JP2013130752A - 廃トナー回収容器、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置内のデットスペースを有効利用して、画像形成装置の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立することができ、画像形成装置のコストアップを招かない廃トナー回収容器を提供する。
【解決手段】廃トナー回収容器100を中間転写ベルト31などの中間転写ベルト内周部に配置される駆動ローラ32やテンションローラ33、及び各1次転写ローラ34などの各ローラを支持する、ベルトフレーム部材を兼ね構成した。具体的には、ベルトフレーム部材である前面板36aや後面板36bから構成されるベルトフレーム部材と一体化し、中間転写ベルト31内周部に配置した。
【選択図】図6
【解決手段】廃トナー回収容器100を中間転写ベルト31などの中間転写ベルト内周部に配置される駆動ローラ32やテンションローラ33、及び各1次転写ローラ34などの各ローラを支持する、ベルトフレーム部材を兼ね構成した。具体的には、ベルトフレーム部材である前面板36aや後面板36bから構成されるベルトフレーム部材と一体化し、中間転写ベルト31内周部に配置した。
【選択図】図6
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、プロッタ等、又はこれらの複数の機能を備えた複合機等のトナーを用いる電子写真方式の画像形成装置に備える廃トナー回収容器、及びこの廃トナー回収容器を備えた画像形成装置に関するものである。
近年、これらの電子写真方式の画像形成装置は、省エネ・省スペースの流れの中でコンパクト化が進んでおり、装置内に配置する各機器や構成部材の小型化が望まれている。また、電子写真方式の画像形成装置の小規模な事業所や個人宅への普及にともない、ユーザーによるメインテナンス作業回数の低減も望まれている。
ここで、トナーを用いる電子写真方式の画像形成装置では、記録媒体に転写されず、潜像担持体や中間転写体上に転写されずに残った廃トナーが排出され、排出された廃トナーを収容して回収する廃トナー回収容器を備えている。しかし、近年、上記のように画像形成装置のコンパクト化が進む中で、十分な量の廃トナーを収容できる廃トナー回収容器の体積を確保することが困難となっている。
そこで、中間転写方式の画像形成装置において、従来、何も配置されずにデッドスペースになっていた箇所に、廃トナー回収容器を配置する構成が提案されている。例えば、特許文献1や特許文献2には、中間転写ベルトを用いた中間転写方式の画像形成装置で、中間転写ベルトの内周部のスペースに、廃トナー回収容器を配置する構成が記載されている。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された構成は、ユーザーによる廃トナー回収容器の交換を前提に構成されている。この廃トナー回収容器の交換機構を保ったまま、画像形成装置のさらなる小型化とユーザーによるメインテナンス作業回数を低減するための廃トナー収容容量の増加とを両立するのは困難であった。これは次の理由による。中間転写ベルトを用いた画像形成装置では、中間転写ベルト内周部に配置される各ローラを支持するフレーム部材である面板があり、廃トナー回収容器を交換するための交換口の大きさが十分に確保できず、廃トナー回収容器の大きさが制限される。また、仮に小型化した上記面板に、廃トナー回収容器を交換する大きな交換口を設けると、面板強度が低下して中間転写ベルトのベルト走行の安定性が損なわれて色ずれなどの画像不具合が発生する可能性が高くなり好ましくない。
これらのため、いかにして画像形成装置の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立するか、廃トナー回収容器の収容部にいかに効率良く廃トナーを充填するかが重要な課題となっている。また、廃トナー回収容器を配置した位置が、廃トナーを排出する各クリーニング装置から過度に離れている場合には、各クリーニング装置からの搬送路が長くなり画像形成装置のコストアップを招いてしまう。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、次のような廃トナー回収容器を提供することである。画像形成装置内のデットスペースを有効利用して、画像形成装置の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立することができ、画像形成装置のコストアップを招かない廃トナー回収容器である。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、潜像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルトを介して記録媒体上に転写して画像形成を行う画像形成装置に用いられ、複数のクリーニング装置から搬送路を経由して搬送された廃トナーを回収する廃トナー回収容器において、前記中間転写ベルト内周部に配置される各ローラを支持するフレーム部材を兼ねて該フレーム部材と一体化され、前記中間転写ベルト内周部に配置されていることを特徴とするものである。
本発明は、潜像担持体や中間転写ベルトに設けるクリーニング装置から搬送される廃トナーを回収する廃トナー回収容器を、中間転写ベルト内周部に配置しているので、従来、画像形成装置内のデットスペースとなっていた部分を有効利用できる。また、廃トナー回収容器が中間転写ベルト内周部に配置される各ローラを支持するフレーム部材を兼ねてフレーム部材と一体化された、廃トナー回収容器を交換しない構成なので、フレーム部材の面板に交換口を設ける必要がない。
このように交換口を設ける必要がないので、廃トナー回収容器を交換するための交換口で、廃トナー回収容器の大きさが制限されることもない。また、フレーム部材の面板に設ける孔が、複数のクリーニング装置から廃トナーを搬送する搬送路に対応した小さな孔だけで良いので、面板強度が低下することに起因した不具合が発生する可能性も低くできる。
したがって、中間転写ベルト内周部に配置される各ローラ等の動作に支障しない範囲で、フレーム部材の面板強度の低下を招くことなく、中間転写ベルト内周部のスペースを廃トナー回収容器の設置スペースに利用できる。
よって、従来、デットスペースとなっていた中間転写ベルト内周部を有効利用することができ、装置の小型化と廃トナー収容容量の増加を両立することが可能となる。また、廃トナー回収容器が、潜像担持体や中間転写ベルトに設けるクリーニング装置に近いため、廃トナーの搬送路が過度に長くなり画像形成装置のコストアップを招くこともない。
本発明は、潜像担持体や中間転写ベルトに設けるクリーニング装置から搬送される廃トナーを回収する廃トナー回収容器を、中間転写ベルト内周部に配置しているので、従来、画像形成装置内のデットスペースとなっていた部分を有効利用できる。また、廃トナー回収容器が中間転写ベルト内周部に配置される各ローラを支持するフレーム部材を兼ねてフレーム部材と一体化された、廃トナー回収容器を交換しない構成なので、フレーム部材の面板に交換口を設ける必要がない。
このように交換口を設ける必要がないので、廃トナー回収容器を交換するための交換口で、廃トナー回収容器の大きさが制限されることもない。また、フレーム部材の面板に設ける孔が、複数のクリーニング装置から廃トナーを搬送する搬送路に対応した小さな孔だけで良いので、面板強度が低下することに起因した不具合が発生する可能性も低くできる。
したがって、中間転写ベルト内周部に配置される各ローラ等の動作に支障しない範囲で、フレーム部材の面板強度の低下を招くことなく、中間転写ベルト内周部のスペースを廃トナー回収容器の設置スペースに利用できる。
よって、従来、デットスペースとなっていた中間転写ベルト内周部を有効利用することができ、装置の小型化と廃トナー収容容量の増加を両立することが可能となる。また、廃トナー回収容器が、潜像担持体や中間転写ベルトに設けるクリーニング装置に近いため、廃トナーの搬送路が過度に長くなり画像形成装置のコストアップを招くこともない。
本発明は、画像形成装置内のデットスペースを有効利用して、画像形成装置の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立することができ、画像形成装置のコストアップを招かない廃トナー回収容器を提供できる。
〔実施形態1〕
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、プリンタ300という)の一実施形態(以下、本実施形態を実施形態1という)について、複数の実施例を挙げて説明する。まず、各実施例に共通するプリンタ300の構成・動作から図を用いて説明する。本実施形態1では、プリンタ300について説明するが、本発明は、画像形成装置としてプリンタに限らず、複写機やファクシミリ装置、あるいは印刷機、さらには、これらの各機能を複合させた複合機等の装置にも適用可能である。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、プリンタ300という)の一実施形態(以下、本実施形態を実施形態1という)について、複数の実施例を挙げて説明する。まず、各実施例に共通するプリンタ300の構成・動作から図を用いて説明する。本実施形態1では、プリンタ300について説明するが、本発明は、画像形成装置としてプリンタに限らず、複写機やファクシミリ装置、あるいは印刷機、さらには、これらの各機能を複合させた複合機等の装置にも適用可能である。
