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JP2012083816A - 検出器並びに検出器の設置および配線接続方法 - Google Patents

検出器並びに検出器の設置および配線接続方法 Download PDF

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JP2012083816A
JP2012083816A JP2010227188A JP2010227188A JP2012083816A JP 2012083816 A JP2012083816 A JP 2012083816A JP 2010227188 A JP2010227188 A JP 2010227188A JP 2010227188 A JP2010227188 A JP 2010227188A JP 2012083816 A JP2012083816 A JP 2012083816A
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hole
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light
smoke
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JP2010227188A
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English (en)
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Hiromichi Ehata
弘道 江幡
Toshiaki Tonomura
賢昭 外村
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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Abstract

【課題】感知器ベース等の取り付けアダプタを使用せず天井面に直接取り付ける場合の作業を簡単且つ容易に、しかも安全に行うことを可能とする。
【解決手段】煙感知器10の感知器本体12は、本体中央に上下に貫通する貫通穴14を備えた円盤形状を有する。感知器本体12の外面には発光開口16a及び受光開口18aが設けられ、それぞれ透明カバー20で覆われ、透明カバー20の外側に位置する開放状の検煙空間に設定された検煙点Pに対して発光素子16から発せられた光に対する散乱光を受光素子18で受光して火災を判断する。煙感知器10を天井面に取り付け固定した後に、貫通穴14から天井裏側の信号線を引き出して相互接続する。温度検出素子を設けた熱感知器も同様に、感知器本体12の略中央に、上下に貫通する貫通穴14を備えた円環形状を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、警戒区域に設置されて監視領域の異状を検出する検出器並びに検出器の設置および配線接続方法に関する。
従来、警戒区域に設置されて監視領域の異常を検出する検出器としては例えば、火災に伴い発生する煙を検出して火災を検知する火災感知器があり、この中で散乱光式の煙感知器が知られている。散乱光の式煙感知器は、感知器内に外部からの煙を流入する煙チャンバーを備え、この煙チャンバー内を検煙空間として、発光素子からの光による煙の散乱光を受光素子で受光して火災を検知するようにしている。また、チャンバー内の検煙空間へ外気(煙)を導入可能としつつ、外乱光の入射を抑制するラビリンス構造も設けられている。
また感知器の、天井等設置面に対しては取付アダプタである感知器ベースを使用する方法と感知器ベースを使用せずに直接取り付ける方法がある。感知器ベースを使用する方法は、天井に開けた取付穴の位置に感知器ベースを固定して天井裏面に引き回している感知器回線を接続し、感知器ベースの嵌合金具に対し感知器本体に設けた嵌合端子を嵌め入れて回すことで、機械的且つ電気的に接続する。
直接取り付ける方法は、感知器本体の裏面側からリード線を外部に引き出し、感知器ベースを使用せず、天井に開けた取付穴から感知器回線を引き出し、ここに感知器本体のリード線を、例えば圧着端子を使用して接続し、接続の済んだリード線と感知回線を取付穴から天井裏面に押し込んだ状態で、天井面に感知器本体を、ビスなどを使用して直接固定する。
ここで、例えば構造を薄型化した感知器の場合には、設置状態でもその利点や意匠性を損なわないよう、感知器ベースを使用しない後者の設置方法を採用することが考えられる。また、例えば感知器本体の回路からリードを引き出したうえで、回路収納部をエポキシ樹脂などで防水封止する防水型の感知器においても、同様に後者の方法で取り付けることが考えられる。
