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JP2013199800A - ブレース連結具及びブレースの連結構造 - Google Patents

ブレース連結具及びブレースの連結構造 Download PDF

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JP2013199800A JP2012069435A JP2012069435A JP2013199800A JP 2013199800 A JP2013199800 A JP 2013199800A JP 2012069435 A JP2012069435 A JP 2012069435A JP 2012069435 A JP2012069435 A JP 2012069435A JP 2013199800 A JP2013199800 A JP 2013199800A
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Abstract

【課題】 天井等に用いられるブレース連結具及びブレースの連結構造に関し、施工性、耐震性及び汎用性に優れたブレース連結具及びブレースの連結構造を提供することを課題とする。
【解決手段】 天井躯体3から吊り下げられ、ねじ部5が形成された吊りボルト4に取り付けられるブレース連結具2において、係止部材8と連結部材10とを有し、連結部材10の連結部32が吊りボルト4に沿う下向きの状態では、押圧部30は吊りボルト4を係止体12に押し当てず、係止部材8は連結部材10とともに吊りボルト4に対して上下移動が可能となり、連結部材10の連結部32を吊りボルト4から離れる方向に回動させると、連結部材10の押圧部30が吊りボルト4を係止体12に押し当て、この係止体12の係止歯部16が吊りボルト4のねじ部5と噛み合い係止され、係止部材8が連結部材10とともに吊りボルト4に固定される固定される構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天井等に用いられるブレース連結具及びブレースの連結構造に関する。
従来、建物の天井構造では、天井スラブから所定間隔をおいて吊りボルトを吊り下げ、水平材と組み合せて構成した天井枠に補強用のブレースを取り付けて耐震強度を向上させている。上記ブレースは、上記吊りボルトの上部から、隣り合う吊りボルトの下部間又は天井枠間に斜めに配置して天井枠を補強する。
例えば特許文献1には、図13に示すように、ブレース70を吊りボルト72へ固定するブレース金具71に関し、ブレース70の先端の取付ボルト73を螺挿する基板74と、この基板74の上部から延設され、吊りボルト72への係止が可能な第一係止片76と、基板74の下部から延設され吊りボルト72への係止が可能な第二係止片78と、吊りボルト72への係止が可能な第三係止片80とを備え、取付ボルト73と、第一係止片76と、第二係止片78と、第三係止片80との4点により、吊りボルト72に係止されるものが開示されている。
また特許文献2には、固定部材と可動部材を有し、この可動部材にブレースを取り付け、固定部材に第1〜第4爪部を設けてこの固定部材を吊りボルトに固定する固定具が開示されている。
特開2009−35960号公報 特開2008−111292号公報
さて、上記特許文献1に記載のブレース金具71は、吊りボルト72に対するブレース70の角度は、第一から第三係止体及び取付ボルトによって一定角度に保持され、取付ボルトに固定されたブレースの角度を変えるのは別仕様のブレース金具を準備しなければならないという問題がある。また、このブレース金具71は、第一から第三係止片と取付ボルトの各点により吊りボルト72に係止する形態であるため、強い揺れなどで取付ボルト73等の位置がずれて係止に不都合をきたすことが懸念される。特許文献2に記載の固定具についても複数の爪部を介していることから同様のことが懸念される。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、施工性、耐震性及び汎用性に優れた天井用のブレース連結具及びブレースの連結構造を提供することを目的とする。
