JP2013126093A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数ストリームが符号化される画像符号化方式において、符号番号テーブルをより効率的に使用すること。
【解決手段】エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換する第1変換部と、前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換する第2変換部と、を備える画像処理装置を提供する。
【選択図】図13
【解決手段】エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換する第1変換部と、前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換する第2変換部と、を備える画像処理装置を提供する。
【選択図】図13
Description
本開示は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
H.264/AVCに続く次世代の画像符号化方式として、HEVC(High Efficiency Video Coding)の標準化が進められている。HEVCでは、様々な要素技術についてAVC(Advanced Video Coding)からの改善が図られている。例えば、寄書JCTVC−A119において、エントロピー符号化の手法として、AVCのエントロピー符号化のCABAC(Context-based Adaptive Binary Arithmetic Coding)及びCAVLC(Context-based Adaptive VLC)とは異なる手法が提案されている(下記非特許文献1参照)。
CABACは、CAVLCと比較して、符号化効率が高い一方で算術符号化のための複雑な演算を要する。そのため、H.264/AVCのベースラインプロファイルでは、CABACではなくCAVLCが使用されている。これに対し、JCTVC−A119において提案されているエントロピー符号化の手法は、CAVLCと同様のVLC(Variable Length Coding:可変長符号化)でありながらCABACに近い性能を示し得るため、携帯電話などのモバイル機器に代表される演算能力の低い機器での利用が期待されている。
JCTVC−A119において提案されているエントロピー符号化の手法では、エンコーダ及びデコーダは、各符号語に関連付けられる符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを記憶する。そして、符号化又は復号の際、あるインデックス値が出現すると、上記符号番号テーブル内で、出現したインデックス値とそのすぐ上のインデックス値(即ち、符号番号が1つ小さいインデックス値)とがスワップされる。このようなスワップが繰り返されることにより、相対的に出現頻度の高いインデックス値が、より小さい符号番号に関連付けられるようになる。その結果、エントロピー符号化の利点である符号量の圧縮が達成される。
ところで、スケーラブル符号化(SVC(Scalable Video Coding)ともいう)は、将来の画像符号化方式において重要な技術の1つである。スケーラブル符号化とは、粗い画像信号を伝送するレイヤと精細な画像信号を伝送するレイヤとを階層的に符号化する技術をいう。スケーラブル符号化において階層化される典型的な属性は、主に次の3種類である。
−空間スケーラビリティ:空間解像度あるいは画像サイズが階層化される。
−時間スケーラビリティ:フレームレートが階層化される。
−SNR(Signal to Noise Ratio)スケーラビリティ:SN比が階層化される。
さらに、標準規格で未だ採用されていないものの、ビット深度スケーラビリティ及びクロマフォーマットスケーラビリティもまた議論されている。
−空間スケーラビリティ:空間解像度あるいは画像サイズが階層化される。
−時間スケーラビリティ:フレームレートが階層化される。
−SNR(Signal to Noise Ratio)スケーラビリティ:SN比が階層化される。
さらに、標準規格で未だ採用されていないものの、ビット深度スケーラビリティ及びクロマフォーマットスケーラビリティもまた議論されている。
スケーラブル符号化において符号化される複数のレイヤは、一般的には、共通するシーンを映している。共通するシーンについて複数のストリームが符号化される点は、スケーラブル符号化だけでなく、立体視画像のためのマルチビュー符号化、及びインターレース符号化においても同様である。
Kemal Ugur, et al., "Description of video coding technology proposal by Tandberg, Nokia, Ericsson", JCTVC-A119,2010年4月
しかしながら、スケーラブル符号化、マルチビュー符号化及びインターレース符号化のような画像符号化方式は、複数の符号化ストリームを符号化し及びそれらを復号するために、エンコーダ及びデコーダにおいて多くのリソースが消費されるという欠点を有する。例えば、スケーラブル符号化においてレイヤごとに上述した符号番号テーブルを保持しようとすると、符号番号テーブルのために多くのメモリリソースを要すると共に、プロセッサに負荷を与えるスワップ処理の回数も増加する。
従って、複数ストリームが符号化される画像符号化方式において、符号番号テーブルをより効率的に使用することのできる仕組みが提供されることが望ましい。
本開示によれば、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換する第1変換部と、前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換する第2変換部と、を備える画像処理装置が提供される。
上記画像処理装置は、典型的には、画像を復号する画像復号装置として実現され得る。
また、本開示によれば、共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換することと、前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換することと、を含む画像処理方法が提供される。
また、本開示によれば、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャについて符号化される第1のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1の符号番号に変換する第1変換部と、前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャについて符号化される第2のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2の符号番号に変換する第2変換部と、を備える画像処理装置が提供される。
上記画像処理装置は、典型的には、画像を符号化する画像符号化装置として実現され得る。
また、本開示によれば、共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャについて符号化される第1のインデックス値を、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを参照することにより第1の符号番号に変換することと、前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャについて符号化される第2のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2の符号番号に変換することと、を含む画像処理方法が提供される。
本開示に係る技術によれば、複数ストリームが符号化される画像符号化方式において、符号番号テーブルをより効率的に使用することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下の順序で説明を行う。
1.概要
2.一実施形態に係る符号化部の構成例
3.一実施形態に係る符号化時の処理の流れ
4.一実施形態に係る復号部の構成例
5.一実施形態に係る復号時の処理の流れ
6.様々な画像符号化方式への適用
7.応用例
8.まとめ
1.概要
2.一実施形態に係る符号化部の構成例
3.一実施形態に係る符号化時の処理の流れ
4.一実施形態に係る復号部の構成例
5.一実施形態に係る復号時の処理の流れ
6.様々な画像符号化方式への適用
7.応用例
8.まとめ
<1.概要>
本節では、スケーラブル符号化への適用を例にとって、一実施形態に係る画像符号化装置及び画像復号装置の概要を説明する。なお、本明細書で説明するこれら装置の構成は、マルチビュー符号化及びインターレース符号化にも同等に適用可能である。
本節では、スケーラブル符号化への適用を例にとって、一実施形態に係る画像符号化装置及び画像復号装置の概要を説明する。なお、本明細書で説明するこれら装置の構成は、マルチビュー符号化及びインターレース符号化にも同等に適用可能である。
スケーラブル符号化においては、一連の画像をそれぞれ含む複数のレイヤが符号化される。ベースレイヤ(base layer)は、最初に符号化される、最も粗い画像を表現するレイヤである。ベースレイヤの符号化ストリームは、他のレイヤの符号化ストリームを復号することなく、独立して復号され得る。ベースレイヤ以外のレイヤは、エンハンスメントレイヤ(enhancement layer)と呼ばれる、より精細な画像を表現するレイヤである。エンハンスメントレイヤの符号化ストリームは、ベースレイヤの符号化ストリームに含まれる情報を用いて符号化される。従って、エンハンスメントレイヤの画像を再現するためには、ベースレイヤ及びエンハンスメントレイヤの双方の符号化ストリームが復号されることになる。スケーラブル符号化において扱われるレイヤの数は、2つ以上のいかなる数であってもよい。3つ以上のレイヤが符号化される場合には、最下位のレイヤがベースレイヤ、残りの複数のレイヤがエンハンスメントレイヤである。より上位のエンハンスメントレイヤの符号化ストリームは、より下位のエンハンスメントレイヤ又はベースレイヤの符号化ストリームに含まれる情報を用いて符号化され及び復号され得る。本明細書では、依存関係を有する少なくとも2つのレイヤのうち、依存される側のレイヤを下位レイヤ(lower layer)、依存する側のレイヤを上位レイヤ(upper layer)という。
図1は、スケーラブル符号化される3つのレイヤL1、L2及びL3を示している。レイヤL1はベースレイヤであり、レイヤL2及びL3はエンハンスメントレイヤである。なお、ここでは、様々な種類のスケーラビリティのうち、空間スケーラビリティを例にとっている。レイヤL2のレイヤL1に対する空間解像度の比は、2:1である。レイヤL3のレイヤL1に対する空間解像度の比は、4:1である。レイヤL1のブロックB1は、ベースレイヤのピクチャ内の予測単位である。レイヤL2のブロックB2は、ブロックB1と共通するシーンを映したエンハンスメントレイヤのピクチャ内の予測単位である。ブロックB2は、レイヤL1のブロックB1に対応する。レイヤL3のブロックB3は、ブロックB1及びB2と共通するシーンを映したより上位のエンハンスメントレイヤのピクチャ内の予測単位である。ブロックB3は、レイヤL1のブロックB1及びレイヤL2のブロックB2に対応する。
このようなレイヤ構造において、あるレイヤの画像の空間的相関及び時間的相関は、通常、共通するシーンに対応する他のレイヤの画像の空間的相関及び時間的相関と類似する。例えば、レイヤL1においてブロックB1がある方向の隣接ブロックとの間の強い相関を有する場合、レイヤL2においてブロックB2が同じ方向の隣接ブロックとの間で強い相関を有し、レイヤL3においてブロックB3がやはり同じ方向の隣接ブロックとの間で強い相関を有する可能性が高い。従って、画像の空間的相関に依存するイントラ予測に関するパラメータ値及び画像の時間的相関に依存するインター予測に関するパラメータ値の出現の傾向(どのパラメータ値がより多く出現するか)は、レイヤ間である程度似通ったものとなる。そのため、これらパラメータがエントロピー符号化される場合において、レイヤ間で符号番号テーブルを共通化したとしても、出現頻度のより高いパラメータ値をより短い符号語に適切にマッピングすることができるものと予測される。このようなアイディアに基づき、以下に説明する一実施形態において、共通の符号番号テーブルを導入することにより、複数ストリームが符号化される画像符号化方式におけるリソースの効率的な使用を実現する。
なお、以下の説明において、あるレイヤのブロックに対応する他のレイヤのブロックとは、例えば、あるレイヤのブロック内の所定の位置(例えば、左上)の画素に対応する画素を有する、他のレイヤのブロックをいう。このような定義により、例えば下位レイヤの複数のブロックを統合するような上位レイヤのブロックが存在したとしても、上位レイヤのブロックに対応する下位レイヤのブロックを一意に決定することができる。
