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JP2012502428A - 低い全高調波歪みを有する照明源 - Google Patents

低い全高調波歪みを有する照明源 Download PDF

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JP2012502428A
JP2012502428A JP2011526045A JP2011526045A JP2012502428A JP 2012502428 A JP2012502428 A JP 2012502428A JP 2011526045 A JP2011526045 A JP 2011526045A JP 2011526045 A JP2011526045 A JP 2011526045A JP 2012502428 A JP2012502428 A JP 2012502428A
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Abstract

低THD照明システムが開示されている。照明システムは、第1照明モジュールと、第1照明モジュールに並列接続された第2照明モジュールとを含む。各ACサイクル中、第1照明モジュールはサイクルの第1部分に対する電流を導通し、第2照明モジュールはサイクルの第2部分に対する電流を導通する。それらを組み合わせると、電源から引き出される全電流は、印加されるAC電圧の形状を実質的に辿る。したがって、歪みは最小限であり、かつ低い全高調波歪みレベルが達成される。
【選択図】 図11

Description

関連出願への相互参照
[0001] 本特許出願は、2008年9月7日に出願した米国仮特許出願第61/191,307号および2008年11月16日に出願した米国仮特許出願第61/199,493号の優先権を35 USC 119条および120条をもとに主張する。特許出願第61/191,307号および特許出願第61/199,493号の両方の全体を本願に参考として組み込む。本出願人は、2008年9月7日を最も早い優先日として主張する。
[0002] 本発明は、一般に、低い全高調波歪み特性を有する照明システムに関し、より詳細には、低い全高調波歪み特性を達成するために、例えばLEDなどの発光デバイスの発明性のある構成を含む照明システムに関する。
[0003] 照明システムおよび技術においては、多数の競合する目標、多くの場合、対立する目標を達成するための要望があり、この要望はさらに高まり続けている。例えば、これらの目標は、とりわけ、信頼性、最小コストおよび電気的干渉の最小化を含む。これは完全なリストではない。特に、電気的干渉の最小化の目標は、コスト増加および信頼性低下を伴わずに達成することは難しいと証明されている。
[0004] 一般的には、照明システムは、交流(AC)電源に接続され、AC電源から電流を引き出すことによって光を生成する。米国においては、AC電力は、およそプラス170ボルト(V)からおよそマイナス170ボルトの範囲のピーク電圧値を有するおよそ120ボルトRMS(二乗平均平方根)の周期的電圧を提供する。ヨーロッパおよび他の国においては、利用可能なAC電力はおよそ240ボルトRMSである。他の国は、例えば50Hzなどの異なる周波数を使用してもよい。他のプラットフォーム(例えば、航空電子機器)は400Hzなどの別の周波数を使用してもよい。印加される振動電圧または周波数に関わらず同じ原理が以下の説明に応用される。
[0005] AC電力は、周期的であって例示的用途に対しておよそ60ヘルツ(Hz)の振動周波数を有する。完全な電圧振動の各々は、完全な電力サイクルとみなされ、360度を含む。例示的AC電力サイクルは、図1に示すような正弦波グラフとして示されることが多い。ここで図1は、実線グラフ120vによって表されるようなAC電圧の多数の振動を示す。図1では、水平軸は左から右へと流れる時間を表しており、実線グラフ120vに対する垂直軸は電圧振幅をボルトで表す。図示しているように、単一の電力サイクルは、この例では、1秒を60サイクルで割ったおよそ16.7ミリ秒(ms)持続する。
[0006] 電気的干渉は、入力AC電力と比較した全高調波歪み(THD)で測定されることが多い。この文脈においては、THDは、AC電圧120vの正弦波形状と比較してAC電力から引き出される電流の波形の歪みの程度または大きさの測定基準である。数字で表すと、THDは、基本周波数より上の全ての高調波周波数の電力の合計の、基本周波数の電力に対する比率として計算される割合として示される。この例においては、AC電力の基本周波数は60Hzである。照明システムTHDを最小限にすることによって照明システムによって生成される電気的干渉を最小限にすることが望ましい。
[0007] 多数の現行の照明システムは、特に産業および商業用途に対して蛍光灯を使用する。蛍光灯は白熱灯と比べてより効率的であるが、蛍光灯は雑音があることで有名である。つまり、蛍光灯は、望ましくない高レベルの全高調波歪み(THD)が生成されるようにAC電源から電流を引き出す。これは図1Aおよび図2Aを用いて示している。
[0008] 図2Aは、電気プラグ12に接続された蛍光灯10を含む照明システムを示している。プラグ12は、上記の交流(AC)である電力120を提供するソケットに係合されるように適合される。図2Aでは、提供されるAC電力129に対する負荷は蛍光灯20である。多くの場合、バルブ10を通って流れる電流を制限するためにインダクタ15がバルブ10と直列接続される。表示の破線グラフ10iは、バルブ10を通る電流の形状の近似である。実際の導通時間、最大電流+IMAXおよび最小電流−IMIN、ならびに表示の破線グラフ10iの正確な形状は、多数の要因に依存する。要因としては、単なる例として、バルブ10のワット数定格、周辺温度、電圧120vの正確な波形および特性、インダクタ15の特性、ここに挙げられていない多くの他のもの、あるいはこれらの要因の1つ以上の組み合わせが挙げられる。背景を説明する目的として、正確な数値およびこれらの曲線の正確な形状は重要ではないが、最大の正および負の電流、+IMAXおよび−IMAXは、一般的には、プラス670mAからマイナス670mA(AC波形のピーク)の範囲に及ぶ。図示した曲線10iの形状は、単に可能な一例示的形状であり、既に上述したように幅広く変化し得る電流の流れのグラフの正確な形状を示していない場合がある。
[0009] 図1Aは、図2Aの照明システムの電気的特性を示すグラフである。図1Aおよび図2Aを参照すると、AC電圧120vは60Hz振動を有する正弦波形状グラフ120vである。蛍光灯10を通る電流は、表示の破線グラフ10iで表される。加えられたAC電力120は、電流を蛍光灯10を介して流す(表示の破線グラフ10iに示すように)。図1Aに示すように、蛍光灯10を通る電流10iの形状は、AC電圧120vの正弦波形状とかなり異なる。実際には、電流10iの形状は、AC電圧120vの形状と比較して非常に歪んでいる。これは、蛍光灯20が、印加されるAC電圧120vへの高い非線形負荷を示すからである。これは、単なる例として、蛍光灯の動作特性を含む多数の要因によって引き起こされる。電流10iの高度の歪みは、全高調波歪みもそれに応じて高いことを意味する。
