JP2012120423A - 電動機 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化を図ることができる電動機を提供する。
【解決手段】電動機201は、回転軸210a回りに等間隔に配置される複数の駆動用磁石215を有する回転子210と、回転子210の外周の一部を囲うように固定配置され、一部以外の開口領域S1には配置されておらず、回転子210を回転させる磁界を発生させる電磁石として機能する複数のコイル221と、回転子210に配置される複数の永久磁石からの磁界を検出する少なくとも3つの駆動用センサ222と、回転子210の回転位置を検出する位置検出部216,223と、回転子210の回転を制御する制御部240とを備える。
【選択図】図10
【解決手段】電動機201は、回転軸210a回りに等間隔に配置される複数の駆動用磁石215を有する回転子210と、回転子210の外周の一部を囲うように固定配置され、一部以外の開口領域S1には配置されておらず、回転子210を回転させる磁界を発生させる電磁石として機能する複数のコイル221と、回転子210に配置される複数の永久磁石からの磁界を検出する少なくとも3つの駆動用センサ222と、回転子210の回転位置を検出する位置検出部216,223と、回転子210の回転を制御する制御部240とを備える。
【選択図】図10
Description
本発明は、ブラシレスタイプの電動機に関するものである。
従来、ブラシ付の直流電動機は、高効率であり、小型化可能で比較的安価であるため、広く用いられている。
しかしながら、接触摺動するブラシには磨耗による寿命があるため、近年、無整流子電動機やブラシレス電動機と呼ばれる、ブラシがない直流電動機も用いられている(特許文献1参照)。
しかしながら、接触摺動するブラシには磨耗による寿命があるため、近年、無整流子電動機やブラシレス電動機と呼ばれる、ブラシがない直流電動機も用いられている(特許文献1参照)。
なお、以下、ブラシがない直流電動機を、単に「電動機」と略記する。換言すると、以下において、特に断りがない限り、「電動機」とは、ブラシがない直流電動機を意味するものとする。
図7は、従来の電動機の概略構成を示す、軸方向に対して略垂直の断面図である。
従来の電動機100は、回転子110と、固定子111と、を備える。
回転子110は、複数個(図7の例では8個)の永久磁石122を備える。複数の永久磁石122の各々は、回転子110の外周部に略均等に配置される。
固定子111は、複数個(図7の例では12個)のコイル131と、磁気センサ132と、を備える。
複数のコイル131の各々は、回転子110の外周全体を覆うように、固定子111の内周部に略均等に配置される。
磁気センサ132は、固定子111の内周部であって、複数のコイル131のうちの幾つかの間に適宜配置される。
回転子110は、複数個(図7の例では8個)の永久磁石122を備える。複数の永久磁石122の各々は、回転子110の外周部に略均等に配置される。
固定子111は、複数個(図7の例では12個)のコイル131と、磁気センサ132と、を備える。
複数のコイル131の各々は、回転子110の外周全体を覆うように、固定子111の内周部に略均等に配置される。
磁気センサ132は、固定子111の内周部であって、複数のコイル131のうちの幾つかの間に適宜配置される。
このような構成の従来の電動機100は、次のように動作する。
即ち、固定子111の複数個のコイル131の各々は、図7に示すように、その配置の順に、U相、V相、及びW相のそれぞれが割り当てられている。
図示せぬ駆動装置によって、U相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きが順次切り替えられる。即ち、駆動装置とは、直流電源を入力電源とし、複数のスイッチング素子を有する装置である。当該駆動装置は、複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することによって、U相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きを順次切り替える。
このU相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きの切り替えのタイミングは、磁気センサ132の検出結果によって制御される。即ち、磁気センサ132は、回転子110の永久磁石122により生じる磁界の強さ及び方向を検出することによって、回転子110の回転位置を検出する。この磁気センサ132によって検出された回転子110の回転位置に応じて、図示せぬ駆動装置の複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えが制御されることによって、U相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きが切り替えられる。
これにより、固定子111の複数のコイル131によって回転磁界が発生し、回転子110が回転する。
即ち、固定子111の複数個のコイル131の各々は、図7に示すように、その配置の順に、U相、V相、及びW相のそれぞれが割り当てられている。
図示せぬ駆動装置によって、U相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きが順次切り替えられる。即ち、駆動装置とは、直流電源を入力電源とし、複数のスイッチング素子を有する装置である。当該駆動装置は、複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することによって、U相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きを順次切り替える。
このU相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きの切り替えのタイミングは、磁気センサ132の検出結果によって制御される。即ち、磁気センサ132は、回転子110の永久磁石122により生じる磁界の強さ及び方向を検出することによって、回転子110の回転位置を検出する。この磁気センサ132によって検出された回転子110の回転位置に応じて、図示せぬ駆動装置の複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えが制御されることによって、U相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きが切り替えられる。
これにより、固定子111の複数のコイル131によって回転磁界が発生し、回転子110が回転する。
しかしながら、特許文献1を含む従来の電動機では部品数が多く、さらなる小型化や低コスト化のため、部品数の削減が要望されていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、小型化を図ることができる電動機を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、回転軸(210a)回りに等間隔に配置される複数の駆動用磁石(215)を有する回転子(210)と、前記回転子の外周の一部を囲うように固定配置され、前記一部以外の開口領域(S1)には配置されておらず、前記回転子を回転させる磁界を発生させる電磁石として機能する複数のコイル(221)と、前記回転子に配置される前記複数の永久磁石からの磁界を検出する少なくとも3つの駆動用センサ(222)と、前記回転子の回転位置を検出する位置検出部(216,223)と、前記回転子の回転を制御する制御部(240)とを備え、前記駆動用センサは、端部に実際に固定配置された前記コイルから、前記コイルが全周に配置されていると仮定した場合に、前記開口領域側に2つ以上離れたスロットオープン領域(221a−2,221a−5)に配置され、前記制御部は、前記位置検出部の出力に基づいて、前記回転子の回転速度を検出し、前記位置検出部によって検出される前記回転速度が設定速度になるように、前記駆動用センサの出力に基づいて前記コイルを制御すること、を特徴とする電動機である。
