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JP2013125291A - 情報処理システム及び情報入力方法 - Google Patents

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JP2013125291A
JP2013125291A JP2011271970A JP2011271970A JP2013125291A JP 2013125291 A JP2013125291 A JP 2013125291A JP 2011271970 A JP2011271970 A JP 2011271970A JP 2011271970 A JP2011271970 A JP 2011271970A JP 2013125291 A JP2013125291 A JP 2013125291A
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Hiroyuki Toba
弘之 鳥羽
Takahisa Arai
貴久 荒井
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

【課題】操作時にユーザの指や手が表示画像の一部を隠すことがない、ユーザビリティの高い情報処理システムを提供する。
【解決手段】タブレット端末と携帯端末との接続時、携帯端末は、該携帯端末に画像を表示するための表示データをタブレット端末へ送信して画像を表示させると共に、表示部による画像表示を停止してタッチパネルをタブレット端末で表示している画像のスクロール、ドラッグ、ズーム等を可能にするタッチパッドとして利用可能にする。
【選択図】図1(b)

Description

本発明は、携帯端末とタブレット型のパーソナルコンピュータ(以下、タブレット端末と称す)とを備えた情報処理システム及びその情報入力方法に関する。
近年、電話機能と情報処理機能とを備えた、いわゆるスマートフォンと呼ばれる高機能な携帯端末が普及してきている。スマートフォンは、小型、軽量であり、携帯し易い利点があるが、例えばテレビジョン放送や動画像を視聴する等、より大きい画面を利用したい場合がある。
その場合、スマートフォンを、該スマートフォンよりも画面サイズが大きい、例えば据え置き型、ノート型、タブレット型等のパーソナルコンピュータ、あるいはテレビジョン受像機と接続し、スマートフォンの表示画像をそれらの外部装置の画面に表示させることが考えられる。
携帯端末の情報をより画面が大きい他の機器に表示することは、例えば特許文献1〜3にも記載されている。特許文献1では、携帯端末で表示する画像を外部表示デバイスに拡大表示させると共に、該携帯端末を入力デバイス(マウス)としても使用することが記載されている。特許文献2では、携帯端末をBluetooth(登録商標)等の周知の近距離無線インタフェースを介してコンピュータと接続することで、携帯端末の情報をコンピュータが備える表示装置に表示したり、コンピュータが備えるキーボードを用いて携帯端末へ情報を入力したりすることが記載されている。
また、特許文献3には、ノート型のパーソナルコンピュータに、携帯型のコンピュータ(例えばPDA(Personal Data AssistanceまたはPersonal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器))を接続することで、該携帯型のコンピュータの情報をノート型のパーソナルコンピュータに表示すると共に、該携帯型のコンピュータをノート型のパーソナルコンピュータの入出力装置として利用することが記載されている。
特開2010−165289号公報 特開2010−182002号公報 特開2001−142563号公報
例えば上述したタブレット端末あるいはスマートフォンは表示部上にタッチパネルが設置され、該タッチパネルを用いた各種の情報や指示等が入力可能な構成が一般的である。
このようなタッチパネルを用いて情報や指示等を入力する構成では、指でタッチ操作を行う際、特にスクロール操作、ドラッグ操作、ズーム操作等では、操作時のユーザの手や指が表示された画像の一部を隠すことになるため、操作がうまくできない場合がある。上述した特許文献1〜3はタッチパネルが設置された機器に対する操作時の問題を想定した構成ではない。
本発明は上述したような背景技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、操作時にユーザの指や手が表示画像の一部を隠すことがない、ユーザビリティの高い情報処理システム及びその情報入力方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の情報処理システムは、第1の表示部、前記第1の表示部上に設置される情報を入力するための第1のタッチパネル及び外部機器と情報の送受信を可能に接続するインタフェースを備えた携帯端末と、
前記携帯端末と情報の送受信を可能に接続する前記インタフェース、前記携帯端末よりも画面サイズが大きい第2の表示部及び前記第2の表示部上に設置される情報を入力するための第2のタッチパネルを備えたタブレット端末と、