[0010] ある実施形態においては、蛍光灯のTHD値は100%を超える。つまり、基本周波数で引き出される電流より多くの電流が非基本周波数から引き出される。そのような高いTHD値は、例えば、電線、回路および同じAC源120に接続された全ての他のシステムに対する応力などの多数の望ましくない影響へと繋がる。さらに、高いTHD値は、全ての周辺および普通に接続される回路および電気システムに対する望ましくないレベルの電気雑音という結果となる。ある管轄区域においては、その管轄区域内で動作できる様々な回路のTHD値を制限および調節する努力が成されている。
[0011] ほとんどの蛍光灯ベースの照明システムにおいては、蛍光灯は、THDを減少させるように動作する安定器回路によってAC電力120から隔離されている。図2Bは、片側で蛍光灯10に接続され、反対側で電気プラグ12に接続された安定器17を有する2Aの照明システムを示している。安定器17は蛍光灯10を通って流れる電流を調節して電流の形状の歪みを減少させ、それによってTHDを低下させる。しかしながら、安定器17は追加の電気部品を導入する。これらの追加の電気部品は、コストを増加しかつ蛍光灯ベースの照明システムの信頼性を低下させる。
[0012] 新しくかつ増加する一般的な照明技術は発光ダイオード(LED)の使用を伴う。LEDは、白熱灯および蛍光灯と比較してコスト効率がよく、高い光源効率を有する。図3は、第1方向でプラグ12に接続された第1発光ダイオード(LED)21、および反対方向でプラグ12に接続され、さらに並列にLED21に接続された第2発光ダイオード(LED)22を含む。LED21および22をまとめて、本明細書においてLED対20と呼ぶ。図2Aの照明システムと同様に、プラグ12は、上記したように、電力120を提供するソケットに係合されるように適合される。図3では、電力120への負荷はLED対20である。LEDは電気を1つの方向に導通するダイオードである。交流電源120を利用するために、2つのLEDが図示されるように構成されて光を生成する。LED対20を通って流れる電流を制限するために、抵抗器25がLED対20と直列接続されることが多い。
[0013] 図1Bは、図3の照明システムの電気的特性を示すグラフである。図1Bおよび図3を参照すると、各電力サイクルの正の部分121(「正のスイング」とも呼ぶ)中、ノード122はノード124と比較して正の電圧にある。正のスイング121中、第1LED31は順バイアスであり、かつ第2LED32は逆バイアスであり、よって電流は第2LED32を通って流れない。しかしながら、閾値電圧(+VTH)に到達した後、電流は第1LED31を通って流れて光を生成する。
[0014] 各電力サイクルの負の部分123(「負のスイング」とも呼ぶ)中、タブポイント124はタブポイント122と比較して正の電圧にある。負のスイング123中、第1LED31は逆バイアスであり、かつ第2LED32は順バイアスであり、よって電流は第1LED31を通って流れない。しかしながら、閾値電圧(−VTH)に到達した後、電流は第2LED33を通って流れて光を生成する。
[0015] 図3の照明システムは、異なる電流波形を有する可能性が高いが図2Aの照明システムと同様の電気的特性を有する。図1Bの表示の破線グラフ16iは、LED対20を通る電流の形状を近似する。表示の破線グラフ16iは、LED対20を通る電流の形状を近似する。実際の導通時間、最大電流+IMAXおよび最小電流−IMIN、ならびに表示の破線グラフ16iの正確な形状は、多数の要因に依存する。要因としては、単なる例として、LED対20のワット数定格、周辺温度、電圧120vの正確な形状および特性、抵抗器25の特性、一覧にない多くの他のもの、あるいはこれらの要因の1つ以上の組み合わせが挙げられる。背景を説明する目的として、正確な数値およびこれらの曲線の正確な形状は重要ではない。一例においては、最大の正および負の電流、+IMAXおよび−IMAXは、一般的には、いずれの方向におけるプラス80mAからマイナス80mAの範囲に及ぶ。
[0016] 閾値電圧(正および負)の値は、抵抗器25の値およびLED対20の特性に依存する。電流の量は、LED20のワット数定格および抵抗器25の値を含む多数の要因に依存する。再び、本明細書中の目的のためにこれらの正確な数値は重要ではない。
[0017] 図1Bに示すように、LED対20を通る電流の形状(破線グラフ16iによって表される)は、AC電圧120vの正弦波形状と類似しておらず、実際には、AC電圧120vの形状と比較して非常に歪んでいる。これは、LED対20が、印加されるAC電圧120vへの高い非線形負荷を示すからである。これは、単なる例として、光を生成するためにLEDが動作する方法を含む多数の要因によって引き起こされる。電流16iの高度の歪みは、全高調波歪みもそれに応じて高いことを意味する。実際には、LED対に対するTHDは100%を超えることが多い。
[0018] LEDベースの照明システムに対して更に低いTHD値を実現するために、LEDと電源との間における複雑なLED駆動回路の使用が一部で提案されている。例えば、Jacobsによる米国特許第6,304,464号は、複雑な「フライバックコンバータ」の使用、とりわけ、THD低下を教示する。別の例においては、2005年3月22日の出願日を有し、かつ2006年9月28日の公開日を有する米国特許出願第11/086,955号は、複雑な「LEDを駆動するためのデジタルパワーコンバータ」の使用を教示する。これらのLED駆動回路の使用は追加の電気部品を導入する。これらの追加の電気部品は、複雑性およびコストを増加させ、これらのLEDシステムの信頼性を低下させる。
[0019] したがって、追加の回路および部品の必要性を削除および最小化する一方で、更なる低いレベルのTHD値を有する、LEDベースの照明システムの必要性が残る。
[0020] この必要性は本発明によって満たされる。本発明の一実施形態においては、照明システムは、第1照明モジュールと、第2照明モジュールと、第1コンデンサと、第2コンデンサとを含む。第1照明モジュールは少なくとも1つの発光素子を含む。第2照明モジュールは少なくとも1つの発光素子を含む。第2照明モジュールは第1照明モジュールに並列接続されている。第1コンデンサは第1照明モジュールと直列接続されている。第1コンデンサは第2照明モジュールに並列接続されている。第2コンデンサは第1照明モジュールおよび第2照明モジュールの両方と直列接続されている。照明システムに電力が加えられた場合、第1照明モジュールは各電力サイクル内の第1導電期間中に電流を導通し、第2照明モジュールは各電力サイクル内の第2導電期間中に電流を導通する。
[0021] 照明システムにおいては、第1導電期間の一部は第2導電期間の一部と重なる。第1照明モジュールは、電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第3導電期間中にも導通し、第2照明モジュールは、電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第4導電期間中にも導通する。第3導電期間の一部は第4導電期間の一部と重なる。
[0022] 照明システムの第1照明モジュールおよび第2照明モジュールの各々は複数のLED対を含んでもよく、各LED対は、順方向に接続された第1LEDおよび逆方向に接続された第2LEDを含む。