以上の技術的課題を解決するため、本発明に係るブレース連結具は、図1等に示すように、天井躯体3から吊り下げられ、ねじ部5が形成された吊りボルト4に取り付けられるブレース連結具2において、内面部に上記吊りボルト4のねじ部5と係止可能な凸凹状の係止歯部16が形成された係止体12、及びこの係止体12の左右部に形成された側板部14,14からなる断面コの字状の係止部材8と、上記係止部材8の両側板部14間に嵌められ、これら両側板部に挿通される回動軸11により回動可能に軸支され、一方側には、上記係止部材8の係止体12に沿って配置される吊りボルト4を上記係止体12に押し当てる押圧部30が設けられ、他方側にはブレース6が連結される連結部32が設けられた連結部材10とを有し、上記連結部材10の連結部32が上記吊りボルト4に沿う下向きの状態では、上記押圧部30は上記吊りボルト4を上記係止体12に押し当てず、上記係止部材8は上記連結部材10とともに上記吊りボルト4に対して上下移動が可能となり、上記連結部材10の連結部32を上記吊りボルト4から離れる方向に回動させると、上記連結部材10の押圧部30が上記吊りボルト4を上記係止体12に押し当て、この係止体12の係止歯部16が上記吊りボルト4のねじ部5と噛み合い係止され、上記係止部材8が上記連結部材10とともに上記吊りボルト4に固定される構成である。
本発明に係るブレース連結具は、上記係止部材8の係止歯部16のピッチQと、上記吊りボルト4のねじ部5のピッチPとの関係を、Q=P、Q=2P、又はQ=3Pとした構成である。
本発明に係るブレース連結具は、上記係止歯部16の山部15を、断面鋭角状に形成した構成である。
本発明に係るブレース連結具は、上記連結部材10の押圧部30を、上記回動軸1を中心とした円の一部をなす円弧状に形成し、上記連結部材10を回動させた場合であっても、上記押圧部30が上記吊りボルト4に接する位置が常に一定し、かつ上記押圧部30が上記吊りボルト4を上記係止体12に押し当て、上記係止部材8の係止歯部16が上記吊りボルト4のねじ部5と噛み合い係止し、上記係止部材8が上記連結部材10とともに上記吊りボルト4に固定されるようにした構成である。
本発明に係るブレース連結具は、上記連結部材10の回動により、上記吊りボルト4に対する上記連結部材10の連結部32のなす角度が30度〜60度の範囲の傾斜角度において、上記係止部材8の係止歯部16が上記吊りボルト4のねじ部5と噛み合い係止するようにした構成である。
本発明に係るブレース連結具は、上記連結部材10に係合部38を設け、上記連結部材10の連結部32が上記吊りボルト4に沿う下向きの状態において、上記係合部38が上記連結部材10の側板部14と係合し、上記連結部材10を上記係止部材8とともに上記吊りボルト4の上方に移動させたときに、上記係止部材8が上記回動軸11を中心に回動しないよう阻止するようにした構成である。
本発明に係るブレースの連結構造は、上記何れかに記載のブレース連結具にブレース6を取り付け、上記吊りボルト4に配置した上記ブレース連結具2を上方に移動し、このブレース連結具2の側板部14の平坦な上辺部19を天井躯体3に当接させ、この状態で上記吊りボルト4に上記ブレース連結具2を取り付けた構成である。
本発明に係るブレース連結具によれば、係止体が設けられた係止部材と押圧部が設けられた連結部材とを有し、連結部材の連結部を回動させると、連結部材の押圧部が吊りボルトを係止体に押し当て、この係止体の係止歯部が吊りボルトのねじ部と噛み合い係止され、係止部材が連結部材とともに吊りボルトに固定される構成としたから、吊りボルトの所望する位置に自由にブレース連結具を移動させることができ、かつブレースが連結される連結部材を所望する角度に回動させるのみで、ブレース連結具が吊りボルトに係止固定されることから、作業が容易に行えて施工性に優れ、また係止歯部とねじ部との噛み合いによりブレース連結具は吊りボルトから容易に外れないため耐震性にも優れるという効果を奏する。
本発明に係るブレース連結具によれば、係止部材の係止歯部のピッチQと、吊りボルトのねじ部のピッチPとの関係を、Q=P、Q=2P、又はQ=3Pとしたから、係止歯部とねじ部とが深く噛み合い強く係止固定されるという効果がある。
また、本発明に係るブレース連結具によれば、係止歯部の山部を、断面鋭角状に形成したから、係止歯部とねじ部とが正確に噛み合い係止されるという効果がある。
