JP2012123252A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】観察者が所望する位置から球面形状のスクリーンに表示された画像を観察可能にする。
【解決手段】画像表示装置は、半球状に形成された表示部材12と、表示部材の外部から観察可能となるように投射画像を表示部材に投射する投射手段13と、表示部材の外周の観察者を検出する検出手段192と、検出手段による前記観察者の検出結果に基づいて、投射手段により投射される投射画像の態様を制御する投射制御手段111、192とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】画像表示装置は、半球状に形成された表示部材12と、表示部材の外部から観察可能となるように投射画像を表示部材に投射する投射手段13と、表示部材の外周の観察者を検出する検出手段192と、検出手段による前記観察者の検出結果に基づいて、投射手段により投射される投射画像の態様を制御する投射制御手段111、192とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像表示装置に関する。
従来から、球面形状のスクリーンを有する画像表示装置が知られている(たとえば特許文献1)。
しかしながら、スクリーン上の固定点を基準として画像が全周囲表示されるので、固定点を基準として表示される画像の表示形態に合わせて観察者が最適な観察位置に移動する必要があり、観察者の観察位置選択の自由度が低下するという問題がある。
請求項1に記載の発明による画像表示装置は、半球状に形成された中空の表示部材と、表示部材の外部から観察可能となるように投射画像を表示部材に投射する投射手段と、表示部材の外部の観察者を検出する検出手段と、検出手段による観察者の検出結果に基づいて、投射手段により投射される投射画像の態様を制御する投射制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、観察者の検出結果に基づいて、投射手段が表示部材に向けて投射する画像の態様を制御することができる。
図面を参照して、一実施の形態による画像表示装置について説明する。本実施の形態の画像表示装置は、外部から画像表示装置を観察する観察者の位置や人数に応じて、360度の画像表示が可能なスクリーン上で画像を表示する位置や表示態様を変更可能に構成されている。
図1は実施の形態による画像表示装置1の外観斜視図、図2は画像表示装置1の図1におけるA−A線断面図、図3は画像表示装置1の要部構成を示すブロック図である。図1において一点鎖線で示す矢印Sは、後述する観察者の検出処理や画像の表示処理の際に基準となる方位(基準方位)を示す。図1、図2に示すように、画像表示装置1は、ベース部材11と、スクリーン12と、画像投影部13と、画像撮影部14と 制御装置15とを備える。画像投影部13と制御装置15とはベース部材11の内部に設けられる。制御装置15は、図3に示すように、制御回路111と、画像メモリ112と、外部インタフェース113と、カードインタフェース114とを備えている。
図1は実施の形態による画像表示装置1の外観斜視図、図2は画像表示装置1の図1におけるA−A線断面図、図3は画像表示装置1の要部構成を示すブロック図である。図1において一点鎖線で示す矢印Sは、後述する観察者の検出処理や画像の表示処理の際に基準となる方位(基準方位)を示す。図1、図2に示すように、画像表示装置1は、ベース部材11と、スクリーン12と、画像投影部13と、画像撮影部14と 制御装置15とを備える。画像投影部13と制御装置15とはベース部材11の内部に設けられる。制御装置15は、図3に示すように、制御回路111と、画像メモリ112と、外部インタフェース113と、カードインタフェース114とを備えている。
スクリーン12は、たとえばアクリルやガラスや樹脂等の半透過型の材料によって半球面体で中空のドーム型形状に形成され、ベース部材11上の面11aを覆うように配置される。スクリーン12の外周面には後述するタッチパネル121(図3)が設けられ、観察者がスクリーン12上のタッチパネル121を押圧することにより所望する操作が可能となるように構成されている。なお、タッチパネル121とベース部材11の内部に設けられた制御装置15とを結ぶケーブルは、スクリーン12とベース部材11の面11aとの接合面からベース部材11の内部に引き回される。その結果、後述する画像投影部13による画像の投影の妨げとなることを防いでいる。
画像投影部13は、ベース部材11の内部であって、スクリーン12の半球面体の中心軸上付近に配置される。画像投影部13は、スクリーン12の内側の全周面に向けて画像を投影するプロジェクタである。スクリーン12は上述した用に半透過型の材料により形成されるので、画像投影部13からスクリーン12の内側の周面に投影された画像は、画像表示装置1の外部から観察者によって観察可能にスクリーン12上に表示される。なお、画像投影部13の詳細については説明を後述する。
画像撮影部14は、画像表示装置1の外部を全方位(水平方向に360度)撮影可能な光学系、たとえばPAL(Panoramic Annual Lens)を備える小型カメラであり、スクリーン12の半球面体の頂部に設けられる。画像撮影部14は上述したPALを備えることにより、画像投影部13からスクリーン12へ画像を投影する際に画像投影をほぼ妨げることが無い程に小型に構成されている。画像撮影部14への電力供給および画像撮影部14からの画像信号の送信を行うためのケーブル140(図2)として、画像投影部13によるスクリーン12への画像投影の妨げにならない程度に細いケーブルを用いる。なお、ケーブル140を用いて画像信号を制御装置15へ送信するものに代えて、無線通信により画像信号を制御装置15へ送信してもよい。
以下、画像撮影部14について詳細に説明する。図2に示すように、画像撮影部14は、PALレンズ141と、撮影レンズ142と、撮像素子143とを備える。なお、図2においては、説明の都合上、画像撮影部14を実際よりも大きく描いている。PALレンズ141は、たる型の透明体からなり、一点鎖線で示す軸線Zのまわりに凸形状に形成された外周面141aと、上端面141bと下端面141cとを有している。上端面141bは凹状の湾曲面で、透明体内を通過してこの到達する光に対しては凸形状の反射面として作用する。下端面141cは軸線Zと垂直な平面で、透明体内を通過してこの面に到達する光に対してレンズ面(屈折面)として作用する。
外周面141aは軸線Zと垂直な平面によって、上方外周面141a1と下方外周周面141a2とに分割され、下方外周面141a2は光が入射しないように円筒状のケースで覆われている。上方外周面141a1は周囲の3次元像が入射する面でレンズ面(屈折面)として作用し、下方外周面141a2は上方外周面141a1から入射し透明体内を通過してこの面に到達する光に対して凹面状の反射面として作用する。
