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JP2013237553A - シート穿孔装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP2013237553A
JP2013237553A JP2012113123A JP2012113123A JP2013237553A JP 2013237553 A JP2013237553 A JP 2013237553A JP 2012113123 A JP2012113123 A JP 2012113123A JP 2012113123 A JP2012113123 A JP 2012113123A JP 2013237553 A JP2013237553 A JP 2013237553A
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Takuya Machida
拓哉 町田
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Abstract

【課題】シートの搬送方向に沿ってあける複数の孔の孔あけ位置精度を向上させること。
【解決手段】シート穿孔装置119Aは、シートを搬送するシート搬送ローラ対51と、シート搬送ローラ対によって搬送されるシートSのシート搬送方向に沿って順次、複数の孔をあけるパンチ61及びダイ62と、パンチ及びダイのシート搬送方向の下流で、パンチ及びダイによってあけられた孔を検知するパンチ孔検知センサ32と、パンチ及びダイに穿孔動作をさせるCPUと、を備え、CPUは、パンチ及びダイがシートの孔を検知することにより所定のタイミングでパンチ及びダイに穿孔動作をさせ、該シートに次の孔をあけさせるようになっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートに孔をあけるシート穿孔装置と、このシート穿孔装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等のシートに画像を形成する画像形成装置は、画像を形成したシートに孔をあけるシート穿孔装置を備えている場合がある。
シート穿孔装置には、特許文献1,2に記載のように、パンチとダイとによって、シートの搬送方向に沿ってシートに複数の孔を順次あけるようになっているものがある。
特開平06−135620号公報 特開2001−047398号公報
しかし、従来のシート穿孔装置は、シートの先端または後端を検知してからの時間の経過に基づいて、シートの搬送方向に沿ってシートに複数の孔を順次あけるようになっている。このように、従来のシート穿孔装置は、シートの先端又は後端を基準にしてシートに孔を順次あけるため、シートの長さが長い程、孔あけ位置に誤差が生じていた。
本発明は、シートの搬送方向に沿ってあける複数の孔の孔あけ位置の精度を向上させたシート穿孔装置と、このシート穿孔装置を装置本体に備えた画像形成装置とを提供することにある。
本発明のシート穿孔装置は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段によって搬送されるシートのシート搬送方向に沿って順次、複数の孔をあける穿孔手段と、前記穿孔手段のシート搬送方向の下流で、前記穿孔手段によってあけられた孔を検知する孔検知手段と、前記穿孔手段に穿孔動作をさせる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記孔検知手段がシートの孔を検知してから所定のタイミングで前記穿孔手段に穿孔動作をさせて、該シートに次の孔をあける、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成されたシートに孔をあけるシート穿孔装置と、を備え、前記シート穿孔装置は、上記のシート穿孔装置である、ことを特徴としている。
本発明のシート穿孔装置は、穿孔手段がシートにあけた孔を、孔検知手段が検知した後、所定のタイミングで穿孔手段に再度穿孔動作をさせて、そのシートに次の孔をあけるようになっている。このため、本発明のシート穿孔装置は、孔検知手段が検知した孔を基準にして次の孔をあけることができるので、シートの長さの影響を受けることが少なくなり、長さの長いシートであっても、孔の孔あけ位置の精度を向上させることができる。
本発明の実施形態の画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面概略図である。 本発明の実施形態のシート穿孔装置を備えたシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面概略図である。 シート穿孔装置の平面図である。 図3のG−G矢視断面図であり、パンチとダイとがホームポジションに待機している状態の図である。 図4の状態から、パンチとダイとがシートに孔をあけているときの図である。 図5の状態から、パンチとダイとがシートに孔をあけ終わった図である。 パンチ孔検知センサの検知信号を示す図である。 シート処理装置のブロック図である。 シート処理装置のパンチ動作制御を説明するフローチャートである。
