JP2013039114A - おにぎり型 - Google Patents
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Abstract
【課題】ご飯の付着を防止して、おにぎりの面を綺麗に仕上げることができるおにぎり型を提供する。
【解決手段】このおにぎり型100は、本体1の矩形の底の長辺両側には壁面2が形成され、壁面2の外側には空洞部5が形成されている。壁面2及び底の内側面には離型面が設けられる。また、おにぎり型100は、本体1のフック7に一旦を装着できる蓋帯を有する。三角おにぎりを作る場合、ご飯を本体1の壁面2の間に詰め込み、その上から蓋帯を被せ、指で壁面2を内側に挟むように力を加え、ご飯を両側から押さえる。そして、蓋帯をご飯に押し付けると、当該屈曲部で蓋帯が屈曲して山形になり、それに伴いご飯が山形に成形され、ご飯は三角おにぎりに成形される。ご飯が手に付着せず、おにぎりの面を綺麗に仕上げることができる。
【選択図】図1
【解決手段】このおにぎり型100は、本体1の矩形の底の長辺両側には壁面2が形成され、壁面2の外側には空洞部5が形成されている。壁面2及び底の内側面には離型面が設けられる。また、おにぎり型100は、本体1のフック7に一旦を装着できる蓋帯を有する。三角おにぎりを作る場合、ご飯を本体1の壁面2の間に詰め込み、その上から蓋帯を被せ、指で壁面2を内側に挟むように力を加え、ご飯を両側から押さえる。そして、蓋帯をご飯に押し付けると、当該屈曲部で蓋帯が屈曲して山形になり、それに伴いご飯が山形に成形され、ご飯は三角おにぎりに成形される。ご飯が手に付着せず、おにぎりの面を綺麗に仕上げることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ご飯を入れて手作業でおにぎりを成形するおにぎり型に関するものである。
おにぎりを握る道具としては、非特許文献1に開示されているような型が知られている。このおにぎりを握るための型は、ポリプロピレン製であり一定の硬さを有する。型の内形状は様々であり、当該非特許文献1に記載の型は、動物の形を模した形状を備えている。ユーザは、この型に適量のご飯を入れ、手を用いて型内にご飯を押し込み、固めてから当該型をひっくり返し、所定の形状のおにぎりを得る。
リビングート、"生活雑貨と日用品のオンライン通販"、[online][平成22年12月22日検索]、インターネット<URL:http://livingut.com/products/p-49347.html>
しかしながら、上記従来のおにぎりを握る型は、型に入れたご飯を直接手で押し込むため、手にご飯粒が付着してしまうという問題点があった。また、手のひらでご飯を押し込むと綺麗な面が形成できないという問題点があった。そこで、この発明は、ご飯の付着を防止して、おにぎりの面を綺麗に仕上げることができるおにぎり型を提供することを目的とする。
この発明のおにぎり型は、シリコンその他の樹脂からなる、矩形の底の長辺両側に壁面を有する本体と、当該本体の壁面の間隔と略同じ寸法の幅の押面を有する押体とを備えたことを特徴とするおにぎり型。
本体の壁面と底とで形成される空間にご飯を入れ、前記押体を壁面との間に差し入れて当該押体を介してご飯を当該空間に押し込む。これと共に、手で挟むことで前記本体の壁面を弾性変形させて壁面を内側に付勢する。これにより、ユーザの手にご飯が付着することなく、前記ご飯が前記底、壁面及び押体の形に沿って綺麗に成形される。
この発明のおにぎり型は、上記発明において、更に、前記押体は、長手方向に屈曲させる屈曲部を有する帯状の蓋帯であり、当該蓋帯は、その一端が前記本体の短辺の一方側に取り付け得ることを特徴とする。
前記押体は屈曲部で屈曲するので、その屈曲する位置によって様々な形のおにぎりを成形できる。なお、屈曲部は1つのみならず複数でも良いし、全体が屈曲するようなものでも良い。更に、おにぎりを成形するときに指でおにぎりの成形感覚が得られるので、扱いやすい。そして、蓋帯を操作するにあたり、本体の短辺の一方側に蓋帯の一端を取り付けることで、ここを支点にして蓋帯を屈曲できる。具体的には、壁面の間にご飯を入れ、指で壁面の間に差し入れるようにするとき、蓋帯の一端が支点となって屈曲しつつご飯を押し込むことができるので、操作性が極めて良い。なお、蓋帯の本体への取り付けは、本体に対して着脱可能な構造の他、蓋帯が本体に一体化している場合も含むものとする。