図2は、スケーラブル符号化をサポートする、一実施形態に係る画像符号化装置10の概略的な構成を示すブロック図である。図2を参照すると、画像符号化装置10は、第1ピクチャ符号化部1a、第2ピクチャ符号化部1b、共通メモリ2及び多重化部3を備える。
第1ピクチャ符号化部1aは、ベースレイヤ画像を符号化し、ベースレイヤの符号化ストリームを生成する。第2ピクチャ符号化部1bは、エンハンスメントレイヤ画像を符号化し、エンハンスメントレイヤの符号化ストリームを生成する。共通メモリ2は、レイヤ間で共通的に利用される情報を記憶する。多重化部3は、第1ピクチャ符号化部1aにより生成されるベースレイヤの符号化ストリームと、第2ピクチャ符号化部1bにより生成される1つ以上のエンハンスメントレイヤの符号化ストリームとを多重化し、マルチレイヤの多重化ストリームを生成する。
図3は、スケーラブル符号化をサポートする、一実施形態に係る画像復号装置60の概略的な構成を示すブロック図である。図3を参照すると、画像復号装置60は、逆多重化部5、第1ピクチャ復号部6a、第2ピクチャ復号部6b及び共通メモリ7を備える。
逆多重化部5は、マルチレイヤの多重化ストリームをベースレイヤの符号化ストリーム及び1つ以上のエンハンスメントレイヤの符号化ストリームに逆多重化する。第1ピクチャ復号部6aは、ベースレイヤの符号化ストリームからベースレイヤ画像を復号する。第2ピクチャ復号部6bは、エンハンスメントレイヤの符号化ストリームからエンハンスメントレイヤ画像を復号する。共通メモリ7は、レイヤ間で共通的に利用される情報を記憶する。
図2に例示した画像符号化装置10において、ベースレイヤの符号化のための第1ピクチャ符号化部1aの構成と、エンハンスメントレイヤの符号化のための第2ピクチャ符号化部1bの構成とは、互いに類似する。第1ピクチャ符号化部1a及び第2ピクチャ符号化部1bは、所定の種類のパラメータを符号化するにあたり、共通メモリ2により記憶される共通の符号番号テーブルを参照する。共通の符号番号テーブルのエントリのスワップは、レイヤごとに繰り返されない。次節では、そのような第1ピクチャ符号化部1a及び第2ピクチャ符号化部1bの構成について詳細に説明する。
同様に、図3に例示した画像復号装置60において、ベースレイヤの復号のための第1ピクチャ復号部6aの構成と、エンハンスメントレイヤの復号のための第2ピクチャ復号部6bの構成とは、互いに類似する。第1ピクチャ復号部6a及び第2ピクチャ復号部6bは、所定の種類のパラメータを符号化するにあたり、共通メモリ7により記憶される共通の符号番号テーブルを参照する。共通の符号番号テーブルのエントリのスワップは、レイヤごとに繰り返されない。さらに次の節では、そのような第1ピクチャ復号部6a及び第2ピクチャ復号部6bの構成について詳細に説明する。
<2.一実施形態に係る符号化部の構成例>
[2−1.全体的な構成例]
図4は、図2に示した第1ピクチャ符号化部1a及び第2ピクチャ符号化部1bの構成の一例を示すブロック図である。図4を参照すると、第1ピクチャ符号化部1aは、並び替えバッファ12、減算部13、直交変換部14、量子化部15、可逆符号化部16a、蓄積バッファ17、レート制御部18、逆量子化部21、逆直交変換部22、加算部23、デブロックフィルタ24、フレームメモリ25、セレクタ26及び27、動き探索部30、並びにイントラ予測部40を備える。第2ピクチャ符号化部1bは、可逆符号化部16aの代わりに、可逆符号化部16bを備える。
[2−1.全体的な構成例]
図4は、図2に示した第1ピクチャ符号化部1a及び第2ピクチャ符号化部1bの構成の一例を示すブロック図である。図4を参照すると、第1ピクチャ符号化部1aは、並び替えバッファ12、減算部13、直交変換部14、量子化部15、可逆符号化部16a、蓄積バッファ17、レート制御部18、逆量子化部21、逆直交変換部22、加算部23、デブロックフィルタ24、フレームメモリ25、セレクタ26及び27、動き探索部30、並びにイントラ予測部40を備える。第2ピクチャ符号化部1bは、可逆符号化部16aの代わりに、可逆符号化部16bを備える。
並び替えバッファ12は、一連の画像データに含まれる画像を並び替える。並び替えバッファ12は、符号化処理に係るGOP(Group of Pictures)構造に応じて画像を並び替えた後、並び替え後の画像データを減算部13、動き探索部30及びイントラ予測部40へ出力する。
減算部13には、並び替えバッファ12から入力される画像データ、及び後に説明する動き探索部30又はイントラ予測部40から入力される予測画像データが供給される。減算部13は、並び替えバッファ12から入力される画像データと予測画像データとの差分である予測誤差データを算出し、算出した予測誤差データを直交変換部14へ出力する。
直交変換部14は、減算部13から入力される予測誤差データについて直交変換を行う。直交変換部14により実行される直交変換は、例えば、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transform:DCT)又はカルーネン・レーベ変換などであってよい。直交変換部14は、直交変換処理により取得される変換係数データを量子化部15へ出力する。
量子化部15には、直交変換部14から入力される変換係数データ、及び後に説明するレート制御部18からのレート制御信号が供給される。量子化部15は、変換係数データを量子化し、量子化後の変換係数データ(以下、量子化データという)を可逆符号化部16a又は16b及び逆量子化部21へ出力する。また、量子化部15は、レート制御部18からのレート制御信号に基づいて量子化パラメータ(量子化スケール)を切り替えることにより、量子化データのビットレートを変化させる。
可逆符号化部16aは、量子化部15から入力されるベースレイヤの量子化データについて可逆符号化処理を行うことにより、ベースレイヤの符号化ストリームを生成する。また、可逆符号化部16aは、セレクタ27から入力されるイントラ予測に関する情報又はインター予測に関する情報を符号化して、符号化パラメータを符号化ストリームのヘッダ領域内に多重化する。そして、可逆符号化部16aは、生成した符号化ストリームを蓄積バッファ17へ出力する。
同様に、可逆符号化部16bは、量子化部15から入力されるエンハンスメントレイヤの量子化データについて可逆符号化処理を行うことにより、エンハンスメントの符号化ストリームを生成する。また、可逆符号化部16bは、セレクタ27から入力されるイントラ予測に関する情報又はインター予測に関する情報を符号化して、符号化パラメータを符号化ストリームのヘッダ領域内に多重化する。そして、可逆符号化部16bは、生成した符号化ストリームを蓄積バッファ17へ出力する。
蓄積バッファ17は、可逆符号化部16a又は16bから入力される符号化ストリームを半導体メモリなどの記憶媒体を用いて一時的に蓄積する。そして、蓄積バッファ17は、蓄積した符号化ストリームを、伝送路の帯域に応じたレートで、図示しない伝送部(例えば、通信インタフェース又は周辺機器との接続インタフェースなど)へ出力する。
レート制御部18は、蓄積バッファ17の空き容量を監視する。そして、レート制御部18は、蓄積バッファ17の空き容量に応じてレート制御信号を生成し、生成したレート制御信号を量子化部15へ出力する。例えば、レート制御部18は、蓄積バッファ17の空き容量が少ない時には、量子化データのビットレートを低下させるためのレート制御信号を生成する。また、例えば、レート制御部18は、蓄積バッファ17の空き容量が十分大きい時には、量子化データのビットレートを高めるためのレート制御信号を生成する。
逆量子化部21は、量子化部15から入力される量子化データについて逆量子化処理を行う。そして、逆量子化部21は、逆量子化処理により取得される変換係数データを、逆直交変換部22へ出力する。
逆直交変換部22は、逆量子化部21から入力される変換係数データについて逆直交変換処理を行うことにより、予測誤差データを復元する。そして、逆直交変換部22は、復元した予測誤差データを加算部23へ出力する。
加算部23は、逆直交変換部22から入力される復元された予測誤差データと動き探索部30又はイントラ予測部40から入力される予測画像データとを加算することにより、復号画像データを生成する。そして、加算部23は、生成した復号画像データをデブロックフィルタ24及びフレームメモリ25へ出力する。
デブロックフィルタ24は、画像の符号化時に生じるブロック歪みを減少させるためのフィルタリング処理を行う。デブロックフィルタ24は、加算部23から入力される復号画像データをフィルタリングすることによりブロック歪みを除去し、フィルタリング後の復号画像データをフレームメモリ25へ出力する。
フレームメモリ25は、加算部23から入力される復号画像データ、及びデブロックフィルタ24から入力されるフィルタリング後の復号画像データを記憶媒体を用いて記憶する。
セレクタ26は、インター予測のために使用されるフィルタリング後の復号画像データをフレームメモリ25から読み出し、読み出した復号画像データを参照画像データとして動き探索部30に供給する。また、セレクタ26は、イントラ予測のために使用されるフィルタリング前の復号画像データをフレームメモリ25から読み出し、読み出した復号画像データを参照画像データとしてイントラ予測部40に供給する。
セレクタ27は、インター予測モードにおいて、動き探索部30から出力されるインター予測の結果としての予測画像データを減算部13へ出力すると共に、インター予測に関する情報を可逆符号化部16a又は16bへ出力する。また、セレクタ27は、イントラ予測モードにおいて、イントラ予測部40から出力されるイントラ予測の結果としての予測画像データを減算部13へ出力すると共に、イントラ予測に関する情報を可逆符号化部16a又は16bへ出力する。セレクタ27は、インター予測モードとイントラ予測モードとを、動き探索部30及びイントラ予測部40から出力されるコスト関数値の大きさに応じて切り替える。
動き探索部30は、並び替えバッファ12から入力される符号化対象の画像データ(原画像データ)、及びセレクタ26を介して供給される復号画像データに基づいて、インター予測処理(フレーム間予測処理)を行う。例えば、動き探索部30は、各予測モードによる予測結果を所定のコスト関数を用いて評価する。次に、動き探索部30は、コスト関数値が最小となる予測モード、即ち圧縮率が最も高くなる予測モードを、最適な予測モードとして選択する。また、動き探索部30は、当該最適な予測モードに従って予測画像データを生成する。そして、動き探索部30は、選択した最適な予測モードを表す予測モード情報及び参照画像情報を含むインター予測に関する情報、コスト関数値、並びに予測画像データを、セレクタ27へ出力する。
イントラ予測部40は、並び替えバッファ12から入力される原画像データ、及びフレームメモリ25から供給される参照画像データとしての復号画像データに基づいて、予測単位ごとにイントラ予測処理を行う。例えば、イントラ予測部40は、各予測モードによる予測結果を所定のコスト関数を用いて評価する。次に、イントラ予測部40は、コスト関数値が最小となる予測モード、即ち圧縮率が最も高くなる予測モードを、最適な予測モードとして選択する。また、イントラ予測部40は、当該最適な予測モードに従って予測画像データを生成する。そして、イントラ予測部40は、選択した最適な予測モードを表す予測モード情報を含むインター予測に関する情報、コスト関数値、及び予測画像データを、セレクタ27へ出力する。
第1ピクチャ符号化部1aは、ここで説明した一連の符号化処理を、ベースレイヤの一連の画像データについて実行する。第2ピクチャ符号化部1bは、ここで説明した一連の符号化処理を、エンハンスメントレイヤの一連の画像データについて実行する。ベースレイヤについての符号化処理と、エンハンスメントレイヤについての符号化処理とは、以下にさらに説明するように、予測単位ごとに同期して実行される。エンハンスメントレイヤが複数存在する場合には、ベースレイヤについての符号化処理と当該複数のエンハンスメントレイヤについての符号化処理とが予測単位ごとに同期して実行されてよい。
[2−2.可逆符号化部の構成例]
図5は、図4に示した可逆符号化部16a及び16bの詳細な構成の一例を示すブロック図である。図5を参照すると、可逆符号化部16aは、インデックス値取得部110a、変換部112a及びスワップ部114aを有する。可逆符号化部16bは、インデックス値取得部110b、変換部112b及びスワップ部114bを有する。
図5は、図4に示した可逆符号化部16a及び16bの詳細な構成の一例を示すブロック図である。図5を参照すると、可逆符号化部16aは、インデックス値取得部110a、変換部112a及びスワップ部114aを有する。可逆符号化部16bは、インデックス値取得部110b、変換部112b及びスワップ部114bを有する。