図13はこのような従来の感知器ベースを使用しない場合の取付作業例を示している。まず図13(A)に示すように、取り付ける煙感知器200を準備する。煙感知器200は裏面側から2本のリード線202a,202bが引き出されている。
天井204には通線孔206が形成されており、通線孔206を通して天井裏面側に引き回している感知器回線208a,208b,210a,210bを取り出す。ここで感知器回線208a,208aは上流側(受信機側)からの信号線であり、感知器回線210a,210bは下流側(終端側)への信号線である。
続いて図13(B)に示すように、感知器200のリード線202aと感知器回線208a,210aの先端の被覆を剥いて芯線を露出した状態でより合わせ、そこに絶縁チューブ付きの圧着端子212aを嵌め入れて圧着工具により押し潰して接続する。同様に、リード線202bと感知器回線208b,210bの先端の被覆を剥いて芯線を露出した状態でより合わせ、そこに絶縁チューブ付きの圧着端子112bを嵌め入れて圧着工具により押し潰して接続する。受信機から引き出された感知器回線の上流側から下流側へと、順次このような接続を行うことで、感知器回線に複数の感知器を接続することができる。なお、最下流に終端抵抗或いは終端器を接続して通常時から感知器回線に所定の電流を流し、この電流を受信機側で監視することで、感知器回線の断線検出が可能になる。
リード線と感知回線の接続作業が済んだならば、図13(C)に示すように、接続の済んだリード線202a,202bと感知器回線208a,208b,210a,210bを通線孔206から天井裏面側に押し込み、通線孔206の下(感知器側)に感知器200を位置合せした状態でビス214を使用して取付け固定する。
特開平6-109631号公報 特開平7-12724号公報 特開2001−325674号公報 特許第4347296号公報
しかしながら、このような従来の、天井面に直接取付ける構造の感知器にあっては、天井面に感知器を取付ける作業の際に、図13(B)に示したように、作業者は例えば感知器200を片手で持ちながら、まず圧着端子212aにリード線202aと感知器回線208a,210aの3本の芯線を通し、工具で押し潰して接続するという煩雑な作業が必要であり、取付け作業に手間と時間がかかるという問題があり、しかも天井204に近い高所での作業となることから安全上の問題も懸念される。
本発明は、感知器ベース等の取付アダプタを使用せず天井面に直接取り付ける場合の作業を簡単且つ容易に、しかも安全に行うことを可能とする、感知器をはじめとする検出器並びに検出器の設置および配線接続方法を提供することを目的とする。
(検出器)
本発明は、検出器において、
本体中央に、少なくとも一時的に感知器回線を挿通可能とする貫通穴を備えた検出器本体と、
検出器本体に設けられ、監視領域内の異状を検出するセンサ部と、
センサ部から出力された検出信号に基づいて、異状の有無を判断する異状判断部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、貫通穴を監視領域側から内部視認不能に遮蔽する遮光部材を設ける。
本発明の検出器は、更に、
検出器本体から外部に引き出され、設置面裏に布設された信号線に接続されるリード線と、
検出器本体に設置面に取付け固定するビスを挿通するビス取付穴と、
を設ける。
センサ部は、
検出器本体の外面に設けた発光開口及び受光開口と、
検出器本体の前記外面に装着されて少なくとも発光開口及び受光開口を覆う透光性カバーと、
透光性カバーの外部監視領域側に位置する開放状の検煙空間に設定された検煙点近傍に対して、発光開口を介して光を発する検出器本体に内蔵された発光素子と、
発光素子から発光開口および前記透光性カバーを介して検煙点近傍に対して発せられた光の煙による散乱光を、受光開口および透光性カバーを介して受光した受光量に応じた受光信号を出力する、検出器本体に内蔵された受光素子と、
を備え、異状判断部は、受光素子から出力された受光信号に基づいて、火災発生の有無を判断する器。
発光開口及び受光開口を設置面への取付け状態で監視領域側となる検出器本体の外面に設け、透光性カバーは発光開口、受光開口及び貫通穴開口を覆うように検出器本体に装着する。検出器本体に対し透明カバーを着脱自在に設ける。貫通穴開口に相対した透明カバーの部位に着色を施すか又は不透明シールを貼着する。
センサ部は、検出器本体の外面に温度検出素子を設け、異状判断部は、温度検出素子から出力された温度検出信号に基づいて、火災発生の有無を判断する。検出器本体の貫通穴に対しカバーを着脱自在に設ける。
(検出器の設置および配線接続方法)
本発明は、検出器の設置および配線接続方法に於いて、
