JP2012052066A - 活性エネルギー線硬化型インク組成物、インクジェット記録方法及びインクジェット印画物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】着色剤(A)、分散剤(B)、重合性化合物(C)、及び水を含有し、前記分散剤(B)が、ベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を有する疎水性繰り返し単位(a)と、イオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)と、ノニオン性基を有する親水性繰り返し単位(c)と、を有する、ことを特徴とする活性エネルギー線硬化型インク組成物からなる。
【選択図】なし
Description
例えば、特許文献2には、膜強度等を向上させる目的で、側鎖に架橋結合可能な基を有する高分子化合物を含む水性インクが開示されている。
また、特許文献2の方法では、膜強度と、基板密着性の両立に関してはまだ改良の余地がある。
項1.着色剤(A)、分散剤(B)、重合性化合物(C)、及び水を含有し、前記分散剤(B)が、ベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を有する疎水性繰り返し単位(a)と、イオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)と、
ノニオン性基を有する親水性繰り返し単位(c)と、を有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型インク組成物。
項2.前記疎水性繰り返し単位(a)が下記一般式(1)で表されることを特徴とする項1に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
L1は単結合、―COO−、−OCO−、−CONR2−又はフェニレン基を表し、R2は水素原子又はアルキル基を表す。
L2は単結合又はアルキレン基、アルケニレン基、−CO−、−NR3−、−O−、−S−、−SO−及び―SO2−からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、R3は水素原子又はアルキル基を表す。Arはベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を表す。*は結合部位を表す。)
本発明の活性エネルギー線硬化型インク組成物は、着色剤(A)、分散剤(B)、重合性化合物(C)、及び水を含有し、前記分散剤(B)が、ベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を有する疎水性繰り返し単位(a)と、イオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)と、ノニオン性基を有する親水性繰り返し単位(c)と、を有する、ことを特徴とする活性エネルギー線硬化型インク組成物である。
本発明における分散剤(B)について詳細に説明する。
本発明における分散剤とは、ベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を有する疎水性繰り返し単位(a)と、イオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)と、ノニオン性基を有する親水性繰り返し単位(c)とを含む構造であれば限定的ではなく、前記疎水性繰り返し単位(a)、親水性繰り返し単位(b)又は親水性繰り返し単位(c)以外の他の繰り返し単位を含んでいてもよい。尚、以下「ベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を有する疎水性繰り返し単位(a)」を単に「疎水性繰り返し単位(a)」、「イオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)」を単に「親水性繰り返し単位(b)」、「ノニオン性基を有する親水性繰り返し単位(c)」を単に「親水性繰り返し単位(c)」ともいう。
本発明の分散剤(B)を構成する疎水性繰り返し単位(a)について説明をする。本発明の疎水性とは、疎水性の繰り返し単位を有することにより、分散剤の水に対する疎水性を高めるものであれば限定的ではない。
本発明の分散剤は、ベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を有する疎水性繰り返し単位(a)を含む。本発明の疎水性繰り返し単位(a)は単独又は2種以上を混合して用いることができる。
L1は単結合、―COO−、−OCO−、−CONR2−又はフェニレン基を表し、R2は水素原子又はアルキル基を表す。
L2は単結合又はアルキレン基、アルケニレン基、−CO−、−NR3−、−O−、−S−、−SO−及び―SO2−からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、R3は水素原子又はアルキル基を表す。Arはベンゼン環を含む化合物、あるいは、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物又は複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を表す。*は結合部位を表す。