・第2の発明は、第1の発明の電動機であって、前記位置検出部は、前記回転子(210)の前記駆動用磁石(215)よりも外周に配置され、前記駆動用磁石よりも多くの永久磁石が配列された位置検出用の位置検出用磁石(216)と、前記開口領域(S1)のうち前記駆動用センサ(222)よりも外側に配置され、前記位置検出用磁石の磁気を検出する位置検出用センサ(223)とを備えること、を特徴とする電動機である。
・第3の発明は、第2の発明の電動機であって、前記駆動用センサ(222)及び前記位置検出用センサ(223)は、同一平面又はほぼ同一平面上に配置されること、を特徴とする電動機である。
・第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の電動機であって、前記開口領域(S1)のうち、前記コイルが全周に配置されていると仮定した場合の領域(S2)は、空きスペースになっていること、を特徴とする電動機である。
・第2の発明は、第1の発明の電動機であって、前記位置検出部は、前記回転子(210)の前記駆動用磁石(215)よりも外周に配置され、前記駆動用磁石よりも多くの永久磁石が配列された位置検出用の位置検出用磁石(216)と、前記開口領域(S1)のうち前記駆動用センサ(222)よりも外側に配置され、前記位置検出用磁石の磁気を検出する位置検出用センサ(223)とを備えること、を特徴とする電動機である。
・第3の発明は、第2の発明の電動機であって、前記駆動用センサ(222)及び前記位置検出用センサ(223)は、同一平面又はほぼ同一平面上に配置されること、を特徴とする電動機である。
・第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の電動機であって、前記開口領域(S1)のうち、前記コイルが全周に配置されていると仮定した場合の領域(S2)は、空きスペースになっていること、を特徴とする電動機である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
・第1の発明は、駆動用センサが、端部に配置されたコイルから、開口領域側に2つ以上離れたスロットオープン領域に配置されているので、コイルの磁界をほとんど検出することがないため、回転子の回転位置の検出精度を向上できる。このため、駆動用センサの出力に基づく制御の精度を向上できる。また、コイルが開口領域には配置されていないので、小型化を図ることができる。
・第2の発明は、位置検出用センサが、開口領域のうち駆動用センサよりも外側に配置されている。このため、位置検出用センサがコイルの磁界の影響を受けにくく、位置検出用センサをより内径側に配置でき、径方向において小型化を図ることができる。
・第3の発明は、駆動用センサ及び位置検出用センサが、ほぼ同一平面上に配置される。つまり、回転軸の軸方向において、駆動用磁石及び位置検出用磁石が近接した位置に配置されている。これにより、径方向に加えて、厚み(軸方向の大きさ)においても、小型化(薄型化)を図ることができる。また、このように配置しても、上記第2の発明のように、位置検出用センサの検出精度を向上できる。
・第4の発明は、開口領域のうち、コイルが全周に配置されていると仮定した場合の領域が、空きスペースになっているので、この電動機が設けられる装置の部品等を配置できる。また、空きスペースは、コイルの磁界の影響を受けにくいので、磁界の影響を受けやすい電気部品等であっても配置することができる。
・第1の発明は、駆動用センサが、端部に配置されたコイルから、開口領域側に2つ以上離れたスロットオープン領域に配置されているので、コイルの磁界をほとんど検出することがないため、回転子の回転位置の検出精度を向上できる。このため、駆動用センサの出力に基づく制御の精度を向上できる。また、コイルが開口領域には配置されていないので、小型化を図ることができる。
・第2の発明は、位置検出用センサが、開口領域のうち駆動用センサよりも外側に配置されている。このため、位置検出用センサがコイルの磁界の影響を受けにくく、位置検出用センサをより内径側に配置でき、径方向において小型化を図ることができる。
・第3の発明は、駆動用センサ及び位置検出用センサが、ほぼ同一平面上に配置される。つまり、回転軸の軸方向において、駆動用磁石及び位置検出用磁石が近接した位置に配置されている。これにより、径方向に加えて、厚み(軸方向の大きさ)においても、小型化(薄型化)を図ることができる。また、このように配置しても、上記第2の発明のように、位置検出用センサの検出精度を向上できる。
・第4の発明は、開口領域のうち、コイルが全周に配置されていると仮定した場合の領域が、空きスペースになっているので、この電動機が設けられる装置の部品等を配置できる。また、空きスペースは、コイルの磁界の影響を受けにくいので、磁界の影響を受けやすい電気部品等であっても配置することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電動機を含む負荷回転システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、負荷回転システムは、図示せぬ負荷を回転させるべく、電動機11と、駆動装置12と、直流電源13と、を備えている。
本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電動機を含む負荷回転システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、負荷回転システムは、図示せぬ負荷を回転させるべく、電動機11と、駆動装置12と、直流電源13と、を備えている。
電動機11は、図1において軸方向(同図を貫通する方向)に対して略垂直の断面図として概略構成が示されているように、回転子21と、固定子22と、磁気センサ23と、を備えている。
回転子21は、複数個(図1の例では8個)の永久磁石31を備えている。
複数の永久磁石31の各々は、回転子21の外周部に略均等に配置される。
複数の永久磁石31の各々は、回転子21の外周部に略均等に配置される。
固定子22は、複数個(図1の例では6個)のコイル41U1,41V1,41W1,41U2,41V2,41W2(以下、「41U1乃至41W2」と表記する)を備える。
複数のコイル41U1乃至41W2の各々は、回転子21の外周のうち略半分(図1中左半分)を覆うように、固定子22の内周部に略均等に配置される。
複数のコイル41U1乃至41W2の各々は、回転子21の外周のうち略半分(図1中左半分)を覆うように、固定子22の内周部に略均等に配置される。
このように、従来の固定子111(図7参照)は、回転子110の外周全体を覆うように構成されていたのに対して、本実施形態の固定子22は、回転子21の外周全体ではなく、その外周のうち略半分を覆うように構成されている。