本発明に係るブレース連結具によれば、連結部材の押圧部を、回動軸を中心とした円の一部をなす円弧状に形成し、連結部材を回動させた場合であっても、押圧部が吊りボルトに接する位置が常に一定し、かつ係止部材の係止歯部が吊りボルトのねじ部と噛み合い係止するようにしたから、上記作業容易等の効果に加えて、ブレース連結具に連結されるブレースの傾斜角度を自由に設定することができて汎用性に優れ、また地震の振動等でブレースの傾斜角度が変化してもブレース連結具が吊りボルトから外れないためさらに耐震性に優れるという効果がある。
本発明に係るブレース連結具によれば、連結部材に係合部を設け係止部材が回動しないように阻止するようにしたから、吊りボルトに対してブレース連結具を押し上げる際、係止部材の一部が吊り部材のねじ部に引っかかるという不都合が解消され、施工が良好に行えるという効果がある。
本発明に係るブレースの連結構造によれば、上記何れかに記載のブレース連結具の側板部を天井躯体に当接させ、吊りボルトにブレース連結具を取り付けた構成を採用したから、上記効果に加えて、ブレース連結具の係止部材が天井躯体に保持固定されるため、係止部材が回動したり又はがたついたりすることがなく、ブレース連結具の固定が安定するという効果がある。
実施の形態に係るブレース連結具及びブレース連結構造を示す図である。 実施の形態に係るブレース連結具の係止部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は断面図である。 実施の形態に係るブレース連結具の係止部材を示す図である。 他の形態に係るブレース連結具の係止部材を示す図である。 実施の形態に係るブレース連結具の平面を示す図である。 実施の形態に係り、ブレース連結具の拘束空間部に吊りボルトを嵌めた状態の断面を示す図である。 ブレース連結具の連結部材を回動させた状態を示す断面図である。 吊りボルトのピッチとブレース連結具の係止歯部のピッチを同一とした形態の断面図である。 実施の形態に係り、ブレース連結具を用いたブレースの連結構造を示す図である。 ブレース連結具の連結部材を複数の角度に回動させた状態を示す図である。 吊りボルトに嵌めたブレース連結具を、吊りボルトの上部に向けてスライド移動させている状態を示す図である。 実施の形態に係り、ブレース連結具及びブレースの連結構造を用いた天井下地構造を示す図である。 従来例に係るブレース金具及び天井構造を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施の形態に係るブレース連結具2及びブレースの連結構造を示したものである。上記ブレース連結具2は、天井躯体3から吊り下げられた吊りボルト4に取り付けられ、天井下地の揺れ等を防止するブレース6を吊りボルト4に連結する。この吊りボルト4は、天井躯体3に上端部が固定されて垂直に配置され、下端部に天井ボードなどの天井材を取り付けて支持する。
上記ブレース連結具2は鋼材からなり、断面コの字状の係止部材8、及びこの係止部材8に回動可能に支持される連結部材10を有する。この連結部材10には、ブレース6の端部が固定され、このブレース6の向きは連結部材10の向きと一致させる。
上記吊りボルト4は鋼材からなり、丸棒材の全体(又は上下部分)に螺旋状にねじ山及びねじ溝が刻設されたねじ部5が形成されている。
図2に示すように、上記係止部材8は、断面矩形状で長尺状の係止体12、及びこの係止体12の左右部に形成された両側板部14,14からなり、断面はコの字状である。
係止体12の内側には凸凹状の係止歯部16が形成され、この係止歯部16の断面は、一定間隔で山部15と溝部17が形成されたノコギリ歯状である。この係止歯部16の山部15は、鋭角状に形成されている。
上記側板部14は、それぞれ長方形の鋼板の一角部を斜めに切り欠いた形状であり、基礎辺部18、上辺部19、側辺部20、斜辺部21及び底辺部22からなる五角形状である。各側板部14には、中央の側辺部20寄りの位置に大径の挿通孔24、及び小径の挿通孔25がそれぞれ形成されている。
係止体12には、左右の側部にそれぞれ側板部14の基礎辺部18が固定されている。各側板部14は、係止体12に溶着されている。他に、ビス等を用いて各側板部14を係止体12に接合しても良い。両側板部14同士の間隔は、吊りボルト4の直径(外径)より少し大きく形成されている。
