[go: up one dir, main page]

JP2013214179A - 緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013214179A
JP2013214179A JP2012083602A JP2012083602A JP2013214179A JP 2013214179 A JP2013214179 A JP 2013214179A JP 2012083602 A JP2012083602 A JP 2012083602A JP 2012083602 A JP2012083602 A JP 2012083602A JP 2013214179 A JP2013214179 A JP 2013214179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
information
receiving
notification information
notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012083602A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Uema
英樹 上間
Yu Fukuhara
悠 譜久原
Hiroyoshi Oshiro
啓義 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marine Comms Ryukyu Inc
Original Assignee
Marine Comms Ryukyu Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marine Comms Ryukyu Inc filed Critical Marine Comms Ryukyu Inc
Priority to JP2012083602A priority Critical patent/JP2013214179A/ja
Publication of JP2013214179A publication Critical patent/JP2013214179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】水中から定型的な118番などの緊急通報先に通報メッセージを送信したり、通報先と通話をすることで緊急通報が可能となる装置を提供する。
【解決手段】水中での通報情報送信装置から定型的なメッセージ等の通報情報を送信し、受信手段を有する船上データ処理装置で受信した通報情報を処理し、携帯電話等の外部通信装置を使用して通報する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水上での水中からの緊急通報システムに関する技術に関わる。
スキューバダイビング等のマリンスポーツでの事故の際には、海上保安庁への緊急通報電話番号(118番)が公開されている。昨今では、携帯電話からの通報が一般的になっている。しかしながら、例えば、潜水中の事故があった際でも携帯電話は水中では使用できないためすぐに通報することはできない。また、減圧症を防ぐために潜水状態からすぐに浮上する訳にはいかず、事故後速やかに携帯電話で通報することも難しい。そのため、潜水中の事故は致命的になりやすい問題がある。
文献1には、身体装着可能な部材に収納される装置であって、複数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信して緯度および経度からなる位置情報を発生する位置情報発生手段と、この位置情報発生手段によって生成された位置情報を含む遭難通報信号を発生する遭難通報信号発生手段と、前記遭難通報信号を無線送信する送信手段とを具備することを特徴とする緊急通報装置が開示されている。
従来から、水中でデータ(情報)通信を行うために、可視光を利用した方法がある。水中において、データの送受信を行うために、送信側で、送信すべきデータを可視光に変調して水中に送信し、受信側で、当該可視光を受光し、復調して情報を取り出す方法や装置が開示されている(例えば、特許文献2乃至特許文献4)。
ところで、携帯電話キャリア各社は、緊急通報(110番、118番、119番)との通話の際には、位置情報を送信する携帯電話を提供している。例えば、NTTドコモ(登録商標)は、「緊急通報位置通知」を行っている。これは、GPSによる位置情報を検出する場合にはGPS位置情報を、GPSが検出できない場合には基地局情報を通報先に送信するものである。
NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/position_notification/
総務省 http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/net_anzen/hijyo/tuho.html
