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JP2013218494A - 情報処理装置、商品紹介方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、商品紹介方法、及びプログラム Download PDF

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JP2013218494A JP2012087922A JP2012087922A JP2013218494A JP 2013218494 A JP2013218494 A JP 2013218494A JP 2012087922 A JP2012087922 A JP 2012087922A JP 2012087922 A JP2012087922 A JP 2012087922A JP 2013218494 A JP2013218494 A JP 2013218494A
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Abstract

【課題】同じカテゴリに属する商品のなかからユーザが所望の商品をより適切に選択できるように支援するための技術を提供する。
【解決手段】サーバは、1つの商品を端末装置のユーザに提示する場合、その商品の各項目の項目値をレーダーチャート310上に線312により描画する。レーダーチャート310上には、その商品のシリーズに属する全商品の各項目の項目値の領域313を合わせて表す。それにより、商品のシリーズにおける位置づけをユーザが多角的に容易に把握できるように支援する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワークと接続される端末装置のユーザに商品を紹介するための技術に関する。
近年のネットワークの発展により、ネットワークを介して接続された端末装置のユーザにサービスを提供する処理システムは数多く構築されている。サービス提供用の処理システムは、1台以上のサーバ(データ処理装置)を用いて構築される。多くの人の利用、或いは多くの種類のサービスの提供を想定した処理システムは、負荷を分散するために、複数のサーバ(データ処理装置)を用いて構築することにより、大規模化するのが普通である。このような処理システムは「サイト」とも呼ばれる。
ネットワークを介して提供するサービスの一つとして、商品販売サービスがある。商品販売サービスを利用するユーザは、端末装置をネットワークと接続可能な任意の場所で所望の商品を購入することができる。
商品販売サービスを提供するサイト(処理システム)では、ユーザが所望の商品を選択できるように、購入可能な商品の情報を提示できるようになっている。しかし、ユーザが購入を検討する商品と同じカテゴリに複数の商品が存在するケースが多いのが実情である。商品を製造するメーカーも、同じカテゴリに属する商品を複数、開発し、シリーズとすることが多い。これらのようなことから、ユーザは同じカテゴリに属する商品のなかから所望の商品を選択しなければならない場合が多い。このことを考慮するならば、ユーザが所望の商品を選択するのを支援できる情報提供を行うのが望ましいと思われる。
商品の購入を検討するユーザが、その商品についての十分な知識を有しているとは限らない。そのようなユーザにとっては、購入を検討する商品のカテゴリに属する商品全体を表す情報が有用になると思われる。その理由は、十分な知識を有していないユーザであっても、商品全体を表す情報を合わせて提供することにより、属するカテゴリのなかでの商品の相対的な位置関係を容易に把握できるようになると思われるからである。
例えば商品の一つであるパーソナルコンピュータ(以降「パソコン」と略記)では、形状によって複数のカテゴリに分類され、想定する使用目的によって仕様が異なる。
例えばデスクトップ型のパソコンで高画質の映像を楽しみたいと考えているユーザは、デスクトップ型のパソコンのなかで他と比較してより高画質のパソコンの購入を検討する可能性が高い。そのようなパソコンの購入を検討するユーザにとっては、デスクトップ型のパソコンのなかでの相対的な画質の違いは重要な要素となりうる。
高画質を最重視するユーザであっても、価格、処理速度等の他の要素も重視することは多い。このようなことから、ユーザが商品の購入をより適切に行えるように支援するうえで、カテゴリに属する商品全体を表す情報は多角的に提供するのが望ましいと思われる。
特開2002−109378号公報 特開2007−41971号公報
1側面では、本発明は、同じカテゴリに属する商品のなかからユーザが所望の商品をより適切に選択できるように支援するための技術を提供することを目的とする。
本発明を適用した1システムでは、提示可能な商品の各項目の評価結果である項目値を表す項目値情報を格納した格納手段と、ネットワークを介して接続された端末装置のユーザに商品を提示する場合に、格納手段に格納された前記項目値情報を参照し、該商品における複数の項目の各項目値、及び該商品が属するグループで提示可能な商品の範囲を該複数の項目の項目値の範囲として表すグラフ情報を作成するグラフ作成手段と、ネットワークを介して、グラフ作成手段が作成したグラフ情報を端末装置に送信する通信手段と、を具備する。
本発明を適用した場合には、同じカテゴリに属する商品のなかからユーザは所望の商品をより適切に選択することができる。
本実施形態による情報処理装置が適用されたネットワークシステムの構成例を説明する図である。 本実施形態による情報処理装置であるサーバによって端末装置に表示されるホームページ画面例を表す図である。 デスクトップの1シリーズのページ画面例を表す図である。 項目選択画面例を表す図である。 項目の組み合わせの変更後に表示されるページ画面例を表す図である。 「現在のパソコンと比較」ボタンへのクリック操作により表示されるページ画面例を表す図である。 価格テーブルの内容例を説明する図である。 スペックテーブルの内容例を説明する図である。 サイズテーブルの内容例を説明する図である。 納期テーブルの内容例を説明する図である。 バランステーブルの内容例を説明する図である。 アプリテーブルの内容例を説明する図である。 サービステーブルの内容例を説明する図である。 付加係数テーブルの内容例を説明する図である。 第1のページ画面作成処理のフローチャートである。 アプリ利用チェック処理のフローチャートである。 サービス利用チェック処理のフローチャートである。 利用レベルチェック処理のフローチャートである。 スペックチェック処理のフローチャートである。 ポイント数値化処理のフローチャートである。 ポイント数値化処理のフローチャートである(続き)。 提示商品変更処理のフローチャートである。 パソコン比較表示処理のフローチャートである。 本実施形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成の一例を表す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態による情報処理装置が適用されたネットワークシステムの構成例を説明する図である。図1に表すように、ネットワークシステムは、サーバ1、ネットワーク2、及びネットワーク2と接続された複数の端末装置3を備えた構成となっている。