設置面に通線孔を設け、設置面裏から監視領域側に引き出した信号線を、検出器本体に設けた貫通穴に挿通して設置面に取付固定し、検出器本体から引き出されたリード線に対して信号線を接続して、接続済みの信号線及びリード線の一部又は全部を貫通穴の内部に収容することを特徴とする。
更に、接続済みの信号線及びリード線を貫通穴の内部に収容した上で、貫通穴の監視領域側を、監視領域側からその内部を視認不能とする部材によって閉鎖する。
本発明の感知器は、感知器本体に、少なくとも一時的に感知器回線を挿通可能とする貫通穴を備えたため、感知器を監視エリアの設置面に取り付ける際に、設置面裏に布設している感知器回線を天井通線孔から引き出し、更に、感知器本体に設けた貫通穴に感知器から引き出したリード線及び設置面の挿通孔から引き出している感知器回線を挿通した状態で、感知器をビスなどにより設置面の設置位置に取付固定した後に、貫通穴に挿通させて監視エリア側に引き出している感知器リード線と感知器回線の被覆をそれぞれ剥いて芯線を例えば圧着端子に挿入して圧着接続し、或いは半田付け等により接続し、その後、貫通穴から設置面裏側に戻し入れることで接続作業ができるので、煙感知器の取付け作業が簡単且つ容易に、しかも高所作業であっても安全に行うことができる。
また取付後に貫通穴の開口部は必要ないことから、監視エリア側から開口部を覆う被覆材を装着することで、感知器回線等配線が監視領域側に露出することを防止でき、また監視領域側から開口穴内部を見えないようにすることができるので、取付け後の見栄えも良くなる。
また、貫通穴には所定の機能を有するユニットを収容可能とし、感知器の多機能化を実現することができる。
この際、所定の機能を有するユニットは、感知器或いは感知器回線に電気的に接続されることで、感知器回線から直接或いは感知器内回路を介して電源供給を受けたり、信号の送受信を行うことが可能になる。
本発明による煙感知器の実施形態を断面と下側から見た平面で示した説明図 図1の実施形態における煙感知器を下側を上にして示した斜視図 図1の煙感知器に内蔵された感知器回路を示したブロック図 本発明による煙感知器の天井穴に対する取付作業を順番に示した説明図 本発明による煙感知器の天井取付穴に対する取り付け作業の様子を示した説明図 本発明による煙感知器を天井取付穴に取付固定した状態を示した説明図 透明カバーにシールを貼って貫通穴を隠した本発明による煙感知器の他の実施形態を示した説明図 貫通穴に終端抵抗を収納した本発明による煙感知器の設置状態を示した説明図 貫通穴を矩形穴とした本発明による煙感知器の他の実施形態を示した説明図 ドーナツ穴の壁面に発光開口と受光開口を配置した本発明による煙感知器の他の実施形態を示した説明図 本発明による熱感知器の実施形態を断面と下側から見た平面で示した説明図 図9の熱感知器に内蔵された感知器回路を示したブロック図 従来の防水型煙感知器の天井取付穴に対する取り付け作業を順番に示した説明図
図1は本発明による煙感知器の構造例を示した説明図であり、図1(A)に断面図を、図1(B)に下側から見た平面図を示している。なお、本実施例によって本発明が限定されるものではない。
図1において、本実施形態の煙感知器10は、概略的には、感知器本体12、発光素子16、受光素子18、透明カバー20、裏蓋24及び回路基板26で構成されており、煙検知空間を煙感知器10の外部に設定しており、このため煙感知器10には従来のようなチャンバーやラビリンスを設けていないことから、全体として薄型に形成されている。
感知器本体12は略中央部が図示上下方向に開口した貫通穴14を有する円筒ドーナツ(円環)形状としている。感知器本体12の、設置状態に於ける監視領域側(図示下側)の面(検出面12aという)にはフラットな透明カバー20を装着し、貫通穴14の開口を含め監視領域側を図示の如く全体的に覆っている。
この板状体12aは感知器本体12に対して着脱自在としており、感知器本体12を天井等の設置面に取り付け固定した後に、この透明カバー20を感知器本体12から取り外した状態で、貫通穴14を通して配線材を室内側へ引き出して配線接続作業を行うことができ、煙感知器の取付および配線作業を簡単且つ容易に、しかも安全なものとすることができる。このように配線接続作業が完了した後、感知器本体12に対して透光性の透明カバー20を装着する。
感知器本体12内には発光素子16を配置した収納穴と受光素子18を配置した収納穴がそれぞれ形成され、発光素子16及び受光素子18の光軸が透光性材料で形成された透明カバー20を経て外部監視領域の検煙空間に設定された検煙点Pで交差するように配置され、これによって発光素子16からの光を感知器本体12の外部検煙空間に射出し、この光が検煙空間に存在する煙により散乱される成分(散乱光)を、受光素子18によって受光して煙を検出する散乱光式の煙検出構造を実現している。
