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JP2013159090A - 感熱記録ラベルの製法及び印字装置 - Google Patents

感熱記録ラベルの製法及び印字装置 Download PDF

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JP2013159090A
JP2013159090A JP2012024929A JP2012024929A JP2013159090A JP 2013159090 A JP2013159090 A JP 2013159090A JP 2012024929 A JP2012024929 A JP 2012024929A JP 2012024929 A JP2012024929 A JP 2012024929A JP 2013159090 A JP2013159090 A JP 2013159090A
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Japan
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adhesive
layer
sheet
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sensitive
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Application number
JP2012024929A
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English (en)
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Akito Ogino
明人 荻野
Yasuaki Matsumori
泰明 松森
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

【課題】耐光性、耐擦過性に優れた感熱記録ラベルを提供する。
【解決手段】透明フィルム基材上に、塗工層として無色又は淡色の塩基性ロイコ染料及び電子受容性顕色剤を含有する感熱記録層、保護層をこの順に設けた感熱記録シートに感熱記録方式により保護層側から情報を印字した後に、剥離材上に粘着層又は接着層を設けた粘着又は接着シートを貼り合わせる。
【選択図】図1

Description

この発明は、最外層に透明フィルムを備えた感熱記録ラベルの製法とこの感熱記録ラベルに印字するための印字装置に関する。
従来、感熱記録ラベルに印字するテーププリンタにおいては、脱着可能なカセット内に感熱記録層を有する感熱記録ラベルを収納し、このカセットから取り出した感熱記録ラベルに文字などをサーマルヘッドにより加熱印字して、排出する方法が取られている(特許文献1等)。このような感熱記録ラベルは、感熱記録ラベルが備える粘着層や接着層を利用して被着体に貼りつけられる。この方法では、通常、基材の片面に感熱記録層(又は感熱発色層)を設け、その反対面に粘着層又は接着層を設けた感熱記録ラベルが用いられ、サーマルヘッドを用いて感熱記録層側から印字される(特許文献1の図1〜5等)。
このような従来の構成の感熱記録ラベルは、感熱記録層が外部環境に曝露されるため、使用目的によっては、耐水性、耐油性、擦過性などを含む耐久性に問題が有る場合がある。このような問題を改善するために、透明の保護フィルムを最外層にして、その内側に感熱記録層と粘着層又は接着層を備えた感熱記録ラベルが開発された(特許文献2,3等)。しかし、このような構成の感熱記録ラベルに、サーマルヘッドを用いて印字する場合には、保護フィルム上から印字するため、透明フィルムの厚さを薄くしたり、印字温度を上げるなどの対策が必要であった(特許文献2)。
このような対策を不要とするために、透明フィルム側からレーザー光で印字できる記録層を設けたラミネート基材を、粘着層を有する基材シートに貼り合わせて、ラベルを製造する方法が提示されている(特許文献3)。
特開平6−286310 特開平1−130972 特開2000−6271
従来、耐久性を担保するために最外層に透明フィルムを用いて、その内部に感熱記録層を有する構成の記録ラベル(特許文献2等)に、サーマルヘッドを用いて適正に印字することは達成されていない。発明者らは、透明フィルムを最外層にして、その内側に感熱記録層と粘着層を備えた感熱記録ラベル(特許文献2等)を検討したところ、透明フィルム側からサーマルヘッドを用いて印字する場合、十分な印字濃度を得るためには高い印加エネルギーを必要とする一方で、高い印加エネルギーで印字した場合には印字の精細性が悪化することが判明し、判読できる情報を適正に印字することは極めて困難であった(後記の比較例)。そのため、従来、適正に印字するためには、レーザーなどの大掛かりな装置が必要とされていた(特許文献3等)。
従って、本願発明は、透明フィルムを最外層にして、その内側に感熱記録層と粘着層又は接着層を備えた構成の感熱記録ラベル(特許文献2等)であって、かつ従来のサーマルヘッドを用いて適正に印字することが可能な感熱記録ラベルを製造するための方法と、このような感熱記録ラベルに印字するための装置を提供することを目的とする。
発明者らは、上記課題を検討した結果、最外層に透明フィルムを有し、その内側に感熱記録層と粘着層又は接着層を備えた感熱記録ラベルを、透明フィルム上に感熱記録層と保護層を設けた感熱記録シートと、剥離材上に粘着層又は接着層を設けた粘着又は接着シートの2つの部分に分け、この感熱記録シートに保護層側から印字した後に、この印字された感熱記録シートと粘着又は接着シートを貼り合わせることにより、上記課題を解決する感熱記録ラベルを得ることができることを見出し、本願発明を完成させた。
即ち、本願発明は、透明フィルム上に順に感熱記録層及び保護層を設けた感熱記録シートと、剥離材上に粘着層又は接着層を設けた粘着又は接着シートを用意する工程、該感熱記録シートに保護層側から印字する工程、及びこの印字された感熱記録シートと該粘着又は接着シートを、該感熱記録シートの保護層面と該粘着又は接着シートの粘着層又は接着層とが接するように、貼り合わせる工程から成る感熱記録ラベルの製法である。
また本発明は、透明フィルム上に順に感熱記録層、保護層、粘着層又は接着層及び剥離材を設けたラベルに印字するための印字装置であって、