を有し、
前記携帯端末は、
前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部による画像表示を停止し、前記第1の表示部に画像を表示するための表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該表示データに基づく画像を表示させ、
前記第1のタッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、該操作内容にしたがって前記第2の表示部に表示させる画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該遷移後の表示データに基づく画像を表示させる構成である。
または、第1の表示部、前記第1の表示部上に設置される情報を入力するための第1のタッチパネル及び外部機器と情報の送受信を可能に接続するインタフェースを備えた携帯端末と、
前記携帯端末と情報の送受信を可能に接続する前記インタフェース、前記携帯端末よりも画面サイズが大きい第2の表示部及び前記第2の表示部上に設置される情報を入力するための第2のタッチパネルを備えたタブレット端末と、
を有し、
前記携帯端末は、
前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部による画像表示を維持しつつ、前記第1の表示部に画像を表示するための表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該表示データに基づく画像を表示させ、
前記第1のタッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、該操作内容にしたがって前記第1の表示部に表示する画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該遷移後の表示データに基づく画像を表示させる構成である。
一方、本発明の情報入力方法は、第1の表示部、前記第1の表示部上に設置される情報を入力するための第1のタッチパネル及び外部機器と情報の送受信を可能に接続するインタフェースを備えた携帯端末と、
前記携帯端末と情報の送受信を可能に接続する前記インタフェース、前記携帯端末よりも画面サイズが大きい第2の表示部及び前記第2の表示部上に設置される情報を入力するための第2のタッチパネルを備えたタブレット端末と、
を有する情報処理システムの情報入力方法であって、
前記携帯端末が、
前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部による画像表示を停止し、前記第1の表示部に画像を表示するための表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該表示データに基づく画像を表示させ、
前記第1のタッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、該操作内容にしたがって前記第2の表示部に表示させる画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該遷移後の表示データに基づく画像を表示させる方法である。
または、第1の表示部、前記第1の表示部上に設置される情報を入力するための第1のタッチパネル及び外部機器と情報の送受信を可能に接続するインタフェースを備えた携帯端末と、
前記携帯端末と情報の送受信を可能に接続する前記インタフェース、前記携帯端末よりも画面サイズが大きい第2の表示部及び前記第2の表示部上に設置される情報を入力するための第2のタッチパネルを備えたタブレット端末と、
を有する情報処理システムの情報入力方法であって、
前記携帯端末が、
前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部による画像表示を維持しつつ、前記第1の表示部に画像を表示するための表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該表示データに基づく画像を表示させ、
前記第1のタッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、該操作内容にしたがって前記第1の表示部に表示する画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該遷移後の表示データに基づく画像を表示させる方法である。
本発明によれば、操作時にユーザの指や手が表示画像の一部を隠すことがない、ユーザビリティの高い情報処理システムが得られる。
