[go: up one dir, main page]

JP2013192994A - 流体供給装置およびゴム製シール部材 - Google Patents

流体供給装置およびゴム製シール部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2013192994A
JP2013192994A JP2012060118A JP2012060118A JP2013192994A JP 2013192994 A JP2013192994 A JP 2013192994A JP 2012060118 A JP2012060118 A JP 2012060118A JP 2012060118 A JP2012060118 A JP 2012060118A JP 2013192994 A JP2013192994 A JP 2013192994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
rubber
rubber seal
fluid supply
vulcanization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012060118A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fukase
賢一 深瀬
Takahiro Hatase
貴宏 畑瀬
Takehiro Hamamura
武広 浜村
Shinya Nomura
真也 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ABB KK
Air Water Mach Inc
Original Assignee
ABB KK
Air Water Mach Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ABB KK, Air Water Mach Inc filed Critical ABB KK
Priority to JP2012060118A priority Critical patent/JP2013192994A/ja
Publication of JP2013192994A publication Critical patent/JP2013192994A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】ゴム製シール部材を適正に交換することのできる流体供給装置、およびゴム製シール部材を提供すること。
【解決手段】複数の流路、および流路からの流体の漏れを防止するシール部材とを有する流体供給装置1において、シール部材として、異なる色相の複数のゴム製シール部材61〜64等を用いる。かかるゴム製シール部材は、ゴム材料中に、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材、および有色着色材を含有し、カーボンブラックを含有していない。かかるゴム性シール部材は任意の着色が可能であり、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、ジメチルアミンに浸漬したときの体積変化、硬度変化が小さく、封止性能が劣化しにくい。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗装装置等の流体供給装置、およびOリングやパッキン等のゴム製シール部材に関するものである。
塗装装置は、液状の塗料を溶剤や圧縮空気等を利用して噴出する流体供給装置として構成されている。かかる流体供給装置には、複数の流路の各々にOリングやパッキン等のゴム製シール部材が設けられており、かかるゴム製シール部材については、塗料や溶剤により劣化しにくいことが求められる。このため、ゴム製シール部材のうち、塗料や溶剤と接する可能性があるゴム製シール部材については、耐溶剤性ゴム組成物として、エチレンまたはプロピレン、テトラフルオロエチレン、およびパーフルオロアルキルビニルエーテルの3元共重合体ゴム等のフッ素ゴムが使用されている。また、ゴム製シール部材では、機械的強度や剛性を高めることを目的にカーボンブラックが配合されているため、その色相は黒色や灰色等である(特許文献1参照)。また、塗装装置等の流体供給装置において、ゴム製シール部材は、使用される部位によって接触する流体の種類、濃度、接触頻度等が異なるため、機能やコスト等を総合的に考慮して、使用される部位によって、異なる材質のゴム製シール部材が使用されることが多い。
特開2002−20557号公報
しかしながら、カーボンブラックが配合されたゴム製シール部材の色は黒または灰色であるため、外見では材質の見分けがつかないため、不便である。このため、塗装装置等の流体供給装置において、ゴム製シール部材を交換する際、誤って、異なる品番のゴム製シール部材に交換しないように多大な注意を払う必要がある。また、注意を払っても、材質が異なるゴム製シール部材に交換してしまう危険性や、材質が同じでもサイズの違いを目視で判定できない場合、異なるサイズのゴム製シール部材に交換してしまう危険性がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、ゴム製シール部材を適正に交換することのできる流体供給装置、およびゴム製シール部材を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の流路、および前記流路からの流体の漏れを防止するシール部材と、を有する流体供給装置であって、前記シール部材として、異なる色相の複数のゴム製シール部材が用いられ、前記ゴム製シール部材は、ゴム材料中に、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材、および有色着色材を含有し、カーボンブラックを含有していないことを特徴とする。本発明における「有色」とは、黒色や灰色を除く色相を意味する。