ここで、図1は、本実施形態1に係るプリンタ300の全体概要図、図2は、本実施形態1に係る作像ユニット10の説明図、図3は、本実施形態1に係る画像形成部20、中間転写ユニット30、及び2次転写部60の説明図である。
本実施形態1のプリンタ300は、イエロー(Y)、マセンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー用いたタンデム方式のカラーレーザープリンタである。そして、図1に示すように装置本体200の下部には記録紙等のシート状記録媒体(以下、シートPという)を積載収容可能な給紙カセット81が装備される給紙部80が、給紙部80の上方には画像形成部20がそれぞれ配置されている。
次に、各部の構成を、その動作も含めて説明する。
次に、各部の構成を、その動作も含めて説明する。
画像形成部20には、各色に対応した作像ユニット10Y,M,C,Kが、図1図中右側からY,M,C,Kの順に、その下方に配置された中間転写ユニット30の中間転写ベルト31の展張方向に沿って配置されている。また、各作像ユニット10の上方には、光書き込み装置5が配置されている。そして、中間転写ユニット30の図1図中右側には2次転写部60が配置され、2次転写部60の上方には、定着装置70が配置されている。
作像ユニット10Y,M,C,Kには、それぞれ潜像担持体である感光体ドラム1Y、M、C、Kを備えた4個の作像ユニット10Y,M,C,Kを備えている。各作像ユニット10Y,M,C,Kは、それぞれ感光体ドラム1Y,M,C,Kに対応する、帯電ローラ2、現像装置3、クリーニング装置4等を各色毎にまとめてプロセスカートリッジのハウジングに収納している。ここで、各作像ユニット10の構成は、いずれも用いるトナーの色が異なるのみで、同様な構成であるので、以下の説明では、適宜、符合Y、M、C、Kを省略して説明する。
作像ユニット10には、図2に示すように、感光体ドラム1と、感光体ドラム1の表面に当接する一様帯電手段である帯電ローラ2と、現像剤担持体である現像ローラ6を有した現像装置3が配置されている。また、感光体ドラム1の表面に当接するクリーニングブレード41を有したクリーニング装置4も配置されている。
画像形成動作が開始すると、帯電ローラ2は、暗中にて図2図中、時計方向に回転する感光体ドラム1の表面上を一様帯電(高電位で初期化帯電)する、一様帯電された感光体ドラム1上には、光書き込み装置5から画像情報に基づいたレーザー光Lが照射される。そして、この照射により、感光体ドラム1の表面上の電位の減衰した低電位部と上記一様帯電による高電位部とからなる静電潜像が形成されることとなる。現像装置3は、感光体ドラム1の回転にともない、上記静電潜像の低電位部(又は高電位部)に、供給ローラ7から現像剤が供給され現像ローラ6に担持したトナーを転移させて、トナー画像として現像(可視像化処理)する。その後、現像されたトナー画像は、感光体ドラム1の回転にともない、中間転写ユニット30の中間転写ベルト31と対向する1次転写部に向け搬送される。そして、中間転写ベルト31を介して対向する1次転写ローラ34に印加された1次転写バイアスで、中間転写ベルト31上に転写される。
1次転写部で転写されずに感光体ドラム1上に残った転写残トナーは、1次転写部の感光体ドラム1の回転方向下流側に設けられ、感光体ドラム1の表面に当接しているクリーニング装置4のクリーニングブレード41により掻き落とされる。このクリーニングブレード41により掻き落とされた転写残トナーは、クリーニング装置4の搬送スクリュ42により、詳しくは後述する廃トナー回収容器100に搬送される廃トナーとなる。
上記のような静電潜像の形成、及び現像によるトナー画像の形成は、図1に示すように、各作像ユニット10において順次、タイミングを設定されて行われるように構成されている。そして、各色のトナー画像が、上側展張面が矢印Sで示す方向(図中左側)に走行する中間転写ベルト31上に各感光体ドラム1から順次重ねられるように、1次転写されてフルカラーのトナー画像が中間転写ベルト31に担持される。
中間転写ユニツト30は、図3に示すように、トナー画像を担持する中間転写ベルト31と、この中間転写ベルト31の内周側で、中間転写ベルト31を両端で張架する駆動ローラ32及びテンションローラ33を有している。このように、中間転写ベルト31は駆動ローラ32とテンションローラ33の2つのローラで主に張架されている。これにより、中間転写ユニット30の小型化が図られている。また、中間転写ベルト31の内周側には、中間転写ベルト31を介して各感光体ドラム1に対向する金属の1次転写ローラ34Y,M,C,Kと、クリーニング対向ローラ35を有している。
また、これら各ローラを両端で回転自在に保持する保持部材(不図示)を有している。そして、テンションローラ33で中間転写ベルト31にテンションを与えた状態で、駆動ローラ32の回転により中間転写ベルト31が回転駆動回転駆動、つまり走行駆動させる。ここで、中間転写ベルト31として、ポリイミドやポリアミド、ポリカーボネート、TPE等の耐熱性材料からなり、中抵抗に調整された基体からなる、無端ベルトを用いている。
また、中間転写ベルト31の外周側には、シートP上への2次転写を行った後に、中間転写ベルト31上に残った転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置50が、2次転写部のベルト走行方向下流側に配置されている。すなわち、駆動ローラ32とテンションローラ33に張架される中間転写ベルト31の上側展張面の、駆動ローラ32のベルト走行方向下流側であつて、作像ユニット10Yの上流側の位置にベルトクリーニング装置50が配置されている。
中間転写ベルト31に転写され、担持されたフルカラーのトナー画像は、2次転写部60で給紙部80から搬送されてくるシートPに一括転写される。つまり、図1に示す給紙部80に装備されている給紙カセット81から給紙ローラ82により、繰り出されたシートPは、その途中で摩擦パッド83により一枚に分離される。一枚に分離されたシートPは、2次転写部60の2次転写ローラ61と、中間転写ベルト31を介して駆動ローラ32とが対向配置されている2次転写位置に向け、レジストローラ対84により搬送される。レジストローラ対84は、中間転写ベルト31上に担持されて移動してくるフルカラーのトナー画像にタイミングを合わせてシートPを搬送し、中間転写ベルト31上のフルカラーのトナー画像が、2次転写位置で一括して2次転写される。転写後の中間転写ベルト31は、駆動ローラ32のベルト走行方向下流側に設けられたベルトクリーニング装置50により転写残トナーを除去されて、次のトナー画像の転写に備えられる。
また、ベルトクリーニング装置50には、中間転写ベルト31を介してクリーニング対向ローラ35と対向し、中間転写ベルト31上の転写残トナーを掻き取ってクリーニングするベルトクリーニングブレード51を有している。また、このベルトクリーニングブレード51で、中間転写ベルト31上から掻き取った転写残トナーを廃トナー回収容器100に向け搬送する回収スクリュ52も有している。この回収スクリュ52により搬送された転写残トナーは、廃トナーとなる。
また、2次転位置を通過してフルカラーのトナー画像が2次転写されたシートPは、用紙搬送経路に沿って搬送され、定着装置70により、定着を受けた後、排紙ローラ85を介して、積載部である排紙トレイ86上に排出される。このようにして、一連の画像形成動作が終了し、次の画像形成に備える。
次に、本実施形態1の特徴である廃トナー回収容器100の構成、及び各クリーニング装置から搬送される廃トナーの回収について、複数の実施例を挙げ説明する。
次に、本実施形態1の特徴である廃トナー回収容器100の構成、及び各クリーニング装置から搬送される廃トナーの回収について、複数の実施例を挙げ説明する。
(実施例1)
まず、本実施形態1の第1の実施例である実施例1から、図を用いて説明する。ここで、図4は、本実施例に係る作像ユニット10における、クリーニング装置4、帯電ローラ2、及び感光体ドラム1の配置説明図であり、(a)が断面説明図、(b)が斜視説明図である。図5は、本実施例に係る中間転写ユニット30及びベルトクリーニング装置50の説明図であり、(a)が、ベルトクリーニング装置50付近の断面説明図、(b)が斜視説明図である。図6は、本実施例に係る廃トナー回収容器100の装置背面側からの斜視説明図、図7は、本実施例に係る廃トナー回収容器100の断面説明図である。図8は、本実施例に係る廃トナー回収容器100の搬送連結部110付近の断面説明図である。
まず、本実施形態1の第1の実施例である実施例1から、図を用いて説明する。ここで、図4は、本実施例に係る作像ユニット10における、クリーニング装置4、帯電ローラ2、及び感光体ドラム1の配置説明図であり、(a)が断面説明図、(b)が斜視説明図である。図5は、本実施例に係る中間転写ユニット30及びベルトクリーニング装置50の説明図であり、(a)が、ベルトクリーニング装置50付近の断面説明図、(b)が斜視説明図である。図6は、本実施例に係る廃トナー回収容器100の装置背面側からの斜視説明図、図7は、本実施例に係る廃トナー回収容器100の断面説明図である。図8は、本実施例に係る廃トナー回収容器100の搬送連結部110付近の断面説明図である。