(a)透明フィルム上に順に感熱記録層及び保護層を設けた感熱記録シートを収容する第1の収容部、
(b)該第1の収容部から供給される感熱記録シートに保護層側から印字する印字部、
(c)剥離材上に粘着層又は接着層を設けた粘着又は接着シートを収容する第2の収容部、及び
(d)該印字部で印字された感熱記録シートと該第2の収容部から供給される粘着又は接着シートを、該感熱記録シートの保護層と該粘着又は接着シートの粘着層又は接着層とが接するように、貼り合わせる貼合部から成る、
印字装置である。
本発明の方法と装置によれば、通常の感熱記録体に印字する場合のように、感熱記録シートの保護層側からサーマルヘッドを用いて感熱記録シートに印字することができるので、印字した画像の品質が優れ、かつ耐水性、耐油性、擦過性などの耐久性に優れた感熱記録ラベルを得ることができる。
更に、感熱記録シートの保護層側からサーマルヘッドを用いて感熱記録シートに印字することができるため、透明フィルムの厚さや組成に印字上の制約がなく、ラベル設計上の自由度が高い。
本発明の感熱記録ラベルは、最表層が透明フィルム基材であるため、印字情報を擦っても損傷がなく読み取りに不具合を生じない。また、基材フィルムの紫外線吸収効果により光による退色を防止できると共に、耐水性等の保存性能も極めて高い。基材フィルムに耐光性フィルムを用いることで、光による退色防止効果を更に高めることができる。従って、屋外で添付される警告ラベルや物流ラベルなどに使用でき、実用的価値が極めて高い。
本発明の感熱記録ラベルの製法に用いる装置及び感熱記録ラベルの構成の一例を示す図である。シートの流れる方向を矢印で示す。
本発明は、
(1)透明フィルム上に順に感熱記録層及び保護層を設けた感熱記録シートと、剥離材上に粘着層又は接着層を設けた粘着又は接着シートを用意する第1工程、
(2)該感熱記録シートに保護層側から印字する第2工程、及び
(3)この印字された感熱記録シートと該粘着又は接着シートを、該感熱記録シートの保護層面と該粘着又は接着シートの粘着層又は接着層とが接するように、貼り合わせる第3工程から成るラベルの製法である。
その結果得られる感熱記録ラベルは、透明フィルム上に順に感熱記録層、保護層、粘着層又は接着層、及び剥離材を有する構成になる。この透明フィルムと感熱記録層との間、感熱記録層と保護層との間、保護層と粘着層又は接着層との間、粘着層又は接着層と剥離材との間に適宜中間層を設けてもよい。この中間層は、通常顔料とバインダーからなり、必要に応じて、架橋剤、消泡剤、滑剤などを加えてもよい。顔料およびバインダーには、後述の感熱記録層に使用可能なバインダーを使用できる。
本発明で使用する透明フィルム(基材)は、高分子原料を薄い膜状に成形したものであり、具体的には、アイオノマーフィルム(IO)、ポリエチレンフィルム(PE)、ポリ塩化ビニルフィルム(PVC)、ポリ塩化ビニリデンフィルム(PVDC)、ポリフッ化ビニリデンフィルム(PVDF)、ポリビニルアルコールフィルム(PVA)、ポリプロピレンフィルム(PP)、ポリエステルフィルム(PE)、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、ポリエチレンナフタレートフィルム(PEN)、ポリカーボネートフィルム(PC)、ポリスチレンフィルム(PS)、ポリアクリルニトリルフィルム(PAN)、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム(EVA)、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム(EMAA)、ナイロンフィルム(NY)、ポリアミドフィルム(PA)、トリアセチルセルロースフィルム(TAC)、ノルボルネンフィルム(NB)、シクロオレフィンフィルム、これらのフィルムを組み合わせた複合フィルムなどが例示できる。
本発明で使用する透明フィルム基材の全光線透過率は、好ましくは30%以上、より好ましくは70%以上である。
本発明で使用する透明フィルム基材は、その上に塗工する感熱記録層との接着を高めるために、コロナ処理、プラズマ処理、易接着処理等の表面処理を施してもよい。コロナ処理は、50/60kHzの低周波コロナ放電処理が好ましい。
本発明で使用する透明フィルム基材は、光による退色防止効果をさらに高めることができるため、耐光性処理を施したフィルムであることが好ましい。
また、本発明で使用する透明フィルム基材の厚さには特に限定はない。感熱記録シートを図1に示すようにロールに巻いて用いる場合には、送り出しや保存の条件から、通常厚さが20〜200μmのものが好ましく用いられる。
本発明の感熱記録層は、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料(以下、「ロイコ染料」ともいう)とフェノール性化合物等の電子受容性顕色剤(以下、「顕色剤」ともいう)を必須に含有し、更に必要に応じて増感剤、バインダー、架橋剤、顔料、滑剤及びその他の助剤を含有してもよい。
本発明で使用するロイコ染料としては、従来の感圧あるいは感熱記録紙分野で公知のものは全て使用可能であり、特に制限されるものではないが、トリフェニルメタン系化合物、フルオラン系化合物、フルオレン系、ジビニル系化合物等が好ましい。以下に代表的な無色ないし淡色のロイコ染料(染料前駆体)の具体例を示す。また、これらの染料前駆体は単独又は2種以上混合して使用してもよい。
<トリフェニルメタン系ロイコ染料>
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド〔別名クリスタルバイオレットラクトン〕; 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド〔別名マラカイトグリーンラクトン〕
<フルオラン系ロイコ染料>