以下、本発明のシート穿孔装置と、このシート穿孔装置を装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
(画像形成装置)
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面概略図である。画像形成装置100は、画像形成部100Bと給紙部115等を備えた画像形成装置本体100Aに、原稿給送装置102と、画像読取部101と、シート処理装置119とを備えた構成になっている。
原稿給送装置102は、原稿Dを読取位置108に搬送するためのものである。ユーザによって原稿載置部103に載置された原稿Dの画像を読み取る(流し読みの)場合、まず、原稿Dは給送部104により1枚ずつ順次分離された後、レジストローラ対105に供給される。次に、原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成させられて斜行が矯正され、この後、導入パス106を通り、読取位置108を通過することで、原稿の画像が読み取られる。なお、読取位置108を通過した原稿Dは、排出パス107を通過して排紙ローラ110により排出トレイ109上に排出される。
一方、原稿画像を読み取る画像読取部101は、読取位置108を通過する原稿Dに照明系111の光を照射し、原稿Dから反射した反射光をミラー112によって、光学素子113(CCEあるいは他の素子)に導くようにしている。これにより、画像読取部101は、原稿画像に応じた画像データを得ると共に、この画像データを画像形成部100Bに送るようにしている。
そして、シートに画像を形成する画像形成部100Bでは、まず不図示の露光手段により画像データに基づいたレーザ光を感光体ドラム114に照射して潜像を形成する。なお、ミラー112によって、反射光を直接感光体ドラム114に照射して潜像を形成するように構成することもできる。
次に、感光体ドラム114に形成された潜像を不図示のトナー供給装置から供給されたトナーによって現像し、トナー像を形成する。また、このようなトナー像形成動作に並行して、不図示のカセットに収納されたシート、或は給紙部115に収納されたシートSが、1枚ずつ分離して画像形成部100Bに送り出される。シートSはレジストローラ対151によって感光体ドラム114と転写器116との間へ、タイミングをはかられて進入する。
そして、感光体ドラム114上のトナー像が、転写器116によってシートSに転写される。この後、トナー像が転写されたシートSは、定着器117を通過する間に加熱加圧されて、トナー像が定着され、排出ローラ対120によってシート処理装置119に排出される。なお、シートの裏面に画像を形成する場合には、再搬送部118によりシートSを反転させた後、感光体ドラム114と転写器116との間へ搬送される。そして、両面に画像が形成されたシートSは、この後、シート処理装置119に排出される。
(シート処理装置)
図2は、本発明の実施形態のシート穿孔装置を備えたシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面概略図である。
シート処理装置119は、本発明の実施形態のシート穿孔装置119Aを介して、画像形成装置の装置本体100Aに接続されたシート処理装置本体119Bを備えている。
シート処理装置本体119Bは、ノンソートモードの場合、後述するシート穿孔装置119Aを通過したシートを、共通搬送ローラ対137、入口ローラ対121、中間排紙ローラ対126、束排紙ローラ対127によって積載トレイ128上に排出する。なお、共通搬送ローラ対137、入口ローラ対121、中間排紙ローラ対126、束排紙ローラ対127は、後述する図8に示す搬送モータ211によって回転するようになっている。
シート処理装置本体119Bは、ソートモードの場合、シートを共通搬送ローラ対137、入口ローラ対121、中間排紙ローラ対126及び束排紙ローラ対127によって搬送し、一旦、処理トレイ150に排出する。シートは、処理トレイ150に積載される度に、整合される。束排紙ローラ対127は、所定枚数のシート束が処理トレイ150に出来上がると、そのシート束を積載トレイ128に束排出する。
シート処理装置本体119Bは、ステイプルモードの場合、ソートモードと同様に、処理トレイ150上に整合したシート束を形成した後、ステイプラ132でシート束を綴じて、そのシート束を、束排紙ローラ対127により、積載トレイ128に束排出する。
