JP2013242033A - 転がり軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸受内部空間内へ泥水等の異物が侵入することを防止する良好なシール性能を安定して発揮できる転がり軸受を提供すること。
【解決手段】主リップを内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、第1副リップを第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、第2副リップを第3円筒部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と外輪の内周面と第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部とを備えた転がり軸受によって解決できる。
【選択図】図1
【解決手段】主リップを内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、第1副リップを第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、第2副リップを第3円筒部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と外輪の内周面と第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部とを備えた転がり軸受によって解決できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、オルタネータをはじめとする自動車用補機等の回転軸を支持する転がり軸受に関するものである。
自動車のオルタネータの回転軸、自動車の変速機から駆動輪へ回転力を伝達するプロペラシャフト、等速ジョイント軸等の各種自動車用補機等の回転軸は、一般に転がり軸受によって支持されている。
ところで、自動車が道路等を走行すると、走行に伴って自動車の車輪が泥水等を跳ね上げ、跳ね上がった泥水等が前記転がり軸受にかかってしまう。転がり軸受にかかった泥水等が転がり軸受の内部に侵入すると、錆が転がり軸受に発生する原因となったり、転がり軸受の回転不良が引き起こされたりする。
ところで、自動車が道路等を走行すると、走行に伴って自動車の車輪が泥水等を跳ね上げ、跳ね上がった泥水等が前記転がり軸受にかかってしまう。転がり軸受にかかった泥水等が転がり軸受の内部に侵入すると、錆が転がり軸受に発生する原因となったり、転がり軸受の回転不良が引き起こされたりする。
そこで、泥水等の異物の侵入による不具合を防止するために、従来、各種自動車用補機等の回転軸を支持する転がり軸受には、図3に示すような密封型の転がり軸受101が広く使用されている(例えば、特許文献1を参照)。この転がり軸受101は、外輪110、内輪120、一対のシール130、保持器170及び転動体180とからなる。外輪110はその内周面に外輪軌道112を有し、内輪120はその外周面に内輪軌道122を有する。また、外輪軌道112と内輪軌道122との間に保持器170に転動自在に保持された転動体180を備えている。そして、転動体180の転動によって、外輪110と内輪120とは相対回転が自在になっている。
また、外輪110の内周面両端には係止溝114をなす溝を全周に亙って形成してあり、シール130は芯金132と弾性体134とから形成されており、この弾性体134の外周縁を係止溝114に係止してシール130は外輪110に支持固定されている。そして、弾性体134の内周縁がシールリップ136をなし、シールリップ136の先端縁を内輪120の外周面両端に形成した凹溝124内に侵入させると共に、凹溝124の一部表面に全周に亙って摺接させている。
そして、転がり軸受101を使用するときは、シール130、外輪110の内周面及び内輪120の外周面に囲まれ、保持器170と転動体180が存在する空間である軸受内部空間160内に潤滑剤を充填し、外輪軌道112、内輪軌道122及び転動体180の転動面の間の潤滑を図っている。また、シール130が軸受内部空間160を外部から遮断し、外部から軸受内部空間160内へ泥水等が侵入することを防止している。
しかし、かかる転がり軸受101を自動車用補機の回転軸支持部に組み込んだ場合、自動車の車輪が跳ね上げた泥水等がシールリップ136と凹溝124の表面との摺接部分に直接かかり、軸受内部空間160内へ泥水等が侵入する可能性がある。このため、シール130が軸受内部空間160内への泥水等の侵入を防止する効果は限定されてしまう。
そこで、図4に示すように、泥水等の異物の侵入防止効果を向上させた転がり軸受201がある(例えば、特許文献2を参照)。この転がり軸受201は、外輪210、内輪220、一対のシール230、一対のスリンガ240、保持器270及び転動体280とから構成されている。転がり軸受101と同様に、外輪210は外輪軌道212を有し、内輪220は内輪軌道221を有し、外輪軌道212と内輪軌道221との間に保持器270に保持された転動体280を備えている。
スリンガ240は耐食性を有する金属板を折り曲げることにより断面L字形で全体を円環状としており、円輪部242及びこの円輪部242の内周縁に形成された円筒部246を有し、この円輪部242をシール230よりも軸方向外側に位置させた状態で円筒部246を内輪220に固定してある。また、スリンガ240の円筒部246を内輪220に固定するために、内輪220の外周面両端には円筒面部222を形成してあり、円筒部246を円筒面部222に締り嵌めして固定している。
そして、シール230は芯金232と弾性体234とから形成されており、この弾性体234の内周縁がシールリップ236Bを形成し、シールリップ236Bの先端縁をスリンガ240の円筒部246の外周面248に全周に亙って連続して摺接させている。さらに、シール230の外側面239上の径方向中間においても、弾性体234が周方向に連続して内輪220と同心に突出してなるシールリップ236Aを設け、シールリップ236Aの先端縁をスリンガ240の円輪部242の内側面245に全周に亙って摺接させている。そして、シールリップ236Aが第1のシールリップをなし、シールリップ236Bが第2のシールリップをなす。また、スリンガ240の円輪部242の外周縁244とシール230との間は近接してラビリンス隙間262が形成されている。さらに、シール230、外輪210の内周面及び内輪220の外周面に囲まれて軸受内部空間260が形成されている。