3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−メチルアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアミノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアミノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン;3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔a〕フルオラン; 3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔c〕フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−クロロフルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニリノフルオラン; 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロロ−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン; 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2,4−ジメチル−6−〔(4−ジメチルアミノ)アニリノ〕−フルオラン
<フルオレン系ロイコ染料>
3,6,6'−トリス(ジメチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9,3'−フタリド〕; 3,6,6'−トリス(ジエチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9,3'−フタリド〕
<ジビニル系ロイコ染料>
3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリド; 3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド; 3,3−ビス−〔1,1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリド; 3,3−ビス−〔1−(4−メトキシフェニル)−1−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド
<その他>
3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド; 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド; 3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド; 3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド; 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3'−ニトロ)アニリノラクタム; 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4'−ニトロ)アニリノラクタム; 1,1−ビス−〔2',2',2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2,2−ジニトリルエタン; 1,1−ビス−〔2',2',2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2−β−ナフトイルエタン; 1,1−ビス−〔2',2',2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2,2−ジアセチルエタン; ビス−〔2,2,2',2'−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−メチルマロン酸ジメチルエステル
本発明で使用する顕色剤としては、例えば、活性白土、アタパルジャイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウムなどの無機酸性物質、4,4'−イソプロピリデンジフェノール、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、4,4'−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、ヒドロキノンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4,4'−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4'−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4'−n−プロポキシジフェニルスルホン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4−ヒドロキシ−4'−メチルジフェニルスルホン、4−ヒドロキシフェニル−4'−ベンジルオキシフェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシフェニル−4'−メチルフェニルスルホン、1−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−4−[4−(4−イソプロポキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ブタン、特開2003−154760号公報記載のフェノール縮合組成物、特開平8−59603号公報記載のアミノベンゼンスルホンアミド誘導体、ビス(4−ヒドロキシフェニルチオエトキシ)メタン、1,5−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサペンタン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−ビス[α−メチル−α−(4'−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、1,3−ビス[α−メチル−α−(4'−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、ジ(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)スルフィド、2,2'−チオビス(3−tert−オクチルフェノール)、2,2'−チオビス(4−tert−オクチルフェノール)、WO97/16420号に記載のジフェニルスルホン架橋型化合物等のフェノール性化合物、WO02/081229号あるいは特開2002−301873号公報記載の化合物、またN,N'−ジ−m−クロロフェニルチオウレア等のチオ尿素化合物、p−クロロ安息香酸、没食子酸ステアリル、ビス[4−(n−オクチルオキシカルボニルアミノ)サリチル酸亜鉛]2水和物、4−[2−(p−メトキシフェノキシ)エチルオキシ]サリチル酸、4−[3−(p−トリルスルホニル)プロピルオキシ]サリチル酸、5−[p−(2−p−メトキシフェノキシエトキシ)クミル]サリチル酸の芳香族カルボン酸、及びこれらの芳香族カルボン酸の亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニッケル等の多価金属塩との塩、さらにはチオシアン酸亜鉛のアンチピリン錯体、テレフタルアルデヒド酸と他の芳香族カルボン酸との複合亜鉛塩等が挙げられる。