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JP2013122844A - 電池用温度調節機構 - Google Patents

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JP2013122844A JP2011270408A JP2011270408A JP2013122844A JP 2013122844 A JP2013122844 A JP 2013122844A JP 2011270408 A JP2011270408 A JP 2011270408A JP 2011270408 A JP2011270408 A JP 2011270408A JP 2013122844 A JP2013122844 A JP 2013122844A
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Satoshi Hario
聡 針生
Koji Yoshihara
康二 吉原
Takafumi Yamazaki
貴文 山▲崎▼
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Abstract

【課題】熱媒体を循環させて電池の温度調節を行う電池用温度調節機構において電池の温度調節を効率よく行うこと。
【解決手段】電池モジュール1は、ケース11に収容された複数の電池12に、電池用温度調節機構2を設けることにより構成されている。ケース11には、流通路20が接続されており、ケース11と流通路20により熱媒体が循環する循環路が形成されている。流通路20には、流通路20に外気を導入するための導入口20aが形成されている。導入口20aには、切替弁24が設けられている。切替弁24は、流通路20に外気が導入される導入状態と、流通路20に外気が導入されない非導入状態を切り替えることができる。制御装置40は、流通路20に外気を導入した方が電池12の温度調節の効率が向上されると判定すると、切替弁24を切り替えて、流通路20に外気を導入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、循環路に熱媒体を循環させて電池の温度調節を行う電池用温度調節機構に関する。
二次電池は、規定温度に保たれることにより寿命が長くなる。このため、特許文献1では、二次電池の温度調節が行われている。
特許文献1では、電池を一定間隔毎に並べて電池組立体を形成するとともに、各電池間には熱媒体の流通する熱媒体通路が形成されている。そして、電池組立体は、ケース内に収容されている。ケース内には、熱媒体通路に熱媒体を送給する送給通路及び熱媒体通路から排出された熱媒体が流通する排出通路が形成されている。また、ケース内には、排出通路に排出された熱媒体を送給通路に送給する送給手段が設けられている。そして、送給通路から熱媒体通路に送給された熱媒体は、排出通路に排出され、送給手段により再度送給通路に送給されることによりケース内を循環する。また、ケース内には、加熱・冷却手段が設けられており、熱媒体を加熱又は冷却できるように構成されている。そして、ケース内を循環する熱媒体により電池の温度調節が行われる。
特開2004−288527号公報
ところで、加熱・冷却手段の駆動を開始して間もないときなど、ケース内を循環している熱媒体では、電池に対する温度調節の効率が良くない場合がある。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱媒体を循環させて電池の温度調節を行う電池用温度調節機構において電池の温度調節を効率よく行うことができる電池用温度調節機構を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、循環機構により循環路に熱媒体を循環させて電池の温度調節を行う電池用温度調節機構であって、前記循環路を循環する熱媒体を加熱又は冷却する温度調節手段と、前記電池と熱交換された後の熱媒体の温度を計測する熱媒体温度計測手段と、前記循環路の外部に存在する外部熱媒体の温度を計測する外部温度計測手段と、前記循環路に設けられ、前記循環路に前記外部熱媒体が導入される導入状態と前記循環路に前記外部熱媒体が導入されない非導入状態とを切り替える切替手段と、を備え、前記電池を加熱する際には、前記外部熱媒体の温度が前記電池と熱交換された後の熱媒体の温度より許容差分高い温度である第1許容温度より高いときには、前記切替手段により前記循環路を導入状態に切り替える一方で、前記外部熱媒体の温度が前記第1許容温度以下のときには、前記切替手段により前記循環路を非導入状態に切り替え、前記電池を冷却する際には、前記外部熱媒体の温度が前記電池と熱交換された後の熱媒体の温度より許容差分低い温度である第2許容温度より低いときには、前記切替手段により前記循環路を導入状態に切り替える一方で、前記外部熱媒体の温度が前記第2許容温度以上のときには、前記切替手段により前記循環路を非導入状態に切り替えることを要旨とする。
