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JP2012248318A - 照明器具用反射体に装着される補強部材 - Google Patents

照明器具用反射体に装着される補強部材 Download PDF

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Abstract

【課題】住宅や店舗等の室内、及び室外で使用される照明器具に利用可能な照明器具用反射体の補強部材を提供することを目的とする。
【解決手段】内側に存在する光源の取り付け位置から下方に向けて外側に拡径する照明器具用反射体100に装着される補強部材10であって、照明器具用反射体100の下端に環状に装着され、光源からの光を拡散、屈折、透過、又は反射させる材料で構成される。ここで、材料は、透明乃至半透明の樹脂である。
【選択図】図1

Description

本発明は、内側に存在する光源の取り付け位置から下方に向けて外側に拡径する照明器具用反射体に装着される補強部材に関する。
照明器具は、住宅や店舗等の室内で使用される一般的な照明から、防犯対策に室外で使用される照明や舞台照明等まで、様々なタイプが展開されている。室内で使用される照明器具には、天井面や壁面に設置する照明器具、床や机の上に配置する照明器具等がある。例えば、天井面に設置する照明器具として、天井に埋め込まれる照明器具、いわゆるダウンライトがある。ダウンライトは、全般照明及び部分照明の何れにも使用することができ、また、光の照射方向及び照射量を調整してインテリアを際立たせたり、部屋の奥行きを強調する効果等を有するため、近年採用されるケースが増えている。ダウンライトに代表される照明器具の内側には通常、光源を囲むように反射体が配置される。反射体は、光源から受けた光の強度を制御した上で配光したり、進行方向を調整しながら光を拡散する等の役割を担う。照明器具に備え付けられる反射体には、円柱型、角柱型等の他、下方に向かって拡径する形状等の様々な形状が存在する。形状の違いによって、照射方向や配光の程度を調整することができるため、使用する場合には、照射目的に合わせて反射体の形状を選択する。
例えば、天井面に設置されるダウンライトに使用される反射体は通常、下方が大きく開口しており、この開口部の端部がむき出しになっているため、強度が十分であるとは言えない。よって、天井面への設置時に無理な力が掛かったり、外部から何らかの衝撃があった場合に破損し易いという問題があった。
従来、反射板本体と、反射板本体から突設された爪部とを備えた金属製の反射板と、反射板本体の端部に当接する板状の端板部を設けた端板本体部と、端板本体部から端板部の面に沿った方向に対して交差する方向に突設され反射板本体に面状に当接する補強面を備えた補強部とを具備した照明器具があった(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1によれば、補強部の補強面が反射板本体に面状に当接し、この補強部が端板本体部から端板部の面に沿った方向に対して交差する方向の力を受け止めることにより、端板に力が加わった場合にも、端板の損傷や端板と反射板との間の隙間の発生が防止されるとともに、端板と反射板とを別個の部品を用いずに強固に固定することが可能になる、とされている。
特開2007−35603号公報
端板は、光源である直管形ランプ等の両端を固定する役割、及び、反射板の両端を支持することによって反射板を補強する役割を担う。特許文献1に記載の照明器具の反射板は、端板が装着されている端部からは補強されているとも思える。ところが、反射板の長辺方向には端板が装着されておらず、端部がむき出しになっているため、反射板全体が十分に補強されているとは言えない。端板や補強部に、光源からの光の強度を制御した上で配光したり、進行方向を調整しながら光を拡散する等の観点からの工夫が何らされていないため、特許文献1に記載の照明器具では、光源からの光を効果的に伝達できるとは言えない。特許文献1に記載された発明では、光源からの光を照射目的に沿って十分に活用しながら、反射体全体を補強することは困難である。
このように、現状においては、照明器具用反射体を確実に補強しつつ、光源からの光を効果的に活用することが可能な補強部材は未だ開発されていない。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、補強部材の形状及び装着位置に着目することで、住宅や店舗等の室内、及び室外で使用される照明器具用反射体の補強部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る照明器具用反射体の補強部材の特徴構成は、
内側に存在する光源の取り付け位置から下方に向けて外側に拡径する照明器具用反射体に装着される補強部材であって、
前記照明器具用反射体の下端に環状に装着され、前記光源からの光を拡散、屈折、透過、又は反射させる材料で構成されたことにある。
