JP2013194368A - 芯材要素の傾きの修正方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】リーマー加工が施されていない芯材要素を用いての地中への芯材の設置を可能とすること。
【解決手段】地中に先に設置される下方の芯材要素に仮締めにより継ぎ足された上方の芯材要素の傾きを修正するため、これらの芯材要素に対応する2つのエレクションピースを取り付け、また、対応するエレクションピースにアクチュエータを取り付け、アクチュエータを作動させることにより、一方のエレクションピースを反力支持体として他方のエレクションピースに外力を付与する。
【選択図】図3
【解決手段】地中に先に設置される下方の芯材要素に仮締めにより継ぎ足された上方の芯材要素の傾きを修正するため、これらの芯材要素に対応する2つのエレクションピースを取り付け、また、対応するエレクションピースにアクチュエータを取り付け、アクチュエータを作動させることにより、一方のエレクションピースを反力支持体として他方のエレクションピースに外力を付与する。
【選択図】図3
Description
本発明は、地中連続壁のような地中構造物の築造のために複数の芯材要素を順次に継ぎ足しながら地中に設置される芯材の真直度を正す方法、より詳細には、先に配置された芯材要素(下方の芯材要素)に対してこれに仮締めにより継ぎ足された上方の芯材要素が傾いた状態にあるときにこれを修正する方法に関する。
地中連続壁の築造においては、その止水性を高めることを目的として、地中連続壁の伸長方向(水平方向)に互いに連結可能である芯材が用いられている。芯材は地上で複数の芯材要素を相互に継ぎ足すことにより形成された後、地中に設置される。このような芯材要素として、全体にH形の横断面形状を有し、互いに相対する一対のフランジと、両フランジに連なるウエブと、各フランジの各側端に連なる継手とを備えるもの(例えば、鋼製連壁部材)がある。互いに隣接する2つの芯材は、その芯材要素の継手の相互係合を介して、互いに連結される。
ところで、このような芯材同士の相互連結を可能とするためには、各芯材が実質的に真直ぐであること、すなわち芯材を構成する下方の芯材要素に対する上方の芯材要素の傾きが所定の許容誤差内にあり、その結果、継手相互が実質的に真直ぐに連なっていることを要する。実質的に真直ぐであれば、既設の芯材の隣に新たな芯材を設置するとき、既設の芯材の継手に新設の芯材の各芯材要素の継手を係合させた状態で、新設の芯材を既設の芯材に沿ってその軸線方向へ移動させることができる。
従来、このような芯材の真直度を保証するため、芯材要素と芯材要素を相互に接続するためのプレートとにリーマー加工が施されていた(後記非特許技術文献参照)。
しかし、前記リーマー加工が施された芯材要素とプレートとについて、これらの全数についての加工工場における仮組立検査を必要とし、また、ボルト穴にリーマーピンを打ち込む現場作業を必要とする。仮組立検査には多大の時間と費用とを要し、また、現場作業における前記リーマーピンの打ち込みは近隣への騒音被害を与えるという不都合があった。
このような不都合を解消するためには、芯材要素を順次に継ぎ足しながら芯材を地中に設置することが考えられ、また、このためには、地中に先に建て込まれた下方の芯材要素に対してこれに継ぎ足される上方の芯材要素の傾きを修正することを必要とする。しかし、そのための有効な方策がなかった。
「土木技術 50巻8号」理工図書株式会社発行、1995年8月 P80〜88
本発明の目的は、リーマー加工が施されていない芯材要素を用いての地中への芯材の設置を可能とすることにある。
本発明は、互いに相対する一対のフランジと、両フランジに連なるウエブと、各フランジの各側端に連なる継手とを有する複数の芯材要素からなる芯材を地中に設置するために、地上に上端部を残して地中に先に建て込まれた下方の芯材要素に対して、該下方の芯材要素に仮締めにより継ぎ足された上方の芯材要素の傾きを修正する方法を提供する。この修正方法は、予め、前記下方の芯材要素の両フランジと前記ウエブとが規定する2つの上部空間のそれぞれにおいて一対のエレクションピースをそれぞれ両フランジに取り付け、前記上方の芯材要素の両フランジと前記ウエブとが規定する2つの下部空間のそれぞれにおいて前記下方の芯材要素の一対のエレクションピースに対応する一対のエレクションピースをそれぞれ両フランジに取り付け、また、前記下方の芯材要素のウエブの上端上に、前記下方の芯材要素に前記上方の芯材要素が継ぎ足されるときに前記上方の芯材要素のウエブが載置される突起を設けておくこと、前記下方の芯材要素の各エレクションピースと該エレクションピースに対応する前記上方の芯材要素の各エレクションピースとに、前記上方の芯材要素に前記突起の周りの回転運動を生じさせるために前記下方の芯材要素の各エレクションピースを反力支持体として前記上方の芯材要素の各エレクションピースに外力を付与するアクチュエータを取り付けること、前記上方の芯材要素をその傾きが修正される方向に回転させるべく前記アクチュエータのいずれかを作動させることを含む。