変換部112aは、共通メモリ2により記憶される符号番号テーブル104及びVLC(Variable Length Code)テーブル106を参照する。変換部112bもまた、符号番号テーブル104及びVLCテーブル106を参照する。また、変換部112aは、レイヤ固有の符号番号テーブル104aをも参照し得る。変換部112bは、レイヤ固有の符号番号テーブル104bをも参照し得る。
図6は、符号番号テーブルの一例について説明するための説明図である。符号番号テーブル104は、符号番号(CodeNum)及びシンタックス要素(SyntaxElement)という2つのデータ項目を有する。符号番号は、エントロピー符号化において使用される各符号語に関連付けられる番号である。例えば、符号番号は、ゼロから符号語の候補の数(マイナス1)までの整数であってよい。符号番号テーブル104のシンタックス要素の値は、各シンタックス要素のイベント内容に対応するインデックス値である。シンタックス要素のインデックス値は、テーブルインデックスとも呼ばれる。
このような符号番号テーブル104を参照することにより、例えば、画像の符号化の際には、シンタックス要素ごとに、出現したインデックス値に対応する符号番号が取得される。図3の例では、符号番号テーブル104は、符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組として、(0,4)、(1,5)、(2,2)、(3,1)、(4,7)、…を含んでいる。従って、例えば、出現したインデックス値が“4”であれば、符号番号“0”が取得される。出現したインデックス値が“5”であれば、符号番号“1”が取得される。また、画像の復号の際には、出現した符号番号に対応するインデックス値が、シンタックス要素ごとに取得される。例えば、出現した符号番号が“0”であれば、インデックス値“4”が取得される。出現した符号番号が“1”であれば、インデックス値“5”が取得される。
典型的には、シンタックス要素の種類ごとに異なる符号番号テーブルが用意される。本実施形態において、所定の種類のシンタックス要素についての符号番号テーブルは、レイヤ間で共通化され、個々の符号番号テーブル104を構成する。所定の種類とは、イントラ予測のための予測モード情報、並びにインター予測のための予測モード情報及び参照画像情報を含み得る。なお、これら以外の種類のシンタックス要素について、符号番号テーブルがレイヤ間で共通化されてもよい。図5には、便宜上1つの共通の符号番号テーブル104のみが示されているが、実際には共通の符号番号テーブル104は複数存在し得る。その他の種類のシンタックス要素についての符号番号テーブルは、レイヤごとに用意され、それぞれレイヤ固有の符号番号テーブル104a及び104bを構成する。
図7は、VLCテーブルの一例について説明するための説明図である。VLCテーブル106は、符号番号(CodeNum)及び符号語(CodeWord)という2つのデータ項目を有する。符号語は、符号番号と関連付けて定義される可変長のビット列である。典型的には、VLCテーブル106において、より小さい符号番号により短いビット列が関連付けられる。このようなVLCテーブル106を参照することにより、例えば、画像の符号化の際には、出現したインデックス値に対応する符号番号と関連付けられている符号語がVLCテーブル106から取得され、取得された符号語が符号化ストリームの一部として出力される。また、画像の復号の際には、符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられている符号番号がVLCテーブル106から取得され、取得された符号番号が符号番号テーブル104の参照のために使用される。
例えばH.264/AVC及びHEVCでは、符号語のパターンの異なる複数のVLCテーブルが予め用意される。そして、インデックス値の出現確率の分散に応じて、符号化/復号の際に使用すべきVLCテーブルが切替えられる。しかしながら、VLCテーブル内の符号語のパターンの相違は本実施形態の特徴に関連しないため、ここではVLCテーブルの切替えについての詳細な説明を省略する。
上述したようなテーブル群を用いて、可逆符号化部16aは、ベースレイヤの画像データ及びパラメータを、シンタックス要素ごとに符号語に変換する。
より具体的には、まず、インデックス値取得部110aは、入力イベントを認識し、認識したイベントに対応するシンタックス要素ごとのインデックス値を取得する(このような処理を“enumeration”ともいう)。いくつかのシンタックス要素については、入力されるデータが既にインデックス値の形式をとっているため、“enumeration”は省略され得る。
変換部112aは、取得された各インデックス値を、符号番号テーブル104又は104aを参照することにより符号番号に変換する。シンタックス要素の種類が所定の種類に含まれる場合には、共通の符号番号テーブル104が参照される。一方、シンタックス要素の種類が所定の種類に含まれない場合には、レイヤ固有の符号番号テーブル104aが参照される。また、変換部112aは、VLCテーブル106を参照することにより、符号番号をさらに符号語に変換する。そして、変換部112aは、取得した符号語を符号化ストリームの一部として順次出力する。
スワップ部114aは、各符号番号テーブルの内容をインデックス値の発生頻度の変化に追従させるために、変換部112aへの入力において出現するインデックス値に応じて、符号番号テーブル104及び104aのエントリをスワップする。それにより、発生頻度のより高いインデックス値についてより短い符号語が適切に使用されるようになる。より具体的には、発生したインデックス値とそのすぐ上のインデックス値(即ち、符号番号が1つ小さいインデックス値)とが、符号番号テーブル内でスワップされる。
図8は、寄書JCTVC−A119に記載されている符号番号テーブルのスワップについて説明するための説明図である。図8を参照すると、スワップにより順次更新される符号番号テーブル104−1〜104−3が示されている。まず、最初に発生したインデックス値(index_1)は、“1”である。符号番号テーブル104−1において、このインデックス値は、符号番号“3”に対応する。従って、符号番号“3”及びその上の符号番号“2”にそれぞれ対応する、インデックス値“1”及び“2”がスワップされる。次に発生したインデックス値(index_2)もまた、“1”である。符号番号テーブル104−2において、このインデックス値は、符号番号“2”に対応する。従って、符号番号“2”及びその上の符号番号“1”にそれぞれ対応する、インデックス値“5”及び“1”がスワップされる。その結果、符号番号テーブル104−3において、インデックス値“1”は符号番号“1”、即ち以前の状態と比較してより小さい符号番号に対応している。
可逆符号化部16aと同様に、可逆符号化部16bは、上述したようなテーブル群を用いて、エンハンスメントレイヤの画像データ及びパラメータを、シンタックス要素ごとに符号語に変換する。
より具体的には、まず、インデックス値取得部110bは、入力イベントを認識し、認識したイベントに対応するシンタックス要素ごとのインデックス値を取得する。いくつかのシンタックス要素については、入力されるデータが既にインデックス値の形式をとっているため、“enumeration”は省略され得る。
変換部112bは、取得された各インデックス値を、符号番号テーブル104又は104bを参照することにより符号番号に変換する。シンタックス要素の種類が所定の種類に含まれる場合には、共通の符号番号テーブル104が参照される。一方、シンタックス要素の種類が所定の種類に含まれない場合には、レイヤ固有の符号番号テーブル104bが参照される。また、変換部112bは、VLCテーブル106を参照することにより、符号番号をさらに符号語に変換する。そして、変換部112bは、取得した符号語を符号化ストリームの一部として順次出力する。
スワップ部114bは、変換部112bへの入力において出現するインデックス値に応じて、レイヤ固有の符号番号テーブル104bのエントリをスワップする。スワップ部114bは、共通の符号番号テーブル104のエントリをスワップしない。共通の符号番号テーブル104のエントリは、可逆符号化部16aのスワップ部114aによりスワップされる。共通の符号番号テーブル104のエントリは、上記所定の種類のシンタックス要素の各々について、ベースレイヤのインデックス値から符号番号への変換、及びエンハンスメントレイヤのインデックス値から符号番号への変換が行われた後に、1回スワップされ得る。
図9は、共通の符号番号テーブルが使用され得るシンタックス要素の一例について説明するための説明図である。図9の左には、下位レイヤの予測単位Ba、並びに予測単位Baに隣接する隣接ブロックNaU及びNaLが示されている。予測単位Baは、イントラ予測ブロックの予測単位であるものとする。予測単位Baには、イントラ予測のための予測モードMaが設定されている。図9の右には、上位レイヤの予測単位Bb、並びに予測単位Bbに隣接する隣接ブロックNbU及びNbLが示されている。予測単位Bbもまた、イントラ予測ブロックの予測単位である。予測単位Bbには、イントラ予測のための予測モードMbが設定されている。例えば、空間スケーラビリティ、SNRスケーラビリティ及びビット深度スケーラビリティにおいては、レイヤ間で画像の空間的相関が類似する。従って、予測モードMa及び予測モードMbの予測方向は互いに等しい可能性が高い。これは、イントラ予測のための予測モード情報のインデックス値の出現の傾向がレイヤ間で似通ったものとなることを意味する。よって、イントラ予測のための予測モード情報について、図5に示したような共通の符号番号テーブル104を採用することが有益である。
図10は、共通の符号番号テーブルが使用され得るシンタックス要素の他の例について説明するための説明図である。図10の左には、下位レイヤの予測単位Ba、並びに複数の参照画像の候補Ra1及びRa2が示されている。予測単位Baは、インター予測ブロックの予測単位であるものとする。予測単位Baには、インター予測のための予測モードMaが設定されている。参照画像のインジケータIaは、参照画像の候補Ra2を示す。図10の右には、上位レイヤの予測単位Bb、並びに複数の参照画像の候補Rb1及びRb2が示されている。予測単位Bbは、インター予測ブロックの予測単位である。予測単位Bbには、インター予測のための予測モードMbが設定されている。参照画像のインジケータIbは、参照画像の候補Rb2を示す。例えば、空間スケーラビリティ、SNRスケーラビリティ及びビット深度スケーラビリティにおいては、レイヤ間で画像の時間的相関が類似する。従って、予測モードMa及びMbは互いに等しく、参照画像のインジケータIa及びIbもまた互いに等しい可能性が高い。これは、インター予測のための予測モード情報及び参照画像情報のインデックス値の出現の傾向がレイヤ間で似通ったものとなることを意味する。よって、これらの種類のシンタックス要素について、図5に示したような共通の符号番号テーブル104を採用することが有益である。
このような共通の符号番号テーブル104の採用により、符号化効率を実質的に低下させることなく、テーブルの記憶に要するメモリリソースを節約することが可能となる。また、符号番号テーブルのスワップも複数のレイヤにわたって1回で済むため、プロセッサの負荷も軽減される。
<3.一実施形態に係る符号化時の処理の流れ>
図11は、本実施形態に係る符号化時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11に示した処理は、ベースレイヤ及びエンハンスメントレイヤの互いに対応する予測単位ごとに実行される。ステップS100〜S180の処理は、各シンタックス要素について実行される。
図11は、本実施形態に係る符号化時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11に示した処理は、ベースレイヤ及びエンハンスメントレイヤの互いに対応する予測単位ごとに実行される。ステップS100〜S180の処理は、各シンタックス要素について実行される。
図11を参照すると、まず、処理対象のシンタックス要素が所定の種類のシンタックス要素であるか否かに応じて、処理が切替えられる(ステップS100)。例えば、処理対象のシンタックス要素がイントラ予測のための予測モード情報、又はインター予測のための予測モード情報若しくは参照画像情報であれば、処理はステップS145へ進む。それ以外の場合には、処理はステップS105へ進む。
ステップS105〜S140の処理は、レイヤ固有の符号番号テーブルが参照される場合の処理である。
まず、インデックス値取得部110aは、処理対象のシンタックス要素のベースレイヤのインデックス値を取得する(ステップS105)。次に、変換部112aは、レイヤ固有の符号番号テーブル104aを参照して、インデックス値取得部110aにより取得されたインデックス値を符号番号に変換する(ステップS110)。次に、変換部112aは、VLCテーブル106を参照して、符号番号を符号語に変換する(ステップS115)。次に、スワップ部114aは、レイヤ固有の符号番号テーブル104a内の、出現したインデックス値に対応するエントリをスワップする(ステップS120)。
