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JP2012073669A - タッチパネル及び画像表示装置 - Google Patents

タッチパネル及び画像表示装置 Download PDF

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功介 高瀬
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Abstract

【課題】 第1配線及び第2配線の交差部上方に位置する配線の断線を抑制することができるタッチパネル及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】 タッチパネルは、入力領域R1を有した第1基板と、第1基板の入力領域上に配置された複数の第1配線及び複数の第2配線と、複数の絶縁膜18と、枠部9と、第2基板と、接合材とを備える。複数の絶縁膜18は、それぞれ第1基板上の複数の第1配線及び複数の第2配線の複数の交差部に配置され、複数の第1配線及び複数の第2配線間に介在されている。枠部9は、第1基板上に配置され、入力領域R1の外周に沿って形成され、複数の絶縁膜18より大きい厚みを有している。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、タッチパネル及び画像表示装置に関する。
近年、タッチパネルは、ヘイズが小さく透過率が高いといった光学的な特徴や、マルチタッチ対応といったアプリケーションの幅から、携帯電話等のモバイル端末における入力インターフェイスとしてのニーズが拡大している。タッチパネルの位置検出方式は、静電容量方式である。
タッチパネルにおいて、操作者の指等をタッチパネルの表面に接触させて入力すると、入力位置に近い部分の静電容量が変化する。このため、タッチパネルは、静電容量の変化状態を電圧変化として検出することにより、入力位置を検出することができる。
タッチパネルは、X軸に沿った複数の第1配線と、Y軸に沿った複数の第2配線とを備えている。入力位置のX座標及びY座標を検出することができるため、入力位置を正確に検出することができる。
第1配線及び第2配線を製造する場合、マザーガラスの一主面上にパターニングすることにより形成されている。第1配線及び第2配線は、これらの交差部において絶縁膜を挟んで対向している。
有機感光材料を用いフォトリソグラフィ法を使用して絶縁膜を形成した場合、一般に絶縁膜の厚みは1乃至3μmとなる。
特開2010−39537号公報
ところで、有機材料を用いて絶縁膜を形成した場合、マザーガラスから第1配線及び第2配線が形成された基板を切り出すカット工程や電気導通を取るためのフレキシブル配線圧着工程にて、有機材料の表面硬度の弱さに起因し、絶縁膜とその上層に構成された配線にキズがつき、結果として配線が断線する恐れがある。配線の断線は、タッチパネルの機能不良となる。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、第1配線及び第2配線の交差部上方に位置する配線の断線を抑制することができるタッチパネル及び画像表示装置を提供することにある。
一実施形態に係るタッチパネルは、
入力領域を有した第1基板と、
それぞれ、前記第1基板の入力領域上に配置され、第1方向に延出し、前記第1方向に直交した第2方向に並べられた複数の第1配線と、
それぞれ、前記第1基板の入力領域上に配置され、前記第2方向に延出し、前記第1方向に並べられた複数の第2配線と、
それぞれ前記第1基板上の前記複数の第1配線及び複数の第2配線の複数の交差部に配置され、前記複数の第1配線及び複数の第2配線間に介在された複数の絶縁膜と、
前記第1基板上に配置され、前記入力領域の外周に沿って形成され、前記複数の絶縁膜より大きい厚みを有した絶縁性の枠部と、
前記入力領域を有し、前記複数の第1配線及び複数の第2配線に対向配置された第2基板と、
前記第1基板及び第2基板間に介在され、前記第1基板及び第2基板を接合した接合材と、を備える。
また、一実施形態に係る画像表示装置は、
表示面を有した画像表示部と、
前記表示面上方に設けられたタッチパネルと、を具備し、
前記タッチパネルは、
入力領域を有した第1基板と、
それぞれ、前記第1基板の入力領域上に配置され、第1方向に延出し、前記第1方向に直交した第2方向に並べられた複数の第1配線と、