つまり、感知器本体12の検出面12aには発光素子16と受光素子18の収納穴に対応して発光開口16aと受光開口18aが形成され、発光開口16aを介して発光素子16からの光を検煙点Pとその近傍の検煙空間に出射し、検煙空間に存在する煙粒子により散乱された散乱光を受光開口18aを介して受光素子18に入射して受光散乱光量に応じた受光信号を出力するようにしている。このように散乱光式煙検出機構の検煙点Pを感知器本体12の外部に設定することにより、従来の散乱光式煙感知器にように内部に検煙空間を形成する必要がなくなる。
感知器本体12の発光開口16aと受光開口18aを設けた検出面12aには透光性の透明カバー20が配置され、発光開口16aと受光開口18aを閉鎖して、内部に粉塵が入らないようにしている。また透明カバー20は感知器本体12に対し着脱自在に設けられており、外周部内側にボス21を突出し、感知器本体12の外周面に形成したボス穴に嵌合して抜け止めしている。なお、透明カバー20は必ずしも可視的に透明である必要は無く、発光素子16からの光および散乱光を所定以上の透過率で透過する透光性を有していればよい。
なお、透明カバー20のボス21に対応して感知器本体12側にボス穴を設けた場合には、透明カバー20を装着する際に位置決めを必要とするが、透明カバー20側にボス穴に代えて感知器本体12の外周側面に沿った環状溝を形成することで、位置合せを不要にすることができる。
また、本実施形態にあっては、検出面12a全体を覆うように透明カバー20を設けているが、発光開口16aと受光開口18aの部分だけに透明カバーを嵌め入れるようにしても良い。
感知器本体12の内部には裏面側(設置面側)に開口した回路収納部22が形成されて、ここに回路基板26が組み込まれ、回路基板26には散乱光式の煙検出に基づいて火災を判断し、判断結果に応じて受信機に対し発報信号を出力する感知器回路を実装している。回路基板26からはリード線28が外部に引き出され、また回路収納部26の裏面には回路収容部22を塞ぐ裏蓋24が装着されている。
感知器本体12の検出面外周付近の2箇所には図1(B)に示すように陥凹部32が形成され、そこにビス取付穴34を設け、ビス取付穴34にビスを挿通して天井等設置面に直接煙感知器10を取り付け固定できるようにしている。
図2は図1に示した煙感知器の斜視図であり、検出面側、即ち設置状態に於ける監視領域側を上にした状態で示している。
感知器本体12の検出面12a側外周部には発報表示灯36を設けている。なお、発報表示灯36は検出面12aに埋め込んだフラット構造とし、その外側に透明カバー20を装着するようにしても良いし、透明カバーに挿通孔を設けて挿通し、透明カバーを装着した状態で更に外部に突出するようにしても良い。
図3は図1の煙感知器に内蔵された感知器回路の要部を示したブロック図である。図3において、煙感知器10の感知器回路は1チップCPUとして知られたマイクロプロセッサ(MPU)を用いた信号処理部38を備え、信号処理部38に対しては記憶部40、発光制御部42、増幅回路44及び発報回路46を設け、更に、信号処理部38にはプログラムの実行により実現される機能として火災判断部48を設けている。なお、各部の動作に必要な電源はL,C端子を介して感知器回線より供給される(図示省略)。
発光制御部42は信号処理部38の指示により例えば赤外LEDを用いた発光素子16を所定周期で間欠的にパルス発光駆動して、監視領域の検煙空間へ射出する。増幅回路44はフォトダイオードから検煙空間に存在する煙による散乱光の受光信号を受けて増幅し、信号処理部38へ出力する。
発光制御についてより詳細に説明すると、発光素子16の発光駆動は、信号処理部からの1秒周期の発光パルス信号を受けた発光制御部42から例えば3kHzの発光パルスを例えば5つ連続出力して行われる。即ち、3kHzの発光パルスによる5回の発光が1秒毎に繰り返される。
受光素子18で受光された散乱光の強度に応じた受光信号は増幅回路44で増幅され、信号処理部38による発光制御部42からの発光駆動パルス信号の出力に同期してこの増幅信号がAD変換されて受光データとして読み込まれ、例えば火災判断部48では受光データにが示す散乱光の受光量が予め定めた火災閾値を超えた場合に火災と判断し、発報回路46に火災検出信号を出力する。
発報回路46は信号処理部38の火災判断部48から火災検出信号を受けると、例えば内蔵しているスイッチング素子をオンし、端子L,Cより外部に引き出しているリード線28を介して感知器回線に発報電流を流すことで、受信機側に発報信号を送信する。
なお、火災判断部48による火災判断は、散乱光受光量と火災閾値の比較以外に、単位時間当たりの受光量の増加割合に基づいて行うなど適宜の火災判断を用いることができる。例えば、単位時間あたりの受光量の増加割合が所定割合を超えた場合に火災と判断するようにしても良い。