また、インデックス値取得部110bは、処理対象のシンタックス要素のエンハンスメントレイヤのインデックス値を取得する(ステップS125)。次に、変換部112bは、レイヤ固有の符号番号テーブル104bを参照して、インデックス値取得部110bにより取得されたインデックス値を符号番号に変換する(ステップS130)。次に、変換部112bは、VLCテーブル106を参照して、符号番号を符号語に変換する(ステップS135)。次に、スワップ部114bは、レイヤ固有の符号番号テーブル104b内の、出現したインデックス値に対応するエントリをスワップする(ステップS140)。
ステップS145〜S175の処理は、共通の符号番号テーブルが参照される場合の処理である。
まず、インデックス値取得部110aは、処理対象のシンタックス要素のベースレイヤのインデックス値を取得する(ステップS145)。次に、変換部112aは、共通の符号番号テーブル104を参照して、インデックス値取得部110aにより取得されたインデックス値を符号番号に変換する(ステップS150)。次に、変換部112aは、VLCテーブル106を参照して、符号番号を符号語に変換する(ステップS155)。
また、インデックス値取得部110bは、処理対象のシンタックス要素のエンハンスメントレイヤのインデックス値を取得する(ステップS160)。次に、変換部112bは、共通の符号番号テーブル104を参照して、インデックス値取得部110bにより取得されたインデックス値を符号番号に変換する(ステップS165)。次に、変換部112bは、VLCテーブル106を参照して、符号番号を符号語に変換する(ステップS170)。
その後、スワップ部114aは、共通の符号番号テーブル104内の、変換部112aへの入力において出現したインデックス値に対応するエントリをスワップする(ステップS175)。
処理対象のシンタックス要素についてこれら処理が終了した後、予測単位内に未処理のシンタックス要素が残っている場合には、処理はステップS100に戻る(ステップS180)。一方、未処理のシンタックス要素が残っていない場合には、さらに残りの予測単位が存在するかが判定される(ステップS190)、ここで、残りの予測単位が存在する場合には、処理はステップS100に戻り、次の予測単位について上述した処理が繰り返される。残りの予測単位が存在しない場合には、図11のフローチャートは終了する。
<4.一実施形態に係る復号部の構成例>
[4−1.全体的な構成例]
図12は、図3に示した第1ピクチャ復号部6a及び第2ピクチャ復号部6bの構成の一例を示すブロック図である。図12を参照すると、第1ピクチャ復号部6aは、蓄積バッファ61、可逆復号部62a、逆量子化部63、逆直交変換部64、加算部65、デブロックフィルタ66、並び替えバッファ67、D/A(Digital to Analogue)変換部68、フレームメモリ69、セレクタ70及び71、動き補償部80、並びにイントラ予測部90を備える。第2ピクチャ復号部6bは、可逆復号部62aの代わりに、可逆復号部62bを備える。
[4−1.全体的な構成例]
図12は、図3に示した第1ピクチャ復号部6a及び第2ピクチャ復号部6bの構成の一例を示すブロック図である。図12を参照すると、第1ピクチャ復号部6aは、蓄積バッファ61、可逆復号部62a、逆量子化部63、逆直交変換部64、加算部65、デブロックフィルタ66、並び替えバッファ67、D/A(Digital to Analogue)変換部68、フレームメモリ69、セレクタ70及び71、動き補償部80、並びにイントラ予測部90を備える。第2ピクチャ復号部6bは、可逆復号部62aの代わりに、可逆復号部62bを備える。
蓄積バッファ61は、伝送路を介して入力される符号化ストリームを記憶媒体を用いて一時的に蓄積する。
可逆復号部62aは、蓄積バッファ61から入力されるベースレイヤの符号化ストリームを、符号化の際に使用された符号化方式に従って復号する。また、可逆復号部62aは、符号化ストリームのヘッダ領域に多重化されている情報を復号する。可逆復号部62aにより復号される情報は、例えば、上述したインター予測に関する情報及びイントラ予測に関する情報を含み得る。可逆復号部62aは、インター予測に関する情報を動き補償部80へ出力する。また、可逆復号部62aは、イントラ予測に関する情報をイントラ予測部90へ出力する。
同様に、可逆復号部62bは、蓄積バッファ61から入力されるエンハンスメントレイヤの符号化ストリームを、符号化の際に使用された符号化方式に従って復号する。また、可逆復号部62bは、符号化ストリームのヘッダ領域に多重化されている情報を復号する。可逆復号部62bにより復号される情報は、例えば、上述したインター予測に関する情報及びイントラ予測に関する情報を含み得る。可逆復号部62bは、インター予測に関する情報を動き補償部80へ出力する。また、可逆復号部62bは、イントラ予測に関する情報をイントラ予測部90へ出力する。
逆量子化部63は、可逆復号部62a又は62bによる復号後の量子化データを逆量子化する。逆直交変換部64は、符号化の際に使用された直交変換方式に従い、逆量子化部63から入力される変換係数データについて逆直交変換を行うことにより、予測誤差データを生成する。そして、逆直交変換部64は、生成した予測誤差データを加算部65へ出力する。
加算部65は、逆直交変換部64から入力される予測誤差データと、セレクタ71から入力される予測画像データとを加算することにより、復号画像データを生成する。そして、加算部65は、生成した復号画像データをデブロックフィルタ66及びフレームメモリ69へ出力する。
デブロックフィルタ66は、加算部65から入力される復号画像データをフィルタリングすることによりブロック歪みを除去し、フィルタリング後の復号画像データを並び替えバッファ67及びフレームメモリ69へ出力する。
並び替えバッファ67は、デブロックフィルタ66から入力される画像を並び替えることにより、時系列の一連の画像データを生成する。そして、並び替えバッファ67は、生成した画像データをD/A変換部68へ出力する。
D/A変換部68は、並び替えバッファ67から入力されるデジタル形式の画像データをアナログ形式の画像信号に変換する。そして、D/A変換部68は、例えば、画像復号装置60と接続されるディスプレイ(図示せず)にアナログ画像信号を出力することにより、画像を表示させる。
フレームメモリ69は、加算部65から入力されるフィルタリング前の復号画像データ、及びデブロックフィルタ66から入力されるフィルタリング後の復号画像データを記憶媒体を用いて記憶する。
セレクタ70は、可逆復号部62a又は62bにより取得されるモード情報に応じて、画像内のブロックごとに、フレームメモリ69からの画像データの出力先を動き補償部80とイントラ予測部90との間で切り替える。例えば、セレクタ70は、インター予測モードが指定された場合には、フレームメモリ69から供給されるフィルタリング後の復号画像データを参照画像データとして動き補償部80へ出力する。また、セレクタ70は、イントラ予測モードが指定された場合には、フレームメモリ69から供給されるフィルタリング前の復号画像データを参照画像データとしてイントラ予測部90へ出力する。
セレクタ71は、可逆復号部62a又は62bにより取得されるモード情報に応じて、加算部65へ供給すべき予測画像データの出力元を動き補償部80とイントラ予測部90との間で切り替える。例えば、セレクタ71は、インター予測モードが指定された場合には、動き補償部80から出力される予測画像データを加算部65へ供給する。また、セレクタ71は、イントラ予測モードが指定された場合には、イントラ予測部90から出力される予測画像データを加算部65へ供給する。
動き補償部80は、可逆復号部62a又は62bから入力されるインター予測に関する情報とフレームメモリ69からの参照画像データとに基づいて動き補償処理を行い、予測画像データを生成する。そして、動き補償部80は、生成した予測画像データをセレクタ71へ出力する。
イントラ予測部90は、可逆復号部62a又は62bから入力されるイントラ予測に関する情報とフレームメモリ69からの参照画像データとに基づいてイントラ予測処理を行い、予測画像データを生成する。そして、イントラ予測部90は、生成した予測画像データをセレクタ71へ出力する。
第1ピクチャ復号部6aは、ここで説明した一連の復号処理を、ベースレイヤの一連の画像データについて実行する。第2ピクチャ復号部6bは、ここで説明した一連の復号処理を、エンハンスメントレイヤの一連の画像データについて実行する。ベースレイヤについての復号処理と、エンハンスメントレイヤについての復号処理とは、以下にさらに説明するように、予測単位ごとに同期して実行される。エンハンスメントレイヤが複数存在する場合には、ベースレイヤについての復号処理と当該複数のエンハンスメントレイヤについての復号処理とが予測単位ごとに同期して実行されてよい。
[4−2.可逆復号部の構成例]
図13は、図12に示した可逆復号部62a及び62bの詳細な構成の一例を示すブロック図である。図13を参照すると、可逆復号部62aは、変換部170a、インデックス値解釈部172a及びスワップ部174aを有する。可逆復号部62bは、変換部170b、インデックス値解釈部172b及びスワップ部174bを有する。
図13は、図12に示した可逆復号部62a及び62bの詳細な構成の一例を示すブロック図である。図13を参照すると、可逆復号部62aは、変換部170a、インデックス値解釈部172a及びスワップ部174aを有する。可逆復号部62bは、変換部170b、インデックス値解釈部172b及びスワップ部174bを有する。
変換部170aは、共通メモリ7により記憶される符号番号テーブル164及び逆VLCテーブル166を参照する。変換部170bもまた、符号番号テーブル164及び逆VLCテーブル166を参照する。また、変換部170aは、レイヤ固有の符号番号テーブル164aをも参照し得る。変換部170bは、レイヤ固有の符号番号テーブル164bをも参照し得る。
上述したようなテーブル群を用いて、可逆復号部62aは、ベースレイヤの符号化ストリームの符号語を、シンタックス要素ごとに画像データ及びパラメータに変換する。
より具体的には、まず、変換部170aは、符号化ストリームから取得される符号語を、逆VLCテーブル166を参照することにより、符号番号に変換する。また、変換部170aは、取得された符号番号を、符号番号テーブル164又は164aを参照することによりインデックス値に変換する。シンタックス要素の種類が所定の種類に含まれる場合には、共通の符号番号テーブル164が参照される。一方、シンタックス要素の種類が所定の種類に含まれない場合には、レイヤ固有の符号番号テーブル164aが参照される。
インデックス値解釈部172aは、変換部170aから入力されるインデックス値をシンタックス要素ごとに解釈し、対応するイベントを表すデータを出力する(このような処理を“inverse enumeration”ともいう)。いくつかのシンタックス要素については、“inverse enumeration”が省略され、入力されるインデックス値がそのまま出力されてもよい。
スワップ部174aは、変換部170aからの出力において出現するインデックス値に応じて、符号番号テーブル164及び164aのエントリをスワップする。
可逆復号部62aと同様に、可逆復号部62bは、上述したようなテーブル群を用いて、エンハンスメントレイヤの符号化ストリームの符号語を、シンタックス要素ごとに画像データ及びパラメータに変換する。
より具体的には、まず、変換部170bは、符号化ストリームから取得される符号語を、逆VLCテーブル166を参照することにより、符号番号に変換する。また、変換部170bは、取得された符号番号を、符号番号テーブル164又は164bを参照することによりインデックス値に変換する。シンタックス要素の種類が所定の種類に含まれる場合には、共通の符号番号テーブル164が参照される。一方、シンタックス要素の種類が所定の種類に含まれない場合には、レイヤ固有の符号番号テーブル164bが参照される。
インデックス値解釈部172bは、変換部170bから入力されるインデックス値をシンタックス要素ごとに解釈し、対応するイベントを表すデータを出力する。いくつかのシンタックス要素については、“inverse enumeration”が省略され、入力されるインデックス値がそのまま出力されてもよい。
スワップ部174bは、変換部170bからの出力において出現するインデックス値に応じて、レイヤ固有の符号番号テーブル164bのエントリをスワップする。スワップ部174bは、共通の符号番号テーブル164のエントリをスワップしない。共通の符号番号テーブル164のエントリは、可逆復号部62aのスワップ部174aによりスワップされる。共通の符号番号テーブル164のエントリは、上記所定の種類のシンタックス要素の各々について、ベースレイヤの符号番号からインデックス値への変換、及びエンハンスメントレイヤの符号番号からインデックス値への変換が行われた後に、1回スワップされ得る。
