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JP2012158436A - 糸巻取機 - Google Patents

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JP2012158436A
JP2012158436A JP2011019454A JP2011019454A JP2012158436A JP 2012158436 A JP2012158436 A JP 2012158436A JP 2011019454 A JP2011019454 A JP 2011019454A JP 2011019454 A JP2011019454 A JP 2011019454A JP 2012158436 A JP2012158436 A JP 2012158436A
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bobbin
weight
contact roller
bobbin holder
yarn
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JP2011019454A
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Atsushi Sawada
淳 澤田
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TMT Machinery Inc
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TMT Machinery Inc
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Abstract

【課題】ボビンホルダ2の撓み量に応じて、コンタクトローラの傾きを精度よく調整する。
【解決手段】糸巻取機1は、機台10に片持ち支持され、糸Yを巻き取るためのボビンBが装着されたボビンホルダ2と、ボビンホルダ2に装着されたボビンBに当接し、上下方向に傾動可能なコンタクトローラ11と、を有している。コンタクトローラ11を支持する支持部材12の上部には、シリンダ42とシリンダロッド43の先端に取り付けられたウェイト41とが設けられており、ウェイト41が支持部材12の前後方向に沿って移動することで、支持部材12とともにコンタクトローラ11は上下方向に傾動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、糸を巻き取る糸巻取機に関する。
従来から、片持ち支持されたボビンホルダに装着されたボビンの外周面にコンタクトローラを当接させて、コンタクトローラによりボビンに所定の接圧を付与しつつ、ボビンホルダを回転させることで、このボビンホルダに装着されたボビンに糸を巻き取る糸巻取機が知られている。
ここで、このようなボビンホルダが片持ち支持された糸巻取機においては、ボビンに巻き取られる糸の量が増加するにつれて、巻き取られた糸の重みが増加して、ボビンホルダにかかる荷重が増加することで、ボビンホルダの支持されていない先端が下方に撓んでしまう。一方、コンタクトローラはボビンホルダのように撓んでおらず、その結果、コンタクトローラによるボビンに糸が巻き取られたパッケージへの接圧が、ボビンホルダの先端側ほど小さくなってしまう。そこで、コンタクトローラを傾動可能に構成して、ボビンホルダが撓むと、この撓みに合わせてコンタクトローラの傾きを調整して、コンタクトローラによるボビンへの接圧をボビンホルダの軸方向の全域で均一にすることが可能な構成が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の糸条巻取機においては、ボビンホルダ(スピンドル)に装着されたボビンに所定の接圧を付与するコンタクトローラ(接触ローラ)は、可動枠体に回転自在に支持されている。そして、この可動枠体は、その一端部においてスライドボールベアリングによって垂直方向に昇降自在に機台本体(機枠)に片持ち状に取り付けられており、ボビンホルダに対するコンタクトローラの平行度を調整する平行度調整機構によって支持されている。平行度調整機構は、可動枠体の先端側と基端側を下方から支持するようにそれぞれ設けられた2つの流体シリンダからなり、これら2つの流体シリンダへの供給圧力を制御して、機台本体に対して可動枠体を傾動させることで、可動枠体に取り付けられたコンタクトローラを傾動させている。