本実施例の廃トナー回収容器100の構成を説明する前に、まず、感光体ドラム1上の転写残トナーをクリーニングし、廃トナー回収容器100に向け搬送する構成について、さらに詳しく説明する。図4(a)に示すように、クリーニング装置4は、そのケース内にウレタンゴム等からなるクリーニングブレード41と回収スクリュ42を有している。図4(a)図中、矢印方向(時計回り)に回転する感光体ドラム1上の転写残トナーはクリーニングブレード41によって感光体ドラム1上から除去される。そして、回収スクリュ42によって、図4(a)図中奥側、つまり、図4(b)の斜視図に示した破線の矢印方向の装置本体の奥側一方向に搬送される。このように、クリーニング装置4のケースは、廃トナーの搬送路の一部をなすとともに、回収スクリュ42がその搬送手段となっている。
次に、中間転写ベルト31上の転写残トナーをクリーニングし、廃トナー回収容器100に向け搬送する構成について、さらに詳しく説明する。図5(a)に示すように、ベルトクリーニング装置50は、そのケース内にウレタンゴム等からなるベルトクリーニングブレード51と回収スクリュ52を有している。ここで、ベルトクリーニングブレード51の先端は、中間転写ベルト31を介して、クリーニング対向ローラ35に対向するように配置されている。図5(a)図中、矢印方向(反時計回り)に回転する駆動ローラ32に張架された中間転写ベルト31上の転写残トナーは、中間転写ベルト31の移動にともないクリーニングブレード41によって感光体ドラム1上から除去される。
そして、回収スクリュー52によって、図5(a)図中奥側、つまり、図5(b)の斜視図に示した実線の矢印方向の装置本体の奥側一方向に搬送される。このように、ベルトクリーニング装置50のケースは、廃トナーの搬送路の一部をなすとともに、回収スクリュ52がその搬送手段となっている。ここで、本実施例の中間転写ユニット30では、各ローラを回転駆動する駆動モータ39、及び各ローラのギヤ等の駆動伝達手段を装置本体200の前面側に配置している。しかし、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、各ローラを回転駆動する駆動モータ39、及び各ローラのギヤ等の駆動伝達手段を装置本体200の背面側に配置するとともに、各クリーニング装置の回収スクリュにより、前面側に廃トナーを搬送する構成としても良い。
上記のようにして、各クリーニング装置から搬送(排出)された廃トナーを回収する本実施例の廃トナー回収容器100は、図6に示すように、中間転写ユニット30内のベルトユニットのフレームと一体化された構成となっている。ここで、図6では中間転写ベルト31を外した状態における中間転写ユニット30のベルトユニットのフレームを、背面側斜め上方から視た態様を表している。ベルトユニットのフレームは、各ローラを支持する前面板36aと後面板36bとが、中が空洞の廃トナーボトル部101で連結されて廃トナー回収容器100を構成している。そして、このフレームに対して、1次転写ローラ34Y,M,C,K、クリーニング対向ローラ35、駆動ローラ32、及びテンションローラ33がそれぞれ組み込まれる。また、図7に示すように、廃トナーボトル部101の断面図は、各1次転写ローラ34及びクリーニング対向ローラ35が配置される部分付近を凹み形状としている。このように凹み形状とすることで、各ローラの回転を阻害しないように構成している。
一方、後面板36bには、クリーニング装置4Y,M,C,Kに対応する廃トナー受入孔37Y,M,C,K、及びベルトクリーニング装置50に対応する廃トナー受入孔37Bが空いている。そして、各搬送手段によって廃トナーが搬送されて、各廃トナー受入孔37から廃トナー回収容器100へと収容されて回収されることとなる。また、廃トナー回収容器100内に振動部材や攪拌部材を入れることも可能である。このように構成することにより、廃トナー回収容器100内の廃トナーの高さを均一にならすことができ、より長期間の印刷動作を保証することができる。また、廃トナー回収容器100内に廃トナーの満杯検知手段を設け、検知された時に、画像形成動作を停止したり、ユーザーへの通知を行ったりして、廃トナー漏れを防ぐように構成することもできる。
次に、図8を用いて廃トナー回収容器100への搬送を、各作像ユニット10に設けた感光体ドラム1のクリーニング装置4を例に説明する。図4(a)、(b)に示した回収スクリュ42は、図8に示すように、搬送連結部110を介して、中間転写ユニットと一体化された廃トナー回収容器100と連結されている。また、搬送連結部110の内部には、連結部搬送スクリュ111が設けられており、回収スクリュー42と連結部搬送スクリュ111が連動して回転動作するように構成されている。このように連動して回転動作することにより、クリーニング装置4により感光体ドラム1上から除去された転写残トナーは、廃トナーとして中間転写ユニット30内の廃トナー回収容器100へと搬送されて収容されて回収されることとなる。ここで、ベルトクリーニング装置50からの廃トナーも同様に搬送して収容して回収することが可能である。
また、本実施例ではこの搬送連結部110は中間転写ユニット30における各廃トナー受入孔37から取り外し可能な構成にすることも可能で、メンテナンスや交換性は問題ない。また、搬送連結部110を取り外し可能な構成とする場合、図5(b)に示した駆動モータ39、及び各ローラの駆動伝達手段を装置本体200の背面側に配置し、各クリーニング装置による廃トナーの搬送方向を前面側にする方が良い。
(実施例2)
次に、本実施形態1の第2の実施例である実施例2を、図を用いて説明する。本実施例と上記実施例1とでは、次の点に係ることのみことなる。本実施例のプリンタ300では、中間転写ユニット30内に設ける第1の廃トナー回収容器100(以下、第1廃トナー回収容器100という)に加え、第2の廃トナー回収容器である第2廃トナー回収容器120を設けている点である。また、第1廃トナー回収容器100と各クリーニング装置とを連結する搬送連結部110を装置本体200の前面側に、第2廃トナー回収容器120を背面側に設けている点である。そして、第1廃トナー回収容器100と第2廃トナー回収容器120とを接続する搬送接続部121を装置本体200の背面側に設けている点である。他の構成・動作は実施例1と同様なので、その説明は、適宜省略して説明する。
次に、本実施形態1の第2の実施例である実施例2を、図を用いて説明する。本実施例と上記実施例1とでは、次の点に係ることのみことなる。本実施例のプリンタ300では、中間転写ユニット30内に設ける第1の廃トナー回収容器100(以下、第1廃トナー回収容器100という)に加え、第2の廃トナー回収容器である第2廃トナー回収容器120を設けている点である。また、第1廃トナー回収容器100と各クリーニング装置とを連結する搬送連結部110を装置本体200の前面側に、第2廃トナー回収容器120を背面側に設けている点である。そして、第1廃トナー回収容器100と第2廃トナー回収容器120とを接続する搬送接続部121を装置本体200の背面側に設けている点である。他の構成・動作は実施例1と同様なので、その説明は、適宜省略して説明する。
また、第1廃トナー回収容器100と各クリーニング装置とを連結する搬送連結部110を装置本体200の前面側にもうける点については、実施例1の搬送連結部110を取り外し可能な構成にする場合と同様に構成できる。したがって、第1廃トナー回収容器100と各クリーニング装置とを連結する搬送連結部110を装置本体200の前面側にもうける点に係る説明については省略して説明する。ここで、図9は、本実施形態1に係る第1廃トナー回収容器100及び第2廃トナー回収容器120の背面側からの透視図である。図10は、本実施形態1に係る第1廃トナー回収容器100及び第2廃トナー回収容器120の断面説明図である。
本実施例のプリンタ300では、図9の背面側からの透視図に示すように、中間転写ユニット30内に設ける第1廃トナー回収容器100の装置本体200の背面側の下部に、第2廃トナー回収容器120を設けている。そして、第1廃トナー回収容器100を構成する後面板36bに設けた廃トナー排出孔38と、第2廃トナー回収容器120の上部に設けた廃トナー接続孔122とを搬送接続部121で接続している。この搬送接続部121内部にはコイル等のトナー搬送部材を備えらており、第1廃トナー回収容器100内部に収容して回収された廃トナーを、第2廃トナー回収容器120へと搬送することが可能である。
また、搬送接続部121は第1廃トナー回収容器100に差し込まれる形に形成され、中間転写ユニット30のベルトフレームの抜き差しに対して、廃トナーがもれることが無いように構成している。ここで、図9に示す背面側の破線は、中間転写ユニット30の後面板36bに近接して対向する後面板212であり、図10に示すように後面板212と後外装板で形成される空間の下部に、第2廃トナー回収容器120を配置している。そして、前面板211側に、搬送連結部110を配置している。また、後面板212と後外装板で形成される空間の上部空間Dには、通常、中間転写ユニット30を駆動する駆動モータ39、感光体ドラム1等の駆動モータ、及び電装基板などが配置される。したがって、上部空間Dの下方は、後面板212を介した給紙部80の横にあたり、比較的空間に余裕が生じる。この余裕が生じた部分に第2廃トナー回収容器を備えることで、各クリーニング装置から離れたデッドスペースを、廃トナー回収容器として有効に活用でき、画像形成装置であるプリンタ300の小型化に貢献できる。
