JP2013088626A - 表示装置 - Google Patents
表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013088626A JP2013088626A JP2011229170A JP2011229170A JP2013088626A JP 2013088626 A JP2013088626 A JP 2013088626A JP 2011229170 A JP2011229170 A JP 2011229170A JP 2011229170 A JP2011229170 A JP 2011229170A JP 2013088626 A JP2013088626 A JP 2013088626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display unit
- movable joint
- display
- joint portion
- arms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/51—Housings
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/002—Details of arrangement of components in or on camera body
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
【課題】表示部の角度を自由に変更することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示部と、前記表示部と前記表示部の取付対象とを接続し、前記表示部または前記取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更可能な、4の倍数本のアームとを備えた表示装置。
【選択図】図2
【解決手段】表示部と、前記表示部と前記表示部の取付対象とを接続し、前記表示部または前記取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更可能な、4の倍数本のアームとを備えた表示装置。
【選択図】図2
Description
本開示は、表示部の角度を変更することが可能な表示装置に関する。
従来より、例えば特許文献1に記載されたように、ビデオカメラ装置に搭載されたモニタ装置(表示部)をヒンジ機構により上下方向に回動可能とすることが提案されている。
しかしながら、このような従来構成では、表示部を360°全方向に動かすことは難しく、なお改善の余地があった。
本開示の目的は、表示部の角度を自由に変更することが可能な表示装置を提供することにある。
本開示による表示装置は、以下の(A),(B)の構成要素を備えたものである。
(A)表示部
(B)表示部と表示部の取付対象とを接続し、表示部または取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更可能な、4の倍数本のアーム
(A)表示部
(B)表示部と表示部の取付対象とを接続し、表示部または取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更可能な、4の倍数本のアーム
本開示の表示装置では、表示部とこの表示部の取付対象とが、4の倍数本のアームにより接続されている。アームの表示部または取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更させることにより、表示部の角度が自由に変えられる。
本開示の表示装置によれば、表示部と表示部の取付対象とを4の倍数本のアームにより接続し、アームの表示部または取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更可能としたので、表示部の角度を自由に変更することが可能となる。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本開示の一実施の形態に係る表示装置を備えた撮像装置(デジタル一眼レフカメラ)の背面側から見た構成を表したものである。この撮像装置1は、例えば、本体部2の背面に表示装置3を有している。なお、図面では、光軸方向(カメラ前後方向)をz方向、カメラ横方向(左右方向)をx方向、カメラ縦方向(上下方向)をy方向とする。
本体部2は、前面に撮像レンズ(図示せず)、背面上方にファインダ11,アイセンサ12およびこれらを取り囲むアイフード13を有している。アイフード13は取り外し可能であってもよい。本体部2の上面には、ストロボ発光装置などのアクセサリーを装着するためのアクセサリーシュー14が設けられている。また、本体部2は、撮像レンズ(図示せず)を通じて撮像された画像を、例えば内蔵されたメモリやハードディスク、または外付け用スロットに挿入された目盛りやハードディスクなどの記録媒体に記録する。
本体部2の背面は、後部外装部材(リアカバー)15(図4および図5参照。)によって覆われている。この後部外装部材15には、ファインダ11下方の領域に、表示装置3の後述する表示部20を収納する収納部16が設けられている。収納部16は、表示部20とほぼ同寸法の矩形であり、必要に応じて、表示装置3の形状に合わせた凹凸が設けられている。
表示装置3は、撮像レンズ(図示せず)による撮像画像を表示するものであり、例えば液晶表示パネルよりなる矩形の表示部20を有している。表示部20は、図1に示したように本体部2の背面の一部をなすような状態で収納部16に収納可能である。なお、表示部20は、図示しないFPC(Flexible Printed Circuit)等により本体部2に接続されている。
