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JP2013213894A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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JP2013213894A JP2012083521A JP2012083521A JP2013213894A JP 2013213894 A JP2013213894 A JP 2013213894A JP 2012083521 A JP2012083521 A JP 2012083521A JP 2012083521 A JP2012083521 A JP 2012083521A JP 2013213894 A JP2013213894 A JP 2013213894A
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Abstract

【課題】透明トナー層が形成された用紙同士の張り付きを防止する。
【解決手段】 透明トナーを供給する透明トナー供給部と、その透明トナー供給部から供給された透明トナーを用紙に転写する転写部と、その転写部から搬送される用紙に透明トナーを定着させる定着部と、シート状部材の分離シートを供給する分離シート供給部と、制御部とを備える。そして、制御部の制御によって、定着部から搬送される用紙と分離シート供給部から供給される分離シートを、交互に排出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電子写真方式等により形成された画像上に、光沢を付与するために用いられる無色透明のトナー(透明トナーもしくはクリアトナーと呼ばれる)を用いて透明トナー層を形成する画像形成装置及び画像形成システムに関する。
写真画像やポスター等に代表されるプリント画像は、従来からの銀塩写真方式やグラビヤ印刷等の印刷方式に加え、最近ではインクジェット装置や電子写真方式の画像形成装置でも作製されている。
電子写真方式では、例えば複数の感光体ドラム上にトナー像を形成(現像)し、形成したそれぞれのトナー像を中間転写体に1次転写して重ね合わせ、中間転写体に形成したトナー像を転写材(用紙)に2次転写する。そして、定着装置を用いて、2次転写したトナー像を用紙に定着させる。このような手順等によりフルカラー画像形成を可能にしている。
一般にポスターや写真画像等では、光沢のある画像が求められることが多いが、例えばトナーを用いて写真画像を形成すると、画像上に光沢ムラが生じることがある。画像上の光沢ムラをなくすための技術として、クリアトナーあるいは透明トナーとも呼ばれる通常の着色トナーより着色剤成分を抜いた構成からなるトナーを用いて画像形成を行う技術が開発されている。
例えば、光沢付与装置を用いて、画像形成装置により形成された画像上に透明トナー層を形成して光沢を有する画像を提供できる様にした技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
図9を参照して、従来の画像形成装置と光沢付与装置を利用した光沢付与システムの概要を説明する。
画像形成装置201は、電子写真方式により用紙に画像を形成する一般的な画像形成装置の一例である。画像形成装置201は、例えばイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の4色のトナー像を形成するために、4つの画像形成ユニット5Y,5M,5C,5K(画像形成部5)を備えている。また、光沢付与に用いられる例えば透明樹脂よりなる透明トナーを供給する透明トナー供給部5Sを備える。さらに、画像形成装置201は、中間転写ベルト6と、2次転写部7と、定着部8を有する。
一方、光沢付与装置220は、例えば一対の加熱ローラ22及び加圧ローラ23(加熱加圧装置)と、ベルト部材24と、冷却ファン25,26と、複数の搬送ローラを備えている。光沢付与装置220は、透明トナーが転写及び仮定着された用紙上の透明トナー層を再溶融し、これを平滑面で冷却することにより用紙に光沢を付与する。仮定着とは、光沢が付与される前(光沢仕上げ処理が行われる前)の用紙に透明トナーが定着された状態をいう。
上述した構成を備える従来の光沢付与システムを用いた光沢付与の流れを説明する。
まず、ユーザが画像形成装置201の手差部4に、画像が形成されている用紙P0を積層して配置する。光沢付与処理(透明トナー層仮定着処理)が開始されると、手差部4に積層されている用紙P0が転写位置へ順次送られる。そして、透明トナー供給部5Sから供給された透明トナーを用いて透明トナー像が現像され、その後、中間転写ベルト6と2次転写部7により用紙P0の表面に転写され、用紙P0の表面に透明トナー層が形成される。透明トナー層が形成された用紙P0は定着部8に送られ、定着部8で透明トナー層の仮定着が行われた後、透明トナー層が仮定着された用紙P1が排出部9へ排出される。この段階では、透明トナー層が仮定着された用紙P1の表面は、いわゆる光沢のないマットな状態である。
