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JP2013124746A - サスペンション用ブッシュ - Google Patents

サスペンション用ブッシュ Download PDF

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JP2013124746A
JP2013124746A JP2011274870A JP2011274870A JP2013124746A JP 2013124746 A JP2013124746 A JP 2013124746A JP 2011274870 A JP2011274870 A JP 2011274870A JP 2011274870 A JP2011274870 A JP 2011274870A JP 2013124746 A JP2013124746 A JP 2013124746A
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cylinder
bush
outer cylinder
periphery
suspension
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JP2011274870A
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Inventor
Ryo Kamitori
亮 神鳥
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Mercedes Benz Group AG
Original Assignee
Daimler AG
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Publication date
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Abstract

【課題】簡素な構造のサスペンション用ブッシュを提供する。
【解決手段】金属で形成された内筒11と、弾性材料で形成された外筒15と、内筒11と外筒15との間に介装され潤滑剤を含有した樹脂で形成された中間筒14と、中間筒14と外筒15との相対回転を規制する嵌合部14a,15aとを有し、嵌合部14a,15aは中間筒14の外周と外筒15の内周とに形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、サスペンション用のすべりブッシュに関するものである。
車両には、サスペンションにブッシュを適用したものがある。
図4は、車両に装備されたダブルウィッシュボーン式サスペンションのスイング式のサスペンションアーム1を示す斜視図であり、図4に示すように、サスペンションアーム1は、図中左側の前後一対の車体側取付部1aと図中右側の車輪側取付部1bとを有する。なお、このサスペンションアーム1はアッパアームを示すが、略同様な構造でサスペンションアーム1の下方にロアアームが装備される。
各車体側取付部1aには、ブッシュを取付けるための取付穴2が形成されている。
車輪側取付部1bの下方にアップライト(車軸やハブを含む)5の上端が接続され、このアップライト5の下端にはロアアームの車輪側取付部が接続され、アップライト5には車輪が回転自在に支持される。
ブッシュは、取付穴2に圧入等により配設され、図示しないサイドフレームに接続されたサスペンションメンバに接続される。
このブッシュは、金属製の内筒と外筒との間にゴムを圧入又は加硫接着したもので、サスペンションアーム1を図示しないサスペンションメンバに取付ける際に、車体側取付部1aに圧入される。
かかる構成により、ブッシュは、サスペンション機構の位置決めや上下動に対する追従する機能、サスペンション機構を介して車輪からの入力を緩衝し防振する機能を有する。
このようなブッシュの構造が、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示のブッシュ100は、図5に示すように、内側に回転軸部材200を挿通される第1筒状金具110と、サスペンションアームの車体側取付部に嵌合される第2筒状金具120と、第1筒状金具110と第2筒状金具120との間に介装されるゴム弾性体150とを有する。
