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JP2012068535A - 多芯光コネクタ - Google Patents

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JP2012068535A
JP2012068535A JP2010214431A JP2010214431A JP2012068535A JP 2012068535 A JP2012068535 A JP 2012068535A JP 2010214431 A JP2010214431 A JP 2010214431A JP 2010214431 A JP2010214431 A JP 2010214431A JP 2012068535 A JP2012068535 A JP 2012068535A
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Takeshi Aoki
剛 青木
Shigenori Aoki
重憲 青木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】安価かつ組立容易な多芯光コネクタを提供する。
【解決手段】
光ファイバリボン20を伝播する光に対して透明な樹脂から成形されたフェルール本体部11と、本体部11と一体成形により形成され、本体部11の前面11aに列設された凸レンズ12と、本体部11と一体成形により本体部11の後面11bに形成され、凸レンズ12の光軸に沿って伸長し、後方から光ファイバ21が挿入される所定深さのファイバ穴14と、を備える多芯光コネクタ。フェルール10が射出成形により一体形成品として製造されるので、精密な組立が不要でかつ安価な多芯光コネクタが提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は多芯光コネクタに関する。
外部機器又はボード間で多量のデータ伝送を必要とするコンピュタ、例えば高性能コンピュータ(HPC:High Performance Computer)又は高性能サーバーでは、ボード間又はボードとバックプレーン間のデータ伝送に光インタコネクション技術を用いることが提案されている。
かかる光インタコネクション技術では、多量のデータを伝送するための伝送路として、多芯光ケーブル、例えは複数光ファイバをリボン状に保持する光ファイバリボンあるいは複数導波路が形成された光フラットケーブルが用いられる。従って、これら高性能コンピュータで用いられる光コネクタには、多芯の光ケーブル間を接続することができる多芯光コネクタが要求されている。
従来、多芯光コネクタとして、フェルールに保持された光ファイバの先端面を研磨し、その先端面を突き合わせ、対向する先端面を通して光ファイバ相互間の光伝送を行うMT(Mechanically Transferable)コネクタが広く使用されている。
しかし、MTコネクタは、結合損失を小さくするために、対向する光ファイバの軸芯を高精度で一致させねばならない。このため、コネクタの精密な成形、加工、さらには光ファイバのコネクタへの精密な取り付けが要求され製造コストが高くなる。
光ファイバ間の光伝送を平行光線で行い、対向する光ファイバの軸合わせ精度を緩和した光コネクタが知られている。この光コネクタでは、対向する光ファイバの先端にそれぞれコリメート型レンズを配置する。一方の光ファイバからの出射光はレンズを通してコリメートされ、コリメートされた平行光線束は、他方の光ファイバの先端に配置されたレンズにより他方の光ファイバの先端に集光され他方の光ファイバ内へと伝送される。このように、レンズ間の光伝送は平行光線束により伝送されるので、レンズ間隔及びレンズの光軸のずれに対する許容誤差が大きい。このため、コネクタの成形、加工の許容誤差は大きく、安価に製造することができる。
特開平06−034845号公報 特開2007−163969号公報 特開2007−178790号公報
(発明が解決しようとする課題)
上述したように、従来のMT光コネクタでは、コネクタ部品、例えばフェルール及びハウジングの構成部品の製造に高精度の成形、加工が必要なため、高コストになるという問題があった。
また,コリメート型レンズを用いる従来の多芯光コネクタは、レンズ及びフェルールを複数部品に分割して成形し、その後に組み立てて一体化することで製造されていた。例えば、フェルールを、平行溝が形成された部品とレンズが形成された部品とに分割して成形する。そして、平行溝内に光ファイバを挿入して光ファイバを固定した後、レンズが形成された部品を取付けてフエルールを組み立てる。しかし、フェルールを複数部分に分割して成形するのでは、金型が多く又組立工程も多くなる。さらに、光ファイバとレンズとを精密に位置合わせして組立てるために、精密な金型を必要とする。このため、製造コストが高いという問題がある。