かかる構成の転がり軸受201にあっては、シールリップ236Aとシールリップ236Bはスリンガ240によって覆われて軸受201の外部へは露出しておらず、自動車の車輪が跳ね上げた泥水等がシールリップ236Aとシールリップ236Bの各摺接部分に直接かかることは防止されている。また、使用中の転がり軸受201においては、スリンガ240が内輪220とともに回転しており、スリンガ240にかかった泥水等は遠心力で振り飛ばされ、スリンガ240の内側まで侵入することは防止されている。したがって、シールリップ236Aの先端縁とスリンガ240の円輪部242の内側面245との摺接部分及びシールリップ236Bの先端とスリンガ240の円筒部246の外周面248との摺接部分に到達する泥水等の量は僅かに抑えられ、軸受内部空間260へ泥水等の異物が侵入することは長期間に亙り防止される。
しかしながら、従来からの泥水等の異物の侵入防止効果を向上させた転がり軸受201にあっても、転がり軸受201を有する自動車が停車しているとき、洗車等で水滴が外輪210やシール230の外側面に付着し、この水滴が外輪210の表面やシール230の外側面239を伝ってラビリンス隙間262に達し、さらに、スリンガ240の円輪部242の内側面245とシール230の外側面239との間の空間264まで侵入する可能性があり、必ずしも充分なシール性を発揮できない可能性がある。
本発明は、上記した従来の技術の問題点を除くためになされたものであり、その目的とするところは、外輪、内輪及びシールに囲まれて転動体が存在する軸受内部空間内へ泥水等の異物が侵入することを防止する良好なシール性能を安定して発揮できる転がり軸受を提供することである。
本発明の上記目的は、下記いずれかの構成により達成される。
(1)外輪軌道を有する外輪と、内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、前記スリンガは、断面略Eの字状の円筒状部材であって、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この内筒部の軸方向外端部から径方向外方に延びる円環部と、この円環部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部と、第1円筒部と第2円筒部との間にあって、円環部から軸方向内方に延びる第3円筒部を備え、前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、前記第2副リップを前記第3円筒部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と、前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部とを形成することを特徴とする転がり軸受。
(2)外輪軌道を有する外輪と、内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、前記スリンガは、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この第1円筒部の軸方向外端部から径方向外方、軸方向内方に斜めに延びる斜面部と、この斜面部の内方端部から折り返し軸方向外方に延びる第3円筒部と、この第3円筒部の外方端部から径方向外方に延びる円輪部と、この円輪部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部を備え、前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、前記第2副リップを前記第3円筒部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部とを形成することを特徴とする転がり軸受。
(3)外輪軌道を有する外輪と、内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、前記スリンガは、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この第1円筒部の軸方向外端部から径方向外方、軸方向内方に斜めに延びる第1斜面部と、この第1斜面部の内方端部から折り返し径方向外方、軸方向外方に斜めに延びる第2斜面部と、この第2斜面部の外方端部から径方向外方に延びる円輪部と、この円輪部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部を備え、前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、前記第2副リップを前記第2斜面部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部とを形成することを特徴とする転がり軸受。
(1)外輪軌道を有する外輪と、内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、前記スリンガは、断面略Eの字状の円筒状部材であって、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この内筒部の軸方向外端部から径方向外方に延びる円環部と、この円環部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部と、第1円筒部と第2円筒部との間にあって、円環部から軸方向内方に延びる第3円筒部を備え、前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、前記第2副リップを前記第3円筒部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と、前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部とを形成することを特徴とする転がり軸受。