特開2003-332922号公報 特開平4-312035号公報 特開2005-20422号公報 特開2008‐304649号公報
先行技術文献に開示された発明では、水中での通報を行う事は出来ない。本発明は、水中での緊急通報を実現するために記載されたものである。
本発明は、潜水者の操作する通報情報送信装置から信号を送信し、信号を受信する通報受信装置、データ処理装置及び携帯電話等の外部接続装置を利用して緊急通報(118番等)を行うものである。
潜水中に事故が起こった場合には、減圧症を考慮してすぐに浮上することは出来ず、浮上して通報するまでには時間がかかっていた。本発明では、事故後すぐに水中から通報して、浮上しながら救助が来るのを待つことが可能となる。なお、前記に記載の通り、携帯電話を利用すれば、緊急通報の際にはGPSによる位置情報が付加されるため、海上保安庁等の緊急通報先には、位置情報が付加された緊急通報がなされる。
本発明に係る装置の全体構成図である。 通報情報送信装置の外観図である。 通報情報送信装置の処理を示すブロック図である。 通報情報送信装置の定型メッセージ処理フローチャートである。 通報情報受信装置、データ処理装置及び外部通信装置の外観図である。 受信部の入射角を示す説明図である。 通報情報受信装置の外観図である。 通報情報受信装置、データ処理装置及び外部通信機器の処理を示すブロック図である。
本明細書で「無線」とは、音波、超音波、可視光、赤外線、紫外線、電磁波等を含み、「無線通信」・「無線送信」・「無線受信」とは無線を用いた通信をいう。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態の説明を行うが、本発明はこれらの実施の形態に限定されない。
本発明に係る装置では、水中から緊急通報を行う。緊急通報には、<A>定型的なメッセージを通報先に送信する場合と、<B>水中からの通話によって通信する場合がある。以下では、最初に図面を用いながら定型的なメッセージを通報先に送信する場合を例にとって説明する。
<A>定型メッセージを送信する場合
まず、図1を参照して本発明の通信装置の構成を説明する。
本装置は、通常、潜水中に用いられる。11は、通報情報送信装置である。潜水者の操作によって通報情報送信装置11の送信部から信号が発信される。通報情報送信装置11はダイバーが手で握持して使用する形状、ダイバーの腕に巻き付けたり胸部に取り付けたりすることができる形状としてもよい。
発信された信号は通報情報受信装置12によって受信される。通報情報受信装置12は、図1に示すように水中でも使用できるが、船上で受信しても良い。
通報情報受信装置12と無線または有線で通信する機能を有するデータ処理装置13は、通報信号を携帯電話等の外部通信機器14で送信可能な音声又はデータに変換する。通報情報受信装置12とデータ処理装置13は一体として構成しても良い。なお、外部通信機器14は携帯電話、スマートホンや無線通信機等の通信機器で構成される。
15は船である。16は水面である。
図2は、通報情報送信装置の外観である。潜水者は操作部21、誤動作防止部22を操作して通報する。操作部21が操作された場合、内部での情報処理を通じて送信部25が無線を発信する。なお、操作部21を複数設けても良い。通報したい内容を選択可能にできるようにするためである。
また、図2に示す通り、通報情報送信装置11には、マイクロフォンとイヤホンを有するヘッドセット23等の音声入出力装置を設ける事も出来る。マイクロフォンとイヤホンは、骨伝導式を用いるのが水中では好ましい。26は、通話等をする場合の受信部であり、27は通報がなされたことを確認等するために使用される発光部である。
送信部25は、音波又は超音波の場合は発振器等を、可視光、赤外線、紫外線の場合はLED等を、マイクロ波又はラジオ波の場合には送信アンテナ等を用いることが出来る。受信部26は、音波又は超音波の場合はセンサーを、可視光、紫外線、赤外線の場合はCCDやフォトダイオードを、マイクロ波又はラジオ波の場合には受信アンテナ等を用いることができる。発光部27はLED等の発光素子を用いることができる。
送信部25がLEDから構成される場合、LEDから発せられる光の色温度は、4000〜10000Kであるが、さらに6000〜10000Kが好ましい。色温度が4000K未満だと黄色みを強く帯びた光となり水中における通信距離が短くなる。また10000Kを越えると青みを強く帯びた光となるため、通報情報送信装置を水中ライトと兼用する場合には、被照射物が本来の色調とは異なって見える場合があり、好ましくないからである。
また、LEDから発せられる光の光束(光源からある方向に放射されたすべての光の明るさ)は、550〜2000ルーメンが好ましい。550ルーメン未満だと、通信には適した明るさとはならず、2000ルーメンを越えると、水中では非常に眩しく感じられるようになり、例えば、ダイバー同士で通信する場合に受光側のダイバーの目に入射すると、しばらく残像が残りその間の視力が低下して危険であり、また、通報情報送信装置を水中ライトと兼用する場合には、被照射物が本来の色調とは異なって見える場合があり、好ましくないためである。