[0023] あるいは、照明システムの第1照明モジュールおよび第2照明モジュールの各々は2組の並列LEDを含んでもよく、第1組の複数のLEDは順方向に直列接続され、第2組の複数のLEDは逆方向に直列接続されている。
[0024] 第1照明モジュールは第1所定数のLEDを含み、第2照明モジュールは第2所定数のLEDを含んでおり、第1所定数は第2所定数より少ない。
[0025] 本発明の第2実施形態においては、照明システムは、電力サイクルを有する交流(AC)電力を提供する電源に接続するように適合されている。照明システムは、第1照明モジュールと、第1整流器と、第2照明モジュールと、第2整流器とを含む。第1照明モジュールは少なくとも1つの発光素子を含む。第1整流器は第1整流信号を第1照明モジュールに提供するように第1照明モジュールに接続されている。第2照明モジュールは少なくとも1つの発光素子を含む。第2整流器は第2整流信号を第2照明モジュールに提供するように第2照明モジュールに接続されている。第1整流器および第1照明モジュールは、第2整流器および第2照明モジュールに並列接続されている。照明システムに電力が加えられた場合、第1照明モジュールは各電力サイクル内の第1導電期間中に電流を導通し、第2照明モジュールは各電力サイクル内の第2導電期間中に電流を導通する。
[0026] 照明システムは第1照明モジュールと直列接続された第1コンデンサを含んでもよい。照明システムは第2コンデンサを含んでもよい。第2コンデンサは、第1照明モジュールおよび第2照明モジュールの両方と直列接続されている。照明システムは第1照明モジュールに並列接続された第3コンデンサおよび第2照明モジュールに並列接続された第4コンデンサを含んでもよい。
[0027] 照明システムにおいては、第1導電期間の一部は第2導電期間の一部と重なる。照明システムにおいては、第1照明モジュールは、電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第3導電期間中に導通し、第2照明モジュールは、電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第4導電期間中に導通する。第3導電期間の一部は第4導電期間の一部と重なる。第1照明モジュールは第1所定数のLEDを含み、第2照明モジュールは第2所定数のLEDを含んでおり、第1所定数は第2所定数より少ない。
[0028] 本発明の第3実施形態においては、照明システムは、電力サイクルを有する交流(AC)電力を提供する電源に接続するように適合されている。照明システムは、第1電流路と第2電流路とを含む。第1電流路は少なくとも1つの発光素子を含む。第2電流路は少なくとも1つの発光素子を含み、かつ第1電流路に並列接続されている。第1電流路は、各電力サイクル内の第1導電期間中に電流を導通するように適合され、第2電流路は、各電力サイクル内の第2導電期間中に電流を導通するように適合されている。
[0029] 本発明の第4実施形態においては、電力サイクルを有する交流(AC)電力から光を生成する方法であって、方法は以下のステップを含む。第一に、交流電源が提供され、交流は、実質的に正弦波流の特性を有しかつ連続的電力サイクルを含み、第1導電期間中に電流を導通することによって第1組の発光デバイス(LED)を用いて各電力サイクル中の第1導電期間中に光が生成され、第2導電期間中に電流を導通することによって第2組の発光デバイス(LED)を用いて各電力サイクル中の第2導電期間中に光が生成され、第1導電期間および第2導電期間中に導通される電流は、実質的に正弦波流れ特性を有する全導電電流の流れに統合される。
[0030] 図1Aは、図2Aの照明システムの電気的特性を示すグラフである。 [0031] 図1Bは、図3の照明システムの電気的特性を示すグラフである。 [0032] 図2Aは、蛍光灯を含む従来の照明システムの概略図である。 [0033] 図2Bは、追加の構成要素を有する図2Aで示す従来の照明システムの概略図である。 [0034] 図3は、発光ダイオードを含む従来の照明システムの概略図である。 [0035] 図4は、本発明の一実施形態による照明システムの概略図である。 [0036] 図5は、図4、図10および図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0036] 図6は、図4、図10および図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0036] 図7は、図4、図10および図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0036] 図8は、図4、図10および図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0036] 図9は、図4、図10および図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0037] 図10は、本発明の別の実施形態による照明システムの概略図である。 [0038] 図11は、本発明の更なる別の実施形態による照明システムの概略図である。 [0039] 図12aは、図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0039] 図12bは、図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0039] 図12cは、図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0039] 図12dは、図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0039] 図12eは、図11の照明システムの電気的特性を表すグラフを示す。 [0040] 図13は、本発明の更なる別の実施形態による照明システムの概略図である。
[0041] 本発明の照明システムは、全高調波歪みを最小限にする一方、個別および複雑な駆動回路を必要としない構成における発光ダイオード(LED)などの照明素子を含むがそれに限定されない。本明細書において、課題は、上述したように、交流(AC)電力(電力サイクルを有する電力)から光を生成する一方、以前から可能であったものより低い歪みレベル(THD、全高調波歪み)を生成することである。本発明においては、これは、少なくとも2つの並列の照明モジュールを有することによって達成され、各モジュールは、各電力期間の異なる期間中に導通する(電流を引き出し、それによって光を生成する)。これらの電流が組み合わされることにより、照明システムによって引き出される全電流の形状がAC電力の正弦波形状により類似する。つまり、本発明の照明システム電流グラフは、従来の照明システムの電流グラフ歪みより、AC電力正弦波形状と比較してより少ない歪みを有する。