図2は、表示部20の上辺を手前に倒して、表示部20の裏側を上方から見た構成を表したものである。表示部20の裏側には、複数(例えば図2では4本)のアーム30が設けられている。アーム30は、表示部20と、この表示部20の取付対象である本体部2とを接続するものであり、本体部2に対する傾斜角度を各々独立に変更可能である。これにより、この表示装置3では、表示部20の角度を自由に変更することが可能となっている。
図3は、一本のアーム30の構成を表したものである。各アーム30は、軸部31と、この軸部31の両端の第1可動接合部32および第2可動接合部33を有している。軸部31は、例えば、直線状であると共に、太さが一定の棒状であり、断面形状は特に限定されない。第1可動接合部32および第2可動接合部33は、具体的には、例えば球状であることが好ましい。球状にすることにより様々な方向に動かすことが可能となるからである。なお、第1可動接合部32および第2可動接合部33は、軸部31よりも大きい直径を有する球であることは言うまでもない。
このようなアーム30は、例えば金属または樹脂により構成されている。樹脂としては、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂)またはPC樹脂(ポリカーボネート樹脂)などが挙げられる。特に、ABS樹脂の中でも摺動性の高いものが好ましい。
図4は、図2に示したアーム30の本体部2よりも外側の構成を表したものである。表示部20は、液晶セル21を、表側被覆部材22と、裏側被覆部材23との間に挟んだ構成を有している。アーム30は、表示部20の裏側被覆部材23と、本体部2の後部外装部材15の収納部16との間に設けられている。第1可動接合部32は、表示部20の第1特定位置P1(例えば、表示部20の中心つまり対角線の交点)に集中して配置されている。第2可動接合部33は、本体部2の収納部16における第2特定位置P2(例えば、収納部16の四つの角)から、収納部16の対角線上を、収納部16の中心つまり対角線の交点に向かって、放射状にxy平面内で移動可能である。なお、第1特定位置P1は、表示部20の中心の一点だけでなくその近傍を含む領域であり、第2特定位置P2は、収納部16の四つの角の各点だけでなくその近傍を含む領域である。
第1可動接合部32は、表示部20に対して回転可能に取り付けられている。具体的には、表示部20の裏側被覆部材22の第1特定位置P1には、アームホルダー40がゴムワッシャ41を挟んでねじ(図示せず)により固定されている。このアームホルダー40は、第1可動接合部32を回転可能に収容する保持器42を有している。保持器42は、アーム30の本数(例えば4本)と同数(例えば4個)設けられており、一つの第1可動接合部32が一つの保持器42内に、360度回転可能に保持されるようになっている。ゴムワッシャ41は、挟み込みの力を調節し、これにより第1可動接合部32の摺動力を微調整するためのものである。
図5は、図2に示したアーム30の本体部2よりも内側の構成を表したものである。第2可動接合部33は、本体部2に対してxy平面内で移動可能に取り付けられている。具体的には、第2可動接合部33は、本体部2の収納部16に固定された一対の板51,52の間に挟み込まれていると共に、この一対の板51,52に設けられた案内溝53に沿って移動可能である。案内溝53は、本体部2の収納部16における第2特定位置P2から、収納部16の対角線上を、収納部16の中心に向かって、放射状に設けられている。
一対の板51,52のうち外側の板51は、後部外装部材15の収納部16の底面をなすものであり、収納部16の補強板としての機能も有している。内側の板52は、第2可動接合部33を本体部2の内側から支える押さえ板としての機能を有するものである。案内溝53は、一対の板51,52の両方に設けられていてもよいし、外側の板51のみに設けられていてもよい。
一対の板51,52はスペーサ54を挟んでねじ55(図5には図示せず、図6参照。)により固定されている。図6に示したように、ねじ55の座面55Aと板51,52との間には、ゴムワッシャ56が設けられていることが好ましい。ゴムワッシャ56により第2可動接合部33の挟み込み強さを調節し、これにより第2可動接合部33の摺動力を微調整することが可能となる。
この表示装置3を備えた撮像装置1では、4本のアーム30の本体部2に対する傾斜角度を各々独立に変更することにより表示部20の傾斜角度(画面の向き)を自由に変更可能である。
具体的には、各アーム30の第2可動接合部33を案内溝53内で移動させることにより、各アーム30の本体部2に対する傾斜角度をほぼ0度(平行)からほぼ90度(垂直)まで任意に変更することが可能である。すなわち、図7(A)に示したように、アーム30の第2可動接合部33が第2特定位置P2すなわち案内溝53の外側の端53Aにある場合には、第1可動接合部32も案内溝53の内側の端53Bに入っており、アーム30の本体部2に対する傾斜角度θminは最小(ほぼ0度)となる。図7(B)に示したように、第2可動接合部33が案内溝53内を収納部16の中心に向かって内側へ移動するにつれて、アーム30の本体部2に対する傾斜角度θは大きくなる。図7(C)に示したように、第2可動接合部33が案内溝53の内側の端53Bにある場合には、アーム30の本体部2に対する傾斜角度θmaxは最大(ほぼ90度)となる。同様にして、4本のアーム30の全部について本体部2に対する傾斜角度θが各々独立に調整されることにより、表示部20の傾斜角度が上下360度、左右360度に任意に変更される。