これによれば、電池を加熱する際には、電池と熱交換された後の熱媒体の温度と外部熱媒体の温度を比べて外部熱媒体の温度が第1許容温度より高いときには外部熱媒体を循環路に導入し、電池と熱交換された後の熱媒体の温度と外部熱媒体の温度を比べて外部熱媒体の温度が第1許容温度以下のときには外部熱媒体を循環路に導入しない。したがって、循環路には、熱媒体よりも温度の高い外部熱媒体が導入されるため、電池に対する加熱効率が向上される。同様に、電池を冷却する際には、電池と熱交換された後の熱媒体の温度と外部熱媒体の温度を比べて、外部熱媒体の温度が第2許容温度より低いときには外部熱媒体を循環路に導入し、電池と熱交換された後の熱媒体の温度と外部熱媒体の温度を比べて外部熱媒体の温度が第2許容温度以上のときには外部熱媒体を循環路に導入しない。したがって、循環路には、電池と熱交換された後の熱媒体の温度以下の外部熱媒体が導入されるため、電池に対する冷却効率が向上される。よって、熱媒体を循環させて電池の温度調節を行う電池用温度調節機構において電池の温度調節を効率よく行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電池用温度調節機構において、前記熱媒体温度計測手段は、熱媒体の流通方向において前記電池の下流側に設けられていることを要旨とする。
これによれば、熱媒体温度計測手段は、電池の下流側に設けられるので、電池と熱交換された後の熱媒体の温度を適切に計測することができる。このため、外部熱媒体を導入するか否かを適切に決定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電池用温度調節機構において、前記電池は循環路と接続される流入部及び流出部が形成されたケースに収容され、前記熱媒体温度計測手段は、熱媒体の流通方向において最も下流側に設けられる電池から前記ケースの流出部までの区間に設けられることを要旨とする。
これによれば、熱媒体温度計測手段は、電池が収容されるケースの流出部に設けられるため、電池と熱交換された直後の熱媒体の温度を計測することができる。このため、外部熱媒体を導入するか否かをより適切に決定することができる。
本発明によれば、熱媒体を循環させて電池の温度調節を行う電池用温度調節機構において電池の温度調節を効率よく行うことができる。
実施形態における電池モジュールを示す概要図。 実施形態における電池モジュールを示す概要図。 実施形態における制御装置が行う処理を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、本実施形態の電池モジュール1は、PHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの、図示しない車両に搭載されている。電池モジュール1は、ケース11に収容された複数の電池12に、電池用温度調節機構2を設けることにより構成されている。電池12には、電池12の温度を計測する電池温度センサ13が設けられている。本実施形態の電池用温度調節機構2は、ケース11内に熱媒体を循環させて電池12の温度調節を行う電池用温度調節機構である。
ケース11には、ケース11内に熱媒体を流入させるための流入部11a及びケース11内に流入した熱媒体をケース11外に排出させるための流出部11bが設けられている。流入部11a及び流出部11bは、ダクトやパイプなどからなる流通路20により接続されている。これにより、ケース11と流通路20とから熱媒体が循環する循環路が形成されている。流通路20には、循環路に熱媒体を循環させるための循環機構としての送風機21が設けられている。
また、流通路20には、流通路20を循環する熱媒体を加熱又は冷却する温度調節手段としての温度調節ユニット22が設けられている。温度調節ユニット22は、送風機21の送風方向、すなわち、熱媒体の流通方向において送風機21よりも下流側で、かつ、電池12よりも上流側に設けられている。温度調節ユニット22は、図示しないペルチェ素子から構成されている。
また、熱媒体の流通方向において電池12よりも下流側には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度を計測する熱媒体温度計測手段としての熱媒体温度センサ23が設けられている。より詳細には、熱媒体温度センサ23は、流出部11bに設けられている。
