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JP2012194318A - 現像剤収容体およびリサイクル製品の製造方法 - Google Patents

現像剤収容体およびリサイクル製品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リサイクル時の作業性を向上させるとともに、ユーザの誤った操作によって被検知部が新品位置に戻ることを抑制することを目的とする。
【解決手段】第1回転体(アジテータ駆動ギヤ80)は、第2回転体(リセットギヤ90)と接触する第1接触部(第1ギヤ歯82A)と、第2回転体と接触不能な第1非接触部(第1欠歯部82B)と、第1接触部よりも軸方向にずれた第1ストッパ部83を有し、第2回転体は、第1回転体と接触する第2接触部(第2ギヤ歯91A)と、第1回転体と接触不能な第2非接触部(第2欠歯部91B)と、第2接触部よりも軸方向にずれた第2ストッパ部92と、検知手段で検知される被検知部93を有し、第1非接触部が第2回転体と対向するときに、被検知部93を旧品位置から新品位置に移動させると、第1ストッパ部83に第2ストッパ部92が当接するように構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、新品検知の判定を行うための被検知部を有する現像剤収容体と、被検知部を初期位置に戻す工程を有するリサイクル製品の製造方法に関する。
一般に、レーザプリンタなどの画像形成装置では、その装置本体に対してトナーが収容されている現像カートリッジが着脱可能に装着されている。このような画像形成装置としては、従来、装着された現像カートリッジが新品であるか否かを判別(新品検知)することができるものが知られている(特許文献1参照)。
具体的に、特許文献1に開示された画像形成装置は、装置本体側に、揺動自在なアーム状の検知アクチュエータと、検知アクチュエータの揺動を検知するセンサと、センサからの信号に基づいて新品検知を行う制御装置とを備えている。また、画像形成装置に装着される現像カートリッジには、現像ローラやアジテータ等に駆動力を伝達するギヤ機構と、このギヤ機構を覆うギヤカバーと、ギヤカバー内から外側に向けて突出する検知突起(被検知部)を有し、かつ、ギヤ機構からの駆動力を受けて回転する検出ギヤとが設けられている。
この画像形成装置では、装置本体に対して新品状態の現像カートリッジを装着すると、検知突起が検知アクチュエータの一端を押圧して検知アクチュエータが揺動し、この揺動がセンサによって検知される。このように揺動を検知したセンサは、そのことを示す検知信号を制御装置に送信し、制御装置は、受信した検知信号に基づいて現像カートリッジが新品であると判断する。
また、この画像形成装置では、現像カートリッジを装着した後例えばフロントカバーを閉じると、制御装置によってウォーミング動作(ガラ回し動作)が実行される。ここで、ガラ回し動作とは、現像カートリッジ内のトナーを攪拌すべく、カートリッジ内のアジテータを回転させる動作をいう。
そして、このようなガラ回し動作においては、装置本体側に設けられる駆動源からの駆動力が、ギヤ機構を介してアジテータと検出ギヤとに伝達される。これにより、アジテータによるトナーの攪拌が開始されるとともに、検知突起が回転して検知アクチュエータから外れる。
そのため、使用済みの現像カートリッジにおいて、検知突起の位置は初期位置とは異なる位置に位置することとなる。これにより、使用済みの現像カートリッジを装置本体から外して再度画像形成装置に装着すると、この画像形成装置内においては検知突起で検知アクチュエータが押圧されないので、検知信号を受信しない制御装置は、装着された現像カートリッジが旧品であると判断する。
特開2006−267994号公報
ところで、前述したような検知突起を有する現像カートリッジの分野では、現像カートリッジをリサイクルする際に、その作業性向上のために、ギヤカバーを外さずに、使用済みの位置に位置している検知突起を初期位置まで戻すことが可能な構造が望まれている。しかしながら、検知突起を誰でも簡単に初期位置まで戻すことができる構造にしてしまうと、ユーザが意図せずに検知突起を誤って初期位置まで戻してしまうことが想定され、この場合には、新品検知した時点を基準にカートリッジの寿命(トナー劣化やトナー残量等)を管理している制御装置における当該管理が不正確になるといった問題がある。
