JP2012169243A - フレキシブルケーブルコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】
シールド性能を有しつつ部品点数が少なく、しかも抜止め解除操作の空間を含む配置空間が抑えられたフレキシブルケーブルコネクタを提供する。
【解決手段】
FFCコネクタ1は、受容凹部111が形成されたハウジング11と、シールドシェル13とを備え、複数の導体21が配列され両側縁24に切欠き25が形成された先端部分2Aを有するFFC2と接続する。シールドシェル13は、両側縁24の切欠き25に係止して先端部分2Aを抜け止めする一対の係止アーム132と、ハウジング11を取り巻くシールド部133と、シールド部133から延出した係止解除アーム134とを有する。係止解除アーム134は、ハウジング11の受容凹部111が向いた正面11aの、先端部分2Aを間に挟む位置から前方Fに突出し、互いを近づけるように挟む操作により移動し、係止アーム132の切欠き25への係止を解除する。
【選択図】 図1
シールド性能を有しつつ部品点数が少なく、しかも抜止め解除操作の空間を含む配置空間が抑えられたフレキシブルケーブルコネクタを提供する。
【解決手段】
FFCコネクタ1は、受容凹部111が形成されたハウジング11と、シールドシェル13とを備え、複数の導体21が配列され両側縁24に切欠き25が形成された先端部分2Aを有するFFC2と接続する。シールドシェル13は、両側縁24の切欠き25に係止して先端部分2Aを抜け止めする一対の係止アーム132と、ハウジング11を取り巻くシールド部133と、シールド部133から延出した係止解除アーム134とを有する。係止解除アーム134は、ハウジング11の受容凹部111が向いた正面11aの、先端部分2Aを間に挟む位置から前方Fに突出し、互いを近づけるように挟む操作により移動し、係止アーム132の切欠き25への係止を解除する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、フレキシブルケーブルコネクタに関する。
コネクタには、フレキシブルケーブルと接続するフレキシブルケーブルコネクタがある。ここで、フレキシブルケーブルは、例えばFFC(Flexible Flat Cable)や、FPC(Flexible Printed Circuit)に代表されるケーブルである。このようなフレキシブルケーブルには、長く延びた複数の導体が幅方向に配列されている。また、フレキシブルケーブルには、シールド層が設けられたタイプのものもある。
フレキシブルケーブルコネクタとして、例えば、特許文献1には、FPCと接続するFPCコネクタが示されている。特許文献1のFPCコネクタは、ハウジングを覆うシールドプレートや、FPCを抜け止めするシーソ型のロック部を有する。ロック部の一端は、FPCに設けられた切欠きに係止し、ロック部の他端は、回転自在に配備されたアクチュエータの力点部と係合する位置に配置されている。アクチュエータは、FPCコネクタ後方の閉位置に回転操作されることでロック部をFPCに係止させ、FPCコネクタ上方の開位置に立ち上げるように回転操作されることでロック部の係止を解除する。
また、特許文献2にも、FPCに係止するロック手段を備えたコネクタが示されている。特許文献2のコネクタは、FPCの両側に設けられた凸部に係止するロック爪と、ハウジングとは別の部材からなるスライダとを有している。このコネクタへのFPCの接続に当たっては、まずハウジングからスライダを引き出しておいて、FPCをハウジングの所定位置まで挿入し、次に、スライダをハウジング部に押し込んでロック爪をFPCに係止させる。
上記特許文献1および特許文献2のいずれのコネクタも、FPCの抜け止め操作のためのアクチュエータやスライダ等の部材を有しており、コネクタの部品点数が多い。さらに、特許文献1のFPCコネクタは、コネクタの上方すなわち高さ方向に、アクチュエータを回転操作するための空間を確保することが必要となる。また、特許文献2のコネクタは、FPCの取り外しが考慮されていない。すなわち、スライダを引き出してもロック爪のFPCへの係止が解除されない。また、特許文献2のコネクタでは、コネクタの部分におけるシールド性能が得られない。
