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JP2013501559A - 拡張器及び拡張器を備えたアッセンブリー - Google Patents

拡張器及び拡張器を備えたアッセンブリー Download PDF

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JP2013501559A JP2012524243A JP2012524243A JP2013501559A JP 2013501559 A JP2013501559 A JP 2013501559A JP 2012524243 A JP2012524243 A JP 2012524243A JP 2012524243 A JP2012524243 A JP 2012524243A JP 2013501559 A JP2013501559 A JP 2013501559A
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シャフリンジオン ベルナール
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ビー イージー アイピー
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Abstract

本発明の拡張器(801)は、タンポン(13)を挿入可能な後端領域(4)を有する後方部位(2)と、ユーザーの膣壁に挿入するための前方部位(3)とを少なくとも備えている。後方部位は、タンポンを縦方向に動かすことができるように、縦方向の内部通路を構成し、その断面がタンポンの断面よりも小さい初期待機状態から、内部通路の断面がタンポンの断面と一致し、タンポンが縦方向に移動できる展開状態に切り換え可能である。また、前記タンポンを挿入する間に、前記タンポンが膣壁の狭窄部と持続的に接することなく、前記タンポンを膣腔内に直接放出するために十分な長さを有している。
【選択図】図46

Description

本発明は、月経用又は衛生用タンポン、及び月経血及び頸管粘液によって例示される生体分泌物を吸収できる装置に関する。
月経用又は衛生用タンポンは、シート状又は短冊状の吸収体により形成されており、吸収体は、ユーザーの膣に挿入されるタンポンを形成するための既知の技術を用いて折りたたまれたり、包み込まれたりしている。
このような装置は、一般に吸収させる分泌物の量にかかわらず用いられており、一般的には分泌が中量又は多量の場合にも保持でき、大多数のユーザーにとって好適となるように構成されている。
一部のユーザーはタンポンを直接手に取って膣内に挿入する。一方、他のユーザーは、アプリケーターという装置によってタンポンを挿入することを好む。
アプリケーターなしでの挿入の場合には、挿入操作がユーザーに痛みをもたらすことがある。この理由の1つとして、開口部に挿入するにはタンポンの断面積が大きすぎるということがあり、もう1つの理由としてタンポンの外表面が一般に荒れており、タンポンの挿入が膣壁、とりわけその筋肉が狭窄している領域との摩擦により、傷又は炎症の原因となることがある。
また、このような傷の発生によってもたらされる痛みによる不快感に加えて、そのような傷又は炎症の症状が劇的なものになる可能性があることを留意する必要がある。実際には、感染症、特に性感染症への感染のリスクが問題となる。
アプリケーターによる挿入の場合には、タンポンを中に滑り込ませたチューブ状のアプリケーターと、チューブに挿入され、アプリケーターからタンポンを押し出すためのプランジャーとを備えたアッセンブリーをユーザーは用いる。使用に際して、一部のユーザーは、生殖器の入り口の近くにチューブの前方端が位置するようにアッセンブリーを生殖器に対して押し当てる。この場合、先に説明したアプリケーターを用いない挿入の場合と同じ不具合が生じる。一方、他のユーザーは、膣腔に届く深さまでアプリケーターを挿入する。この場合には、タンポンが膣壁を擦るリスクを小さくすることができる。しかし、ユーザーはタンポンとほぼ同じ直径を有する部材を深く挿入することによる不快感に直面する。
本発明の目的は、先に述べた問題の完全な又は部分的な解消である。
この目的のために、拡張器は、使用可能状態の衛生用タンポンを挿入可能な後端領域を有する後方部位と、ユーザーの膣壁内に挿入するための前方部位とを少なくとも備えており、前記前方部位は以下のような構成とする。
−前方部位は、縦方向の内部通路を構成し、その断面がタンポンの断面よりも小さい初期待機状態から、断面がタンポンの断面と一致し、前記タンポンが縦方向に移動できる展開状態に切り換え可能であり。
−前方部位は、タンポンを挿入する間に、前記タンポンが膣壁の狭窄部と持続的に接することなく、タンポンを膣腔内に直接放出するために十分な長さを有している。
このような拡張器は、膣壁、具体的には入り口付近の狭窄された領域をタンポンが不適切に擦るおそれを低減することができ、その鞘状の前方部位によってタンポンを膣腔内に直接出現させることができる。これにより、傷及び炎症のリスクが低減される。
また、前方部位の通路の断面が、初期休止状態においては、タンポンの直径に対して最小限となるため、拡張器の挿入が、容易にそして自動的になる。さらに、痛み及び精神的なストレスを生じさせることなく、前方部位を膣壁の入り口に滑り込ませることができる。この最小限の断面は、十分な長さと共に、挿入軸に対して直交する面における柔軟性を前方部位に付与する。これにより、前方部位を膣腔の外科的な形状に適応して変形させることができる。この点は、操作に不慣れな若いユーザーの大部分に対して特筆すべき利点となり、これにより、タンポンを挿入する角度を正確にコントロールしなくても、膣腔にタンポンを容易に挿入することができるようになる。
このような拡張器は、その大きさにかかわらずどのようなタンポンにも適用することができる。このため、1つの拡張器で異なるサイズ及び径のタンポンを挿入することが可能となる。
挿入の際にタンポンが膣壁と接することがないため、タンポンの先端をユーザーに与える不快感を最小化できるような状態とする必要がなくなる。実際に、本発明に係る拡張器によれば、ユーザーが受ける不快感は、タンポンの先端の状態にかかわらず同じとなる。これにより、従来のタンポンと比べて、より先端が拡がり、圧縮を抑えたタンポンの使用が可能となり、さらに望ましくなる。これにより、先端と接した生体分泌物のより迅速で効果的な吸収が可能となる。