また、特許文献2に記載の糸巻取装置においては、コンタクトローラ(駆動摩擦ローラ)はその軸方向の両端を回転自在に保持フレームに支持されている。この保持フレームは、軸方向の一端が旋回軸に連結されて、この旋回軸を軸として上下方向に旋回して、コンタクトローラを傾動させることが可能な構成となっている。また、ボビンホルダ(ボビン保持ローラ)は機台フレームに弾性的に支持されて昇降自在となっている。そして、保持フレームの軸方向の他端は、ボビンホルダの昇降に連動して上下動しており、ボビンホルダが上昇すると保持フレームの他端は降下し、ボビンホルダが降下すると保持フレームの他端は上昇する構成となっている。このような構成において、ボビンホルダに装着されたボビンに糸が巻き取られて、パッケージが巻き太ると、コンタクトローラに対してボビンホルダが下方に移動する。すると、ボビンホルダが下方に移動したのに連動して保持フレームが旋回軸を軸として上方に旋回し、保持フレームに支持されたコンタクトローラが傾動する。
特開2001−63916号公報(図1) 特公平2−53348号公報(図4)
ところで、コンタクトローラは、ボビン(パッケージ)に所定の接圧を付与するために非常に重たいものとなっており、特許文献1のように、重いコンタクトローラを流体シリンダで下方から支持するには、大きな供給圧力が必要になる。そして、コンタクトローラを支持しつつボビンホルダの撓みに応じて傾動させようとすると、微小なストローク調整が必要となり、支持するのに必要な供給圧力に対して微小な圧力を調整しなければならない。したがって、このような大きな圧力で駆動する大型な流体シリンダで、コンタクトローラの傾きを精度よく調整するのは困難である。
また、特許文献2のように、ボビンホルダの昇降に機械的に連動して、コンタクトローラを傾動させると、ボビンホルダの1つの昇降量に対してコンタクトローラの傾き角度が決まってしまう。すると、例えば、糸種の変更や装着されるボビン数の増減などの条件に合わせて、ボビンホルダの1つの昇降量に対してコンタクトローラの傾き角度を複数設定することが困難となってしまう。一例として、比重の異なる2種類の糸では、ボビンへの糸の巻き取り量(巻き取り径)が同じでも、巻き取られた糸の総重量は異なる。このとき、2種類の糸とも巻き取り径は同じなので、ボビンホルダの昇降量は同じになるが、総重量は異なるため、ボビンホルダの撓み量は異なる。このように、巻き取り条件が変われば、ボビンホルダの撓み量も変わるから、ボビンホルダの1つの昇降量に対してコンタクトローラを2つ、もしくはそれ以上の傾き角度に変えることが好ましい。
そこで、本発明の目的は、ボビンホルダの撓み量に応じて、コンタクトローラの傾きを精度よく調整することができる糸巻取機を提供することである。
本発明の糸巻取機は、機台本体に回転自在に片持ち支持され、糸を巻き取るためのボビンが装着されたボビンホルダと、前記ボビンホルダに装着された前記ボビンに当接し、且つ、前記ボビンホルダと平行な状態に対して上下方向に傾動可能なコンタクトローラと、前記コンタクトローラを傾動させる傾動機構と、を備えており、前記傾動機構は、前記コンタクトローラに設けられ、前記コンタクトローラの軸方向に移動可能なウェイトと、前記ウェイトを前記軸方向に移動させるウェイト移動手段と、を有している。
本発明の糸巻取機によると、コンタクトローラの軸方向に関するウェイトの位置を移動させて、ウェイトを含むコンタクトローラの重心位置を変更させることで、コンタクトローラを傾動させることができる。このように、ウェイトをコンタクトローラの軸方向に移動させる構成では微小なストローク調整も容易であり、ボビンホルダの撓み量に応じて、コンタクトローラの上下方向の傾きを精度よく調整することができる。
また、前記傾動機構は、前記ボビンに巻き取られる糸の量が増加すると、前記ウェイト移動手段により前記ウェイトを前記ボビンホルダの先端側に移動させて、前記コンタクトローラを傾動させることが好ましい。
ボビンに巻き取られる糸の量が増加すると、ボビンホルダの先端側が下方に撓む。そのため、糸の量が増加すると、ウェイトをボビンホルダの先端側と当接するコンタクトローラの先端側に移動させて、コンタクトローラをボビンホルダと同じ向きに傾動させる。これにより、ボビンホルダが撓んでも、コンタクトローラによるボビンへの接圧をボビンホルダの軸方向の全域で均一にすることができる。
