JP2013221275A - 開閉窓におけるロック装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 障子3の窓框12を構成する縦框11に、その長手方向に沿って、ロック位置とアンロック位置とにスライド可能に取付けられたスライドプレート22と、スライドプレート22を移動させるハンドル23と、スライドプレート22に止着され、縦框11に向かって突出するロックピン24と、ロックピン24が出入するようにした進入溝25a、およびロックピン24が進入することにより、障子3が開くのを阻止するようにした係合溝25bとを有するロック受け部材25と、スライドプレート22が縦框11から離間するのを防止するプレート離間防止部材26とを備えるものとする。
【選択図】 図4
Description
したがって、ロック装置の一部に、アルミニウム合金等の低融点の金属を用いているものは、火災時には、ロック機能が損なわれるおそれがある。
ロック機能が損なわれると、障子が開いて、火炎が窓から噴出し、火勢が増し、被害が拡大することは言うまでもない。
(1) 室内外を連通する建物開口部に設けた窓枠と、前記窓枠内に開閉可能に取付けた障子と、前記障子をロックするロック装置とを備える開閉窓におけるロック装置であって、前記障子の窓框を構成する框材に、この框材の長手方向に沿って、ロック位置とアンロック位置とにスライド可能に取付けられたスライドプレートと、前記窓框に設けられ、前記スライドプレートをロック位置とアンロック位置とに移動させる操作手段と、前記スライドプレートに止着され、前記框材と対向する、窓枠を構成する枠材に向かって突出するロックピンと、前記枠材に設けられ、前記スライドプレートがアンロック位置に位置している状態での前記障子の開閉動作時に、前記ロックピンが出入するようにした進入溝、および前記進入溝の奥部より屈曲するように連続し、前記ロックピンが進入することにより、前記障子の開戸を阻止するようにした係合溝を有するロック受け部材と、前記スライドプレートを跨ぐようにして前記框材に固着され、前記スライドプレートが框材から離間するのを防止するプレート離間防止部材とを備えるものとする。
図1および図2に示すように、この開閉窓は、建物の躯体1の開口部に取付けられた方形枠状の窓枠2と、この窓枠2に取付けられた室外側(図2の紙面上方)に開く障子3とを備えている。なお、以下において、開閉窓の前後は、室内側を前、室外側を後として説明する。
また、窓框12の室外側寄りの外面には、外向突部12aが突設されており、ここに、窓枠2における室外側の内周部が、シール部材19を介して当接するようになっている。
このロック装置21は、図3および図4に示すように、アルミニウムまたはその合金製の上下方向を向くスライドプレート22と、スライドプレート22を上位のロック位置と下位のアンロック位置とに移動させる操作手段であるハンドル23(図1および図2参照)と、スライドプレート22の上下部に止着され、縦枠6に向かって突出する上下1対のロックピン24と、各ロックピン24が進入することにより、障子3が開くのを阻止するようにした係合溝25bを有する上下1対のロック受け部材25と、スライドプレート22が縦框11から離間するのを防止する上下1対のプレート離間防止部材26とを備えている。
なお、スライドプレート22の上下寸法を、縦框11のそれよりも所要寸法短寸とすることにより、スライドプレート22は上位のロック位置と、下位のアンロック位置とにスライド移動可能とされている。
図4にも示すように、スライドプレート22の外表面22aと、縦框11の外側面11a同士は、同一面に整合するようにしてある。
すなわち、ロック受け部材25は、上部水平片33、下部水平片34、前片35、後片36、および縦框11と対向する側の側片37よりなり、外側面(縦枠6側)が開放された概ね縦長のケース状をなしている。上部水平片33と下部水平片34との縦枠6側の端縁には、それぞれ上方と下方を向く取付片38、38が、また、前片35における縦枠6側の端縁には、室内側に向かって突出する取付片39が連設されている。