流通路20において、熱媒体の流通方向における熱媒体温度センサ23よりも下流側、かつ、送風機21よりも上流側には、流通路20に外部熱媒体としての外気を導入するための導入口20aが形成されている。導入口20aには、循環路の外部から供給される外気を流通路20に導入するための導入路30が設けられている。導入路30には、外部温度計測手段としての外気温度センサ31が設けられている。そして、導入口20aには、流通路20と導入路30との連通状態を切り替える切替手段としての切替弁24が設けられている。切替弁24は、導入口20aの閉鎖(図1に示す状態)と、導入口20aの開放(図2に示す状態)を切り替えることができる。そして、図1に示すように、導入口20aが閉鎖されている場合には、流通路20は、導入路30からの外気が流通路20に導入されない非導入状態とされる。一方、図2に示すように、導入口20aが開放されている場合には、流通路20は、導入路30からの外気が流通路20に導入される導入状態とされる。したがって、切替弁24は、流通路20の導入状態と非導入状態を切り替えているといえる。なお、外気とは、循環路外の空気のみを示すものではなく、循環路の外部に設けられた供給源から供給される気体状の熱媒体も外気に含まれる。すなわち、循環路の外部に存在する熱媒体であればよい。
電池温度センサ13、熱媒体温度センサ23、外気温度センサ31は、それぞれ制御装置40に接続されている。制御装置40は、熱媒体温度センサ23の計測結果、熱媒体温度センサ23、外気温度センサ31の計測結果を入力する。送風機21、温度調節ユニット22及び切替弁24は、制御装置40に制御される。
次に、本実施形態の電池用温度調節機構2の作用について説明する。
図3に示すように、制御装置40は、電池モジュール1が駆動されると、電池12の温度を計測し(ステップS10)、ステップS20に移行する。ステップS20において、制御装置40は、ステップS10において計測された電池12の温度から電池12の温度調節が必要か否かを判定する。具体的にいえば、制御装置40は、電池温度センサ13により計測された電池12の温度が予め設定された一定範囲内の温度か否かを判断し、一定範囲内の温度であれば温度調節は不要と判定し、一定範囲内の温度でなければ温度調節が必要と判定する。この一定範囲の温度は、電池12を適切に放電することのできる温度の範囲であり、制御装置40は、電池12の温度が上限より高ければ電池12の冷却が必要であり、電池12の温度が下限より低ければ電池12の加熱が必要と判定する。ステップS20の判定結果が否定の場合、制御装置40はステップS10からの処理を繰り返す。一方、ステップS20の判定結果が肯定の場合、制御装置40はステップS30に移行する。
ステップS30において、制御装置40は、外気温度センサ31により外気の温度を計測するとともに、熱媒体温度センサ23により電池12と熱交換された後の熱媒体の温度を計測し、ステップS40に移行する。ステップS40において、制御装置40は、ステップS30で計測した外気の温度と電池12と熱交換された後の熱媒体の温度を比較して、流通路20に外気を導入するか否かを判定する。具体的にいえば、電池12を加熱する際には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と比べて外気の温度が電池12と熱交換された後の熱媒体の温度より許容差分高い温度である第1許容温度より高いときには、外気を導入する。一方、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と比べて外気の温度が第1許容温度以下のときには、外気を導入しない。具体的にいえば、許容差が0度の場合には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と比べて外気の温度が高いときに外気が導入され、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度が外気の温度以下のときに外気が導入されない。許容差は、電池12の温度や、切替弁24を駆動させることによる消費電力などの条件から定められる。例えば、外気の温度が電池12と熱交換された後の熱媒体の温度より高い場合であっても、外気を導入したとしても電池12の加熱にほとんど影響を与えないような場合には、切替弁24を駆動させることによる消費電力を抑制することを目的として、許容差を0度以上に設定することもできる。許容差は、0度未満に設定することはできない。許容差を0度未満に設定する場合、流通路20には、電池12と熱交換された後の熱媒体よりも温度の低い外気が流入し、加熱効率が低下する。このため、許容差は0度以上に設定される。