ここで、ユーザーは拡張器からタンポンを滑り出させる手段として指を用いることも、プランジャーを用いることもできる。
前方部位が初期待機状態の際には、内部通路の幅は5mm未満であることが好ましい。このようにすれば、ユーザーが受ける挿入の感触が極小さくなる。
本発明の好ましい形態において、後方部位は、前方部位に向かって断面が次第に小さくなる通路を構成する前端領域を有している。このようにすると、使用の際に、ユーザーの指又はプランジャーによりタンポンに加えられる力によって、タンポンは次第に細くなる前端領域において圧縮される。そして、これにより、先端があまり圧縮されていない又は拡がったタンポンが使用でき、先端と接した生体分泌物のより迅速で効果的な吸収が可能となる。
後方部位が、前端領域において少なくとも1つの褶曲した内部領域を含む側壁を有していることが効果的である。このような褶曲により、接触面積を増大させて吸収能力を増大させるように、タンポンの先端をほころびさせることを促進できる。
また、側壁には、それぞれが褶曲した領域を形成する略円形のエッジを有する、連続した内部段差が形成されていることも効果的である。
前方部位は、タンポンの断面に応じて放射状に拡がる弾性を有する少なくとも2つの縦方向タブを構成する複数の縦方向溝を有していることが好ましい。これにより、タンポンが前方部位の中をスライドしている際に、縦方向溝の所でタンポンが膣壁と接したとしても、このような接触は非常に"極小"であり、"長期"とはいえず、不快感、傷又は炎症等の原因となるものとは完全に異なる。このような、縦方向タブは、拡張器の挿入はほとんど不快感を生じさせないように、前方部位が初期待機状態の場合には非常に狭い開口しか有していない。そして、膣腔へタンポンを放出するために、タンポンが前方部位の中を移動することにより、縦方向タブは互いに分離する。
拡張器は、前方部位の外周に均等に配置された4つの縦方向溝を備えていることが効果的である。
本発明に係る特徴的な形態によれば、例えば、前端領域が縦方向タブよりも薄い材料により形成されていることにより、前端領域が、縦方向タブよりも放射状に拡がる範囲が大きい。タンポンが移動する際に、前端領域は展開され、膣壁の狭窄した領域の影響を受けて、互いに平行を保って縦方向タブは放射状に均一に分離する。このため、前端部の開口領域と縦方向タブの開口領域とは実質的に同じになる。
本発明に係る他の形態によれば、前方部位は、それぞれが、縦方向板片が突出した略円形の基部を有する2つの部材を含む。各縦方向板片は実質的凹面となっていることが効果的である。両方の部材は、2つの直径方向に相対する接続軸を介してその基部において互いに接続されていることが好ましい。両方の部材の縦方向板片はタンポンが通過する際には互いに分離することができる。また、2つの接続軸は2つの基部の少なくとも一方に設けられた溝の内側に滑り込むことが好ましい。これにより、縦方向板片は、円周方向に均等に分布し、タンポンが前方部位を移動する際に互いに並行に保たれ続ける。
本発明は、以下の構成要件を備えたアッセンブリーにも関する。
−タンポンを収容する拡張された前方部位を有する本発明に係る拡張器と、
−拡張器にほぼ沿って配置されている待機位置から、拡張器を伸ばすように配置された使用位置に切り換える可能なタンポンの押圧部材とを備えている。望ましい形態において、押圧部材は、端部材の周りに取り付けられ、後方部位の後端領域に挿入されるプランジャーを有している。
他の望ましい形態において、プランジャーと端部材とは、互いに回転しあえるように構成されている。
端部材は、第1ブロック及び第2ブロックを含み、プランジャーと第1ブロックとは互いに回転しあうことができ、第1ブロックと第2ブロックとは、互いに回転しあうことができることが効果的である。
第2ブロックは、外側に突出した少なくとも2つの接続面を有していることが効果的である。
本発明の形態によれば、後方部位に挿入され、押圧部材の端部材に対応するハウジングを有するリングを備えている。
リングのハウジングは、押圧部材と断面が略一致した挿入開口面と、底面とを有していることが好ましい。
リングは、少なくとも1つの縦方向チャネルを有していることが好ましい。
後方部位は、前端領域の近傍に環状把持部を有し、環状把持部は、拡張器に沿って折り曲げられた、プランジャーをはめ込むことができるノッチを有していることが効果的である。
本発明の実施は添付された図面を参照した下記の詳細な説明により明らかになる。
図1は本発明に係る拡張器の部分拡大断面図である。 図2はタンポンがセットされた図1の拡張器の側面図である。 図3は使用位置における拡張器の側面図である。 図4は本発明の好ましい形態に係るアッセンブリーの使用可能状態の斜視図である。 図5は図4に示すアッセンブリーの側面図である。 図6は図5に示すアッセンブリーの縦方向の断面図である。 図7は図4に示すアッセンブリーの押圧部材の拡大斜視図である。 図8は図7に示す押圧部材の端部の詳細図である。 図9は図4に示すアッセンブリーに挿入されたリングの斜視図である。 図10は図9に示すリングのX−X線における拡大断面図である。 図11は図4に示すアッセンブリーに押圧部材を伸ばした状態の側面図である。 図12は図11に示すアッセンブリーの縦方向の詳細断面図である。 図13は図4に示すアッセンブリーの操作後の側面図である。 図14は本発明に係る他のアッセンブリーの側面図である。 図15は図14に示すアッセンブリーの押圧部材の拡大斜視図である。 図16は図14に示すアッセンブリーの操作後の側面図である。 図17は本発明に係る他のアッセンブリーの使用可能状態における側面図である。 図18は本発明に係る他のアッセンブリーの使用可能状態における縦方向の断面図である。 図19は図17及び図18に示したアッセンブリーの押圧部材を伸ばした状態の側面図である。 図20は図17及び図18に示したアッセンブリーの押圧部材を伸ばした状態の縦方向の断面図である。 図21は図17及び図18に示したアッセンブリーのタンポンを引き出した状態の側面図である。 図22は図17及び図18に示したアッセンブリーのタンポンを引き出した状態の縦方向の断面図である。 図23は図17及び図18に示したアッセンブリーの操作後の側面図である。 図24は図17及び図18に示したアッセンブリーの操作後の縦方向の断面図である。 図25は本発明に係る他のアッセンブリーの斜視図である。 図26は図25に示すアッセンブリーの拡張器の斜視図である。 図27は図25に示すアッセンブリーの押圧部材の斜視図である。 図28は図25に示すアッセンブリーの押圧部材が引き出された状態の斜視図である。 