図3に示すように、上記連結部材10は長尺の鋼製板材からなり、平坦な基板部28の長尺方向の一端部には円弧状の押圧部30が、他端部には連結部32がそれぞれ形成されている。連結部材10は全体的には、長方形の一方の短辺に押圧部30を形成した形状である。
また連結部材10には、基板部28の一方の長尺辺の近傍を表向きに屈曲した立上部34が形成され、他方の長尺辺の近傍を裏向きに屈曲した立下部36が形成されている。また、立上部34の押圧部30寄りの位置は、段差状の係合部38を介して一段低く形成されている。連結部材10は、立上部34及び立下部36により、板材の表裏方向の幅(係止部材8の両側板部間14の間隔に近い)を確保している。連結部32には、基板部28の中央近辺に長尺方向に並べて孔部43が2つ形成され、端部近辺には短尺方向に並べて孔部44が2つ形成されている。
また、基板部28には、押圧部30寄りの位置の中央部に軸孔40が形成されている。この軸孔40の裏側には、リング状の環部材41が溶着され、軸孔40と環部材41の孔部同士は連通している。
そして押圧部30は、軸孔40の中心部を中心とした円(半径R)の一部をなす円弧状に周囲が形成されている。
図4は、他の形態に係る連結部材46を示したものである。この連結部材46は、長尺の鋼製板材からなり、平坦な基板部47の長尺方向の一端部には円弧状の押圧部30が、他端部には連結部48がそれぞれ形成されている。この連結部48は、両側に連結片49,49が形成された形態であり、各連結片49にはそれぞれ孔部45が2箇所ずつ設けられている。上記孔部45を利用して、連結部48にブレースを固定する。
連結部材46の押圧部30等は、上記連結部材10の押圧部30と形状及び押圧形態は同様であり、同一の符号を付してここでの説明は省略する。ここでは以下、上記連結部材10を用いた形態について説明する。
図5に示すように、上記ブレース連結具2は、係止部材8の両側板部14間に連結部材10を嵌め込み、側板部14の挿通孔24と連結部材10の軸孔40を合せ、ここにワッシャ51を介してボルト50を挿通させナット52を螺着して組立てる。
このボルト50は、頭部55、大径の軸部56、小径の軸部57、及びねじ部58からなる。この大径の軸部56にワッシャ54を嵌めて使用する。大径の軸部56は、係止部材8の側板部14の大径の挿通孔24に挿通し、小径の軸部57は小径の挿通孔25に挿通する。また、大径の軸部56は、係止部材8の側板部14と連結部材10との間隔を調整(ワッシャの機能)する。
そして、係止部材8に対して連結部材10を回動軸11としてのボルト50で軸支し連結部材10を回動自在に支持する。なお、上記ボルト50に替えてピン等を用いることもできる。
ブレース連結具2は、係止部材8の係止体12及び両側板部14によりコの字状に三方が囲まれ、もう一方を連結部材10により囲まれた拘束空間部53に吊りボルト4を挿通させ、連結部材10の押圧部30で吊りボルト4を係止部材8の係止歯部16に押し当てて固定する。
ここで、吊りボルト4とブレース連結具2との係止構造について説明する。
図6は、ブレース連結具2の拘束空間部53に吊りボルト4を嵌めた状態の断面を示すものである。連結部材10の押圧部30は、回動軸11を中心とした円(半径R)の一部をなす円弧状であり、ここでの円弧の中心角は略120度である。この場合、連結部材10の吊りボルト4側(図中左側)の側部42の一部(側部42の上部近傍)は、回動軸11からの距離が押圧部30の半径(R)より小さい。
したがって、連結部材10を回動(ここでは反時計回り)させた場合、連結部材10が最初に吊りボルト4に接する部位は、上記側部42と押圧部30との境界点(S)となる。
ここで、係止部材8の係止歯部16の山部15の頂部から連結部材10の上記境界点(S)までの距離(A)と、吊りボルト4の外径(B)(ねじ山径)との関係については、上記境界点(S)が回動軸11と水平な状態では、上記距離(A)が吊りボルト4の外径(B)より小さくなる(A<B)ように、連結部材10の回動軸11の位置を定める。
但し、上記境界点(S)が回動軸11より上方に位置する状態では、上記距離(A)が吊りボルト4の外径(B)より大きくなる(A>B)ように、連結部材10の回動軸11の位置を定める。