そこで、本発明は、リサイクル時の作業性を向上させるとともに、ユーザの誤った操作によって検知突起(被検知部)が新品位置に戻ることを抑制することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る現像剤収容体は、画像形成装置に着脱可能な現像剤収容体であって、現像剤を収容する筐体と、前記筐体内の現像剤を撹拌する撹拌部材と、前記画像形成装置からの駆動力を少なくとも前記撹拌部材に伝達する伝達機構と、前記伝達機構を覆うように前記筐体に取り付けられるカバーと、を備え、前記伝達機構は、前記画像形成装置から駆動力が伝達されて回転する駆動力入力部材と、前記駆動力入力部材からの駆動力を受けて回転する第1回転体と、前記第1回転体からの駆動力を受けて回転する第2回転体と、を有し、前記第1回転体は、前記第2回転体と接触して当該第2回転体に駆動力を伝達する第1接触部と、当該第1接触部と軸方向で同じ位置に配置され、当該第1接触部よりも径方向内側に形成されて前記第2回転体と接触不能となる第1非接触部と、前記第1接触部よりも軸方向にずれた位置に設けられる第1ストッパ部と、を有し、前記第2回転体は、前記第1回転体と接触して当該第1回転体から駆動力が伝達される第2接触部と、当該第2接触部と軸方向で同じ位置に配置され、当該第2接触部よりも径方向内側に形成されて前記第1回転体と接触不能となる第2非接触部と、前記第2接触部よりも軸方向にずれた位置に設けられる第2ストッパ部と、第2回転体の回転中心からずれた位置から前記カバーの外側に向けて突出し、前記画像形成装置に設けられた検知手段によって検知される被検知部と、を有し、前記被検知部は、現像剤収容体の使用前には新品位置に配置され、使用後には前記新品位置とは異なる旧品位置に配置されるように、前記新品位置から前記旧品位置まで移動可能に構成され、前記第1回転体の前記第1非接触部が前記第2回転体と対向するときに、前記被検知部が前記旧品位置から前記新品位置に向かう方向に前記第2回転体が回転される場合に、前記被検知部が前記新品位置に到達する前に前記第1ストッパ部に前記第2ストッパ部が当接するように構成されていることを特徴とする。
ここで、「第1回転体の第1非接触部が前記第2回転体と対向するとき」とは、第2接触部が第1接触部に接触せずに第2回転体が回転可能になるときを意味し、より詳しくは、第2回転体の第2接触部の回転軌跡の外に第1回転体のすべての第1接触部が位置するときを意味する。
本発明によれば、ユーザが誤って被検知部を旧品位置から新品位置に向けて動かした場合であっても、第1回転体の第1非接触部が第2回転体と対向しないときには、接触部同士が干渉することによって、被検知部が新品位置に戻るのを抑えることができる。また、第1回転体の第1非接触部が第2回転体と対向するときには、被検知部が新品位置に到達する前に第1ストッパ部に第2ストッパ部が当接するので、ユーザがそれ以上被検知部を動かすことができず、被検知部が新品位置に戻るのを抑えることができる。より詳しくは、被検知部を有する第2回転体を回すには、この第2回転体に駆動力を伝達する少なくとも2つの回転体(第1回転体および駆動力入力部材)を接触部またはストッパ部を介して一緒に回さないといけないので、回転時の抵抗が大きく、被検知部が新品位置に意図に反して戻るのを抑えることができる。
また、リサイクル時には、カバーを外さなくても、第1回転体の第1非接触部を第2回転体と対向させた後、第2回転体を回転させ、第2ストッパ部が第1ストッパ部に当接した後、第1回転体を少し回して第1ストッパ部を第2ストッパ部から遠ざけ、その後さらに第2回転体を回転させることで被検知部を新品位置に戻すことができる。なお、各ストッパ部が当接する際には、第1回転体の第1非接触部が第2回転体と対向しているので、各ストッパ部の当接後に第1回転体を回す際には、第2回転体が第1回転体とは非接触となる。そのため、第1回転体を回す際には、簡単に第1回転体を回すことができる。
また、本発明は、隣接する2つの回転体を備え、各回転体が、隣接する回転体と接触して各回転体間の駆動力の伝達に寄与する接触部と、当該接触部よりも径方向内側に形成され、隣接する回転体に接触不能となる非接触部と、前記接触部よりも軸方向にずれた位置に設けられるストッパ部とを有し、2つのうち一方の回転体に、画像形成装置に設けられた検知手段によって検知される被検知部を設けた現像剤収容体をリサイクルするために、前記被検知部を旧品位置から新品位置に戻す工程を有するリサイクル製品の製造方法であって、前記他方の回転体の非接触部を前記一方の回転体に対向させる工程と、前記旧品位置から前記各ストッパ部が当接する当接位置まで前記一方の回転体を回転させる工程と、前記他方の回転体のストッパ部が前記一方のストッパ部の回転軌跡の外側に移動するまで前記他方の回転体を回転させる工程と、前記当接位置から前記新品位置まで前記一方の回転体を回転させる工程と、を備えることを特徴とする。
このような製造方法によれば、各工程を経ることで、カバーを外さなくても被検知部を新品位置に簡単に戻すことができる。また、各ストッパ部が当接する工程を設けることで、ユーザが誤って被検知部を動かした場合であっても、各ストッパ部の当接によりユーザがそれ以上被検知部を移動させることができず、被検知部が新品位置に戻るのを抑えることができる。