図29は本発明に係る他のアセンブリーにおける縦方向の断面図である。 図30は図29に示すアッセンブリーに用いることができるタンポンの斜視図である。 図31は図29に示すアッセンブリーに用いることができるタンポンの側面図である。 図32は図29に示すアッセンブリーに用いることができるタンポンの斜視図である。 図33は図29に示すアッセンブリーに用いることができるタンポンの側面図である。 図34は図29に示すアッセンブリーに用いることができるタンポンの側面図である。 図35は図29に示すアッセンブリーに用いることができるタンポンの斜視図である。 図36は本発明に係る他の拡張器の斜視図である。 図37はカバーエレメントを装着した図36に示す拡張器を備えたアセンブリーの拡大側面図である。 図38は図37に示すアセンブリーの斜視図である。 図39は図37に示すアッセンブリーの正面図である。 図40は図36に示す拡張器に装着できる他のカバーエレメントの上面図である。 図41は本発明に係る他の拡張器における操作前の拡大側面図である。 図42は本発明に係る他の拡張器における操作中の拡大側面図である。 図43は本発明に係る他の拡張器における操作後の拡大側面図である。 図44は他のカバーエレメントを装着した図36に示す拡張器を備えたアッセンブリーにおける使用前の縦方向の断面図である。 図45は他のカバーエレメントを装着した図36に示す拡張器を備えたアッセンブリーにおける使用後の縦方向の断面図である。 図46は本発明に係る他の拡張器における拡大側面図である。 図47は縦方向の溝部に装着した図46に示す拡張器を別の角度からみた図である。 図48は図47に示す拡張器における後方部位の端部の詳細図である。 図49は本発明に係るガイド手段を装着した他の拡張器における操作前の側面図である。 図50は本発明に係るガイド手段を装着した他の拡張器における操作前の部分側面図である。 図51は本発明に係るガイド手段を装着した他の拡張器における操作後の部分側面図である。 図52は本発明に係るガイド手段を装着した他の拡張器における操作後の側面図である。 図53は図49〜図52のガイド手段の変形例の斜視図である。 図54は図49〜図52のガイド手段の変形例の斜視図である。 図55は図19の拡張器に他のガイド手段を装着した状態の斜視図である。 図56は図55に示す拡張器の操作状態を示す側面図である。 図57は図55に示す拡張器の操作状態を示す拡大側面図である。 図58は図55に示す拡張器の操作状態を示す拡大側面図である。 図59は図55に示す拡張器の操作状態を示す拡大側面図である。 図60は図55に示す拡張器の操作状態を示す側面図である。 図61は本開示に係る他のアッセンブリーにおける縦方向の断面図である。 図62は本開示に係る他のアッセンブリーにおける縦方向の断面図である。
上記図面を参照した以下の詳細な説明において、同一の構成要素又は機能の同一性を満たす構成要素には、発明の理解を容易にするために同一の参照符号を附す。
図1〜図3に示すように、本発明の拡張器1は、それぞれの長さが2cm及び3cmである後方部位2及び前方部位3から構成され、生分解性プラスチックにより一体形成された本体を備えている。
より詳細には、後方部位2には環状把持部6(図1には非表示)を有する後端領域4が設けられている。
前述の説明及び本説明のように拡張器1の各部は、独立して又は全体として、例えば、生分解性プラスチックを含むプラスチック、金属、紙、厚紙、セラミック及びこれらの混合物さらには他の素材を含む種々の材料から形成されている。
環状把持部6は内表面、外表面、第1主表面及び第2主表面を備えている。内表面は、拡張器1にタンポンを挿入するのに適した大きさ及び形状の開口を規定する。例えば、開口の形状は、円、楕円等の略円形であってもよく、多角形状であってもよく、曲線又は直線を含む種々の形状であってもよい。
環状把持部6の内表面によって規定される開口の平均直径は、例えば、約0.5〜約10cmの範囲であってもよく、約0.5〜約6cmであってもよく、約3〜約10cmであってもよく、約1〜約3cmであってもよく、約1.5〜約2.5cmであってもよい。いくつかの実施形態においては、開口の平均直径は、約1.1cm、1.2cm、1.3cm、1.4cm、1.5cm、1.6cm、1.7cm、1.8cm、1.9cm、2.0cm、2.1cm、2.2cm、2.3cm、2.4cm、2.5cm、2.6cm、2.7cm、2.8cm、2.9cm、又は3.0cmである。
開口の面積は、例えば約0.20〜約80cm2であってもよく、約0.20〜約30cm2であってもよく、約2.5〜約80cm2であってもよく、約0.80〜約7cm2であってもよく、約1.75〜約5cm2であってもよく、約2.25〜約4.5cm2であってもよい。
環状把持部6の第1主表面及び第2主表面は、内部通路の縦方向に対して直交若しくはほぼ直交する平面、又はほぼ平面であればよい。また、第1主表面及び第2主表面は拡張器1の先端に近づく方向又は遠ざかる方向に傾いていてもよく、平面でなくてもよい。
環状把持部6は、例えば、第1主表面から第2主表面までの平均の厚さが約1〜約10mmの範囲であってもよく、約1〜約6mmであってもよく、約4〜約10mmであってもよく、約2〜約4mmであってもよい。厚さは、環状把持部6の全体で均一であっても、ほぼ均一であっても、異なっていてもよい。
後方部位2は、断面が前方部位3に向かって次第に細くなる通路を画定するように形成された前端領域7を備えている。前端領域7において後方部位2は、それぞれが褶曲した領域を形成するほぼ円形のエッジ10を有する一連の内部段差9により構成された側壁8を有する。
前方部位3及び前端領域7は拡張器1の外周に均等に配置された4つの縦方向溝11を有しており、これにより画定される4つの縦方向タブ12は、衛生用タンポン13の断面に対応して放射状に拡がる弾力性を有するように設計されている。より詳細には、前端領域7の厚さが縦方向タブ12よりも薄くなっているため、前端領域7は縦方向タブ12よりも大きく拡がる。
操作する場合、ユーザーはタンポン13を保持し、タンポン13の先端が前端領域7の側壁8に接するまで後端領域4側から後方部位2にタンポン13を挿入する。
タンポン13が送り込まれる膣腔に直接現れるように前方部位3は膣に挿入される。必要に応じて、縦方向タブ12は、膣腔の外科的形状に合わせて挿入する軸に対して垂直な面内において屈曲するようにできる。これにより、ユーザーが受ける不快感をさらに低減できる。
