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JP2013236470A - 圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置 - Google Patents

圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置 Download PDF

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JP2013236470A
JP2013236470A JP2012107359A JP2012107359A JP2013236470A JP 2013236470 A JP2013236470 A JP 2013236470A JP 2012107359 A JP2012107359 A JP 2012107359A JP 2012107359 A JP2012107359 A JP 2012107359A JP 2013236470 A JP2013236470 A JP 2013236470A
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JP
Japan
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guide shaft
housing case
fixed
guide
storage case
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Withdrawn
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JP2012107359A
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English (en)
Inventor
Osamu Miyazawa
修 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JP2013236470A publication Critical patent/JP2013236470A/ja
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Abstract

【課題】圧電モーターが大きくなったり、構造が複雑になったりすることなく、振動体を適切に保持することが可能な圧電モーターを提供する。
【解決手段】振動体を収容する収容ケース側に振動体の伸縮方法と平行に設けた第1案内軸と第2案内軸とを、収容ケースを挟んで振動体の屈曲方向の反対側に配置すると共に、第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部とを支持台側に設けることで、支持台に対する収容ケースの移動方向を案内する。そして、第1案内軸または第2案内軸と嵌合する弾性部材によって、振動体の伸縮方向に収容ケースを付勢する。こうすれば、大掛かりな構造を必要とすることなく、対象物に振動体の駆動力を適切に伝えて高精度な対象物の駆動を実現することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置に関する。
圧電材料を含む振動体に電圧を印加して、伸縮方向の振動と屈曲方向の振動とを発生させることにより、対象物を摩擦駆動する圧電モーターが知られている(特許文献1)。この圧電モーターは、強い力で対象物を駆動可能とするために、バネなどの付勢部材によって振動体の伸縮方向の端面を対象物に押し付けた状態で使用される。また、振動体は、屈曲方向に振動することによって対象物を駆動するから、対象物からは屈曲方向の反力を受けることになる。この反力で振動体が動いてしまうと対象物に十分な駆動力を伝えることができず、また駆動精度も低下する。このため、圧電モーターの振動体は、バネなどで付勢する方向(振動体の伸縮方向)には移動可能でありながら、屈曲方向には対象物から大きな反力を受けても動かないように保持しておく必要がある。また、伸縮方向および屈曲方向の何れにも直交する方向(以下では、「厚み方向」と呼ぶ)に対しても、振動体が動かないように保持しておく必要がある。
そこで、圧電モーターでは、次のような構造で振動体を保持することが行われている(例えば、特許文献2)。先ず、振動体を第1ケースに収容し、その第1ケースを第2ケースに収容する。第1ケースの底面側(振動体を対象物に押し付ける側の反対側)と、第2ケースの内壁面との間には付勢バネを設けて、第1ケースごと振動体を伸縮方向に付勢する。また、第1ケースが屈曲方向に動かないようにするために、第1ケースの屈曲方向の側面を、反対側から強いバネを用いて第2ケースの内壁面に押し付ける。このとき、第1ケースの伸縮方向への摺動が妨げられないようにするために、第1ケースの押し付けられる側の側面と第2ケースの内壁面との間、および第1ケースの反対側の側面とバネとの間には、それぞれコロを設ける。厚み方向についても同様に、第1ケースの側面にコロを設けると共に、反対側からコロを介して第2ケースの内壁面に押し付ける。
特開2008−187768号公報 特開2009−33788号公報
しかし、振動体を保持するために上記のような構造を採用したのでは、圧電モーターが大きくなり、且つ、構造が複雑になるという問題があった。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、圧電モーターが大きくなったり、構造が複雑になったりすることなく、振動体を適切に保持することが可能な圧電モーターの提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の圧電モーターは次の構成を採用した。すなわち、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備えることを要旨とする。
このような本発明の圧電モーターでは、第1案内軸と第2案内軸とが収容ケースを挟んで屈曲方向の反対側に配置されており、第1案内部が第1案内軸と摺動可能に係合すると共に、第2案内部が第2案内軸と摺動可能に係合することによって、支持台に対する収容ケースの移動方向を案内している。また、第1案内軸または第2案内軸と嵌合する弾性部材が伸縮方向に収容ケースを付勢している。
このような圧電モーターでは、弾性部材の付勢力で収容ケースを第1案内軸および第2案内軸に沿って伸縮方向に移動させ、振動体を対象物に押し付けておくことができるので、振動体が伸縮方向および屈曲方向に振動すると、振動体と対象物との間に生じる摩擦力によって対象物を屈曲方向に駆動することができる。また、対象物を駆動する際には振動体が対象物から屈曲方向の反力を受け、その反力が振動体から収容ケースに伝わるが、第1案内軸と第1案内部との係合、および第2案内軸と第2案内部との係合によって支持台に対する収容ケースの移動方向が伸縮方向に限定されるので、収容ケースが反力で屈曲方向に移動してしまうことを抑制できる。このように、本発明の圧電モーターでは、振動体を対象物に押し付けるために伸縮方向への収容ケースの移動は可能としつつ、振動体が対象物から反力を受けても屈曲方向への収容ケースの移動を規制することができる。結果として、対象物に振動体の駆動力を適切に伝えて高精度な対象物の駆動を実現することができる。