本発明によれば、リサイクル時の作業性を向上させることができるとともに、ユーザの誤った操作によって被検知部が新品位置に戻ることを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタを示す説明図である。 カートリッジ本体からカバーを外した状態を示す説明図(a)と、カバーを装着した状態を示す説明図(b)である。 アジテータ駆動ギヤとリセットギヤを示す斜視図(a)と、側面図(b)である。 現像カートリッジを本体ケーシングに装着する状態を示す説明図である。 検知用アームに被検知部が当接していない状態を示す説明図(a)と、当接した状態を示す説明図(b)と、入力ギヤに駆動力が伝達された状態を示す説明図(c)である。 第1ストッパ部によって第2ストッパ部が押されることでリセットギヤが回転し始める状態を示す説明図(a)と、各ギヤ歯が噛み合って各ギヤが回転する状態を示す説明図(b)と、アジテータ駆動ギヤがリセットギヤから外れた状態を示す説明図(c)である。 アジテータ駆動ギヤの第1非接触部がリセットギヤに対向していない状態を示す説明図(a),(b)と、アジテータ駆動ギヤの第1非接触部がリセットギヤに対向している状態を示す説明図(c)である。 リセットギヤを回転させることで第2ストッパ部が第1ストッパ部に当接した状態を示す説明図(a)と、第1ストッパ部を第2ストッパ部の回転軌跡の外に退避させた状態を示す説明図(b)と、被検知部を新品位置まで戻した状態を示す説明図(c)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、レーザプリンタの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1の使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側(手前側)」、紙面に向かって左側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって奥側を「右側」、紙面に向かって手前側を「左側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4と、用紙3に画像を形成するための画像形成部5とを備えている。
フィーダ部4は、給紙トレイ6と、用紙押圧板7と、用紙搬送機構9とを備えている。そして、フィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって上方に寄せられ、用紙搬送機構9によって画像形成部5に搬送される。
画像形成部5は、スキャナユニット16と、プロセスカートリッジ17と、定着部18とを備えている。
スキャナユニット16は、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。スキャナユニット16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ17は、本体ケーシング2の手前側のフロントカバー2Aを適宜開放することで、本体ケーシング2に対して着脱可能となっている。このプロセスカートリッジ17は、現像剤収容体の一例としての現像カートリッジ28と、ドラムユニット51とを備えている。
現像カートリッジ28は、ドラムユニット51に一体に組み付けられた状態で本体ケーシング2に対して着脱可能、或いは本体ケーシング2に固定されたドラムユニット51に対して着脱可能に装着されている。現像カートリッジ28は、現像ローラ31と、層厚規制部材の一例としての層厚規制ブレード32と、供給ローラ33と、トナーホッパ34と、撹拌部材の一例としてのアジテータ34Aとを備えている。層厚規制ブレード32は、現像ローラ31の周面に接触している。
この現像カートリッジ28では、トナーホッパ34内の現像剤の一例としてのトナーが、アジテータ34Aで攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。なお、現像カートリッジ28の詳細については、後で詳述する。
ドラムユニット51は、感光ドラム27と、スコロトロン型帯電器29と、転写ローラ30とを備えている。そして、このドラムユニット51内において、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給されて、感光ドラム27の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム27と転写ローラ30の間で用紙3が搬送されることで、感光ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
定着部18は、加熱ローラ41と、加圧ローラ42とを備えている。そして、定着部18では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させている。なお、定着部18で熱定着された用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排出される。
<現像カートリッジの詳細構造>
次に、本発明の特徴部分となる現像カートリッジ28の詳細構造について説明する。
図2(a),(b)に示すように、現像カートリッジ28は、前記した現像ローラ31等を備える他、筐体の一例としてのカートリッジ本体60と、伝達機構の一例としてのギヤ機構61と、カバー70とを備えている。