親指等によりタンポン13の末端に十分な圧力を加える一方、人差し指と中指等により環状把持部6を支えて逆方向の力を加えることにより、タンポン13をスライドさせ、前端領域7及び縦方向タブ12を開かせることができる。
まず、待機状態について説明すると、エッジ10は後方に加えられた力によってタンポン13の先端をささくれさせたりたり、拡げたりする。これにより、タンポン13の先端と接した分泌物をより早く、より効果的に吸収させることができる。次に、タンポン13が完全に押し込まれ、それにより前端領域7が完全に展開された際に、前端領域7の開口部は略円形となり(図3を参照)、エッジ10はタンポン13をスライドさせる抵抗とはならない。また、タンポンの側面14は不都合が生じないように保持されている。
図3に示すように、タンポン13(明瞭性のために表示していない)が前方部位3に侵入する際に、縦方向タブ12を覆う膣壁の筋肉狭窄部(表示せず)によって縦方向タブ12は互いに並行な状態となり、狭窄部は逆に拡げられる。
図36〜図39に示す、本発明に係る他の例の拡張器601は、以下の構成を備えている点において拡張器1と異なっている。
−拡張器601の軸に直交するように径方向に相対して設けられた2つの取っ手602の形状をとって後端領域4に取り付けられている把持部、
−後端領域4において外周に均等に分布している4つの開口603、
−縦方向タブ12の開放を調製できる接続部604。
より詳細には、4つの開口603は、縦方向タブ12が放射状に拡がるようにするための力を低減できる。このため、縦方向タブ12の展開をよりよく制御できる。
接続部604は、操作前に縦方向タブ12を互いに接続している。このようにするために、図37に示すように、初期状態では各縦方向タブ12は隣接する2つの縦方向タブ12と2箇所において接続されている。接続部604の1つは、前端領域7に設けられており、もう1つは先端付近に設けられている。接続部604は、縦方向タブ12と同一の材料により一体に形成されていることが好ましい。
これらの接続部604により、4つの縦方向タブ12の放射状の拡がりを調整することができる。操作として、まずユーザーはタンポン13を拡張器601に挿入する、その後取っ手602を例えば人差し指と中指とにより抑えて拡張器601を保持する。そして、タンポン13をスライドさせるように親指によりタンポン13の後端に力を加える。タンポン13に十分な力が加わると、タンポン13の先端は前端領域7に設けられた接続部604を断裂させる。さらに、縦方向タブ12の先端付近に設けられた接続部604を断裂させる。当然ながら、これらの接続部604が破壊された際に、膣腔に向かってタンポン13を押し進めることができるように、前端領域7に設けられた接続部604の抵抗を強くしておくことが有用であろう。
さらに、拡張器601には被覆部材605が取り付けられている。より詳細には、被覆部材605は、例えば布若しくは不織布、プラスチック若しくは非プラスチック、弾性体若しくは非弾性体、不浸透性若しくは浸透性、水溶性若しくは非水溶性等の材料により形成されている。この被覆部材605は、種々の材料から選択できる。
図37〜図39において、被覆部材は織布605である。織布605は、角を丸くした略方形状であり、織布605を拡張器601に固定するための2つの切れ込み606を有している。
図37及び図38に示すように、最初にタンポン13が拡張器601に挿入される。その後、2つの取っ手602を対応する切れ込み606に差し込んで、織布605を拡張器601に取り付ける。織布605は引っ張られており、タンポン13は後方部位2に対して所定の位置に維持される。
このような織布605を設ける他の利点は、膣腔からの月経血により汚れたタンポンを押すのにユーザーの指を用いなくてもよくなることである。タンポン13をスライドさせる間中、指とタンポン13との間には、織布605の中央部607が挟まれているので、指が膣腔と接することはない。
同様に、織布605の切れ込み606と端部610との間に位置する余剰部608は、指と陰唇との間に位置しているので、取っ手602を支える指の先が汚れないように保護することができる。
また、余剰部608のそれぞれは、対応する取っ手602と接していて徐々に裂けてしまう縦方向の弱部ライン609を有している。このため、膣腔にリリースされるまでのストロークがどのような長さのタンポン13にも、織布605は追随することができる。
この他、図40に示すように被覆部材をディスク605としてもよい。ディスク605は配置されたタンポン13の全体を覆う。また、タンポンの引き出しコードを通す十字状の中央孔を有していることが効果的である。
被覆部材605は、例えば実質的に正方形状、三角形状又は多角形状の材料片とすることができる。
さらに、被覆部材605を2つの取っ手602に固定する方法として、溶着等を用いることも可能である。
また、被覆部材605は、指の消毒剤、治癒剤(cicatrizer)、潤滑剤又はpHを制御する薬剤等を含んでいることが効果的である。
図44に他の実施形態を示す。より詳細には、拡張器601と、引き出しコード121が取り付けられたタンポン13とを被覆部材605は完全に覆う。これにより、被覆部材605は、拡張器601と組み込まれたタンポン13とからなるアッセンブリーを完全に包む袋として機能する。
被覆部材605は拡張器601に取り付けられたタンポン13を覆う後部650を有しており、取っ手602の位置で拡張器601に固定されている。
しかし、拡張器601の前端側に引き出しコード121の末端を引き出すための開口が設けられている。
このため、引き出しコード121を、取っ手602の部分又はその近傍等に設けられた開口から引き出すことができる。
また、引き出しコード121は、拡張器601と後部650との間に設けられた空間に単純に滑り込ませてもよい。この場合には、拡張器601への後部650の固定を不連続にしておく必要がある。
固定は、溶着により行うことが効果的である。しかし溶着に代えることができる既知の他の方法を用いてもよい。
拡張器601を覆うように形成された略方形状の前部651によって、後部650は拡げられている。前部651は後部650と一体であり、前部651が後部650から所定の位置で切り離せるように弱化部652が設けられている。このため、弱化部652は取っ手602の面よりも実質的に内側に設けられている。
しかし、弱化部652はどこに設けられていてもよく、特に拡張器601の前方部位3の周囲がよい。必要ではないが、このような場所に弱化部652を設けると、縦方向タブ12を横切る面となるため効果的である。
