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JP2012089269A - 気中遮断器の消弧装置 - Google Patents

気中遮断器の消弧装置 Download PDF

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JP2012089269A
JP2012089269A JP2010233098A JP2010233098A JP2012089269A JP 2012089269 A JP2012089269 A JP 2012089269A JP 2010233098 A JP2010233098 A JP 2010233098A JP 2010233098 A JP2010233098 A JP 2010233098A JP 2012089269 A JP2012089269 A JP 2012089269A
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JP
Japan
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arc
circuit breaker
air circuit
extinguishing device
grid
Prior art date
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Pending
Application number
JP2010233098A
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English (en)
Inventor
Norio Uemura
典男 上村
Yoshimitsu Niwa
芳充 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】アークを短時間で冷却部に導き、消弧特性を向上させた気中遮断器の消弧装置を提供する。
【解決手段】絶縁板1間に挟持された複数枚のグリッド板10a、10b、10c、10dと、中央部のグリッド板10aから一方の端部のグリッド板10dまで延びた一方のアークホーン4aと、一方のアークホーン4a内側端に接続された一方の電極12aと、中央部のグリッド板10aから他方の端部まで延びた他方のアークホーン4bと、他方のアークホーン4b内側端に接続された他方の電極12bとを具備し、中央部のグリッド板10aを最も長くし、冷却部に導いたアーク7を中央部のグリッド板10aに短時間で点弧させることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、アークの冷却を早め、消弧特性を向上し得る気中遮断器の消弧装置に関する。
従来、この種の消弧装置は、図6に示すように、無機絶縁材料からなる絶縁板1間に、長さの異なる鋼板で複数のグリッド板2を交互に配置した一対の冷却部3が設けられている。一対の冷却部3の両端には、扇状に開いた一対のアークホーン4が設けられ、また、アークホーン4の中間部には、複数のアークガイド5が設けられている。絶縁板1の両側には、側板6が固定され、絶縁板1と同様の絶縁板で蓋がされるようになっている。なお、図6は、一方の絶縁板を取除いた状態を示すものとなる。
これにより、気中遮断器の遮断部でアークが発生すると、アークホーン4でアーク7を導き、矢印で示すように冷却部3の方に広げる。冷却部3まで広がったアーク7は、冷却され、消弧させることができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−290682号公報
上記の従来の気中遮断器の消弧装置においては、次のような問題がある。アークホーン4の長さが比較的に長く、アーク7を冷却部3まで導くのに時間を要していた。このため、遮断電流の限流開始が遅れ、遮断部の接点などの消耗を大きくしていた。また、アーク7を誘導するアークガイド5のような付属品が必要であった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、アークを短時間で冷却部に導き、消弧特性の向上を図った気中遮断器の消弧装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態の気中遮断器の消弧装置は、絶縁板間に挟持された複数枚のグリッド板と、前記複数枚のグリッド板の中央部から一方の端部まで延びた一方のアークホーンと、前記一方のアークホーン内側端に接続された一方の電極と、前記複数枚のグリッド板の中央部から他方の端部まで延びた他方のアークホーンと、前記他方のアークホーン内側端に接続された他方の電極とを具備し、前記複数枚のグリッド板の中央部を最も長くしたことを特徴とする。
本発明の実施例1に係る気中遮断器の消弧装置の内部構成を示す正面図。 本発明の実施例1に係る気中遮断器の消弧装置の冷却部を示す断面図。 本発明の実施例2に係る気中遮断器の消弧装置の内部構成を示す正面図。 本発明の実施例2に係る気中遮断器の消弧装置のグリッド板を示す正面図。 本発明の実施例2に係る気中遮断器の消弧装置の冷却部を示す断面図。 従来の気中遮断器の消弧装置の内部構成を示す正面図。
本実施形態は、アークホーンとグリッド板の距離を短くし、短時間でアークを冷却部に導くものである。以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る気中遮断器の消弧装置を図1、図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る気中遮断器の消弧装置の内部構成を示す正面図、図2は、本発明の実施例1に係る気中遮断器の消弧装置の冷却部を示す断面図である。なお、各図において、従来と同様の構成部分については、同一符号を付した。
図1に示すように、無機絶縁材料からなる絶縁板1間には、鋼板からなる複数枚のグリッド板10a、10b、10c、10dが所定間隔で設けられている。そして、中央部のグリッド板10aが最も長く、端部のグリッド板10dが最も短く、中央部を境として対称配置されている。グリッド板10a、10b、10c、10dは、図示上部の端部を揃えて押え板11に固定されている。これで、冷却部3が構成される。
中央部のグリッド板10aから一方の端部のグリッド板10d間には、L字状に延びた一方のアークホーン4aが設けられ、また、中央部のグリッド板10aから他方の端部のグリッド板間にもL字状に延びた他方のアークホーン4bが設けられ、一対のアークホーン4a、4bを構成している。一方のアークホーン4aの内側端には気中遮断器の遮断部の一方に接続された電極12a、他方のアークホーン4bの内側端には遮断部の他方に接続された電極12bが接続されている。電極12a、12bは、中央部のグリッド板10aに向かってハ字状に開いて配置されている。
絶縁板1の両側には、側板6が固定されている。グリッド板10a、10b、10c、10dは、図1のA−A断面の図2に示すように、絶縁板1と同様の絶縁板1aで蓋がされ挟持されている。図1は、一方の絶縁板1aを取除いた状態を示すものとなる。なお、グリッド板10a、10b、10c、10dは厚さ1〜2mmであり数10枚用いられるが、図面では説明上、厚さを厚くし、枚数を減らして示している。また、符号は、中央部のグリッド板10aを境として一方に付している。これらのものは、アークシュートと呼ばれる。
これにより、気中遮断器の遮断部でアークが発生すると、電極12a、12b間で先ずアーク7が発生する。そして、矢印で示すように、アークホーン4a、4bにアーク7が移動し、中央部のグリッド板10aの端部にアーク7が点弧する。これは、中央部のグリッド板10aの端部が電極12a、12b間に対向し、最短距離に位置しているためである。最短距離とは、電極12a、12b間(アークホーン4a、4b間を含む)で最初に発生するアーク7に対して最も近い位置にあるものを言う。
更に、アーク7は、アークホーン4a、4bの外側端まで移動し、グリッド板10a、10b、10c、10dの全てに点弧し、冷却され、消弧する。即ち、アーク7が従来よりも短時間で冷却部3に導かれるので、遮断電流の限流開始が早まり、遮断部の接点などの消耗を抑制することができる。また、アーク7を誘導する部品が不要となり、部品点数を減らすことができる。
上記実施例1の気中遮断器の消弧装置によれば、複数枚のグリッド板10a、10b、10c、10dの中央部を最も長くし、アークホーン4a、4bとの距離を短くしているので、アーク7を短時間で冷却部3に導くことができ、消弧特性を向上させることができる。
次に、本発明の実施例2に係る気中遮断器の消弧装置を図3〜図5を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る気中遮断器の消弧装置の内部構成を示す正面図、図4は、本発明の実施例2に係る気中遮断器の消弧装置のグリッド板を示す正面図、図5は、本発明の実施例2に係る気中遮断器の消弧装置の冷却部を示す断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、グリッド板の構成である。各図において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、グリッド板10a、10b、10c、10dは、先端側の金属部10a1(代表で示す)と、金属部10a1と一体に構成された固定側の無機絶縁材料からなる絶縁部10a2(代表で示す)で構成されている。例えば、金属部10a1の端部を凹部とし、絶縁部10a2を挟み込むことで一体とする。
これらの境は、図4(a)〜(d)に示すように、円弧状に形成され、絶縁部10a2、10b2、10c2、10d2で見ると、一側辺を残して先端側に向かうほど端部の面積を小さくしている。先端部は、全て金属部10a1、10b1、10c1、10d1となる。更に、図3のA−A断面の図5に示すように、金属部10a1、10b1、10c1、10d1と、絶縁部10a2、10b2、10c2、10d2は、交互に配置されている。
これにより、アーク7は、金属部10a1、10b1、10c1、10d1に点弧するものの、図3の点線で示すように、アーク7が引き伸ばされる。このため、冷却効率を向上させることができる。
上記実施例2の気中遮断器の消弧装置によれば、実施例1による効果のほかに、消弧特性を更に向上させることができる。
以上述べたような実施形態は、アークホーンと中央部のグリッド板の距離を短くし、アークを中央部のグリッド板に素早く点弧させ、短時間でアークを冷却部に導き、限流開始を早めることにある。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、および変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1a 絶縁板
2、10a、10b、10c、10d グリッド板
3 冷却部
4、4a、4b アークホーン
5 アークガイド
6 側板
7 アーク
11 押え板
12a、12b 電極