本発明の分散剤(B)を構成する親水性繰り返し単位について説明をする。本発明における親水性とは、親水性繰り返し単位を含有することにより、分散剤の水に対する親水性を高めるものであれば限定的ではない。
本発明のイオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)は、アニオン性又はカチオン性を有する親水性の繰り返し単位であれば限定的ではないが、アニオン性基を含むことが好ましい。本発明のイオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)は単独又は2種以上を混合して用いることができる。
前記イオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)におけるスルホン酸基を有するモノマーとしては、例えば、p−スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、3−スルホプロピル(メタ)アクリル酸エステル、ビス−(3−スルホプロピル)−イタコン酸エステル等が挙げられる。
前記イオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)におけるリン酸基を有するモノマーとしては、例えば、ビニルホスホン酸、ビニルホスフェート、ビス(メタクリロキシエチル)ホスフェート、ジフェニル−2−アクリロイルオキシエチルホスフェート、ジフェニル−2−メタクリロイルオキシエチルホスフェート、ジブチル−2−アクリロイルオキシエチルホスフェート等が挙げられる。
これらの具体例の中でも、アニオン性基含有モノマーのうちカルボキシル基を含むものが好ましく、アクリル酸又はメタクリル酸が特に好ましい。
アンモニウム塩含有モノマーとしては、例えば、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート四級化物、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート四級化物、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート四級化物等が挙げられる。
本発明のノニオン性基を有する親水性繰り返し単位(c)としては、ノニオン性親水性基とを有していれば特に制限はなく、公知のモノマー類を用いることができる。本発明のノニオン性基を有する親水性繰り返し単位(c)は単独又は2種以上を混合して用いることができる。
アミドを有するものとしては、アクリルアミド、メタクリルアミド、n−イソプロピルアクリルアミドが挙げられる。
水酸基を有するものとしては、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートが挙げられる。
[−(R11−O)n−R12]で表される基を有するものとしては、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ブトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等が挙げられる。
重合の開始方法はラジカル開始剤を用いる方法、活性エネルギー線又は放射線を照射する方法等がある。これらの重合方法、重合の開始方法は、例えば鶴田禎二「高分子合成方法」改定版(日刊工業新聞社刊、1971)や大津隆行、木下雅悦共著「高分子合成の実験法」化学同人、昭和47年刊、124〜154頁に記載されている。
上記重合方法のうち、特にラジカル開始剤を用いた溶液重合法が好ましい。溶液重合法で用いられる溶剤は、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノールのような種々の有機溶剤の単独あるいは2種以上の混合物でも良いし、水との混合溶媒としても良い。
重合温度は生成する分散剤の分子量、開始剤の種類などと関連して設定する必要があり、通常、0℃〜100℃程度であるが、50〜100℃の範囲で重合を行うことが好ましい。
反応圧力は、適宜選定可能であるが、通常は、1〜100kg/cm2、特に、1〜30kg/cm2程度が好ましい。反応時間は、5〜30時間程度である。得られたポリマーは再沈殿などの精製を行っても良い。
本発明のインク組成物は、着色剤(A)を含有する。
本発明の顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、有機顔料、無機顔料のいずれであってもよい。
有機顔料としては、例えば、アゾ顔料、多環式顔料、染料キレート、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック、などが挙げられる。これらの中でも、アゾ顔料、多環式顔料などがより好ましい。アゾ顔料としては、例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料、などが挙げられる。前記多環式顔料としては、例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料、などが挙げられる。染料キレートとしては、例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレート、などが挙げられる。