それぞれ、前記第1基板の入力領域上に配置され、前記第2方向に延出し、前記第1方向に並べられた複数の第2配線と、
それぞれ前記第1基板上の前記複数の第1配線及び複数の第2配線の複数の交差部に配置され、前記複数の第1配線及び複数の第2配線間に介在された複数の絶縁膜と、
前記第1基板上に配置され、前記入力領域の外周に沿って形成され、前記複数の絶縁膜より大きい厚みを有した絶縁性の枠部と、
前記入力領域を有し、前記複数の第1配線及び複数の第2配線に対向配置された第2基板と、
前記第1基板及び第2基板間に介在され、前記第1基板及び第2基板を接合した接合材と、を備える。
図1は、一実施形態に係る液晶表示装置を示す概略断面図である。 図2は、図1に示した液晶表示パネルの平面図である。 図3は、図2の線A−Aに沿って示す液晶表示パネルの断面図である。 図4は、図1に示したタッチパネルの周縁部の一部を示す拡大平面図である。 図5は、上記タッチパネルの入力領域を示す拡大平面図である。 図6は、図4の線B−Bに沿って示すタッチパネルの一部を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら一実施形態に係る液晶表示装置について詳細に説明する。
図1に示すように、液晶表示装置は、画像表示部としての液晶表示パネル1と、バックライトユニット2と、タッチパネル3と、を備えている。
図1乃至図3に示すように、液晶表示パネル1は、アレイ基板20と、対向基板30と、液晶層40と、第1偏光部60と、表示面Sを有した第2偏光部70とを備えている。アレイ基板20及び対向基板30は、それぞれ矩形状に形成されている。アレイ基板20は、対向基板30よりも大きな寸法に形成されている。
アレイ基板20及び対向基板30は、各々3辺がほぼ重なるように配置されている。アレイ基板20の残る一辺において、アレイ基板20は、対向基板30よりも外側に延出している。より詳しくは、第1方向Xにおいて、アレイ基板20及び対向基板30はほぼ重なるように配置されている。第1方向Xと直交した第2方向Yにおいて、アレイ基板20は、対向基板30よりも外側へ延出している。液晶表示パネル1は、アレイ基板20及び対向基板30に重なった矩形状の表示領域R2を有している。
アレイ基板20は、透明な絶縁基板として、矩形状のガラス基板21を有している。対向基板30から外れたガラス基板21上には駆動回路80が搭載されている。表示領域R2において、ガラス基板21上に複数の画素が設けられている。画素は、第1方向X及び第2方向Yに並んでマトリクス状に設けられている。表示領域R2において、ガラス基板21上に、図示しない複数の信号線及び複数の走査線が格子状に設けられている。
信号線及び走査線の交差部近傍に、スイッチング素子として、例えばTFT(薄膜トランジスタ)22が設けられている。
ガラス基板21上には、複数の画素電極23がマトリクス状に形成されている。画素電極23は、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)等の透明な導電材料により形成されている。画素は、それぞれTFT22及びこのTFTに電気的に接続された画素電極23等を有している。
TFT22及び画素電極23等が形成されたガラス基板21上に、複数の柱状スペーサ25が複数本形成されている。ガラス基板21及び画素電極23上に、配向膜26が形成されている。
対向基板30は、透明な絶縁基板として、矩形状のガラス基板31を有している。表示領域R2において、ガラス基板31上にカラーフィルタ50が設けられている。カラーフィルタ50は、遮光部51と、周辺遮光部52と、赤色、緑色、青色の複数の着色層53、54、55とを有している。
遮光部51は、格子状に形成され、信号線及び走査線に重なって形成されている。周辺遮光部52は、矩形枠状に形成され、表示領域R2の周縁部全周に亘って形成されている。周辺遮光部52は、表示領域R2の外側から漏れる光の遮光に寄与している。
着色層53、54、55は、ガラス基板31、遮光部51及び周辺遮光部52上に形成されている。着色層53、54、55は、第1方向Xに互いに隣接し、交互に並んで配設されている。着色層53、54、55は、それぞれストライプ状に形成され、第2方向Yに延出し、第2方向Yに並んだ画素に重なっている。着色層53、54、55の周縁部は、遮光部51及び周辺遮光部52に重なっている。
カラーフィルタ50上に、ITO等の透明な導電材料により対向電極32が形成されている。対向電極32上には配向膜33が形成されている。