LEDから発せられる光の色温度を調整するには、色温度変換フィルタを用いたり、青色発光LEDに赤色及び緑色発光LEDを適宜組み合わせたりすることにより調整することができる。また、LEDから発せられる光の光束を調整するには、送信部25に配設するLED数を増減したり、LEDを仕様の異なるものと交換したりすることにより行うことができる。
送信部25がLEDの場合には、受信部71は、受光センサとしてフォトダイオードを配設する。フォトダイオードへの受光可能な入射角は、最大60°〜80°としてあることが好ましい。ここで入射角とは、光の入射方向とフォトダイオードの受光面の垂線との間の角度のことである(図6参照)。受光可能な入射角が60°未満であると、受信部71の受光範囲が狭くなるため、通信の際に送信側の送信側の送信部72と受信側の受信部71とを、相当程度の正確さで向い合わせにしなければ通信できない状態となり不便だからである。他方、受光可能な入射角が80°を越えると、太陽光等の外光がフォトダイオードに入射しやすくなり、フォトダイオードの出力が飽和して通信ノイズが発生し、耳障りな音が受信者に聞こえる場合があるからである。
フォトダイオードの受光可能な入射角の調整は、例えば、受信部26に偏光フィルタを取り付けたり、受信部71の周りにカバーを取り付け、適宜に影を作ったりすることで調整することができる。また、フォトダイオードには、チップ型、密封型、砲弾型などがあるが、砲弾型を使用すると一般に外光の入射による通信ノイズが生じ難く好ましい。
本発明に用いるフォトダイオードとしては、一般的な可視光の検出に用いられる受光感度が0.57〜0.63A/Wのものを使用することができる。なお、受光感度が高いフォトダイオードを使用する場合には、あらゆる外光を誤感知して通信ノイズが発生し易くなるので、受信部71に偏光フィルタを取り付けたり、カバーを取り付け、適宜に影を作ったりし、外光の入射をなるべく防ぐようにすればよい。
図3は、通報情報送信装置11の内部の構造をブロック図にしたものである。操作部21が操作されるとデータを通信制御部31に伝達する。また、誤動作防止部22も操作されると通信制御部31に信号を伝達する。通信制御部31は、PIC(Peripheral Interface Controller)等の集積回路を用いて構成することが出来る。
通信制御部31内のアンプ部34は受信した信号を増幅する。アンプ部34は、増幅された信号を、処理・合成・変調部35に送る。処理・合成・変調部35は、操作部21が操作されたことによる信号が入力された場合、図4に示すフローチャートに従って、データを処理する。
図4は、通信制御部31の情報処理のフローチャートを示す(操作部21が操作された場合のフロー)。操作部が操作されると、処理・合成・変調部35は信号を受け取る(42)。操作信号が複数ある場合には、この段階で信号の種類が識別される。回路上のチャンネルで識別しても良いし、処理・合成・変調部35が信号をソフトウェアで識別することによって行っても良い。
操作部からの操作信号である場合には、通信制御部31は操作信号を受け取り(42)、誤動作防止部からの信号を受け取ったかどうかを確認する(44)。43で誤動作防止部からの信号を受け入れる。誤動作防止部からの信号が入力されていない場合には、指定時間経過後に終了することが出来る。
誤動作防止部からの信号を受け取っている場合は、操作部からの信号の種類に対応したメッセージ信号をメッセージ記憶部32から取得する(45)。その後、処理・合成・変調部35は、搬送波生成部33から搬送波を取り出し、搬送波とメッセージ信号を合成し、変調する(46)。変調は、パルス変調を含む。
なお、メッセージ信号は、通報したい内容によって異なる場合がある。例えば、「水中事故発生、でケガをしました。現在安全停止中」と通報する場合もあるし、「水中事故発生、圧外傷の可能性があります、現在安全停止中」と通報する場合もある。メッセージ記憶部32は、操作部に応じたメッセージ信号を記憶する。
メッセージ信号は、音声でもよいし、特定の音声やデータを特定するためのID(データ)でも良い。メッセージ信号が特定するためのIDの場合には、送信先のデータ処理装置13のデータ処理部82及び音声データ作成部83が協調して、IDに対応する音声を特定する。
その後、制御部36が送信部25を制御し、通報データを送信する(47)。
図5は、船の上で使用される通信装置の構成を示したものである。通報情報受信装置12は、データ処理装置13に接続される。また、前述の通り、通報情報受信装置12は、データ処理装置13は一体として構成しても良い。接続方式はBluetooth(登録商標)、WiFi(登録商標)等の無線でも良く、必ずしも有線である必要はない。
データ処理装置13は、外部通信装置14と接続される。接続方式は上記と同様に無線でも良く、必ずしも有線である必要はない。
図6は、通報情報受信装置の外装を示したものである。71は受信部であり、72は送信部である。73は発光部である。