ギヤ機構61は、外部から入力される駆動力を現像ローラ31、供給ローラ33およびアジテータ34Aに伝達させる機構である。具体的に、ギヤ機構61は、駆動力入力部材の一例としての入力ギヤ62と、現像ローラ駆動ギヤ63と、供給ローラ駆動ギヤ64と、中間ギヤ65と、第1回転体の一例としてのアジテータ駆動ギヤ80と、第2回転体の一例としてのリセットギヤ90とを備えている。
入力ギヤ62は、本体ケーシング2に設けられる駆動装置110(図4参照)から駆動力が伝達されて回転するギヤであり、カートリッジ本体60に回転可能に設けられている。入力ギヤ62の中心部には、駆動装置110の図示せぬカップリング部に周方向で係合して駆動力が伝達される被伝達部62Aが設けられている。そして、この入力ギヤ62には、現像ローラ駆動ギヤ63および供給ローラ駆動ギヤ64が直接噛み合うとともに、中間ギヤ65を介してアジテータ駆動ギヤ80が間接的に噛み合っている。
現像ローラ駆動ギヤ63、供給ローラ駆動ギヤ64およびアジテータ駆動ギヤ80は、それぞれ図1に示した現像ローラ31、供給ローラ33およびアジテータ34Aを駆動させるギヤであり、現像ローラ31、供給ローラ33およびアジテータ34Aの各軸の端部に一体に設けられている。そして、これらのギヤ63,64,80は、入力ギヤ62からの駆動力を直接または間接的に受けて回転するようになっている。
アジテータ駆動ギヤ80は、図3(a),(b)に示すように、大径ギヤ部81と、小径ギヤ部82と、第1ストッパ部83と、回転軸部84とを備えている。
大径ギヤ部81は、小径ギヤ部82よりも大径となるとギヤであり、その全周にギヤ歯81Aを有して、中間ギヤ65(図2参照)と常時噛み合うようになっている。
小径ギヤ部82は、その外周の一部が第1接触部の一例としての第1ギヤ歯82Aとなり、他部が第1非接触部の一例としての第1欠歯部82Bとなる欠歯ギヤであり、大径ギヤ部81と同軸に一体形成されている。第1ギヤ歯82Aは、リセットギヤ90の第2ギヤ歯91Aと噛み合う(接触する)ことが可能な高さで形成されており、当該第2ギヤ歯91Aに噛み合った状態でリセットギヤ90に駆動力を伝達する。第1欠歯部82Bは、第1ギヤ歯82Aと軸方向で同じ位置に配置され、第1ギヤ歯82Aよりも径方向内側に形成されてリセットギヤ90(第2ギヤ歯91A)と接触不能となっている。
第1ストッパ部83は、第1ギヤ歯82Aよりも軸方向にずれた位置(小径ギヤ部82に対して大径ギヤ部81とは反対側の位置)、詳しくは小径ギヤ部82の外側(カバー70側)の端面82Cから外側に突出するように設けられている。また、第1ストッパ部83は、第1欠歯部82Bの回転方向上流側(駆動装置110からの駆動力が入力されたアジテータ駆動ギヤ80の回転方向上流側:図2参照)に設けられ、第1ギヤ歯82Aよりも径方向外側に突出するように形成されている。
すなわち、第1ストッパ部83は、第1欠歯部82Bがリセットギヤ90に対向して当該リセットギヤ90の第2ギヤ歯91Aがアジテータ駆動ギヤ80に接触不能となるときに、リセットギヤ90の後述する第2ストッパ部92と周方向で係合可能な位置・大きさで形成されている(図7(c)参照)。
回転軸部84は、アジテータ駆動ギヤ80の両端面の中心部から軸方向外側に突出するように形成されており、カートリッジ本体60とカバー70とによって回転可能に支持されている。そして、回転軸部84の外側の端面には、D型の穴部84Aが形成されている。
穴部84Aは、D形状のうち直線を形成する直線部分84Bが第1欠歯部82Bに対して周方向で略同じ位置(向き)となるように形成されている。これにより、直線部分84Bをリセットギヤ90の中心に向けたときに、第1欠歯部82Bがリセットギヤ90に対向して、リセットギヤ90の第2ギヤ歯91Aがアジテータ駆動ギヤ80とは干渉しないようになっている(図7(c)参照)。
ここで、図1に示すように、アジテータ34Aは、カートリッジ本体60に回転可能に設けられる支持フレームA1と、支持フレームA1で支持される可撓性を有するフィルムA2とを備えて構成されている。そして、フィルムA2は、その先端が反時計回り方向を向くように撓んだ状態で、トナーホッパ34の内周面に摺接し、時計回りに回転することでトナーを撹拌するようになっている。
そのため、アジテータ駆動ギヤ80は、時計回り(駆動装置110からの駆動力によって回転する方向:図2の方向)には回り易いが、反時計回りに回す場合にはフィルムA2の先端がトナーホッパ34の内周面に引っ掛かることで抵抗となるので回り難くなっている。
図3に示すように、リセットギヤ90は、アジテータ駆動ギヤ80に隣接するように設けられ、当該アジテータ駆動ギヤ80からの駆動力を受けて回転するギヤであり、カートリッジ本体60に回転可能に設けられている。リセットギヤ90は、欠歯ギヤ91と、第2ストッパ部92と、被検知部93とを備えている。なお、図3においては、便宜上、アジテータ駆動ギヤ80とリセットギヤ90を離した状態で図示している。
