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JP2013086341A - 筆記具レフィル収納体 - Google Patents

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Naotoshi Hayakawa
尚利 早川
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Abstract

【課題】キャップ開放時にも容器収納状態のレフィルが移動することなく安定保持できるため、容器本体を簡易筆記具として使用できるとともに、キャップを外す際やレフィルを取り出す際にチップやインキ収容筒に負荷をかけることなく容易に抜き出すことができる筆記具レフィル収納体を提供する。
【解決手段】一端に開口部21を備え且つ他端に閉鎖部22を備えた容器本体2と、容器本体2の開口部21を封鎖するキャップ3とからなり、内部に筆記具レフィル4を収納するレフィル収納体1。筆記具レフィル4が、インキ収容筒6の先端にチップ5を接続し、インキ収容筒6の後端に筆記具本体と着脱可能な継手部材7を接続する。レフィル収納状態で継手部材7と容器本体2の閉鎖部22とが継合される。容器本体2内にチップ先端突出状態で収納され、チップ先端がキャップ3により被覆される。
【選択図】図1

Description

本発明は筆記具レフィル収納体に関する。更には、キャップ付容器本体内に筆記具レフィルを収納した筆記具レフィル収納体に関する。
従来よりボールペン等の筆記具においては、チップとインキ収容筒を備えたレフィルを、交換可能な構造を有する軸筒内に収容することで、インキ消費後に新しいレフィルと交換して再利用できるものが広く販売されている。また、ユーザーが好みのレフィルと、別体の筆記具本体(軸筒)をそれぞれ選択して購入し、オリジナルの筆記具として使用できるタイプの筆記具も販売されている(例えば、特許文献1参照)。
前記各筆記具に適用されるレフィルは、一般にフィルム内に収納包装された状態で店頭に展示、販売されている(例えば、特許文献2参照)。これに対して、レフィル展示時や輸送時の省スペース化を図ることを目的に、キャップ付の筒状容器に収納したものが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2009−286018号公報 特開2008−247452号公報 特開2010−120684号公報
前記特許文献3に示される筒状収納容器は、キャップにレフィル保持部を設けることで、収納状態でレフィルが容器内を移動することなく保持できるとともに、キャップを取り外す際に、容器本体内に収納されるレフィルが同時に引き抜かれる構造となっている。そのため、キャップを傾けた状態で引き抜いた場合には、レフィルが長尺であるために容器開口部に接触して引っかかることがあり、特に可撓性を有しない金属製インキ収容筒を用いたレフィルにおいては曲がってしまったり、折れてインキが漏れる等の不具合を生じることがある。特に、図3に示される実施形態(キャップでチップを保持する形態)の場合には、チップとインキ収容筒の接続部分に大きな負荷がかかるため、キャップが斜めに引き抜かれた際の前記不具合が特に顕著に生じる。
また、前記筒状収納容器は、キャップ開放時に収納状態のレフィルが容器に接続されないため、簡易形態の筆記具として使用できず、レフィル使用後(筆記具本体収容時)には廃棄されるものであった。
本発明は従来のキャップ式筒状収納容器を用いたレフィル収納体における前記不具合を解消するものであって、キャップ開放時にも容器収納状態のレフィルが移動することなく安定保持できるため、容器本体を簡易筆記具として使用できるとともに、キャップを外す際やレフィルを取り出す際にチップやインキ収容筒に負荷をかけることなく容易に抜き出すことができる筆記具レフィル収納体を提供するものである。
本発明は、一端に開口部を備え且つ他端に閉鎖部を備えた容器本体と、前記容器本体の開口部を封鎖するキャップとからなり、内部に筆記具レフィルを収納するレフィル収納体であって、前記筆記具レフィルが、インキ収容筒の先端にチップを接続し、インキ収容筒の後端に筆記具本体と着脱可能な継手部材を接続してなり、レフィル収納状態で前記継手部材と容器本体の閉鎖部とが継合されるものであり、容器本体内にチップ先端突出状態で収納され、チップ先端がキャップにより被覆されることを要件とする。
更に、前記容器本体が、筆記具レフィルの径方向の移動を規制する凸部を容器内壁に設けてなることを要件とする。