なお、シート処理装置本体119Bは、ノンソートモード、ソートモード及びステイプルモードにおいて、後述するシート穿孔装置119Aによって孔をあけられたシートであっても、それぞれ処理することができる。
シート処理装置本体119Bは、製本モードの場合、図示しないソレノイド等の駆動源により作動するパス切換え部材122を製本ユニット139側に切り換えて、シートを、製本入口ローラ対134を経て製本ユニット139へ搬送する。そして、製本ユニット139は、ステイプラユニット138によりシート束の中央を綴じ、その綴じた中央の部分を折り曲げ部140で折り曲げて、シート束を冊子状にしてから、製本トレイ141に排出する。
(シート穿孔装置)
図3は、シート穿孔装置119Aの平面図である。図4乃至図6は、図3のG−G矢視断面図であり、パンチユニットの動作説明用の図である。図4は、パンチとダイとがホームポジションに待機している図である。図5は、パンチとダイとでシートに孔をあけているときの図である。図6は、パンチとダイとがシートに孔をあけ終わった図である。
シート穿孔装置119Aは、シート搬送手段としてのシート搬送ローラ対51によって搬送を継続したままのシートに、パンチ61及びダイ62によって、シート搬送方向(矢印A方向)に沿って順次、複数の孔をあけるようになっている。穿孔手段としてのパンチユニット60のパンチ61とダイ62は、制御手段としての後述するCPU200(図8)がパンチモータ77(図4)を制御することによって回転する。
本実施形態のシート穿孔装置119Aは、パンチユニット60のパンチ61とダイ62とが、回転しながらシートに孔をあけるロータリ式のシート穿孔装置であり、シートの搬送を停止させることなく、シートに孔をあけるようになっている。しかし、本発明は、シートの搬送を停止させて、パンチとダイとの少なくとも一方がシートの表面に対して直角に移動し、シートに孔をあけるプレス式のシート穿孔装置にも適用できるものである。したがって、本発明は、ロータリ式のシート穿孔装置のみに適用できるものではない。
シート搬送ローラ対51(図3)は、シート穿孔装置119Aの入口に設けられている。シート搬送ローラ対51は、図3に示すシート搬送モータ52によって回転して、画像形成装置本体100Aより搬送されてきたシートをパンチユニット60に搬送するようになっている。
パンチユニット60は、パンチ61、ダイ62及びパンチモータ77等で構成されている。パンチ61とダイ62は、それぞれの支軸64,65によりケーシング63に軸支され、各支軸64,65に固定された不図示のギヤの噛み合いとパンチモータ77の回転とにより、矢印B、C方向(図4)に同期回転するようになっている。
パンチ61とダイ62は、通常、図4に示すホームポジション(HP)に待機している。シート検知センサ31が、シートの先端を検知すると、その後、所定のタイミングでパンチモータ77が駆動する。すると、パンチ61とダイ62が、矢印B、C方向に回転し、図5に示すようにパンチ61がダイ62に形成されたダイ孔62aに進入しながら、搬送中のシートSに孔(パンチ孔)Saをあける。
このとき、パンチ61とダイ62の回転速度を、シート搬送ローラ対51の回転速度と同じにしてあるので、搬送中のシートSを止めることなく、シートに孔をあけることができる。
図3において、ラック63aは、ケーシング63の一部分に形成され、パンチスライドモータ66に設けられたピニオン70と噛み合っている。パンチスライドHPセンサ71は、シート搬送方向Aと平行に設けられた受光部71aを有して、ケーシング63に取り付けられている。
このため、パンチユニット60は、パンチスライドモータ66の回転により、シート搬送方向Aに対して直角のシートの幅方向である矢印E、F方向に移動するようになっている。パンチスライドHPセンサ71は、矢印F方向に移動して、シート処理装置本体119Bに設けられたパンチスライドフラグ55を、受光部71aによって検知できるようになっている。パンチユニット60の初期位置は、シートSの斜行や横レジのずれ量に相当するシート基準位置の数mm手前側である。
パンチユニット60には、横レジセンサユニット80が設けられている。横レジセンサユニット80は、シートSのシート搬送方向に沿った側端Sbを検知して、シートの側端Sbに対するパンチユニット60の位置を決めする機能を備えている。すなわち、横レジセンサユニット80は、シートの側端Sbからどの位、離れた位置に孔をあけるか、孔あけ位置を設定する機能を備えている。
横レジセンサユニット80は、センサアーム82を有している。センサアーム82は、パンチユニット60のケーシング63に矢印E,F方向に移動自在に設けられている。