この場合、連結部材10の連結部32を吊りボルト4に沿う下向きの状態(もしくは少し回動させた状態)では、連結部材10の押圧部30(境界点(S点))は吊りボルト4から離れており、係止部材8の係止歯部16と吊りボルト4のねじ部5とは噛み合わない。そして、ブレース連結具2は吊りボルト4に沿って上下に移動可能である。
次に図7に示すように、連結部材10を回動(反時計回り)させると、押圧部30の上記境界点(S)は吊りボルト4側に移動する。そして、境界点(S)が回動軸11と水平な状態に位置すると、押圧部30は吊りボルト4を押して(上記A<Bの関係より)これを係止部材8の係止歯部16に押し当て、係止部材8の係止歯部16と吊りボルト4のねじ部5とが噛み合う。
この状態では、ブレース連結具2が吊りボルト4に係止固定される。このとき、吊りボルト4に対する連結部材10のなす傾斜角度(θ)は略40度である。
更に、連結部材10を回動させ連結部材10の傾斜角度を変えても、押圧部30は回動軸11を中心とする半径(R)の円弧形状であるため、上記距離(A)は変わらない。このため、押圧部30が吊りボルト4を押圧する位置は一定しており、係止歯部16と吊りボルト4のねじ部5とは噛み合った状態を維持し、ブレース連結具2は吊りボルト4に係止固定されたままである。
ここでは、連結部材10の傾斜角度(吊りボルト4の方向からの)が40度以上で、押圧部30の中心角(略120度)の範囲内の傾斜角度であれば、ブレース連結具2は吊りボルト4に係着固定される。
押圧部30の中心角を規定することにより、連結部材10の傾斜角度の範囲を自由に設定することができる。押圧部30の中心角は、10度から150度の範囲が実用的である。連結部材10の傾斜角度は、そのままブレース6の傾斜角度に該当するが、通常この傾斜角度は30度から60度の範囲で使用される場合が多い。
なお、他の形態として、連結部材10の押圧部の形状を上記円弧形状としない場合であっても、連結部材を回動(反時計回り)させることにより、押圧部が吊りボルト4を押して(上記A<Bの関係より)これを係止部材8の係止歯部16に押し当て、係止部材8の係止歯部16と吊りボルト4のねじ部5とが噛み合った状態を維持させることができる。この場合も、ブレース連結具2は吊りボルト4に良好に係止固定される。
ブレース連結具2の係止歯部16と吊りボルト4のねじ部5とは、ともに凸部と凹部とが連続するものであるため、特別な関係がなくても両者は噛み合い係止固定される。
ここでは、上記図6に示すように、両者を深く噛み合わせるため、吊りボルト4のねじ部5のピッチ(P)(ねじ山間の間隔)に対して、ブレース連結具2の係止歯部16のピッチ(Q)(歯の山部15同士の間隔)を2倍としている(Q=2P)。これにより、ブレース連結具の係止歯部16の山部15と、吊りボルト4のねじ部5のねじ溝とが全体にわたって深く噛み合い強固に係止固定される。
一般に、係止歯部16のピッチ(Q)とねじ部5のピッチ(P)との関係が、Q=nP、又はQ=P/n(nは自然数)の場合に、両者の噛み合せが強くなる。特に、係止歯部16のピッチQと吊りボルト4のねじ部5のピッチPとの関係を、Q=P、Q=2P、又はQ=3Pの場合が一般の吊りボルトのピッチからして実用的である。また、係止歯部16のピッチQを不均一としてもよいが、要は両者が噛み合いブレース連結具2が吊りボルト4に固定できる形状であればよい。
図8に示すブレース連結具2を取り付ける吊りボルト7は、この吊りボルト7のねじ部9のピッチ(P)に対してブレース連結具2の係止歯部16のピッチ(Q)を同一とした(Q=P)形態である。この場合も、ブレース連結具2の係止歯部16の山部15が、吊りボルト7のねじ部9のねじ溝と深く噛み合う。
図9,10は、上記ブレース連結具2を用いたブレース6の連結構造を示したものである。上記ブレース連結具2を配置する場合、予めブレース連結具2の連結部材10にブレース6を取り付けておく。このとき、連結部材10の連結部32に設けた孔部43,44を利用し、ボルト等の止着具を用いて連結部32にブレース6の上端部を固定する。
そして、吊りボルト4の下端部からブレース連結具2は嵌め、ブレース連結具2の拘束空間部53に吊りボルト4を挿通させる。この状態で、作業者はブレース連結具2に取り付けたブレース6の下部を押し上げ、連結部材10(ブレース6)が吊りボルト4に沿う状態で、ブレース連結具2を吊りボルト4の上部に移動させる。
この状態では、ブレース連結具2の係止歯部16は吊りボルト4のねじ部5とは係止せず、ブレース連結具2は吊りボルト4に挿通された状態で上下に移動可能となる。
