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JP2013009272A - 画像符号化装置、方法及びプログラム、並びに、画像復号化装置、方法及びプログラム - Google Patents

画像符号化装置、方法及びプログラム、並びに、画像復号化装置、方法及びプログラム Download PDF

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JP2013009272A
JP2013009272A JP2011142210A JP2011142210A JP2013009272A JP 2013009272 A JP2013009272 A JP 2013009272A JP 2011142210 A JP2011142210 A JP 2011142210A JP 2011142210 A JP2011142210 A JP 2011142210A JP 2013009272 A JP2013009272 A JP 2013009272A
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Wataru Asano
渉 浅野
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Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】効率よく符号化を行なうことができる画像符号化装置、方法及びプログラム、並びに、画像復号化装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の画像符号化装置において、変換部は、画像を周波数変換して変換係数を得る。抽出部は、変換係数について、複数ビットずつ抽出する。符号化部は、少なくとも最上位の複数ビットを可変長符号化し、少なくとも最下位の複数ビットを固定長符号化する。実施形態の画像復号化装置において、抽出部は、取得した符号列について、複数ビットずつ抽出する。復号化部は、少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長復号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長復号化する。結合部は、復号された複数ビットを結合して、変換係数を得る。逆変換部は、変換係数を周波数逆変換して画像を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像符号化装置、方法及びプログラム、並びに、画像復号化装置、方法及びプログラムに関する。
従来のSNRスケーラブルな画像符号化方法には、画像を周波数変換して得た変換係数を、1ビット毎のビットプレーンに分割し、ビットプレーン毎に算術符号化を行うものがある。しかしながら、このような画像符号化方法では、ビットプレーン毎に算術符号化を行うため、処理量が多いという課題がある。
また、他の従来の画像符号化方法には、画像を周波数変換して得た変換係数を上位ビットと下位ビットとに2分割し、下位ビットを符号化せず、上位ビットを符号化するものがある。しかしながら、このような画像符号化方法では、当該変換係数の上位ビットのみを符号化するため、符号化効率が低いという課題がある。
特開2009−253471号公報
J. M. Shapiro, "Embedded image coding using zerotrees of wavelets coefficients", IEEE Trans. Signal Processing, vol.41, pp.3445-3462, 1993
発明が解決しようとする課題は、効率よく符号化を行なうことができる画像符号化装置、方法及びプログラム、並びに、画像復号化装置、方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の実施形態に係る画像符号化装置は、変換部と、抽出部と、符号化部とを備える。
変換部は、画像を周波数変換して変換係数を得る。抽出部は、前記変換係数について、複数ビットずつ抽出する。符号化部は、少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長符号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長符号化する。
また、本発明の他の実施形態に係る画像復号化装置は、抽出部と、復号化部と、結合部と、逆変換部とを備える。
抽出部は、取得した符号列について、複数ビットずつ抽出する。復号化部は、少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長復号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長復号化する。結合部は、復号された前記複数ビットを結合して、変換係数を得る。逆変換部は、前記変換係数を周波数逆変換して画像を生成する。