本発明は上記問題点を解決し、シールド性能を有しつつ部品点数が少なく、しかも抜止め解除操作の空間を含む配置空間が抑えられたフレキシブルケーブルコネクタを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明のフレキシブルケーブルコネクタは、複数の導体が幅方向に配列され両側縁に切欠きが形成された先端部分を有するフレキシブルケーブルと接続するフレキシブルケーブルコネクタであって、
上記先端部分を受容する受容凹部が形成されたハウジングと、
上記受容凹部内に幅方向に配列されこの受容凹部に受容された上記先端部分に配列された複数の導体にそれぞれ接触する複数のコンタクトと、
上記受容凹部に受容された両側縁の切欠きに係止してこの先端部分を抜け止めする一対の係止アームと、
上記ハウジングを取り巻くシールド部と、このシールド部から延出し上記ハウジングの上記受容凹部が向いた正面の、上記先端部分を幅方向に間に挟む位置から前方に突出し、互いを近づけるように挟む操作により移動し、上記一対の係止アームのそれぞれの上記切欠きへの係止を解除する係止解除アームとを有するシールドシェルとを備えたことを特徴とする。
上記先端部分を受容する受容凹部が形成されたハウジングと、
上記受容凹部内に幅方向に配列されこの受容凹部に受容された上記先端部分に配列された複数の導体にそれぞれ接触する複数のコンタクトと、
上記受容凹部に受容された両側縁の切欠きに係止してこの先端部分を抜け止めする一対の係止アームと、
上記ハウジングを取り巻くシールド部と、このシールド部から延出し上記ハウジングの上記受容凹部が向いた正面の、上記先端部分を幅方向に間に挟む位置から前方に突出し、互いを近づけるように挟む操作により移動し、上記一対の係止アームのそれぞれの上記切欠きへの係止を解除する係止解除アームとを有するシールドシェルとを備えたことを特徴とする。
本発明のフレキシブルケーブルコネクタは、1つの部品であるシールドシェルに係止解除アームとシールド部が一体に形成されているため、シールド性能を有しつつ部品点数が少ない。しかも、係止解除アームは、受容凹部が向いた正面の、先端部分を間に挟む位置から前方に突出している。このため、フレキシブルケーブルが配置された前方の空間から幅方向両側にわずかに拡張した空間で抜止め解除操作ができる。したがって、抜止め解除操作も含めた配置空間が小さい。
ここで、上記本発明のフレキシブルケーブルコネクタにおいて、上記一対の係止アームが、上記シールド部からそれぞれ延出して形成された、上記シールドシェルの一部を成すものであることが好ましい。
係止アームがシールドシェルの一部を成すことで、フレキシブルケーブルコネクタの部品点数がより少なくなる。
また、上記本発明のフレキシブルケーブルコネクタにおいて、
上記一対の係止アームは、それぞれ、上記受容凹部に受容された上記先端部分の側縁の切欠きに下方から突出して入り込む係止部と、上記係止解除アームに向かって下方に傾斜したカム斜面とを有し、
上記一対の係止解除アームは、上記操作を受けて上記カム斜面を押すことにより上記一対の係止アームを押し下げて上記係止部の上記切欠きとの係止を解除するものであることが好ましい。
上記一対の係止アームは、それぞれ、上記受容凹部に受容された上記先端部分の側縁の切欠きに下方から突出して入り込む係止部と、上記係止解除アームに向かって下方に傾斜したカム斜面とを有し、
上記一対の係止解除アームは、上記操作を受けて上記カム斜面を押すことにより上記一対の係止アームを押し下げて上記係止部の上記切欠きとの係止を解除するものであることが好ましい。
係止アームにカム斜面を設けることで、係止解除アームを互いに近づけるように挟む操作で係止を解除する機構を、部品を追加することなく製造することができる。
また、上記本発明のフレキシブルケーブルコネクタにおいて、
上記ハウジングが、上記係止解除アームの、幅方向内側に隣接した位置に案内突起を有し、
上記係止解除アームが、上記案内突起を上下から挟んで上記操作を受けたときにこの案内突起による案内される案内受部を有することが好ましい。
上記ハウジングが、上記係止解除アームの、幅方向内側に隣接した位置に案内突起を有し、
上記係止解除アームが、上記案内突起を上下から挟んで上記操作を受けたときにこの案内突起による案内される案内受部を有することが好ましい。
係止解除アームが案内突起を上下から挟んで案内されるので、係止解除アームが上下方向にずれる事態が回避される。
また、上記本発明のフレキシブルケーブルコネクタにおいて、
前記一対の係止アームは、それぞれ、前記シールド部の前側で折り返して後方に延びた形状を有するものであり、