本発明では、シール部材として、異なる色相の複数のゴム製シール部材が用いられているため、ゴム製シール部材を交換する際、ゴム製シール部材の色相を目安に交換作業を行うことができる。このため、交換作業を効率よく行うことができる。また、材質やサイズが異なるゴム製シール部材に交換することがない等、ゴム製シール部材を適正に交換することができる。また、ゴム製シール部材は、カーボンブラックが配合されていないので、様々な色相のゴム製シール部材を得ることができる。さらに、ゴム製シール部材は、カーボンブラックが配合されていないので、ゴム材料内部への溶剤の拡散を抑制することができる。さらにまた、ゴム製シール部材では、カーボンブラックに代えて、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材が配合されているので、十分な機械的強度や剛性を得ることができる。
本発明に係る流体供給装置は、塗装装置として構成される場合があり、この場合、流体供給装置(塗装装置)は、前記複数の流路に供給される流体を利用して塗料を噴出する。塗装装置の場合は特に、溶剤を用いるので、材質が異なるゴム製シール部材に交換すると、短期間のうちに不具合が発生しやすいが、本発明によれば、かかる不具合の発生を防止することができる。
本発明において、前記有色着色材は、有色有機系着色材であることが好ましい。有色有機系着色材であれば、少ない量の有色着色材で着色することができるので、有色着色材の配合によってゴム製シール部材の物性等が低下することを防止することができる。
本発明において、前記無機粒子として、硫酸バリウムの粒子および二酸化ケイ素(シリカ)の粒子のうちの少なくとも一方の粒子を含むことが好ましい。かかる充填材によれば、架橋反応を妨げないという作用や、粒子間で強い凝集力を発揮する作用等によって、ゴム材料の機械的強度や剛性を効率よく改善することができる。このために、例えば、ゴム硬度が60〜80Hsで、溶剤への浸漬で体積変化が150%以下、硬度変化が35ポイント以下のゴム製シール部材を実現することができる。
本発明において、前記無機粒子として、硫酸バリウムの粒子および二酸化ケイ素の粒子の双方を含有することが好ましい。かかる構成によれば、硫酸バリウムの粒子と二酸化ケイ素の粒子とを併用しているので、大変形域での補強の効果が硫酸バリウムの粒子では十分でない場合でも、大変形域まで十分な補強効果を得ることができる。
本発明において、前記無機粒子の配合量は、前記ゴム材料100重量部に対して5重量部から80重量部であることが好ましい。かかる構成によれば、ゴム硬度をシール材として良好な60〜80Hsの範囲を実現することができる。
また、本発明は、ゴム材料中に、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材、および有色有機系着色材を含有し、カーボンブラックを含有していないゴム製シール部材であって、前記無機粒子として、硫酸バリウムの粒子および二酸化ケイ素の粒子の双方を含有することを特徴とする。
本発明に係るゴム製シール部材は、カーボンブラックが配合されていないので、様々な色相のゴム製シール部材を得ることができる。また、ゴム製シール部材は、カーボンブラックが配合されていないので、ゴム材料内部への溶剤の拡散を抑制することができる。さらに、ゴム製シール部材では、カーボンブラックに代えて、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材が配合されているので、十分な機械的強度や剛性を得ることができる。さらにまた、有色有機系着色材を用いているため、少ない量の有色着色材で着色することができる。それ故、有色着色材の配合によって、ゴム製シール部材の物性等が低下することを防止することができる。また、硫酸バリウムの粒子と二酸化ケイ素の粒子とを併用しているので、大変形域での補強の効果が硫酸バリウムの粒子では十分でない場合でも、大変形域まで十分な補強効果を得ることができる。
本発明に係る流体供給装置では、シール部材として、異なる色相の複数のゴム製シール部材が用いられているため、ゴム製シール部材を交換する際、ゴム製シール部材の色相を目安に交換作業を行うことができる。このため、交換作業を効率よく行うことができる。また、材質やサイズが異なるゴム製シール部材に交換することがない等、ゴム製シール部材を適正に交換することができる。また、ゴム製シール部材は、カーボンブラックが配合されていないので、様々な色相のゴム製シール部材を得ることができる。さらに、ゴム製シール部材は、カーボンブラックが配合されていないので、ゴム材料内部への溶剤の拡散を抑制することができる。さらにまた、ゴム製シール部材では、カーボンブラックに代えて、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材が配合されているので、十分な機械的強度や剛性を得ることができる。