第1の実施形態に係る画像符号化装置1を表すブロック図。 画像符号化装置1の処理を表すフローチャート。 画像符号化装置1の変形例の処理を表すフローチャート。 変換係数の一例図。 第2の実施形態に係る画像復号化装置2を表すブロック図。 画像復号化装置2の処理を表すフローチャート。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る画像符号化装置1は、入力画像を符号化した符号列を生成するものである。画像符号化装置1は、例えば、シンクライアントシステムにおける画像伝送等に好適である。
画像符号化装置1は、入力画像を周波数変換し、成分ごとにNビットの変換係数を得る。画像符号化装置1は、Nビットの変換係数の各々について、上位ビット側から、複数ビットずつ順に抽出する。画像符号化装置1は、抽出した複数ビットが、所定のビット位置(Tビット目)から上位位置の場合、当該複数ビットを可変長符号化する。画像符号化装置1は、抽出した複数ビットが、所定のビット位置(Tビット目)から下位位置の場合、当該複数ビットを固定長符号化する。これにより、画像符号化装置1は、入力画像を符号化した符号列を生成する。
図1は、画像符号化装置1を表すブロック図である。画像符号化装置1は、取得部11と、変換部12と、抽出部13と、符号化部14と、出力部15とを備える。符号化部14は、可変長符号化部141と、固定長符号化部142とを含む。
取得部11は、入力画像を取得する。入力画像は、動画像におけるフレーム画像でも、静止画像であっても構わない。
変換部12は、入力画像を周波数変換し、成分ごとにNビットの変換係数を得る。ここで、周波数変換とは、離散ウェーブレット変換(DWT)や離散コサイン変換(DCT)等の直交変換であってよい。
抽出部13は、Nビットの変換係数の各々について、最上位ビット(MSB)側から、複数ビットずつ順に抽出する。抽出部13は、抽出した複数ビットが、所定のビット位置(Tビット目)から上位位置である場合、当該複数ビットを可変長符号化部141に供給する。抽出部13は、抽出した複数ビットが、所定のビット位置(Tビット目)から下位位置である場合、当該複数ビットを固定長符号化部142に供給する。
可変長符号化部141は、供給された複数ビットを可変長符号化し、複数ビットごとに第1符号列を生成する。固定長符号化部142は、供給された複数ビットを固定長符号化し、複数ビットごとに第2符号列を生成する。
出力部15は、第1符号列と第2符号列とを結合した符号列を出力する。
入力部11と、変換部12と、抽出部13と、符号化部14と、出力部15とは、中央演算処理装置(CPU)、及びCPUが用いるメモリにより実現されてよい。
図2は、画像符号化装置1の処理を表すフローチャートである。取得部11は、入力画像を取得する(S101)。取得部11は、取得した入力画像を変換部12に供給する。変換部12は、入力画像を周波数変換し、画素ごとにNビットの変換係数を得る(S102)。
図3は、変換係数の一例図である。例えば、変換係数「+64」は、MSB側から「01000000」(符合:+)というビット列で表わされる。変換部12は、変換係数を抽出部13に供給する。
抽出部13は、現在の変換係数のMSBのビット位置n(初めはn=N)を求める(S103)。なお、抽出部13は、記憶部(不図示)に変換係数を保持しておくのが望ましい。抽出部13は、符号化済みでないビットがあるか否かを判定する(S104)。すなわち、現在の変換係数のMSBのビット位置nが0より大きいか否かを判定する。
現在の変換係数のMSBのビット位置nが0より大きい場合(ステップS104:YES)、抽出部13は、変換係数のMSB側から、kビット(kは2以上の整数)を抽出する(S105)。
抽出部13は、抽出したkビットが、Tビット目から上位位置であるか否かを判定する(S106)。抽出したkビットが、Tビット目から上位位置である場合(ステップS104:YES)、抽出部13は、当該kビットを可変長符号化部141に供給する。可変長符号化部141は、供給されたkビットを可変長符号化し、第1符号列を生成する(S107)。可変長符号化は、例えば、ハフマン符号化やランレングス符号化等であってよい。抽出したkビットが、Tビット目から下位位置である場合(ステップS104:NO)、抽出部13は、当該kビットを固定長符号化部142に供給する。固定長符号化部142は、供給されたkビットを固定長符号化し、第2符号列を生成する(S108)。
抽出部13は、kビットを抽出後における変換係数のMSBのビット位置nを求める(S109)。すなわち、抽出部13は、(n−k)を計算し、新たなnを求める。そして、ステップS104に遷移する。
ステップS104において、現在の変換係数のMSBのビット位置nが0である場合(ステップS104:NO)、出力部15は、符号列を出力し(S110)、処理を終了する。
以下に、変換係数「+156(10011100、符号+)」の符号化の処理について、N=7、T=4、k=2である場合について説明する。