前記係止部は、前記一対の係止アームのそれぞれの後方に延びた先端部分に設けられたものであることが好ましい。
前記一対の係止アームは、それぞれ、前記シールド部の前側で折り返して後方に延びた形状を有するものであり、
前記係止部は、前記一対の係止アームのそれぞれの後方に延びた先端部分に設けられたものであることが好ましい。
フレキシブルケーブルに対し引く力が加えられた場合、係止アームは、係止部がフレキシブルケーブルの切欠きにさらに入り込むように変形する。したがって、フレキシブルケーブルの無理抜きに、より耐えられる。
以上説明したように、本発明によれば、シールド性能を有しつつ部品点数が少なく、しかも抜止め解除操作の空間を含む配置空間が抑えられたフレキシブルケーブルコネクタが実現する。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[第1実施形態]
図1および図2は、本発明のフレキシブルケーブルコネクタの第1実施形態であるFFCコネクタの外観を示す斜視図である。図1は前から見た斜視図であり、図2は後ろから見た斜視図である。また、図3は、図1および図2に示すFFCコネクタの平面図および正面図である。
図1および図2は、本発明のフレキシブルケーブルコネクタの第1実施形態であるFFCコネクタの外観を示す斜視図である。図1は前から見た斜視図であり、図2は後ろから見た斜視図である。また、図3は、図1および図2に示すFFCコネクタの平面図および正面図である。
図1〜3に示すFFCコネクタ1は、フレキシブルケーブルであるFFC(Flexible Flat Cable)2と接続する。FFCコネクタ1は、図示しない回路基板上に半田接続されて用いられ、FFC2が接続されることでFFC2と回路基板とを電気的に結合する。
[FFC]
図1には、長く延びたFFC2の先端部分2Aが実線で示されている。FFC2の先端部分2Aには、細長い短形の複数の導体21が配列されている。より詳細には、FFC2は、柔軟性を有する絶縁材料からなる帯状に長く延びたフィルム22を有している。フィルム22の一方の面(表の面;図1では下面)には、FFC2全体に亘って直線状に延びた複数の導体21が、幅方向に一定間隔で配列されている。フィルム22の他方の面(裏面;図1では上面)には、シールド23が設けられている。シールド23は、導電性の材料からなるフィルムであり、複数の導体21に対応する領域をすべて含んで広がっている。ここで、FFC2における、複数の導体21が配列された幅方向を左右方向LRと称する。FFC2の先端部分2Aの両側縁には、切欠き25が形成されている。
図1には、長く延びたFFC2の先端部分2Aが実線で示されている。FFC2の先端部分2Aには、細長い短形の複数の導体21が配列されている。より詳細には、FFC2は、柔軟性を有する絶縁材料からなる帯状に長く延びたフィルム22を有している。フィルム22の一方の面(表の面;図1では下面)には、FFC2全体に亘って直線状に延びた複数の導体21が、幅方向に一定間隔で配列されている。フィルム22の他方の面(裏面;図1では上面)には、シールド23が設けられている。シールド23は、導電性の材料からなるフィルムであり、複数の導体21に対応する領域をすべて含んで広がっている。ここで、FFC2における、複数の導体21が配列された幅方向を左右方向LRと称する。FFC2の先端部分2Aの両側縁には、切欠き25が形成されている。
[FFCコネクタ]
FFCコネクタ1は、ハウジング11と、複数のコンタクト12と、シールドシェル13とを備えている。
FFCコネクタ1は、ハウジング11と、複数のコンタクト12と、シールドシェル13とを備えている。
ハウジング11は、絶縁性の樹脂からなる成型品である。ハウジング11には、FFC2の先端部分2Aを受容する受容凹部111が形成されている。受容凹部111は、FFC2の先端部分2Aの形状に合わせて直線状に細長く延びた溝である。
ここで、ハウジング11の、受容凹部111が向いた面を正面11aと称する。また、ハウジング11の受容凹部111からFFC2に向かう方向、すなわち正面11aが向く方向を前方向Fと称し、その反対方向を後方向Bと称する。また、ハウジング11および受容凹部111が長く延びた方向を、受容凹部111に受容されるFFC2に合わせて右方向Rおよび左方向Lと称する。また、前方向F、後方向B、右方向R、および左方向Lのいずれとも交わる方向を上方向Uおよび下方向Dと称する。ここで、受容凹部111に受容されるFFC2の、導体21が配置された側が下方向Dであり、シールド23が配置された側が上方向Uである。