図4は本発明による煙感知器の天井に対する取付と配線(感知器回線への接続)作業を順番に示した説明図であり、図5には煙感知器作業途中の様子を示し、更に図6には煙感知器作業が完了した後の状態を示している。即ち、図4〜図6は本発明による感知器をはじめとする検出器の設置および配線接続方法の実施形態を示している。
図4を参照して取付作業の手順を説明すると次のようになる。まず図4(A)に示すように、警戒区域(監視領域)の天井50の所定位置には天井取付穴(挿通孔)52が予め形成されている。煙感知器10を天井取付穴52の図示下側に取り付ける際には、天井50の裏面側(図示上側)に引き回している感知器回線56a,56bと感知器回線58a,58bを天井取付穴52から図示下側の作業空間に引き出しておく。
ここで感知器回線56a,56bは受信機もしくは受信機側に位置して隣接する上流の煙感知器からの感知器回線であり、一方、感知器回線58a,58bは下流側に位置する他の煙感知器に対する感知器回線である。なお煙感知器10を感知器回線の終端に接続する場合には、受信機側からの感知器回線56a,56bのみ天井取付穴52から引き出される。
次に図4(B)に示すように、天井取付穴52から引き出した感知器回線56a,56b及び感知器回線58a,58b、更に煙感知器10の裏面側に引き出しているリード線28を、煙感知器10の貫通穴14の中に挿通した状態で、ビス54により煙感知器10を天井取付穴52の下側に固定設置する。
この図4(B)の詳細は図5に示している。図5にあっては、天井取付穴52を通して天井裏から引き出された感知器回線56a,56b及び感知器回線58a,58bを煙感知器10の貫通穴14に挿通しており、また回路基板26から煙感知器10の裏面側に取り出しているリード線28(28a,28b)も同様に貫通穴14の中に挿通している。
このように煙感知器10の貫通穴14にリード線28及び感知器回線56a,感知器回線56b、58a,58bを通した後で、煙感知器10を天井取付穴52の下側に位置合せして押し当て、この状態で陥凹部32に形成しているビス取付穴34を介してビス54により煙感知器10を天井50に直接取付固定する。
続いて図4(C)に示すように、煙感知器10の貫通穴14を通して監視領域側に引き出しているリード線28a,28bと感知器回線56a,56b及び感知器回線58a,58bとの接続作業を行う。この接続作業は、例えば透明な絶縁チューブ付の圧着端子(スリーブ)60aに、それぞれ先端の被覆を剥いたリード線28a、感知器回線56a,感知器回線58aの芯線をそれぞれ挿入した状態で工具を使用して潰すことで圧着接続する。また同様にそれぞれ先端の被覆を剥いたリード線28b、感知器回線56b及び感知器回線58bについても、別の絶縁チューブ付の圧着端子60bに差し込んで工具により潰すことで圧着接続する。このような圧着接続に限らず、例えば半田付けにより接続した後に絶縁処理を施すようにする等、任意の接続方法を採用できる。
このような3本の信号線をまとめて圧着端子で接続する作業は、天井50に対し既に煙感知器10を設置固定した後に行われ、図13に示した従来の煙感知器の接続作業のように煙感知器200を手で支えながら信号線をそれぞれ圧着端子で接続固定するような煩雑な作業を行う必要がなく、作業者が手で煙感知器10を保持したり支えたりすることなく接続作業を容易に行うことができる。
特に信号線の接続作業は天井50に近い場所で行う高所作業となるが、煙感知器10の取付固定は既に済んでいることから、配線をまとめて接続する作業だけを行えばよく、作業が容易で、且つ高所作業であっても安全に行うことができる。
続いて図4(D)に示すように、圧着端子60a,60bを使用して接続したリード線28a,28b、感知器回線56a,56b及び感知器回線58a,58bを貫通穴14から天井取付穴52を介して天井50の裏面側に押し込むことで、作業を完了する。
この図4(D)に示す作業完了状態は、図6にその詳細を示している。このように天井取付穴52に対する取付作業と配線接続作業が完了したならば、取付作業に先立って煙感知器10から取り外している透明カバー20を図4(D)、図6に示すように装着することで、配線材が監視領域側にはみ出してくることを防止できる。
なお、図6にあっては、接続済みのリード線28a,28b、感知器回線56a,56b及び感知器回線58a,58bを天井裏面側に押し込んでいるが、リード線28a,28b、感知器回線56a,56b及び感知器回線58a,58bの接続部分の一部又は全部を貫通穴14の内部に収容することが望ましい。このように貫通穴14の中に信号線の接続部分を収納しておくことで、天井裏面側における埃などの異物の付着や湿気から接続部を保護することができ、また、接続部分の確認も容易にできる。