本発明は、また、他の例に係る修正方法を提供する。この他の修正方法においては、予め、前記下方の芯材要素の両フランジと前記ウエブとが規定する2つの上部空間のそれぞれにおいて一対のエレクションピースをそれぞれ両フランジに取り付け、また、前記上方の芯材要素の両フランジと前記ウエブとが規定する2つの下部空間のそれぞれにおいて前記下方の芯材要素の一対のエレクションピースに対応する一対のエレクションピースをそれぞれ両フランジに取り付けておき、前記下方の芯材要素の各エレクションピースと該エレクションピースに対応する前記上方の芯材要素の各エレクションピースとに、前記上方の芯材要素を傾けるために前記下方の芯材要素の各エレクションピースを反力支持体として前記上方の芯材要素の各エレクションピースに外力を付与するアクチュエータを取り付け、前記上方の芯材要素をその傾きが修正される方向に傾けるべく前記アクチュエータのいずれかを作動させる。
本発明に係る修正方法によれば、地中に先に建て込まれた下方の芯材要素に設けられた各エレクションピースと後に建て込まれる上方の芯材要素に設けられた対応するエレクションピースとに取り付けられたアクチュエータのうちの所要のアクチュエータを作動させることにより、前記上方の芯材要素を前記下方の芯材要素上の突起の周りに回転させることにより、また、本発明に係る他の修正方法にあっては前記上方の芯材要素を傾けることにより、前記下方の芯材要素に対する前記上方の芯材要素の傾きを解消し、前記下方の芯材要素に対して前記上方の芯材要素を許容誤差を含む範囲内で真直ぐな状態とすることができる。
また、本発明によれば、各エレクションピースの配置位置を各芯材要素の内部空間内、すなわち各芯材要素を構成する一対のフランジとウエブとが規定する空間内としたことから、例えば前記芯材要素が地中連続壁の築造に用いられる場合、前記エレクションピースが前記空間の外部にあるように取り付けられる場合に生じる前記地中連続壁の厚さの増大を回避することができる。
図1(a)〜図1(d)及び図2(a)〜図2(d)を参照すると、地中連続壁を築造するため、流動性を帯びたゾル状のソイルセメント(図示せず)を満たしながら地盤に形成された溝孔10内に、鋼製連壁部材からなる複数(図示の例では3つ)の芯材要素12a,12b,12cをこれらの軸線方向に順次に継ぎ足してなる芯材12(図2(d))を設置するための手順が概略的に示されている。
図1(a)〜図1(d)及び図2(a)〜図2(d)に示すように、芯材要素12a,12b,12cは芯材12を溝孔10内に設置するために、溝孔10内に順次に建て込まれ、継ぎ足される。すなわち、先に建て込まれた芯材要素12aを下方の芯材要素として、次の芯材要素12bが芯材要素12aに継ぎ足され、下方の芯材要素12aに対する上方の芯材要素である芯材要素12bの傾きが本発明に従って修正され、次いで芯材要素12bが溝孔10内に建て込まれる。同様にして、芯材要素12bを下方の芯材要素として芯材要素12cが溝孔10に建て込まれる。芯材要素12a〜12cの溝孔10内への建て込みの後、すなわち芯材12の溝孔10内への設置の後、芯材12と前記ソイルセメントの固化物とからなる地中連続壁14の一部が造成される。芯材12の溝孔10内への設置及び本発明に係る芯材要素の傾きの修正方法については後に詳述する。
図3〜図5、図6(a)〜図6(c)、図7(a)〜図7(c)及び図8(a)〜図8(c)に示すように、芯材要素12a,12b,12cは、全体にH形の横断面形状を有し、互いに相対する1対のフランジ16と、両フランジ16に連なるウエブ18と、各フランジ16の各側端に連なる継手20とを備える。