コンタクト12は、導電性の金属板を打抜き加工および折曲げ加工することによって形成された部材であり、ハウジング11に圧入され固定されている。コンタクト12は、FFC2における導体21の数と同じ数だけ設けられており、受容凹部111内に、左右方向LRに配列されている。FFCコネクタ1は、受容凹部111内に受容されたFFC2の先端部分2Aに配列された導体21にそれぞれ接触する。コンタクト12の一部は、ハウジング11から後方向Bに突出しており、突出した後端部121は、図示しない回路基板上の導体パターンに表面実装半田接続される。
また、受容凹部111内には、FFC2のシールド23と接触する複数のシールドコンタクト131も設けられている。シールドコンタクト131は、受容凹部111内に受容された先端部分2Aを、コンタクト12と上下方向UD両側から挟むよう、受容凹部111内のコンタクト12と対向する位置に設けられている。シールドコンタクト131は、シールドシェル13の一部を成すものであり、FFC2のシールド23と接触することで、シールドシェル13全体をFFC2のシールド23と同電位(通常はグランド電位)に保つ。
受容凹部111の左右方向LR両端には、一対の係止アーム132が設けられている。係止アーム132は、受容凹部111にFFC2が受容された場合に、FFC2の両側縁24の切欠き25に係止して、FFC2の先端部分2Aを抜け止めする。本実施形態において、係止アーム132は、シールドシェル13の一部を成すものである。
シールドシェル13は、導電性の金属板を打抜き加工および折曲げ加工することで形成された部材である。シールドシェル13は、上述したシールドコンタクト131および係止アーム132に加え、シールド部133および一対の係止解除アーム134を有している。一対の係止解除アーム134は、FFC2の先端部分2Aを左右方向LRに間に挟む位置に配置されており、ハウジング11の受容凹部111が向いた正面から前方向Fに突出している。
シールド部133の下部には、図示しない回路基板の導体パターンに表面実装半田接続される複数の半田接続片135が設けられている。半田接続片135が図示しない回路基板の導体パターンに半田接続されることで、FFCコネクタ1が回路基板に固定される。シールド部133はハウジング11を取り巻いており、シールドコンタクト131がFFC2のシールド23と電気的に結合し、且つ半田接続片135が回路基板に接地接続することで、FFCコネクタ1全体を電磁的にシールドする。
図4および図5は、図1〜3に示すハウジングおよびシールドシェルを互いに分離した状態で示す斜視図である。図4は前から見た斜視図であり、図5は後ろから見た斜視図である。また、図6は、シールドシェルの正面図である。
シールドシェル13には、シールドコンタクト131、係止アーム132、シールド部133、係止解除アーム134、および半田接続片135が設けられている。シールド部133は、ハウジング11を取り巻く環状のベルトである。FFCコネクタ1(図1参照)の組立時には、環状のシールド部133の中にハウジング11が嵌め込まれる。ハウジング11の正面11aの周縁には外向きに張り出したフランジ112が形成されている。ハウジング11がシールドシェル13の前側から後ろ向きに挿入されていくと、ハウジング11のフランジ112がシールド部133の前側の縁133aに当たる。フランジ112がシールド部133の縁133aに当たった状態で、ハウジング11のシールドシェル13への挿入が完了する。
シールドシェル13のシールド部133からは、シールドコンタクト131、係止アーム132、係止解除アーム134、および半田接続片135のそれぞれが延出している。つまり、シールド部133、シールドコンタクト131、係止アーム132、係止解除アーム134、および半田接続片135が、1個の部材であるシールドシェル13の一部として形成されている。シールドコンタクト131、係止アーム132、および係止解除アーム134のそれぞれは、より詳細には、シールド部133の後側の縁133bから後方向Bに延出し、途中で折れ曲がって前方向Fに延びている。つまり、シールドコンタクト131、係止アーム132、および係止解除アーム134のそれぞれは、片持ち梁状にシールド部133に支持されている。このためシールドコンタクト131、係止アーム132、および係止解除アーム134のそれぞれは、先端部分に外力を受けることで弾性変形し傾く。