本発明の情報処理システムの一構成例を示す平面図である。 本発明の情報処理システムの一構成例を示す平面図である。 図1(a)及び(b)に示した携帯端末の一構成例を示すブロック図である。 図1(a)及び(b)に示したタブレット端末の一構成例を示すブロック図である。 図1(a)及び(b)に示した情報処理システムの処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1(a)及び(b)に示した情報処理システムの処理手順の他の例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理システムの他の構成例を示す平面図である。
次に本発明について図面を用いて説明する。
図1(a)及び(b)は、本発明の情報処理システムの一構成例を示す平面図である。図1(a)は携帯端末とタブレット端末の接続前の様子を示し、図1(b)は携帯端末とタブレット端末の接続後の様子を示している。
図1(a)に示すように、本実施形態の情報処理システムは、表示部(第1の表示部)及びタッチパネル(第1のタッチパネル)や入力キー等の入力部を備えた携帯端末100と、携帯端末100よりも画面サイズが大きい表示部(第2の表示部)及びタッチパネル(第2のタッチパネル)や入力キー等の入力部を備えたタブレット端末200を有する。
携帯端末100としては、例えば周知の電話機の機能とPDAの機能をそれぞれ備えた、スマートフォンと呼ばれる携帯電話機がある。
図1(a)に示すように、タブレット端末200は、携帯端末100を挿抜可能に収納する収納部を備え、該収納部に携帯端末100を図の矢印方向に挿入することで、該携帯端末100との接続を可能にするインタフェースを備えた構成である。タブレット端末200に対する携帯端末100の収納時、携帯端末100とタブレット端末200とは該インタフェースを介して各種のデータが送受信可能になる。携帯端末100とタブレット端末200とを接続するインタフェースとしては、例えば映像や音声を送受信するためのHDMI(High-Definition Multimedia Interface)や外部機器とデータを送受信するためのUSB(Universal Serial Bus)等の周知のインタフェース方式、あるいは専用のインタフェース回路がある。
図1(b)は、図1(a)に示した携帯端末とタブレット端末とを一体化した様子を示す模式図である。
図1(b)に示すように、本実施形態の情報処理システムは、携帯端末100をタブレット端末200の収納部に挿入することで、携帯端末100とタブレット端末200とが一体化された構成である。タブレット端末200の収納部には、携帯端末100の固定位置で表示面が露出するように切り欠きが設けられている。上述したように携帯端末100の表示面には周知のタッチパネルが設置されている。本実施形態では、タブレット端末200に対する携帯端末100の収納時、この携帯端末100のタッチパネルを、ユーザが各種の情報等を入力するための、例えばタッチパッド(入力装置)として用いる。タブレット端末200には、上記タッチパネルが設置された表示部と共に、メニュー、ホーム、クリア等の各種の指示入力が可能なハードウェアによる入力ボタン301を備えている。
図1(b)に示す情報処理システムは、タブレット端末200の長辺と携帯端末100の長辺とが同一方向を向くように、携帯端末100がタブレット端末200に収納されて固定される。そのため、携帯端末100が備える加速度センサ(図2(a)参照)とタブレット端末200が備える加速度センサ(図2(b)参照)で検出されるそれぞれの機器の傾きは同一であり、携帯端末100は、表示する画像を回転させることなくタブレット端末200に表示させることができる。
ユーザは、図1(b)に示す携帯端末100上のタッチパネルを用いて、タブレット端末200に表示された画像に対する、タップ、ドラッグ、フリック(表示画像のスクロール)、ズーム(表示画像の拡大、縮小)等の周知のタッチパッドとしての操作が可能になる。
図2(a)は、図1(a)及び(b)に示した携帯端末の一構成例を示すブロック図である。
図2(a)に示すように、本実施形態の携帯端末100は、CPU110、ROM111、作業用メモリ112、不揮発メモリ113、無線機送受信部114、LED部115、外部インタフェース部116、キー入力部117、キーバックライト118、表示制御部119、マイクロフォン121、スピーカ122、レシーバ123、近距離無線送受信部124、電源制御部125及び加速度センサ126を備え、それらがバス130を介して互いに接続された構成である。表示制御部119には表示部120が接続され、電源制御125には携帯端末100に所要の電力を供給する主電源である二次電池(不図示)が接続され、外部インタフェース部116には図1(a)及び(b)に示したタブレット端末200が接続される。
ROM(Read Only Memory)111は、CPU110によって各種の処理を実行するための制御用プログラムが格納された不揮発性のメモリである。CPU110は、ROM111に格納された制御用プログラムにしたがって処理を実行することで、例えば周知のスマートフォンとしての機能を実現すると共に、本発明の情報処理システムが備える、後述する携帯端末100の処理を実現する。ROM111には、音声着信時等に用いられる各種メロディを鳴音するための固定音楽データ等も格納される。