上述した構造を有するPALレンズ141の周囲の360度の円筒空間Pの3次元像は、上方外周面141a1のなす空間角の幅で取り込まれる。上方外周面141a1を通ってPALレンズ141内に入射した光は、まず、対向する下方外周面141a2で反射して、次に上端面141bで反射して、下端面141cより射出される。このとき、下端面141cから射出された光束はPALレンズ141内に虚像を結ぶ。
撮影レンズ142は、たとえばリレーレンズにより構成され、後述するようにPALレンズ141により虚像を結んだ画像表示装置1の周囲の360度方向からの光束を正立像として撮像素子143に結像させる。撮像素子143は、たとえばCCDやCMOS等により構成され、PALレンズ141および撮影レンズ142を介して撮像面に結像した像を撮像して、画像信号を後述する制御装置15に出力する。撮像素子143からの画像信号は、上述したケーブル140により制御装置15へ出力される。
次に、図3のブロック図を参照して、画像表示装置1の制御系について説明する。上述したように、制御装置15は、制御回路111と、画像メモリ112と、外部インタフェース113と、カードインタフェース114と有している。制御回路111は、図示しないCPU、ROM、RAMなどを有し、制御プログラムに基づいて、画像処理装置1の各構成要素を制御したり、各種のデータ処理を実行する演算回路である。制御プログラムは、制御回路111内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。制御回路111は、画像撮影部14および画像投影部13の駆動を制御する。
制御回路111は、画像処理部191と、検出部192とを機能的に備える。画像処理部191は、画像撮影部14から入力した画像信号に対して種々の画像処理を施して画像データを生成する。また、画像処理部191は、画像メモリ112に記録されている画像データに基づいて、画像投影部13によりスクリーン12に画像を投影するための投影画像データを生成する。検出部192は、画像処理部191により生成された画像データを用いて、公知の顔検出処理等により、画像表示装置1の外部周辺の人物(観察者)の人数や位置等を検出する。なお、画像処理部191および検出部192の詳細については、説明を後述する。
外部インタフェース113は、たとえば画像表示装置1に電子カメラやパーソナルコンピュータなどの外部機器を接続するUSBインタフェースである。画像表示装置1は、外部インタフェース113を介して外部機器から画像ファイルなどを入力する。カードインタフェース114は、メモリカード200が着脱可能なインタフェースである。カードインタフェース114は、制御回路111の制御に基づいて、画像ファイルをメモリカード200に書き込んだり、メモリカード200に記録されている画像ファイルを読み出すインタフェース回路である。メモリカード200はコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードなどの半導体メモリカードである。なお、上述した画像ファイルは、電子カメラにより撮影された画像に対応する画像データ、画像データに対応するサムネイルデータ等が記録されたデータ部と、画像の撮影が行われた日時等を示す情報(撮影日時情報)や撮影条件を示す情報、画像データの天地(上下)を示す情報等が記録された付加情報部とを有する。
画像メモリ112は、たとえばハードディスク等の不揮発性メモリである。画像メモリ112には、外部インタフェース113やカードインタフェース114を介して外部機器やメモリカード200から入力した画像ファイルなどが記録されている。
タッチパネル121は、ユーザがスクリーン12の表面を指で押圧することによって、画像表示装置1を操作するための操作信号を出力する。タッチパネル121は、画像投影部13による画像の投影範囲上に格子状に区切られた微細な入力領域を有しており、ユーザがこのタッチパネル121上を指やタッチペンで押圧(タッチ操作、なぞり操作)すると押圧位置にある入力領域がオンされる。タッチパネル121は、オンされた入力領域のタッチパネル121上における位置を特定する情報、例えば座標値をタッチパネル121の操作信号として制御回路111へ出力する。本実施の形態においては、タッチパネル121は、ユーザによる後述する投影画像の切換えを指示する操作を受け付けて、操作信号を制御回路111へ出力する。
画像投影部13は、投影レンズ131と、表示素子132と、LED光源133と、投影制御部134とを含む。投影制御部134は、制御回路111から出力される制御信号に応じて、画像投影部13内の各部の駆動を制御する。LED光源133は、制御回路111からの制御信号に応じて投影制御部134により供給される電流に応じた明るさで、表示素子132を照明する。
表示素子132は、たとえば液晶パネル等により構成される。投影制御部134は、制御回路111の画像処理部191により生成された投影画像データに応じて表示素子132を駆動するための駆動信号を生成し、生成した駆動信号で表示素子132を駆動する。具体的には、表示素子132の液晶層に対して画像信号に応じた電圧が画素ごとに印加される。電圧が印加された液晶層は液晶分子の配列が変わり、当該液晶層の光の透過率が変化する。このように、画像信号に応じてLED光源133からの光を変調することにより、表示素子132が光像を生成する。投影レンズ131は、たとえば投影角がほぼ180度の魚眼レンズであり、上述のようにして表示素子132で生成された光像をスクリーン21の内壁面の全領域へ向けて投射する。
以下、画像表示装置1における動作について説明する。画像表示装置1は、まず画像表示装置1の周囲に存在する観察者の位置、人数を検出する(観察者検出処理)。そして、画像表示装置1は、スクリーン12に画像メモリ112に記録された複数の画像ファイル内のサムネイルデータに対応する複数のサムネイル画像を、スクリーン12の外周に沿って表示する(サムネイル画像表示処理)。観察者がスクリーン12に表示されたサムネイル画像をタッチ操作すると、画像表示装置1はタッチ操作されたサムネイル画像に対応する画像データの画像をスクリーン12に表示させる(画像表示処理)。このとき、画像表示装置1は、検出した観察者の位置、人数に基づいて画像を表示する位置、態様を異ならせる。また、画像表示装置1は、スクリーン12に画像の表示に関する各種の操作を行うための操作インタフェースを画像に重畳して表示させる。以下、詳細に説明する。