その結果、従来の固定子111においては、12個ものコイル131が必要であったものが、本実施形態の固定子22においては、その半分の6個のコイル41U1乃至41W2で済む。このようにして、部品点数の削減が図れる。
その結果、従来の固定子111においては、12個ものコイル131が必要であったものが、本実施形態の固定子22においては、その半分の6個のコイル41U1乃至41W2で済む。このようにして、部品点数の削減が図れる。
磁気センサ23は、回転子21の外周の一部を覆う位置であるが、固定子22とは離間した別の位置に配置される。
このように、従来の磁気センサ132(図7参照)は、固定子111内に配置されていたのに対して、本実施形態の磁気センサ23は、固定子22とは離間して配置されている。
その結果、本実施形態の磁気センサ23の検出精度は、従来の磁気センサ132と比較して向上する。即ち、従来の磁気センサ132は、検出対象の回転子110による磁界だけではなく、それに加えてさらに、固定子111による回転磁界も混在して検出してしまうため、その検出精度が悪化していた。これに対して、本実施形態の磁気センサ23は、固定子22よる回転磁界を混在して検出することなく、検出対象の回転子21による磁界のみを適切に検出することができる。従って、その検出精度を向上させ、ひいては、電動機11の回転制御の精度も向上させることが可能になる。
その結果、本実施形態の磁気センサ23の検出精度は、従来の磁気センサ132と比較して向上する。即ち、従来の磁気センサ132は、検出対象の回転子110による磁界だけではなく、それに加えてさらに、固定子111による回転磁界も混在して検出してしまうため、その検出精度が悪化していた。これに対して、本実施形態の磁気センサ23は、固定子22よる回転磁界を混在して検出することなく、検出対象の回転子21による磁界のみを適切に検出することができる。従って、その検出精度を向上させ、ひいては、電動機11の回転制御の精度も向上させることが可能になる。
このような構成の電動機11は、駆動装置12により駆動される。
即ち、駆動装置12は、直流電源13を入力電源として、図示せぬ複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することにより、電動機11を回転駆動させる。
即ち、駆動装置12は、直流電源13を入力電源として、図示せぬ複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することにより、電動機11を回転駆動させる。
具体的には、固定子22の複数個のコイル41U1乃至41W2のうち、コイル41U1及び41U2にはU相が、コイル41V1及び41V2にはV相が、コイル41W1及び41W2にはW相が、それぞれ割り当てられている。
そこで、駆動装置12は、磁気センサ23の検出結果に基づいて、複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することによって、U相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きを順次切り替える。
これにより、固定子22の複数個のコイル41U1乃至41W2によって、回転子21の外周のうち略半分(図1中略左半分)に沿って回転磁界が発生する。この略半分の回転磁界が生じている場所に存在する永久磁石31が、当該回転磁界に沿って移動するため、結果として、当該永久磁石31を備える回転子21が回転駆動する。
そこで、駆動装置12は、磁気センサ23の検出結果に基づいて、複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することによって、U相、V相、及びW相の各々に対する電流及びその向きを順次切り替える。
これにより、固定子22の複数個のコイル41U1乃至41W2によって、回転子21の外周のうち略半分(図1中略左半分)に沿って回転磁界が発生する。この略半分の回転磁界が生じている場所に存在する永久磁石31が、当該回転磁界に沿って移動するため、結果として、当該永久磁石31を備える回転子21が回転駆動する。
さらに以下、図2乃至図6を参照して、このような図1の負荷回転システムのうち、本発明が適用される電動機11の構成について具体的に説明する。
図2は、電動機11のうち、回転子21の下方側の外観の概略構成を示す斜視図である。
回転子21の下側には、上述した永久磁石31に加えさらに、シャフト軸32と、回転台33と、永久磁石34と、が設けられている。
シャフト軸32は、回転子21の回転軸として機能し、その外周部には永久磁石31が配設されている。
シャフト軸32の軸方向の一端は、円盤状の回転台33の裏面33bの略中央部に接続されている。
回転台33の裏面33bの外周部には、永久磁石34が埋設されている。永久磁石34により生じる磁界が、図示せぬセンサにより検出され、その検出結果に基づいて、電動機11の回転子21の回転速度や回転位置が制御される。
回転子21の下側には、上述した永久磁石31に加えさらに、シャフト軸32と、回転台33と、永久磁石34と、が設けられている。
シャフト軸32は、回転子21の回転軸として機能し、その外周部には永久磁石31が配設されている。
シャフト軸32の軸方向の一端は、円盤状の回転台33の裏面33bの略中央部に接続されている。
回転台33の裏面33bの外周部には、永久磁石34が埋設されている。永久磁石34により生じる磁界が、図示せぬセンサにより検出され、その検出結果に基づいて、電動機11の回転子21の回転速度や回転位置が制御される。
図3は、電動機11のうち、回転子21の上方側の外観の概略構成を示す上面図である。
図3に示す回転台33の表面33aの上には、図示せぬ負荷が搭載される。負荷は、回転台33の表面33aの上に搭載可能なものであれば足り、電飾広告看板等、各種各様の物体を採用することができる。また、負荷の底面の表面積が、回転台33の表面33aの表面積よりも大きい場合であっても、図3に示すように、負荷専用の取り付け架台35を回転台33に取り付けることによって、当該負荷の搭載が可能になる。
図3に示す回転台33の表面33aの上には、図示せぬ負荷が搭載される。負荷は、回転台33の表面33aの上に搭載可能なものであれば足り、電飾広告看板等、各種各様の物体を採用することができる。また、負荷の底面の表面積が、回転台33の表面33aの表面積よりも大きい場合であっても、図3に示すように、負荷専用の取り付け架台35を回転台33に取り付けることによって、当該負荷の搭載が可能になる。
このように、負荷は、本実施形態の回転子21の軸の延長上(図2のシャフト軸32の上方)に搭載され、回転子21と一体となって回転する。
よって、負荷と電動機11とを併せた設置スペースを従来よりコンパクトにすることが可能になる。
即ち、従来、負荷は、回転子の軸の先端に接続されたギア等を介して駆動されるため、回転子の軸からみて、軸方向に対して略垂直に所定距離だけ離間して配置される。即ち、電動機と負荷とは、軸方向に略平行に離間して配置される。その結果、負荷と電動機とを併せた設定スペースは大きなものとなっていた。
これに対して、本実施形態では、負荷は、電動機11の軸の延長上に搭載されるので、その分だけ、負荷と電動機11とを併せた設置スペースをコンパクトにすることが可能になる。
よって、負荷と電動機11とを併せた設置スペースを従来よりコンパクトにすることが可能になる。
