JP2012055563A - 揺動型運動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者の着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することのできる揺動型運動装置を提供する。
【解決手段】この揺動型運動装置1は、床面Aに据え置きされる本体部10と、本体部10の上部に設けられて使用者Bが着座するための運動部60とを含む。また、本体部10内に設けられて運動部60の着座部61を揺動運動させるための揺動機構20と、本体部10内に設けられて揺動機構20の動作を制御する制御部とを含む。運動部60は、馬の背およびこれに載せられた鞍を模した形状の着座部61と、着座部61に着座した使用者Bが足を掛けるための2つの鐙62と、運動部60の後方の端部に設けられて使用者Bの腰Lを保持するための保持部70とを含む。そして、着座部61と保持部70との相対的な関係を変更することにより使用者Bの腰Lの姿勢を変える。
【選択図】図6
【解決手段】この揺動型運動装置1は、床面Aに据え置きされる本体部10と、本体部10の上部に設けられて使用者Bが着座するための運動部60とを含む。また、本体部10内に設けられて運動部60の着座部61を揺動運動させるための揺動機構20と、本体部10内に設けられて揺動機構20の動作を制御する制御部とを含む。運動部60は、馬の背およびこれに載せられた鞍を模した形状の着座部61と、着座部61に着座した使用者Bが足を掛けるための2つの鐙62と、運動部60の後方の端部に設けられて使用者Bの腰Lを保持するための保持部70とを含む。そして、着座部61と保持部70との相対的な関係を変更することにより使用者Bの腰Lの姿勢を変える。
【選択図】図6
Description
本発明は、使用者が腰を載せるための着座部と、この着座部を揺動運動させる揺動機構とを備える揺動型運動装置に関する。
特許文献1の揺動型運動装置では、乗馬を模した態様で着座部の揺動運動が行われる。また、使用者の特定部位を効果的に鍛錬するためのモードが選択されたときには、着座部が傾斜した状態で揺動運動が行われる。着座部に着座した使用者は、この揺動運動に対してバランスをとることにより足腰を中心として身体を鍛錬することができる。
ところで、使用に慣れていない者や高齢者が上記揺動型運動装置を使用したとき、着座部に対する腰の位置が好ましい位置に対して引き気味になる、または着座部に対して腰が大きく揺れる等の理由により、鍛錬の効果が十分に得られないことがある。また、上記のモードにより着座部の揺動運動が行われるときには、腰の姿勢が過度に前傾または後傾した姿勢になりやすいため、この場合にも鍛錬の効果の低下をまねくおそれがある。
このように、着座部が揺動運動しているときに使用者の姿勢が適切な姿勢に保持されないときには、期待される鍛錬の効果が得られないことがある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用者の着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することのできる揺動型運動装置を提供することにある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用者の着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することのできる揺動型運動装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段について記載する。
・本発明の揺動型運動装置は、使用者が腰を載せるための着座部と、この着座部を揺動運動させる揺動機構とを備える揺動型運動装置において、腰の背面、および腰の側面、および腰よりも上の背面、および腰よりも上の側面の少なくとも一箇所において使用者に接触する保持部を備え、前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することにより使用者の腰の姿勢を変えることができることを特徴としている。
・本発明の揺動型運動装置は、使用者が腰を載せるための着座部と、この着座部を揺動運動させる揺動機構とを備える揺動型運動装置において、腰の背面、および腰の側面、および腰よりも上の背面、および腰よりも上の側面の少なくとも一箇所において使用者に接触する保持部を備え、前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することにより使用者の腰の姿勢を変えることができることを特徴としている。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部の動作状態を変更することにより、前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部の動作状態の変更として、前記着座部に対する前記保持部の傾きを変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部の動作状態の変更として、前記着座部に対する前記保持部の傾きを変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部の動作状態の変更として、前記着座部の奥行方向において前記着座部に対する前記保持部の位置を変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部の動作状態の変更として、前記保持部を膨張および収縮させることができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部の動作状態を変更することにより、前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部の動作状態を変更することにより、前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部の動作状態の変更として、前記保持部に対する前記着座部の傾きを変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部の動作状態の変更として、前記着座部の奥行方向において前記保持部に対する前記着座部の位置を変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部の動作状態の変更として、前記着座部の奥行方向において前記保持部に対する前記着座部の位置を変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部の動作状態の変更として、前記着座部を膨張および収縮させることができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部が揺動運動しているときに前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部が揺動運動しているときに前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部が前方かつ下方に向けて傾斜する前傾状態となるとき、使用者の腰を前方に押すように前記保持部の動作状態を変更することが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部と前記着座部との相対的な関係を設定するための複数の運動モードを備えることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部は、接触面により使用者の腰の側面を支持するための側面支持部を含むことが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部は、接触面により使用者の腰の側面を支持するための側面支持部を含むことが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記保持部の動作状態の変更として、前記着座部の幅方向において前記着座部に対する前記側面支持部の接触面の位置を変更することができることが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部が後方かつ下方に向けて傾斜する後傾状態となるとき、使用者の腰の姿勢を保持するように前記側面支持部の動作状態を変更することが好ましい。
・この揺動型運動装置においては、前記着座部に対する前記保持部の高さを変更することができることが好ましい。
本発明によれば、使用者の着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することのできる揺動型運動装置を提供することができる。
(第1実施形態)
図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
以下では、揺動型運動装置1についての各方向をそれぞれ次のように示す。
図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
以下では、揺動型運動装置1についての各方向をそれぞれ次のように示す。
床面Aに平行な方向かつ揺動型運動装置1の長手方向を「奥行方向Z」とする。また、奥行方向Zにおいて使用者の背面側から正面側に向かう方向を「前方」とする。また、奥行方向Zにおいて使用者の正面側から背面側に向かう方向を「後方」とする。
床面Aに垂直な方向を「高さ方向Y」とする。また、高さ方向Yにおいて床面Aから使用者に向かう方向を「上方」とする。また、高さ方向Yにおいて使用者から床面Aに向かう方向を「下方」とする。
奥行方向Zおよび高さ方向Yに直交する方向を「幅方向X」とする。また、幅方向Xにおいて使用者の右手側から左手側に向かう方向を「左方」とする。また、幅方向Xにおいて使用者の左手側から右手側に向かう方向を「右方」とする。
図1(a)に示されるように、揺動型運動装置1は、床面Aに据え置きされる本体部10と、本体部10の上部に設けられて使用者B(図2(a)参照)が着座するための運動部60とを含む。また、本体部10内に設けられて運動部60の着座部61を揺動運動させるための揺動機構20と、本体部10内に設けられて揺動機構20の動作を制御する制御部(図示略)とを含む。