これらの顕色剤は、単独又は2種以上混合して使用することもできる。1−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−4−[4−(4−イソプロポキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ブタンは、例えば、株式会社エーピーアイコーポレーション製商品名JKY−214として入手可能であり、特開2003−154760号公報記載のフェノール縮合組成物は、例えば、株式会社エーピーアイコーポレーション製商品名JKY−224として入手可能であり、国際公開WO97/16420号に記載のジフェニルスルホン架橋型化合物は、日本曹達(株)製商品名D−90として入手可能である。また、WO02/081229号等に記載の化合物は、日本曹達(株)製商品名NKK−395、D−100として入手可能である。この他、特開平10−258577号公報記載の高級脂肪酸金属複塩や多価ヒドロキシ芳香族化合物などの金属キレート型発色成分を含有することもできる。
本発明で使用する増感剤としては、ジフェニルスルホン、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アマイド、ベンジルオキシナフタレン、1,2−ジ−(3−メチルフェノキシ)エタン、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)などを例示することができるが、この限りではない。これらの増感剤は、単独又は2種以上混合して使用してもよい。
本発明で使用するバインダーとしては、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、アセトアセチル化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコール、オレフィン変性ポリビニルアルコール、ニトリル変性ポリビニルアルコール、ピロリドン変性ポリビニルアルコール、シリコーン変性ポリビニルアルコール、その他の変性ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体並びにエチルセルロール、アセチルセルロースのようなセルロース誘導体、カゼイン、アラビヤゴム、酸化澱粉、エーテル化澱粉、ジアルデヒド澱粉、エステル化澱粉、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸エステル、ポリビニルブチラール、ポリスチロースおよびそれらの共重合体、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂等を例示することができる。これらの高分子物質は水、アルコール、ケトン類、エステル類、炭化水素などの溶剤に溶かして使用するほか、水又は他の媒体中に乳化又はペースト状に分散した状態で使用し、要求品質に応じて併用することも出来る。
本発明で使用する架橋剤としては、グリオキザール、メチロールメラミン、メラミンホルムアルデヒド樹脂、メラミン尿素樹脂、ポリアミンエピクロロヒドリン樹脂、ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ソーダ、塩化第二鉄、塩化マグネシウム、ホウ砂、ホウ酸、ミョウバン、塩化アンモニウムなどを例示することができる。
本発明で使用する顔料としては、シリカ、炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、水酸化アルミニウムなどの無機または有機充填剤などが挙げられる。
本発明で使用する滑剤としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩、ワックス類、シリコーン樹脂類などが挙げられる。
また、記録画像の耐油性効果などを示す画像安定剤として、4,4'−ブチリデン(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、2,2'−ジ−t−ブチル−5,5'−ジメチル−4,4'−スルホニルジフェノール、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、4−ベンジルオキシ−4'−(2,3−エポキシ−2−メチルプロポキシ)ジフェニルスルホン等を添加することもできる。
このほかにベンゾフェノン系やトリアゾール系の紫外線吸収剤、分散剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光染料等を使用することができる。
本発明の感熱記録層に使用するロイコ染料、顕色剤、増感剤、その他の各種成分の種類及び量は、要求される性能及び記録適性に従って決定され、特に限定されるものではないが、通常ロイコ染料1重量部に対して顕色剤0.5〜10重量部、顔料0.5〜20重量部、増感剤0.1〜10重量部程度、安定化剤0.01〜10重量部程度、その他の成分0.01〜10重量部が使用され、バインダーは感熱記録層固形分中5〜50重量%程度が適当である。
ロイコ染料、顕色剤並びに必要に応じて添加する材料は、ボールミル、アトライター、サンドグライダーなどの粉砕機あるいは適当な乳化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化し、バインダー及び目的に応じて各種の添加材料を加えて感熱記録層塗液とする。この感熱記録層塗液に用いる溶媒としては水あるいはアルコール等を用いることができ、その固形分は20〜40重量%程度である。
本発明の保護層塗液はバインダーを主成分とし、必要に応じて、架橋剤、顔料、着色染料、滑剤等を含有してもよい。これらの成分として、上記の感熱記録層に使用することのできる成分を使用できる。
上記感熱記録層塗液を、前記透明フィルム基材の片面に塗布して感熱記録層を設け、その上に保護層を設けることにより、目的とする感熱記録シートが得られる。