送信部72は、音波又は超音波の場合は発振器等を、可視光、紫外線、赤外線の場合はLED等の発光素子を、マイクロ波又はラジオ波の場合には送信アンテナ等を用いることが出来る。受信部71は、音波又は超音波の場合はセンサーを、可視光、紫外線、赤外線の場合はCCDやフォトダイオードを、マイクロ波又はラジオ波の場合には受信アンテナ等を用いることができる。発光部73はLED等の発光素子を用いることができる。
送信部72がLEDから構成される場合、LEDから発せられる光の色温度は、4000〜10000Kであるが、さらに6000〜10000Kが好ましい。色温度が4000K未満だと黄色みを強く帯びた光となり水中における通信距離が短くなる。また10000Kを越えると青みを強く帯びた光となるため、通報情報受信装置を水中ライトと兼用する場合には、被照射物が本来の色調とは異なって見える場合があり、好ましくないからである。
また、LEDから発せられる光の光束(光源からある方向に放射されたすべての光の明るさ)は、550〜2000ルーメンが好ましい。550ルーメン未満だと、通信には適した明るさとはならず、2000ルーメンを越えると、水中では非常に眩しく感じられるようになり、例えば、ダイバー同士で通信する場合に受光側のダイバーの目に入射すると、しばらく残像が残りその間の視力が低下して危険であり、また、通報情報受信装置を水中ライトと兼用する場合には、被照射物が本来の色調とは異なって見える場合があり、好ましくないためである。
LEDから発せられる光の色温度を調整するには、色温度変換フィルタを用いたり、青色発光LEDに赤色及び緑色発光LEDを適宜組み合わせたりすることにより調整することができる。また、LEDから発せられる光の光束を調整するには、送信部72に配設するLED数を増減したり、LEDを仕様の異なるものと交換したりすることにより行うことができる。
送信部72がLEDの場合には、通報情報送信装置11の受信部26は、受光センサとしてフォトダイオードを配設する。フォトダイオードへの受光可能な入射角は、最大60°〜80°としてあることが好ましい。ここで入射角とは、光の入射方向とフォトダイオードの受光面の垂線との間の角度のことである。受光可能な入射角が60°未満であると、受信部26の受光範囲が狭くなるため、通信の際に送信側の送信側の送信部72と受信側の受信部26とを、相当程度の正確さで向い合わせにしなければ通信できない状態となり不便だからである。他方、受光可能な入射角が80°を越えると、太陽光等の外光がフォトダイオードに入射しやすくなり、フォトダイオードの出力が飽和して通信ノイズが発生し、耳障りな音が受信者に聞こえる場合があるからである。
フォトダイオードの受光可能な入射角の調整は、例えば、受信部26に偏光フィルタを取り付けたり、受信部26の周りにカバーを取り付け、適宜に影を作ったりすることで調整することができる。また、フォトダイオードには、チップ型、密封型、砲弾型などがあるが、砲弾型を使用すると一般に外光の入射による通信ノイズが生じ難く好ましい。
本発明に用いるフォトダイオードとしては、一般的な可視光の検出に用いられる受光感度が0.57〜0.63A/Wのものを使用することができる。なお、受光感度が高いフォトダイオードを使用する場合には、あらゆる外光を誤感知して通信ノイズが発生し易くなるので、受信部26に偏光フィルタを取り付けたり、カバーを取り付け、適宜に影を作ったりし、外光の入射をなるべく防ぐようにすればよい。
図7は、通報情報受信装置12、データ処理装置13及び外部通信装置14の情報処理を表すブロック図である。受信部27で受信された信号は、アンプ部29で増幅される。データ処理部82は、搬送波から信号を取り出す。信号がメッセージ信号である場合には、メッセージ信号の内容を識別する。
音声データ作成部83は、メッセージ信号の内容に応じた音声データを作成する。外部通信制御機部84を通じて、外部通信機器14に引き渡す音声データである。なお、音声データ作成部83は記憶部を有し、記憶しているメッセージのいずれかを選択する事も出来る。
外部通信機器制御部84は、音声データを音声データ作成部83から受け取る。外部通信機器14は携帯電話を含む。外部通信機器制御部32は、外部通信機器に緊急通報番号と発信命令を受け渡す。外部通信機器は、これらに従って緊急通報を行う。
外部通信制御部84は、外部通信機器14の受信した音声データを分析し、呼び出し中、通話中、通話終了を判定する。外部通信制御部84は、通話状態となったことを判定し、音声データを外部通信機器に引き渡す。音声データは、先述の通り、例えば、「水中事故発生、でケガをしました。現在安全停止中」、「水中事故発生、圧外傷の可能性があります、現在安全停止中」等である。
なお、外部機器で携帯電話を操作して発信する方法は携帯電話端子の仕様が公開されており、それらに従って容易に実施できる。例えば、NTTドコモ(登録商標)の携帯電話を操作する場合の仕様が公開されている。
http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/document/foma/foma6.pdf
また、外部通信機器が携帯電話の場合には、通報することによって、GPSによる位置情報が通報先に伝達される。