前部651は、拡張器601に合わせた漏斗状のハウジング654となる、部分的に斜めになった溶着部653を備えていてよい。これにより、拡張器601の縦方向タブ12はハウジング654の広がった部分と組み合わされる。これにより、被覆部材605の内側においてタンポン13が取り付けられた拡張器601に不具合が生じることを防ぐことができる。
ユーザーがタンポン13の挿入を行う場合には、ユーザーは包装容器である被覆部材605を保持する。
次に、ユーザーは、一方の手で前部651を引っ張り、他方の手で後部650の空の端部、又は後部650を介して取っ手602を保持する。これにより、図45に示すように、前部651は弱化部652において切り離される。その後、近くのゴミ箱、又は被覆部材の材質によっては便器に捨てられる(矢印で図示)。後部650は拡張器601と共に残される。
その後、ユーザーは後部650を介してタンポン13の後端を押して、膣腔にタンポン13を挿入することができる。その際には後部650があるため汚れることはない。タンポン13をスライドさせる際に、引き出しコード121の末端は拡張器601の外側に留まるように固定されている。例えば、引き出しコード121の末端が、略円筒形の本体に埋め込まれていてもよく、また、一端が後部650に取り付けられ、他端がタンポン13に取り付けられていてもよい。ユーザーが後部650に力を加えることにより、押圧部はタンポン13をスライドさせる。
図4〜図13に示すように、本発明に係る好適な実施形態のアッセンブリーは、後方部位102及び先に述べた拡張器1と実質的に同一の前方部位3から構成され、生分解プラスチックにより一体形成された拡張器101を備えている。後方部位102は主に以下の点で先に述べた後方部位2と異なっている。後方部位102は、タンポン13を完全に収容できる7cm台の長さを有し、切り欠き120を有する把持部6を有している。
タンポン13が後方部位102に挿入された後、リング103を後端領域104側から後方部位102に滑り込ませる。リング103は、開口を有する挿入面106と底面107とを有する断面正方形状の縦方向の中央ハウジング105を有している。挿入面106も断面正方形状であり、ハウジング105よりも若干小さい挿入面106の開口を形成するようにリブ108が配置されている。リング103は、中央ハウジング105を囲む4つの縦方向チャネル109をさらに備えている。
後方部位102にリング103を挿入する前に、自由端部材112の周りに取り付けられたプランジャー111を有する断面正方形状で、生分解性プラスチックからなる一体となった押圧部材110がリング103に挿入される。
自由端部材112は、図8に示すように、順次配置され、接続部材115を介して互いに接続された第1ブロック113及び第2ブロック114により構成されている。第1ブロック113及び第2ブロック114は、互いの周りを回転できる。
第2ブロック114はスロット116を構成するように2つの対称なセグメント114a、114bにより構成されており、各セグメント114a、114bは外向きに配置された接続面117を備えている。第2ブロック114は、2つの接続面117によりその断面がリング103の挿入面106よりもわずかに大きい。プランジャー111も、互いの周りを回転できるように、接続部材118を介して第1ブロック113と接続されている。プランジャー111の反対側の端部は、開口部122を有する押圧部119と接続されている。
第2ブロック114をハウジング105に強制的に押し込むと、セグメント114a、114bに応力が加わり互いに近接し、接続面117がリブ108を越えた後でそれらの最初の待機状態に戻る。このため、第2ブロック114は、最終的にハウジング105の内側に挿入され、リブ108が接続面117とかみ合うストッパーとして機能し、はずれることがない。図4に示すように、第1ブロック113は後方部位102の外側に位置し、プランジャー111は拡張器101の後ろ側の位置で折り返すことができる。拡張器101に近接させることができるように、プランジャー111は最終的に把持部6の切り欠き120にはめ込まれる。これにより、待機位置におけるアッセンブリーの総体積を小さくすることができる。
また、タンポン13の引き出しコード121は、適切なツールを用いることにより、4つのチャネル109の1つを通して引き出されており、アッセンブリーの外側から使用できる。
アッセンブリーを使用しようとするユーザーは、プランジャー111を展開し、押圧部材110を使用可能にする。このため、プランジャー111は接続部材118の周りを約180°回転させ、第1ブロック113も接続部材115の周りを回転させる。
図11に示すように、押圧部材110が完全に展開され、プランジャーが拡張器101の延長部となった際に、ユーザーは押圧部119に力を加えることができる。これにより、押圧部材110は第2ブロック114がリング103の底面107に接するまでスライドする。この際に、図12に示すように、2つの接続部材115及び118は、ハウジング105の中に侵入する。これにより、第1ブロック113は、第2ブロック114に対して回転できなくなり、同時にプランジャー111は第1ブロック113に対して回転できなくなる。このため、押圧部材110はリング103のハウジング105の機能により最も展開された位置に固定される。
押圧部119に十分な力が加えられると、押圧部材110の力により後方部位102に沿ってリングが移動し、前方部位3の方へスライドするようにタンポン13に力が伝わる。この後、先の説明と同様にして、タンポン13が送り出される。
図13に示すように、閉じようとする縦方向タブ12の作用により、タンポン13が送り出された後、リング103は前方部位3に保持される。
後方部位102は、方形状、正方形状、三角形状又は六角形状等であってもよい。リング103の形状もそれに合わせればよい。
図14〜16にアッセンブリーの他の形態を示す。本例示においてアッセンブリーは、拡張器201がリングを有しておらず、押圧部材210が硬質で、実質的に折れ曲がった形状で、円筒状の末端部材212を有しているという点で異なっている。まず、押圧部材210を約180°回転させて使用可能にする。タンポン13の送出は、押圧部材210の移動によって行う。末端部材212はタンポン13が膣腔に送り出されるまで拡張器201に沿ってタンポン13をスライドさせる。
図17〜24に本発明に係る他の形態を示す。本例示において、拡張器301は後方部位302がより長くなっている点で拡張器1と異なっている。前方部位3については同じである。
アッセンブリーは、手前側端部305と奥側端部306とを有するチューブ304も備えている。