揺動機構20は、上部に着座部61が固定された台座27と、台座27を駆動するためのモータ31と、モータ31の回転を台座27の揺動運動すなわち着座部61の揺動運動に変換する連結リンク26とを含む。
運動部60は、馬の背およびこれに載せられた鞍を模した形状の着座部61と、着座部61に着座した使用者Bが足を掛けるための2つの鐙62と、着座部61に着座した使用者Bが把持するための手綱63と、使用者Bが操作するための操作部64とを含む。また、運動部60の後方の端部に設けられて使用者Bの腰Lを保持するための保持部70を含む。
各鐙62は、運動部60の左側および右側において前方の端部の下方に設けられている。手綱63は、運動部60の上面かつ前方の端部に設けられている。操作部64は、運動部60の上面かつ前方の端部に設けられている。
操作部64は、着座部61の揺動運動の開始および終了を選択するためのボタンと、運動部60の運動モードを選択するためのボタンとを含む。制御部は、操作されたボタンに応じて揺動機構20の制御等を行う。
図1(b)に示されるように、保持部70は、幅方向Xに沿うように着座部61の後端内に設けられた基礎部71と、基礎部71を回転軸として基礎部71のまわりで回転運動する可動部72と、基礎部71および可動部72の周囲を覆う接触部73とを含む。また、可動部72を駆動するためのモータ74を含む。接触部73としては、使用者Bの腰Lおよび背中の形状に沿うように形成されたものが設けられている。
図2を参照して、運動部60と保持部70との関係について説明する。なお、同図では図1に示される揺動型運動装置1を模式化して示している。また、保持部70については接触部73の一部を取り除いて内部の模式的な構造を示している。
ここで、床面Aに対する使用者Bの姿勢、可動部72の回転方向、床面Aに対する着座部61の動作状態、ならびに着座部61および床面Aのそれぞれに対する保持部70の動作状態のそれぞれについて以下のように定義する。
床面Aに対する使用者Bの姿勢について、体幹軸が床面Aに対して垂直となるときの使用者Bの姿勢を「基準姿勢」とする。また、体幹軸が床面Aに対して前方に傾斜しているときの使用者Bの姿勢を「前傾姿勢」とする。また、体幹軸が床面Aに対して後方に傾斜しているときの使用者Bの姿勢を「後傾姿勢」とする。
可動部72が基礎部71のまわりで回転運動する方向を「回転方向R」とする。また、回転方向Rにおいて可動部72が着座部61に近接する方向、すなわち着座部61の正面視において反時計回りの回転方向を「前転方向」とする。また、回転方向Rにおいて可動部72が着座部61から離間する方向、すなわち着座部61の正面視において時計回りの回転方向を「後転方向」とする。
床面Aに対する着座部61の動作状態について、揺動機構20の台座27が床面Aに対して水平となるときの着座部61の動作状態を「水平状態」とする。また、奥行方向Zにおいて台座27の前方の端部が後方の端部よりも低くなるように傾斜しているときの着座部61の動作状態を「前傾状態」とする。また、奥行方向Zにおいて台座27の後方の端部が前方の端部よりも低くなるように傾斜しているときの着座部61の動作状態を「後傾状態」とする。
床面Aに対する保持部70の動作状態について、使用者Bの姿勢が基準姿勢に保持されるときの保持部70の動作状態を「垂直状態」とする。また、保持部70が床面Aに対して垂直状態よりも前方に傾斜しているときの保持部70の動作状態を「押出状態」とする。また、保持部70が床面Aに対して垂直状態よりも後方に傾斜しているときの保持部70の動作状態を「受止状態」とする。
着座部61に対する保持部70の動作状態について、着座部61が水平状態のときに使用者Bの姿勢を基準姿勢に保持することのできる保持部70の動作状態を「中立状態」とする。また、中立状態よりも着座部61に近接した保持部70の状態を「前倒状態」とする。また、中立状態よりも着座部61から離間した保持部70の状態を「後倒状態」とする。なお、着座部61が水平状態かつ保持部70が中立状態のときを標準の状態として、保持部70が着座部61に対する姿勢を維持したまま同標準の状態から前傾状態または後傾状態に変化した場合について、そのときの保持部70の動作状態は中立状態となる。
図2(a)に示されるように、着座部61が水平状態、かつ保持部70が中立状態、かつ保持部70が垂直状態のとき、使用者Bは腰Lが保持部70に接触する姿勢をとることにより基準姿勢を保持することができる。揺動型運動装置1の使用を開始するときには、着座部61および保持部70および使用者がそれぞれ上記の状態に保持される。
図2(b)に示されるように、中立状態の可動部72が前転方向に回転したとき、可動部72の動作状態が中立状態から前倒状態に変化する。可動部72が前倒状態のとき、使用者Bの腰Lが前方に押される。
図2(c)に示されるように、中立状態の可動部72が後転方向に回転したとき、可動部72の動作状態が中立状態から後倒状態に変化する。可動部72が後倒状態のとき、使用者Bの腰Lが可動部72から離間しやすくなる。
図3〜図5を参照して、揺動機構20の詳細な構造について説明する。なお、図3は揺動機構20の正面構造、すなわち図4および図5の矢視V1から見た揺動機構20の構造を示す。また、図4は揺動機構20の側面構造、すなわち図3および図5の矢視V2から見た揺動機構20の構造を示す。また、図5は揺動機構20の平面構造、すなわち図3および図4の矢視V3から見た揺動機構20の構造を示す。
揺動機構20は、着座部61が固定された台座27をモータ31により幅方向Xおよび高さ方向Yおよび奥行方向Zまわりで揺動運動させることにより、台座27とともに着座部61を揺動運動させる。
図3に示されるように、揺動機構20は、脚部11の上面に固定されるベース21と、揺動運動が可能となるように台座27を支持する可動架台23(図4参照)と、可動架台23と台座27とを互いに接続する連結リンク26とを含む。また、連結リンク26を介して台座27を揺動運動させるための駆動部30を含む。
可動架台23には、連結リンク26を接続するための2つの側板28が設けられている。連結リンク26としては、奥行方向Zにおいて所定の間隔をおいて配置された2つのリンク、すなわち前リンク26Aおよび後リンク26Bが設けられている。
連結リンク26は、それぞれ次のように台座27および側板28に連結されている。
・前リンク26Aの下端は、下軸ピン29Aにより側板28に対して回転可能な状態で側板28の前端に連結されている。
・前リンク26Aの上端は、上軸ピン29Bにより台座27に対して回転可能な状態で台座27の前端に連結されている。
・後リンク26Bの下端は、下軸ピン29Cにより側板28に対して回転可能な状態で側板28の後端に連結されている。
・後リンク26Bの上端は、上軸ピン29Dにより台座27に対して回転可能な状態で台座27の後端に連結されている。
・前リンク26Aの下端は、下軸ピン29Aにより側板28に対して回転可能な状態で側板28の前端に連結されている。
・前リンク26Aの上端は、上軸ピン29Bにより台座27に対して回転可能な状態で台座27の前端に連結されている。
・後リンク26Bの下端は、下軸ピン29Cにより側板28に対して回転可能な状態で側板28の後端に連結されている。
・後リンク26Bの上端は、上軸ピン29Dにより台座27に対して回転可能な状態で台座27の後端に連結されている。
下軸ピン29Aと下軸ピン29Cとの軸間距離は、上軸ピン29Bと上軸ピン29Dとの軸間距離よりも短く設定されている。これにより、前リンク26Aおよび後リンク26Bが各下軸ピン29A,29Cを中心に回転するとき、台座27および着座部61が前傾状態および後傾状態の間で動作する。
図4に示されるように、可動架台23の左側および右側の端のそれぞれには、奥行方向Zに沿うように側板28が設けられている。可動架台23の前方および後方の下端のそれぞれには、下方に向けて突出した形状の連結板24が設けられている。
図3に示されるように、ベース21には、奥行方向Zに並べられた2つの軸支板22が設けられている。各軸支板22には、支軸25により軸支板22に対して回転可能な状態で連結板24が連結されている。すなわち支軸25は、奥行方向Zまわりの回転が可能な状態で可動架台23を支持している。
台座27と連結リンク26との関係について説明する。
実線で示されるように、前リンク26Aがベース21に対して略直角をなすとき、高さ方向Yにおいて後リンク26Bがベース21に対して傾斜する。このため、高さ方向Yにおいて台座27の後端が前端よりも低くなる。すなわち、奥行方向Zにおいて前方から後方に向かうにつれて高さ方向Yにおいて上方から下方に向けて台座27が傾斜する。
実線で示されるように、前リンク26Aがベース21に対して略直角をなすとき、高さ方向Yにおいて後リンク26Bがベース21に対して傾斜する。このため、高さ方向Yにおいて台座27の後端が前端よりも低くなる。すなわち、奥行方向Zにおいて前方から後方に向かうにつれて高さ方向Yにおいて上方から下方に向けて台座27が傾斜する。
二点鎖線で示されるように、後リンク26Bがベース21に対して略直角をなすとき、高さ方向Yにおいて前リンク26Aがベース21に対して傾斜する。このため、高さ方向Yにおいて台座27の前端が後端よりも低くなる。すなわち、奥行方向Zにおいて前方から後方に向かうにつれて高さ方向Yにおいて下方から上方に向けて台座27が傾斜する。
台座27は、連結リンク26により可動架台23と一体的に奥行方向Zまわりで回転する。このため、図4の矢印Nで示されるように、可動架台23を支持する支軸25まわりにおいて台座27が幅方向Xに往復運動する。
図4を参照して、駆動部30の詳細な構造について説明する。
駆動部30は、高さ方向Yに沿うように配置される出力軸32を有するモータ31と、幅方向Xに沿うように配置される第1シャフト34とを含む。また、出力軸32に設けられるモータギア33と、第1シャフト34に設けられてモータギア33に噛み合わされる第1ギア35とを含む。また、台座27を奥行方向Zにおいて運動させるための第1駆動部40と、台座27を幅方向Xにおいて運動させるための第2駆動部50とを含む。モータ31は、ベース21に固定されている。第1シャフト34の両端は、それぞれ台座27により支持されている。