この技術は、第2筒状金具120に圧入されるゴム弾性体150の一部の外径を車体側取付部の内径よりも大きくすることでゴム弾性体150の圧入率を高めることにより、車体側取付部から大きな荷重を受けてゴム弾性体150の捩れ角が大きくなっても、ゴム弾性体150と第2筒状金具120との間の滑りを抑制し、ゴム弾性体150の耐久性を確保することができるものである。
特開2000−249180号公報
ところで、サスペンション装置用ブッシュには、サスペンション機構の上下動に対するより滑らかな追従性を確保するために、すべり軸受けを用いた、所謂すべりブッシュが開発されている。このすべりブッシュとしては、図6に示す構造が考えられる。
図6に示すように、すべりブッシュタイプのブッシュ300は、回転軸心から外側に向かって、第1筒状金具310と樹脂部材340と第3筒状金具330とゴム弾性体350と第2筒状金具320とを有する。
第1筒状金具310は内側に回転軸部材400を挿通され、その外周は樹脂部材340の内周と接する。
樹脂部材340は、軸方向の一端側と他端側とで左右対称にそれぞれ形成され、一端と他端とにそれぞれフランジ部を有する筒状に形成され、樹脂内には潤滑剤が含有されている。
この樹脂部材340とこの内周に接して配設される第1筒状金具310とは、樹脂部材340に含有される潤滑剤により滑らかにすべり、相対的に回転する。
第3筒状金具330は樹脂部材340の外周に配設され、その外周にゴム弾性体350が加硫接着される。なお、この第3筒状金具330は、ゴムと樹脂とは熱膨張率の差異により確実な接着が困難であるため、ゴムと接着の相性がよい金属部材として配設される。
第2筒状金具320はサスペンションアームの車体側取付部に嵌合され、その内部にゴム弾性体350が圧入される。
すなわち、ブッシュ300は、図5に示す所謂ラバーブッシュのゴム弾性体と第1筒状金具との間に、内側から順に樹脂部材340と第3筒状金具330とを追加した構造といえる。
したがって、図6に示すようなブッシュは、構造が複雑になってしまう。
本発明は、かかる課題に鑑み創案されたものであり、簡素な構造のサスペンション用ブッシュを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明のサスペンション用ブッシュは、金属で形成された内筒と、弾性材料で形成された外筒と、前記内筒と前記外筒との間に介装され潤滑剤を含有した樹脂で形成された中間筒とを有し、前記中間筒と前記外筒との相対回転を規制する嵌合部が前記中間筒の外周と前記外筒の内周とに形成されることを特徴としている。
(2)前記中間筒は前記外筒の内部に圧入されることが好ましい。
(3)前記嵌合部はキー溝と前記キー溝に当接する当接部とから構成され、前記キー溝は前記中間筒の外周及び前記外筒の内周の一方に形成され、前記当接部は前記中間筒の外周及び前記外筒の内周の他方に形成されることが好ましい。
(4)また、前記嵌合部はセレーション結合により前記中間筒と前記外筒との相対回転を規制し、前記中間筒の外周には内周セレーションが形成され、前記外筒の内周には前記内周セレーションに対応する外周セレーションが形成されることが好ましい。
本発明のサスペンション用ブッシュによれば、嵌合部が中間筒と外筒との相対回転を規制するため、中間筒と外筒とを相対回転させる力が作用した場合であっても、嵌合部により相対回転は規制される。この嵌合部は、中間筒の外周と外筒の内周とに形成されているため、中間筒と外筒とを接着固定することなく相対回転を抑止することができる。したがって、ゴム等の弾性材料の接着基板となる金属部材を要することなく、中間筒と外筒との相対回転を抑止することができ、構造を簡素にすることができる。
本発明の一実施形態にかかるサスペンション用ブッシュの全体構造を示し、(a)はその側断面図、(b)は(a)のI−I矢視断面図である。 本発明の一実施形態にかかるサスペンション用ブッシュの分解図である。 変形例にかかるサスペンション用ブッシュを説明するための断面図である。 サスペンション用ブッシュが適用されるサスペンションアームの構造を示す斜視図である。 従来のラバーブッシュの構造を示す側断面図である。 従来のすべりブッシュの構造を示す側断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
〈一実施形態〉
まず、一実施形態にかかるサスペンション用ブッシュの構造について説明する。なお、本実施形態のサスペンション用ブッシュは、例えばトラックのアッパアームといったサスペンションアームをサスペンションメンバに取付ける際に、サスペンションアームの車体側取付部に圧入されるものである。