本発明を適用した流体供給装置(塗装装置)の一例を示す説明図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
[流体供給装置(塗装装置)の構成例]
(全体構成)
図1は、本発明を適用した流体供給装置(塗装装置)の一例を示す説明図である。図1に示す流体供給装置1は、塗装用ロボット等に設けられる回転霧化頭型の塗装装置であり、例えば、特開平11−262699に開示された構成を有している。かかる流体供給装置1は、ハウジング22、塗装機28、フィードチューブ挿通孔27、34、カートリッジ35、ピストン40、シンナ通路43、48、塗料弁46、シンナ弁54等から構成されている。ハウジング22は、塗装用ロボットの手首等に連結されるネック部23と、ネック部23の先端に一体形成されたヘッド部24とを備えている。ヘッド部24の前側には塗装機取付部25が凹状に形成され、ヘッド部24の後側にはカートリッジ取付部26が凹状に形成されている。カートリッジ取付部26の底部には、雌接続部26Bと雄接続部26Cが別個に形成され、雌接続部26Bには、ボンベ36の雄接続部36Aが嵌合し、雄接続部26Cには、ボンベ36の雌接続部36Bが嵌合する。
ハウジング側フィードチューブ挿通孔27は、その前側が小径なフィードチューブ挿通部27Aとなり、後側がテーパ状に凹陥した円錐状凹陥部27Bとなっている。フィードチューブ挿通部27Aは、塗装機側フィードチューブ挿通孔34と同軸に形成されている。円錐状凹陥部27Bは、カートリッジ35の円錐状凸部38が当接して嵌合している。
塗装機28は、エアモータ29と、エアモータ29によって回転駆動される回転霧化頭30と、エアモータ29の前端側に設けられたシェーピングエアリング31とにより大略構成されている。エアモータ29は、回転軸29Cと、回転軸29Cに固着して設けられたエアタービン29Dと、回転軸29Cと微小な間隙をもつ静圧エア軸受29Eとを備えている。回転軸29Cの先端側では、エアモータ29に回転霧化頭30が接続され、回転霧化頭30は、エアモータ29によって回転し、供給された塗料を遠心霧化して微粒化した後、高電圧に帯電した帯電塗料粒子を被塗物との間に形成される静電界に沿って飛行させ、被塗物に塗着させる。なお、シェーピングエアリング31は、エアモータ29を前側から固定するようにヘッド部24の塗装機取付部25に取付けられており、外周側に設けられた多数のシェーピングエア噴出孔31Aは、回転霧化頭30の放出端縁に向けてシェーピングエアを噴出し、回転霧化頭30からの帯電塗料粒子の放出パターンを整形する。ハウジング22のネック部23には高電圧発生器32が設けられており、高電圧発生器32は、回転軸29Cを介して回転霧化頭30に高電圧を印加し、塗料を直接帯電させる。また、ハウジング22のネック部23には複数のエア通路33が形成されており、複数のエア通路33は、タービンエア、軸受エア、ブレーキエア、シェーピングエア等を供給する。
塗装機側フィードチューブ挿通孔34の基端側は、ハウジング側のフィードチューブ挿通孔27のフィードチューブ挿通部27Aに開口し、先端側は回転霧化頭30内に開口している。また、塗装機側のフィードチューブ挿通孔34は、ハウジング側のフィードチューブ挿通孔27のフィードチューブ挿通部27Aと同軸に形成されている。かかるフィードチューブ挿通孔27、34には、カートリッジ35のフィードチューブ39が挿脱可能に挿嵌される。
カートリッジ35は、回転霧化頭30に各色の塗料を供給する。かかるカートリッジ35は、シリンダとして機能するボンベ36と、ボンベ36の円錐状凸部38から軸方向に延び、内部が塗料供給路39Aとなったフィードチューブ39と、ボンベ36内に設けられた可動隔壁としてのピストン40と、押出し液体をなすシンナを供給するカートリッジ側シンナ通路43とにより大略構成されている。塗料供給路39Aの基端側は、塗料収容室41に接続され、先端側は回転霧化頭30に向けて開口している。また、フィードチューブ39には、塗料供給路39Aの先端側を縮径して弁座部39Bが設けられ、弁座部39Bには、塗料弁46の弁体が接離する。
ピストン40は、ボンベ36内を、フィードチューブ39の塗料供給路39Aに連通路41Aを介して連通する塗料収容室41と、押出し液体としてのシンナを収容する押出し液体収容室をなすシンナ収容室42とに画成している。
ボンベ36には、カートリッジ側シンナ通路43が形成されており、カートリッジ側シンナ通路43の一端は、ボンベ36の雄接続部36A先端面に開口し、他端はシンナ収容室42に連通している。カートリッジ側シンナ通路43は、シンナ収容室42内にシンナを供給することによりピストン40をフィードチューブ39側に押動し、これにより、ピストン40は、塗料収容室41内に充填された塗料を回転霧化頭30に向け押出す。
ボンベ36の雄接続部36A内には急速継手44が設けられ、急速継手44は逆止弁として構成されている。かかる急速継手44は、カートリッジ取付部26にカートリッジ35を取付け、雌接続部26Bに雄接続部36Aを嵌合させたときにのみ、開弁し、カートリッジ側シンナ通路43をハウジング側シンナ通路48に連通し、シンナの流通を許す。
ボンベ36の先端側には塗料弁収容部45が設けられ、塗料弁収容部45内には塗料弁46が収容されている。塗料弁46は、ハウジング側パイロットエア通路49、カートリッジ側パイロットエア通路47を経由してパイロットエアが供給されたときに開弁して、塗料収容室41内の塗料を回転霧化頭30に供給する。