作業用メモリ112は、CPU10による制御用プログラムにしたがった処理で必要なデータを一時的に保持する。作業用メモリ112には、例えばRAM(Random Access Memory)が用いられる。
不揮発メモリ113は、電話帳データ、各種設定値、ユーザーデータ等が格納される、記憶内容が書き換え可能な不揮発性のメモリである。
無線機送受信部114は、無線通信により音声や画像等の各種データを送受信するための周知の無線回路である。
LED部115は、例えば異なる色で発光する複数のLED(Light Emitting Diode)を備え、各LEDの点滅パターン等を変更することで着信や電子メールの受信等をユーザへ通知するために用いられる電子部品である。
外部インタフェース部116は、USBやHDMI等に対応したコネクタを備え、各種の外部機器とデータの送受信が可能に接続するインタフェースである。外部インタフェース部116には、上述したように図1(a)及び(b)に示したタブレット端末200と接続するためのインタフェースも含む。
表示部120は、CPU110から供給される画像情報や映像信号にしたがって画像を表示する、液晶ディスプレイや有機ELパネル等である。表示部120の表示面上には、表示された画像に基づいて、文字、数字、記号等の情報を携帯端末100に入力するためのタッチパネルが設置されている。
表示制御部119は、表示部120に画像や映像を表示させるための制御を行う制御回路である。
キー入力部117は、電源のON/OFFや各種設定に必要なハードウェアによる入力キー、あるいはタッチパネル等を用いてユーザが入力した、文字、数字、記号、指示等の情報を受け付ける入力回路である。
キーバックライト118は、入力キーの照光やイルミネーションを実現する発光部である。キーバックライト118は複数色の発光が可能である。
マイクロフォン121、スピーカ122、レシーバ123は、携帯端末100を電話機として利用する際に使用される音声通話用の音響部品である。送話者の音声はマイクロフォン121により入力され、相手話者の音声はスピーカ122またはレシーバ123から出力される。
近距離無線送受信部124は、Bluetooth(登録商標)等の周知の近距離無線インタフェースに対応した無線機器と無線通信によりデータを送受信するためのインタフェース回路である。
電源制御部125は、携帯端末100に対する二次電池(不図示)からの電源供給を制御する。
加速度センサ126は、携帯端末100の傾きや動きに応じた値を出力するセンサであり、表示画面の上下方向を決定するために使用される。加速度センサ126には、周知の機械式、光学式、半導体式のいずれのセンサを用いてもよい。
図2(b)は、図1(a)及び(b)に示したタブレット端末の一構成例を示すブロック図である。
図2(b)に示すように、本実施形態のタブレット端末200は、CPU210、ROM211、作業用メモリ212、不揮発メモリ213、外部インタフェース部214、キー入力部215、表示制御部216、スピーカ218、近距離無線送受信部219、電源制御部220及び加速度センサ221を備え、それらがバス230を介して互いに接続された構成である。表示制御部216には表示部217が接続され、電源制御部220にはタブレット端末200に所要の電力を供給する主電源である二次電池(不図示)が接続され、外部インタフェース部214には、例えば図2(a)に示した携帯端末100が接続される。
ROM211は、CPU210によって各種の処理を実行するための制御用プログラムが格納された不揮発性のメモリである。CPU210は、ROM211に格納された制御用プログラムにしたがって処理を実行することで、周知のタブレット端末としての機能を実現すると共に、後述する本発明の情報処理システムが備えるタブレット端末200の処理を実現する。
作業用メモリ212は、CPU210による制御用プログラムにしたがった処理で必要なデータを一時的に保持する。作業用メモリ212には、例えばRAMが用いられる。
不揮発メモリ213は、各種設定値、ユーザーデータ等が格納される、記憶内容が書き換え可能な不揮発性のメモリである。
外部インタフェース部214は、外部機器と接続するためのUSBや画像や音声等を送受信するHDMI等に対応したコネクタを備え、様々な機器との接続を可能にする。タブレット端末200は、図2に示した携帯端末100と外部インタフェース部214を介して接続される。なお、外部インタフェース部214には、上述したように図2(a)に示した携帯端末100と接続するための専用のインタフェース回路を備えていてもよい。
表示部217は、CPU210から供給される画像情報や映像信号にしたがって画像を表示する、液晶ディスプレイや有機ELパネル等である。表示部217の表示面上には、表示された画像に基づいて、文字、数字、記号等の情報をタブレット端末200に入力するためのタッチパネルが設置されていてもよい。
表示制御部216は、表示部217に画像や映像を表示させるための制御を行う制御回路である。
キー入力部215は、電源のON/OFFや各種設定に必要なハードウェアによる入力キー、あるいはタッチパネル等を用いてユーザが入力した、文字、数字、記号、指示等の情報を受け付ける入力回路である。