本発明は、レンズを含めて一体成形により製造されたフェルールを用いることで、レンズと光ファイバ又は光導波路との位置関係が精密に定まり、かつ安価に製造される多芯光コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一観点によると、光ファイバリボンを伝播する光に対して透明な樹脂から成形されたフェルール本体部と、前記本体部と一体成形により形成され、前記本体部の前面に列設された凸型レンズと、前記本体部と一体成形により前記本体部の後面に形成され、前記凸型レンズの光軸に沿って伸長し、後方から光ファイバが挿入される所定深さのファイバ穴と、を備える多芯光コネクタとして提供される。
本発明によれば、フェルールがレンズを含めて一体成形されるので、レンズと光ファイバ又は光導波路との位置関係が精密に定まる多芯光コネクタを安価に提供することができる。
本発明の第1実施形態のフェルールの構造説明図 本発明の第1実施形態のファイバ穴の構造説明図 本発明の第1実施形態のファイバ穴の断面図 本発明の第1実施形態のファイバ穴先端部の拡大断面図 本発明の第1実施形態の多芯光コネクタの断面図 本発明の第2実施形態の多芯光コネクタの構造説明図 本発明の第3実施形態の多芯光コネクタの構造説明図 本発明の第4実施形態のフェルールの構造説明図 本発明の第4実施形態の多芯光コネクタの側断面図 本発明の第5実施形態のフェルールの構造説明図
本発明の第1実施形態は光ファイバリボンを相互に結合するための多芯光コネクタに関する。
図1は本発明の第1実施形態のフェルールの構造説明図であり、図1(a)は断面図、図1(b)は右正面図である。なお、図1(a)は、図1(b)中のAA’断面を表している。
図1を参照して、第1実施形態の多芯光コネクタ40(図5参照)に用いられるフェルール10は、光ファイバ21が挿入されるファイバ穴14が設けられたフェルール本体部11と、レンズ12と、位置決めブロック13とを備え、これらが一体成形された樹脂成形品として製造される。なお、本第1実施形態では、結合される光ファイバリボンとして、例えば光ファイバ21の周囲を被覆した芯線22を、12行2列に配置しラミネートした光ファイバリボン20を用いた。この光ファイバ21として、例えばGI50ファイバ(コアの直径50μm、クラッド層の直径125μm)を用いることができる。なお、光ファイバ21は接着剤15を用いてフェルール本体部11に固定される。
フェルール10の材料となる樹脂として、射出成形に用いられる樹脂であって、光ファイバを通して伝送される光に対して透明な樹脂が用いられる。ここでは、オレフィン系樹脂、例えばポリオレフィンを用いた。
本体部11は、例えば幅が約2000μm、高さが約8000μm、奥行きが約6000μmのほぼ直方体として形成される。本体部11の前面11aには、凸型レンズ12が形成されている。この凸型レンズ12は、本体部11前面11aの一部が半凸型レンズ状に突 出するように成形して形成され、光ファイバリボン20の光ファイバ21の配列に合わせて、例えば、高さ方向に500μmピッチで12個、横方向に500μmピッチで2個の行列、即ち12行2列の行列状に配置される。なお、本明細書では、光ファイバリボン20中の光ファイバ21内をレンズ12に向けて進行する光の進行方向を前方又は前面(前面方向)といい、逆方向を後方又は後面(後面方向)という。
本体部11の後面11bには、ファイバ穴14が設けられている。このファイバ穴14は、レンズ12の光軸を中心軸とし、本体部11後面11bに開口するめくら穴構造を有し、レンズ12の配列に合わせて例えば12行2列に配列される。
ファイバ穴14は、底面がレンズ12の焦点位置に位置するように、例えは430μmの曲率半径を有するレンズ12の先端から1250μm離れた位置に底面があるように、その深さが設計される。
図2は本発明の第1実施形態のファイバ穴の構造説明図であり、図2(a)は本体部11の一部断面を、図2(b)〜図2(d)は図2中のAA’断面を表している。
図2(a)を参照して、ファイバ穴14は、先端部分(前方部分)が光ファイバ21に嵌合する嵌合部14aを構成し、後端部分が後方に(開口に)向けて拡径するテーパー状のテーパー部14bを構成している。
