JP2012081861A - 衝撃吸収部材 - Google Patents
衝撃吸収部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012081861A JP2012081861A JP2010229660A JP2010229660A JP2012081861A JP 2012081861 A JP2012081861 A JP 2012081861A JP 2010229660 A JP2010229660 A JP 2010229660A JP 2010229660 A JP2010229660 A JP 2010229660A JP 2012081861 A JP2012081861 A JP 2012081861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front plate
- plate
- absorbing member
- back plate
- impact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
【解決手段】所定幅で一方向に延びる正面板12と、かかる正面板に対して距離を隔てて平行に対向配置されて、前記一方向に延びる背面板14と、正面板12と背面板14とを連結する3枚の連結板(16a〜16c)とからなる衝撃吸収部材10において、正面板12の厚みが背面板14の厚みよりも大とされていると共に、横断面形状において、3枚の連結板(16a〜16c)のうち中間の1枚が、正面板12に直交する対称軸上に配置され、その両側に、他の2枚が傾斜して対称的に配置され、更に、正面板12及び背面板14の幅方向の両端部が、それぞれ、前記他の2枚の連結板との連結部よりも外方に延長せしめられて、4つの突出部12a,12b,14a,14bが形成されるように構成した。
【選択図】図1
Description
前記正面板の厚みが前記背面板の厚みよりも大とされていると共に、横断面形状において、前記3枚の連結板のうち中間に位置する1枚が、前記正面板に直交する対称軸上に配置され、他の2枚が、該対称軸を挟んでその両側に対称的に位置し、且つ前記正面板に向かって拡開するように該対称軸に対して傾斜して配設されて、その傾斜方向が互いに逆方向となるように配置され、
更に、前記正面板及び前記背面板の幅方向の両端部が、それぞれ、前記他の2枚の連結板との連結部よりも外方に延長せしめられて、4つの突出部が形成されていることを特徴とする衝撃吸収部材。
(2) 前記横断面形状において、前記正面板の外側面と前記背面板の外側面との間の距離をH(mm)とする一方、更に該正面板と該背面板と前記連結板との構造によって決定され、断面一次モーメントが0となる、該正面板と該背面板との対向方向における中立軸と、該正面板の外側面との間の最短距離をh(mm)としたとき、次式:
0.25≦h/H≦0.45
を満足するように構成されていることを特徴とする前記態様(1)に記載の衝撃吸収部材。
(3) 前記正面板の外側面と前記背面板の外側面との間の距離をH(mm)とし、該正面板の幅方向の寸法をL(mm)としたとき、次式:
50≦H≦150
0.3≦H/L≦0.7
を満足するように構成されていることを特徴とする前記態様(1)又は(2)に記載の衝撃吸収部材。
(4) 前記正面板の厚みが2.5〜15mmであり、前記背面板の厚みが1〜5mmであり、前記連結板の厚みが1〜5mmである前記態様(1)乃至(3)の何れか一つに記載の衝撃吸収部材。
(5) 前記正面板と前記連結板との連結部、及び/又は、前記背面板と前記連結板との連結部が、前記横断面形状において、湾曲した両側部をもって形成されると共に、該正面板側の連結部における湾曲した側部の曲率半径をR1 とし、該背面板側の連結部における湾曲した側部の曲率半径をR2 としたとき、次式:R1 ≧R2 を満足するように構成されていることを特徴とする前記態様(1)乃至(4)の何れか一つに記載の衝撃吸収部材。
(6) 前記正面板の幅方向両端部の突出部の長さ、及び/又は、前記背面板の幅方向両端部の突出部の長さが、それぞれ、異なる長さとされていることを特徴とする前記態様(1)乃至(5)の何れか一つに記載の衝撃吸収部材。
(7) 前記正面板の幅方向一方の端部側に設けられた前記突出部において、その先端部分の厚さが、該正面板の厚さよりも厚くされていることを特徴とする前記態様(1)乃至(6)の何れか一つに記載の衝撃吸収部材。
(8) 前記正面板と前記背面板と前記連結板との構造によって決定され、断面一次モーメントが0となる、該正面板と該背面板との対向方向に直角な方向における中立軸が、前記対称軸から偏らされていることを特徴とする前記態様(1)乃至(7)の何れか一つに記載の衝撃吸収部材。
(9) 前記正面板、前記背面板及び前記連結板が、アルミニウム合金、鋼又は樹脂にて形成されている前記態様(1)乃至(8)の何れか一つに記載の衝撃吸収部材。
(10) アルミニウム合金の押出形材にて構成されている前記態様(1)乃至(9)の何れか一つに記載の衝撃吸収部材。
(11) 車両用バンパ装置に組み込まれるバンパリインフォースメントとして用いられる前記態様(1)乃至(10)の何れか一つに記載の衝撃吸収部材。
M=F×s/4 (s:スパン(mm))
12 正面板
14 背面板
16a,16b,16c 連結板
Claims (11)
- 厚み方向に荷重入力を受ける、所定幅で一方向に延びる正面板と、該正面板に対して距離を隔てて平行に対向配置されて、前記一方向に延びる背面板と、該正面板と該背面板との間に配置されて、両者を幅方向の異なる位置において且つその延びる方向においてそれぞれ連結する3枚の連結板とからなる衝撃吸収部材であって、
前記正面板の厚みが前記背面板の厚みよりも大とされていると共に、横断面形状において、前記3枚の連結板のうち中間に位置する1枚が、前記正面板に直交する対称軸上に配置され、他の2枚が、該対称軸を挟んでその両側に対称的に位置し、且つ前記正面板に向かって拡開するように該対称軸に対して傾斜して配設されて、その傾斜方向が互いに逆方向となるように配置され、