更に、前記継手部材が、インキ収容筒内のインキ色に着色されること、前記継手部材の一端がインキ収容筒に嵌着されるとともに、他端が容器本体の閉鎖部に着脱可能に嵌着されることを要件とする。
更には、前記キャップが、レフィル収納状態でチップ先端を被覆する弾性中栓を内設してなること、前記キャップが、容器本体後端に嵌着可能であることを要件とする。
尚、本発明において「上」とは、容器本体の開口部方向を示し、「下」とは、容器本体の底部(閉鎖部)側を示す。
本発明により、キャップ開放時においても収納状態のレフィルが移動することなく安定保持できるため、容器本体を把持用外装とする簡易筆記具として使用できる。更に、キャップを外す際に容器本体の開口部と接触してレフィルやペン先接続部分が曲げられることがなくなるため、ペン先やインキ収容筒に負荷をかけることなくレフィルを容易に引き抜くことができる筆記具レフィル収納体となる。
本発明のレフィル収納体の一実施例を示す縦断面図である。 図1の筆記具レフィル収納体のキャップ取り外し状態(後ろ差し状態)を示す縦断面図である。 本発明のレフィル収納体の他の実施例を示す縦断面図である。
本発明の筆記具レフィル収納体は、インキを内蔵するインキ収容筒の先端にチップを接続し、後端に筆記具本体と着脱可能な継手部材を接続する筆記具レフィルを収納する蓋付ケースであり、レフィル収納時には、前記継手部材が容器本体の閉鎖部と継合するものである。
前記筆記具レフィルは、インキを内蔵するインキ収容筒の先端に、マーキングペンチップやボールペンチップ等のペン先部材(チップ)を筆記先端部として装着し、後端に筆記具本体と着脱可能な形状の継手部材を接続したものであり、マーキングペンやボールペン等の筆記具本体に交換可能なレフィル形態のインキ収容体であるが、シャープペンシルユニットを適用することもできる。
前記インキを内蔵するインキ収容筒としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性樹脂からなる成形体(単層や複層状成形物)や、ステンレスパイプ等の金属加工体が用いられる。特に、前記インキ収容筒として透明、着色透明、或いは半透明の樹脂成形体を用いた場合には、外側からインキ色やインキ残量を確認できるものとなる。また、筒体の後端側が継手部材となるような形状に成形、加工することで、継手部材を一体化することもできる。
尚、前記インキ収容筒にはチップを直接連結する他、接続部材を介して前記インキ収容筒とチップを連結したものが用いられる。特に、金属加工体や着色不透明樹脂成形体からなるインキ収容筒に接続部材を介してチップを接続する際、前記接続部材を透明性を有する樹脂により形成することで、接続部材を介してレフィル内のインキ有無が確認できるものとなる。
前記ボールペンチップとしては、金属製のパイプの先端近傍を外面より内方に押圧変形させたボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属材料をドリル等による切削加工により形成したボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、金属又はプラスチック製チップ内部に樹脂製のボール受け座を設けたチップ、或いは、前記チップに抱持するボールをバネ体により前方に付勢させたもの等が適用できる。
また、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ルビー、セラミック、樹脂、ゴム等の0.15〜2.0mm、好ましくは0.28〜1.2mm程度の外径のものが適用できる。
また、マーキングペンチップとしては、繊維の樹脂加工体、熱溶融性繊維の融着加工体、フェルト体等の従来汎用の気孔率が概ね30〜70%の範囲から選ばれる連通気孔の多孔質部材が用いられ、一端を砲弾形状、長方形状、チゼル形状等の目的に応じた形状に加工して実用に供される。
前記マーキングペンチップを適用する場合、インキ収容筒内に繊維集束体からなるインキ吸蔵体を内蔵し、チップを直接或いは中継部材を介して連結したり、インキとチップの間に、ペン先の押圧により開放する弁体や、櫛溝状のインキ流量調整部材を介在させることが好ましい。
前記継手部材は、レフィルが筆記具本体に収容される際、筆記具本体内部で接合(継合)される箇所であり、突起、孔部、凹部等、対応する筆記具にあった形状で構成される。継手部材はインキ収容筒と一体に形成することもできるが、成形性、組立性等の点から別部材としてインキ収容筒後方に接続することが好ましい。尚、接続強度としては、筆記具本体への接続よりも強くする必要がある。