シールドコンタクト131には、図5に示すように、シールド部133から延出し前方向Fに向かって延びる途中に、幅の太い圧入部131aが形成されている。FFCコネクタ1(図1参照)の組立時には、圧入部131aがハウジング11の圧入スロット114に圧入されることで、ハウジング11とシールドシェル13とが互いに固定される。このとき、シールドコンタクト131の圧入部131aよりも先が、ハウジング11の受容凹部111内に露出する。
また図4および図6によりよく示すように、係止アーム132の、シールド部133から延出し前方向Fに向かって延びた先端部分には、FFC2(図1参照)の先端部分2Aに係止する係止部132aが設けられている。係止部132aは、上方向Uに突出した鉤状の突起であり、受容凹部111(図1参照)に受容されたFFC2の先端部分2Aの側縁24の切欠き25に下方から突出して入り込む。
図7は、図1に示すFFCコネクタの、係止アームを通る断面を示す断面図である。図7のパート(A)からパート(B)までは、FFCコネクタ1の受容凹部111にFFC2が挿入されていく過程が順に示されている。
FFC2の先端部分2Aは、図7のパート(B)に示すように、受容凹部111に挿入されると、係止アーム132の係止部132aを下方向Dに押し下げる。図7のパート(C)に示すように、先端部分2Aが受容凹部111に完全に挿入されると、係止アーム132が弾性力によって上方向Uに戻り、係止部132aが、先端部分2Aの切欠き25に下方から入り込む。
再び図4〜6を参照して説明を続ける。
係止アーム132の先端部分には、隣接する係止解除アーム134に向かって下方向Dに傾斜したカム斜面132b(図4,6参照)が設けられている。一対の係止解除アーム134は、互いに向かって開いた横向きのU字状に形成されており、図6によりよく示すように、横向きのU字状を成す上側片134aと下側片134bとを有する。係止解除アーム134の下側片134bの縁は、係止アーム132のカム斜面132bに近接しており、係止解除アーム134が操作されるとカム斜面132bに作用する。下側片134bは、密着するように折り返された縁を有する。この縁により、カム斜面132bと円滑にカム係合できると共に、折り返しにより厚さが増大するので、係止アーム132の変位量を増大できる。
ハウジング11は、図4および図5に示すように、受容凹部111の左右方向LRにおける両端の位置に一対の案内突起113を有する。案内突起113のそれぞれは、図3に示すように、FFCコネクタ1が組み立てられた状態では、U字状に形成された一対の係止解除アーム134の内側にそれぞれ配置されている。各係止解除アーム134の上側片134aと下側片134bは、案内突起113を上下から挟む位置に配置されており、係止解除アーム134を左右方向LRに案内する。
[FFCの接続と解除]
図8は、図1に示すFFCコネクタにFFCが接続された状態を示す斜視図である。
図8は、図1に示すFFCコネクタにFFCが接続された状態を示す斜視図である。
FFCコネクタ1にFFC2を接続する場合には、FFC2の先端部分2AをFFCコネクタ1の受容凹部111に挿入する。図8に示すように、FFC2の先端部分2AがFFCコネクタ1の受容凹部111に挿入されると、FFC2の導体21(図1参照)は、FFCコネクタ1のコンタクト12(図1参照)とそれぞれ接触し、電気的に接続する。また、FFC2のシールド23(図1参照)は、FFC2のシールドコンタクト131(図1参照)と接触し、ハウジング11を取り巻くシールド部133と電気的に接続される。さらに、シールドシェル13の半田接続片135が回路基板の導体パターンに接地接続される。したがって、FFCコネクタ1が電磁的にシールドされる。また、図7を参照して説明したように、係止部132a(図7のパート(B)参照)が、FFC2の先端部分2Aの切欠き25に突出して入り込み、FFC2を抜け止めする。したがって、FFC2に対し前方向Fに引く力が加えられても、FFC2がFFCコネクタ1から抜けない。
図8に示した接続状態で、FFCコネクタ1からFFC2を取り外す場合には、一対の係止解除アーム134に対し、解除操作を行う。具体的には、一対の係止解除アーム134を、互いを近づけるように手指で挟む。挟む力を受けることで、一対の係止解除アーム134は、左右方向LRの矢印M1,M2に示す向きにそれぞれ移動する。すなわち、FFC2の左右方向LR両側に設けられた係止解除アーム134のそれぞれは、解除操作において、FFC2に向かって駆動される。
