[go: up one dir, main page]

JP2013033865A - 光ファイバおよび光ファイバの製造方法 - Google Patents

光ファイバおよび光ファイバの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013033865A
JP2013033865A JP2011169440A JP2011169440A JP2013033865A JP 2013033865 A JP2013033865 A JP 2013033865A JP 2011169440 A JP2011169440 A JP 2011169440A JP 2011169440 A JP2011169440 A JP 2011169440A JP 2013033865 A JP2013033865 A JP 2013033865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
quartz
cladding
rod
cores
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011169440A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Tanaka
正俊 田中
Koichi Taniguchi
浩一 谷口
Seiro Oizumi
晴郎 大泉
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Mamoru Hashimoto
守 橋本
Hisashi Sawada
久 澤田
Takaaki Kinoshita
貴陽 木下
Masayoshi Hachiwaka
正義 八若
Tomohiko Ishida
智彦 石田
Shuichi Kusunoki
修一 楠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP2011169440A priority Critical patent/JP2013033865A/ja
Publication of JP2013033865A publication Critical patent/JP2013033865A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2203/00Fibre product details, e.g. structure, shape
    • C03B2203/34Plural core other than bundles, e.g. double core

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

【課題】励起光の入射を安価に且つ比較的容易に行うことができるマルチコアの光ファイバを提供する。
【解決手段】本発明の光ファイバ100は、複数のコア10と、複数のコア10の周囲を囲繞する第1クラッド20と、第1クラッド20の周囲を囲繞する第2クラッド30とを備え、複数のコア10の少なくとも一つには希土類元素が含まれており、複数のコア10のいずれのコア10よりも第1クラッド20の方が屈折率が低く、第1クラッド20よりも第2クラッド30の方が屈折率が低い。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のコアを備えた光ファイバおよび光ファイバの製造方法に関するものである。
近年、光ファイバのコア内にEr(エルビウム),Pr(プラセオジウム),Nd(ネオジム),Yb(イッテルビウム)等の希土類元素を添加した光ファイバを用いた光増幅器が実用化されている。特に、Erを添加した光ファイバ増幅器は、1.55μm帯において、高利得、高飽和出力を有することから種々のシステムへ適用されている。その中でも1.53μmから1.56μmの波長帯の信号光を数波以上用いた波長多重伝送による高速、大容量、長距離伝送、CATVシステムへの適用が検討され、実用化に移っている。
コア内に希土類元素を添加した光ファイバを用いた光増幅器は、コアに信号光と励起光の両方を入射させて伝搬させて信号光を増幅する方式であり、WDMカプラなどを用いて希土類元素添加光ファイバに信号光と励起光を入射させている。
特開平10−242548号公報 特開平9−159846号公報
通常の光ファイバはコアが一つのシングルコア光ファイバであるが、一つの光ファイバに複数のコアを備えさせるようにすれば、信号光の増幅を複数のコアで同時に行うことができる。例えば特許文献1,2にはそのような複数の希土類元素添加コアを備えたマルチコア光ファイバが開示されている。
しかしながら、特許文献1,2に開示された技術では、一つ一つのコアに独立に信号光と励起光との両方を入射させる必要があり、細い光ファイバの端面においてそれぞれのコアに信号光と励起光の両方を位置ずれなく入射させるのは非常に困難であるとともに、各コアごとに励起光入射装置が必要となりコスト増となる。特許文献1には、該文献の図5に光増幅器全体の構造が示されているが、信号光・励起光の入射部分は明記されておらず、各コアに位置ずれなく信号光・励起光を入射させるという問題についてはなんら記載されていない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、励起光の入射を安価に且つ比較的容易に行うことができるマルチコアの光ファイバを提供することにある。
本発明の光ファイバは、複数のコアと、前記複数のコアの周囲を囲繞する第1クラッドと、前記第1クラッドの周囲を囲繞する第2クラッドとを備え、前記複数のコアの少なくとも一つには希土類元素が含まれており、前記複数のコアのいずれのコアよりも前記第1クラッドの方が屈折率が低く、前記第1クラッドよりも前記第2クラッドの方が屈折率が低い構成である。希土類元素が含まれているコアは二つ以上であることが好ましい。
前記第1クラッドは、光ファイバ横断面において円形であり、前記第1クラッド内に、該第1クラッドとは屈折率が異なるとともに光ファイバ軸に沿って延びる光方向変更部が存している構成であってもよい。
前記光方向変更部は、前記複数のコアのうち前記第2クラッドに最も近いコアよりも該第2クラッドに近い位置に存している構成であってもよい。
前記光方向変更部は、前記第1クラッドよりも屈折率が低い構成であってもよい。
前記光方向変更部は、複数であって、それぞれが光ファイバ中心軸を含む面において線対称とならない構成であってもよい。
光ファイバ横断面において、前記第1クラッドの外周の形状は、円弧と弦との組合せ又は多角形であってもよい。
本発明の第1の光ファイバの製造方法は、石英パイプの空孔部分に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英円柱とを挿入して光ファイバ母材を形成する工程と、前記光ファイバ母材を加熱し延伸して光ファイバ前駆体を形成する工程と、前記光ファイバ前駆体の外周を石英よりも屈折率の低い樹脂により被覆する工程とを含む構成である。石英パイプとは、石英からなる筒体のことであり、石英ロッドとは、石英からなる棒のことである。また石英キャピラリとは、石英からなり中心軸部分に孔が伸びていて中空である棒のことである。
本発明の第2の光ファイバの製造方法は、石英ロッドに、ロッド中心軸に沿った複数の孔を開ける工程と、前記複数の孔に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英柱とを挿入して光ファイバ母材を形成する工程と、前記光ファイバ母材を加熱し延伸して光ファイバ前駆体を形成する工程と、前記光ファイバ前駆体の外周を石英よりも屈折率の低い樹脂により被覆する工程とを含む構成である。