ここで、図3〜図5、図6(a)〜図6(c)、図7(a)〜図7(c)及び図8(a)〜図8(c)には、それぞれ、芯材要素12b及び12cの傾きの修正に用いられる異なるタイプのアクチュエータ26a〜26d(代表して26),60a〜60d(代表して60),70a〜70d(代表して70)及び80a〜80d(代表して80)が示されている。
また、各芯材要素のフランジ16と共に前記芯材要素の軸線方向に伸びる継手20は、C形状の横断面形状を有する雌型継手からなり、また、先に形成された地中連続壁14の一部中に埋設された他の(既設の)芯材13における継手22はT形の横断面形状を有する雄型継手からなる。前記雄型継手はその一部が前記雌型継手に受け入れられ、両継手が相互に係合する。これにより隣接する芯材12,13同士が相互に連結される。この連結により、地中連続壁14の止水性の向上が図られる。各芯材要素の継手は、前記雌型継手及び前記雄型継手からなるものとすることに代えて、他のかん合継手でもよい。
前記ソイルセメントが満たされた溝孔10内への芯材12の設置に先立ち、各芯材要素12a,12b,12cへの後記二対のエレクションピース(一対のエレクションピース24a,24b及び一対のエレクションピース24c,24d)の取り付けと、アクチュエータ26a〜26dの準備とを行う。アクチュエータ26a〜26dを使用する例においては、さらに、継ぎ足しを受ける芯材要素である芯材要素12a,12bに突起34を設ける。これに対し、タイプの異なるアクチュエータ60a〜60d,70a〜70d及び80a〜80dを使用するそれぞれの例においては、突起28は配置されない。
各エレクションピース24a〜24dは矩形状の板状鉄片からなる。これらのエレクションピースは、溝孔10中の最下方に位置することとなる芯材要素12aの上端部と、最上方に位置することとなる芯材要素12cの下端部と、両芯材要素12a,12c間に位置することとなる芯材部材12bの上下両端部とにそれぞれ取り付けられる。
エレクションピース24a〜24dの取り付け位置について、図3〜図5を参照して、下方の芯材要素12aの上端部12a1と、上方の芯材要素12bの下端部12b1とに着目して、代表的に説明する。
図3〜図5参照すると、下方の芯材要素12aの両フランジ16とウエブ18とが規定する2つの上部空間においてそれぞれ二対のエレクションピース24a,24b及び24c,24dが両フランジ16に取り付けられている。また、上方の芯材要素12bの両フランジ16とウエブ18とが規定する2つの下部空間においてそれぞれ下方の芯材要素12aの前記二対のエレクションピースに対応する二対のエレクションピース24a,24b及び24c,24dがそれぞれ両フランジ16に取り付けられている。符号a,b,c及びdは、それぞれ、下方及び上方の両芯材要素のエレクションピース同士の対応関係を示す。例えば、前記下方の芯材要素のエレクションピース24aは、前記上方のエレクションピース24aに対応する。
各芯材要素のエレクションピース24a〜24dは、図示の例では、各芯材要素の継手26a〜26dの近傍に配置されている。また、各芯材要素における一対のエレクションピース24a,24bと一対のエレクションピース24c,24dとは、両フランジ16に直交する方向に関して互いに対向するように配置されている。さらに、二対のエレクションピース24a,24b及び24c,24dはウエブ18に関して対称に配置されている。ただし、各エレクションピース24a〜24dは、これが両フランジ16及びウエブ18が規定する前記空間内にあり、また、他の芯材要素の各エレクションピース24a〜24dと対応する位置にある限り、前記継手の近傍位置以外の他の位置にあることを妨げない。各エレクションピースを両フランジ16とウエブ18とが規定する前記空間内に配置することにより、前記空間外に配置する場合に必要となる前記連続地中壁におけるかぶり厚さの増大を回避することができる。
前記した上下の両芯材要素の互いに対応するエレクションピースは、継ぎ足しのために下方の芯材要素12aに対して上方の芯材要素12bが完全に又はほぼ整合するとき、両芯材要素の軸線方向(上下方向)に関して互いに対向する。
アクチュエータ26a〜26dは、それぞれ、本体28と、該本体に螺合されたボルト30とを備える。また、本体28は上下2つの芯材要素の対応関係にあるエレクションピース((24a,24a)、(24b,24b)、(24c,24c)及び(24d,24d))のそれぞれを受け入れ可能である後記貫通穴32を有する。