<5.一実施形態に係る復号時の処理の流れ>
図14は、本実施形態に係る復号時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14に示した処理は、ベースレイヤ及びエンハンスメントレイヤの互いに対応する予測単位ごとに実行される。ステップS200〜S280の処理は、各シンタックス要素について実行される。
図14は、本実施形態に係る復号時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14に示した処理は、ベースレイヤ及びエンハンスメントレイヤの互いに対応する予測単位ごとに実行される。ステップS200〜S280の処理は、各シンタックス要素について実行される。
図14を参照すると、まず、処理対象のシンタックス要素が所定の種類のシンタックス要素であるか否かに応じて、処理が切替えられる(ステップS200)。例えば、処理対象のシンタックス要素がイントラ予測のための予測モード情報、又はインター予測のための予測モード情報若しくは参照画像情報であれば、処理はステップS245へ進む。それ以外の場合には、処理はステップS205へ進む。
ステップS205〜S240の処理は、レイヤ固有の符号番号テーブルが参照される場合の処理である。
まず、変換部170aは、VLCテーブル166を参照して、ベースレイヤの符号語を符号番号に変換する(ステップS205)。次に、変換部170aは、レイヤ固有の符号番号テーブル164aを参照して、符号番号をインデックス値に変換する(ステップS210)。次に、インデックス値解釈部172aは、変換部170aから入力されるインデックス値を解釈し、対応するイベントを表すデータを出力する(ステップS215)。次に、スワップ部174aは、レイヤ固有の符号番号テーブル164a内の、出現したインデックス値に対応するエントリをスワップする(ステップS220)。
また、変換部170bは、VLCテーブル166を参照して、エンハンスメントレイヤの符号語を符号番号に変換する(ステップS225)。次に、変換部170bは、レイヤ固有の符号番号テーブル164bを参照して、符号番号をインデックス値に変換する(ステップS230)。次に、インデックス値解釈部172bは、変換部170bから入力されるインデックス値を解釈し、対応するイベントを表すデータを出力する(ステップS235)。次に、スワップ部174bは、レイヤ固有の符号番号テーブル164b内の、出現したインデックス値に対応するエントリをスワップする(ステップS240)。
ステップS245〜S275の処理は、共通の符号番号テーブルが参照される場合の処理である。
まず、変換部170aは、VLCテーブル166を参照して、ベースレイヤの符号語を符号番号に変換する(ステップS245)。次に、変換部170aは、共通の符号番号テーブル164を参照して、符号番号をインデックス値に変換する(ステップS250)。次に、インデックス値解釈部172aは、変換部170aから入力されるインデックス値を解釈し、対応するイベントを表すデータを出力する(ステップS255)。
また、変換部170bは、VLCテーブル166を参照して、エンハンスメントレイヤの符号語を符号番号に変換する(ステップS260)。次に、変換部170bは、共通の符号番号テーブル164を参照して、符号番号をインデックス値に変換する(ステップS265)。次に、インデックス値解釈部172bは、変換部170bから入力されるインデックス値を解釈し、対応するイベントを表すデータを出力する(ステップS270)。
その後、スワップ部174aは、共通の符号番号テーブル164内の、変換部170aからの出力において出現したインデックス値に対応するエントリをスワップする(ステップS275)。
処理対象のシンタックス要素についてこれら処理が終了した後、予測単位内に未処理のシンタックス要素が残っている場合には、処理はステップS200に戻る(ステップS280)。一方、未処理のシンタックス要素が残っていない場合には、さらに残りの予測単位が存在するかが判定される(ステップS290)、ここで、残りの予測単位が存在する場合には、処理はステップS200に戻り、次の予測単位について上述した処理が繰り返される。残りの予測単位が存在しない場合には、図14のフローチャートは終了する。
<6.様々な画像符号化方式への適用>
本開示に係る技術は、上述したように、スケーラブル符号化のみならず、例えばマルチビュー符号化及びインターレース符号化にも適用可能である。本節では、本開示に係る技術がマルチビュー符号化に適用される例について説明する。
本開示に係る技術は、上述したように、スケーラブル符号化のみならず、例えばマルチビュー符号化及びインターレース符号化にも適用可能である。本節では、本開示に係る技術がマルチビュー符号化に適用される例について説明する。
マルチビュー符号化は、いわゆる立体視画像を符号化し及び復号するための画像符号化方式である。マルチビュー符号化においては、立体表示される画像の右眼ビュー及び左眼ビューにそれぞれ対応する2つの符号化ストリームが生成される。これら2つのビューのうち一方がベースビューとして選択され、他方はノンベースビューと呼ばれる。マルチビューの画像データを符号化する際、ベースビューのピクチャについての符号化パラメータに基づいてノンベースビューのピクチャを符号化することにより、全体としての符号化ストリームのデータサイズが圧縮され得る。
図15は、上述した画像符号化処理のマルチビュー符号化への適用について説明するための説明図である。図15を参照すると、一例としてのマルチビュー符号化装置810の構成が示されている。マルチビュー符号化装置810は、第1ピクチャ符号化部1a、第2ピクチャ符号化部1b、共通メモリ2及び多重化部3を備える。なお、ここでは一例として、左眼ビューがベースビューとして扱われるものとする。
第1ピクチャ符号化部1aは、左眼ビューの画像を符号化し、ベースビューの符号化ストリームを生成する。第2ピクチャ符号化部1bは、右眼ビューの画像を符号化し、ノンベースビューの符号化ストリームを生成する。共通メモリ2は、ビュー間で共通的に利用される情報を記憶する。多重化部3は、第1ピクチャ符号化部1aにより生成されるベースビューの符号化ストリームと、第2ピクチャ符号化部1bにより生成されるノンベースビューの符号化ストリームとを多重化し、マルチビューの多重化ストリームを生成する。
図16は、上述した画像復号処理のマルチビュー符号化への適用について説明するための説明図である。図16を参照すると、一例としてのマルチビュー復号装置860の構成が示されている。マルチビュー復号装置860は、逆多重化部5、第1ピクチャ復号部6a、第2ピクチャ復号部6b及び共通メモリ7を備える。
逆多重化部5は、マルチビューの多重化ストリームをベースビューの符号化ストリーム及びノンベースビューの符号化ストリームに逆多重化する。第1ピクチャ復号部6aは、ベースビューの符号化ストリームから左眼ビューの画像を復号する。第2ピクチャ復号部6bは、ノンベースビューの符号化ストリームから右眼ビューの画像を復号する。共通メモリ7は、ビュー間で共通的に利用される情報を記憶する。
本開示に係る技術がインターレース符号化に適用される場合には、第1ピクチャ符号化部1aが1つのフレームを構成する2つのフィールドの一方を符号化して第1の符号化ストリームを生成し、第1ピクチャ復号部6aが当該第1の符号化ストリームを復号する。また、第2ピクチャ符号化部1bが他方のフィールドを符号化して第2の符号化ストリームを生成し、第2ピクチャ復号部6bが当該第2の符号化ストリームを復号する。
<7.応用例>
上述した実施形態に係る画像符号化装置10及び画像復号装置60は、衛星放送、ケーブルTVなどの有線放送、インターネット上での配信、及びセルラー通信による端末への配信などにおける送信機若しくは受信機、光ディスク、磁気ディスク及びフラッシュメモリなどの媒体に画像を記録する記録装置、又は、これら記憶媒体から画像を再生する再生装置などの様々な電子機器に応用され得る。以下、4つの応用例について説明する。
上述した実施形態に係る画像符号化装置10及び画像復号装置60は、衛星放送、ケーブルTVなどの有線放送、インターネット上での配信、及びセルラー通信による端末への配信などにおける送信機若しくは受信機、光ディスク、磁気ディスク及びフラッシュメモリなどの媒体に画像を記録する記録装置、又は、これら記憶媒体から画像を再生する再生装置などの様々な電子機器に応用され得る。以下、4つの応用例について説明する。
[7−1.第1の応用例]
図17は、上述した実施形態を適用したテレビジョン装置の概略的な構成の一例を示している。テレビジョン装置900は、アンテナ901、チューナ902、デマルチプレクサ903、デコーダ904、映像信号処理部905、表示部906、音声信号処理部907、スピーカ908、外部インタフェース909、制御部910、ユーザインタフェース911、及びバス912を備える。
図17は、上述した実施形態を適用したテレビジョン装置の概略的な構成の一例を示している。テレビジョン装置900は、アンテナ901、チューナ902、デマルチプレクサ903、デコーダ904、映像信号処理部905、表示部906、音声信号処理部907、スピーカ908、外部インタフェース909、制御部910、ユーザインタフェース911、及びバス912を備える。
チューナ902は、アンテナ901を介して受信される放送信号から所望のチャンネルの信号を抽出し、抽出した信号を復調する。そして、チューナ902は、復調により得られた符号化ビットストリームをデマルチプレクサ903へ出力する。即ち、チューナ902は、画像が符号化されている符号化ストリームを受信する、テレビジョン装置900における伝送手段としての役割を有する。
デマルチプレクサ903は、符号化ビットストリームから視聴対象の番組の映像ストリーム及び音声ストリームを分離し、分離した各ストリームをデコーダ904へ出力する。また、デマルチプレクサ903は、符号化ビットストリームからEPG(Electronic Program Guide)などの補助的なデータを抽出し、抽出したデータを制御部910に供給する。なお、デマルチプレクサ903は、符号化ビットストリームがスクランブルされている場合には、デスクランブルを行ってもよい。
デコーダ904は、デマルチプレクサ903から入力される映像ストリーム及び音声ストリームを復号する。そして、デコーダ904は、復号処理により生成される映像データを映像信号処理部905へ出力する。また、デコーダ904は、復号処理により生成される音声データを音声信号処理部907へ出力する。
映像信号処理部905は、デコーダ904から入力される映像データを再生し、表示部906に映像を表示させる。また、映像信号処理部905は、ネットワークを介して供給されるアプリケーション画面を表示部906に表示させてもよい。また、映像信号処理部905は、映像データについて、設定に応じて、例えばノイズ除去などの追加的な処理を行ってもよい。さらに、映像信号処理部905は、例えばメニュー、ボタン又はカーソルなどのGUI(Graphical User Interface)の画像を生成し、生成した画像を出力画像に重畳してもよい。
表示部906は、映像信号処理部905から供給される駆動信号により駆動され、表示デバイス(例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ又はOLEDなど)の映像面上に映像又は画像を表示する。
音声信号処理部907は、デコーダ904から入力される音声データについてD/A変換及び増幅などの再生処理を行い、スピーカ908から音声を出力させる。また、音声信号処理部907は、音声データについてノイズ除去などの追加的な処理を行ってもよい。
外部インタフェース909は、テレビジョン装置900と外部機器又はネットワークとを接続するためのインタフェースである。例えば、外部インタフェース909を介して受信される映像ストリーム又は音声ストリームが、デコーダ904により復号されてもよい。即ち、外部インタフェース909もまた、画像が符号化されている符号化ストリームを受信する、テレビジョン装置900における伝送手段としての役割を有する。
制御部910は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ、並びにRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などのメモリを有する。メモリは、CPUにより実行されるプログラム、プログラムデータ、EPGデータ、及びネットワークを介して取得されるデータなどを記憶する。メモリにより記憶されるプログラムは、例えば、テレビジョン装置900の起動時にCPUにより読み込まれ、実行される。CPUは、プログラムを実行することにより、例えばユーザインタフェース911から入力される操作信号に応じて、テレビジョン装置900の動作を制御する。