そして、本発明の圧電モーターのように、振動体を収容する収容ケースの両側に設けた案内軸(第1案内軸、第2案内軸)に案内部(第1案内部、第2案内部)を係合させて、案内軸に沿って収容ケースを対象物に向けて付勢する方式であれば、大掛かりな構造を必要とすることなく、振動体の伸縮方向への収容ケースの移動を可能としながら屈曲方向への収容ケースの移動を規制することを実現できる。従って、圧電モーターの小型化を図る上で好適である。
また、本発明の圧電モーターでは、収容ケースの片側だけでなく、両側に案内軸(第1案内軸、第2案内軸)が設けられており、2つの案内軸のそれぞれに対応する案内部(第1案内部、第2案内部)を係合させることにより、案内軸が収容ケースの片側だけである場合のように案内軸の周りに収容ケースを回転させるモーメントが発生する心配はなく、対象物に対して振動体の駆動力を適切に伝えることができる。加えて、案内軸を2つにすることにより、案内軸が1つである場合に比べて、支持台に対して収容ケースを移動可能に搭載した圧電モーターの全体としての強度を高めることができる。
上述した本発明の圧電モーターでは、第1案内軸および第2案内軸を円柱形状とすると共に、第1案内部および第2案内部の軸方向に垂直な断面形状を円形としてもよい。
円柱形状の案内軸や断面形状が円形の案内部であれば、旋盤加工などによって高精度な成形が可能であるので、案内軸と案内部との間に生じるがたつきを抑制することができる。その結果、収容ケースが支持台に対して屈曲方向に移動すること(支持台に対する収容ケースのがたつき)を高い精度で規制して、圧電モーターによる対象物の駆動精度を高めることができる。
また、上述した本発明の圧電モーターでは、弾性部材を、前記第1案内軸または前記第2案内軸が挿通されるコイルバネとしてもよい。
このように弾性部材として、円柱形状の案内軸の外周に巻き付けるようにコイルバネを設置すれば、弾性部材を設置するのに大きさスペースを必要とせず、圧電モーターの小型化を図ることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
複数の指部を含み、対象物を把持するロボットハンドであって、
前記指部が移動可能に立設された基台と、
前記基台に対して前記指部を移動させる駆動部と、
を備え、
前記駆動部は、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を有するロボットハンドとして把握することもできる。
このような本発明のロボットハンドでは、駆動部を大掛かりなものとすることなく、指部の高精度な移動を実現できるので、指部で対象物を把持する精度を高めると共に、ロボットハンドの小型化を図ることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
回動可能な関節部が設けられた腕部と、
前記腕部に設けられたハンド部と、
前記腕部が設けられた本体部と、
を備えたロボットであって、
前記関節部に設けられて前記関節部を回動させる駆動部を有しており、
前記駆動部は、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備えるロボットとして把握することもできる。
このような本発明のロボットでは、駆動部を大掛かりなものとすることなく、関節部の高精度な回動を実現できるので、ロボットの動作精度を高めると共に、ロボットの小型化を図ることができる。尚、ハンド部は、例えば対象物を把持する動作や、ネジ締めなどを行うネジ締め動作、塗装動作、溶接動作などを行うハンド部とすることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
電子部品を把持する把持部と、
前記電子部品を把持した前記把持部を駆動する圧電モーターと、
を備える電子部品搬送装置であって、
前記圧電モーターは、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備える電子部品搬送装置として把握することもできる。
このような本発明の電子部品搬送装置では、圧電モーターを大掛かりなものとすることなく、把持部の高精度な駆動を実現できるので、電子部品を搬送する精度を高めると共に、電子部品搬送装置の小型化を図ることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
電子部品を把持する把持部と、
前記電子部品を把持した前記把持部を駆動する圧電モーターと、
前記電子部品を検査する検査部と、
を備える電子部品検査装置であって、
前記圧電モーターは、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備える電子部品検査装置として把握することもできる。
このような本発明の電子部品検査装置では、圧電モーターを大掛かりなものとすることなく、把持部の高精度な駆動を実現できるので、電子部品を検査する精度を高めると共に、電子部品検査装置の小型化を図ることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
液体が流動可能な液体チューブと、
前記液体チューブの一部に当接して前記液体チューブを閉塞する閉塞部と、
前記閉塞部を保持した状態で移動することによって、前記液体チューブの閉塞位置を移動させる移動部と、
前記移動部を駆動する駆動部と、
を備える送液ポンプであって、
前記駆動部は、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備える送液ポンプとして把握することもできる。
このような本発明の送液ポンプでは、駆動部を大掛かりなものとすることなく、移動部の高精度な駆動を実現できるので、液体チューブ内の液体を送液する精度を高めると共に、送液ポンプの小型化を図ることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
媒体に画像を印刷する印刷ヘッドと、
前記印刷ヘッドを移動させる駆動部と、
を備える印刷装置であって、
前記駆動部は、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備える印刷装置として把握することもできる。
このような本発明の印刷装置では、駆動部を大掛かりなものとすることなく、印刷ヘッドの高精度な駆動を実現できるので、画像を印刷する精度を高めると共に、印刷装置の小型化を図ることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
同軸に歯車が設けられ、回動可能な回転円板と、
複数の歯車を含んで構成された歯車列と、
前記歯車列に接続され、時刻を指し示す指針と、
前記回転円板を駆動する駆動部と、
を備える電子時計であって、
前記駆動部は、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備える電子時計として把握することもできる。