<多重化>
通報情報受信装置12の受信部71、データ処理装置13のアンプ部81、データ処理部82及び音声データ作成部83は多重化しても良い。多重化とは、同機能を有する装置を複数稼働させておくことである。多重化した場合、全ての通報情報受信装置の受信部で通報情報送信装置から信号を受信する。その後のアンプ部、データ処理部、音声データ作成部を経由して外部通信機器制御部までの情報の流れは上記と同じである。
外部通信機器制御部32は、複数あるうちの一系統から信号を受信した場合に、外部通信機器に緊急通報番号と発信命令を受け渡す。外部通信機器は、これらに従って緊急通報を行う。
<潜水者が通報されたことを確認する方法>
潜水者が、操作部を操作した後、実際に通報されたことを確認するためには、(1)通報情報受信装置12の発光部73を発光(点滅を含む)させる方法、(2)通報情報送信装置11の発光部27を発光(点滅を含む)させる方法がある。いずれも、潜水者が目視で確認できるようにするためである。
(1)通報情報受信装置12の発光部73を発光(点滅を含む)させる方法
外部通信制御部84は、外部通信機器への音声データの引き渡しが終了したり、外部通信機器から通話終了データを受信したりすると、データ処理部85に終了データを引き渡す。データ処理部85は、終了データを受け取る。データ処理部85は終了データを識別し、発光部73を発光させる。
(2)通報情報送信装置11の発光部27を発光(点滅を含む)させる方法
外部通信制御部84は、外部通信機器への音声データの引き渡しが終了したり、外部通信機器から通話終了データを受信したりすると、データ処理部85に終了データを引き渡す。データ処理部85は、終了データを受け取る。データ処理部85は、発光部27を発光させるための信号(発光信号)を生成し、処理・合成・変調部87に引き渡す。処理・合成・変調部87は、搬送波生成部86から搬送波を取得して、発光信号を合成、変調する。制御部88は変調後の信号を、処理・合成・変調部87から受け取って送信部を制御して送信する。
送信された発光信号は、図3の受信部26で受信された後、アンプ部38で増幅される。復調・変換部37は、増幅後の信号を復調し、発光信号であると判別する。発行信号であると判別した場合には、制御部39にデータを送信し、受け取った制御部は発光部27を発光させる。
<B>通話する場合
以上が、水中から潜水者がその状態に応じて操作部を通して通報する場合である。本発明では、水中から通報先につなげ、通話することも可能である。以下では、その構成について説明する。
潜水者は、図2の通報情報送信装置11の通話開始部28を操作する。通話開始部28からの入力信号はアンプ部34で増幅され、処理・合成・変調部35に送られる。処理・合成・変調部35は通話開始信号であることを識別し、搬送波生成部33から受け取った搬送波と通話開始信号を合成して変調する。制御部36は、変調後の信号を処理・合成・変調部35から受信してそれに従って送信部25を通じて通話開始信号を送信する。
通報情報受信装置12は、受信部71で通話開始信号を受信する。通話開始信号はアンプ部81で増幅され、データ処理部82に引き渡される。データ処理部82は、通話開始信号を復調し、通話開始データを生成する。データ処理部82は通話開始データを外部通信制御部84に引き渡し、外部通信制御部84は外部通信機器を制御して緊急通報先に通報する。
潜水者からの音声は、潜水者の装着するヘッドセット23に備えたマイクロフォンから入出力部24を通じて入力される。 マイクロフォンは、ダイバーが発声した音声を採取し、その音声を電気信号に変換して出力する。マイクロフォンには、圧電式などを用いることができる。アンプ部34に入力されて増幅され、処理・合成・変調部35で音声信号と識別される。処理・合成・変調部35は、搬送波生成部33から受け取った搬送波と音声信号を合成して変調する。制御部36は、変調後の信号を処理・合成・変調部35から受信してそれに従って送信部25を通じて音声信号を送信する。
通報情報受信装置12は、受信部71で通話開始信号を受信する。通話開始信号はアンプ部81で増幅され、データ処理部82に引き渡される。データ処理部82は、音声信号を復調する。データ処理部82は復調された音声信号を外部通信制御部84に引き渡し、外部通信制御部84は外部通信機器を制御して音声情報を入力する。
通報先からの音声データの流れについて説明する。通話確立後、外部通信機器14は通報先からの音声データを受信して外部通信機器制御部84に引き渡す。外部通信制御部は、音声データであることを識別し、処理・合成・変調部87に音声データを引き渡す。処理・合成・変調部87は、搬送波生成部86から搬送波を取得して、合成して変調する。処理・合成・変調部87は変調後の信号を制御部86に引き渡し、制御部86は送信部72を通じて送信する。
送信された音声信号は、通報情報送信装置11の受信部26によって受信される。アンプ部38は受信された音声信号を増幅する。増幅された音声信号は復調・変換部37で音声信号のみが取り出され、入出力部24に送られる。入出力部24に送信されたデータは、ヘッドセット23のイヤホン等で音声に変換される。