このとき、前記傾動機構は、前記ボビンに巻き取られる糸の量の増加に合わせて、前記ウェイト移動手段により前記ウェイトを前記ボビンホルダの先端側に連続的に移動させることが好ましい。
これによると、ボビンに巻き取られる糸の量が増加して、ボビンホルダの先端側が下方に撓むのに合わせて、ウェイトを連続的に移動させて、コンタクトローラをボビンホルダと同じ向きに連続的に傾動させることで、常にコンタクトローラによるボビンへの接圧をボビンホルダの軸方向の全域で均一にすることができる。
また、前記ボビンに巻き取られた糸の量を検出する巻取量検出手段と、前記傾動機構の前記ウェイト移動手段を制御する制御手段と、をさらに備えており、前記制御手段は、前記ボビンに巻き取られる糸の量に応じた前記コンタクトローラの前記軸方向に関する前記ウェイトの位置を記憶する記憶手段を有しており、前記制御手段は、前記巻取量検出手段によって検出された、前記ボビンに巻き取られた糸の量に応じた前記ウェイトの位置を前記記憶手段から参照して、その参照した位置に前記ウェイトを移動させるように、前記ウェイト移動手段を制御することが好ましい。
ボビンに巻き取られる糸の量は、例えば、ボビンホルダの回転数や回転時間などから検出することができる。このボビンホルダの回転数や回転時間は、一般的に別の目的で検出されていることが多い。したがって、あらかじめ、ボビンに巻き取られる糸の量(総重量)に応じたボビンホルダの撓み量及びこれに対向するコンタクトローラの傾動を実現するようなウェイトの位置を記憶しておくことで、ボビンホルダの撓み量を直接検出することなく、ボビンホルダの撓み量に合わせてコンタクトローラを傾動させることができる。
また、前記ボビンホルダの下方への撓み量を検出する撓み量検出手段と、前記傾動機構の前記ウェイト移動手段を制御する制御手段と、をさらに備えており、前記制御手段は、前記撓み量検出手段により検出された、前記ボビンホルダの撓み量に応じて前記ウェイトを移動させるように、前記ウェイト移動手段を制御させてもよい。
これによると、ボビンホルダの撓み量を直接検出するため、ボビンホルダの撓み量に合わせてコンタクトローラの傾きを精度よく調整することができる。また、ボビンホルダの撓み量に合わせてコンタクトローラを自動的に傾動させることができため、作業者による糸巻取機の組み立て時のボビンホルダに対するコンタクトローラの傾きの微調整が不要となる。
また、前記コンタクトローラを回転自在に支持する支持部材と、前記支持部材を前記機台本体に対して昇降可能に案内し、且つ、前記機台本体に弾性体を挟んで前記上下方向に対して傾動可能に支持されたガイド軸と、をさらに備えており、前記傾動機構は、前記ウェイト移動手段により、前記ウェイトを移動させることで、前記支持部材とともに前記ガイド軸を前記機台本体に対して傾動させて、前記コンタクトローラを傾動させることが好ましい。
このような構成では、ガイド軸が機台本体に弾性体を挟んで傾動可能に支持されていることから、支持部材とともにガイド軸を機台本体に対して傾動させると、コンタクトローラを傾動させることができる。
コンタクトローラの軸方向に関するウェイトの位置を移動させて、ウェイトを含むコンタクトローラの重心位置を変更させることで、コンタクトローラを傾動させることができる。このように、ウェイトをコンタクトローラの軸方向に移動させる構成では微小なストローク調整も容易であり、ボビンホルダの撓み量に応じて、コンタクトローラの上下方向の傾きを精度よく調整することができる。
本実施形態に係る糸巻取機を側面から見た図である。 図1の糸巻取機を正面から見た図である。 図1のボビンホルダの基端側におけるガイド軸近傍の部分拡大図である。 糸巻取時の様子を示す図1相当の図である。 糸巻取時の様子を示す図2相当の図である。 糸巻取時の様子を示す図3相当の図である。 変形例1における図1相当の図である。 変形例2における図1相当の図である。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る糸巻取機を側面から見た図である。図2は、図1の糸巻取機を正面から見た図である。なお、図1においては、糸巻取機1の機台10の一部を2点鎖線により図示するとともに、2点鎖線で示した部分の内部を図示している。また、以下では、図1の左方を前方とし、図1の右方を後方と規定して説明を行う。
