定の実施形態では、チューブとコネクタは、オートクレーブ処理前は連結されない。
他の実施形態では2個のコネクタが、1本のチューブと共にオートクレーブバッグの中に含まれ、コネクタの少なくとも一方が、オートクレーブ処理前にチューブに連結される。
この実施形態のある変更例では、2個のコネクタがそれぞれ非通気性(非透過性)フィルムによって密封され、チューブと2個のコネクタは、オートクレーブ処理前に連結される。コネクタとチューブの密封アセンブリには、通気弁が含まれていないが、乾燥オートクレーブサイクルを適用することによってそれを滅菌することができることに注目すべきである。
この実施形態の一変更例では、2個のコネクタの少なくとも一方が、通気性(透過性)フィルムによって密封され、チューブと2個のコネクタは、オートクレーブ処理前に連結される。
代替の一実施形態では、2個のコネクタが、1本のチューブと共にオートクレーブバッグの中に含まれ、コネクタの少なくとも一方は、コネクタと一体式の部品を形成する通気弁を含んでいる。従ってチューブとコネクタは、オートクレーブ処理前に連結され、通気弁は、オートクレーブ前に開放される。この通気弁によって、オートクレーブ処理中に、蒸気が連結されたアセンブリの中に入ることができる。通気弁はその後、滅菌連結デバイス(アセンブリ)がオートクレーブバッグから取り出される前に閉鎖される。通気弁を含むことによって、必要であれば最初のオートクレーブ処理の後に、このシステムを分解する必要なしに、複数回オートクレーブ処理を行なうことが可能になる。
方法は、オートクレーブ処理されるべき材料を、約121℃〜約135℃の温度で、より具体的には約121℃〜約126℃の温度で、加圧された蒸気に曝すことによるものである。特に好ましい一実施形態では、コネクタとチューブを有するオートクレーブバッグは、125℃の温度で加圧された蒸気に曝される。
一般に、オートクレーブ処理による湿式加熱滅菌とは、少なくとも2バールの圧力下で、材料をオートクレーブ(重力置換装置)の中で加熱することで、約121℃〜約135℃の温度を達成することを指す。滅菌工程において、水分があり、圧力が上昇する中で加熱することによって微生物を殺す。例えば「Understanding the Operation&Validation of Autoclaves;A Practical Approach」Reeks,B.,BDR出版(1999年9月)を参照されたい。必要な滅菌時間は、滅菌すべき試料の温度とサイズの両方によって決まり、10〜60分の範囲であってよい。温度と圧力が上昇するため、完璧な滅菌を達成するのに必要な時間は通常、表1に示されるように短縮させることができる。
別の態様では、本発明は、オートクレーブバッグと、チューブと、コネクタを含んだキットを提供する。任意には、このキットは、コネクタとチューブを固定するためのクランプ手段を含む。
一実施形態では、キットは、チューブ部分と、2個のコネクタを含んでおり、それらは全てオートクレーブバッグの中に密封される。例えばキットは、GORE(商標)STA−PURE(登録商標)のチューブ部分と、READYMATE(商標)の無菌の2個のコネクタと、内側が密封されたTYVEK(商標)のオートクレーブバッグを含む。γ線照射に不適合性のいずれの構成要素も、オートクレーブ処理後に滅菌して組み立てることができる。オートクレーブからの蒸気が全ての接触面に浸透し、これを熱により消毒する。チューブとコネクタのアセンブリが、オートクレーブ前に完璧に密封されているか否かに関わらず、滅菌が実現される。任意には、結束バンドやスナッパークランプなどのクランプ手段が、オートクレーブバッグに含まれている。バッグが室内の空気に対して開封されたとき、予め実施されたチューブの連結を、今度は結束バンドやスナッパークランプによって適切に保証することができる。
一実施形態ではTYVEK(商標)バッグは、どのようにオートクレーブ処理し、完成したアセンブリの滅菌性を保証するためにどのようにチューブとコネクタを組み立てるかに関して、その外側に印刷された指示を含んでいる。典型的な指示には、ユーザが、オートクレーブ、及びコネクタとチューブの組み立て前に、バッグを開封しないような警告が含まれている。かかる指示はまた、推奨されるオートクレーブの設定、オートクレーブ後の冷却時間、アセンブリを一緒に組み立てるための方法に関する指示(例えばコネクタのチューブ用の小さな突起をチューブのそれぞれの端部に挿入する)、バッグを開封し、チューブとコネクタ固定する(結束バンドやスナッパークランプを使用して)方法に関する指示を含んでいる。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本実施例は、単なる例示の目的として提供されており、添付の特許請求の範囲によって定義されるように本発明を制限するものと解釈すべきではない。以下の及び本明細書の他の箇所に提示されるあらゆる参照は、これにより参照により本明細書に含まれる。
実施例1
GORE(商標)STA−PURE(登録商標)チューブは、γ線に不適合性のため、γ線照射されたコネクタと一緒に使用することで滅菌された連結アセンブリを形成するのが望ましい。内径1/2インチ(長さが24インチ)のGORE(商標)STA−PURE(登録商標)チューブの片側が、READYMATE(商標)の無菌コネクタ(GE Healthcare)に連結された。これが、別のREADYMATE(商標)の無菌コネクタ(GORE(商標)STA−PURE(登録商標)チューブに連結されていない)と共に、オートクレーブバッグ(Cardinal Health Self Seal Pouch 12インチX15インチ カタログ92152)に挿入された。バッグの片側が、着色されたプラスチックである(もう片側は紙である)ため、バッグの中の部品を見ることができる。バッグはその後密封されて、125℃で15分間乾燥サイクルを受ける。