更に、前記正面板及び前記背面板の幅方向の両端部が、それぞれ、前記他の2枚の連結板との連結部よりも外方に延長せしめられて、4つの突出部が形成されていることを特徴とする衝撃吸収部材。 - 前記横断面形状において、前記正面板の外側面と前記背面板の外側面との間の距離をH(mm)とする一方、該正面板と該背面板と前記連結板との構造によって決定され、断面一次モーメントが0となる、該正面板と該背面板との対向方向における中立軸と、該正面板の外側面との間の最短距離をh(mm)としたとき、次式:
0.25≦h/H≦0.45
を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収部材。 - 前記正面板の外側面と前記背面板の外側面との間の距離をH(mm)とし、該正面板の幅方向の寸法をL(mm)としたとき、次式:
50≦H≦150
0.3≦H/L≦0.7
を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の衝撃吸収部材。 - 前記正面板の厚みが2.5〜15mmであり、前記背面板の厚みが1〜5mmであり、前記連結板の厚みが1〜5mmである請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の衝撃吸収部材。
- 前記正面板と前記連結板との連結部、及び/又は、前記背面板と前記連結板との連結部が、前記横断面形状において、湾曲した両側部をもって形成されると共に、該正面板側の連結部における湾曲した側部の曲率半径をR1 とし、該背面板側の連結部における湾曲した側部の曲率半径をR2 としたとき、次式:R1 ≧R2 を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の衝撃吸収部材。
- 前記正面板の幅方向両端部の突出部の長さ、及び/又は、前記背面板の幅方向両端部の突出部の長さが、それぞれ、異なる長さとされていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の衝撃吸収部材。
- 前記正面板の幅方向一方の端部側に設けられた前記突出部において、その先端部分の厚さが、該正面板の厚さよりも厚くされていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の衝撃吸収部材。
- 前記正面板と前記背面板と前記連結板との構造によって決定され、断面一次モーメントが0となる、該正面板と該背面板との対向方向に直角な方向における中立軸が、前記対称軸から偏らされていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の衝撃吸収部材。
- 前記正面板、前記背面板及び前記連結板が、アルミニウム合金、鋼又は樹脂にて形成されている請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の衝撃吸収部材。
- アルミニウム合金の押出形材にて構成されている請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の衝撃吸収部材。
- 車両用バンパ装置に組み込まれるバンパリインフォースメントとして用いられる請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の衝撃吸収部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010229660A JP2012081861A (ja) | 2010-10-12 | 2010-10-12 | 衝撃吸収部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010229660A JP2012081861A (ja) | 2010-10-12 | 2010-10-12 | 衝撃吸収部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012081861A true JP2012081861A (ja) | 2012-04-26 |
Family
ID=46241199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010229660A Pending JP2012081861A (ja) | 2010-10-12 | 2010-10-12 | 衝撃吸収部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012081861A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013100080A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-23 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 車両用外装ビーム |
JP2013216116A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Jfe Steel Corp | 車両用バンパメンバ |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0899591A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-16 | Furukawa Electric Co Ltd:The | アルミニウム合金製押出し中空形材 |
JP2001063495A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-13 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | 車両用バンパ装置 |
JP2004148915A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用バンパ装置 |
JP2004155230A (ja) * | 2002-11-01 | 2004-06-03 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 自動車用バンパービーム |