図1、図2に示すように、糸巻取機1は、機台10、及び、機台10に設けられた、2つのボビンホルダ2、ターレットテーブル3、接圧付与機構4、傾動機構40、制御部50などを備えている。
2つのボビンホルダ2は、前後方向(図1の左右方向)に延在した円柱形状の部材であり、ターレットテーブル3の中心に対して点対称な位置にそれぞれ片持ち支持されている。また、ボビンホルダ2には、円筒形状の複数のボビンBがボビンホルダ2の回転軸2aに沿って前後方向に並んで装着されている。そして、ボビンホルダ2は、図示しないモータによって駆動されることで回転軸2aを中心に回転する。すると、後述するように、ボビンホルダ2に装着された複数のボビンBに糸Yが巻き取られる。
また、ボビンホルダ2に装着された複数のボビンBの上方には、それぞれ、トラバース装置7が設けられており、各トラバース装置7の上方には、糸ガイド8が設けられている。そして、糸巻取機1よりも上方の図示しない紡糸装置から供給された糸Yは、トラバース装置7により糸ガイド8を支点として綾振りされつつ、ボビンBに巻き取られる。なお、トラバース装置7及び糸ガイド8は、後述する支持部材12上に配置されており、両者の間隔は常に一定となっている。
ターレットテーブル3は、円形の板状体であり、上述したように2つのボビンホルダ2を片持ち支持しているとともに、ボビンホルダ2の回転軸2aと平行な回動軸3aを中心に回動することにより、2つのボビンホルダ2の位置を周方向に移動させる。これにより、2つのボビンホルダ2の位置を入れ替えることができるようになっており、2つのボビンホルダ2を上下方向に並べて配置したときの、上方のボビンホルダ2に装着されたボビンBに対して糸Yの巻き取りを行っている間に、下方のボビンホルダ2に対するボビンBの交換を行っている。
そして、上方のボビンホルダ2に装着されたボビンBが満管になると、ターレットテーブル3を回転させて、下方にあったボビンホルダ2を上方に移動させて、このボビンホルダ2に装着されたボビンBに対して糸Yの巻き取りを行うことで、連続して糸Yの巻き取りを行うことができる。なお、以下においては、上方のボビンホルダ2を巻取位置にあるボビンホルダ2と称して説明する。
接圧付与機構4は、コンタクトローラ11、支持部材12などを備えている。コンタクトローラ11は、ボビンホルダ2の回転軸2aに沿ってほぼ平行に延びており、2つのボビンホルダ2のうち巻取位置にあるボビンホルダ2に装着されたボビンBの外周面に当接している。
支持部材12は、コンタクトローラ11の両端部を回転自在に、且つ、上下方向に昇降自在に支持している。そして、支持部材12の両端部近傍の部分には、それぞれ直動軸受19(図3参照)が設けられており、直動軸受19には、上下に延びたガイド軸13が挿通されている。また、支持部材12は、図示しない昇降機構によって機台10に設けられたフレーム6に対して昇降可能に支持されており、支持部材12をガイド軸13に沿って昇降させると、これに合わせてコンタクトローラ11もガイド軸13に沿って昇降する。
そして、糸Yの巻き取り時においては、支持部材12は降下しており、巻取位置にあるボビンホルダ2に装着されたボビンBには、支持部材12に対して昇降自在なコンタクトローラ11が自重により所定の接圧を付与しながら当接している。また、巻取位置にあるボビンホルダ2に装着されたボビンBへの後述する糸掛け時には、支持部材12は、コンタクトローラ11がボビンBに当接しない位置まで上昇している。
また、詳しくは後述するが、ボビンホルダ2は、ターレットテーブル3に片持ち支持されているため、このボビンホルダ2に装着されたボビンBに巻き取られる糸Yの量が多くなると、巻き取られた糸Yの重みにより、ターレットテーブル3に支持されている部分から離れた先端側(前方)の部分ほど下方に撓み、この撓み量は、ボビンBに巻き取られる糸Yの量が増加するほど大きくなってしまう。
次に、フレーム6によって支持部材12を支持する構成について説明する。図3は、図1のボビンホルダの基端側におけるガイド軸近傍の部分拡大図である。なお、図3では、1点鎖線で囲んだ部分については、前後方向(図3の左右方向)と平行であって、ガイド軸13の軸芯を通る、上下方向に沿った断面図としている。図3に示すように、ガイド軸13は、上下方向に延在しており、その両端部が、それぞれ直動軸受21a、21bに挿通されている。直動軸受21a、21bは、それぞれ、フレーム6に固定された取り付け部材22a、22bに取り付けられている。
