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JP2013132638A - 噴射容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を広範囲に噴射することができるとともに、自然落下によって周囲に付着することがない、新規な噴射容器を提供する。
【解決手段】ノズル3に空気を送り出す口筒部2aを有する伸縮可能な容器本体2と、凹部Dが形成されたベース部材4と、外筒壁5bとともに内周壁5cが垂下する回転部材5と、底壁6bを有して回転部材5の内筒壁6cと外筒壁6bの間を上下に移動可能なスリーブ部材6と、スリーブ部材6を上方に向かって付勢する弾性部材7と、筒状部4aとスリーブ部材6との間を回転可能に保持するボール8とを備え、筒状部4a内周面に、ボール8を載置する段部4sを設けるとともに、スリーブ部材6の外周面に、スリーブ部材6の回転を生起させる周溝を設け、周溝は、スリーブ部材6を弾性部材7の付勢力に抗して下降させるための溝と、スリーブ部材6を弾性部材7の付勢力によって上昇させるための溝6g2からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノズルを通して内容物を噴射させる噴射容器に関するものである。
従来の噴射容器には、内容液が充填された容器本体に回転ヘッドを設けるとともに、この回転ヘッドに対して昇降可能な摺動部材の外周面に周溝を形成し、この周溝を容器本体に載置したボール部材で案内することで、摺動部材から垂下するピストンを上下動させて容器本体の内容液を、ノズルを通して噴霧させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特公昭54−25245号公報
しかしながら、従来の噴射容器は、直接内容液を加圧して噴霧するため、噴射範囲が限定されたものとなり、広範囲に噴射することが困難である。また、液体を直接噴霧する場合、その自重によって落下して周囲に付着してしまうことがある。
本発明の目的とするところは、内容物を広範囲に噴射することができるとともに、自然落下によって周囲に付着することがない、新規な噴射容器を提供することにある。
本発明は、ノズル部材に空気を送り出す口筒部を有する伸縮可能な容器本体と、筒状部の内側に容器本体の伸長を許容する凹部底壁が形成されたベース部材と、容器本体の肩部を保持する天壁からベース部材の筒状部に回転可能に支持される外筒壁とともに内周壁が垂下する回転部材と、容器本体の下端部を保持する底壁を有して回転部材の内筒壁と外筒壁の間を上下に移動可能なスリーブ部材と、ベース部材の凹部底壁とスリーブ部材の底壁との間に配置されてスリーブ部材を上方に向かって付勢する弾性部材と、ベース部材の筒状部とスリーブ部材との間を回転可能に保持するボール部材と、ノズル部材及び容器本体の少なくともいずれか一方に収納されるとともに成分が気化する気化要素とを備え、
ベース部材の筒状部内周面に、ボール部材を載置する段部を設けるとともに、
スリーブ部材の外周面に、ボール部材を起点としたスリーブ部材の回転を生起させる周溝を設け、
当該周溝は、スリーブ部材を弾性部材の付勢力に抗して下降させるための傾斜溝と、この傾斜溝に通じてスリーブ部材を弾性部材の付勢力によって上昇させるための溝からなり、
ベース部材に対して回転部材を回転させることで、容器本体の伸長によって吸引された空気を当該容器本体の圧縮によってノズル部材に送り出すようにしたことを特徴とするものである。
伸縮可能な容器本体としては、蛇腹状の胴部を有する蛇腹容器や、薄肉に形成された袋状の容器等が挙げられる。また、気化要素としては、例えば、織物や不織物、多孔質材等に液体を浸み込ませた含浸材や、固体から直接気化する昇華物質が挙げられる。
また、本発明では、ノズル部材に、その押下げによって容器本体の内側を外界に通じさせる一方、その押下げの解除により外気の導入を阻止する逆止弁を設けることが好ましい。