本発明の第3の光ファイバの製造方法は、石英パイプの空孔部分に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英柱とを挿入し、前記石英パイプの外周を石英よりも屈折率の低い低屈折率部材で囲繞して光ファイバ母材を形成する工程と、前記光ファイバ母材を加熱し延伸する工程とを含む構成である。
本発明の第4の光ファイバの製造方法は、石英ロッドに、ロッド中心軸に沿った複数の孔を開ける工程と、前記複数の孔に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英柱とを挿入し、前記石英ロッドの外周を石英よりも屈折率の低い低屈折率部材で囲繞して光ファイバ母材を形成する工程と、前記光ファイバ母材を加熱し延伸する工程とを含む構成である。
本発明の第5の光ファイバの製造方法は、外層側がフッ素又はホウ素を含有した石英あるいは中心軸に沿って延びる複数の孔を備えた石英からなり、内層側が石英からなる二層構造石英ロッドを用意する工程と、前記二層構造石英ロッドの内層側に、ロッド中心軸に沿った複数の孔を開ける工程と、前記複数の孔に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英柱とを挿入して光ファイバ母材を形成する工程と、前記光ファイバ母材を加熱し延伸する工程とを含む構成である。
複数のコアが第1クラッドに囲繞されて、第1クラッドはより屈折率が低い第2クラッドに囲繞されているので、信号光を複数のコアに入射させ、励起光を第1クラッドに入射させて第1クラッドをポンピングガイドとすることにより、複数のコアに同時に励起光を導入させることができる。
図1は実施形態1に係る光ファイバの横断面である。 図2は実施形態1に係る光ファイバの製造工程の途中の半製品の横断面である。 図3は実施形態1に係る光ファイバの別の製造工程の途中の半製品の横断面である。 図4は実施形態2に係る光ファイバの横断面である。 図5は実施形態2に係る光ファイバの製造工程の途中の半製品の横断面である。 図6は実施形態2に係る光ファイバの別の製造工程の途中の半製品の横断面である。 図7は実施形態2に係る光ファイバの他の製造工程の途中の半製品の横断面である。 図8は実施形態2の変形例1に係る光ファイバの横断面である。 図9は実施形態2の変形例2に係る光ファイバの横断面である。 図10は実施形態2の変形例3に係る光ファイバの横断面である。 図11は実施形態3に係る光ファイバの横断面である。 図12は実施形態3に係る光ファイバの製造工程の途中の半製品の横断面である。 図13は実施形態3に係る光ファイバの別の製造工程の途中の半製品の横断面である。 図14は実施形態3の変形例に係る光ファイバの横断面である。 図15は実施形態4に係る光ファイバの横断面である。 図16は実施形態4に係る光ファイバの製造工程の途中の半製品の横断面である。 図17は実施形態4に係る光ファイバの別の製造工程の途中の半製品の横断面である。 図18は実施形態4に係る光ファイバの他の製造工程の途中の半製品の横断面である。 図19は実施形態4の変形例aに係る光ファイバの横断面図である。 図20は実施形態4の変形例bに係る光ファイバの横断面図である。 図21は実施形態4の変形例cに係る光ファイバの横断面図である。 図22は実施形態4の変形例dに係る光ファイバの横断面図である。 図23は実施形態4の変形例eに係る光ファイバの横断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。
(実施形態1)
実施形態1に係る光ファイバ100の横断面を図1に示す。本実施形態の光ファイバ100は7本のコア10,10,…が光ファイバ軸方向に伸びているマルチコア光ファイバである。光ファイバ横断面において各コア10,10,…は、正六角形の6つの頂点と中心とに位置するように配置されており、正六角形の中心は光ファイバの中心軸に略一致している。
複数のコア10,10,…は、単一の第1クラッド20によってそれぞれの周囲を囲繞されている。第1クラッド20は光ファイバ横断面においては光ファイバ中心軸を中心とする円形であり、第1クラッド20内に複数のコア10,10,…が埋め込まれている。なお、各コア10,10,…は、外周を第1クラッド20に囲繞されているが、光ファイバ両端部においては第1クラッド20と共に露出している。つまり複数のコア10,10,…は光ファイバ端部を除いて単一の第1クラッド20内に存している。
第1クラッド20は、第2クラッド30によって周囲を囲繞されている。第2クラッド30の外周は光ファイバ中心軸を中心とする円であって、第2クラッド30は第1クラッド20の外周面をほぼ均一な厚みの層によって被覆している状態となっている。もちろん、光ファイバ両端部においては第1クラッド20の端面は第2クラッド30の端面と共に露出している。
本実施形態の光ファイバ100においては、各コア10,10,…はEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素とGe(ゲルマニウム)とを添加した石英ガラスから形成されている。第1クラッド20は純粋石英ガラスから形成されている。第2クラッド30は第1クラッドよりも屈折率の低いシリコーン樹脂或いは第1クラッドよりも屈折率の低いアクリル樹脂から形成されている。このような構成であるため、コア10の屈折率が最も高く、次が第1クラッド20の屈折率であり、最も低いのが第2クラッド30の屈折率である。従って、コア10を伝搬する光は第1クラッド20によってコア10内に閉じ込められ、第1クラッド20を伝搬する光は第2クラッド30によって第1クラッド20及びコア10内に閉じ込められる。即ち、本実施形態の光ファイバ100はダブルクラッド光ファイバと呼ばれる構造を有している。
この光ファイバ100は光増幅に用いることができる。具体的には、この光ファイバ100の一方の端部にカプラを接続して各コア10,10,…に信号光を入射させ、第1クラッド20には励起光を入射させる。即ち第1クラッド20をポンプガイドとして用いる。一般的には、各コア10,10,…にそれぞれ異なる信号光を入れて伝搬させるため、本実施形態の光ファイバ100を用いると1本の光ファイバで7つの信号を同時に送信することができる。第1クラッド20を進んでいく励起光は第1クラッド20と第2クラッド30との境界で反射して向きを変え、時々コア10を通過する。コア10を通過する励起光は希土類元素の働きによって信号光を増幅する。
本実施形態の光ファイバ100は、簡単な構造で複数のコア10,10,…に同時に励起光を容易に導入することができる。従って、効率的な光増幅を安価に行うことができる。
次に本実施形態の光ファイバ100の製造方法について説明する。
−製造方法A1−
製造方法A1では、図2(a)に示すように、まず石英パイプ60と、中心軸部分75にEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素を含有している石英円柱であるコア母材70,70,…を用意する。コア母材70の中心軸部分75にはGeも含有されている。
それから石英パイプ60の中心の空孔部分に、コア母材70,70,…を挿入して詰め込み、光ファイバ母材200を作製する。
次に光ファイバ母材200を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、石英パイプ60とコア母材70,70,…との間の隙間、及びコア母材70とコア母材70との間の隙間がなくなり、図2(b)に示す光ファイバ前駆体201が形成される。
その次に、光ファイバ前駆体201の外周にシリコーン樹脂あるいはアクリル樹脂を塗布することにより、光ファイバ前駆体201をシリコーン樹脂あるいはアクリル樹脂によって被覆する。こうして図1に示す光ファイバ100が出来上がる。
−製造方法B1−
別の製造方法である製造方法B1を図3を参照して説明する。まず、石英ロッドを用意し、ロッド中心軸に沿って複数の孔をあける。孔は、石英ロッドの横断面において正六角形の各頂点とその中心に配置されるように開けられる。