近距離無線送受信部219は、Bluetooth(登録商標)等の周知の近距離無線インタフェースに対応した無線機器と無線通信によりデータを送受信するためのインタフェース回路である。
電源制御部220は、タブレット端末200に対する二次電池(不図示)からの電源供給を制御する。
加速度センサ221は、タブレット端末200の傾きや動きに応じた値を出力するセンサであり、表示画面の上下方向を決定するために使用される。加速度センサ221には、周知の機械式、光学式、半導体式のいずれのセンサを用いてもよい。
図2(b)は、電話機能を備えていないタブレット端末200の構成例を示しているが、タブレット端末200には、図2(a)に示した携帯端末100と同様に無線機送受信部114、マイクロフォン121、レシーバ123等を有することで電話機能を備えていてもよい。
図3は、図1(a)及び(b)に示した情報処理システムの処理手順の一例を示すフローチャートである。図3は、携帯端末100とタブレット端末200の接続時における、携帯端末100の処理例を示している。
図3に示すように、携帯端末100は、例えば待ち受け状態において、タブレット端末200と接続されているか否かを判定する(ステップS11)。タブレット端末200が接続されていない場合はステップS11の処理を繰り返す。
タブレット端末200と接続されている場合、携帯端末100は、タブレット端末200へ自装置で表示すべき表示データを送信し、タブレット端末200に該表示データによる画像を表示させる(ステップS12)。このとき、タブレット端末200には、例えば携帯端末100の表示画像を拡大して表示させてもよい。
次に、携帯端末100は、表示部120上のタッチパネルをタッチパッドとして利用できるように、表示部120による表示を停止する(ステップS13)。このとき、携帯端末100は表示部120全体を黒色で表示してもよい(黒画面に設定してもよい)。表示部120による表示を停止すれば、携帯端末100の消費電力を低減できる。
続いて、携帯端末100は、表示部120上のタッチパネルをタッチパッドとして使用するための、タッチパッド専用の動作モードに切り替える(ステップS14)。タッチパッド専用の動作モード時、携帯端末100は、表示部120に何も表示しないため、表示部120に表示されたアイコン画像へタッチする等の、ユーザによる表示対象への操作入力の受付を停止し、タップ、ドラッグ、フリック、ズーム等の周知のタッチパッドとしての入力操作のみ受け付ける。なお、携帯端末100には、タブレット端末200に表示されたアイコン等の画像に対するタッチ、ドラッグ、フリック、ズーム等を可能にする、例えば周知のタッチポインタを表示してもよく、該タッチポインタを用いたユーザによる指示入力を受け付けてもよい。
以降、携帯端末100は、ユーザがタッチパネルをタッチパッドとして用いて入力操作すると、その操作内容にしたがってタブレット端末200に表示させる画像を遷移させると共に、遷移後の画像の表示データをタブレット端末200へ送信する(ステップS15)。タブレット端末200は該表示データにしたがって遷移後の画像を表示する。
次に、携帯端末100は、ユーザによるタブレット端末200からの切り離しが指示されたか否かを判定する(ステップS16)。タブレット端末200との切り離しが指示されていない場合、携帯端末100はステップS15からの処理を繰り返す。
タブレット端末200との切り離しが指示された場合、携帯端末100は、タブレット端末200に対する表示データの送信を停止し(ステップS17)、自装置単体による通常の動作モードへ移行して(ステップS18)、表示部120に自装置で表示すべき画像を表示する。その後、ステップS11の処理へ戻る。
図4は、図1(a)及び(b)に示した情報処理システムの処理手順の他の例を示すフローチャートである。図4は、携帯端末100とタブレット端末200の接続時における、携帯端末100の処理例を示している。
図3に示した処理手順では、携帯端末100は、タブレット端末200との接続を検出すると、表示部120による表示を停止する、または黒画面に設定する例を示した。図4に示す処理は、タブレット端末200との接続後も携帯端末100の画像表示を維持する例である。
図4に示すように、携帯端末100は、例えば待ち受け状態において、タブレット端末200と接続されているか否かを判定する(ステップS21)。タブレット端末200が接続されていない場合はステップS21の処理を繰り返す。
タブレット端末200と接続されている場合、携帯端末100は、自装置の表示部120による画像表示を維持しつつ、タブレット端末200にも自装置で表示する表示データを送信し、タブレット端末200に該表示データによる画像を表示させる(ステップS22)。このとき、携帯端末100及びタブレット端末200には同様の画像が表示される。タブレット端末200には、携帯端末100の表示画面を拡大して表示してもよい。