駆動部30は、高さ方向Yに沿うように配置される出力軸32を有するモータ31と、幅方向Xに沿うように配置される第1シャフト34とを含む。また、出力軸32に設けられるモータギア33と、第1シャフト34に設けられてモータギア33に噛み合わされる第1ギア35とを含む。また、台座27を奥行方向Zにおいて運動させるための第1駆動部40と、台座27を幅方向Xにおいて運動させるための第2駆動部50とを含む。モータ31は、ベース21に固定されている。第1シャフト34の両端は、それぞれ台座27により支持されている。
第1駆動部40は、第1シャフト34の左端に接続される偏心クランク41と、一端が偏心クランク41に接続されるアームリンク43とを含む。また、偏心クランク41とアームリンク43の一端とを互いに接続する軸ピン42と、前リンク26Aとアームリンク43の他端とを互いに接続する軸ピン44とを含む(図3参照)。
図4を参照して、第2駆動部50の詳細な構造について説明する。
第2駆動部50は、第1シャフト34に固定される連動ギア51と、連動ギア51に噛み合わされる第2ギア53と、第2ギア53が設けられる第2シャフト52と、第2シャフト52に連結される偏心ロッド54とを含む。また、偏心ロッド54の下端が回転可能な状態で連結された連結金具56と、ベース21と連結金具56とを互いに固定する軸ピン57とを含む。また、第2シャフト52の右端と偏心ロッド54の上端とを互いに連結する軸ピン55を含む。
第2駆動部50は、第1シャフト34に固定される連動ギア51と、連動ギア51に噛み合わされる第2ギア53と、第2ギア53が設けられる第2シャフト52と、第2シャフト52に連結される偏心ロッド54とを含む。また、偏心ロッド54の下端が回転可能な状態で連結された連結金具56と、ベース21と連結金具56とを互いに固定する軸ピン57とを含む。また、第2シャフト52の右端と偏心ロッド54の上端とを互いに連結する軸ピン55を含む。
第2シャフト52は、幅方向Xに沿うように配置されるとともに可動架台23により支持されている。偏心ロッド54は、第2シャフト52の回転中心に対して偏心して同シャフト52に連結されている。
図3および図4を参照して、揺動機構20の駆動態様について説明する。
図3に示されるように、モータ31の出力軸32が回転するとき、出力軸32の回転がモータギア33を介して第1ギア35に伝達される。これにより、第1ギア35とともに第1シャフト34が回転する。このとき、偏心クランク41が第1シャフト34に対して偏心運動する。そして、偏心クランク41の偏心運動にともない前リンク26Aが奥行方向Zに往復運動し、これにともない着座部61が図中の矢印Mの方向に往復運動する。
図3に示されるように、モータ31の出力軸32が回転するとき、出力軸32の回転がモータギア33を介して第1ギア35に伝達される。これにより、第1ギア35とともに第1シャフト34が回転する。このとき、偏心クランク41が第1シャフト34に対して偏心運動する。そして、偏心クランク41の偏心運動にともない前リンク26Aが奥行方向Zに往復運動し、これにともない着座部61が図中の矢印Mの方向に往復運動する。
図4に示されるように、出力軸32の回転にともない第1シャフト34が回転するとき、同シャフト34の回転が連動ギア51を介して第2ギア53に伝達される。これにより、第2ギア53とともに第2シャフト52が回転する。このとき、第2シャフト52の回転にともない偏心ロッド54の上端が幅方向Xおよび奥行方向Zにおいて偏心運動する。そして、この偏心ロッド54の偏心運動が同ロッド54の上端および第2シャフト52を介して可動架台23に伝達される。これにより、可動架台23とともに連結リンク26が運動するため、台座27および着座部61が図中の矢印Nの方向に往復運動する。
そして、上述した着座部61の2つの往復運動、すなわち図3の矢印Mの方向の往復運動および図4の矢印Nの方向の往復運動が組み合わされることにより、着座部61が幅方向Xおよび高さ方向Yおよび奥行方向Zまわりの揺動運動を行う。
揺動機構20においては、着座部61が幅方向Xに1往復する間に着座部61が奥行方向Zに2往復するように第1駆動部40および第2駆動部50の各ギアが構成されている。このため、揺動型運動装置1の平面視において着座部61が8の字状に揺動運動する。すなわち、乗馬を模した着座部61の動作が再現される。
使用者Bが着座部61に着座した状態において着座部61が揺動運動するとき、使用者Bは揺動運動に対して身体のバランスをとるため、使用者Bの身体のバランス機能や運動機能が鍛錬される。
ところで、使用者Bの身体を効果的に鍛錬するためには、使用者Bの腰Lの姿勢が適切なものに保持される必要がある。そこで、揺動型運動装置1には、使用者Bの腰Lの姿勢を適切なものに保持するために、腰Lの姿勢を変えることのできる保持部70が設けられている。
揺動型運動装置1の運動モードについて説明する。
揺動型運動装置1には、運動部60の運動モードとして、通常モードおよび腹筋モードおよび背筋モードが予め用意されている。操作部64には、各運動モードに対応した操作ボタンが設けられている。制御部は、各運動モードに対応するいずれかの操作ボタンが操作されたとき、操作ボタンに対応した動作状態で運動部60を駆動する。
揺動型運動装置1には、運動部60の運動モードとして、通常モードおよび腹筋モードおよび背筋モードが予め用意されている。操作部64には、各運動モードに対応した操作ボタンが設けられている。制御部は、各運動モードに対応するいずれかの操作ボタンが操作されたとき、操作ボタンに対応した動作状態で運動部60を駆動する。
図2(a)に示されるように、通常モードが選択されたとき、可動部72が中立状態に保持される。すなわち、可動部72がすでに中立状態の場合に通常モードが選択されたとき、可動部72が継続して中立状態に保持される。また、可動部72が前倒状態または後倒状態の場合に通常モードが選択されたとき、可動部72がこれらのいずれかの状態から中立状態に変更される。
使用者Bは、通常モードの場合において腰Lが保持部70に接触する姿勢をとることにより、保持部70との接触により基準姿勢を保持することができる。基準姿勢の状態で運動部60の揺動運動が行われるとき、腹筋モードおよび背筋モードのときと比較して、腹筋および背筋の双方がバランスよく鍛錬される。
図6(a)に示されるように、腹筋モードが選択されたとき、可動部72が後倒状態に保持される。すなわち、可動部72がすでに後倒状態の場合に腹筋モードが選択されたとき、可動部72が継続して腹筋モードに保持される。また、可動部72が中立状態または前倒状態の場合に腹筋モードが選択されたとき、可動部72がこれらのいずれかの状態から後倒状態に変更される。
使用者Bは、腹筋モードの場合において腰Lが保持部70に接触する姿勢をとることにより、保持部70との接触により後傾姿勢を保持することができる。後傾姿勢の状態で運動部60の揺動運動が行われるとき、腹筋を鍛錬する効果が通常モードおよび背筋モードのときよりも高くなる。また、後傾姿勢においては使用者Bが足を突っ張る状態を維持する傾向にあるため、歩行能力の維持または膝痛予防に関係の深い大腿四頭筋を鍛錬する効果が特に高くなる。
図6(b)に示されるように、背筋モードが選択されたとき、可動部72が前倒状態に保持される。すなわち、可動部72がすでに前倒状態の場合に背筋モードが選択されたとき、可動部72が継続して前倒状態に保持される。また、可動部72が中立状態または後倒状態の場合に背筋モードが選択されたとき、可動部72がこれらのいずれかの状態から前倒状態に変更される。
使用者Bは、背筋モードの場合において腰Lが保持部70に接触する姿勢をとることにより、保持部70との接触により前傾姿勢を保持することができる。前傾姿勢の状態で運動部60の揺動運動が行われるとき、背筋を鍛錬する効果が通常モードおよび腹筋モードのときよりも高くなる。
揺動型運動装置1の使用手順を以下に示す。
(手順1)運転停止状態の着座部61に着座する。
(手順2)両足を鐙62に掛ける。
(手順3)操作部64を操作して電源ボタンを押す。
(手順4)操作部64を操作して運動モードを設定する。
(手順5)運動開始ボタンを押して、揺動運動を開始する。
(手順6)着座部61の揺動運動に対してバランスを取る。
(手順7)終了ボタンを押して、揺動運動を終了する。
(手順1)運転停止状態の着座部61に着座する。
(手順2)両足を鐙62に掛ける。
(手順3)操作部64を操作して電源ボタンを押す。
(手順4)操作部64を操作して運動モードを設定する。
(手順5)運動開始ボタンを押して、揺動運動を開始する。
(手順6)着座部61の揺動運動に対してバランスを取る。
(手順7)終了ボタンを押して、揺動運動を終了する。
本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)揺動型運動装置1は、使用者Bの腰Lに接触する保持部70を備えるとともに、着座部61と保持部70との相対的な関係を変更することにより使用者Bの腰Lの姿勢を変えることができる。このため、使用者Bの着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することができる。
(1)揺動型運動装置1は、使用者Bの腰Lに接触する保持部70を備えるとともに、着座部61と保持部70との相対的な関係を変更することにより使用者Bの腰Lの姿勢を変えることができる。このため、使用者Bの着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することができる。
(2)揺動型運動装置1は、保持部70の動作状態を変更することにより、運動部60と保持部70との相対的な関係を変更することができる。このように、腰Lの姿勢に対する影響が大きい保持部70の動作状態を変更しているため、腰Lの姿勢を適切に変えることができる。
(3)揺動型運動装置1は、保持部70の動作状態の変更として、運動部60に対する保持部70の傾きを変更することができる。このように、腰Lの姿勢に対する影響が大きい保持部70の動作状態を変更しているため、腰Lの姿勢を適切に変えることができる。
(4)揺動型運動装置1は、保持部70と運動部60との相対的な関係を設定するための複数の運動モードを備える。通常運動モードが選択された状態で運動部60が揺動運動するとき、腹筋および背筋をバランスよく鍛錬することができる。腹筋モードが選択された状態で運動部60が揺動運動するとき、腹筋を効果的に鍛錬することができる。背筋モードが選択された状態で運動部60が揺動運動するとき、背筋を効果的に鍛錬することができる。