上記課題で説明したように、従来技術では、端板や補強部等の補強部材が、反射板の端部の全周縁には装着されていなかった。そのため、反射板にむき出しの端部が存在し、反射板全体に対する補強効果が十分であるとは言えなかった。また、反射板に装着する端板や補強部が、光源からの光を伝達可能な材料から構成されているとは限らなかった。そのため、照明器具に反射板を設置した場合であっても、光源からの光を十分に活用出来ていなかった。
この点、本構成の補強部材では、内側に存在する光源の取り付け位置から下方に向けて外側に拡径する照明器具用反射体に装着される補強部材であって、照明器具用反射体の下端に環状に装着されるため、補強部材が照明器具用反射体の下端の全周に取り付けられる。その結果、照明器具用反射体の全体の強度を向上させることができる。光源からの光を拡散、屈折、透過、又は反射させる材料で構成されるため、補強部材も光学的効果を発揮し、受けた光を伝達することができる。その結果、反射体と補強部材とが協同して、光源からの光を効果的に活用することが可能となる。また、このような補強部材は、光を受けることにより、照明器具に独特の美的効果を付与する。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
前記材料は、透明乃至半透明の樹脂であることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、材料は、透明乃至半透明の樹脂であるため、光源から受け取った光を確実に伝達することが出来る。その結果、反射体と補強部材とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
前記照明器具用反射体の前記下端を保護する保護部と、前記照明器具用反射体に対して前記内側から接触する接触部とを備え、前記光源の光軸を含む断面視において、前記保護部と前記接触部とが略L字型に連結されていることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、照明器具用反射体の下端を保護する保護部と、照明器具用反射体に対して内側から接触する接触部とを備え、光源の光軸を含む断面視において、保護部と接触部とが略L字型に連結されているため、保護部が照明器具用反射体の下端を確実に保護しつつ、接触部が照明器具用反射体に対して内側から接触することが可能となる。その結果、照明器具用反射体をより確実に補強しながら、反射体と補強部材とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
前記保護部と前記接触部との連結部が、前記内側に向けて丸め処理されていることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、保護部と接触部との連結部が、内側に向けて丸め処理されているため、光源からの光が当たる範囲を増やすことが可能となり、光源から受け取る光の量が増える。その結果、反射体と補強部材とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
前記保護部が、前記外側に向けて面取り処理されていることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、保護部が、外側に向けて面取り処理されているため、外観の向上を図りつつ、補強部材において光源からの光が間接的に当たる範囲を増やすことが可能となり、光源から受け取る光の量が増える。その結果、反射体と補強部材とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
前記接触部が、前記下方に向けて肉厚となっていることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、接触部が、下方に向けて肉厚となっているため、接触部の強度が向上する。また、反射体に補強部材を装着した場合、補強部材が内側に傾斜するため、光源からの光の当たる範囲が増える。その結果、照明器具用反射体をより確実に補強しながら、反射体と補強部材とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
前記接触部は、前記光源からの光が直接届く位置に設けられることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、接触部は、光源からの光が直接届く位置に設けられるため、光源からの光を効率的に利用可能となり、且つ、接触部に当たった後の光の進行方向を予測し易くなる。その結果、反射体と補強部材とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