[0042] 図4は、本発明の照明システム100の一実施形態を示している。本発明の照明システム100は、第1照明モジュール30および第2照明モジュール40を含む。第1照明モジュールは、電気プラグ12を介して電源120に接続するように適合される。電源120は、交流(AC)電力を提供し、この電力は電力サイクルを有する。米国においては、AC電力は、およそプラス170ボルトからおよそマイナス170ボルトの範囲のピーク電圧値を有するおよそ120ボルトRMS(二乗平均平方根)の周期的電圧を提供する。ヨーロッパおよび他の国においては、利用可能なAC電力はおよそ220ボルトRMSである。第1照明モジュール30は第1電流路を画定し、第2照明モジュール40は第2電流路を画定する。
[0043] AC電力120は、AC電力がおよそ60ヘルツ(Hz)の振動周波数を有するという点において周期的である。図5は、実線グラフ120vによって表されるAC電圧の多数の振動を示している。電圧の完全な振動の各々は、完全な電力サイクルとみなされ、360度を含む。図5では、水平軸は左から右へと流れる時間を表しており、グラフ120vに対する垂直軸はボルトで電圧振幅を表す。図示されるように、この例では、単一の電力サイクルは、1秒を60サイクルで割ったおよそ16.7ミリ秒(ms)持続する。本明細書中の説明の便宜上、図4の照明システム100の動作を説明するために単一の電力サイクル期間125が使用される。電力サイクル期間125の始まりおよび終わりに関しては、電力サイクル期間125が360度全体である完全な振動を含む限り、電力サイクルが始まりかつ終わるとされる場所は任意である。
[0044] 図4を引き続き参照すると、第1照明モジュール30は少なくとも1つの発光素子を含む。図示した例示的実施形態では、第1照明モジュール30は12のLED対(計24個の個別のLEDに対して)を含んでおり、各LED対は、1つの順バイアスLEDおよび1つの逆バイアスLEDを有する。図示した例示的実施形態では、第1照明モジュール30のLEDの各々は、見られるように、2.5ボルトターンオン(閾値)電圧を有して3.3ボルトの動作電圧を有する。そのようなLEDは、例えば、Seoul Semiconductor社によるLW540として市場で入手できる。したがって、電気流の各方向に対して、第1照明モジュール30は、30.0ボルトのターンオン閾値電圧VTHRESHOLDを示す。この数字は、特定の方向において2.5ボルトを12個のLEDに掛けた数字である。再び、本発明は、図示した実施形態の範囲に限定されない。「順」または「逆」などの方向の選択は、本発明の目的に対して任意であるが、本明細書中の説明の目的のために、ノード126から始まってモジュール30および40を通ってノード150で終わる方向を「順」とみなす。LEDの数は、LEDの特性、所望の電流グラフなどに応じて1つから多数の範囲に及ぶことができる。
[0045] 図示した実施形態では、照明素子は発光ダイオード(LED)であるが、本発明は、発光素子としてLEDに限定されておらず、単なる例として、有機発光ダイオード(OLED)、発光ポリマー(LEP)、および有機エレクトロルミネセンス(OEL)または他の照明手段などの他の発光デバイスを含んでもよい。
[0046] 第2照明モジュール40も、電気プラグ12を介して電源120に接続するように適合される。第2照明モジュール40は、少なくとも1つの発光素子を含む。図示した例示的実施形態では、第2照明モジュール40は21のLED対(計42個の個別のLEDに対して)を含んでおり、各LED対は、1つの順バイアスLEDおよび1つの逆バイアスLEDを有する。第2照明モジュール40は、第1照明モジュール30に並列接続される。
[0047] 図示した例示的実施形態では、第1照明モジュール40のLEDの各々は、2.5ボルトターンオン(閾値)電圧を有する。したがって、電気流の各方向に対して、第1照明モジュール40は、52.5ボルトのターンオン閾値電圧VTHRESHOLDを示す。この数字は、特定の方向において2.5ボルトを21個のLEDに掛けた数字である。LEDの数は、LEDの特性、所望の電流グラフなどに応じて1つから多数の範囲に及ぶことができる。第2照明モジュール40は、第1照明モジュール30の照明素子の数と比較してより大きい数の照明素子を含む。
[0048] 第1コンデンサ50は第1照明モジュール30に直列接続される。第1コンデンサは第2照明モジュール40に並列接続される。図示した実施形態では、第1コンデンサ50はおよそ2.7マイクロファラド(μF)の値を有する。
[0049] 第2コンデンサ52は、図示されるように、第1照明モジュール30および第2照明モジュール40の両方に直列接続される。さらに、第2コンデンサ52は第1コンデンサに直列接続される。実際には、第2コンデンサ52は、片側で電源120に接続され、その反対側で第1コンデンサ50および第2照明モジュール40に接続される。図示した実施形態では、第2コンデンサ52はおよそ3.3μFの値を有する。
[0050] 図4の照明システム100の動作を、図5から図9を参照して以下に説明する。図5は、AC電力供給120をAC供給電圧120vとして、ノード130におけるAC電圧をAC電圧130vとして、およびノード140におけるAC電圧をAC電圧140vとして、AC電圧を経時的に示すグラフである。図4のノード130および140、ならびに本発明の図の他の「ノード」は、単に参照番号およびその引き出し線によって示される(回路または装置の)場所またはポイントを示す。したがって、「ノード」という用語は構造または特殊な突起部を示すものではない。
[0051] 図4および図5を参照すると、AC電圧はおよそプラス170Vからおよそマイナス170Vの間で振動する。再び、これは、典型的なAC電力出口が120ボルトRMSのAC電力を供給する米国においてのことである。ヨーロッパおよび他の国においては、利用可能なAC電力はおよそ220ボルトRMSである。AC電圧120vの単一のサイクルは、時間Tで始まり時間Tで終わる電力サイクル期間125として示されている。電力サイクル期間125の始まりおよび終わりに関しては、電力サイクル期間125が360度全体である完全な振動を含む限り、電力サイクルが始まりかつ終わるとされる場所は任意である。図5においては、説明の便宜上、電力サイクル期間125は、電圧がゼロのときにTで始まり、その正のスイング期間121(180度)中を延在し、ゼロボルトを通過し、その負のスイング期間123(180度)を通過し、Tでゼロ電圧に戻り、よってその360度を完了するように示されている。この例においては、電力サイクル期間125はおよそ16.7ミリ秒(ms)である。(図および本明細書中にも使用されている)時間基準は、概して、Tなどとして表示されており、Tでは、本明細書中に使用される下付き文字Nは時間軸上の様々なポイントを示し、よってこれらの基準がNの数値に応じた順序で起こることを示していない。
[0052] 電圧120vは、接続されたプラグ12を介して電力供給120から利用可能であり、第2コンデンサ52によって動作される。第2コンデンサ52は、入ってくる電圧への容量および容量性リアクタンスを示しており、それによって、ノード140において電力サイクル120vはおよそ15.1ms遅延する。ノード140における遅延したAC電圧140vを図5に示す。単一のAC電圧サイクル140vは、Tで始まりTで終わるサイクル期間145として示されている。サイクル期間145の始まりおよび終わりに関しては、サイクル期間145が360度全体である完全な振動を含む限り、サイクル期間が始まりかつ終わるとされる場所は任意である。