ユーザインタフェース911は、制御部910と接続される。ユーザインタフェース911は、例えば、ユーザがテレビジョン装置900を操作するためのボタン及びスイッチ、並びに遠隔制御信号の受信部などを有する。ユーザインタフェース911は、これら構成要素を介してユーザによる操作を検出して操作信号を生成し、生成した操作信号を制御部910へ出力する。
バス912は、チューナ902、デマルチプレクサ903、デコーダ904、映像信号処理部905、音声信号処理部907、外部インタフェース909及び制御部910を相互に接続する。
このように構成されたテレビジョン装置900において、デコーダ904は、上述した実施形態に係る画像復号装置60の機能を有する。それにより、テレビジョン装置900での画像のスケーラブル復号に際して、符号番号テーブルをより効率的に使用することができる。
[7−2.第2の応用例]
図18は、上述した実施形態を適用した携帯電話機の概略的な構成の一例を示している。携帯電話機920は、アンテナ921、通信部922、音声コーデック923、スピーカ924、マイクロホン925、カメラ部926、画像処理部927、多重分離部928、記録再生部929、表示部930、制御部931、操作部932、及びバス933を備える。
図18は、上述した実施形態を適用した携帯電話機の概略的な構成の一例を示している。携帯電話機920は、アンテナ921、通信部922、音声コーデック923、スピーカ924、マイクロホン925、カメラ部926、画像処理部927、多重分離部928、記録再生部929、表示部930、制御部931、操作部932、及びバス933を備える。
アンテナ921は、通信部922に接続される。スピーカ924及びマイクロホン925は、音声コーデック923に接続される。操作部932は、制御部931に接続される。バス933は、通信部922、音声コーデック923、カメラ部926、画像処理部927、多重分離部928、記録再生部929、表示部930、及び制御部931を相互に接続する。
携帯電話機920は、音声通話モード、データ通信モード、撮影モード及びテレビ電話モードを含む様々な動作モードで、音声信号の送受信、電子メール又は画像データの送受信、画像の撮像、及びデータの記録などの動作を行う。
音声通話モードにおいて、マイクロホン925により生成されるアナログ音声信号は、音声コーデック923に供給される。音声コーデック923は、アナログ音声信号を音声データへ変換し、変換された音声データをA/D変換し圧縮する。そして、音声コーデック923は、圧縮後の音声データを通信部922へ出力する。通信部922は、音声データを符号化及び変調し、送信信号を生成する。そして、通信部922は、生成した送信信号をアンテナ921を介して基地局(図示せず)へ送信する。また、通信部922は、アンテナ921を介して受信される無線信号を増幅し及び周波数変換し、受信信号を取得する。そして、通信部922は、受信信号を復調及び復号して音声データを生成し、生成した音声データを音声コーデック923へ出力する。音声コーデック923は、音声データを伸張し及びD/A変換し、アナログ音声信号を生成する。そして、音声コーデック923は、生成した音声信号をスピーカ924に供給して音声を出力させる。
また、データ通信モードにおいて、例えば、制御部931は、操作部932を介するユーザによる操作に応じて、電子メールを構成する文字データを生成する。また、制御部931は、文字を表示部930に表示させる。また、制御部931は、操作部932を介するユーザからの送信指示に応じて電子メールデータを生成し、生成した電子メールデータを通信部922へ出力する。通信部922は、電子メールデータを符号化及び変調し、送信信号を生成する。そして、通信部922は、生成した送信信号をアンテナ921を介して基地局(図示せず)へ送信する。また、通信部922は、アンテナ921を介して受信される無線信号を増幅し及び周波数変換し、受信信号を取得する。そして、通信部922は、受信信号を復調及び復号して電子メールデータを復元し、復元した電子メールデータを制御部931へ出力する。制御部931は、表示部930に電子メールの内容を表示させると共に、電子メールデータを記録再生部929の記憶媒体に記憶させる。
記録再生部929は、読み書き可能な任意の記憶媒体を有する。例えば、記憶媒体は、RAM又はフラッシュメモリなどの内蔵型の記憶媒体であってもよく、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、USBメモリ、又はメモリカードなどの外部装着型の記憶媒体であってもよい。
また、撮影モードにおいて、例えば、カメラ部926は、被写体を撮像して画像データを生成し、生成した画像データを画像処理部927へ出力する。画像処理部927は、カメラ部926から入力される画像データを符号化し、符号化ストリームを記録再生部929の記憶媒体に記憶させる。
また、テレビ電話モードにおいて、例えば、多重分離部928は、画像処理部927により符号化された映像ストリームと、音声コーデック923から入力される音声ストリームとを多重化し、多重化したストリームを通信部922へ出力する。通信部922は、ストリームを符号化及び変調し、送信信号を生成する。そして、通信部922は、生成した送信信号をアンテナ921を介して基地局(図示せず)へ送信する。また、通信部922は、アンテナ921を介して受信される無線信号を増幅し及び周波数変換し、受信信号を取得する。これら送信信号及び受信信号には、符号化ビットストリームが含まれ得る。そして、通信部922は、受信信号を復調及び復号してストリームを復元し、復元したストリームを多重分離部928へ出力する。多重分離部928は、入力されるストリームから映像ストリーム及び音声ストリームを分離し、映像ストリームを画像処理部927、音声ストリームを音声コーデック923へ出力する。画像処理部927は、映像ストリームを復号し、映像データを生成する。映像データは、表示部930に供給され、表示部930により一連の画像が表示される。音声コーデック923は、音声ストリームを伸張し及びD/A変換し、アナログ音声信号を生成する。そして、音声コーデック923は、生成した音声信号をスピーカ924に供給して音声を出力させる。
このように構成された携帯電話機920において、画像処理部927は、上述した実施形態に係る画像符号化装置10及び画像復号装置60の機能を有する。それにより、携帯電話機920での画像のスケーラブル符号化及び復号に際して、符号番号テーブルをより効率的に使用することができる。
[7−3.第3の応用例]
図19は、上述した実施形態を適用した記録再生装置の概略的な構成の一例を示している。記録再生装置940は、例えば、受信した放送番組の音声データ及び映像データを符号化して記録媒体に記録する。また、記録再生装置940は、例えば、他の装置から取得される音声データ及び映像データを符号化して記録媒体に記録してもよい。また、記録再生装置940は、例えば、ユーザの指示に応じて、記録媒体に記録されているデータをモニタ及びスピーカ上で再生する。このとき、記録再生装置940は、音声データ及び映像データを復号する。
[7−3.第3の応用例]
図19は、上述した実施形態を適用した記録再生装置の概略的な構成の一例を示している。記録再生装置940は、例えば、受信した放送番組の音声データ及び映像データを符号化して記録媒体に記録する。また、記録再生装置940は、例えば、他の装置から取得される音声データ及び映像データを符号化して記録媒体に記録してもよい。また、記録再生装置940は、例えば、ユーザの指示に応じて、記録媒体に記録されているデータをモニタ及びスピーカ上で再生する。このとき、記録再生装置940は、音声データ及び映像データを復号する。
記録再生装置940は、チューナ941、外部インタフェース942、エンコーダ943、HDD(Hard Disk Drive)944、ディスクドライブ945、セレクタ946、デコーダ947、OSD(On-Screen Display)948、制御部949、及びユーザインタフェース950を備える。
チューナ941は、アンテナ(図示せず)を介して受信される放送信号から所望のチャンネルの信号を抽出し、抽出した信号を復調する。そして、チューナ941は、復調により得られた符号化ビットストリームをセレクタ946へ出力する。即ち、チューナ941は、記録再生装置940における伝送手段としての役割を有する。
外部インタフェース942は、記録再生装置940と外部機器又はネットワークとを接続するためのインタフェースである。外部インタフェース942は、例えば、IEEE1394インタフェース、ネットワークインタフェース、USBインタフェース、又はフラッシュメモリインタフェースなどであってよい。例えば、外部インタフェース942を介して受信される映像データ及び音声データは、エンコーダ943へ入力される。即ち、外部インタフェース942は、記録再生装置940における伝送手段としての役割を有する。
エンコーダ943は、外部インタフェース942から入力される映像データ及び音声データが符号化されていない場合に、映像データ及び音声データを符号化する。そして、エンコーダ943は、符号化ビットストリームをセレクタ946へ出力する。
HDD944は、映像及び音声などのコンテンツデータが圧縮された符号化ビットストリーム、各種プログラム及びその他のデータを内部のハードディスクに記録する。また、HDD944は、映像及び音声の再生時に、これらデータをハードディスクから読み出す。
ディスクドライブ945は、装着されている記録媒体へのデータの記録及び読み出しを行う。ディスクドライブ945に装着される記録媒体は、例えばDVDディスク(DVD−Video、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW等)又はBlu−ray(登録商標)ディスクなどであってよい。
セレクタ946は、映像及び音声の記録時には、チューナ941又はエンコーダ943から入力される符号化ビットストリームを選択し、選択した符号化ビットストリームをHDD944又はディスクドライブ945へ出力する。また、セレクタ946は、映像及び音声の再生時には、HDD944又はディスクドライブ945から入力される符号化ビットストリームをデコーダ947へ出力する。
デコーダ947は、符号化ビットストリームを復号し、映像データ及び音声データを生成する。そして、デコーダ947は、生成した映像データをOSD948へ出力する。また、デコーダ904は、生成した音声データを外部のスピーカへ出力する。
OSD948は、デコーダ947から入力される映像データを再生し、映像を表示する。また、OSD948は、表示する映像に、例えばメニュー、ボタン又はカーソルなどのGUIの画像を重畳してもよい。
制御部949は、CPUなどのプロセッサ、並びにRAM及びROMなどのメモリを有する。メモリは、CPUにより実行されるプログラム、及びプログラムデータなどを記憶する。メモリにより記憶されるプログラムは、例えば、記録再生装置940の起動時にCPUにより読み込まれ、実行される。CPUは、プログラムを実行することにより、例えばユーザインタフェース950から入力される操作信号に応じて、記録再生装置940の動作を制御する。
ユーザインタフェース950は、制御部949と接続される。ユーザインタフェース950は、例えば、ユーザが記録再生装置940を操作するためのボタン及びスイッチ、並びに遠隔制御信号の受信部などを有する。ユーザインタフェース950は、これら構成要素を介してユーザによる操作を検出して操作信号を生成し、生成した操作信号を制御部949へ出力する。
このように構成された記録再生装置940において、エンコーダ943は、上述した実施形態に係る画像符号化装置10の機能を有する。また、デコーダ947は、上述した実施形態に係る画像復号装置60の機能を有する。それにより、記録再生装置940での画像のスケーラブル符号化及び復号に際して、符号番号テーブルをより効率的に使用することができる。
[7−4.第4の応用例]
図20は、上述した実施形態を適用した撮像装置の概略的な構成の一例を示している。撮像装置960は、被写体を撮像して画像を生成し、画像データを符号化して記録媒体に記録する。
図20は、上述した実施形態を適用した撮像装置の概略的な構成の一例を示している。撮像装置960は、被写体を撮像して画像を生成し、画像データを符号化して記録媒体に記録する。
撮像装置960は、光学ブロック961、撮像部962、信号処理部963、画像処理部964、表示部965、外部インタフェース966、メモリ967、メディアドライブ968、OSD969、制御部970、ユーザインタフェース971、及びバス972を備える。
光学ブロック961は、撮像部962に接続される。撮像部962は、信号処理部963に接続される。表示部965は、画像処理部964に接続される。ユーザインタフェース971は、制御部970に接続される。バス972は、画像処理部964、外部インタフェース966、メモリ967、メディアドライブ968、OSD969、及び制御部970を相互に接続する。