11 通報情報送信装置
12 通報情報受信装置
13 データ処理装置
14 外部通信機器
15 船舶
16 水面
21 操作部
22 誤動作防止部
23 ヘッドセット
24 入出力部
25 送信部
26 受信部
27 電灯部
31 通信制御部
32 メッセージ記憶部
33 搬送波生成部
34 アンプ部
35 処理・合成・変調部
36 制御部
37 復調・変換部
38 アンプ部
39 制御部
41 フロー 開始
42 フロー操作部からの信号を受け取り
43 フロー 誤動作防止部からの信号を受け取り
44 フロー 誤動作防止部からのデータを受け取ったか
45 フロー メッセージ記憶部32から対応するデータを読み出し
46 フロー 搬送波と対応データ信号の合成・変調
47 フロー 送信
48 フロー 終了
71 受信部
72 発信部
73 電灯部
81 アンプ部
82 データ読み取り部
83 音声データ作成部
84 外部通信機器制御部
85 データ処理部
86 搬送波生成部
87 処理・合成・変調部
88 制御部

Claims (6)

  1. 通報情報送信手段を備える水中通報情報送信装置と、
    水中通報情報送信装置から送信された情報の受信手段、及び受信情報を外部通信機器に送信する手段を備える通報情報受信装置と、
    からなる緊急通報装置。
  2. 前記水中通報情報送信装置は、一つ以上の操作手段、誤動作防止手段、両手段の操作に応じた情報を送信する送信手段を有する請求項1に記載の緊急通報装置。
  3. 前記通報情報送信装置には情報受信手段を備え、
    前記通報情報受信装置には情報送信手段を備え、
    通報情報送信装置及び通報情報受信装置の少なくとも一方に発光手段を備え、
    通報情報受信装置は外部通信機器から送信完了データ受信手段を備え、
    送信完了データ受信時に通報情報受信装置の発光手段を発光させる手段及び送信完了データ受信時に通報情報送信装置の発光手段を発光させる手段の少なくとも一方を備える請求項1乃至2に記載の緊急通報装置。
  4. 前記通報情報送信装置は二以上の受信手段を備え、
    いずれか一つの受信手段が情報を受信した場合に外部通信機器に通報情報を送信する手段を備える通報情報受信装置、
    を備える請求項1乃至3に記載の緊急通報装置。
  5. 前記通報情報送信装置の情報送信手段及び通報情報受信装置の受信手段は可視光による通信手段を有し、色温度が4000〜10000Kに調光されたことを特徴とする請求項1乃至4に記載の緊急通報装置。
  6. 前記水中通報情報送信装置が音声の入出力手段、入力された音声を変調する手段、情報受信手段、及び受信した音声信号を復調して出力する手段を備え、
    前記通報情報受信装置が、外部通信機器との音声の入出力手段、外部通信機器からの音声情報を変調する手段、情報送信手段、及び水中通報情報送信装置からの音声情報を外部通信機器に送信する手段、
    を備える請求項1乃至5に記載の緊急通報装置。

JP2012083602A 2012-04-02 2012-04-02 緊急通報システム Pending JP2013214179A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012083602A JP2013214179A (ja) 2012-04-02 2012-04-02 緊急通報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012083602A JP2013214179A (ja) 2012-04-02 2012-04-02 緊急通報システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013214179A true JP2013214179A (ja) 2013-10-17

Family

ID=49587461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012083602A Pending JP2013214179A (ja) 2012-04-02 2012-04-02 緊急通報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013214179A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04312035A (ja) * 1991-04-11 1992-11-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 水中通信方法
JP2003040193A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Towa Denki Seisakusho:Kk 水難救助支援システム