図7は透明カバーに可視光を透過しないシールを貼って貫通穴を隠した本発明による煙感知器の他の実施形態を示した説明図であり、図7(A)に断面を示し、図7(B)に下側から見た平面を示している。
図7における煙感知器10の基本構造は図1の実施形態と同じであるが、透明カバー20の貫通穴14に相対した外側位置に不透明シール62を貼り付け、取付状態で監視領域側から見たときに、貫通穴14を介して天井裏面側に収納している配線の状態等が外部から視認できないようにしている。
これによって、例えば図6に示したような天井50の裏面側に押し込んだリード線28や感知器回線の様子を貫通穴14の開口部を不透明シール62により隠すことで監視領域側から貫通穴の内部を見えなくし、煙感知器10を設置した際の見栄えを向上させることができる。
ここで不透明シール62としては、感知器本体12と同じ色彩を使用してもよいし、例えばデザイン的なアクセントをつけるために感知器本体12とは異なる色を使用してもよい。
また図7の実施形態にあっては不透明シール62を透明カバー20に貼り付けているが、透明カバー20の貫通穴14に相対した位置に塗装による着色を施すようにしても良い。
不透明シール62又は塗装による着色は、貫通穴14を略覆って貫通光内部を概ね視認不可とし、且つ発光開口16aからの赤外光の射出および受光開口18aへの散乱光の入射を妨げないようにすれば良く、この範囲において他の任意の材料、方法によっても行うことができる。
図8は図7の実施形態に示した煙感知器の天井面設置状態を示した説明図であり、感知器回線の終端に設置した煙感知器を示している。
図8において、煙感知器10は図7に示したように、感知器本体12の下面に装着した透明カバー20は、貫通穴14に相対した外側位置に不透明シール62を貼り付けており、貫通穴14の内部が監視領域側から見えないようにしている。
感知器本体12の裏面側に引き出されたリード線28a,28bは、終端位置となる感知器回線55a,55bに接続されるが、同時にそれぞれ終端抵抗64のリード線66a,66bと共に圧着端子60a,60bを使用して接続固定している。リード線66a,66bにより接続された終端抵抗64は接続作業終了後、煙感知器10の貫通穴14の中に収納される。
このように終端抵抗64を煙感知器10の貫通穴14の中に収納しておくことで、天井裏面側に配置した場合に比べ、埃や湿気などの付着を低減して抵抗性能を安定化できる。また例えば感知器を増設する際等に終端に配置した感知器(回線の終端位置)を確認する必要があるが、本実施形態にあっては、透明カバー20を外して貫通穴14の中に終端抵抗64が収容されていれば、終端感知器であることが容易に確認できる。
図9は貫通穴を矩形穴とした本発明による煙感知器の他の実施形態を示した説明図であり、図9(A)に断面を示し、図9(B)に設置状態に於ける監視領域側から見た平面を示している。
図9において、煙感知器10の基本的な構造は図1の実施形態と同じであるが、感知器本体12の略中央に設けた貫通穴として、本実施形態にあっては平面視において矩形となる矩形貫通穴70を形成している。
なお図9にあっては矩形形状を持つ矩形貫通穴70を形成した場合を例に取っているが、矩形以外の適宜の多角形の貫通穴、あるいは星形などの特殊の形状を持った貫通穴等、任意の形状とすることができる。
図10本発明による煙感知器の他の実施形態を示した説明図であり、図10(A)に断面を示し、図10(B)に下側から見た平面を示している。本実施形態の煙感知器は、貫通穴の周壁面に発光開口と受光開口を配置している点で、上記の実施形態と異なる。
図10(A)において、煙感知器10は感知器本体12、発光素子16、受光素子18、透明カバー20、裏蓋24、回路基板26、リード線28で構成される点は図1の実施形態と同じであるが、発光素子16を収納した収納穴を貫通穴14の周壁に発光開口16aとして開口し、これに対応して受光素子18を収納した収納穴についても、貫通穴14の周壁面に発光開口18aを形成している。
このように貫通穴14の周壁面に発光開口16aと受光開口18aを形成したことで、発光素子16の光軸と受光素子18の光軸が交差する検煙点Pは、図1の下側の検出面11aに設けた場合に比べ若干設置面側に移動した外部の検煙空間を構成することになる。発光開口16aと受光開口18aをこのように形成した場合、検出面に開口した場合に比べ外乱光による影響を抑制することが可能である。
なお、図1、図9、図10の実施形態では、一体の透明カバー20を装着することによって貫通穴14の開口を含む検知面全体を覆うようにしているが、例えば透明カバーの、貫通穴に対応する部分をくり抜く等して開口させ、この部分に更に別体の蓋状部材を着脱自在に設けるようにしても良い。この際、蓋状部材を可視光を透過しない材質で形成したり、可視光を透過しない塗装を施したりすることで、監視領域側から貫通穴内部が視認できないようにすることができる。また蓋状部材の色彩等を工夫することで、更に見栄えを良くすることもできる。