嵌合部14aは、レンズ12の光軸を中心軸とし、この中心軸にそって伸長する例えば深さ2000μmの穴として形成される。この嵌合部14aは、嵌合部14aに嵌入された光ファイバ21の中心軸がレンズ12の中心軸に一致するように、光ファイバ21の外周に嵌合して光ファイバ21を支持する。さらに、図2(b)〜図2(c)を参照して、この嵌合部14aの側壁には、中心軸方向に伸びる溝14cが形成される。この溝14cは、先端に接着剤15を付着した光ファイバ21を嵌入する際、接着剤15が逃げる通路となる。この溝14cを設けることで、接着剤15を付着した光ファイバ21を容易に嵌合部14aに挿入することがてきる。
図2(b)を参照して、嵌合部14aの形状を、光ファイバ21の外周に嵌合する例えば直径125μmの円柱と、その円柱の外周に形成された円柱軸に平行に伸長する溝14cとから構成することができる。この円柱部分は、溝14cにより例えば3個のリッジ14dに分離され、リッジ14dの先端が、光ファイバ21の外周に嵌合して光ファイバ21を支持する。
図2(c)を参照して、勘合部14aの形状を、光ファイバ21の外周に嵌合する断面正方形の角柱,例えば4角柱とすることもできる。この勘合部14aは、光ファイバ21の外周を4辺に密接させて支持する。一方、正方形の角部は光ファイバ21に接触せず、接着剤15を逃がす溝14cとなる。
さらに、図2(d)を参照して、嵌合部14aを光ファイバ21が嵌合する円柱形とし、光ファイバ21の外周に溝21cを形成してもよい。この溝21cは、光ファイバ21のコア21aを伝播する光の損失を増加させないように、クラッド層21bの外周に形成される。この円柱形状の嵌合部14aは、後述する金型の製作及び金型の抜去が容易である。
再び図2(a)を参照して、テーパー部14bは、レンズ12の光軸を中心軸とし、この中心軸にそって後方に拡径する例えば長さ2750μmのテーパーとして形成される。テーパー角は、例えば2°〜3°とする。
光ファイバ21は、その先端に接着剤15を付着させた状態で、又は予めファイバ穴14に接着剤15を注入した状態で、本体部11の後面11bからファイバ穴14に挿入される。テーパー部14bに挿入された光ファイバ21は、テーパーに沿って嵌合部14aに案内され、容易に嵌合部14aに嵌入される。この嵌合部14aに嵌入される際、光ファイバ21先端に付着した接着剤15は、嵌合部14aを充填したのち、溝14cを通りテーパー部14bへ逃げるので、嵌入圧の増加が回避され挿入が容易になされる。
図3は本発明の第1実施形態のファイバ穴の断面図であり、長さの異なる光ファイバ21が挿入されたファイバ穴14を表している。
図3を参照して、複数のファイバ穴14に挿入される光ファイバ21は、光ファイバリボン20の一端から引き出され、先端を所定の長さに揃えて切断されている。しかし、全ての光ファイバ21の先端を光ファイバリボン20の伸長方向に直角に揃えて切断することは難しい。このため、ファイバ穴に挿入される光ファイバ21の先端部分の長さがばらつくことがある。
このような光ファイバ21の長さのばらつきがあると、光ファイバ21の先端位置がばらつき、光ファイバ21の先端をレンズ12の焦点に精密に一致させることができず、結合損失が大きくなる。
本第1実施形態では、ファイバ穴14がテーパー部14bで拡径している。このため、長い光ファイバ21は、先端がファイバ穴14の底に当接した後、さらに後方から挿入されると、この拡径したテーパー部14b内で屈曲して長さのばらつきを吸収する。従って、光ファイバ21の先端部分の長さがばらついても、ばらつきは吸収されて、全ての光ファイバ21の先端がファイバ穴14の底(先端)に当接した状態で、接着剤により固定される。このため、光ファイバ21の切断精度が低くても損失の小さな多芯光コネクタ40が実現されるので、多芯の光コネクタを安価に製造することがてきる。
図4は本発明の第1実施形態のファイバ穴先端部の拡大断面図であり、光ファイバ21が挿入されたファイバ穴14を表している。
図4を参照して、嵌合部14aに嵌入された光ファイバ21は、嵌合部14aの底面にその先端を当接して接着剤15により固定される。即ち、光ファイバ21先端と、嵌合部14a底面との隙間は、この接着剤15により充填される。この接着剤15として、本体部11の屈折率と光ファイバ21のコア21aの屈折率との間の屈折率を有するもの、好ましくはコア21aに近い屈折率を有するものを用いる。
光ファイバ21の先端又は嵌合部14aの底面に、設計されていない凹凸19、25が形成されることがある。例えば、光ファイバ21の未研磨状態の切断面の凹凸25、あるいは射出成形品の表面の凹凸19である。このようにコア21aに近い屈折率を有する接着剤15を用いることで、凹凸25、19の表面における光の散乱が抑制され、散乱による光損失を小さくすることがてきる。従って、光ファイバ21の先端を切断面のまま端面研磨をすることなく用いることがてきるので、研磨工程を省略して多芯光コネクタを安価に製造することができる。