ハウジング22にはハウジング側シンナ通路48が形成されており、ハウジング側シンナ通路48は、一端が後述するシンナ供給装置(図示せず)に接続され、他端がカートリッジ取付部26の雌接続部26Bに開口している。また、ハウジング側シンナ通路48の屈曲部位は、シンナ弁54の弁座部となっている。
また、ハウジング22にはハウジング側パイロットエア通路49が設けられており、パイロットエア通路49の一端は塗料弁用パイロットエア源(図示せず)に接続され、パイロットエア通路49の他端は雄接続部26Cの周面で開口している。
ハウジング22にはエア吸引通路50が形成されており、エア吸引通路50は、負圧発生源(図示せず)に接続されている。かかるエア吸引通路50は、カートリッジ35のボンベ36との間に画成された負圧空間51のエアを吸引することにより、カートリッジ35を引き付けてカートリッジ取付部26に対して固定する。
ハウジング22には取外しエア供給通路52が設けられ、取外しエア供給通路52は取外し用エア源(図示せず)に接続されている。取外しエア供給通路52は、負圧空間51にエアを供給することにより、カートリッジ取付部26に対するカートリッジ35の固定状態を解除し、カートリッジ35の取外しを許可する。
ハウジング22のヘッド部24にはシンナ弁収容部53が設けられており、シンナ弁収容部53内にはシンナ弁54が収容されている。シンナ弁54は、塗料収容室41内の塗料を回転霧化頭30に供給するために、シンナ収容室42にシンナを供給するときに開弁するエアパイロット式切換弁として構成されている。かかるシンナ弁54は、パイロットエア通路55を経由してパイロットエアが供給されたとき、シンナ収容室42に対しシンナの供給を行なう。
(ゴム製シール部材)
このように構成した流体供給装置1においては、シンナ弁54や塗料弁46にはゴム製シール部材61、62が設けられている。また、ボンベ36とカートリッジ取付部26との間にもゴム製シール部材63が設けられ、ピストン40の周りにはゴム製シール部材64が設けられている。さらに、ハウジング側シンナ通路48、エア供給通路52、カートリッジ側シンナ通路43、塗料供給路39A等の流路や、急速継手44にもゴム製シール部材が設けられることもある。
また、上記のゴム製シール部材については、対応する流路を流れる流体の種類に応じて材質を変えてある。より具体的には、シンナや塗料が流れる流路には、ゴム製シール部材として、耐溶剤性に優れたフッ素ゴムからなるシール部材が用いられ、エアが流れる流路には、フッ素ゴム以外の汎用ゴムや、フッ素ゴムの中でも比較的安価なフッ素ゴムからなるゴム製シール部材が用いられている。従って、流体供給装置1のメンテナンス作業等において、ゴム製シール部材を交換する際に、誤って、材質が異なるゴム製シール部材に交換すると、不具合が発生してしまう。また、複数のゴム製シール部材には、目視ではサイズの違いが判別できないゴム製シール部材が含まれている。従って、流体供給装置1のメンテナンス作業等において、ゴム製シール部材を交換する際に、誤って、材質が同一でもサイズが異なるゴム製シール部材に交換すると、不具合が発生してしまう。
そこで、本形態の流体供給装置1では、対応する流路を流れる流体の種類やサイズに応じて、ゴム製シール部材の色相を相違させてある。従って、ゴム製シール部材を交換する際、ゴム製シール部材の色相を目安に交換作業を行うことができる。このため、交換作業を効率よく行うことができる。また、誤って、材質やサイズが異なるゴム製シール部材に交換することがない等、ゴム製シール部材を適正に交換することができる。特に、流体供給装置1のうち、塗装装置の場合は溶剤を用いるので、異なる材質のゴム製シール部材に交換すると、短期間のうちに不具合が発生することになるが、本形態によれば、かかる不具合の発生を防止することができる。
[ゴム性シール部材の詳細構成]
本発明において、ゴム製シール部材は、ゴム材料中に、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材、および有色着色材を含有し、カーボンブラックを含有していない。ここで、有色着色材としては、有色無機系着色材および有色有機系着色材のいずれを用いてもよいが、有色有機系着色材を用いることが好ましい。
このように構成したゴム製シール部材は、充填材として白色あるいは透明な無機粒子が配合され、カーボンブラックが配合されていない。このため、着色可能であり、かつ、溶剤への浸漬で体積変化が150%以下、硬度変化が35ポイント以下の特性を発揮する。
ここで、無機粒子としては硫酸バリウムの粒子、または硫酸バリウムの粒子と他の無機粒子との組み合わせを用いることが好ましい。硫酸バリウムはゴムの架橋反応を阻害せずに、ゴムポリマーの中で海−島構造を保ったまま充填効果を発揮する。この効果の利点は、低ひずみ域での反発弾性が良好なこと、溶剤のゴムポリマー内への拡散を低下させること等である。
また、無機粒子としては、合成非晶質シリカ(二酸化ケイ素)の粒子、または合成非晶質シリカ粒子と他の無機粒子との組み合わせを用いることが好ましい。合成非晶質シリカは粒子間で強い凝集力を有し、ゴムポリマーの強度を増す効果がある。このため、合成非晶質シリカ(二酸化ケイ素)の粒子を充填材として用いると、低ひずみ域から大変形域まで補強の効果がある利点がある。それ故、硫酸バリウムの粒子と合成非晶質シリカの粒子とを併用すれば、大変形域での補強の効果が硫酸バリウムの粒子では十分でない場合でも、大変形域まで十分な補強効果を得ることができる。