以降、携帯端末100は、タッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、その操作内容にしたがって表示画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データをタブレット端末200へ送信する(ステップS23)。このとき、タブレット端末200には携帯端末100と同様に遷移する画像が表示される。
なお、タブレット端末200がタッチパネルを備えている場合、タブレット端末200は、該タッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、その操作内容にしたがって表示画像を遷移させると共に、該表示データを携帯端末100へ送信し、携帯端末100にタブレット端末200と同様の画像を表示させてもよい。このとき、ユーザの入力操作に対応する画像の遷移処理は、タブレット端末200が実行して、その結果を携帯端末100に表示させてもよく、携帯端末100が実行して、その結果をタブレット端末200に表示させてもよい。ユーザの入力操作を携帯端末100が実行する場合、タブレット端末200は、ユーザが操作した入力データを携帯端末100へ送信し、携帯端末100から返送される、該入力データに対応した遷移後の表示データにしたがって画像を表示すればよい。
次に、携帯端末100は、ユーザによるタブレット端末200からの切り離しが指示されたか否かを判定する(ステップS24)。タブレット端末200との切り離しが指示されていない場合は、ステップS23からの処理を繰り返す。
タブレット端末200との切り離しが指示された場合、携帯端末100は、タブレット端末200に対する表示データの送信を停止し(ステップS25)、自装置単体による通常の動作モードに移行する(ステップS26)。その後、ステップS21の処理へ戻る。
なお、図1(b)では、タブレット端末200が携帯端末100を収納することで携帯端末100とタブレット端末200とが一体化される構成例を示しているが、本発明は、携帯端末100とタブレット端末200とが互いにデータの送受信が可能に接続されていれば、どのような構成にも適用可能である。例えば図5に示すように携帯端末100とタブレット端末200とをケーブル401を用いて有線接続した構成にも適用可能であり、Bluetooth(登録商標)等の周知の近距離無線インタフェースで無線接続した構成にも適用可能である。
但し、有線接続または無線接続された構成では、携帯端末100がアプリケーションプログラム等にしたがって、加速度センサ126の出力値にしたがって表示画像を変更(横画面表示または縦画面表示)すると、タブレット端末200の傾きに関係なく、横画面または縦画面が表示されてしまうことがある。したがって、携帯端末100とタブレット端末200とを有線接続または無線接続する場合、携帯端末100は、タブレット端末200の加速度センサの出力値に基づいて、横画面用または縦画面用の表示データをタブレット端末200へ送信すればよい。タブレット端末200の加速度センサの出力値は、携帯端末100からタブレット端末200へ要求することで取得してもよく、タブレット端末200が携帯端末100の接続を検出した時点で該携帯端末100へ送信してもよい。なお、横画面とは、携帯端末100やタブレット端末200の長辺が水平方向を向いているときに表示する画面を指し、縦画面とは、携帯端末100やタブレット端末200の短辺が水平方向を向いているときに表示する画面を指す。
本実施形態の情報処理システムによれば、携帯端末100とタブレット端末200との接続時に、携帯端末100の表示画像のデータをタブレット端末200に送信して表示させると共に、携帯端末100のタッチパネルをタッチパッドとして使用可能にすることで、例えばタブレット端末200に表示された画像をスクロールさせる際に、ユーザは表示画像の一部を自身の手や指等で隠すことなく操作できる。したがって、操作時にユーザの指や手が表示画像の一部を隠すことがない、ユーザビリティの高い情報処理システムが得られる。
100 携帯端末
110、210 CPU
111、211 ROM
112、212 作業用メモリ
113、213 不揮発メモリ
114 無線機送受信部
115 LED部
116、214 外部インタフェース部
117、215 キー入力部
118 キーバックライト
119、216 表示制御部
120、217 表示部
121 マイクロフォン
122、218 スピーカ
123 レシーバ
124、219 近距離無線送受信部
125、220 電源制御部
126、221 加速度センサ
130、230 バス
200 タブレット端末
301 入力ボタン
401 ケーブル

Claims (6)

  1. 第1の表示部、前記第1の表示部上に設置される情報を入力するための第1のタッチパネル及び外部機器と情報の送受信を可能に接続するインタフェースを備えた携帯端末と、
    前記携帯端末と情報の送受信を可能に接続する前記インタフェース、前記携帯端末よりも画面サイズが大きい第2の表示部及び前記第2の表示部上に設置される情報を入力するための第2のタッチパネルを備えたタブレット端末と、
    を有し、
    前記携帯端末は、