また、電池12を冷却する際には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と比べて外気の温度が電池12と熱交換された後の熱媒体の温度より許容差分低い温度である第2許容温度より低いときには、外気を導入する。一方、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と比べて外気の温度が第2許容温度以上のときには、外気を導入しない。具体的にいえば、許容差が0度の場合には、外気の温度が電池12と熱交換された後の熱媒体の温度以下のときに外気が導入され、外気の温度が電池12と熱交換された後の熱媒体の温度よりも高いときに外気が導入されない。電池12を冷却する際の許容差についても、電池12を加熱する際の許容差と同様に、電池12の温度や、切替弁24を駆動させることによる消費電力などの条件から定められる。許容差は、電池12の冷却効率を低下させない範囲内で適宜変更することができる。そして、ステップS40の判定結果が肯定の場合、制御装置40はステップS50に移行する。一方、ステップS40の判定結果が否定の場合、制御装置40はステップS80に移行する。
ステップS50において、制御装置40は、切替弁24を切り替えることにより、流通路20を導入状態にする。すなわち、制御装置40は、電池12を加熱する際には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と外気の温度を比べて外気の温度が第1許容温度より高いときには流通路20を導入状態にする。また、制御装置40は、電池12を冷却する際には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と外気の温度を比べて、外気の温度が第2許容温度より低いときには流通路20を導入状態にする。これにより、流通路20には外気が導入される。そして、制御装置40はステップS60に移行する。
ステップS60において、制御装置40は、温度調節ユニット22を駆動することにより、流通路20内の熱媒体の温度調節を行い、ステップS70に移行する。具体的にいえば、制御装置40は、電池12を加熱する際には、温度調節ユニット22が熱媒体を加熱するように温度調節ユニット22の制御を行い、電池12を冷却する際には、温度調節ユニット22が熱媒体を冷却するように温度調節ユニット22の制御を行う。
ステップS70において、制御装置40は、送風機21を駆動する。送風機21が駆動されることにより、流通路20及びケース11内を熱媒体が循環する。そして、この循環する熱媒体により電池12の温度調節が行われる。またステップS80において、制御装置40は、切替弁24を切り替えることにより、流通路20を非導入状態にする。すなわち、制御装置40は、電池12を加熱する際には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と外気の温度を比べて外気の温度が第1許容温度以下のときには流通路20を非導入状態にする。また、制御装置40は、電池12を冷却する際には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と外気の温度を比べて外気の温度が第2許容温度以上のときには流通路20を非導入状態にする。そして、制御装置40は、ステップS60に移行する。
なお、制御装置40は、電池12の温度を監視しており、電池12の温度調節が不要になると、温度調節ユニット22、送風機21を停止する。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)制御装置40は、電池12を加熱する際には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と外気の温度を比べて外気の温度が第1許容温度より高いときには流通路20を導入状態にする。一方、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と外気の温度を比べて外気の温度が第1許容温度以下のときには流通路20を非導入状態にする。したがって、流通路20には、熱媒体よりも温度の高い外気が導入されるため、電池12に対する加熱効率が向上される。同様に、電池12を冷却する際には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と外気の温度を比べて、外気の温度が第2許容温度以下のときには流通路20を導入状態にする。一方、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度と外気の温度を比べて外気の温度が第2許容温度より高いときには流通路20を非導入状態にする。したがって、流通路20には、電池12と熱交換された後の熱媒体の温度以下の外気が導入されるため、電池12に対する冷却効率が向上される。よって、熱媒体を循環させて電池12の温度調節を行う電池用温度調節機構において電池12の温度調節を効率よく行うことができ、電池12の長寿命化が図られる。
(2)外気の温度と電池12と熱交換された後の熱媒体を比べるときに、許容差を設けている。このため、様々な条件に応じて外気を導入するか否かを決定することができる。