オートクレーブ処理後、バッグを室温まで冷却させることができる。その後、バッグを開封する必要なしに、オートクレーブ前は連結されていなかったREADYMATE(商標)の無菌コネクタが、GORE(商標)STA−PURE(登録商標)のポンプ用チューブに連結された。連結は、オートクレーブバッグを開封せずに1分以内に容易に達成された。
実施例2
この実験により、非浸透性の保護フィルムをベースとしたREADYMATE(商標)のコネクタが、オートクレーブ処理中に滅菌されたか否かをテストした。
この研究において、READYMATE(商標)コネクタと、ホース(1mまでの長さ)のアセンブリが、ジオバチルス ステアロサーモフィルス胞子ストリップ(ジオバチルス ステアロサーモフィルス7953 1ユニット中に1.3×106の胞子が接種されたSGM社のストリップ、SGM Biotech社)によって試された。1つのアセンブリは、一端が開放され、一端がTC止め栓によって閉鎖された。胞子ストリップが、READYMATE(商標)コネクタの二重に折り畳まれたフィルムの中、フィルムの下、及びホースの中のコネクタから25、50及び75cmのところに置かれた。
2種類のオートクレーブ工程が評価された。1つは、器具に対して通常使用され、1つは好ましくは液体に対して使用される。両方とも121℃の温度で使用された。実行時間は15分であった。このオートクレーブ工程の後、胞子ストリップの成長が調べられた。
この研究によって、READYMATE(商標)コネクタが、121℃、15分の器具のための通常のオートクレーブ工程において滅菌されることが示された。この工程は、1mまでの長さのホースを使用した場合に上手くいき、この工程では、ホースの端部で通気フィルタを使用する必要がなかった。
液体サイクルでは、READYMATE(商標)コネクタの内側は滅菌されたが、ホースの中の胞子は全て殺されてはいなかった。
本明細書で挙げた全ての特許、特許公報及び他の公開された参考文献は、あたかもその各々が個別にかつ具体的に参照により本明細書に組み込まれているように、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。本発明の好ましい例示の実施形態が記載されているが、当業者は、本発明を記載される実施形態以外のものによって実施することができることを理解し、この記載される実施形態は、単に例示の目的で提示されており、限定するものではない。本発明は、以下の特許請求の範囲によってのみ限定されている。

Claims (17)

  1. チューブと1個以上のコネクタとを含む滅菌連結デバイスを得る方法であって、
    (1)コネクタとγ線照射による滅菌に不適合性のチューブをオートクレーブバッグの中に入れる段階と、
    (2)コネクタ及びチューブの内面に達するように蒸気を浸透させることのできる密封オートクレーブバッグをオートクレーブ処理する段階と
    を含む方法。
  2. 前記チューブが、高圧或いは長期使用に適したポンプ用チューブであってPTFE内部補強層を有する、請求項1記載の方法。
  3. 前記ポンプ用チューブが、GORE(商標)STA−PURE(登録商標)チューブである、請求項2記載の方法。
  4. 前記1個以上のコネクタが雄雌型又は非雄雌型の無菌コネクタである、請求項1記載の方法。
  5. 前記1個以上のコネクタが2個のコネクタであって、その少なくとも一方が通気弁を含んでおり、前記チューブとコネクタがオートクレーブ処理前に連結され、前記通気弁がオートクレーブ前に開かれ、オートクレーブバッグから滅菌連結デバイスを取り出す前に閉じられる、請求項1記載の方法。
  6. 前記オートクレーブ処理段階が約121℃〜約135℃の温度で実施される、請求項1記載の方法。
  7. 前記オートクレーブ処理段階が約121℃〜約130℃の温度で実施される、請求項1記載の方法。
  8. 前記オートクレーブ処理段階が、所望の温度を達成するように設計された圧力で実施される、請求項1記載の方法。
  9. 前記オートクレーブ処理段階が10〜60分間実施される、請求項1記載の方法。
  10. 前記チューブとコネクタが、オートクレーブ処理前は連結されていない、請求項1記載の方法。
  11. 1個以上のコネクタが2個のコネクタであって、その一方がオートクレーブ処理前にチューブに連結される、請求項1記載の方法。
  12. 前記バッグを開封する前にチューブとコネクタを連結することをさらに含む、請求項10又は請求項11記載の方法。
  13. 連結を担保するための1個以上のクランプ手段が、オートクレーブ前のオートクレーブバッグに入れられていて、オートクレーブ後に、前記クランプ手段を用いてチューブとコネクタとの連結を確保する、請求項12記載の方法。
  14. 前記連結段階後に密封ユニットが形成され、オートクレーブバッグを開封しても前記ユニットの内面が滅菌されたまま残る、請求項12記載の方法。
  15. 1個以上のコネクタが2個のコネクタであって、チューブとコネクタとがオートクレーブ処理前に連結される、請求項1記載の方法。
  16. 前記コネクタの少なくとも一方が通気性を有する、請求項15記載の方法。
  17. 2個のコネクタが共に通気性でない、請求項15記載の方法。
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