本発明では、ベース部材に対して回転部材を回転させれば、スリーブ部材の下降に追従して容器本体も伸長する。そして、回転部材を更に回転させれば、スリーブ部材が弾性部材の付勢力によって上昇することから、容器本体もスリーブ部材の上昇に同期して収縮する。即ち、ベース部材に対して回転部材を回転させることにより、スリーブ部材がボール部材を始点としてその周溝に沿って上下動するのに同期して容器本体も伸縮する。このため、気化要素をノズル部材又は容器本体に収納しておけば、気化した成分は、容器本体の伸縮によって送り出された空気とともにノズル部材を通して噴射することができる。この場合、気化した成分をそのまま噴射することから、噴射に加えて、例えば、室内の気流に乗せることで、その成分を室内の広範囲に拡散させることができる。また、噴射された成分は気化していることから、内容物の自然落下によって周囲に付着することがない。
従って、本発明によれば、内容物を広範囲に噴射することができるとともに、自然落下によって周囲に付着することがない。また、空気の送り出しに、伸縮可能な容器本体を用いたことから、大容量の噴射から小容量の噴射まで対応させることができる。
本発明である、噴射容器の一形態である、芳香剤用噴射容器の初期状態又は噴射状態を示す部分断面図である。 同形態の噴射直前状態を示す部分断面図である。 (a)は、同形態に係る、スリーブ部材を模式的に示す斜視図であり、(b)は、ノズル部材の一形態を示す要部断面図である。 同形態に係る、容器本体をスリーブ部材とともに模式的に示す斜視図であって、(a)は、容器本体が収縮した状態、(b)は、容器本体が伸長した状態を示す。 同形態に係る、ノズル部材の他の形態を示す要部断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一形態である、芳香剤用の噴射容器1を詳細に説明する。
図1中、符号2は、ノズル部材3に空気を送り出す伸縮可能な容器本体である。容器本体2は、空気を送り出す口筒部2aを有し、肩部2bを介して、伸縮可能な蛇腹状の胴部2cに繋がる。胴部2cは、噴射容器軸線O周り(周方向)に延在する環状溝部2eを介して底部2dに繋がる。容器本体2は、例えば、可撓性を有する合成樹脂で一体に成形することができる。
ノズル部材3は、キャップCを介して口筒部2aに固定される。キャップCは、口筒部2aを密封するとともに、逆止弁V1が設けられている。逆止弁V1は、容器本体2の内部空間S1に外気を導入することを許容する一方、内部空間S1からの空気の排出を阻止する。
符号4は、ベース部材である。ベース部材4は、筒状部4aの内側下端部に底壁4bを有し、容器本体2の伸長を許容する凹部Dが形成されている。凹部Dには、周方向に延在する環状の段差4cが設けられている。これにより、筒状部4aと段差4cとの間は、互いを繋いで大径の上側胴部4h1を構成するとともに、底壁4bと段差4cとの間は、互いを繋いで小径の下側胴部4h2を構成する。また、ベース部材4は、筒状部4aから一体に垂下する筒状の脚部4dによって起立させることができる。
符号5は、回転部材である。回転部材5は、容器本体2の口筒部2aとともにノズル部材3を通す開口部が形成された天壁5aを有する。天壁5aは、容器本体2の肩部2bを保持する。また、天壁5aからは、噴射容器軸線O周りに間隔を置いて外筒壁5bとともに内筒壁5cが一体に垂下する。
外筒壁5bの下端部分は、ベース部材4の筒状部4aを取り囲み、この筒状部4aに摺動可能に保持されている。これにより、回転部材5は、ボトル軸線O周りに時計回り又は反時計回りに回転させることができる。
なお、外筒壁5bの下端部分の内側には、周方向に延在する環状の突起5eが設けられている。また、ベース部材4には、筒状部4aの上端部の外側に、周方向に延在する環状の突起4eが設けられている。本形態では、突起5eを突起4eに係止させることで、回転部材5を抜け止め保持する。