その後、ユーザが光沢付与装置220の手差部21に、用紙P1を積層して配置する。光沢付与処理(光沢仕上げ処理)が開始されると、手差部21に積層されている用紙P1が加熱加圧位置へ順次送られる。そして、一対の加熱ローラ22及び加圧ローラ23により用紙P1表面に仮定着された透明トナー層が加熱及び加圧され、再溶融される。次に、用紙P1は、溶融した透明トナー層が平滑性の高いベルト部材24表面に接触した状態で搬送され、用紙P1の溶融した透明トナー層が冷却ファン25,26により冷却される。その後、透明トナー層が固着した用紙P2が排出部29へ排出される。このような処理を経て、透明トナー層の平滑性が上がることにより用紙P2の表面に光沢が生じる。
特開2010−186122号公報
上記のような工程を経て用紙に光沢を付与する光沢付与システムであるが、画像形成装置201から排出した、透明トナー層が形成されている用紙P1同士が張り付きやすいということがある。用紙P1同士が張り付いてしまうと、例えば、次工程の光沢付与装置220や後処理装置において用紙P1を一枚ずつ捌いて搬送することが困難となるなどの不都合がある。この原因として、以下のことが挙げられる。
(1)透明トナーは着色成分が抜かれているために、着色成分として用いられる金属成分(例えば、炭素や亜鉛など)もほとんどなくなる。そのため、画像形成装置において転写時に用紙に形成した透明トナー層に電荷が留まりやすくなり、静電気が発生する。そして静電気の作用によって透明トナー層が仮定着された用紙同士が張り付きやすくなってしまう。
(2)また、通常、透明トナーの材料には透明樹脂が用いられるが、その絶縁性のために、用紙に形成した透明トナー層に電荷が留まりやすい。結果として、静電気が発生し、透明トナー層が仮定着された用紙同士が張り付きやすくなってしまう。
(3)さらに、光沢付与の用途としては、例えばポスターやフォトブック(個人向け写真集製作サービスの総称)などがあるが、通常の印刷と比較して厚紙が用いられることが多い。厚紙の場合、紙中を電荷が通り抜けにくく、かつその厚みによって電荷を溜められる容積が大きくなるので、用紙に電荷が残存する一因となる。
以上の状況から、透明トナー層が形成された用紙同士の張り付きを防止することが望まれている。
本発明の一側面の画像形成装置は、透明トナーを供給する透明トナー供給部と、該透明トナー供給部から供給された透明トナーを用紙に転写する転写部と、該転写部から搬送される用紙に透明トナーを仮定着させる定着部と、シート状部材からなる分離シートを供給する分離シート供給部と、定着部から搬送される用紙と分離シート供給部から供給される分離シートを、交互に排出すべく制御を行う制御部と、を備える。
本発明の一側面の画像形成装置によれば、透明トナー層が仮定着された用紙と分離シートが互い違いとなるよう搬送路上の用紙間に分離シートが挿入され、それにより、排出部へ排出されたときに用紙と分離シートが交互に積層される。
本発明によれば、排出後の用紙と用紙の間に分離シートが介在するため、透明トナー層が形成された用紙同士の張り付きを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る、画像形成装置と光沢付与装置を利用した光沢付与システムの概要を示す説明図である。 画像形成装置の制御系を示すブロック図である。 図2に示した画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 透明トナー層が枠状のパターンである場合の例を示す説明図である。 透明トナー層が通紙方向に線状に延在するパターンである場合の例を示す説明図である。 透明トナー層が部分的にまとまった形状(面積)を有するパターンである場合の例を示している。 分離シートの一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る、画像形成装置と光沢付与装置から構成された画像形成システムの一例を示す概略構成図である。 従来の画像形成装置と光沢付与装置を利用した光沢付与システムの概要を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態の例(以下、実施形態例とも称す)について、添付図面を参照しながら説明する。説明は下記の順序で行う。なお、各図において共通の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
1.第1の実施形態(用紙間に分離シートを挿入し、排出する例)
2.第2の実施形態(用紙間に分離シートを挿入し、光沢仕上げ処理を経て排出する例)
3.その他(各種の変形例)
<1.第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態例に係る画像形成装置について説明する。第1の実施形態例に係る画像形成装置は、通常の用紙収納部と別に分離シート収納部を備え、この分離シート収納部に収納されている分離シートを所定の条件下で適宜供給する。
[画像形成装置と光沢付与装置を利用した光沢付与システムの概要]
図1は、本発明の第1の実施形態例に係る、画像形成装置と光沢付与装置を利用した光沢付与システムの概要を示す説明図である。図1では、画像形成装置の構成のうち、主に本発明の説明に必要と考えられる部分を抽出して記載している。
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、例えば用紙収納部2Aと、画像形成部5と、中間転写ベルト6と、2次転写部7と、定着部8を有する。画像形成部5は、例えばイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の4色のトナー像を形成するために、4つの画像形成ユニット5Y,5M,5C,5Kを備えている。