このような本発明の電子時計では、駆動部を大掛かりなものとすることなく、回転円板の高精度な駆動を実現できるので、電子時計の動作精度を高めると共に、電子時計の小型化を図ることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
光学レンズを含み、光源からの光を投影する投影部と、
前記光学レンズによる前記光の投影状態を調整する調整部と、
前記調整部を駆動する駆動部と、
を備える投影装置であって、
前記駆動部は、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備える投影装置として把握することもできる。
このような本発明の投影装置では、駆動部を大掛かりなものとすることなく、調整部の高精度な駆動を実現できるので、光学レンズによる光の投影状態を調整する精度を高めると共に、投影装置の小型化を図ることができる。
また、本発明は、以下のような態様で把握することもできる。すなわち、
対象物を搬送する搬送装置であって、
圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
前記振動体を収容する収容ケースと、
前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
を備える搬送装置として把握することもできる。
このような本発明の搬送装置では、大掛かりな構造を必要とすることなく、振動体の駆動力の高精度な伝達を実現できるので、対象物を搬送する精度を高めると共に、搬送装置の小型化を図ることができる。
本実施例の圧電モーターの大まかな構成を示した説明図である。 収容ケースに収容される振動体の構造を示した説明図である。 圧電モーターの動作原理を示す説明図である。 振動体を収容する収容ケースが対象物に向かって付勢される様子を示した説明図である。 変形例の圧電モーターの構成を示した説明図である。 本実施例の圧電モーターを組み込んだロボットハンドを例示した説明図である。 ロボットハンドを備えた単腕のロボットを例示した説明図である。 ロボットハンドを備えた複腕のロボットを例示した説明図である。 本実施例の圧電モーターを組み込んで構成された電子部品検査装置を例示した斜視図である。 把持装置に内蔵された微調整機構についての説明図である。 本実施例の圧電モーターを組み込んだ送液ポンプを例示した説明図である。 本実施例の圧電モーターを組み込んだ印刷装置を例示した斜視図である。 本実施例の圧電モーターを組み込んだ電子時計を例示した説明図である。 本実施例の圧電モーターを組み込んだ投影装置を例示した斜視図である。
図1は、本実施例の圧電モーター100の大まかな構成を示した説明図である。図1(a)には、本実施例の圧電モーター100の全体図が示されており、図1(b)には分解組立図が示されている。図1(a)に示されるように、本実施例の圧電モーター100は、大まかには、圧電材料を含んで形成された振動体110と、振動体110を収容する収容ケース120と、収容ケース120を搭載する支持台130などから構成されている。振動体110は、直方体形状に形成されており、長手方向の端面には円柱形状の凸部112が設けられている。この振動体110は、凸部112を突出させた状態で収容ケース120に収容されている。そして、詳しくは後述するが、収容ケース120は、凸部112が突出する方向に向かって移動可能な態様で支持台130に取り付けられている。尚、以下では、収容ケース120の移動方向(振動体110の長手方向)をX方向と称する。また、図中に示すように、X方向と直交する振動体110の短手方向をY方向と称し、X方向およびY方向と直交する振動体110の厚さ方向をZ方向と称するものとする。
図1(b)に示すように、支持台130は、略矩形の平板状に形成されており、その上面にはY方向に離間して一対の固定部132が立設されている。固定部132には、X方向に貫通する円形断面の貫通孔132aが設けられており、この貫通孔132aに円柱形状の案内軸140が挿入される。また、固定部132の上面には、貫通孔132aに届く深さのネジ穴132bが設けられており、ネジ穴132bに止めネジ134を締め込むと、貫通孔132aに挿入された案内軸140が固定される。
振動体110を収容する収容ケース120のY方向に向いた両側面には、一対の前方案内部122と一対の後方案内部123とが設けられている。本実施例の前方案内部122および後方案内部123は、X方向に沿って溝が形成されており、収容ケース120の外側に向けて開放されたコの字型の断面形状となっている。圧電モーター100を組み立てる際には、支持台130の一対の固定部132の間に収容ケース120を配置して、上述したように固定部132の貫通孔132aに挿入した案内軸140を止めネジ134で固定する。すると、収容ケース120のY方向の両側に固定された案内軸140が、収容ケース120の前方案内部122および後方案内部123の溝に挿入されることによって、案内軸140に対して収容ケース120の前方案内部122および後方案内部123が摺動可能に係合する。本実施例の2本の案内軸140のうち一方の案内軸140が本発明の「第1案内軸」に相当し、他方の案内軸140が本発明の「第2案内軸」に相当している。また、一方の案内軸140に係合する前方案内部122および後方案内部123が本発明の「第1案内部」に相当し、他方の案内軸140に係合する前方案内部122および後方案内部123が本発明の「第2案内部」に相当している。尚、圧電モーター100を組み立てた状態において、収容ケース120と支持台130との間には隙間が設けられており、収容ケース120は支持台130と直接には接していない。
また、圧電モーター100を組み立てる際には、コイルバネ142が案内軸140に嵌め込まれる。コイルバネ142は、収容ケース120の前方案内部122と支持台130の固定部132との間に配置されており、前方案内部122を介して収容ケース120を押圧する。本実施例のコイルバネ142は、本発明の「弾性部材」に相当している。尚、弾性部材としては、収容ケース120に対して付勢力を与えるものであればよく、コイルバネ142に限定されるわけではない。
図2は、収容ケース120に収容される振動体110の構造を示した説明図である。先ず、図2(a)には、振動体110の全体図が示されている。前述したように振動体110は、圧電材料を含んで直方体形状に形成されており、長手方向(X方向)の一端面には、セラミックスで形成された円柱形状の凸部112が設けられている。また、図2(a)に示されているように、振動体110のZ方向に向いた一方の面(図中の上面)には、その面を格子状に4分割するように4つの矩形形状の表電極114が設けられている。さらに、図2(a)では示されていないが、振動体110の4つの表電極114が設けられた側とは反対側の面には、その面のほぼ全体を覆う裏電極が設けられており、この裏電極はグランドに接地されている。後述するように振動体110は、電圧を印加することによって振動する性質を有している。
図2(b)には、振動体110が収容ケース120に収容されている様子の一例が示されている。収容ケース120には、振動体110を収容する凹部が形成されており、この凹部の寸法は、振動体110の寸法よりも一回り大きくなっている。図2(b)に示した例では、収容ケース120に収容された振動体110のY方向の両側面およびX方向の奥側の面(凸部112が設けられた側とは反対側の面)と、収容ケース120の内壁面との間には、緩衝部材150が挿入されている。緩衝部材150は、プラスチックやエラストマーなどの硬化性の樹脂を用いて形成されており、収容ケース120内で振動体110を振動可能に保持している。