また、本実施形態1では、図1に示すように、画像形成装置であるプリンタ300の構成を、中間転写ユニット30よりも上方に各クリーニング装置が位置するように構成している。このように構成することで、重力落下を利用して廃トナーの搬送が可能となるので、その搬送効率が良くなる。
〔実施形態2〕
次に、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のカラー複写機(以下、複写機400という)の一実施形態(以下、本実施形態を実施形態2という)について、図を用いて説明する。本実施形態2では、複写機400について説明するが、本発明は、画像形成装置として複写機に限らず、プリンタやファクシミリ装置、あるいは印刷機、さらには、これらの各機能を複合させた複合機等の装置にも適用可能である。また、上記実施形態1と同様な機能を持った構成部材等については、適宜同じ符号を付して説明するとともに、実施形態1と同様な構成・動作については、適宜省略して説明する。
次に、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のカラー複写機(以下、複写機400という)の一実施形態(以下、本実施形態を実施形態2という)について、図を用いて説明する。本実施形態2では、複写機400について説明するが、本発明は、画像形成装置として複写機に限らず、プリンタやファクシミリ装置、あるいは印刷機、さらには、これらの各機能を複合させた複合機等の装置にも適用可能である。また、上記実施形態1と同様な機能を持った構成部材等については、適宜同じ符号を付して説明するとともに、実施形態1と同様な構成・動作については、適宜省略して説明する。
ここで、図11は、実施形態2に係る複写機400の全体概要を示す前面断面図(図12のB−B’断面)、図12は、実施形態2に係る複写機400に設けた廃トナー収容容器に関する例の断面説明図(図11のA−A’断面)である。図13は、実施形態2に係る複写機400に設けた廃トナー収容容器に関する他の例の装置本体200の断面説明図であり、(a)がセット前、(b)がセット後の説明図である。図14は、実施形態2に係る複写機400に設けた操作パネル220の説明図である。
本実施形態2の複写機400は、イエロー(Y)、マセンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを用いたタンデム方式のカラー複写機である。そして、図11に示すように装置本体200の下部には記録紙等のシート状記録媒体(以下、シートPという)を積載収容可能な給紙カセット81が装備される給紙部80が配置されている。この給紙部80の上方には、詳しくは後述する第2の廃トナー回収容器である第2廃トナー回収容器130を介して画像形成部20が配置され、画像形成部20の上方にはトナーボトル15Y,M,C,Kが配置されている。また、この複写機400の装置本体200の上方には、原稿を読み取るスキャナ部90が配置されている。
次に、各部の構成を、その動作も含めて説明する。
次に、各部の構成を、その動作も含めて説明する。
画像形成部20には、各色に対応した作像ユニット10Y,M,C,Kが、図11図中左側からY,M,C,Kの順に、その上方に配置された中間転写ユニット30の中間転写ベルト31の展張方向に沿って配置されている。また、各作像ユニット10の下方には、光書き込み装置5が配置されている。そして、中間転写ユニット30の図1図中右側には2次転写部60が配置され、2次転写部60の上方には、定着装置70が配置されている。
作像ユニット10Y,M,C,Kには、それぞれ潜像担持体である感光体ドラム1Y、M、C、Kを備えた4個の作像ユニット10Y,M,C,Kを備えている。各作像ユニット10Y,M,C,Kは、それぞれ感光体ドラム1Y,M,C,Kに対応する、帯電ローラ2、現像装置3、クリーニング装置4等が配置されている。ここで、各ユニット10の構成は、いずれも用いるトナーの色が異なるのみで、同様な構成であるので、以下の説明では、適宜、符合Y、M、C、Kを省略して説明する。
作像ユニット10には、図11に示すように、実施形態1と同様に、感光体ドラム1と、感光体ドラム1の表面に当接する一様帯電手段である帯電ローラ2と、現像剤担持体である現像ローラ6を有した現像装置3が配置されている。また、感光体ドラム1の表面に当接するクリーニングブレード41を有したクリーニング装置4も配置されている(図11の作像ユニット10Y参照)。
画像形成動作が開始すると、帯電ローラ2は、時計方向に回転する感光体ドラム1の表面上を一様帯電する、一様帯電された感光体ドラム1上には、光書き込み装置5から画像情報に基づいて光変調したレーザ光Lが照射される。このときの画像情報は、例えばスキャナ部90で読み取った原稿の画像を演算装置にて、各感光体ドラム1に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。そして、この照射により、感光体ドラム1の表面上の電位の減衰した低電位部と上記一様帯電による高電位部とからなる静電潜像が形成されることとなる。
現像装置3は、感光体ドラム1の回転にともない、上記静電潜像の低電位部(又は高電位部)に、供給ローラ7から現像剤が供給され現像ローラ6に担持したトナーを転移させて、トナー画像として現像して可視像化する。その後、現像されたトナー画像は、感光体ドラム1の回転にともない、中間転写ユニット30の中間転写ベルト31と対向する1次転写部に向け搬送される。そして、中間転写ベルト31を介して対向する1次転写ローラ34に印加された1次転写バイアスで、中間転写ベルト31上に転写される。
1次転写部で転写されずに感光体ドラム1上に残った転写残トナーは、1次転写部の感光体ドラム1の回転方向下流側に設けられ、感光体ドラム1の表面に当接しているクリーニング装置4のクリーニングブレード41により掻き落とされる。このクリーニングブレード41により掻き落とされた転写残トナーは、クリーニング装置4の搬送スクリュ42により、第2廃トナー回収容器130に搬送される廃トナーとなる。また、転写残トナーが掻き落とされた感光体ドラム1は、除電装置(不図示)よって除電され、帯電ローラ2により表面電位が初期化されて次の画像形成に備える。
上記のような静電潜像の形成、及び現像によるトナー画像の形成は、図1に示すように、各作像ユニット10において順次、タイミングを設定されて行われるように構成されている。そして、各色のトナー画像が、上側展張面が矢印Sで示す方向(図中左側)に走行する中間転写ベルト31上に各感光体ドラム1から順次重ねられるように、1次転写されてフルカラーのトナー画像が中間転写ベルト31に担持される。
また、画像形成部20の上方に配置された、各トナーボトル15は、対応する各作像ユニット10までトナーを搬送してトナーを補給する構成となっている。このように構成にすることで、通常はトナーボトルの交換のみで済むため、ユーザの運用コストを低減できるようになる。
中間転写ユニツト30は、トナー画像を担持する中間転写ベルト31と、この中間転写ベルト31の内周側で、中間転写ベルト31を両端で張架する駆動ローラ32及びテンションローラ33を有している。このように、中間転写ベルト31は駆動ローラ32とテンションローラ33の2つのローラで主に張架されている。また、中間転写ベルト31の内周側には、中間転写ベルト31を介して各感光体ドラム1に対向する1次転写ローラ34Y,M,C,Kと、クリーニング対向ローラ35を有している。また、これら各ローラを両端で回転自在に保持する保持部材(不図示)を有している。そして、後述する第1の廃トナー回収容器である第1廃トナー回収容器170(不図示)を備えている。
そして、テンションローラ33で中間転写ベルト31にテンションを与えた状態で、図12に示す駆動モータ39で駆動ローラ32を回転駆動し、この駆動ローラ32の回転により中間転写ベルト31を回転駆動、つまり走行駆動させる。また、中間転写ベルト31が走行駆動されると、他の各ローラは従動回転することになる。ここで、中間転写ベルト31は、可撓性を有する無端ベルトにより構成されている。
また、中間転写ベルト31の外周側には、シートP上への2次転写を行った後に、中間転写ベルト31上に残った転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置50が、2次転写部のベルト走行方向下流側に配置されている。すなわち、駆動ローラ32とテンションローラ33に張架される中間転写ベルト31の上側展張面の、テンションローラ33のベルト走行方向上流側近傍の位置にベルトクリーニング装置50が配置されている。
中間転写ベルト31に転写され、担持されたフルカラーのトナー画像は、2次転写部60で給紙部80から搬送されてくるシートPに一括転写される。つまり、図11に示す給紙部80に装備されている給紙カセット81から、給紙ローラ82によりシートPが、用紙搬送路に送り込まれる。そして、2次転写部60の2次転写ローラ61と、中間転写ベルト31を介して駆動ローラ32とが対向配置されている2次転写位置に向け、レジストローラ対84により搬送される。レジストローラ対84は、中間転写ベルト31上に担持されて移動してくるフルカラーのトナー画像にタイミングを合わせてシートPを搬送する。