また、前記継手部材をインキ収容筒内のインキ色(変色性インキにおいては変色前後のいずれかの色相)に着色することで色表示部として機能することもできる。これは染料系インキや不透明なインキ収容筒を用いた際、ユーザーが視覚的に所望のレフィルを選択できるため有用である。
前記インキ収容筒に内蔵されるインキとしては、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、低粘度の油性インキ、高粘度の油性インキ、エマルションインキ等、チップの種類に応じて汎用のインキが適用できる。
また、前記インキに適用される着色剤としては、汎用の染料、顔料、金属光沢調顔料、蛍光顔料、酸化チタン、熱変色材料、フォトクロミック材料等、いずれを用いることもできる。
更に必要に応じて、インキ収容筒に内蔵されるインキの後端には、インキの消費に伴って前進する高粘度流体からなるインキ追従体を密接配置することもできる。また、高粘度流体と共に固体の追従体を併用することもできる。
前記レフィルを収納する容器本体は、一端(上方)を開口し、内部にレフィル収納部を形成するように底面(閉鎖又はレフィルが落下しない大きさの孔部を有し、継手部材が継合される閉鎖部分)を他端(下方)に備えた筒状物であり、金属、木材、樹脂等から形成されるものであるが、成形性が高く、安価に得られることから樹脂が好適である。また、外周や内部の径方向断面形状としてはどのような形状であってもよいが、内部(レフィル収納部)はレフィルのインキ収容筒断面と同形状とすることが好適であり、より好ましくは円形に形成される。これにより、収納状態での内部の空スペースが一定となり、保持し易いものとなる。
尚、樹脂成形物とした場合、前記容器は透明、不透明のいずれであってもよいが、外側から筆記具レフィルが視認できるように、透明性を有する材質で形成することが好ましい。
更に、前記容器本体は、一部材で構成される他、ホルダーや尾栓形態の部品を用いた構成であってもよい。この場合、容器本体を複雑な形状とすることが可能となるため、キャップ嵌合や継手部材の接続、更にはレフィル挟持等、細かな寸法規定による効果が得易いものとなる。
特に、閉鎖部は、別体で形成される尾栓を筒体に接続することが好ましい。別体の尾栓とすることで、レフィル継手部材が継合される部分(保持部)の位置や形状(寸法)を複雑且つ微細に調整できる。
前記保持部は、レフィル継手部材の形状に合わせて着脱可能となるように形成されるものであり、筆記具本体の継手部材接続部と同様又は類似の形状で形成される。そのため、キャップを外した状態で開口部側を下向きにしてもレフィルが抜け落ちることなく筆記可能となり、更にチップ側を把持してレフィルを取り出す際には容易に取り出せるものとなる。
また、尾栓の下方部分に、キャップを後ろ差しできるような嵌合部を形成することもでき、簡易筆記具として使用する際等にキャップが紛失することを抑制できる。
更に、前記容器本体の内壁部には、筆記具レフィルを挟持(即ち、2以上の対向箇所での保持)するための係止部を一体又は別部材によって形成することも可能である。前記係止部により収納状態のレフィルが径方向に振れることなく一定の位置で保持されるため、簡易筆記具として使用する際のガタツキが抑制でき、筆記性が向上する。
前記キャップは、突出するチップやインキ収容筒の一部を被覆した状態で容器開口部を封鎖できる形状の略筒状部材であり、収納するレフィル先端を保護している。キャップの一端(下端)は開口しており、開口部分が、容器本体開口部の近傍で嵌合するような構造を有する。尚、前記キャップはチップやレフィルを保持することもできるが、その場合、容器内で継手部材を継合されるレフィルがキャップを外した際に抜けない程度の保持力で保持される。
前記キャップ内には、収納状態のレフィルのチップ先端を保護する中栓(特に弾性材料により形成されるもの)を内設することもできる。これによりホットメルト保護膜を用いることなくペン先からの不用意なインキ漏れを抑制できるとともに、保護膜を剥がす必要がなく取り出したレフィルを直ちに使用できる。
また、キャップが容器本体後端に嵌着可能な構造を適用した場合には、前記キャップを後ろ差しにした状態で筆記具レフィル収納体単独での筆記も可能となり、短寸レフィルを収納した場合であっても筆記時の全長を長くすることができる。
前記構成からなる筆記具レフィル収納体の外面には、収納するレフィルに関する情報表示も可能であり、収容可能な筆記具本体の名前や品番の他、例えば、内蔵するインキ色やペン先の種類、筆跡の太さやボール径等を表示することで、収納状態のレフィル情報をユーザーに開示できる。
本発明の実施例を以下の図面に従って説明する。
図1は本発明の第一の形態の筆記具レフィル収納体1を表す図であり、図2は図1のキャップ後ろ差し状態を表す図である。また、図3は第二の形態の筆記具レフィル収納体を表す図である。