この発明のおにぎり型は、上記発明において、更に、前記押体は、長手方向に屈曲させる屈曲部を有する帯状の蓋帯であり、当該蓋帯は、所定箇所で屈曲する屈曲部を有することを特徴とする。
例えば、屈曲部が一つであれば、底と壁面で三角おにぎりの底部分と両側部分が成形され、蓋帯で三角おにぎりの山の2つの傾斜部分が成形される。このおにぎり型によれば、ユーザの手にご飯が付着することなく、所定の形のおにぎりを綺麗に成形できる。
この発明のおにぎり型は、上記発明において、屈曲部更に、前記押体は、長手方向に屈曲させる屈曲部を有する帯状となる複数の蓋帯であり、各蓋帯の前記屈曲部の位置がそれぞれ異なることを特徴とする。
屈曲部の位置が異なると、その蓋帯を用いて成形したおにぎりの形が異なるものとなる。このため、本体に対して屈曲部の位置が異なる蓋帯を複数持つことで、異なる形状のおむすびを作ることができる。
この発明のおにぎり型は、上記発明において、前記蓋帯の長手方向端縁にリブが設けられ、蓋帯の面とリブとの角にアール部を設けたことを特徴とする。
アール部を設けることでおにぎりの角が丸くなるので、角が立った不自然なおにぎりとなるのを防止できる。
この発明のおにぎり型は、上記発明において、更に、前記本体の壁面の外側に指が係止できる係止部を有することを特徴とする。
ユーザが指を係止部に係止して本体を支持するようにすれば、ご飯を底と壁面との間に押し込みやすい。特に、押型によりご飯を本体に押し付ける格好になるので、ある程度の力で本体を保持する必要があるところ、前記係止部があると指で本体を支持しやすいので、簡単におにぎりを作ることができる。
この発明のおにぎり型は、上記発明において、前記係止部は、壁面の上部から外側に折り返され下方に開口した空洞部からなることを特徴とする。
空洞部に指を入れることで空洞部の折り返しの頂部で指が止まり、これにより本体が支持される。このため、ご飯を底と壁面との間に押し込む際に、本体を簡単に支持できる。
この発明のおにぎり型は、上記発明において、前記底または壁面のご飯を入れる側に多数の微小凹凸からなる離型面を設けたことを特徴とする。
離型面を設けることでご飯が底や壁面に付着し難くなる。このため、ご飯粒が本体に付着しておにぎりの面が不均一になったりするのを防止できる。なお、多数の微小凹凸は、例えば多数の球状凹部やシボ加工等である。
図1は、この発明の実施の形態に係るおにぎり型を示す正面図である。図2は、図1に示したおにぎり型の左側面図である。図3は、図1に示したおにぎり型の右側面図である。図4は、図1に示したおにぎり型の背面図である。図5は、図1に示したおにぎり型の上面図である。図6は、図1に示したおにぎり型の底面図である。
このおにぎり型100の本体1は、シリコン材料により一体成形されたものであり、その厚さは、1mm以上5mm以下である。好ましくは、2.5mm以上3.5mm以下である。シリコン硬度はJIS K6253 タイプAデュロメータによる測定値で30以上70以下とするのが好ましい。おにぎり型100の本体1は、板状体のシリコンを一体成型することで2つの壁面2と底3とを構成し、図6に示すように、当該2つの壁面2により谷部が形成される。底3は、長さが60mm以上120mm以下、幅が25mm以上40mm以下である。壁面2の高さは、50mm以上100mm以下である。この壁面2同士の間隔により、このおにぎり型100により成形するおにぎりの厚さが決まる。壁面2の内側には、ご飯粒の離型性を高めるために、多数の微小凹部からなる離型面を形成しても良い。
また、壁面2は上に向かって若干開くように傾斜している。更に、壁面2は、図1に示すように、三角おにぎり形状である。壁面2は、図7に示すように、上部から上下方向中央付近まで外側に折り返されることで、下方が開口した空洞部5を備えたものとなる。ユーザは、この開口から空洞部5に手の指を入れて指を係止し、本体1を操作する。ユーザは、空洞部5に指を係止することで簡単に本体1を操作できる。また、空洞部5の頂部5aは閉じているので、ここで指先が止まって本体1を支持することになる。このため、本体1の谷部4にご飯を入れて後述の蓋帯により押し込む際に、その力を指先で受けることになるから、単純に本体1を指で挟んで持つ場合に比べて本体1を簡単に支持できる。更に、空洞部5に指を入れることにより、指がご飯に直接触れないため、衛生的に、かつ指の長さや力下限に大きく影響されず本体1をしっかり保持できる。