1巡目のステップS104の判定において、n=7>0であるため、ステップS105に遷移する。ステップS105において、抽出部13は、変換係数「+156」における7ビット目及び6ビット目の2ビット「10」を抽出する。ステップS106の判定において、n=7、T=4であるため、ステップS107に遷移する。ステップS109において、抽出部13は、(7−2)を計算し、新たにnを5と求める。
2巡目のステップS104の判定において、n=5>0であるため、ステップS105に遷移する。ステップS105において、抽出部13は、変換係数「+156」における5ビット目及び4ビット目の2ビット「01」を抽出する。ステップS106の判定において、n=5、T=4であるため、ステップS107に遷移する。ステップS109において、抽出部13は、(5−2)を計算し、新たにnを3と求める。
3巡目のステップS104の判定において、n=3>0であるため、ステップS105に遷移する。ステップS105において、抽出部13は、変換係数「+156」における3ビット目及び2ビット目の2ビット「11」を抽出する。ステップS106の判定において、n=3、T=4であるため、ステップS108に遷移する。ステップS109において、抽出部13は、(3−2)を計算し、新たにnを1と求める。
4巡目のステップS104の判定において、n=1>0であるため、ステップS105に遷移する。ステップS105において、抽出部13は、変換係数「+156」における1ビット目及び0ビット目の2ビット「00」を抽出する。ステップS106の判定において、n=1、T=4であるため、ステップS108に遷移する。ステップS109において、抽出部13は、(1−2)を計算し、新たにnを−1と求める。
5巡目のステップS104の判定において、n=−1<0であるため、ステップS110に遷移する。これにより、変換係数「+156」の符号列が生成される。
以上、画像符号化装置1の処理について説明した。
なお、出力部15は、画像復号化装置2(後述)に符号列を出力する場合、変換係数のMSBのビット位置Nの情報を符号列に付加して、画像復号化装置2(後述)に出力してよい。あるいは、当該ビット位置Nは、固定値に設定されていてもよい。
また、出力部15は、画像復号化装置2(後述)に符号列を出力する場合、所定のビット位置(Tビット目)の情報を符号列に付加して、画像復号化装置2(後述)に出力してよい。
本実施形態によれば、複数ビットをまとめてエントロピー符号化を行うことにより、処理量を減らすことができ、かつ、スケーラビリティの低下を抑制することができる。
また、上位側の複数ビットに対して、算術符号化よりも処理量の少ない可変長符号化を行うことにより、符号化効率を維持しつつ処理量を減らすことができる。すなわち、MSB側のビットでは各信号値の発生頻度の偏りが大きいため、ハフマン符号等の可変長符号化を用いることにより、効率の良い符号化を行なえる。一方、LSB側のビットは各信号値の発生頻度の偏りが小さいため、エントロピー符号化による符号化効率の改善が期待できないので、固定長符号化を用いる。これにより、処理量をさらに減らすことができる。
なお、ステップS105において、抽出部13が一度に抽出するビット数kは、常に同じでなくても構わない。例えば、抽出部13は、変換係数が「0」〜「7」の8ビットである場合、1巡目には3ビット(k=3)を抽出し、2巡目には3ビット(k=3)を抽出し、3巡目には2ビット(k=2)を抽出してもよい。すなわち、抽出部13は、MSB側よりもLSB側で、少ないビットを抽出する。この場合、抽出部13は、ステップS103で、変換係数のMSBのビット位置n(=N)を求めた際に、各巡において抽出するビット数kを求めておくのが望ましい。これにより、圧縮率を高めつつ、処理量を抑制することができる。
(変形例)
有効なビットの桁数が、抽出するビット数(固定値)の倍数でない場合、抽出部13は、以下のいずれかの処理を行うのが望ましい。
(1)図4は、本変形例の画像符号化装置1の処理を表すフローチャートである。本変形例では、ステップS103の後に、ステップS111が加わる。ステップS111において、抽出部13は、最上位ビットを抽出ビット数の倍数に切り上げる(S111)。この際、抽出部13は、切り上げられた桁の値は0にする。例えば、最上位ビットが、「6」で、2ビットずつ抽出する場合、抽出部13は、最上位ビットを「7」に切り上げて、7〜6、5〜4、3〜2、1〜0ビットの順に抽出する。
(2)抽出部13は、上述のように、抽出するビット数を途中で変更する。例えば、最上位ビットが「6」の場合、抽出部13は、上位ビットを抽出する際のビット数を増やし、6〜4、3〜2、1〜0ビットのように、3ビット、2ビット、2ビットの順に抽出する。あるいは、抽出部13は、下位ビットを抽出する際のビット数を減らし、6〜5、4〜3、2〜1、0ビットの様に、2ビット、2ビット、2ビット、1ビットの順に抽出する。