センサアーム82は、側端にラック82aが形成されている。ラック82aは、ケーシング63に取り付けられている横レジモータ85に設けられたピニオン83と噛み合っている。センサアーム82の先端には、横レジセンサ93が取り付けられている。横レジセンサ93は、シート搬送方向Aと平行な受光部93aを有している。受光部93aは、シートの側端を検知するようになっている。センサアーム82の後端には、横レジHPセンサ84が取り付けられている。横レジHPセンサ84は、横レジセンサ93に対して反対側に位置する受光部84aを有している。
このような構成の横レジセンサユニット80におけるセンサアーム82は、横レジモータ85が回転すると、ピニオン83とラック82aとにより、矢印E方向又は矢印F方向に移動する。センサアーム82が移動すると、センサアーム82に設けられた横レジセンサ93と横レジHPセンサ84も同じ方向に移動する。
横レジHPセンサ84は、センサアーム82によって、矢印F方向に移動すると、受光部84aによって、ケーシング63に設けられた横レジフラグ63bを検知する。また、横レジセンサ93は、センサアーム82によって、矢印E方向に移動すると、選択されたシートサイズに対応する位置に予め位置決めされる。
すなわち、横レジHPセンサ84の受光部84aによって、ケーシング63に設けられた横レジフラグ63bを検知したとき、横レジセンサ93は、パンチユニット60に対してホームポジション(HP)に位置している。この状態から、横レジモータ85を回転させ、横レジモータ85の回転量をパルスカウントして、横レジセンサ93を、パンチユニット60に対するホームポジションの位置から、シートの側端からシート孔あけ位置までの距離に相当する距離だけ移動させる。これによって、パンチ61とダイ62とによってシートにあけられる孔の位置を、シートの側端から所定の位置に設定できたことになる。
このようにして、パンチユニット60がシートの側端から所定の位置に位置決めされた状態において、シートが搬送されてくると、そのシートの先端をシート検知センサ31が検知し、パンチスライドモータ66が回転する。すると、ピニオン70とラック63aを介してパンチユニット60全体が矢印E方向に移動する。このとき、パンチユニット60に設けられた横レジセンサユニット80も、パンチユニット60と一体に同じ方向に移動する。
そして、横レジセンサ93がシートの側端Sbを検知した時点で、パンチスライドモータ66は回転を停止する。これによって、実際に搬送されてきたシートの側端Sbから所定の距離離れた位置にパンチ61とダイ62とで孔をあけることができるように、パンチユニット60を位置決めすることができる。
このため、本実施形態のシート穿孔装置119Aは、シートSの穿孔位置を、シートの側端Sbからの所定の距離に揃えることができる。
また、本実施形態のシート穿孔装置119Aにおける、パンチユニット60は、シートの側端を検知して、シートの側端から所定の距離離れた孔あけ位置に移動するときの移動距離を短くすることができる。
パンチ61の支軸64には、図4に示すようにパンチフラグ75が一体に設けられている。パンチユニット60のケーシング63には、パンチフラグ75を検知するパンチHPセンサ76が設けられている。
パンチユニット60のケーシング63の、パンチ61及びダイ62のシート搬送方向(矢印A方向)の下流側には、パンチ61及びダイ62によって孔があけられたか否かを検知する孔検知手段としてのパンチ孔検知センサ32が設けられている。パンチ孔検知センサ32は、反射型センサである。
図7は、パンチ孔検知センサ32の検知信号を示す図である。パンチ孔検知センサ32は、反射型センサであるので、シートPが通過していると、シートに向けて発した検知光がシートに反射されて受光するので、[High]の信号を出力する。パンチ孔検知センサ32は、シートPが通過しない場合、或いはシートPに孔があいている場合、シートに向けて発した検知光がシートに反射されないので、反射光を受光することができないで、[Low]の信号を出力する。そして、これらの検知信号は後述する図8に示すCPU200に出力するようにしている。
パンチ61及びダイ62によって孔があけられていないシートが、パンチ孔検知センサ32を通過した場合、パンチ孔検知センサ32は、次の検知信号(1)(2)をCPU200に出力するようになっている。
シート先端進入時:[Low]→[High] 検知信号(1)
シート後端通過時:[High]→[Low] 検知信号(2)。
なお、検知信号(1)(2)は、シート検知センサ31も発する。したがって、パンチ孔検知センサ32は、シート検知センサ31と兼用することができて、シート検知センサ31は、必ずしも必要としない。この点については後述する。
パンチユニット60によって孔をあけられたシートの部分が、パンチ孔検知センサ32を通過した場合、パンチ孔検知センサ32は、次の検知信号(3)(4)をCPU200に出力するようになっている。
孔進入時:[High]→[Low] 検知信号(3)
孔通過時:[Low]→[High] 検知信号(4)。