(2)外輪軌道を有する外輪と、内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、前記スリンガは、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この第1円筒部の軸方向外端部から径方向外方、軸方向内方に斜めに延びる斜面部と、この斜面部の内方端部から折り返し軸方向外方に延びる第3円筒部と、この第3円筒部の外方端部から径方向外方に延びる円輪部と、この円輪部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部を備え、前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、前記第2副リップを前記第3円筒部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部とを形成することを特徴とする転がり軸受。
(3)外輪軌道を有する外輪と、内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、前記スリンガは、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この第1円筒部の軸方向外端部から径方向外方、軸方向内方に斜めに延びる第1斜面部と、この第1斜面部の内方端部から折り返し径方向外方、軸方向外方に斜めに延びる第2斜面部と、この第2斜面部の外方端部から径方向外方に延びる円輪部と、この円輪部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部を備え、前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、前記第2副リップを前記第2斜面部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部とを形成することを特徴とする転がり軸受。
本発明の転がり軸受においては、内輪と外輪の間の開口部は、わずかなラビリンス隙間を除いてスリンガの円環部によって塞がれており、泥水等の異物の唯一の侵入口であるラビリンス隙間は、外筒部の長さを長く設定することが出来るので異物の侵入を効果的に防ぐことが可能である。また、ラビリンス隙間を通って侵入してきた異物は、第1、第2、第3シール部によって確実に侵入を食い止めることが出来る。さらに、内輪と内筒部との嵌合部を通って染み出してくる水があっても、第1シール部が確実に食い止め、軸受内部への侵入を食い止めることが出来る。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の転がり軸受の第1実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受301は、外輪310、内輪320、少なくとも一つのシール330、シール330と対を成すスリンガ340、保持器370及び転動体380とから構成されている。外輪310は外輪軌道312を有し、内輪320は内輪軌道321を有し、外輪軌道312と内輪軌道321との間に保持器370に保持された転動体380を備えている。
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の転がり軸受の第1実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受301は、外輪310、内輪320、少なくとも一つのシール330、シール330と対を成すスリンガ340、保持器370及び転動体380とから構成されている。外輪310は外輪軌道312を有し、内輪320は内輪軌道321を有し、外輪軌道312と内輪軌道321との間に保持器370に保持された転動体380を備えている。
スリンガ340は耐食性を有する金属を鍛造、若しくは焼結することにより形成された断面略Eの字状の円筒状部材であって、第1円筒部346と、この第1円筒部346の軸方向外端部から径方向外方に延びる円輪部342と、この円輪部342の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部347と、第1円筒部346と第2円筒部347の間にあって、円輪部342から軸方向内方に延びる第3円筒部349を備える。また、スリンガ340の第1円筒部346は内輪320の外周面322に締り嵌めして固定されている。
シール330は芯金332と弾性体334とから形成されており、その外周縁を外輪310の内周面の軸方向端部に形成される係止溝314に係止して外輪310に支持固定されている。シール330は弾性体334からなる主リップ336A、第1副リップ336B、及び第2副リップ336Cと、を備える。主リップ336Aは、内輪320に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設される。第1副リップ336Bは、内輪320に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設され、第2副リップ336Cは、第1副リップ336Bの径方向外方位置で軸方向外方に延設される。なお、弾性体334の材質としては、例えば、フッ素ゴム、ニトリルゴム、及び水素添加ニトリルゴム等を挙げることができる。
そして、主リップ336Aを内輪320の外周面322に摺接させて接触式の第1シール部を形成すると共に、第1副リップ336Bを第1円筒部346の外周面348に摺接させて接触式の第2シール部を形成し、第2副リップ336Cを第3円筒部349の外周面345に摺接させて接触式の第3シール部を形成する。さらに、外輪310の内周面と第2円筒部347との間にラビリンス隙間362を形成することにより非接触式の第4シール部を形成する。