欠歯ギヤ91は、その外周の一部が第2接触部の一例としての第2ギヤ歯91Aとなり、他部が第2非接触部の一例としての第2欠歯部91Bとなるように形成されている。第2ギヤ歯91Aは、アジテータ駆動ギヤ80の第1ギヤ歯82Aと噛み合う(接触する)ことが可能な高さで形成されており、当該第1ギヤ歯82Aに噛み合った状態でアジテータ駆動ギヤ80から駆動力が伝達される。第2欠歯部91Bは、第2ギヤ歯91Aと軸方向で同じ位置に配置され、第2ギヤ歯91Aよりも径方向内側に形成されてアジテータ駆動ギヤ80(第1ギヤ歯82A)と接触不能となっている。
第2ストッパ部92は、第2ギヤ歯91Aよりも軸方向にずれた位置、詳しくは欠歯ギヤ91の外側の端面91Cから外側に突出するように設けられている。また、第2ストッパ部92は、第2欠歯部91Bの回転方向上流側(駆動装置110からの駆動力が入力されたリセットギヤ90の回転方向上流側:図6(a)参照)に設けられ、第2ギヤ歯91Aよりも径方向外側に突出するように形成されている。
すなわち、第2ストッパ部92は、第1欠歯部82Bがリセットギヤ90に対向して当該リセットギヤ90の第2ギヤ歯91Aがアジテータ駆動ギヤ80に接触不能となるときに、第1ストッパ部83と周方向で係合可能な位置・大きさで形成されている。言い換えると、リセットギヤ90の第2ギヤ歯91Aの回転軌跡T1(図7(c)参照)の外にアジテータ駆動ギヤ80のすべての第1ギヤ歯82Aが位置するときに、第1ストッパ部83に第2ストッパ部92が当接するように構成されている。
被検知部93は、リセットギヤ90の回転中心からずれた位置からカバー70の外側に向けて突出し、本体ケーシング2に設けられた検知手段の一例としての新品検知装置120(図4参照)によって検知されるようになっている。具体的に、この被検知部93は、現像カートリッジ28の使用前には図5(a)に示す新品位置に配置され、使用後には図6(c)に示す旧品位置に配置されるように、新品位置から旧品位置まで移動可能に構成されている。
なお、リセットギヤ90は、規制手段(後述する逃げ溝71等)によって360°未満の範囲だけで回転可能となっている。詳しくは、リセットギヤ90は、規制手段によって、図5(a)に示す新品位置では図示時計回りに回転不能となり、図6(c)に示す旧品位置では図示反時計回りに回転不能となっている。
図2(b)に示すように、カバー70は、略矩形の有底筒状のケースであり、ギヤ機構61を覆うようにカートリッジ本体60に取り付けられている。カバー70の前側上部には、被検知部93をカバー70の外側に突出させるとともに新品位置から旧品位置への移動を許容するためのC字状の逃げ溝71が形成されている。
また、カバー70の逃げ溝71の後側には、アジテータ駆動ギヤ80の向き(D型の穴部84Aの向き)を視認するための孔72が形成されている。具体的に、この孔72は、アジテータ駆動ギヤ80のD型の穴部84Aを外部に露出するように、当該穴部84Aと軸方向で対向するように形成されている。
さらに、カバー70の後側上部には、入力ギヤ62の被伝達部62Aを外部に露出させるための孔73が形成されている。
<本体ケーシング内の詳細構造>
図4に示すように、本体ケーシング2内には、駆動装置110や新品検知装置120が設けられている。以下に、これらについて簡単に説明する。
本体ケーシング2内の現像カートリッジ28が装着される部分には、現像カートリッジ28の入力ギヤ62に駆動力を伝達する駆動装置110と、新品検知を実行可能な新品検知装置120とが設けられている。
駆動装置110は、図示せぬ駆動モータ、複数のギヤおよびカップリング部を備えて構成されている。そして、現像カートリッジ28が本体ケーシング2内に装着された際に、駆動装置110側のカップリング部が入力ギヤ62に連結されることで、駆動モータからの駆動力が各ギヤやカップリング部を介して入力ギヤ62に伝達される。なお、カップリング部は、例えば、フロントカバー2Aの開閉に連動して、入力ギヤ62に対して進退するように構成される。
新品検知装置120は、図5に示すように、検知用アーム121と、図示せぬ光センサおよび制御装置と備えている。検知用アーム121は、本体ケーシング2に回転可能に支持される回動軸部121Aと、回動軸部121Aから径方向外側へ延びる遮光用アーム121Bおよび当接用アーム121Cとを備えており、回動軸部121Aを中心にして揺動可能に構成されている。
また、検知用アーム121の適所には図示せぬコイルばねが取り付けられており、これにより検知用アーム121がコイルばねによって常時中立位置(図5(a)の位置)に付勢されている。そして、この中立位置において、遮光用アーム121Bが、光センサの発光部と受光部との間に配置される。また、中立位置において、当接用アーム121Cは、新品位置に位置する被検知部93と当接可能で、かつ、旧品位置に位置する被検知部93とは当接不能な位置(もしくは当接しても装着後には被検知部93から外れて中立位置に戻るような位置)に配置される。
そして、この新品検知装置120では、図5(a),(b)の順で示すように、現像カートリッジ28を本体ケーシング2に装着すると、新品位置に位置する被検知部93が当接用アーム121Cを後方に押して、検知用アーム121が揺動する。これにより、遮光用アーム121Bが発光部と受光部との間から外れて、光センサがONとなる。