CPU200は、検知信号(1)(3)(4)が入力された場合、孔がシートにあけられていると判定する。なお、この場合の、検知信号(1)(3)は、[Low]→[High]、[High]→[Low]となり、検知信号(1)(2)の[Low]→[High]、[High]→[Low]と同じ変化になる。
そこで、同じ検知信号の変化であっても、シートに孔があいているか否かの区別は、次のようにして行われる。すなわち、CPU200は、検知信号(1)を受けてから、検知信号(2)を受けるまでの時間Tnは、シートの搬送速度とシートの長さとからシートサイズに応じて予め決められている。そこで、CPU200は、検知信号(1)の[High]を受けてから[Low]の信号を受けるまでの時間が、シートサイズに応じた時間以上の場合、その[Low]信号は、検知信号(2)であると判断し、シートに孔が開いていないものと判断する。また、CPU200は、検知信号(1)の[High]を受けてから[Low]の信号を受けるまでの時間が、シートサイズに応じた時間Tn未満の場合、その[Low]信号は、検知信号(3)であると判断し、シートに孔が開いているものと判断する。しかも、CPU200は、その孔を最初の孔であると判断する。
CPU200の演算部200bは、孔進入時の検知信号(3)を受信してから孔通過時の検知信号(4)を受信するまでのシート搬送モータ52によるシートの搬送量を算出できる。この搬送量がシートの孔の直径Xとなる。図7に示すように、孔進入時T1から孔通過時T2までのシート搬送モータ52のカウントされたパルス数をp、シート搬送モータ52の1パルス当たりのシートの進み量をEとすると、孔の直径Xは、X=p×Eとなる。この算出された孔の直径Xに基づいて、CPU200は、シートに正常な大きさの孔があけられたか否かを判断することができる。次の孔も、孔進入時T3と孔通過時T4とによって、正常な大きさの孔であるか否かを判断できる。
なお、T1は、シート検知センサ31がシートの先端を検知(T0)してからの経過時間であるが、パンチ孔検知センサ32が最初の孔の検知を開始した時間(この場合、T1=0)でもある。T2は、パンチ孔検知センサ32が最初の孔の検知を終了した時間である。このため、上記直径Xに対応する時間は、(T2−T1)となる。
また、T3も、パンチ孔検知センサ32が次の孔の検知を開始した時間(この場合も、T3=0)である。T4は、パンチ孔検知センサ32が次の孔の検知を終了した時間である。このため、上記直径Xに対応する時間は、(T4−T3)となる。時間は、パンチ孔検知タイマ79によって測定されるものとする。
図8は、シート処理装置のCPU200、各センサ、各モータ等との接続関係を示すブロック図である。図8において、各ブロックからCPU200に向けて出ている矢印は、各ブロックとCPUとが信号を授受できるように接続されていることを示すものであって、信号の方向を示すものではない。
CPU200は、ROM200aを有している。ROM200aには、シート処理装置が、図9に示すフローチャートに沿った動作をするための制御プログラムが記憶されている。CPU200は、ROM200aに格納してある制御プログラムを読み出しながら各部を制御するようになっている。また、CPU200は、その時々の情報をRAM200cに記憶しながら各部を制御するようになっている。CPU200には、各種センサ、各種モータ、ソレノイド等が電気的に接続されている。CPU200は、各モータに対して、それぞれ制御入力パルス、あるいは回転量を検出するエンコーダ入力によって制御物の移動量、速度等を制御している。また、CPU200は、シート処理装置119と画像形成装置本体100Aとの通信の授受を行うようになっている。
図9は、シート穿孔装置119Aのパンチ動作制御を説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザによって孔あけ処理の信号が画像形成装置100に入力されると、CPU200は、横レジモータ85を回転制御して、横レジセンサ93を移動させる。横レジセンサ93は、パンチ61との矢印E方向の間隔が、シートの側端から矢印E方向への孔あけ位置までの距離と同じになるようにパンチ61及びダイ孔62aに対して移動して停止し、待機する(S101)。シートの側端から矢印E方向への孔あけ位置までの距離は、シートサイズによって異なる。
また、CPU200は、シート搬送モータ52を回転させる。シート搬送ローラ対51が画像形成装置本体100Aから搬送されてきたシートを引き続いて搬送する。CPU200は、シート搬送ローラ対51によって搬送されるシートを検知するシート検知手段としてのシート検知センサ31によってシートの先端が検知されるのを待つ(S102)。そして、シートの先端がシート検知センサ31によって検知される(S102のYES)。