したがって、本実施の形態の転がり軸受301においては、主リップ336A、第1副リップ336B、第2副リップ336Cは、スリンガ340によって覆われて軸受301の外部へは露出しておらず、自動車の車輪が跳ね上げた泥水等が主リップ336A、第1副リップ336B、第2副リップ336Cの各摺接部分に直接かかることは防止されている。また、使用中の転がり軸受301においては、スリンガ340が内輪320とともに回転しており、スリンガ340にかかった泥水等は遠心力で振り飛ばされ、スリンガ340の内側まで侵入することは防止されている。また、泥水等の異物の唯一の侵入口であるラビリンス隙間362は、外筒部第2円筒部347の軸方向長さを長く設定することが出来るので異物の侵入を効果的に防ぐことが可能であり、ラビリンス隙間362を通って侵入してきた異物は、第1、第2、第3シール部によって確実に侵入を食い止めることが出来る。さらに、内輪320と第1円筒部346との嵌合部を通って染み出してくる水等があったとしても、第1シール部で確実に食い止め、軸受内部空間360への侵入を防ぐことが出来る。
なお、スリンガ340は、第1副リップ336B、第2副リップ336Cとの摺動面に影響の無い範囲で、剛性を上げるためのリブなどを設けても良い。
(第2実施形態)
次に、図2を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本発明の転がり軸受の第2実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受401は、外輪410、内輪420、少なくとも一つのシール430、シール430と対を成すスリンガ440、保持器470及び転動体480とから構成されている。外輪410は外輪軌道412を有し、内輪420は内輪軌道421を有し、外輪軌道412と内輪軌道421との間に保持器470に保持された転動体480を備えている。
次に、図2を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本発明の転がり軸受の第2実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受401は、外輪410、内輪420、少なくとも一つのシール430、シール430と対を成すスリンガ440、保持器470及び転動体480とから構成されている。外輪410は外輪軌道412を有し、内輪420は内輪軌道421を有し、外輪軌道412と内輪軌道421との間に保持器470に保持された転動体480を備えている。
第1実施形態のスリンガ340は、耐食性を有する金属を鍛造、若しくは焼結により形成したものであったが、第2実施形態のスリンガ440は、耐食性を有する金属板をプレス成形により断面略Eの字状に形成した円筒状部材であって、第1円筒部446と、この第1円筒部446の軸方向外端部から径方向外方に延びる第1円輪部442Aと、この第1円輪部442Aの外周縁部から軸方向内方に延びる内側第3円筒部449Aと、この内側第3円筒部449Aの内方端部から折り返し内側第3円筒部449Aの径方向外方を軸方向外方に延びる外側第3円筒部449Bと、この外側第3円筒部449Bの外方端部から径方向外方に延びる第2円輪部442Bと、この第2円輪部442Bの外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部447を備える。また、スリンガ440の第1円筒部446は内輪420の外周面422に締り嵌めして固定されている。
シール430は、第1実施形態のシール330と同じであり、芯金432と弾性体434とから形成されており、その外周縁を外輪410の内周面の軸方向端部に形成される係止溝414に係止して外輪410に支持固定されている。シール430は弾性体434からなる主リップ436A、第1副リップ436B、及び第2副リップ436Cと、を備える。主リップ436Aは、内輪420に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設される。第1副リップ436Bは、内輪420に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設され、第2副リップ436Cは、第1副リップ436Bの径方向外方位置で軸方向外方に延設される。なお、弾性体434の材質としては、例えば、フッ素ゴム、ニトリルゴム、及び水素添加ニトリルゴム等を挙げることができる。
そして、主リップ436Aを内輪420の外周面422に接触させて接触式の第1シール部を形成すると共に、第1副リップ436Bを第1円筒部446の外周面448に接触させて接触式の第2シール部を形成し、第2副リップ436Cを外側第3円筒部449Bの外周面445に接触させて接触式の第3シール部を形成する。さらに、外輪410の内周面と第2円筒部447との間にラビリンス隙間462を形成することにより非接触式の第4シール部を形成する。
ここで、内側第3円筒部449Aと外側第3円筒部449Bとが、第1実施形態の第3円筒部349に相当する。内側第3円筒部449Aの外周面と、外側第3円筒部449Bの内周面とが密着している必要はない。
また、第1円輪部442Aと第2円輪部442Bとが、第1実施形態の円輪部342に相当する。第1円輪部442Aと第2円輪部442Bは、必ずしも軸方向同一位置である必要は無い。
また、第1円輪部442Aと第2円輪部442Bとが、第1実施形態の円輪部342に相当する。第1円輪部442Aと第2円輪部442Bは、必ずしも軸方向同一位置である必要は無い。
このように第2実施形態は、第1実施形態とスリンガの加工方法が異なるが、第1、第2、第3、第4シール部の機能は同等であり、第1実施形態と同様に軸受内部空間460への異物の侵入を防ぐことが出来る。
なお、スリンガ440は、第1副リップ436B、第2副リップ436Cとの摺動面に影響の無い範囲で、剛性を上げるためのリブなどを設けても良い。
(第3実施形態)
