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JP2012123149A - 振れ補正機能を有する光学機器 - Google Patents

振れ補正機能を有する光学機器 Download PDF

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JP2012123149A JP2010273275A JP2010273275A JP2012123149A JP 2012123149 A JP2012123149 A JP 2012123149A JP 2010273275 A JP2010273275 A JP 2010273275A JP 2010273275 A JP2010273275 A JP 2010273275A JP 2012123149 A JP2012123149 A JP 2012123149A
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Abstract

【課題】 防振ユニットの駆動位置を検出する位置検出系もしくは振れ検出系の分解能を向上させることによって、防振性能を向上させる。
【解決手段】 振れを検出する振れ検出手段と、像振れを抑制するよう動作する防振手段109と、振れ検出手段からの出力に基づいて防振手段を駆動する駆動手段と、防振手段の駆動位置を検出する第1の位置検出手段と第2の位置検出手段と位置検出手段のオフセットを調整する手段117と第一の位置検出手段の出力を増幅する増幅手段112とを有する。第2の位置検出手段は第一の位置検出手段の出力を増幅した値を検出し、第2の位置検出手段のオフセットは、第1の位置検出手段の出力に基づいて調整を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振れ補正機能を有する光学機器の位置検出に関する。
光学機器には、該光学機器の振れに応じてレンズ等の光学素子を変位させることにより像振れを抑制する防振ユニットを搭載したものがある。このような防振ユニットに対しては、振動センサにより検出した振れ量に基づいて生成された防振ユニットの駆動量を示す信号と、該防振ユニットの駆動位置を検出する位置検出系からの位置信号とを用いたフィードバック制御が行われることが多い。該位置検出系のセンサ部には、フォトインタラプタ等の光センサや、磁性体とホール素子を組み合わせた磁気センサ等が用いられる。
該位置検出系は、防振ユニットの駆動範囲全域において所定の分解能で位置検出を行う。そして例えば、位置検出系のセンサ部から出力された位置信号は、A/D変換器を介して、所定のbit数の分解能を有するデジタル位置信号として制御回路で処理される。
近年では、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラの急速な高画質化および高倍率化に伴い、手振れに対する防振ユニットの駆動位置の検出精度(分解能)を高め、より精密な防振駆動制御を行う必要がある。しかし、分解能を高めるために全域を高分解能の検出精度を持つ検出装置を用いて位置検出を行うと、検出装置が高価になってしまうため好ましくない。
上記の問題を解決するため、特許文献1には、位置検出系を2つ用いて、駆動範囲の中心部の手振れ補正範囲において位置検出信号を増幅し位置検出分解能を高くすることで、検出精度を向上させる技術が開示されている。図6にその手法を示す。601は、第1の位置検出系で駆動信号の位置全域を10bitA/Dで取得した図であり、−1degから1degの検出範囲を、1024分割で取得することができる。602は、第2の検出系で第1の検出系の中心部を4倍に増幅した信号を同じく10bitでA/Dで取得た図であり、−0.25degから0.25degの範囲を1024分割で取得することができる。第1位置検出系で取得した位置P61は、第2位置検出系ではP62となり、P61より分解能が高い値を取得することができる。
特開2007−147669号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、検出分解能が高い第2の位置検出系の基準位置(オフセット)は第1の位置検出系の基準位置となっており、精度のよい防振範囲が限られてしまう。例えば図4では第2の検出系の検出範囲は−0.25degから0.25degと限定されてしまいこの範囲を超えると通常の分解能になってしまう。