すると、CPU200は、シートの、シートの先端からシート搬送方向(矢印A方向)の孔あけ位置と、パンチユニット60による穿孔位置とが一致ように、シートを搬送するために、パンチ孔穿孔タイマ78をスタートさせる(S103)。パンチ孔穿孔タイマ78は、シートの搬送距離を検知する搬送距離検知手段である。また、シートの先端からシート搬送方向(矢印A方向)の孔あけ位置は、シートサイズや孔の種類に応じて予め設定されている。
また、CPU200は、パンチスライドモータ66を回転させる。パンチユニット60は、横レジセンサ93がシートの側端Sbを検知するまで、パンチユニット60をシート搬送方向に対して交差する方向(矢印E方向、シートの幅方向)へ移動を開始する(S104)。CPU200は、横レジセンサ93がシートの側端Sbを検知したか否かを判定する(S105)。CPU200は、横レジセンサ93が、シートの側端Sbを検知すると(S105でYES)、パンチスライドモータ66を停止させて、パンチユニット60のシート搬送方向に対して交差する方向(矢印E方向)への移動を終了させる(S106)。これによって、パンチ61とダイ62とが、シートの側端Sbから所定の距離離れた孔あけ位置に移動したことになる。
そして、CPU200は、前述したパンチ孔穿孔タイマ78がタイムアップするのを待つ(S107)。パンチ孔穿孔タイマ78がタイムアップすると(S107でYES)、CPUは、パンチモータ77を回転させて、シート搬送ローラ対51によって搬送されているシートに、パンチ61とダイ62のダイ孔62aとによって孔Saをあけさせる(図5、S108)。ここでいう、タイムアップとは、シートの先端を検知してから所定の時間経過したことをいう。図4において、パンチ61とダイ62とがホームポジションにいるとき、パンチフラグ75は、前回、パンチ61とともに回転して、パンチHPセンサ76に検知された位置から検知されなくなった位置にいる。
そして、図5に示すように、パンチHPセンサ76が、パンチフラグ75を一旦検知しなくなる。その後、図6に示すように、パンチHPセンサ76がパンチフラグ75を検知した時点で(S109のYES)、パンチ61とダイ62は、シートに孔をあけたことになる。パンチ61とダイ62とは、さらに、回転をする。CPU200は、パンチHPセンサ76がパンチフラグ75を検知しなくなった時点で、パンチ61とダイ62とが図4のホームポジションに戻ったものと判断する。CPU200は、パンチモータ77を停止させて、パンチ61とダイ62との回転を終了させる(S110)。シートは、シート搬送ローラ対51によって搬送を継続されており、CPU200は、パンチ孔検知タイマ79をスタートさせて(S111)、孔を検知すべくパンチ孔検知センサ32からの信号出力を監視し、シートの孔が検知されるのを待つ(S112)。
パンチ孔検知センサ32によってシートの孔が検知されない場合(S112のNO)、CPU200は、パンチ孔検知タイマ79がタイムアップしたか否かを判定する(S113)。タイムアップしていなければ(S113のNO)、CPU200は、ステップS112の処理を繰り返す。
ステップS113でタイムアップ(所定時間経過)した場合(S113でYES)、CPU200は、シートに孔があけられなかったものと判断して、次の孔あけを停止するため、後述するステップS116の処理に移行する。
一方、ステップS112でパンチ孔検知センサ32によってシートの孔が検知された場合(S112でYES)、CPU200は、指定された孔の数だけシートに孔があけられたか否かを判断する(S114)。指定された孔の数は、ユーザによって、予め、画像形成装置本体100Aに入力されている。例えば、2孔パンチ指定の場合、孔数は2個となる。3孔パンチ指定の場合、孔数は3個となる。指定された数の孔がシートに形成されていない場合(S114のNO)、CPU200は、シート搬送方向の次の孔の位置にシートを搬送すべくパンチ孔穿孔タイマ78をスタートさせる(S115)。そして、再び、ステップS107の処理を実行する。
ステップS114において、指定された数の孔がシートにあけられた場合(S114でYES)、CPU200は、ジョブが終了したかどうかの判断をし(S116)、ジョブが終了したと判断した場合(S116でYES)、孔あけ動作を終了する。しかし、CPU200は、ジョブが終了していないと判断した場合(S116でNO)、穿孔動作を継続するため、ステップS101の処理を実行する。
このように、シート穿孔装置は、パンチ孔検知センサ32によってシートの孔が検知されてから所定の時間経過後に、次の孔をシート搬送方向の所定の位置にあけることができるように、パンチ61とダイ62とを回転させるようになっている。このため、シート穿孔装置119Aは、上流の孔を基準にして下流隣の孔をあけることができるので、シートの長さの影響を受けることが少なくなり、長さの長いシートであっても、孔の孔あけ位置の精度を向上させることができる。