サーバ1は、ネットワーク2を介して接続された端末装置3のユーザを対象にサービスを提供するための処理システムである。通常、処理システムは、複数台のサーバを接続した構成であるが、ここでは説明上、便宜的に、1台のサーバ1によって実現されていると想定している。本実施形態による情報処理装置は、複数台のサーバ等の情報処理装置を用いて構築される装置であっても良い。
サーバ1は、ネットワーク2を介して接続された端末装置3のユーザを対象にしたサービスとして、商品販売サービスを提供する。商品販売サービスをユーザが快適に利用できるように、サーバ1は、販売対象とする商品に係わる商品データの提供を必要に応じて行う。本実施形態による情報処理装置は、ユーザへの商品データの提供のために設置されたサーバ1によって実現されている。商品データの提供を通して、サーバ1は、ユーザが所望する商品の適切、且つ容易な選択を支援する。
図2〜図6は、本実施形態による情報処理装置、つまりサーバ1によって端末装置3上に表示される画面例を説明する図である。図1の詳細な説明を行う前に、図2〜図6を参照し、本実施形態による商品データの提供、つまり商品紹介の方法について具体的に説明する。ここでは、説明上、便宜的に、商品としてはパソコンのみを想定する。
図2は、本実施形態による情報処理装置であるサーバによって端末装置に表示されるホームページ画面例を表す図である。サーバ1は、図2に表すように、パソコンを商品とする販売サービスを提供する。パソコンは、ここではデスクトップ、ホームノート、モバイルノートの3つのカテゴリに分類され、各カテゴリは更にサブカテゴリに分類されている。図2では、サブカテゴリは「シリーズ」と表記している。デスクトップには「Aシリーズ」「Bシリーズ」の2種類が存在し、ホームノートには「Cシリーズ」「Dシリーズ」「Eシリーズ」の3種類が存在し、モバイルノートには「Fシリーズ」「Gシリーズ」「Hシリーズ」の3種類が存在する。各シリーズ、及び各カテゴリは、それぞれ、複数の商品が存在するグループとなっている。
各シリーズ名の近傍に配置された画像201は、それぞれ対応するシリーズ用のページ画面への移行を指示するリンクボタンである。リンクボタン201の下方に配置された画像202も、それぞれ、所望するシリーズ用のページ画面への移行を指示できるリンクボタンである。リンクボタン202上にマウスカーソルを移動させた場合、対応するカテゴリに属するシリーズのうちの何れかを選択させるためのポップアップが表示される。このことから、図2に表すようなホームページ画面を端末装置3に表示させたユーザは、リンクボタン201、或いはリンクボタン202へのクリック操作により、所望のシリーズ用のページ画面を新たに端末装置3に表示させることができる。
図3は、デスクトップの1シリーズのページ画面例を表す図である。デスクトップのシリーズのページ画面の上部には、販売側が推奨する商品の画像300、レーダーチャート310用の表示領域301が配置されている。表示領域301の下方には、推奨商品についての説明用の表示領域302、推奨ソフトウェア(以降「ソフトウェア」は「ソフト」と略記する)についての説明用の表示領域303、及び保証内容の説明用の表示領域304が配置されている。
推奨商品は、ユーザの過去の利用履歴から特定した商品、或いは販売側で特定した商品である。本実施形態では、何れのシリーズのページ画面を最初に端末装置3に表示させる場合、推奨商品を特定し、特定した推奨商品をページ画面上に提示するようにしている。
表示領域301内には、レーダーチャート310が配置される。レーダーチャート310の各項目の近傍には、チェックボックス311が配置され、レーダーチャート310内には、推奨商品の各項目の評価を表す線312が描画されている。各項目の評価は10段階評価となっている。また、レーダーチャート310内に表される領域313は、対応するシリーズに存在する商品の範囲を表している。それにより、図3は、Aシリーズの商品は、価格面では10段階評価で2〜7の範囲内であり、人気面では10段階評価で1〜10の範囲内であることを表している。同様に、Aシリーズの商品は、サイズ面では10段階評価で3〜9、容量面では1〜8、スピード面では4〜8、の範囲内であることを表している。
図3に表すように、本実施形態では、提示する商品の各項目の評価と合わせ、その商品のシリーズに属する全商品の各項目の項目値範囲をレーダーチャート310で表すようにしている。このため、ユーザは、提示された商品の属するシリーズ内での位置づけ、つまり各項目における全体のなかでの相対的な位置関係を容易に把握することができる。それにより、ユーザは、パソコンの知識が乏しくとも、提示された商品の同じシリーズに属する他の商品と比較した場合の相対的に良い点、及び相対的に悪い点を理解したうえで、購入する商品を検討することができる。このことから、ユーザにとっては、自身にとってより適切と考える商品を購入できるようになる。
ユーザが商品を選択した場合、画像300は、ユーザが選択した商品の画像に変更され、レーダーチャート310の線312も、ユーザが選択した商品のものに変更される。それにより、ユーザは、選択した商品でも、シリーズに存在する全商品のなかでの位置づけを多角的に、容易に把握することができる。
レーダーチャート310では、複数の項目を任意に設定できることから、商品の検討は多角的に行うことができる。それにより、商品の全体像の理解も容易である。商品の紹介にレーダーチャート310を用いているのは、そのためである。商品の検討を多角的に行えるのであれば、レーダーチャート310以外のグラフを採用しても良い。ユーザが任意のグラフを選択できるようにしても良い。