そして、中間転写ベルト31上のフルカラーのトナー画像が、2次転写位置で一括して2次転写される。転写後の中間転写ベルト31は、テンションローラ33のベルト走行方向上流側近傍に設けられたベルトクリーニング装置50により転写残トナーを除去されて、次のトナー画像の転写に備えられる。ここで、2次転写部60では、2次転写ローラ61に、中間転写ベルト31表面のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧を印加し、これによって中間転写ベルト31の表面のトナー画像をシートP上に一括して転写している。
また、ベルトクリーニング装置50には、中間転写ベルト31を介してクリーニング対向ローラ35と対向し、中間転写ベルト31上の転写残トナーを掻き取ってクリーニングするベルトクリーニングブレード51を有している。また、このベルトクリーニングブレード51で、中間転写ベルト31上から掻き取った転写残トナーを第1廃トナー回収容器170に向け搬送する回収スクリュ52も有している。この回収スクリュ52により搬送された転写残トナーは、廃トナーとなる。
また、2次転位置を通過してフルカラーのトナー画像が2次転写されたシートPは、用紙搬送経路に沿って搬送され、定着装置70により熱と圧を加え、トナー画像を溶融させて定着される。トナー画像が定着したシートP、つまりプリント済みのシートPは、装置本体200の上部寄りに設けた搬送経路の終端に位置する排紙ローラ85を介して、装置本体200の上部に構成された積載部である排紙トレイ86上に排出される。このようにして、一連の画像形成動作が終了し、次の画像形成に備える。
このように構成した画像形成装置である複写機400は、上述したように4個の作像ユニット10を中間転写ベルト31に対向させて設け、中間転写ベルト31に順次各色のトナー画像を重ねて転写する。このため、作像手段が1つで4色の現像装置を持ち、中間転写ベルト上にトナー像を重ねて転写し、その後用紙に転写する形式のものと比べて、作像時間を大幅に短縮するできる。また、装置本体200の上部に積載部を構成しているので、装置本体200から積載部が周囲に飛び出ることがなく、設置面積や占有面積が小さくできる。
次に、本実施形態2の特徴である各廃トナー回収容器の構成、及び各クリーニング装置から搬送される廃トナーの回収について説明する。ここで、本実施形態2の各廃トナー回収容器は、画像形成装置である複写機400にセットする時に、廃トナー収容部を拡張させてセットすることを特徴としている。このようにセット時に拡張することで、簡単な構成で複写機400内のデッドスペースを廃トナー回収容器として有効に利用でき、省スペース、かつ、低コストで、多くの廃トナーを収容し回収できることができい。
次に、本実施形態2の特徴である各廃トナー回収容器の構成、及び各クリーニング装置から搬送される廃トナーの回収について説明する。ここで、本実施形態2の各廃トナー回収容器は、画像形成装置である複写機400にセットする時に、廃トナー収容部を拡張させてセットすることを特徴としている。このようにセット時に拡張することで、簡単な構成で複写機400内のデッドスペースを廃トナー回収容器として有効に利用でき、省スペース、かつ、低コストで、多くの廃トナーを収容し回収できることができい。
本実施形態2の第2廃トナー回収容器130は各感光体ドラム1に対応した各クリーニング装置4から排出される廃トナーを、第1廃トナー回収容器170(不図示)はベルトクリーニング装置50から排出される廃トナーを回収する。また、第2廃トナー回収容器130は、各クリーニング装置4よりも下方に配置され、第1廃トナー回収容器170は、中間転写ベルト31を保持するベルトフレーム内に配置されている。そして、第2廃トナー回収容器130と、第1廃トナー回収容器170とは、回収する廃トナーを排出するクリーニング装置と、設ける箇所に係る点が異なるのみで、基本的な構成は同様である。したがって、以下、第2廃トナー回収容器130について説明する。
図12に示すように、第2廃トナー回収容器130は可塑性を有した合成高分子化合物からなる廃トナー収容部131を有している。具体的には、本実施形態2の第2廃トナー回収容器130の廃トナー収容部131は(低密度)ポリエチレンで形成されている。また、別の合成高分子化合物材料としては、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂などを用いても構わない。例えば、第2廃トナー回収容器130をセットする複写機400が短寿命の装置であれば、第2廃トナー回収容器130自体も据え置きとすることでユーザによる交換作業や交換作業によるトナー飛散を無くすことができる。すると、さらに交換作業を考慮する必要がなくなるため、比較的機械的ストレスに弱い低コストな材料を選択することもできる。
この第2廃トナー回収容器130では、感光体ドラム1上の転写残トナーを掻き落とした廃トナーが、クリーニング装置4の廃トナー排出口133から直接、第2廃トナー回収容器130に搬送手段(不図示)により搬送される。また、複写機400は、複数の作像ユニット10を備えたタンデム式の画像形成装置である。このために、各作像ユニット10に備えたクリーニング装置4の廃トナー排出口133を、第2廃トナー回収容器130内に入るように、各クリーニング装置4に対して連結部132を設けている。この連結部132により、各クリーニング装置4の廃トナー排出口133から排出された廃トナーを第2廃トナー回収容器130内に搬送する。
また、第2廃トナー回収容器130の装置本体200へのセットは複写機400組み付け時に行われ、折り畳まれた廃トナー収容部131を取り付け口Eにセットし、エアーにより廃トナー収容部131を膨張させる。具体的には、廃トナー収容部131は、光書き込み装置5と、詳しくは後述する給紙部80の上方に設けた揺動板143との間の空間と、光書き込み装置5の前面側及び給紙部80の背面側の空間に、エアーにより膨張させてセットされる。そして、収容部連結手段144によって廃トナー収容部131と装置本体200内を連結し、図12に示す、給紙部80と光書き込み装置5との間に設けた空間の形状に倣って膨張した形状を維持しながら固定される。ここで、第2廃トナー回収容器130の底面は傾斜を有しており、第2廃トナー回収容器130に搬送された廃トナーは重力で落下し傾斜により奥側に搬送される。
このように第2廃トナー回収容器130をセットする時に廃トナー収容部131を膨張させてセットすることで、廃トナー収容部131の形状の自由度を高くすることができる。その結果、簡単な構成で複写機400内のデッドスペースを廃トナー収容部131として利用できるため、省スペースかつ低コストで多くの廃トナーを収容できる第2廃トナー回収容器130を提供できる。したがって、複写機400内のデットスペースを有効利用して、複写機400の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立することができ、複写機400のコストアップを招かない第2廃トナー回収容器130を提供できる。
さらに、この第2廃トナー回収容器130には、廃トナー収容部131内に回収された廃トナーを、その奥側への搬送を促進する容器揺動手段140を設けている。廃トナー収容部131を揺動させる容器揺動手段140は、主に、偏心ローラ141と揺動板143で構成され、偏心ローラ141は感光体ドラム1Kの駆動装置(不図示)によって回転駆動される。そして、偏心ローラ141には、揺動板143の端部を回転自在に支持するとともに、偏心ローラ141の回転により揺動板143を上下運動させる揺動アーム142が掛けられている。揺動板143上には廃トナー収容部131の底面が接触しており、揺動板143の上下運動によって廃トナー収容部131は振動し、その振動により廃トナーは廃トナー収容部131の奥側に搬送される。
なお、第1廃トナー回収容器170の場合は、中間転写ベルト31を保持するベルトフレーム内に配置するため、膨張させた形状がベルトフレームで保持する各ローラ及び中間転写ベルト31の回転及び走行を阻害しない形状とする。例えば、上述した実施形態1の図7の形状のように、ベルトフレームで保持する各ローラが配置される部分を凹ませた、凹凸部分を有し、ベルトフレーム内に容器が張り巡るらされるように構成する。このように構成することで、中間転写ベルト31を保持するベルトフレーム内、つまり、中間転写ユニットのデッドスペースを廃トナーを有効活用することができる。
次に、各感光体ドラム1に対応した各クリーニング装置4から排出される廃トナーを収容して回収する第2廃トナー回収容器130の別形状の例である変形例について、図13(a)、(b)を用いて説明する。
次に、各感光体ドラム1に対応した各クリーニング装置4から排出される廃トナーを収容して回収する第2廃トナー回収容器130の別形状の例である変形例について、図13(a)、(b)を用いて説明する。
(変形例)
ここで、図13(a)、(b)は、複写機400の装置本体200の部分についてのみ記載している。この第2廃トナー回収容器130を設ける複写機400は、図13(a)、(b)に示すように、図12と、給紙部80に設ける給紙カセット81にセット可能な用紙サイズと、装置本体200の高さとが異なる。それ以外の構成・動作は、図12を用いて説明した例と同様であるので、以下、異なる点のみ説明する。
ここで、図13(a)、(b)は、複写機400の装置本体200の部分についてのみ記載している。この第2廃トナー回収容器130を設ける複写機400は、図13(a)、(b)に示すように、図12と、給紙部80に設ける給紙カセット81にセット可能な用紙サイズと、装置本体200の高さとが異なる。それ以外の構成・動作は、図12を用いて説明した例と同様であるので、以下、異なる点のみ説明する。