前記アクチュエータの本体28は細長いブロックからなり、またその長手方向に細長い貫通穴32を有する。前記アクチュエータは貫通穴32を介して前記上下2つのエレクションピースに掛けることができ、このとき、両エレクションピースは貫通穴32をその一方の開口からその他方の開口を経て伸びる。ボルト30は、本体28の一端部(図5で見て上端部)に螺合され、これを経て貫通穴32内に伸びている。この例に代えて、ボルト30は、本体28の反対側の他端部(図5で見て下端部)に螺合したものとすることができる。
また、突起34は図示の例では鋼製の小さいブロックからなり、両フランジ16相互間の中間位置においてウエブ18の上端面上に固定されている。
前記した準備が整った後、図1aに示すように、クレーン(図示せず)を用いて芯材要素12aを吊り上げ、芯材要素12aを鉛直状態にした後、その上端部12a1(図1b)を地上に残して溝孔10内に挿入し、建て込む(図1b)。建て込まれた芯材要素12aが鉛直状態にあるか否かは、トランシット(図示せず)では知ることが困難である。溝孔10における芯材要素12aの建て込み状態は、地上に設置された保持手段36(図4)により解除可能に維持される。前記建て込みの際、芯材要素12aはその2つの継手20が隣接する地中連続壁14の一部から突出する芯材13の2つの継手22を受け入れた状態で下降される。
次に、前記クレーンを用いて他の芯材要素12bを吊り上げ、先に建て込まれた芯材要素(下方の芯材要素)12aに芯材要素(上方の芯材要素)12bをこれらが互いに整合するように載置する(図1c)。このとき、下方の芯材要素12aの突起34(図4及び図5)上に上方の芯材要素12bのウエブ18が載る。
次いで、下方および上方の両芯材要素12a、12bの両フランジ16にこれらに上下方向にわたって伸びる複数の鋼製プレート38(図4)をあてがい、さらに前記プレートを両フランジ16に複数のボルト39で固定する。これにより、両芯材要素12a,12bの仮締めを行い、下方の芯材要素12aへの上方の芯材要素12bの継ぎ足しを行う。
その後、下方の芯材要素12aに対する上方の芯材要素12bの曲がりすなわち傾きを修正する。前記傾きの修正のために、両芯材要素12a,12bの互いに上下に対応する2つのエレクションピースを1組とする4組のエレクションピース(24a,24a)、(24b,24b)、(24c,24c)及び(24d,24d)にそれぞれ4つのアクチュエータ26a、26b、26c及び26dを取り付ける(図1c)。
アクチュエータ26にあっては、ボルト30をその締め付け方向に回して下方に進めるとその先端が上エレクションピースに突き当たり、尚も進めると、前記アクチュエータの本体28がせり上がり、本体28の下端部が下エレクションピースの下端に突き当たる。アクチュエータ26によれば、ボルト30をさらに進めることにより、前記上エレクションピースに対して、前記下エレクションピースを反力支持体として下向きの外力を及ぼし、これを押し下げることができる。その結果、前記上エレクションピースと一体である上方の芯材要素12bが、前記仮締めの締め付け力に抗して、突起34の周りに回転する。したがって、上方の芯材要素12bの回転運動を該上方の芯材要素の傾きとは反対の側に生じさせることにより、上方の芯材要素12の傾きを解消し、これを修正することができる。傾きの修正は、該傾きの方向を考慮して、これに適する位置にある所要のアクチュエータ26、すなわちアクチュエータ26a,26b,26c,26dのうちのいずれか1つ又は複数のアクチュエータ26が選択される。なお、前記所要のアクチュエータ26以外のアクチュエータにおいては、前記所要のアクチュエータの動作が阻害されないように、ボルト30がこれを緩める方向に回した状態におかれる。また、ボルト30を本体28の下端部に螺合する例においても、ボルト30を前記下エレクションピースに向けて上方へ進めることにより、該下エレクションピースに対応する上エレクションピースを押し下げることができる。
図示の例においては、前記した修正により、上方の芯材要素12bの傾きが所定の許容誤差の範囲内にある状態、すなわち上方の芯材要素12bが実質的に鉛直な状態におかれる。これとは異なり、芯材12が鉛直状態にではなく、傾斜した状態に設置される場合には、その傾きの修正は、上方の芯材要素12bの軸線の下方の芯材要素12aの軸線に対する交差角度が許容誤差の範囲内にあるようになされる。