拡張器301に奥側端部306が収縮固定されている。
タンポン13はチューブ304に挿入されている。中空のプランジャー307が手前側端部305側からチューブ304に挿入されている。プランジャー307はチューブ304及び拡張器301に沿ってタンポン13を移動させるように構成されている。
後方部位302の断面は、長方形状、正方形状又は六角形状等としてもよい。
図25〜図28に本発明に係るアセンブリーの他の形態を示す。本例示において、拡張器401は主に後方部位402が長くなっており、外周に均等に配置され、そのそれぞれが拡張された後端部404を有する4つの縦方向スロット403、及び4つのスロット403を延長した先にそれぞれ設けられた4つの開口407を有する把持部406を備えているという点で拡張器1と異なっている。前方部位3は同じである。
アッセンブリーは、外周に均等に配置された4つの板片412が引き出された基部411により構成された中空の押圧部材410を備えている。各板片412は、幅が小さい元部413と幅が大きい先部414とを有している。先部414は後端部404の幅よりも小さく、スロット403の幅よりも大きくなっている。先部414は先端415において内側にカーブしている。
図25に示すように、押圧部材410は拡張器401の周囲にまず配置される。板片412は拡張器401を包み込むのに十分な拡がり方向の弾力性を有している。先端415はそれぞれ対応する開口407に通されている。タンポン(図示せず)は拡張器401に挿入されている。
アッセンブリーを使用しようとするユーザーは、押圧部材410を引っ張り、押圧部材410による操作を開始する。操作の間、その寸法のために板片412は、スロット403の部分を通り抜けることなくスロット403の上を移動する。図28に示すように、操作の最後において、板片412の先端415は、広くなっている後端部404と重なる。
ユーザーが基部411を押圧すると、板片412がその待機位置に戻ろうとするため、先端415はスロット403の下にまず滑り込む。その後、スロット403の全長よりも、後方部位402の内側に滑り込む。この操作に間、その寸法のため板片412が、スロット403から抜け落ちることはない。
後方部位402の断面は、長方形状、正方形状、三角形状又は六角形状等としてもよい。
図29に本実施形態に係るアッセンブリーの他の形態を示す。本例示において、拡張器501は、主に後方部位502が大きな直径を有し、後端領域504と前端領域7との間に挟まれたテーパー部503を有する環状領域を備えている点で先に述べた拡張器101と異なっている。このようにすることにより、種々のタンポン、具体的には大きな直径を有するタンポン、圧縮されていないタンポン、及び前端領域7の開口部に適合しないタンポン等を用いることが可能となる。この場合、テーパー部503を有する環状領域はスライドする際にタンポンを圧縮する機能を有する。これにより、前端領域7内のタンポンは、前端領域7に適応する直径となる。具体例をあげると、一般的な12mm台の直径を有するタンポンに代えて直径14mmのタンポンを用いることが可能となる。
拡張器501に挿入されたタンポン13は、円錐台形状の朝顔型前端部505及び通常の断面形状を有する後端部506を備えている。このようなタンポン13は、通常のタンポンと比べて朝顔型前端部がより広いい面積と接するという利点が得られる。膣腔に通常のタンポンを挿入した後しばらくは、タンポンが過度に圧縮された状態であるため、タンポンを伝わって血液が溢れ出したり、しみ出したりする場合により有利になる。
後方部位502の断面は、長方形状、正方形状、三角形状又は六角形状等としてもよい。
図30〜35に、図29に示すアッセンブリーに用いることができるタンポン13を3例示す。
図30及び図31に示すタンポンは、図29に示したタンポンに対応する。
図32及び図33に示すタンポンは、円錐台形状の朝顔型後端部133と平坦な前端部135とを備えていることを特徴とする。このようなタンポンは、下側へ漏れるおそれを低減でき、平均的な膣腔よりも大きいユーザーが確実に漏らさないようにできるという利点がある。
図34及び図35に示すタンポンは、円筒部234の側方にそれぞれ設けられた円錐台形状の朝顔型後端部233と朝顔型前端部235とを有している。このような構成は、これまで述べた両方の利点を併せ持つ。
図41〜図43に、本発明に係る他の例示の拡張器701を示す。
より詳細には、本例示において、後方部位2はタンポンを滑り込ませることができる伸縮自在な縦方向部材702を有している。ユーザーが、膣腔にタンポンを挿入しようとする際に、ユーザーは拡張器701を掴み、2本の指703、例えば人差し指及び中指を2つの取っ手602にかける。その後、他の指、例えば親指(図示せず)により縦方向部材702の端部に力を加える。このようにすることにより、図43に示すように、縦方向部材702は最初の展開状態から最も圧縮された状態の位置まで圧縮される。
縦方向部材702及び後方部位2内のタンポンを移動させるために押圧部材(図示せず)を加える場合に、縦方向部材702を使用することにより、縦方向部材702の展開された位置と最も圧縮された位置との長さの差と等しい長さまで押圧部材の全体の長さを短くすることが可能になる。これにより、アッセンブリーは使用しやすくなる。
図面を単純化するために、拡張器701の縦方向タブ12は待機位置のみを記載している。縦方向タブ12は、縦方向部材702が圧縮されタンポンが前方部位3に沿ってスライドを始めた際に、開放された位置となればよい。
図46〜図48に本発明に係る他の例示の拡張器801を示す。拡張器801は、4つの縦方向タブ12うちの1つの端部が、待機位置において他の3つの縦方向タブ12の端部を覆うように配置された半球体812となっているという点で拡張器601と異なっている。他の3つの端部には、半球体812は取り付けられていない。
その凸形状により半球体812は以下のことを可能とする。
−膣に前方部位3を挿入する際に位置決めと誘導を行う部位として機能する。拡張器801によるこのオプションは、特にタンポンの操作に不慣れな若いユーザーに大きく評価される。
−他の3つの縦方向タブ12の末端を覆うことにより、これらの端部が引き起こす尾これがある、タンポンを挿入する際のけが、炎症、又は膣壁の圧迫でさえも生じないことをユーザーに保証する。
図47及び図48にさらに詳細に示すように、拡張器801は4つの縦方向タブ12の少なくとも1つの内部をくりぬいた溝850を備えていてもよい。