即ち、従来、負荷は、回転子の軸の先端に接続されたギア等を介して駆動されるため、回転子の軸からみて、軸方向に対して略垂直に所定距離だけ離間して配置される。即ち、電動機と負荷とは、軸方向に略平行に離間して配置される。その結果、負荷と電動機とを併せた設定スペースは大きなものとなっていた。
これに対して、本実施形態では、負荷は、電動機11の軸の延長上に搭載されるので、その分だけ、負荷と電動機11とを併せた設置スペースをコンパクトにすることが可能になる。
図4は、電動機11のうち、図2及び図3の構成の回転子21を取り外した状態の外観の概略構成を示す斜視図である。
図4の例では、電動機11のうち固定子22及び磁気センサ23が、1つの基板51の上に配置されている。
具体的には、基板51の略中央部には開口部51Hが形成されており、この開口部51Hに対してシャフト軸32(図2)が挿入されるように、回転子21(図2,図3)が配置される。このため、基板51に形成された開口部51Hの外周部のうち、略半分(図4中左半分)の周囲に固定子22が配置されている。また、基板51に形成された開口部51Hの外周部のうち、反対側の略半分(図4中右半分)の周囲の一部分には、磁気センサ23が配置されている。
このような固定子22及び磁気センサ23の基板51の両端部には、さらに、駆動装置12が配置されている。
図4の例では、電動機11のうち固定子22及び磁気センサ23が、1つの基板51の上に配置されている。
具体的には、基板51の略中央部には開口部51Hが形成されており、この開口部51Hに対してシャフト軸32(図2)が挿入されるように、回転子21(図2,図3)が配置される。このため、基板51に形成された開口部51Hの外周部のうち、略半分(図4中左半分)の周囲に固定子22が配置されている。また、基板51に形成された開口部51Hの外周部のうち、反対側の略半分(図4中右半分)の周囲の一部分には、磁気センサ23が配置されている。
このような固定子22及び磁気センサ23の基板51の両端部には、さらに、駆動装置12が配置されている。
図5は、電動機11のうち、固定子22の上方側の外観の概略構成を示す上面図である。
固定子22には、6個のコイル41U1乃至41W2の各々が、図5に図示せぬ回転子21の外周の略半分を覆うように、略均等で配置されている。
これらのコイル41U1乃至41W2においては、図4の開口部51Hの中心に向かって、即ち、図2や図3の回転子21が装着されている場合には回転子21の軸に向かって、N極またはS極の磁力が発生するように、コイルがそれぞれ巻かれている。
これらのコイル41U1乃至41W2においては、図4の開口部51Hの中心に向かって、即ち、図2や図3の回転子21が装着されている場合には回転子21の軸に向かって、N極またはS極の磁力が発生するように、コイルがそれぞれ巻かれている。
図6は、第1実施形態の固定子22のコイル41U1乃至41W2に対する巻き線の巻き方を説明する図である。
図6において、長方形の部分が、各コイル41U1乃至41W2についての、軸方向(同図を貫通する方向)に対して略垂直の断面の概略を示している。
図6において、長方形の部分が、各コイル41U1乃至41W2についての、軸方向(同図を貫通する方向)に対して略垂直の断面の概略を示している。
図6に示すように、巻き線Luは、U相が割り当てられたコイル41U1及び41U2に巻かれる銅線等である。
巻き線Luは、コイル41U1から巻き始められ、コイル41U1に対しての巻きが終了すると、コイル41U2に対しての巻きが開始され、コイル41U2に対しての巻きが終了することによって、全体の巻きが終了する。
この場合、巻き線Luのコイル41U1及び41U2の各々に対する巻き方向は、電磁石として機能した場合における極性が逆になる方向となる。即ち、巻き線Luは、コイル41U1の回転子21側の極性がN極であるとき、コイル41U2の回転子21側の極性がS極となるように巻かれる。
巻き線Luは、コイル41U1から巻き始められ、コイル41U1に対しての巻きが終了すると、コイル41U2に対しての巻きが開始され、コイル41U2に対しての巻きが終了することによって、全体の巻きが終了する。
この場合、巻き線Luのコイル41U1及び41U2の各々に対する巻き方向は、電磁石として機能した場合における極性が逆になる方向となる。即ち、巻き線Luは、コイル41U1の回転子21側の極性がN極であるとき、コイル41U2の回転子21側の極性がS極となるように巻かれる。
巻き線Lvは、V相が割り当てられたコイル41V1及び41V2に巻かれる銅線等であり、その巻き方は巻き線Luと同様である。即ち、巻き線Lvは、コイル41V1から巻き始められ、コイル41V2に対しての巻きが終了することによって、全体の巻きが終了する。
巻き線Lwは、W相が割り当てられたコイル41W1及び41W2に巻かれる銅線等であり、その巻き方は巻き線Luと同様である。即ち、巻き線Lwは、コイル41W1から巻き始められ、コイル41W2に対しての巻きが終了することによって、全体の巻きが終了する。
巻き線Lwは、W相が割り当てられたコイル41W1及び41W2に巻かれる銅線等であり、その巻き方は巻き線Luと同様である。即ち、巻き線Lwは、コイル41W1から巻き始められ、コイル41W2に対しての巻きが終了することによって、全体の巻きが終了する。
以上、図1乃至図6を参照して、本発明が適用される電動機11の構成について説明した。このような構成の電動機11は、次のように動作する。
本発明の電動機11は、駆動装置12により駆動される。
即ち、駆動装置12は、上述したように、直流電源13を入力電源として、図示せぬ複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することにより、電動機11を回転駆動させる。
即ち、駆動装置12は、上述したように、直流電源13を入力電源として、図示せぬ複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することにより、電動機11を回転駆動させる。
具体的には、駆動装置12は、磁気センサ23の検出結果に基づいて、複数のスイッチング素子のオン状態又はオフ状態の切り替えを制御することによって、図6の巻き線Lu、巻き線Lv、及び巻き線Lwの各々に対する電流及びその向きを順次切り替える。
これにより、巻き線Luが巻かれたコイル41U1及び41U2、巻き線Lvが巻かれたコイル41V1及び41V2、及び巻き線Lwが巻かれたコイル41W1及び41W2によって、回転子21の外周のうち略半分(図1中略左半分)に沿って回転磁界が発生する。このとき、図1に示すように、この略半分の回転磁界が生じている場所に存在する、回転子21の永久磁石31(図1の例では左半分の永久磁石31)が、当該回転磁界に沿って移動する。その結果として、当該永久磁石31を備える回転子21全体が回転駆動する。
これにより、巻き線Luが巻かれたコイル41U1及び41U2、巻き線Lvが巻かれたコイル41V1及び41V2、及び巻き線Lwが巻かれたコイル41W1及び41W2によって、回転子21の外周のうち略半分(図1中略左半分)に沿って回転磁界が発生する。このとき、図1に示すように、この略半分の回転磁界が生じている場所に存在する、回転子21の永久磁石31(図1の例では左半分の永久磁石31)が、当該回転磁界に沿って移動する。その結果として、当該永久磁石31を備える回転子21全体が回転駆動する。