JP2004145574A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Noboru Nomura ライフセービングシステム
JP2005020422A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 水中無線通信システムおよび光信号送信装置、光信号受信装置
JP2008199413A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Fuji Kogyo Kk 無線中継装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04312035A (ja) * 1991-04-11 1992-11-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 水中通信方法
JP2003040193A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Towa Denki Seisakusho:Kk 水難救助支援システム
JP2004145574A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Noboru Nomura ライフセービングシステム
JP2005020422A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 水中無線通信システムおよび光信号送信装置、光信号受信装置
JP2008199413A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Fuji Kogyo Kk 無線中継装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5866703B2 (ja) 可視光通信方法及び可視光通信装置
KR101141663B1 (ko) 가시광을 이용한 수중 통신 장치 및 방법
KR20170058731A (ko) 가시광의 디밍 제어를 통한 수중 통신 장치
MX2016003491A (es) Sistema y metodo de proteccion de personas y de propiedades.
US20090213697A1 (en) Wireless communication system, transmitting device, receiving device and information processing apparatus
US9324217B2 (en) System for transmitting an alert
JP2017215915A (ja) トランシーバを用いた騒音環境下作業者間安全システム,作業者間安全装置および該装置を用いた情報伝達方法
JP4829810B2 (ja) 無線中継装置
KR101814171B1 (ko) 음성인식을 이용한 비상전화 시스템
CN104485996A (zh) 一种基于可见光通信的全向语音通信收发系统设计及应用方法
JP2005020422A (ja) 水中無線通信システムおよび光信号送信装置、光信号受信装置
US11297409B2 (en) Remote speaker microphone unit for use with headset
JP2013214179A (ja) 緊急通報システム
US20220038190A1 (en) Underwater communication using electronic devices
JP2009200772A (ja) 水中通信装置および水中通信システム
KR20130030970A (ko) 수중 데이터 통신 단말 장치 및 수중 데이터 통신 방법
JPH04312035A (ja) 水中通信方法
JP5849758B2 (ja) 通信装置、状態通知方法
KR101197028B1 (ko) 무선 음성인식 시스템 및 방법
JP6120206B2 (ja) 音響コードの符号化・復号化装置および音響コードの符号化・復号化方法
KR200315164Y1 (ko) 이동통신단말기의 착신 알림 시스템
JP3813068B2 (ja) 位置検出システム、及び携帯電話端末
KR20120131701A (ko) 청각장애인 보호 시스템
JPH04258030A (ja) 移動体通信システム
JP5894817B2 (ja) 移動局無線機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150401

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160419

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160617

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161115