光学ブロック961は、フォーカスレンズ及び絞り機構などを有する。光学ブロック961は、被写体の光学像を撮像部962の撮像面に結像させる。撮像部962は、CCD又はCMOSなどのイメージセンサを有し、撮像面に結像した光学像を光電変換によって電気信号としての画像信号に変換する。そして、撮像部962は、画像信号を信号処理部963へ出力する。
信号処理部963は、撮像部962から入力される画像信号に対してニー補正、ガンマ補正、色補正などの種々のカメラ信号処理を行う。信号処理部963は、カメラ信号処理後の画像データを画像処理部964へ出力する。
画像処理部964は、信号処理部963から入力される画像データを符号化し、符号化データを生成する。そして、画像処理部964は、生成した符号化データを外部インタフェース966又はメディアドライブ968へ出力する。また、画像処理部964は、外部インタフェース966又はメディアドライブ968から入力される符号化データを復号し、画像データを生成する。そして、画像処理部964は、生成した画像データを表示部965へ出力する。また、画像処理部964は、信号処理部963から入力される画像データを表示部965へ出力して画像を表示させてもよい。また、画像処理部964は、OSD969から取得される表示用データを、表示部965へ出力する画像に重畳してもよい。
OSD969は、例えばメニュー、ボタン又はカーソルなどのGUIの画像を生成して、生成した画像を画像処理部964へ出力する。
外部インタフェース966は、例えばUSB入出力端子として構成される。外部インタフェース966は、例えば、画像の印刷時に、撮像装置960とプリンタとを接続する。また、外部インタフェース966には、必要に応じてドライブが接続される。ドライブには、例えば、磁気ディスク又は光ディスクなどのリムーバブルメディアが装着され、リムーバブルメディアから読み出されるプログラムが、撮像装置960にインストールされ得る。さらに、外部インタフェース966は、LAN又はインターネットなどのネットワークに接続されるネットワークインタフェースとして構成されてもよい。即ち、外部インタフェース966は、撮像装置960における伝送手段としての役割を有する。
メディアドライブ968に装着される記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、又は半導体メモリなどの、読み書き可能な任意のリムーバブルメディアであってよい。また、メディアドライブ968に記録媒体が固定的に装着され、例えば、内蔵型ハードディスクドライブ又はSSD(Solid State Drive)のような非可搬性の記憶部が構成されてもよい。
制御部970は、CPUなどのプロセッサ、並びにRAM及びROMなどのメモリを有する。メモリは、CPUにより実行されるプログラム、及びプログラムデータなどを記憶する。メモリにより記憶されるプログラムは、例えば、撮像装置960の起動時にCPUにより読み込まれ、実行される。CPUは、プログラムを実行することにより、例えばユーザインタフェース971から入力される操作信号に応じて、撮像装置960の動作を制御する。
ユーザインタフェース971は、制御部970と接続される。ユーザインタフェース971は、例えば、ユーザが撮像装置960を操作するためのボタン及びスイッチなどを有する。ユーザインタフェース971は、これら構成要素を介してユーザによる操作を検出して操作信号を生成し、生成した操作信号を制御部970へ出力する。
このように構成された撮像装置960において、画像処理部964は、上述した実施形態に係る画像符号化装置10及び画像復号装置60の機能を有する。それにより、撮像装置960での画像のスケーラブル符号化及び復号に際して、符号番号テーブルをより効率的に使用することができる。
<8.まとめ>
ここまで、図1〜図20を用いて、一実施形態に係る画像符号化装置10及び画像復号装置60について説明した。本実施形態によれば、複数ストリームが符号化される画像符号化方式において、複数の符号化ストリームを生成する際に共通的に参照される符号番号テーブルが導入される。それにより、符号番号テーブルの記憶に要するメモリリソースを節約することが可能となる。
ここまで、図1〜図20を用いて、一実施形態に係る画像符号化装置10及び画像復号装置60について説明した。本実施形態によれば、複数ストリームが符号化される画像符号化方式において、複数の符号化ストリームを生成する際に共通的に参照される符号番号テーブルが導入される。それにより、符号番号テーブルの記憶に要するメモリリソースを節約することが可能となる。
また、本実施形態によれば、上記共通の符号番号テーブルは、各シンタックス要素について、複数の符号化ストリームにわたって1回のみスワップされる。それにより、符号番号テーブルのスワップの回数も減少することから、プロセッサの負荷も軽減される。従って、エンコーダ及びデコーダのリソースをより効率的に使用することが可能となる。
また、本実施形態によれば、複数の符号化ストリームについての上記共通の符号番号テーブルを用いた変換処理及びスワップ処理は、予測単位ごとに同期して実行される。それにより、イントラ予測又はインター予測に関するシンタックス要素について、符号化ストリームごとに符号番号テーブルのインスタンスを保持することなく、上記共通の符号番号テーブルを参照することができる。
また、本実施形態によれば、上記共通の符号番号テーブルは、イントラ予測のための予測モード情報並びにインター予測のための予測モード情報及び参照画像情報のうち少なくとも1つを含むシンタックス要素について導入される。これら種類のシンタックス要素のインデックス値の出現の傾向は、画像の空間的相関及び時間的相関がピクチャ間で類似するケースでは、ある程度似通ったものとなる。従って、この場合、共通の符号番号テーブルを導入したとしても、複数のピクチャにわたって、インデックス値と符号語との間の適切なマッピング(より出現頻度の高いインデックス値がより短い符号語にマッピングされること)を維持することができる。
なお、本明細書では、イントラ予測に関する情報及びインター予測に関する情報が、符号化ストリームのヘッダに多重化されて、符号化側から復号側へ伝送される例について主に説明した。しかしながら、これら情報を伝送する手法はかかる例に限定されない。例えば、これら情報は、符号化ビットストリームに多重化されることなく、符号化ビットストリームと関連付けられた別個のデータとして伝送され又は記録されてもよい。ここで、「関連付ける」という用語は、ビットストリームに含まれる画像(スライス若しくはブロックなど、画像の一部であってもよい)と当該画像に対応する情報とを復号時にリンクさせ得るようにすることを意味する。即ち、情報は、画像(又はビットストリーム)とは別の伝送路上で伝送されてもよい。また、情報は、画像(又はビットストリーム)とは別の記録媒体(又は同一の記録媒体の別の記録エリア)に記録されてもよい。さらに、情報と画像(又はビットストリーム)とは、例えば、複数フレーム、1フレーム、又はフレーム内の一部分などの任意の単位で互いに関連付けられてよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換する第1変換部と、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換する第2変換部と、
を備える画像処理装置。
(2)
前記画像処理装置は、出現するインデックス値に応じて、前記符号番号テーブルのエントリをスワップするスワップ部、をさらに備える、前記(1)に記載の画像処理装置。
(3)
前記第1変換部による変換処理、前記第2変換部による変換処理及び前記スワップ部によるスワップ処理は、予測単位ごとに同期して実行される、前記(2)に記載の画像処理装置。
(4)
前記スワップ部による前記スワップ処理は、前記第1変換部による前記変換処理及び前記第2変換部による前記変換処理の後に1回実行される、前記(3)に記載の画像処理装置。
(5)
前記シンタックス要素は、イントラ予測のための予測モード情報並びにインター予測のための予測モード情報及び参照画像情報、のうち少なくとも1つを含む、前記(3)又は前記(4)に記載の画像処理装置。
(6)
前記第1のピクチャは、スケーラブル符号化される画像の第1のレイヤに相当し、
前記第2のピクチャは、前記第1のレイヤよりも上位の第2のレイヤに相当する、
前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(7)
前記第1のレイヤ及び前記第2のレイヤは、空間解像度、雑音比率又はビット深度が互いに異なる、前記(6)に記載の画像処理装置。
(8)
前記第1のピクチャは、立体表示される画像の右眼ビュー及び左眼ビューの一方に相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の右眼ビュー及び左眼ビューの他方に相当する、
前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(9)
前記第1のピクチャは、インターレース符号化される画像の第1のフィールドに相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の第2のフィールドに相当する、
前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(10)
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換することと、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換することと、
を含む画像処理方法。
(11)
エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャについて符号化される第1のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1の符号番号に変換する第1変換部と、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャについて符号化される第2のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2の符号番号に変換する第2変換部と、
を備える画像処理装置。
(12)
前記画像処理装置は、出現するインデックス値に応じて、前記符号番号テーブルのエントリをスワップするスワップ部、をさらに備える、前記(11)に記載の画像処理装置。
(13)
前記第1変換部による変換処理、前記第2変換部による変換処理及び前記スワップ部によるスワップ処理は、予測単位ごとに同期して実行される、前記(12)に記載の画像処理装置。
(14)
前記スワップ部による前記スワップ処理は、前記第1変換部による前記変換処理及び前記第2変換部による前記変換処理の後に1回実行される、前記(13)に記載の画像処理装置。
(15)
前記シンタックス要素は、イントラ予測のための予測モード情報並びにインター予測のための予測モード情報及び参照画像情報、のうち少なくとも1つを含む、前記(13)又は前記(14)に記載の画像処理装置。
(16)
前記第1のピクチャは、スケーラブル符号化される画像の第1のレイヤに相当し、
前記第2のピクチャは、前記第1のレイヤよりも上位の第2のレイヤに相当する、
前記(11)〜(15)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(17)
前記第1のレイヤ及び前記第2のレイヤは、空間解像度、雑音比率又はビット深度が互いに異なる、前記(16)に記載の画像処理装置。
(18)
前記第1のピクチャは、立体表示される画像の右眼ビュー及び左眼ビューの一方に相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の右眼ビュー及び左眼ビューの他方に相当する、
前記(11)〜(15)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(19)
前記第1のピクチャは、インターレース符号化される画像の第1のフィールドに相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の第2のフィールドに相当する、
前記(11)〜(15)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(20)
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャについて符号化される第1のインデックス値を、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを参照することにより第1の符号番号に変換することと、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャについて符号化される第2のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2の符号番号に変換することと、