接着剤15として、例えば紫外線硬化型のエポキシを用いることができる。紫外線硬化型では、接着剤の加熱硬化がないので、加熱による変形を回避することがてきる。なお、接着剤15に代えてコア21aに近い屈折率の流動性を有する樹脂を用い、テーパー部14bの開口を硬化性の接着剤で密閉してもよい。
再度図1を参照して、本体部11の上下端に、例えば幅6000μm、高さ2000μm、奥行き3000μmのほぼ直方体の位置決めブロック13が設けられている。この位置決めブロック13は、既述したように本体部11、レンズ12及びファイバ穴14と共に、一体成形品として形成される。
位置決めブロック13の前面に、位置決め面13bが形成される。位置決め面13bは、レンズ12が形成された本体部11前面11aから前方に突出して形成される。そして、本体部11の上下に設けられた位置決めブロック13の位置決め面13bは、本体部11前面11aに平行な基準面を形成する。従って、位置決め面13bを、他の部品(例えば本第1実施形態のフェルール10と組み合わせる他のフェルール、ハウジング等の部品)の位置合わせ基準面に当接することで、本体部11の前面11aを他の部品の位置合わせ基準面に平行に支持することができる。
さらに位置決めブロック13には、レンズの光軸に平行な、即ちファイバ穴14の中心軸に平行な例えば1000μmのガイド穴13aが、位置決めブロック13の両端部分(幅方向の両端近く)に設けられている。このガイド穴13aには、他の部品と共に組み立てる際、他の部品に設けられたガイドピンあるいは他の部品のガイド穴に嵌入されるガイドピン16が嵌入され、次に説明するように他の部品と本体部11との位置決めに用いられる。このガイド穴13aとガイドピン16は、例えば50μmの公差で嵌挿される。
このガイド穴13aは、本体部11前面11aが、位置決め面13bにより決定される基準面の垂直軸回りに回転する回転方位を決定するために用いられる。これにより、前面11aに形成されたレンズ12の列設方位を、他の部品に形成されたレンズの列設方位に容易に一致させることができる。
このレンズ12の列設方位のずれは、レンズ12相互間の光軸の位置ずれを生ずるものの、レンズ12が形成された前面11aは常に位置決め面13bに平行に保持される。レンズ12の光軸は前面11aに垂直に形成されているから、対向するレンズ12の光軸は、常に平行に保持される。従って、レンズ12相互間の光軸が傾斜することによる生ずる結合損失は抑制される。一方、光軸の位置ずれ(相互の光軸が平行方向にずれる位置ずれ)に起因する結合損失は、光軸の傾斜のずれに起因する結合損失に比べて小さい。このため、ガイド穴13aの成形の許容寸法誤差は、MTコネクタと比べて大きく、射出成形により十分な精度で成形することができる。
上述した、フェルール10は、樹脂成形に通常用いられる周知の射出成形法により、一体成形品として製造される。射出成形に用いられる金型は、図1を参照して、フェルール10を例えば位置合わせブロック13の後端から前後に2分割し、分割面から後部を成形する部分を上型とし、前部を成形する部分を下型として製作される。
上型は、本体部11の後部を形成する直方体の空洞と、その空洞の底面に垂設されたニードルとを備える。このニードルは、ファイバ穴14の形状をなし、ファイバ穴14と同様に12行2列の行列状に設けられる。なお、ニードルを中子として製作し、空洞の底面に設けた穴に嵌入して上型を構成することもできる。ニードルを中子とすることで、成形後、上型を本体部11から外したのち、ニードルを単独でファイバ穴14から抜去することができるので、金型からの抜去が容易になる。また、射出成形の際に損傷したニードルを交換することができるので、金型の修理が容易になる。もちろん、ニードルを下型と一体の金型として製作してもよい。
下型は、本体部11の後部を形成する直方体の空洞と、その空洞の両端に位置決めブロック13を形成する直方体の空洞とを備える。本体部11を形成する空洞の底面には、レンズ12を成形する半レンズ状の窪みが、レンズ12と同様に12行2列に形成される。さらに、位置決めブロック13を形成する空洞の底面に、ガイド穴13aを形成する円柱が垂設される。なお、この円柱を、中子として製作してもよい。
本第1実施形態のフェルール10は、上記の上下の型を金型とし、樹脂の射出成形により一体成形品として製造される。
上述した本第1実施形態のフェルール10は、2個のフェルール10を突き合わせて、光ファイバリボンを相互に接続する多芯光コネクタとして組み立てることができる。
図5は本発明の第1実施形態の多芯光コネクタの断面図であり、2個のフェルール10を突き合わせて組み立てた多芯光コネクタ40を表している。