感熱記録層及び保護層の塗布方法としては、エアーナイフ法、ロッドブレード法、ベントブレード法、ベベルブレード法、ロール法、スロット型カーテン法、スライド型カーテン法、スライドホッパー型カーテン法、ビード型カーテン法、スプレー法、ダイ法などを例示することが可能であり、これらの塗布方法から適宜選択され使用される。
感熱記録層の乾燥塗布量は通常2〜10g/m程度であり、保護層の乾燥塗布量は通常1〜5g/m程度である。
また、各層の塗布後にスーパーカレンダー掛けなどの平滑化処理を施すなど、感熱記録体分野における各種公知の技術を必要適宜付加することができる。
本発明で用いる剥離材として、プラスチックフィルム等の適当な基材上に剥離剤層を設けたものや剥離紙が用いられる。この剥離剤層としてはシリコーン化合物やフッ素化合物のような剥離剤から成るものが挙げられる。剥離紙としては、グラシン紙、クレーコート紙、ポリエチレンラミネート紙等にシリコーン化合物やフッ素化合物のような剥離剤を塗工したもの等が挙げられる。
本発明で用いる粘着層又は接着層は、従来ラベル用として使用される公知の粘着剤又は接着剤等を使用することができる。この粘着剤には主に、常温で粘着性を発揮するもの(常温粘着剤)と、常温では粘着性を発揮せず、加熱することにより粘着性を発揮するもの(ホットメルト粘着剤、熱活性粘着剤(ディレードタック型粘着剤))がある。
常温粘着剤としては、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系等のエマルジョン型や溶剤型の粘着剤等が挙げられる。これらの中でも、耐候性、接着持続性に優れ、経時粘着力低下の少ないためアクリル系粘着剤が好ましく、本発明では剥離材上に粘着層を形成するため、溶剤型アクリル系粘着剤が特に好ましい。
溶剤型アクリル系粘着剤は(メタ)アクリル酸共重合体およびエチレン不飽和カルボン酸含有モノマーおよび上記のモノマーと共重合可能なモノマーを任意の比率で混合し、酢酸エチルやトルエンなどの有機溶媒に溶解させたアクリル系粘着剤組成物であり、(メタ)アクリル酸共重合体を主成分としている。例えば下記モノマー(a)を90〜99重量%、モノマー(b)を0.1〜10重量%モノマー(c)を0〜10重量%を有するものが挙げられる。
モノマー(a):(メタ)アクリル酸の炭素数4〜18のアルキルエステルモノマー
モノマー(b):エチレン不飽和カルボン酸含有モノマー
モノマー(c):上記(a)、(b)と共重合可能なその他のモノマー
各モノマーについて具体的に例示すると、モノマー(a)としてはブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられ、モノマー(b)としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、モノアルキルマレイン酸、モノアルキルイタコン酸、モノアルキルフマル酸等が挙げられ、モノマー(c)としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、ジビニルベンゼン、エチレン、アクリルニトリル、メタクリルニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド等が挙げられる。上記モノマーの重合時には重合開始剤と架橋剤を添加することが好ましい。重合開始剤としては、過硫酸塩、アゾ系化合物、過酸化物など既知の物質を用いることができ、架橋剤としてはイソシアネート系、エポキシ系、アルミキレート系等が使用できる。添加量はモノマー全量に対して、重合開始剤は0.1〜1重量%、架橋剤は0.1〜10重量%程度である。
この常温粘着剤には、必要に応じて浸透剤、造膜助剤、消泡剤、防錆剤、増粘剤、濡れ剤、防腐剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料、無機充填剤などを配合してもよい。
ホットメルト粘着剤としては、熱可塑性樹脂、ワックス及び粘着付与剤から構成され、加熱することにより溶融して液状になり、粘着性が発現するものが好ましい。
この熱可塑性樹脂は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、αオレフィン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体などが挙げられる。
ワックスとしては、カルナバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、脂肪酸、脂肪酸グリセライド、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、ポリプロピレンワックス、これらを酸化したワックス、エチレン−アクリル酸共重合体ワックス及びエチレン−メタクリル酸共重合体ワックスなどが挙げられる。
粘着付与剤としては、たとえば、ロジン、水添ロジン及びそれらの誘導体、樹脂酸ダイマーなどのロジン系樹脂、テルペン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペン−フェノール樹脂などのテルペン系樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、脂環族系石油樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。
このホットメルト粘着剤には、粘着性などを阻害しない範囲で、更に増粘剤、界面活性剤、消泡剤、滑剤、着色剤、顔料などを適宜配合してもよい。
熱活性粘着剤(ディレードタック型粘着剤)としては、熱可塑性樹脂、固体可塑剤及び粘着付与剤から構成され、加熱することにより粘着性が発現するものが好ましい。
この熱可塑性樹脂は、メチルメタクリレート(Tg=105℃)、エチルアクリレート(Tg=−22℃)、ブチルアクリレート(Tg=−54℃)、2-エチルヘキシルアクリレート(Tg=−85℃)、カルボキシーポリカプロラクトンアクリレート(Tg=−41℃)、コハク酸モノヒドロキシエチルアクリレート(Tg=−40℃)、スチレン(Tg=100℃)等のビニル芳香族化合物、塩化ビニル(Tg=80℃)、塩化ビニリデン(Tg=−20℃)等のハロゲン化ビニル、酢酸ビニル(Tg=30℃)、プロピオン酸ビニル(Tg=10℃)等のビニルエステル、エチレン(Tg=−125℃)、ブタジエン(Tg=−109℃)等のオレフィン系単量体及びその他アクリロニトリル(Tg=130℃)等のモノマーを単独あるいは2種類以上用いた共重合体であり、二種類以上の熱可塑性樹脂を混合して使用することも可能である。