前記接触部は、前記照明器具用反射体と係合するための突起部を備えていることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、接触部は、照明器具用反射体と係合するための突起部を備えているため、照明器具用反射体と補強部材とを係合する場合に強固に固定することが出来る。その結果、照明器具用反射体の強度をより向上させることが可能となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
複数のパーツに分割可能に構成されていることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、複数のパーツに分割可能に構成されているため、サイズが小さい複数のパーツに分割して使用することが可能となる。その結果、取り付け作業や運搬が簡便となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材において、
前記複数のパーツは、夫々の端部において互いに連結可能に構成されていることが好ましい。
本構成の照明器具用反射体の補強部材では、複数のパーツは、夫々の端部において互いに連結可能に構成されているため、複数のパーツどうしを確実に連結できる。その結果、照明器具用反射体の強度をより向上させることが可能となる。
図1は、本実施形態に係る補強部材を装着した照明器具用反射体の正面図である。 図2は、本実施形態に係る補強部材を装着した照明器具用反射体の底面図である。 図3は、本実施形態に係る補強部材を装着した照明器具用反射体を下方から見た場合の斜視図である。 図4は、本実施形態に係る補強部材を装着した照明器具用反射体を下方から見た場合の分解斜視図である。 図5は、本実施形態に係る補強部材を装着した照明器具用反射体の縦方向における断面図、及び一部拡大断面図である。 図6は、本実施形態に係る補強部材の両端の一部拡大図である。
以下、本発明の照明器具用反射体の補強部材に関する実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図しない。
図1は、本実施形態に係る補強部材10を装着した照明器具用反射体100の正面図である。図2は、本実施形態に係る補強部材10を装着した照明器具用反射体100の底面図である。図3は、本実施形態に係る補強部材10を装着した照明器具用反射体100を下方から見た斜視図である。図3において、斜線部分が補強部材10である。図4は、本実施形態に係る補強部材10を装着した照明器具用反射体100の分解斜視図である。図5は、本実施形態に係る補強部材10を装着した照明器具用反射体100の縦方向における断面図、及び一部拡大断面図である。図6は、本実施形態に係る補強部材10の両端の一部拡大図であるである。以下、本実施形態に係る補強部材10について、図1〜図6を参照しながら説明する。
本発明に係る補強部材を使用可能な照明器具としては、住宅や店舗等の室内で天井面や壁面に設置する照明器具、床や机の上に配置する照明器具、スポットライト、舞台照明、及び外灯等の様々なタイプのものが挙げられる。本実施形態では、補強部材10を住宅や店舗等の室内で天井に埋め込まれて設置される照明器具、いわゆるダウンライトに使用する例について説明する。ただし、本発明の補強部材10は、ダウンライトに使用されることに限定されるものではない。ダウンライトには、天井面への埋め込みの深さによって、一般形、浅形、半埋込形等のタイプがあるが、本発明に係る補強部材10は何れの形状にも適用することが可能である。天井に埋め込まれずに天井面に設置される直付けダウンライトにも使用できる。ダウンライトの内側には、白熱灯や蛍光灯等の光源(図示せず)が配置され、光源を囲むように反射体20が装着されている。
反射体20は、光源から受けた光の強度を調整したり、受けた光の進む方向を制御する等の役割を担い、その材質や形状によって、照射方向や配光の程度を調整することが可能である。使用する場合には、照射目的に合わせて反射体の形状を選択する。反射体には、筒形状や、下方に向けて外側に拡径する形状等がある。底面視では、円、楕円、角形、不定形等があり、本発明に係る補強部材は、何れの形状にも使用可能である。
本実施形態では、反射体20は複数枚の反射板1で構成される。反射板1は、アルミ等の金属等の材料で構成される。反射板1は、縦長の台形形状であり、下方に向かって幅広となっている。夫々の反射板1には縦方向に、4本の山折りの折り目が横方向に形成されている。折り目の間隔は、略等間隔であることが好ましい。参考のため、図2において、反射板1の一つを太線で囲っている。