これに対し、カーボンブラックはゴムポリマーとカーボンブラック粒子との間で明確な境界がなくなり見かけ上ゲル化する「バウンドラバー」状態になることが知られており、カーボンブラック粒子とポリマー界面には未架橋状の界面膜が存在すると言われている。このため、カーボンブラックを用いた際に発生するバウンドラバーは、大変形時の補強効果、長期間の変形からの回復には優れるが、未架橋界面膜が溶剤の内部への拡散を促進する懸念がある。
なお、シール材として良好な弾性であるゴム硬度が90〜80Hsの範囲にあるため、無機粒子の配合量は、例えば、ゴム材料100重量部に対して5重量部から80重量部であることが好ましい。その際、例えば、硫酸バリウムと合成非晶質シリカを任意の割合に配合する。また、無機粒子の平均粒径は、例えば1μmから100μmである。
(ゴム製シール部材の製造方法)
本発明のゴム製シール部材を製造するにあたっては、フッ素ゴム組成物をOリングやパッキンの形態に加硫成型する。その際、フッ素ゴム組成物を加熱/加圧装置により一時加硫(一次加硫工程)を行った後、大気雰囲気中下で二次加硫(二次加硫工程)を行う。
フッ素ゴム組成物は、フッ素ゴムパッキンに使用可能な材料であれば、限定されず、例えば、以下の材料を用いることができる。まず、フッ素ゴムとしては、例えば、テトラフロロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/フッ化ビニリデン共重合体(ダイキン工業株式会社製のダイエル(登録商標)、ソルベイスペシャルティポリマーズ株式会社製のテクノフロン(登録商標)等)、エチレンまたはプロピレン/テトラフロロエチレン/パーフルオロメチルビニルエーテル共重合体(デュポンエラストマー株式会社製のバイトン(登録商標)ETP等)、テトラフロロエチレン/パーフルオロメチルビニルエーテル共重合体(ダイキン工業株式会社製のパーフロ(登録商標)、ソルベイスペシャルティポリマーズ株式会社製のテクノフロン(登録商標)PFRシリーズ等)を挙げることができる。
(充填材)
本形態では、硫酸バリウムの粉体や合成非晶質シリカの粉体等をフッ素ゴムに充填材として練り込んで、フッ素ゴム組成物として用いる。かかる充填材は、ゴム材料100重量部に対して5重量部から80重量部配合する。充填材の配合量が80重量部を超えると、ゴムとしての弾性等が低下する。それ故、充填材の配合量は、5重量部から80重量部が好ましい。充填材の配合量が5重量部未満では、機械的強度や剛性が低すぎる一方、充填材の配合量が80重量部を超えると、弾性が低下し、封止部材としての機能が低下する。
(加硫方法)
かかるフッ素ゴム組成物に対する加硫方法としては、過酸化物加硫やポリオール加硫を採用することが好ましく、過酸化物加硫は、耐スチーム製や耐薬品性に優れているという利点があり、ポリオール加硫は、圧縮永久歪みが小さく、シール性に優れている等、機械的特性に優れているという利点がある。
過酸化物加硫の場合、ジt−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン−3,1,3,―ジ(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン等が用いられる。ポリオール加硫の場合、ビスフェノールAF、ビスフェノールA、ジヒドロキシベンゾフェノン等のポリヒドロキシ化合物またはそれらのアルカリ金属塩等が用いられる。
なお、加硫の際に、テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、トリエチルベンジルアンモニウムブロミド、トリエチルベンジルアンモニウムヒドロキシド等の四級アンモニウム化合物や、n−オクチルアミン、n−ブチルアミン、アニリン、1−アミノ−2−ブタノール、1−アミノデカン、ヘキサメチレンジアミン、ジ−n−オクチルアミン、ジ−n−ブチルアミン、N−メチルアニリン等の塩基性窒素化合物を加硫促進剤として添加してもよい。また、トリアニルイソシアヌレート、トリメチロール加硫を行う場合には、水酸化カルシウム(Ca(OH)2))等を加硫促進剤として添加し、酸化マグネシウム(MgO)や酸化カルシウム(CaO)等を受酸剤として添加してもよい。
上記した材料は、混練装置、例えばオープンロール、加圧ニーダー、ヘンシェルミキサー等、慣用の任意の装置で混練した後、一時加硫工程が行われる。
(一次加硫工程)
一次加硫工程においては、上記のフッ素ゴム組成物を加硫/加圧装置により一次加硫する。かかる一次加硫は、プレスキュアと称せられ、フッ素ゴム組成物をOリングやパッキン等の形状に成型しながら加硫をおこなう。その際、例えば、短冊状の配合ゴムを金型に入れて加熱/加圧成型してもよく、圧縮成形、押出成型等で予備成形してから加硫成型してもよい。射出成形を行うこともできる。成形物の形状にも特に制限はなく、Oリング、角リング、甲山、甲丸、へルール等の種々の形状のパッキン材に成型することが可能である。金属や樹脂との複合体、例えばフッ素樹脂シート/ゴムの複合体であってもよい。
加硫時間については特に制限はなく、加硫剤や加硫助剤の種類や、目的とする硬度等に応じて任意に決定する事ができる。例えば約100〜300℃、より具体的には140〜180℃の温度で0.1分〜100時間の加熱/加圧により所定形状のフッ素ゴムパッキンを得る。
(二次加硫工程)
次に、一次加硫工程により得られたフッ素ゴムパッキンに対して熱風炉等の熱気装置によって大気雰囲気中での二次加硫工程を行い、ゴムパッキンとしての物性および寸法を安定させる。かかる二次加硫は、ポストキュアと称せられ、通常、200〜290℃の温度で1〜50時間程度行われる。