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、本発明の転がり軸受の第3実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受501は、外輪510、内輪520、少なくとも一つのシール530、シール530と対を成すスリンガ540、保持器570及び転動体580とから構成されている。外輪510は外輪軌道512を有し、内輪520は内輪軌道521を有し、外輪軌道512と内輪軌道521との間に保持器570に保持された転動体580を備えている。
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、本発明の転がり軸受の第3実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受501は、外輪510、内輪520、少なくとも一つのシール530、シール530と対を成すスリンガ540、保持器570及び転動体580とから構成されている。外輪510は外輪軌道512を有し、内輪520は内輪軌道521を有し、外輪軌道512と内輪軌道521との間に保持器570に保持された転動体580を備えている。
第2実施形態のスリンガ440は、耐食性を有する金属板をプレス成形により断面略Eの字状に形成した円筒状部材であったが、第3実施形態のスリンガ540は、スリンガ440よりもプレス加工しやすい形で成形されている。すなわち、第1円筒部546と、この第1円筒部546の軸方向外端部から径方向外方、軸方向内方に斜めに延びる斜面部543と、この斜面部543の内方端部から折り返し軸方向外方に延びる第3円筒部549と、この第3円筒部549の外方端部から径方向外方に延びる円輪部542と、この円輪部542の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部547を備える。また、スリンガ540の第1円筒部546は内輪520の外周面522に締り嵌めして固定されている。
シール530は、第2実施形態のシール430と同じであり、芯金532と弾性体534とから形成されており、その外周縁を外輪510の内周面の軸方向端部に形成される係止溝514に係止して外輪510に支持固定されている。シール530は弾性体534からなる主リップ536A、第1副リップ536B、及び第2副リップ536Cと、を備える。主リップ536Aは、内輪520に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設される。第1副リップ536Bは、内輪520に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設され、第2副リップ536Cは、第1副リップ536Bの径方向外方位置で軸方向外方に延設される。なお、弾性体534の材質としては、例えば、フッ素ゴム、ニトリルゴム、及び水素添加ニトリルゴム等を挙げることができる。
そして、主リップ536Aを内輪520の外周面522に接触させて接触式の第1シール部を形成すると共に、第1副リップ536Bを第1円筒部546の外周面548に接触させて接触式の第2シール部を形成し、第2副リップ536Cを第3円筒部549の外周面545に接触させて接触式の第3シール部を形成する。さらに、外輪510の内周面と第2円筒部547との間にラビリンス隙間562を形成することにより非接触式の第4シール部を形成する。
このように第3実施形態は、第2実施形態とスリンガの形状が異なるが、第1、第2、第3、第4シール部の機能は同等であり、第2実施形態と同様に軸受内部空間560への異物の侵入を防ぐことが出来る。
なお、スリンガ540は、第1副リップ536B、第2副リップ536Cとの摺動面に影響の無い範囲で、剛性を上げるためのリブなどを設けても良い。
(第4実施形態)
次に、図6を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。図6は、本発明の転がり軸受の第4実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受601は、外輪610、内輪620、少なくとも一つのシール630、シール630と対を成すスリンガ640、保持器670及び転動体680とから構成されている。外輪610は外輪軌道612を有し、内輪620は内輪軌道621を有し、外輪軌道612と内輪軌道621との間に保持器670に保持された転動体680を備えている。
次に、図6を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。図6は、本発明の転がり軸受の第4実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受601は、外輪610、内輪620、少なくとも一つのシール630、シール630と対を成すスリンガ640、保持器670及び転動体680とから構成されている。外輪610は外輪軌道612を有し、内輪620は内輪軌道621を有し、外輪軌道612と内輪軌道621との間に保持器670に保持された転動体680を備えている。
第2実施形態のスリンガ440は、耐食性を有する金属板をプレス成形により断面略Eの字状に形成した円筒状部材であったが、第4実施形態のスリンガ640は、スリンガ440よりもプレス加工しやすい形で成形されている。すなわち、第1円筒部646と、この第1円筒部646の軸方向外端部から径方向外方、軸方向内方に斜めに延びる第1斜面部643と、この第1斜面部643の内方端部から折り返し径方向外方、軸方向外方に斜めに延びる第2斜面部649と、この第2斜面部649の外方端部から径方向外方に延びる円輪部642と、この円輪部642の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部647を備える。また、スリンガ640の第1円筒部646は内輪620の外周面622に締り嵌めして固定されている。