図7は増幅率の違いにおける振れ補正量の範囲を示した図である。図7の横軸は基準位置からの振れ補正量(正の値のみを図示)を、縦軸は位置検出電圧を示している。701は増幅率4倍時における第2の検出系の検出範囲は0degから0.25degであることを示しており、同様に702は増幅率が2倍の時は0degから0.5deg,703は増幅率が1倍の時は0degから1degであることを示している。
この図からわかるように、増幅率をあげ分解能を高くすればするほど、増幅後の位置検出信号の範囲は、全体の位置検出範囲に対して狭くなり、増幅後の位置検出範囲と全体の位置検出範囲は以下の関係を持つ。
増幅後の検出範囲=全体の検出範囲×(1/増幅率)
本発明は、第2の検出系の基準位置を第1の検出系の基準位置と等しくするのではなく、可変にすることで高分解能範囲を移動させ、精度のよい防振範囲を広くすることを目的としている。また、高分解能部分を可変にすることで、分解能の倍率がさらに高くなり精度のよい検出範囲が狭くなってしまっても、範囲を気にすることなく、精度のよい防振効果を得ることを目的としている。
第1の解決手段は、振れを検出する振れ検出手段と、
像振れを抑制するように動作する防振手段と、
前記振れ検出手段からの出力に基づいて前記防振手段を駆動する駆動手段と、
前記防振手段の駆動位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段のオフセットを調整する手段と、
前記位置検出手段は、第一の検出分解能を有する第一の位置検出手段と、
前記第一の位置検出手段とは異なる分解能を有する第二の位置検出手段とにより構成される光学機器において、
前記第二の位置検出手段のオフセットを前記第一の位置検出手段の出力に基づいて調整することを特徴とする。
第2の解決手段は振れを検出する振れ検出手段と、
像振れを抑制するように動作する防振手段と、
前記振れ検出手段からの出力に基づいて前記防振手段を駆動する駆動手段と、
前記防振手段の駆動位置を検出する位置検出手段と、
前記振れ検出手段のオフセットを調整する手段と、
前記振れ検出手段は、第一の検出分解能を有する第一の振れ検出手段と、
前記第一の振れ検出手段とは異なる分解能を有する第二の振れ検出手段とにより構成される光学機器において、
前記第二の振れ検出手段のオフセットを前記第一の振れ検出手段の出力に基づいて調整することを特徴とする。
本発明によれば、高分解能検出部の基準位置を可変にすることで、より広い範囲で精度のよい振れ補正を行うことができる。
本発明の実施例1を適用できる構成を示す図。 第1検出系の検出位置に基づいて第2検出系のオフセット位置を求めている図。 実施例における手振れ補正動作を示すフローチャート。 本発明の実施例2を適用できる構成を示す図。 本発明の実施例3を適用できる構成を示す図。 第1検出系の信号の基準値を第2検出系の信号の基準値として信号を増幅した図。 増幅率と振れ補正量との関係を示す図。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
図1には本発明の実施例1である位置検出系の分解能を高くするシステム構成を示している。
101は振れ検出手段としてのジャイロセンサ(角速度センサ)であり、双眼鏡の振れの角速度に応じた信号を出力する。角速度センサは、コリオリの原理を応用したセンサである。ただし、振れに応じた信号を出力可能なセンサであれば、ジャイロセンサ以外のものを用いてもよい。
102はマイクロコンピュータであり、10bitA/D変換器(103、113、114)や8bitD/A変換器118を備えており、ジャイロ信号処理や位置検出系からの位置演算を行い、防振ユニットを駆動させるためにフィードバック制御を行う。
103は、A/D変換器であり、ジャイロセンサ101からの信号を10bitでデジタル化する。
104はジャイロ信号処理部であり、ジャイロセンサ101(A/D変換器103)からの振れ量データを取得し、積分演算を行うことで、角速度データから振れ量を示す角変位データへと変換し、これを加算部105へ出力する。
加算部105は104から出力された角変位データから、後述する116の位置演算2から出力された位置データを減算し制御偏差を求める。
106は駆動信号生成部であり、フィードバック制御の系を安定化させるための位相補償演算や、制御性能をあげるためのループゲイン演算を行い、後述する防振ユニット109を駆動させるための駆動データを生成する。