    前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部による画像表示を停止し、前記第1の表示部に画像を表示するための表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該表示データに基づく画像を表示させ、
    前記第1のタッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、該操作内容にしたがって前記第2の表示部に表示させる画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該遷移後の表示データに基づく画像を表示させる情報処理システム。
  2. 前記携帯端末は、
    前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部を黒画面に設定する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 第1の表示部、前記第1の表示部上に設置される情報を入力するための第1のタッチパネル及び外部機器と情報の送受信を可能に接続するインタフェースを備えた携帯端末と、
    前記携帯端末と情報の送受信を可能に接続する前記インタフェース、前記携帯端末よりも画面サイズが大きい第2の表示部及び前記第2の表示部上に設置される情報を入力するための第2のタッチパネルを備えたタブレット端末と、
    を有し、
    前記携帯端末は、
    前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部による画像表示を維持しつつ、前記第1の表示部に画像を表示するための表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該表示データに基づく画像を表示させ、
    前記第1のタッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、該操作内容にしたがって前記第1の表示部に表示する画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該遷移後の表示データに基づく画像を表示させる情報処理システム。
  4. 第1の表示部、前記第1の表示部上に設置される情報を入力するための第1のタッチパネル及び外部機器と情報の送受信を可能に接続するインタフェースを備えた携帯端末と、
    前記携帯端末と情報の送受信を可能に接続する前記インタフェース、前記携帯端末よりも画面サイズが大きい第2の表示部及び前記第2の表示部上に設置される情報を入力するための第2のタッチパネルを備えたタブレット端末と、
    を有する情報処理システムの情報入力方法であって、
    前記携帯端末が、
    前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部による画像表示を停止し、前記第1の表示部に画像を表示するための表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該表示データに基づく画像を表示させ、
    前記第1のタッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、該操作内容にしたがって前記第2の表示部に表示させる画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該遷移後の表示データに基づく画像を表示させる情報入力方法。
  5. 前記携帯端末が、
    前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部を黒画面に設定する請求項4記載の情報入力方法。
  6. 第1の表示部、前記第1の表示部上に設置される情報を入力するための第1のタッチパネル及び外部機器と情報の送受信を可能に接続するインタフェースを備えた携帯端末と、
    前記携帯端末と情報の送受信を可能に接続する前記インタフェース、前記携帯端末よりも画面サイズが大きい第2の表示部及び前記第2の表示部上に設置される情報を入力するための第2のタッチパネルを備えたタブレット端末と、
    を有する情報処理システムの情報入力方法であって、
    前記携帯端末が、
    前記インタフェースを介した前記タブレット端末との接続時、前記第1の表示部による画像表示を維持しつつ、前記第1の表示部に画像を表示するための表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該表示データに基づく画像を表示させ、
    前記第1のタッチパネルを用いたユーザによる入力操作を受け付けると、該操作内容にしたがって前記第1の表示部に表示する画像を遷移させると共に、該遷移後の表示データを前記タブレット端末へ送信し、前記タブレット端末に該遷移後の表示データに基づく画像を表示させる情報入力方法。
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