次に図10に示すように、吊りボルト4の所定位置(ここでは上端部)でブレース連結具2を止め、ここで連結部材10を吊りボルト4から連結部32が離れる方向(反時計回り)に回動させる。
そして、吊りボルト4に対する傾斜角度(θ)が40度近辺に至ると、連結部材10の押圧部30の境界点(S)の部位が吊りボルト4を押圧し係止部材8側に移動させる。このとき連結部材10の押圧部30は、吊りボルト4を係止部材8の係止体12に押し当て、これにより係止部材8が吊りボルト4に係止され、係止部材8の係止歯部16が吊りボルト4のねじ部5と噛み合い、この位置でブレース連結具2が吊りボルト4に係止固定される。
さらに図10に示すように、ブレース連結具2の連結部材10をブレース6とともに回動させ、その傾斜角度(θ)が40度以上になった場合であっても、押圧部30の円弧範囲内であれば吊りボルト4に対する押圧位置は不変であり、吊りボルト4と係止部材8との係止状態はそのまま維持される。このため、連結部材10に連結されたブレース6は、吊りボルト4に対して押圧部30の円弧範囲(中心角度)で自由に角度調整が行える。
そして、ブレース6を所望する傾斜角度(例えば45度〜60度)まで回動させると、この状態でブレース連結具2は吊りボルト4に係止固定され、傾斜したブレース6の下端部を所定箇所に固定する。
また、振動等でブレース6の傾斜角度が変化した場合であっても、ブレース連結具2は吊りボルト4との係止状態が維持されるため、ブレース連結具2は吊りボルト4から外れない。
また、ここでは特にブレース連結具2を吊りボルト4の上端部まで押し上げ、このブレース連結具2の側板部14の上辺部19を天井躯体3の面に当接させた状態で固定するようにしている。これにより、ブレース連結具2の係止部材8が天井躯体3に保持固定されるため、係止部材8が回動(回動軸中心)したり又は、がたついたりすることがない。
また、ブレース連結具2を吊りボルト4の高い位置に取り付ける場合、予めブレース連結具2に取り付けたブレース6の下部を押し上げて、ブレース連結具2を吊りボルト4の高い位置まで移動させることができる。そして、ブレース連結具2の所望する位置でブレース6を傾斜させれば、ブレース連結具2が吊りボルト4に固定される。このため、ブレース6の下部近傍の位置でブレース連結具2の取り付け作業及びブレース6の下端部の取り付け作業が行える。
図11は、吊りボルト4に嵌めたブレース連結具2を、吊りボルト4の上部に向けてスライド移動させている状態を示したものである。
この場合、ブレース連結具2の係止部材8は、連結部材10により回動軸11の部位を上に押し上げる状態となることから、係止部材8は吊り部材4との摩擦により回動軸11を中心に左周りに回動しようとする。このように係止部材8が回動し、傾斜した状態となった場合、係止部材8の係止歯部16の下部近傍が吊り部材4のねじ部5に引っかかり、不都合が生じる。
このためブレース連結具2は、連結部材10に設けた段差状の係合部38を係止部材8の側板部14の底辺部22に下から当接させるようにしている。これにより、吊りボルト4に対してブレース連結具2を押し上げる際、回動軸11を中心に回動しようとする係止部材8の回動(側板部14の底辺部22は下方に移動しようとする)が阻止され、上記不都合が生じることがない。
なお、上記連結部材10に設けた段差状の係合部38に替えて、突起状の係合部を設ける形態を採用してもよく、或いは係合部を連結部材10の他の位置に設けて係止部材8の側板部14と係合させ、係止部材8の回動を阻止するようにしても良い。要は、ブレース連結具2を押し上げる際、係止部材8の回動が阻止されれば足りる。
図12は、ブレース連結具2及びブレースの連結構造を用いた天井下地構造を示したものである。天井躯体3からは、吊りボルト4が垂下した状態で取り付けられ、吊りボルト4の上部は、天井躯体3に埋設されたインサート60(内部に雌ねじ)に螺設されている。また、一部の吊りボルト4の下部は、野縁受けなどを保持するハンガー62等を支持する。上記ハンガー62は、ナットを介して吊りボルト4のねじ部5に螺着されている。