観察者により、画像表示装置1のベース部材11に設けられた不図示の電源オン/オフボタンによって電源オン操作がされると、制御回路111は画像撮影部14に指令して撮像素子143により画像表示装置1の外部周辺を撮像させる。なお、制御回路111は、画像表示装置1が動作している間は、所定周期(たとえば1分)ごとに画像撮影部14に指令して、画像表示装置1の外部周辺を撮像させる。
−観察者検出処理−
撮像素子143は画像表示装置1の周辺を撮像して画像信号を制御回路111へ出力する。制御回路111の画像処理部191は、入力したアナログの画像信号をデジタル画像信号に変換した後、種々の画像処理を施して画像データを生成する。上述したように、画像撮影部14は、PALレンズ141を用いて画像表示装置1の外部周辺を360度にわたって撮影する。このため、画像処理部191により生成された画像データに対応する画像は、図4(a)に示すように円環(リング)状に画像表示装置1の周囲を写し出す。なお、図4(a)に示す矢印Sは、図1で示した基準方位Sと同一方位を示す。また、図4(a)では、基準方位Sを基点として、画像の中心に対して反時計回りにx軸、基準方位Sに沿って画像の中心に向かってy軸を設定している。
撮像素子143は画像表示装置1の周辺を撮像して画像信号を制御回路111へ出力する。制御回路111の画像処理部191は、入力したアナログの画像信号をデジタル画像信号に変換した後、種々の画像処理を施して画像データを生成する。上述したように、画像撮影部14は、PALレンズ141を用いて画像表示装置1の外部周辺を360度にわたって撮影する。このため、画像処理部191により生成された画像データに対応する画像は、図4(a)に示すように円環(リング)状に画像表示装置1の周囲を写し出す。なお、図4(a)に示す矢印Sは、図1で示した基準方位Sと同一方位を示す。また、図4(a)では、基準方位Sを基点として、画像の中心に対して反時計回りにx軸、基準方位Sに沿って画像の中心に向かってy軸を設定している。
画像処理部191は、円環上の画像に対応する画像データを変形して矩形状の画像に対応する画像データ(変形画像データ)を生成する。図4(b)は、変形画像データに対応する変形画像を示す。変形画像データに対応する変形画像は、図4(a)の画像を基準方位Sの位置で分断し、図4(a)では円状で示されるx軸を直線状のX軸に変換したものである。この場合、画像処理部191は、画像データの座標(x,y)のデータを対応する座標(X,Y)で示される位置に移動することにより変形画像データを生成する。なお、座標(x,y)と座標(X,Y)との対応関係は、予め決定されており所定の記憶領域に格納されているものとする。上記の処理の結果、図4(a)の画像では画像表示装置1の周囲は歪んで撮影されるが、図4(b)の変形画像では歪みが修正された画像となる。
検出部192は、上述のようにして生成された変形画像データに対して、電子カメラ等で用いられる公知の顔検出処理を適用して画像表示装置1の外部周辺の人物(観察者)の人数や位置等を検出する。なお、検出部192は、変形画像データに代えて変形処理が施されていない画像データを用いて顔検出処理を行ってもよい。この場合は、画像処理部191は変形画像データの生成を行わないので処理負荷が低減できる。なお、上述した変形処理および顔検出処理、すなわち観察者検出処理は、所定周期ごとに撮像素子143により画像表示装置1の周辺の撮像が行われ画像信号が制御回路111に入力されるごとに行われる。
−サムネイル画像表示処理−
制御回路111は、画像メモリ112に記録された画像ファイル内のサムネイル画像データを読出し、画像処理部191はサムネイル画像をスクリーン12に表示するためのデータ、すなわち画像投影部13に投影させるためのサムネイル投影画像データを生成する。図5にサムネイル投影画像データおよびサムネイル画像の表示の一例を示す。なお、図5において一点鎖線の矢印Sは、図1および図4で示した基準方位であることを示す。
制御回路111は、画像メモリ112に記録された画像ファイル内のサムネイル画像データを読出し、画像処理部191はサムネイル画像をスクリーン12に表示するためのデータ、すなわち画像投影部13に投影させるためのサムネイル投影画像データを生成する。図5にサムネイル投影画像データおよびサムネイル画像の表示の一例を示す。なお、図5において一点鎖線の矢印Sは、図1および図4で示した基準方位であることを示す。
図5(a)に示すように、画像処理部191は、基準方位Sを基点として、複数のサムネイル画像データがサムネイル投影画像データの中心に対して、たとえば反時計回りに円を描くように配列する。このとき、画像処理部191は、画像ファイルの付加情報部に記録された天地情報を参照して、各サムネイル画像データの「天(上部)」がサムネイル投影画像データの中心を向くように複数のサムネイル画像データを配列する。なお、画像処理部191は、たとえば撮影日時の新しい画像に対応するサムネイル画像データから、順次、基準方位Sを基点として配列する。この場合は、画像処理部191は、画像ファイルの付加情報部に記録されて撮影日時情報を参照する。図5(a)においては、撮影日時が新しい順にサムネイル画像データPsd1〜Psd6が反時計回りで配列された場合を示している。なお、サムネイル画像データは撮影日時が古い順に配列されるものであってもよい。
画像処理部191は、生成したサムネイル投影画像データを画像投影部13の投影制御部134へ出力する。投影制御部134は、入力したサムネイル投影画像データに応じて表示素子132を駆動するための駆動信号を生成し、生成した駆動信号で表示素子132を駆動する。そして、画像投影部13は、上述したようにして、サムネイル投影画像データに対応する光像をスクリーン12に向けて投射する。その結果、図5(b)に示すように、複数のサムネイル画像が、スクリーン12の外周に沿って表示される。図5(b)において示すサムネイル画像Ps1〜Ps4は、図5(a)のサムネイル画像データPsd1〜Psd4にそれぞれ対応するものである。したがって、図5(b)においても、サムネイル画像Ps1〜Ps4が撮影日時の新しい順に反時計回りで配列されている。なお、図5(b)においては、ベース部材11と画像撮影部14を省略して示している。
−画像表示処理−
以下、顔検出処理により検出された人物、すなわち観察者の数が、(1)1人の場合、(2)複数の場合に分けて説明する。
(1)観察者が1人の場合
図6は、観察者が1人の場合に画像撮影部14により撮影される画像およびその変形画像の一例を示す。図6(a)に示すように点g1(x_g1,y_g1)に観察者が存在する場合、図6(b)に示す変形画像上においては、点g1に対応する点G1(X_G1,Y_G1)に観察者が存在することになる。すなわち、検出部192は、変形画像データ上の座標G1(X_G1,Y_G1)に観察者を検出する。この観察者が、図5(b)に示すように表示された複数のサムネイル画像のうち、サムネイル画像Ps2をタッチ操作したものとして以下の説明を行う。