アレイ基板20及び対向基板30は、柱状スペーサ25により所定の隙間を置いて対向配置されている。アレイ基板20及び対向基板30は、表示領域R2の外側である両基板の周縁部に配設されたシール材41により互いに接合されている。
液晶層40は、アレイ基板20及び対向基板30間に挟持され、シール材41で囲まれている。シール材41の一部に形成された液晶注入口42は封止材43により封止されている。
第1偏光部60はガラス基板21の外面に配置されている。第2偏光部70はガラス基板31の外面に配置されている。上述したように、第2偏光部70の外面に表示面Sが形成されている。
バックライトユニット2は、アレイ基板20の外面側に配置されている。バックライトユニット2は、第1偏光部60に対向配置された導光板2aと、導光板2aの一側縁に対向配置された光源2bおよび反射板2cと、を有している。
図1に示すように、タッチパネル3は、表示面Sの上方に設けられている。ここでは、タッチパネル3は、図示しない接着材を介して表示面Sに貼り付けられている。タッチパネル3の位置検出方式としては、静電容量方式を利用している。
タッチパネル3は、透明な絶縁基板である第1基板としての矩形状のガラス基板5と、ガラス基板5上に形成された透明な電極パターン6と、透明な絶縁基板である第2基板としての矩形状のカバーガラス7と、透明な接合材としての接着材8とを有している。タッチパネル3(ガラス基板5及びカバーガラス7)は、入力領域R1を有している。ここでは、入力領域R1は表示領域R2に重なっている。
カバーガラス7は、電極パターン6に対向配置されている。カバーガラス7は、電極パターン6を保護するものである。カバーガラス7は、接着材8によりガラス基板5及び電極パターン6に貼り付けられている。接着材8は、ガラス基板5及びカバーガラス7間に介在され、ガラス基板5及びカバーガラス7を接合している。
接着材8の膜厚は、200乃至300μmである。この実施形態において、接着材8の膜厚は、200μmである。
上記のように液晶表示装置が形成されている。
次に、上記タッチパネル3について詳しく説明する。
図1及び図4乃至図6に示すように、電極パターン6は、複数の第1電極11と、複数の第2電極12と、複数の接続配線16と、複数の接続配線17とを有している。第1電極11、第2電極12、接続配線16及び接続配線17は、ガラス基板5の入力領域R1上に配置され、透明な導電材料として、例えばITO(インジウム・ティン・オキサイド)で形成されている。
複数の第1電極11は、第1方向X及び第2方向Yに並べられている。第1電極11は、それぞれ第1方向X及び第2方向Yに沿った対角線を持つ正方形である。第1電極11は、第1方向Xに沿って対向した第1角部13を有している。第1方向Xにおいて、隣合う第1角部13同士は接続されている。
この実施の形態において、第1角部13は潰れている。このため、第1電極11は、第1角部13が潰れた正方形である。また、隣合う第1角部13同士は、接続配線16を介して接続されている。互いに接続された複数の第1電極11及び複数の接続配線16は、第1方向Xに延出した第1配線W1を形成している。複数の第1配線W1は、第2方向Yに並べられている。
複数の第2電極12は、複数の第1電極11に隙間を置いて第1方向X及び第2方向Yに並べられている。第2電極12は、それぞれ第1方向X及び第2方向Yに沿った対角線を持つ正方形である。第2電極12は、第2方向Yに沿って対向した第2角部14を有している。第2方向Yにおいて、隣合う第2角部14同士は接続されている。
この実施の形態において、第2角部14は潰れている。このため、第2電極12は、第2角部14が潰れた正方形である。また、隣合う第2角部14同士は、接続配線17を介して接続されている。互いに接続された複数の第2電極12及び複数の接続配線17は、第2方向Yに延出した第2配線W2を形成している。複数の第2配線W2は、第1方向Xに並べられている。
第1電極11及び第2電極12間に、格子状のスリット19が形成されている。
ガラス基板5上には、複数の絶縁膜18が島状に配置されている。複数の絶縁膜18は、ガラス基板5上の複数の第1配線W1及び複数の第2配線W2の複数の交差部に配置され、複数の第1配線W1及び複数の第2配線W2間に介在されている。絶縁膜18は、第1配線W1及び第2配線W2間の短絡を防止するものである。この実施形態において、絶縁膜18の厚みt1は2μmである。絶縁膜18は、有機絶縁材料で形成されている。