次に、孔を開けられた有孔石英ロッド62の孔に、7本のコア母材70,70,…を挿入して光ファイバ母材202を作製する。コア母材70,70,…の外径は、孔の径よりも少し小さく設定されている。
光ファイバ母材202を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、有孔石英ロッド62とコア母材70,70,…との間の隙間がなくなり、光ファイバ前駆体201ができあがる。
その次に、光ファイバ前駆体201の外周にシリコーン樹脂あるいはアクリル樹脂を塗布することにより、光ファイバ前駆体201をシリコーン樹脂あるいはアクリル樹脂によって被覆する。こうして図1に示す光ファイバ100が出来上がる。
(実施形態2)
実施形態2に係る光ファイバ101の断面を図4に示す。本実施形態の光ファイバ101と実施形態1の光ファイバ100との違いは、第2クラッド31にあり、その他は同じであるので、実施形態1と異なっているところを主として説明する。
本実施形態の光ファイバ101は、純粋石英ガラスからなる第1クラッド20の周囲を囲繞する第2クラッド31がフッ素ドープされた石英ガラスからなっている。第2クラッド31はフッ素含有石英ガラスであるため、純粋の石英ガラスよりも屈折率が低くなる。従って、実施形態1と同じように第1クラッド20を通過していく励起光が第2クラッド31により第1クラッド20内に閉じ込められる。そのため、本実施形態の光ファイバ101は、簡単な構造で複数のコア10,10,…に同時に励起光を容易に導入することができる。従って、効率的な光増幅を安価に行うことができる。
−製造方法C1−
本実施形態の光ファイバ101を製造する製造方法C1を、図5を参照にして説明する。
まず石英パイプ61と、中心軸部分75にEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素を含有している石英円柱であるコア母材70,70,…を用意する。コア母材70の中心軸部分75にはGeも含有されている。
それから石英パイプ61の中心の空孔部分に、コア母材70,70,…を挿入して詰め込む。さらにこの石英パイプ61をフッ素含有石英パイプ(低屈折率部材)76の中心の空孔部に入れて光ファイバ母材210を形成する。
次に光ファイバ母材210を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、石英パイプ61とコア母材70,70,…との間の隙間、コア母材70とコア母材70との間の隙間、及び石英パイプ61とフッ素含有石英パイプ76との間の隙間がなくなり、図4に示す光ファイバ101が形成される。
−製造方法D1−
別の製造方法である製造方法D1を図6を参照して説明する。まず、石英ロッドを用意し、ロッド中心軸に沿って複数の孔をあける。孔は、石英ロッドの横断面において正六角形の各頂点とその中心に配置されるように開けられる。
次に、孔を開けられた有孔石英ロッド63の孔に、複数のコア母材70,70,…を挿入する。コア母材70,70,…の外径は、孔の径よりも少し小さく設定されている。さらにこの有孔石英ロッド63をフッ素含有石英パイプ(低屈折率部材)76の中心の空孔部に入れて光ファイバ母材211を形成する。
次に光ファイバ母材211を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、有孔石英ロッド63とコア母材70,70,…との間の隙間、及び有孔石英ロッド63とフッ素含有石英パイプ76との間の隙間がなくなり、図4に示す光ファイバ101が形成される。
−製造方法E1−
別の製造方法である製造方法E1を図7を参照して説明する。まず、二層構造石英ロッドを用意する。この二層構造石英ロッドは内層64が石英からなり、外層77がフッ素含有石英からなっている。この二層構造石英ロッドの内層64に、ロッド中心軸に沿って複数の孔をあける。孔は、石英ロッドの横断面において正六角形の各頂点とその中心に配置されるように開けられる。
次に、孔を開けられた有孔二層構造石英ロッド78の孔に、複数のコア母材70,70,…を挿入して光ファイバ母材212を形成する。コア母材70,70,…の外径は、孔の径よりも少し小さく設定されている。
次に光ファイバ母材212を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、有孔二層構造石英ロッド78とコア母材70,70,…との間の隙間がなくなり、図4に示す光ファイバ101が形成される。
<実施形態2の変形例1,2>
図8,9に本実施形態の変形例1,2に係る光ファイバ102,103の横断面を示す。これらの変形例は、第1クラッド21,22の形状が上記の実施形態と異なっており、それにより第2クラッド31の内周側形状も異なっているが、それ以外は上記の実施形態と同じであるので、同じところは説明を省略する。
変形例1の光ファイバ102の第1クラッド21は、光ファイバ横断面において外周の円の一部が切り欠かれて、外周が円弧と弦との組合せとなっている。第2クラッド31の内周形状も円弧と弦との組合せであるが、外周形状は円である。
上記の実施形態では、第1クラッド20の外周が円形であるので、第1クラッド20内部を進んでいく励起光の一部は、第1クラッド20と第2クラッド31との境界で反射を繰り返してコア10,10,…が存する範囲の外側の第1クラッド20部分のみを反射を繰り返しながら進んで行ってしまう、いわゆるスキュー光となってしまう。スキュー光はコア10,10,…を通過しないので光の増幅に寄与しない。従って励起光の一部が無駄になってしまう。しかしながら変形例1では、第1クラッド21の外周部分が上述の形状であることにより、弦の部分での反射がスキュー光をコア方向へ進行させるようにするため、励起光の全てを光増幅に寄与するようにできる。そして第1クラッド21の面内での励起光強度が均一になり、各コア10,10,…において利得がばらついてしまうことを抑制することができる。
変形例2に係る光ファイバ103の第1クラッド22は、光ファイバ横断面において外周が正六角形となっている。この形状により、変形例2と同様にスキュー光の進行方向を変えることができる。従って、変形例1と同様の効果が得られる。
<実施形態2の変形例3>
図10に本実施形態の変形例3に係る光ファイバ104の横断面図を示す。この変形例は第2クラッド32が上記の実施形態とは異なっており、それ以外は上記の実施形態と同じであるので、同じところは説明を省略する。
変形例3の光ファイバ104に係る第2クラッド32は、石英ガラスにより構成されていると共に、第1クラッド20との境界部分に第1クラッド20を囲繞するように多数の空孔35,35,…が配置されている。空孔35,35,…は光ファイバ中心軸に沿って延びている。
本変形例に係る光ファイバ104では、空孔35,35,…部分の屈折率が石英ガラスよりも小さいので、第1クラッド20に導入された光は第1クラッド20内に閉じ込められ、上記の実施形態1と同じ効果を奏する。
(実施形態3)
実施形態3に係る光ファイバ110は、図11に示すように、実施形態1の光ファイバ100に光方向変更部40が加わったものである。
本実施形態の光ファイバ110は7本のコア10,10,…が光ファイバ軸方向に伸びているマルチコア光ファイバである。光ファイバ横断面において各コア10,10,…は、正六角形の6つの頂点と中心とに位置するように配置されており、正六角形の中心は光ファイバの中心軸に略一致している。
複数のコア10,10,…は、単一の第1クラッド20によってそれぞれの周囲を囲繞されている。第1クラッド20は光ファイバ横断面においては光ファイバ中心軸を中心とする円形であり、第1クラッド20内に複数のコア10,10,…および光方向変更部40が埋め込まれている。なお、各コア10,10,…および光方向変更部40は、外周を第1クラッド20に囲繞されているが、光ファイバ両端部においては第1クラッド20と共に露出している。つまり複数のコア10,10,…および光方向変更部40は光ファイバ端部を除いて単一の第1クラッド20内に存している。