シール630は、第2実施形態のシール430と同じであり、芯金632と弾性体634とから形成されており、その外周縁を外輪610の内周面の軸方向端部に形成される係止溝614に係止して外輪610に支持固定されている。シール630は弾性体634からなる主リップ636A、第1副リップ636B、及び第2副リップ636Cと、を備える。主リップ636Aは、内輪620に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設される。第1副リップ636Bは、内輪620に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設され、第2副リップ636Cは、第1副リップ636Bの径方向外方位置で軸方向外方に延設される。なお、弾性体634の材質としては、例えば、フッ素ゴム、ニトリルゴム、及び水素添加ニトリルゴム等を挙げることができる。
そして、主リップ636Aを内輪620の外周面622に接触させて接触式の第1シール部を形成すると共に、第1副リップ636Bを第1円筒部646の外周面648に接触させて接触式の第2シール部を形成し、第2副リップ636Cを第2斜面部649の外周面645に接触させて接触式の第3シール部を形成する。さらに、外輪610の内周面と第2円筒部647との間にラビリンス隙間662を形成することにより非接触式の第4シール部を形成する。
このように第4実施形態は、第2実施形態とスリンガの形状が異なるが、第1、第2、第3、第4シール部の機能はほぼ同等であり、第2実施形態と同様に軸受内部空間660への異物の侵入を防ぐことが出来る。
なお、スリンガ640は、第1副リップ636B、第2副リップ636Cとの摺動面に影響の無い範囲で、剛性を上げるためのリブなどを設けても良い。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図7は、本発明の転がり軸受の第5実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受701は、外輪710、内輪720、少なくとも一つのシール730、シール730と対を成すスリンガ740、保持器770及び転動体780とから構成されている。外輪710は外輪軌道712を有し、内輪720は内輪軌道721を有し、外輪軌道712と内輪軌道721との間に保持器770に保持された転動体780を備えている。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図7は、本発明の転がり軸受の第5実施形態の1例を示す要部拡大断面図である。
この転がり軸受701は、外輪710、内輪720、少なくとも一つのシール730、シール730と対を成すスリンガ740、保持器770及び転動体780とから構成されている。外輪710は外輪軌道712を有し、内輪720は内輪軌道721を有し、外輪軌道712と内輪軌道721との間に保持器770に保持された転動体780を備えている。
第1実施形態のスリンガ340は、耐食性を有する金属製であったが、第5実施形態のスリンガ740は、樹脂成形品である。
スリンガ740は、断面略Eの字状の円筒状部材であって、第1円筒部746と、この第1円筒部746の軸方向外端部から径方向外方に延びる円輪部742と、この円輪部742の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部747と、第1円筒部746と第2円筒部747の間にあって、円輪部742から軸方向内方に延びる第3円筒部749を備える。
スリンガ740は、断面略Eの字状の円筒状部材であって、第1円筒部746と、この第1円筒部746の軸方向外端部から径方向外方に延びる円輪部742と、この円輪部742の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部747と、第1円筒部746と第2円筒部747の間にあって、円輪部742から軸方向内方に延びる第3円筒部749を備える。
スリンガ740の第1円筒部746は強度、剛性を上げるために、スリンガ740の他の部分よりも肉厚となっており、内輪720の外周面722に設けられた圧入段部723に締り嵌めして固定されている。第1実施形態と異なり、圧入段部723が設けられている理由は、第1円筒部746の肉厚が厚いために、後述のシール730のレイアウトの自由度が少なくなるためであり、寸法的に余裕がある場合は、第1実施形態と同様に外周面722に圧入するようにしても良い。また、第1実施形態においても、外周面322に圧入段部723と同様の圧入段部を設けても良い。
シール730は芯金732と弾性体734とから形成されており、その外周縁を外輪710の内周面の軸方向端部に形成される係止溝714に係止して外輪710に支持固定されている。シール730は弾性体734からなる主リップ736A、第1副リップ736B、及び第2副リップ736Cと、を備える。主リップ736Aは、内輪720に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設される。第1副リップ736Bは、内輪720に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設され、第2副リップ736Cは、第1副リップ736Bの径方向外方位置で軸方向外方に延設される。なお、弾性体734の材質としては、例えば、フッ素ゴム、ニトリルゴム、及び水素添加ニトリルゴム等を挙げることができる。
そして、主リップ736Aを内輪720の外周面722に摺接させて接触式の第1シール部を形成すると共に、第1副リップ736Bを第1円筒部746の外周面748に摺接させて接触式の第2シール部を形成し、第2副リップ736Cを第3円筒部749の外周面745に摺接させて接触式の第3シール部を形成する。さらに、外輪710の内周面と第2円筒部747との間にラビリンス隙間762を形成することにより非接触式の第4シール部を形成する。
このように第5実施形態は、第1実施形態とスリンガの材質が異なるが、第1、第2、第3、第4シール部の構成は同等であり、第1実施形態と同様に軸受内部空間760への異物の侵入を防ぐことが出来る。