前記底3には、矩形平面であり表面にご飯粒の離型性を高めるための多数の微小凹部からなる離型面を設けても良い。また、長辺側には前記壁面2が立設しており、短辺側には低い舌状リブ6が設けられている。この舌状リブ6は底3が短辺方向に湾曲するのを防止して一定の強度を底3に与える。また、舌状リブ6と底3との角には、所定のアール部8が形成されており、このアール部8によりおにぎりの角が丸くなり、角の立った不自然なおにぎりになるのを防止する。更に、舌状リブ6は、指で押さえることで内側(底3側)に変形できるので、おにぎりの角部分をより自然に仕上げることができる。アール部8の径は1mm以上5mm以下である。また、舌状リブ6の外側には、円盤状の頭を有する円柱突起からなるフック7が設けられている。なお、上記壁面2と底3との内側の角にもおにぎりの角部分を自然に仕上げる観点からアール部を設けるのが好ましい。
図9は、おにぎり型の蓋帯を示す平面図であり、(a)は平面図、(b)は長辺方向の側面図、(c)は短辺方向の側面図である。図10及び図11は、おにぎり型の別の蓋帯を示す平面図であり、(a)は平面図、(b)は長辺方向の側面図、(c)は短辺方向の側面図である。図9に示す蓋帯10は、三角おにぎりを作るときに用いる押体であり、図10及び図11に示す蓋帯20は、四角おにぎりを作るときに用いる押体である。まず、図9(a)に示すように、三角おにぎり用の蓋帯10は、矩形帯状であって一端部には、前記フック7に係止する長穴11が設けられている。図9(b)に示すように、蓋帯10の長手方向端縁には、リブ12が下方に突出し、蓋帯10が長手方向に湾曲し難いようになっている。但し、長手方向の中央付近は、リブ12に切り欠きが設けられた屈曲部13となっており、蓋帯10が当該屈曲部13において屈曲できるようになっている。
更に、リブ12と蓋帯10の面との角には、図9(c)に示すように、所定のアール部14が形成されており、このアール部14によりおにぎりの角が丸くなり、角の立った不自然なおにぎりになるのを防止する。アール部14の径は1mm以上5mm以下である。また、前記長穴11は、10mm以上30mm以下の長さであり、フック7に対してスライド可能である。また、前記屈曲部13は長手方向に一定の幅があり、例えば5mm以上25mm以下である。ユーザは、長穴11をフック7に沿って蓋帯10をスライドでき、おにぎりを握る部分の長さを調節できる。
次に、図10(a)に示すように、四角おにぎり用の蓋帯20は、矩形帯状であって一端部には、前記フック7に係止する長穴21が設けられている。図10(b)に示すように、蓋帯20の長手方向端縁には、リブ22が下方に突出し、蓋帯20が長手方向に湾曲し難いようになっている。但し、長手方向の両端部から所定距離の2箇所には、前記リブ22に2つの切り欠きが設けられた屈曲部23となっており、蓋帯20が当該屈曲部23において屈曲できるようになっている。更に、リブ22と蓋帯20の面との角には、所定のアール部24が形成されており、このアール部24によりおにぎりの角が丸くなり、角の立った不自然なおにぎりになるのを防止する。アール部24の径は1mm以上5mm以下である。
また、前記長穴21は、10mm以上30mm以下の長さであり、フック7に対してスライド可能である。また、前記屈曲部23は長手方向に一定の幅があり、例えば5mm以上25mm以下である。ユーザは、長穴21をフック7に沿って蓋帯20をスライドでき、おにぎりを握る部分の長さを調節できる。
更に、図11に示すように、全体が長手方向に自在に屈曲する蓋帯30を用いることもできる。この蓋帯30は、屈曲部が連続的に多数設けられた構造としても理解できるように、ユーザが指で自由に蓋帯30を変形させられるので、大人子供、男性女性などの好みに応じておにぎりの形や大きさを自由に成形できる。例えば、寿司のシャリの部分を握る際に、最適な大きさと形に成形できる。
上記図9〜図11に示した蓋帯10,20,30もシリコン材料により一体成形されたものであり、その厚さは、1mm以上5mm以下である。好ましくは、2.5mm以上3.5mm以下である。シリコン硬度はJIS K6253 タイプAデュロメータによる測定値で30以上70以下とするのが好ましい。