例えば図1に示したように表示部20が収納部16に収納されている状態では、図8に示したように、4本のアーム30の第2可動接合部33(33A〜33D)は、すべて第2特定位置P2すなわち案内溝53の外側の端53Aにある。すなわち、4本のアーム30の本体部2に対する傾斜角度θminはすべて最小(ほぼ0度)となっている。このように表示部20が収納部16に収納された状態では、アーム30の全体が表示部20の裏側に隠れ、外からは全く見えなくなる。よって、撮像装置1の美観が向上する。また、アーム30が本体部2の背面の操作部材配置スペースを圧迫することがなくなる。
ここで、横位置ハイアングル(撮像装置1を横長に持って高い位置で(例えば頭上)に構える撮影方法)で撮影したい場合には、図9に示したように、本体部2を横にして、表示部20の上辺を手前に倒す。これにより、図10に示したように、表示部20の上辺の2本のアーム30の第2可動接合部33A,33Dが、案内溝53に沿って移動し、内側の端53Bにくる。表示部20の下辺の2本のアーム30の第2可動接合部33B,33Cは、案内溝53の外側の端53Aにとどまっている。
横位置ローアングル(撮像装置1を横長に持って低い位置(例えば腹部)に構える撮影方法)で撮影したい場合には、図11に示したように、本体部2を横にして、表示部20の上辺を本体部2側へ押し付けると共に、表示部20の下辺を手前に引き出す。これにより、図12に示したように、表示部20の上辺の2本のアーム30の第2可動接合部33A、33Dが、案内溝53に沿って移動し、第2特定位置P2すなわち外側の端53Aに戻る。一方、表示部20の下辺の2本のアーム30の第2可動接合部33B,33Cは、案内溝53に沿って移動し、内側の端53Bにくる。
なお、表示部20は、図9に示した横位置ハイアングルと、図11に示した横位置ローアングルとの間で任意の角度に傾ける(横位置チルト)ことが可能であることは言うまでもない。
縦位置ローアングル(撮像装置1を縦長にもって低い位置(例えば腹部)に構える撮影方法)で撮影したい場合には、図13に示したように、本体部2を縦にして、表示部20の右辺を本体部2側へ押し付けると共に、表示部20の左辺を手前に引き出す。これにより、図14に示したように、表示部20の右辺の2本のアーム30の第2可動接合部33C、33Dが、案内溝53に沿って移動し、第2特定位置P2すなわち外側の端53Aに戻る。一方、表示部20の下辺の2本のアーム30の第2可動接合部33A,33Bは、案内溝53に沿って移動し、内側の端53Bにくる。
縦位置ハイアングル(撮像装置1を縦長にもって高い位置(例えば頭上)に構える撮影方法)で撮影したい場合には、図15に示したように、本体部2を縦にして、表示部20の左辺を本体部2側へ押し付けると共に、表示部20の右辺を手前に引き出す。これにより、図16に示したように、表示部20の左辺の2本のアーム30の第2可動接合部33A、33Bが、案内溝53に沿って移動し、第2特定位置P2すなわち外側の端53Aに戻る。一方、表示部20の下辺の2本のアーム30の第2可動接合部33C,33Dは、案内溝53に沿って移動し、内側の端53Bにくる。
なお、表示部20は、図13に示した縦位置ローアングルと、図15に示した縦位置ハイアングルとの間で任意の角度に傾ける(縦位置チルト)ことが可能であることは言うまでもない。
更に、縦位置・横位置のいずれの場合も、図17に示したように、表示部20を斜めにして撮影することも可能である。例えば、表示部20の右下の角を本体部2側へ押し付けると共に、表示部20の左上の角を手前に引き出す。これにより、図18に示したように、表示部20の右下のアーム30の第2可動接合部33Bが、案内溝53に沿って移動し、第2特定位置P2すなわち外側の端53Aに戻る。一方、残りの3本のアーム30の第2可動接合部33A,33C,33Dは、案内溝53に沿って移動し、内側の端53Bにくる。なお、図17には、一例として、表示部20を右斜め下方に向けた状態を表しているが、表示部20の右斜め上方、左斜め上方または左斜め下方に向けることも可能であることは言うまでもない。
表示部20の移動範囲は、図9,図11,図13,図15および図17に示したように、4本のアーム30によって規制されるので、収納部16の真上の空間にほぼ収まっており、そこから大幅にはみ出すことはない。よって、撮像レンズ(図示せず)の光軸A近傍で、縦位置チルト・横位置チルトの両方が可能となり、光軸A(撮影レンズの中心)と表示部20の中心とのずれが小さくなり、撮像装置1を使用者の正面に構える自然な姿勢で撮影が可能となる。
また、表示部20の向きを変更したい場合には、他の状態を経ずに、いきなり目指す状態に移行することが可能である。例えば、横位置ハイアングルから縦位置ハイアングルに変更したい場合には、図19(A)に示したように、表示部20の上辺および下辺に親指および人差し指をかけて、図19(B)に示したように、その二本の指で表示部20の右辺を手前に引き出すだけでよい。縦位置ローアングルから横位置ローアングルに変更したい場合にも、同様に、図20(A)に示したように、表示部20の上辺および下辺に親指および人差し指をかけて、図20(B)に示したように、親指で表示部20の下辺を押し出すと共に人差し指で表示部20の上辺を押さえるだけでよい。
これに対して従来では、例えば図21に示したように、本体部102の背面下側に開閉ヒンジ機構131および回転ヒンジ機構132を設けて表示部120の傾斜角度を変更するようにしていた。すなわち、まず、開閉ヒンジ機構131により表示部120を矢印R1方向に開いたのち、回転ヒンジ機構132により表示部120を矢印R2方向に回転させる。本実施の形態では、このような二段階の動作は不要である。すなわち、本実施の形態では、表示部20を開く,たたむ,回すなどの撮影に必要ない動作をしなくて済み、ストレスなく思い通りに表示部20を動かすことが可能となり、使用者の使い心地が向上する。