図2(c)には、振動体110が収容ケース120に収容されている様子の別例が示されている。図2(c)に示した例では、収容ケース120に収容された振動体110は、表電極114が設けられた面および裏電極が設けられた面の両面(図2(c)ではZ方向を向いた両面)から樹脂製(プラスチック、エラストマー、ゴム等)の支持部材152で挟まれている。さらに、表電極114側の支持部材152の上から、付勢バネ154および押さえ板156が積層され、押さえ板156が止めネジ158で収容ケース120に締結される。このため、収容ケース120内の振動体110は、付勢バネ154のバネ力によって支持部材152を介して押さえ付けられながらも、樹脂製の支持部材152が剪断変形することによって振動可能に保持されている。
図3は、圧電モーター100の動作原理を示す説明図である。圧電モーター100は、振動体110の表電極114に一定周期で電圧を印加したときに、振動体110の凸部112が楕円運動することによって動作する。振動体110の凸部112が楕円運動するのは次の理由による。
先ず、周知のように圧電材料を含む振動体110は、正電圧を印加すると伸張する性質を有している。従って、図3(a)に示すように、4つの表電極114の全てに正電圧を印加した後、印加電圧を解除することを繰り返すと、振動体110は長手方向(X方向)に伸縮する動作を繰り返す。このように振動体110が長手方向(X方向)に伸縮を繰り返す動作を「伸縮振動」と呼ぶ。以下では、振動体110が伸縮する方向(図中の±X方向)を「伸縮方向」と呼ぶ。また、正電圧を印加する周波数を変化させていくと、ある特定の周波数となったときに伸縮量が急に大きくなって、一種の共振現象が発生する。伸縮振動で共振が発生する周波数(共振周波数)は、振動体110の物性と、振動体110の寸法(幅W、長さL、厚さT)とによって決定される。
また、図3(b)あるいは図3(c)に示すように、互いに対角線の位置にある2つの表電極114を組(表電極114aおよび表電極114dの組、あるいは表電極114bおよび表電極114cの組)として、一定周期で正電圧を印加する。すると、振動体110は、長手方向(X方向)の先端部(凸部112が取り付けられた部分)が、図面上で左右方向(Y方向)に首を振るような動作を繰り返す。例えば、図3(b)に示したように、表電極114aおよび表電極114dの組に一定周期で正電圧を印加すると、振動体110は、長手方向の先端部が右方向に移動する動作を繰り返す。また、図3(c)に示したように、表電極114bおよび表電極114cの組に一定周期で正電圧を印加すると、振動体110は、長手方向の先端部が左方向に移動する動作を繰り返す。このような振動体110の動作を「屈曲振動」と呼ぶ。以下では、振動体110が屈曲振動する方向(図中の±Y方向)を「屈曲方向」と呼ぶ。こうした屈曲振動についても、振動体110の物性と、振動体110の寸法(幅W、長さL、厚さT)とによって決まる共振周波数が存在する。従って、互いに対角線の位置にある2つの表電極114に対して、その共振周波数で正電圧を印加すると、振動体110は右方向あるいは左方向(Y方向)に大きく首を振って振動する。
ここで、図3(a)に示した伸縮振動の共振周波数も、図3(b)あるいは図3(c)に示した屈曲振動の共振周波数も、振動体110の物性や、振動体110の寸法(幅W、長さL、厚さT)によって決定される。従って、振動体110の寸法(幅W、長さL、厚さT)を適切に選んでやれば、2つの共振周波数を一致させることができる。そして、そのような振動体110に対して、図3(b)あるいは図3(c)に示すような屈曲振動の形態の電圧を共振周波数で印加すると、図3(b)あるいは図3(c)に示す屈曲振動が生じると同時に、共振によって図3(a)の伸縮振動も誘起される。その結果、図3(b)に示す態様で表電極114aおよび表電極114dの組に電圧を印加した場合には、振動体110の先端部(凸部112が取り付けられた部分)が図面上で時計回りに楕円を描くような動作(楕円運動)を行う。また、図3(c)に示す態様で表電極114bおよび表電極114cの組に電圧を印加した場合には、振動体110の先端部が図面上で反時計回りの楕円運動を行う。尚、以上の説明では振動体110に正電圧を印加するものとして説明した。しかし、周知のように圧電材料は、負電圧を印加することによっても変形する。従って、振動体110に負電圧を印加することによって屈曲振動(および伸縮振動)を発生させても良いし、正電圧と負電圧とを繰り返すような交番電圧を印加することによって屈曲振動(および伸縮振動)を発生させても良い。また、上述した説明では、共振周波数の電圧を印加するものとして説明した。しかし、共振周波数を含んだ波形の電圧を印加すれば十分であり、例えばパルス状の電圧であっても構わない。
圧電モーター100は、このような楕円運動を利用して対象物を駆動する。すなわち、振動体110の凸部112を対象物に押しつけた状態で楕円運動を発生させる。すると、凸部112は、振動体110が伸張する際には対象物に押しつけられた状態で左から右に向かって(あるいは右から左に向かって)移動し、振動体110が収縮する際には対象物から離れた状態で元の位置まで復帰する動作を繰り返す。この結果、対象物は、凸部112から受ける摩擦力によって一方向に駆動される。
以上に説明した圧電モーター100の動作原理から明らかなように、対象物が受ける駆動力は凸部112との間で生じる摩擦力に等しいから、圧電モーター100は、凸部112を対象物に押し付けておく必要がある。また、振動体110の凸部112は、対象物Wを駆動する際に対象物Wから反力を受けることになり、特に振動体110の屈曲方向(Y方向)に強い反力を受ける。こうした反力は振動体110から収容ケース120に伝わり、収容ケース120が反力で動いてしまうと、対象物に十分な駆動力を伝えることができなくなるので、対象物の駆動量や駆動精度(対象物の位置決め精度など)が低下してしまう。こうした点に鑑み、本実施例の圧電モーター100では、振動体110を収容する収容ケース120のY方向の両側に案内軸140を設けて、この案内軸140に沿って収容ケース120を対象物に向けて付勢する方式を採用している。
図4は、振動体110を収容する収容ケース120が対象物に向かって付勢される様子を示した説明図である。前述したように、振動体110の長手方向(X方向)の一端面に設けられた凸部112は、振動体110に電圧を印加することによって楕円運動を行う。また、振動体110は、凸部112を突出させた状態で収容ケース120に収容されている。本実施例の圧電モーター100では、収容ケース120のY方向(振動体110の屈曲方向)の両側に、X方向(振動体110の伸縮方向)と平行な案内軸140が配置され、この案内軸140は、支持台130の固定部132に固定されている。一方、収容ケース120の前方案内部122および後方案内部123が設けられており、これら前方案内部122および後方案内部123が案内軸140に対して摺動可能に係合することによって、支持台130に対する収容ケース120の移動方向を案内軸140に沿って案内する。そして、案内軸140に嵌め込まれたコイルバネ142が、収容ケース120の前方案内部122と支持台130の固定部132との間に圧縮状態で挿入されることにより、前方案内部122を介して収容ケース120を凸部112が突出する側に向かって付勢(押圧)している。従って、圧電モーター100の支持台130を対象物Wに対して適切に設置して凸部112を対象物Wに押し付けてやれば、凸部112と対象物Wとの間に生じる摩擦力によって対象物Wを一方向に駆動することができる。