図5を参照して、本第1実施形態の多芯光コネクタ40は、光ファイバ21をファイバ穴14に挿入し接着剤15を用いて固定した2個のフェルール10を、互いの位置決め 面13bを密接させ、ガイドピン16を用いて結合することで組み立てられる。ガイドピン16は、双方のフェルール10に形成されたガイド穴13aに密嵌されて、双方のフェルール10を固定する。なお、ガイドピン16をガイド穴13aに挿抜可能に挿入し、後述する第2実施形態のように、ラッチ機構を有するハウジングを用いて双方のフェルールを固定することもできる。
本第1実施形態の多芯光コネクタ40では、突き合わされた双方のフェルール10の前面11aは、互いの位置決め面13bを密接することで、位置決め面13bに平行に配置される。従って、双方のフェルール10前面11aに形成されたレンズ12は互いに平行に配置され、その結果、前面11aに垂直なレンズ12の光軸は互いに平行になる。
一方、ガイドピン16による位置決めの誤差は、列設されたレンズ12の列を光軸に垂直な面内で回転させるため、対向するレンズ12の位置ずれを発生させる。この位置ずれは、光軸を平行に保持したまま、レンズ12の中心軸(光軸)が平行にずれる位置ずれを生じさせる。しかし、対向するレンズ12の光軸は平行に保持されるので、結合損失は小さく、ガイドピン16を緩挿する場合でも、実用上は十分な位置合わせ精度が実現される。
上述したように、本第1実施形態の多芯光コネクタでは、レンズ12及びファイバ穴14を有するフェルール10を一体成形品として製造するので、レンズ12とファイバ21との位置合わせが精密になされる多芯光コネクタを、安価に製造することができる。
さらに、位置決め面13b及びガイド穴13aを備える位置決めブロック13を一体成形することで、光軸を平行に保持して結合損失が少ない多芯光コネクタ40を容易に組み立てることがてきる。
本発明の第2実施形態は、ボードをバックプレーンに取り付けるための多芯光コネクタ41(バックプレーンコネクタ)に関する。
図6は本発明の第2実施形態の多芯光コネクタの構造説明図であり、図6(a)はピンインサート50A及びソケットインサート50Bの側断面図を、図6(b)及び図6(c)はそれぞれピンインサート50A及びソケットインサート50Bの正面図を表している。なお、図6(b)及び図6(c)は、ピンインサート50A及びソケットインサート50Bのそれぞれについて、レンズ12の形成面側から光ファイバ21方向を見た図である。
図6(a)を参照して、本第2実施形態の多芯光コネクタ41は、ボード61の一端に固定されるピンインサート50Aと、バックプレーンの主面に取り付けられ、ピンインサート50Aと結合するソケットインサート50Bとを有する。
図6(a)及び図6(b)を参照して、ピンインサート50Aは、ボード61の一端に例えばはとめ加工で固定されたピン側ハウジング51Aを備える。ピン側ハウジング51Aは、前端にフェルール10の本体部11及び位置決めブロック13が緩挿される窪みと、位置決めブロック13に形成されたガイド穴13aに嵌合するガイドピン16とを有する。なお、本体部11が緩挿される窪みの底には、光ファイバリボン20又は芯線22を通すスリット状の貫通孔が設けられる。また、位置決めブロック13が緩挿される窪みの底には、弾性機構55、例えばばね又はゴムが設けられる。
光ファイバ21が固定されたフェルール10は、本体部11及び位置決めブロック13を上記の窪みに緩挿され、さらにガイドピン16をガイド穴13aに貫通させてピン側ハウジング51Aに保持される。このとき、位置決めブロック13は、弾性機構55により、ピン側ハウジング51Aに対して揺動自在に保持される。
ピン側ハウジング51Aは、さらに上下端にラッチ52機構の一方を構成する係合部52aが形成されている。この係合部52aは、次に説明するソケット側ハウジング51Bに形成されたラッチ爪52bと係合し、ピンインサート50Aをソケットインサート50Bに結合するラッチ52を構成する。
図6(a)及び図6(c)を参照して、ソケットインサート50Bは、コンピュータのバックプレーン62の主面に例えばはとめ加工により固定されたソケット側ハウジング51Bと、ソケット側ハウジング51Bに保持されるフェルール10とを有する。
ソケット側ハウジング51Bは、ピン側ハウジング51Aと同様の構造を有する窪みを備え、フェルール10をこの窪みに嵌入しソケット側ハウジング51Bに保持される。このとき、フェルール10は、弾性機構55を介して揺動自在に保持される。なお、ソケット側ハウジング51Bには、ガイドピン16は設けられない。フェルール10に結合・固定された光ファイバリボン20は、ソケット側ハウジング51Bを貫通しバックプレーン62主面上に延在する。あるいは、バックプレーン62を貫通して引き出される。