第1クラッド20は、第2クラッド30によって周囲を囲繞されている。第2クラッド30の外周は光ファイバ中心軸を中心とする円形であって、第2クラッド30は第1クラッド30の外周をほぼ均一な厚みの層が被覆している状態となっている。もちろん、光ファイバ両端部においては第1クラッド20の端面は第2クラッド30の端面と共に露出している。
本実施形態の光ファイバ110においては、各コア10,10,…はEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素とGe(ゲルマニウム)とを添加した石英ガラスから形成されている。第1クラッド20は純粋石英ガラスから形成されている。第2クラッド30は第1クラッドよりも屈折率の低いシリコーン樹脂或いは第1クラッドよりも屈折率の低いアクリル樹脂から形成されている。このような構成であるため、コア10の屈折率が最も高く、次が第1クラッド20の屈折率であり、最も低いのが第2クラッド30の屈折率である。従って、コア10を伝搬する光は第1クラッド20によってコア10内に閉じ込められ、第1クラッド20を伝搬する光は第2クラッド30によって第1クラッド20及びコア10内に閉じ込められる。即ち、本実施形態の光ファイバ110はダブルクラッド光ファイバと呼ばれる構造を有している。
第1クラッド20内に存する光方向変更部40は、各コア10,10,…のうち第2クラッド30に最も近いコア10(正六角形の頂点に存するコア)よりも第2クラッド30に近い位置に存しており、光ファイバ軸に沿って延びている。つまり光方向変更部40と第2クラッド30との距離は、複数のコア10,10,…と第2クラッド30との最短距離よりも小さい。この光方向変更部40は、フッ素含有石英ガラスからなっており、第1クラッド20よりも屈折率が小さい。
この光ファイバ110は光増幅に用いることができる。具体的には、この光ファイバ110の一方の端部にカプラを接続して各コア10,10,…に信号光を入射させ、第1クラッド20には励起光を入射させる。即ち第1クラッド20をポンプガイドとして用いる。一般的には、各コア10,10,…にそれぞれ異なる信号光を入れて伝搬させるため、本実施形態の光ファイバ110を用いると1本の光ファイバで7つの信号を同時に送信することができる。第1クラッド20を進んでいく励起光は時々コア10を通過する。第1クラッド20と第2クラッド30との境界で何度も反射してもコア10を通過しない光は、光方向変更部40を通過すると、第1クラッド20と光方向変更部40との屈折率の差のため、進行方向を変更し、やがてコア10を通過するようになる。コア10を通過する励起光は希土類元素の働きによって信号光を増幅する。
本実施形態の光ファイバ110は、簡単な構造で複数のコア10,10,…に同時に励起光を容易に導入することができる。従って、効率的な光増幅を安価に行うことができる。また、光方向変更部40が第1クラッド20の外層側に存していてスキュー光をコア方向へ進行させるようにするため、励起光を全て光増幅に利用することができ、効率よい光増幅ができる。そして第1クラッド20の面内での励起光強度が均一になり、各コア10,10,…において利得がばらついてしまうことを抑制することができる。また、実施形態1の変形例1,2では光ファイバ102,103と他の光ファイバを融着接続する場合に第1クラッド21,22が表面張力のため光ファイバ横断面において円形になろうとしてコアの位置がずれてしまい、接続損失が生じるようになるが、本実施形態の光ファイバ110は第1クラッド20がファイバ横断面において円形であるため、コアの位置ずれによる接続損失は生じない。
次に本実施形態の光ファイバ110の製造方法について説明する。
−製造方法A2−
製造方法A2では、図12(a)に示すように、まず石英パイプ60と、中心軸部分75にEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素を含有している石英円柱であるコア母材70,70,…とフッ素含有石英ロッド80とを用意する。コア母材70の中心軸部分75にはGeも含有されている。
それから石英パイプ60の中心の空孔部分に、コア母材70,70,…を正六角形配置に挿入して詰め込み、その正六角形の外側の隙間にフッ素含有石英ロッド80を詰め込んで光ファイバ母材204を作製する。
次に光ファイバ母材204を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、石英パイプ60とコア母材70,70,…との間の隙間、石英パイプ60とフッ素含有石英ロッド80との間の隙間、コア母材70,70とフッ素含有石英ロッド80との間の隙間及びコア母材70とコア母材70との間の隙間がなくなり、図12(b)に示す光ファイバ前駆体203が形成される。
その次に、光ファイバ前駆体203の外周にシリコーン樹脂あるいはアクリル樹脂を塗布することにより、光ファイバ前駆体203をシリコーン樹脂あるいはアクリル樹脂によって被覆する。こうして図11に示す光ファイバ110が出来上がる。
−製造方法B2−
別の製造方法である製造方法B2を図13を参照して説明する。まず、石英ロッドを用意し、ロッド中心軸に沿って複数の孔をあける。孔は、石英ロッドの横断面において正六角形の各頂点とその中心及び正六角形配置の外側に配置されるように開けられる。
次に、孔を開けられた有孔石英ロッド65の孔に、複数のコア母材70,70,…及び正六角形配置の外側の孔にフッ素含有石英ロッド80を挿入して光ファイバ母材206を作製する。コア母材70,70,…及びフッ素含有石英ロッド80の外径は、孔の径よりも少し小さく設定されている。
光ファイバ母材206を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、有孔石英ロッド62とコア母材70,70,…との間の隙間、及び有孔石英ロッド62とフッ素含有石英ロッド80との間の隙間がなくなり、光ファイバ前駆体203ができあがる。
その次に、光ファイバ前駆体203の外周にシリコーン樹脂あるいはアクリル樹脂を塗布することにより、光ファイバ前駆体203をシリコーン樹脂あるいはアクリル樹脂によって被覆する。こうして図11に示す光ファイバ110が出来上がる。
<実施形態3の変形例>
図14に本実施形態の変形例に係る光ファイバ120の横断面図を示す。この変形例はコア11,11,…の数と配置が上記の実施形態とは異なっており、それ以外は上記の実施形態と同じであるので、同じところは説明を省略する。
本変形例の光ファイバ120に係るコア11,11,…は光ファイバ横断面において、正方形の各辺に3つ、中心に1つの9つの位置のうち、一つの頂点を除いた8つの位置に配置されており、正方形の中心が光ファイバ中心軸に略一致している。コア11,11,…の材質は、上記の実施形態と同じく、石英ガラスにEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素とGeとを添加したものである。光方向変更部40はコア11が存していない正方形の頂点の近辺であってその頂点よりも第2クラッド30に近い位置に配置されている。
本変形例の光ファイバ120は上記の実施形態3の効果と同様の効果を奏する。
(実施形態4)
実施形態4に係る光ファイバ111の断面を図15に示す。本実施形態の光ファイバ111と実施形態3の光ファイバ110との違いは、第2クラッド31と、光方向変更部40,41が2つあるところとにあり、その他は同じであるので、実施形態3と異なっているところを主として説明する。
本実施形態の光ファイバ111は、純粋石英ガラスからなる第1クラッド20の周囲を囲繞する第2クラッド31がフッ素ドープされた石英ガラスからなっている。第2クラッド31はフッ素含有石英ガラスであるため、純粋の石英よりも屈折率が低くなる。従って、実施形態3と同じように第1クラッド20を通過していく励起光が第2クラッド31により第1クラッド20内に閉じ込められる。