この複写機400の装置本体200は、図13(a)、(b)に示すように、図12で示した例よりも、その高さが低く光書き込み装置5と給紙部80とは近接しており、その間の空間は広くない。しかし、図12で示した例よりも、給紙部80に設ける給紙カセット81にセット可能な用紙サイズが小さく、給紙部80の装置本体200の前面側に広い空間が生じる。そこで、本変形例では、給紙部80及び光書き込み装置5の装置本体200の前面側の空間に、第2廃トナー回収容器130を設け、デッドスペースを有効活用することとした。具体的には、上記空間に第2廃トナー回収容器130の廃トナー収容部131を膨張された際の形状を規制する回収容器ケース150を配置し、その内部で廃トナー収容部131を膨張させることとした。
次に、本実施形態2の各廃トナー回収容器のセット方法について、上記変形例の第2廃トナー回収容器130を例に、図13(a)、(b)を用いて説明する。まず、ポリ塩化ビニルによって形成された袋状の廃トナー収容部131を装置本体200に支持された取り付け口Eにセットし、高温(160〜200℃)の熱風を吹き付けることで膨張させる。膨張後は、低温又は常温のエアー冷却することで、廃トナー収容部131がセットされる。その後、各クリーニング装置4に対する連結部132を装着することで第2廃トナー回収容器130のセットは完了となる。第2廃トナー回収容器130の底面は傾斜を有しており、第2廃トナー回収容器130に搬送された廃トナーは重力で落下し傾斜により廃トナー収容部131の奥側に搬送される。
また、本実施形態2の各廃トナー回収容器には、廃トナー量が満杯になったことを検知する満杯検知手段134を備えている。次に、満杯検知手段134と、この満杯検知手段134で廃トナー量が満杯になったことを検知した場合の複写機400の動作について、図13(b)及び図14を用いて説明する。図13(b)に示すように、第2廃トナー回収容器130の連結部132内には、満杯検知手段134を備えている。満杯検知手段134は、フォトインタラプタ等を使用したセンサから構成されており、第2廃トナー回収容器130内に回収し収容される廃トナーが設定位置まで到達すると廃トナーによって遮光され、センサが検出信号を出力する。
また、本実施形態2とは別に、既に知られている満杯検知手段として、画像形成装置で出力された画像面積の累積値から検知する方法や、トナーボトル15から現像装置3に供給されたトナーの量から検知する方法もある。これらの方法を用いても構わない。いずれにせよ満杯検知手段134によって第2廃トナー回収容器130の満杯が検知された際は、第2廃トナー回収容器130が満杯である旨の警報を出力すると共に所定の満杯処理を行う。本実施形態2においては、ユーザーへの通知手段として次のような構成を備えた。図4に示す複写機400の操作パネル220の液晶モニター221に「廃トナー回収容器が満杯です」と表示する。そして、この表示とともにアラート(Alert)ランプ222を点滅させ、第2廃トナー回収容器130からの廃トナーの溢れを防止するために以後の画像形成動作は禁止とする。
ここで、本実施形態2では、第2廃トナー回収容器130と第1廃トナー回収容器170とを別に設けている。そして、第2廃トナー回収容器130は、各感光体ドラム1に対応するクリーニング装置4から排出される廃トナーのみを収容して回収するものとして説明をしている。しかし、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、例えば、ベルトクリーニング装置50から排出される廃トナーを収容して回収することもできる。また、実施形態1の第2廃トナー回収容器120のように、各廃トナー収容容器とは異なる箇所に追加して廃トナー収容容器を設け、それぞれ接続することもできる。このように構成することで、複写機400自体の体積を変えることなく、廃トナー収容容量を増加できるので、さらなる複写機400の長寿命化及び低コスト化が図れる。
また、上述した各実施形態の説明では、シートP上にフルカラー画像を形成する場合について説明している。しかし、実際の画像形成では、画像形成部20の作像ユニット10のいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2色又は3色の画像を形成したりすることがある。各実施形態に係る画像形成装置を用いて2色、3色又はモノクロの印刷をする場合には、必要な2色、3色又はブラックに対応する作像ユニット10の感光体ドラム1上にのみ静電潜像を形成すれば良い。そして、感光体ドラム1上に静電潜像を形成した作像ユニット10でのみ静電潜像を現像してシートP上に転写し、定着装置70で定着すればよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
感光体ドラム1などの潜像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト31などの中間転写ベルトを介してシートPなどの記録媒体上に転写して画像形成を行うプリンタ300などの画像形成装置に用いられ、クリーニング装置4やベルトクリーニング装置50などのクリーニング装置から搬送連結部110などの搬送路を経由して搬送された廃トナーを回収する廃トナー回収容器100などの廃トナー回収容器において、中間転写ベルト31などの前記中間転写ベルト内周部に配置される駆動ローラ32、テンションローラ33や、各1次転写ローラ34などの各ローラを支持する前面板36aや後面板36bなどのフレーム部材を兼ねて該フレーム部材と一体化され、前記中間転写ベルト内周部に配置されていることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1について説明したように、プリンタ300などの画像形成装置内の中間転写ベルト31などの前記中間転写ベルトの内周部などのデットスペースを有効利用して、画像形成装置の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立することができ、画像形成装置のコストアップを招かない廃トナー回収容器100などの廃トナー回収容器を提供することができる。
(態様B)
シートPなどの記録媒体上にトナー像を転写して画像形成を行う複写機400などの画像形成装置に用いられ、ベルトクリーニング装置50などのクリーニング装置から廃トナー排出口133などの搬送路を経由して搬送された廃トナーを回収する第2廃トナー回収容器130などの廃トナー回収容器において、前記廃トナーを受入れる連結部132などの連結部と、前記廃トナーを収容する廃トナー収容部131などの廃トナー収容部とを有し、前記画像形成装置に設けられた取り付け口Eなどの取り付け口へ前記廃トナー収容部を取り付け、前記廃トナー収容部を膨張させて装着されることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態2について説明したように、複写機400などの画像形成装置内の光書き込み装置5と給紙部80との間の空間などのデットスペースを有効利用して、画像形成装置の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立することができ、画像形成装置のコストアップを招かない第2廃トナー回収容器130などの廃トナー回収容器を提供できる。
(態様C)
(態様A)又は(態様B)において、中間転写ベルト31などの前記中間転写ベルトは、駆動ローラ32やテンションローラ33などの2軸で張架された2軸中間転写ベルトであることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1について説明したように、駆動ローラ32やテンションローラ33などの2軸で張架された2軸中間転写ベルトの内周部に廃トナー回収容器100や第1廃トナー回収容器170などの廃トナー回収容器を配置することで、さらなる画像形成装置の小型化、特に高さの低減が可能となる。
(態様D)
(態様A)乃至(態様C)のいずれかにおいて、回収する廃トナーを排出するクリーニング装置4やベルトクリーニング装置50などの前記クリーニング装置よりも、下方に設置されていることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、廃トナーが重力により移動しやすくなるため、搬送連結部110や廃トナー排出口133などの搬送路内に設ける搬送部材の簡素化でき、低コスト化が図れる。
(態様E)
(態様B)において、複写機400などの前記画像形成装置に装着された状態では、取り付け口Eなどの前記取り付け口の面積よりも、廃トナー収容部131などの前記廃トナー収容部の断面積が大きいことを特長とするものである。
これによれば、上記実施形態2について説明したように、廃トナー収容部131などの廃トナー収容部の断面積を、取り付け口Eなどの取り付け口の断面積よりも小さくしなければならないという制約がなくなるため、廃トナー収容部の設計自由度を高くできる。
(態様F)
(態様B)又は(態様E)において、第2廃トナー回収容器130の廃トナー収容部131などの廃トナー収容部の材質が可塑性を有した合成高分子化合物からなることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態2について説明したように、複雑な形状の第2廃トナー回収容器130などの廃トナー回収容器が容易に成型可能である。
(態様G)