また、画像形成部5の上方には、光沢付与に用いられる例えば透明樹脂よりなる透明トナーを供給する透明トナー供給部5Sを備える。透明トナーは、一般に着色トナーから着色剤成分(金属成分)を抜いているため、絶縁性の性質又は導電性が弱いという性質を持つ。さらに、画像形成装置1の下部には、通常の用紙収納部2Aの他に、分離シートを収納する分離シート収納部2Bと、分離シート供給部3Bを備える。ここでは、用紙収納部2Aに収納された用紙を給紙するための給紙部の記載を省略している。
分離シートは、透明トナー層が仮定着された用紙同士が排出後に張り付くことを防止する目的で、排出後に透明トナー層が仮定着された用紙と分離シートが交互に積層されるよう、用紙間に挿入され用紙と交互に排出される。分離シートには、シート状部材が用いられ、透明トナー層に電荷が留まることを防止する観点から導電性シートであることが望ましい。用紙間への分離シートの挿入等について詳細は後述する。なお、本明細書では、用紙同士が張り付こうとする力のことを吸着力と称することがある。
また、画像形成装置1の任意の場所、例えば2次転写部7の近傍に環境センサ33が設置されている。
環境センサ33は、一例として温度を測定する温度計と湿度を測定する湿度計の機能を備え、所定のタイミング又は指示に応じて測定を行い、測定した温度及び湿度の情報を出力する。環境センサ33は、例えば2次転写部7の近傍や、該2次転写部7から排出部29の間の搬送経路の近くに設置することが好ましい。
なお、本実施形態に係る画像形成装置1の構成は、分離シート収納部2Bと、分離シートのための分離シート供給部3Bを除いて、周知の構成であるから簡単に説明したが、より詳細には、例えば、特開2010−186122号公報を参照されたい。
一方、光沢付与装置20は、例えば一対の加熱ローラ22及び加圧ローラ23(加熱加圧装置)と、ベルト部材24と、冷却ファン25,26と、複数の搬送ローラを備えている。また、光沢付与装置20は、分離シート検出部27と、分離シート除去部28を備えている。
分離シート検出部27は、搬送路近傍に配置されて、搬送路を搬送されている分離シートを検出する。分離シート検出部27としては、光学センサや超音波センサなどが用いられる。あるいは、分離シート検出部24に画像センサ(カメラ)を用い、画像センサで撮影した画像に画像処理技術を適用し、分離シートを検出するようにしてもよい。
分離シート除去部28は、搬送路を搬送されている分離シートを搬送路から除去する。除去方法としては、一例として、後述する分離シートに設けられた孔に、分離シート除去部28の図示しない挿入部を挿入し、分離シートを挿入部で引っ掛けるようにして該分離シートを搬送路から除去する。
なお、本実施形態に係る光沢付与装置20の構成は、分離シート検出部27と、分離シート除去部28を除いて、周知の構成であるから簡単に説明したが、より詳細には、例えば、特開2010−186122号公報を参照されたい。
[光沢付与システムにおける光沢付与の流れ]
まず、ユーザが画像形成装置1の手差部4に、画像が形成されている用紙P0を積層して配置する。光沢付与処理(透明トナー層仮定着処理)が開始されると、手差部4に積層されている用紙P0が搬送路11を経由し転写位置へ順次送られる。
一方、透明トナー供給部5Sが有する感光体(図示略)を帯電させると共に原稿画像に合わせて電荷を消去して露光し、感光体に静電潜像を形成する。この感光体の静電潜像に現像部を用いて透明トナーを付着させ、透明トナー像を形成する。
そして、感光体に付着した透明トナーを中間転写ベルト6に転写(1次転写)して、中間転写ベルト6に付着した透明トナーを、2次転写部7により画像が形成されている用紙P0に転写(2次転写)する。
表面に透明トナー層が形成された用紙P0は定着部8に送られ、定着部8で透明トナー層の仮定着が行われた後、透明トナー層が仮定着された用紙P1が排出部9へ排出される。この段階では、透明トナー層が仮定着された用紙P1の表面は、光沢のない所謂マットな状態である。
上述の用紙P0への透明トナー層の形成及び仮定着の処理と同期して、分離シート収納部2Bに収納された分離シートSが分離シート供給部3Bにより供給される。図1では分離シートSを搬送する搬送路12と用紙を搬送する搬送路11は、搬送部32の手前(上流側)で合流している。そのため、供給された分離シートSは、搬送路12から搬送路11に合流して搬送部32へと搬送される。このとき、用紙P0と分離シートSが互い違いとなるよう搬送路11上の用紙P0間に分離シートSが挿入され、それにより、用紙P1と分離シートSが排出部9へ排出されたときに、用紙P1と分離シートSが交互に積層される。
その後、ユーザが光沢付与装置20の手差部21に、紙間に分離シートSが挿入された用紙P1を配置する。光沢付与処理(光沢仕上げ処理)が開始されると、手差部21に交互に積層されている用紙P1と分離シートSが加熱加圧位置へ順次送られる。そして、一対の加熱ローラ22及び加圧ローラ23により、用紙P1表面に仮定着された透明トナー層が加熱及び加圧され、再溶融される。次に、用紙P1は、その溶融した透明トナー層が平滑性の高いベルト部材24表面に接触した状態で搬送され、冷却ファン25,26により用紙P1の溶融した透明トナー層が冷却される。その後、透明トナー層が固着した用紙P2が排出部29へ排出される。このような処理を経て、透明トナー層の平滑性が上がることにより用紙P2の表面に光沢が生じる。