ここで、電動機11の回転子21の一部である回転台33(回転子21と一体化されていると把握してもよい)の裏面33bの外周部には、複数個(例えば148個)の永久磁石34が埋設されている。図示せぬセンサは、これらの複数個の永久磁石による生ずる磁界を検出し、検出結果をフィードバック情報として駆動装置12に供給する。
すると、駆動装置12は、このようなフィードバック情報に基づいて、回転子21(回転台33)の速度制御や位置制御を実行する。
すると、駆動装置12は、このようなフィードバック情報に基づいて、回転子21(回転台33)の速度制御や位置制御を実行する。
本実施形態の電動機11は、次の(1)乃至(5)のような効果を奏することができる。
(1)電動機11は、外周の全体に略均等に配置される複数の永久磁石31を有する回転子21と、回転子21の略半分の部分を局所的に覆うように配置され、複数のコイル41U1乃至41W2を有する固定子22と、を備える。
このように、固定子22は、回転子21の外周の略半分の部分を局所的に覆うように配置されているので、固定子材料やコイル等の部品数を従来より削減することが可能になる。即ち、電動機11を、従来より少ない部品数で構成することが可能になる。
ここで、部品数を削減することで、当然ながら、電動機11を小型化することができる。ただし、小型化だけを目的とするならば、回転子の全体を覆うように配置された従来の固定子を用いても、別の手法を採用すると可能である。しかしながら、電動機の大きさは、一般に、負荷によって定まるものであり、ある程度の大きさの負荷に対してはある程度の大きさの電動機が必要になる。このような電動機として、本実施形態の電動機11を採用すると好適であり、かつ、その結果として、部品点数の削減が可能になる点に大きな意味がある。即ち、部品点数の削減とは、小型化のみに寄与するものではなく、低コスト化、部品故障が削減されることによる信頼性向上、後述する(2)の効果を奏するための前提条件等、様々なものに寄与するからである。
このように、固定子22は、回転子21の外周の略半分の部分を局所的に覆うように配置されているので、固定子材料やコイル等の部品数を従来より削減することが可能になる。即ち、電動機11を、従来より少ない部品数で構成することが可能になる。
ここで、部品数を削減することで、当然ながら、電動機11を小型化することができる。ただし、小型化だけを目的とするならば、回転子の全体を覆うように配置された従来の固定子を用いても、別の手法を採用すると可能である。しかしながら、電動機の大きさは、一般に、負荷によって定まるものであり、ある程度の大きさの負荷に対してはある程度の大きさの電動機が必要になる。このような電動機として、本実施形態の電動機11を採用すると好適であり、かつ、その結果として、部品点数の削減が可能になる点に大きな意味がある。即ち、部品点数の削減とは、小型化のみに寄与するものではなく、低コスト化、部品故障が削減されることによる信頼性向上、後述する(2)の効果を奏するための前提条件等、様々なものに寄与するからである。
(2)電動機11の固定子22は、(1)の効果で説明したように、従来技術の略半分の構成となっているので、固定子22を搭載する基板51のスペースを小さくすることができる。
ここで、基板51上の小さくなったスペースは、コイル41U1乃至41W2から離間した位置である。そこで、本実施形態では、基板51上の小さくなったスペースに、磁気センサ23が配置されている。即ち、磁気センサ23は、回転子21の外周を覆う位置であって、かつ、固定子22とは離間した位置に配置されている。
このように、磁気センサ23は、回転子21の外周を覆う位置に配置されているため、回転子21の永久磁石31からの磁界を適切に検出することができる。さらに、磁気センサ23は、固定子22とは離間した位置に配置されているため、固定子22のコイル41U1乃至41W2からの磁界の影響を受けることはほぼない。
これにより、磁気センサ23の検出精度を向上させ、ひいては、電動機11の回転制御の精度も向上させることが可能になる。
具体的には、磁気センサ23は、回転子21の永久磁石31の磁界を検出する。検出された磁界は電気信号に変換されて、駆動装置12にフィードバック情報として供給される。駆動装置12は、フィードバック情報に基づいて、電流を流すべきコイル41U1乃至41W2と、その電流の方向を制御する。
このようなフィードバック情報が、固定子22のコイル41U1乃至41W2からの磁界の影響を受けることはほぼないために、従来と比較してより正確な情報となる。
これにより、コイル41U1乃至41W2によって生じる磁界(固定子22の略半分の回転磁界)を適切に制御することが可能になる。その結果、回転子21を、任意の方向へ駆動開始させたり、所定の角度だけ回転した後、その角度で停止する等の複雑な制御を、より適切かつ正確に実行することが可能になる。
ここで、基板51上の小さくなったスペースは、コイル41U1乃至41W2から離間した位置である。そこで、本実施形態では、基板51上の小さくなったスペースに、磁気センサ23が配置されている。即ち、磁気センサ23は、回転子21の外周を覆う位置であって、かつ、固定子22とは離間した位置に配置されている。
このように、磁気センサ23は、回転子21の外周を覆う位置に配置されているため、回転子21の永久磁石31からの磁界を適切に検出することができる。さらに、磁気センサ23は、固定子22とは離間した位置に配置されているため、固定子22のコイル41U1乃至41W2からの磁界の影響を受けることはほぼない。
これにより、磁気センサ23の検出精度を向上させ、ひいては、電動機11の回転制御の精度も向上させることが可能になる。
具体的には、磁気センサ23は、回転子21の永久磁石31の磁界を検出する。検出された磁界は電気信号に変換されて、駆動装置12にフィードバック情報として供給される。駆動装置12は、フィードバック情報に基づいて、電流を流すべきコイル41U1乃至41W2と、その電流の方向を制御する。
このようなフィードバック情報が、固定子22のコイル41U1乃至41W2からの磁界の影響を受けることはほぼないために、従来と比較してより正確な情報となる。
これにより、コイル41U1乃至41W2によって生じる磁界(固定子22の略半分の回転磁界)を適切に制御することが可能になる。その結果、回転子21を、任意の方向へ駆動開始させたり、所定の角度だけ回転した後、その角度で停止する等の複雑な制御を、より適切かつ正確に実行することが可能になる。
(3)電動機11の負荷は、回転子21の軸の延長上(図2のシャフト軸32の上方)に搭載され、回転子21と一体となって回転する。
その結果、上述したように、負荷と電動機11とを併せた設置スペースを従来よりもコンパクトにすることが可能になる。
その結果、上述したように、負荷と電動機11とを併せた設置スペースを従来よりもコンパクトにすることが可能になる。
(4)電動機11の負荷が回転子21の軸の延長上(図2のシャフト軸32の上方)に搭載されることにより、従来技術で負荷を駆動するために必要であったギアやベルト等は不要になる。
この点も、部品の削減の効果に寄与する。
さらに、このようなギアやベルト等は、故障の発生頻度が多い部品である。従って、このような故障原因となり得る部品が不要になるため、従来技術と比較して、負荷回転システム全体の信頼性の向上を図ることが可能になる。
この点も、部品の削減の効果に寄与する。
さらに、このようなギアやベルト等は、故障の発生頻度が多い部品である。従って、このような故障原因となり得る部品が不要になるため、従来技術と比較して、負荷回転システム全体の信頼性の向上を図ることが可能になる。