また、対象物Wを駆動すると、凸部112は対象物Wから反力を受け、その反力は振動体110から収容ケース120に伝わる。本実施例の圧電モーター100の収容ケース120では、Y方向の両側に設けられた案内軸140に対して前方案内部122および後方案内部123が摺動可能に係合することにより、収容ケース120は、案内軸140に沿ってX方向には移動可能であるが、Y方向およびZ方向には移動が規制される。このため、凸部112が対象物Wから受けても、その反力で収容ケース120がY方向やZ方向に動いてしまうことを抑制することができる。
以上に説明したように、本実施例の圧電モーター100では、振動体110を収容する収容ケース120のY方向(振動体110の屈曲方向)の両側に案内軸140を設けて、この案内軸140に沿って収容ケース120を付勢することとしている。これにより、振動体110の凸部112を対象物Wに押し付けるためにX方向(振動体110の伸縮方向)への収容ケース120の移動は可能としつつ、凸部112が対象物Wから反力を受けてもY方向およびZ方向への収容ケース120の移動を規制することができる。結果として、対象物Wに振動体110の駆動力を適切に伝えて高精度な対象物Wの駆動を実現することができる。
また、本実施例の圧電モーター100では、収容ケース120の片側だけでなく、両側に案内軸140が設けられており、前方案内部122および後方案内部123が2つの案内軸140のそれぞれに係合している。このため、収容ケース120の片側にしか案内軸140が設けられていない場合のように案内軸140の周りに収容ケース120が回転してしまう心配はなく、対象物Wに振動体110の駆動力を適切に伝えることができる。加えて、案内軸140を2つにすることにより、案内軸140が1つである場合に比べて、支持台130に収容ケース120を移動可能に搭載した圧電モーター100の全体としての強度を高めることができる。
また、本実施例の圧電モーター100のように、振動体110を収容する収容ケース120の両側に案内軸140を設けて、案内軸140に沿って収容ケース120を対象物に向けて付勢する方式であれば、大掛かりな構造を必要とすることなく、比較的簡単な構造で収容ケース120のX方向(振動体110の伸縮方向)への移動は可能としながらY方向(振動体110の屈曲方向)への移動は規制することを実現できるので、圧電モーター100の小型化を図る上で好適である。
尚、本実施例の圧電モーター100では、コイルバネ142が2つの案内軸140のそれぞれに嵌め込まれているが、何れか一方の案内軸140のみとしてもよい。このようにすれば、コイルバネ142の押圧力が片側の前方案内部122にのみかかることになり、前方案内部122および後方案内部123を案内軸140に押し当てるモーメントを発生させることができるので、凸部112が対象物Wから受ける反力で収容ケース120が案内軸140に対してがたつくことを抑制する効果を得ることができる。
以下では、上述した本実施例の圧電モーター100の変形例について説明する。尚、変形例の説明にあたっては、上述の実施例と同様の構成部分については、先に説明した実施例と同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5は、変形例の圧電モーター100の構成を示した説明図である。図5(a)には変形例の圧電モーター100の全体図が示されており、図5(b)には分解組立図が示されている。図5(a)に示されるように変形例の圧電モーター100についても、前述した実施例と同様に(図1参照)、振動体110と、振動体110を収容する収容ケース120と、収容ケース120を搭載する支持台130などから構成されている。ただし、前述した実施例では、収容ケース120の両側に配置される案内軸140が支持台130側に固定されていたのに対して、変形例の圧電モーター100では、案内軸140が収容ケース120側に固定されている点で異なっている。
図5(b)に示すように、収容ケース120のY方向に向いた両側面には、一対の前方固定部124と一対の後方固定部125とが設けられており、それぞれの固定部124,125には、X方向に貫通する円形断面の貫通孔124a,125aと、上面から貫通孔124a,125aに届く深さのネジ穴124b,125bとが設けられている。一方、支持台130の上面には、Y方向に離間して一対の案内部136が立設されており、案内部136には、X方向に貫通する円形断面の案内孔136aが設けられている。
圧電モーター100を組み立てる際には、支持台130の一対の案内部136の間に収容ケース120を配置し、さらに収容ケース120の前方固定部124と支持台130の案内部136との間にコイルバネ142を配置する。そして、円柱形状の案内軸140を、前方固定部124の貫通孔124a、コイルバネ142、案内部136の案内孔136a、後方固定部125の貫通孔125aの順に挿入し、ネジ穴124b,125bに止めネジ126,127を締め込むことによって案内軸140を固定する。
以上のように変形例の圧電モーター100では、支持台130に設けられた案内部136の案内孔136aが、収容ケース120の両側に固定された案内軸140に摺動可能に係合することにより、支持台130に対する収容ケース120の移動方向を案内軸140に沿って案内する。そして、案内軸140に嵌め込まれたコイルバネ142が、前方固定部124を介して収容ケース120を凸部112が突出する側に向かって付勢(押圧)している。このような変形例の圧電モーター100においても、前述した実施例と同様に、振動体110の凸部112を対象物Wに押し付けるためにX方向(振動体110の伸縮方向)への収容ケース120の移動は可能としつつ、凸部112が対象物Wから反力を受けてもY方向およびZ方向への収容ケース120の移動を規制することができる。結果として、対象物Wに振動体110の駆動力を適切に伝えて高精度な対象物Wの駆動を実現することができる。
また、円柱形状の案内軸140や円形断面の案内孔136aについては、旋盤加工などによって高精度な成形が可能であるので、案内軸140と案内部136の案内孔136aとの間のがたつきを抑制することができる。その結果、支持台130に対するY方向およびZ方向への収容ケース120の移動(がたつき)を高い精度で規制して、圧電モーター100による対象物Wの駆動精度を高めることができる。
上述した本実施例の圧電モーター100あるいは変形例の圧電モーター100は、小型で対象物を精度良く駆動することができるから、以下のような装置の駆動装置として好適に組み込むことができる。