更に、本実施の形態では、図22に示したように、縦位置コントロールグリップ60を装着した状態でも表示部20の傾斜角度を自由に変更することが可能であり、特に縦位置撮影時の利便性が向上する。この点、従来では、図23に示したように、回転ヒンジ機構132により表示部120を矢印R2方向に回転させる際に、表示部120と縦位置コントロールグリップ160とが干渉してしまうので、縦位置コントロールグリップ160の装着は困難であった。
このように本実施の形態では、表示部20とこの表示部20の取付対象である本体部2とを4本のアーム30により接続し、アーム30の本体部2に対する傾斜角度を各々独立に変更可能であるようにしたので、表示部20の傾斜角度を自由に変更することが可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本開示を説明したが、本開示は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、第1可動接合部32および第2可動接合部33が例えば球状である場合について説明したが、第1可動接合部32および第2可動接合部33は、例えば、ゴム等の弾性材料により構成されていることも可能である。
また、例えば、上記実施の形態では、アーム30が4本設けられている場合について説明したが、アーム30は、4本,8本,12本など、4の倍数本、設けることが可能である。例えば、アーム30が8本設けられている場合には、図24に示したように、8本の案内溝53を、2本ずつ4方向に放射状に設けることが可能である。
更に、例えば、上記実施の形態では、第1可動接合部32を表示部20に、第2可動接合部33を本体部2に取り付けて、アーム30の本体部2に対する傾斜角度を変更する場合について説明した。しかしながら、第1可動接合部32を本体部2に、第2可動接合部33を表示部20に取り付けて、アーム30の表示部20に対する傾斜角度を変更することも可能である。ただし、前者のほうが、表示部20を薄型・軽量化することが可能となるので、表示部20を使用者が手で持って動かしやすくなるという利点がある。
加えて、例えば、上記実施の形態では、表示部20および収納部16が矩形であり、アーム30が表示部20および収納部16の対角線上に放射状に設けられている場合について説明したが、表示部20および収納部16は矩形に限らず、六角形などの多角形や円形であることも可能である。また、例えば、図面では、表示部20の下辺の両端の角に四角い切欠きがある場合を表しているが、この切欠きは必ずしも設ける必要はない。
更にまた、例えば、上記実施の形態では、表示部20の第1特定位置P1が表示部20の中心であり、収納部16の第2特定位置P2が収納部16の四つの角である場合について説明したが、第1特定位置P1および第2特定位置P2を上記以外の位置におくことも可能である。例えば、表示部20の第1特定位置P1を表示部20の四つの角におき、収納部16の第2特定位置P2を収納部16の中心におくことも可能である。この場合、第1可動接合部32を表示部20の四つの角に分散して配置し、第2可動接合部33を、本体部2の収納部16における第2特定位置P2(収納部16の中心)から、収納部16の対角線上を、収納部16の四つの角に向かって、放射状にxy平面内で移動可能とすることが可能である。
加えてまた、例えば、上記実施の形態では、撮像装置1の例としてデジタル一眼レフカメラについて説明したが、本開示は、コンパクトカメラ,ビデオカメラなどの他の撮像装置にも適用可能である。
更にまた、例えば、上記実施の形態では、表示部20が液晶表示素子により構成されている場合について説明したが、表示部20は、液晶のほか、プラズマ,有機EL(Electroluminescence),無機EL,エレクトロデポジションもしくエレクトロクロミックなどの他の表示素子を用いたものであってもよい。
加えてまた、本開示の表示装置3は、撮像装置1の液晶モニタとしての用途に限られず、壁掛けテレビジョン装置,壁掛けモニタ装置,携帯電話,電話機やファクシミリ機,カーナビゲーション装置,デジタルフォトフレーム,電光掲示板などの他の表示装置への適用も可能である。
なお、本技術は以下のような構成を取ることも可能である。
(1)
表示部と、
前記表示部と前記表示部の取付対象とを接続し、前記表示部または前記取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更可能な、4の倍数本のアームと
を備えた表示装置。
(2)
前記アームの各々は、軸部と、前記軸部の両端の第1可動接合部および第2可動接合部を有し、前記第1可動接合部は前記表示部および前記取付対象の一方に対して回転可能に取り付けられ、前記第2可動接合部は前記表示部および前記取付対象の他方に対して面内移動可能に取り付けられている
前記(1)記載の表示装置。
(3)
前記第1可動接合部および前記第2可動接合部は、球状である
前記(2)記載の表示装置。
(4)
前記第1可動接合部は、前記表示部および前記取付対象の一方における第1特定位置に配置され、
前記第2可動接合部は、前記表示部および前記取付対象の他方における第2特定位置から放射状に面内移動可能である
前記(2)または(3)記載の表示装置。
(5)
前記第2可動接合部は、前記表示部または前記取付対象の他方に固定された一対の板の間に挟み込まれていると共に前記一対の板に設けられた案内溝に沿って面内移動可能である
前記(4)記載の表示装置。
(6)
前記一対の板はスペーサを挟んでねじにより固定されており、前記ねじの座面と前記板との間にゴムワッシャが設けられている