上記の顔料は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
前記顔料は、単独で用いても複数併用してもよい。
本発明における活性エネルギー線硬化型インク組成物は、重合性化合物(C)を含む。重合性化合物としては、公知の重合性化合物を使用することができる。本発明の重合性化合物は、限定的ではないが、エチレン性不飽和結合を有する水溶性化合物の少なくとも1種を含有することが好ましい。
―エチレン性不飽和結合を有する水溶性化合物―
エチレン性不飽和結合を有する化合物は、分子中にラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を少なくとも1つ有する水溶性化合物であれば、どのようなものでもよく、モノマー、オリゴマー、ポリマー等の化学形態を持つものが含まれる。
前記水溶性とは、限定的ではないが、25℃において蒸留水に2質量%以上溶解する化合物を意味する。
エチレン性不飽和結合を有する化合物は1種のみ用いてもよく、また目的とする特性を向上するために任意の比率で2種以上を併用してもよい。2種以上併用して用いることが、反応性、物性などの性能を制御する上で好ましい。またインクの吐出安定性の観点から、水に対する溶解性が良く、且つ、インク組成物中に析出しにくい化合物を用いることが好ましい。
前記エチレン性不飽和結合を有する化合物が、オリゴ又はポリ(アルキレンオキシ)鎖を有する場合、アルキレンオキシ単位のユニットの数は1〜10の範囲であることが好ましく、より好ましくは1〜5の範囲である。ユニットの数が10以下であることで硬化した時の皮膜の硬度や被記録媒体に対する密着性等が向上する。
またオリゴ又はポリ(アルキレンオキシ)鎖におけるアルキレンオキシ基の炭素数としては2〜4であることが好ましく、2又は3であることがより好ましい。
ム塩などのイオン性基を有する化合物も好ましく用いられる。
本発明においてエチレン性不飽和結合を有する化合物は、1種単独でも、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらに、単官能、2官能以上の多官能モノマーの少なくとも2種のエチレン性不飽和結合を有する化合物を併用する態様が、安全性を維持しつつ、更に、感度、滲み、被記録媒体との密着性をより改善することができるという観点から好ましい。
<重合開始剤>
α−アミノケトン系化合物に含まれる化合物の例としては、2−メチル−1−フェニル−2−モルホリノプロパン−1−オン、2−メチル−1−[4−(ヘキシル)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1−オン、2−エチル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン−1等が挙げられる。また、BASFジャパン社製のイルガキュアシリーズ、例えばイルガキュア907、イルガキュア369、イルガキュア379等の市販品としても入手可能であり、これらもα−アミノケトン系化合物に含まれる化合物である。
例えば、ベンジルジメチルケタール、グリオキサル酸フェニル及びその誘導体、二量体グリオキサル酸フェニル、ペルエステル類、
例えば、ベンゾフェノンテトラカルボン酸ペルエステル類(例えば、EP1126541に記載のもの)、ハロメチルトリアジン類、例えば、2−〔2−(4−メトキシ−フェニル)−ビニル〕−4,6−ビス−トリクロロメチル〔1,3,5〕トリアジン、2−(4−メトキシ−フェニル)−4,6−ビス−トリクロロメチル〔1,3,5〕トリアジン、2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−4,6−ビス−トリクロロメチル〔1,3,5〕トリアジン、2−メチル−4,6−ビス−トリクロロメチル〔1,3,5〕トリアジン、ヘキサアリールビスイミダゾール/共同開始剤系、例えば、2−メルカプトベンゾチアゾールと組合せたオルト−クロロヘキサフェニル−ビスイミダゾール;フェロセニウム化合物又はチタノセン類(titanocenes)、
例えば、ジシクロペンタジエニル−ビス(2,6−ジフルオロ−3−ピロロ−フェニル)チタン;例えば、GB2,339,571に記載のO−アシルオキシムエステル化合物を使用することもできる。共同開始剤として、ホウ酸化合物を使用することもできる。
本発明におけるインク組成物は、水を含むものである。好ましい水の含有量としては、インク組成物全量に対して、1質量%〜70質量%が好ましく、2質量%〜60質量%がより好ましく、5質量%〜50質量%が特に好ましい。また、本発明のインク組成物は、水を含むものであるが、後述する水溶性有機媒体を更に含むことができる。前記水溶性有機溶剤は乾燥防止剤、浸透促進剤として含有することができる。
エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノエチル(又はブチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−エチルモルホリン等の複素環類、