Claims (5)

  1. 絶縁板間に挟持された複数枚のグリッド板と、
    前記複数枚のグリッド板の中央部から一方の端部まで延びた一方のアークホーンと、
    前記一方のアークホーン内側端に接続された一方の電極と、
    前記複数枚のグリッド板の中央部から他方の端部まで延びた他方のアークホーンと、
    前記他方のアークホーン内側端に接続された他方の電極とを具備し、
    前記複数枚のグリッド板の中央部を最も長くしたことを特徴とする気中遮断器の消弧装置。
  2. 前記一方の電極と他方の電極を前記複数枚のグリッド板に向かって広げて配置したことを特徴とする請求項1に記載の気中遮断器の消弧装置。
  3. 前記複数枚のグリッド板の中央部の端部が、前記一方の電極と前記他方の電極間に対向し、最短距離に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の気中遮断器の消弧装置。
  4. 前記複数枚のグリッド板の先端側を金属部とし、固定側を絶縁部としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の気中遮断器の消弧装置。
  5. 前記絶縁部を先端側に向かうほど一側辺を残して小さくし、これを交互に配置したことを特徴とする請求項4に記載の気中遮断器の消弧装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117954270A (zh) * 2024-02-07 2024-04-30 南京航空航天大学 一种直流空气断路器的栅片灭弧室

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GB1179736A (en) * 1967-05-31 1970-01-28 Watford Electric Company Ltd Improvements in Current Interruptors
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