107は駆動回路であり、駆動信号生成部106からの駆動データを受けて防振アクチュエータ108を駆動する。該防振回路107は、トランジスタのHブリッジ構成によるPWM駆動ドライバ等によって構成される。
108は防振アクチュエータであり、防振ユニット109を駆動する。該防振アクチュエータ108の種類は問わない。例えば、ボイスコイルモータ等の電磁アクチュエータを用いることができる。なお、防振ユニット109の駆動方向は、直行する2軸方向(ピッチ方向とヨー方向)であり、各駆動方向に対して1つの防振アクチュエータが必要であるが、図には1つのみ示している。
109は防振ユニットでありレンズをピッチ方向及びヨー方向にシフトさせて防振するシフトユニットや、可変頂角プリズム(VAP)などが考えられる。防振ユニット109はアクチュエータ108より駆動され、手振れ信号に応じて適切に駆動されることにより揺れが抑制される。
110はエンコーダであり、防振ユニット109の駆動位置を検出するためのセンサを構成する。例えば、磁性体とホール素子とを組み合わせて磁気検出センサ等で構成される。なお、防振ユニット109の駆動位置検出は、ピッチ方向とヨー方向のそれぞれについて行われるため、各駆動方向に対して1つのエンコーダが必要であるが、図1には1つのみ示している。
111は位置検出回路であり、エンコーダ110からの信号を受けて、防振ユニット109の駆動可能範囲に対して割り当てられた電圧範囲(例えば0Vから3V)内で基準電圧を中心とした電圧値(例えば1.5V)を有する位置検出信号を出力する。基準電圧は、防振機能が非作動の状態において、防振ユニット109の光軸がレンズの光軸に一致するように調整される。
112は位置検出増幅器であり、後述するオフセット調整部117からの信号を基準位置として、防振ユニット109の位置検出回路111から得られる位置検出信号を所定の増幅率で増幅する。位置検出増幅器は例えば、オペアンプと抵抗等を用いて構成される。位置検出信号を増幅することで、防振ユニット109の位置検出分解能を高めることができる。例えば、増幅器112が4倍の増幅率を持つ場合には、デジタル信号換算において実質的に2bitの分解能が付加されることに相当する。また、16倍の増幅率を持つ場合には、実質的に4bitの分解能が付加されることに相当する。
113、114は位置検出における第1および第2のA/D変換器である。第1のA/D変換器113は、位置検出回路111からの位置検出信号が有する波形全体を10bitの分解能(第1の分解能)でデジタル化する。また、第2のA/D変換器114は、増幅器112による位置検出信号の拡大波形全体を、第一のA/D変換器113と同じく、10bitの分解能でデジタル化する。本実施例では、第一および第2のA/D変換器113、114として同じものを用いるとともに、第2のA/D変換器114には増幅器112により増幅した位置検出信号を入力する構成としている。これにより、第2のA/D変換器114から出力されるデジタル位置検出信号の分解能を高めつつも、コストの上昇を抑制することができる。
ここで、エンコーダ110、位置検出回路111および第1のA/D変換器113は、第1の位置検出系を構成する。また、エンコーダ110、位置検出回路111、増幅器112および第2のA/D変換器114は、第2の位置検出系を構成する。
115は第1の位置演算部であり第1のA/D変換器113から得られる通常分解能の防振ユニット109の駆動データに基づいて所定の演算処理を行う。また、116は第2の位置演算部であり、第2のA/D変換器114から得られる高分解能の防振ユニット109の駆動データに基づいて所定の演算処理を行う。ここにいう所定の演算処理により、ジャイロ信号処理部104から出力される角変位データから減算するのに適した位置データが生成される。
117はオフセット調整部であり、115の位置演算1から得られた第1の位置検出系の信号を基に、第2の位置検出系のオフセット調整を行う(図2)。具体的には第1位置検出範囲をいくつかの領域に分割し、検出した値がどの領域にあるかを調べる。それぞれの領域ではその領域の中心を第2検出系のオフセット位置として決めておく。図2では第2検出系への増幅率は4倍となっており、増幅率をもとに第1検出系の検出範囲を大まかに4分割してもよいのだが、ここでは第2検出系の検出範囲が重なるように5分割した例を示している。この例では5分割としたが、分割数はいくつでもよい。図2では検出した値P21は0.2degから0.6degの領域にあり、オフセット位置は0.4degである。全体位置検出範囲が−1degから1degで、位置検出回路111で検出する電圧が0Vから3Vとすると、第1検出系の基準電圧は0degで1.5Vとなるが、第2検出系の基準電圧は0.4degのため2.1V(1.5V+1.5V×0.4deg)となる。オフセット調整部117はこの第2検出系の基準電圧が出力されるように、D/A変換器118にデータを出力する。