反射体20は、略同一形状及びサイズの16枚の反射板1からなる。16枚の反射板1は、折り目を外側にしながら、光源である白熱灯を中心として、放射状に連結している。連結方法としては、溶接や接着、係合等がある。なお、「内側」とは、反射体20及びその周辺において光源からの光を直接受ける側のことを指し、「外側」とは、反射体20及びその周辺において光源からの光を直接受けない側のことを指す。図2で示すように、底面視では、反射体20の中央にドーナツ形状の固定部30が存在する。夫々の反射板1と固定部30とを、ビス止め等によって接続することで、16枚の反射板1が確実に固定される。光源は、固定部30に嵌合される。このようにして略同一の16枚の反射板1を連結することで、底面視における形状が略正16角形であり、内側に存在する光源の取り付け位置から下方に向けて外側に拡径する形状の反射体20が完成する。なお、本実施形態に係る反射体20は、80枚の四角形の反射板1を、光源を中心として放射状に、且つ、下方に向かって連続的に接続することで構成することも可能である。
本実施形態では、反射体20の下端に、4つの補強部材10(補強部材10A、補強部材10B、補強部材10C、及び補強部材10D)が連結して環状に装着され、反射体20の下端を全周する。連結方法は、後述する保護部2の記載において説明する。補強部材10が反射体20の下端を全周することで、反射体20の全体の強度を向上させることができる。また、補強部材10は、補強部材10A、補強部材10B、補強部材10C、及び補強部材10Dというサイズの小さい複数のパーツに分解可能に構成されているため、取り付け作業や運搬が簡便となる。なお、補強部材10の装着数は4つに限らず、補強部材10を1つ、又は複数個連結させて反射体20の下端を全周させても良い。また、補強部材10を反射体20の下端の全周に装着しなくても構わない。例えば、反射体20全体への補強効果を奏する程度に、複数個の補強部材10を複数箇所に装着することも可能である。
補強部材10は、光源からの光を拡散、屈折、透過、又は反射させる材料、具体的には透明乃至半透明の樹脂で構成されており、可視光線に対する光透過率が10%〜80%であることが好ましい。補強部材10をこのような構成とすることで、光源から受け取った光を効果的に活用することができる。補強部材10は、光学的効果を発揮し、受けた光を伝達することができる。その結果、反射体20を補強しながら、反射体20と補強部材10とが協同して光源からの光を効果的に活用することが可能となる。また、このような補強部材10は、光を受けることにより、照明器具に独特の美的効果を付与する。
補強部材10は、反射体20の下端を保護する保護部2と、反射体20に対して内側から接触する接触部3とが、光源の光軸を含む断面視において略L字型に連結されている。光軸とは、光源から垂直下方に延伸する仮想線である。以下、保護部2と接触部3について、図5及び図6に基づいて説明する。
保護部2は、反射体20の脆弱部である下端を確実に保護することで、反射体20の強度を向上させる機能を有する。保護部2のサイズ(幅)は、強度、反射体20への補強効果、及び外観への影響等からの観点から、1mm以上50mm以下であることが好ましく、より好ましくは3mm以上10mm以下である。保護部2の幅方向のサイズを、反射体20を構成する反射板1の厚みよりも大きくすることで、反射板1の下端面を十分に保護することが可能である。
本実施形態では、底面視における反射体20の形状が略正16角形であるため、4つの補強部材10(補強部材10A、補強部材10B、補強部材10C、及び補強部材10D)を環状に連結すると、保護部2の内側によって、底面視で、反射体20の下端の全周を保護可能なサイズの、略正16角形が形成される。
保護部2の外側の端部は、光源からの光が直接的には届き難いが、間接的に、つまり少なくとも1回以上反射板1に当たった光や補強部材10を通過した光は届く。本実施形態では、保護部2が外側に向けて面取り処理されているため、光源からの光が間接的に当たる範囲を増やすことが可能となり、光源から受け取る光の量が増える。光の入射角が様々となるため、その後の光の進行方向の選択肢が増える。その結果、反射体20と補強部材10とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。また、補強部材10を反射体20に装着すると、保護部2の外側の端部が人目に付き易いが、面取りされていることにより、外観の向上を図ることができる。
保護部2の両端には、4つの補強部材10を互いに連結するための係合部材が配置される。本実施形態では、図6で示すように、円柱形状を有する中実の係合部材10aと、係合部材10aが内部に挿入し密着可能なサイズの、円筒形状を有する中空の係合部材10bとが使用される。係合部材10aと係合部材10bとの何れか一方が、保護部2の両端に配置される。保護部2の両端のうち、係合部材10bを有する側の端部では、円筒形状を構成する筒部分が保護部2を貫通し、穴形状を形成している。二つの補強部材、例えば補強部材10Aと補強部材10Bとを連結する場合は、係合部材10bに係合部材10aを挿入する。このような構成とすることで、複数のパーツどうしを確実に連結することが可能となり、反射体20の強度をより向上させることが可能となる。
