JP2012219839A - 直動案内装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】このリニアガイド(直動案内装置)10は、サイドシール20の底面に、アンダーシール16側に向けて突出する突出部22が設けられており、この突出部22が、アンダーシール16のリップ部16aの上面16bと弾性変形によって隙間なく接触している。
【選択図】図7
Description
サイドシールは、スライダのスライド移動方向の端面に取り付けられ、案内レールの軸方向からスライダ内に異物が侵入することを防ぐものである。また、アンダーシールは、跨設されるスライダの袖部下部の、スライダと案内レールとの間の隙間ができる部分に取り付けられ、直動案内装置の底面側からスライダ内に異物が侵入することを防ぐものである。
そこで、例えば特許文献2に記載の技術では、サイドシールとアンダーシールを一体化している。これにより、サイドシールとアンダーシールの当接部から異物が侵入することを防止することができる。しかし、このように一体化したシール部材を製作するのは容易ではなく、製造コストの増大につながるという問題がある。
また、本発明に係る直動案内装置において、前記スライダに取り付けられた複数のサイドシールのうち、最も外側に位置するサイドシールのリップ部の先端位置が、前記アンダーシールの長手方向の端面よりも前記スライダの本体側に位置するとともに、前記アンダーシールの長手方向の端面が、前記サイドシールの表面よりも前記スライダの本体側に位置していることは好ましい。このような構成であれば、製作誤差等によって、各シール部材の長さが長手方向でばらついたとしても、サイドシールとアンダーシールの当接部に隙間が生じない側に端面を位置させることができるため、異物が侵入することを防止しつつも、管理コストや製造コストを抑制する上でより好適である。
図1に示すように、このリニアガイド(直動案内装置)10は、案内レール1と、この案内レール1上をスライド移動するスライダ2とを有する。案内レール1には、自身外面の左右側面に複数の転動体転動溝4が形成されている。スライダ2は、左右に袖部2a,2bを有することでコ字状をなしている。そして、スライダ2は、そのコ字状の凹部側を案内レール1側に対向させた姿勢で案内レール1に跨設されており、左右の袖部2a,2bには、案内レール1の転動体転動溝4に対向する転動体転動溝6が内面に形成されている。
アンダーシール16は、金属板(鋼材、アルミ材など)に、可撓性材料(ゴム、エラストマなど)を一体成形したものである。このアンダーシール16は図2および図3に示すように、スライダ本体5の長手方向に沿って配置される部材であり、図4に示すように、長手方向の両端16tをスライダ本体5とエンドキャップ7の内側面に案内レール1に沿って設けられたスリット7mに嵌め込むことでスライダ2(エンドキャップ7)に固定される。なお、嵌め込まれた位置は、段部16dによって規制される(図4参照)。
このリニアガイド(直動案内装置)10によれば、サイドシール20の底面に、アンダーシール16側に向けて突出する突出部22が設けられており、この突出部22が、図8に示すように、サイドシール20とアンダーシール16の両方をスライダに装着した状態において、アンダーシール16のリップ部16aの上面16bと弾性変形によって隙間なく接触する。
よって、サイドシール20とアンダーシール16の当接部に隙間がないので、異物が侵入することがない。また、突出部22をリップ部16aの上面16bに対して弾性変形によって隙間なく接触する構成としているので、寸法の管理も容易となり管理コストも抑えられる。
また、このリニアガイド10によれば、アンダーシール16のリップ部16aとサイドシール20の突出部22が接触した際、上述の角度θ1、θ2が、θ1≦θ2となっているので、図8に示すように、両者が案内レール1によって一緒にスライダ2の袖部2a,2b側に向けて押されることで、更に案内レール1とは反対の側に向けて弾性変形し、図9に示すように隙間無く当接部を密着させることができる。このとき、突出部22およびアンダーシール16のリップ部16aが、ともに可撓性材料で形成されているので、十分な弾性変形が得られる。
なお、本発明に係る直動案内装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
2 スライダ
3 転動体
4 転動体転動溝
5 スライダ本体
6 転動体転動溝
7 エンドキャップ
8 方向転換路
10 リニアガイド(直動案内装置)
11 転動体戻し通路
12 転動体転動路
16 アンダーシール(シール部材)
19 保護カバー
20 サイドシール(シール部材)
22 突出部
24 保持板
26 シール本体
Claims (4)
- 案内レールと、該案内レール上に跨設されるスライダとを備え、前記スライダが、自身左右の袖部の転動体を介して前記案内レール上をスライド移動する直動案内装置であって、
前記案内レールとスライダとの摺接部分のシール部材として、前記スライダのスライド移動方向の端面に取り付けられたサイドシールと、前記袖部下部のスライダと案内レールとの間の隙間ができる部分に取り付けられたアンダーシールとを別個の部品として有し、前記サイドシールの底面には、前記アンダーシール側に向けて突出する突出部が設けられており、該突出部が、前記アンダーシールのリップ部の上面と弾性変形によって隙間なく接触していることを特徴とする直動案内装置。 - 前記アンダーシールのリップ部は、前記サイドシールの突出部との当接面が、前記案内レールの底面に対して角度θ1だけ傾斜しており、前記突出部は、前記アンダーシールのリップ部との当接面が、前記案内レールの底面に対して角度θ2だけ傾斜しており、前記角度θ1が、前記角度θ2以下の角度になっていることを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
- 前記スライダの少なくとも一方の端面に、前記サイドシールが2枚以上重ねて装着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の直動案内装置。
- 前記スライダに取り付けられた複数のサイドシールのうち、最も外側に位置するサイドシールのリップ部の先端位置が、前記アンダーシールの長手方向の端面よりも前記スライダの本体側に位置するとともに、前記アンダーシールの長手方向の端面が、前記サイドシールの表面よりも前記スライダの本体側に位置していることを特徴とする請求項3に記載の直動案内装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011083071A JP5772159B2 (ja) | 2011-04-04 | 2011-04-04 | 直動案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011083071A JP5772159B2 (ja) | 2011-04-04 | 2011-04-04 | 直動案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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ID=47271601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011083071A Active JP5772159B2 (ja) | 2011-04-04 | 2011-04-04 | 直動案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5772159B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014178302A1 (ja) * | 2013-05-02 | 2014-11-06 | Thk株式会社 | 運動案内装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0942284A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-02-10 | Nippon Thompson Co Ltd | 直動転がり案内ユニット |
JPH11241722A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Nippon Thompson Co Ltd | 直動転がり案内ユニット |
-
2011
- 2011-04-04 JP JP2011083071A patent/JP5772159B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0942284A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-02-10 | Nippon Thompson Co Ltd | 直動転がり案内ユニット |
JPH11241722A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Nippon Thompson Co Ltd | 直動転がり案内ユニット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014178302A1 (ja) * | 2013-05-02 | 2014-11-06 | Thk株式会社 | 運動案内装置 |
JP2014219025A (ja) * | 2013-05-02 | 2014-11-20 | Thk株式会社 | 運動案内装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5772159B2 (ja) | 2015-09-02 |
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