線312の形状は、商品によって異なる。このことから、本実施形態では、レーダーチャート310上の線312は、ユーザが所望する条件を満たす商品の指定に用いられるようにしている。レーダーチャート310の各項目の近傍に配置されたチェックボックス311は、項目のなかで項目値の変更対象とする項目をユーザが選択可能にするために設けている。ユーザは、チェックマークを表示させたチェックボックス311に対応する項目の項目値を変更することができる。項目値自体の変更はドラッグ操作により行うことができる。
ユーザが何れかの項目の項目値を変更した場合、サーバ1は、項目値の変更後の線312に最も近い商品を特定し、特定した商品の画像を画像300として新たに表示させる。それにより、ユーザは、線312により表される商品を確認することができる。線312は、商品の各項目で満たすレベルを表している。その線312への操作により、ユーザは、各項目で満たすべきレベルを満たす商品を容易に確認できるようになる。
最も近い商品の特定は、例えばユークリッド距離により行うことができる。ユークリッド距離の計算では、項目別に重み係数を用いても良い。他の方法を用いても良い。このようなことから、最も近い商品の特定方法は、特に限定されるものではない。
図3では、項目名として、「価格」「人気」「サイズ」「容量」及び「スピード」を表記している。しかし、ユーザによっては、異なる項目を重視することが考えられる。このことから、本実施形態では、レーダーチャート310の項目の組み合わせはユーザが任意に設定できるようにしている。図3に表す「レーダーチャート変更」ボタン323は、項目の組み合わせを行うためのボタンである。ボタン323をユーザがクリック操作した場合、図4に表すような項目選択画面が端末装置3に表示される。
図4に表す項目選択画面には、レーダーチャート310の項目として選択可能な項目の項目名毎に、チェックボックス401が配置されている。それにより、ユーザは、必要と考える項目のチェックボックス401にチェックマークを表示させ、不必要と考える項目のチェックボックス401のチェックマークを消去させる。そのように行う項目の変更は、レーダーチャート変更ボタン402へのクリック操作により有効となる。
「レーダーチャート変更」ボタン402へのクリック操作により、前の画面に戻る。しかし、「レーダーチャート変更」ボタン402へのクリック操作により戻る画面では、項目選択画面上で選択されている項目の組み合わせでレーダーチャート310が表示される。それにより、ユーザは、レーダーチャート310の項目の組み合わせを随時、変更して、提示された商品を別の角度で確認することができる。
図5は、項目の組み合わせの変更後に表示されるページ画面例を表す図である。ここでは、「価格」「人気」「サイズ」「容量」及び「スピード」の項目の組み合わせに新たに「納期」が加えられた場合を想定している。それにより、レーダーチャート310の形状は5角形から6角形に変化している。表示領域303では、「納期」の追加に合わせ、納期についての説明文が追加されている。
ユーザは、同じサイトで過去に同じ種類の商品を購入している可能性がある。図3及び図5に表すページ画面上には、「現在のパソコンと比較」ボタン322が配置されている。この「現在のパソコンと比較」ボタン322は、ユーザが過去にパソコンを購入していた場合に、提示されているパソコンを過去に購入したパソコンと比較するためのボタンである。
図6は、「現在のパソコンと比較」ボタンへのクリック操作により表示されるページ画面例を表す図である。図6に表すように、ページ画面上のレーダーチャート310には、線312、領域313が描画されると共に、ユーザが過去に購入したパソコンを表す線314が描画されている。
項目毎の線314と線312の違いは、過去に購入されたパソコンと、現在、提示のパソコンとの間の対応する項目での差を表している。パソコンに搭載されるCPU(Central Processing Unit)の高性能化は著しく、ハードディスク装置に代表されるストレージの容量も増大している。このことから、スピード、容量の各項目では、過去に購入されたパソコンは低い評価となっている。ユーザにとっては、これらスピード、容量の各項目の評価の違いは、パソコンを購入する必要性を検討するうえでの有用な情報となりうる。
本実施形態では、サーバ1は商品購入に係わる処理として、上記のような画面の端末装置3への表示を実現させる。そのために、サーバ1は、図1に表すように、通信部11、リクエスト処理部12、及び記憶部13を備えている。
通信部11は、ネットワーク2を介した端末装置3との通信を実現させる。リクエスト処理部12は、端末装置3からの要求に対応するための処理を実行する。記憶部13には、リクエスト処理部12が各種処理を実行するために必要なデータが格納されている。より具体的には、記憶部13には、価格テーブル131、スペックテーブル132、サイズテーブル133、納期テーブル134、バランステーブル135、アプリテーブル136、サービステーブル137、認証データベース(以降「DB」)138、履歴DB139、付加係数テーブル140、及びマスタDB群141が格納されている。図1では、商品の画像、仕様等の詳細データ、等の商品データ等は省いている。先ず、図7〜図14を参照し、価格テーブル131、スペックテーブル132、サイズテーブル133、納期テーブル134、バランステーブル135、アプリテーブル136、サービステーブル137、及び付加係数テーブル140について具体的に説明する。
図7は、価格テーブルの内容例を説明する図である。図7に表すように、価格テーブル131には、商品であるパソコン毎に、型名、金額(円)、10段階評価、の各データが格納される。型名は、パソコンを一意に識別可能な識別データである。金額は、パソコンの金額を表す。10段階評価は、金額を10段階で評価した場合の値を表す。値は、大きいほど金額が大きいことを表している。レーダーチャート310の選択可能な項目の一つである価格の項目値の特定には、価格テーブル131が用いられる。
図8は、スペックテーブルの内容例を説明する図である。スペックテーブル132は、レーダーチャート310の選択可能な項目のなかで、スピード、容量、マルチメディア、拡張性、アプリケーション、セキュリティの各項目の項目値の特定に用いられる。図8に表すように、スペックテーブル132には、パソコン毎に、型名、スピード関連、容量関連、マルチメディア関連、拡張性関連、アプリケーション関連、セキュリティ関連、及び10段階評価、の各データが格納される。