(三次加硫工程)
なお、上記の二次加硫工程に加えて、二次加硫工程により得られたゴム製シール部材に対して、熱気装置等により300℃以上の温度で、酸素を除去した不活性雰囲気中での三次加硫工程を行なってもよい。三次加硫の温度は、酸素ガスを除外した雰囲気中で行う。大気のように酸素が豊富に存在する雰囲気では、例えば、過酸化物加硫剤は加硫阻害を受け、加硫剤が失効/無効分解するために加硫が滞り、高温域で使用するには物性的に不完全となる。また、低い温度の加硫のみではゴム製シート部材から加硫材の残渣や、加硫に寄与出来なかったフッ素ゴム成分が放出されるおそれがある。不活性ガス雰囲気としては、大気成分中の酸素ガスを除外した雰囲気であればよいので、CO2ガス雰囲気、N2ガス雰囲気、Arガス雰囲気を使用することができる。複数のガスを組み合わせて用いてもよい。価格や作業環境への影響を考慮すると、大気成分として多く存在するN2ガスが特に好ましい。三次加硫の温度は二次加硫の温度以上であればよく、好ましくは275℃以上、特に好ましくは300〜325℃とする。三次加硫温度を高めに設定すると三次加硫前フッ素ゴムパッキン中の加硫が促進されることにより加硫剤の残渣を放出しやすくなる。これに対して、低めに設定すると三次加硫前後でのフッ素ゴムパッキンの物性変化が小さいため、高温域で使用した場合に物性変化が大きくなってしまう。三次加硫の時間は特に制限はない。ゴム製シール部材が使用される温度やゴム製シール部材の材質等に応じて任意に設定することができる。ただし、加硫時間が極端に短いと伝熱の問題から加硫の効果がパッキン内部に達しない場合がある。また、加硫時間が長すぎると、熱分解や解重合によりフッ素ガスの放出が著しくなるため、熱気装置を腐蝕しやすくなり大変に不経済的である。それ故、三次加硫の時間は、好ましくは30分から40時間、より好ましくは2〜30時間、特に好ましくは3〜20時間である。
三次加硫の方法も特に制限はないものの、加硫をさらに促進させるには、化学平衡の観点から残渣を気相へ拡散する必要が有るため、濃度勾配として装置中に気流を生じさせるか、または一定時間毎に熱気装置中の雰囲気が完全に、あるいは部分的に入れ替わるのが望ましい。その際に気体流量に特に制限はなく、三次加硫前のフッ素ゴムパッキンの材質、量、装置の容積等に応じて任意に設定することができる。一般的には1リットル/分〜100リットル/分、特に5リットル/分〜30リットル/分程度とするのが、好ましい。なお、三次加硫工程における不活性雰囲気としては、不活性ガス雰囲気に代えて、減圧雰囲気を採用してもよい。
[実施例]
次に、本発明の実施例について説明する。
(ゴム製シール部材の基本組成)
以下に説明する実施例では、テトラフロロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/フッ化ビニリデン共重合体を使用し、加硫方法は有機ペルオキシドを使用した過酸化物加硫である。加硫助剤はトリアリルイソシアヌレート、充填材としては、フッ素ゴム材料100重量部に対して、以下の材料を25重量部配合した。
実施例1:硫酸バリウムの粉体
実施例2:硫酸バリウムの粉体、および合成非晶質シリカの粉体(3対1)
比較例 :カーボンブラックの粉体
かかるフッ素ゴム組成物に、160℃での一次加硫工程、大気中230℃での二次加硫工程を行なってOリングを製造した。
得られたOリングについて、次の各項目の測定を行い、測定結果を表1に示す。
常態物性:JISK6253、JISK6251に準拠
耐溶剤性:23℃でメチルエチルケトン、酢酸ブチル、ジメチルアミンに168時間浸漬した後の体積変化と硬度変化を測定した。
Figure 2013192994
表1から分かるように、実施例1、2に係るOリング(ゴム製シール部材)は、充填材として、カーボンブラックを配合していないが、硫酸バリウムの粉体や合成非晶質シリカの粉体からなる充填材を配合してあるので、ゴム硬度が60〜80Hsで、溶剤への浸漬で体積変化が150%以下、硬度変化が35ポイント以下のゴム製シール部材を実現することができる。また、実施例1、2に係るゴム製シール部材は、カーボンブラックを含有していないので、各種色相のゴム製シール部材を製造するのに適している。
(着色材を配合したゴム製シール部材)
次に、本発明の実施例として、上記実施例1、2に係るゴム材料に有色着色材(顔料)を配合した例を説明する。
以下に説明する実施例3、4、5、6では、実施例1、2と同様、テトラフロロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/フッ化ビニリデン共重合体を使用し、加硫方法は有機ペルオキシドを使用した過酸化物加硫である。加硫助剤はトリアリルイソシアヌレート、充填材としては、フッ素ゴム材料100重量部に対して、以下の材料を25重量部配合した。また、有色有機系着色材としては、クロモファインレッド(大日精化工業(株)製)、およびシアニングリーン2GO(大日精化工業(株)製)を用いた。
実施例3:充填材=硫酸バリウムの粉体
有色有機系着色材=クロモファインレッド 0.5重量部
実施例4:充填材=硫酸バリウムの粉体
有色有機系着色材=シアニングリーン 0.5重量部
実施例5:充填材=硫酸バリウムの粉体、および合成非晶質シリカの粉体(3対1)
有色有機系着色材=クロモファインレッド 0.5重量部
実施例6:充填材=硫酸バリウムの粉体、および合成非晶質シリカの粉体(3対1)