また、進入溝25aの上方において、側片37には、側面視下向きU字状の係合溝25bが、進入溝25aの奥部より上側に屈曲するように連続して形成されている。スライドプレート22が上方へスライド移動して、ロックピン24が係合溝25bに進入することにより、障子3が開くのを阻止することができる。
プレート離間防止部材26の押さえ片46と、スライドプレート22の外表面22aとの間隔は、スライドプレート22が支障なくスライド可能となる範囲でできるだけ小とするのが望ましい。
このプレート離間防止部材26は、上下のロックピン24に対応させて設けられている。
それによって、火災の初期に障子が開くことにより、火災が窓から噴出するのを阻止し、火災の進行を遅らせることができる。
また、プレート離間防止部材26の押さえ片46は、スライドプレート22から僅かに離間しているため、スライドプレート22は、プレート離間防止部材26によって邪魔されることなく、滑らかに上下方向にスライド移動させることができる。
また、窓枠2および窓框12が、アルミニウムまたはその合金等により形成されている開閉窓にも適用することができる。
2 窓枠
3 障子
4 上枠(枠材)
5 下枠(枠材)
6 縦枠(枠材)
6a 内向突部
7 内部空間
8 補強部材
9 上框(框材)
10 下框(框材)
11 縦框(框材)
11a 外側面
12 窓框
12a 外向突部
12b 内側面
13 シール部材
14 シール部材
15 窓ガラス
16 窓ガラス
17 内部空間
18 補強部材
19 シール部材
20 ヒンジ
21 ロック装置
22 スライドプレート
22a 外表面
23 ハンドル
24 ロックピン
25 ロック受け部材
25a 進入溝
25b 係合溝
26 プレート離間防止部材
27 凹部
28 内向き突条
29 凹条
30 拡径頭部
31 有頭ねじ
32 ローラ
33 上部水平片
34 下部水平片
35 前片
36 後片
37 側片
38 取付片
39 取付片
40 凹溝
41 ねじ
42 ねじ
43 縦長孔
44 ねじ
45 取付片
46 押さえ片
47 ねじ
48 折曲片
49 長孔
Claims (4)
- 室内外を連通する建物開口部に設けた窓枠と、前記窓枠内に開閉可能に取付けた障子と、前記障子をロックするロック装置とを備える開閉窓におけるロック装置であって、
前記障子の窓框を構成する框材に、この框材の長手方向に沿って、ロック位置とアンロック位置とにスライド可能に取付けられたスライドプレートと、
前記窓框に設けられ、前記スライドプレートをロック位置とアンロック位置とに移動させる操作手段と、
前記スライドプレートに止着され、前記框材と対向する、窓枠を構成する枠材に向かって突出するロックピンと、
前記枠材に設けられ、前記スライドプレートがアンロック位置に位置している状態での前記障子の開閉動作時に、前記ロックピンが出入するようにした進入溝、および前記進入溝の奥部より屈曲するように連続し、前記ロックピンが進入することにより、前記障子の開戸を阻止するようにした係合溝を有するロック受け部材と、
前記スライドプレートを跨ぐようにして前記框材に固着され、前記スライドプレートが框材から離間するのを防止するプレート離間防止部材
とを備えることを特徴とする開閉窓におけるロック装置。 - プレート離間防止部材に、ロックピンが框材の長手方向に沿って移動自在に挿通するようにした長孔を設けた請求項1記載の開閉窓におけるロック装置。
- スライドプレートに、複数のロックピンを、スライドプレートの長手方向に互いに離間させて設け、かつ複数のプレート離間防止部材を、ロックピンに対応させて、それぞれ設けた請求項1または2記載の開閉窓におけるロック装置。
- 窓枠および窓框を樹脂により形成し、スライドプレートをアルミニウム合金によって形成した請求項1〜3のいずれかに記載の開閉窓におけるロック装置。
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2012
- 2012-04-13 JP JP2012092072A patent/JP6001306B2/ja active Active
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