図9は、FFCコネクタ1の一部正面図である。図9のパート(A)には、解除操作の力を受けない状態が示されており、パート(B)には、解除操作の力を受けた状態が示されている。
図8に示す一対の係止解除アーム134が挟む力を受け互いに近づくとき、図9に示す右側の係止解除アーム134は、矢印M2に示す向きに移動する。このとき、係止解除アーム134の下側片134bの折り返された縁が、係止アーム132のカム斜面132bに作用し、係止アーム132の先端を矢印N2に示すように、下方向Dに変位させる。係止アーム132の先端には、図7を参照して説明したように、FFC2の先端部分2Aの切欠き25に下方から入り込んだ係止部132aが配置されている。係止アーム132の先端が下方向Dに変位することで、図7のパート(B)に示すように、係止部132aの切欠き25への係止が解除される。係止が解除された状態で、FFC2を持って前方向Fに引くことで、FFC2がFFCコネクタ1から抜ける。
一対の係止解除アーム134は、互いに近づく向きに移動することでFFC2の係止を解除するので、一対の係止解除アーム134を片手で摘まむだけで係止の解除操作が行える。また、係止解除アーム134は、上側片134aと下側片134bとで案内突起113を上下から挟む位置に配置されており、案内突起113により左右方向LRに案内を受ける。このため、たとえ解除操作の力が上下方向UDに傾いた場合でも、係止解除アーム134が上下方向UDにずれる事態が回避される。
本実施形態では、一対の係止解除アーム134が、受容凹部111が向いた正面から、FFC2が延びる前方Fに突出しているため、FFC2が配置される、FFCコネクタ1より前方向Fの空間を利用して解除の操作が行える。より詳細には、FFC2の配置空間よりも左右方向LRにわずかに延長した空間を利用して解除の操作が行える。例えば、特許文献1に示された構成のように、解除操作のための空間をFFCが配置された空間と別の方向に確保する必要がない。例えば、FFCコネクタ1の上部には、他の部品や筐体を隙間なく配置することが可能であり、搭載する装置の小型化が可能である。
また、本実施形態では、係止解除アーム134がシールドシェル13の一部を成すため、FFCコネクタ1のシールド性とFFC2の解除機能を確保しつつ、部品点数の増加が抑えられる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の第2実施形態の説明にあたっては、これまで説明してきた実施形態における各要素と同一の要素については符号を省略し、前述の実施形態との相違点について主に説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の第2実施形態の説明にあたっては、これまで説明してきた実施形態における各要素と同一の要素については符号を省略し、前述の実施形態との相違点について主に説明する。
図10および図11は、第2実施形態であるFFCコネクタの外観を示す斜視図である。図10は前から見た斜視図であり、図11は後ろから見た斜視図である。また、図12は、図10および図11に示すFFCコネクタの平面図および正面図である。
図10〜12に示すFFCコネクタ3は、第1実施形態のコネクタ1(図1参照)と同様、FFC2(図1参照)に接続される。FFCコネクタ3は、ハウジング31と、複数のコンタクト32と、シールドシェル33とを備えている。
図13および図14は、図10〜12に示すハウジングおよびシールドシェルを互いに分離した状態で示す斜視図である。図13は前から見た斜視図であり、図14は後ろから見た斜視図である。また、図15は、シールドシェルの正面図である。
シールドシェル33は、シールドコンタクト331、係止アーム332、シールド部333、係止解除アーム334、および半田接続片335を有する。シールド部333は、ハウジング31を取り巻いている。第2実施形態におけるシールド部333は、ハウジング31の上面および側面に沿って配置されるシールド上部333Uと、ハウジング31の下面に沿って配置されるシールド下部333Dとが、ハウジング31の後面に沿って上下方向UDに延びる2本の連結部333Cを介して繋がった構造を有する。