(態様A)乃至(態様F)のいずれかにおいて、回収した前記廃トナーを廃トナーボトル部101や廃トナー収容部131などの内部で搬送する搬送手段を有し、前記搬送手段は、重力、振動の少なくとも1つを利用することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、廃トナーを廃トナーボトル部101や廃トナー収容部131などの廃トナー収容部内に行き渡せることができ、効率的な廃トナーの収容が可能となる。
(態様H)
感光体ドラム1などの潜像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト31などの中間転写ベルトを介してシートPなどの記録媒体上に転写して画像形成を行うプリンタ300や複写機400などの画像形成装置において、前記中間転写ベルトの内周に配置する第1廃トナー回収容器100や第1廃トナー回収容器170などの第1の廃トナー回収容器と、前記第1の廃トナー回収容器とは異なる箇所に配置する第2廃トナー回収容器120や第2廃トナー回収容器130などの第2の廃トナー回収容器と、前記第1の廃トナー回収容器と前記第2の廃トナー回収容器とを接続する搬送接続部121などの接続路とを備え、前記第1の廃トナー回収容器として、(態様A)乃至(態様G)のいづれかの廃トナー回収容器を備えたことを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、プリンタ300や複写機400などの画像形成装置自体の体積を変えることなく、廃トナー収容容量を増加できるので、さらなる画像形成装置の長寿命化及び低コスト化が図れる。
(態様I)
シートPなどの記録媒体上にトナー像を転写して画像形成を行うプリンタ300や複写機400などの画像形成装置において、廃トナーを回収する廃トナー回収容器として、(態様A)乃至(態様G)のいづれかの廃トナー回収容器を備えることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、プリンタ300や複写機400などの画像形成装置内のデッドスペースを効率的に廃トナー収容部として利用できるため、多くの廃トナーを収容できる画像形成装置を提供できる。
(態様J)
(態様I)において、廃トナー回収容器100や第2廃トナー回収容器130などの前記廃トナー回収容器は、満杯検知手段134などの廃トナー満杯検知手段を備え、前記廃トナー満杯検知手段によって満杯状態が検知された時に、プリンタ300や複写機400などの画像形成動作を停止することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、廃トナー回収容器100や第2廃トナー回収容器130などの前記廃トナー回収容器からの廃トナー溢れによる廃トナー飛散を抑制できるプリンタ300や複写機400などの画像形成装置を提供できる。
(態様K)
(態様J)において、満杯検知手段134などの前記廃トナー満杯検知手段によって満杯状態が検知された時に、回収した廃トナーが満杯であることを通知する液晶モニター221やアラートランプ222などの通知手段を備えたことを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、ユーザーに廃トナーが満杯であることを通知することができるプリンタ300や複写機400などの画像形成装置を提供できる。
(態様A)
感光体ドラム1などの潜像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト31などの中間転写ベルトを介してシートPなどの記録媒体上に転写して画像形成を行うプリンタ300などの画像形成装置に用いられ、クリーニング装置4やベルトクリーニング装置50などのクリーニング装置から搬送連結部110などの搬送路を経由して搬送された廃トナーを回収する廃トナー回収容器100などの廃トナー回収容器において、中間転写ベルト31などの前記中間転写ベルト内周部に配置される駆動ローラ32、テンションローラ33や、各1次転写ローラ34などの各ローラを支持する前面板36aや後面板36bなどのフレーム部材を兼ねて該フレーム部材と一体化され、前記中間転写ベルト内周部に配置されていることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1について説明したように、プリンタ300などの画像形成装置内の中間転写ベルト31などの前記中間転写ベルトの内周部などのデットスペースを有効利用して、画像形成装置の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立することができ、画像形成装置のコストアップを招かない廃トナー回収容器100などの廃トナー回収容器を提供することができる。
(態様B)
シートPなどの記録媒体上にトナー像を転写して画像形成を行う複写機400などの画像形成装置に用いられ、ベルトクリーニング装置50などのクリーニング装置から廃トナー排出口133などの搬送路を経由して搬送された廃トナーを回収する第2廃トナー回収容器130などの廃トナー回収容器において、前記廃トナーを受入れる連結部132などの連結部と、前記廃トナーを収容する廃トナー収容部131などの廃トナー収容部とを有し、前記画像形成装置に設けられた取り付け口Eなどの取り付け口へ前記廃トナー収容部を取り付け、前記廃トナー収容部を膨張させて装着されることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態2について説明したように、複写機400などの画像形成装置内の光書き込み装置5と給紙部80との間の空間などのデットスペースを有効利用して、画像形成装置の小型化と廃トナー収容容量の増加とを両立することができ、画像形成装置のコストアップを招かない第2廃トナー回収容器130などの廃トナー回収容器を提供できる。
(態様C)
(態様A)又は(態様B)において、中間転写ベルト31などの前記中間転写ベルトは、駆動ローラ32やテンションローラ33などの2軸で張架された2軸中間転写ベルトであることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1について説明したように、駆動ローラ32やテンションローラ33などの2軸で張架された2軸中間転写ベルトの内周部に廃トナー回収容器100や第1廃トナー回収容器170などの廃トナー回収容器を配置することで、さらなる画像形成装置の小型化、特に高さの低減が可能となる。
(態様D)
(態様A)乃至(態様C)のいずれかにおいて、回収する廃トナーを排出するクリーニング装置4やベルトクリーニング装置50などの前記クリーニング装置よりも、下方に設置されていることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、廃トナーが重力により移動しやすくなるため、搬送連結部110や廃トナー排出口133などの搬送路内に設ける搬送部材の簡素化でき、低コスト化が図れる。
(態様E)
(態様B)において、複写機400などの前記画像形成装置に装着された状態では、取り付け口Eなどの前記取り付け口の面積よりも、廃トナー収容部131などの前記廃トナー収容部の断面積が大きいことを特長とするものである。
これによれば、上記実施形態2について説明したように、廃トナー収容部131などの廃トナー収容部の断面積を、取り付け口Eなどの取り付け口の断面積よりも小さくしなければならないという制約がなくなるため、廃トナー収容部の設計自由度を高くできる。
(態様F)
(態様B)又は(態様E)において、第2廃トナー回収容器130の廃トナー収容部131などの廃トナー収容部の材質が可塑性を有した合成高分子化合物からなることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態2について説明したように、複雑な形状の第2廃トナー回収容器130などの廃トナー回収容器が容易に成型可能である。
(態様G)
(態様A)乃至(態様F)のいずれかにおいて、回収した前記廃トナーを廃トナーボトル部101や廃トナー収容部131などの内部で搬送する搬送手段を有し、前記搬送手段は、重力、振動の少なくとも1つを利用することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、廃トナーを廃トナーボトル部101や廃トナー収容部131などの廃トナー収容部内に行き渡せることができ、効率的な廃トナーの収容が可能となる。
(態様H)
感光体ドラム1などの潜像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト31などの中間転写ベルトを介してシートPなどの記録媒体上に転写して画像形成を行うプリンタ300や複写機400などの画像形成装置において、前記中間転写ベルトの内周に配置する第1廃トナー回収容器100や第1廃トナー回収容器170などの第1の廃トナー回収容器と、前記第1の廃トナー回収容器とは異なる箇所に配置する第2廃トナー回収容器120や第2廃トナー回収容器130などの第2の廃トナー回収容器と、前記第1の廃トナー回収容器と前記第2の廃トナー回収容器とを接続する搬送接続部121などの接続路とを備え、前記第1の廃トナー回収容器として、(態様A)乃至(態様G)のいづれかの廃トナー回収容器を備えたことを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、プリンタ300や複写機400などの画像形成装置自体の体積を変えることなく、廃トナー収容容量を増加できるので、さらなる画像形成装置の長寿命化及び低コスト化が図れる。