[0053] 図5においては、説明の便宜上、サイクル期間145は、電圧がゼロのときにTで始まり、その正のスイング期間中を延在し、ゼロボルトを通過し、その負のスイング期間を通過し、Tでゼロ電圧に戻り、よってその360度を完了するように示されている。この例においては、サイクル期間145もおよそ16.7msである。サイクル期間145は、電力サイクル期間125より正弦波曲線では約335度である約15.0ms遅れる。この状態は、サイクル期間145が電力サイクル期間125を約1.6msまたは約25度(360より335度少ない)リードしているのと動作的に等しい。そのような遅延状態(遅延が180度を超えている)は、通常、サイクル期間145が電力サイクル期間125をリードしていると言う。この慣例をこの文書中に使用している。電圧120vと比較した電圧140vのリードをギャップ149として示している。
[0054] ノード140における電圧140vは第1コンデンサ50によって動作される。第1コンデンサ50は、電圧140vに対する容量および容量性リアクタンスを示しており、それによって、ノード130において電圧130vは電圧140vを約1.9msリードし、電圧120vをおよそ3.2msリードする。ノード130における遅延したAC電圧130vを図5に示す。AC電圧130vの単一のサイクルは、Tで始まりTで終わるサイクル期間135として示されている。サイクル期間135の始まりおよび終わりに関しては、サイクル期間135が360度全体である完全な振動を含む限り、サイクルが始まりかつ終わるとされる場所は任意である。AC電圧140vの実際のピーク(正および負の両方の)値VPEAK−140、は電圧120vの実施形態およびピークによって変化し得る。図示した例示的実施形態では、正および負のピーク電圧VPEAK−140は、およそプラスおよびマイナス92ボルトである。電圧120vと比較した電圧130vのリードは、ギャップ139として示されている。
[0055] 図5においては、説明の便宜上、サイクル期間135は、電圧がゼロのときにTで始まり、その正のスイング期間中を延在し、ゼロボルトを通過し、その負のスイング期間を通過し、Tでゼロ電圧に戻り、よってその360度を完了するように示されている。この例においては、サイクル期間135もおよそ16.7msである。サイクル期間135は、電力サイクル期間125を約3.1msまたは約86度リードする。第1照明モジュール30はAC電圧130vを受ける。AC電圧130vの実際のピーク(正および負の両方の)値VPEAK−130、は、実施形態および電圧120vのピーク、VPEAK−140またはその両方によって変化し得る。図示した例示的実施形態では、VPEAK−130は、およそプラスおよびマイナス52ボルトである。
[0056] 図6は、ノード130におけるAC電圧をAC電圧130vとして、および、第1照明モジュール30を通って導通する電流を破線を有するグラフ130iとして示すグラフである。時間Tで始まる照明システム100の一部の動作は、図4および図6を参照して本明細書中に記載されている。AC電圧130vの正のスイング131中、電圧130vはゼロから時間T3Aにおいてある閾値ターンオン電圧(順方向)に増加する。T3Aで始まり、第1照明モジュール30の順バイアスLED32は、電流を導通し始めて光を生成する。正のスイング131中、逆バイアスLED34は電気を導通しない。順バイアスLED32は、AC電圧130vが閾値電圧より下に低下する時間T3Bまで電流を導通し続ける。T3AとT3Bとの間の時間間隔を第1導電期間136と呼ぶ。閾値電圧の実際値VTHRESHOLDは、実施形態に依存する。図示した実施形態では、+VTHREHOLDは、およそ34ボルトである。電流130iの実際のピーク(正および負の両方の)値IPEAK−130は、実施形態によって変化し得る。図示した例示的実施形態では、正および負のピーク電流IPEAK−130は、およそプラスおよびマイナス80mAである。
[0057] AC電圧130vの負のスイング133中、電圧130vはゼロから時間T3Cにおいてある閾値ターンオン電圧(逆方向)に減少する。第1照明モジュール30の逆バイアスLED34は、T3Cで電流を導通し始めて光を生成する。負のスイング133中、順バイアスLED34は電気を導通しない。逆バイアスLED34は、AC電圧130vが閾値電圧より上に増加する時間T3Dまで電流を導通し続ける(逆方向に)。T3CとT3Dとの間の時間間隔を、本明細書中、第3導電期間138と呼ぶ。
[0058] 図7は、ノード140におけるAC電圧をAC電圧140vとして、および、第2照明モジュール40を通って導通する電流を一点鎖線を有するグラフ140iとして示すグラフである。時間Tで始まる照明システム100の一部の動作は、図4および図7を参照して本明細書中に記載されている。AC電圧134vの正のスイング141中、電圧140vはゼロから時間T5Aにおいてある閾値ターンオン電圧(順方向)に増加する。第2照明モジュール40の順バイアスLED42は、T5Aで電流を導通し始めて光を生成する。正のスイング141中、逆バイアスLED44は電気を導通しない。順バイアスLED42は、AC電圧140vが閾値電圧より下に低下する時間T5Bまで電流を導通し続ける。T5AとT5Bとの間の時間間隔を第2導電期間146と呼ぶ。閾値電圧の実際値VTHRESHOLDは、実施形態に依存する。図示した実施形態では、+VTHREHOLDは、およそ55ボルトである。電流140iの実際のピーク(正および負の両方の)値、IPEAK−140は、実施形態によって変化し得る。図示した例示的実施形態では、正および負のピーク電流IPEAK−140は、およそプラスおよびマイナス80mAである。
[0059] AC電圧140vの負のスイング143中、電圧140vはゼロから時間T5Cにおいてある閾値ターンオン電圧(逆方向)に減少する。第2照明モジュール40の逆バイアスLED44は、T5Cで電流を導通し始めて光を生成する。負のスイング143中、順バイアスLED44は電気を導通しない。逆バイアスLED44は、AC電圧140vが閾値電圧より上に増加する時間T5Dまで電流を導通し続ける(逆方向に)。T5CとT5Dとの間の時間間隔を、本明細書中、第4導電期間148と呼ぶ。
[0060] 図8は、図5から図7までの部分を含むグラフを示している。図8は、第1モジュール電流130i(破線、図6の130iと同じ)および第2モジュール電流140i(一点鎖線、図7の140iと同じ)を有する実線グラフ120vによって表されるAC電圧をオーバレイする。図8を参照すると、AC電力サイクル155が図示されており、この電力サイクル期間155は時間Tから時間Tまでの360度全体である完全な振動に及ぶ。電力サイクル期間155は、電力サイクル125の開始時間Tと比べて異なる時間Tで始まるということを除いては前の図の電力サイクル期間125と同じであるが、これは関係がない。再び、電力サイクル期間が360度全体である完全な振動を含む限り、サイクルが始まりかつ終わるとされる場所は任意である。図8においては、説明の便宜上、電力サイクル期間155は、第1導電期間136の始まりT3Aの前であるTで始まり第4導電期間138の終わりT5Dの後であるように図示されている。