固体可塑剤としては、安息香酸エステル化合物やヒンダードフェノールエステル化合物等が好ましく用いられる。
安息香酸エステル化合物としては、安息香酸スクロース、安息香酸ジエチレングリコールエステル、安息香酸グリセリド、安息香酸ペンタエリトリットエステル、安息香酸トリメチロールエタンエステル、安息香酸トリメチロールプロパンエステル等が挙げられる。これらの中では、安息香酸トリメチロールプロパンエステルが特に好ましく用いられる。
ヒンダードフェノールエステル化合物としては、例えば、トリエチレングリコールビス〔3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、トリエチレングリコールビス〔3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート〕、トリエチレングリコールビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオールビス〔3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオールビス〔3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオールビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、チオビス〔エチレン3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、チオビス〔エチレン3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート〕、チオビス〔エチレン3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕が挙げられる。これらの中では、トリエチレングリコールビス〔3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオールビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、チオビス〔エチレン3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕が特に好もしく用いられる。
これらの固体可塑剤は二種類以上の混合物としても使用することができる。なお、固体可塑剤の水性分散液は沈降を防止、及び塗工層の表面性(平滑性)の点から、ボールミル、ハンディミル等の分散・粉砕機により一定以下の分散粒径になるように調整することが好ましい。
粘着付与剤としては、たとえば、ロジン、水添ロジン及びそれらの誘導体、樹脂酸ダイマーなどのロジン系樹脂、テルペン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペン−フェノール樹脂などのテルペン系樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、脂環族系石油樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。これらの樹脂を単独又は2種類以上を混合して用いる。
この熱活性粘着剤には、粘着性などを阻害しない範囲で、更に増粘剤、界面活性剤、消泡剤、滑剤、着色剤、顔料などを適宜配合してもよい。
本発明で用いる熱活性粘着剤の活性温度は50〜100℃であることが好ましい。活性温度とは、熱活性粘着剤が粘着性を発現するのに必要な最低温度のことであり、粘着性が発現した最低温度を測定することによって得られた値である。活性温度が50℃未満であると、保管時等に粘着層と感熱記録層の意図しない粘着、いわゆるブロッキングという問題が発生しやすい。一方、100℃を越えると、熱活性粘着剤の粘着性を発現させるために必要な加熱温度が高いため、反対側の感熱記録層まで発色してしまう問題が生じる。
なお、活性温度の測定には熱傾斜試験機(東洋精機製作所社製、設定可能温度範囲50〜250℃)を使用し、任意の温度に設定した熱板に5秒間粘着剤塗工面を接触させた後、指で触れて粘着性の発現が確認される最も低い温度を活性温度とした。
本発明で用いる熱活性粘着剤は、その活性温度が50〜100℃になるように、熱可塑性樹脂、固体可塑剤及び粘着付与剤は適宜選択して用いることができる。また、熱可塑性樹脂、固体可塑剤及び粘着付与剤の固形分の重量比は、熱可塑性樹脂:固体可塑剤:粘着付与剤=20〜40:50〜70:10〜20であることが好ましい。
本発明で用いる熱活性粘着剤の具体例としては、ヒートマジックDW1040W(東洋インキ社製、活性温度:50℃)、エコブリッド5610(ダイセルファインケム社製、活性温度:70℃)、エコブリッドTM−1(ダイセルファインケム社製、活性温度:100℃)、エコブリッドS−1(ダイセルファインケム社製、活性温度:90℃)、エコブリッドTM−100(ダイセルファインケム社製、活性温度:70℃)、エコブリッド5635(ダイセルファインケム社製、活性温度:70℃)、エコブリッド5640(ダイセルファインケム社製、活性温度:70℃)、ディックシールDLA−820K(大日本インキ社製、活性温度:80℃)、ディックシールED−920K(大日本インキ社製、活性温度:90℃)等が挙げられる。
上記の剥離材上に粘着剤又は接着剤を塗工することにより、粘着又は接着シートが得られる。
粘着剤又は接着剤の剥離材への塗布量は、剥離材の紙質にもよるが、常温粘着剤の乾燥塗布量は好ましくは1〜30g/m、より好ましくは2〜20g/mである。ホットメルト粘着剤の乾燥塗布量は好ましくは3〜20g/m、より好ましくは7〜15g/mである。熱活性粘着剤の乾燥塗布量は好ましくは5〜50g/m、より好ましくは8〜30g/m、特に好ましくは10〜20g/mである。
また、本発明においては、粘着又は接着シートとして、基材シートの両面に粘着層や接着層を設けたものの片面に上記剥離材を張り付けたものを用いてもよい。この基材シートとしては、紙やプラスチックシート等が用いられる。
本発明の印字装置は、感熱記録シートを収容する第1の収容部、第1の収容部から供給される感熱記録シートに保護層側から印字する印字部、粘着又は接着シートを収容する第2の収容部、及び印字部で印字された感熱記録シートと第2の収容部から供給される粘着又は接着シートを貼り合わせる貼合部から成る。本発明の印字装置の一例を図1に示す。