そして、吊りボルト4の上部にはブレース連結具2が取り付けられ、このブレース連結具2に固定されたブレース6は傾斜状に配置され、ブレース6の下端部は他の吊りボルト4の下部に取り付けた固定具64にボルトで固定されている。ブレース6は、野縁受け、野縁などからなる天井下地66を補強し、揺れ等を防止して耐震性を高める。
従って、上記実施の形態によれば、ブレース連結具を吊りボルトの必要な高さ位置に移動させ、ブレース連結具に固定したブレースを必要な角度に回動させるのみで、その位置でブレース連結具が吊りボルトに係止固定されることから、作業が容易で施工性に優れ、さらにブレースを所望する範囲内の角度に自由に設定することができて汎用性に優れ、また地震の振動等でブレースが揺れて傾斜角度が変化した場合であっても、ブレース連結具が吊りボルトから外れないため耐震性にも優れるという効果がある。
2 ブレース連結具
3 天井躯体
4 吊りボルト
5 ねじ部
6 ブレース
8 係止部材
10 連結部材
11 回動軸
12 係止体
14 側板部
16 係止歯部
30 押圧部
32 連結部

Claims (7)

  1. 天井躯体から吊り下げられ、ねじ部が形成された吊りボルトに取り付けられるブレース連結具において、
    内面部に上記吊りボルトのねじ部と係止可能な凸凹状の係止歯部が形成された係止体、及びこの係止体の左右部に形成された側板部からなる断面コの字状の係止部材と、
    上記係止部材の両側板部間に嵌められ、これら両側板部に挿通される回動軸により回動可能に軸支され、一方側には、上記係止部材の係止体に沿って配置される吊りボルトを上記係止体に押し当てる押圧部が設けられ、他方側にはブレースが連結される連結部が設けられた連結部材とを有し、
    上記連結部材の連結部が上記吊りボルトに沿う下向きの状態では、上記押圧部は上記吊りボルトを上記係止体に押し当てず、上記係止部材は上記連結部材とともに上記吊りボルトに対して上下移動が可能となり、
    上記連結部材の連結部を上記吊りボルトから離れる方向に回動させると、上記連結部材の押圧部が上記吊りボルトを上記係止体に押し当て、この係止体の係止歯部が上記吊りボルトのねじ部と噛み合い係止され、上記係止部材が上記連結部材とともに上記吊りボルトに固定されることを特徴とするブレース連結具。
  2. 上記係止部材の係止歯部のピッチQと、上記吊りボルトのねじ部のピッチPとの関係を、Q=P、Q=2P、又はQ=3Pとしたことを特徴とする請求項2記載のブレース連結具。
  3. 上記係止歯部の山部を、断面鋭角状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のブレース連結具。
  4. 上記連結部材の押圧部を、上記回動軸を中心とした円の一部をなす円弧状に形成し、上記連結部材を回動させた場合であっても、上記押圧部が上記吊りボルトに接する位置が常に一定し、かつ上記押圧部が上記吊りボルトを上記係止体に押し当て、上記係止部材の係止歯部が上記吊りボルトのねじ部と噛み合い係止し、上記係止部材が上記連結部材とともに上記吊りボルトに固定されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のブレース連結具。
  5. 上記連結部材の回動により、上記吊りボルトに対する上記連結部材の連結部のなす角度が30度〜60度の範囲の傾斜角度において、上記係止部材の係止歯部が上記吊りボルトのねじ部と噛み合い係止するようにしたことを特徴とする請求項4記載のブレース連結具。
  6. 上記連結部材に係合部を設け、上記連結部材の連結部が上記吊りボルトに沿う下向きの状態において、上記係合部が上記連結部材の側板部と係合し、上記連結部材を上記係止部材とともに上記吊りボルトの上方に移動させたときに、上記係止部材が上記回動軸を中心に回動しないよう阻止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のブレース連結具。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載のブレース連結具にブレースを取り付け、上記吊りボルトに配置した上記ブレース連結具を上方に移動し、このブレース連結具の側板部の平坦な上辺部を天井躯体に当接させ、この状態で上記吊りボルトに上記ブレース連結具を取り付けたことを特徴とするブレースの連結構造。
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