(態様I)
シートPなどの記録媒体上にトナー像を転写して画像形成を行うプリンタ300や複写機400などの画像形成装置において、廃トナーを回収する廃トナー回収容器として、(態様A)乃至(態様G)のいづれかの廃トナー回収容器を備えることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、プリンタ300や複写機400などの画像形成装置内のデッドスペースを効率的に廃トナー収容部として利用できるため、多くの廃トナーを収容できる画像形成装置を提供できる。
(態様J)
(態様I)において、廃トナー回収容器100や第2廃トナー回収容器130などの前記廃トナー回収容器は、満杯検知手段134などの廃トナー満杯検知手段を備え、前記廃トナー満杯検知手段によって満杯状態が検知された時に、プリンタ300や複写機400などの画像形成動作を停止することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、廃トナー回収容器100や第2廃トナー回収容器130などの前記廃トナー回収容器からの廃トナー溢れによる廃トナー飛散を抑制できるプリンタ300や複写機400などの画像形成装置を提供できる。
(態様K)
(態様J)において、満杯検知手段134などの前記廃トナー満杯検知手段によって満杯状態が検知された時に、回収した廃トナーが満杯であることを通知する液晶モニター221やアラートランプ222などの通知手段を備えたことを特徴とするものである。
これによれば、上記実施形態1、2について説明したように、ユーザーに廃トナーが満杯であることを通知することができるプリンタ300や複写機400などの画像形成装置を提供できる。
1 感光体ドラム
2 帯電ローラ
3 現像装置
4 クリーニング装置
5 光書き込み装置
6 現像ローラ
7 供給ローラ
10 作像ユニット
15 トナーボトル
20 画像形成部
30 中間転写ユニット
31 中間転写ベルト
32 駆動ローラ
33 テンションローラ
34 1次転写ローラ
35 クリーニング対向ローラ
36a 前面板
36b 後面板
37 廃トナー受入孔
38 廃トナー排出孔
39 駆動モータ
41 クリーニングブレード
42 回収スクリュ(感光体ドラム)
50 ベルトクリーニング装置
51 ベルトクリーニングブレード
52 回収スクリュ(中間転写ベルト)
60 2次転写部
61 2次転写ローラ
70 定着装置
80 給紙部
81 給紙カセット
82 給紙ローラ
83 摩擦パット
84 レジストローラ対
85 排紙ローラ
86 排紙トレイ
90 スキャナー部
100 (第1)廃トナー回収容器(実施形態1)
101 廃トナーボトル部
110 搬送連結部
111 連結部搬送スクリュ
120 第2廃トナー回収容器(実施形態1)
121 搬送接続部
122 廃トナー接続孔
130 第2廃トナー回収容器(実施形態2)
131 廃トナー収容部
132 連結部
133 廃トナー排出口
134 満杯検知手段
140 容器揺動手段
141 偏心ローラ
142 揺動アーム
143 揺動板
144 収容部連結手段
150 回収容器ケース(変形例)
170 第1廃トナー回収容器(実施形態2)
200 装置本体
211 前側板
212 後側板
220 操作パネル
221 液晶モニター
222 アラートランプ
300 プリンタ
400 複写機
D 上部空間(実施形態1)
E 取り付け口(実施形態2)
L レーザー光
P シート
2 帯電ローラ
3 現像装置
4 クリーニング装置
5 光書き込み装置
6 現像ローラ
7 供給ローラ
10 作像ユニット
15 トナーボトル
20 画像形成部
30 中間転写ユニット
31 中間転写ベルト
32 駆動ローラ
33 テンションローラ
34 1次転写ローラ
35 クリーニング対向ローラ
36a 前面板
36b 後面板
37 廃トナー受入孔
38 廃トナー排出孔
39 駆動モータ
41 クリーニングブレード
42 回収スクリュ(感光体ドラム)
50 ベルトクリーニング装置
51 ベルトクリーニングブレード
52 回収スクリュ(中間転写ベルト)
60 2次転写部
61 2次転写ローラ
70 定着装置
80 給紙部
81 給紙カセット
82 給紙ローラ
83 摩擦パット
84 レジストローラ対
85 排紙ローラ
86 排紙トレイ
90 スキャナー部
100 (第1)廃トナー回収容器(実施形態1)
101 廃トナーボトル部
110 搬送連結部
111 連結部搬送スクリュ
120 第2廃トナー回収容器(実施形態1)
121 搬送接続部
122 廃トナー接続孔
130 第2廃トナー回収容器(実施形態2)
131 廃トナー収容部
132 連結部
133 廃トナー排出口
134 満杯検知手段
140 容器揺動手段
141 偏心ローラ
142 揺動アーム
143 揺動板
144 収容部連結手段
150 回収容器ケース(変形例)
170 第1廃トナー回収容器(実施形態2)
200 装置本体
211 前側板
212 後側板
220 操作パネル
221 液晶モニター
222 アラートランプ
300 プリンタ
400 複写機
D 上部空間(実施形態1)
E 取り付け口(実施形態2)
L レーザー光
P シート
Claims (11)
- 潜像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルトを介して記録媒体上に転写して画像形成を行う画像形成装置に用いられ、クリーニング装置から搬送路を経由して搬送された廃トナーを回収する廃トナー回収容器において、
前記中間転写ベルト内周部に配置される各ローラを支持するフレーム部材を兼ねて該フレーム部材と一体化され、前記中間転写ベルト内周部に配置されていることを特徴とする廃トナー回収容器。 - 記録媒体上にトナー像を転写して画像形成を行う画像形成装置に用いられ、クリーニング装置から搬送路を経由して搬送された廃トナーを回収する廃トナー回収容器において、
前記廃トナーを受入れる連結部と、前記廃トナーを収容する廃トナー収容部とを有し、
前記画像形成装置に設けられた取り付け口へ前記廃トナー収容部を取り付け、前記廃トナー収容部を膨張させて装着されることを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項1又は2に記載の廃トナー回収容器において、
前記中間転写ベルトは、2軸で張架された2軸中間転写ベルトであることを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項1乃至3のいずれか一に記載の廃トナー回収容器において、
回収する廃トナーを排出する前記クリーニング装置よりも、下方に設置されていることを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項2に記載の廃トナー回収容器において、
前記画像形成装置に装着された状態では、前記取り付け口の面積よりも、前記廃トナー収容部の断面積が大きいことを特長とする廃トナー回収容器。 - 請求項2又は5に記載の廃トナー回収容器において、
廃トナー収容部の材質が可塑性を有した合成高分子化合物からなることを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項1乃至6のいずれか一に記載の廃トナー回収容器において、
回収した前記廃トナーを内部で搬送する搬送手段を有し、
前記搬送手段は、重力、振動の少なくとも1つを利用することを特徴とする廃トナー回収容器。 - 潜像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルトを介して記録媒体上に転写して画像形成を行う画像形成装置において、
前記中間転写ベルトの内周に配置する第1の廃トナー回収容器と、前記第1の廃トナー回収容器とは異なる箇所に配置する第2の廃トナー回収容器と、前記第1の廃トナー回収容器と前記第2の廃トナー回収容器とを接続する接続路とを備え、
前記第1の廃トナー回収容器として、請求項1乃至7のいづれか一に記載の廃トナー回収容器を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 記録媒体上にトナー像を転写して画像形成を行う画像形成装置において、
廃トナーを回収する廃トナー回収容器として、請求項1乃至7のいづれか一に記載の廃トナー回収容器を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9に記載の画像形成装置において、
前記廃トナー回収容器は、廃トナー満杯検知手段を備え、
前記廃トナー満杯検知手段によって満杯状態が検知された時に、画像形成動作を停止することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10に記載の画像形成装置において、
前記廃トナー満杯検知手段によって満杯状態が検知された時に、回収した廃トナーが満杯であることを通知する通知手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2011280721A JP2013130752A (ja) | 2011-12-22 | 2011-12-22 | 廃トナー回収容器、及び画像形成装置 |
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