ソケットインサート50Bは、上下端にラッチ爪52bを備える。このラッチ爪52bは、ピン側ハウジング51Aに形成された係合部52aに係合して、ラッチ52を構成する。ボード61のバックプレーン52への取り付けは、ピン側ハウジング52Aに形成されたガイドピンを、ソケット側ハウジング51Bに保持されたフェルール10のガイド穴13aに嵌挿し、互いの位置決めブロック13前面に設けられた位置決め面13bを密接することでなされる。なお、ピン側ハウジング51Aとソケット側ハウジング51Bとは、ラッチ52により互いに押圧され、互いの位置決め面13bが密着するようにラッチ52により付勢される。
上述した、これらのピン側ハウジング51A及びソケット側ハウジング51Bは、いずれも一体成形品として製造することができる。
本発明の第3実施形態は、光ファイバからの光の漏洩を防止するシャッタ機構を備えた多芯光コネクタに関する。
図7は本発明の第3実施形態の多芯光コネクタの構造説明図であり、図7(a)はピンインサート50A及びソケットインサート50Bの側断面図を、図7(b)及び図7(c)はそれぞれピンインサート50A及びソケットインサート50Bの正面図を表している。なお、図7(b)及び図7(c)は、ピンインサート50A及びソケットインサート50Bのそれぞれについて、レンズ12の形成面側から光ファイバ21方向を見た図である。
本第3実施形態の多芯光コネクタ42は、ソケットインサート50Bの前方、即ちソケット側ハウジング51Bに保持されたフェルール10のレンズ12の前方に、内側に開く観音開きのシャッタ54が設けられている。その他の構造は第2実施形態の多芯光コネクタ41と同様である。
図7を参照して、ピンインサート50Aがソケットインサート50Bから外されているとき、観音開きのシャッタ54は閉じるように付勢されている。従って、このときシャッタ54は自動的に閉じる。
ピンインサート50Aをソケットインサート50Bに結合する際、初めにガイドピン16がシャッタ54に当接し、シャッタ54は中央から内側に開扉する。その後、第2実施形態と同様にピンインサート50Aとソケットインサート50Bとが結合される。
本第3実施形態では、ピンインサート50Aをソケットインサート50Bから抜去したとき、ソケットインサート50B側の光ファイバ21からの光がシャッタ54で遮蔽され、外部へ漏洩しない。このため、漏洩光が作業者の目に入ることを防止することができ、作業の安全性が高まる。
本発明の第4実施形態は、光ファイバから出射する光を直角方向に曲げて結合させるL型多芯光コネクタ50に関する。
図8は本発明の第4実施形態のフェルールの構造説明図であり、図8(a)は平面図、図8(b)は側面図、図8(c)は正面図を表している。
図8を参照して、本第4実施形態のフェルール10Aは、前面11aに位置決め面11fが形成されたほぼ直方体の本体部11を有する。その本体部11の一側面11cに、本体部11と一体成形により形成された半凸型レンズ状のレンズ12が、例えば12行2列の行列状に列設されている。なお、本体部11の一側面11cは位置決め面11fに垂直に形成されており、従って、レンズ12の光軸は位置決め面11fに平行になる。
本体部11には、レンズ12の焦点位置から円弧に沿って伸長し、本体部11の後面11bに開口するファイバ穴14が、本体部11と一体成形されている。この、ファイバ穴14は、先端が光ファイバ21に嵌合する嵌合部14aを構成し、開口部分が開口に向けて拡径するテーパー部14bを構成する。なお、嵌合部14a及びテーパー部14bは、中心軸が円弧となることを除き第1実施形態の嵌合部14a及びテーパー部14bと同様である。ファイバ穴14には、図6に示す光ファイバリボン20の芯線22の被覆を剥いで露出した光ファイバ21が嵌挿され、接着剤15で固定される。これらは、材料を含めて第1実施形態と同様になされる。
さらに、本体部11の上下面に、ほぼ直方体の位置決めブロック13が、本体部と一体成形されている。位置決めブロック13には、位置決め面11fに垂直に貫通するガイド穴13aが設けられる。後述するように、このガイド穴13aは、本体部11の側面11c(レンズ12形成面)を、対向するレンズの光軸に垂直に位置決めするために用いられる。
上述した本第4実施形態のフェルール10Aは、第1実施形態のフェルール10と同様の射出成形により製造することができる。ただし、金型の上型を構成するファイバ穴14を形成するための円弧上に伸長するニードルは、中子として製作される。中子とすることで、上型を外した後、ニードルを円弧に沿って抜去することができる。
図9は本発明の第4実施形態の多芯光コネクタの側断面図であり、図8に示すフェルール10Aを用いたL型多芯光コネクタ50の構造を表している。