本実施形態では、フッ素含有石英ガラスからなる光方向変更部40と、光ファイバ中心軸に沿って延びる空孔である光方向変更部41との2種類の光方向変更部40,41が存している。2つの光方向変更部40,41は、コア10,10,…が形成する正六角形の隣り合う2辺の外側にそれぞれ存している。これにより、スキュー光の進行方向をより効率的に変更することができると同時に、他の光ファイバとの接続の場合のコアの順序を示すマークとなる。即ち、2種類の光方向変更部40,41は光ファイバ端面において見え方が異なって2つを識別することができ、光ファイバ中心軸を含む面において線対称とならないのでマーカーとして使用可能となる。そのため、光ファイバの両端のどちらを見ても、各コア10,10,…を一つ一つ個別に特定できる。
以上より、本実施形態の光ファイバ111は実施形態3の光ファイバ110と同様な効果、即ち簡単な構造で複数のコア10,10,…に同時に励起光を容易に導入することができて、効率的な光増幅を安価に行うことができるとともに励起光を全て光増幅に利用することができ、効率よい光増幅ができる。そして第1クラッド20の面内での励起光強度が均一になり、各コア10,10,…において利得がばらついてしまうことを抑制することができる。さらに実施形態3の効果に加えて、他の光ファイバとの接続の際に光方向変更部40,41を、コア10,10,…それぞれを個別に識別できるマーカーとして利用することができる。
−製造方法C2−
本実施形態の光ファイバ111を製造する製造方法C2を、図16を参照にして説明する。
まず石英パイプ61と、中心軸部分75にEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素を含有している石英円柱であるコア母材70,70,…と、フッ素含有石英ロッド80と、石英キャピラリ82とを用意する。コア母材70の中心軸部分75にはGeも含有されている。石英キャピラリ82の両端は封止されて閉じられている。
それから石英パイプ61の中心の空孔部分に、まず7本のコア母材70,70,…を挿入して詰め込み、コア部材70,70と石英パイプ61との間にフッ素含有石英ロッド80と石英キャピラリ82とを詰め込む。フッ素含有石英ロッド80と石英キャピラリ82とは、1本のコア部材70を間に挟む位置に配置させる。
さらにこの石英パイプ61をフッ素含有石英パイプ(低屈折率部材)76の中心の空孔部に入れて光ファイバ母材220を形成する。
次に光ファイバ母材220を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、石英パイプ61とコア母材70,70,…との間の隙間、コア母材70とコア母材70との間の隙間、石英パイプ61、コア母材70とフッ素含有石英ロッド80との間の隙間、石英パイプ61、コア母材70と石英キャピラリ80との間の隙間、及び石英パイプ61とフッ素含有石英パイプ76との間の隙間がなくなり、図15に示す光ファイバ111が形成される。
−製造方法D2−
別の製造方法である製造方法D2を図17を参照して説明する。まず、石英ロッドを用意し、ロッド中心軸に沿って複数の孔をあける。孔は、石英ロッドの横断面において正六角形の各頂点とその中心及び正六角形配置の外側に2つ配置されるように開けられる。
次に、孔を開けられた有孔石英ロッド63’の孔に、複数のコア母材70,70,…及び正六角形配置の外側の孔にフッ素含有石英ロッド80と石英キャピラリ82を挿入する。コア母材70,70,…、フッ素含有石英ロッド80、石英キャピラリ82の外径は、孔の径よりも少し小さく設定されている。また石英キャピラリ82の両端は封止されて閉じられている。
さらにこの有孔石英ロッド63’をフッ素含有石英パイプ(低屈折率部材)76の中心の空孔部に入れて光ファイバ母材221を形成する。
次に光ファイバ母材221を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、有孔石英ロッド63’とコア母材70,70,…との間の隙間、有孔石英ロッド63’と石英キャピラリ82との間の隙間、有孔石英ロッド63’とフッ素含有石英ロッド80との間の隙間及び有孔石英ロッド63’とフッ素含有石英パイプ76との間の隙間がなくなり、図15に示す光ファイバ111が形成される。
−製造方法E2−
別の製造方法である製造方法E2を図18を参照して説明する。まず、二層構造石英ロッドを用意する。この二層構造石英ロッドは内層64が石英からなり、外層77がフッ素含有石英からなっている。この二層構造石英ロッドの内層64に、ロッド中心軸に沿って複数の孔をあける。孔は、石英ロッドの横断面において正六角形の各頂点とその中心及び正六角形配置の外側に2つに配置されるように開けられる。
次に、孔を開けられた有孔二層構造石英ロッド78’の孔に、複数のコア母材70,70,…及び正六角形配置の外側の孔にフッ素含有石英ロッド80と石英キャピラリ82を挿入して光ファイバ母材222を形成する。コア母材70,70,…、フッ素含有石英ロッド80、石英キャピラリ82の外径は、孔の径よりも少し小さく設定されている。また石英キャピラリ82の両端は封止されて閉じられている。
次に光ファイバ母材222を加熱し、柔らかくして中心軸方向に延伸すると、有孔二層構造石英ロッド78’とコア母材70,70,…との間の隙間、有孔二層構造石英ロッド78’と石英キャピラリ82との間の隙間及び有孔二層構造石英ロッド78’とフッ素含有石英ロッド80との間の隙間がなくなり、図15に示す光ファイバ111が形成される。
<実施形態4の変形例>
−変形例a−
図19に本実施形態の変形例aに係る光ファイバ121の横断面図を示す。この変形例は光方向変更部40a,40b,40cの種類、数、配置が上記の実施形態とは異なっており、それ以外は上記の実施形態と同じであるので、同じところは説明を省略する。
本変形例の光ファイバ121に係る光方向変更部40a,40b,40cは3つ存しており、いずれもフッ素含有石英ガラスからなっている。一つの光方向変更部40aは、コア10,10が形成する正六角形の一つの辺の外側に存し、残りの二つの光方向変更部40b,40cはその隣の辺の外側に存している。このような配置により、光方向変更部40a,40b,40cを他の光ファイバとの融着接続するためのマーカーとして使用することができ、光ファイバの両端のどちらを見ても、各コア10,10,…を一つ一つ個別に特定できる。
本変形例の光ファイバ121は上記の実施形態4の効果と同様の効果を奏する。
−変形例b−
図20に本実施形態の変形例bに係る光ファイバ122の横断面図を示す。この変形例はコア12,12,…の数と配置及び光方向変更部40の数、種類、配置が上記の実施形態とは異なっており、それ以外は上記の実施形態と同じであるので、同じところは説明を省略する。
本変形例の光ファイバ122に係る4つのコア12,12,…は、光ファイバ横断面において正方形の各頂点に位置しており、正方形の中心が光ファイバ中心軸に略一致している。コア12,12,…の材質は、上記の実施形態と同じく、石英ガラスにEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素とGeとを添加したものである。
光方向変更部40はコア12,12,…が形成する正方形の一つの辺の延長線上に位置している。このような配置により、光方向変更部40を他の光ファイバとの融着接続するためのマーカーとして使用することができ、光ファイバの両端のどちらを見ても、各コア12,12,…を一つ一つ個別に特定できる。
本変形例の光ファイバ122は上記の実施形態4の効果と同様の効果を奏する。
−変形例c−
図21に本実施形態の変形例cに係る光ファイバ123の横断面図を示す。この変形例はコア13,13,…の数と配置及び光方向変更部40の数、種類、配置が上記の実施形態とは異なっており、それ以外は上記の実施形態と同じであるので、同じところは説明を省略する。