また、上述の可変長符号化及び固定長符号化は、非ゼロの値が存在しない領域をゼロツリーやクアッドツリー等を用いて除外した後の、非ゼロの値を含む領域に対して適応しても構わない。

(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る画像復号化装置2は、入力された符号列を復号した画像を生成するものである。画像復号化装置2は、画像符号化装置1により生成された符号列を復号した画像を生成してよい。
図5は、画像復号化装置2を表すブロック図である。画像復号化装置2は、取得部20と、抽出部21と、復号化部22と、結合部23と、逆変換部24と、出力部25とを備える。復号化部22は、可変長復号化部221と、固定長復号化部222とを含む。
取得部20は、符号列を取得する。なお、取得部20は、記憶部(不図示)に符号列を保持しておくのが望ましい。
抽出部21は、取得された符号列において、変換係数のMSB側に対応するビットから、複数ビットずつ順に復号化部22に抽出する。このとき、抽出部21は、抽出する複数ビットが、所定のビット位置(Tビット目)から上位位置である場合、当該複数ビットを可変長復号化部221に供給する。抽出部21は、抽出する複数ビットが、所定のビット位置(Tビット目)から下位位置である場合、当該複数ビットを固定長復号化部222に供給する。
可変長復号化部221は、供給された複数ビットを可変長復号化し、複数ビットごとに第1データを生成する。固定長復号化部222は、供給された複数ビットを固定長復号化し、複数ビットごとに第2データを生成する。
結合部23は、第1データと第2データとを結合し、変換係数を得る。逆変換部24は、変換係数を周波数逆変換し、画像を生成する。ここで、周波数逆変換とは、逆離散ウェーブレット変換(IDWT)や逆離散コサイン変換(IDCT)等の逆直交変換であってよい。なお、画像符号化装置1により生成された符号列を復号する場合、逆変換部24は、変換部12での周波数変化の逆変換を行なうのが望ましい。
出力部25は、生成された画像を、例えば表示ディスプレイ(不図示)や、メモリ(不図示)等に出力する。
取得部20と、抽出部21と、復号化部22と、結合部23と、逆変換部24と、出力部25とは、中央演算処理装置(CPU)、及びCPUが用いるメモリにより実現されてよい。
以上、画像復号化装置2の構成について説明した。
図6は、画像復号化装置2の処理を表すフローチャートである。取得部20は、符号列を取得する(S201)。抽出部21は、現在の変換係数のMSBのビット位置n(初めはn=N)を求める(S202)。MSBのビット位置Nの情報は、符号列に付加されているか、あるいは、予め設定された固定値であってよい。
抽出部21は、復号化済みでないビットがあるか否かを判定する(S203)。すなわち、現在の符号列のMSBのビット位置nが0より大きいか否かを判定する。
現在の符号列のMSBのビット位置nが0より大きい場合(ステップS203:YES)、抽出部21は、復号対象の複数ビット(kビット)が、Tビット目から上位位置であるか否かを判定する(S204)。
復号対象のkビットが、Tビット目から上位位置である場合(ステップS204:YES)、抽出部21は、当該kビットを抽出し、可変長復号化部221に供給する。可変長復号化部221は、供給されたkビットを可変長符号化し、第1データを生成する(S205)。可変長復号化は、例えばハフマン符号化やランレングス符号化であってよい。
復号対象のkビットが、Tビット目から下位位置である場合(ステップS204:NO)、抽出部21は、当該kビットを抽出し、固定長復号化部222に供給する。固定長復号化部222は、供給されたkビットを固定長符号化し、第2データを生成する(S206)。
結合部23は、第1データと第2データとを結合し、変換係数を得る(S207)。抽出部21は、kビットの復号後における符号列のMSBのビット位置nを求める(S208)。すなわち、抽出部21は、(n−k)を計算し、新たなnを求める。そして、ステップS203に遷移する。
ステップS203において、現在の符号列のMSBのビット位置nが0より大きい場合(ステップS203:NO)、逆変換部24は、変換係数を周波数逆変換し、画像を生成する(S209)。出力部25は、生成された画像を出力し、(S210)処理を終了する。
なお、抽出部21が一度に抽出するビット数kは、常に同じでなくても構わない。この場合、画像符号化装置1の出力部15は、出力する符号列に、各順でのkビットの情報を付加してよい。あるいは、予め設定されていてもよい。
また、上述の可変長復号化及び固定長復号化は、非ゼロの値が存在しない領域をゼロツリーやクアッドツリー等を用いて除外した後の、非ゼロの値を含む領域に対して適応しても構わない。
本実施形態によれば、複数ビットをまとめてエントロピー復号化を行うことにより、処理量を減らすことができる。また、上位側の複数ビットに対して、算術復号化よりも処理量の少ない可変長復号化を行うことにより、処理量を減らすことができる。
上述した実施形態によれば、効率よく符号化を行なうことができる。