第1の収容部2と第2の収容部3は、シートを収容できるものであれば特に制限はないが、通常はこのシートを巻くロールが用いられる。
印字部1は、感熱記録シートに保護層側から印字する印字手段5を有する。この印字手段としては、サーマルヘッド、レーザー等が挙げられるが、通常サーマルヘッド5が用いられる。サーマルヘッドの印字エネルギーは通常0.10mJ/dot〜0.45mJ/dotであり、印字速度は通常5〜31cm/秒である。
第1の収容部2から印字部1へ感熱記録シートを供給する速度と、第2の収容部3から貼合部4へ粘着又は接着シートを供給する速度はこの印字速度と同じになる。印字部1は、この他に、任意に感熱記録シートを印字し易いように保持する手段を備えてもよく、例えば、印字手段に対して感熱記録シートを一定の間隔で保持しながら移動させるためのローラ6を備えてもよい。
本発明においては、感熱記録シートの保護層側にサーマルヘッド5等の印字手段を配置し、感熱記録シートの保護層側から印字することができる。この印字方法は、通常の感熱記録体に印字する場合と同様であるため、通常の感熱記録体と同様の印字品質を得ることができる。
印字部1で印字された感熱記録シートと第2の収容部3から供給される粘着又は接着シートは、貼合部4へ送られる。
貼合部4は、通常一対のロール対から成り、その間に、感熱記録シートと粘着又は接着シートが、感熱記録シートの保護層と粘着又は接着シートの粘着層又は接着層とが接するように送り込まれ、これらは圧着され、貼り合わされ、感熱記録ラベルとして排出される。
本発明の感熱記録ラベルの製法としては、上記図1の印字装置などを用いて、連続的に感熱記録ラベルを製造してもよいし、第1〜3工程を、それぞれ独立に不連続に行ってもよい。
以下、実施例にて本発明を例証するが本発明を限定することを意図するものではない。なお説明中、特にことわらない限り「部」は「重量部」、「%」は「重量%」を示す。
まず、下記配合の顕色剤分散液(A液)、ロイコ染料分散液(B液)及び増感剤分散液(C液)を、それぞれ別々にサンドグラインダーで平均粒子径0.5ミクロンになるまで湿式磨砕を行った。
顕色剤分散液(A液)
4−ヒドロキシ−4'−アリルオキシジフェニルスルホン
(日華化学社製、BPS−MAE) 6.0部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 18.8部
水 11.2部
ロイコ染料分散液(B液)
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
(山本化成社製、ODB−2) 3.0部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 6.9部
水 3.9部
増感剤分散液(C液)
1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン(三光社製、KS232)
6.0部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 18.8部
水 11.2部
次いで、下記の割合で分散液を混合して感熱記録層用塗液を調製した。
<感熱記録層用塗液>
顕色剤分散液(A液) 36.0部
ロイコ染料分散液(B液) 13.8部
増感剤分散液(C液) 36.0部
シリカ(水澤化学社製、P537)25%分散液 17.5部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 25.0部
次いで、下記割合からなる配合物を混合して保護層用塗液とした。
<保護層用塗液>
カルボキシ変性ポリビニルアルコール(クラレ社製、KL318
<重合度:約1700、ケン化度:95〜99モル%>) 10%水溶液
30.0部
ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂(星光PMC社製、WS4030、
固形分25%<カチオン化度:2.7、分子量:220万、4級アミン>)
4.0部
変性ポリアミン系樹脂(住友化学社製、スミレーズレジンSPI−102A、
固形分45%) 2.2部
ステアリン酸亜鉛(中京油脂社製、ハイドリンZ−7−30、
固形分30%) 2.0部
黄色染料(日本化薬社製、カヤフェクトイエロー)5%水溶液 10.0部
[実施例1]
ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、A4300−38、厚さ38μm、全光線透過率90%)の片面に、マイヤーバーで感熱記録層用塗液を乾燥塗布量が4.0g/mとなるように塗布、乾燥(送風乾燥機、60℃、2分間)したのち、さらに保護層用塗液を乾燥塗布量が3.5g/mとなるように塗布、乾燥(送風乾燥機、60℃、2分間)して感熱記録シートを作製した。
感熱記録シートの保護層側から、感熱記録紙印字試験機(大倉電気社製、TH−PMD、京セラ社製サーマルヘッドを装着)を用い、印加エネルギー0.30mJ/dotで市松模様を、感熱ラベルプリンタ(ZEBRA社製、140XiIII、明度+20、印字速度約5cm/秒)を用い、バーコード(code39)を、それぞれ印字した。
一方、シリコーン処理した剥離紙(厚さ0.08mm)上に、下記の比率で混合した常温粘着剤(溶剤型アクリル系粘着剤)塗液を乾燥塗布量が15g/mとなるように塗布、乾燥して粘着シートを作製した。
<常温粘着剤塗液>
ブチルアクリレート(ナカライテスク社製) 98.0部
アクリル酸(日本触媒社製) 1.0部
メチルアクリレート(クラレ社製) 1.0部
過硫酸アンモニウム 0.5部
イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製、コロネートL) 3.0部
酢酸エチル 30.0部
前記感熱記録シートと前記粘着シートを、感熱記録シートの保護層と粘着シートの粘着層とが接するように貼り合わせて、感熱記録ラベルを作製した。
[実施例2]
実施例1の透明基材フィルムを低周波コロナ放電処理(60kHz)したポリフッ化ビニリデンフィルム(DENKA社製、DX14S透明、厚さ30μm、全光線透過率92%)に変更した以外は実施例1と同様にして感熱記録ラベルを作製した。
[実施例3]
実施例1の透明基材フィルムを低周波コロナ放電処理(60kHz)したアクリル樹脂フィルム(三菱レーヨン社製、HBS006、厚さ50μm、全光線透過率91%)に変更した以外は実施例1と同様にして感熱記録ラベルを作製した。
[実施例4]