型名はパソコンの識別データである。スピード関連データは、CPUを一意に特定可能なCPU名、クロック数(GHz)、メモリ(GB)、10段階評価、の各データを含む。それにより、項目としてのスピードの評価は、CPUの種類の他に、クロック数、メモリ容量を加えて行うようにしている。10段階評価の値は、高速な処理が可能なほど、高い値となる。この10段階評価の値はスピードの項目値として扱われる。
容量関連データは、パソコンに搭載されるハードディスク装置等のストレージに係わるデータであり、ストレージ、10段階評価、の各データを含む。ストレージデータは、ストレージの種類、容量を表す。10段階評価は、ストレージの容量を基準に行われ、容量が大きくなるほど、その値は大きくなる。10段階評価の値は、容量の項目値として扱われる。図8中に表記の「HDD」はハードディスク装置を表す。
マルチメディア関連データは、マルチメディア関連の仕様、及び10段階評価、の各データを含む。仕様データは、映像出力、或いは音響出力に係わる装備を表すデータである。図8中に表記の「地デジ」「3D」はそれぞれ、地上デジタル放送が視聴可能、3次元ディスプレイを装備、を意味している。10段階評価の値は、装備の機能が高いほど、装備の数が多いほど、高い値となる。10段階評価の値は、マルチメディアの項目値として扱われる。
拡張性関連データは、インターフェース(I/F)、及び10段階評価、の各データを含む。インターフェースデータは、パソコンに搭載されたインターフェースの種類、種類別のインターフェースの数、或いは空きスロットの種類、種類別の空きスロットの数、等を表す。10段階評価の値は、インターフェース、或いは空きスロットの数が多いほど、その種類に応じて高い値となる。10段階評価の値は、拡張性の項目値として扱われる。
アプリケーション関連データは、アプリケーション、及び10段階評価、の各データを含む。アプリケーションデータは、パソコンにインストールされた、或いはインストールが可能なアプリケーションを表す。10段階評価の値は、アプリケーションが多いほど、アプリケーションが高価であるほど、高い値となる。10段階評価の値は、アプリケーションの項目値として扱われる。
セキュリティ関連データは、ソフトウェア、及び10段階評価、の各データを含む。ソフトウェアデータは、セキュリティ用に搭載されたソフトウェアを表す。10段階評価は、搭載されたセキュリティソフトウェアによって実現可能なセキュリティレベルを表す。10段階評価の値は、セキュリティの項目値として扱われる。
スピード関連、容量関連、マルチメディア関連、拡張性関連、アプリケーション関連、及びセキュリティ関連、の各データとは別のデータとして格納される10段階評価は、パソコン全体のスペックを対象にした評価を表す。10段階評価の値は、スペックが高いほど、高い値となる。
パソコンが属するシリーズ、カテゴリは、図1には不図示のテーブルにより管理される。そのテーブルは以降「パソコン管理テーブル」と表記する。
図9は、サイズテーブルの内容例を説明する図である。図9に表すように、サイズテーブル133には、パソコン毎に、型名、重量(Kg)、体積(cm)、形状、10段階評価、及び備考の各データが格納される。10段階評価は、重量が軽くなるほど、体積が小さくなるほど、高い値となる。10段階評価の値は、サイズの項目値として扱われる。
図10は、納期テーブルの内容例を説明する図である。図10に表すように、納期テーブル134には、パソコン毎に、納期、10段階評価、及び備考の各データが格納される。10段階評価は、納期が短いほど、高い値となる。10段階評価の値は、納期の項目値として扱われる。
図11は、バランステーブルの内容例を説明する図である。図11に表すように、バランステーブル135には、パソコン毎に、販売台数、推薦ポイント、10段階評価、及び備考の各データが格納される。推薦ポイントは、例えば販売側によるパソコンの推奨度合いを表している。10段階評価は、販売台数が多いほど、推薦ポイントの値が大きいほど、高い値となる。10段階評価の値は、人気の項目値として扱われる。
図11は、バランステーブルの内容例を説明する図である。図11に表すように、バランステーブル135には、パソコン毎に、販売台数、推薦ポイント、10段階評価、及び備考の各データが格納される。推薦ポイントは、例えば販売側によるパソコンの推奨度合いを表している。10段階評価は、販売台数が多いほど、推薦ポイントの値が大きいほど、高い値となる。10段階評価の値は、人気の項目値として扱われる。
図12は、アプリテーブルの内容例を説明する図である。図12に表すように、アプリテーブル136には、アプリケーション毎に、型名、名前、10段階評価、及び備考の各データが格納される。ここでの型名は、アプリケーションの識別データである。
アプリケーションを動作させる負荷は、アプリケーションによって異なる。アプリケーションの負荷が重くなるほど、パソコンに要求されるスペックは高くなる。アプリテーブル136は、ユーザの使用するアプリケーションから、購入するパソコンに要求されるスペックを特定するためのテーブルである。それにより、10段階評価は、負荷が重くなるほど、必要とするリソースが大きくなるほど、高い値となる。
図13は、サービステーブルの内容例を説明する図である。図13に表すように、サービステーブル137には、パソコンの購入者を対象にした保証サービス毎に、型名、名前、10段階評価、及び備考の各データが格納される。ここでの型名は、保証サービスの識別データである。10段階評価の値は、保証サービスの内容が充実しているほど、高い値となる。
図14は、付加係数テーブルの内容例を説明する図である。図14に表すように、付加係数テーブル140には、レーダーチャート310に設定可能な項目毎に、重点ポイント、付加係数、デフォルト評価、及び備考の各データが格納される。重点ポイントは、項目を表すデータである。
上記のように本実施形態では、推奨商品は、ユーザの過去の利用履歴から特定した商品、或いは販売側で特定した商品である。付加係数テーブルは、ユーザの過去の利用履歴から推奨商品を特定できなかった場合に、ユーザによって選択されたシリーズに存在する商品のなかから推奨商品を特定するために用いられる。本実施形態では、付加係数テーブルに格納された各項目の付加係数は、シリーズに存在する最高スペックのパソコンの各項目の項目値に乗算される。