一方、光沢付与装置20内部に搬送された分離シートSは、分離シート検出部27により検出される。CPU101は、分離シート検出部27によって分離シートSが検出されると、分離シート除去部28を動作させて分離シートSを搬送路から除去する。
なお、図1では、分離シートSを搬送する搬送路12と用紙を搬送する搬送路11が、搬送部32より手前で合流する例を記載したが、この例に限られない。画像形成装置内の任意の場所で、用紙P0と分離シートSが互い違いとなるよう搬送路上の用紙P0間に分離シートSを挿入し、最終的に、排出部9へ排出された用紙P1と分離シートSが交互に積層されればよい。あるいは、画像形成装置内で搬送路上の用紙P0間に分離シートSを挿入することなく、単に、排出部9へ用紙P1と分離シートSを別個の搬送路から交互に排出するだけでもよい。
[画像形成装置のハードウェア構成例]
次に、本例の画像形成装置1の各部のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置1は、例えばCPU(中央演算処理装置)101と、CPU101が実行するプログラムやデータ等を記憶するためのROM(Read Only Memory)102とを有する。ROM102に保存されるデータには、例えば透明トナーが供給された用紙間で一定以上の吸着力が作用すると想定される所定の条件(閾値)や、画像形成の際の1次転写出力及び2次転写出力の値などがある。なお、ROM102としては、例えば、通常電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。
また、画像形成装置1は、CPU101の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)103と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)104と、操作表示部105を有する。
CPU101は、条件判定部及び制御部の一例であり、分離シート供給の要否判定、分離シート供給の制御の他、装置全体を制御する。このCPU101は、ROM102、RAM103、HDD104及び操作表示部105にそれぞれシステムバス107を介して接続されている。また、CPU101は、画像読取部31、画像処理部106、画像形成部5、透明トナー供給部5S、分離シート供給部3B、搬送部32、2次転写部7、環境センサ33にシステムバス107を介して接続されている。
HDD104は、画像読取部31で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする大容量記憶装置である。
操作表示部105は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイとタッチセンサ(操作部の一例)からなるタッチパネルである。この操作表示部105は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部105は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて入力信号を出力する。
画像読取部31は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。画像読取部31によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例を示すPC(Personal Computer)120から送信される画像データは、画像処理部106に送られ、画像処理される。画像処理部106は、受信した画像データに対してアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮等の処理を行う。
画像形成部5は、画像処理部106によって画像処理された画像データを受け取り、用紙上に画像を形成する。
分離シート供給部3Bは、CPU101の指令に基づいて、分離シート収納部2Bに収納されている分離シートを搬送路12へ供給する。
2次転写部7は、ROM102に保存された2次転写時のバイアス(2次転写出力)の値、もしくはCPU101から指示される値に基づいて、2次転写を行う。
なお、本例では、外部装置としてパーソナルコンピュータを適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置としては、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を適用することができる。
[画像形成装置の動作例]
次に、画像形成装置1の動作例を説明する。
上述した分離シートの供給及び透明トナー層が仮定着された印刷物との交互排出は、CPU101(条件判定部)が、透明トナーが仮定着された用紙間に一定以上の吸着力が作用すると想定される所定の条件を満たすと判定した場合に実行される。
図3は、画像形成装置1の動作例を示すフローチャートである。
まずCPU101は、光沢付与処理(透明トナー層仮定着処理)が開始されると、印刷設定の内容が、透明トナー層を用紙の両面に形成する印刷設定であるかどうかを判定する(ステップS1)。印刷設定が両面印刷である場合は、ステップS6へ移行する。