(第2実施形態)
図7〜図9を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態の揺動型運動装置1は、第1実施形態の揺動型運動装置1の一部を次のように変更したものとして構成されている。すなわち、本実施形態の揺動型運動装置1においては、第1実施形態の揺動機構20に代えて、伸長および縮小が可能な昇降機構190を含む揺動機構120が設けられている。
図7〜図9を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態の揺動型運動装置1は、第1実施形態の揺動型運動装置1の一部を次のように変更したものとして構成されている。すなわち、本実施形態の揺動型運動装置1においては、第1実施形態の揺動機構20に代えて、伸長および縮小が可能な昇降機構190を含む揺動機構120が設けられている。
以下、この変更された部分についての詳細を示す。なお、その他の点については第1実施形態と同様の構成が採用されているため、共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を適宜省略する。
図9に示されるように、揺動型運動装置1は、床面Aに据え置きされる本体部10と、本体部10の上部に設けられて使用者Bが着座するための運動部60と、運動部60の後側の端部に設けられる保持部80とを含む。また、本体部10内に設けられて運動部60の着座部61を揺動運動させるための揺動機構120と、本体部10内に設けられて揺動機構120の動作を制御する制御部(図示略)とを含む。
運動部60は、第1実施形態の運動部60と同様に、着座部61および2つの鐙62および手綱63および操作部64を含む。なお、手綱63および操作部64については図示を省略している。
運動部60の後方の端部には、使用者Bの腰Lを保持するための保持部80が設けられている。保持部80は、本体部10に固定された基礎部81と、基礎部81の先端に設けられて使用者Bの腰Lに接触する接触部83とを含む。
図7および図8を参照して、揺動機構120の詳細な構造について説明する。
図8に示されるように、揺動機構120は、着座部61が固定された台座127をモータ131により幅方向Xおよび高さ方向Yおよび奥行方向Zまわりで揺動運動させることにより、台座127とともに着座部61を揺動運動させる。
図8に示されるように、揺動機構120は、着座部61が固定された台座127をモータ131により幅方向Xおよび高さ方向Yおよび奥行方向Zまわりで揺動運動させることにより、台座127とともに着座部61を揺動運動させる。
揺動機構120においては、第1実施形態の揺動機構20の後リンク26Bの機能を担うものとして昇降機構190が設けられている。また、第1実施形態の可動架台23の機能を担うものとして、連結板124および側板128により構成される揺動機構120の筐体123が設けられている。
揺動機構120は、前方の端部よりも後方の端部が低くなるように傾斜した状態で脚部11の上面に固定されるベース121と、揺動運動が可能となるように台座127を支持する筐体123とを含む。また、筐体123と台座127とを互いに接続する連結リンク126と、連結リンク126を介して台座127を揺動運動させるための駆動部130とを含む。
連結リンク126は、側板128と接続される。連結リンク126としては、奥行方向Zにおいて所定の間隔をおいて配置された2つのリンク、すなわち前リンク126Aおよび昇降機構190が設けられている。
連結リンク126は、次のように台座127および側板128に連結されている。
・前リンク126Aの下端は、下軸ピン129Aにより側板128に対して回転可能な状態で側板128の前端に連結されている。
・前リンク126Aの上端は、上軸ピン129Bにより台座127に対して回転可能な状態で台座127の前端に連結されている。
・前リンク126Aの下端は、下軸ピン129Aにより側板128に対して回転可能な状態で側板128の前端に連結されている。
・前リンク126Aの上端は、上軸ピン129Bにより台座127に対して回転可能な状態で台座127の前端に連結されている。
昇降機構190は、次のように台座127および側板128に連結されている。
・昇降機構190の下端は、下軸ピン129Cにより側板128に対して回転可能な状態で側板128の後端に連結されている。
・昇降機構190の上端は、上軸ピン129Dにより台座127に対して回転可能な状態で台座127の後端に連結されている。
・昇降機構190の下端は、下軸ピン129Cにより側板128に対して回転可能な状態で側板128の後端に連結されている。
・昇降機構190の上端は、上軸ピン129Dにより台座127に対して回転可能な状態で台座127の後端に連結されている。
下軸ピン129Aと下軸ピン129Cとの軸間距離は、上軸ピン129Bと上軸ピン129Dとの軸間距離よりも短く設定されている。これにより、前リンク126Aおよび昇降機構190が各下軸ピン129A,129Cを中心に回転するとき、台座127および着座部61が前傾状態および後傾状態の間で動作する。
奥行方向Zの後方側に設けられる昇降機構190が伸長および縮小することにより、台座127および着座部61が前傾状態および後傾状態の間で動作する。昇降機構190が最大限まで伸長または最大限まで縮小したときの台座127および着座部61の傾斜角度は、昇降機構190が各下軸ピン129A,129Cを中心に回転したときの最大の傾斜角度よりも大きい。
図7に示されるように、筐体123の左側および右側の端のそれぞれは、奥行方向Zに沿う形状の側板128により形成されている。筐体123の前方および後方の端のそれぞれは、高さ方向Yに沿う形状の連結板124により形成されている。
図8に示されるように、ベース121には、奥行方向Zに並べられた2つの軸支板122(図7参照)が設けられている。各軸支板122には、支軸125により軸支板122に対して回転可能な状態で連結板124が連結されている。すなわち支軸125は、幅方向Xまわりの回転が可能な状態で筐体123を支持している。
台座127と連結リンク126との関係について説明する。
連結リンク126が各下軸ピン129A,129Cを中心に前方に向けて回転したとき、高さ方向Yにおいて昇降機構190がベース121に対して傾斜する。このため、高さ方向Yにおいて台座127の後方の端部が前方の端部よりも低くなる。すなわち、奥行方向Zにおいて前方から後方に向かうにつれて高さ方向Yにおいて上方から下方に向けて台座127が傾斜する。
連結リンク126が各下軸ピン129A,129Cを中心に前方に向けて回転したとき、高さ方向Yにおいて昇降機構190がベース121に対して傾斜する。このため、高さ方向Yにおいて台座127の後方の端部が前方の端部よりも低くなる。すなわち、奥行方向Zにおいて前方から後方に向かうにつれて高さ方向Yにおいて上方から下方に向けて台座127が傾斜する。
連結リンク126が各下軸ピン129A,129Cを中心に後方に向けて回転したとき、高さ方向Yにおいて昇降機構190がベース121に対して傾斜する。このため、高さ方向Yにおいて台座127の後方の端部が前方の端部よりも低くなる。すなわち、奥行方向Zにおいて前方から後方に向かうにつれて高さ方向Yにおいて上方から下方に向けて台座127が傾斜する。
台座127は、連結リンク126により筐体123と一体的に奥行方向Zまわりで回転する。このため、筐体123を支持する支軸125まわりにおいて台座127が幅方向Xに往復運動する。
昇降機構190は、ウォームギアおよびウォームホイール(いずれも図示略)が内部に設けられたギアボックス192と、ウォームギアを回転するためのモータ193と、モータ193の回転に基づいて直線運動するボールねじ191とを含む。ボールねじ191は、ウォームホイールのナットに噛み合わされている。また、ボールねじ191の上端および下端はそれぞれ台座127および筐体123に連結されている。
モータ193の回転にともないウォームホイールが回転することにより、ウォームギアが回転する。これにより、ウォームギアのナットが回転するため、ナットの回転がボールねじ191に伝達される。そして、ボールねじ191がナットの回転に応じて直線運動することにより、昇降機構190が伸長または縮小する。
図7を参照して、駆動部130の詳細な構造について説明する。
駆動部130は、高さ方向Yに沿うように配置される出力軸132を有するモータ131と、幅方向Xに沿うように配置される第1シャフト134とを含む。また、出力軸132に設けられるモータギア133と、第1シャフト134に設けられてモータギア133に噛み合わされる第1ギア135とを含む。また、台座127を奥行方向Zにおいて運動させるための第1駆動部140と、台座127を幅方向Xにおいて運動させるための第2駆動部150とを含む。モータ131は、ベース121に固定されている。第1シャフト134の両端は、それぞれ側板128により支持されている。
駆動部130は、高さ方向Yに沿うように配置される出力軸132を有するモータ131と、幅方向Xに沿うように配置される第1シャフト134とを含む。また、出力軸132に設けられるモータギア133と、第1シャフト134に設けられてモータギア133に噛み合わされる第1ギア135とを含む。また、台座127を奥行方向Zにおいて運動させるための第1駆動部140と、台座127を幅方向Xにおいて運動させるための第2駆動部150とを含む。モータ131は、ベース121に固定されている。第1シャフト134の両端は、それぞれ側板128により支持されている。
第1駆動部140は、第1シャフト134の両端に接続される2つの偏心クランク141と、一端が偏心クランク141に接続される2つのアームリンク143とを含む。また、図8に示されるように、各偏心クランク141と各アームリンク143の一端とを互いに接続する軸ピン142と、前リンク126Aと各アームリンク143の他端とを互いに接続する軸ピン144とを含む。
第2駆動部150の詳細な構造について説明する。
第2駆動部150は、第1シャフト134に固定される連動ギア151と、連動ギア151に噛み合わされる第2ギア153と、第2ギア153が設けられる第2シャフト152と、第2シャフト152に連結される偏心ロッド154とを含む。また、偏心ロッド154の下端が回転可能な状態で連結された連結金具156と、ベース121と連結金具156とを互いに固定する軸ピン157とを含む。また、第2シャフト152の左端と偏心ロッド154の上端とを互いに連結する軸ピン155を含む。