なお、スリンガ740は、第1副リップ736B、第2副リップ736Cとの摺動面に影響の無い範囲で、剛性を上げるためのリブなどを設けても良い。
なお、第5実施形態の1例として、第1実施形態のスリンガ340の類似形状の樹脂製スリンガ740を用いる例を説明したが、第3実施形態のスリンガ540、第4実施形態のスリンガ640に関しても第5実施形態と同様に樹脂製とすることが出来る。
以上説明したように、本発明の転がり軸受によれば、外輪、内輪及びシールに囲まれて転動体が存在する空間内へ泥水等の異物が侵入することを防止する良好なシール性能を安定して発揮できるので、オルタネータをはじめとする自動車用補機等の回転軸を支持する転がり軸受として好適に使用できる。
101 転がり軸受
110 外輪
112 外輪軌道
114 係止溝
120 内輪
122 内輪軌道
124 凹溝
130 シール
132 芯金
134 弾性体
136 シールリップ
160 軸受内部空間
170 保持器
180 転動体
201 転がり軸受
210 外輪
212 外輪軌道
220 内輪
221 内輪軌道
222 円筒面部
230 シール
232 芯金
234 弾性体
236A シールリップ
236B シールリップ
239 外側面
240 スリンガ
242 円輪部
244 外周縁
245 内側面
246 円筒部
248 外周面
260 軸受内部空間
262 ラビリンス隙間
270 保持器
280 転動体
301 転がり軸受
310 外輪
312 外輪軌道
314 係止溝
320 内輪
321 内輪軌道
322 外周面
330 シール
332 芯金
334 弾性体
336A 主リップ
336B 第1副リップ
336C 第2副リップ
340 スリンガ
342 円輪部
345 外周面
346 第1円筒部
347 第2円筒部
348 外周面
349 第3円筒部
360 軸受内部空間
362 ラビリンス隙間
370 保持器
380 転動体
401 転がり軸受
410 外輪
412 外輪軌道
414 係止溝
420 内輪
421 内輪軌道
422 外周面
430 シール
432 芯金
434 弾性体
436A 主リップ
436B 第1副リップ
436C 第2副リップ
440 スリンガ
442A 第1円輪部
442B 第2円輪部
445 外周面
446 第1円筒部
447 第2円筒部
448 外周面
449A 内側第3円筒部
449B 外側第3円筒部
460 軸受内部空間
462 ラビリンス隙間
470 保持器
480 転動体
501 転がり軸受
510 外輪
512 外輪軌道
514 係止溝
520 内輪
521 内輪軌道
522 外周面
530 シール
532 芯金
534 弾性体
536A 主リップ
536B 第1副リップ
536C 第2副リップ
540 スリンガ
542 円輪部
543 斜面部
545 外周面
546 第1円筒部
547 第2円筒部
548 外周面
549 第3円筒部
560 軸受内部空間
562 ラビリンス隙間
570 保持器
580 転動体
601 転がり軸受
610 外輪
612 外輪軌道
614 係止溝
620 内輪
621 内輪軌道
622 外周面
630 シール
632 芯金
634 弾性体
636A 主リップ
636B 第1副リップ
636C 第2副リップ
640 スリンガ
642 円輪部
643 第1斜面部
645 外周面
646 第1円筒部
647 第2円筒部
648 外周面
649 第2斜面部
660 軸受内部空間
662 ラビリンス隙間
670 保持器
680 転動体
701 転がり軸受
710 外輪
712 外輪軌道
714 係止溝
720 内輪
721 内輪軌道
722 外周面
723 圧入段部
730 シール
732 芯金
734 弾性体
736A 主リップ
736B 第1副リップ
736C 第2副リップ
740 スリンガ
742 円輪部
745 外周面
746 第1円筒部
747 第2円筒部
748 外周面
749 第3円筒部
760 軸受内部空間
762 ラビリンス隙間
770 保持器
780 転動体
110 外輪
112 外輪軌道
114 係止溝
120 内輪
122 内輪軌道
124 凹溝
130 シール
132 芯金
134 弾性体
136 シールリップ
160 軸受内部空間
170 保持器
180 転動体
201 転がり軸受
210 外輪
212 外輪軌道
220 内輪
221 内輪軌道
222 円筒面部
230 シール
232 芯金
234 弾性体
236A シールリップ
236B シールリップ
239 外側面
240 スリンガ
242 円輪部
244 外周縁
245 内側面
246 円筒部
248 外周面
260 軸受内部空間
262 ラビリンス隙間
270 保持器
280 転動体
301 転がり軸受
310 外輪
312 外輪軌道
314 係止溝
320 内輪
321 内輪軌道
322 外周面
330 シール
332 芯金
334 弾性体
336A 主リップ
336B 第1副リップ
336C 第2副リップ
340 スリンガ
342 円輪部
345 外周面
346 第1円筒部
347 第2円筒部
348 外周面
349 第3円筒部
360 軸受内部空間
362 ラビリンス隙間
370 保持器
380 転動体
401 転がり軸受
410 外輪
412 外輪軌道
414 係止溝
420 内輪
421 内輪軌道
422 外周面
430 シール
432 芯金
434 弾性体
436A 主リップ
436B 第1副リップ
436C 第2副リップ
440 スリンガ
442A 第1円輪部
442B 第2円輪部
445 外周面
446 第1円筒部
447 第2円筒部
448 外周面
449A 内側第3円筒部
449B 外側第3円筒部
460 軸受内部空間
462 ラビリンス隙間
470 保持器
480 転動体
501 転がり軸受
510 外輪
512 外輪軌道
514 係止溝
520 内輪
521 内輪軌道
522 外周面
530 シール
532 芯金
534 弾性体
536A 主リップ
536B 第1副リップ
536C 第2副リップ
540 スリンガ
542 円輪部
543 斜面部
545 外周面
546 第1円筒部