片面にのみ透明トナー層を形成した用紙を積載した場合、2つの用紙の対向する面のうち一方にのみ残存電荷が存在する。しかし、用紙の両面に透明トナー層を形成した用紙を積載した場合には、2つの用紙の相対向する面の双方に残存電荷が存在する。それゆえ、用紙間における静電気による吸着力が大きくなり、用紙同士が張り付きやすくなる。
ステップS1の判定処理において両面印刷ではないと判定された場合、CPU101は、用紙に仮定着された透明トナー層による画像形成率が所定の閾値以上であるかどうかを判定する(ステップS2)。画像形成率が所定割合以上である、すなわち高画像形成率である場合は、ステップS6へ移行する。
ここで、画像形成率は、用紙の面積と、該用紙に定着された透明トナーにより形成される透明トナー層の面積との比である。用紙に仮定着された透明トナー層による画像形成率が高いほど、用紙表面に多くの透明トナー層が存在し、留まる電荷の数も多くなりやすい。それゆえ、用紙間における静電気による吸着力が大きくなり、用紙同士が張り付きやすくなる。
ステップS2の判定処理において画像形成率が閾値以上ではないと判定された場合、CPU101は、透明トナー層が所定の画像形成パターンであるかどうかを判定する(ステップS3)。透明トナー層が所定の画像形成パターンに合致する場合は、ステップS6へ移行する。
透明トナー層が所定の画像形成パターンである場合、画像形成パターンによっては透明トナー層の面積が大きくなるので、溜まる電荷も多くなりやすい。それゆえ、用紙間における静電気による吸着力が大きくなり、用紙同士が張り付きやすくなる。また、画像形成パターンの形態によっては積層された一方の用紙(透明トナー層)と他方の用紙(透明トナー層)の間に生じる摩擦力が大きくなるので、積載した用紙を捌きにくくなる。
ステップS3の判定処理において透明トナー層が所定の画像形成パターンではないと判定された場合、CPU101は、透明トナー層を形成する対象の用紙が所定坪量以上かどうかを判定する(ステップS4)。用紙が所定坪量以上である、すなわち厚紙である場合は、ステップS6へ移行する。
用紙が所定坪量以上(厚紙)である場合、紙中を電荷が通り抜けにくく、かつその厚みによって電荷を溜められる容積が大きくなるので、用紙に電荷が残存しやすい。それゆえ、用紙間における静電気による吸着力が大きくなり、用紙同士が張り付きやすくなる。また、用紙自体の重みが増すので、例えば用紙を積層した場合に、積載した用紙間に作用する摩擦力が大きくなり、積載した用紙を捌きにくくなる。
ステップS4の判定処理において用紙が所定坪量以上ではないと判定された場合、CPU101は、画像形成装置内部の湿度が閾値以下、すなわち低湿度であるかどうかを判定する(ステップS5)。湿度が閾値以下である、すなわち低湿度である場合は、ステップS6へ移行する。
低湿度である場合、よく知られているように、物体(例えば透明トナー層)に静電気が滞留しやすい。湿度を上げることにより、材料表面の吸着水分量が増すため、材料表面の電気伝導性が向上し、電荷漏洩の速度が早まるが、湿度が低いとその逆となる。それゆえ、用紙間における静電気による吸着力が大きくなり、用紙同士が張り付きやすくなる。
ステップS5の判定処理において湿度が閾値以下ではないと判定された場合、CPU101は、分離シートの供給を行わずに本フローチャートの処理を終了する。
一方、印刷設定が両面印刷である(ステップS1のYES)、画像形成率が所定割合以上である(ステップS2のYES)、透明トナー層が所定の画像形成パターンである(ステップS3のYES)、用紙が所定坪量以上である(ステップS4のYES)、湿度が閾値以下である(ステップS5のYES)、これらのいずれかの条件を満たす場合、CPU101は、操作表示部105に、分離シートの供給を行う分離シート挿入モードを適用するか否かをユーザに選択させるメニュー画面を表示する。ここで、ユーザが操作表示部105を操作して分離シート挿入モードを選択すると、CPU101は、操作表示部105から出力される入力信号を受信して分離シート挿入モードが選択されたと判定する(ステップS6)。
分離シート挿入モードが選択された場合、CPU101は、分離シート供給部3Bを制御して分離シート収納部2Bに収納された分離シートSを供給する(ステップS7)。
そして、CPU101は、供給した分離シートSが搬送路12を搬送され、搬送路11との合流点で搬送路11を搬送されている用紙P0間に挿入されるよう制御する。その結果、用紙P0と分離シートSが搬送路上で互い違いに配置されて交互に搬送され、排出部9へ排出されたときに交互に積層される。
なお、ステップS6の処理においてユーザが分離シート挿入モードを選択しなかった場合、CPU101は、分離シート挿入モードに切り替えず、分離シートSの供給をしない。あるいは、ステップS1〜S5のいずれかにおいてYESが選択された場合、CPU101は、分離シート挿入モードの選択を確認することなく、分離シートSを供給してもよい。
[透明トナー層のパターン例]
ここで、分離シートを供給するための条件の一つ(図3のステップS5)である、透明トナー層が所定の画像形成パターンに該当する場合の例を説明する。
図4は、透明トナー層が枠状のパターンである場合の例を示している。