実施例1(図1、図2参照)
図1の筆記具レフィル収納体1は、開口部21をキャップ3で開閉する容器本体2内に、インキ収容筒6とチップ5を備えた筆記具レフィル4が、チップ5を開口部21から突出した状態で収納するものである。
筆記具レフィル4は、前端にボールが回転可能に抱持されたボールペンチップ5と、該ボールペンチップ5を前端に備え且つ後端が開口された樹脂製パイプ(具体的には透明性を有するポリプロピレン)からなるインキ収容筒6とから構成され、チップ5とインキ収容筒6は、樹脂製接続部材51によって接続されている。更に、インキ収容筒6の後端には、筆記具本体内部に接合するための棒状部が延設される樹脂製継手部材7が圧入嵌合されており、レフィル外装を形成している。特に、前記継手部材7の棒状部は、レフィル4が筆記具本体に収容される際に筆記具本体内部で接合される箇所に対応した形状及び寸法に成形されており(本実施形態では円柱状部材)、継手部材全体は、インキ収容筒6に収容されるインキと同様の色相に着色することで色表示部として機能している。
尚、前記図面のボールペンチップは、金属材料をドリル等による切削加工により形成したボール抱持部にボールを抱持してなる構造であるが、ボールを弾発体で前方に付勢して前端縁部の内面にボールを密接させる構造も適用できる。また、前記ボールペンチップは、インキ収容筒6の前端開口部に圧入等により直接取り付けて固着することもできる。
また、前記インキ収容筒6の内部には、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、低粘度の油性インキ、または高粘度の油性インキ等から選ばれるインキ61が内蔵され、更に、インキ61の後端に、インキの消費に伴って前進する高粘度流体からなるインキ追従体62が充填される。
本実施の形態では筆記具レフィル4としてボールペンレフィルを採用しているが、ペン先部に繊維や樹脂からなるマーキングペンチップを用いたマーキングペン形態のレフィルや、シャープペンシル形態のレフィル(シャープペンシルユニット)を適用することも可能である。更に、インキ収容筒6内に繊維収束体や櫛歯状インキ流量調整部材を収容することもできる。
前記筆記具レフィル4を収納する容器本体2は、レフィル4の挿入(収納)、取り出しを行う開口部21を上端に有し、下端(底面となる閉鎖部)を継手部材7と継合することでレフィル4が保持できるように閉鎖する容器であり、本実施の形態では、透明ポリカーボネート製成形筒の下端に、継手部材7を係合する凹部(保持部23)が上向きに一体形成される尾栓22を圧入嵌合することで容器本体2が形成される。尚、前記ポリカーボネート製成形筒の外面には、収納するレフィル4のボール径、インキ色、品番、価格、適用可能な筆記具本体に関する情報が記載されたフィルムやシールを転写、貼着することができ、ユーザーに様々な情報を提供することが可能な箇所となる。
前記尾栓22に形成される保持部23は、継手部材7と嵌合するような円形凹孔からなり、孔部内面に環状リブが形成されることでレフィル4が保持できる形状となっている。尚、継手部材7と保持部23との保持力(嵌合力)は、継手部材7とインキ収容筒6との嵌合力よりも小さくなるように設定されており、レフィル4使用時の抜き取り(取り出し)は容易に行えるものとなっている。
前記容器本体2に筆記具レフィル4を後端(即ち、継手部材7側)から収納した際、継手部材7が尾栓22の保持部23と継合した状態では、チップ5及び接続部材51の上側の一部が容器本体開口部21から外側(上方)に突出される。そのため、容器本体2から筆記具レフィル4を引き抜く際には、これら突出部分を直接挟持することができ、片手で容器本体2外面を把持しながら両手を使ってレフィル4を確実に引き抜くことが可能となる。
尚、突出部分としては、チップ上方のみ、インキ収容筒6上方まで等、レフィル4の一部を把持できる状態で収納される。
前記キャップ3は、チップ3突出状態で容器本体2に収納されるレフィル4を、チップ5側から被覆して開口部21を封鎖することで、容器本体2と併せて内部のレフィル4(チップ3)を保護するものである。
本実施形態のキャップ3は、ポリプロピレン樹脂製の筒状成形部材が一端を封鎖するように成形されており、開口端側の外周面には、キャップの嵌合部(開口部21内面と嵌合する部分)となる環状リブが一体に形成されている。また、キャップ3の開口端側の内周面は筆記具レフィル4外面(チップ5及び接続部材51)と非嵌合状態となっている。尚、前記形状のキャップ3は、容器本体2後端の窪み部(尾栓22後方)とも嵌合する形状であり、キャップ3の後ろ差しが可能となっている。そのため、キャップ後ろ差し状態での筆記が可能となることから、短寸レフィルを収納した場合であっても筆記時の筆記具レフィル収納体1の全長を長くすることが可能である(図2)。