(5)上述したように、電動機11の回転子21には、負荷を搭載する回転台33が設けられている。このことは、換言すると、電動機11は、回転台33と一体化されていると把握することができる。
ここで、回転台33の裏面33bの外周部には、複数個(例えば148個)の永久磁石34が埋設されている。この複数個の永久磁石34により生じる磁界は、図示せぬセンサにより検出され、フィードバック情報として駆動装置12に供給される。
従って、駆動装置12は、このフィードバック情報を用いることによって、回転子21(回転台33)の速度制御や位置制御を高精度に実行することができる。例えば、駆動装置12は、例えば80rpmの低速で回転子21を回転させるなどの速度制御を精度良く実行することができる。
ここで、回転台33の裏面33bの外周部には、複数個(例えば148個)の永久磁石34が埋設されている。この複数個の永久磁石34により生じる磁界は、図示せぬセンサにより検出され、フィードバック情報として駆動装置12に供給される。
従って、駆動装置12は、このフィードバック情報を用いることによって、回転子21(回転台33)の速度制御や位置制御を高精度に実行することができる。例えば、駆動装置12は、例えば80rpmの低速で回転子21を回転させるなどの速度制御を精度良く実行することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明において、回転子210の回転軸210aの方向を軸方向Zとし、軸方向Zに直交する平面上の座標軸を、左右方向X、縦方向Yとする。左右方向X、縦方向Yは、直交する軸である。
図8は、第2実施形態の電動機201の上面図、手前側Y1から見た図である。
図8(a)は、上面図(軸方向Zから見た図)、図8(b)は、図8(a)を手前側から見た図である。
図9は、第2実施形態の電動機201の左側面図、右側面図である。
図9(a)は、左側面図(図8(a)を右側X1から見た図)、図9(b)は、右側面図(図8(a)を右側X2から見た図)である。
図10は、第2実施形態の各磁石215,216、コイル221、各センサ222,223の上面図における配置を説明する図である。
図8、図9に示すように、電動機201は、シャーシ202、軸受203、回転子210、電気基板220、コイル221(221−1〜221−7)、駆動用センサ222(222−1〜222−3)、位置検出用センサ223、制御部240を備える。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明において、回転子210の回転軸210aの方向を軸方向Zとし、軸方向Zに直交する平面上の座標軸を、左右方向X、縦方向Yとする。左右方向X、縦方向Yは、直交する軸である。
図8は、第2実施形態の電動機201の上面図、手前側Y1から見た図である。
図8(a)は、上面図(軸方向Zから見た図)、図8(b)は、図8(a)を手前側から見た図である。
図9は、第2実施形態の電動機201の左側面図、右側面図である。
図9(a)は、左側面図(図8(a)を右側X1から見た図)、図9(b)は、右側面図(図8(a)を右側X2から見た図)である。
図10は、第2実施形態の各磁石215,216、コイル221、各センサ222,223の上面図における配置を説明する図である。
図8、図9に示すように、電動機201は、シャーシ202、軸受203、回転子210、電気基板220、コイル221(221−1〜221−7)、駆動用センサ222(222−1〜222−3)、位置検出用センサ223、制御部240を備える。
シャーシ202は、電動機201の各部品を組み付ける部材である。シャーシ202は、板材のプレス加工品、樹脂の成形品等を組み合わせて形成される。
軸受203は、回転子210を回転支持するものである。軸受203は、内径部がシャーシ202に固定され、外径部が回転子210に固定される。
軸受203は、回転子210を回転支持するものである。軸受203は、内径部がシャーシ202に固定され、外径部が回転子210に固定される。
回転子210は、軸受203によってシャーシ202に対して回転可能に支持される。
回転子210は、ロータ211、駆動用磁石215、位置検出用磁石216を備える。
ロータ211は、回転子210本体を構成する部材である。ロータ211は、円柱部212に円盤部213が回転軸210aの軸方向に接続されて構成される。
回転子210は、ロータ211、駆動用磁石215、位置検出用磁石216を備える。
ロータ211は、回転子210本体を構成する部材である。ロータ211は、円柱部212に円盤部213が回転軸210aの軸方向に接続されて構成される。
駆動用磁石215は、円柱部212の外周に設けられる。
図10に示すように、駆動用磁石215の構成は、第1実施形態の永久磁石34と同様である。すなわち、駆動用磁石215は、8個の永久磁石によって構成される。永久磁石は、回転軸210a回りに等間隔に配置される。永久磁石は、S極、N極が交互に配置される。
図10に示すように、駆動用磁石215の構成は、第1実施形態の永久磁石34と同様である。すなわち、駆動用磁石215は、8個の永久磁石によって構成される。永久磁石は、回転軸210a回りに等間隔に配置される。永久磁石は、S極、N極が交互に配置される。
図8に示すように、位置検出用磁石216は、円盤部213の外周の円環部213aに配置されている。
図10に示すように、永久磁石は、S極、N極が交互に配置される。永久磁石は、回転軸210a回りに等間隔に配置される。位置検出用磁石216は、駆動用磁石215よりも数を多く配置して、分解能を上げるために、つまり、回転位置の検出精度を上げるために、駆動用磁石215よりも径方向外側に配置される。本実施形態では、駆動用磁石215は、148個の永久磁石を備える(図10には、永久磁石の一部のみ図示した)。
図10に示すように、永久磁石は、S極、N極が交互に配置される。永久磁石は、回転軸210a回りに等間隔に配置される。位置検出用磁石216は、駆動用磁石215よりも数を多く配置して、分解能を上げるために、つまり、回転位置の検出精度を上げるために、駆動用磁石215よりも径方向外側に配置される。本実施形態では、駆動用磁石215は、148個の永久磁石を備える(図10には、永久磁石の一部のみ図示した)。
図8、図9に示すように、電気基板220は、シャーシ202に対してネジ等(図示せず)によって固定されている。電気基板220は、軸方向Zにおいて、ロータ211のテーブルの直下に、円盤部213に平行に配置されている。
電気基板220には、7つのコイル221(221−1〜221−7)、3つの駆動用センサ222(222−1〜222−3)、位置検出用センサ223が実装される。
電気基板220には、7つのコイル221(221−1〜221−7)、3つの駆動用センサ222(222−1〜222−3)、位置検出用センサ223が実装される。
コイル221は、電気基板220の下側Z1の面に実装される。コイル221は、回転子210を回転させる磁界を発生させる電磁石として機能する部材である。コイル221及び駆動用磁石215の構成、機能、作用は、第1実施形態のコイル41U1〜41W2と同様であり、また、固定子(図示せず)等を介して、電気基板220上に実装される。
図10に示すように、7つのコイル221−1〜221−7は、駆動用磁石215の外周のほぼ半分(一部)の領域を外側から囲うように配置される。また、コイル221は、反対側のほぼ半分の領域である開口領域S1には配置されていない。