図6は、本実施例の圧電モーター100を組み込んだロボットハンド200を例示した説明図である。図示したロボットハンド200は、基台202から複数本の指部203が立設されており、手首204を介してアーム210に接続されている。ここで、指部203の根元の部分は基台202内で移動可能となっており、この指部203の根元の部分に凸部112を押しつけた状態で圧電モーター100が搭載されている。このため、圧電モーター100を動作させることで、指部203を移動させて対象物を把持することができる。この圧電モーター100は、複数の指部203を移動させる「駆動部」となっている。また、手首204の部分にも、手首204の端面に凸部112を押しつけた状態で圧電モーター100が搭載されている。このため、圧電モーター100を動作させることで、基台202全体を回転させることが可能である。
図7は、ロボットハンド200(ハンド部)を備えた単腕のロボット250を例示した説明図である。図示されるようにロボット250は、複数本のリンク部212(リンク部材)と、それらリンク部212の間を屈曲可能な状態で接続する関節部220とを備えたアーム210(腕部)を有している。また、ロボットハンド200はアーム210の先端に接続されている。そして、関節部220には、関節部220を屈曲させるための駆動部として圧電モーター100が内蔵されている。このため、圧電モーター100を動作させることにより、それぞれの関節部220を任意の角度だけ屈曲(回動)させることが可能である。
図8は、ロボットハンド200を備えた複腕のロボット260を例示した説明図である。図示されるようにロボット250は、複数本のリンク部212と、それらリンク部212の間を屈曲可能な状態で接続する関節部220とを備えたアーム210を複数本(図示した例では2本)有している。アーム210の先端には、ロボットハンド200や、工具201(ハンド部)が接続されている。また、頭部262には複数台のカメラ263が搭載され、本体部264の内部には全体の動作を制御する制御部266が搭載されている。更に、本体部264の底面に設けられたキャスター268によって搬送可能である。このロボット260にも、関節部220には、関節部220を屈曲させるための駆動部として圧電モーター100が内蔵されている。このため、圧電モーター100を動作させることにより、それぞれの関節部220を任意の角度だけ屈曲(回動)させることが可能である。
図9は、本実施例の圧電モーター100を組み込んで構成された電子部品検査装置300を例示した斜視図である。図示した電子部品検査装置300は、大まかには基台310と、基台310の側面に立設された支持台330とを備えている。基台310の上面には、検査対象の電子部品1が載置されて搬送される上流側ステージ312uと、検査済みの電子部品1が載置されて搬送される下流側ステージ312dとが設けられている。また、上流側ステージ312uと下流側ステージ312dとの間には、電子部品1の姿勢を確認するための撮像装置314と、電気的な特性を検査するために電子部品1がセットされる検査台316(検査部)とが設けられている。尚、電子部品1の代表的なものとしては、「半導体」や、「半導体ウェハー」、「CLDやOLEDなどの表示デバイス」、「水晶デバイス」、「各種センサー」、「インクジェットヘッド」、「各種MEMSデバイス」などが挙げられる。
また、支持台330には、基台310の上流側ステージ312uおよび下流側ステージ312dと平行な方向(Y方向)に移動可能にYステージ332が設けられており、Yステージ332からは、基台310に向かう方向(X方向)に腕部334が延設されている。また、腕部334の側面には、X方向に移動可能にXステージ336が設けられている。そして、Xステージ336には、撮像カメラ338と、上下方向(Z方向)に移動可能なZステージを内蔵した把持装置350が設けられている。また、把持装置350の先端には、電子部品1を把持する把持部352が設けられている。更に、基台310の前面側には、電子部品検査装置300の全体の動作を制御する制御装置318も設けられている。尚、本実施例では、支持台330に設けられたYステージ332や、腕部334や、Xステージ336や、把持装置350が、本発明の「電子部品搬送装置」に対応する。
以上のような構成を有する電子部品検査装置300は、次のようにして電子部品1の検査を行う。先ず、検査対象の電子部品1は、上流側ステージ312uに載せられて、検査台316の近くまで移動する。次に、Yステージ332およびXステージ336を動かして、上流側ステージ312uに載置された電子部品1の真上の位置まで把持装置350を移動させる。このとき、撮像カメラ338を用いて電子部品1の位置を確認することができる。そして、把持装置350内に内蔵されたZステージを用いて把持装置350を降下させて、把持部352で電子部品1を把持すると、そのまま把持装置350を撮像装置314の上に移動させて、撮像装置314を用いて電子部品1の姿勢を確認する。続いて、把持装置350に内蔵されている微調整機構を用いて電子部品1の姿勢を調整する。そして、把持装置350を検査台316の上まで移動させた後、把持装置350に内蔵されたZステージを動かして電子部品1を検査台316の上にセットする。把持装置350内の微調整機構を用いて電子部品1の姿勢が調整されているので、検査台316の正しい位置に電子部品1をセットすることができる。そして、検査台316を用いて電子部品1の電気的な特性の検査が終了したら、再び、今度は検査台316から電子部品1を取り上げた後、Yステージ332およびXステージ336を動かして、下流側ステージ312dの上まで把持装置350を移動させ、下流側ステージ312dに電子部品1を置く。その後、下流側ステージ312dを動かして、検査が終了した電子部品1を所定位置まで搬送する。
図10は、把持装置350に内蔵された微調整機構についての説明図である。図示されるように把持装置350内には、把持部352に接続された回転軸354や、回転軸354が回転可能に取り付けられた微調整プレート356などが設けられている。また、微調整プレート356は、図示しないガイド機構によってガイドされながら、X方向およびY方向に移動可能である。
ここで、図10に斜線を付して示されるように、回転軸354の端面に向けて回転方向用の圧電モーター100θが搭載されており、圧電モーター100θの凸部(図示は省略)が回転軸354の端面に押しつけられている。このため、圧電モーター100θを動作させることによって、回転軸354(および把持部352)をθ方向に任意の角度だけ精度良く回転させることが可能である。また、微調整プレート356に向けてX方向用の圧電モーター100xと、Y方向用の圧電モーター100yとが設けられており、それぞれの凸部(図示は省略)が微調整プレート356の表面に押しつけられている。このため、圧電モーター100xを動作させることによって、微調整プレート356(および把持部352)をX方向に任意の距離だけ精度良く移動させることができ、同様に、圧電モーター100yを動作させることによって、微調整プレート356(および把持部352)をY方向に任意の距離だけ精度良く移動させることが可能である。従って、図9の電子部品検査装置300は、圧電モーター100θ、圧電モーター100x、圧電モーター100yを動作させることにより、把持部352で把持した電子部品1の姿勢を微調整することが可能である。