本例では、用紙P1の表面に枠状の透明トナー層41が形成されている。まず枠状の場合、用紙の4辺近傍に枠線が形成されるので積載された用紙を捌きにくい。用紙の端に透明トナー層が形成されていると、用紙を捌きにくいことが経験的にわかっている。また、透明トナー層が枠状である場合、透明トナー層の面積もある程度に大きくなるため、透明トナー層が高画像形成率であるときと同様の効果が生じてしまう。以上の理由から、用紙上に透明トナー層が枠状に形成されている場合には、分離シートを供給することが望ましい。
図5は、透明トナー層が通紙方向に線状に延在するパターンである場合の例を示している。
本例では、用紙P1の表面に、通紙方向に線状に延在する3本の透明トナー層42a,42b,42cが形成されている。透明トナー層42aは用紙P1の左端近傍、透明トナー層42bは用紙の中央付近、透明トナー層42cは用紙P1の右端近傍に位置している。透明トナー層が線状に形成されていると、その線に沿う方向に対する摩擦力は大きくなる傾向がある。したがって、積層した一の用紙から他方の用紙を捌くときに、他方の用紙をずらす方向が線に沿う方向であると、摩擦力が大きく捌きにくい。以上の理由から、用紙上に透明トナー層が通紙方向に線状に延在して形成されている場合には、分離シートを供給することが望ましい。
なお、図4に示した枠状のパターンは、その一部が通紙方向に線状に延在しているから、本例に該当するパターン例の一つに含まれる。
図6は、透明トナー層が部分的にまとまった形状(面積)を有するパターンである場合の例を示している。
本例では、用紙P1の表面に、ある程度の大きさの4つの透明トナー層43a,43b,43c,43dが形成されている。透明トナー層43a,43bが用紙P1の上方において互いに斜めの位置に形成され、透明トナー層43c,43dが透明トナー層43a,43bの下方に形成されている。一つの透明トナー層がある程度の大きさ(面積)である場合、一つの透明トナー層で発生する静電気が大きくなり、さらに、ある程度の大きさの透明トナー層が複数存在すると、用紙全体に発生する静電気が大きくなる。そのため、用紙間における静電気による吸着力が大きくなり、用紙同士が張り付きやすくなる。以上の理由から、用紙上に透明トナー層が部分的にまとまった形状(面積)に形成されている場合には、分離シートを供給することが望ましい。
なお、図6の例では、透明トナー層43aと43c、透明トナー層43bと43dがそれぞれ通紙方向に沿って位置している。このように透明トナー層が点在している場合でも、それらが通紙方向に沿って存在しているから、図5例に該当するパターン例の一つに含まれる。
[分離シートの例]
図1を参照して説明したように、用紙間に挿入した分離シートを光沢付与工程もしくはその他の工程において除去することがある。このような場合を想定して、分離シートの好ましい形態の一例を説明する。
図7は、分離シートの一例を示す説明図である。
図7の例では、分離シートSの一部に2つの孔44−1,44−2が設けられている。孔44−1,44−2は、交互に積層された用紙P1から分離シートSを除去する際に利用される。図7に、排出されて分離シートSに積層した状態の用紙P1を示しているように、孔44−1,44−2は、分離シートSのうち上面視で用紙P1と重ならない領域に形成されている。
図1の光沢付与装置20では、透明トナーが仮定着された用紙P1に光沢を付与するより前に、分離シート除去部28が、分離シートSに設けた孔44−1,44−2を利用して、分離シートSを用紙P1間から除去している。
この例では、分離シートSが、用紙P1に対して通紙方向の上流側と下流側にはみ出るように形成しているが、少なくとも一部がはみ出ていればよい。上述したように、そのはみ出ている部分に孔を開け、その孔に分離シート除去部28の挿入部を挿入することにより分離シートSを引っ掛けて除去することができる。あるいは、例えば分離シート除去部に摘まみ部(図示略)を設け、そのはみ出ている部分をその摘まみ部で摘まむことによって分離シートSを除去するようにしてもよい。
上述した第1の実施形態によれば、透明トナー層が仮定着された用紙と分離シートが互い違いとなるよう搬送路上の用紙間に分離シートが挿入され、それにより、排出部へ排出されたときに用紙と分離シートが交互に積層される。すなわち、排出後の用紙と用紙の間には分離シートが介在している。それゆえ、透明トナー層が形成された用紙間に、該透明トナー層の残存電荷(静電気)により作用する吸着力が抑えられ、用紙同士が張り付くことを防止できる。
<2.第2の実施形態>
第2の実施形態は、第1の実施形態に係る画像形成装置と光沢付与装置を組み合わせて、画像形成システムを構成した例である。すなわち、本実施形態例では、画像形成装置おいて用紙間に分離シートを挿入して光沢付与装置へ供給し、光沢付与装置で光沢付与処理(光沢仕上げ処理)を経た後に用紙及び分離シートを排出する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る、画像形成装置と光沢付与装置から構成された画像形成システムの一例を示す概略構成図である。
本例の画像形成システム50は、画像形成装置1と、光沢付与装置20Aを備えて構成される。光沢付与装置20Aは、光沢付与装置20(図1)が備えていた手差部21、分離シート検出部27及び分離シート除去部28を備えていない点を除き、光沢付与装置20と同様の構成である。