上方の芯材要素12bの傾きを修正した後(図1d)、両芯材要素12a及び12bのフランジ16について本締めを行う。その後、全てのアクチュエータ26を撤去し、さらに、両芯材要素12a及び12bのウエブ18にこれらにわたって上下方向に伸びる鋼製プレート(図示せず)をあてがい、複数のボルト(図示せず)を用いて前記鋼製プレートを両ウエブ18に固定する(本締め)。次いで、保持手段36による下方の芯材要素12aの支持を解除し、前記クレーンを操作して、下方の芯材要素12aに継ぎ足された上方の芯材要素12bを、その上端部を地上に残して、溝孔10内に挿入し、建て込む(図2a)。
その後、建て込まれた芯材要素12bを下方の芯材要素として、前記したと同様にして、芯材要素12bに最後の芯材要素12cを仮締めにより継ぎ足し(図2b)、下方の芯材要素12bに対する上方の芯材要素12cの傾きを所定の許容誤差の範囲内にあるように修正し(図2c参照)、これを確認した後、両芯材要素12b,12cのフランジ16における本締めを行った後、前記アクチュエータを取り外し、両芯材要素12b,12cのウエブ18における本締めを行う。その後、上方の芯材要素12cを溝孔10内に挿入し、これにより、芯材要素12a,12b,12cからなる芯材12の溝孔10内への設置を完了する。上方の芯材要素12bの傾きが許容誤差の範囲内で修正された否かについて、後述する修正確認装置40を用いて確認することができる。
なお、前記アクチュエータが、対応する前記上下の両エレクションピースを受け入れるように配置されるとき、これらのエレクションピースから滑り落ちないようにこれを防止するための棒状体31(図5)を設けることが好ましい。棒状体31は、前記上方の芯材要素の下端部に位置する上エレクションピースに設けられている。
下方の芯材要素12aに対する上方の芯材要素12bの傾きの修正に用いられる他のタイプアクチュエータ60,70及び80は、前記したアクチュエータ26においてはこれが前記上エレクションピースを押し下げるように作用するのに対して、前記上エレクションピースに対してこれを押し上げる作用をなす。この作用上の相違から、これらのタイプのアクチュエータ60,70及び80を用いて行う前記上方の芯材要素の傾きの修正においては、突起34は設けられない。
図6a〜図6cを参照すると、アクチュエータ60a,60b,60c,60dのそれぞれはスクリュージャッキからなる。前記スクリュージャッキは、長ナット62と、該長ナットにその両端からそれぞれ螺合された上下の両ボルト64とを有し、各ボルト64の頭部にはブラケット66が取り付けられている。各アクチュエータ60は、その両ブラケット66において、対応関係にある各組のエレクションピース(12a,12a),(12b,12b),(12c,12c),(12d,12d)にピン68を介して遥動可能に取り付けられている。
このアクチュエータ60にあっては、長ナット62をいずれか一方に回転させることにより、上下のボルト64をこれらが互いに離れる方向(上下方向)に移動させることができ、これにより前記下エレクションピースを反力支持体として上エレクションピースを上方に押し上げることができる。その結果、前記上エレクションピースと一体である上方の芯材要素12bが、前記仮締めの締め付け力に抗して変位し、その傾斜を変える。したがって、上方の芯材要素12bを該上方の芯材要素の傾きとは反対の側に傾斜させることにより、上方の芯材要素12の傾きを解消し、これを修正することができる。このとき、傾きの修正に使用されないアクチュエータの長ナット62は他方向に回転操作される。
次に、図7a〜図7cを参照すると、アクチュエータ70a,70b,70c,70dのそれぞれは液圧ジャッキからなる。前記液圧ジャッキは、いわゆるポンプ分離型又はポンプ一体型のものからなり、シリンダ72と、該シリンダに伸縮可能に取り付けられたピストン74とを有し、シリンダ72及びピストン74のそれぞれにブラケット76が取り付けられている。各アクチュエータ70は、その両ブラケット76において、対応関係にある前記上下のエレクションピース(12a,12a),(12b,12b),(12c,12c),(12d,12d)にピン78を介して遥動可能に取り付けられている。
このアクチュエータ70によれば、シリンダ72に圧液を供給することにより、シリンダ74を上昇させ、これにより前記下エレクションピースを反力支持体として上エレクションピースを上方に押し上げることができる。その結果、前記上エレクションピースと一体である上方の芯材要素12bが、前記仮締めの締め付け力に抗して変位し、その傾斜を変える。したがって、上方の芯材要素12bを該上方の芯材要素の傾きとは反対の側に傾斜させることにより、上方の芯材要素12の傾きを解消し、これを修正することができる。このとき、傾きの修正に使用されないアクチュエータのピストン74に向けて収縮動作される。