各項目の乗算結果は、レーダーチャート310に設定する項目の選択に用いられる。それにより、例えば乗算結果の大きいほうから所定数の項目が抽出され、抽出された項目がレーダーチャート310の項目として設定される。デフォルト評価は、そのような項目の設定が行えなかった場合に用いられる。この場合、デフォルト評価として「1」が格納された項目が設定される。
本実施形態では、ユーザは会員登録を行えるようにしている。認証DB138は、会員の認証を行うためのデータベースであり、会員毎に、ID(IDentifier)、パスワード、及び個人データが格納されている。
履歴DB139は、サービスを受けたユーザ毎に、そのユーザが受けたサービスの内容等を履歴として保存するためのDBである。履歴DB139の参照により、ユーザが過去に購入したパソコンの種類、時期、アンケートの回答内容、等が特定可能である。
図7〜図12に表す各種テーブルにデータとして格納される10段階評価は、対応するマスタDBから抽出される。マスタDB群141は、そのようなマスタDBの集合体である。このマスタDB群141を構成する各マスタDBは、新しいアプリケーションの販売開始、新しいCPUを搭載したパソコンの登場、等に応じて、随時、更新される。このため、スペックテーブル132等に登録されていないパソコンであっても、詳細なデータが判明していれば、各項目の項目値を特定可能となっている。
上記のようなデータを参照して処理を行うリクエスト処理部12は、認証部121、更新部122、データ生成部123、検索部124、及び推奨商品特定部125を備える。
認証部121は、会員登録したユーザの認証を行うことにより、ユーザのログイン/ログアウトを可能にさせる。更新部122は、記憶部13に格納された各種テーブル、及び各種DBを必要に応じて更新する。
データ生成部123は、ユーザの要求により生成が必要になったデータの生成を行う。ページ画面に配置するレーダーチャート310は、ユーザによって異なる。このことから、データ生成部123は、レーダーチャート310を含むグラフを生成するグラフ生成部123aを備えている。
検索部124は、各種DB138、139、或いはマスタDB群141を対象にしたデータ検索を行う。推奨商品特定部125は、図3に表す派エージ画面に画像300として配置する商品の特定を行う。
上記のようなリクエスト処理部12を備えたサーバ1は、例えば図2〜図6に表すようなページ画面の表示を可能にするプログラムをコンピュータに実行させることで実現可能である。ここで図23を参照し、本実施形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成の一例について具体的に説明する。図2〜図6に表すようなページ画面の表示を可能にするプログラムについては以降「Webアプリケーション」と表記する。
本実施形態を適用可能なコンピュータは、例えば図23に表すように、CPU51、FWH(FirmWare Hub)52、メモリ(メモリモジュール)53、NIC(Network Interface Card)54、ハードディスク装置(HD)55、ファン56、ファン駆動回路57、コントローラ58、及びBMC(Baseboard Management Controller)59を備えている。このような構成は1例であり、サーバ1として使用可能なコンピュータの構成として限定されるものではない。
FWH52は、BIOS(Basic Input/Output System)を格納したメモリである。このBIOSは、CPU51によってメモリ53に読み出され実行される。ハードディスク装置25には、OS(Operating System)、及び上記Webアプリケーションを含む各種アプリケーションが格納されており、CPU51は、BIOSの起動が完了した後、コントローラ58を介してハードディスク装置55からOSを読み出して実行することができる。NIC54を介した通信は、BIOSの起動によって可能となる。
BMC59は、コンピュータ管理用の装置である。BMC59は、通信機能を備え、スイッチ23を介して外部装置と通信を行うことができる。BMC59は、外部装置からの指示に従って、コンピュータの稼動/停止、つまり電源のオン/オフを制御することができる。
図23に示す構成では、例えば図1の記憶部13はハードディスク装置55に相当する。通信部11は、例えばNIC54に相当する。OS、及び上記Webアプリケーションがハードディスク装置55に格納されている場合、リクエスト処理部12は、CPU51、FWH52、メモリ53、コントローラ58、及びハードディスク装置55によって実現される。Webアプリケーションは、ハードディスク装置55とは別の記憶装置に格納されていても良い。可搬性の記録媒体に格納しておき、外部装置からネットワーク等を介して取得しても良い。
以降は、上記WebアプリケーションをCPU51が実行することで実現される処理について、図15〜図22に表す各フローチャートを参照して詳細に説明する。
図15は、第1のページ画面作成処理のフローチャートである。第1のページ画面作成処理は、ユーザが図2上のボタン201、及び202のうちの何れかを操作してシリーズを選択した場合に、図3に表すようなページ画面を端末装置3上に表示させるために実行される処理である。始めに図15を参照して、第1のページ画面作成処理について詳細に説明する。
先ず、CPU51は、端末装置3のユーザが会員か否か判定する(S1)。ユーザがログインを行っていない場合、S1の判定はNoとなってS8に移行する。ユーザがログインを行っていた場合、S1の判定はYesとなってS2に移行する。
S2への移行は、ユーザの過去の利用履歴から、推奨商品を特定できる可能性があることを意味する。このことから、S2〜S8では、ユーザの過去の利用履歴から推奨商品を特定するうえで必要なデータを生成するための処理が行われる。
S2では、CPU51は、例えばユーザのIDを用いて履歴DB139を参照し、履歴DB139からユーザが過去に購入した商品のデータを抽出する。次にCPU51は、端末装置3から、個人データ31を読み込む(S3)。その後はS4に移行する。