図1(a)に示すように、ブッシュ10は、内筒11と、内筒11の他端側に配設されるエンドワッシャ16と、外筒15と、内筒11と外筒15との間に介装された中間筒14とを有する。これらの内筒11,中間筒14及び外筒15の筒軸心並びにエンドワッシャ16の軸心は、同心に配置され、回転軸心と一致するように配置されている。なお、図1(a)は、図示しないサスペンションアームの車体側取付部に圧入されて取付けられた状態のブッシュ100の側断面図を示し、右側を一端とし、左側を他端とし、回転軸心を基準に内外を規定する。
内筒11は、筒状に金属で形成されたものである。この内筒11は、内部に回転軸部材として機能するボルト20を挿通され、このボルト20と一体に回転する。
内筒11は、フランジ部11aと筒部11bとカシメ部11dとを有し、これらのフランジ部11a,筒部11b及びカシメ部11dは一体に形成される。
フランジ部11aは、内筒11の一端部に形成され、回転軸心に直交する方向に沿って延在するものである。
筒部11bは、内筒11の両端部の間に形成され、回転軸心に沿って円筒状に延在するものである。
カシメ部11dは、内筒11の他端部であって筒部11bの他端部から突出した部位である。
エンドワッシャ16は、内穴をカシメ部11dに加締められ、回転軸心に直交する方向に沿って延在するものである。
外筒15は、筒状にゴム材料(弾性材料)で形成されたものである。外筒15の外周は図示しない車体側取付部に圧接し、外筒15の内周は中間筒14の外周に圧接する。なお、図1(a)の外筒15は、弾性変形したものを示している。
外筒15の一端の内側は、フランジ部11aの他端の外側面とフランジ部11aの先端の他端側面とに圧接し、外筒15の他端の内側は、エンドワッシャ16の一端の外側面とエンドワッシャ16の先端の一端側面とに圧接する。
中間筒14は、潤滑剤を含有した樹脂で形成された筒状のものである。中間筒14の外周は外筒15の内周に隣接し、中間筒14の内周が筒部11bの外周に隣接する。この中間筒14の回転軸心方向の長さは、筒部11bの回転軸心方向の長さよりも微小に短く設定される。
また、中間筒14の一端はフランジ部11aの他端の内側面に当接し、中間筒14の他端はエンドワッシャ16の一端の内側面に当接する。
中間筒14に用いる潤滑剤を含有した樹脂としては、例えば、液状又は半固体状の潤滑剤を樹脂材料で固形化したものを用いることができ、この固形化したものとしては潤滑剤とこの潤滑剤に親和性のあるポリオレフィン樹脂とから構成されたものを用いることができる。
次に、図1(a)のI−I矢視断面図を示す図1(b)を用いて、ブッシュ10を説明する。
図1(b)に示すように、ブッシュ10は、回転軸心から外側に向かって、筒部11bと、凸部(当接部)14aを有する中間筒14と、凹部(キー溝)15aを有する外筒15とが順に配設される。また、筒部11bと中間筒14とは隣接し、中間筒14と外筒15とは隣接する。
凸部14aは、中間筒14の外周に形成された凸型の部位であり、中間筒14の一端から他端まで回転軸心方向に沿って延在する。ここでは、凸部14aが、中間筒14の径方向に平行な一対の面と中間筒14の径方向に直交する面とを有するものを示す。なお、図1(b)には、スプライン軸のように凸部14aが90度おきに中間筒14の外周に4個形成されるものを例示するが、凸部の形成箇所及び形成個数はこれに限るものではない。
凹部15aは、外筒15の内周に形成された凹型の部位であり、外筒15の一端から他端まで回転軸心方向に沿って延在する。ここでは、凹部15aが、外筒15の径方向に平行な一対の面と外筒15の径方向に直交する面とを有するものを示す。なお、図1(b)には、凹部15aが90度おきに外筒15の外周に4個形成されるものを例示するが、凹部の形成箇所及び形成個数はこれに限るものではない。
これらの凹部15aは、凸部14aに対応する箇所に形成される。換言すれば、凸部14aは、凹部15aに対応する箇所に形成される。すなわち、中間筒14と外筒15とを相対回転させる力が作用した場合、凸部14aが有する中間筒14の径方向に平行な面と凹部15aが有する外筒15の径方向に平行な面とを圧接する力が作用する。
したがって、かかる凸部14a及び凹部15aは、中間筒14と外筒15との相対回転を規制する嵌合部として機能するものである。
中間筒14の外周は外筒15の内周に圧接されており、凸部14aは凹部15aに圧接される。このため、凸部14aは凹部15aに当接する部位である。