実施例1の透明基材フィルムを低周波コロナ放電処理(60kHz)したポリエチレンナフタレートフィルム(帝人デュポンフィルム社製、テオネックスQ51DW、厚さ25μm、全光線透過率94%)に変更した以外は実施例1と同様にして感熱記録ラベルを作製した。
[実施例5]
実施例1で作製した感熱記録シートを用い、この感熱記録シートの保護層側から、感熱記録紙印字試験機(大倉電気社製、TH−PMD、京セラ社製サーマルヘッドを装着)を用い、印加エネルギー0.30mJ/dotで市松模様を、感熱ラベルプリンタ(ZEBRA社製、140XiIII、明度+20、印字速度約5cm/秒)を用い、バーコード(code39)を、それぞれ印字した。
一方、シリコーン処理した剥離紙上に、下記の比率で混合した熱活性粘着剤塗液を乾燥塗布量が10g/mとなるように塗布、乾燥して粘着シートを作製した。
<熱活性粘着剤塗液>
エコブリッドS−1(ダイセルファインケム社製、熱活性温度90℃)
100.0部
増粘剤(サンノプコ社製、SNシックナー929S) 0.5部
感熱ラベルプリンタ(ZEBRA社製、140XiIII、明度+20、印字速度2インチ/sec)を用い、前記粘着シートの粘着層に熱エネルギーを与えて粘着性を発現させ、前記感熱記録シートと前記粘着シートを、感熱記録シートの保護層と粘着シートの粘着層とが接するように貼り合わせて、感熱記録ラベルを作製した。
[比較例1]
感熱記録シートの透明フィルム基材側から、感熱記録紙印字試験機(大倉電気社製、TH−PMD、京セラ社製サーマルヘッドを装着)を用い、印加エネルギー0.30mJ/dot及び0.45mJ/dotで市松模様を、感熱ラベルプリンタ(ZEBRA社製、140XiIII、明度+20及び+30、印字速度約5cm/秒)を用い、バーコード(code39)を、それぞれ印字した以外は実施例1と同様にして感熱記録ラベルを作製した。
なお、更に高い印字濃度を得るために、上記感熱記録紙印字試験機を用い、印加エネルギーを0.50mJ/dotまで上げて印字をしたところ、感熱ヘッドへの張り付きが発生し、適正に印字することができなかった。また、上記のいずれの印字、即ち上記感熱記録紙印字試験機を用い、印加エネルギー0.30mJ/dot、0.45mJ/dot、0.50mJ/dotで印字した市松模様、及び上記感熱ラベルプリンタを用いて印字したバーコード(code39)は、いずれも印加エネルギーが不十分なため印字状態が不安定であり、印字後1時間程度経過すると消えてしまった。この感熱記録ラベルに透明フィルム基材側から、この比較例よりも高い印字濃度で適正に、且つ安定して印字するためには、特許文献3に示されるように、レーザー光のような高エネルギー源を用いて印字する必要があると考えられる。
[比較例2]
実施例1と同様に感熱記録シートを作製し、感熱記録シートの保護層側から、実施例1と同様に印字した。
上記で得た感熱記録ラベル及び感熱記録シート(比較例2)について以下の評価を行なった。
<発色濃度>
印字した市松模様の印字部を、透明フィルム基材側からマクベス濃度計(Macbeth社製、RD−914、アンバーフィルター使用)で測定した。この数値が大きい程発色が優れている。
<画像精細性>
印字したバーコード(code39)を、透明フィルム基材側からバーコード評価機(日本システックス社製、Quick Check PC600)を用いて、読み取り精度を評価した。評価は下記のようにANSI規格(ISO15416)にて行った。
(良) A>B>C>D>F (悪)
A:バーコードに抜けや欠けがなく、一回の走査で読み取れる。
B:バーコードにわずかな抜けや欠けがあるが、読み取りに支障はなく、概ね一回の走査で読み取れる。
C:バーコードに抜けや欠けがあり、読み取り位置によっては読み取れないことがあるが、読み取り位置を変えたり、数回走査することで読み取りが可能。
D:バーコードに多くの抜けや欠けがあり、読み取り位置を選ぶ必要がある。
F:読み取れない(または誤読する)可能性がある。
バーコード読み取りはDランク以上で可能であるが、実用上A,B,Cのいずれかであることが望ましい。
<耐光性>
印加エネルギー0.30mJ/dotで印字した市松模様の印字部を、透明フィルム基材側からマクベス濃度計(Macbeth社製、RD−914、アンバーフィルター使用)で測定した後、アトラス社製Ci3000F型キセノンフェードメーター(出力67W/m)を用いて、透明フィルム側をキセノンランプが照射するように試験サンプルを配置して、6時間処理した。処理後、透明フィルム基材側から印字部をマクベス濃度計(Macbeth社製、RD−914、アンバーフィルター使用)で測定し、残存率を算出した。
残存率(%)=(処理後の発色濃度/処理前の発色濃度)×100
結果を下表に示す。
Figure 2013159090
*印字が消えてしまったため測定不能
1 印字部
2 感熱記録シートを収容する第1の収容部
3 粘着又は接着シートを収容する第2の収容部
4 貼合部
5 サーマルヘッド等の印字手段
6 ローラ
7 ローラ対

Claims (4)

  1. 透明フィルム上に順に感熱記録層及び保護層を設けた感熱記録シートと、剥離材上に粘着層又は接着層を設けた粘着又は接着シートを用意する工程、該感熱記録シートに保護層側から印字する工程、及びこの印字された感熱記録シートと該粘着又は接着シートを、該感熱記録シートの保護層面と該粘着又は接着シートの粘着層又は接着層とが接するように、貼り合わせる工程から成る感熱記録ラベルの製法。
  2. 前記感熱記録シートに印字する工程が、サーマルヘッドを用いて感熱記録シートに印字する工程である請求項1に記載の製法。
  3. 透明フィルム上に順に感熱記録層、保護層、粘着層又は接着層及び剥離材を設けたラベルに印字するための印字装置であって、
    (a)透明フィルム上に順に感熱記録層及び保護層を設けた感熱記録シートを収容する第1の収容部、
    (b)該第1の収容部から供給される感熱記録シートに保護層側から印字する印字部、
    (c)剥離材上に粘着層又は接着層を設けた粘着又は接着シートを収容する第2の収容部、及び
    (d)該印字部で印字された感熱記録シートと該第2の収容部から供給される粘着又は接着シートを、該感熱記録シートの保護層と該粘着又は接着シートの粘着層又は接着層とが接するように、貼り合わせる貼合部から成る、
    印字装置。
  4. 前記印字部がサーマルヘッドを有し、該サーマルヘッドが、感熱記録シートの保護層側から感熱記録シートに印字するように配置される請求項3に記載の装置。
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