前記(5)記載の表示装置。
(7)
前記表示部および前記取付対象の一方に固定されると共に前記第1可動接合部を回転可能に収容する保持器を有するアームホルダーを備えた
前記(2)ないし(6)のいずれか1項に記載の表示装置。
(1)
表示部と、
前記表示部と前記表示部の取付対象とを接続し、前記表示部または前記取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更可能な、4の倍数本のアームと
を備えた表示装置。
(2)
前記アームの各々は、軸部と、前記軸部の両端の第1可動接合部および第2可動接合部を有し、前記第1可動接合部は前記表示部および前記取付対象の一方に対して回転可能に取り付けられ、前記第2可動接合部は前記表示部および前記取付対象の他方に対して面内移動可能に取り付けられている
前記(1)記載の表示装置。
(3)
前記第1可動接合部および前記第2可動接合部は、球状である
前記(2)記載の表示装置。
(4)
前記第1可動接合部は、前記表示部および前記取付対象の一方における第1特定位置に配置され、
前記第2可動接合部は、前記表示部および前記取付対象の他方における第2特定位置から放射状に面内移動可能である
前記(2)または(3)記載の表示装置。
(5)
前記第2可動接合部は、前記表示部または前記取付対象の他方に固定された一対の板の間に挟み込まれていると共に前記一対の板に設けられた案内溝に沿って面内移動可能である
前記(4)記載の表示装置。
(6)
前記一対の板はスペーサを挟んでねじにより固定されており、前記ねじの座面と前記板との間にゴムワッシャが設けられている
前記(5)記載の表示装置。
(7)
前記表示部および前記取付対象の一方に固定されると共に前記第1可動接合部を回転可能に収容する保持器を有するアームホルダーを備えた
前記(2)ないし(6)のいずれか1項に記載の表示装置。
1…撮像装置、2…本体部、3…表示装置、11…ファインダ、12…アイセンサ、13…アイフード、15…後部外装部材(リアカバー)、16…収納部、20…表示部、21…液晶セル、22…表側被覆部材、23…裏側被覆部材、30…アーム、31…軸部、32…第1可動接合部、33…第2可動接合部、40…アームホルダー、41…ゴムワッシャ、51…外側の板、52…内側の板、53…案内溝、53A…外側の端、53B…内側の端、60…縦位置コントロールグリップ、P1,P2…特定位置。
Claims (7)
- 表示部と、
前記表示部と前記表示部の取付対象とを接続し、前記表示部または前記取付対象に対する傾斜角度を各々独立に変更可能な、4の倍数本のアームと
を備えた表示装置。 - 前記アームの各々は、軸部と、前記軸部の両端の第1可動接合部および第2可動接合部を有し、前記第1可動接合部は前記表示部および前記取付対象の一方に対して回転可能に取り付けられ、前記第2可動接合部は前記表示部および前記取付対象の他方に対して面内移動可能に取り付けられている
請求項1記載の表示装置。 - 前記第1可動接合部および前記第2可動接合部は、球状である
請求項2記載の表示装置。 - 前記第1可動接合部は、前記表示部および前記取付対象の一方における第1特定位置に配置され、
前記第2可動接合部は、前記表示部および前記取付対象の他方における第2特定位置から放射状に面内移動可能である
請求項2記載の表示装置。 - 前記第2可動接合部は、前記表示部または前記取付対象の他方に固定された一対の板の間に挟み込まれていると共に前記一対の板に設けられた案内溝に沿って面内移動可能である
請求項4記載の表示装置。 - 前記一対の板はスペーサを挟んでねじにより固定されており、前記ねじの座面と前記板との間にゴムワッシャが設けられている
請求項5記載の表示装置。 - 前記表示部および前記取付対象の一方に固定されると共に前記第1可動接合部を回転可能に収容する保持器を有するアームホルダーを備えた
請求項2記載の表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011229170A JP2013088626A (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 表示装置 |
US13/598,993 US20130093946A1 (en) | 2011-10-18 | 2012-08-30 | Display apparatus |
CN201210392267.0A CN103064235A (zh) | 2011-10-18 | 2012-10-11 | 显示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011229170A JP2013088626A (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013088626A true JP2013088626A (ja) | 2013-05-13 |
Family
ID=48085764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011229170A Pending JP2013088626A (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 表示装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20130093946A1 (ja) |
JP (1) | JP2013088626A (ja) |