また、このように検知用アーム121が揺動するときには、被検知部93も、検知用アーム121で相対的に前方に押されることで、図5(b)に示す位置まで移動する。これにより、第2ストッパ部92が後方に移動して第1ストッパ部83の回転軌跡内に入り込むようになっている。
その後、図5(c)に示すように、駆動装置110からの駆動力が入力ギヤ62に伝達されると、各ギヤ63〜65,80が回転し、アジテータ駆動ギヤ80の第1ストッパ部83がリセットギヤ90の第2ストッパ部92に当接すると、第1ストッパ部83で第2ストッパ部92が押されて、リセットギヤ90が回転し始める。これにより、図6(a)に示すように、リセットギヤ90の第2ギヤ歯91Aとアジテータ駆動ギヤ80の第1ギヤ歯82Aが噛み合い、各ギヤ歯82A,91Aが噛み合っている間、図6(b)に示すようにリセットギヤ90がアジテータ駆動ギヤ80とともに回転する。
その後は、図6(c)に示すように、アジテータ駆動ギヤ80の第1ギヤ歯82Aがリセットギヤ90の第2ギヤ歯91Aから外れると、リセットギヤ90の回転が止まって、被検知部93が旧品位置に位置することになる。
なお、このように被検知部93が新品位置から旧品位置に移動する間に、被検知部93が検知用アーム121から外れて、検知用アームがコイルばねの復帰力によって中立位置に戻り、光センサがOFFとなる。そして、制御装置は、例えば光センサがONからOFFに変わったことなどを基準にして、装着されている現像カートリッジ28が新品であると判定する。
<リサイクル製品の製造方法>
次に、使い終わった(トナーが空になった)現像カートリッジ28を回収してトナーを詰め替えて新たな現像カートリッジ28にリサイクルするためのリサイクル製品の製造方法について説明する。
まず、作業者は、図2(b)に示すように、回収した使用済みの現像カートリッジ28のカバー70に形成された孔72から、D型の穴部84Aの向きを確認する。図7(a),(b)に示すように、D型の穴部84Aの向き、すなわち直線部分84Bが上下方向に沿っていない(リセットギヤ90の中心に対向していない)場合には、作業者は、入力ギヤ62の被伝達部62Aを時計回り(第1の回転方向)に回すことで、図7(c)に示すように、穴部84Aの直線部分84B(軸の直線部分)を上下に沿った向きに直す。
これにより、第1欠歯部82Bがリセットギヤ90に対向して、アジテータ駆動ギヤ80のすべての第1ギヤ歯82Aが第2ギヤ歯91Aの回転軌跡T1の外に位置することとなる。ここで、被伝達部62Aを時計回りに回す際には、アジテータ34Aが抵抗とならないので、作業者はスムーズに作業を行うことができる。さらに、被伝達部62Aを回す場合には、入力ギヤ62に対して減速されるアジテータ駆動ギヤ80を回す場合に比べ、回転トルクが低いため、作業者はスムーズに作業を行うことが可能となっている。
なお、作業者の視認によって直線部分84Bの向きを直すだけでは、図7(b)に示すように、直線部分84Bが若干上下方向に対して傾いて、アジテータ駆動ギヤ80の第1ギヤ歯82A(第1欠歯部82Bに回転方向下流側で隣接するギヤ歯82A)が第2ギヤ歯91Aの回転軌跡T1内に残る場合がある。そのため、作業者は、被伝達部62Aの操作とともに、被検知部93を掴んでリセットギヤ90を図示時計回りに回すことで、リセットギヤ90の第2ギヤ歯91Aが第1ギヤ歯82Aに干渉しなくなったか否かを随時確認しながら作業を行うとよい。
図7(c)の向きにアジテータ駆動ギヤ80を向かせた後、作業者が、旧品位置に位置する被検知部93を掴んでリセットギヤ90を図示時計回りに回すと、図8(a)に示すように、被検知部93が新品位置に到達する前に、リセットギヤ90の第2ストッパ部92がアジテータ駆動ギヤ80の第1ストッパ部83に当接する。すなわち、作業者は、旧品位置から各ストッパ部83,92が当接する当接位置まで、リセットギヤ90を回転させる。
その後、作業者は、図8(b)に示すように、入力ギヤ62の被伝達部62Aを操作してアジテータ駆動ギヤ80を反時計回り(第2の回転方向)に僅かに回転させて、第1ストッパ部83をリセットギヤ90の第2ストッパ部92の回転軌跡T2の外側に移動させる。これにより、第2ストッパ部92をさらに時計回りに動かしても第1ストッパ部83と干渉しなくなるので、作業者は、図8(b),(c)に示すように、当接位置から新品位置までリセットギヤ90を回転させる。
なお、被伝達部62Aを反時計回りに回す際には、アジテータ34Aが抵抗となるが、図8(a)の位置から図8(b)の位置に回す程度の移動量では、作業者はさほど大きな力をかけなくても簡単に回すことができる。
以上により、カバー70を外さずに、被検知部93を旧品位置から新品位置に戻すことが可能となっている。なお、現像カートリッジ28内にトナーを入れる工程などは、前述した被検知部93を新品位置に戻す工程の前であってもよいし、後であってもよい。
<ユーザの誤操作に対する作用>
次に、ユーザが被検知部93の誤操作により被検知部93が旧品位置から新品位置に向けて移動する場合における各ギヤ80,90の作用について説明する。