図10に示すように、7つのコイル221−1〜221−7は、駆動用磁石215の外周のほぼ半分(一部)の領域を外側から囲うように配置される。また、コイル221は、反対側のほぼ半分の領域である開口領域S1には配置されていない。
図8(b)に示すように、駆動用センサ222は、電気基板220の下側Z1の面に実装される。駆動用センサ222は、回転子210に配置される駆動用磁石215からの磁界を検出する。駆動用センサ222は、軸方向Zにおいて、駆動用磁石215が配置されている範囲B内に配置され、かつ、磁界の検出方向が径方向内側(回転軸210aを中心とする円の径方向。図8(b)中、右側X2)である。このため、駆動用センサ222は、検出方向の先方にある駆動用磁石215の磁力を検出できる。
図10に破線で示すように、コイル221−1〜221−7に加えて、コイル221−8〜221−12が配置され、コイル221が全周に配置されていると仮定する。この場合、駆動用センサ222は、実際に端部に配置されたコイル221から、開口領域S1側に2つ以上離れたスロットオープン221aに配置されている。スロットオープン221aとは、隣合うコイル221間の中央及びその近傍の領域をいう。
例えば、駆動用センサ222−1は、端部に実際に配置されたコイル221−1から、開口領域S1側に1つ目のスロットオープン221a−1を隔てて、2つ目のスロットオープン221a−2に配置されている。また、駆動用センサ222−3は、端部に実際に配置されたコイル221−7から、開口領域S1側に1つ目のスロットオープン221a−3及び2つ目のスロットオープン221a−4を隔てて、3つ目のスロットオープン221a−5に配置されている。
例えば、駆動用センサ222−1は、端部に実際に配置されたコイル221−1から、開口領域S1側に1つ目のスロットオープン221a−1を隔てて、2つ目のスロットオープン221a−2に配置されている。また、駆動用センサ222−3は、端部に実際に配置されたコイル221−7から、開口領域S1側に1つ目のスロットオープン221a−3及び2つ目のスロットオープン221a−4を隔てて、3つ目のスロットオープン221a−5に配置されている。
上記構成により、駆動用センサ222は、コイル221の磁界をほとんど検出することがない。その理由は、以下の通りである。
図10に矢印Aで示すように、回転子210を回転駆動するためには、コイル221間に、磁界を作用させる必要がある。端部に配置されたコイル221−1,221−7のすぐ隣のスロットオープン221a−1,221a−3に駆動用センサ222を配置した場合には、駆動用センサ222は、この磁界の影響を受けてしまう可能性がある。
図10に矢印Aで示すように、回転子210を回転駆動するためには、コイル221間に、磁界を作用させる必要がある。端部に配置されたコイル221−1,221−7のすぐ隣のスロットオープン221a−1,221a−3に駆動用センサ222を配置した場合には、駆動用センサ222は、この磁界の影響を受けてしまう可能性がある。
これに対して、コイル221から、2つ以上離れたスロットオープン212a−1,221−5等には、矢印Aで示す磁界の影響は、ほとんどない。つまり、駆動用センサ222及びコイル221は、コイル221の磁界をほとんど検出することがない程離間されている。
これにより、駆動用センサ222は、駆動用磁石215の磁界の検出精度を向上できる。このため、制御部240は、駆動用センサ222の出力に基づく制御の精度を向上できる。
これにより、駆動用センサ222は、駆動用磁石215の磁界の検出精度を向上できる。このため、制御部240は、駆動用センサ222の出力に基づく制御の精度を向上できる。
なお、図8に示すように、開口領域S1のうちコイル221−8〜221−12が配置されていると仮定した場合の領域S2は、電動機201の部品が配置されず、空きスペースになっている。反対に、コイル221が実際に配置されている領域S3には、接続ケーブルや、固定子等の部品204が配置されるため、コイル221よりも外側にさらにスペースが必要になる。
領域S2には、コイル221が配置されていないだけでなく、これらの部品204がない。このため、電動機201を収容する装置は、領域S2に他の電気部品等を配置でき、スペースを有効利用できる。さらに、領域S2は、コイル221の影響が少ないので、磁界の影響を受けやすい電気部品等(例えば他の電動機等)でも配置することができる。
領域S2には、コイル221が配置されていないだけでなく、これらの部品204がない。このため、電動機201を収容する装置は、領域S2に他の電気部品等を配置でき、スペースを有効利用できる。さらに、領域S2は、コイル221の影響が少ないので、磁界の影響を受けやすい電気部品等(例えば他の電動機等)でも配置することができる。
図8(b)に示すように、位置検出用センサ223は、検出方向が上側Z2であり、回転子210の位置検出用磁石216の磁界を検出する。位置検出用センサ223及び位置検出用磁石216は、回転子210の回転位置を検出する位置検出部を構成する。
図8(a)に示すように、位置検出用センサ223は、上面図において、位置検出用磁石216に対応した領域、つまり、位置検出用磁石216が配置されている円環部213a上に配置されている。このため、位置検出用センサ223は、開口領域S1のうち駆動用センサ222よりも径方向外側の領域に配置される。
位置検出用センサ223は、電気基板220の上側Z2の面に実装される。このため、駆動用センサ222及び位置検出用センサ223は、ほぼ同一平面上に配置される。
なお、駆動用センサ222及び位置検出用センサ223は、電気基板220の同一面に実装することにより、同一平面上に配置してもよい。
図8(a)に示すように、位置検出用センサ223は、上面図において、位置検出用磁石216に対応した領域、つまり、位置検出用磁石216が配置されている円環部213a上に配置されている。このため、位置検出用センサ223は、開口領域S1のうち駆動用センサ222よりも径方向外側の領域に配置される。
位置検出用センサ223は、電気基板220の上側Z2の面に実装される。このため、駆動用センサ222及び位置検出用センサ223は、ほぼ同一平面上に配置される。
なお、駆動用センサ222及び位置検出用センサ223は、電気基板220の同一面に実装することにより、同一平面上に配置してもよい。
このように、位置検出用センサ223は、開口領域S1のうち駆動用センサ222よりも径方向外側の領域に配置し、かつ、駆動用センサ222とほぼ同一平面上に配置される。これにより、電動機201は、小型化できる。その理由について説明する。
一般に、電動機201の位置検出用磁石216は、回転位置を検出できればいいので、磁力が弱いものを用いる。このため、位置検出用センサ223は、高感度のものを用いる。そのため、位置検出用センサ223及びコイル221間の距離が短い場合には、位置検出用センサ223は、コイル221の磁界を検出してしまう場合があった。
一般に、電動機201の位置検出用磁石216は、回転位置を検出できればいいので、磁力が弱いものを用いる。このため、位置検出用センサ223は、高感度のものを用いる。そのため、位置検出用センサ223及びコイル221間の距離が短い場合には、位置検出用センサ223は、コイル221の磁界を検出してしまう場合があった。
このため、従来では、位置検出用センサ223及びコイル221間の距離を大きくするために以下の方法が取られてきた。