また、直動軸受21a、21bは、その内径が、ガイド軸13の径よりも若干大きくなっており、直動軸受21a、21bと、直動軸受21a、21bに挿通されたガイド軸13との間には、それぞれ、ゴムなどの弾性部材からなるオーリング23が介在している。これにより、ガイド軸13は、フレーム6(取り付け部材22a、22b)に固定された直動軸受21a、21bに柔軟支持されて、直動軸受21a、21bに対してオーリング23を押しつぶした分だけ傾動可能となっている。そして、ガイド軸13が傾動可能になっていることにともない、ガイド軸13が挿通された直動軸受19、直動軸受19が設けられた支持部材12及び支持部材12に支持されたコンタクトローラ11も傾動可能となっている。
次に、傾動機構40の構成について説明する。傾動機構40は、コンタクトローラ11を傾動させるための機構であり、支持部材12の上部に設けられた、ウェイト41、シリンダ42(ウェイト移動手段)などを備えている。
シリンダ42は、支持部材12の上部の、前後方向の中心よりも後方側(ボビンホルダ2の基端側)に配置されており、前方に向かって進退可能なシリンダロッド43を有している。そして、このシリンダロッド43の先端には、ウェイト41が取り付けられている。これにより、シリンダ42を駆動して、シリンダロッド43を進退させると、これにともない、ウェイト41が支持部材12の上部を前後方向に沿って移動する。
本実施形態では、シリンダロッド43が最も後退した位置よりも若干進出した位置であって、ウェイト41が支持部材12の上部の前後方向の略中央に位置しているときに、支持部材12とコンタクトローラ11が水平方向に延在するように、その傾きが調整されている。そして、シリンダ42を駆動して、シリンダロッド43を進出させると、ウェイト41が前方に移動する。すると、支持部材12の前方にウェイト41の荷重がかかることになり、支持部材12は前方が下方に撓み、これにともない、コンタクトローラ11も前方が下方に撓む。そして、ウェイト41が支持部材の前方に移動するほど、支持部材12とコンタクトローラ11は、前方が下方に大きく撓む。
次に、糸巻取機1の全体制御を司る制御部50について説明する。図1に示すように、制御部50は、例えば、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、糸巻取機1の全体動作を制御するための各種プログラムやデータなどが格納されたROM(Read Only Memory)と、CPUで処理されるデータなどを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などを備え、ROMに格納されたプログラムがCPUで実行されることにより、以下に説明するような種々の制御を行うものであってもよい。あるいは、演算回路を含む各種回路が組み合わされたハードウェア的なものであってもよい。
この制御部50は、巻取量検出部51と、ウェイト位置記憶部52と、ウェイト移動制御部53とを有している。
巻取量検出部51は、ボビンホルダ2の回転数から、このボビンホルダ2に装着されたボビンBに巻き取られた糸の量を検出する。糸巻取機1には、ボビンホルダ2の回転数を検出するエンコーダ(図示せず)が設けられており、このエンコーダからボビンホルダ2の回転数を容易に検出することができる。
ウェイト位置記憶部52は、あらかじめ測定したり、計算式から算出するなどしたりして求められた、支持部材12の前後方向に関するウェイト41の位置に応じたコンタクトローラ11の撓み量、及び、ボビンホルダ2に装着されたボビンBに巻き取られる糸の量に応じたボビンホルダ2の撓み量を記憶している。そして、ウェイト位置記憶部52は、ボビンホルダ2の撓み量とコンタクトローラ11の撓み量とが同じになるときの、支持部材12の前後方向に関するウェイト41の位置とボビンホルダ2に装着されたボビンBに巻き取られる糸の量とを対応付けて記憶している。
ウェイト移動制御部53は、シリンダ42を駆動して、シリンダロッド43を進退させることで、支持部材12の前後方向に沿ってウェイト41を移動させる。
次に、糸巻取機1における糸Yの巻取動作について説明する。図4〜図6は、それぞれ、糸巻取時の、図1〜図3に相当する図である。