符号6は、スリーブ部材である。スリーブ部材6は、回転部材5の外筒壁5bと内筒壁5cの間に配置されるスリーブ本体6aを有する。スリーブ本体6aの内側には、周方向に間隔を置いて複数の突条6pが設けられている。また、回転部材5には、内筒部5cの外側に、周方向に間隔を置いて複数の突条2pが設けられている。突条6pと突条2pとは互いにスプライン嵌合する。これにより、スリーブ部材6は、噴射容器軸線Oに沿って上下に移動することができるとともに、回転部材5に対して空回りすることなく、一体に回転することができる。
また、スリーブ本体6aの下端部分には、容器本体2の下端部(底壁2d)を保持する底壁6bが一体に設けられている。底壁6bは、容器本体2の底壁2dを通す開口部が形成されている。この開口部を形作る底壁縁部6eは、容器本体2の環状溝部2eに嵌合する。
符号7は、リターンスプリングに代表される弾性部材である。弾性部材7は、ベース部材4の凹部底壁4bとスリーブ部材6の底壁6bとの間に配置されている。弾性部材7は、同図に示すように、スリーブ部材6を回転部材5に向かって上方に付勢する。
符号8は、ボール部材である。ボール部材8は、噴射容器軸線Oを挟んで対向する二箇所の位置に配置されている。ボール部材8は、ベース部材4の筒状部4aとスリーブ部材6との間を回転可能に保持する。
ベース部材4の筒状部4aの内周面には、段部4sが設けられている。段部4sは、ボール部材8を回転可能に載せ置くことができる。また、スリーブ部材6は、図3(a)に示すように、スリーブ本体6aの外周面に、噴射容器軸線O周りを周回する周溝6gが設けられている。周溝6gは、ボール部材8を回転可能に嵌め込むことができる。これにより、周溝6gは、ベース部材4の段部4sとともに、ボール部材8を起点としたスリーブ部材6の、噴射容器軸線O周りの回転を生起させる。
周溝6gは、傾斜溝6g1と、この傾斜溝6g1に通じる縦溝6g2からなる。ボール部材8は、その高さ位置及び周方向位置がベース部材4の段部4sによって固定されているため、傾斜溝6g1は、図4(a)から同図(b)への変化として示すように、スリーブ部材6を弾性部材5の付勢力に抗して下降させるための溝として機能し、縦溝6g2は、図4(b)から同図(a)への変化として示すように、スリーブ部材6を弾性部材5の付勢力によって上昇させるための溝として機能する。なお、縦溝6g2は、傾斜溝6g1に置き換えることができる。
更に、スリーブ部材6は、図1に示すように、スリーブ本体6aの上端が回転部材5の天壁5aに接する位置を上死点とする一方、図2に示すように、その底壁6bがベース部材2の段差4cに接する位置を下死点とする。
本形態において、容器本体2は、その肩部2bから環状溝部2eまでの高さ(長さ)が、スリーブ部材6を下死点まで下降させたときの高さよりも高くなるように構成する。これにより、容器本体2を圧縮させた状態で回転部材5とスリーブ部材6との間に組み付けられる。このため、容器本体2の環状溝部2eがスリーブ部材6の底壁縁部6eに嵌合することで、容器本体2の下端部がスリーブ部材6に固定されるとともに、容器本体2の肩部2bは回転部材5の天壁5aに押圧することで天壁5aによって保持される。
なお、容器本体2は、スリーブ部材6に接着等の手段により固定することもできる。また、肩部2bは、容器本体2の下端部と同様、環状溝部を設け、天壁5aの開口部を形作る縁部に嵌合させることができる。
従って、スリーブ部材6が噴射容器1を上方から見て、ベース部材4に対して回転部材5をボトル軸線O周りに右回り(時計回り)に回転させれば、図4(a)から同図(b)への変化として示すように、スリーブ部材6が弾性部材7の付勢力に抗して傾斜溝6g1に沿って下降するのに同期して、逆止弁V1が外気を導入することで容器本体2も伸長する。そして、更に縦溝6g2の上端が同図に示すように、ボール部材8の位置に来るまで回転部材5を回転させれば、同図(b)から同図(a)への変化として示すように、スリーブ部材6が弾性部材7の付勢力によって縦溝6g2に沿って上昇するのに同期して、逆止弁V1が閉じることで内部空間S1の空気を圧縮しながら容器本体2も収縮する。これにより、図1から図2の変化を経て図1に示すように、容器本体2の伸長によって内部空間S1に吸引された空気を当該容器本体2の圧縮によってノズル部材3に送り出すことができる。