シールドシェル33のシールド部333からは、シールドコンタクト331、係止アーム332、係止解除アーム334、および半田接続片335が延出している。また、シールド部333のシールド下部333Dにおいて、隣り合うすべての半田接続片335の間に、ハウジング31と結合するための結合片336が設けられている。ハウジング31には結合片336と結合する結合部316が設けられている。結合片336はハウジング31の後方Bから結合部316に入り込み、シールド下部333Dをハウジング31に固定する。
シールドコンタクト331、係止アーム332、および係止解除アーム334のそれぞれは、片持ち梁状にシールド部333に支持されている。
ここで、シールドコンタクト331および係止解除アーム334は、図4および図5に示す第1実施形態と同様に、シールド部333の後側の縁333bから後方向Bに延出し、途中で折れ曲がって前方向Fに延びている。しかし、第2実施形態における係止アーム332は、シールド部333の前側で折り返して後方向Bに延びている。より詳細には、係止アーム332は、シールド部333の前側の縁333aから前方向Fに延出し、途中で、受容凹部311(図10参照)が設けられた上方向Uに折り返して後方向Bに延びている。
また図13および図15に示すように、係止アーム332の、シールド部333から延出し後方向Bに向かって延びた先端部分には、FFC2(図1参照)の先端部分2Aに係止する係止部332aが設けられている。係止部332aは、上方向Uに突出した鉤状の突起である。図10に示すように、係止アーム332は、ハウジング31の壁に囲まれており、保護されている。また、係止部332aが、ハウジング31に設けられた孔を貫通して受容凹部311内に突出している。
係止アーム332の先端部分には、隣接する係止解除アーム334に向かって下方向Dに傾斜したカム斜面332b(図14参照)が設けられている。一対の係止解除アーム334は、互いに向かって開いた横向きのU字状に形成されている。係止解除アーム334の下側片334bの縁の一部は係止アーム332に向かって突出しており、突出した先端が係止アーム332のカム斜面332bに近接している。係止解除アーム334は、操作されることでカム斜面332bに作用する。
[FFCの接続と解除]
図16は、図10に示すFFCコネクタの、係止アームを通る断面を示す断面図である。図16は、第1実施形態を表す図7のうちパート(C)に対応した、FFC2が挿入された状態が示されている。
図16は、図10に示すFFCコネクタの、係止アームを通る断面を示す断面図である。図16は、第1実施形態を表す図7のうちパート(C)に対応した、FFC2が挿入された状態が示されている。
FFC2の先端部分2Aが受容凹部311に完全に挿入されると、それまで先端部分2Aに押されて変形していた係止アーム332が弾性力によって上方向Uに戻り、係止部332aが、先端部分2Aの切欠き25に下方から入り込む。係止部332aがFFC2の切欠き25に入り込むことで、FFC2の抜け止めがなされる。
第2実施形態における係止アーム332は、シールド部333の前側で折り返して後方向Bに延びている。また、係止部332aは、係止アーム33の、後方向Bに向かって延びた先端部分に設けられている。このため、FFC2に対し前方向Fに引く力が加えられた場合、係止部332aにも前方向Fに引く力が加えられる。この力によって、後方向Bに延びた係止アーム332は、先端の係止部332aが前方斜め上、すなわち矢印Qの向きに変位するように変形する。つまり、FFC2に前方向Fに引く力が加えられると、係止部332aがFFC2の切欠き25にさらに入り込む。このため、FFC2の保持力が向上し、FFC2の無理抜きに、より強く耐えられる。
第2実施形態のFFCコネクタ3においても、第1実施形態と同様に、一対の係止解除アーム334に対し、解除操作を行うことでFFC2が取り外される。具体的には、一対の係止解除アーム334を、互いを近づけるように手指で挟むことで、一対の係止解除アーム334は、左右方向LRに示す向きにそれぞれ移動する。このとき、係止解除アーム334の下側片334bの折り返された縁が、係止アーム332のカム斜面332bに作用し、係止アーム332の先端を下方向Dに変位させる。係止アーム332の先端が下方向Dに変位することで、係止部332aの切欠き25への係止が解除される。