以下、顔検出処理により検出された人物、すなわち観察者の数が、(1)1人の場合、(2)複数の場合に分けて説明する。
(1)観察者が1人の場合
図6は、観察者が1人の場合に画像撮影部14により撮影される画像およびその変形画像の一例を示す。図6(a)に示すように点g1(x_g1,y_g1)に観察者が存在する場合、図6(b)に示す変形画像上においては、点g1に対応する点G1(X_G1,Y_G1)に観察者が存在することになる。すなわち、検出部192は、変形画像データ上の座標G1(X_G1,Y_G1)に観察者を検出する。この観察者が、図5(b)に示すように表示された複数のサムネイル画像のうち、サムネイル画像Ps2をタッチ操作したものとして以下の説明を行う。
タッチパネル12から操作信号を入力すると、制御回路111は操作信号が示すタッチパネル12上の座標値をサムネイル投影画像データ上における座標値に変換する。なお、タッチパネル12上の座標値とサムネイル投影画像データおよび後述する投影画像データ上の座標値との対応関係を示すデータは、予め所定の記憶領域に格納され、制御回路111はこの対応関係を示すデータを用いて座標値の変換を行う。そして、制御回路111は、変換した座標位置に配列されたサムネイル画像データPsd2に対応する画像データPd2を読み出す。画像データPd2が読み出されると、画像処理部191は、画像データPd2の中心座標(X’_c,Y’_c)と、変形画像データ上で観察者が検出された座標G1(X_G1,Y_G1)とが一致するように投影画像データを生成する。
まず、画像処理部191は、変形画像データ上の座標G1(X_G1,Y_G1)を投影画像データ上の対応する座標(X”_G1,Y”_G1)に変換する。なお、変形画像データ上の座標値と投影画像データ上の座標値との対応関係を示すデータは、予め所定の記憶領域に格納され、画像処理部191はこの対応関係を示すデータを用いて座標の変換を行う。
次に、画像処理部191は、画像データPd2の各座標(X’,Y’)を投影画像データ上の座標(X”,Y”)に変換する。なお、画像データ上の座標値と投影画像データ上の座標値との対応関係を示すデータは、予め所定の記憶領域に格納され、画像処理部191はこの対応関係を示すデータを用いて座標の変換を行う。そして、画像処理部191は、画像データPd2の中心座標(X’_c,Y’_c)が変換された投影画像データ上の座標(X”_c,Y”_c)のデータを座標(X”_G1,Y”_G1)、すなわち観察者が検出された位置に移動する。さらに、画像処理部191は、画像データPd2の変換後の中心座標(X”_c,Y”_c)とデータを投影画像データ上の座標(X”_G1,Y”_G1)との差分Δ1を算出する。画像処理部191は、画像データPd2の変換後の各座標におけるデータを算出された差分Δ1だけ移動させることにより投影画像データを生成する。
投影画像データが生成されると、画像処理部191は、サムネイル画像を表示する場合と同様に、投影画像データを画像投影部13の投影制御部134へ出力する。投影制御部134は、入力した投影画像データに応じて表示素子132を駆動するための駆動信号を生成し、生成した駆動信号で表示素子132を駆動する。そして、画像投影部13は、投影画像データに対応する光像をスクリーン12に向けて投射する。その結果、図7(a)に示すように、画像データPd2に対応する画像の中心(表示中心DC)と、スクリーン12上の観察者と対向する位置とがほぼ一致するように画像が表示される。なお、図7(a)に示す二点鎖線の矢印Lは観察者の視線を示し、図7(a)は視線Lの先端と表示中心DCとがほぼ一致していることを示す。換言すると、観察者の視線Lの先端が表示される画像の中心となるようにスクリーン12上に画像が表示されることになる。また、図7(a)においては、ベース部材11と画像撮影部14を省略して示している。
図7(a)に示すようにスクリーン12に画像が表示されているときに、観察者によりスクリーン12上のタッチパネル121がタッチ操作されると、図7(b)に示すように画像表示装置1はスクリーン12に表示中の画像に重畳して操作インタフェース122を表示する。操作インタフェース122は、たとえば図7(b)に示すように、スクリーン12の外周に沿って一周する円環(リング)状となるように表示される。さらに、画像表示装置1は、スクリーン12に表示中の画像(図7(a)では画像データPd2に対応する画像)の撮影日および撮影時刻をファイル情報123として操作インタフェース122の近傍に表示する。以下、詳細に説明する。
観察者のスクリーン12のタッチ操作に応じてタッチパネル121から操作信号が出力されると、制御回路111は操作信号が示すタッチパネル12上の操作座標値を、対応関係を示すデータを用いて、投影画像データ上における座標値に変換する。そして、画像処理部191は、変換後の操作座標値を通過し、表示中の画像に対応する投影画像データの中心座標を軸とした円形の操作インタフェース用データを作成する。さらに、画像処理部191は、画像データPd2の画像ファイルから撮影日時情報を読出し、ファイル情報用データを作成する。
画像処理部191は、作成した操作インタフェース用データとファイル情報用データとを、表示中の画像に対応する投影画像データに重畳させて新たな投影画像データを生成する。なお、画像処理部191は、ファイル情報用データを操作インタフェース用データの近傍であって、かつ、観察者の位置が検出された位置に対応する座標(X”_G1,Y”_G1)の近傍となる投影画像データ上の位置に配置する。新たな投影画像データが生成されると、制御回路111は、上述した場合と同様にして画像投影部13により新たな投影画像データに対応する光像をスクリーン12に向けて投射させる。
上述したようにして表示された操作インタフェース122による操作内容について説明する。操作インタフェース122は、観察者が表示中の画像をコマ送り、またはコマ戻しする場合に操作される。図7(b)に示す状態から操作インタフェース122を半球面体のスクリーン12の上部、すなわち頂部に向けて観察者がこすり操作(タッチパネル121を押圧したまま移動させる操作)を行うと、画像の撮影日に応じたコマ戻し操作となる。この場合、図7(c)に示すように、こすり操作に応じて円形の操作インタフェース122がスクリーン12の頂部に向かって移動する。さらに、スクリーン12には、ファイル情報123で示される内容が、現在表示中の画像の撮影日よりも新しい撮影日に更新されて表示される。こすり操作による操作量が大きい程、ファイル情報123が示す内容はより新しい撮影日となるように撮影日が更新されて表示される。そして、ファイル情報123によって示される撮影日が所望する撮影日となったときに観察者がタッチパネル121をタッチ操作すると、当該撮影日に撮影された画像がスクリーン12に表示される。