このように、ベース部材4に対して回転部材5を回転させることにより、スリーブ部材6がボール部材8を始点としてその周溝6gに沿って上下動するのに同期して容器本体2の内部空間S1に空気を吸引し、ノズル部材3に送り出す。このため、成分が気化する気化要素Eをノズル部材3又は容器本体2に収納しておけば、気化した成分は、容器本体2の伸縮によって送り出された空気とともにノズル部材3を通して噴射することができる。この場合、気化した成分をそのまま噴射することから、噴射に加えて、例えば、室内の気流に乗せることで、その成分を室内の広範囲に拡散させることができる。また、噴射された成分は気化していることから、内容物の自然落下によって周囲に付着することがない。
従って、本発明によれば、内容物を広範囲に噴射することができるとともに、自然落下によって周囲に付着することがない。また、空気の送り出しに、伸縮可能な容器本体2を用いたことから、大容量の噴射から小容量の噴射まで対応させることができる。
ところで、上述した形態のように、回転部材5の操作のみで、容器本体2の伸長・圧縮を可能にしつつ、その圧縮に伴い空気を送り出せるようにすることも可能である。しかしながら、この場合、ノズル部材3を通して外気が導入・排出されるため、その調整が煩雑である。
このため、ノズル部材には、容器本体2からの空気の送り出しを可能にしつつ、外気の取り入れを阻止する機能を含めることが好ましい。
図3(b)は、本発明に従うノズル部材の他の形態である、開閉式のノズル部材30(以下、「ノズル部材30」)である。ノズル部材30(以下、「ノズル部材30」)は、ヘッド本体31、ノズル32、ノズルピン33、スプリング34、ジョイント35、ヘッド本体31に固定された支持壁36、支持壁36に揺動可能に支持されるとともにノズルピン33を支持する揺動レバー37及びステム38からなる。
ノズル部材30は、ステム30を介してキャップCに装着することで、ヘッド本体31を上下動させることにより、容器本体2内の圧縮された空気を、注出口Aを通して送り出すことができる。
また、ヘッド本体31を押し下げることでジョイント35に対して下降させると、揺動レバー37がジョイント35を作用点に支持壁36を中心に後方に向かって傾倒することで、ヘッド本体31の噴射口Aは、ノズルピン33がスプリング34の付勢力に抗して後進することで開放される。
次いで、ヘッド本体31の押し下げが解除されると、ノズルピン33は、スプリング34からの付勢力(復元力)によって噴射口Aを封止するとともに、ヘッド本体31を初期の位置に復帰させる。
これにより、ノズル部材30は、容器本体2内の空気を送り出すときのみ開放できる。即ち、ノズル部材30を用いれば、回転部材5を回転させたのち、ノズル部材3の押し込みに応じて、気化要素Eから気化した成分をノズル部材3の噴射口Aを通して噴射させることができる。
なお、本形態では、気化要素Eを、例えば、ステム38の通路内に配置することができる。この場合、気化要素Eは、出荷前の組み付け時に予め配置しておき、或いは、使用後にキャップCから取り外すことで別途、新たに配置することもできる。また、予めステム38内に配置したときは、含浸部材のみを配置することで、ステム38から気化成分を含んだ液体を供給することができる。
また、本発明によれば、ノズル部材は、図5に示すように構成することもできる。同図のノズル部材40は、キャップCに対して、リターンスプリングに代表される弾性部材9の付勢力(復元力)によって押し込み可能に保持されている。キャップCには、逆止弁10が設けられている。逆止弁10は、弁体10aを有し、この弁体10aが複数の連結片10bを介してキャップCに保持されている。
ノズル部材40は、ノズル本体41を有する。ノズル本体41には凹部を形成し、この凹部の上端開口を蓋体42で閉じることで、ノズル本体41の内側に気化要素Eの収納空間S2を形成する。蓋体42は、例えば、ヒンジ43を介してノズル本体41に一体に連結されている。