なお、上述した実施形態では、本発明にいうフレキシブルケーブルコネクタの例として、FFCと接続するFFCコネクタ1,3が示されている。しかし、本発明にいうフレキシブルケーブルコネクタは、複数の導体が幅方向に配列された先端部分を有するフレキシブルケーブルコネクタと接続するものであればよい。例えば、本発明にいうフレキシブルケーブルコネクタは、フィルム状の絶縁基板上に導体が印刷されたFPCと接続するコネクタであってもよい。ここでフレキシブルケーブルは、例えばFPCに見られるように、先端部分以外の部分では、導体が曲がって延び幅方向には配列されていないものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう係止アームの例として、シールドシェル13の一部を成す係止アーム132が示されている。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、係止アームは、ハウジングに設けられた突起であってもよい。ただし、係止アームが金属製のシールドシェルの一部を成す場合には、係止アームが丈夫である。したがって、フレキシブルケーブルに強い引抜き力が加わった場合には、コネクタよりもフレキシブルケーブルが先に破損するので、交換の手間が大きいコネクタの破損が避けられる。
1,3 コネクタ
11,31 ハウジング
11a 正面
111,311 受容凹部
113 案内突起
12,32 コンタクト
13,33 シールドシェル
2 FFC
2A 先端部分
21 導体
25 切欠き
132,332 係止アーム
132b,332b カム斜面
132a,332a 係止部
133,333 シールド部
134,334 係止解除アーム
F 前方向
11,31 ハウジング
11a 正面
111,311 受容凹部
113 案内突起
12,32 コンタクト
13,33 シールドシェル
2 FFC
2A 先端部分
21 導体
25 切欠き
132,332 係止アーム
132b,332b カム斜面
132a,332a 係止部
133,333 シールド部
134,334 係止解除アーム
F 前方向
Claims (5)
- 複数の導体が幅方向に配列され両側縁に切欠きが形成された先端部分を有するフレキシブルケーブルと接続するフレキシブルケーブルコネクタであって、
前記先端部分を受容する受容凹部が形成されたハウジングと、
前記受容凹部内に幅方向に配列され該受容凹部に受容された前記先端部分に配列された複数の導体にそれぞれ接触する複数のコンタクトと、
前記受容凹部に受容された両側縁の切欠きに係止して該先端部分を抜け止めする一対の係止アームと、
前記ハウジングを取り巻くシールド部と、該シールド部から延出し前記ハウジングの前記受容凹部が向いた正面の、前記先端部分を幅方向に間に挟む位置から前方に突出し、互いを近づけるように挟む操作により移動し、前記一対の係止アームのそれぞれの前記切欠きへの係止を解除する係止解除アームとを有するシールドシェルとを備えたことを特徴とするフレキシブルケーブルコネクタ。 - 前記一対の係止アームが、前記シールド部からそれぞれ延出して形成された、前記シールドシェルの一部を成すものであることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルケーブルコネクタ。
- 前記一対の係止アームは、それぞれ、前記受容凹部に受容された前記先端部分の側縁の切欠きに下方から突出して入り込む係止部と、前記係止解除アームに向かって下方に傾斜したカム斜面とを有し、
前記一対の係止解除アームは、前記操作を受けて前記カム斜面を押すことにより前記一対の係止アームを押し下げて前記係止部の前記切欠きとの係止を解除するものであることを特徴とする請求項1または2記載のフレキシブルケーブルコネクタ。 - 前記ハウジングが、前記係止解除アームの、幅方向内側に隣接した位置に案内突起を有し、
前記係止解除アームが、前記案内突起を上下から挟んで、前記操作を受けたときに該案内突起による案内される案内受部を有することを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のフレキシブルケーブルコネクタ。 - 前記一対の係止アームは、それぞれ、前記シールド部の前側で折り返して後方に延びた形状を有するものであり、
前記係止部は、前記一対の係止アームのそれぞれの後方に延びた先端部分に設けられたものであることを特徴とする請求項2から4いずれか1項記載のフレキシブルケーブルコネクタ。
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