CN (1) | CN103064235A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017059900A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | リコーイメージング株式会社 | 撮像装置、及び可動部材の支持機構 |
JP2017059876A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | リコーイメージング株式会社 | 撮像装置、及び可動部材の支持機構 |
JP2017059901A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | リコーイメージング株式会社 | 撮像装置及び電子機器 |
JP2017069658A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | リコーイメージング株式会社 | 電子機器及び撮像装置 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6074663B2 (ja) * | 2013-03-06 | 2017-02-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器 |
TWI476501B (zh) * | 2013-06-18 | 2015-03-11 | Sintai Optical Shenzhen Co Ltd | 影像擷取裝置及方法 |
JP5461738B1 (ja) * | 2013-11-28 | 2014-04-02 | 稔 稲葉 | ディジタルカメラ |
USD743470S1 (en) * | 2013-12-23 | 2015-11-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Camera |
JP6084180B2 (ja) * | 2014-04-28 | 2017-02-22 | 三菱製鋼株式会社 | 電子装置 |
JP1527898S (ja) * | 2014-06-20 | 2015-07-06 | ||
USD831092S1 (en) | 2014-06-20 | 2018-10-16 | Nikon Corporation | Digital camera |
US9918020B2 (en) * | 2014-06-25 | 2018-03-13 | Google Llc | User portable device having floating sensor assembly to maintain fixed geometric configuration of sensors |
JP5955908B2 (ja) * | 2014-08-07 | 2016-07-20 | 三菱製鋼株式会社 | 開閉装置、及び、電子機器 |
JP1533954S (ja) * | 2015-04-22 | 2015-09-28 | ||
US9906728B2 (en) * | 2015-09-14 | 2018-02-27 | Ricoh Imaging Company, Ltd. | Imaging apparatus and support mechanism for movable member |
US10070020B2 (en) * | 2015-09-14 | 2018-09-04 | Ricoh Imaging Company, Ltd. | Electronic apparatus and imaging apparatus having multi-position movable display |
JP1573871S (ja) | 2016-07-06 | 2017-04-10 | ||
JP1573659S (ja) | 2016-07-06 | 2017-04-10 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2922319B2 (ja) * | 1991-03-06 | 1999-07-19 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置 |
FI116345B (fi) * | 2000-12-19 | 2005-10-31 | Nokia Corp | Kannettavat elektroniset laitteet |
US20050110911A1 (en) * | 2003-11-25 | 2005-05-26 | Childrey Joseph B. | Remotely controlled wall-mounted television bracket |
US20070030405A1 (en) * | 2003-11-25 | 2007-02-08 | Childrey Joseph B | Remotely controlled wall-mounted television bracket |
US20060238661A1 (en) * | 2005-02-14 | 2006-10-26 | Oh Sung I | Mounting system capable of adjusting viewing angle of a monitor |
US20070023603A1 (en) * | 2005-08-01 | 2007-02-01 | Clo Systems, Llc | Mounting system capable of adjusting viewing angle of a monitor |