(3)熱媒体温度センサ23は、ケース11の流出部11bに設けられている。このため、熱媒体温度センサ23は、電池12と熱交換した直後の熱媒体の温度を計測することができる、このため、電池12と熱交換した後の熱媒体の温度を適切に計測することができ、より適切に外気を導入するか否かの判定を行うことができる。
(4)車両に本実施形態における電池モジュール1を搭載している。電池12の温度は適切な温度に維持されるため、電池12の温度上昇に伴う電池12の出力制限が抑制される。このため、車両走行時に電池12に出力制限がかかることが抑制される。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、熱媒体温度センサ23が設けられる位置は、熱媒体の流通方向において電池12よりも下流側で、かつ、導入口20aよりも上流側の区間内で変更してもよい。特に、熱媒体の流通方向において最も下流側に設けられる電池12からケース11の流出部11bまでの区間内に熱媒体温度センサ23を設けることにより、電池12と熱交換された直後の熱媒体の温度を計測することができるため、より適切に外気を導入するか否かの判定を行うことができる。
○ 実施形態において、熱媒体温度センサ23をケース11内に設けてもよい。
○ 実施形態において、循環路を流通する熱媒体及び外部熱媒体として、液体状の熱媒体を用いてもよい。この場合、循環機構としてポンプが用いられる。
○ 実施形態において、温度調節ユニット22として、例えば、コンプレッサにより熱媒体を冷却するものや、ヒータにより熱媒体を加熱するものなどを用いてもよい。
○ 実施形態において、循環路を流通する熱媒体、あるいは外気のみにより電池12の温度調節を行えることができる場合、温度調節ユニット22を駆動せずに循環路を流通する熱媒体、あるいは外気を循環路に流通させて電池12の温度調節を行ってもよい。
○ 実施形態において切替手段として、絞りを用いてもよい。
○ 実施形態において、許容差は循環路を流通する熱媒体の温度調節効率を下げない範囲内で変更してもよい。
○ 実施形態において、ステップS50〜ステップS70の処理を同時に行ってもよい。
○ 実施形態において、ステップS80〜ステップS70の処理を同時に行ってもよい。
○ 実施形態において、ステップS50〜ステップS70の処理の順番を変更してもよい。
○ 実施形態において、ステップS80〜ステップS70の処理の順番を変更してもよい。
○ 実施形態において、ステップS30〜ステップS50の処理の順番を変更してもよい。
2…電池用温度調節機構、11…ケース、11a…流入部、11b…流出部、12…電池、20…流通路、21…送風機、22…温度調節ユニット、23…熱媒体温度センサ、24…切替弁、31…外気温度センサ。

Claims (3)

  1. 循環機構により循環路に熱媒体を循環させて電池の温度調節を行う電池用温度調節機構であって、
    前記循環路を循環する熱媒体を加熱又は冷却する温度調節手段と、
    前記電池と熱交換された後の熱媒体の温度を計測する熱媒体温度計測手段と、
    前記循環路の外部に存在する外部熱媒体の温度を計測する外部温度計測手段と、
    前記循環路に設けられ、前記循環路に前記外部熱媒体が導入される導入状態と前記循環路に前記外部熱媒体が導入されない非導入状態とを切り替える切替手段と、を備え、
    前記電池を加熱する際には、前記外部熱媒体の温度が前記電池と熱交換された後の熱媒体の温度より許容差分高い温度である第1許容温度より高いときには、前記切替手段により前記循環路を導入状態に切り替える一方で、前記外部熱媒体の温度が前記第1許容温度以下のときには、前記切替手段により前記循環路を非導入状態に切り替え、
    前記電池を冷却する際には、前記外部熱媒体の温度が前記電池と熱交換された後の熱媒体の温度より許容差分低い温度である第2許容温度より低いときには、前記切替手段により前記循環路を導入状態に切り替える一方で、前記外部熱媒体の温度が前記第2許容温度以上のときには、前記切替手段により前記循環路を非導入状態に切り替えることを特徴とする電池用温度調節機構。
  2. 前記熱媒体温度計測手段は、熱媒体の流通方向において前記電池の下流側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電池用温度調節機構。
  3. 前記電池は循環路と接続される流入部及び流出部が形成されたケースに収容され、前記熱媒体温度計測手段は、熱媒体の流通方向において最も下流側に設けられる電池から前記ケースの流出部までの区間に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池用温度調節機構。
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