[0061] 図4および図8を参照すると、電力サイクル155を照明システム100に適用している間、第1照明モジュール30は、第1導電期間136および第3導電期間138中に電流を(順方向に)導通する。これを第1モジュール電流130iによって示している。加えて、電力サイクル155を照明システム100に適用している間、第2照明モジュール40は、第2導電期間146および第4導電期間148中に電流を(逆方向に)導通する。これを第2モジュール電流140iによって示している。図示しているように、照明モジュール30および40はお互いに並列接続されている。したがって、これらの電流を合計して照明システム100に対する全電流を決定する。照明システム100によって引き出される全電流は、電流130i(第1照明モジュール30によって引き出される)および140i(第2照明モジュール40によって引き出される)の合計であり、本明細書中では光システム電流と呼ぶ。
[0062] 図9は、全電流(光システム電流)としてノード126で測定された破線グラフ126i、およびTからTまでの電力サイクル155を示している。図9から明らかであるように、光システム電流126iの形状は電力供給電圧120vの形状と類似している。つまり、光システム電流126iの形状は、電力供給電圧120vの形状と比較して僅かに歪んでいるだけである。したがって、AC電力120に接続されたときの図4の照明システム100によって生成される全高調波歪み(THD)は低い。実際には、一部の試験では、本発明の照明システム100によって生成されるTHDは10%未満の範囲内であった。
[0063] 図10は、本発明の別の実施形態を示している。図4および図10を参照すると、照明システム200は、図4の照明システム100および補助回路190を含んでいる。補助回路190は、照明システム100を保護するか、照明システム100の動作を補助するか、またはその両方を行う1つ以上の構成要素を含む。例えば、補助回路190を使用してターンオンにおける突入電流を制限する。突入電流が制限されない場合、突入電流はコンデンサ50および52を充電するのが急速すぎて照明システムを起動するために使用される電力スイッチにダメージを与える可能性がある。
[0064] 図示した実施形態においては、サーミスタ198は、特に、回路に最初に電力を加えるときの突入電流制限を提供する。最初に回路に適用されたときに本線電圧がその波形のピークにあった場合、容量性素子にわたって比較的速い電圧サージがあり、LEDまたは他の構成要素を損ない得る大きい突入またはサージ電流へと繋がる。冷たい場合、サーミスタ198はサージ電流を最小化するために抵抗器としての機能を果たす。加熱された場合(システム200の動作によって)、サーミスタ198は、システム200を通る電流の流れに対する抵抗の影響を最小限にするように減少された抵抗を提供する。さらに、ヒューズ194は、少しの間大きな電流を受けて回路が開くが、サーミスタ198ではこのようなことは起こらない。
[0065] 補助ヒューズ194は照明システム100と直列接続される。ヒューズ194は、過電流の流れの場合に回路を開く(それによって照明システム100と電源120との接続を断つ)ことによって照明システム100を保護する。ヒューズ194の定格は実施形態によって変化し得る。図示した実施形態においては、単なる例として、ヒューズ194は1または2アンペア程度の定格を有してもよい。
[0066] 別の保護デバイスは、照明システム100を過度の入力電圧から保護するスパークギャップ196である。過度の電圧が照明システム100に印加された場合、電流は照明システム100に誘導されずにスパークギャップ196をジャンプし、それによって照明システム100を過度の電圧から保護する。スパークギャップ196の定格は実施形態によって変化する。図示した実施形態では、単なる例として、スパークギャップ196は1キロボルト程度の定格を有してもよい。
[0067] 図示した実施形態では、補助回路190は、例えば、過渡電圧サージが電源120で発生したときに照明システム100に対する電圧スパイクを防ぐための金属酸化物可変(MOV)抵抗器192などの過渡電圧抑制器182を含む。MOV抵抗器192は、例えば、市場ではVE13M00151K部品として知られているMOV抵抗器であってもよい。MOV抵抗器192は、ヒューズ194を介して照明システム100と並列接続されている。
[0068] 補助回路190は、図10に示されている全ての構成要素を含む必要はない。例えば、補助回路190は、MOV抵抗器192のみを含みつつ依然として本発明の範囲内にあるように単純であってもよい。補助回路190は、示されている構成要素のあらゆる組み合わせを含んでもよい。さらに、補助回路190は、本明細書中に示されていない追加の構成要素を含みつつ依然として本発明の範囲内にあってもよい。
[0069] 図11は、本発明のさらなる別の実施形態を示している。図11を参照すると、照明システム300は、少なくとも1つの発光素子を含む第1照明モジュール330を含む。図示した実施形態では、第1照明モジュール330は、順方向に直列接続された複数の発光ダイオードを含む。再び、順または逆の指定は任意である。第1整流器332は第1照明モジュール330に接続されている。第1コンデンサ50は第1整流器332に接続されている。第1照明モジュール330に対して、各発光素子は、例えば、通常3から4順ボルトの間で動作するLEDモデルLW540Aなどの発光ダイオード(LED)であってもよい。LW540Aおよび同様のLEDが市場で入手できる。図示した実施形態では、第1照明モジュール330は12個の直列接続されたLEDを含む。第1整流器332はあらゆる周知の整流器構成を有してよい。図示した実施形態では、第1整流器332は図示した構成を有するダイオードブリッジ型整流器であり、各ダイオードは、例えば、市場で入手できる1N4004整流器ダイオードである。第1コンデンサ50は、例えば、1.47μF100Vポリエステル型コンデンサであってもよい。これらのダイオードおよびコンデンサ部品の実際のモデル、値およびタイプ、ならびに第1照明モジュール330におけるLEDの数は、用途によって変化し得る。
[0070] 図示した実施形態では、第2照明モジュール340は、順方向に接続された複数の発光ダイオードを含む。再び、順または逆の指定は任意である。第2整流器342は第2照明モジュール340に接続されている。第2照明モジュール340に対しては、各発光素子は、例えば、上述したLW540Aタイプなどの発光ダイオード(LED)であってもよい。図示した実施形態では、第2照明モジュール340は23個の直列接続されたLEDを含む。第2整流器342はあらゆる周知の整流器構成を有してよい。図示した実施形態では、第2整流器342は、第1整流器332と同じ構成および構成要素を有するダイオードブリッジ型整流器である。これらのダイオードおよびコンデンサ部品の実際のモデル、値およびタイプ、ならびに第2照明モジュール340におけるLEDの数は、用途によって変化し得る。第2照明モジュール340および第2整流器342は、第1照明モジュール330および第1整流器332に並列接続されている。図11を引き続き参照すると、第2コンデンサ52は、第1整流器332および第2整流器342の両方に直列接続されている。第2コンデンサは、例えば、3.75μF250vポリエステル型コンデンサであってもよい。照明システム300は、図10により詳細に示されて上述された補助回路190を含んでもよいが必ずしも含む必要はない。