次に、車体取付部に圧入されていないブッシュ10の構成部品を分解して示す図2を用いて、ブッシュ10の構造を説明する。なお、図2には、図1に示す圧入後のブッシュ10の構成に対応する符号を付す。
ブッシュ10は、中間筒14と外筒15と内筒11とエンドワッシャ16とから構成される。
外筒15の両端部の間の外周である中間部15bは、外筒15の内周に形成された凹部15aの延在方向に沿って直線状に形成される。
また、突出部11cは前述のカシメ部11dに対応する部位であり、筒部11bの他端部から筒軸に沿って突出した部位である。
中間筒14の外径aは外筒15の内径bよりも微小に大きく設定され、突出部11cの外径cはエンドワッシャ16の一端側内径dよりも微小に小さく設定される。
また、中間筒14の筒軸方向の長さAは、筒部11bの筒軸方向の長さBよりも微小に短く設定され、筒部11b及び突出部11cの筒軸方向の長さCよりも外筒15の筒軸方向の長さDの方が長く設定される。
以下、ブッシュ10の組立工程を説明する。
まず、中間筒14を外筒15の内部に圧入する。この場合、中間筒14の外周に形成された凸部14aを、外筒15の内周に形成された凹部15aで摺動するように圧入し、中間筒14の一端が外筒15の一端と一致するまで圧入する。中間筒14の外径aは外筒15の内径bよりも微小に大きく設定され、外筒15はゴム材料で形成されるため、中間筒14は外筒15の内部に圧入された状態で組み込まれる。
そして、外筒15に圧入された中間筒14の内部に内筒11を嵌装する。
内筒11が中間筒14の内部に嵌装されると、エンドワッシャ16を一端が筒部11bの他端に当接するまで外筒15の他端側から圧縮する。この圧縮が完了すると、エンドワッシャ16の内周内部には微小な間隙を持って突出部11cが位置する。
そして、突出部11cを他端側からテーパー状に拡径してエンドワッシャ16と加締める。加締められた突出部11cは、変形加工され、前述のカシメ部11dに形成される。
このようにしてブッシュ10は組み立てられる。この組み立てられたブッシュ10は、サスペンションアームの車体側取付部に圧入され取付けられる。
本発明の一実施形態にかかるサスペンション用ブッシュは上述のように構成される。
このため、車輪に対する路面入力があれば、サスペンション機構の上下動に連動してサスペンションアームは車体側取付部を軸心に回転する。この場合、外周が車体側取付部に隣接する外筒15とこの外筒15に隣接する中間筒14とは、回転軸部材として機能するボルト20に隣接する内筒11に対して、一体に回転する。
つまり、嵌合部として機能する凸部14a及び凹部15aにより相対回転が規制された中間筒14と外筒15とは一体に回転する。この回転は、潤滑剤を含有する中間筒14の内周に内筒11の外周が隣接するため、中間筒14の内周と内筒11の外周とが滑ることにより、滑らかに実現される。
したがって、凸部14a及び凹部15aが中間筒14と外筒15との相対回転を規制する嵌合部として機能するため、中間筒14と外筒15とを相対回転させる力が作用した場合であっても、凸部14a及び凹部15aにより相対回転は規制される。この凸部14aは中間筒14の外周に形成され、凹部15aは外筒15の内周に形成されるため、中間筒14と外筒15とを接着固定することなく相対回転を抑止することができる。これにより、ゴム材料の接着基板となる金属部材を要することなく、中間筒14と外筒15との相対回転を抑止することができ、ブッシュ10の構造を簡素にすることができる。
また、一体に形成された内筒11はフランジ部11aを有するため、ブッシュ10の一端側に別体でワッシャを設けることを要せず、ブッシュ10の構造を簡素にすることができる。
ブッシュ10の構造を簡素にすることにより、ブッシュ10の組立工程の低減や構成部品の簡素化により、製作コストを抑制することができる。
また、凸部14a及び凹部15aにより中間筒14と外筒15との相対回転が規制されるため、ゴム材料で形成される外筒15の内周面におけるすべりを抑止することにより、外筒15の耐久性を向上させることができる。このため、ブッシュ10の高寿命化に寄与する。
また、中間部15bが凹部15bの延在方向に沿って直線状に形成されるため、中間部15bと凹部15bとの間のゴム材料の肉厚を均一に確保することができる。
また、中間筒14の筒軸方向の長さAは、筒部11bの筒軸方向の長さBよりも微小に短く設定されるため、ゴム材料から形成される外筒15の変形によるシール性を確保することができる。