図11は、本実施例の圧電モーター100を組み込んで構成された送液ポンプ400を例示した説明図である。図11(a)には送液ポンプ400を上面視した平面図が示されており、図11(b)には送液ポンプ400を側面視した断面図が示されている。図示されるように送液ポンプ400は、矩形形状のケース402内に円板形状のローター404(移動部)が回転可能に設けられており、ケース402とローター404との間には、薬液などの液体が内部を流通するチューブ406(液体チューブ)が挟持されている。また、チューブ406の一部は、ローター404に設けられたボール408(閉塞部)によって押しつぶされて閉塞した状態となっている。このためローター404が回転すると、ボール408がチューブ406を押しつぶす位置が移動するので、チューブ406の液体が送液される。そして、本実施例の圧電モーター100の凸部112をローター404の側面に押し付けた状態で設ければ、ローター404を駆動する駆動部として用いることができる。こうすれば、極僅かな量を精度良く送液可能で、しかも小型な送液ポンプ400を実現することができる。
図12は、本実施例の圧電モーター100を組み込んだ印刷装置500を例示した斜視図である。図示した印刷装置500は、印刷媒体2の表面にインクを噴射して画像を印刷するいわゆるインクジェットプリンターである。尚、印刷装置500が印刷する「画像」には、文字、図形、絵画、模様、写真映像などが含まれるものとする。印刷装置500は、略箱形の外観形状をしており、前面のほぼ中央には排紙トレイ501や、排出口502や、複数の操作ボタン505が設けられている。また、背面側には供給トレイ503が設けられている。供給トレイ503に印刷媒体2をセットして操作ボタン505を操作すると、供給トレイ503から印刷媒体2が吸い込まれて、印刷装置500の内部で印刷媒体2の表面に画像が印刷された後、排出口502から排出される。
印刷装置500の内部には、印刷媒体2上で主走査方向に往復動する印刷ヘッド520と、印刷ヘッド520の主走査方向への動きをガイドするガイドレール510が設けられている。また、図示した印刷ヘッド520は、印刷媒体2上にインクを噴射する印字部522や、印刷ヘッド520を主走査方向に走査するための走査部524などから構成されている。印字部522の底面側(印刷媒体2に向いた側)には、複数の噴射ノズルが設けられており、噴射ノズルから印刷媒体2に向かってインクを噴射することができる。また、走査部524には、駆動部としての圧電モーター100m,100sが搭載されている。圧電モーター100mの凸部(図示は省略)はガイドレール510に押しつけられている。このため、圧電モーター100mを動作させることで、印刷ヘッド520を主走査方向に移動させることができる。また、圧電モーター100sの凸部112は、印字部522に対して押しつけられている。このため、圧電モーター100sを動作させることで、印字部522の底面側を印刷媒体2に近付けたり、印刷媒体2から遠ざけたりすることが可能である。また、印刷装置500には、ロール紙504を切断するための切断機構530も搭載されている。切断機構530は、用紙カッター536を先端に搭載したカッターホルダー534と、カッターホルダー534を貫通して主走査方向に延設されたガイド軸532とを備えている。カッターホルダー534内には圧電モーター100cが搭載されており、圧電モーター100cの図示しない凸部はガイド軸532に押し付けられている。このため、圧電モーター100cを動作させるとカッターホルダー534がガイド軸532に沿って主走査方向に移動し、用紙カッター536がロール紙504を切断する。また、印刷媒体2を紙送りするための駆動部としても、圧電モーター100を用いることも可能である。
図13は、本実施例の圧電モーター100を組み込んだ電子時計600の内部構造を例示した説明図である。図13では、電子時計600の時刻表示側とは反対側(裏蓋側)から見た平面図が示されている。図13に例示した電子時計600の内部には、円板形状の回転円板602と、回転円板602の回転を、時刻を表示する指針(図示省略)に伝達する歯車列604と、回転円板602を駆動する駆動部としての圧電モーター100と、電力供給部606と、水晶チップ608と、IC610とを備えている。また、電力供給部606や、水晶チップ608、IC610は、図示しない回路基板に搭載されている。歯車列604は、図示しないラチェットを含む複数の歯車で構成されており、隣り合う歯車同士の歯を噛み合わせて順次回転を伝達するように配列されている。尚、図示が煩雑となることを避けるために、図13では、歯車の歯先を結んだ線を細い一点鎖線で表し、歯車の歯元を結んだ線を太い実線で表している。従って、太い実線および細い一点鎖線による二重の円形は歯車を表していることになる。また、歯先を示す細い一点鎖線については全周を表示せず、他の歯車と噛み合う部分の周辺のみを表示している。
回転円板602には、同軸に小さな歯車602gが設けられており、この歯車602gが歯車列604と噛み合わされている。このため回転円板602の回転は、所定の比率で減速されながら歯車列604を伝わる。そして、この歯車の回転が時刻を表す指針に伝達されて時刻を表示する。そして、本実施例の圧電モーター100の凸部112を回転円板602の側面に押し付けた状態で設ければ、回転円板602を回転させる駆動部として用いることができる。
図14は、本実施例の圧電モーター100を組み込んだ投影装置700を例示した説明図である。図示されるように投影装置700は、光学レンズを含んだ投影部702を備えており、内蔵する光源(図示は省略)からの光を投影することによって画像を表示する。そして、投影部702に含まれる光学レンズの焦点を合わせるための調整機構704(調整部)を、本実施例の圧電モーター100を駆動部として用いて駆動するようにしても良い。圧電モーター100は位置決めの分解能が高いので、微妙な焦点合わせを行うことができる。また、光源からの光を投影しない間は、レンズカバー706で投影部702の光学レンズを覆うことで、光学レンズに傷が付くことを防ぐことができる。このレンズカバー706を開閉するための駆動部として、本実施例の圧電モーター100を用いることもできる。
以上、本発明の圧電モーターや、圧電モーターを搭載した各種装置について説明したが、本発明は上記の実施例や、変形例、適用例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
例えば、前述した実施例では、圧電モーター100の収容ケース120の両側に設けられる案内軸140が円柱形状に形成されていた。しかし、案内軸140の形状は、断面形状が一定であれば円柱形状に限られるわけではなく、角柱形状であってもよい。また、案内部の形状は、案内軸140と係合して案内軸140に沿って摺動可能な形状であればよい。
また、前述した実施例および変形例では、2本の案内軸140が支持台130または収容ケース120の同じ側に固定されていた。しかし、一方の案内軸140を支持台130側に固定し、他方の案内軸140を収容ケース120側に固定することとしてもよい。この場合は、支持台130側に固定された一方の案内軸140と係合する案内部を収容ケース120側に設けて、収容ケース120側に固定された他方の案内軸140と係合する案内部を支持台130側に設ければよい。