有色有機系着色材=シアニングリーン 0.5重量部
かかるフッ素ゴム組成物を用いて、実施例1、2と同様、Oリングを製造した。得られたOリングについて、上記の各項目の測定を行ったところ、実施例3、4に係るOリングは、実施例1に係るOリングと同等の特性を示し、実施例5、6に係るOリングは、実施例2に係るOリングと同等の特性を示した。
(他の実施例)
上記実施例では、一次加硫および二次加硫を行い、三次加硫は行わなかったが、窒素ガス雰囲気中300℃の三次加硫工程を行なってゴム製シール部材を製造してもよい。
また、上記実施例等ではテトラフロロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/フッ化ビニリデン共重合体を使用したが、テトラフロロエチレン/パーフルオロメチルビニルエーテル共重合体を使用し、加硫方法は有機ペルオキシドを使用した過酸化物加硫を採用してもよい。この場合、加硫助剤はトリアリルイソシアヌレート、充填材としては硫酸バリウム、合成非晶質シリカ(二酸化ケイ素)である。かかる例でもカーボンブラックを含んでいないとともに、メチルエチルケトン、酢酸ブチル、ジメチルアミンへの浸漬試験後の体積変化は5%以下、硬度変化は5ポイント以下であった。
なお、着色材としては、べんがら、黄色酸化鉄、コバルトブルー、チタンコバルトグリーン、チタンイエロー等の有色無機系着色材を用いることができる。また、着色材としては、クロモファインレッドやシアニングリーンの他にも、イソインドリノンイエロー、ベンズイミダゾロンイエロー、ベンズイミダゾロンオレンジ、ペリノンオレンジ、モノアゾレーキレッド、ベンズイミダゾロンレッド、キナクリドンレッド、ペリレンレッド、アントラキノニルレッド、キナクリドンバイオレッド、ジオキサジンバイオレッド、インダントロンブルー、ベンズイミダゾロンブラウン等の有色有機系着色材を用いることができる。
1 流体供給装置(塗装装置)
28 塗装機
30 回転霧化頭
33 エア通路
39A 塗料供給路
43,48 シンナ通路
61〜64 ゴム製シール部材

Claims (8)

  1. 複数の流路、および前記流路からの流体の漏れを防止するシール部材と、を有する流体供給装置であって、
    前記シール部材として、異なる色相の複数のゴム製シール部材が用いられ、
    当該ゴム製シール部材は、ゴム材料中に、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材、および有色着色材を含有し、カーボンブラックを含有していないことを特徴とする流体供給装置。
  2. 前記複数の流路に供給される流体によって、塗料を噴出することを特徴とする請求項1に記載の流体供給装置。
  3. 前記有色着色材は、有色有機系着色材であることを特徴とする請求項1または2に記載の流体供給装置。
  4. 前記無機粒子として、硫酸バリウムの粒子および二酸化ケイ素の粒子のうちの少なくとも一方の粒子を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の流体供給装置。
  5. 前記無機粒子として、硫酸バリウムの粒子および二酸化ケイ素の粒子の双方を含有することを特徴とする請求項4に記載の流体供給装置。
  6. 前記無機粒子の配合量は、前記ゴム材料100重量部に対して5重量部から80重量部であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の流体供給装置。
  7. ゴム材料中に、白色あるいは透明な無機粒子からなる充填材、および有色有機系着色材を含有し、カーボンブラックを含有していないゴム製シール部材であって、
    前記無機粒子として、硫酸バリウムの粒子および二酸化ケイ素の粒子の双方を含有することを特徴とするゴム製シール部材。
  8. 前記無機粒子の配合量は、前記ゴム材料100重量部に対して5重量部から80重量部であることを特徴とする請求項7に記載のゴム製シール部材。
JP2012060118A 2012-03-16 2012-03-16 流体供給装置およびゴム製シール部材 Pending JP2013192994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012060118A JP2013192994A (ja) 2012-03-16 2012-03-16 流体供給装置およびゴム製シール部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012060118A JP2013192994A (ja) 2012-03-16 2012-03-16 流体供給装置およびゴム製シール部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013192994A true JP2013192994A (ja) 2013-09-30

Family

ID=49392600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012060118A Pending JP2013192994A (ja) 2012-03-16 2012-03-16 流体供給装置およびゴム製シール部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013192994A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016190027A1 (ja) * 2015-05-25 2016-12-01 Abb株式会社 回転霧化頭型塗装機