第2駆動部150は、第1シャフト134に固定される連動ギア151と、連動ギア151に噛み合わされる第2ギア153と、第2ギア153が設けられる第2シャフト152と、第2シャフト152に連結される偏心ロッド154とを含む。また、偏心ロッド154の下端が回転可能な状態で連結された連結金具156と、ベース121と連結金具156とを互いに固定する軸ピン157とを含む。また、第2シャフト152の左端と偏心ロッド154の上端とを互いに連結する軸ピン155を含む。
第2シャフト152は、幅方向Xに沿うように配置されるとともに筐体123により支持されている。偏心ロッド154は、第2シャフト152の回転中心に対して偏心して同シャフト152に連結されている。
図8を参照して、揺動機構120の駆動態様について説明する。
モータ131の出力軸132が回転するとき、出力軸132の回転がモータギア133を介して第1ギア135に伝達される。これにより、第1ギア135とともに第1シャフト134が回転する。このとき、各偏心クランク141が第1シャフト134に対して偏心運動する。そして、偏心クランク141の偏心運動にともない前リンク126Aが奥行方向Zに往復運動し、これにともない着座部61が図中の矢印Mの方向に往復運動する。
モータ131の出力軸132が回転するとき、出力軸132の回転がモータギア133を介して第1ギア135に伝達される。これにより、第1ギア135とともに第1シャフト134が回転する。このとき、各偏心クランク141が第1シャフト134に対して偏心運動する。そして、偏心クランク141の偏心運動にともない前リンク126Aが奥行方向Zに往復運動し、これにともない着座部61が図中の矢印Mの方向に往復運動する。
出力軸132の回転にともない第1シャフト134が回転するとき、同シャフト134の回転が連動ギア151を介して第2ギア153に伝達される。これにより、第2ギア153とともに第2シャフト152が回転する。このとき、第2シャフト152の回転にともない偏心ロッド154の上端が幅方向Xおよび奥行方向Zにおいて偏心運動する。そして、この偏心ロッド154の偏心運動が同ロッド154の上端および第2シャフト152を介して筐体123に伝達される。これにより、筐体123とともに連結リンク126が運動するため、台座127および着座部61が幅方向Xに往復運動する。
そして、上述した着座部61の2つの往復運動、すなわち矢印Mの方向の往復運動および幅方向Xの往復運動が組み合わされることにより、着座部61が幅方向Xおよび高さ方向Yおよび奥行方向Zまわりの揺動運動を行う。
揺動機構120においては、着座部61が幅方向Xに1往復する間に着座部61が奥行方向Zに2往復するように第1駆動部140および第2駆動部150の各ギアが構成されている。このため、揺動型運動装置1の平面視において着座部61が8の字状に揺動運動する。すなわち、乗馬を模した着座部61の動作が再現される。
図9を参照して、使用者Bが揺動型運動装置1の着座部61に着座しているときの使用者Bの腰Lの姿勢と保持部80との関係について説明する。なお、同図では揺動型運動装置1を模式化して示している。
揺動型運動装置1の運動モードについて説明する。
通常モードが選択されたとき、着座部61が水平状態かつ保持部80が中立状態かつ保持部80が垂直状態に保持される。
通常モードが選択されたとき、着座部61が水平状態かつ保持部80が中立状態かつ保持部80が垂直状態に保持される。
使用者Bは、通常モードの場合において腰Lが保持部80に接触する姿勢をとることにより、保持部80との接触により基準姿勢を保持することができる。基準姿勢の状態で運動部60の揺動運動が行われるとき、腹筋モードおよび背筋モードのときと比較して、腹筋および背筋の双方がバランスよく鍛錬される。
図9(a)に示されるように、腹筋モードが選択されたとき、昇降機構126Bが延伸して着座部61が前傾状態に維持される。このとき、保持部80が後倒状態かつ垂直状態に保持される。
使用者Bは、腹筋モードの場合において腰Lが保持部80に接触する姿勢をとることにより、保持部80との接触により後傾姿勢を保持することができる。後傾姿勢の状態で運動部60の揺動運動が行われるとき、腹筋を鍛錬する効果が通常モードおよび背筋モードのときよりも高くなる。また、後傾姿勢においては使用者Bが足を突っ張る状態を維持する傾向にあるため、歩行能力の維持または膝痛予防に関係の深い大腿四頭筋を鍛錬する効果が特に高くなる。
図9(b)に示されるように、背筋モードが選択されたとき、昇降機構126Bが縮小して着座部61が後傾状態に保持される。このとき、保持部80が前倒状態かつ垂直状態に保持される。
使用者Bは、背筋モードの場合において腰Lが保持部80に接触する姿勢をとることにより、保持部80との接触により前傾姿勢を保持することができる。前傾姿勢の状態で運動部60の揺動運動が行われるとき、背筋を鍛錬する効果が通常モードおよび腹筋モードのときよりも高くなる。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)の効果、すなわち使用者Bの着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することができる旨の効果、および(4)および(5)の効果に加えて以下に示す効果が得られる。
(6)揺動型運動装置1は、着座部61の動作状態を変更することにより、着座部61と保持部80との相対的な関係を変更する。これにより、使用者Bの腰Lの姿勢を変えることができるため、使用者Bの着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することができる。
(7)揺動型運動装置1は、保持部80に対する着座部61の傾きを変更することができる。このように、腰Lの姿勢に対する影響が大きい着座部61の動作状態を変更しているため、腰Lの姿勢を適切に変えることができる。
(第3実施形態)
図10を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態の揺動型運動装置1は、第2実施形態の揺動型運動装置1の一部を次のように変更したものとして構成されている。すなわち、本実施形態の揺動型運動装置1においては、第2実施形態の保持部80に代えて第1実施形態の保持部70が設けられている。また、これにともない揺動機構120の動作中に保持部70の動作と着座部61の動作とを協調して変更するための協調制御が行われる。
図10を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態の揺動型運動装置1は、第2実施形態の揺動型運動装置1の一部を次のように変更したものとして構成されている。すなわち、本実施形態の揺動型運動装置1においては、第2実施形態の保持部80に代えて第1実施形態の保持部70が設けられている。また、これにともない揺動機構120の動作中に保持部70の動作と着座部61の動作とを協調して変更するための協調制御が行われる。
以下、上記変更された部分についての詳細を示す。なお、その他の点については第2実施形態および第1実施形態と同様の構成が採用されているため、共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を適宜省略する。
揺動型運動装置1は、床面Aに据え置きされる本体部10と、本体部10の上部に設けられて使用者Bが着座するための運動部60とを含む。また、本体部10内に設けられて運動部60の着座部61を揺動運動させるための揺動機構120と、本体部10内に設けられて揺動機構120の動作を制御する制御部(図示略)とを含む。着座部61の後方の端部には、使用者Bの腰Lを保持するための保持部70が設けられている。
揺動型運動装置1の制御部により行われる協調制御の内容について説明する。
図2(a)に示されるように、着座部61が水平状態かつ保持部70が垂直状態かつ保持部70が中立状態の場合において、使用者Bが着座部61に着座して腰Lを保持部70の接触部73に接触させたとき、使用者Bの姿勢が基準姿勢に保持される。
図2(a)に示されるように、着座部61が水平状態かつ保持部70が垂直状態かつ保持部70が中立状態の場合において、使用者Bが着座部61に着座して腰Lを保持部70の接触部73に接触させたとき、使用者Bの姿勢が基準姿勢に保持される。
図10(a)に示されるように、着座部61が後傾状態かつ保持部70が垂直状態かつ保持部70が中立状態の場合において、使用者Bが基準姿勢を保持したとき、使用者Bの腰L(二点鎖線)が保持部70から離れる。
したがって、この状態において揺動機構120の揺動運動が行われたとき、使用者Bの姿勢が実線で示されるように後傾姿勢となりやすい。このとき、使用者Bの姿勢が安定しないこと、また使用者Bの後傾姿勢の度合いが過度に大きなものとなることに起因して、身体を鍛錬する効果として適切な効果が得られにくくなる。
使用者Bの姿勢が上記のような状態となることを抑制するためには、使用者Bが後傾姿勢となりにくくなるように保持部70の動作状態を変更すること、すなわち保持部70を着座部61に対して前転方向に回転させることが有効と考えられる。
そこで、揺動型運動装置1の制御部は、着座部61の動作状態と保持部70の動作状態との協調制御として、着座部61が後傾状態のときに保持部70を前倒状態に維持する制御を行う。この制御が行われるときの一例を以下に示す。
図10(b)に示されるように、揺動機構120の揺動運動中において着座部61が後傾状態に変化する場合、または着座部61が後傾状態のときに揺動機構20の揺動運動が開始される場合、制御部の制御により保持部70が前倒状態に変更される。
これにより、使用者Bの腰Lが保持部70により前方に押されるため、使用者Bが過度に後方に傾斜した姿勢となることが抑制される。また、保持部70の接触部73が使用者Bの腰Lに接触するため、使用者Bの姿勢が不安定となることが抑制される。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)の効果、すなわち使用者Bの着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することができる旨の効果、および(2)〜(7)の効果に加えて以下に示す効果が得られる。