ボビンBにコンタクトローラ11により所定の接圧を付与しつつ、この状態でボビンホルダ2を回転させることにより、ボビンBに糸Yを巻き取っていく。ここで、このようにボビンBに糸Yを巻き取っていくと、巻き取られる糸Yの量が増加するにつれて、パッケージPの径が徐々に大きくなっていくが、パッケージPに付与する接圧を一定に保つために、これに合わせて、ボビンホルダ2とコンタクトローラ11との距離を徐々に大きくする必要がある。そこで、本実施形態では、コンタクトローラ11が支持部材12に対して昇降自在となっており、パッケージPの巻き太りに合わせて、コンタクトローラ11が徐々に上昇して、ボビンホルダ2とコンタクトローラ11との距離を徐々に大きくしている。そして、パッケージPに対してコンタクトローラ11の接圧が、巻き取られたパッケージPの径によらず、コンタクトローラ11によって常に付与されるように構成されている。
一方、上述したように、ボビンホルダ2に装着されたボビンBに巻き取られる糸Yの量が多くなると、このボビンホルダ2は、巻き取られた糸Yの重みにより、ターレットテーブル3に支持されている部分から離れた先端側(前方)の部分ほど下方に撓み、この撓み量は、ボビンBに巻き取られる糸Yの量が増加するほど大きくなる。このとき、仮に、コンタクトローラ11が傾動不可な構成であると、ボビンホルダ2の先端側に装着されたパッケージPほど巻き太るにしたがい、コンタクトローラ11により付与される接圧が小さくなり、その結果、糸Yの巻き取りが完了したときに、複数のパッケージPの径にばらつきが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、図4〜図6に示すように、糸巻取機1の制御部50は、上述したように、ボビンBに巻き取られる糸Yの量が増加するのに合わせて、巻取量検出部51によりボビンBに巻き取られた糸Yの量を検出し、ウェイト位置記憶部52から巻取量検出部51によって検出した糸Yの量に応じたウェイト41の位置を参照する。そして、ウェイト移動制御部53によりシリンダ42を駆動して、シリンダロッド43を進出させて、その参照した位置にウェイト41を連続的に移動させる。すると、ボビンホルダ2の撓みに合わせた、ウェイト41の位置に応じて、コンタクトローラ11がボビンホルダ2と同じ方向に傾動する。
本実施形態の糸巻取機1によると、支持部材12(コンタクトローラ11)の前後方向に関するウェイト41の位置を移動させて、ウェイト41を含むコンタクトローラ11の重心位置を変更させることで、コンタクトローラ11を上下方向に傾動させることができる。このように、ウェイト41をコンタクトローラ11の軸方向に移動させる構成では微小なストローク調整も容易であり、ボビンホルダ2の撓み量に応じて、コンタクトローラ11の上下方向の傾きを精度よく調整することができる。
また、コンタクトローラ11が、ボビンホルダ2の先端側の部分に対応する部分ほど下方に傾動するため、ボビンホルダ2とコンタクトローラ11とがほぼ平行な状態に保持され、互いの距離が均一になる。これにより、コンタクトローラ11と前後方向に並ぶ複数のパッケージPとの間の接圧を均一にして、巻き取りが完了したときの複数のパッケージPの径のばらつきを抑制することができる。
さらに、ウェイト41は、支持部材12の前後方向に沿って移動可能であり、ウェイト移動制御部53は、巻取量検出部51により検出されたボビンBに巻き取られた糸Yの量に合わせて、ウェイト41を連続的に移動させる。これにより、コンタクトローラ11と前後方向に並ぶ複数のボビンBとの間の接圧を常に均一にすることができる。
また、ボビンホルダ2の撓み量は、非常に小さなものであり、仮に、ボビンホルダ2の小さな撓み量を直接検出して、この撓み量を合わせてコンタクトローラ11を傾動させる場合には、このボビンホルダ2の小さな撓み量を精度よく検出するための高精度なセンサが必要になる。しかしながら、本実施形態では、ボビンBに巻き取られる糸Yの量に合わせて、コンタクトローラ11を傾動させている。このボビンBに巻き取られる糸Yの量は、ボビンホルダ2の回転数から容易に検出することができる。したがって、本実施形態では、簡単に、ボビンホルダ2の撓み量に合わせてコンタクトローラ11を傾動させることができる。また、一般的に、ボビンホルダ2の回転数は、別の目的でも検出されていることが多く、この検出された回転数を用いることで、別個にボビンホルダ2の撓み量を検出するためのセンサを不要になる。
さらに、巻取量検出部51によって検出されたボビンBに巻き取られた糸Yの量に合わせて、ウェイト移動制御部53によりウェイト41を所定位置に移動させて、コンタクトローラ11を自動的に傾動させることができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、本実施の形態と同様の構成については、適宜その説明を省略する。