本変形例の光ファイバ123に係る5つのコア13,13,…は、光ファイバ横断面において正方形の中心と各頂点とに位置しており、正方形の中心が光ファイバ中心軸に略一致している。コア13,13,…の材質は、上記の実施形態と同じく、石英ガラスにEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素とGeとを添加したものである。
光方向変更部40はコア13,13,…が形成する正方形の一つの辺のほぼ延長線上に位置している。このような配置により、光方向変更部40を他の光ファイバとの融着接続するためのマーカーとして使用することができ、光ファイバの両端のどちらを見ても、各コア13,13,…を一つ一つ個別に特定できる。
本変形例の光ファイバ123は上記の実施形態4の効果と同様の効果を奏する。
−変形例d−
図22に本実施形態の変形例dに係る光ファイバ124の横断面図を示す。この変形例はコア14,14,…の数と配置及び光方向変更部40の数、種類、配置が上記の実施形態とは異なっており、それ以外は上記の実施形態と同じであるので、同じところは説明を省略する。
本変形例の光ファイバ124に係る9つのコア14,14,…は、光ファイバ横断面において正方形の各辺に3つ、中心に1つの9つの位置に存しており、正方形の中心が光ファイバ中心軸に略一致している。コア14,14,…の材質は、上記の実施形態と同じく、石英ガラスにEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素とGeとを添加したものである。
光方向変更部40はコア14,14,…が形成する正方形の一つの辺の外方であって隣り合う2つのコア14,14からほぼ等距離の位置に配置されている。このような配置により、光方向変更部40を他の光ファイバとの融着接続するためのマークとして使用することができ、光ファイバの両端のどちらを見ても、各コア14,14,…を一つ一つ個別に特定できる。
本変形例の光ファイバ124は上記の実施形態4の効果と同様の効果を奏する。
−変形例e−
図23に本実施形態の変形例eに係る光ファイバ125の横断面図を示す。この変形例はコア15,15,…の数と配置及び光方向変更部40の数、種類、配置が上記の実施形態とは異なっており、それ以外は上記の実施形態と同じであるので、同じところは説明を省略する。
本変形例の光ファイバ125に係る8つのコア15,15,…は、光ファイバ横断面において正方形の各辺に3つずつ配置された位置に存しており、正方形の中心が光ファイバ中心軸に略一致している。コア15,15,…の材質は、上記の実施形態と同じく、石英ガラスにEr,Pr,Nd,Yb等の希土類元素とGeとを添加したものである。
光方向変更部40はコア15,15,…が形成する正方形の一つの辺の外方であって隣り合う2つのコア15,15からほぼ等距離の位置に配置されている。このような配置により、光方向変更部40を他の光ファイバとの融着接続するためのマーカーとして使用することができ、光ファイバの両端のどちらを見ても、各コア15,15,…を一つ一つ個別に特定できる。
本変形例の光ファイバ125は上記の実施形態4の効果と同様の効果を奏する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態は本願発明の例示であって、本願発明はこれらの例に限定されず、これらの例に周知技術や慣用技術、公知技術を組み合わせたり、一部置き換えたりしてもよい。実施形態、実施例同士を組み合わせても構わない。例えば第2クラッドの外側にさらにサポートのための第3のクラッドを設けても構わない。上述の実施形態において、各光ファイバの複数のコアのうち、全てのコアに希土類元素が添加されていなくてもよく、1つの光ファイバにおいて少なくとも1本のコアに希土類元素が含まれていればよい。
実施形態1の変形例2において、第1クラッドの外周形状は正六角形以外の他の多角形形状であってもよい。
コアに添加する希土類元素は、Er,Pr,Nd,Yb等どのような希土類元素でも構わないが、希土類元素の種類によって信号光および励起光の波長が異なる。
コア、第1クラッドおよび第2クラッドの屈折率は、用いる信号光の波長における屈折率であるが、本願発明では可視光から近赤外光の範囲における屈折率である。
フッ素含有石英ガラスの替わりにホウ素含有石英ガラスを用いてもよい。ただし、ホウ素含有石英ガラスを用いると、周囲の石英ガラスに対して応力を付与して影響を与えるため、フッ素含有石英ガラスの方が好ましい。
光方向変更部に用いる材質は、第1クラッドよりも屈折率が高いものであっても、スキュー光を消滅させるので、高屈折率の部材を用いても構わない。ただ、光方向変更部に第1クラッドよりも屈折率が高い材質が用いられていると、光方向変更部もコアとして機能してしまい、他のコアとの摂動が発生してしまう。
光方向変更部としてフッ素含有石英ガラスの替わりに空孔を用いてもよい。
実施形態4及びその変形例において光方向変更部の光ファイバ横断面における位置及び数は、光ファイバの両端のどちらから見ても各コアを一つ一つ個別に特定できるのであれば特に位置・数は限定されない。
以上説明したように、本発明に係る光ファイバは、光増幅器等として有用である。
10 コア
11 コア
12 コア
13 コア
14 コア
15 コア
20,21,22 第1クラッド
30 第2クラッド
31,32 第2クラッド
35 空孔
40 光方向変更部
40a,40b,40c 光方向変更部
41 光方向変更部
60 石英パイプ
61 石英パイプ
62,63,63’,65 有孔石英ロッド
64 内層
70 コア母材
75 中心軸部分
76 フッ素含有石英パイプ(低屈折率部材)
77 外層
78,78’ 有孔二層構造石英ロッド
80 フッ素含有石英ロッド
82 石英キャピラリ
100 光ファイバ
101 光ファイバ
102,103,104 光ファイバ
110,120 光ファイバ
111 光ファイバ
121,122 光ファイバ
123,124 光ファイバ
125 光ファイバ
200 光ファイバ母材
201,203 光ファイバ前駆体
202,206 光ファイバ母材
210,211,212 光ファイバ母材
220,221,222 光ファイバ母材

Claims (11)

  1. 複数のコアと、前記複数のコアの周囲を囲繞する第1クラッドと、前記第1クラッドの周囲を囲繞する第2クラッドとを備え、
    前記複数のコアの少なくとも一つには希土類元素が含まれており、
    前記複数のコアのいずれのコアよりも前記第1クラッドの方が屈折率が低く、
    前記第1クラッドよりも前記第2クラッドの方が屈折率が低い、光ファイバ。
  2. 前記第1クラッドは、光ファイバ横断面において円形であり、
    前記第1クラッド内に、該第1クラッドとは屈折率が異なるとともに光ファイバ軸に沿って延びる光方向変更部が存している、請求項1に記載されている光ファイバ。
  3. 前記光方向変更部は、前記複数のコアのうち前記第2クラッドに最も近いコアよりも該第2クラッドに近い位置に存している、請求項2に記載されている光ファイバ。
  4. 前記光方向変更部は、前記第1クラッドよりも屈折率が低い、請求項3に記載されている光ファイバ。
  5. 前記光方向変更部は、複数であって、それぞれが光ファイバ中心軸を含む面において線対称とならない、請求項2に記載されている光ファイバ。
  6. 石英パイプの空孔部分に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英円柱とを挿入して光ファイバ母材を形成する工程と、
    前記光ファイバ母材を加熱し延伸して光ファイバ前駆体を形成する工程と、
    前記光ファイバ前駆体の外周を石英よりも屈折率の低い樹脂により被覆する工程と
    を含む、光ファイバの製造方法。