図9を参照して、本第4実施形態の多芯光コネクタ50は、バックプレーン62に固定されたソケットインサート50Bと、フェルール10Aを保持するピンインサート50Aとを備える。
ピンインサート50Aは、ロック機構を構成する係合部52aと、フェルール10Aが緩挿する窪みとを備える。この窪みの底面には、フェルール10Aを揺動自在に保持するための弾性機構55、例えば弾性体が設けられる。なお、このピンインサート50Aは、ボード61の一端に固定されている。
ソケットインサート50Bは、バックプレーン62に例えばはとめ63を用いて固定され、その一端に光ファイバ21をバックプレーン62に平行に保持するフェルール10Bが固設されている。このフェルール10Bは、第1実施形態のフェルール10の本体部11と同様の構造を有し、前面に12行2列に配置されたレンズ12と、後面に各レンズ12に対応するファイバ穴14が一体成形されている。なお、位置決めブロック13は設けられない。
ソケットインサート50Bは、ピンインサート50Aに対向する主面がバックプレーン62にほぼ平行な基準面64として形成されている。フェルール10Bは、レンズ12形成面を基準面54に垂直にして固定される。
さらに、ソケットインサート50Bは、基準面64に垂設された一組のガイドピン16と、一組のラッチ爪52bとを有する。ガイドピン16は、フェルール10Aのガイド穴13aに嵌挿し、フェルール10A側面11cに形成されたレンズ12の光軸をフェルール10Bに形成されたレンズ12の光軸に平行になるように位置決めする。ラッチ爪52bは、ピンインサート50Aに形成された係合部52aと係合し、ピンインサート50Aをソケットインサート50Bに結合、固定するラッチ52機構を構成する。
ピンインサート50Aをソケットインサート50Bに結合すると、揺動自在に保持されたフェルール10Aは、位置決め面11fを基準面64に密接させて支持される。従って、位置決め面11fに垂直な側面11cに形成されたレンズ12の光軸は、基準面64に平行になる。ガイドピン16はガイド穴13aに嵌挿され、フェルール10Aの基準面64に垂直軸回りの回転を規制する。そして、フェルール10Aに形成されたレンズ12の光軸をフェルール10Bに形成されたレンズ12の光軸に平行に、即ちフェルール10Aの側面11cをフェルール10Bの前面(レンズ形成面)に平行になるように、フェルール10Aの回転角度が決められる。この回転角度の精度は、ガイド穴13aの形成位置の精度に依存する。しかし、このガイド穴13aは、列設されたレンズ12の列の両端外側に配置され十分大きな間隔を有するので、通常は容易に必要な精度が得られる。必要ならば、フェルール10A、10Bのレンズ形成面を平行に位置決めする機構、例えばこれら両面に平行な面を有するブロックを基準面64上に設けることもできる。
本発明の第5実施形態は、複数の光導波路が設けられた光フラットケーブル30を結合する多芯光コネクタに関する。
図10は本発明の第5実施形態のフェルールの構造説明図であり,図10(a)は側断面を、図10(b)は図10(a)中のAA’断面を、図10(c)は図10(a)中のBB’断面を表している。
図10を参照して、本第5実施形態では、平行に延在する複数の光導波路31をラミネートしてテープ状に加工した光フラットケーブル30(フレキシブル光導波路と呼ばれる)が用いられる。この光フラットケーブル30は、例えば第1実施形態の光ファイバリボン20の光ファイバ21の配列と同様の配列で、例えば幅方向に12列、厚さ方向に2行の光導波路31が形成されている。
第5実施形態で用いられるフェルール10Cは、後面から光フラットケーブル30が挿入されるスロット18を備える。その他は、第1実施形態のフェルール10と同様である。なお、このスロット18はフェルール10Cの本体部11及び位置決めブロック13とともに一体成形により形成される。
スロット18は、前端部分が嵌合部18aを、後端部分がテーパー部18bを構成する。勘合部18aは、底面(先端)がレンズ12の焦点に位置し、光フラットケーブル30に嵌合する狭幅の矩形断面を有するスロットであり、側壁(光フラットケーブル30の主面に対向する壁面)にレンズ12の光軸方向に延在する溝18cが形成されている。この溝18cの間は、側壁面が光フラットケーブル30の主面に当接して挟持するリッジ18dを構成する。
テーパー部18bは、例えば2°〜3°のテーパー角で本体部11後面11bに開口する。このテーパーは、光フラットケーブル30の幅方向(図10(a)の紙面上下方向)、及び、光フラットケーブル30の厚さ方向(図10(c)の紙面上下方向)に形成される。後方からテーパー部18bに挿入された光フラットケーブル30は、テーパーに沿って嵌合部18aの中に案内され、先端が嵌合部18aの底面に当接するまで挿入される。なお、接着剤を光フラットケーブル30の先端に付着させて挿入するか、または接着剤を予め嵌合部18aの底面近くに注入しておくことは、第1実施形態と同様である。