また、ノズル本体41には、気化要素Eを載せ置く台座44が隔壁部45を介して一体に設けられている。隔壁部45には、複数の貫通孔45aが形成されている。また、隔壁部45には、シャフト46が一体に垂下する。なお、符号47は、蓋体42に一体に設けられた、気化要素Eに接触して気化要素Eを保持する膨出部である。膨出部47は、省略することができる。
蓋体42を矢印の方向より押し込めば、ノズル部材40が弾性部材9の付勢力に抗して下降することによってシャフト46が逆止弁10の弁体10aを押圧して、弁体10aを連結片10bの張力に抗して開くことができる。これにより、回転部材5を回転させたのち、ノズル部材40を押し下げれば、気化要素Eから気化した成分は、複数の貫通孔45aを通じて容器本体2から送り出された空気に乗って噴射口Aを通して噴射させることができる。また、蓋体42の押し込みを解除すれば、弾性部材9の復元力によって、ノズル部材40が初期位置まで復帰するとともに、弁体10aが閉じられることで容器本体2内は密封される。
上述したところは、本発明の一形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。容器本体2としては、本形態のような蛇腹容器に限定されるものではなく、例えば、薄肉に形成された袋状の容器等を採用することができる。また、気化要素Eとしては、例えば、織物や不織物、多孔質材等に液体を浸み込ませた含浸材や、固体から直接気化する昇華物質が挙げられる。
本発明は、芳香剤の噴射容器に限定されることなく、例えば、消臭剤、防虫剤、経口薬又は点鼻薬等の薬剤の噴射容器に採用することができる。
1 噴射容器
2 容器本体
2a 口筒部
2b 肩部
2c 胴部
2d 底部(下端部)
2e 環状溝部
2p 突条
3 ノズル部材
4 ベース部材
4a 筒状部
4b 底部
4c 段差
4d 脚部
4s 段部
5 回転部材
5a 天壁
5b 外筒壁
5c 内筒壁
6 スリーブ部材
6a スリーブ本体
6b 底壁
6p 突条
7 弾性部材
8 ボール部材
9 弾性部材
10 逆止弁
10a 弁体
10b 連結片
30 ノズル部材(開閉式)
31 ヘッド
32 ノズル
33 ノズルピン
34 スプリング
35 ジョイント
36 支持壁
37 揺動レバー
38 ステム
40 ノズル部材
41 ノズル本体
42 蓋体
43 ヒンジ
45 隔壁部
45a 貫通孔
46 シャフト
47 膨出部
E 気化要素

Claims (2)

  1. ノズル部材に空気を送り出す口筒部を有する伸縮可能な容器本体と、筒状部の内側に容器本体の伸長を許容する凹部底壁が形成されたベース部材と、容器本体の肩部を保持する天壁からベース部材の筒状部に回転可能に支持される外筒壁とともに内周壁が垂下する回転部材と、容器本体の下端部を保持する底壁を有して回転部材の内筒壁と外筒壁の間を上下に移動可能なスリーブ部材と、ベース部材の凹部底壁とスリーブ部材の底壁との間に配置されてスリーブ部材を上方に向かって付勢する弾性部材と、ベース部材の筒状部とスリーブ部材との間を回転可能に保持するボール部材と、ノズル部材及び容器本体の少なくともいずれか一方に収納されるとともに成分が気化する気化要素とを備え、
    ベース部材の筒状部内周面に、ボール部材を載置する段部を設けるとともに、
    スリーブ部材の外周面に、ボール部材を起点としたスリーブ部材の回転を生起させる周溝を設け、
    当該周溝は、スリーブ部材を弾性部材の付勢力に抗して下降させるための傾斜溝と、この傾斜溝に通じてスリーブ部材を弾性部材の付勢力によって上昇させるための溝からなり、
    ベース部材に対して回転部材を回転させることで、容器本体の伸長によって吸引された空気を当該容器本体の圧縮によってノズル部材に送り出すようにしたことを特徴とする噴射容器。
  2. 請求項1において、ノズル部材に、その押下げによって容器本体の内側を外界に通じさせる一方、その押下げの解除により外気の導入を阻止する逆止弁を設けたことを特徴とする噴射容器。
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