しかし、本発明はこれに限らず、シート穿孔装置が、パンチ孔検知センサ32によってシートの孔が検知されてから所定量シートを搬送した後に、次の孔をシート搬送方向の所定の位置にあけることができるように、パンチ61とダイ62とを回転させてもよい。つまり、パンチ孔検知センサ32によってシートの孔が検知されてから、所定のタイミングでパンチ61とダイ62とを回転させるようにしてもよい。
また、画像形成装置100は、シートの搬送方向に沿ってあける複数の孔の孔あけ位置の精度を向上させたシート穿孔装置119Aを装置本体に備えているので、画像形成効率を向上させることができる。
なお、以上の説明では、シート検知センサ31によってシートの先端を検知したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、パンチ孔検知センサ32でシートの先端を検知しても良い。
この場合、シート先端進入時にパンチ孔検知センサ32の検知信号がLowからHighに切り替わるので、このエッジをCPU200がシートの先端と判定するようにする。シートの側端Sbを検知する場合、パンチ孔検知センサ32がシートの先端を検知すると、CPU200の制御で、パンチスライドモータ66が回転して、パンチユニット60とともに横レジセンサ93がシート搬送方向に対して交差する方向に移動する。そして、横レジセンサ93がシートの側端部に遮られると、CPU200は、シートの側端を検知したものと判断する。同時に、CPU200は、パンチ孔検知センサ32がシートの先端を検知してから、所定の時間経過後に、パンチモータ77を駆動させて、搬送されるシートに孔をあける。この結果、パンチ孔検知センサ32でシートの先端を検知して孔あけを行っても、シート検知センサ31でシートの先端を検知して孔あけを行った場合と同様の効果を得ることができる。
A:シート搬送方向、B:パンチの回転方向、C:ダイの回転方向、S:シート、Sa:孔、Sb:シートの側端、
31:シート検知センサ(シート検知手段)、32:パンチ孔検知センサ(孔検知手段、シート検知手段)、51:シート搬送ローラ対(シート搬送手段)、60:パンチユニット(穿孔手段)、61:パンチ、62:ダイ、62a:ダイ孔、78:パンチ孔穿孔タイマ(搬送距離検知手段)、80:横レジセンサユニット、100:画像形成装置、100A:画像形成装置本体、100B:画像形成部、101:画像読取部、102:原稿給送装置、119:シート処理装置、119A:シート穿孔装置、119B:シート処理装置本体、200:CPU(制御手段)、200b:演算部(搬送距離検知手段)。

Claims (4)

  1. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段によって搬送されるシートのシート搬送方向に沿って順次、複数の孔をあける穿孔手段と、
    前記穿孔手段のシート搬送方向の下流で、前記穿孔手段によってあけられた孔を検知する孔検知手段と、
    前記穿孔手段に穿孔動作をさせる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記孔検知手段がシートの孔を検知してから所定のタイミングで前記穿孔手段に穿孔動作をさせて、該シートに次の孔をあける、
    ことを特徴とするシート穿孔装置。
  2. 前記制御手段は、前記穿孔手段に穿孔動作させた後、所定時間経過しても前記孔検知手段が孔を検知しないとき、前記穿孔手段の穿孔動作を停止する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート穿孔装置。
  3. 前記シート搬送手段によって搬送されるシートを検知するシート検知手段と、
    シートの搬送距離を検知する搬送距離検知手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記シート検知手段がシートを検知してから前記搬送距離検知手段が検知するシートの搬送距離に応じて前記穿孔手段に穿孔動作をさせて、シートの所定の位置に最初の孔をあける、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート穿孔装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像が形成されたシートに孔をあけるシート穿孔装置と、を備え、
    前記シート穿孔装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート穿孔装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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