本実施形態では、傾動機構40として、シリンダ42でウェイト41を支持部材12の前後方向に移動させて、コンタクトローラ11を傾動させていたが、ウェイト41を移動させる手段はシリンダ42に限られず、リニアモータなどのその他の直動機構であってもよい。例えば、図7に示すように、傾動機構140は、支持部材12の上部に設けられた、ウェイト41、ネジ軸142、駆動モータ143などを備えている。ネジ軸142は、支持部材12の上部に、前後方向に沿って配置されている。そして、ウェイト41は、ネジ軸142に螺合されたナット(図示せず)に取り付けられている。そして、駆動モータ143が駆動して、ネジ軸142が回転すると、そのネジ軸142の回転にともなって前後方向に移動するナットとともに、ウェイト41は前後方向に移動する(変形例1)。
なお、上述した構成では、ネジ軸142を支持部材12の後端まで延在させておけば、ウェイト41を支持部材12の後端まで移動させることが可能となる。すなわち、ウェイト41が支持部材12の前後方向の略中央に位置するときに、支持部材12とコンタクトローラ11が水平となるように調整しておけば、これよりもウェイト41を後方に移動させることで、支持部材12とコンタクトローラ11の後方(ボビンホルダ2の基端側)を下方に傾動させることも可能である。このように、コンタクトローラ11の後方(ボビンホルダ2の基端側)を下方に傾動させる構成が可能であると、例えば、ボビンホルダ2の基端側に装着されたボビンBに対するコンタクトローラ11の接圧が足りないときに、コンタクトローラ11の後方を下方に傾動させて、コンタクトローラ11と前後方向に並ぶ複数のボビンBとの間の接圧を均一にすることができる。
また、本実施形態では、ボビンBに巻き取られた糸Yの量から、ウェイト41の位置を決定していたが、ボビンホルダ2の下方への撓み量を直接検出して、この撓む量から、ウェイト41の位置を決定してもよい。例えば、図8に示すように、支持部材12の、ボビンホルダ2の先端及び基端とそれぞれ対向する位置に、例えば、レーザや超音波による距離センサ250a、250bを設ける。そして、制御部150は、撓み量検出部151により2つの距離センサ250a、250bによって測定されたボビンホルダ2との距離の差からボビンホルダ2の撓み量を直接検出する。そして、ウェイト移動制御部53によりシリンダ42を駆動して、シリンダロッド43を進出させて、2つの距離の差がゼロになる、すなわちボビンホルダ2とコンタクトローラ11とが平行になるように、ウェイト41を移動させる(変形例2)。これによると、ボビンホルダ2の撓み量を直接検出するため、ボビンホルダ2の撓み量に合わせてコンタクトローラ11を精度よく傾動させることができる。また、あらかじめ、ボビンホルダ2の撓み量や、ボビンBに巻き取られた糸Yの巻取量に応じたウェイト41の位置を記憶する必要がない。そのため、作業者による糸巻取機1の組み立て時のボビンホルダ2に対するコンタクトローラ11の傾きの微調整が不要となる。
さらに、本実施形態では、コンタクトローラ11を支持する支持部材12を昇降自在に支持するガイド軸13をフレーム6に対して傾動させることによって、支持部材12及びコンタクトローラ11を傾動させたが、ガイド軸13や支持部材12は傾動させずに、コンタクトローラ11を直接傾動させてもよい。また、傾動機構40は、支持部材12の上部に限らず、ウェイト41の前後方向の位置を変更させることが可能であれば、例えば下部などいかなる部分に設けられてもよい。
また、本実施形態では、ボビンBに巻き取られた糸Yの量を、ボビンホルダ2の回転数をエンコーダで測定することで算出していたが、例えば、ボビンホルダ2の回転時間をカウンタで測定して、この回転時間からボビンBに巻き取られた糸Yの量を算出してもよい。
さらに、本実施形態では、直動軸受21a、21bと、直動軸受21a、21bに挿通されたガイド軸13との間に、オーリング23が介在して、ガイド軸13は、フレーム6に固定された直動軸受21a、21bに柔軟支持されていたが、直動軸受21a、21bとガイド軸13との間に、圧縮ばねや引っ張りばねが挟まれて、ガイド軸13は、フレーム6に固定された直動軸受21a、21bに柔軟支持されていてもよい。