スルホラン、ジメチルスルホキシド、3−スルホレン等の含硫黄化合物、ジアセトンアルコール、ジエタノールアミン等の多官能化合物、尿素誘導体等が挙げられる。中でも、乾燥防止剤としては、グリセリン、ジエチレングリコール等の多価アルコールが好ましい。また、上記の乾燥防止剤は単独で用いても、2種以上併用しても良い。
尚、水溶性有機溶媒は、単独で用いてもよく、二種類以上を併用してもよい。
本発明の水系着色剤分散物中の前記水性液媒体の含有量としては、1質量%〜70質量%が好ましく、2質量%〜60質量%がより好ましく、5質量%〜50質量%が特に好ましい。
水性液媒体の含有量を前記範囲とすることにより、着色剤分散物の乾燥速度、被着体への浸透性、及び粘度等の液物性を適切な状体に調製することができる。
本発明のインク組成物は、上記成分に加え、必要に応じてその他の添加剤を含むことができる。その他の添加剤としては、例えば、紫外線吸収剤、褪色防止剤、防黴剤、pH調整剤、防錆剤、酸化防止剤、乳化安定剤、防腐剤、消泡剤、粘度調整剤、分散安定剤、キレート剤、表面張力調整剤等の公知の添加剤等の公知の添加剤が挙げられる。
また、具体的には特開2007−100071号公報の段落番号[0153]〜[0162]に記載のその他の添加剤などが挙げられる。
各種添加剤は、インク組成物を調製後に直接添加してもよく、インク組成物の調製時に添加してもよい。
界面活性剤としては、分子内に親水部と疎水部を合わせ持つ構造を有する化合物等が好ましく、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤のいずれも使用可能である。更には、高分子物質(高分子分散剤)を界面活性剤としても使用することもできる。
アニオン性界面活性剤の具体例としては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、ナトリウムジオクチルスルホサクシネート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテ硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、t−オクチルフェノキシエトキシポリエトキシエチル硫酸ナトリウム塩等が挙げられる。
界面活性剤は、1種単独で又は2種以上を併用することができる。界面活性剤のインク組成物中における含有量は、特に制限はなく、1質量%以上が好ましく、より好ましくは1〜10質量%、更に好ましくは1〜3質量%である。
工程(2):前記有機溶媒(D)を除去する工程
前記工程(1)では、まず、前記分散剤(B)を有機溶媒(D)に溶解、又は分散させ、これらの混合物(II)を得る(混合工程)。次に着色剤(A)、塩基性物質を含み水を主成分とする溶液(III)、水、及び必要に応じて界面活性剤等を、前記混合物(II)に加えて混合、分散処理し、水中油型の着色剤分散物を得る。
中和度には、特に限定がない。通常、最終的に得られる着色剤分散物の液性が中性、例えば、pHが4.5〜10であることが好ましい。前記水不溶性ビニルポリマーの望まれる中和度により、pHを決めることもできる。
また、これらの有機溶媒(D)は、単独で用いても複数併用してもよい。
なお、混練、分散についての詳細は、T.C. Patton著”Paint Flow and Pigment Dispersion”(1964年 John Wiley and Sons社刊)等に記載されている。
また、必要に応じて、縦型若しくは横型のサンドグラインダー、ピンミル、スリットミル、超音波分散機等を用いて、0.01〜1mmの粒径のガラス、ジルコニア等でできたビーズで微分散処理を行なうことにより得ることができる。
前記着色剤の分散粒子の平均粒径は、動的光散乱法を用いて測定した値を採用する。
本発明のインクジェット記録方法、及び該インクジェット記録方法に適用しうるインクジェット記録装置について、以下説明する。
本発明のインクジェット記録方法は、上記工程を含むことにより、記録媒体上において硬化したインク組成物により画像が形成される。
本発明のインクジェット記録方法に用いられるインクジェット記録装置としては、特に制限はなく、目的とする解像度を達成しうる公知のインクジェット記録装置を任意に選択して使用することができる。即ち、市販品を含む公知のインクジェット記録装置であれば、いずれも、本発明のインクジェット記録方法の活性エネルギー線硬化型インク組成物をインクジェット記録装置により吐出する工程における記録媒体へのインクの吐出を実施することができる。
インク供給系は、例えば、本発明のインク組成物を含む元タンク、供給配管、インクジェットヘッド直前のインク供給タンク、フィルター、ピエゾ型のインクジェットヘッドからなる。ピエゾ型のインクジェットヘッドは、1〜100pl、好ましくは、8〜30plのマルチサイズドットを、例えば、320×320〜4000×4000dpi、好ましくは、400×400〜1600×1600dpi、より好ましくは、720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動することができる。なお、本発明でいうdpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。