操作インタフェース122を半球面体のスクリーン12の下部、すなわち底辺に向けて観察者がこすり操作を行うと、画像の撮影日に応じたコマ送りし操作となる。この場合、こすり操作に応じて円形の操作インタフェース122がスクリーン12の底辺に向かって移動し、ファイル情報123で示される内容が、現在表示中の画像の撮影日よりも古い撮影日に更新されて表示される。そして、ファイル情報123によって示される撮影日が所望する撮影日となったときに観察者がタッチパネル121をタッチ操作すると、当該撮影日に撮影された画像がスクリーン12に表示される。
図7(b)に示す状態から操作インタフェース122を半球面体のスクリーン12の上で、横方向、すなわちスクリーン12の底辺にほぼ平行な方向に時計回りに観察者がこすり操作を行うと、画像の撮影時刻に応じたコマ戻し操作となる。この場合、こすり操作が行われても円形の操作インタフェース122のスクリーン12での位置は変更がないまま、ファイル情報123で示される内容が、現在表示中の画像の撮影時刻よりも新しい撮影時刻に更新されて表示される。そして、ファイル情報123によって示される撮影時刻が所望する撮影時刻となったときに観察者がタッチパネル121をタッチ操作すると、当該撮影時刻に撮影された画像がスクリーン12に表示される。
図7(b)に示す状態から操作インタフェース122を半球面体のスクリーン12の上で、横方向、すなわちスクリーン12の底辺にほぼ平行な方向に反時計回りに観察者がこすり操作を行うと、画像の撮影時刻に応じたコマ送り操作となる。この場合、こすり操作が行われても円形の操作インタフェース122のスクリーン12での位置は変更がないまま、ファイル情報123で示される内容が、現在表示中の画像の撮影時刻よりも古い撮影時刻に更新されて表示される。そして、ファイル情報123によって示される撮影時刻が所望する撮影時刻となったときに観察者がタッチパネル121をタッチ操作すると、当該撮影時刻に撮影された画像がスクリーン12に表示される。
上述したようにして操作インタフェース122が観察者によって操作された場合の、制御回路111における処理について説明する。
タッチパネル121から操作信号が出力されると、制御回路111は操作信号が示すタッチパネル12上の操作座標値を、対応関係を示すデータを用いて、投影画像データ上における座標値に変換する。そして、画像処理部191は、変換後の操作座標値を通過し、表示中の画像に対応する投影画像データの中心座標を軸とした円形の操作インタフェース用データを作成する。
タッチパネル121から操作信号が出力されると、制御回路111は操作信号が示すタッチパネル12上の操作座標値を、対応関係を示すデータを用いて、投影画像データ上における座標値に変換する。そして、画像処理部191は、変換後の操作座標値を通過し、表示中の画像に対応する投影画像データの中心座標を軸とした円形の操作インタフェース用データを作成する。
制御回路111は、画像メモリ112内の画像ファイルに記録された撮影日時情報を参照して、表示中の画像の撮影日よりも新しい撮影日に対応する撮影日時情報を読み出す。そして、画像処理部191は、読み出された新たな撮影日時情報に含まれる撮影日または撮影時刻の情報に基づいて新たなファイル情報用データを作成し、現在表示中の画像(図7(b))に対応する投影画像データに含まれるファイル情報用データを、新たな情報用データに置き換えて新たな投影画像データを生成する。新たな投影画像データが生成されると、制御回路111は、上述した場合と同様にして画像投影部13により新たな投影画像データに対応する光像をスクリーン12に向けて投射させる。その結果、図7(c)に示すように操作インタフェース122とファイル情報123とがスクリーン12に表示される。
(2)観察者が複数の場合
複数の観察者が存在する場合の説明として、上述した観察者検出処理により観察者の人数が2人であることが検出された場合を例として説明する。この場合、画像表示装置1は、検出された2人の観察者の位置に応じて画像表示の形態を異ならせる。図8(a)に示すように2人の観察者が隣り合うようにしてスクリーン12を観察している場合には、画像表示装置1は隣接し合う2人の観察者が共に同一の画像を観察可能となるように、スクリーン12上に画像を表示する。図9(a)に示すように2人の観察者が離れて(対向して)スクリーン12を観察している場合には、画像表示装置1は2人の観察者のそれぞれが画像を観察可能となるように、スクリーン12上に画像を表示する。以下、観察者が隣接する場合と、観察者が離れている場合とに分けて説明する。なお、図8(a)、図9(a)においては、ベース部材11と画像撮影部14を省略して示している。
複数の観察者が存在する場合の説明として、上述した観察者検出処理により観察者の人数が2人であることが検出された場合を例として説明する。この場合、画像表示装置1は、検出された2人の観察者の位置に応じて画像表示の形態を異ならせる。図8(a)に示すように2人の観察者が隣り合うようにしてスクリーン12を観察している場合には、画像表示装置1は隣接し合う2人の観察者が共に同一の画像を観察可能となるように、スクリーン12上に画像を表示する。図9(a)に示すように2人の観察者が離れて(対向して)スクリーン12を観察している場合には、画像表示装置1は2人の観察者のそれぞれが画像を観察可能となるように、スクリーン12上に画像を表示する。以下、観察者が隣接する場合と、観察者が離れている場合とに分けて説明する。なお、図8(a)、図9(a)においては、ベース部材11と画像撮影部14を省略して示している。
−観察者が隣接する場合−
図8(b)および図8(c)は、図8(a)に示すように2人の観察者が存在している場合に画像撮影部14により撮影される画像およびその変形画像を示す。図8(b)に示すように点g1(x_g1,y_g1)、点g2(x_g2,y_g2)に観察者が存在する場合、図8(b)に示す変形画像上においては、点g1に対応する点G1(X_G1,Y_G1)および点g2に対応する点G2(X_G2,Y_G2)に観察者が存在することになる。すなわち、検出部192は、変形画像データ上の座標G1(X_G1,Y_G1)および座標G2(X_G2,Y_G2)に観察者を検出する。
図8(b)および図8(c)は、図8(a)に示すように2人の観察者が存在している場合に画像撮影部14により撮影される画像およびその変形画像を示す。図8(b)に示すように点g1(x_g1,y_g1)、点g2(x_g2,y_g2)に観察者が存在する場合、図8(b)に示す変形画像上においては、点g1に対応する点G1(X_G1,Y_G1)および点g2に対応する点G2(X_G2,Y_G2)に観察者が存在することになる。すなわち、検出部192は、変形画像データ上の座標G1(X_G1,Y_G1)および座標G2(X_G2,Y_G2)に観察者を検出する。