(8)揺動型運動装置1は、着座部61が揺動運動しているときに、着座部61と保持部70との相対的な関係を変更している。これにより、使用者Bの腰Lの姿勢を変えることができるため、使用者Bが適切な姿勢を保持することを支持することができる。
(9)揺動型運動装置1は、着座部61が後傾状態のときに保持部70を前倒状態に変更する。これにより、揺動機構120の揺動運動中かつ着座部61が後傾状態の場合において、使用者Bが過度に後方に傾斜した姿勢となることが抑制される。また、使用者Bの姿勢が不安定となることが抑制される。
(第4実施形態)
図11〜図13を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態の揺動型運動装置1は、第1実施形態の揺動型運動装置1の一部を次のように変更したものとして構成されている。すなわち、第1実施形態の揺動型運動装置1の保持部70に対して、使用者Bの腰Lの左側面および右側面を支持するための側面部75が追加されている。
図11〜図13を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態の揺動型運動装置1は、第1実施形態の揺動型運動装置1の一部を次のように変更したものとして構成されている。すなわち、第1実施形態の揺動型運動装置1の保持部70に対して、使用者Bの腰Lの左側面および右側面を支持するための側面部75が追加されている。
以下に、この変更された部分についての詳細を示す。なお、その他の点については第1実施形態と同様の構成が採用されているため、共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を適宜省略する。
図11に示されるように、保持部70には、接触部73の使用者Bの腰Lを支持するための一対の側面部75が設けられている。各側面部75は、接触部73の左右方向の端部からそれぞれ前方に向けて延びるように設けられている。
図12(a)に示されるように、各側面部75の内側の面には、幅方向Xから使用者Bの腰Lに対して力を付与するためのエアバッグ76が設けられている。すなわち、使用者Bの腰Lに対してエアバッグ76の面である接触面76Aを接触させることにより、腰Lに力を付与することができる。
各エアバッグ76の動作状態は、側面部75の内側の面よりもエアバッグ76の接触面76Aが幅方向Xの内側に向けて膨張した状態(以下、「膨張状態」)と、側面部75側に向けて収縮した状態(以下、「収縮状態」)との間で変更される。
揺動型運動装置1には、運動部60の運動モードとして、通常モードおよび腹筋モードおよび背筋モードの他に、腰サポートモードおよび左半身強化モードおよび右半身強化モードおよび左右バランスモードが予め用意されている。操作部64には、各運動モードに対応した操作ボタンが設けられている。制御部は、各運動モードに対応するいずれかの操作ボタンが操作されたとき、操作ボタンに対応した動作状態で運動部60を駆動する。
図12(b)に示されるように、腰サポートモードが選択されたとき、左側および右側のエアバッグ76を膨張状態に保持する。すなわち、各エアバッグ76がすでに膨張状態の場合に腰サポートモードが選択されたとき、各エアバッグ76が継続して膨張状態に保持される。また、各エアバッグ76の少なくとも一方が収縮状態の場合に腰サポートモードが選択されたとき、収縮状態のエアバッグ76が膨張状態に変更される。
腰サポートモードにおいては、使用者Bの腰Lの左側面および右側面が各エアバッグ76の接触面76Aにより圧迫されるため、着座部61に対する使用者Bの姿勢および位置が安定する。このため、使用者Bの身体がバランスよく鍛錬される。
図13(a)に示されるように、右半身強化モードが選択されたとき、左側のエアバッグ76が膨張状態に保持されるとともに右側のエアバッグ76が収縮状態に保持される(以下、「左膨張状態」)。各エアバッグ76がすでに左膨張状態の場合に右半身強化モードが選択されたとき、各エアバッグ76が継続して左膨張状態に保持される。また、各エアバッグ76の少なくとも一方が左膨張状態とは異なる場合に右半身強化モードが選択されたとき、状態の異なるエアバッグ76が左膨張状態に変更される。
右半身強化モードのとき、使用者Bの腰Lの左側面が左側のエアバッグ76の接触面76Aにより幅方向Xの内側に押されるため、使用者Bの身体が着座部61の幅方向Xの中心よりも右側に偏る。このため、右半身を鍛錬する度合いが左半身を鍛錬する度合いよりも高くなる。
図13(b)に示されるように、左半身強化モードが選択されたとき、右側のエアバッグ76が膨張状態に保持されるとともに左側のエアバッグ76が収縮状態に保持される(以下、「右膨張状態」)。各エアバッグ76がすでに右膨張状態の場合に左半身強化モードが選択されたとき、各エアバッグ76が継続して右膨張状態に保持される。また、各エアバッグ76の少なくとも一方が右膨張状態とは異なる場合に左半身強化モードが選択されたとき、状態の異なるエアバッグ76が右膨張状態に変更される。
左半身強化モードのとき、使用者Bの腰Lの右側面が右側のエアバッグ76の接触面76Aにより幅方向Xの内側に押されるため、使用者Bの身体が着座部61の幅方向Xの中心よりも左側に偏る。このため、左半身を鍛錬する度合いが右半身を鍛錬する度合いよりも高くなる。
左右バランスモードが選択されたとき、各エアバッグ76において図13(a)の左膨張状態と図13(b)の右膨張状態とが所定の時間毎に交互に繰り返される。具体的には、各エアバッグ76の動作状態として左膨張状態が一定時間にわたり継続された後、各エアバッグ76の動作状態が左膨張状態から右膨張状態に変更される。そして、各エアバッグ76の動作状態として右膨張状態が一定時間にわたり継続された後、各エアバッグ76の動作状態が再び左膨張状態に変更される。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)の効果、すなわち使用者Bの着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することができる旨の効果、および(2)〜(5)および(8)の効果に加えて以下に示す効果が得られる。
(10)揺動型運動装置1は、使用者Bの腰Lの側面を支持するためのエアバッグ76を備える。これにより、使用者Bの腰Lを幅方向Xから支持することができる。
(11)揺動型運動装置1は、着座部61に対するエアバッグ76の接触面76Aの位置を変更することができる。これにより使用者Bの腰Lの位置を変更することができる。
(11)揺動型運動装置1は、着座部61に対するエアバッグ76の接触面76Aの位置を変更することができる。これにより使用者Bの腰Lの位置を変更することができる。
(12)揺動型運動装置1は、運動部60の運動モードとして、腰サポートモードおよび右半身強化モードおよび左半身強化モードおよび左右バランスモードを備える。これにより、身体をバランスよく鍛錬すること、右半身を重点的に鍛錬すること、および左半身を重点的に鍛錬することができる。
(第5実施形態)
図14を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。
本実施形態の揺動型運動装置1は、第2実施形態の揺動型運動装置1の一部を次のように変更したものとして構成されている。すなわち、本実施形態の揺動型運動装置1においては、第2実施形態の保持部80に代えて第4実施形態の保持部70が設けられている。また、これにともない揺動機構120の揺動運動中に保持部70の動作状態と運動部60の動作状態とを協調して変更するための協調制御が行われる。
図14を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。
本実施形態の揺動型運動装置1は、第2実施形態の揺動型運動装置1の一部を次のように変更したものとして構成されている。すなわち、本実施形態の揺動型運動装置1においては、第2実施形態の保持部80に代えて第4実施形態の保持部70が設けられている。また、これにともない揺動機構120の揺動運動中に保持部70の動作状態と運動部60の動作状態とを協調して変更するための協調制御が行われる。
以下、この変更された部分についての詳細を示す。なお、その他の点については第2実施形態および第1実施形態と同様の構成が採用されているため、共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を適宜省略する。
揺動型運動装置1は、床面Aに据え置きされる本体部10と、本体部10の上部に設けられて使用者Bが着座するための運動部60とを含む。また、本体部10内に設けられて運動部60の着座部61を揺動運動させるための揺動機構120と、本体部10内に設けられて揺動機構120の動作を制御する制御部(図示略)とを含む。着座部61の後方の端部には、使用者Bの腰Lを保持するための保持部70が設けられている。
揺動型運動装置1の制御部により行われる協調制御の内容について説明する。
図2(a)に示されるように、着座部61が水平状態かつ保持部70が垂直状態かつ保持部70が中立状態の場合において、使用者Bが着座部61に着座して腰Lを保持部70の接触部73に接触させたとき、使用者Bの姿勢が基準姿勢に保持される。
図2(a)に示されるように、着座部61が水平状態かつ保持部70が垂直状態かつ保持部70が中立状態の場合において、使用者Bが着座部61に着座して腰Lを保持部70の接触部73に接触させたとき、使用者Bの姿勢が基準姿勢に保持される。
図14(a)に示されるように、着座部61が前傾状態かつ保持部70が垂直状態かつ保持部70が中立状態の場合において、使用者Bが腰Lを保持部70に接触させたとき、使用者Bの姿勢が後傾姿勢となる。
この状態において揺動機構120の揺動運動が行われたとき、使用者Bの姿勢が破線で示されるように過度に前方に傾斜した姿勢となりやすい。このとき、図14(b)に示されるように、使用者Bの腰L(二点鎖線)が保持部70から離れた状態となる。このため、使用者Bの姿勢が安定しないこと、また使用者Bの前傾姿勢の度合いが過度に大きいことに起因して、身体を鍛錬する効果として適切な効果が得られにくくなる。