を含む画像処理方法。
(1)
エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換する第1変換部と、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換する第2変換部と、
を備える画像処理装置。
(2)
前記画像処理装置は、出現するインデックス値に応じて、前記符号番号テーブルのエントリをスワップするスワップ部、をさらに備える、前記(1)に記載の画像処理装置。
(3)
前記第1変換部による変換処理、前記第2変換部による変換処理及び前記スワップ部によるスワップ処理は、予測単位ごとに同期して実行される、前記(2)に記載の画像処理装置。
(4)
前記スワップ部による前記スワップ処理は、前記第1変換部による前記変換処理及び前記第2変換部による前記変換処理の後に1回実行される、前記(3)に記載の画像処理装置。
(5)
前記シンタックス要素は、イントラ予測のための予測モード情報並びにインター予測のための予測モード情報及び参照画像情報、のうち少なくとも1つを含む、前記(3)又は前記(4)に記載の画像処理装置。
(6)
前記第1のピクチャは、スケーラブル符号化される画像の第1のレイヤに相当し、
前記第2のピクチャは、前記第1のレイヤよりも上位の第2のレイヤに相当する、
前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(7)
前記第1のレイヤ及び前記第2のレイヤは、空間解像度、雑音比率又はビット深度が互いに異なる、前記(6)に記載の画像処理装置。
(8)
前記第1のピクチャは、立体表示される画像の右眼ビュー及び左眼ビューの一方に相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の右眼ビュー及び左眼ビューの他方に相当する、
前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(9)
前記第1のピクチャは、インターレース符号化される画像の第1のフィールドに相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の第2のフィールドに相当する、
前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(10)
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換することと、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換することと、
を含む画像処理方法。
(11)
エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャについて符号化される第1のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1の符号番号に変換する第1変換部と、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャについて符号化される第2のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2の符号番号に変換する第2変換部と、
を備える画像処理装置。
(12)
前記画像処理装置は、出現するインデックス値に応じて、前記符号番号テーブルのエントリをスワップするスワップ部、をさらに備える、前記(11)に記載の画像処理装置。
(13)
前記第1変換部による変換処理、前記第2変換部による変換処理及び前記スワップ部によるスワップ処理は、予測単位ごとに同期して実行される、前記(12)に記載の画像処理装置。
(14)
前記スワップ部による前記スワップ処理は、前記第1変換部による前記変換処理及び前記第2変換部による前記変換処理の後に1回実行される、前記(13)に記載の画像処理装置。
(15)
前記シンタックス要素は、イントラ予測のための予測モード情報並びにインター予測のための予測モード情報及び参照画像情報、のうち少なくとも1つを含む、前記(13)又は前記(14)に記載の画像処理装置。
(16)
前記第1のピクチャは、スケーラブル符号化される画像の第1のレイヤに相当し、
前記第2のピクチャは、前記第1のレイヤよりも上位の第2のレイヤに相当する、
前記(11)〜(15)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(17)
前記第1のレイヤ及び前記第2のレイヤは、空間解像度、雑音比率又はビット深度が互いに異なる、前記(16)に記載の画像処理装置。
(18)
前記第1のピクチャは、立体表示される画像の右眼ビュー及び左眼ビューの一方に相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の右眼ビュー及び左眼ビューの他方に相当する、
前記(11)〜(15)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(19)
前記第1のピクチャは、インターレース符号化される画像の第1のフィールドに相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の第2のフィールドに相当する、
前記(11)〜(15)のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(20)
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャについて符号化される第1のインデックス値を、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを参照することにより第1の符号番号に変換することと、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャについて符号化される第2のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2の符号番号に変換することと、
を含む画像処理方法。
10,810 画像符号化装置(画像処理装置)
104 符号番号テーブル
112a 第1変換部
112b 第2変換部
114a スワップ部
60,860 画像復号装置(画像処理装置)
164 符号番号テーブル
170a 第1変換部
170b 第2変換部
174a スワップ部
104 符号番号テーブル
112a 第1変換部
112b 第2変換部
114a スワップ部
60,860 画像復号装置(画像処理装置)
164 符号番号テーブル
170a 第1変換部
170b 第2変換部
174a スワップ部
Claims (20)
- エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換する第1変換部と、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換する第2変換部と、
を備える画像処理装置。 - 前記画像処理装置は、出現するインデックス値に応じて、前記符号番号テーブルのエントリをスワップするスワップ部、をさらに備える、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記第1変換部による変換処理、前記第2変換部による変換処理及び前記スワップ部によるスワップ処理は、予測単位ごとに同期して実行される、請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記スワップ部による前記スワップ処理は、前記第1変換部による前記変換処理及び前記第2変換部による前記変換処理の後に1回実行される、請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記シンタックス要素は、イントラ予測のための予測モード情報並びにインター予測のための予測モード情報及び参照画像情報、のうち少なくとも1つを含む、請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記第1のピクチャは、スケーラブル符号化される画像の第1のレイヤに相当し、
前記第2のピクチャは、前記第1のレイヤよりも上位の第2のレイヤに相当する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第1のレイヤ及び前記第2のレイヤは、空間解像度、雑音比率又はビット深度が互いに異なる、請求項6に記載の画像処理装置。
- 前記第1のピクチャは、立体表示される画像の右眼ビュー及び左眼ビューの一方に相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の右眼ビュー及び左眼ビューの他方に相当する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第1のピクチャは、インターレース符号化される画像の第1のフィールドに相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の第2のフィールドに相当する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第1の符号番号を、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを参照することにより第1のインデックス値に変換することと、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャの符号化ストリームに含まれる符号語に関連付けられる第2の符号番号を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2のインデックス値に変換することと、
を含む画像処理方法。 - エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルと、
共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャについて符号化される第1のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第1の符号番号に変換する第1変換部と、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャについて符号化される第2のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2の符号番号に変換する第2変換部と、
を備える画像処理装置。 - 前記画像処理装置は、出現するインデックス値に応じて、前記符号番号テーブルのエントリをスワップするスワップ部、をさらに備える、請求項11に記載の画像処理装置。
- 前記第1変換部による変換処理、前記第2変換部による変換処理及び前記スワップ部によるスワップ処理は、予測単位ごとに同期して実行される、請求項12に記載の画像処理装置。
- 前記スワップ部による前記スワップ処理は、前記第1変換部による前記変換処理及び前記第2変換部による前記変換処理の後に1回実行される、請求項13に記載の画像処理装置。
- 前記シンタックス要素は、イントラ予測のための予測モード情報並びにインター予測のための予測モード情報及び参照画像情報、のうち少なくとも1つを含む、請求項13に記載の画像処理装置。
- 前記第1のピクチャは、スケーラブル符号化される画像の第1のレイヤに相当し、
前記第2のピクチャは、前記第1のレイヤよりも上位の第2のレイヤに相当する、
請求項11に記載の画像処理装置。 - 前記第1のレイヤ及び前記第2のレイヤは、空間解像度、雑音比率又はビット深度が互いに異なる、請求項16に記載の画像処理装置。
- 前記第1のピクチャは、立体表示される画像の右眼ビュー及び左眼ビューの一方に相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の右眼ビュー及び左眼ビューの他方に相当する、
請求項11に記載の画像処理装置。 - 前記第1のピクチャは、インターレース符号化される画像の第1のフィールドに相当し、
前記第2のピクチャは、前記画像の第2のフィールドに相当する、
請求項11に記載の画像処理装置。 - 共通するシーンに対応する2つ以上のピクチャのうちの第1のピクチャについて符号化される第1のインデックス値を、エントロピー符号化において使用される符号番号とシンタックス要素のインデックス値との組を保持する符号番号テーブルを参照することにより第1の符号番号に変換することと、
前記2つ以上のピクチャのうちの第2のピクチャについて符号化される第2のインデックス値を、前記符号番号テーブルを参照することにより第2の符号番号に変換することと、
を含む画像処理方法。
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