検出部192は、座標G1およびG2に観察者を検出すると、座標G1(X_G1,Y_G1)と座標G2(X_G2,Y_G2)との差分Δ2値を算出する。そして、検出部192は、算出した差分値Δ2が所定の閾値th未満の場合に、検出した2人の観察者が隣接していると判定する。なお、閾値thはスクリーン12の半球体の中心を基準として、2人の観察者がなす角度に対応した値であり、2人の観察者のなす角度が60度〜120度の範囲、たとえば90度に対応する値である。
検出部192は、2人の観察者が隣接していると判定した場合、それぞれの観察者の位置に対応する座標G1(X_G1,Y_G1)および座標G2(X_G2,Y_G2)の中点の座標Gc(X_Gc,Y_Gc)を算出する。検出部192により座標Gc(X_Gc,Y_Gc)が算出されると、画像処理部191はスクリーン12上で2人の観察者の中点に対応する位置を中心として画像を表示するための処理を行う。
画像処理部191は、変形画像データ上の座標Gc(X_Gc,Y_Gc)を投影画像データ上の対応する座標(X”_Gc,Y”_Gc)に変換する。なお、画像処理部191は、上述したように、予め記憶されている変形画像データ上の座標値と投影画像データ上の座標値との対応関係を示すデータを用いて座標の変換を行う。そして、画像処理部191は、画像データの各座標(X’,Y’)を投影画像データ上の座標(X”,Y”)に変換し、画像データの中心の変換後の座標(X”_c,Y”_c)のデータを座標(X”_Gc,Y”_Gc)、すなわち2人の観察者の中点の位置に移動する。以後、画像処理部191は、上述した1人の観察者が検出された場合の処理と同様の処理を行って投影画像データを生成し、制御回路111はこの生成された投影画像データを画像投影部13により投影させる。その結果、図8(a)に示すようにスクリーン12上に画像が表示される。
−観察者が離れている場合−
図9(b)および図9(c)は、図9(a)に示すように2人の観察者が存在している場合に画像撮影部14により撮影される画像およびその変形画像を示す。図9(b)に示すように点g3(x_g3,y_g3)、点g4(x_g4,y_g4)に観察者が存在する場合、図9(b)に示す変形画像上においては、点g3に対応する点G3(X_G3,Y_G3)および点g4に対応する点G4(X_G4,Y_G4)に観察者が存在することになる。すなわち、検出部192は、変形画像データ上の座標G3(X_G3,Y_G3)および座標G4(X_G4,Y_G4)に観察者を検出する。なお、以下の説明では、座標G3に対応する位置の観察者を符号M1、座標G4に対応する位置の観察者を符号M2で表す。
図9(b)および図9(c)は、図9(a)に示すように2人の観察者が存在している場合に画像撮影部14により撮影される画像およびその変形画像を示す。図9(b)に示すように点g3(x_g3,y_g3)、点g4(x_g4,y_g4)に観察者が存在する場合、図9(b)に示す変形画像上においては、点g3に対応する点G3(X_G3,Y_G3)および点g4に対応する点G4(X_G4,Y_G4)に観察者が存在することになる。すなわち、検出部192は、変形画像データ上の座標G3(X_G3,Y_G3)および座標G4(X_G4,Y_G4)に観察者を検出する。なお、以下の説明では、座標G3に対応する位置の観察者を符号M1、座標G4に対応する位置の観察者を符号M2で表す。
検出部192は、座標G3およびG4に観察者を検出すると、上述したように、座標G3(X_G3,Y_G3)と座標G4(X_G4,Y_G4)との差分Δ2値を算出する。そして、検出部192は、算出した差分値Δ2が所定の閾値th以上の場合に、2人の観察者M1,M2が隣接していると判定する。図9においては、2人の観察者M1,M2のなす角度が180度の場合、すなわち2人の観察者M1,M2が互いに対向している場合を示している。
観察者M1,M2が離れて存在することが検出されると、制御回路111は観察者M1用にスクリーン12上で画像を表示するための分割表示領域R1と、観察者M2用にスクリーン12上で画像を表示するための分割表示領域R2とを設定する処理を行う(領域設定処理)。すなわち、図10(a)に示すスクリーン12の上部平面図に示すように、制御回路111は、スクリーン12上の全表示領域を、観察者M1と観察者M2との中間に対応する位置で2つの分割表示領域R1,R2に分割する。すなわち、制御回路111は、スクリーン12の頂点を通って、スクリーン12の底辺の2つの中間位置xm1、xm2を結ぶ直線でスクリーン12の全体の表示領域を2つに分割する。そして、制御回路111は、分割表示領域R1と分割表示領域R2とにそれぞれ画像を表示させる。以下、領域設定処理について詳細に説明する。
検出部192は、観察者M1,M2の中間位置を算出するため、座標G3(X_G3,Y_G3)と座標G4(X_G4,Y_G4)のX軸方向の差分Δ3(=|X_G3−X_G4|)を算出し、算出した差分Δ3を1/2にすることにより変位量Δ4(=Δ3/2)を算出する。そして、検出部192は、中間位置xm1に対応する変形画像データ上の中間位置XM1のX座標(X_M1)を座標G3のXの値(X_G3)に差分Δ3を加算することにより算出する。同様に、検出部192は、中間位置xm2に対応する変形画像データ上の中間位置XM2のX座標(X_M2)を座標G4のXの値(X_G4)に差分Δ3を加算することにより算出する。なお、中間位置XM1またはXM2のX座標が変形画像データのX軸方向の最大値(X_MAX)を超える場合には、検出部192は、算出した中間位置XM1またはXM2のX座標(X_M1またはX_M2)から最大値(X_MAX)を引いた値を中間位置のX座標とする。
画像処理部191は、変形画像データ上の中間位置XM1およびXM2の座標(X_M1,0)、(X_M2,0)を投影画像データ上の対応する座標(X”_M1,Y”_M1)および(X”_M2,Y”_M2)に変換する。なお、画像処理部191は、上述したように、予め記憶されている変形画像データ上の座標値と投影画像データ上の座標値との対応関係を示すデータを用いて座標の変換を行う。
座標の変換が行われると、画像処理部191は、座標(X”_M1,Y”_M1)、投影画像データの中心座標および(X”_M2,Y”_M2)を通過する線分で投影画像データを2つのデータ領域RD1、RD2に分割する。さらに、画像処理部191は、変形画像データ上の座標G3(X_G3,Y_G3)と座標G4(X_G4,Y_G4)を投影画像データ上の対応する座標(X”_G3,Y”_G3)と座標(X”_G4,Y”_G4)とにそれぞれ変換する。上記の処理の結果、図10(b)に示すように投影画像データ上で分割表示領域R1に対応するデータ領域RD1と、分割表示領域R2に対応するデータ領域RD2と、観察者M1に対応する座標と、観察者M1に対応する座標とが確定される。