JP2017214555A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 日本バルカー工業株式会社 パーフルオロエラストマー組成物及びシール材
JP2021087567A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10279921A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Nichias Corp ジョイントシート
JP2003117447A (ja) * 2001-08-09 2003-04-22 Abb Kk カートリッジ式塗装装置
JP2011132315A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Nok Corp フッ素ゴム組成物及びシール材料

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10279921A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Nichias Corp ジョイントシート
JP2003117447A (ja) * 2001-08-09 2003-04-22 Abb Kk カートリッジ式塗装装置
JP2011132315A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Nok Corp フッ素ゴム組成物及びシール材料

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016190027A1 (ja) * 2015-05-25 2016-12-01 Abb株式会社 回転霧化頭型塗装機
JPWO2016190027A1 (ja) * 2015-05-25 2018-06-07 Abb株式会社 回転霧化頭型塗装機
JP2017214555A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 日本バルカー工業株式会社 パーフルオロエラストマー組成物及びシール材
US11118045B2 (en) 2016-05-30 2021-09-14 Valqua, Ltd. Perfluoroelastomer composition and sealing material
JP2021087567A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013192994A (ja) 流体供給装置およびゴム製シール部材
KR101148547B1 (ko) 불소 고무 조성물, 불소 고무 가교체 및 그 제조 방법 및 o링용 불소 고무 가교체
KR20190013839A (ko) 퍼플루오로 엘라스토머 조성물 및 시일재
JP2013212878A (ja) 空圧ディスペンサ用プランジャ
EP3640295B1 (en) Fluororubber composition and fluororubber sealing material
WO2007080681A1 (ja) フッ素ゴム架橋体の製造方法
JP2016051143A (ja) 弾性部材
JP4364191B2 (ja) 硬化ポリマー物品の製造方法
JPWO2003104321A1 (ja) フッ素ゴム組成物並びにこれを用いたフッ素ゴム加硫成形品及びその製造方法
US6852805B2 (en) Solventless liquid FKM compounds
US20250198518A1 (en) Annular seal material and manufacturing method
EP4501603A1 (en) Annular seal member and manufacturing method
EP3892676A1 (en) Elastomer composition and sealing material
JP2020183490A (ja) オープン架橋用フッ素ゴム組成物およびフッ素ゴム組成物の架橋方法
JP2009203276A (ja) フッ素ゴムパッキンの製造方法
JP5805460B2 (ja) ゴム製シール部材、およびその製造方法
US20250198517A1 (en) Annular seal material and manufacturing method
EP4502431A1 (en) Annular seal material and manufacturing method
JP2010090223A (ja) フッ素系ゴム組成物の製造方法
JP2004196963A (ja) 水素化nbr組成物
JP2001164066A (ja) 耐プラズマ性ふっ素ゴム組成物
CN114474814A (zh) 橡胶组合物的制备方法
JPH10251471A (ja) 耐熱性・耐摩耗性ゴム組成物及びゴム物品
JPH0985966A (ja) インクジェット記録装置のインク回収用プランジャポンプ
JPH0989152A (ja) ワックス封入型サーモバルブ用スリーブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160105