この目的は、膣腔への前方部位3の挿入をさらに容易にすることである。実際に、膣壁と接する拡張器の表面を少なくする、具体的には前方部位3に浅い空洞を設けることがこの目的のために好ましいということが見出された。
溝850は、すべり抵抗を低減できるこの種の空洞の例であり、同様の効果が得られる他の形状としてもかまわない。
さらに、このような溝850を設けることは、拡張器801に限らず、全ての実施形態に対して一般的に適用することができる。
図示を簡単にするために、本開示において説明した大部分の縦方向タブ12と同様に拡張器801の縦方向タブ12は、待機位置だけを記載している。明らかに、これらの縦方向タブ12は、タンポン13が前方部位3に沿ってスライドし始めた際に開放位置となればよい。
図49〜図53に示す本願の他の例の拡張器901は、実質的に拡張器801に対応し、後方部位2に取り付けられたバネ式のガイド手段902を有している。
より詳細には、ガイド手段902はループ状のバネ板903により構成されており、その2つの末端は後端領域4と一体となっている。拡張器901及びバネ板903は一度の成型操作により一体に形成することが効果的である。
バネ板903は、実質的に拡張器901に対応する長さの円筒体として具体化された、押圧部材904を有している。
図49に示すように、操作前にタンポン13が拡張器901の後端領域4に挿入される。バネ板903は、タンポン13を包み込み後端領域4の中央に配置できる2つの屈曲部905を有するように折り曲げられている。格納位置にタンポン13がセットされるようにタンポン13の端部を静止させる押圧部材904の他端によってより効果的に支えられている。タンポン13の引き出しコード121は押圧部材904の中を通されており、その末端は押圧部材904の開口906から引き出されている。
図50に示すように(拡張器901は一部のみを表示)操作を開始した後、ユーザーは指等を用いて開口906の位置でバネ板903に力を加える。バネ板903は圧縮され、押圧部材904を介してタンポンが移動する。
図51に示すように(拡張器901は一部のみ表示)押圧後には、バネ板903は後端領域4と実質的に接している。押圧部材904の長さは拡張器901の長さと実質的に等しいため、膣腔に適切に送り込まれるようにタンポン13は拡張器901から放出される。
本例示の大きな利点は、ユーザーの指が拡張器901内、又は膣腔内に全く侵入しないため、全く汚れないということである。
図52に示すように、ユーザーは、操作後バネ板903に加えた力を解放することができ、バネ板は弾性によって初期待機位置に戻される。押圧部材904はバネ板903により駆動され、押圧部材904の後方への移動により押圧部材904の内側に収められていた引き出しコード121が抜き去られる。この際に、拡張器901も最初の待機位置に戻され、前方部位3の直径は最小となる。
ユーザーは最終的に拡張器901を抜き去ることができる。前方部位3の直径が最小となっているため、この引き抜き操作はユーザーにほとんど知覚されず、非常に顕著な利点となる。引き出しコード121は、拡張器901を後方へ動かす際に拡張器901から完全に抜き去られる。
図53及び図54に示すように、タンポン13の保持をさらに効果的にするように2つの屈曲部905のそれぞれの内面に設けられた切り欠き907をバネ板903が備えていていることが好ましい。より詳細には、各切り欠き907は中央孔909を囲む辺縁凹部908を有している。これにより、各切り欠き907はタンポン13の側面の一部を適切に包み込むことができる。タンポン13に含まれているある種の繊維が、中央孔909から飛び出しやすくできるので、待機位置におけるタンポンの「取り付け」をさらに向上できる。
この例示の他の実質的な利点は、異なるコンポーネントに用いる材料の量を低減できるのでアセンブリーの総重量を小さくすることができるということである。
ガイド手段902は明らかに種々の形状により実現できる。バネ板903について、例えばバネ板903が一枚だけのバネ片を有していてもよい。タンポン13をさらに強固にサポートするために、このバネ板903はタンポン13の周りに均等に配置された枝分かれを有するループ状にしてもよい。
また、ガイド手段902は、例えばスナップフィット、ラチェット機構、接着材、溶着等により拡張器901と一体化した独立した機械部品としてもよい。
図55〜図60を参照するいくつかの例示において、ガイド手段902はプランジャー950をさらに備えていてもよい。これらの例示において、押圧部材904及びループ状のバネ板903の少なくとも一方は、プランジャー950の少なくとも一部が、通路の中に自在に入れるような通路を構成している。
押圧部材904の長さとプランジャー950の長さとの和がタンポン13を拡張器から膣腔に完全に押し出すのに十分な距離まで、押圧部材904及びループ状のバネ板903の少なくとも一方の前端を、プランジャー950の前端が押すことができるように、プランジャー950は構成されていればよい。図56に示すように、操作の前に、タンポンの前端が拡張器901の後方端に挿入される。プランジャー950の前端が、タンポン13の後端と接するようにする。拡張器901を通り抜けるタンポン13を押し始めるように、タンポン13の後端に力が加わるように、例えば、親指又は人差し指を用いて、ユーザーはプランジャー950の後端を押せばよい。この際に、プランジャー950の後端が押圧部材904の後端に近づき、プランジャー950の前端が押圧部材904の前端から遠ざかるように、押圧部材904及びループ状のバネ板903の少なくとも一方をすり抜けて、プランジャー950は動く。この際に、ループ状のバネ板903の前端は、環状把持部材6に向かって変形しなくてよい。図57に示すように、プランジャー950の一部が部材904/903の一部と結合するまで、プランジャー950は押圧部材904に対して自由に動き続ける。これにより、図58に示すように、プランジャー950の後端に十分に加えられた力によって、プランジャー950及び部材904/903が移動すると共に、ループ状のバネ板903の後端が環状把持部6に向かって移動する。図59に示すように、押圧部材904の全長、又はほぼ全長が拡張器の通路の内側に入ることができるように、ガイド手段902は構成されており、環状のバネ板903の前端は環状把持部6とほぼ接している。図60に示すように、ループ状のバネ板903に加えていた力を解放すると、ループ状のバネ板903の弾性力によりループ状のバネ板903は元の、又はほぼ元の位置に復元する。これにより、押圧部材904及びプランジャー950は、拡張器901の通路から引き抜かれ、ユーザーが膣口から拡張器901を引き抜く際に、遅れることなく拡張器901の縦方向タブ12は最初の待機位置に復元する。