図11は本発明による熱感知器の構造例を示した説明図であり、図11(A)に断面図を、図11(B)に下側から見た平面図を示している。なお、本実施例によって本発明が限定されるものではない。
図11において、本実施形態の熱感知器100は、概略的には、感知器本体112、温度検出素子116、保護カバー(検出素子保護カバー)118、カバー120、裏蓋124及び回路基板126で構成されている。
感知器本体112は図1の煙感知器10同様の円環形状であり、感知器本体112の略中央には図示上下に貫通して感知器回線およびリード線128を挿通可能とする貫通穴114が形成されている。貫通穴114は、図4に示したと同様に、熱感知器100を天井取付穴に取り付けおよび配線接続作業時に利用することで、熱感知器100の取付配線作業を簡単且つ容易で、しかも安全なものとすることができる。貫通穴114の監視領域側の開口には感知器本体112に対して着脱自在のカバー120が装着され、カバー120は例えば可視光を透過しない材質で形成されており、装着状態で監視領域側から貫通穴114の内部が見えないようにしている。
感知器本体12には、下方(監視領域)に向けて温度検出素子116が突出配置され、その周囲を覆って熱気流を通過可能な枠構造をもつ保護カバー118が配置されている。温度検出素子116はサーミスタ、半導体素子などであり、火災による熱気流を受けた場合に、温度に応じた温度検出信号を出力する。
感知器本体112の内部には裏面側に開口した回路収納部122が形成されて回路基板126が組み込まれ、回路基板126に温度検出素子116からの温度検出信号に基づいて火災を判断するための感知器回路を実装している。回路基板126からはリード線128が外部に引き出され、また回路収納部126は裏蓋124が装着されて閉鎖される。その他の構造は、図1の煙感知器10と基本的に同じである。
図12は図11の熱感知器に内蔵された感知器回路を示したブロック図である。図12において、熱感知器100の感知器回路は1チップCPUとして知られたマイクロプロセッサ(MPU)を用いた信号処理部138を備え、信号処理部138に対しては記憶部140、温度検出回路142及び発報回路146を設け、更に、信号処理部138にはプログラムの実行により実現される機能として火災判断部148を設けている。各部は、図1の煙感知器10同様に感知器回線からの電源供給を受けて動作する。
温度検出回路142は温度検出素子116の温度に対応した抵抗変化や電圧変化などから温度検出信号を生成して信号処理部138に出力する。火災判断部148は温度検出信号をAD変換して温度検出データとして読み込み、温度検出データが例えば予め定めた火災閾値を超えたとき、発報回路46に火災検出信号を出力する。
発報回路146は信号処理部138の火災判断部148から火災検出信号を受けると、内蔵しているスイッチング素子をオンし、端子L,Cより外部に引き出しているリード線128を介して感知器回線に発報電流を流すことで、受信機側に発報信号を送信する。ここで、火災判断部148による火災判断は、温度検出データと火災閾値の比較以外に、単位時間当たりの検出温度の増加割合から火災を判断するなど適宜の火災判断を用いることができる。
なお、上記の実施形態の煙感知器10にあっては、図1(B)に示したように、平面視において、発光開口16aと受光開口18aを、感知器本体12の外径円の中心を通って対向する位置に配置しているが、対向位置とせずに平面視においても所定角度オフセットした配置とするようにしても良い。つまり、平面視において発光開口と感知器本体外径の中心を結ぶ線と、受光開口と感知器本体外径の中心を結ぶ線が180度以外の所定角度を有するように配置しても良い。
また、図11に示した熱感知器にあっては、温度検出素子116を感知器本体112の下面から下方に突出しているが、これ以外に、火災による熱気流を受ける位置であれば、適宜の位置に温度検出素子117を設けることができる。
また、本発明の他の実施形態として、図1に示した煙感知器10に、図11の熱感知器100に設けている温度検出素子116とその保護カバー118を、散乱光式の検煙空間を妨げることのない位置に設けることで、煙と熱を感知して火災を判断する複合型の感知器としても良い。この際もちろん、保護カバー118と透明カバー20を一体に形成しても良く、これにより部品点数を削減することができ、組み立ての簡易化やコスト低減に繋がる。
また、上記の各実施形態においては、感知器平面視外形は円としたが、他の任意の外形形状であっても良い。また、貫通穴は必ずしもこれら外形の中央に設ける必要はなく、中心からオフセットした位置に設けても良い。