本実施形態では、会員登録を希望するユーザに、使用する端末装置3の記憶装置30上に保存される個人データ31の収集の同意を求めている。個人データ31とは、具体的には、端末装置3のリソース(スペック)に係わるリソースデータ35、インストールされているアプリケーションに係わるアプリデータ36、及び過去に利用したサービスに係わるサービス利用データ37である。このような個人データ31がS3の処理を実行することにより、サーバ1に収集される。
S4では、CPU51は、アプリ利用チェック処理を実行する。アプリ利用チェック処理は、個人データ31中のアプリデータ35を用いて、推奨商品に求められるスペックを評価するために実行される。
図16は、アプリ利用チェック処理のフローチャートである。
このアプリ利用チェック処理では、先ず、CPU51は、アプリデータ35から、ユーザが利用しているアプリケーションをチェックする(S21)。次に、CPU51は、図12に表すアプリテーブル136を参照し、チェックしたアプリケーションに対応する10段階評価の値を特定する(S22)。その次に、CPU51は、チェックしたアプリケーションから、推奨対象とするアプリケーションをリストアップする(S23)。その後、アプリ利用チェック処理が終了する。推奨対象とするアプリケーションとは、例えば、ユーザが現在、利用中のアプリケーションより新しいバージョン、利用中のアプリケーションを想定して開発された別のアプリケーション、等である。
図16に表すようなアプリ利用チェック処理をS4で実行したCPU51は、次に、サービス利用チェック処理を実行する。サービス利用チェック処理は、ユーザが利用している保証サービスを確認し、ユーザに推奨するサービスをリストアップするための処理である。
図17は、サービス利用チェック処理のフローチャートである。
このサービス利用チェック処理では、先ず、CPU51は、サービス利用データ36から、ユーザが利用している保証サービスをチェックする(S31)。次に、CPU51は、図13に表すサービステーブル137を参照し、チェックしたサービスに対応する10段階評価の値を特定する(S32)。その次に、CPU51は、チェックしたサービス、及び10段階評価の値から、推奨商品を購入する場合に推奨対象とするサービスをリストアップする(S33)。その後、サービス利用チェック処理が終了する。推奨対象とするサービスとは、例えば、ユーザが現在、利用中のサービス、その利用中のサービスを同等の保証が得られる別のサービス、販売側が推奨するサービス、等である。
図17に表すようなサービス利用チェック処理をS5で実行したCPU51は、次に、利用レベル利用チェック処理を実行する。利用レベルチェック処理は、ユーザが過去に回答したアンケート結果から、ユーザの推奨商品が満たすべきスペックを評価するための処理である。ユーザが過去にアンケートに回答していた場合、アンケート結果を表すアンケートデータは履歴DB139に保存される。
図18は、利用レベルチェック処理のフローチャートである。
この利用レベルチェック処理では、先ず、CPU51は、アンケートデータから、ユーザのパソコンに対するスキルのレベルをチェックする(S41)。アンケートには、ユーザのスキル、パソコンの使用目的、等を推量するうえで有効と思われる設問を入れている。このことから、設問への回答内容により、ユーザのレベルを推量することができる。
次に、CPU51は、アンケートに設けたパソコンの利用時間に関する設問への回答結果を、推量したレベルに反映させ、反映結果から推奨商品が満たすべきスペックを10段階評価する(S42)。その後、利用レベルチェック処理が終了する。推量したレベルを利用時間によって変更するのは、単にインターネットを使用してページを閲覧しているような人は、たとえパソコンをハードに使用していても、レベルはあまり高くないと思われるからである。
図18に表すような利用レベルチェック処理をS6で実行したCPU51は、次に、スペックチェック処理を実行する。スペックチェック処理は、ユーザが過去に購入したパソコンから、ユーザの推奨商品が満たすべきスペックを評価するための処理である。ユーザが過去にパソコンを購入していた場合、ユーザが購入したパソコンを表すスペックデータは履歴DB139に保存される。このスペックデータとは、図8に表すスペックテーブル132の1レコード(エントリ)に格納されるようなデータである。
図19は、スペックチェック処理のフローチャートである。
このスペックチェック処理では、先ず、CPU51は、収集した個人データ31中のリソースデータ35を用いてスペックテーブル132を参照し、リソースデータ35に対応する型名データを特定し、スペックの10段階評価値を抽出する(S51)。次にCPU51は、図16のアプリ利用チェック処理、図18の利用レベルチェック処理の各実行結果から得られた評価結果を考慮し、抽出した10段階評価の変更を行う(S52)。その後、スペックチェック処理が終了する。
ユーザが新たなパソコンの購入を考えるのは、使用していたパソコンが故障した、新たにパソコンが必要になった、といった理由でない限り、使用中のパソコンのスペックが低すぎるという理由であることが多い。これは、過去に購入されたパソコンのスペックは、推奨商品を特定するうえで余り参考にならないことを意味する。抽出した10段階評価の変更を必要に応じて行うのは、このためである。スペックチェック処理の実行により、推奨商品が満たすべきスペックの10段階評価値が確定する。
図19に表すようなスペックチェック処理をS7で実行したCPU51は、次に、ポイント数値化処理を実行する(S8)。
ポイント数値化処理は、推奨商品を決定し、レーダーチャート310の各項目の項目値を決定するための処理である。図20A及び図20Bを参照し、ポイント数値化処理について詳細に説明する。図20中の「N」は、ここでは「10」を表している。
先ず、CPU51は、10段階評価結果が有るか否か判定する(S61)。上記のように、ユーザが会員でない場合、推奨商品が満たすべきスペックの10段階評価は行われない。このことから、ユーザが会員でなかった場合、S61の判定はNoとなって図20BのS68に移行する。ユーザが会員であった場合、S61の判定はYesとなってS62に移行する。
会員であるユーザが過去にアンケートに回答していない場合がありうる。過去にアンケートにも回答していないユーザでは、図18に表す利用レベルチェック処理の実行により、スペックの10段階評価値は得られない。また、ユーザが使用する端末装置3は、パソコンであるとは限らない。このことから、S52の実行時に、10段階評価値が確定するとは限らない。このため、S61では、ユーザが会員であっても、10段階評価値が確定していない場合、判定はNoとなる。