JP2005212587A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Toyota Motor Corp | バンパリインフォースメント |
JP2008149759A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Toyota Motor Corp | バンパ構造 |
JP2010019414A (ja) * | 2008-06-13 | 2010-01-28 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 衝撃吸収部材 |
-
2010
- 2010-10-12 JP JP2010229660A patent/JP2012081861A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0899591A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-16 | Furukawa Electric Co Ltd:The | アルミニウム合金製押出し中空形材 |
JP2001063495A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-13 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | 車両用バンパ装置 |
JP2004148915A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用バンパ装置 |
JP2004155230A (ja) * | 2002-11-01 | 2004-06-03 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 自動車用バンパービーム |
JP2005212587A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Toyota Motor Corp | バンパリインフォースメント |
JP2008149759A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Toyota Motor Corp | バンパ構造 |
JP2010019414A (ja) * | 2008-06-13 | 2010-01-28 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 衝撃吸収部材 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013100080A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-23 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 車両用外装ビーム |
JP2013216116A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Jfe Steel Corp | 車両用バンパメンバ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8562041B2 (en) | Bumper structure | |
US9340172B2 (en) | Tubular back beam assembly for vehicle and method of manufacturing the same | |
TWI627082B (zh) | 衝擊吸收構件 | |
CN102791532A (zh) | 机动车用部件 | |
JP2023075317A (ja) | 車体部材 | |
JP2024515962A (ja) | 車体 | |
JP2010019414A (ja) | 衝撃吸収部材 | |
JP4542602B2 (ja) | 曲げ強度部材およびバンパーリーンフォースメント | |
JP7670868B2 (ja) | 車両用サイドシル | |
JP2025103026A (ja) | 車両用サイドシル | |
JP2012081861A (ja) | 衝撃吸収部材 | |
US7066508B1 (en) | Bumper cross-section with hinges | |
JP2011152860A (ja) | 衝撃吸収部材 | |
JP5875449B2 (ja) | 車両用バンパメンバ | |
JP2011152858A (ja) | 衝撃吸収部材 | |
JP6747928B2 (ja) | 衝撃吸収部材 | |
JP7243913B2 (ja) | 車体構造部材及び車体構造部材の設計方法 | |
JP6888693B2 (ja) | 衝撃吸収部材 | |
JP6125466B2 (ja) | 自動車用構造部材 | |
JP2011152859A (ja) | 衝撃吸収部材 | |
JP2005170232A (ja) | 衝撃吸収部材 | |
JP5161631B2 (ja) | 車両用バンパビーム | |
US20220177034A1 (en) | Structural member for vehicle | |
KR20230002092A (ko) | 차량용 사이드 실 | |
JP2012224202A (ja) | 圧壊特性に優れる構造部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130930 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20131023 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140617 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141118 |