US20070242150A1 (en) * | 2006-04-13 | 2007-10-18 | Hiroshi Terada | Display apparatus and imaging device |
US8315047B2 (en) * | 2010-07-08 | 2012-11-20 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | Rotatable display apparatus |
JP5601134B2 (ja) * | 2010-10-04 | 2014-10-08 | ソニー株式会社 | 撮像装置および表示装置 |
JP5214812B1 (ja) * | 2012-01-10 | 2013-06-19 | 株式会社東芝 | 電子機器 |
-
2011
- 2011-10-18 JP JP2011229170A patent/JP2013088626A/ja active Pending
-
2012
- 2012-08-30 US US13/598,993 patent/US20130093946A1/en not_active Abandoned
- 2012-10-11 CN CN201210392267.0A patent/CN103064235A/zh active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017059900A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | リコーイメージング株式会社 | 撮像装置、及び可動部材の支持機構 |
JP2017059876A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | リコーイメージング株式会社 | 撮像装置、及び可動部材の支持機構 |
JP2017059901A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | リコーイメージング株式会社 | 撮像装置及び電子機器 |
JP2017069658A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | リコーイメージング株式会社 | 電子機器及び撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20130093946A1 (en) | 2013-04-18 |
CN103064235A (zh) | 2013-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013088626A (ja) | 表示装置 | |
JP5601134B2 (ja) | 撮像装置および表示装置 | |
US8854802B2 (en) | Display with rotatable display screen | |
CN117572657A (zh) | 用于光学防抖的反射模块和包括该反射模块的相机模块 | |
KR102510389B1 (ko) | 소형 카메라 짐벌 및 이를 구비한 전자 장치 | |
EP3679837A1 (en) | Pressure pivoting electronic mirroring device | |
US10747273B1 (en) | Electronic device having camera module | |
US8619172B2 (en) | Rotatable camera assembly | |
US20210180741A1 (en) | Display device | |
US20110260015A1 (en) | Visual presenting apparatus | |
US20130107101A1 (en) | Image display device with operation unit excellent in operability and image pickup apparatus having the same | |
JP2023517974A (ja) | 画像安定化モータ、カメラモジュール、および電子デバイス | |
US20200214155A1 (en) | Electronic device with capability of covering an image capturing module thereof | |
US8668395B2 (en) | Material imaging apparatus | |
US10911648B2 (en) | Image pickup apparatus equipped with electronic viewfinder | |
JP6980576B2 (ja) | 撮像装置 | |
US20090207386A1 (en) | Portable electronic device with projection functionality | |
KR20160001330A (ko) | 카메라 조립체 및 이를 구비하는 전화기 | |
JP2001333298A (ja) | 電子カメラ | |
JP2015125311A (ja) | 移動撮影装置 | |
JP4709301B2 (ja) | ビデオカメラ | |
US20250076735A1 (en) | Electronic apparatus | |
JP6911966B2 (ja) | 電子機器及び撮像装置 | |
KR20100064552A (ko) | 디스플레이장치 | |
JP6881426B2 (ja) | 支持構造及び電気機器 |