使用者Bの姿勢が上記のような状態となることを抑制するためには、使用者Bの姿勢が前傾姿勢になりにくくなるように保持部70の動作状態を変更すること、すなわち各エアバッグ76を膨張状態に保持することが有効と考えられる。
そこで、揺動型運動装置1の制御部は、運動部60の動作状態と保持部70の動作状態との協調制御として、着座部61が前傾状態のときに保持部70を膨張状態に維持する制御を行う。この制御が行われるときの一例を以下に示す。
図14(a)に示されるように、揺動機構120の揺動運動中において着座部61が前傾状態に変化する場合、または着座部61が前傾状態のときに揺動機構120の揺動運動が開始される場合、制御部の制御により各エアバッグ76が膨張状態に変更される。
これにより、図14(b)に示されるように、使用者Bの腰Lが各エアバッグ76により保持されるため、使用者Bが過度に前方に傾斜した姿勢となることが抑制される。また、使用者Bの姿勢が不安定となることが抑制される。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)の効果、すなわち使用者Bの着座の姿勢が不適切なものになることを抑制することができる旨の効果、および(4)〜(11)の効果に加えて以下に示す効果が得られる。
(13)揺動型運動装置1は、着座部61が前傾状態のときに各エアバッグ76を膨張状態に変更する。これにより、揺動機構120の揺動運動中かつ着座部61が前傾状態の場合において、着座部61に対する腰Lの姿勢および位置が各エアバッグ76により保持されるため、使用者Bが過度に前方に傾斜した姿勢となることが抑制される。また、使用者Bの姿勢が不安定となることが抑制される。
(その他の実施形態)
なお、本発明の実施態様は上記各実施形態に限られるものではなく、例えば以下に示すように変更することもできる。また以下の各変形例は、上記各実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
なお、本発明の実施態様は上記各実施形態に限られるものではなく、例えば以下に示すように変更することもできる。また以下の各変形例は、上記各実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・上記第1実施形態では、基礎部71まわりで回転する可動部72を採用したが、これに代えて、着座部61に対する奥行方向Zの位置を変更することができる保持部170を採用することもできる(第1変形例)。
図15に示されるように、この保持部170は、着座部61の上面の後端に設けられて奥行方向Zに延びるレール174と、このレール174上を移動する接触部173と、接触部173を駆動するためのモータ(図示略)とを含む。
図15(a)に示されるように、接触部173を着座部61に対して後方に移動させたとき、着座部61と保持部170との相対的な関係は、使用者Bが後傾姿勢をとることを許容するものとなる。また、図15(b)に示されるように、接触部173を着座部61に対して前方に移動させたとき、着座部61と保持部170との相対的な関係は、使用者Bの腰Lを前方に押すことのできるものとなる。
・上記第1変形例において、使用者Bに対する接触部173の高さを変更することもできる。すなわち、図16に示されるように、着座部61に対する接触部173の高さを使用者Bの腰Lに対応した位置から背中の中間あたりに対応した位置に変更することもできる。
・上記第1実施形態では、基礎部71のまわりで回転する保持部70を採用したが、これに代えて、使用者Bの腰Lに対応する部位の形状が変化する保持部270を採用することもできる(第2変形例)。
図17に示されるように、この保持部270は、接触部273の前面側にエアバッグ274を含む。エアバッグ274の動作状態は、接触部273の前面よりも奥行方向Zの前方に向けて膨張した状態(以下、「膨張状態」)と、接触部273側に向けて収縮した状態(以下、「収縮状態」)との間で変更される。
図17(a)に示されるように、エアバッグ274を収縮状態にしたとき、着座部61と保持部270との相対的な関係は、使用者Bが後傾姿勢をとることを許容するものとなる。また、図17(b)に示されるように、エアバッグ274を膨張状態にしたとき、着座部61と保持部270との相対的な関係は、使用者Bの腰Lを前方に押すことのできるものとなる。
・上記第1実施形態では、基礎部71のまわりで可動部72を回転させるためのモータ74を設けたが、これに代えてまたは加えて、可動部72を手動で回転させるための機構を設けることもできる。
・上記第2実施形態では、本体部10に固定された保持部80に対して着座部61を傾斜させる構成としたが、本体部10に対する奥行方向Zの位置を変更することができる運動部160を採用することもできる(第3変形例)。
図18に示されるように、この揺動型運動装置1は、本体部10の上部と着座部61の下部と間に設けられて奥行方向Zに延びるレール165と、このレール165上において着座部61を移動させるためのモータ(図示略)とを含む。
図18(a)に示されるように、着座部61を保持部80に対して後方に移動させたとき、着座部61と保持部80との相対的な関係は、使用者Bが後傾姿勢をとることを許容するものとなる。また、図18(b)に示されるように、着座部61を保持部80に対して前方に移動させたとき、着座部61と保持部80との相対的な関係は、使用者Bの腰Lを前方に押すことのできるものとなる。
・上記第2実施形態では、本体部10に固定された保持部80に対して着座部61を傾斜させる構成としたが、使用者Bが着座する部位の形状が変化する着座部261を備える運動部260を採用することもできる(第4変形例)。
図19に示されるように、この着座部261は、使用者Bの臀部に対応する部位にエアバッグ265を含む。エアバッグ265の動作状態は、着座部261の上面よりも高さ方向Yの上方に向けて膨張した状態(以下、「膨張状態」)と、着座部261側に向けて収縮した状態(以下、「収縮状態」)との間で変更される。
図19(a)に示されるように、エアバッグ265が膨張状態のとき、着座部261と保持部80との相対的な関係は、使用者Bの姿勢を後傾姿勢に保持するものとなる。また、図19(b)に示されるように、エアバッグ265が収縮状態のとき、着座部261と保持部80との相対的な関係は、使用者Bが基準姿勢をとることを許容するものとなる。なお、エアバッグ265に代えて、着座部261からの突出および着座部261への収容が可能なピストンを採用することもできる。
・上記第2実施形態では、本体部10に保持部80を固定する構成を採用したが、保持部として次のものを採用することもできる。すなわち、着座部61に固定されること、および着座部61の揺動運動に連動すること、および昇降機構190の動作に基づく着座部61の傾きには連動しないことを条件として構成される保持部を設けることもできる。この場合、第1実施形態と同様の回転モータを保持部に設けることにより、着座部61の傾きに応じて保持部の傾きを制御することができる。
・上記第2実施形態では、揺動機構120により着座部61を傾斜させる構成を採用したが、これに代えてまたは加えて、手動で着座部61を傾斜させる機構を設けることもできる。
・上記第2実施形態では、本体部10に保持部80を固定する構成を採用したが、これに代えて、本体部10および着座部61に対する保持部の高さが変更可能な構成を採用することもできる。図20に、そうした揺動型運動装置1の一例を示す。
図20に示されるように、保持部380は、高さ方向Yに伸縮する基礎部381と、基礎部381の先端に固定された接触部383とを含む。着座部61に対する接触部383の高さは、例えば図20(a)に示される位置から図20(b)に示される位置までの間で変更することができる。
着座部61に対する接触部383の高さを低くした場合には、揺動機構120の揺動運動が行われたときに使用者Bにかかる負荷が大きくなるため、身体の鍛錬の度合いが高くなる。このため使用者Bは、着座部61に対する接触部383の高さを調整することにより、鍛錬の効果の大きさを調節することができる。
・上記第4実施形態では、接触部73およびエアバッグ76を含む保持部70を採用したが、接触部73を省略することもできる。この場合にもエアバッグ76により使用者Bの腰Lを保持することにより、使用者Bの姿勢を安定させる等の効果が得られる。
・上記第4実施形態では、側面部75のエアバッグ76により使用者Bの腰Lを保持する構成を採用したが、エアバッグ76に代えて、ピストンにより腰Lを保持する構成を採用することもできる。図21に、この構成を採用した揺動型運動装置の一例を示す。
図21に示されるように、各側面部75の内側の面には、幅方向Xから使用者Bの腰Lに対して力を付与するためのピストン476が設けられている。各ピストン476の動作状態は、側面部75の内側の面よりも幅方向Xの内側に向けて突出した状態(以下、「突出状態」)と、突出状態よりも側面部75側に引き込まれた状態(以下、「引込状態」)との間で変更される。各運動モードは次のように行われる。
(A)腰サポートモードが選択されたとき、左側および右側のピストン476が突出状態に保持される。腰サポートモードにおいては、使用者Bの腰Lの左側面および右側面が各ピストン476の接触面476Aにより圧迫されるため、着座部61に対する使用者Bの姿勢および位置が安定する。このため、使用者Bの身体がバランスよく鍛錬される。
(B)左半身強化モードが選択されたとき、右側のピストン476が突出状態に保持されるとともに左側のピストン476が引込状態に保持される。左半身強化モードにおいては、使用者Bの腰Lの右側面が右側のピストン476の接触面476Aにより幅方向Xの内側に押されるため、使用者Bの身体が着座部61の幅方向Xの中心よりも左側に偏る。このため、左半身を鍛錬する度合いが右半身を鍛錬する度合いよりも高くなる。なお、右半身強化モードも上記に準じた態様で行われる。
(C)左右バランスモードが選択されたとき、各ピストン476において左半身強化モードの状態と右半身強化モードの状態とが所定の時間毎に交互に繰り返される。これにより、使用者Bの身体がバランスよく鍛錬される。
・上記第4および第5実施形態では、運動モードとして、右半身強化モードおよび左半身強化モードおよび左右バランスモードを設けたが、これら運動モードの少なくとも1つに代えてまたは加えて次の運動モードを設けることもできる。すなわち、着座部61の動作状態および可動部72の動作状態およびエアバッグ76の動作状態を合わせて変更する運動モードを追加することもできる。