次に、この発明の使用方法について説明する。図12は、三角おにぎり用の蓋帯を本体に取り付けた状態を示す説明図である。まず、三角おにぎりを作る場合、三角おにぎり用の蓋帯10を用い、その端部の長穴11を本体1のフック7に引っかける。ユーザの親指を一方の壁面2の空洞部5に、その他の指を他方の壁面2の空洞部5に差し入れる。そして、ご飯を本体1の壁面2の間の谷部4に詰め込む。このとき、ご飯は壁面2と舌状リブ6により底3上に保持された状態になる。そして、その上から蓋帯10を被せ、これと共に指で壁面2を内側に挟むように力を加え、ご飯を両側から押さえる。
蓋帯10は、屈曲部13で屈曲するようになっているので、そのまま蓋帯10をご飯に押し付けることで、図12に示すように、当該屈曲部13で蓋帯10が屈曲して山形になり、それに伴いご飯が山形に成形される。このとき、舌状リブ6は底3の短辺から立ちあがっているので、蓋帯10を押しつけたとき、当該蓋帯10と底3との間からご飯が飛び出るのが防止される。また、舌状リブ6を指で押さえて内側に変形させることで、おにぎりの角部分が丸く自然に仕上がる。そして、底3は平面になっているので、ご飯は全体として所謂三角おむすぎ形に成形される。
また、蓋帯10の長さを変更することで異なるサイズのおにぎりを成形できる。例えば、大きい三角おにぎりを成形するときは、長穴11をフック7に係止した状態で蓋帯10を引き、本体1に対して長くなるようにする。この状態で蓋帯10をご飯に押し付けると全体として大きなおにぎりが成形できる。なお、バランスの良い形状とするため、蓋帯10の屈曲は本体1の谷部の中央上方に位置するようにする。これが可能となるのは、蓋帯10の長手方向の前記屈曲部13の幅をある程度大きくとっているためである。一方、小さい三角おにぎりを成形するときは、長穴11をフック7に係止した状態で蓋帯10をスライドさせて前記本体1に対して短くなるようにする。この状態で蓋帯10をご飯に押し付けると全体として小さなおにぎりが成形できる。
図13は、四角おにぎり用の蓋帯を本体に取り付けた状態を示す説明図である。四角おにぎりを作る場合、四角おにぎり用の蓋帯20を用い、その端部の長穴21を本体1のフック7に引っかける。ユーザの親指を一方の壁面2の空洞部5に、その他の指を他方の壁面2の空洞部5に差し入れる。そして、炊飯したお米を本体1の壁面2の間の谷部4に詰め込み、その上から蓋帯20を被せる。これと共に指で壁面2を内側に挟むように力を加え、ご飯を両側から押さえる。蓋帯20は、2箇所の屈曲部23で屈曲するようになっているので、そのまま蓋帯20をご飯に押し付けることで、図13に示すように、当該2箇所の屈曲部23で蓋帯10が屈曲して四角形になり、それに伴いご飯が四角形に成形される。本体1は、指を空洞部5に差し入れて係止しており、また内部の頂部で指が止まるので、蓋帯20でご飯ごと本体1を押しつけても、本体1が下にずれることがなく、支えることができる。そして、底3は平面になっているので、ご飯は全体として四角に成形される。
また、蓋帯20の長さを変更することで異なるサイズのおにぎりを成形できる。例えば、小さい四角おにぎりを成形するときは、長穴21をフック7に係止した状態で蓋帯20を引き、本体1に対して長くなるようにする。この状態で蓋帯20をご飯に押し付けると全体として大きなおにぎりが成形できる。なお、バランスの良い形状とするため、蓋帯20の長手方向の前記屈曲部23の幅をある程度大きくとっている。一方、小さい四角おにぎりを成形するときは、長穴21をフック7に係止した状態で蓋帯20をスライドさせて前記本体1に対して短くなるようにする。この状態で蓋帯20をご飯に押し付けると全体として小さなおにぎりが成形できる。
図14は、自在変形する帯蓋を本体に取り付けた状態を示す説明図である。この蓋帯30により寿司のシャリを握る場合、蓋帯30の穴31を本体1のフック7に引っ掛ける。ユーザの親指を一方の壁面2の空洞部5に、その他の指を他方の壁面2の空洞部5に差し入れる。そして、酢飯を本体1の壁面2の間の谷部4に詰め込み、その上から蓋帯30を被せる。これと共に指で壁面2を内側に挟むように力を加え、酢飯を両側から押さえる。ここで蓋帯30は自在に屈曲するので、指先でシャリを握るように蓋帯30を操作することで、酢飯がシャリ状に成形される。本体1は、指を空洞部5に差し入れて係止しており、また内部の頂部で指が止まるので、蓋帯30でご飯ごと本体1を押しつけても、本体1が下にずれることがなく、支えることができる。