118は8bitD/A変換器であり、オフセット調整117で求められた基準位置を電圧にして増幅器112に入力する。なお本実施例ではD/A変換器をマイクロコンピュータ102内蔵のものとして図示してあるが外付けのD/A変換器を用いてもよい。
また、図示しないが本実施例の光学機器には防振ユニット109に防振動作を行わせるか否かを撮影者が選択するための防振スイッチが設けられている。該防振スイッチがオンの場合は防振動作が行われ、オフの場合は防振非動作状態となる。
次に図3のフローチャートを用いて、マイクロコンピュータ102の動作について説明する。
ステップ301(図面ではS301)では、前述した防振スイッチがオンされると、マイクロコンピュータは防振動作の処理を開始する。ステップ302ではジャイロセンサ101からの角速度データをA/D変換器103を介して取り込む。
そしてステップ303では取り込んだ角速度データをジャイロ信号処理部104によって角変位データに変換する。
ステップ304では第1のA/D変換器113より防振ユニット109の位置データを取込み、115の位置演算部1より位置演算を行う。
ステップ305ではステップ304で取込んだ位置データを基に第2の位置検出系の基準位置を求める。そしてステップ306では、求めた基準位置をD/A変換器118に入力できるデータに変換し、D/A変換器118から電圧を出力する。
ステップ307では第2のA/D変換器114より防振ユニット109の増幅された位置信号を取込み、116の位置演算部2より位置演算を行う。
ステップ308ではジャイロセンサ101から得られた角変位データと防振ユニット109から得られた位置を減算し、駆動信号生成部106を介して適切な駆動データとして駆動回路107に伝達する。駆動回路107は受け取った駆動データを基に防振ユニット109を駆動し、これにより振れ補正のフィードバック制御が行われる。
そしてステップ309では手振れスイッチがオフか否かを判別し、オンの場合はステップ302に戻り、オフの場合は、防振動作を終了する。
このように本実施例では第1の位置検出系で全体の位置を把握し、第2の位置検出系で第1の位置検出系の信号を追従するように信号を増幅して分解能を高めることで、どの範囲においても精度のよい位置検出を行うことができ、より防振効果を得ることができる。
[実施例2]
図4には本発明の実施例2である振れ検出系の分解能を高くするシステム構成を示している。
実施例1では位置検出系を2つもち、片方の検出系の信号を増幅して分解能を高める手法について説明したが、本実施例では振れ検出系を2つもち片方の検出系の信号を増幅して分解能を高める手法について説明する。このため、実施例1における第2の位置検出系は設けられていない。
図4において実施例1(図1)と同じ構成要素には、図1と同符号を付し、説明を省略する。
401は振れ検出増幅器であり、後述するオフセット調整部404からの信号を基準位置として、ジャイロセンサ101から得られる振れ検出信号を所定の増幅率で増幅する。振れ検出増幅器は例えば、オペアンプと抵抗等を用いて構成される。振れ検出信号を増幅することで、ジャイロセンサ101の振れ検出分解能を高めることができる。例えば、増幅器401が4倍の増幅率を持つ場合には、デジタル信号換算において実質的に2bitの分解能が付加されることに相当する。また、16倍の増幅率を持つ場合には、実質的に4bitの分解能が付加されることに相当する。
402、403は振れ検出における第1および第2のA/D変換器である。第1のA/D変換器402は、ジャイロセンサ101からの振れ検出信号が有する波形全体を10bitの分解能(第1の分解能)でデジタル化する。また、第2のA/D変換器403は、増幅器401による振れ検出信号の拡大波形全体を、第一のA/D変換器402と同じく、10bitの分解能でデジタル化する。本実施例では、第一および第2のA/D変換器402、403として同じものを用いるとともに、第2のA/D変換器403には増幅器401により増幅した位置検出信号を入力する構成としている。これにより、第2のA/D変換器403から出力されるデジタル振れ検出信号の分解能を高めつつも、コストの上昇を抑制することができる。