前記構成により、レフィル4収納時の筆記具レフィル収納体1は、落下や輸送時の衝撃等からレフィルを確実に保護できるものとなる。また、レフィル使用時には、キャップ3を外した後、前記容器本体2から筆記具レフィル4を取り出す際、突出するチップ側を直接挟持して確実に引き抜くことができるため、開口部21とレフィル4の接触角度による負荷をかけることなく、垂直に引き抜くことが容易なものとなる。そのため、レフィル取出時にインキ収容筒6やチップ5が曲がることや外れることを確実に抑制できる。
更に、キャップ3開放時にも収納状態のレフィル4が移動することなく安定保持できるため、容器本体2を把持用外装とする簡易筆記具として使用でき、その際にキャップ3を後ろ差し状態で保持して紛失を防止することができるため、応用性、利便性に優れたものである。
実施例2(図3参照)
本実施例の図3で示す筆記具レフィル収納体1は、容器本体2の内壁面形状、及び、キャップ3の内部構造以外は実施例1と同様の構成を有するものである。
本実施形態の容器本体2では、ポリプロピレン製の筒状体の一端(開口端側)の内面に、環状リブからなる保持用凸部24が一体に形成されている。
前記凸部24は、収納するインキ収容筒6の外径に合わせて対向箇所で挟持可能となる寸法に内壁面からの高さが設定される。尚、本実施形態では開口部22側にリブがリング状に形成されているがこれに限らず、複数のリブを軸方向に形成することや、幅広リング状とすることもできる。また、複数の突起等により形成することもできる。
キャップ3は、一端を封鎖するポリプロピレン樹脂製筒状成形部材の内部に、カップ形状のゴム製弾性部品からなるチップ保護部材(中栓31)が係止されている。そのため、より気密性の高い構造となっており、ドライアップし易いインキを収容したレフィルであっても、保護膜(シールピール)を塗布する必要なく長期間収納保持できる。尚、前記中栓31は、レフィル4を収納する容器本体2にキャップ3を装着した状態でチップ先端を接触状態で被覆する位置に配置される。
1 筆記具レフィル収納体
2 容器本体
21 開口部
22 尾栓
23 保持部
24 凸部
3 キャップ
31 弾性中栓
4 筆記具レフィル
5 チップ(ボールペンチップ)
51 接続部材
6 インキ収容筒
61 インキ
62 インキ追従体
7 継手部材

Claims (6)

  1. 一端に開口部を備え且つ他端に閉鎖部を備えた容器本体と、前記容器本体の開口部を封鎖するキャップとからなり、内部に筆記具レフィルを収納するレフィル収納体であって、前記筆記具レフィルが、インキ収容筒の先端にチップを接続し、インキ収容筒の後端に筆記具本体と着脱可能な継手部材を接続してなり、レフィル収納状態で前記継手部材と容器本体の閉鎖部とが継合されるものであり、容器本体内にチップ先端突出状態で収納され、チップ先端がキャップにより被覆されることを特徴とする筆記具レフィル収納体。
  2. 前記容器本体が、筆記具レフィルの径方向の移動を規制する凸部を容器内壁に設けてなることを特徴とする請求項1記載の筆記具レフィル収納体。
  3. 前記継手部材が、インキ収容筒内のインキ色に着色されることを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記具レフィル収納体。
  4. 前記継手部材の一端がインキ収容筒に嵌着されるとともに、他端が容器本体の閉鎖部に着脱可能に嵌着されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の筆記具レフィル収納体。
  5. 前記キャップが、レフィル収納状態でチップ先端を被覆する弾性中栓を内設してなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の筆記具レフィル収納体。
  6. 前記キャップが、容器本体後端に嵌着可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の筆記具レフィル収納体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020078926A (ja) * 2019-10-23 2020-05-28 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具

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