S62では、CPU51は、推奨商品が満たすべきスペックの10段階評価結果を取得する。次にCPU51は、図8に表すスペックテーブル132を参照して、10段階評価結果と同じ結果、或いは最も近い結果が格納されたエントリを選択し、選択したエントリの型名データを抽出する。また、選択したエントリに格納されているスピード関連データ中の10段階評価値を抽出する(以上S63)。続いて、CPU51は、選択したエントリに格納されている容量関連データ中の10段階評価値を抽出する(S64)。以降、CPU51は、抽出した型名データを用いて、図7に表す価格テーブル131、図9に表すサイズテーブル133、図11に表すバランステーブル135を参照し、それぞれ10段階評価値を抽出する(S65〜S67)。その後、ポイント数値化処理が終了する。
このように、本実施形態では、ユーザが会員であった場合、スペックの10段階評価値から推奨商品を特定し、特定した推奨商品の予め定めた項目の項目値となる10段階評価値を抽出するようにしている。抽出された各項目の10段階評価値が重要ポイント値である。
上記S61の判定がNoとなって移行するS68以降では、予め定めた規則に従って推奨商品、及び各項目の項目値を決定するための処理が行われる。
図20BのS68では、CPU51は、図14に表す付加係数テーブル140から、各付加係数の読み込みを行う。次にCPU51は、図8に表すスペックテーブル132を参照して、ユーザが指定したシリーズのなかで最も高いスペックの10段階評価値が格納されたエントリを選択し、選択したエントリから、型名データ、及びスピード関連データ中の10段階評価値を抽出する(S69)。続いて、CPU51は、選択したエントリに格納されている容量関連データ中の10段階評価値を抽出する(S70)。
以降、CPU51は、抽出した型名データを用いて、図7に表す価格テーブル131、図9に表すサイズテーブル133、図11に表すバランステーブル135を参照し、それぞれ10段階評価値を抽出する(S71〜S73)。
抽出の終了後、CPU51は、それぞれ抽出した10段階評価値を、S68で読み込んだ対応する付加係数と掛けることで、各項目の項目値を算出する。次に、算出後の各項目値に最も近い商品を特定し、特定した商品を推奨商品として決定し、推奨商品の各項目の項目値を決定する(S74)。その後、ポイント数値化処理が終了する。
上記ポイント数値化処理の実行により、推奨商品が決定し、推奨商品のレーダーチャート310に設定された各項目の項目値が確定する。S9には、このポイント数値化処理の実行終了により移行する。
S9では、CPU51は、レーダーチャート作成処理を実行する。推奨商品の各項目項目値としては、ポイント数値化処理により得られた各項目項目値が用いられ、同じシリーズに存在する全商品の各項目の項目値の範囲は、商品別に、各項目の項目値を確認することで特定される。このため、レーダーチャート作成処理を実行することにより、図3に表すようなレーダーチャート310が作成されることとなる。図1のデータ生成部123が備えるグラフ生成部123aの一部は、CPU51がレーダーチャート作成処理を実行することで実現される。
S9に続くS10では、CPU51は、作成されたレーダーチャート310、推奨商品の画像300を配置したページ画面を作成し、端末装置3に送信する。その後、第1のページ画面作成処理が終了する。
上記ページ画面の送信により、図8に表すようなページ画面が端末装置3に表示される。その後、項目の組み合わせの変更が行われた場合、上記S9のようなレーダーチャート作成処理が再度、実行される結果、表示されるレーダーチャート310の変更が行われ、端末装置3は新たに図9に表すようなページ画面を表示することとなる。
図21は、提示商品変更処理のフローチャートである。提示商品変更処理は、ユーザがレーダーチャート310の何れかの項目の項目値を変更した場合に、変更後の各項目の項目値によって指定される商品、つまり各項目の項目値が変更後の各項目の項目値に最も近い商品を特定するために実行される。次に図21を参照し、提示商品変更処理について詳細に説明する。
先ず、CPU51は、顛末装置3から、レーダーチャート310の線312の項目値の変更に係わるデータを受信する(S81)。次にCPU51は、受信データが表す項目の項目値の変更が可能な否か判定する(S82)。端末装置3のユーザが、チェックボックス311にチェックマークを表示させていない項目の項目値を変更しようとした場合、S82の判定はNoとなってS85に移行する。端末装置3のユーザが、チェックボックス311にチェックマークを表示させている項目の項目値を変更しようとした場合、S82の判定はYesとなってS84に移行する。
S84では、CPU51は、端末装置3のユーザの操作に合わせて項目値の変更を行う。次にCPU51は、各項目の項目値が、変更後の項目値を含む各項目の項目値に最も近い商品をリストアップする。リストアップする商品は、図7〜図11に表す各種テーブル131〜135を必要に応じて参照することで行われる。
S84に続くS85では、CPU51は、結果を通知するためのデータ送信を行う。リストアップした商品が存在する場合、リストアップした商品の画像を画像300として新たに配置したページ画面が端末装置3に送信される。リストアップした商品が存在しない場合、項目値の変更が無効な場合、その旨をユーザが認識できるデータが送信される。データ送信を行った後、提示商品変更処理が終了する。
図22は、パソコン比較表示処理のフローチャートである。上記のように、本実施形態では、ユーザが「現在のパソコンと比較」ボタン322をクリック操作した場合、ユーザが過去に購入したパソコンを表す線314をレーダーチャート310上に表示するようにしている。パソコン比較表示処理は、ユーザの「現在のパソコンと比較」ボタン322へのクリック操作に対応するための処理である。次に図22を参照して、パソコン比較表示処理について詳細に説明する。
先ず、CPU51は、履歴DB139を参照し、「現在のパソコンと比較」ボタン322をクリック操作したユーザが過去に購入したパソコンのスペックデータの抽出を行う(S91)。次にCPU51は、スペックデータの抽出結果を用いて、現在のレーダーチャート310に線314を新たに描画するためのレーダーチャート作成処理を実行する(S92)。その後、CPU51は、作成したレーダーチャート310を表示させるためのデータ送信を行う(S93)。パソコン比較表示処理は、その後に終了する。