  7. 石英ロッドに、ロッド中心軸に沿った複数の孔を開ける工程と、
    前記複数の孔に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英柱とを挿入して光ファイバ母材を形成する工程と、
    前記光ファイバ母材を加熱し延伸して光ファイバ前駆体を形成する工程と、
    前記光ファイバ前駆体の外周を石英よりも屈折率の低い樹脂により被覆する工程と
    を含む、光ファイバの製造方法。
  8. 石英パイプの空孔部分に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英柱とを挿入し、前記石英パイプの外周を石英よりも屈折率の低い低屈折率部材で囲繞して光ファイバ母材を形成する工程と、
    前記光ファイバ母材を加熱し延伸する工程と
    を含む、光ファイバの製造方法。
  9. 石英ロッドに、ロッド中心軸に沿った複数の孔を開ける工程と、
    前記複数の孔に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英柱とを挿入し、前記石英ロッドの外周を石英よりも屈折率の低い低屈折率部材で囲繞して光ファイバ母材を形成する工程と、
    前記光ファイバ母材を加熱し延伸する工程と
    を含む、光ファイバの製造方法。
  10. 外層側がフッ素又はホウ素を含有した石英あるいは中心軸に沿って延びる複数の孔を備えた石英からなり、内層側が石英からなる二層構造石英ロッドを用意する工程と、
    前記二層構造石英ロッドの内層側に、ロッド中心軸に沿った複数の孔を開ける工程と、
    前記複数の孔に、フッ素含有石英ロッド、ホウ素含有石英ロッド及び石英キャピラリから選ばれたもの少なくとも1本と、中心軸部分に希土類元素を含有している複数の石英柱とを挿入して光ファイバ母材を形成する工程と、
    前記光ファイバ母材を加熱し延伸する工程と
    を含む、光ファイバの製造方法。
  11. 光ファイバ横断面において、前記第1クラッドの外周の形状は、円弧と弦との組合せ又は多角形である、請求項1に記載されている光ファイバ。
JP2011169440A 2011-08-02 2011-08-02 光ファイバおよび光ファイバの製造方法 Pending JP2013033865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011169440A JP2013033865A (ja) 2011-08-02 2011-08-02 光ファイバおよび光ファイバの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011169440A JP2013033865A (ja) 2011-08-02 2011-08-02 光ファイバおよび光ファイバの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013033865A true JP2013033865A (ja) 2013-02-14

Family

ID=47789494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011169440A Pending JP2013033865A (ja) 2011-08-02 2011-08-02 光ファイバおよび光ファイバの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013033865A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014132990A1 (ja) * 2013-02-26 2014-09-04 古河電気工業株式会社 光ファイババンドル構造、希土類添加マルチコアファイバ、これらの接続構造、希土類添加マルチコアファイバの励起方法およびマルチコア光ファイバアンプ
WO2014133057A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 株式会社フジクラ マルチコアファイバ
JP2015012152A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 日本電信電話株式会社 マルチコアファイバ接続部品
WO2015098863A1 (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバおよびマルチコア光ファイバコネクタの製造方法
JP5876913B1 (ja) * 2014-09-22 2016-03-02 日本電信電話株式会社 光ファイバ及び光ファイバ製造装置
WO2016047669A1 (ja) * 2014-09-24 2016-03-31 古河電気工業株式会社 光ファイバおよび光ファイバの製造方法
CN107601838A (zh) * 2017-10-26 2018-01-19 江苏亨通光导新材料有限公司 一种多芯光纤预制棒的制造方法
CN111517637A (zh) * 2020-05-22 2020-08-11 长飞光纤光缆股份有限公司 掺稀土多芯光纤、光纤预制棒及其制备方法和应用
JP2020201360A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 古河電気工業株式会社 マルチコアファイバ
US11378735B1 (en) 2021-03-05 2022-07-05 Furukawa Electric Co., Ltd. Multi-core fiber
WO2023182227A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバ
WO2023189621A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0843668A (ja) * 1994-08-01 1996-02-16 Shin Etsu Chem Co Ltd 希土類元素添加マルチコア光ファイバ、その製造方法およびそれを利用した光増幅器
US5566196A (en) * 1994-10-27 1996-10-15 Sdl, Inc. Multiple core fiber laser and optical amplifier
JPH10125988A (ja) * 1996-10-16 1998-05-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ一括増幅器
JPH1152162A (ja) * 1997-06-06 1999-02-26 Mitsubishi Cable Ind Ltd 増幅用光ファイバ
JP2005500583A (ja) * 2001-08-30 2005-01-06 クリスタル ファイバー アクティーゼルスカブ 高開口数の光ファイバー、その製造方法並びにその使用法
JP2005019539A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Fujikura Ltd 希土類添加ファイバおよびこれを用いた光ファイバレーザ
JP5356626B2 (ja) * 2011-06-16 2013-12-04 古河電気工業株式会社 マルチコア増幅光ファイバ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0843668A (ja) * 1994-08-01 1996-02-16 Shin Etsu Chem Co Ltd 希土類元素添加マルチコア光ファイバ、その製造方法およびそれを利用した光増幅器
US5566196A (en) * 1994-10-27 1996-10-15 Sdl, Inc. Multiple core fiber laser and optical amplifier