547 第2円筒部
548 外周面
549 第3円筒部
560 軸受内部空間
562 ラビリンス隙間
570 保持器
580 転動体
601 転がり軸受
610 外輪
612 外輪軌道
614 係止溝
620 内輪
621 内輪軌道
622 外周面
630 シール
632 芯金
634 弾性体
636A 主リップ
636B 第1副リップ
636C 第2副リップ
640 スリンガ
642 円輪部
643 第1斜面部
645 外周面
646 第1円筒部
647 第2円筒部
648 外周面
649 第2斜面部
660 軸受内部空間
662 ラビリンス隙間
670 保持器
680 転動体
701 転がり軸受
710 外輪
712 外輪軌道
714 係止溝
720 内輪
721 内輪軌道
722 外周面
723 圧入段部
730 シール
732 芯金
734 弾性体
736A 主リップ
736B 第1副リップ
736C 第2副リップ
740 スリンガ
742 円輪部
745 外周面
746 第1円筒部
747 第2円筒部
748 外周面
749 第3円筒部
760 軸受内部空間
762 ラビリンス隙間
770 保持器
780 転動体
Claims (3)
- 外輪軌道を有する外輪と、
内輪軌道を有する内輪と、
これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、
芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、
前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、
前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、
前記スリンガは、断面略Eの字状の円筒状部材であって、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この第1円筒部の軸方向外端部から径方向外方に延びる円環部と、この円環部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部と、第1円筒部と第2円筒部との間にあって、円環部から軸方向内方に延びる第3円筒部を備え、
前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、
前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、
前記第2副リップを前記第3円筒部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と
前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部と
を形成することを特徴とする転がり軸受。 - 外輪軌道を有する外輪と、
内輪軌道を有する内輪と、
これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、
芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、
前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、
前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、
前記スリンガは、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この第1円筒部の軸方向外端部から径方向外方、軸方向内方に斜めに延びる斜面部と、この斜面部の内方端部から折り返し軸方向外方に延びる第3円筒部と、この第3円筒部の外方端部から径方向外方に延びる円輪部と、この円輪部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部を備え、
前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、
前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、
前記第2副リップを前記第3円筒部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と
前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部と
を形成することを特徴とする転がり軸受。 - 外輪軌道を有する外輪と、
内輪軌道を有する内輪と、
これら外輪軌道と内輪軌道との間に保持器によって保持された転動体と、
芯金と弾性体からなり、外周縁部が前記外輪の内周面の軸方向両端部に形成された係止溝に係止された少なくとも一つのシールと、
前記内輪の外周面の前記シールの軸方向外側位置に外嵌固定され、前記シールと対を成すスリンガと、を備えた転がり軸受において、
前記シールは、内輪に接近する方向に軸方向内側に傾斜して延設された主リップと、内輪に接近する方向に軸方向外側に傾斜して延設された第1副リップと、第1副リップの径方向外方位置で軸方向外方に延設される第2副リップとを備え、
前記スリンガは、内輪の外周面に外嵌される第1円筒部と、この第1円筒部の軸方向外端部から径方向外方、軸方向内方に斜めに延びる第1斜面部と、この第1斜面部の内方端部から折り返し径方向外方、軸方向外方に斜めに延びる第2斜面部と、この第2斜面部の外方端部から径方向外方に延びる円輪部と、この円輪部の外周縁部から軸方向内方に延びる第2円筒部を備え、
前記主リップを前記内輪の外周面に摺接させた接触式の第1シール部と、
前記第1副リップを前記第1円筒部の外周面に摺接させた接触式の第2シール部と、
前記第2副リップを前記第2斜面部の外周面に摺接させた接触式の第3シール部と
前記外輪の内周面と前記第2円筒部との間にラビリンス隙間を形成した非接触式の第4シール部と
を形成することを特徴とする転がり軸受。
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