[0071] 照明システム300の動作は、わずかな違いはあるが、図4の照明システム100の動作および図4から図9(両図を含む)を用いて上述された動作とほとんど同じである。AC電源120は、ノード126で現れ得る図5、図8および図9に示されるAC電圧120vを提供する。AC電圧は、ノード140における電圧が図5および図7に示されかつ上述されたグラフ140vとして現れるように図6に示されかつ上述された第2コンデンサ52によって動作される。ノード140における電圧140vは第1コンデンサ50によって動作されており、結果的に図5および図6に示されかつ上述されたノード130における電圧130vとなる。
[0072] 図5から図9および図11を参照すると、照明システム300においては、ノード130における電圧130vは、ノード331においてパルスDC(直流)電圧が存在するように第1整流器332によって整流される。ノード331におけるパルスDC電圧は、電流が第1照明モジュール330のLEDを通って流れるようにする。ノード331におけるパルスDC電圧は、図12aのグラフ331vによって図示されている。図5から図9、図11および図12aを参照すると、図示したパルスDC電圧グラフ331vは、ノード331aとノード331bとの間の測定された波形である。図12aは、ノード126とノード127との間を測定した電圧として近似の正弦波126vも示している。
[0073] グラフ331vが示すように、第1整流器332は、入力電圧をパルスDC電圧波形へと整流する。331vにおけるパルスDC電圧は、第1照明モジュール330と並列に配置された第3コンデンサ54によって調整または平滑化されてよい。第3コンデンサ54は、単なる例として、1.0μF200V電解型コンデンサであってもよい。第3コンデンサ54は、331におけるパルスDC電圧のリップルを減少させる。そのようなリップル減少は、一部のタイプの発光素子に有用であり得る。
[0074] 図5から図9および図11を引き続き参照するとともに図12bも参照すると、照明システム300においては、ノード140における電圧140vは、ノード341においてパルスDC(直流)電圧が存在するように第2整流器342によって整流される。ノード341におけるパルスDC電圧は、電流が第2照明モジュール340のLEDを通って流れるようにする。ノード341におけるパルスDC電圧は、図12bのグラフ331vによって図示されている。図12bにおいては、図示したパルスDC電圧グラフ341vは、ノード341aとノード341bとの間の測定された波形である。図12aは、ノード126とノード127との間を測定した電圧として近似正弦波126vも示している。
[0075] グラフ341vが示すように、第2整流器342は、入力電圧をパルスDC波形へと整流する。341におけるパルスDC電圧は、第2照明モジュール340と並列に配置された第4コンデンサ56によって調整または平滑化されてよい。第4コンデンサ56は、単なる例示として、1.0μF200V電解型コンデンサであってもよい。第4コンデンサ56は、341におけるパルスDC電圧のリップルを減少させる。そのようなリップル減少は、一部のタイプの発光素子に有用であり得る。
[0076] 図11の照明システム300は、ノード130およびノード140における内部AC電圧が光を生成するために照明モジュールに適用される前に整流されるという点について図4の照明システム100とは異なる。しかしながら、図11の照明システム300の電流特性は、図4の照明システム100のものと実質的に同様である。
[0077] 第1照明モジュール330によって引き出される電流は、図12cにおいてグラフ330iとして図示されている。電流グラフ330iは、ノード331aにおいてオシロスコープ・プローブを10オーム抵抗器にわたって直列に配置することによって測定された。図12cは、ノード126における測定された入力電流として電流グラフ126iも図示している。電流グラフ126iは、10オーム抵抗器にわたってフローティングプローブを用いて測定された。フローティングプローブの使用はその信号トレース上に雑音を導入し、それによって測定された電流グラフ126iは平滑ではないが鋸状として現れることに留意されたい。第2照明モジュール340よって引き出される電流は、図12dにグラフ340iとして図示されている。電流グラフ340iは、ノード341aにおいてオシロスコープ・プローブを10オーム抵抗器にわたって直列に配置することによって測定された。図12dは、ノード126における測定された入力電流として電流グラフ126iも図示している。
[0078] ノード331aおよびノード341aにおける電流を組み合わせると、電流グラフ126iとなる。ノード126とノード127との間で測定された電流グラフ126iは、図12eで電流グラフ126iとして図示されている。これは図12cおよび図12dの電流グラフ126iであるが、ここで使用されるプローブは浮遊しておらず、測定に雑音が導入されていない。
[0079] 図12eの電流グラフ126iによって表されている全体のシステム電流は図9の126iと同様であることに留意されたい。図9を図4のシステム100と比較すると、(図9の)光システム電流126iの形状が電力供給電圧120vの形状と同様であることは明らかである。つまり、(図9の)光システム電流126iの形状は、電力供給電圧120vの形状と比較して僅かに歪んでいるだけである。したがって、AC電力120に接続されたときの図4の照明システム100によって生成される全高調波歪み(THD)は低い。同様に、図9を図11のシステム300と比較すると、(図12eの)光システム電流126iの形状が(図12aおよび図12bの)電力供給電圧126vの形状と同様であることは明らかである。つまり、(図12eの)光システム電流126iの形状は、(図12aおよび図12bの)電力供給電圧126vの形状と比較して僅かに歪んでいるだけである。したがって、AC電力120に接続されたときの図11の照明システム300によって生成される全高調波歪み(THD)は低い。
[0080] 図13は、本発明の照明システム100aの代替の実施形態を示している。図13の照明システム100aは、図4の照明システム100と実質的に同様であるが、図13の照明システム100aでは、第1照明モジュールは2組のLED32aおよび34aを含む。第1組のLED32aは、順方向に直列接続された複数のLEDを含み、第2組のLED34aは、逆方向に直列接続された複数のLEDを含む。同様に、第2照明モジュールは、2組のLED42aおよび44aを含む。第1組のLED42aは順方向に直列接続された複数のLEDを含み、第2組のLED44aは、逆方向に直列接続された複数のLEDを含む。
[0081] 本発明はLEDに関して記載されてきたが、本明細書中に記載する発明および実施形態は、LEDに限定されず、単なる例として、有機発光ダイオード(OLED)、発光ポリマー(LEP)、および有機エレクトロルミネセンス(OEL)、または、所望のレベルより高いレベルの全高調波歪みを生成または引き起こす他のあらゆる照明素子などの他の発光デバイスを用いて使用されてもよいことに留意されたい。本発明は、供給されるAC電力がヨーロッパまたは世界の他の地域のように240ボルトである地域で適用できかつその地域を含む。本発明は、供給されるAC電力がヨーロッパのように50Hzであるかまたは飛行機内のように400Hzである地域に適用できかつその地域を含む。本発明は、本発明を開示する目的のみのために使用された例示の整流器以外の整流器の使用に適用できかつその使用を含む。本発明の照明システムは、例えば、白熱電球、発光面、光り壁、投影システム、および、LEDなどの複数の発光素子を含むその他同類のものであってもよい。