このように、底3、壁面2及び帯蓋10,20,30によりご飯が成形されることになるので、ユーザの手にご飯粒が付着することがなく、おにぎりの面がおにぎり型100に従って綺麗に仕上がる。このおにぎり型100でおにぎりを作るときは、ご飯の温度が高くても、一定のシリコン厚さを確保しているので、指に熱が伝わり難い。
おにぎりを取り出すときは、蓋帯10,20,30を外して前記壁面2を少し開く。このとき、壁面2及び底3には、離型面4が形成されているので、ご飯粒が壁面2に付着するのを防止できる。このため、おにぎりの面がきれいに仕上がる。なお、蓋帯10,20,30の内側(ご飯粒が接触する側)にも同様の多数の微小凹部からなる離型面4を形成しても良い。このおにぎり型100は、弾性変形するシリコンからなるため、握ったおにぎりを取り出しやすい。おにぎりを出した後は、水洗いできる。
以上、この発明のおにぎり型100によれば、ご飯が手に付着せず、おにぎりの面を綺麗に仕上げることができる。また、シリコン材料から構成されるので、全体が柔軟に変形し、おにぎりを上手く成形できる。更に、使用後に洗浄しやすいので、清潔である。
なお、図示しないが、上記空洞部5は、指を入れるリング状の係止部であってもよい。また、蓋帯10,20は、厚手の帯状シリコン板の一部を薄くして屈曲部13,23を形成するものでも良い。また、蓋帯10,20,30は、図15に示すように、その一端が本体1の底3の短辺側に一体化された構造であっても良い。本体1の底3の短辺側の一方に三角おにぎり用の蓋帯10の一端が一体化され、短辺側の他方に四角おにぎり用の蓋帯20の一端が一体化された構造であっても良い。更に、蓋帯10,20,30は、図16に示すように、内面が山形または四角形等の所定形状であり、本体1の壁面2の間隔と略同じ幅を有しこの壁面2の間に差し入れることができるような押面51(四角形の押面52は点線で示す)を有する押体50としても良い。
100 おにぎり型
1 本体
2 壁面
3 底
10,20,30 蓋帯
1 本体
2 壁面
3 底
10,20,30 蓋帯
Claims (8)
- シリコンその他の樹脂からなる、
矩形の底の長辺両側に壁面を有する本体と、
当該本体の壁面の間隔と略同じ寸法の幅の押面を有する押体と、
を備えたことを特徴とするおにぎり型。 - 更に、前記押体は、長手方向に屈曲させる屈曲部を有する帯状の蓋帯であり、当該蓋帯は、その一端が前記本体の短辺の一方側に取り付け得ることを特徴とする請求項1に記載のおにぎり型。
- 更に、前記押体は、長手方向に屈曲させる屈曲部を有する帯状の蓋帯であり、当該蓋帯は、所定箇所で屈曲する屈曲部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のおにぎり型。
- 更に、前記押体は、長手方向に屈曲させる屈曲部を有する帯状となる複数の蓋帯であり、各蓋帯の前記屈曲部の位置がそれぞれ異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のおにぎり型。
- 更に、前記蓋帯の長手方向端縁にリブが設けられ、当該蓋帯の面とリブとの角にアール部を設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のおにぎり型。
- 更に、前記本体の壁面の外側に指が係止できる係止部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のおにぎり型。
- 前記係止部は、壁面の上部から外側に折り返され下方に開口した空洞部からなることを特徴とする請求項6に記載のおにぎり型。
- 前記底または壁面のご飯を入れる側に多数の微小凹凸からなる離型面を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のおにぎり型。
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- 2011-08-19 JP JP2011180002A patent/JP2013039114A/ja active Pending
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