図7(a),(b)に示すように、アジテータ駆動ギヤ80の第1ギヤ歯82Aが第2ギヤ歯91Aの回転軌跡T1内に入り込んでいる場合(第1欠歯部82Bがリセットギヤ90に対向していない場合)には、ユーザの誤操作によって被検知部93が旧品位置から新品位置に向けて移動しても、第2ギヤ歯91Aが第1ギヤ歯82Aに干渉することで、被検知部93が新品位置に到達する前に、その移動が止められる。また、図7(c)に示すように、アジテータ駆動ギヤ80のすべての第1ギヤ歯82Aが第2ギヤ歯91Aの回転軌跡T1の外側に位置する場合(第1欠歯部82Bがリセットギヤ90に対向している場合)には、ユーザの誤操作によって被検知部93が旧品位置から新品位置に向けて移動しても、図8(a)に示すように第2ストッパ部92が第1ストッパ部83に当接することで、被検知部93が新品位置に到達する前に、その移動が止められる。なお、ユーザの誤操作により、図8(a)の状態になったとしても、その状態で現像カートリッジ28を本体ケーシング2内に装着すれば、駆動装置110からの駆動力により図6(a)、図6(b)の状態を経て、図6(c)の旧品位置に位置することになる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
ユーザが誤って被検知部93を旧品位置から新品位置に向けて動かした場合であっても、ギヤ歯82A,91A同士の干渉もしくはストッパ部83,92同士の干渉によって、被検知部93が新品位置に戻るのを抑えることができる。より詳しくは、被検知部93を有するリセットギヤ90を回すには、このリセットギヤ90とともにギヤ機構61を一緒に回さないといけないので、回転時の抵抗が大きく、被検知部93が新品位置に戻るのを抑えることができる。特に、本実施形態のように、ギヤ機構61が現像ローラ31に駆動力を伝達するように構成される構造においては、層厚規制ブレード32と接触している現像ローラ31を回転させるために大きなトルクが必要なので、ユーザの誤った操作による小さな力では、第1ストッパ部83は動かず、被検知部93が新品位置に戻るのを確実に抑えることができる。
リサイクル時には、カバー70を外さなくても、被検知部93を新品位置に戻すことができるので、リサイクル時の作業性を向上させることができる。
アジテータ駆動ギヤ80の向き(D型の穴部84Aの向き)を視認するための孔72をカバー70に形成したので、リサイクルの際に第1欠歯部82Bをリセットギヤ90に向けて、第1ギヤ歯82Aの略全部を第2ギヤ歯91Aの回転軌跡T1の外に簡単に配置させることができる。
各ストッパ部83,92が、ともに各ギヤ歯82A,91Aよりも径方向外側に突出しているので、ストッパ部の一方が長くなりすぎるのを防止して、長くなったストッパ部と他の部材との干渉を抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、接触部としてギヤ歯82A,91Aを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば第1回転体および第2回転体をともに摩擦車で構成し、互いに接触する円筒面を接触部としてもよい。ただし、前記実施形態のように接触部をギヤ歯82A,91Aとした場合には、円筒面同士の接触に比べ、各ギヤ歯82A,91Aの噛み合いにより駆動力を確実に伝達することができる。
前記実施形態では、第1回転体としてのアジテータ駆動ギヤ80を例示したが、本発明はこれに限定されず、他のギヤであってもよい。
前記実施形態では、現像剤収容体として現像カートリッジ28を例示したが、本発明はこれに限定されず、現像剤収容体は、例えば現像ローラを有さないトナーカートリッジや、感光ドラム、現像ローラ、現像剤収容室等を有するプロセスカートリッジであってもよい。
前記実施形態では、撹拌部材として支持フレームA1とフィルムA2とで構成されるアジテータ34Aを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばフレームだけで撹拌部材を構成してもよいし、フィルムと回転軸だけで撹拌部材を構成してもよい。
前記実施形態では、検知手段として被検知部93に当接する検知用アーム121を有する新品検知装置120を例示したが、本発明はこれに限定されず、検知手段は、例えば被検知部に光を直接照射することによって新品位置に位置するか否かを検知する光センサであってもよい。
前記実施形態では、D型の穴部84Aを外部に露出させる孔72をカバー70に形成したが、本発明は第1回転体の向きを外部から視認することができる孔であればどのような位置に形成してもよい。例えば、第1回転体と第2回転体とが接触する位置(各接触部の回転軌跡が接触する位置)を外部に露出させる孔をカバーに形成してもよい。この場合であっても、当該孔から第1回転体の第1非接触部を目印にして第1回転体の向きを視認することができる。