1…電子部品、 2…印刷媒体、 100…圧電モーター、
110…振動体、 112…凸部、 114…表電極、
120…収容ケース、 122…前方案内部、 123…後方案内部、
124…前方固定部、 124a…貫通孔、 124b…ネジ穴、
125…後方固定部、 126,127…止めネジ、 130…支持台、
132…固定部、 132a…貫通孔、 132b…ネジ穴、
134…止めネジ、 136…案内部、 136a…案内孔、
140…案内軸、 142…コイルバネ、 150…緩衝部材、
152…支持部材、 154…付勢バネ、 156…押さえ板、
158…止めネジ、 200…ロボットハンド、 201…工具、
202…基台、 203…指部、 204…手首、
210…アーム、 212…リンク部、 220…関節部、
250…ロボット、 260…ロボット、 262…頭部、
263…カメラ、 264…本体部、 266…制御部、
268…キャスター、 300…電子部品検査装置、 310…基台、
312d…下流側ステージ、 312u…上流側ステージ、
314…撮像装置、 316…検査台、 318…制御装置、
330…支持台、 334…腕部、 338…撮像カメラ
350…把持装置、 352…把持部、 354…回転軸、
356…微調整プレート、 400…送液ポンプ、 402…ケース、
404…ローター、 406…チューブ、 408…ボール、
500…印刷装置、 501…排紙トレイ、 502…排出口、
503…供給トレイ、 505…操作ボタン、 510…ガイドレール、
520…印刷ヘッド、 522…印字部、 524…走査部、
600…電子時計、 602…回転円板、 602g…歯車、
604…歯車列、 606…電池、 608…水晶チップ、
610…IC、 700…投影装置、 702…投影部、
704…調整機構、 706…レンズカバー

Claims (12)

  1. 圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備える圧電モーター。
  2. 請求項1に記載の圧電モーターであって、
    前記第1案内軸および前記第2案内軸は、円柱形状であり、
    前記第1案内部および前記第2案内部は、前記第1案内軸および前記第2案内軸の軸方向に垂直な断面が円形である
    ことを特徴とする圧電モーター。
  3. 請求項2に記載の圧電モーターであって、
    前記弾性部材は、前記第1案内軸または前記第2案内軸が挿通されるコイルバネである
    ことを特徴とする圧電モーター。
  4. 複数の指部を含み、対象物を把持するロボットハンドであって、
    前記指部が移動可能に立設された基台と、
    前記基台に対して前記指部を移動させる駆動部と、
    を備え、
    前記駆動部は、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を有するロボットハンド。
  5. 回動可能な関節部が設けられた腕部と、
    前記腕部に設けられたハンド部と、
    前記腕部が設けられた本体部と、
    を備えたロボットであって、
    前記関節部に設けられて前記関節部を回動させる駆動部を有しており、
    前記駆動部は、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備えるロボット。
  6. 電子部品を把持する把持部と、
    前記電子部品を把持した前記把持部を駆動する圧電モーターと、
    を備える電子部品搬送装置であって、
    前記圧電モーターは、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備える電子部品搬送装置。
  7. 電子部品を把持する把持部と、
    前記電子部品を把持した前記把持部を駆動する圧電モーターと、
    前記電子部品を検査する検査部と、
    を備える電子部品検査装置であって、
    前記圧電モーターは、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備える電子部品検査装置。
  8. 液体が流動可能な液体チューブと、
    前記液体チューブの一部に当接して前記液体チューブを閉塞する閉塞部と、
    前記閉塞部を保持した状態で移動することによって、前記液体チューブの閉塞位置を移動させる移動部と、
    前記移動部を駆動する駆動部と、
    を備える送液ポンプであって、
    前記駆動部は、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備える送液ポンプ。
  9. 媒体に画像を印刷する印刷ヘッドと、
    前記印刷ヘッドを移動させる駆動部と、
    を備える印刷装置であって、
    前記駆動部は、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備える印刷装置。
  10. 同軸に歯車が設けられ、回動可能な回転円板と、
    複数の歯車を含んで構成された歯車列と、
    前記歯車列に接続され、時刻を指し示す指針と、
    前記回転円板を駆動する駆動部と、
    を備える電子時計であって、
    前記駆動部は、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備える電子時計。
  11. 光学レンズを含み、光源からの光を投影する投影部と、
    前記光学レンズによる前記光の投影状態を調整する調整部と、
    前記調整部を駆動する駆動部と、
    を備える投影装置であって、
    前記駆動部は、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備える投影装置。
  12. 対象物を搬送する搬送装置であって、
    圧電材料を含み、電圧が印加されることによって伸縮方向および屈曲方向に振動する振動体と、
    前記振動体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを移動可能に搭載する支持台と、
    前記収容ケースの前記屈曲方向の一方の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第1案内軸と、
    前記収容ケースの前記第1案内軸とは反対の端面側に前記伸縮方向と平行に設けられ、前記収容ケースまたは前記支持台の何れか一方に固定された第2案内軸と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第1案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第1案内軸と摺動可能に係合する第1案内部と、
    前記収容ケースまたは前記支持台のうち前記第2案内軸が固定されていない側に設けられ、前記第2案内軸と摺動可能に係合する第2案内部と、
    前記第1案内軸または前記第2案内軸と嵌合して設けられ、前記収容ケースを前記伸縮方向に付勢する弾性部材と、
    を備える搬送装置。
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