接続配線16及び接続配線17は、絶縁膜18を介して対向している。ここで、第1配線W1(接続配線16)は、第1配線W1及び第2配線W2の交差部上方に位置している。上記のことから、接続配線16をブリッジ配線と言うことができる。
入力領域R1の外側において、ガラス基板5上には、複数の第1検出電極11a及び複数の第2検出電極12aが配置されている。
各第1検出電極11aは、入力領域R1の内側まで延出し、第1配線W1に接続され、ここでは第1電極11に接続されている。このため、静電容量の変化状態を電圧変化として第1検出電極11aから検出することにより、入力位置のX座標を検出することができる。
各第2検出電極12aは、入力領域R1の内側まで延出し、第2配線W2に接続され、ここでは第2電極12に接続されている。このため、静電容量の変化状態を電圧変化として第2検出電極12aから検出することにより、入力位置のY座標を検出することができる。
入力領域R1の外側において、ガラス基板5上には、絶縁性の枠部9が配置されている。枠部9は、入力領域R1の外周に沿って枠状に形成されている。枠部9は、分断されることなく連続的に形成されている。枠部9は、絶縁膜18より大きい厚みt2を有している。この実施形態において、枠部9の厚みt2は10μmである。枠部9は、有機絶縁材料で形成されている。
次に、上記タッチパネル3の製造方法について説明する。
まず、ガラス基板5よりサイズの大きいマザーガラス(大板)を用意する。マザーガラスは、ガラス基板5を形成するため、少なくとも1つの入力領域R1を有している。続いて、用意したマザーガラス上全体に、例えばスパッタリング法によりITOを堆積し、導電膜を形成する。その後、導電膜をパターニングすることにより、入力領域R1に、複数の第1電極11、複数の第2電極12及び複数の接続配線17を形成する。
次いで、スピンナを用い、例えば感光性の有機絶縁材料をマザーガラス上全面に塗布する。続いて有機絶縁材料を乾燥させる。次いで、所定のフォトマスクを用い、有機絶縁材料にパターニングを露光する。ここで用いたフォトマスクは、絶縁膜18を形成するためのパターンを有している。次に、露光された有機絶縁材料を現像した後、焼成し硬化させる。これにより、複数の絶縁膜18が形成される。絶縁膜18は、接続配線17を覆っている。
その後、マザーガラス上全体に、例えばスパッタリング法によりITOを堆積し、導電膜を形成する。その後、導電膜をパターニングすることにより、入力領域R1に複数の接続配線16を形成し、入力領域R1の外周付近に複数の第1検出電極11a及び複数の第2検出電極12aを形成する。
続いて、スピンナを用い、例えば感光性の有機絶縁材料をマザーガラス上全面に塗布する。続いて有機絶縁材料を乾燥させる。次いで、所定のフォトマスクを用い、有機絶縁材料にパターニングを露光する。ここで用いたフォトマスクは、枠部9を形成するためのパターンを有している。次に、露光された有機絶縁材料を現像した後、焼成し硬化させる。これにより、枠部9が形成される。
その後、マザーガラスを分割し、少なくとも1つのガラス基板5を切り出す。
次いで、ガラス基板5の電極パターン6上に、感光性の接着剤(樹脂)を塗布した後、用意したカバーガラス7をガラス基板5に貼り合せる。続いて、ガラス基板5及びカバーガラス7間に介在した接着剤を露光する。これにより、接着剤が硬化して接着材8が形成され、接着材8によりガラス基板5及びカバーガラス7が接合される。
以上のように構成された液晶表示装置によれば、液晶表示装置は、表示面Sを有した液晶表示パネル1と、表示面S上方に設けられたタッチパネル3とを具備している。タッチパネル3は、ガラス基板5、複数の第1配線W1、複数の第2配線W2、複数の絶縁膜18、枠部9、カバーガラス7及び接着材8を備えている。枠部9は、絶縁膜18より大きい厚みt2を有している。
タッチパネル3に加わる圧力や衝撃の殆どを枠部9で吸収することができるため、電極パターン6に加わる圧力や衝撃を低減することができる。絶縁膜18や絶縁膜18の上層に形成される接続配線16にキズが入ることを抑制することができるため、接続配線16(第1配線W1)の断線を抑制することができる。
また、本願発明者が調査したところ、絶縁膜18や接続配線16にキズがつく要因は、数μm程度のガラス切り屑に依る可能性が高いことが分かった。このため、枠部9の厚みt2を10μmとすることにより、絶縁膜18及び接続配線16にキズが入ることを一層抑制することができる。なお、上記の効果は、枠部9の厚みt2が10μm以上の場合に有効である。