また、上記各実施形態では、回路基板からのリード線は感知器裏面側(設置面側)から外部に引き出しているが、貫通穴周囲側面から貫通穴内部側へ引き出すようにしても良い。このようにすれば、設置面に設ける通線孔の開口サイズをより小さくすることができる。
また、本発明は火災検出器のうちの火災感知器(消防規格品)に限らず、消防規格品以外の火災検出器、火災以外の異状を検出する各種の検出器についても同様に適用できる。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:煙感知器
12,112:感知器本体
14,114:貫通穴
16:発光素子
16a:発光開口
18:受光素子
18a:受光開口
20:透明カバー
22,122:回路収納部
24,124:裏蓋
26,126:回路基板
28,128:リード線
32,132:陥凹部
34,134:ビス取付穴
36,136:発報表示灯
38,138:信号処理部
40,140:記憶部
42:発光制御部
44:増幅回路
46:発報回路
48:火災判断部
50:天井
52:通線孔
54:ビス
56a,56b,58a,58b:感知器回線
60a,60b:圧着端子
62:不透明シール
70:矩形貫通穴
116:温度検出素子
142:温度検出回路

Claims (11)

  1. 本体中央に、少なくとも一時的に感知器回線を挿通可能とする貫通穴を備えた検出器本体と、
    前記検出器本体に設けられ、監視領域内の異状を検出するセンサ部と、
    前記センサ部から出力された検出信号に基づいて、異状の有無を判断する異状判断部と、
    を備えたことを特徴とする検出器。
  2. 請求項1記載の検出器に於いて、前記貫通穴を監視領域側から内部視認不能に遮蔽する遮光部材を設けたことを特徴とする検出器。
  3. 請求項1記載の検出器に於いて、更に、
    前記検出器本体から外部に引き出され、設置面裏に布設された信号線に接続されるリード線と、
    前記検出器本体に設置面に取付け固定するビスを挿通するビス取付穴と、
    を設けたことを特徴とする検出器。
  4. 請求項1記載の検出器に於いて、前記センサ部は、
    前記検出器本体の外面に設けた発光開口及び受光開口と、
    前記検出器本体の前記外面に装着されて少なくとも前記発光開口及び前記受光開口を覆う透光性カバーと、
    前記透光性カバーの外部監視領域側に位置する開放状の検煙空間に設定された検煙点近傍に対して、前記発光開口を介して光を発する前記検出器本体に内蔵された発光素子と、
    前記発光素子から前記発光開口および前記透光性カバーを介して前記検煙点近傍に対して発せられた光の煙による散乱光を、前記受光開口および前記透光性カバーを介して受光した受光量に応じた受光信号を出力する、前記検出器本体に内蔵された受光素子と、
    を備え、前記異状判断部は、前記受光素子から出力された受光信号に基づいて、火災発生の有無を判断することを特徴とする検出器。
  5. 請求項3記載の検出器に於いて、
    前記発光開口及び前記受光開口を設置面への取付け状態で監視領域側となる前記検出器本体の外面に設け、
    前記透光性カバーは前記発光開口、前記受光開口及び前記貫通穴開口を覆うように検出器本体に装着したことを特徴とする検出器。
  6. 請求項5記載の検出器に於いて、前記検出器本体に対し前記透明カバーを着脱自在に設けたことを特徴とする検出器。
  7. 請求項6記載の検出器に於いて、前記貫通穴開口に相対した透明カバーの部位に着色を施すか又は不透明シールを貼着したことを特徴とする検出器。
  8. 請求項1記載の検出器に於いて、
    前記センサ部は、前記検出器本体の外面に温度検出素子を設け、
    前記異状判断部は、前記温度検出素子から出力された温度検出信号に基づいて、火災発生の有無を判断することを特徴とする検出器。
  9. 請求項8記載の検出器に於いて、前記検出器本体の貫通穴に対し前記カバーを着脱自在に設けたことを特徴とする検出器。
  10. 設置面に通線孔を設け、設置面裏から監視領域側に引き出した信号線を、検出器本体に設けた貫通穴に挿通して設置面に取付固定し、検出器本体から引き出されたリード線に対して信号線を接続して、接続済みの前記信号線及び前記リード線の一部又は全部を前記貫通穴の内部に収容することを特徴とする検出器の設置および配線接続方法。
  11. 請求項10記載の検出器の設置および配線接続方法に於いて、接続済みの前記信号線及びリード線を前記貫通穴の内部に収容した上で、前記貫通穴の前記監視領域側を、前記監視領域側からその内部を視認不能とする部材によって閉鎖することを特徴とする検出器の設置および配線接続方法。
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