なお、上述の実施形態は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。このとき、上述の実施形態は、上記した処理のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、フレームメモリ13やフレームメモリ41は、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・画像符号化装置
2・・・画像復号化装置
11、20・・・取得部
12・・・変換部
13、21・・・抽出部
14・・・符号化部
15、25・・・出力部
22・・・復号化部
23・・・結合部
24・・・逆変換部
141・・・可変長符号化部
142・・・固定長符号化部
221・・・可変長復号化部
222・・・固定長復号化部

Claims (9)

  1. 画像を周波数変換して変換係数を得る変換部と、
    前記変換係数について、複数ビットずつ抽出する抽出部と、
    少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長符号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長符号化する符号化部と
    を備える画像符号化装置。
  2. 前記符号化部は、
    抽出された前記複数ビットのビット位置が所定のビット位置から上位位置の場合、前記複数ビットを可変長符号化し、抽出された前記複数ビットのビット位置が所定のビット位置から下位位置の場合、前記複数ビットを固定長符号化する、
    請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 前記抽出部は、
    前記変換係数の最上位ビットが、前記複数ビットのサイズの整数倍となるように、前記最上位ビットを切り上げる、
    請求項2記載の画像符号化装置。
  4. 取得した符号列について、複数ビットずつ抽出する抽出部と、
    少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長復号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長復号化する復号化部と、
    復号された前記複数ビットを結合して、変換係数を得る結合部と、
    前記変換係数を周波数逆変換して画像を生成する逆変換部と
    を備える画像復号化装置。
  5. 前記復号化部は、
    抽出された前記複数ビットのビット位置が所定のビット位置から上位位置の場合、前記複数ビットを可変長復号化し、抽出された前記複数ビットのビット位置が所定のビット位置から下位位置の場合、前記複数ビットを固定長復号化する、
    請求項4記載の画像復号化装置。
  6. 画像を周波数変換して変換係数を得、
    前記変換係数について、複数ビットずつ抽出し、
    少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長符号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長符号化する、画像符号化方法。
  7. 取得した符号列について、複数ビットずつ抽出し、
    少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長復号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長復号化し、
    復号された前記複数ビットを結合して、変換係数を得、
    前記変換係数を周波数逆変換して画像を生成する、画像復号化方法。
  8. コンピュータを、
    画像を周波数変換して変換係数を得る手段と、
    前記変換係数について、複数ビットずつ抽出する手段と、
    少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長符号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長符号化する手段と
    して機能させるための、画像符号化プログラム。
  9. コンピュータを、
    取得した符号列について、複数ビットずつ抽出する手段と、
    少なくとも最上位の前記複数ビットを可変長復号化し、少なくとも最下位の前記複数ビットを固定長復号化する手段と、
    復号された前記複数ビットを結合して、変換係数を得る手段と、
    前記変換係数を周波数逆変換して画像を生成する手段と
    して機能させるための、画像復号化プログラム。
JP2011142210A 2011-06-27 2011-06-27 画像符号化装置、方法及びプログラム、並びに、画像復号化装置、方法及びプログラム Pending JP2013009272A (ja)

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