先に説明した各例示において、タンポンが挿入できるように開口を制限したブッシング(図示せず)として、内部通路は構成されていればよい。ブッシングは、拡張器に挿入されるタンポンの追加のサポート、又はタンポンを内部通路のより中央を通すためのガイドとなるように構成されていてもよい。
ブッシングを用いた他の構成について図61及び図62を参照して説明する。拡張器1001は、前方端部7と環状把持部6との間に、拡張器1001に挿入するタンポン13の追加のサポート、又はタンポン13を内部通路の縦軸に対してより中央で且つより平行に配置するガイドとして機能する拡張チューブ1002をさらに備えている。拡張チューブ1002は円筒として記載しているが、拡張チューブ1002の断面は例えば、長方形状、正方形状、三角形状、六角形状若しくは他の多角形状、又は直線若しくは曲線を含む他の形状であってもよい。
例示に関連づけて本発明を説明したが、これらの例示は発明を限定するものではなく、発明の範囲に入る場合には、記載された手段及びそれらの組み合わせと技術的に等価な全てを含む。また、本発明に係る拡張器は人体のいずれかの開口への投薬、具体的には座薬の投与にも適用することができる。

Claims (22)

  1. 拡張器(1; 101; 601; 801; 901; 1001)は、
    使用可能状態の衛生タンポン(13)を挿入可能な後端領域(4; 104)が設けられた後方部位(2; 102)と、
    ユーザーの膣壁に挿入するための前方部位(3)とを少なくとも備え、
    前記前方部位は、
    縦方向の内部通路を構成し、その断面がタンポンの断面よりも小さい初期待機状態から、前記内部通路の断面がタンポンの断面と一致し、前記タンポンが縦方向に移動できる展開状態に切り換え可能であり、
    前記タンポンを挿入する間に、前記タンポンが膣壁の狭窄部と持続的に接することなく、前記タンポンを膣腔内に直接放出するために十分な長さを有している、拡張器。
  2. 前記前方領域(3)が前記初期待機状態の際に、前記内部通路の幅は5mm未満である、請求項1に記載の拡張器。
  3. 前記後方部位(2; 102)は、前記前方部位(3)に向かって断面が次第に小さくなる内部を構成する前端領域(7)を有している、請求項1又は2に記載の拡張器。
  4. 前記後方部位(2; 102)は、前記前端領域(7)において少なくとも1つの褶曲した内部領域(10)を含む側壁(8)を有している、請求項3に記載の拡張器。
  5. 側壁(8)は、それぞれが褶曲した領域を形成する略円形のエッジ(10)を有する、連続した内部段差(9)が形成されている、請求項4に記載の拡張器。
  6. 前記タンポン(13)の断面に応じて放射状に拡がる弾性を有する少なくとも2つの縦方向タブ(12)を構成する複数の縦方向溝(11)を有している、請求項1〜5のいずれか1項に記載に拡張器。
  7. 前記拡張器の外周に均等に配置された4つの前記縦方向溝(11)を備えている、請求項6に記載の拡張器。
  8. 前端領域(7)は、前記縦方向タブ(12)よりも、放射状に拡がる範囲が大きい、請求項6又は7に記載の拡張器。
  9. アッセンブリーは、
    前記タンポン(13)を収容するように拡張された前記前方部位(102)を有する請求項1〜8のいずれか1項に記載の拡張器と、
    前記拡張器に沿って配置されている待機位置から、前記拡張器を伸ばすように配置された使用位置に切り換え可能な前記タンポンの押圧部材(110)とを備えている。
  10. 前記押圧部材(110)は、端部材(112)の周りに取り付けられ、前記後方部位(102)の後端領域(104)に挿入されるプランジャー(111)を有している、請求項9に記載のアッセンブリー。
  11. 前記プランジャー(111)と前記端部材(112)とは、互いに回転しあえるように構成されている、請求項10に記載のアッセンブリー。
  12. 前記端部材(112)は、第1ブロック(113)及び第2ブロック(114)を含み、
    前記プランジャー(111)と前記第1ブロックとは、互いに回転しあうことができ、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックとは、互いに回転しあうことができる、請求項11に記載のアッセンブリー。
  13. 第2ブロック(114)は、外側に突出した少なくとも2つの接続面を有している、請求項12に記載のアッセンブリー。
  14. 前記後方部位(104)に挿入され、前記押圧部材(110)の端部材(112)に対応するハウジング(105)を有するリング(103)を備えている、請求項9〜13のいずれか1項に記載のアッセンブリー。
  15. 前記リング(103)の前記ハウジング(105)は、前記押圧部材(110)と断面が略一致した挿入開口面(106)と、底面(107)とを有している、請求項14に記載のアッセンブリー。
  16. 前記リング(103)は、少なくとも1つの縦方向チャネル(109)を有している、請求項15に記載のアッセンブリー。
  17. 前記後方部位(102)は、その前端領域(7)の近傍に環状把持部(6)を有し、
    前記環状把持部は、前記拡張器(101)に沿って折り曲げられた、前記プランジャー(111)をはめ込むことができるノッチ(120)を有している、請求項9〜16のいずれか1項に記載のアッセンブリー。
  18. 後端領域(504)と前端領域(7)との間に挟まれたテーパー部(503)を有する環状領域を有している、請求項9〜17のいずれか1項に記載のアセンブリー。
  19. 請求項1に記載の拡張器を備え、
    バネである誘導手段(902)を有している、アッセンブリー。
  20. 前記ガイド手段(902)は、タンポン(13)の押圧部材(904)を有している、請求項19に記載のアッセンブリー。
  21. 前記ガイド手段(902)は、前記拡張器(901)に取り付けられたループ状のバネ板(903)により構成されている、請求項19又は20に記載のアッセンブリー。
  22. 請求項1に記載の拡張器(1001)を備え、
    前記拡張器に挿入する前記タンポン(13)の追加のサポート及び前記拡張器の軸に対して前記タンポンをセンタリングすると共に平行にするガイドの少なくとも一方として機能する拡張チューブ(1002)を有している、アッセンブリー。
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