接触部3は、反射板1の内側と面状に接触する。本実施形態では、接触部3の略全面が反射体20と当接している。その結果、反射体20を確実に補強しながら、反射体20と補強部材10とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。接触部3の高さ方向のサイズは、強度、反射体20への補強効果、及び外観への影響等からの観点から、1mm以上50mm以下であることが好ましく、より好ましくは3mm以上10mm以下である。接触部3の幅方向のサイズは、同様の観点から、3mm以上30mm以下であることが好ましく、より好ましくは8mm以上20mm以下である。
本実施形態では、底面視における反射体20の形状が略正16角形であるため、4つの補強部材10(補強部材10A、補強部材10B、補強部材10C、及び補強部材10D)を環状に連結すると、接触部3の内側によって、底面視で、反射体20の下端の全周周辺と面状に係合可能なサイズの、略正16角形が形成される。
補強部材10と反射体20とを係合するために、接触部3は突起部である凸部4を有し、16枚の反射板1の夫々は下端部周辺に、凸部4と係合する形状の凹部5を有している。具体的には、凸部4は円柱形状であり、凹部は穴形状である。凸部4と凹部5とを嵌合させることで、反射体20と補強部材10とが強固に固定される。このように本実施形態では、補強部材10が反射体20の下端において、16枚の反射板1の夫々と係合しているため、反射板1どうしの間に生じる緩みを軽減し、強固に接続できる。その結果、反射体20をより確実に補強することが可能となる。
接触部3は、下方に向けて肉厚となっているため、接触部3自体の強度が向上し、外部からの衝撃に耐え易くなる。その結果、補強部材10全体の強度が向上し、反射体20に対する補強効果がより向上する。さらに、反射体20に補強部材10を装着した場合、補強部材10が内側に傾くため、光源から直接的又は間接的に受け取る光の量が増加する。その結果、反射体20と補強部材10とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
接触部3は、光源からの光が直接届く位置に設けられる。つまり、光源と接触部3との間には光の進行を遮る有体物、例えば、反射体20の一部等が存在せず、光源からの光が直接的に接触部3に当たる。光源からの光を効率的に利用可能となり、且つ、接触部3に当たった後の光の進行方向を予測し易くなる。その結果、反射体20と補強部材10とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
本実施形態では、保護部2と接触部3とが、光源の光軸を含む断面視において略L字型に連結する連結部6が、内側に向けて丸め処理されているため、光源からの光が直接的に又は間接的に当たる範囲を増やすことができる。その結果、補強部材10が光源か受け取る光の量が増加し、反射体20と補強部材10とが協同して、光源からの光をより効果的に活用することが可能となる。
本発明の照明器具用反射体の補強部材は、例えば、住宅や店舗等の室内で使用されるダウンライトをはじめ、天井面や壁面に設置する照明器具、床や机の上に配置する照明器具、スポットライト、及び外灯等の照明器具に利用可能である。
1 反射板
2 保護部
3 接触部
10 補強部材
20 反射体
100 照明器具用反射体

Claims (10)

  1. 内側に存在する光源の取り付け位置から下方に向けて外側に拡径する照明器具用反射体に装着される補強部材であって、
    前記照明器具用反射体の下端に環状に装着され、前記光源からの光を拡散、屈折、透過、又は反射させる材料で構成された補強部材。
  2. 前記材料は、透明乃至半透明の樹脂である請求項1に記載の補強部材。
  3. 前記照明器具用反射体の前記下端を保護する保護部と、前記照明器具用反射体に対して前記内側から接触する接触部とを備え、前記光源の光軸を含む断面視において、前記保護部と前記接触部とが略L字型に連結されている請求項1又は請求項2に記載の補強部材。
  4. 前記保護部と前記接触部との連結部が、前記内側に向けて丸め処理されている請求項3に記載の補強部材。
  5. 前記保護部が、前記外側に向けて面取り処理されている請求項3又は請求項4に記載の補強部材。
  6. 前記接触部が、前記下方に向けて肉厚となっている請求項3〜5の何れか一項に記載の補強部材。
  7. 前記接触部は、前記光源からの光が直接届く位置に設けられる請求項3〜6の何れか一項に記載の補強部材。
  8. 前記接触部は、前記照明器具用反射体と係合するための突起部を備えている請求項3〜7の何れか一項に記載の補強部材。
  9. 複数のパーツに分割可能に構成されている請求項1〜8の何れか一項に記載の補強部材。
  10. 前記複数のパーツは、夫々の端部において互いに連結可能に構成されている請求項9に記載の補強部材。
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