・径方向において、位置検出用センサ223及びコイル221との距離を大きくする。しかし、この場合には、電動機が径方向に大きくなってしまう。
・回転軸210aの軸方向Zにおいて、位置検出用センサ223及びコイル221との距離を大きくする。しかし、この場合には、電動機が軸方向Zに大きくなってしまう。
・径方向において、位置検出用センサ223及びコイル221との距離を大きくする。しかし、この場合には、電動機が径方向に大きくなってしまう。
・回転軸210aの軸方向Zにおいて、位置検出用センサ223及びコイル221との距離を大きくする。しかし、この場合には、電動機が軸方向Zに大きくなってしまう。
本実施形態では、位置検出用センサ223は、コイル221が配置されていない開口領域S1に配置されるので、コイル221の磁界の影響を受けにくい。このため、位置検出用センサ223は、位置検出用磁石216の検出精度、つまり回転子210の回転位置の検出精度を向上できる。
これと同時に、位置検出用センサ223は、コイル221の影響を受けにくいので、より内径側に配置できる。これにより、電動機201は、位置検出用磁石216が配置されている円環部213aの径を小さくでき、径方向において小型化を図ることができる。
これと同時に、位置検出用センサ223は、コイル221の影響を受けにくいので、より内径側に配置できる。これにより、電動機201は、位置検出用磁石216が配置されている円環部213aの径を小さくでき、径方向において小型化を図ることができる。
さらに、径方向において、位置検出用センサ223及びコイル221間の距離を大きくできるので、回転軸210aの軸方向Zにおいて、円柱部212の長さを短くでき、駆動用磁石215及び位置検出用磁石216を近接した位置に配置することができる。このため、前述したように、駆動用センサ222及び位置検出用センサ223は、ほぼ同一平面上に配置できるわけである。これにより、電動機201は、径方向の大きさに加えて、厚み(軸方向Zの大きさ)も小さくでき、より一層小型化(薄型化)を図ることができる。
制御部240は、電動機201を統括的に制御するための制御装置であり、例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。制御部240は、電動機201が収容される装置の制御装置を用いてもよい。
制御部240は、第1実施形態の駆動装置12と同様なフィードバック制御を行う。
すなわち、制御部240は、位置検出用センサ223の出力に基づいて、回転子210の回転位置を常時検出することにより、回転子210の回転速度を算出する。
そして、制御部240は、算出した回転速度と、制御すべき回転速度(設定速度)との差異を求めて、位置検出用センサ223によって検出される回転速度が設定速度になるように、駆動用センサ222の出力に基づいてコイル221のU相、V相、及びW相を制御する。
制御部240は、第1実施形態の駆動装置12と同様なフィードバック制御を行う。
すなわち、制御部240は、位置検出用センサ223の出力に基づいて、回転子210の回転位置を常時検出することにより、回転子210の回転速度を算出する。
そして、制御部240は、算出した回転速度と、制御すべき回転速度(設定速度)との差異を求めて、位置検出用センサ223によって検出される回転速度が設定速度になるように、駆動用センサ222の出力に基づいてコイル221のU相、V相、及びW相を制御する。
以上説明したように、本実施形態の電動機201は、各センサの検出精度を向上して、高精度の制御を行うことができ、また、小型化を図ることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態では、固定子は、回転子の外周の略半分の部分を局所的に覆うように配置されているが、特にこれに限定されず、回転子の外周の全体を覆うように配置されなければ足りる。ただし、部品数の削減を考慮するならば、固定子は、回転子の外周の(2/3)以下の部分を局所的に覆うように配置すると好適である。
また例えば、上述の実施形態では、電動機の種類は、ブラシがない直流電動機とされていたが、特にこれに限定されない。例えば、ブラシがない直流電動機と同一構造を有する、永久磁石同期電動機にも本発明は適用可能である。
11…電動機
12…駆動装置
13…直流電源
21…回転子
22…固定子
23…磁気センサ
31…永久磁石
32…シャフト軸
33…回転台
34…永久磁石
35…取り付け架台
41U1乃至41W2…コイル
201…電動機
203…軸受
210…回転子
210…回転子
215…駆動用磁石
216…位置検出用磁石
221…コイル
221a…スロットオープン
222…駆動用センサ
223…位置検出用センサ
240…制御部
12…駆動装置
13…直流電源
21…回転子
22…固定子
23…磁気センサ
31…永久磁石
32…シャフト軸
33…回転台
34…永久磁石
35…取り付け架台
41U1乃至41W2…コイル
201…電動機
203…軸受
210…回転子
210…回転子
215…駆動用磁石
216…位置検出用磁石
221…コイル
221a…スロットオープン
222…駆動用センサ
223…位置検出用センサ
240…制御部
Claims (4)
- 回転軸回りに等間隔に配置される複数の駆動用磁石を有する回転子と、
前記回転子の外周の一部を囲うように固定配置され、前記一部以外の開口領域には配置されておらず、前記回転子を回転させる磁界を発生させる電磁石として機能する複数のコイルと、
前記回転子に配置される前記複数の永久磁石からの磁界を検出する少なくとも3つの駆動用センサと、
前記回転子の回転位置を検出する位置検出部と、
前記回転子の回転を制御する制御部とを備え、
前記駆動用センサは、
端部に実際に固定配置された前記コイルから、前記コイルが全周に配置されていると仮定した場合に、前記開口領域側に2つ以上離れたスロットオープン領域に配置され、
前記制御部は、
前記位置検出部の出力に基づいて、前記回転子の回転速度を検出し、
前記位置検出部によって検出される前記回転速度が設定速度になるように、前記駆動用センサの出力に基づいて前記コイルを制御すること、
を特徴とする電動機。 - 請求項1に記載の電動機であって、
前記位置検出部は、
前記回転子の前記駆動用磁石よりも外周に配置され、前記駆動用磁石よりも多くの永久磁石が配列された位置検出用の位置検出用磁石と、
前記開口領域のうち前記駆動用センサよりも外側に配置され、前記位置検出用磁石の磁気を検出する位置検出用センサとを備えること、
を特徴とする電動機。 - 請求項2に記載の電動機であって、
前記駆動用センサ及び前記位置検出用センサは、同一平面又はほぼ同一平面上に配置されること、
を特徴とする電動機。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電動機であって、
前記開口領域のうち、前記コイルが全周に配置されていると仮定した場合の領域は、空きスペースになっていること、
を特徴とする電動機。
Priority Applications (1)
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- 2011-10-04 JP JP2011220190A patent/JP2012120423A/ja active Pending
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