例えば、トラック等の車両では、左右前輪の間にはエンジンが設けられるため、サスペンションアームの車両左右方向の長さを確保することが難しく、且つ、ブッシュに大きな負荷が入力される。特に、サスペンションアームのロアアームよりもアッパアーム近傍にエンジン又はエンジン周辺機器が配設されることが多く、アッパアームの長さを確保することが難しい。アームの長さが短くなるほどサスペンション機構の上下動に応じた回転角は大きくなるため、トラックのアッパアームに取付けられるブッシュには、大きな負荷と大きい回転角が要求される。本発明のブッシュ10は、このようなトラックのアッパアームの車体側取付部に取付けることが好適である。
〔その他〕
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態では、中間筒に形成された凸部と外筒に形成された凹部とにより嵌合部が構成されるものを示したが、これに限らず、中間筒に形成された凹部と外筒に形成された凸部とで嵌合部が構成されてもよい。
また、図3に示すブッシュ10Aのように、嵌合部としてセレーション結合により中間筒14Aと外筒15Aとの相対回転を規制するものを用いてもよい。なお、内筒11Aは上述の内筒と同様の構造である。この場合、中間筒14Aの外周には全周に亘る波型の内周セレーションが形成され、外筒15Aの内周には内周セレーションに対応する形状の外周セレーションが形成される。
また、ブッシュの組立において、ゴム材料の中間筒の外径は外筒の内径よりも微小に大きく設定され、中間筒は外筒の内部に圧入された状態で組み込まれるものを示したが、これに限らず、中間筒の外径と外筒の内径とは同径又は中間筒の外径が外筒の内径よりも微小に小さく設定され、中間筒は外筒の内部に摺動して組み込まれてもよい。この場合、組立後のブッシュを車体側取付部に圧入される際に、ゴム材料の外筒が圧縮変形するのに伴って外筒の内周が中間筒の外周に圧接する状態となる。
本発明のサスペンション用ブッシュは、トラック等の中型又は大型自動車のみならず、乗用車等の小型自動車にも適用することができる。
1 サスペンションアーム
1a 車体側取付部
1b 車輪側取付部
2 取付穴
5 アップライト
10 ブッシュ
11 内筒
11a フランジ部
11b 筒部
11c 突出部
11d カシメ部
14 中間筒
14a 凸部(当接部)
15 外筒(ゴム)
15a 凹部(キー溝)
15b 中間部
16 エンドワッシャ
20 ボルト

Claims (4)

  1. 金属で形成された内筒と、
    弾性材料で形成された外筒と、
    前記内筒と前記外筒との間に介装され、潤滑剤を含有した樹脂で形成された中間筒とを有し、
    前記中間筒と前記外筒との相対回転を規制する嵌合部が、前記中間筒の外周と前記外筒の内周とに形成された
    ことを特徴とする、サスペンション用ブッシュ。
  2. 前記中間筒は前記外筒の内部に圧入される
    ことを特徴とする、請求項1記載のサスペンション用ブッシュ。
  3. 前記嵌合部は、キー溝と前記キー溝に当接する当接部とから構成され、
    前記キー溝は、前記中間筒の外周及び前記外筒の内周の一方に形成され、
    前記当接部は、前記中間筒の外周及び前記外筒の内周の他方に形成された
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のサスペンション用ブッシュ。
  4. 前記嵌合部は、セレーション結合により前記中間筒と前記外筒との相対回転を規制し、
    前記中間筒の外周には、内周セレーションが形成され、
    前記外筒の内周には、前記内周セレーションに対応する外周セレーションが形成された
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のサスペンション用ブッシュ。
JP2011274870A 2011-12-15 2011-12-15 サスペンション用ブッシュ Pending JP2013124746A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104827840A (zh) * 2014-10-28 2015-08-12 北汽福田汽车股份有限公司 控制臂衬套、控制臂组件和汽车
KR102083809B1 (ko) * 2018-09-28 2020-03-03 (주)화신 차량용 부시

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