また、図8a〜図8cに示すように、アクチュエータ80a,80b,80c,80dは、それぞれ、細長い本体72を有する。本体82は、前記上エレクションピース(図8cで見て上方位置のエレクションピース24d)及びこれに対応する前記下エレクションピース(図8cで見て下方位置のエレクションピース24d)を受け入れ可能である2つの貫通穴84と、両貫通穴84間の1つの貫通穴86とを有する。
両貫通穴84間の貫通穴86には、前記上エレクションピースに押し上げ作用を及ぼすための押上機構88が設けられている。図8cを参照すると、押上機構88は、対応する前記上エレクションピースと前記下エレクションピースとの間に配置されこれらのエレクションピースにそれぞれ接する上下の2つのシム90と、両シム90間に配置され両シム90に接するカムアーム92と、上方のシム90に螺合され上下方向に伸びるボルト94とを備える。カムアーム92は、両シム90に接するカム部と、該カム部に連なるアーム部であって両シム90間に存しかつボルト94に相対するアーム部とを有する。
この押上機構88にあっては、ボルト94をその締め付け方向に回して下方に進めるとその先端がカムアーム92のアーム部に突き当たり、尚も進めて前記アーム部に下方向力を及ぼすと、カムアーム92のカム部が下方のシム90上で回転し、上方のシム90に上方向力を及ぼす。前記上エレクションピースは上方のシム90を介しての前記上方向力を受けて上方へ押し上げられる。その結果、前記上エレクションピースと一体である上方の芯材要素12bが、前記仮締めの締め付け力に抗して変位し、その傾斜を変える。したがって、前記したアクチュエータ60,70におけると同様に、上方の芯材要素12bを該上方の芯材要素の傾きとは反対の側に傾斜させることにより、上方の芯材要素12の傾きを解消し、これを修正することができる。このとき、傾きの修正の使用に供されない他のアクチュエータ80のボルト94は、傾きの修正の使用に供されるアクチュエータ70の動作を阻害しないように、これを緩める方向に回した状態におかれる。
次に、図9及び図10を参照すると、上方の芯材要素12bの傾きが許容誤差の範囲内で修正されたことを確認するための装置40が示されている。
修正確認装置40は、最下方に位置することとなる芯材要素12aに取り付けられ該芯材要素の軸線方向へ伸びる有底の管部材42と、管部材42内の底部に配置され、これに固定された光源44と、他の全ての芯材要素12b,12cに取り付けられ各芯材要素の軸線方向に伸びる両端開放の管部材46,48(図1a〜d及び図2a〜d参照)とを含む。
管部材42,46,48は、例えば、前記芯材要素の両フランジ16の一方とウエブ18との交差箇所に配置することができる(図3参照)。また、有底の管部材42は、下方の芯材要素12aに上方の芯材要素12bが継ぎ足されるとき、管部材46と整合可能であり、また、管部材46は、芯材要素12bに芯材要素12cが継ぎ足されるときに管部材48に整合可能である。これらの管部材の整合状態はこれらの管部材相互を例えば粘着テープ(図示せず)で接続することにより維持することができる。
管部材42,46,48は金属材料又はプラスチック材料からなる。また、光源44は単一若しくは複数の発光ダイオード又は電球50と、電球50のための電源である電池(図示せず)とを含み、これらの電球及び前記電池は管部材の底板の上方近傍にこれと平行に配置された円板52(図10)上に固定されている。図示の例では、1つの電球(中心の電球)50が管部材42の軸線上に配置され、他の4つの電球50が前記軸線を取り巻く円周上に等間隔に配置されている。なお、電球50のための電源は、管部材42内に配置される前記電池とすることに代えて、管部材42の外部に配置されかつ導線で電球50に接続される電池あるいは交流電源とすることができる(図示せず)。