領域設定処理が終了すると、画像処理部191は、画像データの各座標(X’,Y’)を投影画像データ上の座標(X”,Y”)に変換し、画像データの中心の変換後の座標(X”_c,Y”_c)のデータを座標(X”_G3,Y”_G3)に移動する。さらに、画像処理部191は、画像データの変換後の各座標をデータ領域R1の内部に収まるように移動する。また、画像処理部191は、画像データの中心の変換後の座標(X”_c,Y”_c)のデータを座標(X”_G4,Y”_G4)に移動する。さらに、画像処理部191は、画像データの変換後の各座標をデータ領域R2の内部に収まるように移動する。制御装置11は、上記のようにして生成した投影画像データを画像投影部13により投影させる。その結果、図10(c)に示すようにスクリーン12上に画像が表示される。すなわち、観察者M1に対向するスクリーン12上の位置を中心とした画像と、観察者M2に対向するスクリーン12上の位置を中心とした画像とが表示される。なお、図10(a)においては、ベース部材11と画像撮影部14を省略して示している。
なお、操作インタフェース122およびファイル情報123をスクリーン12に表示する場合は、画像処理部191は、データ領域RD1内に観察者M1のタッチ操作に応じた操作インタフェース用データとファイル情報用データとを作成する。また、画像処理部191は、データ領域RD2内に観察者M2のタッチ操作に応じた操作インタフェース用データとファイル情報用データとを作成する。その結果、図10(c)に示すように、分割表示領域R1と分割表示領域R2とにおいて、観察者M1およびM2の操作に応じた異なる操作インタフェース122A、122Bと、ファイル情報123A、123Bとが表示される。
上記の説明では、観察者が2人の場合を例としたが、観察者が3人以上の場合であっても画像表示装置1は同様の処理を行う。図11を参照して観察者が3人の場合について説明する。図11(a)は、3人の観察者がそれぞれ離れている場合のスクリーン12の上部平面図である。この場合は、制御回路111は、上述した2人の観察者が離れている場合の処理と同様の処理を行って、スクリーン12に分割表示領域R1、R2、R3を設定する。そして、制御回路111それぞれの分割表示領域R1〜R3に画像を表示させる。
図11(b)は、3人の観察者の全員が隣接している場合のスクリーン12の上部平面図である。すなわち、3人の観察者がスクリーン12の中心を基点とした60度〜120度の範囲に存在する場合の図である。この場合、制御回路111は、上述した2人の観察者が隣接している場合の処理と同様の処理を行って、3人の観察者の中心位置を基準としてスクリーン12に画像を表示させる。
図11(c)は、3人の観察者のうち2人の観察者M3,M4が隣接し、残りの1人の観察者M5は、他の2人の観察者M3,M4とは離れた位置に存在する場合のスクリーン12の上部平面図である。すなわち、観察者M3とM4とのなす角は60度〜120度の範囲内であり、観察者M5と観察者M3のなす角および観察者M5と観察者M4とのなす角は上記の60度〜120度の範囲外の場合である。この場合、制御回路111は、観察者M5に対向する位置を基準とした分割表示領域R1と、観察者M3,M4の中点を基準とした分割表示領域R2とを設定する。そして、制御回路111それぞれの分割表示領域R1,R2に画像を表示させる。
上述したように画像撮影部14は、所定周期ごとに周囲の撮影を行い、画像信号を出力する。そして、制御回路111は、画像信号を入力するごとに観察者検出処理を行っている。したがって、制御回路111は、所定周期ごとに行った観察者検出処理の結果により、前回の観察者検出処理の時点から観察者が移動している場合は、新たに観察者を検出した位置に応じて画像表示処理を行う。すなわち、制御回路111は、観察者の移動に応じて画像の表示中心を移動させる。また、制御回路111は、前回の観察者検出処理の時点から観察者の人数に変動(増減)がある場合には、新たに検出した観察者の人数に応じて領域設定処理および画像表示処理を行う。すなわち、制御回路111は、観察者の人数の増減に応じて、分割表示領域の個数を増減させる。
以上で説明した実施の形態による画像表示装置1によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)画像投影部13は、半球状に形成されたスクリーン12の外周から観察可能となるように投射画像をスクリーン12に投射する。検出部192は、画像撮影部14の撮像素子143から出力された画像信号に基づいて、スクリーン12の外部から画像表示装置1を観察する観察者を検出する。そして、制御回路111の画像処理部191は、検出部192による観察者の検出結果に基づいて、画像投影部13により投射される投影画像データを生成し、制御回路111は画像投影部13を制御して投影画像データに対応する画像を投影させるようにした。すなわち、検出部192は、スクリーン12の外周に存在する前記観察者の位置を検出し、画像処理部191は、検出部192により検出された観察者の位置に応じて投影画像データを生成し、制御回路111は画像投影部13を制御して投影画像データに対応する画像を投影させることにより、スクリーン12に表示される画像の位置を制御するようにした。すなわち、観察者の位置に応じてスクリーン12上に表示される画像の位置が変更されるので、観察者は画像表示装置1に対して任意の位置から観察しても、観察者に対向する位置を中心とした画像を観察できる。その結果、観察者は画像表示の基準位置に合わせて画像表示装置1を観察する位置を移動する必要がなくなるので、画像を観察する位置の選択自由度が向上し利便性が向上する。
(1)画像投影部13は、半球状に形成されたスクリーン12の外周から観察可能となるように投射画像をスクリーン12に投射する。検出部192は、画像撮影部14の撮像素子143から出力された画像信号に基づいて、スクリーン12の外部から画像表示装置1を観察する観察者を検出する。そして、制御回路111の画像処理部191は、検出部192による観察者の検出結果に基づいて、画像投影部13により投射される投影画像データを生成し、制御回路111は画像投影部13を制御して投影画像データに対応する画像を投影させるようにした。すなわち、検出部192は、スクリーン12の外周に存在する前記観察者の位置を検出し、画像処理部191は、検出部192により検出された観察者の位置に応じて投影画像データを生成し、制御回路111は画像投影部13を制御して投影画像データに対応する画像を投影させることにより、スクリーン12に表示される画像の位置を制御するようにした。すなわち、観察者の位置に応じてスクリーン12上に表示される画像の位置が変更されるので、観察者は画像表示装置1に対して任意の位置から観察しても、観察者に対向する位置を中心とした画像を観察できる。その結果、観察者は画像表示の基準位置に合わせて画像表示装置1を観察する位置を移動する必要がなくなるので、画像を観察する位置の選択自由度が向上し利便性が向上する。