また、第1回転体の向きを外部から視認させるための孔をカバーに形成しなくてもよい。この場合であっても、作業者が、第1回転体および第2回転体をともに回転させることで手探りで第1非接触部の向きを第2回転体に向ける(第2接触部の回転軌跡の外にすべての第1接触部を位置させる)ことができる。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙3を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
1 レーザプリンタ
28 現像カートリッジ
34A アジテータ
61 ギヤ機構
62 入力ギヤ
70 カバー
80 アジテータ駆動ギヤ
82A 第1ギヤ歯
82B 第1欠歯部
83 第1ストッパ部
90 リセットギヤ
91A 第2ギヤ歯
91B 第2欠歯部
92 第2ストッパ部
93 被検知部
120 新品検知装置
T1 回転軌跡

Claims (6)

  1. 画像形成装置に着脱可能な現像剤収容体であって、
    現像剤を収容する筐体と、
    前記筐体内の現像剤を撹拌する撹拌部材と、
    前記画像形成装置からの駆動力を少なくとも前記撹拌部材に伝達する伝達機構と、
    前記伝達機構を覆うように前記筐体に取り付けられるカバーと、を備え、
    前記伝達機構は、
    前記画像形成装置から駆動力が伝達されて回転する駆動力入力部材と、
    前記駆動力入力部材からの駆動力を受けて回転する第1回転体と、
    前記第1回転体からの駆動力を受けて回転する第2回転体と、を有し、
    前記第1回転体は、
    前記第2回転体と接触して当該第2回転体に駆動力を伝達する第1接触部と、当該第1接触部と軸方向で同じ位置に配置され、当該第1接触部よりも径方向内側に形成されて前記第2回転体と接触不能となる第1非接触部と、前記第1接触部よりも軸方向にずれた位置に設けられる第1ストッパ部と、を有し、
    前記第2回転体は、
    前記第1回転体と接触して当該第1回転体から駆動力が伝達される第2接触部と、当該第2接触部と軸方向で同じ位置に配置され、当該第2接触部よりも径方向内側に形成されて前記第1回転体と接触不能となる第2非接触部と、前記第2接触部よりも軸方向にずれた位置に設けられる第2ストッパ部と、第2回転体の回転中心からずれた位置から前記カバーの外側に向けて突出し、前記画像形成装置に設けられた検知手段によって検知される被検知部と、を有し、
    前記被検知部は、現像剤収容体の使用前には新品位置に配置され、使用後には前記新品位置とは異なる旧品位置に配置されるように、前記新品位置から前記旧品位置まで移動可能に構成され、
    前記第1回転体の前記第1非接触部が前記第2回転体と対向するときに、前記被検知部が前記旧品位置から前記新品位置に向かう方向に前記第2回転体が回転される場合に、前記被検知部が前記新品位置に到達する前に前記第1ストッパ部に前記第2ストッパ部が当接するように構成されていることを特徴とする現像剤収容体。
  2. 前記カバーには、前記第1回転体の向きを視認するための孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容体。
  3. 前記各ストッパ部は、ともに各接触部よりも径方向外側に突出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像剤収容体。
  4. 前記各回転体の各接触部は、ギヤ歯であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の現像剤収容体。
  5. 前記筐体内の現像剤を担持する現像ローラと、
    前記現像ローラと接触し、前記現像ローラにおいて現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、を備え、
    前記現像ローラは、前記駆動入力部材からの駆動力を受けて回転することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像剤収容体。
  6. 隣接する2つの回転体を備え、各回転体が、隣接する回転体と接触して各回転体間の駆動力の伝達に寄与する接触部と、当該接触部よりも径方向内側に形成され、隣接する回転体に接触不能となる非接触部と、前記接触部よりも軸方向にずれた位置に設けられるストッパ部とを有し、2つのうち一方の回転体に、画像形成装置に設けられた検知手段によって検知される被検知部を設けた現像剤収容体をリサイクルするために、前記被検知部を旧品位置から新品位置に戻す工程を有するリサイクル製品の製造方法であって、
    前記他方の回転体の非接触部を前記一方の回転体に対向させる工程と、
    前記旧品位置から前記各ストッパ部が当接する当接位置まで前記一方の回転体を回転させる工程と、
    前記他方の回転体のストッパ部が前記一方のストッパ部の回転軌跡の外側に移動するまで前記他方の回転体を回転させる工程と、
    前記当接位置から前記新品位置まで前記一方の回転体を回転させる工程と、を備えることを特徴とするリサイクル製品の製造方法。
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