接着材8は、塗布型の接着剤(樹脂)を用いて形成されている。ガラス基板5上に接着剤を塗布しても、ガラス基板5の周縁部に形成された枠部9が接着剤の広がりを抑制することができるため、接着剤がガラス基板5の外側に大きくはみ出してしまうリスクを低減することができる。
上記のことから、第1配線W1及び第2配線W2の交差部上方に位置する配線(接続配線16)の断線を抑制することができるタッチパネル3及び液晶表示装置を得ることができる。
なお、この発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、第1配線W1及び第2配線W2の交差部上方に位置する配線は、第1配線W1(接続配線16)に限らず、第2配線W2(接続配線17)であってもよい。第1配線W1及び第2配線W2の配線パターンは、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形可能であり、同一のガラス基板5上に互いに交差して形成されていればよい。
ガラス基板5及びカバーガラス7を接合する接合材は、上記接着材8に限定されるものではなく、種々変形可能であり、例えば両面テープを利用することも可能である。
タッチパネル3の第1基板、第2基板は、ガラスに限らず、透明な絶縁材料で形成されていればよく、例えばアクリル樹脂で形成されていてもよい。
枠部9は、連続的に形成されているが、一部が分断して形成されていてもよく、この場合も上述した効果を得ることができる。
この発明の画像表示装置は、液晶表示装置に限定されるものではなく種々変形可能であり、画像を表示する画像表示部を備えた画像表示装置(例えば、有機EL表示装置等)、であれば本願発明を適用することができる。
1…液晶表示パネル、2…バックライトユニット、3…タッチパネル、5…ガラス基板、6…電極パターン、7…カバーガラス、8…接着材、9…枠部、11…第1電極、12…第2電極、16…接続配線、17…接続配線、18…絶縁膜、20…アレイ基板、30…対向基板、40…液晶層、W1…配線、W2…配線、R1…入力領域、S…表示面、X…第1方向、Y…第2方向。

Claims (4)

  1. 入力領域を有した第1基板と、
    それぞれ、前記第1基板の入力領域上に配置され、第1方向に延出し、前記第1方向に直交した第2方向に並べられた複数の第1配線と、
    それぞれ、前記第1基板の入力領域上に配置され、前記第2方向に延出し、前記第1方向に並べられた複数の第2配線と、
    それぞれ前記第1基板上の前記複数の第1配線及び複数の第2配線の複数の交差部に配置され、前記複数の第1配線及び複数の第2配線間に介在された複数の絶縁膜と、
    前記第1基板上に配置され、前記入力領域の外周に沿って形成され、前記複数の絶縁膜より大きい厚みを有した絶縁性の枠部と、
    前記入力領域を有し、前記複数の第1配線及び複数の第2配線に対向配置された第2基板と、
    前記第1基板及び第2基板間に介在され、前記第1基板及び第2基板を接合した接合材と、を備えるタッチパネル。
  2. 前記枠部の厚みは、10μm以上である請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記枠部は、有機絶縁材料で形成されている請求項1に記載のタッチパネル。
  4. 表示面を有した画像表示部と、
    前記表示面上方に設けられたタッチパネルと、を具備し、
    前記タッチパネルは、
    入力領域を有した第1基板と、
    それぞれ、前記第1基板の入力領域上に配置され、第1方向に延出し、前記第1方向に直交した第2方向に並べられた複数の第1配線と、
    それぞれ、前記第1基板の入力領域上に配置され、前記第2方向に延出し、前記第1方向に並べられた複数の第2配線と、
    それぞれ前記第1基板上の前記複数の第1配線及び複数の第2配線の複数の交差部に配置され、前記複数の第1配線及び複数の第2配線間に介在された複数の絶縁膜と、
    前記第1基板上に配置され、前記入力領域の外周に沿って形成され、前記複数の絶縁膜より大きい厚みを有した絶縁性の枠部と、
    前記入力領域を有し、前記複数の第1配線及び複数の第2配線に対向配置された第2基板と、
    前記第1基板及び第2基板間に介在され、前記第1基板及び第2基板を接合した接合材と、を備える画像表示装置。
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