記録媒体上に吐出されたインク組成物は、活性エネルギー線を照射することによって硬化する。これは、本発明のインク組成物に含まれるラジカル重合開始剤が活性エネルギー線の照射により分解して、ラジカルなどの開始種を発生し、その開始種の機能により特定ヘテロ環式化合物や、所望により併用される他の重合性化合物の重合反応が起こり、促進されるためである。このとき、インク組成物においてラジカル重合開始剤と共に増感色素が存在すると、系中の増感色素が活性エネルギー線を吸収して励起状態となり、ラジカル重合開始剤と接触することによってその分解を促進させ、より高感度の硬化反応を達成させることができる。
更に、活性エネルギー線は、露光面照度が、例えば、10〜2,000mW/cm2、好ましくは、20〜1,000mW/cm2で照射されることが適当である。
活性エネルギー線の照射条件並びに基本的な照射方法は、特開昭60−132767号公報に開示されている。具体的には、インクの吐出装置を含むヘッドユニットの両側に光源を設け、いわゆるシャトル方式でヘッドユニットと光源を走査することによって行われる。活性エネルギー線の照射は、インク着弾後、一定時間(例えば、0.01〜0.5秒、好ましくは、0.01〜0.3秒、より好ましくは、0.01〜0.15秒)をおいて行われることになる。このようにインク着弾から照射までの時間を極短時間に制御することにより、記録媒体に着弾したインクが硬化前に滲むことを防止するこが可能となる。また、多孔質な記録媒体に対しても光源の届かない深部までインクが浸透する前に露光することができるため、未反応モノマーの残留を抑えられ、その結果として臭気を低減することができる。
攪拌機、冷却管を備えた500mlの三口フラスコにメチルエチルケトン55gを加え窒素雰囲気下で75℃に加熱し、ここにメチルエチルケトン55gに分散剤を構成するモノマーとして、メタクリル酸ベンジルを40.8g(0.231モル等量)、メタクリル酸を4.8g(0.056モル等量)、ブレンマーPE−200(日本油脂社製)を2.4g(0.008モル等量)と、開始剤としてジメチル2,2’−アゾビスイソブチレート1.2gを溶解した溶液を3時間かけて滴下した。滴下終了後、さらに1時間反応した後メチルエチルケトン2gにジメチル2,2’−アゾビスイソブチレート0.36gを溶解した溶液を加え、78℃に昇温し4時間加熱した。得られた反応溶液は大過剰量のヘキサンに2回再沈殿し、析出したポリマーを乾燥して(P−1)を43g得た。
得られたポリマーの組成は1H−NMRで確認し、GPCより求めた重量平均分子量(Mw)は29000であった。
ピグメントブルー15:3(PB15:3、大日精化株式会社製 フタロシアニンブル−A220) 10質量部と、前記(P−1)5質量部と、メチルエチルケトン42質量部と、1規定 NaOH水溶液 5.5質量部と、イオン交換水87.2質量部を混合し、ビーズミルで0.1mmΦジルコニアビーズを使い、2〜6時間分散した。
得られた分散物を減圧下55℃でメチルエチルケトンを除去し、さらに一部の水を除去することにより、顔料濃度が10.2質量%の顔料(着色剤)分散物を得た。さらに、遠心分離機(05P−21、日立製作所製)により30分5000rpmで遠心分離させた後、顔料濃度15質量%になるようにイオン交換水を添加し顔料分散液を調製し、2.5μmのメンブレンフィルター(アドバンテック社製)を用いて加圧ろ過させた後、顔料濃度4質量%になるようにイオン交換水を添加し、本発明の着色剤分散物(D−1)を得た。
上記で得られた顔料分散物(D−1)を用いて、下記の組成よりなる活性エネルギー線硬化型インク組成物を調製した。得られた組成物をインク組成物(S−1)とした。
顔料分散物(D−1) 40質量部
例示化合物1−1(重合開始剤、下記構造) 3質量部
例示化合物2−1(重合性化合物、下記構造) 10質量部
例示化合物2−8(重合性化合物、下記構造) 10質量部
グリセリン 7質量部
ジエチレングリコール 9質量部
トリエタノールアミン 1質量部
オルフィンE1010(日信化学工業(株)製) 1質量部
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 9質量部
イオン交換水 残量
王子製紙(株)製OKトップコート+(記録媒体)を500mm/秒で稼動するステージ上に固定した。その後、走査方向に対して斜め(75.5度)に配置して固定してあるリコー社製GELJET GX5000プリンターヘッドで解像度1200×1200dpi、打滴量2.4pL、ライン方式でインク組成物(S−1)〜(S−10)の各々の画像をベタ印画した。印画直後、60℃で3秒間乾燥させ、さらにUVランプ(商品名:アイグラフィック(株)社製、メタルハライドランプ)を用いて、露光量2.5J/cm2露光して定着処理を実施し、印画サンプルを得た。
平均粒径の測定
ナノトラック粒度分布測定装置 UPA−EX150(日機装(株)製)を用い、動的光散乱法により得られた顔料分散物の体積平均粒径を測定した。この結果を下表に示す。測定条件:分散物10μlに対しイオン交換水10ccを加え、測定用溶液を調製し、25℃で測定した。評価は以下の基準とする。
―基準―
A:平均粒径が70nm以上100nm未満