これによれば、光源44の電球50から放たれ、下方の芯材要素52aの管部材42を経て芯材要素12bの管部材46内を進行する光線54(図1c,d)をその上方に位置する芯材要素12bの管部材46の上端で補足することを以て、芯材要素12bの傾きがゼロである(前記中心の電球50の光線を補足したとき)、又は所定の許容誤差の範囲内にある(前記円周上の電球50の光線を補足したとき)と判断することができ、この時を以て、前記アクチュエータの操作を停止することができる(図1d)。また、最後に継ぎ足される芯材要素12cの傾きについては、管部材42,46,48を経て進行する光線54を最上方の管部材48の上端で補足することを以て、これがゼロであり又は所定の許容誤差の範囲内にあることを確認することができる(図2c)。光源44は、管部材42に残してこれを埋設することができる。
なお、光源44の前記中心上の電球50と前記円周上の電球50との間の間隔の大きさは、前記下方の芯材要素に対する前記上方の芯材要素の傾きの修正に許容される誤差の範囲を規定する。
修正確認装置40は、さらに、前記上方の芯材要素12bの上端に据えられ、あるいは後に芯材要素12cの上端に据えられ、管部材46,48の上端開口に臨む撮像装置56と、地上に配置されかつ撮像装置56に電気的に接続されたモニタ58とを含むものとすることができる。これによれば、地上のモニタ58に映る電球50の映像を参照して、前記芯材要素の傾きの修正作業を行うことができる。
溝孔10内に最初に建て込まれた芯材要素12aの傾きの修正については、その確認を、修正確認装置40を用いてを行うことができる。修正確認は、管部材42の上端での光源44からの光線を補足及びモニタ58の映像の参照により行う。
図11及び図12に示すように、修正確認装置40の光源44を、前記発光ダイオード又は電球とする例に代えて、レーザ光を発するレーザ96とすることができる。
レーザ96は、円板52上に、管部材42の軸線に垂直な軸線(直交軸線)の周りに遥動可能に支持されている。より詳細には、レーザ96は、これに取り付けられた重錘98と、該重錘を貫通して前記直交軸線と平行にピン100と、該ピンを支持するブラケット102とを介して円板52上に支持されている。また、円板52には、重錘98したがってレーザ96のピン100の周りの遥動を可能とする、重錘98が経て伸びる貫通孔104が設けられている。これによれば、下方の芯材要素12aの傾きの如何に拘わらず、レーザ96が発するレーザ光を常に鉛直方向に向けることができる。
レーザ96を光源とするこの修正確認装置40にあっては、電球50の光のための撮像装置56の代わりに、前記レーザ光を受ける受光器(図示せず)が配置されている。前記受光器は、撮像装置56と同様に、上方の芯材要素12bに該芯材要素の管部材46の上端開口を臨むように配置されかつ支持されている。また、同様に、前記受光器は、地上に配置されたモニタ58に電気的に接続されており、モニタ58において前記レーザ光の前記受光器における到達点についての受光画像を見ることができる。
この修正確認装置40は、前記レーザ光が常に鉛直方向に直進することから、継ぎ足される前記上方の芯材要素の鉛直度の修正確認に適する。前記上方の芯材要素の傾きが所定の許容誤差の範囲内にあるか否かを判定するため、前記受光器に基準点(図示せず)と、該基準点の周囲を取り巻く円周上の複数の準基準点(図示せず)とが設定されている。これによれば、前記レーザ光が前記基準点に当たるときは修正後の前記芯材要素の傾きはゼロであり、また、前記レーザ光が前記基準点と前記準基準点との間に到達するときは前記傾きが許容誤差内にあると判定される。
また、この修正確認装置40は、最下方の芯材要素12aの鉛直度の確認のために用いることができる。このためには、前記受光器を芯材要素12aの管部材42にその上端開口を臨むように配置する。
また、修正確認装置40は、前記した例に代えて、前記下方の芯材要素に取り付けられた傾斜器110と、前記上方の芯材要素に取り付けられた傾斜器112とを備えるものとすることができる(図13参照)。この修正確認装置40にあっては、前記下方の芯材要素についての傾斜器110の計測データと前記上方の芯材要素についての傾斜器112の計測データとを対比し、両計測データの差が所定の範囲すなわち所定の誤差の許容範囲内にあるとき、前記上方の芯材要素の傾きの修正を確認することができる。したがって、この修正確認装置40は、鉛直状態に設置される芯材のほか、傾斜した状態に設置される芯材についての前記上方の芯材要素の傾きの修正確認に用いることができる。なお、さらに、両傾斜器110,112に線114,116を介して電気的に接続され、これらの両傾斜器110,112の計測データが送信されるコンピュータ118を備えるものとすることができる(図14参照)。これによれば、コンピュータ118を介して両傾斜器110,112の計測データの対比及び前記傾きの修正確認を行うことができる。