以下、画像形成システム50における光沢付与の流れを説明する。
画像形成装置1による光沢付与処理(透明トナー層仮定着処理)は、第1の実施形態と同様である。ユーザが画像形成装置1の手差部4に、画像が形成されている用紙P0を積層して配置する。光沢付与処理(透明トナー層仮定着処理)が開始されると、手差部4に積層されている用紙P0が搬送路11を経由し転写位置へ順次送られる。画像形成装置1は、透明トナー像の現像、用紙P0への転写及び仮定着を行い、透明トナー層が仮定着された用紙P1を光沢付与装置20Aへ排出する。このとき、用紙P1間に一定以上の吸着力が作用すると想定される所定の条件を満たす場合、画像形成装置1は、搬送路11上を搬送される用紙P1間に分離シートSを挿入し、用紙P1と分離シートSを交互に排出する。
光沢付与装置20Aは、画像形成装置1から用紙P1と分離シートSを交互に供給されると、光沢付与処理(光沢仕上げ処理)を開始する。光沢付与装置20Aは、用紙P1表面に仮定着された透明トナー層を再溶融し、ベルト部材24表面で平滑性を上げつつ冷却を行い、用紙P1に透明トナー層を固着させる。そして、透明トナー層が固着した用紙P2を排出部29へ排出する。
このように、光沢付与装置20Aに対し画像形成装置1から用紙P1と分離シートSが交互に供給され、光沢付与装置20Aの光沢仕上げ処理を経て用紙P2と分離シートSがそのまま交互に排出される。そして、排出部29へ排出されたときに用紙P2と分離シートSが交互に積層される。
上述した第2の実施形態によれば、画像形成装置と連結している光沢付与装置に対し、画像形成装置から用紙と分離シートが交互に供給され、光沢付与装置は、光沢仕上げ処理後にそのまま用紙と分離シートを交互に排出し、積層する。したがって、透明トナー層が形成された用紙間において、該透明トナー層の残存電荷(静電気)により作用する吸着力が抑えられ、用紙同士が張り付くことを防止できる。それゆえ、光沢付与装置の次工程、例えば裁断処理や孔明け処理などの後処理において、透明トナー層が形成されている用紙を捌きやすくなり、後処理を正確に行うことができる。
<3.その他>
なお、上述した第2の実施形態では、光沢付与装置20Aにおいて分離シートSを除去せず、そのまま光沢仕上げ処理を経て用紙P2と分離シートSを交互に排出したが、この例に限られない。例えば、光沢付与装置20Aが分離シート検出部27と分離シート除去部28(図1参照)を備え、画像形成装置1から用紙P1及び分離シートSを供給された直後(光沢仕上げ処理前)に分離シートSを除去して、光沢仕上げ処理がなされた用紙P2のみ排出してもよい。または、光沢付与装置20Aにおいて、光沢仕上げ処理後から排出までの間に分離シートSを除去してもよい。
また、上述した第1の実施形態に係る光沢付与装置20は、分離シート除去部28が分離シートSの一部の領域に設けられた孔、若しくはその一部の領域を摘むことによって分離シートSを除去する例を説明したが、この例に限られない。例えば、分離シート検出部27により分離シートSが検出された場合、分離シートSを用紙P1の搬送経路と異なる搬送経路へ導く構成とすることにより、分離シートSを除去するようにしてもよい。第2の実施形態に係る光沢付与装置20Aについても同様である。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、画像形成装置1の手差部4に透明トナー層が仮定着された用紙P0を積層して配置し、光沢付与処理を実行する例を説明したが、この例に限られない。例えば、画像形成部5により用紙収納部2Aに収納された用紙に画像を形成した後、該画像が形成された用紙(用紙P0に相当)に透明トナーを供給及び仮定着し、該透明トナー層が仮定着された用紙(用紙P1に相当)と分離シートSを交互に排出するようにしてもよい。
また、光沢付与装置20の分離シート除去部28の構成次第で、分離シート検出部27を不要とすることも可能である。例えば、分離シート除去部28の挿入部を、交互に搬送されてくる用紙P1と分離シートSに当接するようにしておく。そして、該挿入部の先端が、搬送されている分離シートSに設けた孔44−1,44−2に挿入されたとき、それを検出して分離シート除去部28が分離シートSを引っ掛けて除去する動作を行うよう構成する。もしくは、搬送される用紙P1と分離シートSに対して分離シート除去部28が分離シート除去動作をその都度実施し、例えば図7に示した分離シートSのようにはみ出した領域があるときだけその分離シートSを除去する構成としてもよい。
また、上述の第1及び第2の実施形態において、CPU101は、分離シートSが2次転写部7を通過するとき、2次転写部7の2次転写出力(例えば転写電流)の値を小さくする(ゼロを含む)とよい。2次転写部7の2次転写出力の値を小さくことにより、透明トナー像が転写された用紙P0の残存電荷が抑えられ、用紙同士が張り付くことを防止できる。2次転写出力として転写電流を例に挙げて説明したが、転写電圧を用いてもよい。
さらに、上述した第1及び第2の実施形態では、本発明についてカラー画像を形成する画像形成装置1を例に挙げて説明したが、本発明は用紙に透明トナー層を仮定着させる手段を有する画像形成装置であればよく、白黒画像を形成する画像形成装置にも対応可能である。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、中間転写ベルト6(中間転写体)を備える画像形成装置1の例を説明したが、中間転写体を用いずに転写を行う画像形成装置にも適用可能である。