JPH10125988A (ja) * 1996-10-16 1998-05-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ一括増幅器
JPH1152162A (ja) * 1997-06-06 1999-02-26 Mitsubishi Cable Ind Ltd 増幅用光ファイバ
JP2005500583A (ja) * 2001-08-30 2005-01-06 クリスタル ファイバー アクティーゼルスカブ 高開口数の光ファイバー、その製造方法並びにその使用法
JP2005019539A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Fujikura Ltd 希土類添加ファイバおよびこれを用いた光ファイバレーザ
JP5356626B2 (ja) * 2011-06-16 2013-12-04 古河電気工業株式会社 マルチコア増幅光ファイバ

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014132990A1 (ja) * 2013-02-26 2014-09-04 古河電気工業株式会社 光ファイババンドル構造、希土類添加マルチコアファイバ、これらの接続構造、希土類添加マルチコアファイバの励起方法およびマルチコア光ファイバアンプ
US9692201B2 (en) 2013-02-26 2017-06-27 Furukawa Electric Co., Ltd. Optical-fiber-bundle structure, rare-earth-doped multi-core fiber, connection structure therefor, method for exciting rare-earth-doped multi-core fibers, and multi-core-optical-fiber amplifier
WO2014133057A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 株式会社フジクラ マルチコアファイバ
US9400351B2 (en) 2013-02-27 2016-07-26 Fujikura Ltd. Multi-core fiber
JP2015012152A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 日本電信電話株式会社 マルチコアファイバ接続部品
US9625656B2 (en) 2013-12-25 2017-04-18 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Multi-core optical fiber and method for manufacturing multi-core optical fiber connector
WO2015098863A1 (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバおよびマルチコア光ファイバコネクタの製造方法
CN105849605A (zh) * 2013-12-25 2016-08-10 住友电气工业株式会社 多芯光纤连接器的制造方法和多芯光纤
JP5876913B1 (ja) * 2014-09-22 2016-03-02 日本電信電話株式会社 光ファイバ及び光ファイバ製造装置
JPWO2016047669A1 (ja) * 2014-09-24 2017-04-27 古河電気工業株式会社 光ファイバの製造方法
WO2016047669A1 (ja) * 2014-09-24 2016-03-31 古河電気工業株式会社 光ファイバおよび光ファイバの製造方法
US9958604B2 (en) 2014-09-24 2018-05-01 Furukawa Electric Co., Ltd. Optical fiber, and optical-fiber production method
CN107601838A (zh) * 2017-10-26 2018-01-19 江苏亨通光导新材料有限公司 一种多芯光纤预制棒的制造方法
JP2020201360A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 古河電気工業株式会社 マルチコアファイバ
JP7145816B2 (ja) 2019-06-07 2022-10-03 古河電気工業株式会社 マルチコアファイバ
CN111517637A (zh) * 2020-05-22 2020-08-11 长飞光纤光缆股份有限公司 掺稀土多芯光纤、光纤预制棒及其制备方法和应用
US11378735B1 (en) 2021-03-05 2022-07-05 Furukawa Electric Co., Ltd. Multi-core fiber
WO2023182227A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバ
WO2023189621A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013033865A (ja) 光ファイバおよび光ファイバの製造方法
US6990282B2 (en) Photonic crystal fibers
CN103080796B (zh) 大纤芯面积的单模光纤
JP5175282B2 (ja) 放射光を光ファイバに結合し又は光ファイバから出力するための装置
KR100637542B1 (ko) 광자결정 광섬유의 제조방법
CN107783224B (zh) 一种保偏的空芯光纤
JP5356626B2 (ja) マルチコア増幅光ファイバ
JP2013033863A (ja) 光ファイバ、光ファイバの製造方法及び光増幅器
CN101788698B (zh) 类矩形多芯保偏光纤及其制作方法
JPWO2008108269A1 (ja) フォトニックバンドギャップファイバ
US9448359B2 (en) Single mode propagation in microstructured optical fibers
WO2015011706A1 (en) Single large mode cladding amplification in active double-clad fibers
US9470840B2 (en) Multicore fiber
JPWO2008108404A1 (ja) フォトニックバンドギャップファイバ
JP2008226886A (ja) 光ポンピングデバイス、光増幅器、ファイバレーザ及び光ポンピングデバイス用マルチコアファイバとその製造方法
JP4116479B2 (ja) テーパー加工フォトニック結晶ファイバ、その製造方法、及びフォトニック結晶ファイバの接続方法
CN103698841B (zh) 一种微结构光纤器件
JP5000178B2 (ja) 光ポンピングデバイス、光増幅器、ファイバレーザ
US8422839B2 (en) Optical fiber-type optical filter
KR101927388B1 (ko) 삼중 피복 단일 모드 광섬유
JP2006011328A (ja) フォトニック結晶ファイバ
JP4015959B2 (ja) 高耐応力光ファイバ
Yerolatsitis et al. Six-mode photonic lantern multiplexer made from reduced-cladding fibres
JP6835827B2 (ja) ファイバカプラの製造
JP2006064804A (ja) 偏波保持フォトニックバンドギャップファイバの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150602