B:平均粒径が100nm以上130nm未満
C:平均粒径が130nm以上200nm未満
D:平均粒径が200nm以上
前記インクジェット記録方法にて得られた全面にベタ印画された画像が形成されたA5サイズのサンプルを25℃、50%RHの環境下に72時間放置した。放置後のサンプルのベタ画像表面に、長さ3cmのセロテープ(登録商標)(LP−12、ニチバン株式会社製)を貼り、5秒後にセロテープ(登録商標)を剥離させた。その後、サンプルと剥離させたセロテープ(登録商標)を目視で観察し、下記の評価基準にしたがって評価した。
―基準―
A:テープへの色の付着がなく、サンプルのベタ画像の劣化も認められなかった。
B:テープには色が付着したが、サンプルのベタ画像の劣化は認められなかった。
C:テープには色が付着し、サンプルのベタ画像の劣化も認められた。
D:テープの半分以上の面積に色が付着し、サンプルのベタ画像が脱落し、紙面が露出した。
上記インクジェット記録方法で得られた画像を、王子製紙(株)製OKトップコート+を文鎮(重量470g、サイズ15mm×30mm×120mm、荷重260kg/m2に相当)に巻きつけたもので、印画サンプルを3往復擦って画像はがれを目視で観察し、下記評価基準にしたがって評価した。
尚、3往復で画像はがれが確認できなかった場合には、更に6往復まで擦った。
結果を下表に示す。
―基準―
A :6往復擦りでも画像のはがれが視認できなかった。
B :4往復擦りで印画サンプル面に画像のはがれが視認できなかったが、6往復擦りでは確認できた。
C :2往復擦りで印画サンプル面に画像のはがれが視認できなかったが、4往復擦りでは確認できた。
D :2往復擦りで印画サンプル面に画像のはがれが視認できた。
Claims (10)
- 着色剤(A)、分散剤(B)、重合性化合物(C)、及び水を含有し、
前記分散剤(B)が、
ベンゼン環を含む化合物、又は、
芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を有する疎水性繰り返し単位(a)と、
イオン性基を有する親水性繰り返し単位(b)と、
ノニオン性基を有する親水性繰り返し単位(c)と、
を有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型インク組成物。 - 前記疎水性繰り返し単位(a)が下記一般式(1)で表されることを特徴とする請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
(式(1)中、R1は水素原子又はメチル基を指す。
L1は単結合、―COO−、−OCO−、−CONR2−又はフェニレン基を表し、R2は水素原子又はアルキル基を表す。
L2は単結合又はアルキレン基、アルケニレン基、−CO−、−NR3−、−O−、−S−、−SO−及び―SO2−からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、R3は水素原子又はアルキル基を表す。Arはベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基を表す。*は結合部位を表す。) - 前記イオン性基がアニオン性基であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
- 前記アニオン性基がカルボキシル基、リン酸基およびスルホン酸基からなる群から選ばれる少なくとも1種の基であることを特徴とする請求項3に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
- 前記ノニオン性基が[−(R11−O)n−R12]で表される基(R11はアルキレン基を表し、R12はアルキル基又は水素原子を表し、nは1〜6の整数を表す。)であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
- 前記ベンゼン環を含む化合物、又は、芳香族炭化水素環が縮環した多環式化合物、複素単環化合物もしくは複素環が縮環した複素多環式化合物から水素原子を1つ除いた残基が、下記式(W−1)〜(W−15)のいずれかで表されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
(*は結合部位を表す。) - 前記着色剤(A)が顔料であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
- 前記重合性化合物(C)が(メタ)アクリルアミド又は(メタ)アクリレートであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
- 記録媒体上に、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物をインクジェット記録装置により吐出する工程、
及び、吐出されたインク組成物に活性エネルギー線を照射して該インク組成物を硬化する工程、
を含むインクジェット記録方法。 - 請求項9に記載のインクジェット記録方法によって印画されたことを特徴とするインクジェット印画物。
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