また、本実施形態では、糸Yへの巻き取りを開始する前の、コンタクトローラ11が水平となっている初期位置において、ウェイト41が支持部材12の前後方向の略中央に位置するように調整していたが、この初期位置は、巻き取りが開始されて、ボビンホルダ2が撓んだときに、ウェイト41を移動させることで、その同じ方向にコンタクトローラ11を傾動させることが可能な位置であればよく、例えば、ウェイト41は初期位置において支持部材12の後端に位置していてもよい。
さらに、本実施形態では、糸Yへの巻き取りを開始する前の、初期位置において、コンタクトローラ11を水平な姿勢に調整していたが、ボビンBが満管になった、巻き終わりにおいて、水平な姿勢になるように、初期位置においては、前方が若干上方に傾動した姿勢に調整していてもよい。
また、本実施形態では、ボビンBに巻き取られる糸Yの巻取量に合わせて、ウェイト41を連続的に移動させていたが、離散的に移動させてもよい。
さらに、本実施形態では、コンタクトローラ11が、上下方向に昇降可能な支持部材12に支持された直動式の構成を例に挙げて説明したが、コンタクトローラ11が、支点を軸として揺動可能な支持部材に支持された、いわゆるスイングアーム式の構成にも本発明を適用することができる。この場合、支持部材の支点が柔軟支持されていれば、支持部材12及びコンタクトローラ11を傾動させることは可能である。
1 糸巻取機
2 ボビンホルダ
10 機台
11 コンタクトローラ
40 傾動機構
41 ウェイト
42 シリンダ
43 シリンダロッド
B ボビン
Y 糸

Claims (6)

  1. 機台本体に回転自在に片持ち支持され、糸を巻き取るためのボビンが装着されたボビンホルダと、
    前記ボビンホルダに装着された前記ボビンに当接し、且つ、前記ボビンホルダと平行な状態に対して上下方向に傾動可能なコンタクトローラと、
    前記コンタクトローラを傾動させる傾動機構と、を備えており、
    前記傾動機構は、
    前記コンタクトローラに設けられ、前記コンタクトローラの軸方向に移動可能なウェイトと、
    前記ウェイトを前記軸方向に移動させるウェイト移動手段と、を有していることを特徴とする糸巻取機。
  2. 前記傾動機構は、前記ボビンに巻き取られる糸の量が増加すると、前記ウェイト移動手段により前記ウェイトを前記ボビンホルダの先端側に移動させて、前記コンタクトローラを傾動させることを特徴とする請求項1に記載の糸巻取機。
  3. 前記傾動機構は、前記ボビンに巻き取られる糸の量の増加に合わせて、前記ウェイト移動手段により前記ウェイトを前記ボビンホルダの先端側に連続的に移動させることを特徴とする請求項2に記載の糸巻取機。
  4. 前記ボビンに巻き取られた糸の量を検出する巻取量検出手段と、
    前記傾動機構の前記ウェイト移動手段を制御する制御手段と、をさらに備えており、
    前記制御手段は、前記ボビンに巻き取られる糸の量に応じた前記コンタクトローラの前記軸方向に関する前記ウェイトの位置を記憶する記憶手段を有しており、
    前記制御手段は、前記巻取量検出手段によって検出された、前記ボビンに巻き取られた糸の量に応じた前記ウェイトの位置を前記記憶手段から参照して、その参照した位置に前記ウェイトを移動させるように、前記ウェイト移動手段を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の糸巻取機。
  5. 前記ボビンホルダの下方への撓み量を検出する撓み量検出手段と、
    前記傾動機構の前記ウェイト移動手段を制御する制御手段と、をさらに備えており、
    前記制御手段は、前記撓み量検出手段により検出された、前記ボビンホルダの撓み量に応じて前記ウェイトを移動させるように、前記ウェイト移動手段を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の糸巻取機。
  6. 前記コンタクトローラを回転自在に支持する支持部材と、
    前記支持部材を前記機台本体に対して昇降可能に案内し、且つ、前記機台本体に弾性体を挟んで前記上下方向に対して傾動可能に支持されたガイド軸と、をさらに備えており、
    前記傾動機構は、前記ウェイト移動手段により、前記ウェイトを移動させることで、前記支持部材とともに前記ガイド軸を前記機台本体に対して傾動させて、前記コンタクトローラを傾動させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の糸巻取機。
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