本第5実施形態では、第1実施形態のように長さが不揃いの光ファイバ21の先端を揃える作用はない。従って、光フラットケーブル30の切断の際に、光導波路31の先端を揃えて切断しなければならない。しかし、光フラットケーブル30では光導波路31がばらばらに分離することはないから、先端を揃えて切断することは容易であり、とくに支障はない。
上述した第5実施形態のフェルール10Cを、第4実施形態の多芯光コネクタと同様に、L型多芯光コネクタに適用することもできる。即ち、第5実施形態のスロット18を、図9に示すファイバ穴14と同様に、円弧状に形成する。このとき、円弧の内側の光導波路の長さを外側の光導波路より短く切断しなければならない。この切断の煩わしさは、光導波路が一列(一層)に形成された光フラットケーブルを、例えは2枚用いることで回避することができる。
本第5実施形態では、光導波路を一体化した光フラットケーブルを用いるので、光導波路の先端を揃えて切断することが容易である。また、光導波路が一体化しているから、一括してスロットに挿入することができるので、光フラットケーブルの取り付け、固定も容易である。
本発明を、コンピュータのボード間又は外部とのデータ伝送に適用することで、安価に多量のデータ伝送を実現することができる。
10、10A〜10C フェルール
11 本体部
11a 前面
11b 後面
11c 側面
12 レンズ
13 位置決めブロック
13a ガイド穴
13b、11f 位置決め面
14 ファイバ穴
14a、18a 嵌合部
14b、18b テーパ部
14c、18c 溝
14d、18d リッジ
15 接着剤
16 ガイドピン
18 スロット
19、25 凹凸
20 光ファイバリボン
21 光ファイバ
21a コア
21b クラッド層
21c 溝
22 芯線
23 光
30 光フラットケーブル
31 光導波路
40、41、42、50 多芯光コネクタ
50A ピンインサート
50B ソケットインサート
51A ピン側ハウジング
51B ソケット側ハウジング
52 ラッチ
52a 係合部
52b ラッチ爪
54 シャッタ
55 弾性機構
61 ボード
62 バックプレーン
63 かしめ
64 基準面

Claims (5)

  1. 光ファイバリボンを伝播する光に対して透明な樹脂から成形されたフェルールの本体部と、
    前記本体部と一体成形により形成され、前記本体部の前面に列設された凸レンズと、
    前記本体部と一体成形により前記本体部の後面に形成され、前記凸レンズの光軸に沿って伸長し、後方から光ファイバが挿入される所定深さのファイバ穴と、
    を備える多芯光コネクタ。
  2. 前記本体部と一体成形により形成され、前記本体部の前面から前方に突出する前端面に、前記本体部の前面に平行な位置決め面が形成された位置決めブロックと、
    前記位置決めブロックに設けられ、前記凸レンズの光軸に沿ってガイドピンが嵌挿されるガイド穴と、
    を備える請求項1記載の多芯光コネクタ。
  3. ハウジングの基準面に密接されて取り付けられる多芯光ファイバコネクタにおいて、
    光ファイバリボンを伝播する光に対して透明な樹脂から成形され、前面に前記基準面に密接する位置決め面が形成されたフェルールの本体部と、
    前記本体部と一体成形により形成され、前記本体部の側面に前記位置決め面に平行な方向に列設された凸レンズと、
    前記本体部と一体成形により形成され、前記本体部の後面から前記凸レンズの焦点位置まで円弧に沿って伸長する、光ファイバが挿入されるファイバ穴と、
    を備える多芯光コネクタ。
  4. 前記ファイバ穴は、前方に形成された嵌合部と、後方に形成されたテーパー部とを有し、
    前記嵌合部は、前記光ファイバに嵌合する穴の外周に、前記穴の伸長方向に延在する溝を備え、
    前記テーパー部は、後方に向けて拡がるテーパー形状をなす、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の多芯光コネクタ。
  5. 前記樹脂に代えて、複数導波路が形成された光フラットケーブルを伝播する光に対して透明な樹脂を用い、
    光ファイバが挿入される前記ファイバ穴に代えて、前記ファイバ穴に等しい深さを有し、前記光フラットケーブルが挿入されるスロットを形成した、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかの請求項記載の多芯光コネクタ。
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