ユーザが過去にパソコンを購入していない場合、線314の描画はできない。このことから、過去にパソコンを購入していないユーザが「現在のパソコンと比較」ボタン322をクリック操作した場合、その旨を通知するためのデータ送信がS93で行われる。
なお、本実施形態では、商品としてパソコンに着目しているが、商品はパソコン以外の製品であっても良い。また、本実施形態は、商品販売サービスを提供する処理システムであるサーバ1によって実現させているが、本実施形態は、商品販売サービスを提供しない処理システムに搭載させても良い。つまり、本実施形態は、ユーザが所望の商品を検討するのを支援する目的でサービスを提供するサイトの処理システム、或いはサーバ(情報処理装置)に適用させても良い。また、領域313を特定するための商品は、同じシリーズに属する全ての商品としているが、全ての商品のなかから選択した複数の商品であっても良い。
以上の変形例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
提示可能な商品の各項目の評価結果である項目値を表す項目値情報を格納した格納手段と、
ネットワークを介して接続された端末装置のユーザに商品を提示する場合に、前記格納手段に格納された前記項目値情報を参照し、該商品における複数の項目の各項目値、及び該商品が属するグループで提示可能な商品の範囲を該複数の項目の項目値の範囲として表すグラフ情報を作成するグラフ作成手段と、
前記ネットワークを介して、前記グラフ作成手段が作成したグラフ情報を前記端末装置に送信する通信手段と、
を具備することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記商品は、前記グラフ情報にある該商品の項目に対する項目値が操作された場合に、該操作後の各項目の項目値に基づいて変更する、
ことを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
ユーザが前記グループを指定した場合、前記商品は、該グループに属する商品のなかで推奨する商品、及びユーザの過去の利用履歴を基に特定される商品の何れかである、
ことを特徴とする付記1記載の商品紹介システム。
(付記4)
前記グラフ情報はレーダーチャートである、
ことを特徴とする付記1〜3の何れか1項に記載の商品紹介システム。
(付記5)
提示可能な商品の各項目の評価結果である項目値を表す項目値情報を格納手段に格納し、
ネットワークを介して接続された端末装置のユーザに商品を提示する場合に、前記格納手段に格納された前記項目値情報を参照し、該商品における複数の項目の各項目値、及び該商品が属するグループで提示可能な商品の範囲を該複数の項目の項目値の範囲として表すグラフ情報を作成し、
前記ネットワークを介して、該作成したグラフ情報を前記端末装置に送信する、
ことを特徴とする商品紹介方法。
(付記6)
端末装置とネットワークを介して接続可能なコンピュータに、
提示可能な商品の各項目の評価結果である項目値を表す項目値情報を格納手段に格納し、
ネットワークを介して接続された端末装置のユーザに商品を提示する場合に、前記格納手段に格納された前記項目値情報を参照し、該商品における複数の項目の各項目値、及び該商品が属するグループで提示可能な商品の範囲を該複数の項目の項目値の範囲として表すグラフ情報を作成し、
該作成したグラフ情報を、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信する、
処理を実行させるプログラム。
1 サーバ
2 ネットワーク
3 端末装置
11 通信部
12 リクエスト処理部
13 記憶部
131 価格テーブル
132 スペックテーブル
133 サイズテーブル
134 納期テーブル
135 バランステーブル
136 アプリテーブル
137 サービステーブル
139 履歴DB
140 付加係数テーブル
141 マスタDB群

Claims (5)

  1. 提示可能な商品の各項目の評価結果である項目値を表す項目値情報を格納した格納手段と、
    ネットワークを介して接続された端末装置のユーザに商品を提示する場合に、前記格納手段に格納された前記項目値情報を参照し、該商品における複数の項目の各項目値、及び該商品が属するグループで提示可能な商品の範囲を該複数の項目の項目値の範囲として表すグラフ情報を作成するグラフ作成手段と、
    前記ネットワークを介して、前記グラフ作成手段が作成したグラフ情報を前記端末装置に送信する通信手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記商品は、前記グラフ情報にある該商品の項目に対する項目値が操作された場合に、該操作後の各項目の項目値に基づいて変更する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記グラフ情報はレーダーチャートである、
    ことを特徴とする請求項1、または2記載の情報処理装置。
  4. 提示可能な商品の各項目の評価結果である項目値を表す項目値情報を格納手段に格納し、
    ネットワークを介して接続された端末装置のユーザに商品を提示する場合に、前記格納手段に格納された前記項目値情報を参照し、該商品における複数の項目の各項目値、及び該商品が属するグループで提示可能な商品の範囲を該複数の項目の項目値の範囲として表すグラフ情報を作成し、
    前記ネットワークを介して、該作成したグラフ情報を前記端末装置に送信する、
    ことを特徴とする商品紹介方法。
  5. 端末装置とネットワークを介して接続可能なコンピュータに、
    提示可能な商品の各項目の評価結果である項目値を表す項目値情報を格納手段に格納し、
    ネットワークを介して接続された端末装置のユーザに商品を提示する場合に、前記格納手段に格納された前記項目値情報を参照し、該商品における複数の項目の各項目値、及び該商品が属するグループで提示可能な商品の範囲を該複数の項目の項目値の範囲として表すグラフ情報を作成し、
    該作成したグラフ情報を、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信する、
    処理を実行させるプログラム。
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