前記下方の芯材要素に取り付けられる傾斜器及び前記上方の芯材要素に取り付けられる傾斜器のいずれも、前記芯材要素の任意の高さ位置に配置することができるが、前記傾斜器の取り付け位置を前記下方の芯材要素の上端部とし、また、前記上方の芯材要素の下端部とすることにより、前記上方の芯材要素の傾きの確認後、両傾斜器を撤去し、これらを再使用に供することができる。
10 溝孔
12 芯材
12a、12b、12c 芯材要素
16,18 芯材要素のフランジ及びウエブ
24a、24b、24c、24d エレクションピース
26a、26b、26c、26d アクチュエータ
40 傾き修正確認装置
42,46,48 管部材
44 光源
50 電球
56 撮像装置
58 モニタ
60a、60b、60c、60d アクチュエータ
70a、70b、70c、70d アクチュエータ
80a、80b、80c、80d アクチュエータ
96 レーザ
110,112 傾斜器
12 芯材
12a、12b、12c 芯材要素
16,18 芯材要素のフランジ及びウエブ
24a、24b、24c、24d エレクションピース
26a、26b、26c、26d アクチュエータ
40 傾き修正確認装置
42,46,48 管部材
44 光源
50 電球
56 撮像装置
58 モニタ
60a、60b、60c、60d アクチュエータ
70a、70b、70c、70d アクチュエータ
80a、80b、80c、80d アクチュエータ
96 レーザ
110,112 傾斜器
Claims (2)
- 互いに相対する一対のフランジと、両フランジに連なるウエブと、各フランジの各側端に連なる継手とを有する複数の芯材要素からなる芯材を地中に設置するために、地上に上端部を残して地中に先に建て込まれた下方の芯材要素に対して、該下方の芯材要素に仮締めにより継ぎ足された上方の芯材要素の傾きを修正する方法であって、
予め、前記下方の芯材要素の両フランジと前記ウエブとが規定する2つの上部空間のそれぞれにおいて一対のエレクションピースをそれぞれ両フランジに取り付け、前記上方の芯材要素の両フランジと前記ウエブとが規定する2つの下部空間のそれぞれにおいて前記下方の芯材要素の一対のエレクションピースに対応する一対のエレクションピースをそれぞれ両フランジに取り付け、また、前記下方の芯材要素のウエブの上端上に、前記下方の芯材要素に前記上方の芯材要素が継ぎ足されるときに前記上方の芯材要素のウエブが載置される突起を設けておくこと、
前記下方の芯材要素の各エレクションピースと該エレクションピースに対応する前記上方の芯材要素の各エレクションピースとに、前記上方の芯材要素に前記突起の周りの回転運動を生じさせるために前記下方の芯材要素の各エレクションピースを反力支持体として前記上方の芯材要素の各エレクションピースに外力を付与するアクチュエータを取り付けること、
前記上方の芯材要素をその傾きが修正される方向に回転させるべく前記アクチュエータのいずれかを作動させることを含む、修正方法。 - 互いに相対する一対のフランジと、両フランジに連なるウエブと、各フランジの各側端に連なる継手とを有する複数の芯材要素からなる芯材を地中に設置するために、地上に上端部を残して地中に先に建て込まれた下方の芯材要素に対して、該下方の芯材要素に仮締めにより継ぎ足された上方の芯材要素の傾きを修正する方法であって、
予め、前記下方の芯材要素の両フランジと前記ウエブとが規定する2つの上部空間のそれぞれにおいて一対のエレクションピースをそれぞれ両フランジに取り付け、また、前記上方の芯材要素の両フランジと前記ウエブとが規定する2つの下部空間のそれぞれにおいて前記下方の芯材要素の一対のエレクションピースに対応する一対のエレクションピースをそれぞれ両フランジに取り付けておくこと、
前記下方の芯材要素の各エレクションピースと該エレクションピースに対応する前記上方の芯材要素の各エレクションピースとに、前記上方の芯材要素を傾けるために前記下方の芯材要素の各エレクションピースを反力支持体として前記上方の芯材要素の各エレクションピースに外力を付与するアクチュエータを取り付けること、
前記上方の芯材要素をその傾きが修正される方向に傾けるべく前記アクチュエータのいずれかを作動させることを含む、修正方法。
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