ここで、第1のA/D変換器402は、第1の振れ検出系を構成する。また、増幅器401および第2のA/D変換器403は、第2の振れ検出系を構成する。
404はオフセット調整部であり、ジャイロセンサ101から得られた振れ検出系の信号を基に、第2の振れ検出系のオフセット調整を行う。オフセット調整の手法は実施例1(図2)と同様なので省略する。オフセット調整部404はこの第2検出系の基準電圧が出力されるように、D/A変換器405にデータを出力する。
405は8bitD/A変換器であり、オフセット調整404で求められた基準位置を電圧にして増幅器401に入力する。なお本実施例ではD/A変換器をマイクロコンピュータ102内蔵のものとして図示してあるが外付けのD/A変換器を用いてもよい。
406は加算部であり、ジャイロ信号処理部104から出力された角変位データから、実施例1において全体の領域を読み込んでいる位置演算1から出力された位置データを減算し、制御偏差を求める。
このように本実施例では第1の振れ検出系で全体の位置を把握し、第2の振れ検出系で第1の振れ検出系の信号を追従するように信号を増幅して分解能を高めることで、どの範囲においても精度のよい振れ検出を行うことができ、より防振効果を得ることができる。
[実施例3]
実施例1では位置検出系の分解能を高め、実施例2では振れ検出系の分解能を高めたが、実施例3では位置検出系の分解能と振れ検出系の分解能を高める手法についてであり、システム構成を図5に示す。
図5において実施例1(図1)と同じ構成要素には、図1と同符号を付し、実施例2(図4)と同じ構成要素には図4と同じ符号を付し、説明を省略する。
このように本実施例では第1の位置検出系および振れ検出系で全体の位置を把握し、第2の位置検出系および振れ検出系で第1の位置検出系および振れ検出系の信号を追従するように信号を増幅して分解能を高めることで、どの範囲においても精度のよい位置検出および振れ検出を行うことができ、より防振効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
101 ジャイロセンサ
109 防振ユニット
112 位置信号増幅器
113、114 A/D変換器
117 位置検出系オフセット調整部
401 振れ信号増幅器
404 位置検出系オフセット調整部

Claims (2)

  1. 振れを検出する振れ検出手段と、
    像振れを抑制するように動作する防振手段と、
    前記振れ検出手段からの出力に基づいて前記防振手段を駆動する駆動手段と、
    前記防振手段の駆動位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段のオフセットを調整する手段と、
    前記位置検出手段は、第一の検出分解能を有する第一の位置検出手段と、
    前記第一の位置検出手段とは異なる分解能を有する第二の位置検出手段とにより構成され、
    前記第二の位置検出手段のオフセットを前記第一の位置検出手段の出力に基づいて調整することを特徴とする光学機器。
  2. 振れを検出する振れ検出手段と、
    像振れを抑制するように動作する防振手段と、
    前記振れ検出手段からの出力に基づいて前記防振手段を駆動する駆動手段と、
    前記防振手段の駆動位置を検出する位置検出手段と、
    前記振れ検出手段のオフセットを調整する手段と、
    前記振れ検出手段は、第一の検出分解能を有する第一の振れ検出手段と、
    前記第一の振れ検出手段とは異なる分解能を有する第二の振れ検出手段とにより構成され、
    前記第二の振れ検出手段のオフセットを前記第一の振れ検出手段の出力に基づいて調整することを特徴とする光学機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014085629A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 線形運動デバイスの制御装置及びその制御方法
JP2017015900A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 オリンパス株式会社 撮像装置

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