・上記各実施形態では、保持部の接触部として使用者Bの腰Lに接触するものを採用したが、これに代えて、次の(A)または(B)の接触部を採用することもできる。
(A)使用者Bの肩甲骨付近に接触する接触部。
(B)使用者Bの背中全体に接触する接触部。
(A)使用者Bの肩甲骨付近に接触する接触部。
(B)使用者Bの背中全体に接触する接触部。
・上記各実施形態では、使用者Bが着座部に跨る騎乗型の着座部を採用したが、これに代えて使用者Bが着座部に足を揃えて座る椅子型の着座部を採用することもできる。図22に、そうした揺動型運動装置の一例を示す。
図22(a)に示されるように、この揺動型運動装置500の運動部560は、椅子型の着座部561と、使用者Bが操作するための操作部564と、着座部561に対して回転可能な保持部570とを含む。保持部570は、幅方向Xに沿うように着座部561の後方に設けられた基礎部571と、基礎部571を回転軸として基礎部571のまわりで回転運動する可動部572とを含む。
図22(b)に示されるように、可動部572を基礎部571のまわりで前転方向に回転させたとき、着座部561と保持部570との相対的な関係は、使用者Bの腰Lを前方に押すことのできるものとなる。また、図22(c)に示されるように、可動部572を基礎部571のまわりで後転方向に回転させたとき、着座部561と保持部570との相対的な関係は、使用者Bが後傾姿勢をとることを許容するものとなる。
・上記各実施形態において、背筋モードの内容を次のように変更することもできる。すなわち、使用者Bが前傾姿勢のときには後傾姿勢のときと比較して、使用者Bの姿勢が安定した状態にある。このため、使用者Bが前傾姿勢となる背筋モードにおいては、揺動機構の動作速度を比較的大きなものとしても、使用者Bは安定した姿勢を維持しつつ揺動運動に対して身体のバランスをとることができる。そこで背筋モードとして、動作速度が相対的に小さい弱背筋モードと、動作速度が相対的に大きい強背筋モードとを設ける。強背筋モードが選択されたときには、弱背筋モードおよび腹筋モードおよび通常モードよりも早い動作速度で揺動機構が動作するため、背筋を鍛錬する度合いが高くなる。なお、ここでの動作速度は、例えば、揺動運動が行われる期間の動作速度の平均値または揺動運動が行われる期間の動作速度の最大値として定義される。
・上記各実施形態において、以下の(A)〜(D)の運動モードの少なくとも1つを各実施形態の運動モードに代えてまたは加えて設けることもできる。
(A)腹筋モードに代えてまたは加えて、着座部の水平状態と前傾状態とを所定の時間毎に繰り返す運動モード。
(B)背筋モードに代えてまたは加えて、着座部の水平状態と後傾状態とを所定の時間毎に繰り返す運動モード。
(C)腹筋モードと背筋モードとを所定の時間毎に繰り返す運動モード。
(D)揺動運動が行われた時間に応じて着座部の動作状態および保持部の動作状態の少なくとも一方を変更する運動モード。
(A)腹筋モードに代えてまたは加えて、着座部の水平状態と前傾状態とを所定の時間毎に繰り返す運動モード。
(B)背筋モードに代えてまたは加えて、着座部の水平状態と後傾状態とを所定の時間毎に繰り返す運動モード。
(C)腹筋モードと背筋モードとを所定の時間毎に繰り返す運動モード。
(D)揺動運動が行われた時間に応じて着座部の動作状態および保持部の動作状態の少なくとも一方を変更する運動モード。
・図23のテーブルに、各実施形態および各変形例の特徴のまとめを示す。
(A)着座部の項目について、「姿勢変化」は保持部に対する着座部の姿勢が変化することを、また「位置変化」は保持部に対する着座部の位置が変化することを、「形状変化」は保持部に対する着座部の形状が変化することをそれぞれ示している。
(B)保持部の項目について、「姿勢変化」は着座部に対する保持部の姿勢が変化することを、また「位置変化」は着座部に対する保持部の位置が変化することを、「形状変化」は着座部に対する保持部の形状が変化することをそれぞれ示している。
(C)側面支持部の項目について、「あり」は保持部に側面支持部が設けられていることを、また「−」は保持部に側面支持部が設けられていないことをそれぞれ示している。
(D)協調制御の項目について、「あり」は着座部および保持部および側面支持部の少なくとも2つの間で協調制御が行われることを、また「−」は協調制御が行われないことをそれぞれ示している。
(E)図面の項目は、各実施形態および各変形例に対応する図面の番号を示している。
(A)着座部の項目について、「姿勢変化」は保持部に対する着座部の姿勢が変化することを、また「位置変化」は保持部に対する着座部の位置が変化することを、「形状変化」は保持部に対する着座部の形状が変化することをそれぞれ示している。
(B)保持部の項目について、「姿勢変化」は着座部に対する保持部の姿勢が変化することを、また「位置変化」は着座部に対する保持部の位置が変化することを、「形状変化」は着座部に対する保持部の形状が変化することをそれぞれ示している。
(C)側面支持部の項目について、「あり」は保持部に側面支持部が設けられていることを、また「−」は保持部に側面支持部が設けられていないことをそれぞれ示している。
(D)協調制御の項目について、「あり」は着座部および保持部および側面支持部の少なくとも2つの間で協調制御が行われることを、また「−」は協調制御が行われないことをそれぞれ示している。
(E)図面の項目は、各実施形態および各変形例に対応する図面の番号を示している。
1…揺動型運動装置、20…揺動機構、60…着座部、70,80…保持部、76…エアバッグ、76A…接触面。
Claims (16)
- 使用者が腰を載せるための着座部と、この着座部を揺動運動させる揺動機構とを備える揺動型運動装置において、
腰の背面、および腰の側面、および腰よりも上の背面、および腰よりも上の側面の少なくとも一箇所において使用者に接触する保持部を備え、前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することにより使用者の腰の姿勢を変えることができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項1に記載の揺動型運動装置において、
前記保持部の動作状態を変更することにより、前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項2に記載の揺動型運動装置において、
前記保持部の動作状態の変更として、前記着座部に対する前記保持部の傾きを変更することができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項2または3に記載の揺動型運動装置において、
前記保持部の動作状態の変更として、前記着座部の奥行方向において前記着座部に対する前記保持部の位置を変更することができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項2〜4のいずれか一項に記載の揺動型運動装置において、
前記保持部の動作状態の変更として、前記保持部を膨張および収縮させることができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の揺動型運動装置において、
前記着座部の動作状態を変更することにより、前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更することができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項6に記載の揺動型運動装置において、
前記着座部の動作状態の変更として、前記保持部に対する前記着座部の傾きを変更することができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項6または7に記載の揺動型運動装置において、
前記着座部の動作状態の変更として、前記着座部の奥行方向において前記保持部に対する前記着座部の位置を変更することができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項6〜8のいずれか一項に記載の揺動型運動装置において、
前記着座部の動作状態の変更として、前記着座部を膨張および収縮させることができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の揺動型運動装置において、
前記着座部が揺動運動しているときに前記着座部と前記保持部との相対的な関係を変更する
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の揺動型運動装置において、
前記着座部が前方かつ下方に向けて傾斜する前傾状態となるとき、使用者の腰を前方に押すように前記保持部の動作状態を変更する
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載の揺動型運動装置において、
前記保持部と前記着座部との相対的な関係を設定するための複数の運動モードを備える
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項1〜12のいずれか一項に記載の揺動型運動装置において、
前記保持部は、接触面により使用者の腰の側面を支持するための側面支持部を含む
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項13に記載の揺動型運動装置において、
前記保持部の動作状態の変更として、前記着座部の幅方向において前記着座部に対する前記側面支持部の接触面の位置を変更することができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項13または14に記載の揺動型運動装置において、
前記着座部が後方かつ下方に向けて傾斜する後傾状態となるとき、使用者の腰の姿勢を保持するように前記側面支持部の動作状態を変更する
ことを特徴とする揺動型運動装置。 - 請求項1〜15のいずれか一項に記載の揺動型運動装置において、
前記着座部に対する前記保持部の高さを変更することができる
ことを特徴とする揺動型運動装置。
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