Claims (19)

  1. 電力サイクルを有する交流(AC)電力を提供する電源に接続するように適合された照明システムであって、前記照明システムは、
    少なくとも1つの発光素子を含む第1照明モジュールと、
    少なくとも1つの発光素子を含む第2照明モジュールであって、前記第1照明モジュールに並列接続されている、第2照明モジュールと、
    前記第1照明モジュールと直列接続された第1コンデンサであって、前記第2照明モジュールに並列接続されている、第1コンデンサと、
    前記第1照明モジュールおよび前記第2照明モジュールの両方と直列接続された第2コンデンサとを含み、
    前記照明システムに電力が加えられた場合、前記第1照明モジュールは各電力サイクル内の第1導電期間中に電流を導通し、前記第2照明モジュールは各電力サイクル内の第2導電期間中に電流を導通する、照明システム。
  2. 前記第1導電期間の一部は前記第2導電期間の一部と重なる、請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記第1照明モジュールは、前記電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第3導電期間中に導通し、
    前記第2照明モジュールは、前記電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第4導電期間中に導通する、請求項1に記載の照明システム。
  4. 前記第3導電期間の一部は前記第4導電期間の一部と重なる、請求項3に記載の照明システム。
  5. 前記第1照明モジュールは複数のLED対を含んでおり、各LED対は、順方向に接続された第1LEDおよび逆方向に接続された第2LEDを含む、請求項1に記載の照明システム。
  6. 前記第1照明モジュールは2組のLEDを含んでおり、第1組のLEDは順方向に直列接続された複数のLEDを含み、第2組のLEDは逆方向に直列接続された複数のLEDを含む、請求項1に記載の照明システム。
  7. 前記第1照明モジュールは第1所定数のLEDを含み、前記第2照明モジュールは第2所定数のLEDを含んでおり、前記第1所定数は前記第2所定数より少ない、請求項1に記載の照明システム。
  8. 電力サイクルを有する交流(AC)電力を提供する電源に接続するように適合された照明システムであって、前記照明システムは、
    少なくとも1つの発光素子を含む第1照明モジュールと、
    前記第1照明モジュールに接続された第1整流器であって、第1整流信号を前記第1照明モジュールに提供するように接続されている、第1整流器と、
    少なくとも1つの発光素子を含む第2照明モジュールと、
    前記第2照明モジュールに接続された第2整流器であって、第2整流信号を前記第2照明モジュールに提供するように接続されている、第2整流器とを含み、
    前記第1整流器および前記第1照明モジュールは、前記第2整流器および前記第2照明モジュールに並列接続され、
    前記照明システムに電力が加えられた場合、前記第1照明モジュールは各電力サイクル内の第1導電期間中に電流を導通し、前記第2照明モジュールは各電力サイクル内の第2導電期間中に電流を導通する、照明システム。
  9. 第1コンデンサは前記第1照明モジュールと直列接続されている、請求項8に記載の照明システム。
  10. 第2コンデンサは、前記第1照明モジュールと直列接続されており、さらに前記第2照明モジュールとも直列接続されている、請求項8に記載の照明システム。
  11. 第3コンデンサは前記第1照明モジュールに並列接続されている、請求項8に記載の照明システム。
  12. 第4コンデンサは前記第2照明モジュールに並列接続されている、請求項9に記載の照明システム。
  13. 前記第1導電期間の一部は前記第2導電期間の一部と重なる、請求項8に記載の照明システム。
  14. 前記第1照明モジュールは、前記電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第3導電期間中に導通し、
    前記第2照明モジュールは、前記電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第4導電期間中に導通する、請求項13に記載の照明システム。
  15. 前記第3導電期間の一部は前記第4導電期間の一部と重なる、請求項14に記載の照明システム。
  16. 前記第1照明モジュールは第1所定数のLEDを含み、前記第2照明モジュールは第2所定数のLEDを含んでおり、前記第1所定数は前記第2所定数より少ない、請求項8に記載の照明システム。
  17. 電力サイクルを有する交流(AC)電力を提供する電源に接続するように適合された照明システムであって、前記照明システムは、
    少なくとも1つの発光素子を含む第1電流路と、
    少なくとも1つの発光素子を含む第2電流路であって、前記第1電流路に並列接続されている、第2電流路とを含み、
    前記第1電流路は、各電力サイクル内の第1導電期間中に電流を導通するように適合され、
    前記第2電流路は、各電力サイクル内の第2導電期間中に電流を導通するように適合されている、照明システム。
  18. 電力サイクルを有する交流(AC)電力を提供する電源に接続するように適合された照明システムであって、前記照明システムは、
    複数の発光ダイオード(LED)対を含む第1照明モジュールと、
    複数の発光ダイオード(LED)対を含む第2照明モジュールであって、前記第1照明モジュールの各々に並列接続されている、第2照明モジュールとを含み、
    前記第1照明モジュールは、前記電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第1導電期間中に導通し、それによって光を放出し、
    前記第2照明モジュールは、前記電源に接続されている場合、各電力サイクル内の第2導電期間中に導通し、それによって光を放出する、照明システム。
  19. 電力サイクルを有する交流(AC)電力から光を生成する方法であって、前記方法は、
    交流電源を提供することであって、前記交流は、実質的に正弦波流の特性を有し、かつ連続的電力サイクルを含む、ことと、
    第1導電期間中に電流を導通することによって第1組の発光デバイス(LED)を用いて各電力サイクル中の前記第1導電期間中に光を生成することと、
    第2導電期間中に電流を導通することによって第2組の発光デバイス(LED)を用いて各電力サイクル中の前記第2導電期間中に光を生成することとを含み、
    前記第1導電期間および前記第2導電期間中に導通される前記電流は、実質的に正弦波流の特性を有する全導電電流の流れに統合される、方法。
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