(2)検出部192は、スクリーン12の外周に存在する観察者の人数を検出するようにした。そして、画像処理部191は、検出部192により複数の観察者が検出された場合には、制御回路111は、観察者の人数に応じた分割表示領域ごとに画像が表示されるように、画像投影部13を制御するようにした。したがって、図8〜図11に示すように、複数の観察者が画像表示装置1を観察している場合であっても、スクリーン12上のそれぞれの観察者に対向する位置に画像が表示されるので、画像を観察する位置の選択自由度が向上する。
さらに加えて、検出部192は、複数の観察者が検出された場合に、複数の観察者のそれぞれの相対位置を検出する。観察者の相対位置が離れている場合には、制御回路111は、観察者のそれぞれに対向する分割表示領域ごとに画像が表示されるように、画像投影部13を制御する。観察者の相対位置が近い場合には、制御回路111は、検出されたすべてのすべての観察者に対向する位置を中心として画像が表示されるように画像投影部13を制御するようにした。したがって、観察者が単独で画像を観察する場合や他の大勢とともに画像を観察する場合であっても、スクリーン12上の観察者に対向する位置を中心に画像が観察可能に表示されるので、観察者は自由に画像を観察する位置を選択できる。
以上で説明した実施の形態による画像表示装置1を、次のように変形できる。
(1)画像撮影部14から入力された画像信号に基づいて観察者の位置や人数を検出するものに代えて、観察者によるタッチパネル121のタッチ操作により観察者の位置や人数を検出してもよい。この場合、検出部192は、タッチパネル121から入力した操作信号によって示される座標値に基づいて観察者の位置を検出する。また、検出部192は、所定のタイミングでタッチパネル121から入力した操作信号の入力回数により観察者の人数を検出する。
もしくは、画像撮影部14に代えて、たとえば赤外線センサを用いてもよい。この場合、検出部192は、赤外線センサからの検出信号を用いて、画像表示装置1に対する観察者の相対方位等を検出することにより観察者の位置と人数とを検出すればよい。
(2)複数の観察者が離れた位置にいる場合に、スクリーン12上に分割表示領域を設定するか否かを観察者により選択可能としてもよい。この場合、たとえばベース部材11上に設定ボタンを設ける。そして、観察者により設定ボタンが操作されオン設定がなされた場合には、画像表示装置1はスクリーン12上に分割表示領域を設定する。観察者により設定ボタンが操作されてオフ設定がなされた場合には、複数の観察者が離れた位置に存在することが検出された場合であっても、画像表示装置1はスクリーン12上に分割表示領域を設定しない。
(3)サムネイル画像を表示する際には、画像処理部191は、観察者検出処理によって検出された観察者の位置を基点として複数のサムネイル画像を配列するようにしてもよい。複数の観察者が検出されスクリーン12上に分割表示領域が設定される場合には、画像処理部191は各分割表示領域ごとに複数のサムネイル画像を配列すればよい。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。説明に用いた実施の形態および変形例は、それぞれを適宜組合わせて構成しても構わない。
1 画像表示装置、 12 スクリーン、
13 画像投影部、 14 画像撮影部、
111 制御回路、 121 タッチパネル、
141 PALレンズ、 143 撮像素子、
191 画像処理部、 192 検出部
13 画像投影部、 14 画像撮影部、
111 制御回路、 121 タッチパネル、
141 PALレンズ、 143 撮像素子、
191 画像処理部、 192 検出部
Claims (7)
- 半球状に形成された中空の表示部材と、
前記表示部材の外部から観察可能となるように投射画像を前記表示部材に投射する投射手段と、
前記表示部材の外部の観察者を検出する検出手段と、
前記検出手段による前記観察者の検出結果に基づいて、前記投射手段により投射される前記投射画像の態様を制御する投射制御手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記検出手段は、前記表示部材の外部に存在する前記観察者の位置を検出し、
前記投射制御手段は、前記検出手段により検出された前記観察者の位置に応じて、前記投射画像が前記表示部材上で投射される位置を制御することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1または2に記載の画像表示装置において、
前記検出手段は、前記表示部材の外部に存在する前記観察者の人数を検出し、
前記検出手段により複数の前記観察者が検出された場合には、前記投射制御手段は、前記投射手段を制御して、前記観察者の人数に応じた前記表示部材の分割表示領域ごとに前記投射画像を投射させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項3に記載の画像表示装置において、
前記検出手段により1人の前記観察者が検出された場合には、前記投射制御手段は、前記投射手段を制御して、前記1人の観察者と対向する前記表示部材上の位置を中心として前記投射画像を投射させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項3または4に記載の画像表示装置において、
前記検出手段は、複数の前記観察者が検出された場合に、前記複数の観察者のそれぞれの相対位置を検出し、
前記相対位置が離れている場合には、前記投射制御手段は、前記投射手段を制御して、検出された前記複数の観察者のそれぞれに対向する前記表示部材上の位置を中心とした前記分割領域ごとに前記投射画像を投射させ、前記相対位置が近い場合には、前記投射制御手段は、前記投射手段を制御して、検出されたすべての前記観察者に対向する位置を中心として前記投射画像を投射させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
前記投射制御手段は、前記投射手段を制御して、複数の縮小画像が前記半球状の前記表示部材の外周面に沿って表示されるように前記投射画像を投射させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
前記検出手段は、撮影光学系および撮像素子を有する撮像手段によって構成されることを特徴とする画像表示装置。
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