また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
以上、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の変形例、応用例を取り得ることは勿論である。
1…画像形成装置、 2B…分離シート収納部、 3B…分離シート供給部、 4…手差部、 5…画像形成部、 5Y,5M,5C,5K…画像形成ユニット、 5S…透明トナー供給部、 8…定着装置、9…排出部、 20,20A…光沢付与装置、 21…手差部、 27…分離シート検出部、 28…分離シート除去部、 29…排出部、 32…搬送部、 33…環境センサ、 101…CPU、 105…操作表示部、 P0…(画像が形成された)用紙、 P1…(透明トナー仮定着後の)用紙、 P2…(透明トナー定着後の)用紙、 S…分離シート

Claims (13)

  1. 透明トナーを供給する透明トナー供給部と、
    前記透明トナー供給部から供給された前記透明トナーを用紙に転写する転写部と、
    前記転写部から搬送される前記用紙に前記透明トナーを定着させる定着部と、
    シート状部材からなる分離シートを供給する分離シート供給部と、
    前記定着部から搬送される前記用紙と前記分離シート供給部から供給される前記分離シートを、交互に排出すべく制御を行う制御部と、を備える
    画像形成装置。
  2. 前記透明トナーが定着された用紙間に一定以上の吸着力が作用すると想定される所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定部、を更に備え、
    前記条件判定部が前記所定の条件を満たすと判定した場合、前記制御部は、前記用紙と前記分離シートを交互に排出すべく制御を行う
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定の条件は、前記透明トナーが前記用紙の両面に定着されていることである
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定の条件は、前記用紙の面積に対する該用紙に定着された前記透明トナーにより形成される透明トナー層の面積が、所定割合以上である
    請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記所定の条件は、前記用紙に供給された前記透明トナーにより形成される透明トナー層が、所定のパターンに合致することである
    請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記所定の条件は、前記用紙の坪量が閾値以上である
    請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 湿度計を、更に備え、
    前記所定の条件は、前記湿度計で計測される湿度が閾値以下である
    請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記分離シートは、排出後に上面視で前記用紙と重ならない領域が存在する
    請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記分離シートには、交互に積層された用紙から当該分離シートを除去するための孔が、前記用紙に対して前記上面視で重ならない領域に形成されている
    請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記分離シートが前記転写部を通過するとき、前記転写部の転写出力の値を小さくする
    請求項1乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記分離シートとして用いられるシート状部材が導電性シートである
    請求項1乃至10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. ユーザの操作に応じた入力信号を生成する操作部を、更に備え、
    前記制御部は、前記操作部からの入力信号に基づいて、前記用紙と前記分離シートを交互に排出すべく制御を行う
    請求項1乃至11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 用紙上に透明トナー層を形成する画像形成装置と、該画像形成装置から供給される前記用紙に光沢を付与する光沢付与装置とから構成され、
    前記画像形成装置は、
    前記透明トナーを供給する透明トナー供給部と、
    前記透明トナー供給部から供給された前記透明トナーを前記用紙に転写する転写部と、
    前記転写部から搬送される前記用紙に前記透明トナーを定着させる定着部と、
    シート状部材からなる分離シートを供給する分離シート供給部と、
    前記定着部から搬送される前記用紙と前記分離シート供給部から供給される前記分離シートを、前記光沢付与装置へ交互に排出すべく制御を行う制御部と、を備える
    画像形成システム。
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